JP3358302B2 - 投写型テレビジョン受信機 - Google Patents

投写型テレビジョン受信機

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JP3358302B2
JP3358302B2 JP16521494A JP16521494A JP3358302B2 JP 3358302 B2 JP3358302 B2 JP 3358302B2 JP 16521494 A JP16521494 A JP 16521494A JP 16521494 A JP16521494 A JP 16521494A JP 3358302 B2 JP3358302 B2 JP 3358302B2
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deflection
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convergence
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泰彦 我満
克明 島岡
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管を有するデ
ィスプレイ装置に用いられ、特にプロジェクションタイ
プのカラーテレビに用いられて有益な偏向ヨークとコン
バーゼンスヨークとの配置関係に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面テレビに対する人々のニー
ズが高まり、ブラウン管にテレビジョン画像を映出し投
写レンズによりスクリーン上に拡大投写する、いわゆる
プロジェクションタイプのカラーテレビが広く普及しは
じめている。
【0003】図3に、一般的なプロジェクションタイプ
のカラーテレビジョン受信機の一例を示す。
【0004】図3において、1Rは赤色に発光する電磁
収束方式ブラウン管、1Gは緑色に発光する電磁収束方
式ブラウン管、1Bは青色に発光する電磁収束方式ブラ
ウン管である。2は投写レンズ、3はスクリーンであ
る。4は偏向コイル、5はコンバーゼンスヨーク、6は
フォーカスマグネットである。
【0005】それぞれ赤色、緑色、青色に発光する3本
の電磁収束方式ブラウン管1R,1G,1Bの蛍光面上
に映出された単色画像を、投写レンズ2により、スクリ
ーン3上に拡大投写しカラーのテレビ画像を合成する。
単色画像の合成にあたっては、各ブラウン管1R,1
G,1Bのネック部に装着された偏向ヨーク4の後部に
コンバーゼンスヨーク5を配置し、コンバーゼンスヨー
ク5に補正電流を流すことで、赤,緑,青,各色の投写
画像の歪みを補正し、各色の投写画像を一致させるよう
にしている。
【0006】以下に、従来のコンバーゼンスヨークの一
例について、図5〜図6を用いて説明する。
【0007】図5において、5Bはコンバーゼンスヨー
クである。7Bは水平方向補正用コイルで、8Bは垂直
方向補正用コイルである。9は水平方向補正用コイル7
Bによる電子ビームの偏向方向で、10は垂直方向補正
用コイル8Bによる電子ビームの偏向方向である。11
は偏向ヨーク4による電子ビームの水平偏向方向で、1
2は偏向ヨーク4による電子ビームの垂直偏向方向であ
る。
【0008】コンバーゼンスヨーク5Bは、水平方向補
正用コイル7Bによる電子ビームの偏向方向9と偏向ヨ
ーク4による電子ビームの水平偏向方向11とが一致す
るように、そして垂直方向補正用コイル8Bによる電子
ビームの偏向方向10と偏向ヨーク4による電子ビーム
の垂直偏向方向12とが一致するように配置されてい
る。
【0009】水平方向補正用コイル7Bおよび垂直方向
補正用コイル8Bに、スタティク補正用の直流電流とダ
イナミック補正用の水平偏向あるいは垂直偏向に同期し
た各種補正電流とを流すことにより、赤,緑,青,各色
の投写画像の歪みを補正する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンバーゼンスヨークを用いてスタティク補
正をした場合、思いどうりの補正ができないという問題
を有していた。
【0011】以下図5〜図6を用いて、この問題につい
て説明する。図6において、13はスクリーン上に投写
された赤色の画像で、13aは赤色画像のセンターであ
る。14はスクリーン上に投写された緑色の画像で、1
4aは緑色画像のセンターである。
【0012】赤色画像のセンター13aは、緑色画像の
センター14aに対して垂直方向にずれている。
【0013】なお、赤色画像13と緑色画像14は、図
3のフォーカスマグネット6側から見たスクリーン3上
の画像である。
【0014】矢印15Bは赤色ブラウン管1Rに装着さ
れたコンバーゼンスヨーク5Bの垂直方向補正用コイル
8Bに直流電流を流した時の、赤色画像のセンター13
aの実際の移動方向である。
【0015】赤色画像のセンター13aを緑色画像のセ
ンター14aに一致させるには、図5に示すように、赤
色ブラウン管1Rに装着されたコンバーゼンスヨーク5
Bの垂直方向補正用コイル8Bに直流電流を流せば良い
はずである。しかし、実際に直流電流を流した場合、赤
色画像のセンター13aは、垂直方向補正用コイル8B
による電子ビームの偏向方向10と同じ方向に動かず、
垂直方向補正用コイル8Bによる電子ビームの偏向方向
10に対して角度をもち、矢印15Bの方向へ動く。そ
の結果、緑色画像のセンター14aに一致することがで
きない。
【0016】これは、垂直方向補正用コイル8Bによる
実際の電子ビームの偏向方向が、フォーカスマグネット
6の磁界の影響を受け変化するからである。
【0017】本発明は上記課題を解決するもので、簡単
な構成で、思いどうりのコンバーゼンス補正ができる偏
向ヨークとコンバーゼンスヨークとの配置関係を提供す
ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の投写型テレビジョン受信機は、赤色、緑色
及び青色のそれぞれ単色画像を表示する3管方式の投写
型テレビジョン受信機であって、前記赤色又は青色の単
色画像を表示するブラウン管に装着した偏向ヨークとコ
ンバーゼンスヨークにおいて、前記コンバーゼンスヨー
クによる電子ビームの偏向方向が、前記偏向コイルによ
る電子ビームの偏向方向に対して、角度差を持つように
配置し、前記角度差を持つように配置したコンバーゼン
スヨークに補正電流を流した時、前記コンバーゼンスヨ
ークによる電子ビームの偏向方向が偏向コイルによる偏
向方向と同一になるように前記角度差を設定することが
できるようにしたものである。
【0019】
【作用】本発明は上記した構成により、フォーカスマグ
ネットの磁界による影響をあらかじめ打ち消すことがで
きるので、コンバーゼンス補正時の電子ビームの補正方
向を偏向コイルによる電子ビームの偏向方向と同一にす
ることができ、思いどうりのコンバーゼンス補正をする
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図4
を参照しながら説明する。
【0021】図1において、5はコンバーゼンスヨーク
である。7は水平方向補正用コイルで、8は垂直方向補
正用コイルである。9は水平方向補正用コイル7による
電子ビームの偏向方向で、10は垂直方向補正用コイル
8による電子ビームの偏向方向である。11は偏向ヨー
ク4による電子ビームの水平偏向方向で、12は偏向ヨ
ーク4による電子ビームの垂直偏向方向である。
【0022】コンバーゼンスヨーク5は、図3のフォー
カスマグネット6側から偏向ヨーク4を見て、コンバー
ゼンスヨーク5による電子ビームの偏向方向9,10
が、偏向ヨーク4による電子ビームの偏向方向11,1
2に対して反時計方向に7°の角度差を持つように配置
されている。
【0023】図2において、13はスクリーン上に投写
された赤色の画像で、13aは赤色画像のセンターであ
る。14はスクリーン上に投写された緑色の画像で、1
4aは緑色画像のセンターである。なお赤色画像13と
緑色画像14は、図3のフォーカスマグネット6側から
見たスクリーン上の画像である。矢印15は赤色ブラウ
ン管1Rに装着されたコンバーゼンスヨーク5の垂直方
向補正用コイル8に直流電流を流した時の、赤色画像セ
ンター13aの実際の移動方向である。
【0024】以上のように構成されたコンバーゼンスヨ
ークについて、以下その動作を説明する。
【0025】図1において、コンバーゼンスヨーク5に
よる電子ビームの偏向方向9,10と偏向ヨーク4によ
る電子ビームの偏向方向11,12とは、一致していな
い。しかし、フォーカスマグネット6の磁界の影響があ
るために、実際にコンバーゼンスヨーク5に直流電流を
流した時の電子ビームの移動方向は、偏向ヨーク4によ
る電子ビームの偏向方向11,12と一致する。
【0026】つまり図2において、赤色画像のセンター
13aが、緑色画像のセンター14aに対して垂直方向
にずれている状態で、赤色ブラウン管1Rに装着された
コンバーゼンスヨーク5の垂直方向補正用コイル8に直
流電流を流した場合、赤色画像のセンター13aは、矢
印15の方向へ動くので、緑色画像のセンター14aに
一致することができる。
【0027】以上のように、本実施例にけるコンバーゼ
ンスヨークを、コンバーゼンスヨークによる電子ビーム
の偏向方向が、偏向コイルによる電子ビームの偏向方向
に対して角度差を持つように配置させることで、コンバ
ーゼンス補正時の電子ビームの補正方向を偏向コイルに
よる電子ビームの偏向方向と同一にすることができ、思
いどうりのコンバーゼンス補正をすることができる。
【0028】なお上記実施例において、偏向ヨーク4と
コンバーゼンスヨーク5は、それぞれ独立しているもの
として説明したが、図4に示すように偏向ヨーク4Aと
コンバーゼンスヨーク5Aは、一体構造物20であって
もよい。
【0029】また、図4のコンバーゼンスヨーク5の部
分を回転可能に構成することにより、コンバーゼンスヨ
ーク5による電子ビームの偏向方向と偏向コイル4によ
る電子ビームの偏向方向との角度差を任意に設定でき、
フォーカスマグネットの着磁量が変更になった場合でも
容易に対応できる。さらに、図1、図4の実施例におい
て偏向ヨークとコンバーゼンスヨークとの配置関係にお
ける角度差は20゜以内までが有効で、特に4゜以上1
0゜以内が好適である。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、コンバーゼンスヨークによる電子ビームの
偏向方向が、偏向コイルによる電子ビームの偏向方向に
対して任意の角度差を持つように配置されたことによ
り、コンバーゼンス補正時の電子ビームの補正方向を偏
向コイルによる電子ビームの偏向方向と同一にすること
ができ、思いどうりのコンバーゼンス補正をすることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコンバーゼンスヨー
クの概略構成正面図
【図2】図1の動作を説明するスクリーン上の投写画像
【図3】本発明の説明に用いるプロジェクションタイプ
のカラーテレビジョン受信機の一例を示す概略構成平面
【図4】本発明の他の実施例におけるコンバーゼンスヨ
ークの概略構成平面図
【図5】従来のコンバーゼンスヨークの概略構成正面図
【図6】図5の動作を説明するスクリーン上の投写画像
【符号の説明】
4、4A 偏向ヨーク 5、5A コンバーゼンスヨーク 6 フォーカスマグネット 7 水平方向補正用コイル 8 垂直方向補正用コイル 9、10 電子ビームの偏向方向 11 水平偏向方向 12 垂直偏向方向 13 赤色の画像 13A 赤色画像のセンタ14 緑色の画像 14A 緑色の画像センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/12 - 9/31 H01J 29/76

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤色、緑色及び青色のそれぞれ単色画像
    を表示する3管方式の投写型テレビジョン受信機であっ
    て、前記赤色又は青色の単色画像を表示するブラウン管
    に装着した偏向ヨークとコンバーゼンスヨークにおい
    て、前記コンバーゼンスヨークによる電子ビームの偏向
    方向が、前記偏向コイルによる電子ビームの偏向方向に
    対して、角度差を持つように配置し、前記角度差を持つ
    ように配置したコンバーゼンスヨークに補正電流を流し
    た時、前記コンバーゼンスヨークによる電子ビームの偏
    向方向が偏向コイルによる偏向方向と同一になるように
    前記角度差を設定することができるようにしたことを特
    徴とする投写型テレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 前記コンバーゼンスヨークによる電子ビ
    ームの偏向方向と前記偏向コイルによる電子ビームの偏
    向方向との角度差は、20゜以内であることを特徴とす
    る請求項1記載の投写型テレビジョン受信機。
  3. 【請求項3】 前記コンバーゼンスヨークによる電子ビ
    ームの偏向方向と前記偏向コイルによる電子ビームの偏
    向方向との角度差は、4゜以上10゜以内であることを
    特徴とする請求項1記載の投写型テレビジョン受信機。
  4. 【請求項4】 前記コンバーゼンスヨークから前記偏向
    コイルを見て、前記コンバーゼンスヨークによる電子ビ
    ームの偏向方向が、前記偏向コイルによる電子ビームの
    偏向方向に対して、反時計方向に角度差を持つように
    記コンバーゼンスヨークが配置されたことを特徴とする
    請求項1、2または3記載の投写型テレビジョン受信
    機。
  5. 【請求項5】 前記コンバーゼンスヨークは、前記偏向
    コイルと一体構造になっていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の投写型テレビジョン受信機。
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