JP3209634B2 - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JP3209634B2
JP3209634B2 JP05719794A JP5719794A JP3209634B2 JP 3209634 B2 JP3209634 B2 JP 3209634B2 JP 05719794 A JP05719794 A JP 05719794A JP 5719794 A JP5719794 A JP 5719794A JP 3209634 B2 JP3209634 B2 JP 3209634B2
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    • G06F13/124Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine
    • G06F13/126Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine and has means for transferring I/O instructions and statuses between control unit and main processor

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、計算機シス
テムにおける補助記憶装置へのアクセスの技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機システムにおいて補助記憶
装置として用いられるディスク装置を高速化、高信頼化
する技術として、複数台のディスク装置を1台のホスト
計算機に接続するマルチディスクと呼ばれる技術が知ら
れている。
【0003】たとえば、”A Case for Redundant Array
s of Inexpensive Disks(RAID)"InProc.ACM SIGMOD,Jun
e 1988(カルフォルニア大学 バ−クレ−校発行)に
は、複数のディスク装置を専用の制御装置を介してCP
Uに接続し、複数のディスク装置へのデータの分配制御
等のディスク管理をすべてこの制御装置にて実施するこ
とにより、CPUが、複数のディスク装置を1台のディ
スク装置に見なせるようにしている。
【0004】また、さらに、近年では、年率2倍弱に達
するCPUの高性能化に伴い、専用の制御装置を用いず
に、複数のディスク装置の制御をCPUによりソフトウ
ェア的に実施する技術、いわゆるソフトアレイ、または
ソフトRAIDと呼ばれる技術が実現されている。
【0005】この技術によれば、CPUのディスクイン
タフェースに複数台のディスク装置を接続する。そし
て、CPU上で実行されるドライバプロセスが、他のプ
ロセスが、複数台のディスクを仮想的に一台のディスク
装置に見なして発行したコマンドを、個々のディスク装
置へのコマンドに変換して個々のディスク装置に発行す
る。また、ドライバプロセスは、記録時にはデータの誤
り訂正用の冗長データの生成し、データと共にディスク
装置に記録する。また、再生時には、再生データの誤り
を、共に記録した誤り訂正用の冗長データを用いて訂正
する。
【0006】このように、ソフトアレイ、またはソフト
RAIDと呼ばれる技術によれば、年々高速化が進むC
PUの能力を有効に利用して、低価格で、かつ高性能、
高信頼なディスクシステムを実現することができる。
【0007】ところで、ディスク装置のディスクへのア
クセスは、機械的な動作が必要であることから時間がか
かる。
【0008】そこで、従来より、ディスク装置のディス
クへのアクセスを、見かけ上、早めるために、従来、リ
ードキャッシュ、ライトキャッシュと呼ばれる技術が広
く用いられている。
【0009】これらの技術では、主記憶上にキャッシュ
用の領域を確保する。そして、リードキャッシュによれ
ば、ディスクからデータをリードした際にキャッシュ用
の領域に、そのデータを保管し、もし、つぎに同じデー
タのリード要求がプロセスより発行された際には、ディ
スクアクセスを行なうこと無く主記憶のキャッシュ用領
域からデータをリ−ドし要求元のプロセスに与えること
により、ディスクアクセス回数を削減する。また、ライ
トキャッシュによれば、ライト時に主記憶上のキャッシ
ュ用の領域にデータを書き込み、ディスクアクセス要求
元のプロセスに終了通知を発行する。そして、ある時間
後、主記憶上のキャッシュ用の領域のデータをまとめて
ディスクにライトすることでディスクアクセス回数を削
減する。
【0010】これらのリ−ドキャッシュ、ライトキャッ
シュの技術は、ディスクアクセス要求元のプロセスの、
アクセスの時間的、空間的局所性を利用したもので、効
果が大きいため、多くの計算機システムにおいて広く用
いられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】さて、計算機システム
において、ユーザのプログラムは、一般にOS(オペレ
ーティングシステム)という基本プログラムの管理のも
とで動作している。OSは、プログラムを並列に実行さ
せる。この並列動作を実現するため、OSはプログラム
をプロセスという単位で管理し、これを時分割に切り替
えながら動作させている。
【0012】また、一般的な計算機システムでは、CP
Uから、ディスク装置にディスクをアクセスするコマン
ドが発行され、ディスク装置がアクセスを終了すると、
ディスク装置から前記コマンドに対応するアクセスの終
了を通知するための割込みがCPUに送られる。CPU
は、この割込みを受け取ると、その時動作しているプロ
セスを一旦停止し、ディスクアクセス終了のための所定
の割込み処理を開始する。
【0013】ここで、この割込み処理は、次のような手
順により行なわれる。すなわち、CPUは、まず、動作
中のプロセスを一旦停止し、このプロセスを再度動作さ
せるために必要な全ての環境を保存し、割り込み処理を
実行するのに必要な環境を準備し、所定の割り込み処理
を実施し、割り込み処理を実施する以前の環境に戻し、
停止したプロセスを再起動する。
【0014】このように、割込み処理の実行は、CPU
にとって負荷が大きい。
【0015】一方、前述したソフトアレイ、またはソフ
トRAIDと呼ばれる技術によれば、CPU上で実行さ
れるドライバプロセスが、個々のディスク装置への複数
のコマンドに変換して個々のディスク装置に発行する。
したがい、ディスク装置よりの、アクセスの終了を通知
するための割込みも、個々のディスクに発行した複数の
コマンドのそれぞれについて発生する。
【0016】また、高信頼化のために誤り訂正用の冗長
データを生成し、データと共にディスクに保存する場合
には、CPUは、この冗長データを生成するために必要
なデータのリードコマンドや、冗長データのライトコマ
ンドを、ユ−ザプロセスより要求されたデータのアクセ
スコマンドに加えて発行するため、さらに、ディスク装
置よりの、アクセスの終了を通知するための割込みの発
生回数が増加する。
【0017】すなわち、前述したソフトアレイ、または
ソフトRAIDと呼ばれる技術によれば、割込み処理の
発生頻度が高く、CPUの、込み処理の実行のための負
荷が過大となってしまい、ユーザプログラムを十分なス
ピードで実行できなくなったり、マルチディスクの能力
を充分に引き出せなくなってしまう。
【0018】一方、前記ライトキャッシュの技術によれ
ば、ある時間毎に、主記憶上のキャッシュ用領域から、
まだディスクに書き戻されていないデータを書き出す処
理を行う必要がある。また、主記憶の容量には限りがあ
るため、ディスクに書き戻していないデータ量が一定量
を超えたら、次のデータの書き込みにキャッシュ用領域
を用いることができるように、ある一定以下の容量に減
少するまでデータのディスクへの書き出す処理を行なう
必要がある。
【0019】また、これらの書き出し処理では、どちら
も一度にたくさんデータをディスクに書き込む必要があ
るので、CPUは、このような書き出し処理のために多
くのライトコマンドを、ユ−ザプロセスより要求された
データのアクセスコマンドに加えて発行する。このた
め、ディスク装置よりの、アクセスの終了を通知するた
めの割込みの発生回数が増加する。
【0020】すなわち、ライトキャッシュの技術でも、
割込み処理の発生頻度が高くなるために、CPUの、込
み処理の実行のための負荷が過大となってしなう。
【0021】そこで、本発明は、ディスクアクセスに起
因する、CPUへの割り込み発生回数を削減することに
より、CPUの負荷を低減することのできる計算機シス
テムを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために本
発明は、割込み処理機構を備えたCPUとメモリとを備
えたホスト装置と、備えた補助記録媒体にデータの記録
再生を行なう補助記憶装置と、ホスト装置と補助記憶装
置との間の入出力を担う入出力処理装置とを備えた計算
機であって、前記ホスト装置のCPUは、前記補助記憶
装置のアクセスを指示する、複数のコマンドを、所定の
条件に従いグル−プ化し、前記メモリに、各グル−プと
当該グル−プに属するコマンドの対応を表す情報を記憶
し、各コマンドに当該コマンドが属するグル−プを識別
可能な識別情報を付加し、前記識別情報を付加した複数
のコマンドを独立に前記入出力処理装置に渡す手段と、
前記入出力処理装置より特定のグル−プについての処理
が終了したことを割込みによって報告された場合に、前
記メモリに記憶した各グル−プと当該グル−プに属する
コマンドの対応を参照し、前記特定のグル−プに属する
全てのコマンドに関する、所定の終了処理を行なう終了
処理手段とを有し、前記入出力処理装置は、渡された複
数のコマンドに付加されている前記識別情報より、渡さ
れた各コマンドと当該コマンドが属するグル−プの対応
を表す情報を作成して記憶する手段と、前記CPUより
独立に発行された各コマンドの指示する補助記憶装置の
アクセスを実行する手段と、記憶した各コマンドと当該
コマンドが属するグル−プの対応に基づいて、1つのグ
ル−プに属する全てのコマンドの指示するアクセスが終
了した場合に、当該グル−プについての処理が終了した
ことを前記CPUに割り込みを用いて報告する手段とを
有することを特徴とする計算機システムを提供する。
【0023】なお、前記入出力処理装置に代えて、前記
CPUより独立に発行された各コマンドの指示する補助
記憶装置のアクセスを実行する手段と、前記メモリに記
憶された各グル−プと当該グル−プに属するコマンドの
対応に基づいて、1つのグル−プに属する全てのコマン
ドの指示するアクセスが終了した場合に、当該グル−プ
についての処理が終了したことを前記CPUに割込みを
用いて報告する手段とを有する入出力処理装置を用いる
ようにしてもよい。
【0024】
【作用】本発明に係る計算機システムによれば、個々の
コマンドについての処理が終了する毎に前記CPUに報
告する代わりに、各コマンドと当該コマンドが属するグ
ル−プの対応に基づいて、1つのグル−プに属する全て
のコマンドの指示するアクセスが終了した場合にのみ、
当該グル−プについての処理が終了したことを前記CP
Uに割り込みを用いて報告する。したがい、CPU割り
込み処理の回数を削減でき、CPUの負荷を軽減でき
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る計算機システムの実施例
について説明する。
【0026】図1に、本実施例に係る計算機システムの
構成を示す。
【0027】図中、1はホスト計算機(以下、「ホス
ト」と呼ぶ)、101はホスト1の全体制御、各種計算
を実行するCPU、151は、CPU101が実行する
プログラムや、データ等を格納するメモリ、153はC
PUのバスであるローカルバス、154は周辺装置等を
接続するためのシステムバス、152はローカルバス1
53とシステムバス154を接続し、CPU101から
周辺回路を接続するためのシステムバスインタフェース
(以下、「システムバスI/F」と記す)である。
【0028】また、2はホスト1のシステムバス154
に接続するディスク装置の入出力制御を司るI/O処理
装置、201はI/O処理装置2の全体制御、および各
種演算を実行するMPU、251はホスト1のシステム
バス154に接続するためのシステムバスインタフェー
ス(以下、「システムバスI/F」と記す)、252は
I/O処理装置の内部バス、253はMPUが実行する
プログラムや、必要なデータ等を格納するメモリ、25
4はディスクを接続するためのディスクインタフェース
(以下、「ディスクI/F」と記す)である。
【0029】3はディスク装置であり、複数台のハ−ド
ディスク装置(以下、「ディスク」という)(301〜
305)から構成されるディスクアレイである場合もあ
り、1台もしくは複数台の単体のディスクである場合も
ある。本第1第実施例では、1台もしくは複数台の単体
のディスクで構成されるものとして説明する。
【0030】ここで、まず、CPU101のディスクア
クセス動作におけるデータの流れを説明する。
【0031】ホスト1において、CPU101は、プロ
グラム実行中に、ディスク3からのデータリードが必要
になったとすると、システムバスI/F152を介して
I/O処理装置2にリードコマンドを発行する。I/O
処理装置2では、システムバスI/F251を介して、
MPU201が上記リードコマンドを受信し、これを解
析し、対象となるディスク3へのコマンド(ディスクコ
マンド)へ変換し、ディスクI/F254を介し、対象
ディスク3にコマンドを発行する。ディスク3はこのデ
ィスクコマンドを受信し、ヘッドの位置決め後、対象デ
ータをI/O処理装置2に転送する。I/O処理装置2
はディスクI/F254を介してこのデータを受信し、
システムバスI/F251、およびホストのシステムバ
ス154、システムバスI/F152経由でホスト1の
メモリ151に転送する。このデータ転送はホスト1の
CPU101が直接I/O処理装置のシステムバスI/
F251からデータをリードし、メモリ151に転送す
る方式と、I/O処理装置2が独自にホスト1のメモリ
151に転送する方式とがあるが、本実施例では、I/
O処理装置2が独自にホスト1のメモリ151に転送す
るものとする。
【0032】以上の処理により、ディスク3からのデー
タのリード処理が完了し、ホスト1のCPU101は、
このデータを用い演算を実施できる。なお、ここではリ
ード動作について説明したが、ライト時にはデータ転送
方向が逆になるのみで同様である。
【0033】次に、このような、CPU101のディス
クアクセス動作を実現する、ホスト1のCPU101
と、I/O処理装置2のMPU201の構成を、コマン
ド処理系を中心に図2に示す。
【0034】図中、1010はCPU101上で実行さ
れるオペレ−ティングシステム(OS)、102はディ
スク上に格納しているファイルのアクセス要求を生成、
発行するユ−ザプロセス、1020はキャッシュデータ
ライト要求部、1000はディスクドライバ部である。
【0035】なお、ユ−ザプロセス102、キャッシュ
データライト要求部1020、ディスクドライバ部10
00は、実際には、CPU101で実行されるプログラ
ムであるオペレ−ティングシステム1010の制御下
で、CPU101で実行されるプロセスとして実現され
る。
【0036】なお、図では、CPU101とMPU20
1を直接接続して示しているが、実際には、CPU10
1とMPU201間の接続は、システムバスI/F15
2、251を介して行なわれる。また、MPU201と
ディスク装置3を直接接続して示したが、実際には、M
PU201とディスク装置3間の接続は、ディスクI/
F254を介して行なわれる。
【0037】ディスクドライバ部1000中の、103
はファイルとディスク上のデータ記録アドレスとの対応
づけ管理を行い、ユ−ザプロセス102、キャッシュデ
ータライト要求部1020により生成、発行されたファ
イルへのアクセス要求を、実際のディスクへのアクセス
要求に変換するファイルアクセス要求管理部、104は
前記ファイルアクセス要求管理部103により発行され
た、ディスクへのアクセス要求を受信し、各ディスク3
へのコマンドを生成し、後述する関連するコマンドの関
連付け処理や、コマンドの発行処理、終了処理を行なう
ディスクコマンド管理部、105は前記ディスクコマン
ド管理部104により生成されたディスクコマンドをI
/O処理装置2に発行し、またディスクコマンド終了通
知を受信するI/O処理装置制御部、106は、メモリ
151上に設けられたキャッシュ用領域であるディスク
キャッシュ部である。
【0038】また、前記ディスクコマンド管理部104
中の、1040は前記ファイルアクセス要求管理部10
3から発行されたディスクアクセス要求を受信するディ
スクアクセス要求受信手段、1041は終了したディス
クアクセス要求について前記ファイルアクセス要求管理
部に終了報告を発行するディスクアクセス要求終了報告
発行手段、1042は前記ディスク装置3がディスクア
レイである場合に、発行されたアクセス要求を複数台の
各ディスクへのアクセス要求に変換するディスクアレイ
管理手段、1043はディスク装置の管理と、後述する
ディスクコマンドに関連付けを施すディスクコマンド関
連付け管理手段10430を内蔵するディスクコマンド
管理手段である。
【0039】また、1044は、前記ディスクコマンド
関連付け管理手段1043により関連付けられたコマン
ド群の関連情報を管理する関連コマンド管理テーブル等
(後に詳述する)を記憶する、メモリ151上に設けた
コマンド管理エリアである。
【0040】次に、MPU201中、2010はOSに
相当する全体制御部、202は前記ホスト1のI/O処
理装置制御部105が発行したディスクコマンドを受信
し、全体制御部2010に通知し、ディスクコマンドの
終了をホスト1に通知するI/O処理装置I/F部、2
03は前記受信したコマンドの登録・終了管理、およ
び、関連付けられたコマンドの登録・終了管理を行うデ
ィスクコマンド管理部、204は前記ディスクコマンド
に従いディスクにアクセスしディスク装置とホスト1の
メモリ151間のデータ転送を実行するディスクコマン
ド処理部である。なお、I/O処理装置I/F部20
2、ディスクコマンド管理部203、ディスクコマンド
処理部204は、実際には、MPU201上で実行され
るプログラムである全体制御部2010の制御下で実行
されるプロセスである。
【0041】また、205は、メモリ253上に設けた
コマンド管理エリアであり、後述する関連コマンド管理
テーブル等を格納する。
【0042】次に、ディスクコマンド管理部203中
の、2030は前記ホスト1内部のディスクコマンド管
理手段1043により関連付けられたコマンドの関連付
けの内容を、I/O処理装置2内のメモリ253のコマ
ンド管理エリア205に登録する関連コマンド登録手
段、2031は登録した関連コマンドに対応するディス
クアクセスがすべて終了したかどうかを判定する関連コ
マンド終了判定手段である。
【0043】以下、本第1実施例におけるディスクアク
セス動作について説明する。
【0044】図2において、実行されているユ−ザプロ
セス102においてディスク上のデータのリードライト
が必要になると、ファイルアクセス要求をOS1010
に発行する。OS1010は、ディスクドライバ部10
00を起動し、ファイルアクセス要求を渡す。
【0045】ディスクドライバ部1000の、ファイル
アクセス要求管理部103は、内部に備えているファイ
ル格納情報テーブルを参照して、ファイルアクセス要求
に従い、アクセスすべきディスク3と、ディスク3上の
ファイルの転送先頭アドレスと、ディスク3へのデータ
転送長を得、これらを含むディスクアクセス要求にファ
イルアクセス要求を変換し、ディスクコマンド管理部1
04に送出する。
【0046】ディスクコマンド管理部104のディスク
アクセス要求受信手段1040は、このディスクアクセ
ス要求を受信し、ディスクコマンドパケットをメモリ1
51上に生成する。
【0047】ディスクコマンドパケットの構成は図3に
示すとおりであり、コマンドパケッCPには、(1)使用
するI/O処理装置(ボード)へのコマンドの種類、
(2)対象(ターゲット)ディスクの番号、(3)対象ディス
ク中の論理装置番号(パーティション番号、論理ユニッ
ト番号等)、(4)データ転送長、(5)対象データのディス
ク上のアドレス、(6)ディスクコマンドの種類(リード
/ライト)、(7)データの転送先(元)メモリアドレ
ス、(8)コマンドパケットの実行ステータス情報、(9)ホ
スト内部またはI/O処理装置内部で複数のコマンドパ
ケットをキューイングする際にキュー管理に用いるコマ
ンドキューイングポインタ(以上(1)から(9)を内容Aと
称する)、(10)関連付けコマンドの管理に必要なコマン
ド付加パケット管理用のポインタ、等のフィ−ルドを有
している。
【0048】ディスクアクセス要求受信手段1040
は、このような1つのコマンドパケットの領域をメモリ
151上に確保し、(1)使用するI/O処理装置(ボー
ド)へのコマンドの種類、(2)対象(ターゲット)ディ
スクの番号、(3)対象ディスク中の論理装置番号(パー
ティション番号、論理ユニット番号等)、(4)データ転
送長、(5)対象データのディスク上のアドレス、(6)ディ
スクコマンドの種類(リード/ライト)、(7)データの
転送先(元)メモリアドレス等のフィ−ルドに情報を格
納した後、ディスクアレイ管理手段1042、にそのコ
マンドパケットのメモリ151上のアドレスを渡す。
【0049】ここで、本第1実施例では、ディスク装置
3は単体のディスクより構成されているものとしている
ので、ディスクアレイ管理手段1042は、何もせず
に、受け取ったコマンドパケットのアドレスをディスク
コマンド管理手段1043に渡す。ディスク装置3がデ
ィスクアレイ装置である場合のディスクコマンド管理手
段1043の動作については、後に第2実施例として説
明する。
【0050】ここで、次にコマンドパケットのアドレス
を受け取るディスクコマンド管理手段1043の構成を
図4に示す。
【0051】図中、10431は、ホスト1に接続され
ているI/O処理装置2がディスクコマンドの関連付け
機能をサポートしているかどうかの判断をするディスク
コマンド関連付け機能サポート有無判定手段、1043
2はディスクコマンドパケットが既に関連付けがなされ
ているかどうかを判定するディスクコマンド関連既所持
有無判定手段、10433はコマンドパケットアドレス
をキューイングするためのキューイング手段、1043
4はディスク資源の管理を行うディスク装置管理手段、
10430はディスクコマンドに関連付けを施し、ま
た、終了した関連ディスクコマンドの終了処理を行うデ
ィスクコマンド関連付け管理手段である。
【0052】このような構成において、ディスクコマン
ド管理手段1043はコマンドパケットアドレスを受信
すると、ディスクコマンド関連付け機能サポート有無判
定手段10431は、このメモリ151の、このアドレ
スのコマンドパケットを参照し、コマンドパケットの対
象とするディスク装置の接続しているI/O制御装置
が、後に説明するような関連付け機能をサポートしてい
るかどうかを判断する。なお、この判断のために、あら
かじめ、ホスト1に接続している各I/O処理装置2に
ついての情報をディスクコマンド管理部104に登録し
ておくようにする。
【0053】さて、この判断により、関連付け機能をサ
ポートしていないディスク装置へのコマンドパケットで
あることが判明したならば、このコマンドパケットのア
ドレスは直接ディスク装置管理手段10434へ送出さ
れる。もし、サポートしているならば、コマンドパケッ
トのアドレスは、次にディスクコマンド関連既所持有無
判定手段10432に送出される。
【0054】ディスクコマンド関連既所持有無判定手段
10432は、受け取ったアドレスのディスクコマンド
パケットが既に関連付けがなされているかどうかを判定
する。ディスクコマンドの関連付けは、後に第2実施例
で説明するように、上位に位置するディスクアレイ管理
手段1040によって関連付けられている場合があるか
らである。ディスクコマンド関連既所持有無判定手段1
0432は、既に関連付けが成されている場合は、再度
関連付けを施す必要はないため、ディスク装置管理手段
10434に、コマンドパケットのアドレスを送出す
る。
【0055】一方、ディスクコマンド関連既所持有無判
定手段10432は、コマンドパケットに関連付けがま
だなされていない場合には、コマンドパケットのアドレ
スをキューイング手段10433に送出する。キューイ
ング手段10433は、到着したコマンドパケットを、
順次、メモリ151上に設けたキューに格納する。この
とき、コマンドパケットのアドレスが格納されたという
情報はディスクコマンド関連付け管理手段10430に
通知される。
【0056】以上で、一つのファイルアクセス要求に対
するディスクドライバ部1000の処理は終了し、CP
U101上では、他のプロセスが実行される。
【0057】一方、ディスクドライバ部1000は、O
S1010の管理するタイマのタイマ割込みや、OS1
010上で動作する所定のディスクコマンド管理プロセ
ス102’からの起動命令によって、適当な時間間隔で
定期的にも起動される。そして、タイマ割込みによって
起動された場合には、以下に説明する処理を実行する。
なお、このように、定期的にディスクドライバ部100
0を起動するのではなく、キューイング手段10433
より通知された情報より、キューに格納されたコマンド
パケットのアドレス数が一定数になった場合に、定期的
に起動された場合に行なうものとして説明する以下の処
理を、引き続き実行するようにしてもよい。
【0058】さて、タイマ割込みによって起動された場
合、ディスクドライバ部1000のディスクコマンド関
連付け管理手段10430は、キューに格納されている
いくつかのコマンドパケットのアドレスの示すメモリ1
51上のコマンドパケットを走査し、関連付け可能なコ
マンドパケットの群を選びだす。関連付け可能なコマン
ドパケットの判定基準は、任意に設けることができる。
なお、本明細書では、後述する第2実施例以降の実施例
でいくつかの具体例を提示する。
【0059】そして、もし、関連付け可能ないくつかの
コマンドパケットを検出したならば、ディスクコマンド
関連付け管理手段10430はキューイング手段104
33から、順次、これらのコマンドパケットのアドレス
を取り出す。そして、これらのコマンドパケットに関連
付けを施す。
【0060】ここで、この関連付けの詳細について説明
する。
【0061】図3は、3つのコマンドパケットCP1、
CP2、CP3が関連付けの対象として選ばれた場合を
示している。いま、この選ばれたコマンドパケットを関
連コマンドパケットと呼ぶことにする。また、選ばれた
コマンドパケットの集合を関連コマンドパケット群と呼
ぶことにする。
【0062】ディスクコマンド関連付け管理手段104
30は、まず、これら各々の関連コマンドパケットに対
応するコマンド付加パケットをメモリ151上に作成
し、コマンドパケット中の関連付けコマンド付加パケッ
トポインタに、コマンド付加パケットのアドレスを格納
することによりコマンド付加パケットをコマンドパケッ
トにリンクさせる。
【0063】ここで、コマンド付加パケットは、(1)関
連コマンド群に固有の識別番号(関連コマンドタグ)、
(2)関連コマンド群中のコマンドパケットの数、(3)関連
コマンドパケットの実行ステータス情報(以上、(1)か
ら(3)を内容Bと称する)、(4)対応する関連コマンド管
理テーブルへのポインタ、等のフィ−ルドを有してい
る。
【0064】また、ディスクコマンド関連付け管理手段
10430は、一つの関連コマンドパケット群に対し
て、1つの関連コマンドテーブル1044をメモリ15
1上に作成する。関連コマンド管理テーブルは、(1)関
連コマンド群の固有の識別番号(関連コマンドタグ)、
(2)関連コマンドパケット群中のコマンドパケットの総
数、(3)関連コマンドパケット群中の未終了のコマンド
パケット数、(4)関連コマンド群の実行ステータス(以
上(1)から(4)を内容Cと称する)、(5)次に述べるコマ
ンドパケットアドレスポインタテーブルを管理するため
のリンクポインタ、等のフィ−ルドを有している。
【0065】また、ディスクコマンド関連付け管理手段
10430は、コマンドパケット毎に、コマンドパケッ
トアドレスポインタテーブルを作成する。コマンドパケ
ットアドレスポインタテーブルには、(1)コマンドパケ
ットへのアドレスポインタ、(2)次のコマンドパケット
アドレスポインタテーブルへのポインタ、等のフィ−ル
ドを設ける。
【0066】このように、コマンドパケットおよび関連
コマンド管理テーブルは、コマンド付加パケット、マン
ドパケットアドレスポインタテーブルを介して双方向で
参照可能な構成となっている。
【0067】さて、以上のように、ディスクコマンド関
連付け管理手段10430は関連付け可能なコマンドパ
ケットを抽出し、メモリ上のコマンド管理エリア104
4上の関連コマンド管理テーブルに登録する。
【0068】次にディスクコマンド関連付け管理手段1
0430はディスク装置管理手段10434にコマンド
パケットのアドレスを発行する。
【0069】ディスク装置管理手段10434は、渡さ
れたアドレスのコマンドパケットに、コマンド付加パケ
ットがリンクされている場合は、このコマンド付加パケ
ットを付加して、I/O処理装置制御部105に発行す
る。
【0070】次に、I/O処理装置制御部105は、こ
のコマンドパケットを受信し、I/O処理装置2に、コ
マンドパケットを送出する。具体的には、I/O処理装
置2のシステムI/F部251のコマンドレジスタにコ
マンドパケットを書き込む。
【0071】以上の処理が終了したらディスクドライバ
部1000は処理を処理し、CPU101上では、他の
プロセスが実行される。
【0072】一方、I/O処理装置2では、システムI
/F部251のコマンドレジスタに書き込まれたコマン
ドパケットは、I/O処理装置I/F部202のディス
クコマンド受信手段2020により、その後メモリ25
3に書き込まれ、その書き込みアドレスが、ディスクコ
マンド管理部203に送出される。
【0073】ディスクコマンド管理部203はこのアド
レスを受信し、関連コマンド登録手段2030で、この
アドレスのコマンドパケットが関連コマンドの1つのコ
マンドパケットであるか否かを付加されているコマンド
付加パケットより判定する。
【0074】そして、関連付けがなされているならば、
メモリ253上のコマンド管理エリア205の関連コマ
ンドテーブルを参照し、コマンド付加パケットと同じ関
連コマンドタグを持った関連コマンド管理テーブルの有
無を確認し、もし、存在するならば、コマンド付加パケ
ットの関連コマンド管理テ−ブルアドレスに、この関連
コマンド管理テーブルのアドレスを登録し、さらに、コ
マンドパケットに対応するコマンドパケットアドレスポ
インタテーブルを作成し、関連コマンド管理テーブルに
リンクする。また、もし、コマンド付加パケットと同じ
関連コマンドタグを持った関連コマンド管理テーブルが
存在しないならば、新規に関連コマンド管理テーブルを
生成し、コマンド付加パケットの関連コマンド管理テ−
ブルアドレスに、この関連コマンド管理テーブルのアド
レスを登録し、さらに、コマンドパケットに対応するコ
マンドパケットアドレスポインタテーブルを作成し、関
連コマンド管理テーブルにリンクする。ここで、新規登
録時には、関連コマンド管理テーブルの関連コマンドパ
ケット数並びに残コマンド数はコマンド付加パケット中
の関連コマンドパケット数を設定しておく。
【0075】このようにして、ディスクコマンド管理部
203は、メモリ151に作成された図3の情報と、同
等の情報をメモリ253上に構築する。
【0076】さて、この後、ディスクコマンド管理部2
03は、メモリ253上に設けられている対象ディスク
の管理テーブルより、コマンドパケットの対象ディスク
の稼動状況を判断し、もし対象ディスクが稼動中であれ
ばメモリ253上に設けたコマンドキューに、このコマ
ンドパケットのアドレス登録し、ディスクが空き状態に
なるのを待つ。もし、対象ディスクが空き状態であるな
らば、対象ディスクの管理テーブルに稼動中であること
を設定し、この管理テ−ブルにコマンドパケットのアド
レスを登録する。また、ディスクコマンド処理部204
に、コマンドパケットのアドレスを渡す。
【0077】ディスクコマンド処理部204は、渡され
たアドレスのコマンドパケットに従い、ディスクにアク
セスし、ホスト1のメモリ151とディスク間のデータ
転送を行ない、これが終了したら、終了報告をディスク
コマンド管理部203に送る。
【0078】ディスクコマンド管理部203の関連コマ
ンド終了判定手段2031は、前記ディスク管理テーブ
ルを参照して、終了報告に対応するコマンドパケットを
見つけだし、関連コマンドパケットであるかどうかを判
定し、もし、関連コマンドパケットあるならば、コマン
ドパケットに付加されているコマンド付加パケットのフ
ィ−ルド「関連コマンド管理テーブルアドレス」から関
連コマンド管理テーブルを参照し、そのフィ−ルド「残
コマンド数」の値を1減じた値とする。そして、この引
算処理後、残コマンド数が0でないならば(>0)、同
じ関連コマンドパケット群に属する全ての関連コマンド
パケットの処理は終了してはいないので、コマンド付加
パケットのフィ−ルド「実行ステータス」の値を『コマ
ンド終了待機中』に設定し、何もせずこのまま待機す
る。もし、引算処理後、残コマンド数が0であるなら
ば、同じ関連コマンドパケット群に属する全ての関連コ
マンドパケットの処理は終了しているので、ディスクコ
マンド管理部203はI/O処理装置I/F部202
に、終了した関連コマンドパケット群のフィ−ルド「関
連コマンドタグ」と、「実行ステータス」を関連コマン
ド管理テ−ブルより読み出し通知する。通知を受けた、
I/O処理装置I/F部202のディスクコマンド終了
報告発行手段2021は、ホスト1に、関連コマンドパ
ケット群の処理終了を報告する割込み信号206をCP
U101に送出する。
【0079】割り込み信号206はCPU101のハ−
ドウェアである割込み処理機構を介してOS1010に
伝えられる。OS1010は、その時、処理中のプロセ
スを一旦停止し、CPU1内部のレジスタ内容等の状態
情報(コンテキスト)を保存し、ディスクドライバ部1
001を起動する。
【0080】割り込み信号206に基づき起動された、
ディスクドライバ部1001の、ディスクコマンド終了
受信手段1051は、I/O処理装置2のI/O処理装
置I/F部202から、関連コマンドタグと、関連コマ
ンドパケット群の実行ステータスを獲得し、関連コマン
ドパケット群が正常終了したことを確認した後、ディス
クコマンド管理手段1043にこの獲得した関連コマン
ドタグと実行ステータスを送出する。
【0081】CPU101のディスクドライバ部100
0のディスクコマンド管理手段1043(図4参照)
は、終了した関連コマンドタグを受信し、ディスクコマ
ンド関連付け管理手段10430で、関連コマンドタグ
により関連コマンド管理テーブル1044を参照し、終
了した関連コマンドパケットの適切な終了処理を実施
し、関連コマンド群に属する個々のコマンドの終了報告
を、ディスクアレイ管理手段1042、ディスクアクセ
ス要求終了報告発行手段1041、ファイルアクセス要
求管理部103を介し、ファイルアクセス要求の発行元
に終了報告を発行する。また、同時に、関連コマンドタ
グに対応する関連コマンド管理テーブル1044を削除
し、当該関連コマンドパケット群に関するすべての処理
を終了する。
【0082】一方、関連コマンド群の実行ステータスを
CPU101側に渡したI/O処理装置2のI/O処理
装置I/F部202は、ディスクコマンド管理部203
に関連コマンドタグを戻し、ディスクコマンド管理部2
03は戻された関連コマンドタグを有する関連コマンド
管理テーブル205と、これにリンクする関連コマンド
パケットコマンドアドレスポインタテ−ブルと、戻され
た関連コマンドタグを有する関連コマンドパケットを付
加されているコマンド付加パケットと共に削除し、この
関連コマンド群に関する全処理を終了する。
【0083】以上、本第1実施例に係る計算機システム
の動作を説明した。このような動作によって、実現され
るコマンドと、これに対する報告のシ−ケンスを図5に
示しておく。図5の、横方向は時間の経過を表し、縦軸
方向の矢印は、各部位間で渡されるコマンド、報告を表
している。
【0084】図示するように、複数のディスクコマンド
を1つの関連コマンド群として管理し、CPU101と
I/O処理装置2での協調動作することで、従来のn個
のディスクコマンドに対応するn個のI/O処理装置か
らホストへの終了報告を、唯一回の終了通知に削減する
ことができる。
【0085】さて、前述したように、一般に、この終了
報告を行う際には、I/O処理装置からホストへ割り込
み信号を発行し、CPUがこれを受信し、現在動作中の
プログラム(プロセス)を停止し、割り込み処理を実行
するが、この割込み処理にCPU101上のプロセスを
切り替えるために通常実行される割込みル−チン、プロ
セススイッチの処理負荷は大きく、CPU101の負荷
が過大となる。
【0086】しかし、本第1実施例によれば、割り込み
処理を大幅に削減できるので、結局CPUにかかる負荷
率を大幅に低下できる。
【0087】なお、以上の説明では、I/O処理装置2
が、ホスト1よりコマンド付加パケットが付加されたコ
マンドパケットを受け取り、これに基づいて、I/O処
理装置2内のメモリ253に関連コマンド管理テ−ブ
ル、コマンドパケットアドレスポインタテ−ブルを作成
したが、I/O処理装置2が、ホスト1よりコマンドパ
ケットのアドレスにみを受け取り、以降の処理は、この
アドレスに基づいて、ホスト1内のメモリ151内の、
コマンドパケット、コマンド付加パケット、関連コマン
ド管理テ−ブル、コマンドパケットアドレスポインタテ
−ブルに直接アクセスして行なうようにしてもよい。す
なわち、メモリ253にコマンド付加パケットが付加さ
れたコマンドパケット、関連コマンド管理テ−ブル、コ
マンドパケットアドレスポインタテ−ブルを記憶し、こ
れを用いる代わりに、直接、ホスト1内のメモリ151
内の、コマンドパケット、コマンド付加パケット、関連
コマンド管理テ−ブル、コマンドパケットアドレスポイ
ンタテ−ブルを用いるようにしてもよい。
【0088】以下、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0089】本第2実施例は、第1実施例に係る計算機
システムおけるディスク装置3がディスクアレイである
場合についてのものである。
【0090】ディスクアレイは、複数台のディスクから
構成され、これらのディスクにデータを分散し格納する
ものであるが、ユーザプロセスからは仮想的に1台のデ
ィスクに見えるようにする必要がある。ユーザプロセス
から仮想的に1台のディスクに見えるようにするための
処理は、ホストCPU101が行なう。したがい、ディ
スクへコマンドを発行するI/O処理装置2はディスク
アレイのデータ分散管理には一切関与しない。
【0091】本第2実施例に係る計算機システムの構成
は、図1、2、4に示した前記第1実施例に係る計算機
システムの構成と同一である。
【0092】ここで、前記第1実施例で説明を行なわな
かったディスクアレイ管理手段1042(図2参照)の
構成を図6に示す。
【0093】図6中、10421はn台のディスクにデ
ータを分配するためのアドレス変換作業を実施するディ
スクアレイアドレス変換手段、10422はディスクア
レイの構成情報を格納管理するディスクアレイ情報管理
手段、10423はディスクアレイ中の任意の1台のデ
ィスク装置が故障してもデータを損失しないようにEC
C(エラー訂正コード)を生成するECC演算手段、1
0424はディスクアレイへのコマンド群に関連付けを
行うディスクアレイコマンド関連付け管理手段、104
25はECC生成を高速化するためのECCおよびその
生成に必要なデータを保持しておくECC生成キャッシ
ュ手段である。
【0094】以下、本第2実施例に係る計算機システム
の動作について説明する。
【0095】ただし、本第2実施例では、前記ECC演
算手段10423および前記ECC生成キャッシュ手段
10425を用いない場合について説明する。ECC演
算手段10423を用いる場合については第3実施例と
して、ECC生成キャッシュ手段10425を用いる場
合については第5実施例として、後に説明する。
【0096】ディスクアクセス要求受信手段1040
は、ユ−ザプロセス102またはディスクキャッシュ管
理部106よりフィルアクセス要求を受け取ると、ディ
スクアレイ全体に対するディスクアクセス要求について
親コマンドパケットを生成し、メモリ151に格納し、
その格納アドレスをディスクアレイ管理手段1042に
渡す。
【0097】ディスクアレイ管理手段1042のディス
クアレイアドレス変換手段10421(図6参照)は、
この親コマンドパケット受け取り、ディスクアレイ情報
管理手段10422の構成情報を参照して、受け取った
親コマンドパケットより、個々のディスクへの子コマン
ドパケット群を生成し、メモリ151に格納する。
【0098】たとえば、ディスクアレイ全体への1つの
リードアクセス要求を示す親コマンドパケットが発行さ
れたときに、図7に示すように、そのデータ転送長がi
バイトであり、ディスクアレイにおけるデータ分配単位
(ストライプサイズ)がkバイトで、4k>i>3kの
関係にあれば、要求されたデータは4台のディスクに分
散していることになるので、ディスク1〜4の4台への
4つの子コマンドパケットを生成する。
【0099】なお、子コマンドパケット群の生成の際に
は、親、子コマンドパケットに、(1)パケットの階層を
示すパケット種、(2)分割コマンド数、(3)子コマンドパ
ケットへのポインタ、(4)自分と同じ階層の次のコマン
ドパケットへのポインタ、(5)親コマンドパケットへの
ポインタ等のフィ−ルドを付加し、コマンドパケットを
階層的に管理することができるようにする。
【0100】さて、ディスクアレイアドレス変換手段1
0421は、子コマンドパケット群を生成しメモリ15
1に格納すると、これらのアドレスをディスクアレイコ
マンド関連付け管理手段10424に送出する。
【0101】ディスクアレイコマンド関連付け管理手段
10424は、これらの子コマンドパケット群のアドレ
スを受信し、子コマンドパケット群に属する子コマンド
パケット間に関連付けを施す。関連付けは、前記第1実
施例において説明したディスクコマンド関連付け管理手
段10430の行なう関連付けと同じであり、メモリ1
51上にコマンド付加パケット、関連コマンド管理テ−
ブル1044、コマンドパケットアドレスポインタテ−
ブルを図9に示すとおりに作成することにより行なわれ
る。すなわち、子コマンドパケットは、前記第1実施例
における関連コマンドパケットとなる。
【0102】この後、ディスクアレイ管理手段1042
はディスクコマンド管理手段1043に各子コマンドパ
ケットのアドレスを渡す。
【0103】ディスクコマンド管理手段1042は、子
コマンドパケットのアドレスを受信するが、これらの子
コマンドパケット間には、既に関連付けが実施されてい
るので、前記第1実施例で述べたように、ディスク装置
管理手段10434での関連付けは行わず、ディスク装
置管理手段10434に渡し、ディスク装置管理手段1
0434に渡されたアドレスのコマンドパケットに、こ
れにリンクしているコマンド付加パケットを付加して、
I/O処理装置制御部105よりI/O処理装置に発行
する。
【0104】その後の、I/O処理装置2、ディスク装
置3の動作は前記第1実施例で説明した動作と同じであ
り、I/O処理装置2、ディスク装置3は、親コマンド
パケットを意識することなく動作する。
【0105】さて、前記第1実施例と同様にしてI/O
処理装置2よりの関連コマンドパケット群の終了報告を
受けたディスクコマンド管理手段1043は、終了した
関連コマンドタグを受信し、ディスクコマンド関連付け
管理手段10430で、関連コマンドタグにより、終了
した関連コマンドパケットを見つけ、親コマンドパケッ
トへのポインタの存在を判定し、存在していれば、終了
報告と関連コマンドタグをディスクアレイ管理手段10
42内部のディスクアレイコマンド関連付け管理手段1
0424に通知する。ディスクアレイコマンド関連付け
管理手段10424は、関連コマンドタグにより、終了
した関連コマンドパケットを見つけ、親コマンドパケッ
トへのポインタの示す親コマンドパケットに順次リンク
している子コマンドパケット、付加コマンドパケット、
関連コマンド管理テーブル、コマンドパケットアドレス
ポインタテ−ブルをメモリ151より削除すると共に、
親コマンドパケットのフィ−ルド「実行ステ−タス」に
正常終了ステータスを登録後、ディスクアクセス要求終
了発行手段1041を介しファイルアクセス要求管理部
103に終了報告を行なう。
【0106】このように、本第2実施例によれば、ディ
スクアレイを用いることで従来の単体ディスクへのアク
セスに対し大幅に増加するCPUへの割り込み処理に起
因するCPU負荷の上昇を従来の単体ディスク同等に低
下させることができる。
【0107】本第3実施例は、前記第2実施例に係る計
算機システムおけるディスクアレイが、ECC機能を有
するディスクアレイ、すなわち、RAID(Redun
dant Arrays of Inexpensiv
e Disks)である場合、すなわち、前記第1実施
例におけるディスク装置3がRAIDである場合につい
てのものである。
【0108】なお、RAIDの技術分野ではECCデー
タのことを一般にパリティと呼ぶので、以下の説明で
も、その名称を用いることにする。
【0109】図8に、本第3実施例に係るディスク装置
3の構成例を示す。
【0110】図8に示した例は、ディスク数が5台のR
AIDについてのものである。5台のディスクのうち、
1台はパリティディスクと呼ばれ、ECCデータ専用の
ディスクである。ディスク0からディスク3までのデー
タD0,D1、D2、D3の排他的論理和により得られ
る、パリティデータPが、ディスク4に格納される。す
なわち、P=D0+D1+D2+D3(ただし、本明細
書中では、+は排他的論理和を表すものとする)であ
る。
【0111】ここで、ディスク0から4までのディスク
の同じディスク内アドレスの領域の集合であるストライ
プのデータ群をパリティグループと呼ぶ。
【0112】このようなRAIDでは、ディスク1のデ
ータDiを変更するならば、対応するパリティデータP
iも変更する必要がある。この新しいパリティデータP
iの算出は、新たなデータDi[new](新データ)
を書き込む以前に、既にディスクに書き込まれているデ
ータDi[old](旧データ)とパリティデータP
[old](旧パリティ)を読みだし、次の演算により
新しいパリティデータP[new](新パリティ)を生
成することにより行なわれる。
【0113】P[new]=D[new]+D[ol
d]+P[old] 以上のように、RAIDでは、ディスクアレイのうちの
1台のディスクへのライト要求であっても、パリティデ
ータ更新のためのディスクアクセスが発生するので、計
4回のディスクアクセスを行なう必要がある。
【0114】したがい、RAIDを用いる場合、CPU
101の負荷は、普通の1台のディスクを用いる場合に
対し、割り込み処理に要する負荷が4倍に増加すること
になる。
【0115】以下、本実施例に係る計算機システムの動
作について説明する。
【0116】本第3実施例に係る計算機システムの構成
は、前記第2実施例に係る計算機システムと同じであ
る。
【0117】さて、本第3実施例では、ディスクアレイ
管理手段1042(図2参照)のディスクアレイアドレ
ス変換手段10421(図6参照)は、ディスクアレイ
へのデータDiのライトを要求する一つのコマンドパケ
ットのアドレスを受信すると、まず、コマンドパケット
を参照する。そして、ディスクアレイ情報管理手段10
422の構成情報を参照して、ディスクの台数、パリテ
ィディスクの位置、ストライプサイズの大きさ等を判断
し、ライトコマンドパケットにより書き込みを要求され
たデータを書き込むべきデータの位置はディスク1のD
iであることを決定する。
【0118】次に同様にして、パリティの格納ディスク
および格納位置を特定する。
【0119】そして、図8のディスク1のデータDiへ
のリード要求と、ライト要求と、ディスク4のPiのリ
ード要求と、ライト要求についての4つのコマンドパケ
ットを生成し、メモリ151に書き込む。なお、この
際、旧データおよび旧パリティをロ−ドするメモリ15
1上の領域、および、新パリティを生成し格納するメモ
リ151の領域を確保し、そのアドレスを、それぞれの
コマンドパケットに登録する。
【0120】次に、ディスクアレイアドレス変換手段1
0421は、これらのコマンドパケットのアドレスをデ
ィスクアレイ関連付け管理手段10424に渡す。
【0121】ディスクアレイ関連付け管理手段1042
4は、受け取ったコマンドパケット群に対し関連付けを
施す。ここで、関連付けは、次のように行なう。
【0122】旧データのリードおよび、旧パリティのリ
ード用のコマンドパケットは、メモリ151上にコマン
ド付加パケット、関連コマンド管理テ−ブル1044、
コマンドパケットアドレスポインタテ−ブルを、前記第
2実施例と同様に作成することにより関連付ける。これ
は、両方とも完了しない限り新パリティは生成できない
ので、両者が終了した時点でI/O処理装置2から終了
報告を受ければよいからである。
【0123】また、生成した新パリティのライトと、新
データのライトのコマンドパケットも、メモリ151上
にコマンド付加パケット、関連コマンド管理テ−ブル1
044、コマンドパケットアドレスポインタテ−ブル
を、前記第2実施例と同様に作成することにより関連付
ける。これは両方のライト終了後に、上位にあるファイ
ルアクセス要求手段103へライトアクセス要求の終了
報告を行なえばよいので、両者が終了した時点でI/O
処理装置2から終了報告を受ければ足りるからである。
【0124】さて、本第3実施例では、次のようにし
て、ファイルアクセス要求手段103からのディスクア
クセス要求に相当するコマンドパケットと、これに基づ
き作成された2つのリード用のコマンドパケットと2つ
のライト用のコマンドパケットを関連付ける。
【0125】すなわち、図10に示すように、第2実施
例より、階層を1つ増やし、3階層で各コマンドパケッ
ト管理するようにする。
【0126】第1の階層(親コマンドパケット)は、フ
ァイルアクセス要求手段103からのディスクアクセス
要求に対応するものである。第2の階層(子コマンドパ
ケット)は、第1の階層のコマンドパケットがライトに
ついてのものである場合に設けるもので、リード処理に
対応する子リ−ドコマンドパケットと、ライト処理に対
応する子ライトコマンドパケットが作成される。図示す
るように、両パケットは親コマンドパケットにリンクし
ている。
【0127】第3の階層(孫コマンドパケット)は、I
/O処理装置2が処理する各々のディスクコマンドをあ
らわしたものである。2つのリ−ド用孫コマンドパケッ
ト(旧データリードコマンドパケット、旧パリティデー
タリードコマンドパケット)は子リードコマンドパケッ
トにリンクし2つのライト用孫コマンドパケット(新デ
ータライトコマンドパケット、新パリティデータライト
コマンドパケット)は子ライトコマンドパケットにリン
クしている。
【0128】以上のとおり、関連付けが終了したら、デ
ィスクアレイ関連付け管理手段10424は、まず、子
リ−ドコマンドパケットにリンクする2つの孫コマンド
パケットをディスクコマンド管理手段1043に送出す
る。
【0129】また、この後、ディスクコマンド管理手段
1043は、受信したコマンドパケットのリンクする第
1層の親コマンドパケットがライトについてのものであ
る場合には、全てのディスクの、ライトの対象となるス
トライプに属する領域のロックを設定し、ロックが解除
されるまで、受信したコマンドパケットのリンクする第
1層の親コマンドパケットにリンクする孫コマンドパケ
ット以外のコマンドパケットの処理を行なわないように
する(ディスク資源のロック)。これは、ライト時の旧
(パリティ)データのリードと新(パリティ)データの
ライトは必ず連続して処理を行う必要があるためであ
る。
【0130】ディスクコマンド管理手段1043は、こ
の後、これらの孫コマンドパケットにリンクする付加コ
マンドパケットを付加してディスクコマンド発行手段1
050に渡し、ディスクコマンド発行手段1050該部
1050は、これをI/O処理装置2に発行する。
【0131】I/O処理装置2では、前記第1実施例と
同様に、2つのリード用コマンドパケットを処理し、両
者が終了すると、ホスト1のOS1010に一度の終了
割り込を発行する。前記第1実施例と同様に、これによ
り起動されるディスクコマンド終了受信手段1051は
I/O処理装置2から終了した関連コマンドの関連コマ
ンドタグを獲得し、ディスクコマンド管理手段1043
に渡す。ディスクコマンド管理手段1043は、前記第
2実施例と同様に、これをディスクアレイ管理手段10
42に渡す。
【0132】さて、ディスクアレイ管理手段1042の
ディスクアレイ関連付け管理手段10424は、受け取
った関連コマンドタグより、処理が終了した子パケット
を判定する。そして、子リードパケットの処理が終了し
たことを確認したならば、子リードパケットの実行ステ
−タスに正常終了を登録し、ECC演算手段10423
に処理を渡す。
【0133】ECC演算手段10423はこれを受け、
処理が終了した子リードパケットに親コマンドパケッ
ト、子ライトコマンドパケットを介してリンクしている
ライト用孫コマンドパケットのうちの書き込みデータに
ついてのものから新データの格納されているメモリアド
レスと、処理が終了した子リードパケットにリンクして
いる2つのリード用孫コマンドパケットから旧データ、
旧パリティデータの格納されているメモリアドレスを獲
得する。
【0134】そして、これら3データをメモリ151よ
り読み出し、排他的論理和を演算し、メモリ151の、
新パリティライト用の孫コマンドパケットに記述されて
いる格納アドレスに、排他的論理和演算結果を格納す
る。
【0135】ECC演算手段10423は、この処理の
あと、処理を再びディスクアレイ管理手段1042に戻
す。ディスクアレイ管理手段1042は新パリティの生
成が終了したので、子ライトコマンドパケットにリンク
する2つのライト用孫コマンドパケットのアドレスをデ
ィスクコマンド管理手段1043に送出する。
【0136】ディスクコマンド管理手段1043は、デ
ィスクコマンド発行手段1050を介して、I/O処理
装置2に2つのライト用孫コマンドパケットを発行す
る。
【0137】I/O処理装置2では、前記第1実施例と
同様に、2つのライト用コマンドパケットを処理し、両
者が終了すると、ホスト1のOS1010に一度の終了
割り込を発行する。前記第1実施例と同様に、これによ
り起動されるディスクコマンド終了受信手段1051は
I/O処理装置2から終了した関連コマンドの関連コマ
ンドタグを獲得し、ディスクアレイ管理手段1042に
渡す。
【0138】ディスクコマンド管理手段1043は、前
記第2実施例と同様に、これをディスクアレイ管理手段
1042に渡す。また、ディスクコマンド管理手段10
43は、受け取った関連コマンドタグに対応するライト
用孫コマンドパケットが、ライトを要求する第1層の親
コマンドパケットにリンクするものである場合には、こ
の親コマンドについて行なったロックの設定を解除す
る。
【0139】一方、ディスクアレイ管理手段1042の
ディスクアレイ関連付け管理手段10424は、受け取
った関連コマンドタグより、処理が終了した子パケット
を判定する。そして、子リードパケットの処理が終了し
たことを確認したならば、子ライトコマンドパケットの
実行ステ−タスに正常終了を登録し、子ライトコマンド
パケットにリンクする親コマンドパケットにリンクする
子リ−ドコマンドパケットの実行ステ−タスが正常終了
であることを確認し、親コマンドパケットの実行ステ−
タスに正常終了ステータスを登録後、ディスクアクセス
要求終了発行手段1041を介しファイルアクセス要求
管理部103に終了報告をし、すべての子コマンドパケ
ット、孫コマンドパケット、コマンド付加パケット、関
連コマンド管理テ−ブル、コマンドパケットアドレスポ
インタテ−ブルを削除する。
【0140】一方、ファイルアクセス要求管理部103
は、親コマンドパケットの正常終了ステータスを確認
後、ファイルアクセス要求元に正常終了報告を行ない、
親コマンドパケットをメモリ151より削除する。
【0141】以上のように、本第3実施例によればRA
IDをディスク装置として用いる場合に、ライト時に行
なわれる複数のディスクアクセスに関連付けを施し、C
PU割り込み処理の増加を防ぐことができる。
【0142】以下、本発明の第4の実施例について説明
する。
【0143】本第4実施例は、前記第1実施例において
ディスクキャッシュ部106を使用した場合についての
ものである。
【0144】本第4実施例に係る計算機システムの構成
を前記第1実施例に係る計算機システムの構成と同じで
ある。
【0145】本第4実施例では、ファイル要求管理部1
06は、ディスクからデータをリードした際にディスク
キャッシュ部106に、そのデータを保管し、もし、つ
ぎに同じデータのリード要求がユ−ザプロセス102よ
り発行された際には、ディスクアクセスを行なうこと無
く主記憶のキャッシュ用領域からデータをリ−ドし要求
元のユ−ザプロセスに与える。また、ライト時にディス
クキャッシュ部106にデータを書き込み、ライト要求
元のユ−ザプロセス102に終了通知を発行する。ま
た、ファイル要求管理部106には、使用状況を管理す
る管理テーブルを設ける。
【0146】さて、このようにして、ユ−ザプロセスよ
りのライト要求に応じてディスクキャッシュ部106に
書き込んだデータは、ある時間後、まとめてディスク装
置3にライトする必要がある。
【0147】以下、このディスクキャッシュ部106の
データのディスク装置3への書き出し動作について説明
する。
【0148】いま、図11に示すように、メモリ151
上のディスクキャッシュ部106には、A、B、C、
D、Eのデータブロックがディスクに書き込まれていな
い状態(これをダーティブロックと呼ぶ)で保持されて
いる。このダーティブロックは適当な時間間隔でディス
クに書出される。この書き出しのタイミングの決定の方
式としては、いくつかの方式が知られているが、本第4
実施例では、一定時間毎に検査し、もしダーティブロッ
クが存在するならばこれらを全て書き出すものとして説
明する。
【0149】さて、ディレイドライトキャッシュデータ
ライト要求部1020は一定時間毎にダーティキャッシ
ュ書きだし命令をファイルアクセス要求管理部103に
送出する。ファイルアクセス要求管理部103はこれを
受信し、ディスクキャッシュ部106の使用状況を管理
する管理テーブルを操作し、ダーティブロックを検出す
る。
【0150】ファイルアクセス要求管理部103は、こ
れら検出したダーティブロックのディスクライトアクセ
ス要求を作成し、順次、ディスクコマンド管理部104
に渡す。
【0151】ディスクアクセス要求手段1040は、こ
れらのディスクアクセス要求を受信し、対応するコマン
ドパケットを生成してメモリ151上に書き込み、その
アドレスを、ディスクコマンド管理手段1043に送出
する。ディスクコマンド管理手段1043では、渡され
たアドレスのコマンドパケットを読み出し、前記第1実
施例と同様に、ディスクコマンド関連付け機能サポート
有無判定手段10431でI/O処理装置2の機能を確
認し、ディスクコマンド関連既所持有無判定手段104
32で関連既所持のないことを判定し、キューイング手
段10433に、そのアドレスを格納する。このような
ダーティブロックの書き出しは一度に多数のコマンドパ
ケットを同時に発生させるので、キューイング手段10
433には多数のコマンドパケットのアドレスが格納さ
れる。
【0152】ディスクコマンド関連付け管理手段104
30はキューイング手段10433を検査し、アドレス
が存在する全てのライトコマンドパケットに、またはあ
る規定個数のライトコマンドパケットに、または、複数
のディスクがI/O処理装置2に接続している場合には
各ディスクにつき1つずつ抽出したコマンドパケットに
関連付けを施す。
【0153】ここで、ライトキャッシュを行なっている
ディスクキャッシュを持つホストでは、ユーザのライト
要求はディスクキャッシュ部106に書き込んだ時点で
終了しており、関連付けにより一つ一つのダーティブロ
ックライトの書きだし処理終了が若干遅延しても問題は
ほとんど発生しないので、このように多数のライトコマ
ンドパケットに関連付けを施しても問題は生じない。し
かし、まれにキャッシュあふれ等により即時に処理を実
施したいという要求がある場合には、ファイルアクセス
要求管理部103からの指定に応じて、コマンドパケッ
トに関連付けを釣支するフィールドを設け、このような
コマンドパケットについては関連付けの対象としないよ
うにしてもよい。
【0154】以下の動作は、前記第1実施例と同じであ
る。
【0155】なお、本実施例は、前記第2、第3実施例
と組み合わせて適用することもできる。すなわち、第
2、第3実施例のディスクアレイ管理手段1042にお
いて、複数の親コマンドパケットにリンクする、複数の
リード用孫コマンドパケット間、および、複数のライト
用孫コマンドパケット間で関連付けを施すようにしても
よい。
【0156】以上のように、本第4実施例によれば、ラ
イトキャッシュを有するホスト1において、CPUの負
荷を低減することができる。
【0157】以下、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0158】本第5実施例は、前記第3実施例におい
て、ディスクアレイ管理手段1042のECC(パリテ
ィ)生成キャッシュ手段10425を用いる場合につい
てのものである。
【0159】前記第3実施例では新パリティを生成する
際に、すべての必要なデータ(旧データ、旧パリティ)
をディスクから読みだした後に、新パリティを計算し、
パリティディスクに新データと共に送出していた。しか
し、これでは、1回のライトにつき必ず2台のディスク
を占有することになる。
【0160】そこで、本第5実施例では、次のようにし
て、一度に占有するディスクを1台とすることにより、
並列度を高める。
【0161】すなわち、まず、旧データをリードして新
データをライトし、新旧データの排他的論理和を計算
し、両データの差分データまでを生成し、メモリ151
に保存する。そして、適当な遅延時間後に旧パリティを
リードして旧パリティと上記差分データとの排他的論理
和を計算し新パリテイ生成してライトする。
【0162】また、本第5実施例では、より高速化する
ために、旧データを毎回読みだすのではなく、前記EC
C生成キャッシュ手段10425が管理するメモリ15
1上の所定の領域に、リ−ドしたデータを保持してお
く。このようにすることにより、旧データとして、この
データを用いることができる可能性がある。この場合、
旧データを読みだす必要がなくなる。また、さらに、旧
パリティも毎回読み出すのではなく、前記ECC生成キ
ャッシュ手段10425が管理するメモリ151上の所
定の領域に、リ−ドしたパリティを保持しておく。これ
により、旧パリティとして、このデータを用いることが
できる可能性がある。また、ディスクに書き込む新デー
タや新パリティを保持しておく。これにより、その後、
旧データ、旧パリティとして、これらを用いることがで
きる可能性がある。
【0163】なお、このようなデータやパリティの保持
は前記第4実施例で示したディスクキャッシュ部106
で行なうようにしてもよい。
【0164】さて、ファイルアクセス要求管理部103
より、ライトアクセス要求のコマンドパケットを受け取
ると、ディスクアドレス変換手段10421は、図12
に示すように、これを親コマンドパケット#1とし、こ
れをコピ−することによりメモリ151上に作成した親
コマンドパケットを#2とする。また、図示するよう
に、親コマンドパケットに、NEXTという名称のフィ
−ルドを設け、これを用いて、親コマンドパケット#1
と親コマンドパケット#2をリンクする。
【0165】そして、次に、親コマンドパケット#1の
子コマンドパケットとして、旧データをリードするため
の子コマンドパケット#1と、旧データをライトするた
めのコマンドパケット#2を生成し、親コマンドパケッ
ト#2の子コマンドパケットとして、旧パリティをリー
ドするための子コマンドパケット#3と、旧パリティを
ライトするためのコマンドパケット#4を生成し、4つ
の子コマンドパケットを生成してメモリ151に格納
し、これらのアドレスを、ディスクアレイ関連付け管理
手段10424に渡す。
【0166】ディスクアレイ関連付け管理手段1042
4は、まず、旧データをリードするためのコマンドパケ
ット#1を参照し、この旧データをECC生成キャッシ
ュ手段10425管理しているメモリ151上の領域に
存在しているかを判定し、保持していれば、この子コマ
ンドパケット#1の実行ステ−タスを正常終了とし、終
了報告をディスクアドレス変換手段10421に行な
う。ECC演算手段10423では、旧データをリード
するためのコマンドパケット#1に親パケット#1、#
2を介してリンクしている新パリティライト用のコマン
ドパケット#4を参照し、フィ−ルド「メモリアドレ
ス」にアドレスが登録されていない場合には、旧データ
と、新データライト用のコマンドパケットが指定する新
データとの排他的論理和(差分データ)を計算して、E
CCキャッシュ生成手段10425を介してメモリ15
1に格納し、そのメモリアドレスを新パリティライト用
のコマンドパケット#4のフィ−ルド「メモリアドレ
ス」に登録する。
【0167】もし、旧データを保持していなければ、こ
の子コマンドパケット#1はディスクコマンド管理手段
1043に渡され、ディスクに送出し、旧データを読み
だし、処理が終了した旧データリード用のコマンドパケ
ットの実行ステ−タスを正常終了とし、ディスクアドレ
ス変換手段10421に終了報告を行なう。ECC演算
手段10423は、先程の場合と同様に、旧データをリ
ードするためのコマンドパケット#1に親パケット#
1、#2を介してリンクしている新パリティライト用の
コマンドパケット#4を参照し、フィ−ルド「メモリア
ドレス」にアドレスが登録されていない場合には、旧デ
ータと、新データライト用のコマンドパケットが指定す
る新データの排他的論理和を計算して、ECC生成キャ
ッシュ手段10425を介してメモリ151に格納し、
そのメモリアドレスを新パリティライト用のコマンドパ
ケット#4のフィ−ルド「メモリアドレス」に登録す
る。
【0168】次に、ディスクアレイ関連付け管理手段1
0424は、新データライト用のコマンドパケット#2
をディスクコマンド管理手段1043に渡する。ディス
クコマンド管理手段1043は、前記第4実施例と同
様、他のライトコマンドパケットとの間で関連付けを施
された後、ディスクに送出される。以降、前記第1実施
例と同様に処理が行なわれ、すべての関連コマンドパケ
ットに対応するデータ転送が終了したならば1回の割り
込みがI/O処理装置から発行され、ディスクアレイコ
マンド関連付け管理手段10424に処理が戻り、ディ
スクアレイコマンド関連付け管理手段10424は、処
理が終了した新データライト用のコマンドパケットの実
行ステ−タスを正常終了とし、ディスクアドレス変換手
段10421に終了報告を行なう。ディスクアドレス変
換手段10421は、これより親コマンドパケット#1
の終了を認識し、親コマンドパケット#1の実行ステ−
タスを正常終了とし、ファイルアクセス管理部103に
終了報告を行う。ファイルアクセス管理部103は、ラ
イトアクセスの要求元のユ−ザプロセス102に終了報
告を行なう。
【0169】なお、実際には、この時点では、パリティ
の更新が終了していないので、ユ−ザプロセス102へ
の終了方報告は、パリティの更新に先行して行なわれる
ことになる。
【0170】次に、ディスクアレイ関連付け管理手段1
0424は、旧パリティリードのための子コマンドパケ
ット#3を参照して、旧パリティがECC生成キャッシ
ュ手段10425が管理するメモリ151上の領域に存
在しているかを判定し、存在すれば、このコマンドパケ
ットの実行ステ−タスを正常終了とし、終了報告をディ
スクアドレス変換手段10421に行なう。また、EC
C演算手段10423は、旧パリティリードのための子
コマンドパケット#3に親コマンドパケット#2を介し
てリンクしている新パリティのライトのための子コマン
ドパケット#4のフィ−ルド「メモリアドレス」に登録
されたアドレスに登録されている旧データと新データの
差分データをECC生成キャッシュ手段10425を介
して読み出し、これと、獲得した旧パリティの排他的論
理和を計算し、子コマンドパケット#4のフィ−ルド
「メモリアドレス」に登録されたメモリ151のアドレ
スに書き込む。そして、ECC生成キャッシュ手段10
425内部のキューイング手段に、この子コマンドパケ
ット#4をキューイングする。
【0171】また、もし、旧パリティをECC生成キャ
ッシュ手段10425が保持していない場合は旧パリテ
ィ用、新パリティ用の両方の子コマンドパケット#3、
#4を前記ECC生成キャッシュ手段10425のキュ
ーイング手段にキューイングする。
【0172】さて、適当な時間経過後、ECC生成キャ
ッシュ手段10425のキューイング手段内のコマンド
パケットの発行を行なう。すなわち、ディスクアレイコ
マンド関連付け管理手段10424は、ECC生成キャ
ッシュ手段10425のキューイング手段を走査し、適
当な個数の旧パリティリード用子コマンドパケット#3
のみに関連付けを施し、子コマンドパケット#3をディ
スクコマンド管理手段1043に送出する。以降、前記
第1実施例と同様に処理が行なわれ、すべての関連コマ
ンドパケットに対応するデータ転送が終了したならば上
記第1、2、3、4の実施例同様1回の割り込みがI/
O処理装置から発行され、ディスクアレイコマンド関連
付け管理手段10424に処理が戻り、ディスクアレイ
コマンド関連付け管理手段10424は、処理が終了し
た旧パリティリード用のコマンドパケットの実行ステ−
タスを正常終了とし、ディスクアドレス変換手段104
21に終了報告を行なう。
【0173】さて、このようにして、旧パリティ用のリ
−ドコマンドパケット#3が正常終了して旧パリティが
得られたら、ECC演算手段10423は、これを用い
て新パリティを得て、ディスクアレイコマンド関連付け
管理手段10424は、キュ−中の、新パリティが得ら
れた新パリティ用の子コマンドパケット#4を複数個の
関連付ける。そして、関連付けた新パリティ用の子コマ
ンドパケットをディスクコマンド管理手段1043に送
出する。
【0174】以降、前記第1実施例と同様に処理が行な
われ、すべての関連コマンドパケットに対応するデータ
転送が終了したならば上記第1、2、3、4の実施例同
様1回の割り込みがI/O処理装置から発行され、ディ
スクアレイコマンド関連付け管理手段10424に処理
が戻り、ディスクアレイコマンド関連付け管理手段10
424は、処理が終了した新パリティライト用のコマン
ドパケットの実行ステ−タスを正常終了とし、ディスク
アドレス変換手段10421に終了報告を行なう。
【0175】さて、このようにして、一つの親コマンド
パケットに対応する4つの子コマンドパケットの終了報
告が揃ったら、ディスクアドレス変換手段10421
は、前記第2実施例と同様に、その親コマンドパケット
#2の実行ステ−タスを正常終了とし、終了処理を行な
う。ここで、ファイルアクセス管理部103、ライトア
クセスの要求元のユ−ザプロセス102への終了報告
は、既にすんでいるので行なわない。
【0176】以上のように、本第5実施例によれば、パ
リティの更新をデータの更新と分離し、パリティを遅延
させて更新するような場合に、ECC生成のキャッシュ
利用による高速化により、ディスクアクセス性能を高速
化することができると共に、CPUの割り込み処理を大
幅に削減することができる。
【0177】なお、以上の各実施例では、I/O処理装
置2において、関連コマンド終了判定手段2031はす
べての関連付けられたコマンドが終了するまでホスト1
に終了報告を行なわないが、このようにすると、もし、
関連付けられたコマンドの一つにエラ−が生じた場合
に、永遠に終了報告が延期されてしまう可能性がある。
そこで、関連コマンド終了判定手段2031はあらかじ
め設定した適当な時間でタイムアウトとし、関連付けら
れたコマンドコマンドの終了・未終了にかかわらずホス
トに終了報告を発行するようにしてもよい。
【0178】ホスト1のディスクコマンド管理部104
はこの終了報告を受信すると、関連コマンドのステータ
スを確認し、未終了のコマンドがあったことを確認し、
再度コマンドを発行するか、もしくは、コマンド実行失
敗として要求元に報告する。
【0179】また、以上の各実施例は、ディスク装置で
はなく、光ディスク装置、半導体記憶装置、磁気テープ
装置、通信制御装置、等他のI/O処理を行う場合にも
適用することができる。
【0180】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ディス
クアクセスに起因する、CPUへの割り込み発生回数を
削減することにより、CPUの負荷を低減することので
きる計算機システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る計算機システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る計算機システムのディス
クアクセスコマンド処理に関連する部位の構成を示した
ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例において用いるコマンドパ
ケット、関連コマンド管理テーブルの構造および両者の
関係を示した図である。
【図4】本発明の実施例に係るディスクコマンド管理手
段の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例に係る計算機システムのディス
クアクセスの動作を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の実施例に係るディスクアレイ管理手段
の構成を示すブロック図である。
【図7】ディスクアレイの複数のディスクと、アクセス
要求の関係を示す図である。
【図8】RAIDにおけるデータとパリティの関係を示
す図である。
【図9】本発明の第2実施例において用いるコマンドパ
ケットと関連コマンド管理テーブルの構造および両者の
関係を示した図である。
【図10】本発明の第3実施例において用いるコマンド
パケットと関連コマンド管理テーブルの構造および両者
の関係を示した図である。
【図11】本発明の第4実施例におけるディスクアクセ
スコマンドの経路を示す図である。
【図12】本発明の第5実施例において用いるコマンド
パケットと関連コマンド管理テーブルの構造および両者
の関係を示した図である。
【符号の説明】
1・・・ホスト計算機 2・・・I/O処理装置 3・・・ディスクアレイ装置(又はディスク装置) 101・・・CPU 102・・・ファイルアクセス要求生成部 103・・・ファイルアクセス要求管理部 104・・・ディスクコマンド管理部 105・・・I/O処理装置制御部 151・・・メモリ 201・・・MPU 202・・・I/O処理装置I/F部 203・・・ディスクコマンド管理部 204・・・ディスクコマンド処理部 205・・・コマンド管理エリア 253・・・メモリ 1000・・・ドライバ部 1010・・・オペレ−ティングシステム 1042・・・ディスクアレイ管理手段 1043・・・ディスクコマンド管理手段 1044・・・コマンド管理エリア 2030・・・関連コマンド登録手段 2031・・・関連コマンド終了判定手段 10430・・・ディスクコマンド関連付け手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木沢 育哉 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式 会社日立製作所 システム開発研究所内 (72)発明者 大枝 高 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式 会社日立製作所 システム開発研究所内 (72)発明者 荒川 敬史 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式 会社日立製作所 システム開発研究所内 (56)参考文献 特開 平5−289818(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G06F 13/10

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト装置と、入出力制御装置およびディ
    スク装置を有する記憶装置とを有する計算機システムで
    あって、 前記ホスト装置は、 前記記憶装置に対するコマンドをグループ化する手段
    と、 前記グループに関する情報を前記記憶装置に送信する手
    段とを有し、 前記入出力制御装置は、 前記ホスト装置から送信された前記グループに関する情
    報を格納する格納領域と、 前記ホスト装置から送信されるコマンドが属する前記グ
    ループを前記格納手段を参照して確認する確認手段と、 前記確認手段により、前記グループに含まれるすべての
    コマンドに対応する処理が実行されたことを確認する
    と、前記ホスト装置に対して処理の終了を報告する報告
    手段とを有することを特徴とする計算機システム。
  2. 【請求項2】ホスト装置と、入出力制御装置およびディ
    スク装置を有する記憶装置とを有する計算機システムで
    あって、 前記ホスト装置は、前記記憶装置のアクセスを指示す
    る、複数のコマンドを、所定の条件に従いグループ化す
    るとともに、各グループと当該グループに属するコマン
    ドの対応を表す情報を記憶し、各コマンドに当該コマン
    ドが属するグループを識別可能な識別情報を付加し、前
    記識別情報を付加した複数のコマンドを独立に前記入出
    力処理装置に渡す関連付け手段と、前記入出力処理装置
    より特定のグループについての処理が終了したことを割
    り込みによって報告された場合に、前記記憶した各グル
    ープと当該グループに属するコマンドの対応を表す情報
    を参照し、前記特定のグループに属する全てのコマンド
    に関する、所定の終了処理を行なう終了処理手段とを有
    し、 前記入出力処理装置は、渡された複数のコマンドに付加
    されている前記識別情報より、渡された各コマンドと当
    該コマンドが属するグループの対応を表す情報 を作成し
    て記憶する手段と、前記ホスト装置より独立に発行され
    た各コマンドの指示する記憶装置のアクセスを実行する
    手段と、記憶した各コマンドと当該コマンドが属するグ
    ループの対応に基づいて、1つのグループに属する全て
    のコマンドの指示するアクセスが終了した場合に、当該
    グループについての処理が終了したことを前記ホスト装
    置に割り込みを用いて報告する手段とを有することを特
    徴とする計算機システム。
  3. 【請求項3】ホスト装置と、入出力制御装置およびディ
    スク装置を有する記憶装置とを有する計算機システムで
    あって、 前記ホスト装置は、前記記憶装置のアクセスを指示す
    る、複数のコマンドを、所定の条件に従いグループ化す
    るとともに、各グループと当該グループに属するコマン
    ドの対応を表す情報を記憶し、前記複数のコマンドを独
    立に前記入出力処理装置に渡す関連付け手段と、前記入
    出力処理装置より特定のグループについての処理が終了
    したことを報告された場合に、前記記憶した各グループ
    と当該グループに属するコマンドの対応を表す情報を参
    照し、前記特定のグループに属する全てのコマンドに関
    する、所定の終了処理を行なう終了処理手段とを有し、 前記入出力処理装置は、前記ホスト装置より独立に発行
    された各コマンドの指示する記憶装置のアクセスを実行
    する手段と、前記記憶された各グループと当該グループ
    に属するコマンドの対応を表す情報に基づいて、1つの
    グループに属する全てのコマンドの指示するアクセスが
    終了した場合に、当該グループについての処理が終了し
    たことを前記ホストに割り込みを用いて報告する手段と
    を有することを特徴とする計算機システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の計算機システム
    であって、 前記記憶装置は、複数のディスク装置から構成されるデ
    ィスクアレイ装置であって、 前記ホスト装置は、前記ディスクアレイ全体に対するア
    クセスを指示するディスクアレイコマンドより、ディス
    クアレイ装置を構成する個々のディスク装置へのコマン
    ドを生成する手段と、ディスクアレイコマンドと個々の
    ディスク装置へ のコマンドの対応を記憶する手段とを有
    し、 前記関連付け手段は、一つの前記ディスクアレイコマン
    ドに対応する個々のディスク装置へのコマンドを、一つ
    の前記グループとし、 前記終了処理手段は、前記特定のグループに属する全て
    のコマンドに関する、所定の終了処理として、前記特定
    のグループに属するコマンドに対応して前記記憶されて
    いるディスクアレイコマンドの終了処理を行なうことを
    特徴とする計算機システム。
  5. 【請求項5】請求項2または3に記載の計算機システム
    であって、 前記記憶装置は、データを格納する複数のデータ用ディ
    スク装置と、前記複数のデータ用ディスク装置の同ディ
    スク内アドレスの領域に記録されているデータ全体のパ
    リティを記憶する1以上のパリティ用ディスク装置から
    構成されるRAID型のディスクアレイ装置であって、 前記ホスト装置は、前記ディスクアレイ全体に対する新
    データの書き込みアクセスを指示するディスクアレイコ
    マンドより、新データの前記データ用ディスク装置への
    書き込みアクセスを指示する新データ書き込み用コマン
    ドと、前記新データの書き込みアクセスにより更新され
    る、前記データ用ディスク装置内の現データの読み出し
    アクセスを指示する現データ読み出し用コマンドと、前
    記新データの書き込みアクセスにより更新される、前記
    データ用ディスク装置内のデータに対応する、前記パリ
    ティ用ディスク装置内の現パリティの読み出しアクセス
    を指示する現パリティ読み出し用コマンドと、前記新デ
    ータの前記データ用ディスク装置への書き込みアクセス
    により更新される、前記新データに対応する新パリティ
    の前記パリティ用ディスク装置への書き込みアクセスを
    指示する新パリティ書き込み用コマンドを生成する手段
    と、 新パリティ生成するパリティ生成部とを有し、 前記関連づけ手段は、現データ読み出し用コマンドと前
    記現パリティ読み出し用コマンドとを一つの前記グルー
    プとし、現データ読み出し用コマンドと前記現パリティ
    読み出し用コマンドを前記入出力処理装置に渡し、その
    後、前記パリティ生成手段によって、前記新パリティ書
    き込み用コマンドによって書き込む新パ リティが生成さ
    れたら、新データ書き込み用コマンドと前記新パリティ
    書き込み用コマンドとを一つの前記グループとし、新デ
    ータ書き込み用コマンドと前記新パリティ書き込み用コ
    マンドとを前記入出力処理装置に渡し、 前記パリティ生成部は、前記入出力処理装置が、渡され
    た現データ読み出し用コマンドに応じて前記ディスクア
    レイより読み出した前記現データと現パリティ用読み出
    し用コマンドに応じて前記ディスクアレイより読み出し
    た現パリティと、新データ書き込み用コマンドによって
    書き込む新データとの排他的論理和を、前記新パリティ
    書き込み用コマンドによって書き込む新パリティとして
    生成することを特徴とする計算機システム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の計算機システムであっ
    て、 現データ読み出し用コマンドと前記現パリティ読み出し
    用コマンドとの前記グループと、新データ書き込み用コ
    マンドと前記新パリティ書き込み用コマンドとの前記グ
    ループと、これらの二つのグループに対応するディスク
    アレイコマンドとの対応を示す情報を記憶する手段を有
    し、 前記終了処理手段は、前記特定のグループに属する全て
    のコマンドに関する、所定の終了処理として、前記特定
    のグループに対応して記憶されているディスクアレイコ
    マンドに対応して記憶されている2つのグループについ
    ての処理が終了したことを、前記入出力処理装置より既
    に報告されているか否かを判定し、既に成されている場
    合に、当該ディスクアレイコマンドの終了処理を行なう
    ことを特徴とする計算機システム。
  7. 【請求項7】請求項2または3に記載の計算機システム
    であって、 前記ホスト装置は、前記記憶装置に書き込むデータを一
    旦、内部に設けられたキャッシュ領域に書き込む手段
    と、所定の契機で、前記キャッシュ領域に書き込まれた
    複数のデータの前記記憶装置への書き込みアクセスを指
    示する複数のコマンドを生成する書き戻し要求部とを、
    さらに有し、 前記関連付け手段は、前記書き戻し要求部が、前記所定
    の契機で生成した複数のコマンドの一部もしくは全部
    を、一つの前記グループとすることを特徴とする 計算機
    システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の計算機システムであっ
    て、 前記書き戻し要求部は、所定の条件が満たされた場合
    に、前記生成した、前記キャッシュ領域に書き込まれた
    複数のデータの前記記憶装置への書き込みアクセスを指
    示する複数のコマンドに、グループ化を禁止する情報を
    付加する手段を有し、 前記関連付け手段は、前記書き戻し要求部が、前記所定
    の契機で生成した複数のコマンドのうち、グループ化を
    禁止する情報が付されているコマンドについてはグルー
    プ化の対象としないことを特徴とする計算機システム。
  9. 【請求項9】請求項2または3に記載の計算機システム
    であって、 前記記憶装置は、データを格納する複数のデータ用ディ
    スク装置と、前記複数のデータ用ディスク装置の同ディ
    スク内アドレスの領域に記録されているデータ全体のパ
    リティを記憶する1以上のパリティ用ディスク装置から
    構成されるRAID型ディスクアレイ装置であって、 前記ホスト装置は、前記ディスクアレイ全体に対する新
    データの書き込みアクセスを指示するディスクアレイコ
    マンドより、前記データ用ディスク装置への前記新デー
    タの書き込みアクセスを指示する新データ書き込み用コ
    マンドと、前記新データの書き込みアクセスにより更新
    される、前記データ用ディスク装置内の現データの読み
    出しアクセスを指示する現データ読み出し用コマンド
    と、前記新データの書き込みアクセスにより更新され
    る、前記データ用ディスク装置内のデータに対応する、
    前記パリティ用ディスク装置内の現パリティの読み出し
    アクセスを指示する現パリティ読み出し用コマンドと、
    前記新データの前記データ用ディスク装置への書き込み
    アクセスにより更新される、前記新データに対応する新
    パリティの前記パリティ用ディスク装置への書き込みア
    クセスを指示する新パリティ書き込み用コマンドを生成
    する手段と、 新パリティを生成するパリティ生成部とを有し、 前記関連付け手段は、現データ読み出し用コマンドを前
    記入出力処理装置に渡 し、前記入出力処理装置によって
    現データが前記ディスクアレイより読み出されたら、現
    データ書き込み用コマンドを前記入出力処理装置に渡
    し、その後所定期間経過後に、複数の現パリティ読み出
    し用コマンドを、一つの前記グループとし、一つのグル
    ープとした複数の現パリティ読み出し用コマンドを前記
    入出力処理装置に渡し、前記パリティ生成手段によって
    書き込む新パリティが生成された、複数の新パリティ書
    き込み用コマンドを、一つの前記グループとし、一つの
    グループとした複数の新パリティ書き込み用コマンドを
    前記入出力処理装置に渡し、前記パリティ生成部は、前
    記入出力処理装置が、渡された現データ読み出し用コマ
    ンドに応じて前記ディスクアレイより読み出した前記現
    データと、新データ書き込み用コマンドによって書き込
    む新データとの排他的論理和を算出する手段と、算出さ
    れた現データと新データの排他的論理和を保持する手段
    と、現パリティ用読み出し用コマンドに応じて前記ディ
    スクアレイより読み出した現パリティと保持したパリテ
    ィの排他的論理和を、前記新パリティ書き込み用コマン
    ドによって書き込む新パリティとして生成することを特
    徴とする計算機システム。
  10. 【請求項10】ディスク装置と、前記ディスク装置とホ
    スト装置と間の入出力を担う入出力処理装置とを有する
    記憶装置であって、 ホスト装置より渡された複数のコマンドに付加されてい
    る、当該コマンドの属するグループを示す情報に基づい
    て、渡された各コマンドと当該コマンドが属するグルー
    プの対応を表す情報を作成して記憶する手段と、ホスト
    装置より渡された各コマンドの指示する記憶装置のアク
    セスを実行する手段と、記憶した各コマンドと当該コマ
    ンドが属するグループの対応に基づいて、1つのグルー
    プに属する全てのコマンドの指示するアクセスが終了し
    た場合に、当該グループについての処理が終了したこと
    を前記ホスト装置に割り込みを用いて報告する手段とを
    有することを特徴とする記憶装置。
  11. 【請求項11】ディスク装置と、前記ディスク装置とホ
    スト装置と間の入出力を担う入出力処理装置とを有する
    記憶装置であって、 前記入出力処理装置は、前記ホスト装置より渡されたコ
    マンドの指示する記憶 装置のアクセスを実行する手段
    と、前記ホスト装置に保持されたグループと当該グルー
    プに属するコマンドの対応に基づいて、1つのグループ
    に属する全てのコマンドの指示するアクセスが終了した
    場合に、当該グループについての処理が終了したことを
    前記ホスト装置に割り込みを用いて報告する手段とを有
    することを特徴とする入出力処理装置。
  12. 【請求項12】ホスト装置と、入出力制御装置およびデ
    ィスク装置を有する記憶装置とを有する計算機システム
    における記憶装置制御方法であって、 前記ホスト装置において、前記記憶装置に対するコマン
    ドをグループ化するステップと、 前記グループに関する情報を前記記憶装置に送信するス
    テップと、 前記入出力制御装置において、前記ホスト装置から送信
    された前記グループに関する情報を記憶するステップ
    と、 前記ホスト装置から送信されるコマンドが属する前記グ
    ループを、前記記憶した情報を参照して確認するステッ
    プと、 前記グループに含まれるすべてのコマンドに対応する処
    理が実行されたことを確認すると、前記ホスト装置に対
    して処理の終了を報告するステップとを有することを特
    徴とする記憶装置制御方法。
  13. 【請求項13】ホスト装置と、入出力制御装置およびデ
    ィスク装置を有する記憶装置とを有する計算機システム
    における記憶装置のアクセス方法であって、 前記ホスト装置において、前記記憶装置のアクセスを指
    示する、複数のコマンドを、所定の条件に従いグループ
    化するステップと、 各グループと当該グループに属するコマンドの対応を表
    す情報を記憶し、各コマンドに当該コマンドが属するグ
    ループを識別可能な識別情報を付加し、前記識別情報を
    付加した複数のコマンドを独立に前記入出力処理装置に
    渡す関連付けステップと、 前記入出力処理装置より特定のグループについての処理
    が終了したことを割込みによって報告された場合に、前
    記記憶した各グループと当該グループに属する コマンド
    の対応を表す情報を参照し、前記特定のグループに属す
    る全てのコマンドに関する、所定の終了処理を行なう終
    了処理ステップと、 前記入出力処理装置において、渡された複数のコマンド
    に付加されている前記識別情報より、渡された各コマン
    ドと当該コマンドが属するグループの対応を表す情報を
    作成して記憶するステップと、 前記ホスト装置より独立に発行された各コマンドの指示
    する記憶装置のアクセスを実行するステップと、 記憶した各コマンドと当該コマンドが属するグループの
    対応に基づいて、1つのグループに属する全てのコマン
    ドの指示するアクセスが終了した場合に、当該グループ
    についての処理が終了したことを前記ホスト装置に割り
    込みを用いて報告するステップとを有することを特徴と
    する記憶装置のアクセス方法。
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