JP3119823B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3119823B2
JP3119823B2 JP25042596A JP25042596A JP3119823B2 JP 3119823 B2 JP3119823 B2 JP 3119823B2 JP 25042596 A JP25042596 A JP 25042596A JP 25042596 A JP25042596 A JP 25042596A JP 3119823 B2 JP3119823 B2 JP 3119823B2
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辰美 坂爪
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Alps Alpine Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W8/24Transfer of terminal data
    • H04W8/245Transfer of terminal data from a network towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/44Transmit/receive switching

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  • Signal Processing (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に係わ
り、特に、1個以上のリモートコントロール(リモコ
ン)用送信機と移動体、例えば自動車等の内部に設置さ
れる1台の受信機とを備え、送信機から送信される各種
スイッチ情報を受信機で受信した際に、スイッチ情報の
種別に応じて、移動体、例えば自動車等の可制御設備機
器を選択的に制御動作させる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1個以上のリモコン用送信機と自
動車等の内部に設置される1台の受信機とを備え、送信
機から送信される各種スイッチ情報を受信機で受信した
際に、スイッチ情報の種別に応じて、自動車等の可制御
設備機器を選択的に制御動作させる通信装置としては、
キーレスエントリー装置が知られている。
【0003】図5は、かかる既知のキーレスエントリー
装置の構成の一例を示す概略構成図であって、特公平7
−71337号に開示されているものである。
【0004】図5に示されるように、このキーレスエン
トリー装置は、複数個、例えば、3個のリモコン用送信
機41(1)、41(2)、41(3)と、自動車内に
設置される1台の受信機42とからなっている。
【0005】そして、3個のリモコン用送信機41
(1)乃至41(3)は、送信信号を形成する送信回路
部43(1)乃至43(3)と、それぞれの送信機41
(1)乃至41(3)に固有の識別データR(1)乃至
R(3)を記憶している識別データ記憶部(ROM)4
4(1)乃至44(3)と、送信アンテナ45(1)乃
至45(3)を備えている。
【0006】また、受信機42は、受信アンテナ46を
通して信号の受信や、受信信号の増幅や、増幅信号の波
形整形等を行う受信回路部47と、各種の動作モードを
有しており、種々の制御動作を行う信号処理部48と、
識別データR(1)乃至R(3)を記憶する記憶部(E
EPROM)49と、2つのスイッチ50(1)、50
(2)からなり、それらの開閉状態に対応して信号処理
部48の動作モードを、通常モード、書込みモード、消
去モードのいずれかに設定する設定スイッチ50と、自
動車のドアの施錠または解錠を行うドア制御部51と、
発光ダイオードやホーン等を有しており、書込みモード
または消去モードから通常モードに移行する際に働く表
示報知部52と、信号処理部48に内蔵のタイマー53
とを備えている。
【0007】前記構成によるキーレスエントリー装置
は、概略、次のように動作する。
【0008】まず、受信機42側の信号処理部48を通
常モードに設定する、即ち、記憶部49への識別データ
R(1)乃至R(3)の書込み、または、記憶部49に
記憶されている識別データR(1)乃至R(3)の消去
を行わない場合には、受信機42側の設定スイッチ50
の2つのスイッチ50(1)、50(2)をいずれも開
いておく。
【0009】この状態のとき、3個のリモコン用送信機
41(1)乃至41(3)の中の1個、例えば、リモコ
ン用送信機41(1)が操作されると、リモコン用送信
機41(1)の送信回路部43(1)において、自動車
のドアを施錠または解錠を指定し、かつ、識別データ記
憶部44(1)に記憶されている識別データR(1)を
含んだ制御信号(ASK変調信号)が形成され、この制
御信号が送信アンテナ45(1)から無線周波数(R
F)信号からなる送信信号として送信される。
【0010】受信機42においては、リモコン用送信機
41(1)の送信信号が受信アンテナ46を介して受信
回路部47で受信されると、受信された制御信号を増幅
及び波形整形し、信号処理部48に供給する。このと
き、信号処理部48は、始めに、受信された制御信号の
中の識別データR(1)と記憶部49に記憶されている
識別データR(1)とを比較し、それらが一致した場
合、次に、ドア制御部52を介して、自動車のドアの状
態を識別し、ドアが施錠されていたときに解錠し、ドア
が解錠されていたときに施錠する制御信号をドアに供給
する。
【0011】次いで、受信機42側の信号処理部48の
動作モードを書込みモードに設定する、即ち、記憶部4
9に識別データR(1)乃至R(3)の書込みを行う場
合には、受信機42側の設定スイッチ50の一方のスイ
ッチ50(1)のみを閉じ、タイマー53をスタートさ
せる。
【0012】この書込みモード設定の時点の直後に、3
個のリモコン用送信機41(1)乃至41(3)の中の
1個、例えば、リモコン用送信機41(1)が操作さ
れ、リモコン用送信機41(1)の送信回路部43
(1)において、識別データ記憶部44(1)に記憶さ
れている識別データR(1)を含んだ制御信号が形成さ
れ、この制御信号が送信アンテナ45(1)から送信信
号として送信されると、受信機42側では、受信回路部
47で受信された制御信号を信号処理部48に供給した
とき、信号処理部48は、この制御信号の中の識別デー
タR(1)を記憶部49に供給し、記憶部49に識別デ
ータR(1)の書込みを行う。そして、タイマー53で
カウントされたカウント値tが予設定値T、例えば、5
秒に達すると、表示報知部52が一時的に働いて動作モ
ードの変更を予告した後、信号処理部48の動作モード
は、書込みモードから通常モードに自動的に復帰する。
【0013】続いて、受信機42側の信号処理部48の
動作モードを消去モードに設定する、即ち、記憶部49
に記憶されている識別データR(1)乃至R(3)の一
括消去を行う場合には、まず、受信機42側の設定スイ
ッチ50の一方のスイッチ50(1)のみを閉じ、タイ
マー53をスタートさせ、その直後に、設定スイッチ5
0の他方のスイッチ50(2)も閉じる。
【0014】このようなスイッチ50(1)、50
(2)の設定が行われると、記憶部49に記憶されてい
る識別データR(1)乃至R(3)の一括消去が行わ
れ、識別データR(1)乃至R(3)の一括消去が終了
すると、表示報知部52が一時的に働いて記憶部49の
記憶内容の消去完了を知らせた後、信号処理部48の動
作モードは、消去モードから通常モードに自動的に復帰
する。
【0015】この場合、記憶部49は、複数個(k個)
の記憶領域を有しており、それらの記憶領域に複数個の
識別データRの書込みを行う場合、書込みが行う度毎
に、識別データRがk個の記憶領域に順次書込まれる
が、k+1個またはそれ以上の個数の識別データRを書
込んだ場合には、最初に書込まれた識別データRから順
に新しい識別データRに更新され、書替えられるもので
ある。
【0016】既知のキーレスエントリー装置によれば、
リモコン用送信機41(1)乃至41(3)の中の1つ
を紛失したような場合、そのリモコン用送信機41
(1)を含む全てのリモコン用送信機41(2)、41
(3)に固有の識別データR(1)乃至R(3)を受信
機側42の記憶部49から一括消去することができるの
で、セキュリテイの高いキーレスエントリー装置が得ら
れるものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】一般に、複数個のリモ
コン用送信機41(1)乃至41(3)の中の1つ、例
えばリモコン用送信機41(1)を紛失した場合、その
リモコン用送信機41(1)を使用できないことが求め
られている。
【0018】前記既知のキーレスエントリー装置は、記
憶部49に複数の識別データR(1)乃至R(3)の書
込みを行う際に、既に記憶されている識別データを新た
に別の識別データに書替えることによって、紛失したリ
モコン用送信機41(1)の識別データR(1)を記憶
部49から消去する、または、記憶部49に記憶されて
いる複数の識別データR(1)乃至R(3)を一括消去
することによって、紛失したリモコン用送信機41
(1)の識別データR(1)を記憶部49から消去する
ようにして、その求めに応じている。
【0019】そして、前記2つの方法を、受信機42側
の設定スイッチ50のスイッチ50(1)を閉じたり、
スイッチ50(1)、50(2)を所定の手順で操作す
ることにより選択している。
【0020】ところで、前記既知のキーレスエントリー
装置は、記憶部49のどの記憶領域にどのような識別デ
ータが記憶されているかが判らないことから、記憶部4
9からリモコン用送信機41(1)の識別データR
(1)を消去する場合、記憶部49の全ての記憶領域に
記憶されている識別データR(1)乃至R(3)に対
し、識別データR(1)を除いた他のリモコン用送信機
41(2)乃至41(3)の識別データR(2)乃至R
(3)を上書きすることによって消去しなければならな
い。
【0021】そして、リモコン用送信機41(1)を紛
失し、そのリモコン用送信機41(1)の識別データR
(1)を記憶部49から消去した後で、紛失したリモコ
ン用送信機41(1)が見つかったときは、そのリモコ
ン用送信機41(1)を再使用できるようにするため、
再度、記憶部49にリモコン用送信機41(1)の識別
データR(1)を書込む必要がある。
【0022】このような場合、前記既知のキーレスエン
トリー装置は、消去した識別データR(1)を再度記憶
部49に書込む場合においても、リモコン用送信機41
(1)の識別データR(1)の書込みであるにも係わら
ず、リモコン用送信機41(1)を含む全部のリモコン
用送信機41(1)乃至41(3)の識別データR
(1)乃至R(3)の書込みを行う必要がある。さら
に、前記既知のキーレスエントリー装置は、記憶部49
から全部のリモコン用送信機41(1)乃至41(3)
の識別データR(1)乃至R(3)を一括消去した場
合、再度、受信機42でキーレスエントリー動作を可能
にするためには、やはり、リモコン用送信機41(1)
を含む全部のリモコン用送信機41(1)乃至41
(3)の識別データR(1)乃至R(3)の書込みを行
う必要がある。
【0023】このように、前記既知のキーレスエントリ
ー装置は、紛失したリモコン用送信機41(1)を使用
できなくした後で、この送信機41(1)が見つかった
場合に、再度使用できるようにするために、全部のリモ
コン用送信機41(1)乃至41(3)の識別データR
(1)乃至R(3)の再書込みを行うという煩雑な操作
を必要とするという問題を有している。
【0024】また、前記既知のキーレスエントリー装置
は、設定スイッチ50を特別に設置する必要があり、コ
ストが高くなるという問題があるとともに、自動車の正
規の使用者でない者でも、設定スイッチ50の操作方法
を知っていれば、簡単に操作できるために、例えばいた
ずらに識別データを消去されて、自動車の正規の使用者
が携帯するリモコン用送信機を操作しても、受信機42
が制御信号を受け付けないために、自動車の設備機器を
制御動作させるできないという事態に陥ることが考えら
れる。これは、通常、操作方法が全ての自動車に共通に
定められているからである。また、消去モードに設定す
るために書込みモード設定の手順に加えて別の手順を行
う必要があり、全体の操作手順が複雑になるという問題
がある。
【0025】本発明は、かかる問題点をも解決するもの
で、その目的は、紛失した送信機の不正使用を防ぎ、紛
失した送信機が見つかったとき簡単な操作によってその
送信機の使用を可能にする通信装置を提供することにあ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による通信装置は、受信機側の信号処理部の
動作モードを、制御信号を出力する通常モードから、制
御信号の出力を停止する制御信号出力停止モードに変更
するモード制御部を備える構成とした。
【0027】このような手段を採用すれば、1つ以上の
送信機の中の1つを紛失した際に、受信機側の信号処理
部の動作モードを通常モードから制御信号出力停止モー
ドに設定することにより、紛失した送信機が使用できな
くなり、紛失した送信機の悪用を防ぐことができる。
【0028】また、前記目的を達成するために、本発明
による通信装置は、動作モードの設定において、単一の
操作手順後の所定期間内の伝送コード受信の有無により
動作モードを選択するモード設定手段を設けた。
【0029】このような手段を採用すれば、信号処理部
の動作モードを、通常モードからIDコード書込みモー
ドに設定するとき、通常モードから制御信号出力停止モ
ードに設定するとき、制御信号出力停止モードから通常
モードに設定するときのいずれにおいても、主な操作手
順が共通であり、それ以外の操作手順が設定別に僅かに
異なるだけであるので、ユーザー側において操作手順を
覚え易く、紛失した送信機が見つかったときも、簡単な
操作手順により再使用を可能にできる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、通
信装置は、少なくとも固有のIDコードを含む伝送コー
ドを送信する送信機と、受信したIDコードを書込み可
能な記憶部、受信したIDコードと記憶部に書込まれて
いるIDコードとを比較し、それらが一致したときに被
制御部に対して制御信号を発生する信号処理部、信号処
理部の動作モードを、制御信号を出力する通常モードか
ら、制御信号の出力を停止する制御信号出力停止モード
に切替えるモード制御部を有する受信機とを具備するも
のである。
【0031】また、本発明の他の実施の形態において、
通信装置は、少なくとも固有のIDコードを含む伝送コ
ードを送信する送信機と、受信したIDコードを書き込
み可能な記憶部と、受信したIDコードと記憶部に含ま
れているIDコードとを比較し、それらが一致したとき
に被制御部に対して制御信号を発生する通常モード、及
び受信したIDコードを記憶部に書き込むIDコード書
込みモードに動作モードを切替え可能な信号処理部を有
する受信機とを備える通信装置において、信号処理部
は、通常モード及びIDコード書込みモード以外の少な
くとも1つの第3動作モードを有するとともに、単一の
操作手順後の所定期間内の伝送コード受信の有無によ
り、通常モードから前記IDコード書込みモードあるい
は第3動作モードへ、自動的に動作を選択して切替える
モード設定手段を設けた。
【0032】この場合、発明の実施の形態の1つは、第
3モードが、信号処理部が被制御部に対して制御信号を
出力しない機能停止モードである。
【0033】更なる発明の実施の形態の1つは、単一の
操作手順が、受信した規定の伝送コード及び供給される
外部印加情報所定の組み合わせ手順である。
【0034】また、更なる発明の実施の形態の1つは、
外部印加情報が、自動車のイグニッションキーの操作に
よって得られる情報である。
【0035】また、さらに、発明の実施の形態の1つ
は、受信機がタイマーを有し、前記所定期間は、単一の
操作手順後に計時を開始する前記タイマーがタイムアッ
プするまでの期間、または、前記外部印加情報に所定の
信号変化が発生するまでの期間である。
【0036】本発明の実施の形態によれば、1つ以上の
送信機の中の1つを紛失した際に、受信機側の信号処理
部の動作モードを通常モードから制御信号出力停止モー
ドに設定するようにすれば、紛失した送信機の使用がで
きなくなり、紛失した送信機の悪用を防げるとともに、
自動車の正規の使用者でない第三者によって制御信号出
力停止モードに設定される等のいたずらを防げる。
【0037】また、本発明の実施の形態によれば、信号
処理部の動作モードを、モード制御部によって変更す
る、即ち、通常モードからIDコード書込みモードに設
定するとき、制御信号出力停止モードから通常モードに
設定するときのそれぞれにおいて、主な操作手順が単一
なるように決められており、主な操作手順後のコード
受信の有り無しが異なっているだけであるので、ユーザ
ー側でこれらの設定を行う場合に、操作手順が単一であ
るために覚えやすく、間違った操作手順で設定が行われ
ることが極めて少なくなる。
【0038】さらに、本発明の実施の形態によれば、紛
失した送信機が見つかった場合に、制御信号出力停止モ
ードの解除を簡単な操作手順で行うことにより、再使用
が可能になる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0040】図1は、本発明に係わる通信装置の送信機
の一実施例を示すブロック構成図、図2は、本発明に係
わる通信装置の受信機の一実施例を示すブロック構成図
であって、通信装置がキーレスエントリー装置である例
を示すものである。
【0041】図1及び図2に示されるように、本実施例
のキーレスエントリー装置は、少なくとも1個のリモコ
ン用送信機(1つだけを図示しており、全部が同じ構成
のものである)1と、自動車内に設置される1台の受信
機2とからなっている。
【0042】そして、リモコン用送信機1は、送信スイ
ッチ部3と、カウント部4と、カウント数記憶部5と、
可変コード変換部6と、機能コード変換部7と、IDコ
ード記憶部8と、伝送コード変換部9と、送信部10
と、送信アンテナ11とを備えており、それらは図1に
図示されるように相互接続されている。
【0043】この場合、送信スイッチ部3は、自動車の
被制御部の制御、例えば、ドアの施錠/解錠、トランク
の開閉等を行わせる各種のスイッチ情報を発生し、カウ
ント部4は、後述する送信部10の送信動作をカウント
する。カウント数記憶部5は、カウント部4のカウント
値を記憶し、可変コード変換部6は、送信スイッチ3か
らスイッチ情報を受け取る度毎に、カウント数記憶部5
からカウント値を呼び出し、カウント値に応じた異なる
値の数値コードを出力する。機能コード変換部7は、送
信スイッチ部3から出力されるスイッチ情報を情報内容
に対応した機能コードに変換し、IDコード記憶部8
は、リモコン用送信機1に固有のIDコードを記憶して
いる。伝送コード変換部9は、先頭コード、固定コー
ド、IDコード、機能コード、可変コード、終了コード
からなる伝送コードを形成し、送信部10は、送信コー
ド変換部9で得られた伝送コードを送信信号の形に変換
し、この送信信号を送信アンテナ11を介して送信する
ものである。
【0044】ここで、固定コードは例えばメーカーや車
種を区別するためのコードであり、IDコードは送信機
1に固有のコードであり、機能コードは例えばドアの施
錠、解錠のそれぞれに固有のコードである。また、可変
コードは送信毎及び受信毎に更新されるコードである。
【0045】また、受信機2は、受信アンテナ12と、
受信部13と、信号処理部14と、IDコード記憶部1
5と、可変コード記憶部16と、機能コード記憶部17
と、モード制御部18と、制御機能停止記憶部19とを
備えており、それらは図2に図示されるように相互接続
されている。ここで、信号処理部14及びモード制御部
18は、中央制御部(CPU)を構成しており、IDコ
ード記憶部15、可変コード記憶部16、機能コード記
憶部17及び制御機能停止記憶部19は、電気的に書込
み/読出し可能なメモリ(EEPROM)を構成してい
る。
【0046】この場合、受信部13は、受信アンテナ1
2で検知された送信信号を受信し、伝送コードを再生
し、信号処理部14は、伝送コード中のIDコードとI
Dコード記憶部15に記憶されているIDコード、伝送
コード中の可変コード(数値コード)と可変コード記憶
部16に記憶されている可変コード(数値コード)とを
比較し、これらが一定の範囲内で一致しているときに、
伝送コード中の機能コードと機能コード記憶部17に記
憶されている機能コードとを照合し、機能コードに対応
した制御信号を自動車の被制御部(図示なし)に供給す
る。モード制御部18は、タイマー20や自動車のイグ
ニッションキー21に接続され、以下に詳しく述べるよ
うに、入力信号が所定の条件を満たしているときに、信
号処理部14の動作モードを、通常モード、IDコード
書込みモード、制御信号出力停止モードのいずれかに設
定する。前述の一連の動作は、動作モードが通常モード
に設定されている場合であり、信号処理部14は機能コ
ードに対応する制御信号を発生して自動車の被制御部
(図示なし)に供給し、動作モードがIDコード書込み
モードに設定されている際には伝送コードの中のIDコ
ードをIDコード記憶部15に書込む。制御機能停止記
憶部19は、モード制御部18から供給される制御機能
停止コードが書込まれたときに、信号処理部14の動作
モードを、何等の制御信号をも発生しない制御信号出力
停止モードに保持させるように働く。
【0047】図1及び図2に図示のキーレスエントリー
装置において、信号処理部14の動作モードが通常モー
ドに設定されている場合の動作は、次のとおりである。
【0048】リモコン用送信機1側において、送信スイ
ッチ3、具体的には送信スイッチ3の中の制御したい被
制御部、例えばドアに対応するスイッチが操作される
と、スイッチ情報が可変コード変換部6と機能コード変
換部7に供給される。可変コード変換部6は、読み出し
た更新カウント値に対応して前に出力した数値コードと
異なる値の数値(可変)コードを出力し、送信コード変
換部9に供給する。なお、可変コード変換部6における
更新カウント値に対応した数値コードの変更は、一定の
数値法則にしたがった変更であっても、ランダムな変更
であってもよい。機能コード変換部7は、供給されるス
イッチ情報の種別に対応した機能コード、例えばドアの
施錠/解錠を行わせるコードに変換し、送信コード変換
部9に供給する。このとき、IDコード記憶部8も、記
憶されているこのリモコン用送信機1に固有のIDコー
ドを出力し、送信コード変換部9に供給する。送信コー
ド変換部9は、供給されたIDコード、機能コード、数
値(可変)コードに先頭コードと終了コードを組み合わ
せた伝送コードを形成し、送信部10に供給する。送信
部10は、供給された伝送コードを無線周波数(RF)
信号に載せ、送信アンテナ11から送信信号として送信
される。
【0049】カウント部4は、供給されたスイッチ情報
に応答してカウント数記憶部5に記憶されている以前の
カウント値を読み出してそのカウント値を1つだけ更新
し、カウント数記憶部5を更新カウント値に書替える。
【0050】受信機2において、リモコン用送信機1の
送信信号が受信アンテナ12を介して受信部13で受信
されると、受信部13は、伝送コードを再生した後、増
幅及び波形整形し、信号処理部14に供給する。信号処
理部14は、供給された伝送コードの中のIDコードと
IDコード記憶部15に記憶されているIDコードとを
比較し、それらが一致した場合に、供給された伝送コー
ドの中の数値(可変)コードと可変コード記憶部16に
記憶されている数値(可変)コードとを比較する。それ
らが一定の範囲内で一致している場合に、供給された伝
送コードの中の機能コードと機能コード記憶部17に記
憶されている各種の機能コードとを比較し、各種の機能
コードの中に供給された機能コードと一致するものがあ
った場合に、その種別に対応した制御信号、例えばドア
の施錠/解錠を行う制御信号を発生し、この制御信号を
ドア制御部(図示なし)に供給する。これにより、自動
車のドアは、施錠されていたときに解錠が行われ、解錠
されていたときに施錠が行われる。また、モードの如何
に係わらず、伝送コードに含まれる可変コードを可変コ
ード記憶部16に書き込む。
【0051】なお、信号処理部14において、IDコー
ド、数値(可変)コード、機能コードをそれぞれ比較し
た際に、それらのコードのいずれかが一致または略一致
範囲であると判断されなかったとき、処理は中断され
る。
【0052】次いで、図3は、本実施例のキーレスエン
トリー装置において、信号処理部14の動作モードがI
Dコード書込みモードに設定され、そのときにIDコー
ド記憶部15にIDコードの書込みが行われる場合の操
作手順の一例を示す動作説明図である。
【0053】ここで、図3を用い、本実施例のキーレス
エントリー装置を、規定の伝送コード及び外部印加情報
の所定の供給状態に応答して通常モードからIDコード
書込みモードに設定し、その後に、IDコードの書込み
を行う場合の操作手順について説明する。なお、このよ
うな操作は、複数のリモコン用送信機1の中の1つを紛
失したとき、その紛失したリモコン用送信機1の固有の
IDコードを除いた残りのリモコン用送信機1の固有の
IDコードを受信機2のIDコード記憶部15に再書込
みする場合等に実行される。
【0054】最初に、信号処理部14の動作モードを、
通常モードからIDコード書込みモードに設定する場合
は、次のような手順で行われる。
【0055】まず、自動車のイグニッションキー21を
アクセサリ(ACC)位置(図3にはOFFで示してい
る)からオン(ON)位置(図3にはONで示してい
る)に切替えてON信号をモード制御部18に供給す
る。このON信号の供給期間、ON信号の供給が開始さ
れてから時間T1が経た後に、残存するリモコン用送信
機1の送信スイッチ3の中のロック(LOCK)、アン
ロック(UNLOCK)、パニックオフ(PANIC−
OFF)のいずれかのスイッチを操作し、その操作に伴
って得られるIDコードを含んだ伝送コードに変換して
リモコン用送信機1から送信し、受信機2側では、受信
した伝送コードの中のIDコード(図3中のa)をモー
ド制御部18に供給する。そして、IDコードの供給が
停止されてから時間T2以内に、イグニッションキー2
1をON位置からACC位置に切替え、ON信号の供給
を停止させて最初の状態に戻り、第1の動作サイクルが
終了する。
【0056】かかる第1の動作サイクルの後、ON信号
の供給が停止されてから時間T3以内に、再び、イグニ
ッションキー21をACC位置からON位置に切替えて
ON信号をモード制御部18に供給する。このON信号
の供給期間にも、ON信号の供給が開始されてから時間
T1以内に、リモコン用送信機1の送信スイッチ3の中
のスイッチのうち第1の動作サイクルで操作したスイッ
チを操作し、その操作に伴って得られるIDコード(図
3中のb)をリモコン用送信機1から送信し、受信した
機能コードをモード制御部18に供給する。その後、I
Dコードの供給が停止されてから時間T2以内に、イグ
ニッションキー21をON位置からACC位置に切替
え、ON信号の供給を停止させて再び最初の状態に戻
り、第2の動作サイクルが終了する。
【0057】かかる第2の動作サイクルの後、ON信号
の供給が停止されてから時間T3以内に、再び、イグニ
ッションキー21をACC位置からON位置に切替えて
ON信号をモード制御部18に供給すると、第3の動作
サイクルが開始される。この第3の動作サイクルも、第
1及び第2の動作サイクルと全く同じであるので、途中
の操作経緯を省略するが、イグニッションキー21をO
N位置からACC位置に切替え、ON信号の供給を停止
させて再び最初の状態に戻ることによって、第3の動作
サイクルが終了する。
【0058】かかる第3の動作サイクルの後、ON信号
の供給が停止されてから時間T3以内に、再び、イグニ
ッションキー21をACC位置からON位置に切替えて
ON信号をモード制御部18に供給すると、第4の動作
サイクルが開始される。この第4の動作サイクル時に
は、ON信号の供給が開始されてから時間T1以内に、
受信したIDコードをモード制御部18に供給するまで
は第1乃至第3の動作サイクルと同じであるが、IDコ
ードの供給が停止されてから時間T4が経たときに、信
号処理部21の動作モードがモード設定状態に設定され
る。モード設定状態に設定されると、モード制御部18
は、信号処理部14を付勢し、信号処理部14からドア
をロックする制御信号とドアをアンロックする制御信号
とを時間T5の期間内に相次いで出力させ、それによっ
てドアのロック錠を働かせ、信号処理部14がモード設
定状態に設定されたことを知らせる。前述の場合、図3
中のIDコードa乃至cは同一のコード、即ち、1つの
リモコン用送信機1から送信された伝送コードによる。
【0059】次に、モード設定状態に設定されてから時
間T6以内に、残存する第1のリモコン用送信機1の操
作によってIDコード記憶部15に書込むための第1の
IDコードを含んだ伝送コードを送信し、受信機2で伝
送コードが受信された際に、モード制御部18にこの伝
送コードとイグニッションキー21からのON信号が同
時に供給されると、モード制御部18は、信号処理部1
4をIDコード書込みモードに設定し、伝送コードの供
給が停止してから時間T4が経た後に、信号処理部14
を付勢し、信号処理部14から伝送コードの中の第1の
IDコードをIDコード記憶部15に供給して、IDコ
ード記憶部15への第1のIDコードの書込みを行い、
これと同時に、信号処理部14からドアをロックする制
御信号とドアをアンロックする制御信号とを時間T5の
期間内に相次いで出力させ、それによってドアのロック
錠を働かせることにより、IDコードがIDコード記憶
部15に書込まれたことを知ることができる。
【0060】そして、信号処理部14からドアをロック
する制御信号とドアをアンロックする制御信号の出力が
停止してから、再度、残存する第2のリモコン用送信機
1の操作によってIDコード記憶部15に書込むための
第2のIDコードを含んだ伝送コードを送信し、受信機
2でこの伝送コードが受信された際に、モード制御部1
8にこの伝送コードとイグニッションキー21からのO
N信号が同時に供給されると、モード制御部18は、
送コードの供給が停止してから時間T4が経た後に、信
号処理部14を付勢し、信号処理部14から伝送コード
の中の第2のIDコードをIDコード記憶部15に供給
して、IDコード記憶部15への第2のIDコードの書
込みを行い、これと同時に、信号処理部14からドアを
ロックする制御信号とドアをアンロックする制御信号と
を時間T5の期間内に相次いで出力させ、それによって
ドアのロック錠を働かせることにより、第2のIDコー
ドがIDコード記憶部15に書込まれたことを知ること
ができる。
【0061】以下、さらに残存する第3のリモコン用送
信機1の第3のIDコードの書込みを行う場合は、前の
2つの操作手順と同じ操作手順を実行すれば、第3のI
DコードがIDコード記憶部15に書込まれ、その書込
みが終わったことをドアのロック錠の動作によって知る
ことができる。
【0062】ところで、前述のようなIDコードの書込
みを行うための操作手順は、信号処理部14の動作モー
ドがモード設定状態に設定されてから時間T6を経過す
るまでの期間内、または、イグニッションキー21がO
NからACCに切替えられ、ON信号の供給が停止する
までの期間内に行わねばならないもので、これらの期間
内であれば、図3に図示されているように、2つのID
コードの書込みを行う場合に留まらず、3つまたはそれ
以上のIDコードの書込みを行うことができるものであ
る。
【0063】そして、これらの期間が経過した後におい
ては、モード制御部18の制御により、信号処理部14
の動作モードが通常モードに戻るものである。
【0064】これら一連の操作手順において、時間T
1、T2、T3は、いずれも、30±10ミリ秒から5
±0.5秒の間に選ばれ、時間T4は、30±10ミリ
秒、時間T5は、0.6±0.1秒、時間T6は、10
±1秒以内にそれぞれ選ばれるが、これらの時間は適宜
変更可能なものである。また、これらの時間T1乃至T
6の測定は、いずれもタイマー20によって行われる。
【0065】さらに、図4は、本実施例のキーレスエン
トリー装置において、信号処理部14の動作モードを制
御信号出力停止モードに設定する場合の操作手順の一例
を示す動作説明図である。
【0066】ここで、図4を用い、本実施例のキーレス
エントリー装置を、通常モードから制御信号出力停止モ
ードに設定する場合の操作手順について説明する。
【0067】図4に示されるように、この操作手順にお
いて、信号処理部14の動作モードを、通常モードから
モード設定状態に設定するまでの操作手順は全く同じで
あって、前述の第1の動作サイクル、第2の動作サイク
ル、第3の動作サイクル、第4の動作サイクルを順次経
ることによって、信号処理部14の動作モードがモード
設定状態に設定される。
【0068】そして、信号処理部14の動作モードがモ
ード設定状態に設定された後、IDコード記憶部15に
IDコードの書込みを行うときのように、リモコン用送
信機1からIDコードを含んだ伝送コードの送信を行わ
ず、即ち、モード制御部18にイグニッションキー21
からのON信号のみを供給した状態にしたままで、モー
ド設定状態に設定されてから時間T6が経過するか、ま
たは時間T6以内にイグニッションキー21をOFFに
してOFF信号をモード制御部18に供給すると、モー
ド制御部18から制御機能停止コードが制御機能停止記
憶部19に供給され、制御機能停止記憶部19が制御機
能停止コードの書込みを行うことによって、信号処理部
14の動作モードが制御信号出力停止モードに設定され
る。
【0069】かかる一連の操作手順においても、時間T
1、T2、T3は、いずれも、30±10ミリ秒から5
±0.5秒の間に選ばれ、時間T4は、30±10ミリ
秒、時間T5は、0.6±0.1秒、時間T6は、10
±1秒以内にそれぞれ選ばれるものである。なお、制御
信号出力停止モードにおいては、EEPROMのIDコ
ード記憶部15に記憶されていたIDコードは依然とし
て保持されている。
【0070】ところで、信号処理部14の動作モードが
制御信号出力停止モードに設定された場合においても、
リモコン用送信機1から伝送コードが送信される度毎
に、伝送コードの中の数値(可変)コードは更新され続
け、受信機2側でも、伝送コードの受信が行われる度毎
に、その伝送コードの中の数値(可変)コードと比較さ
れる可変コード記憶部16に記憶される数値(可変)コ
ードも更新される。この理由は、信号処理部14の動作
モードが制御信号出力停止モードに設定されている場合
においても、紛失したリモコン用送信機1の他に、複数
個のリモコン用送信機1があって、それぞれ携帯者が異
なる場合、信号処理部14の動作モードが制御信号出力
停止モードに設定されていることを知らないリモコン用
送信機1の携帯者が自己のリモコン用送信機1を操作し
続けると、そのリモコン用送信機1側の数値(可変)コ
ードだけが順次変更されるためである。一方、信号処理
部14の動作モードが制御信号出力停止モードに設定さ
れている場合に、受信機2側の可変コード記憶部16に
記憶される数値(可変)コードの更新を停止させたとす
ると、リモコン用送信機1側の数値(可変)コードとこ
の記憶される数値(可変)コードの差が許容範囲を超え
てしまい、信号処理部14の動作モードを通常モードに
復帰設定した場合に、そのリモコン用送信機1からの伝
送コードを受け付けることができなくなるためである。
【0071】なお、本実施例において、信号処理部14
の動作モードが制御信号出力停止モードに設定された場
合、それを通常モードの設定に復活させる1つの方法
は、図4に示された操作手順、即ち、信号処理部14の
動作モードを制御信号出力停止モードに設定する操作手
順を実行し、その後に、信号処理部14の動作モードが
IDコード書込みモードに設定されてから時間T6が経
過すれば、モード制御部18から制御機能停止コードを
消去するコードが制御機能停止記憶部19に供給され、
制御機能停止記憶部19に書込まれている制御機能停止
コードが消去されることによって、信号処理部14の動
作モードが制御信号出力停止モードから通常モードに復
活設定されるものである。この方法は、紛失したリモコ
ン用送信機が見つかったとき、新たなIDコードの登録
をすることなく使用を再開できるので有用である。
【0072】また、通常モードの設定に復活させる他の
方法は、信号処理部14の動作モードがIDコード書込
みモードに設定されてからIDコード記憶部15に1つ
以上の新たなIDコードの書込みを行い、その後で、I
Dコード書込みモードを終了すると、前述のように、信
号処理部14の動作モードを通常モードに復活設定され
るものである。この方法は、紛失したリモコン用送信機
が見つからなかったとき、紛失したリモコン用送信機の
IDコードを除く他のリモコン用送信機のIDコードを
新たに登録し直す場合に適用される。この場合、IDコ
ード記憶部15に既に記憶されている全てのIDコード
が書替えられることを、通常モードへの復活の条件にす
ると、第三者による紛失したリモコン用送信機の使用を
確実に防止できる。
【0073】以上、本発明の通信装置の信号処理部14
について各動作モード時の動作について説明したが、次
に、本発明の通信装置にける全体の動作を、図6乃至図
10に示されるフローチャートを用いて説明する。
【0074】ただし、前述の説明においては、信号処理
部14がIDコードをEEPROMから呼び出すものと
したが、このフローチャートにおいては、EEPROM
から一旦RAMのメモリ領域に移し、信号処理部14は
RAMからIDコードを呼び出すように構成している。
また、説明を簡単にするために、可変コードの比較処理
については簡略に説明している。
【0075】フローチャートの中のRAM−X及びRA
M−Yは、RAM中の受信バッファで受信信号の伝送コ
ードを一時的に記憶する記憶部であり、最初に受信した
伝送コードはRAM−Xに、次に受信した伝送コードは
RAM−Yに記憶され、以降に受信される伝送コードは
RAM−X、RAM−Yの順番で書替えられる。RAM
−Z1、RAM−Z2、RAM−Z3はEEPROMに
記憶されているIDコードを一時的に格納するRAMの
中の記憶部である。RAM−QはEEPROMの制御機
能停止記憶部19に記憶されている制御機能停止コード
を一時的に記憶するRAMの中の記憶部である。
【0076】まず、図6に示されるように、ステップ1
00は、初期設定(イニシャライズ)のステップであ
り、RAMの中のRAM−X、RAM−Yはクリアさ
れ、RAM−Z1、RAM−Z2、RAM−Z3にはE
EPROMのIDコード記憶部15に記憶されているI
Dコードが書き込まれ、RAM−QにはEEPROMの
制御機能停止記憶部19に記憶されている制御機能停止
コードが書き込まれている。ここで、制御機能停止コー
ドは、1ならば制御信号出力停止モードに、0ならば通
常モードであると取り決められている。フラッグ1は、
イグニッションキー21のON信号によって0または1
に交互に変更され、nは同一の信号を受信する度に累進
するカタウンであり、どちらもこの段階では0にリセッ
トされる。
【0077】また、ステップ101において、イグニッ
ションキー21のON信号が入力されたかがチェックさ
れ、そのチェックの結果、YESであればステップ20
1以降の「モード設定」進み、NOであれば、ステップ
102乃至ステップ111からなる受信コードの処理ル
ーチンに進む。受信コードの処理ルーチンは、受信コー
ドの中のIDコードをRAM−Z1、RAM−Z2、R
AM−Z3の書き込み内容と比較し、更に可変コードを
確認し、また、機能コードを判定して、受信コードが規
定の条件を満足すると、EEPROMの可変コードを受
信コードの中の可変コードに書き替え、最後に、制御信
号を出力させるものであるが、ステップ110におい
て、RAM−Qに書き込まれている制御機能停止コード
が1か否かを、つまり制御信号出力停止モードであるか
否かを判定し、制御信号出力停止モードのときは制御信
号を出力しないでルーチンを終了する。
【0078】次に、図7及び図8に示されるように、ス
テップ201からの「モード設定」ルーチンは、IDコ
ード書き込みモードもしくは制御信号出力停止モードの
設定または解除が可能なモード設定状態に設定するまで
の動作過程を示すもので、モード設定状態に設定された
後は、条件の差によってそれぞれのモードに設定され
る。このルーチンにおいては、ステップ202からステ
ップ230までで、イグニッションキー21のON、O
FFとコードの受信とが規定通りに行われたか否かをチ
ェックし、ステップ233でドアの施錠/解錠信号を出
力し、その後、タイマーtmCHK2によって10秒間
(図3のT6)を設定する。そして、イグニッションキ
ー21からの信号とコード受信の有無を監視する状態の
モード設定状態になる。このルーチンでは、受信コード
が規定された通りのコードであるか否かについて、例え
ば伝送コードの総ビット長や、前述の固定コード等によ
って判断する。イグニッションキー21からの信号入
力、コード受信のタイミングは、タイマーtmCHK2
によって図3に示されている規定時間内に行われたかを
計測し、連続する受信コードが同一のものであるか否か
については、コード受信毎にフラッグ1を変更して受信
コードをRAM−XとRAM−Yに仕分けて記録し、そ
れらを比較することによって判定している。受信コード
の受信回数については、カウンタnでカウントしてい
る。モード設定状態において、イグニッションキー21
からの信号と伝送コードの受信の有無によって、IDコ
ード書込みモードもしくは制御信号出力停止モード変更
のいずれかのルーチンに接続される。
【0079】ここで、図8及び図9に示されるように、
ステップ300からはIDコード書き込みモードにおけ
る書き込みの手順であり、モード設定状態において、伝
送コードを受信すると、受信した伝送コードの中のID
コードをEEPROMの中のIDコード記憶部15に記
憶するものである。タイマーtmCHK1は、図3中の
規定時間T4、T5を計測する。RAM−Rは、新たに
書き込まれる複数のIDコードのEEPROMのアドレ
スを指定するためのものである。このルーチンの最後、
ステップ321で、EEPROMの制御機能停止記憶部
19に制御機能停止コードとして0、即ち制御信号出力
停止モードを解除し、通常モードに変更するコードが記
憶される。
【0080】また、モード設定状態において、ステップ
236で、イグニッションキー21からの信号がOFF
信号になると、及び、ステップ238で、タイマーtm
CHK2が設定した10秒が経過したときは、ステップ
400のルーチン「制御信号出力停止モードの変更」に
進む。
【0081】図8及び図10に示されるように、制御
号出力停止モードの変更は、ステップ401で、RAM
−Qの制御機能停止コード、即ちEEPROMの制御機
能停止記憶部19に記憶されている制御機能停止コード
が0、あるいは1のいずれかであるかをチェックし、ス
テップ402乃至ステップ405で、制御機能停止コー
ドの逆のコードに変更するように行われる。つまり、本
実施例においては、単一の(同じ)操作手順を実行し
つ所定期間内に規定の伝送コードが受信されなければ、
制御信号出力停止モードの設定と解除が行われるという
ことになる。
【0082】なお、本実施例においては、制御信号出力
停止モードから通常モードに変更する1つの方法とし
て、通常モードから制御信号出力停止モードに変更する
のと同一の手順を採用する方法を説明したが、この方法
では、時間T6が基本的にIDコードの書き込みが余裕
を持ってできるように長めに設定してあるので、時間T
6が経過する前に誤ってリモコン用送信機1を操作して
伝送コードを送信してしまい、IDコード書き込みモー
ドに設定されてしまうことが考えられるので、以下に述
べるような方法を採用してもよい。
【0083】即ち、制御信号出力停止モードにおいて、
モード設定状態に設定されたときは、時間T6と、時間
T6よりも短い時間T7を設定し、時間T7以上T6未
満の期間にIDコードを受信したときには、IDコード
の書き込みを行わず、制御信号出力停止モードから通常
モードに変更するようにする。このようにすれば、前述
のような危惧が少なくなる。
【0084】本実施例においては、信号処理部14の動
作モードの変更時、具体的には、通常モードからIDコ
ード書込みモードに設定する場合、同じく、通常モード
から制御信号出力停止モードに設定する場合、制御信号
出力停止モードから通常モードに復活設定する場合のそ
れぞれにおいて、第1乃至第4の動作サイクルからなる
4回の同じ動作サイクルを経る場合を例に挙げて説明し
たが、本発明における動作サイクルの繰返し回数は4回
に限られるものではなく、3回または5回であってもよ
い。
【0085】
【0086】この場合、リモコン用送信機1からのスイ
ッチ情報の併用時には、受信機2に登録されているリモ
コン用送信機1の正規のユーザーだけが信号処理部14
の動作モードを制御信号出力停止モードに設定すること
ができる利点がある。
【0087】本実施例では、被制御部の全てに対して制
御信号出力停止モードを適用するとして説明したが、被
制御部の一部についてのみ適用するようにしても良い。
例えば、ドアの施錠、解錠には適用し、セキュリテイに
は適用しないとか、あるいはオートロック、ピープ音等
のみを機能停止することも可能である。
【0088】さらに、本実施例においては、通信装置が
キーレスエントリー装置である場合を例に挙げて説明し
たが、本発明による通信装置はキーレスエントリー装置
に限られるものではなく、キーレスエントリー装置に類
似の他の通信装置であってもよいことは勿論である。
【0089】このように、本実施例によれば、1つ以上
のリモコン用送信機1の中の1つのリモコン用送信機1
を紛失した場合、受信機2側の信号処理部14の動作モ
ードを、通常モードから制御信号出力停止モードに設定
することができるので、以後、紛失したリモコン用送信
機1を用いた操作を行うことができなくなり、紛失した
リモコン用送信機1の悪用を防止できるとともに、自動
車の正規の使用者でない第三者によって制御信号出力停
止モードに設定される等のいたずらを防げる。
【0090】また、本実施例によれば、信号処理部14
の動作モードを変更するとき、即ち、通常モードからI
Dコード書込みモードに設定するとき、通常モードから
制御信号出力停止モードに設定するとき、制御信号出力
停止モードから通常モードに復活設定するときのそれぞ
れにおいて、同じ動作サイクルを複数回繰返す操作手順
が主であって、その操作手順を経た後の僅かな操作手順
が異なっているだけであるので、ユーザーにとってそれ
ぞれの設定を行う際の操作手順を簡単に覚えることがで
きる。
【0091】さらに、本実施例によれば、紛失したリモ
コン用送信機1が見つかった場合に、そのリモコン用送
信機1のIDコードを簡単な操作手順によって受信機2
側のIDコード記憶部15に再書込みを行うことができ
る。
【0092】この他に、本実施例によれば、信号処理部
14の動作モードを制御信号出力停止モードから通常モ
ードに復活設定する際に、IDコード記憶部15に新た
なIDコードの書込みを行うようにすればよく、通信装
置自体のセキュリテイを向上させることができる。
【0093】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、1つ以
上の送信機の中の1つの送信機を紛失したような場合、
受信機側の信号処理部の動作モードを、通常モードから
制御信号出力停止モードに設定することができるので、
以後、紛失した送信機を用いた操作ができなくなり、紛
失した送信機の悪用が防止できるとともに、自動車の正
規の使用者でない第三者によって制御信号出力停止モー
ドに設定される等のいたずらを防げるという効果があ
る。
【0094】また、本発明によれば、信号処理部の動作
モードを、通常モードからIDコード書込みモードに設
定するとき、通常モードから制御信号出力停止モードに
設定するとき、制御信号出力停止モードから通常モード
に復活設定するときのそれぞれにおいて、主として同じ
動作サイクルを複数回繰返す操作手順からなり、その同
じ操作手順を経た後の僅かな操作手順を異にしているだ
けであるので、ユーザーにとってそれぞれの設定を行う
際の操作手順が簡単に覚えられるという効果がある。
【0095】さらに、本発明によれば、紛失した送信機
が見つかった場合に、受信機側の信号制御部の動作モー
ドを、簡単な操作手順で、通常モードからIDコード書
込みモードに設定し、紛失した送信機のIDコードを受
信機側の記憶部に再書込みを行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置におけるリモコン用送信機の
一実施例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の通信装置における受信機の一実施例を
示すブロック構成図である。
【図3】図2に図示された受信機において、信号制御部
の動作モードをIDコード書込みモードに設定する操作
手順を示す動作説明図である。
【図4】図2に図示された受信機において、信号制御部
の動作モードを制御信号出力停止モードに設定する操作
手順を示す動作説明図である。
【図5】従来のキーレスエントリー装置の構成の一例を
示す概略構成図である。
【図6】本発明の通信装置の全体の動作過程の一部を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の通信装置の全体の動作過程の他の一部
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の通信装置の全体の動作過程の他の一部
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の通信装置の全体の動作過程の他の一部
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の通信装置の全体の動作過程の他の一
部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リモコン用送信機 2 受信機 3 送信スイッチ 4 カウント部 5 カウント数記憶部 6 可変コード変換部 7 機能コード変換部 8 IDコード記憶部 9 伝送コード変換部 10 送信部 11 送信アンテナ 12 受信アンテナ 13 受信部 14 信号処理部 15 IDコード記憶部 16 可変コード記憶部 17 機能コード記憶部 18 モード制御部 19 制御機能停止記憶部 20 タイマー 21 イグニッションキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 優 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも固有のIDコードを含む伝送
    コードを送信する送信機と、送信機が送信した伝送コー
    ドを受信する受信部、受信したIDコードを書き込み可
    能な記憶部、受信した前記伝送コードからIDコードを
    抽出し、前記IDコードと前記記憶部に記憶されたID
    コードとを比較し、それらが一致したときに制御信号を
    被制御部に出力する信号処理部を有する受信機とを備え
    る通信装置であって、前記信号処理部は、動作モードと
    して、前記IDコードと前記記憶部に記憶されたIDコ
    ードとが一致したときに前記制御信号を出力する通常モ
    ードと、前記IDコードと前記記憶部に記憶されたID
    コードとが一致したときであっても前記制御信号の出力
    を停止する制御信号出力停止モードとを有し、所定の操
    作手順を実行し前記伝送コード及び外部印加情報を得
    て、前記伝送コードが規定の伝送コードであれば、前記
    動作モードを通常モードから制御信号出力停止モードに
    変更するモード制御部を備えることを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記伝送コードが可変コードを含み、前
    記受信部が可変コード記憶部を備え、前記信号処理部
    は、受信したIDコードと前記記憶部に記憶されている
    IDコードとが一致したとき、さらに受信した可変コー
    ドと前記可変コード記憶部に記憶されている可変コード
    とを比較し、それらが所定の範囲内で一致しているとき
    に前記制御信号を被制御部に出力し、これと同時に、前
    記信号処理部は、前記受信した可変コードにより前記可
    変コード記憶部の可変コードを更新し、制御信号出力停
    止モード時においても、前記可変コードの比較と更新を
    行なうことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも固有のIDコードを含む伝送
    コードを送信する送信機と、送信機が送信した伝送コー
    ドを受信する受信部、受信したIDコードを書き込み可
    能な記憶部、受信した前記伝送コードからIDコードを
    抽出し、前記IDコードと前記記憶部に記憶されている
    IDコードとを比較し、それらが一致したときに制御信
    号を被制御部に出力する通常モード、及び、前記受信し
    たIDコードを前記記憶部に書き込むIDコード書込み
    モードに切り替え可能な信号処理部を有する受信機とを
    備える通信装置において、前記信号処理部は、前記通常
    モード及び前記IDコード書き込みモード以外の少なく
    とも1つの第3動作モードを有するとともに、所定の
    作手順の実行によりモード設定状態にした後、所定期間
    内の伝送コードの受信の有無に対応して、前記通常モー
    ドから前記IDコード書込みモードまたは前記第3動作
    モードへ、自動的に動作を選択して切り替えるモード設
    定手段を具備することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 前記第3動作モードは、前記信号処理部
    が被制御部に対して制御信号を出力しない制御信号出力
    停止モードであることを特徴とする請求項3に記載の通
    信装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の操作手順は、前記伝送コード
    及び前記外部印加情報を供給の所定の組み合わせを得る
    手順であることを特徴とする請求項3または4に記載の
    通信装置。
  6. 【請求項6】 前記外部印加情報は、自動車のイグニッ
    ションキーの操作によって得るものであることを特徴と
    する請求項5に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記受信機は、タイマーを有し、前記所
    定期間は、前記タイマーが前記所定の操作手順の実行後
    に計時を開始してからタイムアップするまでの期間、ま
    たは、前記外部印加情報の状態が変化するまでの期間で
    あることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載
    の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記制御信号出力停止モードは、設定と
    解除が共通の操作手順で行なわれることをことを特徴と
    する請求項4に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも固有のIDコードを含む伝送
    コードを送信する送信機と、送信機が送信した伝送コー
    ドを受信する受信部、受信したIDコードを書き込み可
    能な記憶部、受信した前記伝送コードからIDコードを
    抽出し、前記IDコードと前記記憶部に記憶されたID
    コードとを比較し、それらが一致したときに制御信号を
    被制御部に出力する通常モード、及び、前記受信したI
    Dコードを前記記憶部に書き込むIDコード書込みモー
    ドに動作モードを切り替え可能な信号処理部を有する受
    信機とを備える通信装置において、前記信号処理部は、
    さらに動作モードとして制御信号出力停止モードを有
    し、単一の操作手順の実行によってモード設定が可能に
    なるもので、動作モード切り替え時点の動作モードが通
    常モードであったとき、所定時間内に伝送コードが受信
    されたときにIDコード書込みモードに、所定時間内に
    伝送コードが受信されないときに制御信号出 力停止モー
    ドに、また、動作モード切り替え時点の動作モードが制
    御信号出力停止モードであったとき、所定時間内に伝送
    コードが受信されたときにIDコード書込みモードに、
    所定時間内に伝送コードが受信されないときに通常モー
    ドに、自動的に動作を選択して切り替えるモード設定手
    段を具備していることを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも固有のIDコードを含む伝
    送コードを送信する送信機と、送信機が送信した伝送コ
    ードを受信する受信部、記憶内容を読み出し可能な読出
    し状態から受信したIDコードを書き込み可能な書込み
    状態に変更可能な記憶部、受信した前記伝送コードから
    IDコードを抽出し、前記IDコードと前記記憶部に記
    憶されたIDコードとを比較し、それらが一致したとき
    に制御信号を被制御部に出力する通常モードと、前記受
    信したIDコードを前記記憶部に書き込むIDコード書
    込みモードとを切り替え可能な信号処理部を有する受信
    機とを備える通信装置において、単一の操作手順の実行
    後、所定期間内に伝送コードが受信されたとき、受信し
    たIDコードを前記記憶部に書き込むために前記記憶部
    を書込み可能な状態にするとともに、前記信号処理部を
    IDコード書込みモードに設定し、所定期間内に伝送コ
    ードが受信されないとき、前記記憶部を読出し可能な状
    態に維持するとともに、動作モード切り替え時点の前記
    信号処理部の動作モードに対応して、前記信号処理部を
    制御信号出力停止モードまたは通常モードのいずれかに
    自動的に選択して設定するモード設定手段を具備するこ
    とを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 前記信号処理部は、前記動作モード切
    り替え時点で通常モードのとき、前記モード設定手段に
    より制御信号出力停止モードに自動的に選択設定される
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
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