JP3347504B2 - 加入者回線・交換装置接続システム - Google Patents

加入者回線・交換装置接続システム

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JP3347504B2
JP3347504B2 JP00462695A JP462695A JP3347504B2 JP 3347504 B2 JP3347504 B2 JP 3347504B2 JP 00462695 A JP00462695 A JP 00462695A JP 462695 A JP462695 A JP 462695A JP 3347504 B2 JP3347504 B2 JP 3347504B2
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伸一 渡部
耕世 畑田
章 石沢
公秀 神野
健司 三須
好男 佐藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送データの送受信障
害の危険を分散させることができるように加入者回線を
交換装置に接続させる加入者回線・交換装置接続システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、ISDN回線がかなり
普及してきており、加入者局においては、アナログ回線
及びISDN回線の2種類の回線を効率的にアナログ系
交換装置やISDN系交換装置に収容させることが必要
である。そのため、従来、図2に示すような加入者回線
・交換装置接続システムが提案されている。
【0003】図2において、図示しない複数のアナログ
系端末と接続されているアナログ回線を多重したり多重
分離したりする1又は2以上の遠隔多重装置(A−R
T)1は、加入者線振り分けモジュール(LXM)2に
接続されており、また、図示しない複数のアナログ系端
末及びISDN系端末と接続されているアナログ回線及
びISDN回線を多重したり多重分離したりする1又は
2以上の遠隔多重装置(A/I−RT)3も、加入者線
振り分けモジュール2に接続されている。加入者線振り
分けモジュール2は、アナログ回線とISDN回線とを
振り分け、アナログ回線をアナログ系交換装置(例えば
D70)4に接続させ、ISDN回線をハイウェイイン
タフェース装置(IE)5を介してISDN系交換装置
(ISE)6に接続させる。
【0004】ここで、ハイウェイインタフェース装置5
は、加入者線振り分けモジュール2との高速ハイウェイ
と、ISDN系交換装置6との複数(例えば15個)の
低速ハイウェイとの接続を行なうものである。加入者線
振り分けモジュール2からの他の高速ハイウェイが、異
なるハイウェイインタフェース装置5を介して異なるI
SDN系交換装置6に接続されている。
【0005】ところで、ISDN回線は、音声通信に端
末に用いられるだけでなく、多様かつ重要な用途に用い
られることが多く、アナログ回線より、危険分散に対す
る要求が高い。
【0006】従来は、加入者線振り分けモジュール2と
の高速ハイウェイに対応するISDN系交換装置6を1
個に限定すること、及び、その高速ハイウェイ上の半分
程度のタイムスロットを用いないこと、言い換えると、
その高速ハイウェイに対応するISDN系交換装置6と
の複数(例えば15個)の低速ハイウェイの内半分程度
を用いないことにより、ISDN系交換装置6の障害等
による危険を分散させて、ISDN回線について、多量
のデータ送受信障害が発生することを防止していた。
【0007】なお、2個の加入者線振り分けモジュール
2からのハイウェイを2個のハイウェイインタフェース
装置5を介して共通のISDN系交換装置6に接続する
ことは行なわれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高速ハ
イウェイにおけるタイムスロットの使用数を限定するこ
とは、当然に、伝送効率の低下を招いていた。
【0009】また、加入者線振り分けモジュール2から
の高速ハイウェイに対応するISDN系交換装置6を1
個に限定しているため、接続する交換装置を変更する場
合には、その交換装置に対応する全ての高速ハイウェイ
を使用する加入者回線の信号を無効化する必要があり、
その高速ハイウェイの使用が不可能となっていた。
【0010】そのため、伝送効率を落とさずに危険分散
できると共に、収容先の交換装置を変更する場合等でも
使用できない回線数を少なくできる加入者回線・交換装
置接続システムが望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、加入者回線・交換装置接続シス
テムを、(1)複数の交換装置と、(2)複数の加入者
回線を所定の交換装置に振り分ける1又は2以上の回線
振分装置と、(3)上記各回線振分装置からの1伝送路
上のデータ信号を、そのタイムスロット位置で定まる2
以上の所定の交換装置に接続する、上記回線振分装置か
らの各伝送路に対応したデータ信号分配装置とを有する
ように構成した。
【0012】ここで、交換装置のインタフェース回路部
分が、1又は2以上のデータ信号分配装置と接続されて
いることは好ましい。
【0013】また、各回線振分装置が、上記交換装置
側の実装、接続状況を保存、管理する交換装置構成管理
手段と、加入者回線をいずれの上記交換装置に振り分け
るかを示す振分先設定が指示された時に、上記交換装置
構成管理手段が保存、管理する上記交換装置側の実装、
接続状況を当該振分設定と比較した比較結果に基づい
て、指示の妥当性を判断する交換装置接続確認手段とを
有することが好ましい。
【0014】
【作用】本発明の加入者回線・交換装置接続システムに
おいて、回線振分装置は、複数の加入者回線を所定の交
換装置に振り分け、交換装置側の1伝送路のデータ信号
を2以上の所定の交換装置と対応させ(双方向について
行なう)、各伝送路に対応したデータ信号分配装置は、
回線振分装置からの1伝送路上のデータ信号を、その
イムスロット位置で定まる2以上の所定の交換装置に分
配する。
【0015】これにより、理論上、回線振分装置から延
出されている交換装置側の1伝送路上の全てのタイムス
ロット位置(信号位置)を伝送に用いることができて、
伝送効率を高めることができる。また、1伝送路に2以
上の交換装置が接続されているので、交換装置の障害に
対する危険分散を実現でき、しかも、交換装置を変更す
る場合でも、1伝送路上の他の交換装置に係るタイムス
ロット位置は継続して使用できる。
【0016】ここで、交換装置のインタフェース回路部
分が、1又は2以上のデータ信号分配装置と接続するよ
うにすると、データ信号分配装置と交換装置間の伝送路
も理論上全て用いることができ、この点からも伝送効率
を高めることができて好ましい。
【0017】また、各回線振分装置が、上記交換装置
側の実装、接続状況を保存、管理する交換装置構成管理
手段と、加入者回線をいずれの上記交換装置に振り分け
るかを示す振分先設定が指示された時に、この交換装置
構成管理手段が保存、管理する上記交換装置側の実装、
接続状況を当該振分設定と比較した比較結果に基づい
て、指示の妥当性を判断する交換装置接続確認手段とを
有することは、上記のような加入者回線・交換装置接続
システムを確実に構築できて好ましい。
【0018】
【実施例】以下、本発明による加入者回線・交換装置接
続システムの一実施例を図面を参照しながら詳述する。
なお、この実施例は、ISDN回線をISDN系交換装
置に接続させる場合を意図したものである。
【0019】図1は、この実施例の加入者回線・交換装
置接続システムの接続例を示すブロック図である。
【0020】図1において、回線振分装置10−1及び
10−2はそれぞれ、例えば、上述した加入者線振り分
けモジュールが該当し、回線を所定の交換装置へ振り分
けるものであり、交換装置側とは、高速ハイウェイを介
して対応するデータ信号分配装置11−1、11−2に
接続されている。
【0021】各データ信号分配装置11−1、11−2
は、例えば、上述したハイウェイインタフェース装置が
該当するものであり、高速ハイウェイのデータ信号を、
高速ハイウェイのタイムスロット位置で定まっているい
ずれかの低速ハイウェイに乗せ替えるものである。図1
の接続例の場合、第1のデータ信号分配装置11−1
は、高速ハイウェイに対応した複数の低速ハイウェイを
3組に分けて接続しており、第1組の低速ハイウェイは
ISDN系交換装置12−1に接続され、第2組の低速
ハイウェイはISDN系交換装置12−2に接続され、
第3組の低速ハイウェイはISDN系交換装置12−3
に接続されている。また、第2のデータ信号分配装置1
1−2も、高速ハイウェイに対応した複数の低速ハイウ
ェイを3組に分けて接続しており、第1組の低速ハイウ
ェイはISDN系交換装置12−2に接続され、第2組
の低速ハイウェイはISDN系交換装置12−3に接続
され、第3組の低速ハイウェイはISDN系交換装置1
2−4に接続されている。
【0022】このように、この実施例においては、各I
SDN系交換装置12−m(mは1、…、4…)は、複
数のデータ信号分配装置に接続され、1個の高速ハイウ
ェイに対応した数の低速ハイウェイを接続する、ISD
N系交換装置12−m内のインタフェース部分(パッケ
ージやユニット)には、所定数(若しくはそれに近い
数)の低速ハイウェイが接続されている。言い換える
と、そのインタフェース部分に所定数の低速ハイウェイ
が接続されているが、低速ハイウェイに対応した高速ハ
イウェイ(従って回線振分装置)は2以上になるように
なされている。
【0023】すなわち、この実施例では、図3に示すよ
うに、回線振分装置10−i、10−jからの高速ハイ
ウェイHWi−x、HWj−yはデータ信号分配装置1
1−ix、11−jyに1対1で対応するが、ISDN
系交換装置12−m、12−nに対しては必ずしも1対
1で対応するものではなく、1対x(xは1以上)で対
応するものであり、また、ISDN系交換装置12−
m、12−nの1高速ハイウェイ用のインタフェース部
分も複数の高速ハイウェイに対応している。
【0024】この点で、この実施例の回線振分装置10
−iは、従来の加入者線振り分けモジュールとは、回線
を所定の交換装置に振り分ける構成及び動作が異なって
いる。すなわち、従来の加入者線振り分けモジュール
は、高速ハイウェイがISDN系交換装置に対しても1
対1で対応していたので、そのように振分け動作を行な
うが、この実施例の回線振分装置10−iは、高速ハイ
ウェイがISDN系交換装置に対しても1対xで対応し
ているため、そのように振分け動作を行なうように構成
されている。
【0025】図4は、この実施例における回線振分装置
10−iの詳細構成を示すものである。
【0026】図4において、回線振分装置10−iは、
ハードウェア構成としてのデータ信号路接続装置104
と、ソフトウェア構成としてのソフトウェア制御部11
3とからなり、例えばワークステーションでなる保守用
入出力端末114が外部装置として接続されている。
【0027】データ信号路接続装置104は、例えば、
T−S−Tスイッチ及びその前後のインタフェース回路
でなるものであり、ソフトウェア制御部113のパス設
定に従い、端末側ハイウェイとデータ信号分配装置側の
上記高速ハイウェイとの間でデータ信号(タイムスロッ
ト上の信号)の乗せ換えることによって、所定の加入者
回線を所定の交換装置に接続するように回線を振り分け
るものである。
【0028】ソフトウェア制御部113は、ハードウェ
ア的には、CPU、主メモリ(MM)及び各種入出力ポ
ート等でなる。ソフトウェア制御部113は、主メモリ
に展開されてCPUが実行するソフトウェア面から機能
を分けると、装置制御部105、信号路接続制御部10
6、データ信号情報保存メモリ107、データ信号情報
管理部108、交換装置構成管理部109、交換装置構
成保存メモリ110、データ信号接続状態管理部11
1、接続制御実行管理部112からなる。
【0029】装置制御部105は、信号路接続制御部1
06の制御下で、ハードウェア構成のデータ信号路接続
装置104の制御を直接行なうものである。
【0030】信号路接続制御部106は、データ信号路
接続装置104内のデータ信号の伝達路位置情報を管理
するものである。例えば、加入者情報や、ハイウェイ上
でのタイムスロット割付け位置や、データ信号路接続装
置(T−S−Tスイッチ)104の方路情報等を管理す
る。データ信号情報管理部108は、データ信号路接続
装置104内のデータ信号の信号状況情報を管理するも
のである。例えば、呼制御段階や、データが挿入されて
いるか否か等を管理するものである。データ信号情報保
存メモリ107は、信号路接続制御部106やデータ信
号情報管理部108で管理する情報を保存するものであ
る。
【0031】交換装置構成管理部109は、自己と接続
する複数のISDN系交換装置12−m、12−nの装
置構成状態の情報(交換装置実装情報)を管理するもの
である。例えば、当該回線振分装置10−iのx番目の
高速ハイウェイHWi−xには1又は2以上のどの交換
装置が接続されているかや、その交換装置のどのインタ
フェース回路パッケージに接続されているか等を管理す
るものである。交換装置構成保存メモリ110は、交換
装置構成管理部109が管理する交換装置実装情報を保
存するものである。
【0032】データ信号接続状態管理部111は、デー
タ回線上(ハイウェイ上)のデータ信号の位置(タイム
スロット)の使用可否を管理するものである。データ信
号接続状態管理部111は、データ信号情報管理部10
8や交換装置構成管理部109を介して、両保存メモリ
107及び110の情報をアクセスしながら、データ回
線上(ハイウェイ上)のデータ信号の位置(タイムスロ
ット)の使用可否を管理する。接続制御実行管理部11
2は、保守用入出力端末114からのデータ回線の接
続、変更の要求指示に従い、データ回線の接続制御を実
行管理するものである。
【0033】図5は、保守用入出力端末114から、デ
ータ信号路の接続制御要求があった場合におけるソフト
ウェア制御部113の動作を示すフローチャートであ
る。図6は、その内のデータ信号の使用可否の判定処理
(ステップ201、202)の詳細を示すフローチャー
トである。
【0034】作業者は、当該回線振分装置10−iから
の高速ハイウェイに対応する低速ハイウェイに接続する
交換装置12−m、12−nを変更したり、当該回線振
分装置10−iからの高速ハイウェイに対応する低速ハ
イウェイに接続する交換装置12−mを新たに設定した
り、交換装置12−m、12−nにおけるインタフェー
ス回路パッケージ(従って低速ハイウェイの接続位置)
を変更したりした際には、その後、保守用入出力端末1
14を用いて、その接続内容を規定する情報を含む、デ
ータ信号路の接続制御要求を回線振分装置10−iに与
えて、回線振分装置10−iをその接続内容に対応でき
る状態に設定させる。
【0035】ソフトウェア制御部113は、入出力端末
114からデータ信号路の接続制御要求が与えられて図
5に示す処理を開始すると、まず、接続目的のデータ信
号位置(タイムスロット)が使用することができるか否
かを判断する(ステップ201、202)。かかる処理
は、図6について後述するようになされる。
【0036】ここで、使用することができないものであ
れば、一連の処理を異常終了させる。一方、接続目的の
データ信号位置(タイムスロット)が使用することがで
きるものであると、データ信号路接続装置104に対し
て、データ信号路(パス)を設定することを指示し、こ
の指示通りにデータ信号路接続装置104が動作したか
否かを確認する(ステップ203、204)。
【0037】データ信号路接続装置104が指示通りに
動作しない場合には、データ信号路接続装置104の障
害として異常終了で一連の処理を終了する。これに対し
て、データ信号路接続装置104が正常に動作した場合
には、データ信号路接続装置104内でのデータ信号路
の情報をデータ信号情報保存メモリ107に保存し、さ
らに、今回の指示に係る加入者回線についての端末から
交換装置へ至る伝送路情報(なお、データ信号路接続装
置104の内部についての伝送路情報は除く)もデータ
信号情報保存メモリ107に保存し、正常終了で一連の
処理を終了する(ステップ204、205)。
【0038】次に、図6を参照しながら、データ信号の
使用可否の判定処理(ステップ201、202)の詳細
を説明する。
【0039】ソフトウェア制御部113は、まず、デー
タ信号情報保存メモリ107から、今回の指示に係る加
入者回線についての端末から交換装置へ至る伝送路情報
を取り出し、接続対象の加入者回線についての端末から
交換装置へ至る伝送路情報を未だ所持していないことを
確認する(ステップ301〜303)。
【0040】なお、接続対象の加入者回線についての端
末から交換装置へ至る伝送路を新たに設定する場合に
は、作業者は、図2に示す処理を開始させる前になんら
処理を実行させることを要しないが、接続対象の加入者
回線についての端末から交換装置へ至る伝送路を変更設
定する場合には、作業者は、図2に示す処理を開始させ
る前に、接続対象の加入者回線についての端末から交換
装置へ至る伝送路の情報を、データ信号情報保存メモリ
107から消去させる処理を実行させておく必要があ
る。図示は省略するが、作業者が消去の指示を与える
と、ソフトウェア制御部113は、指示された伝送路情
報をデータ信号情報保存メモリ107から消去させる。
【0041】ここで、指示された伝送路情報がデータ信
号情報保存メモリ107に所持されていると、指示され
たデータ信号位置(加入者回線、タイムスロット)は、
使用できないものとして異常終了で一連の処理を終了す
る。これに対して、接続対象の加入者回線についての端
末から交換装置へ至る伝送路の情報をデータ信号情報保
存メモリ107が所持していないと、ソフトウェア制御
部113は、データ信号情報保存メモリ107から、デ
ータ信号路接続装置104内部についてのデータ信号の
接続位置の情報を取り出し、接続指示に係るデータ信号
路(パス)が、データ信号路接続装置104内で未だ設
定されていないことを確認する(ステップ304〜30
6)。なお、ここでの確認は、データ信号路接続装置1
04を動作させることのない、情報比較によるソフトウ
ェア上での確認である。
【0042】ここで、接続指示に係るデータ信号路(パ
ス)がデータ信号路接続装置104内で既に設定されて
いると、使用できないものとして異常終了で一連の処理
を終了する。一方、ソフトウェア上では、接続指示に係
るデータ信号路(パス)がデータ信号路接続装置104
内で未だ設定されていないということが確認されると、
ソフトウェア制御部113は、データ信号路接続装置1
04に対して、接続指示に係るデータ信号路(パス)の
接続状況を読み取ることを指示し、接続指示に係るデー
タ信号路(パス)が、データ信号路接続装置104内で
未だ設定されていないことをハードウェア的に確認する
(ステップ307、308)。
【0043】このハードウェア的な確認でも、接続指示
に係るデータ信号路(パス)がデータ信号路接続装置1
04内で既に設定されていると、使用できないものとし
て異常終了で一連の処理を終了する。ハードウェア上で
も、接続指示に係るデータ信号路(パス)がデータ信号
路接続装置104内で未だ設定されていないということ
が確認されると、ソフトウェア制御部113は、交換装
置構成保存メモリ110から、接続目的の加入者回線
(従って高速ハイウェイ上のタイムスロット)に接続さ
れているとして指示された交換装置の情報を取り出し、
接続目的の加入者回線(従って高速ハイウェイ上のタイ
ムスロット)がその交換装置に接続されていることを確
認する(ステップ309〜311)。
【0044】ここで、指示内容が交換装置と高速ハイウ
ェイとの接続関係を満足するものでなければ、使用でき
ないものとして異常終了で一連の処理を終了する。指示
内容の交換装置が、有効に接続可能な交換装置である
と、今回の指示に係る加入者回線からのデータ信号をそ
の交換装置が受信可能な構成となっているか否かを、上
述したステップ309で交換装置構成メモリ110から
取り出した情報に基づいて確認する(ステップ312、
313)。
【0045】交換装置がデータ信号を受信できる構成に
なっていなければ、使用できないものとして異常終了で
一連の処理を終了する。交換装置がデータ信号を受信で
きる装置構成になっていると、今回指示されたデータ信
号位置(別表現では加入者回線、タイムスロット)を使
用可能とし、上述したステップ203に移行する。
【0046】なお、従来のように、回線振分装置(加入
者線振り分けモジュール)からの高速ハイウェイがある
交換装置に1対1で対応し、しかも、高速ハイウェイの
タイムスロットが、その交換装置の所定の低速ハイウェ
イとのインタフェース回路パッケージと1対1で対応し
ている場合には、ステップ309以降の処理を行なう必
要がない。図1を用いて説明したように、この実施例の
場合は、回線振分装置(加入者線振り分けモジュール)
からの高速ハイウェイと、交換装置のインタフェース回
路パッケージとを任意の関係に設定できるため、加入者
回線のデータ信号路を設定する場合に、その指示内容
が、交換装置側の構成を満足するか否かの確認が必要と
なっている。
【0047】従って、上記実施例によれば、図1に示す
ように、物理的に、回線振分装置からの伝送路(高速ハ
イウェイ)に係る交換装置が複数であることを許容する
と共に、異なる回線振分装置からの高速ハイウェイに係
る低速ハイウェイを同一の交換装置に接続させることを
許容し、そのような交換装置側の構成の情報を回線振分
装置に保有させ、回線設定時には、その保有させた交換
装置側の構成の情報を参酌して設定の妥当性を確認して
設定させるようにしたので、以下の効果を得ることがで
きる。
【0048】回線振分装置からの高速ハイウェイを必要
ならば100%使用することができ、伝送効率を従来よ
り高めることができる。しかも、1個の交換装置からみ
れば、ある高速ハイウェイでの使用率は従来と同程度で
あり、交換装置に対する危険分散を従来と同程度に達成
することができる。
【0049】また、1高速ハイウェイに複数の交換装置
を接続できるため、接続している交換装置の変更を行な
う際も、変更対象の交換装置へ伝達しているデータ信号
位置(タイムスロット)のみ無効化を行なえば良く、こ
の変更時においても高速ハイウェイを継続して用いるこ
とができる。
【0050】なお、上記実施例は、ISDN回線を意識
した加入者回線・交換装置接続システムを示したが、ア
ナログ回線に対する加入者回線・交換装置接続システム
に本発明を適用することができる。
【0051】また、上記実施例においては、回線振分装
置として、ISDN回線及びアナログ回線の交換装置へ
の振分けを行なう加入者線振り分けモジュールを意図し
ているが、一方の種類の回線だけを対象とした回線振分
装置であっても良い。
【0052】さらに、図1では、1高速ハイウェイのデ
ータ信号を3組の低速ハイウェイに分配するものを示し
たが、分配組数はこれに限定されるものではなく、2組
以上であれば良い。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の加入者回線・交
換装置接続システムによれば、複数の交換装置と、複数
の加入者回線を所定の交換装置に振り分ける1又は2以
上の回線振分装置と、各回線振分装置からの1伝送路上
のデータ信号を、そのタイムスロット位置で定まる2以
上の所定の交換装置に接続する、上記回線振分装置から
の各伝送路に対応したデータ信号分配装置とを有するよ
うに構成したので、伝送効率を落とさずに危険分散で
き、しかも、収容先の交換装置を変更する場合等でも使
用できない回線数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の加入者回線・交換装置接続システムを
示すブロック図である。
【図2】従来の加入者回線・交換装置接続システムを示
すブロック図である。
【図3】実施例の回線振分装置及び交換装置間の接続の
詳細を示す説明図である。
【図4】実施例の回線振分装置の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】実施例のデータ信号路の接続制御要求時のソフ
トウェア制御部の動作を示すフローチャートである。
【図6】図5におけるデータ信号の使用可否の判定処理
の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10−1、10−2…回線振分装置、11−1、11−
2…各データ信号分配装置、12−1、12−2、12
−3、12−4…ISDN系交換装置、104…データ
信号路接続装置、105…装置制御部、106…信号路
接続制御部、107…データ信号情報保存メモリ、10
8…データ信号情報管理部、109…交換装置構成管理
部、110…交換装置構成保存メモリ、111…データ
信号接続状態管理部、112…接続制御実行管理部、1
13…ソフトウェア制御部、114…保守用入出力端
末。
フロントページの続き (72)発明者 畑田 耕世 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 石沢 章 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 神野 公秀 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 三須 健司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 好男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04Q 3/42 H04Q 11/00 - 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の交換装置と、 複数の加入者回線を所定の交換装置に振り分ける1又は
    2以上の回線振分装置と、 上記各回線振分装置からの1伝送路上のデータ信号を、
    そのタイムスロット位置で定まる2以上の所定の交換装
    置に接続する、上記回線振分装置からの各伝送路に対応
    したデータ信号分配装置とを有することを特徴とする加
    入者回線・交換装置接続システム。
  2. 【請求項2】 上記交換装置のインタフェース回路部分
    が、1又は2以上のデータ信号分配装置と接続されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の加入者回線・交換
    装置接続システム。
  3. 【請求項3】 上記各回線振分装置が、上記 交換装置側の実装、接続状況を保存、管理する交
    換装置構成管理手段と、 加入者回線をいずれの上記交換装置に振り分けるかを示
    振分先設定が指示された時に、上記交換装置構成管理
    手段が保存、管理する上記交換装置側の実装、接続状況
    を当該振分設定と比較した比較結果に基づいて、指示の
    妥当性を判断する交換装置接続確認手段とを有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の加入者回線・交換
    装置接続システム。
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