JP3362146B2 - 再生装置および記録再生装置 - Google Patents

再生装置および記録再生装置

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JP3362146B2
JP3362146B2 JP17361096A JP17361096A JP3362146B2 JP 3362146 B2 JP3362146 B2 JP 3362146B2 JP 17361096 A JP17361096 A JP 17361096A JP 17361096 A JP17361096 A JP 17361096A JP 3362146 B2 JP3362146 B2 JP 3362146B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/94Signal drop-out compensation
    • H04N5/945Signal drop-out compensation for signals recorded by pulse code modulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号を
複数のトラックに記録するに際して、前記ディジタル信
号を所定単位のブロックに分割し、少なくとも1つのブ
ロックが1つのトラックに含まれるように、複数のトラ
ック間で複数のブロック中の信号に対してインターリー
ブを施して誤り訂正符号化を行ったデータを記録してあ
る記録媒体からデータを再生する再生装置、および、こ
の再生装置とインターリーブを施す装置と記録処理装置
とを含めた記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来提案されている再生装置または記録
再生装置では、誤り訂正符号において訂正不能であった
場合、周囲の信号から補間を行ういわゆる誤り修正を施
して出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報源
符号化が行われた画像信号を入力信号として、記録再生
を行う場合、誤り訂正符号において訂正不能であった場
合、周囲の信号から補間を行ういわゆる誤り修正を行う
ためには、情報源符号化装置および復号装置の少なくと
も一部を必要とするため、回路規模が非常に大規模で非
現実的なものとなるという課題があった。そして、誤り
修正を行わないと、画面にノイズが現れて画質が劣化す
ることを防止することができないという課題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、訂正不能であった信号を出力しない
ようにするのに非常に小さな規模の回路によって実現す
ることができ、かつ、画面に現れるノイズを低減して画
質の向上を図ることのできる再生装置および記録再生装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る再生装置および記録再生装置は、再生
信号の第1の誤り訂正符号を復号する第1の誤り訂正符
号復号装置と、トラック間に渡るインターリーブを解く
ためのメモリと、前記再生信号の第2の誤り訂正符号を
復号する第2の誤り訂正符号復号装置と、 インターリー
ブを制御して前記第2の誤り訂正符号復号装置に前記メ
モリ内のデータを入出力させるようにデータを制御した
後、前記第2の誤り訂正符号復号装置が訂正不能である
信号を出力した場合に前記インターリーブを施している
ブロックの信号のうち、前記第1の誤り訂正符号復号装
置において、訂正不能のシンクブロックおよび訂正個数
が所定数t個(tは自然数)以上であったシンクブロッ
クのみを出力しないように前記メモリの制御を行うメモ
リコントロール装置とを備えていることを特徴としてい
る。以上の構成により、訂正不能であった信号を出力し
ないようにするのに非常に小さな規模の回路によって実
現することができ、かつ、画面に現れるノイズを低減し
て画質の向上を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の再生装置
は、ディジタル信号を複数のトラックに記録するに際し
て、前記ディジタル信号を所定単位のブロックに分割
し、少なくとも1つのブロックが1つのトラックに含ま
れるように、複数のトラック間で複数のブロック中の信
号に対してインターリーブを施して第2の誤り訂正符号
化を行い、さらに、前記ブロックを複数のシンクブロッ
クに分割し、前記シンクブロックのデータに対して第1
の誤り訂正符号化を行ったデータをシンクブロック単位
で連続してトラックに記録してある記録媒体から前記デ
ータを再生する再生装置であって、再生信号の第1の誤
り訂正符号を復号する第1の誤り訂正符号復号装置と、
トラック間に渡るインターリーブを解くためのメモリ
と、前記再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2
の誤り訂正符号復号装置と、インターリーブを制御して
前記第2の誤り訂正符号復号装置に前記メモリ内のデー
タを入出力させるようにデータを制御した後、前記第2
の誤り訂正符号復号装置が訂正不能である信号を出力し
た場合に前記インターリーブを施しているブロックの信
号のうち、前記第1の誤り訂正符号復号装置において、
訂正不能のシンクブロックおよび訂正個数が所定数t個
(tは自然数)以上であったシンクブロックのみを出力
しないように前記メモリの制御を行うメモリコントロー
ル装置とを備えていることを特徴としている。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】請求項1の再生装置においては、上記同様
に、訂正不能であった信号を出力しないようにするのに
非常に小さな規模の回路により実現可能とし、画面に現
れるノイズを低減して画質を向上する。
【0014】本発明に係る請求項2の再生装置は、上記
請求項1において、第1の誤り訂正符号化における最小
距離をd1とした場合に、訂正個数tがd1/2を超え
ない最大の整数であることを特徴としている。請求項2
の再生装置においては、上記同様に、訂正不能であった
信号を出力しないようにするのに非常に小さな規模の回
路により実現可能とし、画面に現れるノイズを低減して
画質を向上する。
【0015】本発明に係る請求項3の再生装置は、上記
請求項1において、第1の誤り訂正符号化における最小
距離をd1とした場合に、訂正個数tが(d1/2)−
1を超えない最大の整数であることを特徴としている。
請求項3の再生装置においては、上記同様に、訂正不能
であった信号を出力しないようにするのに非常に小さな
規模の回路により実現可能とし、画面に現れるノイズを
低減して画質を向上する。また、誤り訂正率が向上す
る。
【0016】本発明に係る請求項4の記録再生装置は、
上記請求項1に記載のインターリーブを施す装置と、前
記インターリーブを施す装置からの信号を記録に適した
信号に変換する記録処理装置と、請求項1または請求項
2または請求項3に記載の再生装置とを備えていること
を特徴としている。請求項4の記録再生装置において
は、上記同様に、訂正不能であった信号を出力しないよ
うにするのに非常に小さな規模の回路により実現可能と
し、画面に現れるノイズを低減して画質を向上する。
【0017】本発明に係る請求項5の再生装置は、ディ
ジタル信号を複数のトラックに記録するに際して、前記
ディジタル信号を所定単位のブロックに分割し、少なく
とも1つのブロックが1つのトラックに含まれるよう
に、複数のトラック間で複数のブロック中の信号に対し
てインターリーブを施して第2の誤り訂正符号化を行
い、さらに、前記ブロックを複数のシンクブロックに分
割し、前記シンクブロックのデータに対して第1の誤り
訂正符号化を行ったデータをシンクブロック単位で連続
してトラックに記録してある記録媒体から前記データを
再生する再生装置であって、再生信号の第1の誤り訂正
符号を復号する第1の誤り訂正符号復号装置と、トラッ
ク間に渡るインターリーブを解くためのメモリと、前記
再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤り訂
正符号復号装置と、前記第1の誤り訂正符号のパリティ
信号の書き込みおよび読み出しを制御し、インターリー
ブを制御して前記第2の誤り訂正符号復号装置に前記メ
モリ内のデータを入出力させるようにデータを制御した
後、前記メモリからシンクブロック単位で出力するよう
に前記メモリを制御するメモリコントロール装置と、前
記メモリからシンクブロック単位で出力されたデータに
対して、さらに第1の誤り訂正符号を復号し、訂正不能
の場合にはそのデータを出力しない第3の誤り訂正符号
復号装置とを備えていることを特徴としている。
【0018】請求項5の再生装置においては、上記同様
に、訂正不能であった信号を出力しないようにするのに
非常に小さな規模の回路により実現可能とし、画面に現
れるノイズを低減して画質を向上する。また、第1の誤
り訂正符号の復号を2回行うので、誤り訂正率が高くな
る。
【0019】本発明に係る請求項6の再生装置は、上記
請求項5において、第3の誤り訂正符号復号装置は、第
1の誤り訂正符号復号装置の動作速度を2倍にして、こ
の第1の誤り訂正符号復号装置を共用するように構成さ
れていることを特徴としている。請求項6の再生装置に
おいては、上記同様に、訂正不能であった信号を出力し
ないようにするのに非常に小さな規模の回路により実現
可能とし、画面に現れるノイズを低減して画質を向上す
る。また、誤り訂正符号復号装置の兼用により回路規模
を小さくする。
【0020】本発明に係る請求項7の記録再生装置は、
上記請求項5に記載のインターリーブを施す装置と、前
記インターリーブを施す装置からの信号を記録に適した
信号に変換する記録処理装置と、請求項5または請求項
に記載の再生装置とを備えていることを特徴としてい
る。請求項7の記録再生装置においては、上記同様に、
訂正不能であった信号を出力しないようにするのに非常
に小さな規模の回路により実現可能とし、画面に現れる
ノイズを低減して画質を向上する。
【0021】本発明に係る請求項8の再生装置は、ディ
ジタル信号を複数のトラックに記録するに際して、前記
ディジタル信号を所定単位のブロックに分割し、少なく
とも1つのブロックが1つのトラックに含まれるよう
に、複数のトラック間で複数のブロック中の信号に対し
てインターリーブを施して第2の誤り訂正符号化を行
い、さらに、前記ブロックを複数のシンクブロックに分
割し、前記シンクブロックのデータに対して第1の誤り
訂正符号化を行ったデータをシンクブロック単位で連続
してトラックに記録してある記録媒体から前記データを
再生する再生装置であって、再生信号の第1の誤り訂正
符号を復号する第1の誤り訂正符号復号装置と、トラッ
ク間に渡るインターリーブを解くためのメモリと、前記
再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤り訂
正符号復号装置と、前記第1の誤り訂正符号のパリティ
信号の書き込みおよび読み出しを制御し、インターリー
ブを制御して前記第2の誤り訂正符号復号装置に前記メ
モリ内のデータを入出力させるようにデータを制御した
後、前記メモリからシンクブロック単位で出力するよう
に前記メモリを制御するメモリコントロール装置と、前
記メモリからシンクブロック単位で出力されたデータに
対してシンドロームのみを計算し、シンドロームがすべ
て0でないシンクブロックを出力しない第1の誤り訂正
符号シンドローム生成装置とを備えていることを特徴と
している。
【0022】請求項8の再生装置においては、上記同様
に、訂正不能であった信号を出力しないようにするのに
非常に小さな規模の回路により実現可能とし、画面に現
れるノイズを低減して画質を向上する。また、第1の誤
り訂正符号の復号を2回行うので、誤り訂正率が高くな
る。
【0023】本発明に係る請求項9の記録再生装置は、
上記請求項8に記載のインターリーブを施す装置と、前
記インターリーブを施す装置からの信号を記録に適した
信号に変換する記録処理装置と、請求項8に記載の再生
装置とを備えていることを特徴としている。請求項9
記録再生装置においては、上記同様に、訂正不能であっ
た信号を出力しないようにするのに非常に小さな規模の
回路により実現可能とし、画面に現れるノイズを低減し
て画質を向上する。
【0024】本発明に係る請求項10の再生装置は、デ
ィジタル信号を複数のトラックに記録するに際して、前
記ディジタル信号を所定単位のブロックに分割し、少な
くとも1つのブロックが1つのトラックに含まれるよう
に、複数のトラック間で複数のブロック中の信号に対し
てインターリーブを施して第2の誤り訂正符号化を行
い、さらに、前記ブロックを複数のシンクブロックに分
割し、前記シンクブロックのデータに対して第1の誤り
訂正符号化を行ったデータシンクブロック単位で連続し
てトラックに記録してある記録媒体から前記データを再
生する再生装置であって、再生信号の第1の誤り訂正符
号を復号する第1の誤り訂正符号復号装置と、トラック
間に渡るインターリーブを解くためのメモリと、前記再
生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤り訂正
符号復号装置と、前記第1の誤り訂正符号のパリティ信
号の書き込みおよび読み出しを制御し、インターリーブ
を制御して前記第2の誤り訂正符号復号装置に前記メモ
リ内のデータを入出力させるようにデータを制御した
後、前記メモリからシンクブロック単位で出力するよう
に前記メモリを制御するメモリコントロール装置と、前
記メモリからシンクブロック単位で出力されたデータに
対してシンドロームのみを計算し、シンドロームがすべ
て0でないシンクブロックを出力しない第1の誤り訂正
符号シンドローム生成装置とを備え、さらに、再生処理
装置からの誤りデータと前記第1の誤り訂正符号復号装
置からの訂正データとのイクスクルーシブオアを前記メ
モリを用いて行うように構成されていることを特徴とし
ている。
【0025】請求項10の再生装置においては、上記同
様に、訂正不能であった信号を出力しないようにするの
に非常に小さな規模の回路により実現可能とし、画面に
現れるノイズを低減して画質を向上する。また、第1の
誤り訂正符号の復号を2回行うので、誤り訂正率が高く
なる。さらに、誤りデータと訂正データとのイクスクル
ーシブオアをとっているので、誤り訂正率が向上する。
【0026】本発明に係る請求項11の記録再生装置
は、上記請求項10に記載のインターリーブを施す装置
と、前記インターリーブを施す装置からの信号を記録に
適した信号に変換する記録処理装置と、請求項10に記
載の再生装置とを備えていることを特徴とする記録再生
装置。請求項11の記録再生装置においては、上記同様
に、訂正不能であった信号を出力しないようにするのに
非常に小さな規模の回路により実現可能とし、画面に現
れるノイズを低減して画質を向上する。
【0027】以下、本発明に係る再生装置および記録再
生装置の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説
明する。
【0028】〔実施の形態1〕まず、本発明の実施の形
態1に係る記録再生装置について説明する。図1は本発
明の実施の形態1に係る記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。図6はメモリ空間の図であり、図7はエ
ラーフラグの記憶領域の一例であり、図8、図9はイン
ターリーブの一例である。
【0029】図1において、1はメモリコントロール装
置、2はメモリ、3は第2の誤り訂正符号化装置、4は
第1の誤り訂正符号化装置、5は記録処理装置、6は記
録ヘッド、7は記録媒体、8は再生ヘッド、9は再生処
理装置、10は第1の誤り訂正符号復号装置、11はメ
モリコントロール装置、12はメモリ、13は第2の誤
り訂正符号復号装置である。
【0030】本実施の形態1を容易に理解するために、
入力信号はMPEG2のディジタル信号とする。また、
磁気テープにヘリカルスキャンという手法で複数のトラ
ックにデータを記録するものとする。まず、記録動作に
ついて説明する。
【0031】衛星などから信号が伝送され、伝送フォー
マットがセットトップボックス等で解かれ、出力され
る。そして、セットトップボックスからの出力信号のパ
ケット情報を処理した後の信号がメモリ2に入力され
る。メモリ空間の一例を図6に示す。ここでは、メモリ
領域の取り方に特徴がないので、最も分かりやすい場合
として、第2の誤り訂正符号のインターリーブ領域の3
倍の領域があるとする。いま、メモリ空間において、下
から1/3の領域が第2の誤り訂正符号(ECC)の演
算領域、中央の1/3が入力領域、上方1/3が出力領
域であるとする。メモリ2に入力されたデータは図6の
メモリ空間の入力領域に格納される。
【0032】そして、メモリ2からデータをある一定の
決まりに従って、第2の誤り訂正符号化装置3に出力す
る。このとき、ある一定の決まりによりインターリーブ
が施される。今回、その一例として、図8および図9に
インターリーブのパターンを示した。また、そのときの
インターリーブの式を(数1)に示す。
【0033】
【数1】
【0034】なお、(数1)において、「○mod6」
は「○を6で除算したときの余り」を意味している。
【0035】ここで、図8,図9を用いて、簡単にイン
ターリーブのパターンを説明する。図8において、記録
すべきデータを3次元的に配置する。そして、いわゆる
X軸方向をバイト方向、Z軸方向をシンクブロック方
向、Y軸方向をトラック方向と名付ける。なお、データ
が流れてくる順序はバイト方向からシンクブロック方向
そしてトラック方向である。(数1)に従ってデータを
抽出し、第2の誤り訂正符号を生成する。(数1)よ
り、インターリーブの関係があるトラック数は6トラッ
クであり、1つの符号語内で、隣接するデータはトラッ
クナンバーが1ずつ減少し(例えば図9において、○印
のついたデータをみると、第1列は、5→4→3→2→
1→0となっている。ただし、0の次は5であり、以下
同様に繰り返す)、シンクブロックナンバーは3ずつ増
加し(例えば図9において、○印のついたデータをみる
と、第2列は、3→6→9→12→15→18となって
いる)、バイトナンバーは一定である(例えば図9にお
いて、○印のついたデータをみると、第3列はすべて0
となっている)ことが分かる。そこで、バイトナンバー
が一定であることからバイト方向を省略して2次元的に
インターリーブを図示したものが図9である。図9にお
いて、同一の印が同一の符号語である。バイト方向を除
いた2次元的インターリーブは次のバイトナンバーでも
同一であることから、バイトナンバーのみが異なる2次
元インターリーブの組を第2の誤り訂正符号のブロック
とする。このとき、図9から分かるように6トラック中
に18個の第2の誤り訂正符号のブロックがある(トラ
ックナンバー0において、シンクブロック方向でみる
と、+印の付いたデータの1番目のシンクブロックナン
バーは1で、○印の付いたデータの2番目のシンクブロ
ックナンバーは18であるから、第2の誤り訂正符号の
ブロックの数は18個である)。
【0036】以上のようにして、メモリ2から抽出され
たデータは第2の誤り訂正符号化装置3に伝送され、誤
り訂正符号化の技術でいう最小距離(ここではd2とす
る)となる符号語を生成するためのパリティデータが計
算される。パリティデータ計算は、例えば、(数2)に
従って行われる。
【0037】
【数2】
【0038】なお、(数2)において、演算記号「Π」
は要素をすべて掛け合わせる操作を意味する。また、
「GF」は誤り訂正符号化の技術でいう「ガロア体」を
意味し、「原始元」は要素を意味している。
【0039】(数2)によると、誤り訂正符号化の最小
距離d2=11となる。そして、この計算されたパリテ
ィデータは上記と同一の関係式である(数1)に従って
メモリ2に書き込まれる。そして、18個の第2の誤り
訂正符号ブロックが完成すれば、メモリ2より第1の誤
り訂正符号化装置4に出力される。このようなメモリ2
からのデータの入出力の制御はメモリコントロール装置
1が行う。そして、第1の誤り訂正符号化装置4では、
誤り訂正符号化の技術でいう最小距離(ここではd1と
する)となる符号語を生成するためのパリティデータが
計算される。例えば、(数3)に従ってパリティデータ
が計算され、入力されたデータとともに、記録処理装置
5に出力される。
【0040】
【数3】
【0041】なお、(数3)では最小距離d1=9とな
る。記録処理装置5では、入力信号を記録に適した信号
に変換し、記録ヘッド6に出力する。
【0042】例えば、第1の誤り訂正符号の符号語単位
にシンクビットとIDビットを付加して、シンクブロッ
クを生成し、M系列符号によりスクランブルを施し、パ
ーシャルレスポンスクラスフォーのプリコード処理を行
い、再生時に誤り率が最も小さくなる最適記録となるよ
うに記録等化を行って、記録ヘッド6に出力する。そし
て、記録ヘッド6により記録媒体7に信号が記録され
る。記録媒体7としては磁気テープを仮定しているが、
磁気ディスクや光ディスク等のその他のものであっても
よいことはいうまでもない。
【0043】次に、再生時の動作について説明する。
【0044】再生ヘッド8は記録媒体7より信号を取り
出す。このとき、再生ヘッド8は記録ヘッド6と同一の
ものであってもよいし、異なるものであってもよい。再
生ヘッド8により取り出された信号は再生処理装置9に
より適切な処理が行われ、第1の誤り訂正符号復号装置
10に出力される。ここで、再生処理装置9の適切な処
理とは、例えば、再生信号を1クロック毎に多値のディ
ジタル信号に変換し、ビタビ復号器を用いて2値のディ
ジタル信号に復号し、M系列符号を用いてスクランブル
を解き、シンクビットを検出してシンクブロックを確定
し、IDビットをデコードするということであり、得ら
れた結果のデータを第1の誤り訂正符号復号装置10に
出力する。
【0045】第1の誤り訂正符号復号装置10では、文
献『符号理論』(今井秀樹著:電子情報通信学会編)に
記載の復号方法等により第1の誤り訂正符号の復号を行
い、メモリ12にデータを出力する。さらに、第1の誤
り訂正符号復号装置10で訂正できなかった場合に、第
1のエラーフラグをメモリ12に出力する。ここで、メ
モリ12はメモリ2と同一のものであってもよいし、異
なるものであってもよい。
【0046】メモリ12からデータをインターリーブの
式である(数1)に従って第2の誤り訂正符号復号装置
13に出力する。さらに、各々データに対応する第1の
エラーフラグを第2の誤り訂正符号復号装置13に出力
する。第2の誤り訂正符号復号装置13では、第1のエ
ラーフラグを利用しながら、上記の文献『符号理論』に
記載の復号方法等により第2の誤り訂正符号を復号し、
復号されたデータをメモリ12に出力する。このとき、
第2の誤り訂正符号復号装置13において、訂正不能な
符号語が発生すれば、第2のエラーフラグをメモリコン
トロール装置11に出力する。
【0047】メモリコントロール装置11は上記のメモ
リ12におけるデータの入出力動作を制御するととも
に、第2の誤り訂正符号復号装置13から第2のエラー
フラグを受信すれば、再生処理装置9からの6トラック
パルスによりインターリーブの関係のある6トラック分
のデータを出力しないように制御する。このようにし
て、メモリ12からは第2の誤り訂正符号復号装置13
で第2のエラーフラグが出力されなかったトラックのデ
ータのみが出力される。
【0048】以上により、訂正不能であった信号を出力
しないようにするのに非常に小さな規模の回路によって
実現することができ、かつ、画面に現れるノイズを低減
して画質の向上を図ることができる。
【0049】なお、メモリコントロール装置11はメモ
リコントロール装置1の機能を含んでいるので、共用が
可能である。また、メモリ2とメモリ12も共用が可能
であることはいうまでもない。また、エラーフラグの記
憶領域と他のデータの記録領域の一例を図7に示す。
【0050】また、本実施の形態1を変形した実施形態
として、メモリコントロール装置11が第2の誤り訂正
符号復号装置13から第2のエラーフラグを受信したと
きに、第2のエラーフラグが関係する第2の誤り訂正符
号の符号ブロックを出力しないようなメモリコントロー
ル装置11の制御動作も可能である。
【0051】なお、上記のように構成された記録再生装
置から記録装置部分(メモリコントロール装置1、メモ
リ2、第2の誤り訂正符号化装置3、第1の誤り訂正符
号化装置4、記録処理装置5および記録ヘッド6からな
る部分)を取り除いた再生専用の再生装置も本発明は実
施の形態として含むものである。
【0052】〔実施の形態2〕次に、本発明の実施の形
態2に係る記録再生装置について説明する。図2は本発
明の実施の形態2に係る記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態2が実施の形態1と異なる
ところは、第1の誤り訂正符号復号装置10からのエラ
ーフラグ出力と、メモリコントロール装置11、メモリ
12、第2の誤り訂正符号復号装置13の動作である。
【0053】図2において、1はメモリコントロール装
置、2はメモリ、3は第2の誤り訂正符号化装置、4は
第1の誤り訂正符号化装置、5は記録処理装置、6は記
録ヘッド、7は記録媒体、8は再生ヘッド、9は再生処
理装置、10は第1の誤り訂正符号復号装置、11はメ
モリコントロール装置、12はメモリ、13は第2の誤
り訂正符号復号装置である。
【0054】記録過程および再生処理装置9からの出力
までの動作については、実施の形態1の場合と同様であ
るので、ここでは説明を省略し、以下では、第1の誤り
訂正符号復号装置10、メモリコントロール装置11、
メモリ12、第2の誤り訂正符号復号装置13の動作の
みを説明する。
【0055】第1の誤り訂正符号復号装置10におい
て、第1の誤り訂正符号の符号語のうちに訂正不能であ
るものがあった場合には第1のエラーフラグをメモリ1
2に出力する。さらに、誤り訂正符号化の技術でいう最
小距離d1の2分の1であるd1/2を超えない最大の
整数をtとすると、第1の誤り訂正符号復号装置10に
おいて誤り訂正符号の符号語をt個訂正した場合には、
第2のエラーフラグを出力する。なお、ここでは、d1
=9であるから、9/2=4.5で、これを超えない最
大の整数tとしては、t=4となる。上記第1のエラー
フラグと第2のエラーフラグは、データとともにメモリ
12に記憶される。そして、インターリーブの式である
(数1)に従って、第2の誤り訂正符号復号装置13に
メモリ12よりデータが出力される。
【0056】第2の誤り訂正符号復号装置13の動作お
よび第2の誤り訂正符号復号装置13で訂正できた場合
のメモリコントロール装置11の動作は実施の形態1の
場合と同様であるのでここでは説明を省略する。ただ
し、第2の誤り訂正符号復号装置13が、第1のエラー
フラグを利用しながら第2の誤り訂正符号を復号し、復
号されたデータをメモリ12に出力する処理を行う際
に、第2の誤り訂正符号復号装置13において訂正不能
な符号語が発生したときにメモリコントロール装置11
に出力するエラーフラグを第3のエラーフラグと称する
こととする。
【0057】メモリコントロール装置11が第2の誤り
訂正符号復号装置13より第3のエラーフラグを受信し
た場合、訂正できなかった第2の誤り訂正符号の符号語
が含まれている第2の誤り訂正符号ブロックの中で、第
1の誤り訂正符号の符号語であってかつ第1のエラーフ
ラグおよび第2のエラーフラグが付いている第1の誤り
訂正符号の符号語をメモリ12から出力しないようにメ
モリコントロール装置11は制御を行う。すなわち、第
1の誤り訂正符号復号装置10において訂正不能のシン
クブロックおよび訂正個数がt個以上(tは最小距離d
1の2分の1を超えない最大の整数:t≦d1/2を満
たす最大の整数)であったシンクブロックのみを出力し
ないように制御を行う。
【0058】以上により、訂正不能であった信号を出力
しないようにするのに非常に小さな規模の回路によって
実現することができ、かつ、画面に現れるノイズを低減
して画質の向上を図ることができる。
【0059】なお、メモリコントロール装置11が第3
のエラーフラグを受信した場合に、メモリ12から出力
しないシンクブロックとして、第1の誤り訂正符号復号
装置10において訂正不能のシンクブロックおよび訂正
個数がt個以上であったシンクブロックを出力しないと
いう条件において、前記のtとして、最小距離d1の2
分の1から1を引算した値を超えない最大の整数、すな
わち、t≦(d1/2)−1を満たす最大の整数として
もよい。この場合、誤り訂正率を上げることができる。
ただし、誤訂正の確率も高くなる。
【0060】なお、上記のように構成された記録再生装
置から記録装置部分(メモリコントロール装置1、メモ
リ2、第2の誤り訂正符号化装置3、第1の誤り訂正符
号化装置4、記録処理装置5および記録ヘッド6からな
る部分)を取り除いた再生専用の再生装置も本発明は実
施の形態として含むものである。
【0061】〔実施の形態3〕次に、本発明の実施の形
態3に係る記録再生装置について説明する。図3は本発
明の実施の形態3に係る記録再生装置の再生装置部分の
構成を示すブロック図である。本実施の形態3が実施の
形態1,2と異なるところは、第1の誤り訂正符号復号
装置10からのエラーフラグ出力と、メモリコントロー
ル装置11、メモリ12、第2の誤り訂正符号復号装置
13の動作である。
【0062】図3において、7は記録媒体、8は再生ヘ
ッド、9は再生処理装置、10は第1の誤り訂正符号復
号装置、11はメモリコントロール装置、12はメモ
リ、13は第2の誤り訂正符号復号装置である。なお、
本実施の形態3に係る記録再生装置は、図1に示されて
いる記録装置部分(メモリコントロール装置1、メモリ
2、第2の誤り訂正符号化装置3、第1の誤り訂正符号
化装置4、記録処理装置5および記録ヘッド6から構成
されている部分)をも備えているものであるが、図示を
省略している。
【0063】記録過程および再生処理装置9からの出力
までの動作については、実施の形態1と同様であるの
で、ここでは説明を省略し、以下では、第1の誤り訂正
符号復号装置10、メモリコントロール装置11、メモ
リ12、第2の誤り訂正符号復号装置13の動作のみを
説明する。
【0064】再生信号処理装置9により再生処理を施さ
れた信号は第1の誤り訂正符号復号装置10に入力され
る。第1の誤り訂正符号復号装置10では第1の誤り訂
正符号を復号する。このときの復号法は前述したもので
よい。また、訂正不能時の第1のエラーフラグの付加の
仕方も前述の通りでよい。ただし、第1のパリティシン
ボルもメモリ12に書き込む。
【0065】そして、メモリ12内のデータをインター
リーブの式である(数1)に従って、第2の誤り訂正符
号復号装置13に出力する。第1のエラーフラグも第2
の誤り訂正符号復号装置13に出力する。
【0066】第2の誤り訂正符号復号装置13の動作は
上述と同様であるが、第1のパリティシンボルの部分の
第2の誤り訂正符号も復号することになる。そして、訂
正不能のときには第2のエラーフラグをメモリ12に出
力する。
【0067】次いで、メモリ12に入力された訂正後の
データはシンクブロック単位でもう一度第1の誤り訂正
符号復号装置10に出力される。このとき、第2のエラ
ーフラグも同時に出力する。そして、第1の誤り訂正符
号復号装置10において、第2のエラーフラグを利用し
た復号法、例えばイレージャ訂正等を用いて、第1の誤
り訂正符号を復号する。
【0068】この場合において、第1の誤り訂正符号復
号装置10は、請求項5にいう「第2の誤り訂正符号が
復号されたシンクブロックに対して、さらに第1の誤り
訂正符号を復号し、訂正不能の場合にはその訂正不能に
係わっているデータを出力しない第3の誤り訂正符号復
号装置」に該当している。すなわち、請求項6にいうよ
うに、第1の誤り訂正符号復号装置10が第3の誤り訂
正符号復号装置を共用しており、この場合、共用しない
ものに比べて、第1の誤り訂正符号復号装置10の動作
速度を2倍にする。なお、第3の誤り訂正符号復号装置
としては、後述の実施の形態4で述べる第1の誤り訂正
符号シンドローム生成装置14をもって構成する場合も
ある。
【0069】本実施の形態3の場合には、第3の誤り訂
正符号復号装置を兼ねる第1の誤り訂正符号復号装置1
0は、2回目の第1の誤り訂正符号を復号する動作にお
いて、訂正不能なシンクブロックに対しては、第1のエ
ラーフラグを立て直す。すなわち、もともと、第1のエ
ラーフラグが立っていればそのままにし、立っていなけ
れば立てる。また、逆に、訂正できれば第1のエラーフ
ラグをおろす。そして、第1のエラーフラグとともにデ
ータをメモリ12に記憶する。
【0070】そして、第1のエラーフラグの立っていな
いシンクブロックをメモリ12から出力する。
【0071】以上のようなメモリ12の入出力制御をメ
モリコントロール装置11が行う。
【0072】以上により、訂正不能であった信号を出力
しないようにするのに非常に小さな規模の回路によって
実現することができ、かつ、画面に現れるノイズを低減
して画質の向上を図ることができる。
【0073】なお、1枚のメモリ12だけで入出力タイ
ミングが間に合わないときは、2回目の第1の誤り訂正
符号を復号する際のメモリとして、メモリ12とは別の
メモリを使用してもよいことはいうまでもない。
【0074】また、第1のエラーフラグを立て直す場合
として、訂正個数がt個(tはd1/2を超えない整
数)以上の場合に第1のエラーフラグを立て直すとして
もよい。例としては、d1=9の場合には、t=4とな
る。
【0075】なお、上記のように構成された記録再生装
置から図示していない記録装置部分を取り除いた再生専
用の再生装置も本発明は実施の形態として含むものであ
る。 〔実施の形態4〕次に、本発明の実施の形態4に係る記
録再生装置について説明する。図4は本発明の実施の形
態4に係る記録再生装置の再生装置部分の構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態4が実施の形態1,2,
3と異なるところは、第3の誤り訂正符号復号装置とし
て第1の誤り訂正符号シンドローム生成装置14をもっ
て構成してあることと、第1の誤り訂正符号復号装置1
0からのエラーフラグ出力と、メモリコントロール装置
11、メモリ12、第2の誤り訂正符号復号装置13の
動作である。
【0076】図4において、7は記録媒体、8は再生ヘ
ッド、9は再生処理装置、10は第1の誤り訂正符号復
号装置、11はメモリコントロール装置、12はメモ
リ、13は第2の誤り訂正符号復号装置、14は第1の
誤り訂正符号シンドローム生成装置である。なお、本実
施の形態4に係る記録再生装置は、図1に示されている
記録装置部分(メモリコントロール装置1、メモリ2、
第2の誤り訂正符号化装置3、第1の誤り訂正符号化装
置4、記録処理装置5および記録ヘッド6から構成され
ている)をも備えているものであるが、図示を省略して
いる。
【0077】記録過程および再生処理装置9からの出力
までの動作については、実施の形態1の場合と同様であ
るので、ここでは説明を省略し、以下では、第1の誤り
訂正符号復号装置10、メモリコントロール装置11、
メモリ12、第2の誤り訂正符号復号装置13、第1の
誤り訂正符号シンドローム生成装置14の動作を説明す
る。
【0078】再生信号処理装置9により再生処理を施さ
れた信号は第1の誤り訂正符号復号装置10に入力され
る。第1の誤り訂正符号復号装置10では第1の誤り訂
正符号を復号する。このときの復号法は前述したもので
よい。また、訂正不能時の第1のエラーフラグの付加の
仕方も前述の通りでよい。ただし、第1のパリティシン
ボルもメモリ12に書き込む。
【0079】そして、メモリ12内のデータをインター
リーブの式である(数1)に従って、第2の誤り訂正符
号復号装置13に出力する。第1のエラーフラグも第2
の誤り訂正符号復号装置13に出力する。
【0080】第2の誤り訂正符号復号装置13の動作は
上述と同様であるが、第1のパリティシンボルの部分の
第2の誤り訂正符号も復号することになる。そして、訂
正不能時は第2のエラーフラグをメモリ12に出力す
る。
【0081】次いで、メモリ12に入力された訂正後の
データはシンクブロック単位で第1の誤り訂正符号シン
ドローム生成装置14に出力される。
【0082】以上のようなメモリ12の入出力制御をメ
モリコントロール装置11が行う。
【0083】そして、第1の誤り訂正符号シンドローム
生成装置14では、第1の誤り訂正符号のシンドローム
を計算し、誤り無しと判定できたシンクブロックのみを
出力し、シンドロームがすべて0でないシンクブロック
は出力しない。
【0084】この場合において、第1の誤り訂正符号シ
ンドローム生成装置14は、請求項5にいう「第2の誤
り訂正符号が復号されたシンクブロックに対して、さら
に第1の誤り訂正符号を復号し、訂正不能の場合にはそ
の訂正不能に係わっているデータを出力しない第3の誤
り訂正符号復号装置」に該当している。
【0085】以上により、訂正不能であった信号を出力
しないようにするのに非常に小さな規模の回路によって
実現することができ、かつ、画面に現れるノイズを低減
して画質の向上を図ることができる。
【0086】なお、第1の誤り訂正符号シンドローム生
成装置14の代わりに、第1の誤り訂正符号復号装置1
0とほぼ同様の構成をもつ別の第1の誤り訂正符号復号
装置を備えておき、メモリ12からデータばかりでなく
第2のエラーフラグをも入力して、第2のエラーフラグ
を利用した復号法、例えばイレージャ訂正等を用いて、
第1の誤り訂正符号を復号し、訂正できたシンクブロッ
クを出力し、できなかったシンクブロックを出力しない
ということも可能である。
【0087】なお、図5は実施の形態4において、第1
の誤り訂正符号の誤り訂正(ECC)を、再生処理装置
9からの誤りデータと第1の誤り訂正符号復号装置10
からの訂正データとのイクスクルーシブオアをメモリ1
2を用いて行う場合のブロック図である。この場合も、
図4の場合と同様の効果が発揮され、誤り訂正率が向上
する。
【0088】なお、上記図4または図5のように構成さ
れた記録再生装置から図示していない記録装置部分を取
り除いた再生専用の再生装置も本発明は実施の形態とし
て含むものである。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る再生装置ま
たは記録再生装置によれば、訂正不能であった信号を出
力しないようにするのに非常に小さな規模の回路によっ
て実現することができ、かつ、画面に現れるノイズを低
減して画質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る記録再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る記録再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る記録再生装置の再
生装置部分の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る記録再生装置の再
生装置部分の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態4の変形形態に係る記録再
生装置の再生装置部分の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるメモリ空間を示す
図である。
【図7】本発明の一実施の形態のデータ配置例を示す
図。
【図8】本発明の実施の形態におけるインターリーブの
パターンについての3次元的なシャフリング例を示す図
である。
【図9】本発明の実施の形態におけるインターリーブの
パターンについての2次元的なシャフリング例を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/18,20/10 H04N 5/92

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号を複数のトラックに記録
    するに際して、前記ディジタル信号を所定単位のブロッ
    クに分割し、少なくとも1つのブロックが1つのトラッ
    クに含まれるように、複数のトラック間で複数のブロッ
    ク中の信号に対してインターリーブを施して第2の誤り
    訂正符号化を行い、さらに、前記ブロックを複数のシン
    クブロックに分割し、前記シンクブロックのデータに対
    して第1の誤り訂正符号化を行ったデータをシンクブロ
    ック単位で連続してトラックに記録してある記録媒体か
    ら前記データを再生する再生装置であって、 再生信号の第1の誤り訂正符号を復号する第1の誤り訂
    正符号復号装置と、 トラック間に渡るインターリーブを解くためのメモリ
    と、 前記再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤
    り訂正符号復号装置と、 インターリーブを制御して前記第2の誤り訂正符号復号
    装置に前記メモリ内のデータを入出力させるようにデー
    タを制御した後、前記第2の誤り訂正符号復号装置が訂
    正不能である信号を出力した場合に前記インターリーブ
    を施しているブロックの信号のうち、前記第1の誤り訂
    正符号復号装置において、訂正不能のシンクブロックお
    よび訂正個数が所定数t個(tは自然数)以上であった
    シンクブロックのみを出力しないように前記メモリの制
    御を行うメモリコントロール装置とを備えていることを
    特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 第1の誤り訂正符号化における最小距離
    をd1とした場合に、訂正個数tがd1/2を超えない
    最大の整数であることを特徴とする請求項1に記載の再
    生装置。
  3. 【請求項3】 第1の誤り訂正符号化における最小距離
    をd1とした場合に、訂正個数tが(d1/2)−1を
    超えない最大の整数であることを特徴とする請求項1に
    記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のインターリーブを施す
    装置と、前記インターリーブを施す装置からの信号を記
    録に適した信号に変換する記録処理装置と、請求項1ま
    たは請求項2または請求項3に記載の再生装置とを備え
    ていることを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル信号を複数のトラックに記録
    するに際して、前記ディジタル信号を所定単位のブロッ
    クに分割し、少なくとも1つのブロックが1つのトラッ
    クに含まれるように、複数のトラック間で複数のブロッ
    ク中の信号に対してインターリーブを施して第2の誤り
    訂正符号化を行い、さらに、前記ブロックを複数のシン
    クブロックに分割し、前記シンクブロックのデータに対
    して第1の誤り訂正符号化を行ったデータをシンクブロ
    ック単位で連続してトラックに記録してある記録媒体か
    ら前記データを再生する再生装置であって、 再生信号の第1の誤り訂正符号を復号する第1の誤り訂
    正符号復号装置と、 トラック間に渡るインターリーブを解くためのメモリ
    と、 前記再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤
    り訂正符号復号装置と、 前記第1の誤り訂正符号のパリティ信号の書き込みおよ
    び読み出しを制御し、インターリーブを制御して前記第
    2の誤り訂正符号復号装置に前記メモリ内のデータを入
    出力させるようにデータを制御した後、前記メモリから
    シンクブロック単位で出力するように前記メモリを制御
    するメモリコントロール装置と、 前記メモリからシンクブロック単位で出力されたデータ
    に対して、さらに第1の誤り訂正符号を復号し、訂正不
    能の場合にはそのデータを出力しない第3の誤り訂正符
    号復号装置 とを備えていることを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 第3の誤り訂正符号復号装置は、第1の
    誤り訂正符号復号装置の動作速度を2倍にして、この第
    1の誤り訂正符号復号装置を共用するように構成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のインターリーブを施す
    装置と、前記インターリーブを施す装置からの信号を記
    録に適した信号に変換する記録処理装置と、請求項5ま
    たは請求項6に記載の再生装置とを備えていることを特
    徴とする記録再生装置。
  8. 【請求項8】 ディジタル信号を複数のトラックに記録
    するに際して、前記ディジタル信号を所定単位のブロッ
    クに分割し、少なくとも1つのブロックが1つのトラッ
    クに含まれるように、複数のトラック間で複数のブロッ
    ク中の信号に対 してインターリーブを施して第2の誤り
    訂正符号化を行い、さらに、前記ブロックを複数のシン
    クブロックに分割し、前記シンクブロックのデータに対
    して第1の誤り訂正符号化を行ったデータをシンクブロ
    ック単位で連続してトラックに記録してある記録媒体か
    ら前記データを再生する再生装置であって、 再生信号の第1の誤り訂正符号を復号する第1の誤り訂
    正符号復号装置と、 トラック間に渡るインターリーブを解くためのメモリ
    と、 前記再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤
    り訂正符号復号装置と、 前記第1の誤り訂正符号のパリティ信号の書き込みおよ
    び読み出しを制御し、インターリーブを制御して前記第
    2の誤り訂正符号復号装置に前記メモリ内のデータを入
    出力させるようにデータを制御した後、前記メモリから
    シンクブロック単位で出力するように前記メモリを制御
    するメモリコントロール装置と、 前記メモリからシンクブロック単位で出力されたデータ
    に対してシンドロームのみを計算し、シンドロームがす
    べて0でないシンクブロックを出力しない第1の誤り訂
    正符号シンドローム生成装置 とを備えていることを特徴
    とする再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のインターリーブを施す
    装置と、前記インターリーブを施す装置からの信号を記
    録に適した信号に変換する記録処理装置と、請求項8に
    記載の再生装置とを備えていることを特徴とする記録再
    生装置。
  10. 【請求項10】 ディジタル信号を複数のトラックに記
    録するに際して、前記ディジタル信号を所定単位のブロ
    ックに分割し、少なくとも1つのブロックが1つのトラ
    ックに含まれるように、複数のトラック間で複数のブロ
    ック中の信号に対してインターリーブを施して第2の誤
    り訂正符号化を行い、さらに、前記ブロックを複数のシ
    ンクブロックに分割し、前記シンクブロックのデータに
    対して第1の誤り訂正符号化を行ったデータシンクブロ
    ック単位で連続してトラックに記録してある記録媒体か
    ら前記データを再生する再生装置であって、 再生信号の第1の誤り訂正符号を復号する第1の誤り訂
    正符号復号装置と、 トラック間に渡るインターリーブを解くためのメモリ
    と、 前記再生信号の第2の誤り訂正符号を復号する第2の誤
    り訂正符号復号装置と 前記第1の誤り訂正符号のパリティ信号の書き込みおよ
    び読み出しを制御し、インターリーブを制御して前記第
    2の誤り訂正符号復号装置に前記メモリ内のデータを入
    出力させるようにデータを制御した後、前記メモリから
    シンクブロック単位で出力するように前記メモリを制御
    するメモリコントロール装置と、 とを備え、さらに、再生処理装置からの誤りデータと前
    記第1の誤り訂正符号復号装置から前記メモリからシン
    クブロック単位で出力されたデータに対してシンドロー
    ムのみを計算し、シンドロームがすべて0でないシンク
    ブロックを出力しない第1の誤り訂正符号シンドローム
    生成装置の訂正データとのイクスクルーシブオアを前記
    メモリを用いて行うように構成されていることを特徴と
    する再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のインターリーブを
    施す装置と、前記インターリーブを施す装置からの信号
    を記録に適した信号に変換する記録処理装置と、請求項
    10に記載の再生装置とを備えていることを特徴とする
    記録再生装置。
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