JP3157331B2 - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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Description
等の無線通信装置に関する。
け状態においては、アンテナを収納している場合が多く
自局からの発呼を行う時にアンテナを引出し発呼を行う
使い方が一般的である。
おいては、無線基地局からチャンネル変更等の制御を成
すためベースバンドデータ(フォワードコントロールチ
ャンネルメッセージ)を送信し、そしてこれを携帯電話
装置により受信して各処理をなすようにしている。この
ベースバンドデータ信号には呼出(Page)メッセージが
乗せられている。呼出メッセージは、発呼者からのダイ
ヤリングにより所定のシステムを経て無線基地局より制
御チャンネルにて送信される。
2−202237号に示すようにアンテナを収納した状
態でも無線基地局からの送信電力が大きいために呼出メ
ッセージを受信することができるが、かかる場合にこの
呼出メッセージに応答するべく応答メッセージを送信し
てもその送信電力は著しく小さいために無線基地局が応
答メッセージを受信できないこともあった。尚、この
時、無線基地局は発呼者に対して無線通信装置はサービ
ス圏外或は電源がオフの状態にあることを音声にて知ら
せるサービス、用件を録音する(ボイスメール)サービ
ス等を実施することになるが、携帯電話装置において
は、無線基地局からの次なる指示(通話チャンネル割当
メッセージ)待ちにてタイムアウトとなり待ち受け状態
へと制御を移すことになった。
いて、携帯電話装置の使用者は、呼出メッセージの送信
があったか否かを知ることができないために、アンテナ
を収納した状態のままにしておくことになった。特に、
現在のシステムでは、呼出メッセージに対する応答がな
い場合、無線基地局から再度呼出メッセージを送信する
ようにしているが、上記状態ではこの再度の呼出メッセ
ージに対して再度応答メッセージを送信しても無線基地
局はこれを受信することができないこととなった。
は、装置の状態を表示するための表示手段と、前記制御
チャンネルにより受信した呼出メッセージに対して応答
メッセージを送信する手段と、前記応答メッセージを送
信した後、前記制御チャンネルにて前記通話チャンネル
割当メッセージを所定時間内に受信したか否かを検出す
る手段と、前記通話チャンネル割当メッセージが所定時
間内に受信できた場合、該メッセージにより指定された
通話チャンネルに移行する手段と、前記通話チャンネル
割当メッセージが所定時間内に受信できない場合、初期
状態に移行して再度の呼出メッセージの受信を待つと共
に、前記表示手段に呼出待ちであることを表示させる手
段とを有することを特徴とするものである。
ら、無線通信装置は、呼出メッセージ受信を認識するこ
とができるため、収納式アンテナを引出し、次なる呼び
出しメッセージに対して応答が可能となる。また、ボイ
スメールサービス等により用件を聞くことが可能とな
る。
のブロック図を示し、(1)(2)は受信回路および送
信回路で、アンテナ共用器(3)および音声処理部
(4)に接続され、加入者と無線基地局(図示せず)と
の基本的な無線通信を実現する。尚、無線基地局を通じ
て移動電話交換局(図示せず)と通信するための無線リ
ンク接続が形成され、ここを通じて公衆電話通信網との
インターフェースが行われる。(5)はデータ受信回路
で、前記受信回路(1)の中の弁別器の出力からフォワ
ードコントロールメッセージを受信する。(6)はデー
タ送信回路で、データメッセージをマンチェスタ符号形
式に符号化し、無線基地局に伝送するように前記送信回
路(2)に結合されている。(7)(8)はゲインの異
なるアンテナで、一方のアンテナ(7)は装置内に内蔵
されたものでゲインが大きく、また他方のアンテナ
(8)は収納式で引き出された状態では一方のアンテナ
(7)よりゲインが小さくなるように設定されている。
(9)はアンテナ切換え回路で、他方のアンテナ(8)
の収納状況に応じていずれかのアンテナを選択するもの
である。尚、上記のように内蔵アンテナ(7)を設けた
のは、収納式アンテナにおいて収納状態であっても送信
電力が大きいときは受信できるが、送信するときは送信
電力が著しく減衰されるため狭い範囲でも所定のメッセ
ージが伝送できないことがあり、このアンテナが収納さ
れても所定の範囲内での送信、受信ができるようにする
ためである。(10)はアンテナ(8)が収納状態であ
るか否かを検出するための収納検出回路である。また、
(11)はアンテナ(8)を伸張する場合に用いられる
アンテナ駆動回路でありモーター等の動力により伸張さ
れる。(12)は表示器、(13)はブザー、(14)
は数字キー、センドキー、エンドキーを含むキー回路で
ある。(15)は8ビットマイクロプルセッサからなる
制御回路で、無線通信装置内の各装置を制御するための
データメッセージを前記データ受信回路(5)およびデ
ータ送信回路(6)を介して送受し、収納検出回路(1
0)の出力に基づきアンテナ切換え回路(9)を制御す
ると共に、アンテナ駆動回路(11)を制御する。
着信時の要部のシーケンス図で、以下これに基づいて説
明する。通常、公衆電話回線網からの要求により無線基
地局は、制御チャンネルにて無線通信装置に対し呼出メ
ッセージを送信する。呼出メッセージを受信した無線通
信装置は、このメッセージに応答する応答メッセージを
無線基地局に対して送信する。無線通信装置からの応答
メッセージを受信した無線基地局は、通話チャンネル割
当メッセージを送信する。これを受信した無線通信装置
は、そのメッセージで指定された通話チャンネルに移行
し、SAT(Supervisory Audio T
one)を返送する。このSATの返送を無線基地局が
検出すると、アラートメッセージを通話チャンネルにて
送信する。これを受信した無線通信装置はリンガー音を
鳴らし、これに対して使用者がセンドキー等を操作して
応答すると、以後発呼者との通話が可能となる。ところ
で、このシステムでは、呼出メッセージを無線基地局か
ら送信したのち所定時間内に応答メッセージをこの無線
基地局にて受信できない場合は、最初の呼出メッセージ
の送信から大体6〜10秒位後に再度呼出メッセージを
送信するようにしている。
5)に書き込まれた着信時の要部のプログラムのフロー
チャートで、以下これに基づいて動作を説明する。ま
ず、電源が投入されると、制御回路(15)は、内部カ
ウンタnに「0」をセットし(ステップS1)、その後
の待ち受け状態において無線基地局より送信された呼出
メッセージが自局に対する呼び出しであるかを調べる
(ステップS2)。自局に対する呼出メッセージであっ
た場合には、制御チャンネルにより応答メッセージの送
信を行なう(ステップS3)。次に無線基地局からの通
話チャンネル割当メッセージを4秒間待ち(通常のシー
ケンスでは呼出メッセージの受信からこの通話チャンネ
ル割当メッセージの受信までに要する時間は4秒以下で
ある)(ステップS4、7)、その時間内に通話チャン
ネル割当メッセージを受信したらそのチャンネルで指定
された通話チャンネルに移行し、SATを返送する(ス
テップS5、6)。このSATの返送後、所定時間内に
アラートメッセージを受信すると、ブザー(13)を鳴
らして着信を報知し以後使用者の応答で発呼者との通話
に移行する(ステップS11)。このステップS11の
通話処理が終了すれば、キー回路(14)の監視等の他
の処理(ステップS14)を行って、前述したステップ
S2に戻り、待ち受け状態となる。
ッセージを4秒以内に受信できない場合は、内部カウン
タnに1を加算して受信エラー処理を行う(ステップS
7〜9)。この受信エラー処理は、図4に示すように、
内部カウンタnの値が1であれば(初回の呼出メッセー
ジに対する受信エラー)、所定時間ブザー(13)を鳴
らすと共に図5の如き内容を表示器(12)に表示さ
せ、そして収納式のアンテナ(8)が収納状態であれ
ば、アンテナ駆動回路(11)を駆動してこのアンテナ
(8)を引き出すと共にこのアンテナ(8)を選択する
(ステップT1、T2、T5、T6)。この処理の後、
ステップ14を経て再度受信待ち受け状態になる。而し
て、本発明では、最初の呼出メッセージの受信からこの
待ち受け状態になるまで、6秒以内で処理されるように
しているので、再度送信される呼出メッセージに対して
は、このアンテナ(8)で応答することができ無線基地
局とのメッセージの授受が成功する可能性が高い。尚、
その周囲の電波的、物理的障害等により、再度ステップ
S7でタイムアウトと判断されると、今度は内部カウン
タnが「2」に設定されるので(ステップS8)、ステ
ップS9の受信エラー処理では、ブザー(13)を所定
時間鳴らし、図6の内容の表示を表示器(12)に行
い、そして内部カウンタnを「0」に戻す(ステップT
1〜4)。以後は、前述と同様にステップT5、T6の
処理を行うことになる。尚、使用者は図6の表示を見て
着信を受けれなかったことを知ることができ、ボイスメ
ールサービス等を受けることができる。
受信できない場合は、ステップ13にて受信エラー処理
を行う。この処理では、ブザー(13)を所定時間鳴ら
し、図7の内容の表示を行う。この表示にて、前述した
と同様に使用者は、着信を受けれなかったことを知るこ
とができ、ボイスメールサービス等を受けることができ
る。
できない場合としては、次の場合が考えられる。
いために、その全てが使用されていることは稀である
が、通話チャンネルは、逆に占有時間が長いために、そ
の全てが使用されることもあり得る。この通話チャンネ
ルのチャンネル範囲は、基地局によって異なり、例えば
一方は1〜35チャンネルで、これに隣接する他方は3
6〜70チャンネルであり、自己のチャンネルが全て使
用されていると、隣接する基地局の通話チャンネルの使
用状況をチェックし、空いていれば隣接する基地局に制
御を委託することになる。かかる場合に、隣接する基地
局の通話チャンネルを割り当てたとき、無線通信装置が
位置する所とその隣接する基地局との距離が離れてお
り、無線通信装置の送信電力ではその基地局に電波が届
かないと(SATの返送ができない)、上述したような
状態が起こることになる。
上げる装置)を接続する等の処置が必要になる。
あり、着信時の成功確立が非常に高くなる。また、着信
が有ったことを認識することでボイスメールサービス等
のサービスにより如何なる用件かを知ることもでき、利
便性の向上が図れる。
ある。
ローチャートである。
信エラー時の要部のプログラムのフローチャートであ
る。
信エラー時のエラー表示を示す図である。
信エラー時のエラー表示を示す図である。
信エラー時のエラー表示を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御チャンネルと通話チャンネルを有
し、基地局から前記制御チャンネルにより呼出メッセー
ジを送信し、所定時間内に前記呼出メッセージに対する
応答がある場合には、通話チャンネル割当メッセージを
送信するようにした無線通信システムで使用される無線
通信装置において、装置の状態を表示するための表示手
段と、前記制御チャンネルにより受信した呼出メッセー
ジに対して応答メッセージを送信する手段と、前記応答
メッセージを送信した後、前記制御チャンネルにて前記
通話チャンネル割当メッセージを所定時間内に受信した
か否かを検出する手段と、前記通話チャンネル割当メッ
セージが所定時間内に受信できた場合、該メッセージに
より指定された通話チャンネルに移行する手段と、前記
通話チャンネル割当メッセージが所定時間内に受信でき
ない場合、初期状態に移行して再度の呼出メッセージの
受信を待つと共に、前記表示手段に呼出待ちであること
を表示させる手段とを有することを特徴とする無線通信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05593093A JP3157331B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05593093A JP3157331B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 無線通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268586A JPH06268586A (ja) | 1994-09-22 |
JP3157331B2 true JP3157331B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=13012807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05593093A Expired - Fee Related JP3157331B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157331B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101746432B1 (ko) * | 2015-07-16 | 2017-06-14 | 김문경 | 버켓 플레이트 기초 구조물 및 그 기초 시공 방법 |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
KR100304939B1 (ko) * | 1999-07-27 | 2001-11-01 | 서평원 | 이동 단말기에서 개인 채널을 이용한 그룹 메시지 전송 방법 |
KR100713380B1 (ko) * | 2001-01-11 | 2007-05-04 | 삼성전자주식회사 | 역 터널링에서 에러 메시지 전달방법 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP05593093A patent/JP3157331B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101746432B1 (ko) * | 2015-07-16 | 2017-06-14 | 김문경 | 버켓 플레이트 기초 구조물 및 그 기초 시공 방법 |
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---|---|
JPH06268586A (ja) | 1994-09-22 |
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