JP3308562B2 - テレビ会議端末 - Google Patents

テレビ会議端末

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議・電話端末
に関し、特に、3以上の多地点間で会話や会議を行なう
多地点テレビ会議システムに好適なテレビ会議端末に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多地点テレビ会議システムとして
は、CCITT(International Tel
egraph and Telephone Cons
ultative Committee)勧告H.32
0において提案されている多地点テレビ会議システムが
知られている。
【0003】この多地点テレビ会議システムは、テレビ
会議・電話端末(以下、単に「端末」という)の他に、
多地点テレビ会議を実現するためにMCUを設けてい
る。そして、多地点テレビ会議に参加する全ての端末と
MCUとを接続し、MCUが多地点間の通信を制御する
ことにより多地点テレビ会議を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の多地点テレ
ビ会議システムによれば、MCUを設け、MCUと多地
点テレビ会議に参加する全ての端末を接続することによ
り多地点テレビ会議を実現するため、以下のような問題
が生じる。
【0005】1.MCUの収容能力によって、多地点テ
レビ会議に参加できる端末数、通信速度に制限がある。
【0006】2.多地点テレビ会議に参加する全ての端
末が、多地点テレビ会議に参加可能な状態にあっても、
MCUが動作していない場合、もしくは、全てのMCU
が他グループの多地点会議のために塞がっている場合
多地点テレビ会議を開催できない。
【0007】3.MCUが、多地点テレビ会議に参加す
る端末から遠地点にある場合、通信料金が高価となる。
【0008】そこで、本発明は、MCUを必要とせず
に、多地点テレビ会議に参加する端末のみで多地点テレ
ビ会議を実現できるテレビ会議端末を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、通信フレームを伝送するディジタル通信路
と、前記ディジタル通信路によってリング状に接続され
た複数のテレビ電話・会議端末とを有し、前記テレビ電
話・会議端末は、前記複数のテレビ電話・会議端末と複
数のテレビ電話・会議端末間を接続するディジタル通信
路によって構成されるループを、前記通信フレームが周
回するように、受信した通信フレームを前記ループ上、
下流に位置するテレビ電話・会議端末に中継する中継手
段と、前記中継手段が中継する通信フレームに、発生し
たテレビ電話・会議用データを格納することにより、ル
ープ上の他のテレビ電話・会議端末に発生したテレビ電
話・会議用データを伝える送信手段と、前記中継手段が
中継する通信フレームから、先に自テレビ電話・会議端
末の送信手段が格納し、前記ループを周回してきたテレ
ビ電話・会議用データを取り除くキャンセル手段とを有
することを特徴とする多地点テレビ会議システムを提供
する。
【0010】前記目的達成のために、本発明は、デジタ
ル通信回線を介して複数のテレビ会議端末間でテレビ会
議通信を行うテレビ会議端末であって、画像データを取
り込む画像入力手段と、上記複数のテレビ会議端末の少
なくとも一つから入力された画像データを複数の領域を
有する通信フレームの少なくとも一つの領域に格納した
第一の通信フレームを、上記デジタル通信回線を介して
受信するインタフェース手段と、上記第一通信フレーム
に格納された画像データを表示する画像表示手段と、上
記第一の通信フレームの上記複数の領域のうちの予め指
定された領域の画像データを上記画像入力手段から取り
込んだ画像データと置き換える画像置き換え手段と、上
記複数のテレビ会議端末間のテレビ会議通信を制御する
制御信号を生成する会議制御手段と、上記制御信号を上
記画像置き換え手段から出力された画像データと多重化
して第二の通信フレームを生成するとともに、上記デジ
タル通信回線を介して受信した第一の通信フレームの分
離を行う多重分離手段と、を備え、 上記インタフェース
手段は、上記第二の通信フレームを上記デジタル通信回
線を介して送信することを特徴とするテレビ会議端末を
提供する。
【0011】
【作用】本発明に係る多地点テレビ会議システムによれ
ば、前記テレビ電話・会議端末は、前記複数のテレビ電
話・会議端末と複数のテレビ電話・会議端末間を接続す
るディジタル通信路によって構成されるループを、通信
フレームを周回させる。そして、各端末は、中継する通
信フレームに発生したテレビ電話・会議用データを格納
することにより、ループ上の他のテレビ電話・会議端末
に発生したテレビ電話・会議用データを伝える。また、
ループを周回してきた通信フレームから、先に自身が発
信したテレビ電話・会議用データを取り除くことによ
り、テレビ電話・会議用データ2重の送信や、不要なテ
レビ電話・会議用データの蓄積を排除する。
【0012】また、本発明に係るテレビ会議端末によれ
ば、インターフェース手段により、通信フレームを、当
該端末が接続されたデジタル通信回線(複数のテレビ会
議端末がループ状に接続されたデジタル通信回線)上を
周回させる。そして、この回線上を周回する通信フレー
ムに多地点テレビ会議を制御するための制御情報を格納
する。このようにすることで、多地点テレビ会議システ
ムを構成する各テレビ会議端末間で制御情報の交換が可
能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る多地点テレビ会議システ
ムの一実施例を説明する。
【0014】まず、図1に本実施例に係る多地点テレビ
会議システムの構成を、多地点テレビ会議に参加する端
末数を4として示す。
【0015】図中、1、2、3、4が端末、5がデジタ
ル通信網である。また、端末A1は、本実施例におい
て、多地点テレビ会議の議長としての機能を担う議長端
末である。なお、本実施例においては、デジタル通信網
としてCCITT、Iシリーズ勧告で規定されているI
SDNを想定する。また、説明を簡単にするために、各
端末は、ISDNと2B+Dの基本インタフェースで接
続されているものと想定する。
【0016】さて、本実施例では、多地点テレビ会議に
参加する各端末をループ状に接続する。すなわち、図示
するように、端末A1は、それぞれ異なるBチャネルで
端末D4と端末B2に接続し、端末B2は端末A1と端
末C3に接続し、端末C3は、端末B2と端末D4に接
続し、端末D4は端末C3と端末A1に接続する。
【0017】次に、図2に、本実施例に係る端末の構成
を示す。
【0018】図中、200はCRTやビデオカメラ等の
ビデオ入出力機器、201はビデオ情報を符号化/復号
化するビデオコーデック、202はビデオ情報の多重化
/分離処理を行なうビデオパス制御部、210はスピー
カやマイクロフォン等のオーデイオ入出力機器、211
はオーディオ情報を符号化/復号化するオーディオコー
デック、212はオーディオ情報の処理を行なうオーデ
ィオ処理部、220は多地点テレビ会議に伴う各部の制
御を行なう会議制御部、230はテレマティック装置、
240は端末全体の制御を行なうシステム制御部、25
0はデジタル通信網5との間で呼制御等の通信制御を行
なうエンド・網信号制御部、260は後述するH221
フレームのフレーミング処理を行なうMUX/DMU
X、270は網との下位レイヤのインタフェースを担う
網インタフェース部である。また、システム制御部は他
の端末との間の制御データや通知データの処理を担うエ
ンドエンド信号制御部を含む。
【0019】これらのうち、ビデオ入出力機器200、
ビデオコーデック201、オーデイオ入出力機器21
0、オーディオコーデック211、テレマティック装置
230、システム制御部240、エンド・網信号制御部
250、MUX/DMUX260、網インタフェース部
270、エンドエンド信号制御部の詳細と、通常の1対
1通信における動作は、CCITT勧告H.320、
H.221、H.242、H.261に規定されている
通りであるので、説明を省略し、以下、多地点テレビ会
議を実行する場合において、前記通常の1対1通信の場
合と異なる点を説明していく。
【0020】以下、本実施例に係る多地点テレビ会議シ
ステムの動作の概要を説明する。
【0021】図3、図4、図5は、端末A、B、C、D
の4端末が多地点テレビ会議を行なっている場合におけ
る、各端末のビデオ入出力機器200でのビデオ出力
と、オーディオ出力機器210でのオーディオ出力のよ
うすを示したものである。
【0022】図3に示した例は、全ての端末が1つの端
末から発信されたビデオ情報を出力する例である。図3
Aは、端末Bより発信されたビデオ情報を全ての端末A
BCDが表示出力している場合を示している。ビデオ情
報の発信元端末は、通常、会議における発言者が使用し
ている端末であり、発信元端末は、前記議長端末よりの
指示によって決定されるか、もしくは、最も大きなレベ
ルのオーデイオ情報を発信している端末に自動的に決定
される。図3Bは、端末Bから端末Cにビデオ情報の発
信元端末が切り替わったところを示している。
【0023】一方、各端末におけるオーディオ出力は、
出力するビデオ情報によらずに、会議に参加している他
端末から受信したオーディオ情報を全てミックスして出
力する。但し、自端末が発信したオーディオ情報につい
ては、エコーキャンセルの技術を用いて自端末では出力
しないようにする。
【0024】すなわち、図3に示した例では、端末Aで
端末B、C、Dが発信したオーデイオ情報を出力し、端
末Bで端末A、C、Dが発信したオーデイオ情報を出力
し、端末Cで端末A、B、Dが発信したオーデイオ情報
を出力し、端末Dで端末A、B、Cが発信したオーデイ
オ情報を出力する。
【0025】図4に示した例は、全ての端末が、異なる
2つの端末から発信された2つのビデオ情報を出力する
例である。図4は、端末Aと端末Dより発信された2つ
のビデオ情報を全ての端末A、B、C、Dが上下に表示
出力しているところを示している。この場合も、表示出
力する2つの発信元端末は、前記議長端末よりの指示に
よって決定されるか、もしくは、大きなレベルのオーデ
イオ情報を発信している順に2つの端末に自動的に決定
される。
【0026】なお、図4の場合も先に図3に示した場合
と同様に、音声については、出力するビデオ情報によら
ずに、会議に参加している他端末から受信したオーディ
オ情報を全てミックスして出力する。
【0027】図5に示した例は、全ての端末が、テレビ
会議に参加している全ての端末の4つのビデオ情報を出
力する例である。図5は、端末A、B、C、Dが、4分
割した画面上に、端末A、B、C、Dのビデオ情報を表
示出力するようすを示している。
【0028】なお、図5の場合も先に図3に示した場合
と同様に、音声については、出力するビデオ情報によら
ずに、会議に参加している他端末から受信したオーディ
オ情報を全てミックスして出力する。
【0029】5端末以上の端末で多地点テレビ会議を実
行する場合は、表示出力する4つの発信元端末は、前記
議長端末よりの指示によって決定するか、もしくは、大
きなレベルのオーデイオ情報を発信している順につの
端末に自動的に決定する。
【0030】さて、次に、本実施例において端末間の通
信に用いる通信フレームについて説明する。
【0031】本実施例では、端末間の通信フレームとし
て、CCITT、H.221で勧告されているフレーム
(本明細書中「H.221フレーム」という)を用い
る。
【0032】図6に、このH.221フレームの構成を
示す。
【0033】図中、600がフレーム同期に用いるFA
S、601がコマンドや端末能力等の送信に用いるBA
S、602はサブチャネル#8でありMLPメッセージ
の送信等に用いられる。その他の領域603はビデオデ
ータやオーディオデータやデータの送信に用いられる領
域である。
【0034】領域603の、ビデオデータやオーディオ
データやデータへの割り当ては、BAS601にコマン
ドや端末能力によって指定される。
【0035】以下、本実施例に係る多地点テレビ会議シ
ステムの詳細について説明する。
【0036】まず、図3、4、5に示した多地点テレビ
会議システムのビデオ出力を実現する手段について説明
する。いま、4端末A、B、C、Dが、図1に示すよう
にループ状に接続されているものとする。
【0037】初めに、各端末のビデオデータの送信フレ
ームについて説明する。ビデオデータはビデオ入出力機
器200で取り込んだビデオ情報をビデオコーデック2
01でDCT等により符号化したデータである。また、
ビデオデータの送信フレームは前記H221フレームの
領域603のビデオデータに割り当てられた領域上に格
納される。
【0038】さて、本実施例においては、このビデオデ
ータの送信フレームとしてCCITT、H.261勧告
に従ったフレーム(以下「H.261フレーム」とい
う)を用いる。
【0039】図7に、本実施例において用いるH.26
1フレームの構成を示す。
【0040】図7aが、H.261フレームの構成であ
る。
【0041】図7aに示すように、H.261フレーム
は、PSC701、TR702、PTYPE703、P
EI704、PSPARE705のヘッダ部と、GOB
1〜12のデータ部より成る。PSC701は同期用デ
ータを示し、TR702がパケットの循環型のシーケン
ス番号を示している。
【0042】GOB1〜12に格納されたビデオデータ
で1画像フレームを構成する。すなわち、GOB1〜1
2には、それぞれ、1画像フレームを12分割した画像
領域のビデオデータが格納される。図8aに、GOB1
〜12と画像フレーム中の領域との関係を示す。
【0043】さて、図3に示した1つの端末からのビデ
オ情報を全端末が表示出力する場合、ビデオ情報の発信
元となる端末は、ビデオ入出力機器200で取り込んだ
ビデオ情報を表示出力すると共に、GOB1〜12にビ
デオデータを格納してH.261フレームを作成して送
信する。他の端末は、このH.261フレームを受信し
て表示出力すると共に、次の送信先の端末にこのH.2
61フレームを中継送信する。発信元端末は、自分が発
信したH.261フレームが、ループ上に端末を接続し
た通信路を周回して戻ってきたらこれを表示出力すると
共に、自端末が先に発信したデータを廃棄する。
【0044】図7bが、先に図5に示した、全ての端末
が、テレビ会議に参加している全ての端末の4つのビデ
オ情報を出力する場合のH.261フレームの使用例で
ある。本例では、GOB1、3、5を端末Aに、GOB
2、4、6を端末Bに、GOB7、9、11を端末C
に、GOB8、9、12を端末Dに割り当てる。図8c
に、各端末に割り当てたGOBと画像領域との関係を示
す。
【0045】端末Aが議長端末とすると、この場合、
端末Aはビデオ入出力機器200で1/4に縮小して取
り込んだビデオ情報を符号化し、GOB1、3、5にビ
デオデータを格納してH.261フレームを作成して送
信する。端末Bは、このH.261フレームを受信して
H.261フレームのGOB1〜12のビデオデータの
示すビデオ情報を表示出力する。また、ビデオ入出力機
器200で1/4に縮小して取り込んだビデオ情報を符
号化し、受信したH.261フレームのGOB2、4、
6に新たな自己のビデオデータを格納して次の送信先の
端末に、H.261フレームを送信する。
【0046】端末C、Dも、端末Bと同様に、H.26
1フレームを受信してGOBのビデオデータの示すビデ
オ情報を表示出力する。また、ビデオ入出力機器200
で1/4に縮小して取り込んだビデオ情報を符号化し、
受信したH.261フレームの割り当てられたGOBに
自己のビデオデータを格納して次の送信先の端末に、送
信する。
【0047】端末Aは、自分が発信したH.261フレ
ームが、ループ上に端末を接続した通信路を周回して戻
ってきたら、H.261フレームのGOBのビデオデー
タの示すビデオ情報を表示出力する。また、ビデオ入出
力機器200で1/4に縮小して取り込んだビデオ情報
を符号化し、受信したH.261フレームのGOB1、
3、5に新たな自己のビデオデータを格納し、必要に応
じてH.261フレームのヘッダを更新して、端末Bに
送信する。
【0048】なお、図4に示すように、全ての端末が、
異なる2つの端末から発信された2つのビデオ情報を出
力する場合は、発信元となる2つの端末に図8bに示す
ように、GOBを割り当てるようにする。ただし、この
場合、発信元とならない端末は受信したH.261フレ
ームのビデオデータ表示出力と、H.261フレームの
中継のみを行なう。また、端末Aが発信元端末とならな
い場合は、フレームの生成処理と、フレームの中継処理
と、H.261フレームのビデオデータ表示出力のみを
行なう。
【0049】さて、図7c、dは、先に図5に示した、
全ての端末が、テレビ会議に参加している全ての端末の
4つのビデオ情報を出力する場合のH.261フレーム
の他の使用例である。
【0050】図7cは、各端末に、GOBのみならず
H.261フレームをも割り当てた例である。この場
合、各端末は、割り当てられたH.261フレームの割
り当てられたGOBに1/4に縮小した自己のビデオデ
ータを格納し、他のGOBにはデータを格納せずに所定
のヘッダのみを付加して送信する。また、各端末は、受
信したH.261フレームから、当該フレームが割り当
てられた端末に割り当てられたGOBに格納されている
ビデオデータをGOBに対応した領域に表示出力する。
また、自分が発信したH.261フレームが、ループ上
に端末を接続した通信路を周回して戻ってきたら、割り
当てられたGOBに新たなビデオデータを格納し、必要
に応じてフレームのヘッダを更新して送信する。なお、
このような動作により、4つのH.261フレームで1
画像フレームを構成することになる。
【0051】図7cは、図7bの例において、各端末が
所定のヘッダのみを付加したGOBをH.261フレー
ム中から省略した例である。
【0052】このように受信したH.261フレームの
割り当てられたGOBに自己のビデオデータを格納した
中継送信を制御するのは、各端末のビデオパス制御部2
02(図2参照)である。
【0053】以下、ビデオパス制御部の詳細について説
明する。
【0054】まず、図7bに示した、GOBを順次異な
る端末に割り当てたH.261フレームを取り扱うビ
オパス制御部の第1の例を説明する。
【0055】図9に、ビデオパス制御部の内部構成を示
す。
【0056】図中、201はビデオコーデック、260
がMUX/DMUX、202がビデオパス制御部であ
る。
【0057】図示するように、ビデオコーデック201
は端末の送信系として、ビデオコーダ910、送信バッ
ファ911、送信エラーコレクト912を備え、受信系
として受信エラーコレクト932、受信バッファ93
1、ビデオデコーダ930を備え、制御系としてビデオ
コーデック制御920を備える。
【0058】また、ビデオパス制御部202は、端末の
送信系として備えられ、ビデオSW900、ビデオクロ
ック切り換え制御902、信号遅延901を備える。
【0059】MUX/DMUX260は、網インタフェ
ース270を介して受信したH.221フレームのH.
261フレームを受信し、ビデオコーデック201の受
信系に渡す。また、MUX/DMUX260は、H.2
61フレームを作成し、他のデータとともにH.221
フレームを生成し、網インタフェース270を介して送
信する。
【0060】受信系の動作は、従来の1対1通信の場合
と同様であり、MUX/DMUX260から受け取った
H.261フレームを解析し、GOB1〜12のビデオ
データをビデオコーデック201が復号化してビデオ入
出力機器200に出力する。
【0061】送信系の動作は、前述したように、自端末
のビデオデータをGOB1〜12の全てに格納して送信
する場合と、受信したGOB1〜12をそのまま送信す
る場合と、自端末のビデオデータを割り当てられたGO
Bに格納して、受信した他端末が発信元となっているG
OBと共に送信する場合の3通りがある。
【0062】自端末のビデオデータをGOB1〜12の
全てに格納して送信する旨、会議制御部220から通知
を受けた場合、ビデオコーデックは、ビデオ入出力機器
200で取り込んだビデオ情報を符号化し、GOB1〜
12に格納したH.261フレームを生成して送信バッ
ファ911に格納する。ビデオSW900は、ビデオコ
ーデックの送信バッファ911からのデータ903を選
択し、H.261フレームを送信エラーコレクト912
を介してMUX/DMUX260へ渡す。
【0063】受信したGOB1〜12をそのまま送信す
る旨、会議制御部220から通知を受けた場合、ビデオ
SW900は、受信系からのデータ904を選択し、受
信したH.261フレームを、そのまま送信エラーコレ
クト912を介してMUX/DMUX260へ渡す。
【0064】自端末のビデオデータを割り当てられたG
OBに格納して、受信した他端末が発信元となっている
GOBと共に送信する旨、会議制御部220から通知を
受けた場合、ビデオコーデックは、ビデオ入出力機器2
00で取り込んだビデオ情報を1/4に縮小して符号化
し、自端末に割り当てられたGOBに格納したH.26
1フレームを生成して送信バッファ911に格納する。
GOBの割り当ても、会議制御部220から通知され
る。ビデオSW900は、ビデオコーデックの送信バッ
ファ911からのデータ903と信号遅延901で遅延
させた受信系からのデータ905とを切り換え出力す
る。そして、自端末に割り当てられたGOBについては
ビデオコーデックの送信バッファ911からのデータ9
03を、送信エラーコレクト912を介してMUX/D
MUX260へ渡し、他のGOBとH.261フレーム
のヘッダについては受信系からのデータを、送信エラー
コレクト912を介してMUX/DMUX260へ渡
す。但し、議長端末となった端末は、自端末に割り当て
られたGOBとH.261フレームのヘッダについては
ビデオコーデックの送信バッファ911からのデータ9
03を、送信エラーコレクト912を介してMUX/D
MUX260へ渡し、他のGOBについては受信系から
のデータを、送信エラーコレクト912を介してMUX
/DMUX260へ渡す。
【0065】このような、ビデオSW900のデータ9
03とデータ905との切り換えタイミングを制御する
のが、ビデオSWクロック切り換え制御902である。
また、信号遅延901による遅延は、この切り換え制御
に要する時間分、データ905のビデオSW900への
入力を調整するために行なうものである。
【0066】ビデオクロック切り換え制御902のビデ
オSW900の切り換え制御詳細について説明する。
【0067】さて、この例では、各端末は割り当てられ
たGOBの直後の位置にエンドフラグとしてPSCとT
Rを付加して送信するものとし、ビデオクロック切り換
え制御902はこのエンドフラグに基づいてビデオSW
900の切り換えを制御する。エンドフラグとして、P
SCを用いるのは、PSCの値はビデオデータ中に表れ
ないよう規定されているからである。
【0068】また、このエンドフラグに用いるPSC
と、H.261ヘッダに用いるPSC701を区別する
ために、固定値”11111”をTRとしてエンドフラ
グとして用いるPSCの直後に続ける。 そして、H.
261フレームのヘッダ中のTR702(5ビット)の
最上位ビットは値を0固定として用いる。すなわち、
H.261フレームのシーケンス番号としては1から1
5までを用いる。
【0069】図10に、ビデオSWクロック切り換え制
御902の内部構成を示す。
【0070】図中、1006はデータレジスタ、100
1はエンドフラグ検出、1002はSW制御、100
5、1003、1004はSWである。
【0071】この例では、ビデオコーデック201は、
1/4に縮小したビデオ情報を符号化したビデオデータ
を割り当てられたGOBに格納したH.261フレーム
を送信バッファ911に格納すると共に、割り当てられ
たGOBの直後にエンドフラグPSCとTRを格納す
る。
【0072】さて、いま、ビデオSW900は、遅延さ
れた受信系からのデータ905を選択し、遅延された受
信系からのデータ905が送信エラーコレクト912送
出されているものとする。
【0073】このとき、SW1005は受信系からのデ
ータ904を選択し、データレジスタ1006とエンド
フラグ検出1001でエンドフラグを監視する。そし
て、エンドフラグが検出されたなら、これをSW制御1
002に伝える。SW制御1002は、この通知を受け
各SW900、1003、1004、1005を切り換
える。そして、読みだしクロックを送出し、自端末が議
長端末でなければ、送信バッファ911に格納されてい
る、自端末に割り当てられているGOBとその直後に付
加したエンドフラグを読みだす。自端末が議長端末であ
れば、送信バッファ911に格納されている、H.26
1フレームのヘッダ部分と、これに連続する自端末に割
り当てられているGOB1、3、5と、その直後に付加
したエンドフラグを読みだす。
【0074】この読みだされたデータ903は、遅延さ
れた受信系からのデータ905に代えて、ビデオSW9
00で選択されて、送信エラーコレクト912に送出さ
れる。この、ビデオSW900の切り換えタイミング
が、データ903のスタート位置が、遅延された受信系
からのデータ905上のエンドフラグのスタート位置か
ら始まるように、信号遅延901は遅延時間を調整され
ている。この結果、受信系からのデータの上のエンドフ
ラグは消失する。
【0075】さて、以上の動作によって、SW1005
は、送信バッファ911よりのデータ903を選択する
ので、今度は、データレジスタ1006とエンドフラグ
検出1001でデータ903のエンドフラグを監視す
る。そして、エンドフラグが検出されたなら、これをS
W制御1002に伝える。SW制御1002は、この通
知を受け各SW900、1003、1004、1005
を切り換える。結果、ビデオSW900で、遅延された
受信系からのデータ905を選択し、遅延された受信系
からのデータ905を送信エラーコレクト912送出す
る初めの状態に戻る。
【0076】ところで、このように、各端末は割り当て
られたGOBの直後の位置にエンドフラグとしてPSC
とTRを付加して送信するようにすると、ループ状の通
信路において1つ次の位置にある端末に割り当てられた
GOBが格納されていた位置に、エンドフラグ等が格納
されてしまう場合がある。たとえば、端末Bにおいて
は、端末Cに割り当てられたGOB7が格納されている
位置にエンドフラグ等が格納されてしまうことがある。
しかし、このH.261フレーム上の端末Cが発信した
データは既に、他の端末A、B、Dを周回しており、次
にH.261フレームを受信する端末Cで新たなビデオ
データに更新されるデータである。したがい、支障は生
じない。
【0077】次に、図7bに示したGOBを、順次異な
る端末に割り当てたH.261フレームを取り扱うビ
オパス制御部の第2の例を説明する。
【0078】図11に、この第2の例に係るビデオパス
制御部の構成を示す。
【0079】図中、1100はメモリ、1104はメモ
リ1100のリードアドレスを生成するリードアドレス
生成部、1105はメモリ1100のライトアドレスを
生成するライトアドレス生成部、1103はSW制御
部、1102はレジスタ、1101はGOB比較部、1
106はビデオSW、1107は送信用バッファであ
る。
【0080】ビデオコーデックは、ビデオ入出力機器2
00で取り込んだビデオ情報を1/4に縮小して符号化
し、自端末に割り当てられたGOBに格納したH.26
1フレームを生成して送信バッファ911に格納する。
【0081】メモリ1100には、リードアドレス生成
部1104によって、受信系よりのデータ904が格納
される。GOB比較部1101は、データ904のGO
Bを監視し、GOB番号が自端末に割り当てられたGO
Bである場合には、メモリ1100への書き込みと、ラ
イトアドレス生成部1104のアドレスのインクリメン
トを停止し、停止したアドレス値をレジスタ1102に
格納する。そして、データ904のGOB番号が自端末
に割り当てられたGOBでなくなれば、メモリ1100
への書き込みと、ライトアドレス生成部1104のアド
レスのインクリメントを再開し、データ904をメモリ
1100に書き込む。但し議長端末は、H.261フレ
ームのヘッダ部分も自端末に割り当てられたGOBと同
様に扱う。
【0082】さて、メモリ1100に格納されたデータ
は、リードアドレス生成部1105の生成するアドレス
により読みだされ、ビデオSW1106を介して送信用
バッファ1107を介して送信エラーコレクト912に
送信される。SW制御部1103は、レジスタ1102
に格納されたアドレス値とリードアドレス生成部110
4の生成するアドレス値を比較し、一致したら、メモリ
1100からの読みだしと、リードアドレス生成部11
04のアドレスのインクリメントを停止し、ビデオSW
1106を切り換え、送信バッファ911より、自端末
に割り当てられたGOBデータ903を読みだして、送
信用バッファ1107を介して送信エラーコレクト91
2に送信する。但し議長端末は、H.261フレームの
ヘッダ部分と自端末に割り当てられたGOBデータ90
3を読みだして、送信エラーコレクト912に送信す
る。そして、送信バッファ911よりの読みだしが終了
したら、ライトアドレス生成部1104のアドレスのイ
ンクリメントを再開し、ビデオSW1106を切り換
え、メモリ1100よりのデータの読みだし送信エラー
コレクト912への送信を再開する。
【0083】なお、H.261フレームを受信した時点
で、ビデオコーデック201による符号化が終了してい
ない場合は、ビデオデータに代えてダミーデータを割り
当てられたGOBに格納するようにする。また、ダミー
データを受信した端末ではこれを無視するようにする。
【0084】以下、図3、4、5に示した多地点テレビ
会議システムのオーディオ出力を実現する手段について
説明する。いま、4端末A、B、C、Dが、図1に示す
ようにループ状に接続されているものとする。
【0085】オーディオデータは、図6に示したH.2
21フレームの領域603に格納される。
【0086】さて、H.221フレームの領域603に
格納されるオーディオデータは、多地点テレビ会議に参
加している全ての端末のオーディオをミックスしたデー
タである。各端末は、ループ状の通信路を周回するオー
ディオデータを受信し、受信したオーディオデータから
先に自端末が発信したオーディオデータをキャンセルし
て出力すると共に、受信したオーディオデータから先に
自端末が発信したオーディオデータをキャンセルしたオ
ーディオデータに、新たに発信するオーディオデータを
ミックスしてループ上における次の端末に送信する。
【0087】このような、自端末が発信したオーディオ
データのキャンセルと、新たに発信するオーディオデー
タのミックスを実現するのがオーディオ処理部212で
ある。
【0088】以下、オーディオ処理部212の詳細につ
いて説明する。
【0089】図12に、オーディオ処理部212の内部
構成を示す。
【0090】図示するように、オーディオ処理部212
は、自端末が発信したオーディオデータのキャンセルを
行なうエコーキャンセル部1200と、新たに発信する
オーディオデータのミックスを行なうミキサー部121
0を有している。
【0091】エコーキャンセル部1200は、音声ルー
プ遅延制御1201、オーディオ可変遅延1202、オ
ーディオ減算1203、出力制御1204、μ/A変換
1205、リニア変換1206、オーディオレベル検出
1207よりなる。また、ミキサー部1210は、リニ
ア変換1211、オディオ加算1212、μ/A変換1
213、オーディオ平均レベル識別1214を有してい
る。
【0092】エコーキャンセル部1200において、音
声ループ遅延制御は、システム制御部240より、オ
ィオデータが発信されてからループ上を周回して戻っ
てくるまでの遅延時間の通知を受け、この遅延時間をオ
ーディオ可変遅延1202に設定する。遅延時間は、M
UX/DMUX260において、発信した特定のH.
21フレームがループ上を周回して戻ってくるまでの時
間を測定してシステム制御部240に通知する。
【0093】リニア変換1211は、オーディオコーデ
ック211がμ/A則で符号化したオーディオデータ
を、リニアデータに戻し、オーディオ可変遅延1202
に送る。オーディオ可変遅延1202は、リニア変換1
211から受け取ったオーディオデータを設定された時
間遅延させて、オーディオ加算1212と、オーディオ
減算1203に送る。
【0094】一方、MUX/DMUX260は、受信し
たH.221フレームからオーディオデータを抽出し、
リニア変換1206に送る。リニア変換1206はMU
X/DMUX260から受け取ったμ/A則で符号化し
たオーディオデータを、リニアデータに戻し、オーディ
オ減算1203に送る。
【0095】オーディオ減算1203は、リニア変換1
206よりのオーディオデータからオーディオ可変遅延
1202よりのオーディオデータを減算する。これで、
受信したオーディオデータよりの、先に自端末が発信し
たオーディオデータのキャンセルが実現される。
【0096】このようにして、受信したオーディオデデ
ータより自端末が先に発信したオーディオデータをキャ
ンセルしたオーディオデータは、出力制御1204を介
して、μ/A変換1205に送られ、μ/A則で符号化
されてオーディオコーデック211に送られる。オーデ
ィオコーデックは受け取ったオーディオデータを復号化
してオーディオ入出力装置210に出力する。
【0097】また、受信したオーディオデータより自端
末が先に発信したオーディオデータをキャンセルしたオ
ーディオデータは、出力制御1204を介して、オーデ
ィオ加算1212に送られる。オーディオ加算1212
は、出力制御1204より受け取ったオーディオデータ
とリニア変換1211から受け取ったオーディオデータ
を加算する。これで、新たに発信するオーディオデータ
のミックスが実現されたので、このデータをμ/A変換
1213でμ/A則で符号化し、MUX/DMUX26
0に送る。MUX/DMUX260は受け取ったオーデ
ィオデータをH.221フレームに格納してループ上の
次の端末に送信する。
【0098】オーディオ平均レベル識別1214は、リ
ニア変換1211から受け取ったオーディオデータのレ
ベルを算出し、会議制御220に送る。この識別された
オーディオデータのレベルは、前述した、オーディオ音
量による表示するビデオデータの自動切り換えに用いら
れる。
【0099】また、オーディオレベル検出1207は、
端末が議長端末となったときに作動するもので、受信し
たオーディオデータより自端末が先に発信したオーディ
オデータをキャンセルしたオーディオデータのレベルを
会議制御部220に通知する。また、出力制御1204
は、会議制御部220から指示を受けた場合に、一旦、
エコーキャンセラー部1200のオーディオデータ出力
値を0とする手段である。 なお、本実施例では、オー
ディオコーデック211として、μ/A則で符号化され
たデータをインタフェースとする既成のオーディオコー
デックを想定しているが、オーディオコーデック211
をリニアデータをインタフェースとするものとした場
合、μ/A変換1211と、μ/A変換1205は不要
である。
【0100】ここで、オーディオ平均レベル識別121
4の詳細を説明する。
【0101】図13にオーディオ平均レベル識別121
4の内部構成を示す。
【0102】図示するように、オーディオ平均レベル識
別1214は、オーディオ加算1301、書き込み制御
1302、メモリ1303、カウンタ1304、カウン
タ値比較1305、リセット制御1306、識別制御1
307、オーディオレベル識別1308を有している。
【0103】μ/A変換1211よりオーディオデータ
を受け取ると、オーディオ加算1301は、メモリ13
03より、前回までのオーディオデータの加算値を読み
だしこれとμ/A変換1211より受け取ったオーデ
ィオデータを加算し、書き込み制御を介しメモリ130
3に加算後のオーディオデータを書き込む。メモリ13
03への書き込みの回数はカウンタ1304で計数され
る。
【0104】メモリへの書き込み回数が一定回数以上と
なると、識別制御1307はオーディオレベル識別13
08とリセット制御1306に通知する。通知を受ける
と、オーディオレベル識別1308はメモリ1303よ
りそれまでのオーディオデータの加算値を読みだし、会
議制御部220に通知する。
【0105】一方、通知受けたリセット制御1306
は、メモリ1303の内容と、カウンタの計数値をリセ
ットする。
【0106】以上、ビデオデータとオーディオデータに
関する多地点テレビ会議システムの詳細について説明し
た。
【0107】以下、多地点テレビ会議を開催、運営する
のに必要な制御に関する、多地点テレビ会議システムの
詳細について説明する。
【0108】本実施例においては、先に図1に示したル
ープ状に端末を接続した多地点テレビ会議システムの構
成、多地点テレビ会議から端末の脱退に伴う多地点テレ
ビ会議システム構成の変更、各端末に表示出力するビデ
オデータの指定等を、議長端末と他の端末間で制御情報
を交換することにより実現する。
【0109】そこで、まず、この制御情報の送信フレー
ムについて説明する。
【0110】本実施例では、制御情報を先に図6に示し
たH.221フレームのサブチャネル#8(符号60
2)上にCCITT勧告H.221に規定されているM
LPデータの領域を確保し、この領域上にある複数のチ
ャネルを、各々異なる端末に割り当てる。そして、各端
末は割り当てられたチャネルを用いて制御情報を送信す
る。
【0111】図14に、MLPデータ領域上のチャネル
を示す。
【0112】MLPデータ領域は、6.4Kb/sまた
は4Kb/sの大きさで、BAS(図6符号601)上
のコマンドによって確保可能である。
【0113】図14aに示したのは、MLPデータ領域
を6.4Kb/sの大きさで確保した場合である。この
場合、図示するように、MLPデータ領域上に8ビット
毎に共通チャネルとNo1〜7の8本のチャネルが構成
される。そこで、共通チャネルを議長端末が用いるチャ
ネルとし、他のチャネルを、共通チャネル上の制御情報
によって、他の端末に割り当てる。
【0114】図14bに示したのが MLPデータ領域
を4Kb/sの大きさで確保した場合である。この場
合、図示するように、MLPデータ領域上に8ビット毎
に共通チャネルとNo1〜3の4本のチャネルが構成さ
れる。そこで、共通チャネルを議長端末が用いるチャネ
ルとし、他のチャネルを、共通チャネル上の制御情報に
よって、他の端末に割り当てる。
【0115】なお、制御情報の送信に、MLPデータ領
域を用いる代わりに、BAS領域を用いるようにしても
よい。
【0116】すなわち、図6に示したH.221フレー
ムのBAS領域601のコマンドによって、BAS領域
をサブチャネル#8(符号602)上まで拡張し、拡張
した領域を各端末の制御情報の送信用に用いてもよい。
【0117】各チャネルによって送信される制御情報
は、コマンドとデータである。
【0118】このコマンドとデータは、図15aに示す
ように、同一H.221フレーム上のチャネルに格納し
て送信してもよいし、図15bに示すように、連続する
H.221フレーム上のチャネルに分割して格納し送信
するようにしてもよい。
【0119】さて、各端末は、受信したH.221フレ
ームのMLPデータ領域もしくはBAS領域を解析し、
自端末に割り当てられた領域に格納されている先に自端
末が発信した制御情報は抜取り、受信したH.221フ
レームのMLPデータ領域もしくはBAS領域の自端末
に割り当てられた領域以外の領域の制御情報はそのま
ま、ループ上次の端末に中継する。
【0120】また、新たに発信すべき制御情報があれば
自端末に割り当てられた領域に格納し、受信したH.2
21フレームのMLPデータ領域もしくはBAS領域の
自端末に割り当てられた領域以外の領域の制御情報と共
に、ループ上、次の端末に中継する。
【0121】次に、議長端末と他の端末間で交換する制
御情報を用いた、多地点テレビ会議の開催、運営の詳細
について説明する。
【0122】制御情報を用いた多地点テレビ会議システ
ムの制御は、各端末のシステム制御部240と会議制御
部220が主に行なう。
【0123】まず、議長端末のシステム制御部240と
会議制御部220の詳細について説明する。
【0124】図16に、議長端末となった端末固有の多
地点テレビ会議の制御処理を示す。すなわち、本実施例
において各端末は議長端末として動作する機能を備えて
いる。
【0125】まず、図1に示したループ状のテレビ会議
システムによるテレビ会議を開始する場合について説明
する。
【0126】この場合、システム制御部240は、図示
せざるキーボードより会議に参加する端末B、C、Dの
指定を受けると、エンド網制御部250を制御し、端末
Bとの間に呼を確立する。次に、発呼終話処理1613
により、呼を確立した端末Bに対して、端末Cへの接続
を指示するコマンドをパケット合成送出制御処理162
7に渡す。パケット合成送出制御処理1627は受けと
ったコマンドを前記共通チャネルに格納したMLPデー
タまたはBASデータを作成し、MUXインタフェース
処理1629を施し、MUX/DMUX260に渡す。
MUX/DMUX260は、受け取ったMLPデータま
たはBASデータを格納したH.221フレームを作成
し、網インタフェース270を介して、端末Bに送る。
【0127】そして端末Cと端末Bが接続されたら、端
末Cに対して、端末Dへの接続を指示するコマンドを、
端末Bを介して送る。そして端末Dと端末Cが接続され
たら、端末Dに対して、端末Aへの接続を指示するコマ
ンドを、端末B、Cを介して送る。端末Aと端末Dが接
続されたらループ状の構成が完成する。
【0128】このように、端末への接続を指示するコマ
ンドによって、順次、テレビ会議に参加する端末を接続
し、ループを作成する。
【0129】次に、多地点テレビ会議におけるオーディ
オ制御について説明する。
【0130】会議制御部220は、オーディオ処理部2
12のオーディオレベル検出1207(図12参照)か
ら通知されたレベルが一定期間、無音レベルか否か、す
なわち、一定期間、無音と判定される所定のレベル以下
か否かを判別する1621。そして、一定期間無音レベ
ルであると判別した場合、オーディオ処理部212の出
力制御1204に、オーディオデータを一旦”0”とす
るように指示し、エコーキャンセラーのオーディオ出力
を、一旦OFFする1620。
【0131】このように、オーディオデータレベルをリ
セットすることにより、オーディオ処理部212のオー
ディオ減算1203やオーディオ加算1212において
生じる演算誤差の、オーディオデータへの蓄積を抑制す
る。なお、演算誤差の蓄積は、オーディオデータを出力
した場合に雑音として表れる。
【0132】次に、各端末に表示するビデオデータの切
り換え制御について説明する。
【0133】本実施例では、ビデオデータの切り換え
は、各端末のオーディオデータレベルに基づいて自動的
に行なうか、各端末からの切り換え要求に基づいて切り
換えるかを選択可能としている。この選択を行なうの
が、自動手動切り換えSW1625である。
【0134】まず、各端末のオーディオデータレベルに
基づいて自動的にビデオデータの切り換えを行なう場合
について説明する。
【0135】MUX/DMUX260は、受信したH.
221フレーム中のMLPデータまたはBASデータ
を、DMUXインタフェース処理1630を介しパケッ
ト解読送出制御処理1628に渡す、パケット解読送出
制御処理1628は受けとったMLPデータまたはBA
Sデータを解読し、各端末より送られたオーデイオ平均
レベルのデータをメモリ書き込み制御1622に渡す。
メモリ書き込み制御1622はこれを各端末毎にメモリ
1623に書き込み、比較処理1624でレベルの大小
を比較し、いずれの端末のオーディオデータレベルが最
大かを、ビデオパス切り換え指示処理1626に通知す
る。ビデオパス切り換え指示処理は、表示するビデオデ
ータを、オーディオデータレベルが最大であった端末の
ビデオデータとするコマンドをパケット合成送出制御処
理1627に渡す。パケット合成送出制御処理1627
は、このコマンドを前記共通チャネルに格納したMLP
データまたはBASデータを作成し、MUXインタフェ
ース処理1629を施し、MUX/DMUX260に渡
す。MUX/DMUX260は、受け取ったMLPデー
タまたはBASデータを格納したH.221フレームを
作成し、網インタフェース270を介して、ループ上の
各端末に送る。
【0136】次に、各端末からの切り換え要求に基づい
て、各端末に表示出力するビデオデータを切り換える場
合について説明する。
【0137】MUX/DMUX260は、受信したH.
221フレーム中のMLPデータまたはBASデータ
を、DMUXインタフェース処理1630を介しパケッ
ト解読送出制御処理1628に渡す、パケット解読送出
制御処理1628は受けとったMLPデータまたはBA
Sデータを解読し、切り換え要求コマンドが存在すれ
ば、このコマンドを切り換え要求処理1611に渡す。
切り換え要求処理1611は、切り換え要求を示すコマ
ンド受け取った場合、もしくは、キーボードより切り換
え要求が指示された場合、切り換え要求の内容を文字重
畳処理に渡し、図17に示すように切り換え要求の内容
をビデオ入出力機器299の表示出力画面に重畳して出
力する。
【0138】そして、要求入力処理1610は、切り換
え要求が表示を要求するビデオデータを発信している端
末を、ビデオパス切り換え指示処理1626に通知す
る。ビデオパス切り換え指示処理は、表示するビデオデ
ータを、通知された端末のビデオデータとするコマンド
をパケット合成送出制御処理1627に渡す。パケット
合成送出制御処理1627は、このコマンドを前記共通
チャネルに格納したMLPデータまたはBASデータを
作成し、MUXインタフェース処理1629を施し、M
UX/DMUX260に渡す。また、MUX/DMUX
260は、受け取ったMLPデータまたはBASデータ
を格納したH.221フレームを作成し、網インタフェ
ース270を介して、ループ上の各端末に送る。
【0139】次に、図1に示したループ状のテレビ会議
システムによるテレビ会議から、いずれかの端末が退席
する場合、または、新たな端末がテレビ会議に参加する
場合ついて説明する。
【0140】MUX/DMUX260は、受信したH.
221フレーム中のMLPデータまたはBASデータ
を、DMUXインタフェース処理1630を介しパケッ
ト解読送出制御処理1628に渡す、パケット解読送出
制御処理1628は受けとったMLPデータまたはBA
Sデータを解読し、退席要求コマンドが存在すれば、こ
のコマンドを途中退席、途中参加処理1614に渡す。
途中退席、途中参加処理1614、退席要求コマンド受
け取った場合、もしくは、キーボードより退席要求もし
くは途中参加要求が指示された場合、要求の内容を文字
重畳処理1601に渡し、図18に示すように切り換え
要求の内容をビデオ入出力機器299の表示出力画面に
重畳して出力する1602。
【0141】そして、要求入力処理1621は、要求の
内容を発呼終話制御処理1613に通知する。発呼終話
制御処理1613は、要求の内容に応じて、終話コマン
ドと発呼コマンド生成し、パケット合成送出制御処理1
627に渡す。終話コマンドは退席する端末にループ上
隣あう2端末に退席する端末との接続を切断するよう指
示、もしくは、参加する端末に近設した位置にある、ル
ープ上で接続する2端末間の接続を切断するよう指示す
るコマンドである。また、発呼コマンドは、退席した端
末に接続していた端末間を接続するよう指示、もしく
は、参加する端末を含んでループを構成するよう指示す
るコマンドである。具体的には、図1の端末Cが退席を
要求する場合は、端末Cと端末D間の接続の切断を終話
コマンドで指示し、端末Cと端末B間の接続の切断を終
話コマンドで指示し、発呼コマンドで端末Bに端末Dと
の接続を指示する。また、図1の端末Bと端末C間に端
末Eを参加させる場合には、端末Bと端末C間の接続の
切断を終話コマンドで指示し、発呼コマンドで端末Bに
端末Eとの接続を指示し、端末Bに端末Eが接続した
ら、発呼コマンドで端末Eに端末Cとの接続を指示す
る。
【0142】パケット合成送出制御処理1627は、発
呼終話制御処理1613より受け取ったコマンドを前記
共通チャネルに格納したMLPデータまたはBASデー
タを作成し、MUXインタフェース処理1629を施
し、MUX/DMUX260に渡す。また、MUX/D
MUX260は、受け取ったMLPデータまたはBAS
データを格納したH.221フレームを作成し、網イン
タフェース270を介して、ループ上の各端末に送る。
【0143】次に、議長端末以外の端末の多地点テレビ
会議の制御処理を説明する。
【0144】図19に、議長端末以外の端末の多地点テ
レビ会議の制御処理を示す。
【0145】まず、議長端末より他の端末との接続もし
くは接続の切断を指示された場合について説明する。
【0146】MUX/DMUX260は、受け取った
H.221フレーム中のMLPデータまたはBASデー
タを、DMUXインタフェース処理1909を介し図示
せざるパケット解読送出制御処理に渡す、パケット解読
送出制御処理は受けとったMLPデータまたはBASデ
ータを解読し、共通チャネル(図14参照)に発呼コマ
ンドもしくは終話コマンドが存在すれば、このコマンド
をシステム制御部240に渡す。システム制御部240
は、エンド網制御部250を制御し、コマンドで指示さ
れた端末と接続、もしくは、接続を切断する。
【0147】次に、議長端末より、表示するビデオデー
タの切り換えを指示された場合について説明する。
【0148】MUX/DMUX260は、受け取った
H.221フレーム中のMLPデータまたはBASデー
タを、DMUXインタフェース処理1909を介し図示
せざるパケット解読送出制御処理に渡す、パケット解読
送出制御処理は受けとったMLPデータまたはBASデ
ータを解読し、共通チャネルに表示するビデオデータの
切り換えを指示するコマンドが存在すれば、このコマン
ドを会話制御部240に渡す。
【0149】会議制御システム制御部240の会議主制
御部処理1907は、通知されたコマンドに応じて、
H.261フレームに自端末のビデオデータを格納して
送信するかを決定し、自端末のビデオデータを格納して
送信する場合には自端末が送出するビデオ情報のサイズ
やビデオデータを格納するGOBを決定する。そして、
決定した内容をビデオコーデック201とビデオパス制
御部202に通知する。ビデオコーデック201とビデ
オパス制御部202は、前述したように、この通知に基
づいて動作する。
【0150】次に、議長端末に、オーディオ平均レベル
を送信する処理について説明する。
【0151】会議制御部240の会議主制御処理190
7は、オーディオ処理部212のオーディオ平均レベル
識別1214から、前述したようにオーディオ平均レベ
ルの通知を受けると、このデータを、図示せざるパケッ
ト合成送出制御処理に渡す。パケット合成送出制御処理
は、このデータを自端末に割り当てられたチャネルに格
納したMLPデータまたはBASデータを作成し、MU
Xインタフェース処理1908を施し、MUX/DMU
X260に渡す。また、MUX/DMUX260は、受
け取ったMLPデータまたはBASデータを格納した
H.221フレームを作成し、網インタフェース270
を介して、ループ上、議長端末に送る。
【0152】次に、ビデオ切り換え要求や途中退席要求
やテレマィック端末データの送信要求を、議長端末に
送信する処理について説明する。
【0153】図示せざるキーボード等より、これらの要
求が入力されると、システム制御部240の入力取り込
み処理は、要求を取り込み主制御1906に渡す。主制
御1906は、渡された要求に応じたコマンドを生成
し、会議主制御処理1907に渡す。会議主制御処理1
907は、このコマンドを、図示せざるパケット合成送
出制御処理に渡す。パケット合成送出制御処理は、この
コマンドを自端末に割り当てられたチャネルに格納した
MLPデータまたはBASデータを作成し、MUXイン
タフェース処理1908を施し、MUX/DMUX26
0に渡す。また、MUX/DMUX260は、受け取っ
たMLPデータまたはBASデータを格納したH.22
1フレームを作成し、網インタフェース270を介し
て、ループ上、議長端末に送る。
【0154】なお、文字重畳1905は、主制御190
6の制御下で、議長端末から受け取ったコマンドやデー
タ等を、重畳してビデオ入出力機器の画面に表示する。
【0155】ところで、以上の実施例において、H.2
61フレームに4端末が発信したビデオデータを格納す
る(図7)手段を示した。
【0156】各端末のビデオコーデック201は、受信
したH.261フレームに格納されているビデオデータ
を復号化し、ビデオ入出力機器200に表示出力する。
【0157】しかし、H.261フレームに4端末が発
信したビデオデータが格納されている場合、各端末の発
信したビデオデータは相互に独立であるので、ビデオコ
ーデック201は各端末の発信したビデオデータ毎に独
立に取り扱うことができる。
【0158】そこで、本実施例では、ビデオコーデック
201は、それぞれ各端末の発信したビデオデータの復
号化が終了した時点で、復号化が終了したビデオデータ
を表示出力する。
【0159】図20に、ビデオコーデックのビデオコー
ダ周辺の構成を示す。
【0160】図中、2005がデコーダ、2001が復
号化メモリ、200と2007がダブルバッファ構成
の表示メモリ、2008は受信メモリである、200は
ビデオ入出力機器である。ダブルバッファ構成の表示メ
モリ2000と2007は、復号化データの書き込み用
として動作するときは、他方がビデオ入出力機器200
へのデータの表示読みだし用として動作する。
【0161】デコーダ2005は、受信メモリ2008
より受信したビデオデータを読みだし、復号化メモリ2
005に格納されている前フレームの復号化データを参
照して復号化する。復号化したデータは次フレームの復
号化の参照用として復号化メモリ2005に書き込み、
また、現在復号化データの書き込み用として動作してい
る表示メモリ2000に書き込む。1つの端末から発信
された1/4画像領域分のビデオデータの復号化が終了
したら、表示メモリ2000と2007を切り換え、表
示メモリ2000を表示読みだし用に、表示メモリ20
07を復号化データの書き込み用に用いる。
【0162】ところで、表示メモリと復号化メモリは1
つのメモリを共用するこができる。
【0163】図21に、表示メモリと復号化メモリは1
つのメモリを共用した場合の構成を示す。
【0164】図中、2105がデコーダ、2101と2
102が復号化メモリと表示メモリ、として共用するダ
ブルバッファ構成のメモリ、200がビデオ入出力機
器、2008は受信メモリである。ダブルバッファ構成
のメモリ2101、2102は、一方が参照データ読み
だし用の復号化メモリと表示読みだし用の表示メモリと
して動作するとき、他方のメモリは復号化データの書き
込み用の復号化メモリおよび表示メモリとして動作す
る。
【0165】デコーダ2105は、受信メモリ2008
より受信したビデオデータを読みだし、参照データ読み
だし用の復号化メモリとして動作しているメモリ210
0から読みだした前フレームの復号化データを参照して
復号化する。また、このメモリ210からの参照用の
読みだしと並行して、メモリ210の復号化データは
表示用として読みだされビデオ入出力機器200に送ら
れる。デコーダ2105が復号化したデータは次フレー
ムの復号化の参照用として復号化データの書き込み用の
復号化メモリとして動作しているメモリ2101に書き
込まれる。1つの端末から発信された1/4画像領域分
のビデオデータの復号化が終了したら、参照データ読み
だし用の復号化メモリとして動作しているメモリ210
から今回復号化が終了した1/4領域以外の領域の復
号化データをメモリ2101に転送し、メモリ210
と2101の役割を切り換える。
【0166】以下、同様に1つの端末から発信された1
/4画像領域分のビデオデータの復号化の終了の度にメ
モリ2101に転送し、メモリ2100と2101の役
割を切り換える。
【0167】なお、以上の実施例では、図1に示したよ
うに各端末間を1本のBチャネルで接続し、ループ状の
多地点テレビ会議システムを構成した。
【0168】しかし、1本のBチャネルは異なる送信方
向の2伝送路であるので、各端末間を1本のBチャネル
でループ状に接続すると、実際は2つのループ状通信路
が構成される。以上の説明では、この2つのループ状通
信路のうちの1つのループ状通信路のみを用いる場合に
ついて説明した。しかし、この2つのループ状通信路を
同時に用いることにより端末間の通信容量を増加するこ
とができる。すなわち、たとえば、ビデオデータを2つ
のループ状通信路のうちの一方のH.221フレームで
送信することとし、オーディオデータを他方のH.22
1フレームで送信する等の振り分けが可能となる。
【0169】また、この場合、CCITT、H221
定める付加チャネルを用いた図22に示すH.221
フレームを利用することにより、H.221フレームを
拡張することもできる。すなわち、2つのループ状通信
路のうちの一方をH.221にいう第1チャネルとし、
他方をH.221にいう付加チャネルとして使用するよ
うにする。
【0170】また、以上の実施例においては、図1に示
したように各端末間を1本のBチャネルで接続し、ルー
プ状の多地点テレビ会議システムを構成した。しかし、
前述したように、1本のBチャネルは異なる送信方向の
2伝送路であるので、図23に示すように各端末を順に
1本のBチャネルで接続した構成においても、両端の端
末がH.221フレームを折り返して送信し、両端以外
の端末が、いずれか1送信方向については受信したH
221フレームを透過的に次の端末に送信することによ
りループ状の通信路を構成することができる。そして、
このようにしてループ状の通信路を構成した場合でも、
本実施例は同様に適用することができる。
【0171】また、以上の実施例においては、図1に示
すデジタル通信網としてCCITT、Iシリーズ勧告で
規定されているISDNを想定し、各端末は、ISDN
と2B+Dの基本インタフェースで接続されているもの
と想定した。
【0172】しかし、本実施例は、ISDNと2B+D
の基本インタフェースのみならず、一次群速度インタフ
ェースによって端末がISDNが接続されている場合に
も同様に適用することができる。また、この場合におい
て、一次群速度インタフェース中の複数のBチャネルを
用いる場合は、前記付加チャネルを用いたH.221フ
レームを使用することができる。
【0173】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、MCU
を必要とせずに、多地点テレビ会議に参加する端末のみ
で多地点テレビ会議を実現できる多地点テレビ会議シス
テムをを構成するテレビ会議端末を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多地点テレビ会議シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る多地点テレビ電話・会
議端末の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係る多地点テレビ会議シス
テムの動作を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係る多地点テレビ会議シス
テムの動作を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例に係る多地点テレビ会議シス
テムの動作を示す説明図である。
【図6】CCITT、H.221勧告に定めるフレーム
構成を示す説明図である。
【図7】CCITT、H.261勧告に定めるフレーム
の本発明の一実施例に係る使用例を示す説明図である。
【図8】CCITT、H.261勧告に定めるGOBと
ビデオデータの本発明の一実施例に係る関係を示す説明
図である。
【図9】本発明の一実施例に係るビデオパス制御部の第
1の構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施例に係るビデオSWクロック
切り換え制御の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施例に係るオーディオ処理部の
構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の一実施例に係るオーディオ平均レベ
ル識別の示すブロック図である。
【図13】本発明の一実施例に係るビデオパス制御部の
第2の構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明の一実施例に係る制御情報の送信方式
を説明するための説明図である。
【図15】本発明の一実施例に係る制御情報の送信方式
を説明するための説明図である。
【図16】本発明の一実施例に係る議長端末の制御系の
構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の一実施例に係る議長端末における制
御情報の表示例を示す説明図である。
【図18】本発明の一実施例に係る議長端末における制
御情報の表示例を示す説明図である。
【図19】本発明の一実施例に係る端末の制御系の構成
を示すブロック図である。
【図20】本発明の一実施例に係るビデオデコーダ周辺
の第1の構成例を示すブロック図である。
【図21】本発明の一実施例に係るビデオデコーダ周辺
の第2の構成例を示すブロック図である。
【図22】CCITT、H.221勧告に定める付加チ
ャネルを用いたフレーム構成を示す説明図である。
【図23】本発明の一実施例に係る多地点テレビ会議シ
ステムの第2の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2、3、4 端末 5 デジタル通信網 200 ビデオ入出力機器 201 ビデオコーデック 202 ビデオパス制御部 210 オーデイオ入出力機器 211 オーディオコーデック 212 オーディオ処理部 220 会議制御部 230 テレマティック装置 240 システム制御部 250 エンド・網信号制御部 260 MUX/DMUX 270 網インタフェース部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−293058(JP,A) 特開 平3−1692(JP,A) 特開 昭63−115482(JP,A) 特開 昭61−30188(JP,A) 特開 昭62−42688(JP,A) 特開 平3−268552(JP,A) 特開 平3−172057(JP,A) 特開 平2−39763(JP,A) 特開 昭60−43954(JP,A) 大久保栄、羽鳥好律,ISDNを利用 したテレビ会議・テレビ電話方式の標準 化動向,情報処理,日本,1990年 7月 15日,Vol.31,No.7,p.921 −929 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/15 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信フレームを予め定められた方向に巡回
    させるべくデジタル通信回線によりループ状に接続され
    た多地点間のテレビ会議通信を行なう多地点テレビ会議
    システムにおいて、前記多地点のそれぞれに配置される
    テレビ会議端末であって、 上流側の前記デジタル通信回線より前記通信フレームを
    受信すると共に、下流側の前記デジタル通信回線へ前記
    通信フレームを送信する回線インターフェース手段と、 画像データを取り込む画像データ入力手段と、 音響データを取り込む音響データ入力手段と、 前記回線インターフェース手段を介して上流側の前記デ
    ジタル通信回線より受信した前記通信フレームに格納さ
    れている画像データを出力する画像データ出力手段と、 前記音響データ入力手段により取り込まれた音響データ
    のレベルを算出するレベル算出手段と、 前記回線インターフェースを介して上流側の前記デジタ
    ル通信回線より受信した前記通信フレームに格納されて
    いる、前記多地点のそれぞれに配置されるテレビ会議端
    末の中から1つ選ばれる議長端末のコマンドが、自端末
    をビデオ発信元端末に指定する旨を示しているか否かを
    調べる会議制御手段と、 前記レベル算出手段で算出したレベルを、前記回線イン
    ターフェース手段を介して上流側の前記デジタル通信回
    線より受信した前記通信フレームに格納し、さらに、前
    記通信フレームに対する前記会議制御手段での調査によ
    り自端末がビデオ発信元端末に指定されていることが判
    明した場合には、前記通信フレームに格納されている画
    像データを、前記画像データ入力手段により取り込まれ
    た画像データに更新して、当該通信フレームを前記回線
    インターフェース手段を介して下流側の前記デジタル通
    信回線へ送信する多重化手段と、を有し、 前記会議制御手段は、 自端末が前記議長端末である場合に、前記回線インター
    フェース手段を介して上流側の前記デジタル通信回線よ
    り受信した前記通信フレームに格納されている 前記複数
    のテレビ会議端末各々のレベルに基づいて、前記ビデオ
    発信元端末を決定し、前記多重化手段に、前記決定した
    ビデオ発信元端末を指定するコマンドを前記通信フレー
    ムに格納させることを特徴とするテレビ会議端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテレビ会議端末であって、 前記会議制御手段は、 自端末が前記議長端末である場合に、前記回線インター
    フェース手段を介して上流側の前記デジタル通信回線よ
    り受信した前記通信フレームに格納されている前記複数
    のテレビ会議端末各々のレベルの大きい順に、前記ビデ
    オ発信元端末を少なくとも2つ決定することを特徴とす
    るテレビ会議端末。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のテレビ会議端末で
    あって、 ビデオ入出力機器をさらに有し、 前記画像データ入力手段は、 前記ビデオ入出力機器から入力されたビデオ信号を符号
    化して前記多重化手段へ送出し、 前記画像データ出力手段は、 前記回線インターフェース手段を介して上流側の前記デ
    ジタル通信回線より受信した前記通信フレームに格納さ
    れている画像データを復号化して前記ビデオ入出力機器
    に送信することを特徴とするテレビ会議端末。
  4. 【請求項4】請求項3記載のテレビ会議端末であって、 前記画像データ入力手段は、 CCITT勧告H.261に規定された符号化方式に従
    ってビデオ信号を符号化し、 前記画像データ出力手段は CCITT勧告H.261に
    規定された符号化方式に従ってビデオ信号を復号化する
    ことを特徴とするテレビ会議端末。
  5. 【請求項5】請求項4記載のテレビ会議端末であって、 前記通信フレームは、 CCITT勧告H.261に規定された画像フレームを
    格納しており、 前記画像データ出力手段は、 前記回線インターフェース手段を介して上流側の前記デ
    ジタル通信回線より受信した前記通信フレーム中の前記
    画像フレームに格納されている画像データを復号化して
    出力し、 前記多重化手段は、 前記回線インターフェース手段を介して上流側の前記デ
    ジタル通信回線より受信した前記通信フレームに格納さ
    れている前記議長端末のコマンドが、自端末をビデオ発
    信元端末とする旨を示している場合、前記通信フレーム
    中の前記画像フレームに格納されている画像データを、
    前記画像入力手段により取り込まれた画像データに更新
    することを特徴とするテレビ会議端末。
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