JP3316077B2 - 地肌濃度レベル検出装置 - Google Patents

地肌濃度レベル検出装置

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JP3316077B2
JP3316077B2 JP05560594A JP5560594A JP3316077B2 JP 3316077 B2 JP3316077 B2 JP 3316077B2 JP 05560594 A JP05560594 A JP 05560594A JP 5560594 A JP5560594 A JP 5560594A JP 3316077 B2 JP3316077 B2 JP 3316077B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の地肌濃度レベル
を高精度に検出する地肌濃度レベル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機などの画像処理装置におい
て、対象となる原稿をスキャナなどの画像読み取り装置
で読み取り、読み取られた多値画像をプリンタあるいは
ディスプレイに出力した場合、原稿の地肌の濃淡もその
まま再現されるため、出力画像中に地肌の汚れが目立ち
見づらい画像になる。そこで、従来から画像を出力する
前に、原稿の地肌の濃度レベルに相当する閾値を設定
し、この閾値を基に地肌を検出し、原稿地肌の汚れを除
去していた。
【0003】ところで、複数の原稿が貼り合わされた原
稿においては、例えば新聞など地肌濃度の高い紙や、上
質紙など地肌濃度の低い紙が混在していて、地肌の濃度
レベルはそれぞれ異なる値をとることになる。このた
め、例えば新聞の地肌濃度レベルに合わせた地肌の除去
を上質紙に対して施すと、上質紙の絵柄のハイライトや
低コントラストの文字が除去されたり、あるいは文字が
細くなって文字が劣化し、読みにくくなり、また逆に上
質紙の地肌濃度レベルに適した閾値を適用すると、新聞
の地肌が除去されないという問題があり、高精度な閾値
設定方法が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の閾値設定方法と
しては、例えば特開平4−313744号公報に記載さ
れた方法がある。この方法は、一般的に地肌の濃度レベ
ルは原稿の中で濃度が低いことなどを利用し、プレスキ
ャン時に所定の濃度エリア毎のヒストグラムを作成し、
該ヒストグラムの度数を基に自動的に地肌濃度レベルを
検出する。
【0005】しかし、複写機などの画像入力装置から読
み込んだ画像データには原稿と共に原稿抑え板も画像デ
ータの信号として入力される。上記した閾値設定方法で
は、原稿抑え板の濃度レベルが原稿の地肌よりも低い場
合、原稿抑え板の濃度レベルが誤って地肌濃度レベルと
して検出されるという問題があり、また、ヒストグラム
の作成にプレスキャンが必要なため、相当の処理時間を
要するという問題がある。
【0006】他の方法として、特公平5−23667号
公報に記載の地色検出方法がある。この方法は、原稿の
先端部を検出するために原稿の抑え板が黒色に限定さ
れ、しかも、該先端が検出されたときその先端から一定
の距離にある領域について白レベルの追従動作を行って
いるので、原稿の先端部に原稿の地肌領域が存在しない
場合は、地肌濃度レベルを検出できないという問題があ
る。
【0007】本発明の目的は、原稿抑え板と原稿の地肌
を識別し、原稿抑え板領域を除いた原稿の地肌領域の濃
度レベルを高精度に検出する地肌濃度レベル検出装置を
提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、プレスキャン処理を
行うことなく、画像処理の高速化を図った画像処理装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、原稿の地肌領域を指定または自動検出し、原稿抑え
板と原稿の地肌とを識別することにより、閾値自動設定
の精度向上を図ることを特徴とする。原稿の地肌領域の
検出方法として、以下の方法を採ることを特徴とする。
すなわち、 (1)所定の領域の濃度の最小値を地肌除去閾値とす
る。 (2)原稿サイズ検知で与えられる領域の濃度の最小値
を地肌除去閾値とする。 (3)オペレータに指定された領域の濃度の最小値を地
肌除去閾値とする。 (4)絵柄文字の近傍領域の濃度の最小値を地肌除去閾
値とする。また、本発明の他の実施例では、プレスキャ
ン処理を行わないで地肌濃度レベルを検出することによ
り、地肌除去処理、色変換処理、多値化処理の高速化を
図ることを特徴としている。また、複数回スキャンする
画像処理装置において、先行するスキャン時に地肌濃度
レベルを検出し、後続するスキャン時に地肌除去部、色
変換処理部、多値化処理部に与えることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】地肌濃度レベル検出の第1の実施例において
は、画像データ中の検出対象領域を表す座標値が予めレ
ジスタなどに設定され、スキャナの動作に同期して着目
画素の座標値が生成される。着目画素が検出対象領域に
あるか否かを判定し、検出対象領域にある画素につい
て、画素の濃度の最小値を求めて、これを地肌濃度レベ
ルとする。この地肌濃度レベルを地肌除去閾値として設
定し、入力信号が地肌除去閾値以下のとき地肌と判定し
て、画素値を0として出力する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。原稿の地肌部分の濃度レベルを高精度に
検出するためには、原稿抑え板が紙に相当するような素
材で作られていた場合に、原稿抑え板の白地と原稿の地
肌の紙白とを識別しなければならない。本発明では、画
像データ全体の中で原稿抑え板領域を除く原稿領域の地
肌を外部から指定または自動的に識別し、その領域の地
肌濃度レベルを設定する。
【0012】〈実施例1〉 図1は、本発明の実施例1の構成を示す。図において、
スキャナ1は、CCDセンサなどの光電変換装置を有
し、図示しない原稿を読み取ってR(赤)、G(緑)、
B(青)の3色の色分解信号を出力する。CCDは主走
査方向に一列配置され、CCD、ミラーなどが原稿に沿
って副走査方向に移動することによって原稿を読み取
る。A/D変換回路2は、R、G、Bのアナログ信号を
例えば8ビットのディジタル信号に変換する。シェーデ
ィング補正回路3は、原稿を照射する露光光源の配光分
布、CCDセンサのばらつきを補正する。Log(対
数)変換回路4は、反射率リニアなデータを濃度率リニ
アなデータ(RGB濃度信号)に変換する。例えば、各
画素を8ビットのディジタル信号に変換したとき、各画
素のRGB濃度信号は、0〜255の値をとる。従っ
て、白は(R,G,B)=(0,0,0)であり、黒は
(R,G,B)=(255,255,255)である。
【0013】なお、R,G,Bの値が反射率リニアの場
合は、255が最も明るい色、0が最も暗い色になる。
また、反射率とは、原稿を照射する光と原稿からの反射
光の強度の比(=Ir/Io)であり、反射率の常用対
数をとったものを濃度(=log(Ir/Io))とい
う。
【0014】本実施例は、上記したようにスキャナから
読み取った反射率信号をRGB濃度信号に変換した後の
データを対象にするが、本発明はこれに限定されるので
はなく、例えばL*u*b*信号、L*a*b*信号、
色変換後のY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)信号などの他の表色系にも適用できる。
【0015】レジスタ5には、検出対象領域を表す座標
値が設定され、レジスタ6には、着目画素の座標値が随
時設定される。領域判定回路7は、着目画素の座標値が
検出対象領域内にあるか否かを判定し、その判定結果を
地肌濃度レベル検出回路8に渡す。地肌濃度レベル検出
回路8は、検出対象領域内の画素に対して領域内の画素
の濃度の最小値を求め、これを地肌濃度レベルとして出
力する。
【0016】本実施例1では、スキャナ1で読み取られ
た画像データの縁以外の領域における地肌濃度レベルを
検出している。つまり、スキャナで読み取った画像デー
タの縁の部分は、原稿抑え板が浮いている状態などの原
因からデータの信頼性に欠ける。本発明では、画像デー
タの縁の部分のデータを検出領域から除外し、これによ
りデータの信頼性が向上する。
【0017】図2は、画像データ中の地肌濃度レベルの
検出対象となる領域を示す。画像データ9の縁10以外
の地肌検出の対象領域11は、点A,Bの座標値によっ
て決められる。処理開始時に、図示しないCPUから点
A,Bの座標値をレジスタ5ロードして設定する。ま
た、着目画素の座標値がレジスタ6に設定される。つま
り、スキャナ、画像処理部を駆動する画素単位の同期信
号および主走査の切り替え時に発生するラインシンク信
号を基に着目画素の座標値が求められ、レジスタ6に設
定される。副走査方向の座標値は、ラインシンク信号が
セットされる毎に1ずつ増加し、主走査方向の座標値
は、同期信号の更新と共に1ずつ増加し、ラインシンク
信号がセットされたときに0にリセットされる。
【0018】レジスタ5、6の座標値が領域判定回路6
に渡される。領域判定回路6は、着目画素の座標値(主
走査方向の座標値と、副走査方向の座標値)と検出対象
領域を表す座標値とを比較することにより、着目画素の
座標値が検出対象領域内にあるか否かを判定し、その判
定結果を地肌濃度レベル検出回路8に渡す。Log変換
後の画像データが地肌濃度レベル検出回路8に入力さ
れ、地肌濃度レベル検出回路8は、検出対象領域内と判
定された画素について、画素の濃度の最小値を検出し、
この最小値を地肌濃度レベルとして出力する。
【0019】なお、地肌濃度レベル検出回路8は上記し
たものに限定されず、検出対象領域内の地肌濃度レベル
の代表値を検出するものであれば、他の回路、方法でも
よい。例えば、検出対象領域内において、所定の濃度レ
ベルよりも低い画素の濃度の平均値を地肌濃度レベルと
してもよい。また、地肌濃度レベルの他に、検出対象領
域内の色相、明度、彩度、輝度などを検出して出力する
ように構成を変更できる。例えば、色相としては、地肌
画素[r,g,b]のRGBの濃度バランスr:g、
r:bの値を求めて出力する。
【0020】〈実施例2〉 図3は、実施例2の構成を示す。この実施例では、原稿
サイズ検知装置11が設けられ、該検知装置12によっ
て原稿領域と求められた座標値を、レジスタ5に設定
し、地肌濃度レベルの検出対象領域としている。他の構
成要素は実施例1で説明したものと同様である。
【0021】原稿サイズ検知装置12は、次のように構
成されている。すなわち、複写機には種々のセンサが搭
載されていて、原稿サイズ検出センサとして、例えば、
定型サイズ(A4、B5など)を検知する原稿長さ検知
センサ、原稿幅検知センサなどがある。原稿サイズ検知
装置12は、このような公知の原稿長さ検知センサ、原
稿幅検知センサから構成されている。センサの数を増や
すことにより精度を上げることも可能である。
【0022】図4は、地肌濃度レベル検出の対象となる
原稿サイズ検知結果を示す。原稿領域13は、例えば図
に示すような原稿の場合は、主走査方向は原稿長さ検知
センサ14によって、副走査方向は原稿幅検知センサ1
5によって検知される。原稿サイズ検知結果により求ま
る座標値A,Bがレジスタ5に設定される。この座標値
A,Bは、検出対象領域を表す値として、着目画素の座
標値と共に、領域判定回路7に与えられる。領域判定回
路7、地肌濃度レベル検出回路8の動作は実施例1と同
様であるので、その説明を省略する。
【0023】〈実施例3〉 本実施例3は、オペレータにより指定された領域を地肌
濃度レベルの検出対象領域とする場合の実施例である。
図5は、実施例3の構成を示し、実施例2の原稿サイズ
検知装置を、領域指定用エディタ16に置き換えて構成
されている。エディタ16の概略構成を図6に示す。
【0024】複写機などの画像処理装置に設けられた座
標板17上に原稿18が、その表面を上にしてセットさ
れ、オペレータはタッチペン19を用いて、対角となる
2点を指定し、その後所定の機能キーを入力することに
よって、2点の座標値がレジスタ5に設定される。図7
は、原稿上でオペレータによって指定された2点A,B
とその領域を示す。この座標値A,Bは、検出対象領域
を表す値として、着目画素の座標値と共に、領域判定回
路7に与えられ、実施例1と同様にして領域判定回路7
で領域が判定され、地肌濃度レベル検出回路8でその領
域内の地肌濃度が検出される。
【0025】〈実施例4〉 原稿の地肌部分には地肌周辺に絵柄または文字領域があ
ることを利用し、原稿の地肌領域を検出する。本実施例
では、絵柄または文字領域に挾まれた領域を検出し、こ
の領域を濃度レベル検出の対象とする。図8は、地肌濃
度レベル検出の対象領域を示す。21は、抑え板からの
反射信号、22は原稿の信号、23は原稿中の絵柄領
域、24は地肌、25は、絵柄領域に挾まれた、地肌濃
度レベル検出の対象領域である。
【0026】図9は、実施例4の構成を示す。絵柄文字
領域判定回路31は、像域分離技術によって、原稿を読
み取った画像データから絵柄領域と文字領域を検出す
る。その検出結果は、ラインバッファ32の先頭から順
(図の右から左に)に格納される。主走査が切り替わっ
たときに、ラインバッファ32の内容をラインバッファ
33にコピーした後、ラインバッファ32の全内容をリ
セットする。主走査が切り替わった後は、再び以上の手
順を繰り返す。ラインバッファ33には、図10に示す
ように、1ラインの各画素の文字、絵柄判定結果が保持
される。図において、文字または絵柄と判定された画素
は例えばビット1、文字、絵柄以外と判定された画素は
ビット0で表現されてラインバッファ33に格納され
る。
【0027】絵柄文字間領域判定回路35は、着目画素
が絵柄または文字領域に挾まれた領域に存在するか否か
を判定する回路であるが、このような判定を行うために
は、着目画素を含むラインの全画素について像域分離の
判定結果が得られていなければならない。そのために、
FIFOメモリ34(先入れ先出しメモリ)を用いて画
像データを1ライン分遅延させる。つまり、nライン目
について、最初の画素から順に絵柄文字領域の判定を行
うとき、ラインバッファ33には1ライン前、(n−
1)ライン目の分離結果が保持され、FIFOメモリ3
4には(n−1)ライン目の各画素の画像データ(濃
度)が格納されている。
【0028】図11は、ラインバッファとFIFOメモ
リ周辺の詳細を示す。この図では、1ラインがm+n画
素からなり、ラインバッファ32内のm−1個の画素の
処理が終わり、m番目の入力画素Pが処理される状態に
ある。従って、FIFOメモリ34には、ラインバッフ
ァ33のn+1画素分の画像データと、ラインバッファ
32のm−1画素分の画像データが格納されていること
になる。
【0029】FIFOメモリ34の先頭画素は1ライン
前に処理された画素であるから、先頭画素を含むライン
の全画素の像域分離結果は既にラインバッファ33に設
定されている。これから処理しようとするFIFOメモ
リ34の先頭画素Dの分離結果は、ラインバッファ33
の画素Dに保持されている。そして、先頭の画素DをF
IFOメモリ34から取り出し(右に1ビットシフ
ト)、画素Dについて、後述するように絵柄文字間領域
判定回路35で領域判定処理が行われるが、先頭の画素
Dを取り出すと、入力画素Pの画像データがFIFO3
4の最左端に書き込まれ、また入力画素Pの絵柄文字の
判定処理が行われ、その判定結果がラインバッファ32
に書き込まれる。
【0030】絵柄文字間領域判定回路35は、FIFO
メモリ34の先頭画素Dに対応する、ラインバッファ3
3内の画素Dを中心にしてその両側の画素を調べ、文字
領域または絵柄領域が存在するときに、地肌濃度レベル
検出回路36の検出対象領域と判定する。これを図10
の例を用いて説明すると、着目画素がAの場合、画素A
は右側に文字領域があるが左側には文字領域または絵柄
領域がないので、検出対象領域ではないと判定する。着
目画素がB、Cの場合、画素B、Cの両側に文字領域ま
たは絵柄領域があるので、検出対象領域と判定する。こ
のような検出対象領域と判定された画素B、C(FIF
Oメモリのデータ)には、例えばフラグを付けて地肌濃
度レベル検出回路36に出力する。地肌濃度レベル検出
回路36は、フラグを付けられた領域について、濃度の
最小値を求めて、地肌濃度レベルを出力する。
【0031】FIFO内の先頭画素Dの処理が終了する
と、FIFO34の先頭画素はEであるので、画素Eを
取り出し、ラインバッファ33内の画素Eを中心にし
て、前述したように判定処理を行う。FIFO34を1
ビット右にシフトしたときに、FIFO34の最左端
に、現ラインの次の入力画素QのデータがFIFO34
に書き込まれ、ラインバッファ32の入力画素Qの位置
に、文字絵柄判定結果が書き込まれる。同様にしてFI
FO34、ラインバッファ33内の、以降の画素Fを処
理する。
【0032】本実施例の判定方法は、着目画素の両側に
文字領域または絵柄領域があれば地肌と判定されるため
に、地肌の濃度レベルが高い場合や有彩色の場合にも有
効な方法である。
【0033】なお、上記した像域分離技術としては、例
えば本出願人が先に提案した論文「文字/絵柄(網点、
写真)混在画像の像域分離方式」(電子情報通信学会論
文誌 Vol.J75−DII No.1 pp39−47 1
992年1月を参照)に記載された技術を用いる。
【0034】すなわち、絵柄(網点)領域の検出は、局
所領域において網点の頂上と谷底にあたる画素を検出す
る。具体的には、図12に示すように、3×3のブロッ
クにおいて、中心画素の濃度レベルLが周囲のすべての
画素のそれよりも高い、あるいは低く、かつ、Lと中心
画素を挾んで対角線に存在する対画素の濃度レベル
(a、b)が、4対ともに、|2×L−a−b|>TH
(固定の閾値)であるとき、中心画素を網点領域画素と
する。
【0035】文字(エッジ)領域の判定についても、例
えば前掲した論文に記載(p42の図10を参照)の技
術を用いる。図13は、文字(エッジ)領域検出部のブ
ロック構成図である。3値化回路41では、入力画像デ
ータにエッジ強調を施した後、2種類の固定閾値(TH
1,TH2)を用いて3値化する。すなわち、白画素<
TH1、TH1≦中間濃度画素<TH2、TH3<黒画
素とする。黒画素連続性検出部42と白画素連続性検出
部43は、それぞれ3値化後の黒画素および白画素が連
続する領域をパターンマッチングによって検出する。
【0036】図14は、黒画素の連続性を検出するパタ
ーンであり、図15は、白画素の連続性を検出するパタ
ーンを示す。これらパターンにマッチングした白画素の
連続した個所と黒画素の連続した個所を検出し、AND
回路44では、これらパターンにマッチングした場合、
中心画素を文字(エッジ)領域として出力する。
【0037】〈実施例5〉 本実施例5は、絵柄または文字領域の近傍領域を地肌濃
度レベル検出の対象とする場合の実施例である。図16
は、実施例5の構成を示す。8画素バッファ51には、
走査ライン上における着目画素に先行する7画素のRG
B画素データが保持される。このバッファサイズは8画
素に限定されず、近傍領域を検出できるサイズであれば
よい。絵柄文字領域判定回路52は、前述した実施例4
と同様に、像域分離技術によって着目画素が、絵柄領域
または文字領域であるかを判定し、その判定結果を出力
する。
【0038】領域判定回路53は、着目画素が絵柄また
は文字と判定されたとき、8画素バッファ51内の先行
する7画素のデータ(つまり、絵柄または文字領域の近
傍領域)を読み出し(このとき、7画素のパラレルデー
タをシリアルデータに変換して読み出す)、領域判定結
果として、地肌濃度レベル検出回路54に対して出力す
る。図17は、地肌濃度レベル検出の対象領域を示す。
地肌濃度レベル検出回路54は実施例1と同様に、図1
7の対象領域について濃度レベルを検出する。
【0039】本実施例の判定方法では、着目画素が文字
領域または絵柄領域であれば、その近傍領域を地肌と判
定するので、地肌の濃度レベルが高い場合や有彩色の場
合にも有効な判定方法である。
【0040】〈実施例6〉 図18は、上記した実施例1から実施例5によって検出
された地肌濃度レベルを利用した画像処理装置の構成を
示す。図に示す構成は、実施例1から実施例5によって
検出された地肌濃度レベルを、地肌除去閾値THとして
コンパレータに与え、地肌を除去し出力する回路となっ
ている。この回路の入力信号(r,g,b)および出力
信号(r’,g’,b’)は濃度リニアな信号である。
【0041】MAX(r,g,b)62は、入力信号の
最大値を求め、コンパレータ61は、入力信号の最大値
と地肌除去閾値THとを比較する。MAX(r,g,
b)<THのとき、着目画素を地肌とみなし、コンパレ
ータ61は、セレクタ回路63が(0,0,0)を選択
するように指示し、セレクタ回路63から(r’,
g’,b’)=(0,0,0)つまり地肌が除去された
信号が出力される。MAX(r,g,b)≧THのとき
は、コンパレータ61は、セレクタ回路63が入力信号
(r,g,b)を選択するように指示し、出力信号
(r’,g’,b’)=(r,g,b)を出力する。
【0042】〈実施例7〉 図19は、本発明の実施例7の構成図であり、面順次に
4色をプリントする1ドラム方式のカラー複写機におい
て、4回スキャンし、各スキャン時にK(ブラック)、
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の順に
記録信号を生成し、C、M、Y記録信号生成時に地肌除
去を行う画像処理装置の構成を示す。
【0043】図において、スキャナ、Log変換回路は
実施例1で説明したものと同様であるので説明を省略す
る。色補正処理回路71は、例えば線形一次式でRGB
信号をCMYK信号に色補正処理を行う。
【0044】 C=a0+a1×R+a2×G+a3×B M=b0+b1×R+b2×G+b3×B Y=c0+c1×R+c2×G+c3×B K=d0+d1×R+d2×G+d3×B ここで、R,G,BはLog変換後の信号、C,M,
Y,Kはプリンタ駆動信号、a0〜a3、b0〜b3、
c0〜c3、d0〜d3は色補正係数である。
【0045】地肌除去回路72は、地肌濃度レベルTH
を基に画像データの地肌汚れを除去し、多値化処理回路
73は、プリンタ74の階調表現能力に適した信号にC
MYK信号を変換する。
【0046】本発明においては、プリントする順番に特
徴がある。すなわち、ブラック(K)版を初めにプリン
トし、以下、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)と順次プリントし、計4回のスキャンを行う。こ
こで、Kは最初にプリントしなければならないが、C,
M,Yのプリント順は、これに限定されない。そして、
最初のスキャン時に地肌濃度レベルを検出し、その結果
に基づいた地肌除去処理を行うものである。以下、図2
0の処理フローチャートを参照して動作を説明する。
【0047】K版処理時に(ステップ101)、実施例
1から実施例5の方法を用いて地肌濃度レベルTHを検
出し(ステップ102)、画像処理装置内の所定のレジ
スタにTHを保持する(ステップ103)。K版処理時
には地肌除去を行わない。そして、C、M、Y版処理時
に、K版処理時に検出した地肌濃度レベルTHを地肌除
去閾値として用い、実施例6に示す手法で地肌を除去す
る(ステップ104)。全ての版の処理が終了すると
(ステップ105)、処理が終わる。
【0048】本発明は上記した実施例に限定されず、例
えば次のような変更が可能である。すなわち、Y版処理
時に適用する地肌除去閾値は、K版処理時に検出した値
ではなく、Y版の前のC版処理時もしくはM版処理時に
検出した値を用いてもよいし、同様にM版処理時に適用
する地肌除去閾値は、K版処理時の値ではなく、C版処
理時に検出した値を用いてもよい。さらに、本発明は複
数回スキャンする画像処理装置であれば適用可能である
ことから、例えばプレスキャン時に地肌濃度レベルを検
出し、本スキャン処理時にその検出した値を用いて地肌
除去を行うようにしてもよい。
【0049】〈実施例8〉 図21は、色補正処理時に、地肌の色を所定の色に変換
する色変換処理を行う実施例の構成を示す。MAX
(r,g,b)81は、入力rgbから最大値を求める
回路であり、コンパレータ82は、地肌濃度レベルとM
AX(r,g,b)とを比較して、セレクタ86の選択
信号を作成するもので、実施例6で説明した機能と同様
である。色補正処理回路83は、実施例7で説明したと
同様に線形の一次式に従って、通常の色補正係数を適用
してrgbをKCMYに色補正する。
【0050】本実施例は、さらに地肌領域用色補正処理
回路84と、色補正係数テーブル85を設けている。色
補正係数テーブル85は、色補正群が格納されたRO
M、RAMなどで構成されていて、指定色に応じて(例
えば、指定色キーを操作する)、色補正係数がテーブル
から読み出されて、地肌領域用色補正処理回路84に設
定され、処理回路84は例えば次式に従って色補正を行
って、C’,M’,Y’を出力する。
【0051】 C’=α0+α1×R+α2×G+α3×B M’=β0+β1×R+β2×G+β3×B Y’=γ0+γ1×R+γ2×G+γ3×B ここで、α0〜α3、β0〜β3、γ0〜γ3は、指定
色に応じてテーブル85から読み出された色補正係数で
ある。
【0052】処理開始前に、予め色が指定され、地肌領
域用色補正処理回路84に色補正係数が設定されている
ものとする。以下、C,M,Y版処理時の色変換処理に
ついて説明する。実施例1乃至実施例5の手法を用い
て、K版処理時に地肌濃度レベルを検出し、レジスタな
どに設定しておく。そして、C,M,Y版の各処理時
に、入力データr,g,bの最大値MAX(r,g,
b)81と地肌濃度レベルとをコンパレータ82で比較
する。コンパレータ82で最大値MAX(r,g,b)
が地肌濃度レベル以下と判定された領域に対しては、セ
レクタ86は、地肌領域用色補正処理回路84の出力を
選択し、そうでない領域に対してはセレクタ86は、色
補正処理回路83の出力を選択する。これにより、地肌
の色が指定された色に変換されて出力される。
【0053】〈実施例9〉 本実施例は、プリンタの出力階調数が例えば8階調の複
写機において、8階調に多値化処理を行うときに多値化
閾値を、地肌濃度レベルに応じて制御する場合の実施例
である。地肌濃度レベルに応じて多値化の閾値を制御し
なかった場合の問題について、まず説明する。
【0054】例えば、地肌濃度レベルが70(ただし、
濃度リニアなデータで、白を0、黒を255とする場
合)のとき、単純に8階調を割り当てた場合、図22に
示すように、各濃度レベルが対応する各階調レベルに割
り当てられる。図から明らかなように、地肌濃度レベル
以下の濃度に対して、階調数2に相当する階調が割り当
てられる。このため、実際の原稿内で表現すべき絵柄に
対しては実質6階調しか割り当てられないため出力画像
の階調性が低下してしまう。
【0055】そこで、本実施例では、図23に示すよう
に、地肌濃度レベル以上の濃度に対して、8階調を割り
当てるように多値化の閾値を設定し、実質の階調数が8
階調になるようにして階調性の劣化を防止する。図24
は、実施例7で示した多値化処理回路91の構成を示
す。本実施例では、まずK版時に実施例1乃至実施例5
の手法を用いて地肌濃度レベルを検出し、C,M,Y版
処理時の多値化処理において、地肌濃度レベルに応じた
多値化閾値を適用する。多値化処理回路91内に設けら
れた多値化閾値テーブル92は、地肌濃度レベルに応じ
た複数のテーブルから構成される。
【0056】図25は、多値化閾値テーブル92の例を
示す。多値化閾値テーブル92は、地肌濃度レベルを3
区分し、各地肌濃度レベルに適した値が予め準備された
テーブル93、94、95で構成されている。例えば、
地肌濃度レベル10のとき、地肌濃度レベル0〜20の
テーブル93が選択され、入力濃度レベルの各閾値TH
1〜TH7に対応した階調レベルが割り当てられる。例
えば、入力濃度レベルが70のとき、階調レベル2が割
り当てられる。
【0057】このように、多値化処理においては、入力
C,M,Y信号を、地肌濃度レベルに応じて選択された
多値化閾値テーブルを用いて多値化処理する。なお、K
版の多値化処理は地肌濃度レベルが未検出のため、デフ
ォルト(標準)の多値化閾値を適用する。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下のような効果が得られる。 (1)地肌濃度レベルを検出する領域を、原稿画像中の
特定領域に限定しているので、検出精度が向上する。
【0059】(2)スキャナで読み取った画像データの
縁の部分は、原稿抑え板の浮きなどがあった場合にデー
タの信頼性が低下するが、本発明では画像データの縁の
部分のデータを検出領域から除外しているので、検出デ
ータの信頼性が向上する。
【0060】(3)スキャナで読み取った画像データに
は原稿抑え板の反射信号と原稿の反射信号の両方が含ま
れる。このため、原稿の地肌濃度レベルを検出する際
に、原稿と原稿抑え板の識別が必要になる。本発明で
は、原稿サイズ検知を用いて原稿抑え板と原稿とを識別
することによって、地肌濃度レベルの検出精度が向上す
る。
【0061】(4)原稿が複数の紙を貼り合わされて構
成されているとき、原稿の地肌濃度レベルは複数存在す
る。例えば、新聞のように濃度レベルの高い紙と上質紙
のように濃度レベルの低い紙とが混在しているときに、
何れか一方の濃度レベルを検出したい場合は、その紙の
存在する領域をオペレータが指定することにより、その
領域の地肌濃度レベルを確実に検出することが可能にな
る。
【0062】(5)像域分離結果である文字、絵柄情報
を用いているので、原稿抑え板と原稿の地肌部の濃度レ
ベルに差がほとんどない場合においても、また原稿がセ
ットされる位置に係らず、原稿の地肌濃度レベルを自動
的に検出することができる。
【0063】(6)着目画素が文字領域または絵柄領域
であれば、その近傍領域を地肌と判定しているので、地
肌の濃度レベルが高い場合や有彩色の場合にも確実に判
定することができ、またハードウェア構成を簡単にする
ことができる。
【0064】(7)複数回スキャンする画像処理装置に
おいて、地肌濃度レベルの検出が必要な画像処理を行う
際に、プレスキャンすることなく地肌濃度レベルを検出
することができるので、地肌除去処理の高速化を図るこ
とができる。
【0065】(8)複数回スキャンする画像処理装置に
おいて、地肌濃度レベルの検出が必要な画像処理を行う
際に、プレスキャンすることなく地肌濃度レベルを検出
することができ、しかも地肌濃度レベル以下の領域に対
して所定の色変換処理を高速に行うことができる。
【0066】(9)複数回スキャンする画像処理装置に
おいて、地肌濃度レベルの検出が必要な画像処理を行う
際に、プレスキャンすることなく地肌濃度レベルを検出
することができ、しかも地肌濃度レベル以上の領域に対
して多値化処理を高速に行うことができるので、階調性
が向上した再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示す。
【図2】画像データ中の地肌濃度レベルの検出対象とな
る領域を示す。
【図3】本発明の実施例2の構成を示す。
【図4】地肌濃度レベル検出の対象となる原稿サイズ検
知結果を示す。
【図5】本発明の実施例3の構成を示す。
【図6】エディタの概略構成を示す。
【図7】オペレータによって指定された領域を示す。
【図8】実施例4における地肌濃度レベル検出の対象領
域を示す。
【図9】本発明の実施例4の構成を示す。
【図10】ラインバッファに保持された1ラインの各画
素の文字、絵柄判定結果を示す。
【図11】ラインバッファとFIFOメモリ周辺の詳細
を示す。
【図12】網点画素を説明する図である。
【図13】文字領域検出部のブロック構成図である。
【図14】黒画素の連続性を検出するパターンである。
【図15】白画素の連続性を検出するパターンである。
【図16】本発明の実施例5の構成を示す。
【図17】実施例5における地肌濃度レベル検出の対象
領域を示す。
【図18】地肌除去閾値を基に地肌を除去して出力する
実施例6の構成を示す。
【図19】本発明の実施例7の構成を示す。
【図20】実施例7の処理フローチャートである。
【図21】地肌の色を変換する実施例8の構成を示す。
【図22】従来の多値化処理を説明する図である。
【図23】本発明による多値化処理を説明する図であ
る。
【図24】実施例9に係る多値化処理部の構成を示す。
【図25】多値化閾値テーブルの構成例を示す。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 A/D変換回路 3 シェーディング補正回路 4 Log変換回路 5、6 レジスタ 7 領域判定回路 8 地肌濃度レベル検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−62264(JP,A) 特開 平4−356873(JP,A) 特開 平4−180349(JP,A) 特開 平5−207280(JP,A) 特開 平5−219376(JP,A) 特開 昭60−124173(JP,A) 特開 平2−16772(JP,A) 特開 平1−160174(JP,A) 特開 平4−296163(JP,A) 特開 昭61−157075(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の地肌濃度レベルを検出する地肌濃
    度レベル検出装置であって、前記原稿を各走査ラインに
    沿って読み取る手段と、読み取った画像データの各画素
    毎に文字または絵柄領域と、文字、絵柄以外の領域に分
    離する分離手段と、前記分離手段による1走査ラインに
    おける各画素毎の分離結果を格納する第1の格納手段
    と、前記1走査ラインの各画素毎のデータを順次格納す
    る第2の格納手段と、前記第2の格納手段から取り出し
    た着目画素に対応する、前記第1の格納手段内の画素を
    中心にしてその両側の分離結果を参照し、前記着目画素
    が絵柄間または文字間または絵柄文字間にあるか否かを
    判定する判定手段と、前記絵柄間または文字間または絵
    柄文字間にあると判定された着目画素のデータから地肌
    濃度レベルを検出する手段を備えたことを特徴とする地
    肌濃度レベル検出装置。
  2. 【請求項2】 原稿の地肌濃度レベルを検出する地肌濃
    度レベル検出装置であって、前記原稿を各走査ラインに
    沿って読み取る手段と、読み取った画像データの各画素
    毎に文字または絵柄領域と、文字、絵柄以外の領域に分
    離する分離手段と、走査ライン上で着目画素に先行する
    所定数の画素データを格納する格納手段と、前記着目画
    素の分離結果が文字または絵柄領域であるとき、前記格
    納手段から前記所定数の画素データを読み出す手段と、
    前記読み出された所定数の画素データから地肌濃度レベ
    ルを検出する手段を備えたことを特徴とする地肌濃度レ
    ベル検出装置。
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