JP3249457B2 - ディジタル通信用音声送受信装置 - Google Patents

ディジタル通信用音声送受信装置

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JP3249457B2
JP3249457B2 JP34384297A JP34384297A JP3249457B2 JP 3249457 B2 JP3249457 B2 JP 3249457B2 JP 34384297 A JP34384297 A JP 34384297A JP 34384297 A JP34384297 A JP 34384297A JP 3249457 B2 JP3249457 B2 JP 3249457B2
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  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル通信分
野に用いる、音声通信用送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、コードレス電話等の移
動体通信関連システムのディジタル化が急速に進んでい
る。移動体通信関連システムでは、特に、周波数の繰り
返し利用、高能率音声符号化技術、及び多値変復調技
術、等の進展によって搬送周波数帯の有効活用が進んで
いる。同時に、通信品質の向上、という観点から、その
技術の中核となる、音声符号化、復号化装置、及び、そ
の復号化技術の発展が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、以下に記すような、解決すべき課題
が残されていた。
【0004】 従来の音声符号化、復号化装置では、音声
復号化と、チャネル復号化を切り離して、それぞれ別々
に誤り検出していた。まずチャネル復号化し、その結
果、1ビットでも誤りのあるフレームは、音声復号化さ
れることことなく、フレーム毎、廃棄されてしまった。
【0005】 ところが、音声復号化の方法によっては、
通常1ビット程度の誤りは許容できるのが普通であり、
上記搬送周波数帯の有効活用には、逆行していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉 本発明は、受信側で誤り訂正可能な音声訂正符号化信号
をフレーム区分せずに連続的に送信し、かつ受信するた
めのディジタル通信用音声送受信装置であって、受信し
た音声訂正符号化信号を誤り訂正し、復号化して軟判定
信号を生成し、最尤復号器に出力する軟判定誤り訂正復
号器と、音声訂正符号化信号若しくはその復号信号に基
づいて通話者の属性を判定し、属性における音声信号の
状態変化の最も高い確率で生じるパターンを示すパスを
求め、パスを最尤復号器に設定する制御部とを備え、最
尤復号器は、設定されたパスに基づいて軟判定信号を再
生し、再生した軟判定信号を音声復号するための音声復
号器に供給することを特徴とする。
【0007】 〈構成2〉 構成1に記載の装置において、軟判定誤り訂正復号器の
出力を監視してその出力レベルが予め定めたレベルより
も低くなったとき、ミュート信号を発して、音声復号器
の音声復号動作を一時停止させるパワー計算回路を更に
設けたことを特徴とする。
【0008】 〈構成3〉 構成1に記載の装置において、軟判定誤り訂正復号器の
出力を監視してその出力レベルが予め定めたレベルより
も低くなったとき、ミュート信号を発して、音声復号器
の音声復号動作を一時停止させるパワー計算回路と、伝
送路を通じて受信した音声信号を、復調器が復調して、
その音声信号の異状状態を検出したときに発信する同期
状態信号を、ミュート信号と等価な信号として、音声復
号器に供給し、音声復号器の音声復号動作を一時停止さ
せるミュート判定器を設けたことを特徴とする。
【0009】 〈構成4〉 音声信号を送信するための音声符号化部に、送信すべき
音声信号の情報量を圧縮する音声符号化器と、音声符号
化器の出力する連続した音声信号を一定時間毎にフレー
ムに区分してフレームごとにCRC(Cycric Redundanc
y Check)符号を加えるフレーム化処理部と、フレーム
化処理部の出力に対して、伝送路の中で発生する誤り情
報を受信側で訂正するための符号化を行う誤り訂正符号
化器とを設け、伝送路を通じて受信した音声信号を処理
する音声復号化部に、受信した音声信号を多値信号のま
ま入力して誤り訂正復号化し、各信号の確からしさを示
す尤度情報を出力する軟判定誤り訂正復号器と、時間軸
方向に見て隣り合う音声信号の状態変化の規則性を、通
話者の属性ごとに、予め分析してデータ化した遷移確率
テーブルを格納する記憶部と、尤度情報を入力して、少
なくとも遷移確率テーブルを参照しながら最も確率的に
高い符号系列に再生し、音声復号器に出力する最尤復号
器と、軟判定誤り訂正復号器の出力を受け入れて、CR
C符号を用いて受信した信号の符号誤りを検査し、符号
誤りを検知したとき、音声復号器の音声復号動作を一時
停止するフレーム処理部とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。
【0011】 図1は、具体例1、2によるディジタル通
信用音声送受信装置のブロック図である。具体例につい
て説明する前に、発明の理解を容易にするために、ま
ず、ディジタル通信用音声送受信装置の概要について、
特に符号化、復号化を主にして説明する。
【0012】 (ディジタル通信用音声送受信装置の概
要) 図2は、比較例の、ディジタル通信用音声送受信装置の
ブロック図である。比較例のディジタル通信用送受信装
置は、マイク11、アンプ12A、A/D変換器13、
音声符号化器14、フレーム化処理部15A、誤り訂正
符号化器16、変調器17、伝送路18、復調器19、
誤り訂正復号化器20、フレーム化処理部15B、音声
復号化器21、D/A変換器22、アンプ12B、スピ
ーカ23を、備える。
【0013】 マイク11は、音声を音声信号に変換する
変換器である。アンプ12Aは、音声信号を増幅する増
幅器である。A/D変換器13は、音声信号を8000
回/S(秒)、サンプリングし、その1サンプルを8b
itのディジタル信号に変換する部分である。従って6
4Kbpsの信号を音声符号化器14に転送する。
【0014】 音声符号化器14は、音声信号の時間的な
相関を利用して信号のパターンを予測し、そのパターン
と、実際の信号との差分のみを伝送する符号化圧縮器で
あり、ここでは、ADPCM(Adaptive Defferential
Pulse Code Modulation)を用いていると仮定する。
ADPCMは、入力bit数を1/2に圧縮するので、
32Kbpsの信号を出力してフレーム化処理部15A
に転送する。
【0015】フレーム化処理部15Aは、32Kbps
の信号を5mS毎に1個のフレームを構成する部分であ
る。更に、160bit(5mSに相当するbit数)
にCRC符号16ビットを加えて176bit/フレー
ムに区分して出力し、誤り訂正符号化器16に転送す
る。ここでCRC符号とは、受信側で受信したフレーム
にビット誤りが無いかどうかを検査するために必要な符
号である。このCRC符号による誤り検出では、1フレ
ーム中に1ビットでも誤りがあると、誤りフレームと判
断され、フレーム毎廃棄される。
【0016】誤り訂正符号化器16は、上記176bi
t/フレームのフレームをフレーム単位で畳み込み符号
化する部分である。ここで畳み込み符号化とは、情報を
順々に、あたかも畳み込むように符号化する符号化方法
である。畳み込む、とは、1個の情報を単独に符号化す
るのではなく、前後の情報を一部、お互いに所有し合う
ように関連付けて、順々に符号化する方法である。この
方法によれば、情報は、伝送路の途中でビット誤りが発
生しても、その前後に畳み込まれている情報によって、
より確率の高い値に回復する。この復号化方法として、
通常ビタビ復号法が使われる。上記CRC符号は、フレ
ーム内のビットの誤りを検出するのみで修正機能がな
く、ただフレームを廃棄するのみであった。この点で、
畳み込み符号化による誤り訂正符号化方法は、大きく異
なる。
【0017】ここで、畳み込み符号化によって176b
it/フレームは、bit数が2倍の352bit/フ
レームに増加する。変調器17は、特定の周波数のキャ
リアを誤り訂正符号化器16の出力でディジタル変調し
て伝送路18に伝送する部分である。伝送路18は、無
線、又は有線の伝送路を意味している。復調器19は、
伝送路18を通ってきた信号をディジタル復調して、誤
り訂正復号化器20に転送する部分である。復調器出力
は、1、0の2値出力ではなく、通常1シンボルを3b
it、8レベルで表した、多値信号である。従ってbi
t数は3倍になって出力する。ここで1シンボルとは、
1、0の2値、いずれかを表すディジタル信号1個をい
う。
【0018】誤り訂正復号化器20は、復調器19から
転送されてくる3bit、8レベルの多値信号を0、1
の2値信号に変換する。従ってbit数は元に戻る。こ
の2値信号をビタビ復号器に入力して、送信側で畳み込
み符号化した信号を誤り訂正復号する部分である。ビタ
ビ復号して176bit/フレームになった0、1の2
値信号をフレーム化処理部15Bに転送する。
【0019】フレーム化処理部15Bは、176bit
/フレームの中のCRC符号16ビットを使ってフレー
ム毎の誤り検出を行う。ここで、誤りが検知されたと
き、そのフレームは、フレーム毎廃棄される。もし誤り
が検知されなかったとき、フレームは、分解され、32
Kbpsになって音声復号化器21に転送される。この
信号は、送信側で音声符号化器14によってADPCM
符号化されている。音声復号化器21は、この信号を6
4Kbpsの信号に復号化して、D/A変換器22に転
送する。
【0020】D/A変換器22は、64Kbpsのディ
ジタル信号をアナログ信号に変換して、アンプ12Bに
転送する。アンプ12Bは、このアナログ信号を増幅し
てスピーカ23に転送する。スピーカ23は、このアナ
ログ信号を音声に変換する。以上で、ディジタル通信用
送受信装置の概要説明を終了するが、ここで留意すべき
点は以下の通りである。フレーム化処理部15Bは、誤
りを検知したとき、そのフレームを、フレーム毎廃棄す
る。従って音質の劣化を防ぐために、一つ前のフレーム
をもう一度音声復号化器21に入力して音声を補完す
る、等の操作が必要になってくる。
【0021】〈具体例1の構成〉 図1に戻って具体例1によるディジタル通信用音声送受
信装置について説明する。図より、具体例1によるディ
ジタル通信用音声送受信装置は、マイク11、アンプ1
2A、A/D変換器13、音声符号化器14、誤り訂正
符号化器16、変調器17、伝送路18、復調器19、
音声復号化部10、D/A変換器22、アンプ12B、
スピーカ23を、備える。すでに説明した、従来技術と
の差異についてのみ説明する。
【0022】マイク11、アンプ12A、A/D変換器
13、音声符号化器14、までは従来の構成と同様であ
る。従来の構成では、音声符号化器14の出力信号か
ら、フレーム化処理部15A(図2)が、CRC符号1
6bitを加えて、176bit/フレームに区分し
て、誤り訂正符号化器16に転送した。具体例1では、
CRC符号による誤り検出を採用しない。音声符号化器
14の出力信号を直接誤り訂正符号化器16に転送する
構成をとる。
【0023】誤り訂正符号化器16は、音声符号化器1
4が、bit数を1/2に圧縮した信号を、連続状態の
まま畳み込み符号化する。畳み込み符号化して64Kb
psに増加した信号を変調器17に転送する部分であ
る。以後、復調器19までは、従来の構成と同様であ
る。変調器17は、特定の周波数のキャリアを誤り訂正
符号化器16の出力でディジタル変調して伝送路18に
伝送する。伝送路18は、無線、又は有線の伝送路を意
味している。復調器19は、伝送路18を通ってきた信
号をディジタル復調して、音声復号化部10に転送する
部分である。復調器出力は、1、0の2値出力ではな
く、通常1シンボルを3bit、8レベルで表した、多
値信号を出力する。
【0024】具体例1による音声復号化部10は、従来
の構成と異なり、CRC符号による誤り検出を止め、音
声復号化と、チャネル復号化を、一体化して復号する構
成をとる。その結果フレーム毎に廃棄する必要が無くな
る。その詳細について図を用いて以下に説明する。
【0025】図3は、具体例1による音声復号化部の構
成ブロック図である。図より、具体例1による、音声復
号化部10は、軟判定誤り訂正復号器1と、軟判定音声
復号器2と、制御部6と、記憶部7とを、備える。更
に、軟判定音声復号器2は、最尤復号器3と、音声復号
器4と、パワー計算回路5を、備える。
【0026】軟判定誤り訂正復号器1は、復調器19
(図1)から転送されてくる3bit、8レベルの多値
信号を多値信号のままビタビ復号器に入力して、誤り訂
正復号化する部分である。更に、bit毎の確からしさ
を含んだ尤度情報を3bit、8レベルの多値信号とし
て最尤復号器3とパワー計算回路5に転送する部分でも
ある。ここでビタビ復号することにより192kbps
の入力信号は、96kbpsに変換される。
【0027】最尤復号器3は、軟判定誤り訂正復号器1
から転送されてくる尤度情報に基づいて、かりに伝送路
18(1図)中でbit誤りが発生していたとしても、
最も確率的に高い符号系列を再生して音声復号器4に転
送する部分である。この最尤復号器3の大きな特徴は、
音源の属性をも含めた再生機能を有することである。従
って再現性がより一層正確になる。この最尤復号器3の
機能については後に図を用いて詳細に説明する。音声復
号器4は、最尤復号器3から転送されてくる最も確率的
に高い符号系列を、ADPCMを用いて復号化する部分
である。復号化した音声信号をD/A変換器22に転送
する。以後、従来の構成と同様に、音声信号は、アナロ
グ信号に変換され、スピーカ23(図1)に転送され
る。
【0028】パワー計算回路5は、軟判定誤り訂正復号
器1から転送されてくる多値信号を入力して、その信号
を一定時間ごとに区切って、平均パワーを算出する部分
である。制御部6は、パワー計算回路5を監視して、算
出された平均パワーが、予め定めてある規定値よりも小
さいとき、パワー計算回路5を制御して音声復号器4に
ミュート信号を送出させる部分である。同様に、パラメ
ータ更新信号の送出を停止する部分でもある。このパラ
メータ更新信号については、後に説明する最尤復号器3
の機能の項で説明する。ここで上記のミュート信号と
は、耳障りなノイズを避けるために、音声復号器4の動
作を一時停止させる信号をいう。記憶部7は、後に最尤
復号器3の機能の項で説明するパラメータを格納してお
く部分である。
【0029】次に最尤復号器3の機能について説明す
る。連続して発生する音声信号には、時間軸方向に見て
隣り合う音声信号の関係、即ち隣り合う音声信号の状態
変化に何らかの規則性がある。その規則性は、その音源
の属性によって異なる。例えば話者が男性か女性か子供
かによって異なる。この音源の属性ごとの規則性を予め
分析してデータ化した遷移確率テーブルを、記憶部7が
格納している。この遷移確率テーブルを用ると、現時点
を時刻Tとしたとき、時刻Tに入力した音声信号から、
時刻T+1に入力する音声信号を、音源の属性に基づい
て予測することができる。最尤復号器3はこうして信号
の内容を予測する機能を持つ。
【0030】図4は、最尤復号器の機能説明図である。
図において、(a)は尤度つき入力を表し、(b)は、
機能を表している。最尤復号器3(図3)は、最初に、
軟判定誤り訂正復号器1から転送されてくる3bit、
8レベルの尤度情報を(a)に基づいて−1から+1の
値の多値シンボルに変換する。最尤復号器3(図3)
は、この多値シンボルによって動作する。(b)の左側
の縦列は時刻Tでの最尤復号器3(図3)の出力の状態
を連続する多値シンボル2個を用いて表している。
【0031】状態0は、(+1,+1)の状態を表して
いる。同様に状態1は、(+1,−1)、状態2は、
(−1,+1)、状態3は、(−1,−1)状態を表し
ている。同様に右側の縦列は、時刻T+1での状態を表
している。時刻Tの各状態から時刻T+1になったとき
に遷移する状態を実線及び点線で表している。その線上
に記した符号は、その状態変化の遷移確率を示す。
【0032】例えばP0,1は、現時点、時刻Tで状態0
であった場合、時刻T+1で状態1に遷移する確率を表
している。この遷移確率は、予め、上記各属性ごとに採
取したサンプル音声から電子計算機によって全ての状態
変化について求めておく。その値は、遷移確率テーブル
として、記憶部7(図3)に格納される。音声復号化部
10(図1)が動作を開始した後は、一定時間ごとに、
制御部6(図3)が、実際の受信音声から採取したサン
プル音声に基づいて遷移確率テーブルを作成して、必要
に応じて更新する。
【0033】次に遷移尤度を計算する。遷移尤度とは、
時刻Tで、状態(S1,S2)のときに、連続する2シ
ンボル(s1,s2)が入力した場合、時刻T+1で遷
移するであろう状態(S3,S4)を、音源の属性をも
含めて予測する確率である。遷移尤度は、以下のように
して求められる。まず時刻Tの状態で入力した連続する
2シンボル(s1,s2)と、時刻T+1になって遷移
するであろう状態(S3,S4)((b)の右側の縦
列)との、内積(s1×S3+s2×S4)を求める。
この内積と、両状態間の遷移確率Pの積を計算すること
によって求まる。
【0034】例えば今仮に、時刻Tでの状態が状態1で
あったとする。この状態で、シンボル値(+0.1,+1.0)
の2シンボルが入力したとする。状態1から時刻T+1
での0から3までの各状態への遷移確率はそれぞれP1,
0、P1,1、P1,2、P1,3と表せる。さらに多値シンボル
と状態の内積(s1×S3+s2×S4)との積を求め
ると、時刻Tから時刻T+1になったとき、状態0から
状態3までの各状態に遷移する遷移尤度は次のようにな
る。 状態0へは、(+0.1×+1.0++1.0×+1.0)×P1,0= +1.1P1,0 状態1へは、(+0.1×+1.0++1.0×-1.0)×P1,1= -0.9P1,1 状態2へは、(+0.1×-1.0++1.0×+1.0)×P1,2= +0.9P1,2 状態3へは、(+0.1×-1.0++1.0×-1.0)×P1,3= -1.1P1,3
【0035】制御部6(図3)は、全状態について計算
する。最も大きな値を示しているパスのみを残して、そ
の他のパスを廃棄する。この生き残ったパスを、生き残
りパスと定義する。この生き残りパスを、想定できるあ
らゆる状態で計算して、生き残りパステーブルとして記
憶部(図3)に格納しておく。ここで生き残りパスの意
味するところは以下の通りである。例えば、(b)にお
いて、時刻Tで状態0に連なる4本の実線のうちP0,3
の実線が生き残りパスであったとする。このとき、他の
3本の実線P0,0、P0,1、P0,2は廃棄される。従っ
て、時刻T+1では状態3に遷移する、ということを意
味する。更に、最尤復号器3が連続して出力する多値シ
ンボルは時刻Tのとき+1、+1(状態0)であったも
のが、時刻T+1で−1、−1(状態3)になるという
ことを意味している。
【0036】従って、入力信号に少し位のbit誤りが
内在していても、その生き残りパスの出力には、最も高
い確率を持った連続多値シンボルを出力することにな
る。音声復号化部が動作を開始した後は、一定時間ごと
に、制御部6(図3)が、上記遷移確率テーブルの計算
に合わせて生き残りパスを更新する。以上で最尤復号器
3の説明を終了したので、再度図1に戻って具体例1の
動作について説明する。
【0037】〈具体例1の動作〉 図1において、マイク11の前で男性が話し始めたと仮
定する。その男性の音声は、マイク11で音声信号に変
換されアンプ12Aを通ってA/D変換器13に転送さ
れる。A/D変換器13によって、音声信号は、800
0回/S(秒)、サンプリングされ、8bit/サンプ
ルのディジタル信号に変換される。従って64Kbps
の信号が、音声符号化器14に転送される。音声符号化
器14は、ADPCMを用いて32Kbpsに圧縮す
る。以上、従来のディジタル通信用音声送受信装置(図
3)と同様であり、既に詳細を説明した。
【0038】具体例1では、ADPCMを用いて32K
bpsに圧縮した信号を、フレーム化する事なく、連続
状態のまま誤り訂正符号化器16に転送して畳み込み符
号化する。畳み込み符号化され、64Kbpsに増加し
た信号は、変調器17に転送される。変調器17は、特
定の周波数のキャリアを、その64Kbpsの信号でデ
ィジタル変調して伝送路18に伝送する。伝送路18
は、無線、又は有線の伝送路を意味している。復調器1
9は、伝送路18を通ってきた信号をディジタル復調し
て、音声復号化部10に転送する部分である。復調器出
力は、1、0の2値出力ではなく、通常1シンボルを3
bit、8レベルで表した、多値信号を出力する。
【0039】この192bpsに変換された信号は、音
声復号化部10に転送される。この信号は、軟判定誤り
訂正復号器1でビタビ復号され、96Kbpsの信号に
なって軟判定音声復号器2に転送される。以下に図3を
用いて軟判定音声復号器2の動作を詳細に説明する。
【0040】このビタビ復号された信号は、最尤復号
3に入力後まず最初に−1から+1の間の多値シンボル
に変換されて、32Kbpsの多値シンボルになる。こ
の多値シンボルの連続する2シンボル毎に最尤復号器3
の生き残りパスに入力する。生き残りパスの出力を通っ
た最尤復号器3の出力からは、最も高い確率を持った符
号系列が出力される。
【0041】ここで生き残りパスの更新について説明す
る。生き残りパスは、制御部6が出力するパラメータ更
新信号によって更新される。音声復号化部10(図1)
が動作を開始する初期の短時間で、制御部6は、最尤
器3の入力を監視して属性の大区分(例えば男性、女
性、子供)を判断する。その判断に基づいて、予め、記
憶部7に格納してある男性用の生き残りパステーブルを
読み込む。読み込んだ男性用の生き残りパステーブルを
最尤復号器3に書き込む。その後も、制御部6は監視を
続け、実際に流れている信号に基づいて、一定時間ごと
に実情に即した、遷移確率を計算する。
【0042】この遷移確率から、実情に即した生き残り
パステーブルを構成して記憶部7に格納する。この実情
に即した生き残りパステーブルで最尤復号器3の生き残
りパスを定期的に更新する。但し、パワー計算回路5
は、軟判定誤り訂正復号器1から転送されてくる多値信
から算出した平均パワーが、予め定めてある規定値よ
りも小さいとき、音声復号器4にミュート信号を送出す
る。耳障りなノイズを避けるためである。この動作は制
御部6によって制御される。同時に、制御部6は、パラ
メータ更新信号の出力を停止して、生き残りパスの更新
を停止する。パワーの小さい信号から求めた生き残りパ
スは信頼度が低いからである。
【0043】最尤復号器3から出力される、最も高い確
率を持った32Kbpsの連続符号は、音声復号器4に
転送される。この連続符号は、送信側で音声符号化器1
4(図1)によってADPCM符号化によって1/2に
圧縮されているので、音声復号器4が復号化して64K
bpsの信号に戻す。D/A変換器22は、この64K
bpsのディジタル信号をアナログ信号に変換して。ア
ンプ12Bに転送する。アンプ12B(図1)は、この
アナログ信号を増幅してスピーカ23に転送する。スピ
ーカ23(図1)は、このアナログ信号を音声に変換す
る。以上で具体例1の動作の説明を終了する。
【0044】以上の説明は、各部でのbit数を固定し
て説明されているが、あくまで一例であって、この値に
固定されるものではない。また、最尤復号器3の状態も
2bitを単位とした4状態で説明しているが、あくま
で一例であって、この値に固定されるものではない。b
it数、状態数を増加しても良い。更に、制御部6は、
最尤復号器3の入力を監視しているが、この監視位置も
あくまで一例であって、この位置に固定されるものでは
ない。例えば最尤復号器3の出力であっても良いし、軟
判定誤り訂正復号器1の入力であっても良い。
【0045】〈具体例1の効果〉 従来、0、1の2値出力であった誤り訂正復号化器に換
えて軟判定誤り訂正復号器を備え、その多値出力から、
最も確からしい連続符号を得る最尤復号器を備えること
により、以下の効果を得た。 1、通常発生し得る程度のbit誤りを含む信号は、フ
レーム毎廃棄されることなく、そのまま音声復号器で誤
り訂正できることになり信号再生がより正確になった。 2、フレーム毎廃棄されることがなくなったので、1つ
前のフレームで補完する等の面倒な操作をする必要がな
くなった。更に、パワー計算回路を備えることにより、
以下の効果を得た。 3、通常発生し得る程度を越えたbit誤りが発生した
とき信号再生を一時ストップして耳障りなノイズを避け
ることができるようになった。
【0046】〈具体例2〉 図5は、具体例2による音声復号化部のブロック図であ
る。具体例1との差異についてのみ説明する。ミュート
判定器8は、パワー計算回路の出力S1と同期状態信号
S2の論理和をとって、ミュート信号を得るための論理
和回路である。同期状態信号S2は、復調器19(図
1)から転送されてくる信号である。この信号は、復調
器19が正常に動作していないときに転送されてくる。
例えば、このディジタル通信用音声送受信装置が、スペ
クトラム拡散方式を採用していたとする。その場合、受
信側が送信信号を同期捕捉できていない場合、受信信号
は、ほとんど雑音に近い。このとき、ミュート信号を音
声復号器4に送って信号再生を一時ストップする。
【0047】〈具体例2の効果〉 パワー計算回路の出力と同期状態信号の論理和をとり、
ミュート信号を得るための、論理和回路を備えた。この
論理和回路は、復調器が正常に動作していないとき、ミ
ュート信号を音声復号器に送るため、耳障りなノイズ
は、除去される、という効果を得た。
【0048】〈具体例3〉 図6は、具体例3によるディジタル通信用音声送受信装
置のブロック図である。具体例3によるディジタル通信
用音声送受信装置は、マイク11、アンプ12A、A/
D変換器13、音声符号化器14、フレーム化処理部1
5A、誤り訂正符号化器16、変調器17、伝送路1
8、復調器19、音声復号化部31、D/A変換器2
2、アンプ12B、スピーカ23を、備える。従来技
術、及び、具体例1、2との差異についてのみ説明す
る。マイク11から、復調器19までは、従来技術と同
様である。
【0049】復調器19の出力は、1、0の2値出力で
はなく、通常1シンボルを3bit、8レベルで表し
た、多値信号である。従ってbit数は3倍の1056
bit/フレームになって出力する。このフレーム中に
は、CRC符号が内在している。この信号が音声復号化
部31に転送される。
【0050】図7は、具体例3による音声復号化部のブ
ロック図である。音声復号化部31は、軟判定誤り訂正
復号器1と、軟判定音声復号器32と、フレーム処理部
34と、制御部6と、記憶部7とを、備える。更に軟判
定音声復号器32は、最尤復号器33と、音声復号器4
と、パワー計算回路5と、ミュート判定器37とを備え
る。
【0051】軟判定誤り訂正復号器1は、復調器19か
ら転送されてくる1056bit/フレームの信号を多
値信号のままビタビ復号器に入力して、誤り訂正復号化
する。更に、bit毎の確からしさを含んだ528bi
t/フレーム(ビタビ復号によって1/2になる)の、
尤度情報を多値信号のまま最尤復号器33とフレーム処
理部34に転送する。
【0052】最尤復号器33は、内部に備えるCRC除
去部36が、この528bit/フレームの信号を17
6bit/フレームの多値シンボルに変換する(bit
数は1/3になる)。この信号からCRC用16bit
を廃棄し、フレームを分解する。以降は具体例1、2の
最尤復号器3(図3)と同様である。フレームを分解さ
れた信号は、32Kbpsの多値シンボルになる。この
多値シンボルの連続する2シンボル毎に最尤復号器33
の生き残りパスに入力する。生き残りパスの出力を通っ
て最尤復号器33の出力からは、最も高い確率を持った
符号系列が出力される。以下具体例1と同様に音声復号
器で復号化して64Kbpsの信号に戻して、D/A変
換器22以降へ転送する。
【0053】フレーム処理部34は、軟判定誤り訂正復
号器1から転送されてくる528bit/フレームの信
号を、内部に備える変換部35が176bit/フレー
ムの2値信号に変換する。このフレームの中のCRC符
号16ビットを使ってフレーム毎の誤り検出を行う。こ
こで、誤りが検知されたとき、CRC誤り検出信号S3
をミュート判定器37に転送する。同時に制御部6は、
パラメータ更新信号の出力を停止して、生き残りパスの
更新を停止する。
【0054】ミュート判定器37は、パワー計算回路の
出力S1と、同期状態信号S2と、CRC誤り検出信号
S3を入力する。S1、S2は、具体例2同様である。
このS1、S2、S3によってミュート信号を以下のよ
うに出力する。 (1)パワー計算回路の出力S1と、CRC誤り検出信
号S3の論理積ゲートがONしたときミュート信号を出
力する。 (2)同期状態信号S2を入力したときミュート信号を
出力する。音声復号器4と、パワー計算回路5、制御部
6と、記憶部7は、具体例1、2と同様である。更に図
8に戻って、D/A変換器22、アンプ12B、スピー
カ23も、具体例1、2と同様である。
【0055】〈具体例3の効果〉 送信側は、従来技術と同様に32Kbpsの信号を5m
S毎に1個のフレームを構成して、CRC符号を加えて
送信する。この信号を受信した受信側は、具体例1、2
の構成を全部備えると共に、CRC符号による誤り検出
を実行する。そのCRC誤り検出信号S3と、パワー計
算回路の出力S1との論理積ゲート、及びその出力と、
同期状態信号S2との論理和出力をミュート信号にした
ことによって、音声復号器がミュートされる時間を最低
限に抑えることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1、2によるディジタル通信用音声送受
信装置のブロック図である。
【図2】比較例のディジタル通信用音声送受信装置のブ
ロック図である。
【図3】具体例1による音声復号化部の構成ブロック図
である。
【図4】最尤復号器の機能説明図である。
【図5】具体例2による音声復号化部のブロック図であ
る。
【図6】具体例3によるディジタル通信用音声送受信装
置のブロック図である。
【図7】具体例3による音声復号化部のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 軟判定誤り訂正復号器 2 軟判定音声復号器 6 制御部 7 記憶部 9 音声符号化部 10 音声復号化部 11 マイク 12A,12B アンプ 13 A/D変換器 14 音声符号化器 16 誤り訂正符号化器 17 変調器 18 伝送路 19 復調器 22 D/A変換器 23 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G10L 19/00 H04B 14/00 H04L 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側で誤り訂正可能な音声訂正符号化
    信号をフレーム区分せずに連続的に送信し、かつ受信す
    るためのディジタル通信用音声送受信装置であって、 受信した前記音声訂正符号化信号を誤り訂正し、復号化
    して軟判定信号を生成し、最尤復号器に出力する軟判定
    誤り訂正復号器と、 前記音声訂正符号化信号若しくはその復号信号に基づい
    て通話者の属性を判定し、該属性における音声信号の状
    態変化の最も高い確率で生じるパターンを示すパスを求
    め、該パスを前記最尤復号器に設定する制御部とを備
    え、 前記最尤復号器は、設定された前記パスに基づいて前記
    軟判定信号を再生し、該再生した軟判定信号を音声復号
    するための音声復号器に供給することを特徴とするディ
    ジタル通信用音声送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記軟判定誤り訂正復号器の出力を監視してその出力レ
    ベルが予め定めたレベルよりも低くなったとき、ミュー
    ト信号を発して、前記音声復号器の音声復号動作を一時
    停止させるパワー計算回路を更に設けたことを特徴とす
    るディジタル通信用音声送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、 前記軟判定誤り訂正復号器の出力を監視してその出力レ
    ベルが予め定めたレベルよりも低くなったとき、ミュー
    ト信号を発して、前記音声復号器の音声復号動作を一時
    停止させるパワー計算回路と、 伝送路を通じて受信した音声信号を、復調器が復調し
    て、その音声信号の異状状態を検出したときに発信する
    同期状態信号を、前記ミュート信号と等価な信号とし
    て、前記音声復号器に供給し、該音声復号器の音声復号
    動作を一時停止させるミュート判定器を設けたことを特
    徴とするディジタル通信用音声送受信装置。
  4. 【請求項4】 音声信号を送信するための音声符号化部
    に、 送信すべき音声信号の情報量を圧縮する音声符号化器
    と、音声符号化器の出力する連続した音声信号を一定時
    間毎にフレームに区分してフレームごとにCRC(Cycr
    ic Redundancy Check)符号を加えるフレーム化処理部
    と、フレーム化処理部の出力に対して、伝送路の中で発
    生する誤り情報を受信側で訂正するための符号化を行う
    誤り訂正符号化器とを設け、 伝送路を通じて受信した音声信号を処理する音声復号化
    部に、 受信した音声信号を多値信号のまま入力して誤り訂正復
    号化し、各信号の確からしさを示す尤度情報を出力する
    軟判定誤り訂正復号器と、時間軸方向に見て隣り合う音
    声信号の状態変化の規則性を、通話者の属性ごとに、予
    め分析してデータ化した遷移確率テーブルを格納する記
    憶部と、前記尤度情報を入力して、少なくとも前記遷移
    確率テーブルを参照しながら最も確率的に高い符号系列
    に再生し、音声復号器に出力する最尤復号器と、前記軟
    判定誤り訂正復号器の出力を受け入れて、CRC符号を
    用いて受信した信号の符号誤りを検査し、符号誤りを検
    知したとき、前記音声復号器の音声復号動作を一時停止
    するフレーム処理部とを設けたことを特徴とするディジ
    タル通信用音声送受信装置。
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