JP2972716B2 - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP2972716B2
JP2972716B2 JP11588298A JP11588298A JP2972716B2 JP 2972716 B2 JP2972716 B2 JP 2972716B2 JP 11588298 A JP11588298 A JP 11588298A JP 11588298 A JP11588298 A JP 11588298A JP 2972716 B2 JP2972716 B2 JP 2972716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに係わり、詳細には緊急度に応じてメール内容の受信
を行う電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムは、データ通信ネッ
トワークを介して地理的に隔離された多くのユーザ同士
のメッセージの交換サービスを提供している。このよう
な電子メールシステムは、互いにメールの内容を送受す
るメール送信端末および受信端末と、メールサーバから
構成されている。メールサーバは、メール送信端末から
送信されたメールの内容そのものを一時的に保管するこ
とで、メール受信端末の電源投入状況による運用状態に
依存されることなく送信メールの内容が失われることが
ないようにしている。受信側のメール受信端末は、この
メールサーバをアクセスすることによって自分宛のメー
ルを取得することができる。
【0003】このように受信端末のユーザは、メールサ
ーバにアクセスして自分宛のメールが到着しているか否
かを確認しない限りメールを受信することができない。
したがって、緊急度の高いメールが到着していても、諸
々の事情でこのようなメール到着確認が遅れてしまう場
合が多々あり、緊急度の高いメールの送受には不適と言
わざるを得ない。そこで、このような緊急度の高いメー
ルにも対応できる電子メールシステムが提案されてい
る。
【0004】図8は、この従来提案された電子メールシ
ステムの構成の概要を表わしたものである。この電子メ
ールシステムは、伝送網1を介してメールサーバ2と、
第1および第2のメール送受信端末31、32とが接続さ
れている。第1および第2のメール送受信端末31、32
は同一構成であり、以下では第1のメール送受信端末3
1について説明する。また、第1のメール送受信端末31
を送信側、第2のメール送受信端末32を受信側とす
る。
【0005】メールサーバ2は、メールサーバ全体を制
御するメールサーバ部11と、第1のメール送受信端末
1から送信されたメールの緊急度を判断する緊急メー
ル判断部12と、緊急メール判断部12により送信メー
ルが緊急を要するものと判断されたときに受信側である
第2のメール送受信端末32に対してメールの内容表示
を指示する緊急メール表示指示部13と、緊急メール判
断部12により送信メールが緊急を要さないものと判断
されたときに受信側である第2のメール送受信端末32
に対してメールの到着メッセージを通知する到着通知部
14とを備えている。第1のメール送受信端末31は、
メールサーバ2にメールを送信するメール送信部151
と、メールサーバ2からメールを受信するメール受信部
161と、メールサーバ2の緊急メール表示指示部13
の指示により緊急を要するメールの内容を表示させる緊
急メール表示部171と、メールサーバ2の到着通知部
14によるメールの到着メッセージを表示させる到着表
示部181と、メールの内容あるいはメールの到着メッ
セージを表示するディスプレイ装置191とを備えてい
る。
【0006】上述した構成の電子メールシステムは、送
信側の第1のメール送受信端末31でメールの緊急度が
高いか否かを示す緊急度情報が付加されて伝送網1を介
して送信されたメールは、メールサーバ2の緊急メール
判断部12においてそのメールの緊急度が高いか否かが
判断される。送信メールの緊急度が高いと判断されたと
きには、緊急メール表示指示部13が受信側の第2のメ
ール送受信端末32の緊急メール表示部172に送信メー
ルの内容表示を指示する。緊急メール表示部172は、
ディスプレイ装置192にそのメールの内容を表示させ
る。また、送信メールの緊急度が低いと判断されたとき
には、到着通知部14は受信側の第2のメール送受信端
末32の到着表示部182にメールが到着した旨の到着メ
ッセージの表示を指示する。到着表示部182は、ディ
スプレイ装置192にその到着メッセージを表示させ
る。このようにメールサーバ2に送信メールの緊急度に
応じて、受信側にその内容表示あるいはその到着通知を
行うことで、メール受信者はいち早くメールの内容を知
ることができるようになる。
【0007】このような電子メールシステムに関する技
術は、例えば特開平5−30134号公報「電子メール
システム」に開示されている。
【0008】また、特開平9−252317号公報「電
子メールシステム」には、サーバから各メール送受信端
末に対して制御命令を送信することによって、送受信端
末からの要求がなくても、サーバが送信メールを受信側
端末に対して送信することができるとともに、送信者が
送信したメールの伝達状況を把握できるようにした電子
メールシステムに関する技術が開示されている。
【0009】ところで、上述した電子メールシステムに
おけるデータ通信ネットワークの形態により様々なメッ
セージ交換方法があり、例えばインターネットや無線通
信ネットワークを用いたものがある。さらに近年の集積
化回路化技術の向上に伴い、屋外など携帯可能なメール
送受信端末用いられるようになっており、屋外で携帯
用のメール送受信端末を用いて公衆網を介してメールの
送受信をすることができる。このような電子メールシス
テムは、タイマ監視による自動受信方式により、受信側
の携帯用メール端末が一定間隔でメールサーバに電話を
かけ、自分宛のメールが保管されているか否かを確認
し、保管されていればその電子メールを取得するように
していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
メールシステムでは、メールサーバ側の制御により受信
側のユーザに対していち早くメールの到着を通知し、そ
のメールを受信させることができる。しかし、特開平5
−30134号公報あるいは特開平9−252317号
公報に開示されている電子メールシステムに関する技術
では、メールサーバからの通知あるいは通知制御は専用
のネットワークを介したものである。すなわち、同一事
業所内で敷設されたローカルエリアネットワークのよう
に通信時に課金される通信費用に関してあまり考慮する
必要のない環境において有用である。ところが、携帯用
のメール端末などを用いて屋外でメールの受信を行おう
とする場合、専用ネットワークを介した通信は不可能で
あり、最大のインフラである公衆網を利用せざるを得な
い。
【0011】公衆網を利用した場合、上述したようにタ
イマ監視による自動受信方式により、携帯用メール端末
が一定間隔でメールサーバに電話をかけ、自分宛の受信
メールが保管されているか否かを確認し、保管されてい
るときにはこの受信メールを取得することになる。ある
いは、メールサーバ課金方式により、緊急度が高いメー
ルが到着したときメールサーバから携帯用メール端末に
電話をかけることで、保管されている電子メールを取得
することになる。その際には通信費用が生じ、電話料金
としてメールサーバ側で課金され、後程メールサーバ管
理者からユーザに対してこの電話料金が請求される。
【0012】ところが、タイマ監視による自動受信方式
では、保管されている受信メールの有無に関わらず、一
定間隔ごとに保管確認のために電話をかけることで電話
料金が課金されてしまい、通信コストが非常に高くなっ
てしまう。そこで、自動受信の間隔を大きくしてしまう
と、緊急度の高いメールをいち早く取得することができ
ないし、自動受信の間隔を小さくしてしまうと支払うべ
き電話料金が増大してしまうという問題がある。
【0013】また、メールサーバ課金方式では、メール
サーバ側でユーザごとに請求すべき電話料金を管理する
必要が生ずるとともに、その料金の請求作業が必要にな
ってしまう。これにより、システムが複雑化し、コスト
を低く抑えることが難しくなるという問題がある。
【0014】そこで本発明の目的は、公衆網を介して緊
急度の高いメールの通知および取得を行い、緊急度の高
いメールの通知に際して電話料金が課金されることのな
い電子メールシステムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)送信先を示す送信先情報と緊急の度合いを示
す緊急度情報とを付加してメールを送信するメール送信
手段を備える送信端末と、(ロ)送信先に対応して送信
先の加入者番号を記憶する番号記憶手段と、メール送信
手段によって送信されたメールを受信するメール受信手
段と、このメール受信手段によって受信されたメールに
付加された緊急度情報を識別して受信されたメールの緊
急度が高いか否かを判定する緊急度判定手段と、この緊
急度判定手段によって受信されたメールの緊急度が高い
と判定されたときにはこのメールに付加された送信先情
報に基づいて番号記憶手段に記憶された送信先の加入者
番号を用いて自局の識別番号を付加した呼を発信する
呼手段とを備えるメールサーバと、(ハ)発呼手段から
の着信呼より識別番号を抽出する識別番号抽出手段と、
この識別番号抽出手段によって抽出された識別番号が予
め記憶されているメールサーバの識別番号であるか否か
を判定する判定手段と、この判定手段によって抽出され
た識別番号が予め記憶されているメールサーバの識別番
号であると判定されたときには、電話料金の課金の条件
となる着信呼を受け付ける前の段階で強制的に呼を切断
する呼切断手段とを備える受信端末とを電子メールシス
テムに具備させる。
【0016】
【0017】
【0018】すなわち請求項1記載の発明では、送信端
末から送信先を示す送信先情報と緊急の度合いを示す緊
急度情報とを付加したメールを送信させる。そのメール
を受信したメールサーバでは、このメールの緊急度情報
に基づいて緊急度が高いときには番号記憶手段に記憶さ
れている送信先の加入者番号を用いて発呼することによ
って、緊急度の高いメールが到着したことをメールの送
信先となる受信端末に通知するようにしている。さらに
受信端末では、この呼から発信元の識別番号を抽出し、
メールサーバの識別番号と一致したときには電話料金の
課金の条件となる着信呼を受け付ける前の段階で強制的
に呼を切断するようにしている
【0019】請求項2記載の発明では、(イ)送信先を
示す送信先情報と緊急の度合いを示す緊急度情報とを付
加してメールを送信するメール送信手段を備える送信端
末と、(ロ)送信先に対応して送信先の加入者番号を記
憶する第1番号記憶手段と、メール送信手段によって送
信されたメールを受信するメール受信手段と、このメー
ル受信手段によって受信されたメールに付加された緊急
度情報を識別して受信されたメールの緊急度が高いか否
かを判定する緊急度判定手段と、この緊急度判定手段に
よって受信されたメールの緊急度が高いと判定されたと
きにはこのメールに付加された送信先情報に基づいて第
1番号記憶手段に記憶されている送信先の加入者番号を
用いて自局の識別番号を付加した呼を発信する発呼手段
と、このメールの送信先からの着信呼を受け付ける着信
呼受付手段と、この着信呼受付手段によってこのメール
の送信先からの着信呼を受け付けたときにメール送信手
段によって送信されたメールをこの送信先に対して送信
するサーバ送信手段とを備えるメールサーバと、(ハ)
メールサーバに対応してメールサーバの識別番号および
加入者番号を記憶する第2番号記憶手段と、発呼手段か
らの着信呼より識別番号を抽出する識別番号抽出手段
と、この識別番号抽出手段によって抽出された識別番号
が第2番号記憶手段に記憶されているメールサーバの識
別番号であるか否かを判定する判定手段と、この判定手
段によって抽出された識別番号がメールサーバの識別番
号であると判定されたときには、電話料金の課金の条件
となる着信呼を受け付ける前の段階で強制的に呼を切断
するとともに第2番号記憶手段を参照してこの着信呼の
発信元となるメールサーバの加入者番号を用いて発呼す
る受信端末発呼手段と、この受信端末発呼手段による発
信呼に応答してサーバ送信手段によって送信されたメー
ルを受信する受信端末メール受信手段とを備える受信端
末とを電子メールシステムに具備させる。
【0020】すなわち請求項2記載の発明では、送信端
末から送信先を示す送信先情報と緊急の度合いを示す緊
急度情報とを付加したメールを送信する。そのメールを
受信したメールサーバでは、このメールの緊急度情報に
基づいて緊急度が高いときには第1番号記憶手段に記憶
されている送信先の加入者番号を用いて発呼することに
よって、緊急度の高いメールが到着したことをメールの
送信先となる受信端末に通知するようにしている。さら
に受信端末では、この呼から発信元の識別番号を抽出
し、メールサーバの識別番号と一致したときには電話料
金の課金の条件となる着信呼を受け付ける前の段階で強
制的に呼を切断するようにしている。それとともに、受
信端末では第2番号記憶手段に記憶されているメールサ
ーバの加入者番号を取得して、この加入者番号を用いて
発呼することで、メールサーバに保管されている受信メ
ールを取得するようにしている。
【0021】請求項3記載の発明では、(イ)送信先を
示す送信先情報と緊急の度合いを示す緊急度情報とを付
加してメールを送信するメール送信手段を備える送信端
末と、(ロ)送信先に対応して送信先の加入者番号を記
憶する第1番号記憶手段と、メール送信手段によって送
信されたメールを受信するメール受信手段と、このメー
ル受信手段によって受信されたメールに付加された緊急
度情報を識別して受信されたメールの緊急度が高いか否
かを判定する緊急度判定手段と、この緊急度判定手段に
よって受信されたメールの緊急度が高いと判定されたと
きにはこのメールに付加された送信先情報に基づいて第
1番号記憶手段に記憶されている送信先の加入者番号を
用いて自局の加入者番号を付加した呼を発信する発呼手
段と、このメールの送信先からの着信呼を受け付ける着
信呼受付手段と、この着信呼受付手段によってこのメー
ルの送信先からの着信呼を受け付けたときにメール送信
手段によって送信されたメールをこの送信先に対して送
信するサーバ送信手段とを備えるメールサーバと、
(ハ)メールサーバに対応してメールサーバの加入者番
号を記憶する第2番号記憶手段と、発呼手段からの着信
呼より加入者番号を抽出する番号抽出手段と、この番号
抽出手段によって抽出された加入者番号が第2番号記憶
手段に記憶されているメールサーバの加入者番号である
か否かを判定する判定手段と、この判定手段によって抽
出された加入者番号がメールサーバの加入者番号である
と判定されたときには、電話料金の課金の条件となる
信呼を受け付ける前の段階で強制的に呼を切断するとと
もにこの着信呼の発信元となるメールサーバの加入者番
号を用いて発呼する受信端末発呼手段と、この受信端末
発呼手段による発信呼に応答してサーバ送信手段によっ
て送信されたメールを受信する受信端末メール受信手段
とを備える受信端末とを電子メールシステムに具備させ
る。
【0022】すなわち請求項3記載の発明では、送信端
末から送信先を示す送信先情報と緊急の度合いを示す緊
急度情報とを付加したメールを送信する。そのメールを
受信したメールサーバでは、このメールの緊急度情報に
基づいて緊急度が高いときには第1番号記憶手段に記憶
されている送信先の加入者番号を用いて発呼することに
よって、緊急度の高いメールが到着したことをメールの
送信先となる受信端末に通知するようにしている。さら
に受信端末では、この呼から発信元の加入者番号を抽出
して、メールサーバの識別番号と一致したときには、
話料金の課金の条件となる着信呼を受け付ける前の段階
で強制的に呼を切断するようにしている。それととも
に、受信端末では抽出した加入者番号を用いて発呼する
ことで、メールサーバに保管されている受信メールを取
得するようにしている。
【0023】請求項4記載の発明では、請求項2または
請求項3記載の電子メールシステムで、受信端末は、受
信端末メール受信手段によってサーバ送信手段からのメ
ールを受信したときにはユーザに対してメールの内容が
受信された旨を通知するユーザ通知手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0024】すなわち請求項4記載の発明では、受信端
末ではメールサーバから緊急度の高いメールを受信した
ときには、その旨をユーザに通知するようにしている。
【0025】請求項5記載の発明では、請求項2ないし
請求項4記載の電子メールシステムで、受信端末は、無
線電話機を内蔵し、判定手段によって抽出された識別番
号が予め記憶されているメールサーバの識別番号ではな
いと判定されたときには着信呼の発信元との間で音声通
話を行うことを特徴としている。
【0026】すなわち請求項5記載の発明では、無線電
話機を内蔵することで、所定のメールサーバからの着信
呼があればメールサーバから緊急度の高いメールを受信
し、所定のメールサーバからの着信呼がなければ通常の
電話機能としての音声通話が可能になるようにしてい
る。
【0027】
【発明の実施の形態】
【0028】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施例における電子メ
ールシステムの構成の概要を表わしたものである。この
電子メールシステムは、メールサーバ20と、メール送
信端末21と、携帯用メール受信端末22とを備えてい
る。メールサーバ20は、無線電波23により送信側と
なるメール送信端末21から送信されたメールを受信後
に保管し、無線電波24により保管しているメールを受
信側となる携帯用メール受信端末22からの指示で携帯
用メール受信端末22に送信する。
【0030】メールサーバ20は、メールの送受信を制
御するメール送受信部25と、受信したメールの緊急度
を監視するメール緊急度監視部26と、受信したメール
を保管する受信メール保管部27と、配下の複数の携帯
用メール受信端末の電話番号を記憶して管理するユーザ
管理部28と、配下の携帯用メール受信端末に緊急度の
高いメールの到着を通知するメール着信通知部29とを
備えている。さらに、携帯用メール受信端末22との発
着呼の処理を行う発着呼処理部30を有している。発着
呼処理部30は、無線通信部31と、モデム32とを有
しており、モデム32を介して携帯用メール受信端末2
2と無線電波24によりデータ通信を行うことができる
ようになっている。
【0031】メール送信端末21は、メールサーバ20
に対して送信先となる携帯用メール受信端末22を識別
する送信先アドレスを付加したメールを送信するメール
送信部33と、メール送信部33から送信されるメール
に緊急の度合いを示す緊急度情報を付加する緊急度情報
付加部34とを備えている。送信先アドレスと緊急度情
報が付加されたメールは、無線電波23によりメールサ
ーバ20に送信される。
【0032】携帯用メール受信端末22は、無線電波2
4によってメールサーバ20からの着呼時に含まれる発
信者番号を検出してメールサーバからの着信通知である
か否かを認識する発番号認識部35と、メールサーバに
対応してその発信者番号および電話番号を記憶して管理
するサーバ管理部36と、発番号認識部35で認識され
た着信通知によりメールサーバに対するメール取得を制
御するメール取得部37と、メール取得部37の制御に
よってメールサーバ20から送信されてきたメールデー
タを受信するメールデータ受信部38と、メールデータ
受信部38によって所望のメールデータが受信されたこ
とをユーザに通知するメールデータ取得通知部39とを
備えている。さらに、メールサーバ20との発着呼の処
理を行う発着呼処理部40を有しており、通常の電話機
能により音声通話を行うことができる。発着呼処理部4
0は、無線通信部41と、モデム42とを有しており、
モデム42を介してメールサーバ20と無線電波24に
よってデータ通信を行うことができるようになってい
る。
【0033】図2は、図1に示すメールサーバ20のユ
ーザ管理部28が記憶する記憶内容であるユーザ管理テ
ーブルの構成の概要を表わしたものである。このユーザ
管理テーブル43は、メール送信端末21から送信され
たメールの宛先431に対応して携帯用メール受信端末
の電話番号432が登録されている。すなわち、メール
サーバ20が灰かとする複数の携帯用メール受信端末そ
れぞれに対応して、これらの電話番号を記憶している。
メールサーバ20はメール送信端末21からの送信メー
ルを受信し、その緊急度に応じて送信先となる携帯用メ
ール受信端末22に対して、このユーザ管理テーブル4
3を参照して携帯用メール受信端末の電話番号を取得す
ることで、発呼処理部30より電話をかけることができ
るようになっている。
【0034】図3は、図1に示す携帯用メール受信端末
22のサーバ管理部36が記憶する記憶内容であるサー
バ管理テーブルの構成の概要を表わしたものである。こ
のサーバ管理テーブル44は、この携帯用メール受信端
末22のサーバとなる1つあるいは複数のサーバ441
それぞれに対応して、サーバの発信者番号442とサー
バの電話番号443とが登録されている。発信者番号4
2は、サーバそれぞれ固有に割り当てられており、こ
の発信者番号442によりサーバを識別することができ
る。サーバの電話番号443は、携帯用メール受信端末
からメールサーバに保管されているメールを取得するた
めにメールサーバ20にアクセスするために用いられ
る。
【0035】上述したような構成の電子メールシステム
では、メール送信端末21から送信先アドレスと緊急度
情報が付加されて送信されたメールは、無線電波23に
よってメールサーバ20の受信メール保管部27で一時
的に保管される。メールサーバ20ではメール緊急度監
視部26において、メール送信端末21からの送信メー
ルの到着時に、このメールの緊急度が高いか否かが判断
される。そして、緊急度が高いと判断されたときには、
メール送受信部25の制御により発着呼処理部30から
ユーザ管理部28に記憶されている送信先となる携帯用
メール受信端末22の電話番号を用いて発呼する。この
発呼時、メールサーバ20を識別する発信者番号が付加
される。携帯用メール受信端末22の発番号認識部35
では、発着呼処理部40を介してメールサーバ20から
の着信呼の発信者番号が抽出され、サーバ管理部36に
記憶されているサーバの発信者番号と比較される。そし
て、メールサーバ20からのものであると識別されたと
きにはこの着信呼を受け付けずに強制的に呼を切断させ
る。それとともに、携帯用メール受信端末22ではメー
ルサーバ20には自分宛の緊急度の高いメールが到着し
たことを認識するので、メール取得部37の制御により
サーバ管理部36に管理されているメールサーバの電話
番号を用いて発着呼処理部40からメールサーバ20に
対して発呼して、受信メール保管部27に保管されてい
る自端末あての受信メールを取得するとともに、ユーザ
に通知するようになっている。
【0036】このようなメールサーバ20と携帯用メー
ル受信端末22との間では無線電波24によって送受さ
れる所定のフォーマットで構成された呼制御メッセージ
による制御手順にしたがって通信を行うことができるよ
うになっている。
【0037】図4は、このような呼制御メッセージのフ
ォーマット構成の概要を表わしたものである。この呼制
御メッセージ45は、プロトコル識別子46と、呼番号
47と、メッセージ種別48と、情報要素49とを有し
ている。プロトコル識別子46は、この呼制御メッセー
ジを識別するための情報である。呼番号47は、無線電
波24の無線チャネル上で複数の異なる呼を識別するも
のであり、これにより無線電波24の1つの無線チャネ
ルでは複数の呼を同時に伝送することができる。メッセ
ージ種別48は、呼制御の意味を示すための情報であ
り、呼の設定や開放や応答などあらかじめ決められた呼
制御がメッセージとして特定されている。情報要素49
は、メッセージ種別48によって特定された制御メッセ
ージそれぞれに必要な情報が付加される部分である。
【0038】このように呼制御メッセージには、プロト
コル識別子46と、呼番号47と、メッセージ種別48
の情報が必ず含まれており、情報要素49はメッセージ
種別特有の情報が含まれている。例えば、呼設定メッセ
ージであれば、メッセージ種別48には「呼設定」を示
す識別番号が記入され、情報要素49には呼設定メッセ
ージに含まれるべき通信路の属性や通信相手の番号とし
て発信者番号が含まれる。これにより、携帯用メール受
信端末22はメール送信端末21からの送信メールの緊
急度が高い場合にメールサーバ20のメール着信通知部
29によってメール到着が通知された時に、図4のフォ
ーマットの所定の発信者番号が記入されている項目を参
照することで、どのメールサーバからの呼であるかを容
易に識別することができる。
【0039】図5は、本実施例における図4に示した呼
制御メッセージによる呼切断の制御手順の概要を表わし
たものである。すなわち携帯用メール受信端末22はメ
ール送信端末21からの送信メールの緊急度が高い場合
にメールサーバ20のメール着信通知部29によってメ
ール到着が通知される時に、メールサーバ20から公衆
網を介して携帯用メール受信端末22に対して呼設定メ
ッセージが送信される(図5の50、51)。携帯用メ
ール受信端末22では、上述したように発信者番号を識
別して、この着信呼がメールサーバ20からのものであ
るか否かを識別する(図5の52)。一方、公衆網50
からは、呼設定メッセージ50を受信すると、この発信
元であるメールサーバ20に対して呼設定受付メッセー
ジが返信される(図5の53)。
【0040】携帯用メール受信端末22では、この呼設
定メッセージがメールサーバ20からの着信呼によるも
のであると識別されたときには、この着信呼を受け付け
ずにそのまま強制的に呼を切断するため公衆網に対して
呼切断要求メッセージを送信する(図5の54)。公衆
網からメールサーバ20と携帯用メール受信端末22に
対してそれぞれ呼切断完了メッセージが通知された時点
で、呼の切断が完了する(図5の55、56)。このよ
うに、所定のメールサーバからの着信呼であると識別さ
れたときに、そのまま着信呼に応答せずに着信した呼を
切断することによって電話料金が課金されることがな
い。
【0041】このような制御を可能とするメールサーバ
20および携帯用メール受信端末22は、それぞれ図示
しない中央処理装置(Central Processing Unit:CP
U)を有しており、磁気ディスクなどの外部記憶装置あ
るいはこれとは別に設けられた読み出し専用メモリ(Re
ad Only Memory:ROM)などの所定の記憶装置に格納
されたプログラムに基づいて各種制御を実行できるよう
になっている。
【0042】図6は、メール送信端末21からメールが
送信されたメールサーバ20における制御の概要を表わ
したものである。メールサーバ20において、メール送
信端末21から無線電波23によってメールデータが送
信されてくるのを監視しており(ステップS60)、こ
れを受信すると(ステップS60:Y)、メール送受信
部25の制御により受信メール保管部27に保管する
(ステップS61)。そして、メール緊急度監視部26
ではメール送信端末21からメール送信時に緊急度情報
付加部34によって付加された緊急度情報を抽出する
(ステップS62)。ステップS62で抽出された緊急
度情報よりメール送信端末21から送信されたメールの
緊急度が高いか否かを判定する(ステップS63)。ス
テップS63で、このメールの緊急度が高いと判定され
たとき(ステップS63:Y)には、ユーザ管理部28
に記憶されている送信先となる携帯用メール受信端末2
2の電話番号を取得する(ステップS64)。この取得
した電話番号を用いてメール着信通知部29により、発
着呼処理部30を介して携帯用メール受信端末22に対
して緊急度の高いメールの到着を通知する(ステップS
65)。
【0043】一方、ステップS63でこのメールの緊急
度が低いと判定されたとき(ステップS63:N)に
は、そのまま受信メール保管部27に保管しておく。こ
の保管した受信メールは、送信先となる携帯用メール受
信端末22から、受信メールの受信要求があるまで保管
しておくことになる。すなわち、携帯用メール受信端末
22から受信要求を監視し(ステップS66)、これを
受信したとき(ステップS66:Y)には、この受信要
求の発信元に対応して保管されている受信メールをメー
ル送受信部25の制御により発着呼処理部30を介して
送信する(ステップS67)。
【0044】図7は、携帯用メール受信端末22におけ
るメール受信の制御の概要を表わしたものである。携帯
用メール受信端末22では、メールサーバ20から無線
電波24によって緊急度の高いメールが到着したことに
よる着信通知としての着信呼を監視しており(ステップ
S70)、これを受信すると(ステップS70:Y)、
発番号認識部35で図4に示す呼制御フォーマットの所
定の項目を参照して受信した着信呼に含まれる発信者番
号を抽出する(ステップS71)。ステップS71で抽
出された着信呼の発信者番号から、サーバ管理部36を
参照してメールサーバ20からのものであるか否かを判
断する。サーバ管理部36に記憶しているメールサーバ
20の発信者番号と一致したとき(ステップS72:
Y)には、この着信呼を受け付けずに強制的に呼の切断
を行う(ステップS73)。この時、メールサーバ20
に自分宛のメールが到着した旨をユーザに通知すること
がもきる。そして、サーバ管理部36に記憶しているメ
ールサーバ20の電話番号を抽出し(ステップS7
4)、その番号を用いてメールサーバ20に対して発呼
することで緊急度の高い到着メールの受信を要求して受
信メールを取得する(ステップS75)。このようにし
て自分宛の緊急を要するメールを受信すると、その受信
した旨をユーザに通知する(ステップS76)。
【0045】一方、ステップS72でサーバ管理部36
に記憶しているメールサーバ20の発信者番号と一致し
ないとき(ステップS72:N)には、発着呼処理部4
0を介して通常の電話機能として音声通話を行うことが
できるようになっている。
【0046】なお、以上説明した本実施例における緊急
度情報は、単に緊急度を“高”と“低”の2レベルでも
よいし、3レベル以上のランク付けをするようにしても
よい。すなわち、付加された緊急度情報を参照してメー
ルサーバ20で「緊急度が高い」メールと「緊急度の低
い」メールとを識別できればよい。
【0047】また、本実施例では無線電波23を介して
メールを送信するようにしているが、所定の専用線によ
る有線で送信するようにしてもよい。
【0048】さらに本実施例では、メールサーバ20か
ら送信先となる携帯用メール受信端末22に対して緊急
度の高いメールが到着した旨を通知する着信通知に含ま
れる発信者番号は、サーバ管理部36で記憶および管理
されているサーバの電話番号と異なるものとして説明し
た。しかし、図3に示す電話番号443も当然サーバ固
有であるので、発信者番号442として電話番号443
記入することで、サーバ管理テーブル44の記憶すべき
容量を抑えることができる。一方、着呼時に用いられる
発信者番号442と発呼時に用いられる電話番号443
を区別することで、携帯用メール受信端末の発呼処理部
40で使用中を示す「Busy状態」の発生を抑えるこ
とができとともに、着呼と発呼とを同時に処理すること
もできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、緊急度の高いメールが到着したことを受信端
末に対して加入者番号を用いて発呼するようにし、かつ
受信端末ではこの呼に応答することなく強制的に切断す
るようにしたので、屋外など専用線のない環境下におい
て緊急度の高いメールが到着したことを認識することが
できるようになるばかりか、緊急度の高いメールの着信
通知時の電話料金が課金されることがなくなる。したが
って、より低コストで公衆網を利用したメールの受信を
行うことができるようになる。
【0050】
【0051】また請求項2記載の発明によれば、緊急度
の高いメールが到着したことを受信端末に対して加入者
番号を用いて発呼するようにし、かつ受信端末ではこの
呼に応答することなく強制的に切断するとともに、予め
登録されているメールサーバの加入者電話に発呼して受
信メールを取得するようにした。これにより、緊急度の
高いメールの到着をいち早く取得することができる。そ
して、無駄にメールサーバにアクセスして受信メールの
到着を確認する必要がないので、受信端末からの通信コ
ストを最低限に抑えることができる。さらに、メールサ
ーバ側から無駄に電話料金が課金されることもないの
で、メールサーバ側で受信端末それぞれに対応した請求
すべき電話料金の管理およびその請求作業を不要とする
ことができ、メールサーバのシステム構成の簡素化を図
ることができる。
【0052】また請求項3記載の発明によれば、請求項
記載の発明の効果に加えて、受信端末では各メールサ
ーバの識別番号を記憶しておく必要がなくなるので、受
信端末の小型化と簡素化を図ることができるようにな
る。
【0053】さらに請求項4記載の発明によれば、緊急
度の高いメールを受信したことをユーザに通知すること
で、そのメールの内容確認を促すことができる。
【0054】さらに請求項5記載の発明によれば、抽出
された呼の識別番号が予め記憶されているメールサーバ
の識別番号であるか否かを判定するようにしたので、無
線電話機を内蔵することで、メールの送受信と音声通話
の機能を簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子メールシステム
の構成の概要を示すシステム構成図である。
【図2】本実施例におけるユーザ管理部28のユーザ管
理テーブルの構成の概要を示すテーブル構成図である。
【図3】本実施例におけるサーバ管理部36のサーバ管
理テーブルの構成の概要を示すテーブル構成図である。
【図4】本実施例における呼制御メッセージのフォーマ
ットを示すフォーマット構成図である。
【図5】本実施例における呼切断の制御手順の概要を示
す接続シーケンス図である。
【図6】本実施例におけるメール送信端末21からメー
ルが送信されたメールサーバ20における制御の概要を
示す流れ図である。
【図7】携帯用メール受信端末22におけるメール受信
の制御の概要を示す流れ図である。
【図8】従来提案された電子メールシステムの構成の概
要を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
20 メールサーバ 21 メール送信端末 22 携帯用メール受信端末 23、24 無線電波 25 メール送受信部 26 メール緊急度監視部 27 受信メール保管部 28 ユーザ管理部 29 メール着信通知部 30、40 発着呼処理部 31、41 無線通信部 32、42 モデム 33 メール送信部 34 緊急度情報付加部 35 発番号認識部 36 サーバ管理部 37 メール取得部 38 メールデータ受信部 39 メールデータ取得通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−3450(JP,A) 特開 平10−32599(JP,A) 特開 平10−257201(JP,A) 特開 平10−173702(JP,A) 特開 平10−150507(JP,A) 特開 平9−219887(JP,A) 特開 平8−340402(JP,A) 特開 平8−336008(JP,A) 特開 平8−289025(JP,A) 特開 平5−48687(JP,A) 特開 平2−159861(JP,A) 特開 昭62−263757(JP,A) 特表 平3−502153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/58

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先を示す送信先情報と緊急の度合い
    を示す緊急度情報とを付加してメールを送信するメール
    送信手段を備える送信端末と、 送信先に対応して送信先の加入者番号を記憶する番号記
    憶手段と、メール送信手段によって送信されたメールを
    受信するメール受信手段と、このメール受信手段によっ
    て受信されたメールに付加された前記緊急度情報を識別
    して受信されたメールの緊急度が高いか否かを判定する
    緊急度判定手段と、この緊急度判定手段によって受信さ
    れたメールの緊急度が高いと判定されたときにはこのメ
    ールに付加された前記送信先情報に基づいて前記番号記
    憶手段に記憶された送信先の加入者番号を用いて自局の
    識別番号を付加した呼を発信する発呼手段とを備えるメ
    ールサーバと、前記 発呼手段からの着信呼より前記識別番号を抽出する
    識別番号抽出手段と、この識別番号抽出手段によって抽
    出された識別番号が予め記憶されている前記メールサー
    バの識別番号であるか否かを判定する判定手段と、この
    判定手段によって抽出された識別番号が予め記憶されて
    いる前記メールサーバの識別番号であると判定されたと
    きには、電話料金の課金の条件となる前記着信呼を受け
    付ける前の段階で強制的に呼を切断する呼切断手段と
    備える受信端末とを具備することを特徴とする電子メー
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 送信先を示す送信先情報と緊急の度合い
    を示す緊急度情報とを付加してメールを送信するメール
    送信手段を備える送信端末と、 送信先に対応して送信先の加入者番号を記憶する第1番
    記憶手段と、メール送信手段によって送信されたメー
    ルを受信するメール受信手段と、このメール受信手段に
    よって受信されたメールに付加された前記緊急度情報を
    識別して受信されたメールの緊急度が高いか否かを判定
    する緊急度判定手段と、この緊急度判定手段によって受
    信されたメールの緊急度が高いと判定されたときにはこ
    のメールに付加された前記送信先情報に基づいて前記
    1番号記憶手段に記憶されている送信先の加入者番号を
    用いて自局の識別番号を付加した呼を発信する発呼手段
    、このメールの送信先からの着信呼を受け付ける着信
    呼受付手段と、この着信呼受付手段によってこのメール
    の送信先からの着信呼を受け付けたときに前記メー ル送
    信手段によって送信されたメールをこの送信先に対して
    送信するサーバ送信手段とを備えるメールサーバと、前記メールサーバに対応してメールサーバの識別番号お
    よび加入者番号を記憶する第2番号記憶手段と、 前記発
    呼手段からの着信呼より前記識別番号を抽出する識別番
    号抽出手段と、この識別番号抽出手段によって抽出され
    た識別番号が前記第2番号記憶手段に記憶されている
    ールサーバの識別番号であるか否かを判定する判定手段
    と、この判定手段によって抽出された識別番号が前記
    ールサーバの識別番号であると判定されたときには、
    話料金の課金の条件となる前記着信呼を受け付ける前の
    段階で強制的に呼を切断するとともに前記第2番号記憶
    手段を参照してこの着信呼の発信元となる前記メールサ
    ーバの加入者番号を用いて発呼する受信端末発呼手段
    と、この受信端末発呼手段による発信呼に応答して前記
    サーバ送信手段によって送信されたメールを受信する受
    信端末メール受信手段とを備える受信端末とを具備する
    ことを特徴とする電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 送信先を示す送信先情報と緊急の度合い
    を示す緊急度情報とを付加してメールを送信するメール
    送信手段を備える送信端末と、 送信先に対応して送信先の加入者番号を記憶する第1番
    号記憶手段と、メール送信手段によって送信されたメー
    ルを受信するメール受信手段と、このメール受信手段に
    よって受信されたメールに付加された前記緊急度情報を
    識別して受信されたメールの緊急度が高いか否かを判定
    する緊急度判定手段と、この緊急度判定手段によって受
    信されたメールの緊急度が高いと判定されたときにはこ
    のメールに付加された前記送信先情報に基づいて前記第
    1番号記憶手段に記憶されている送信先の加入者番号を
    用いて自局の加入者番号を付加した呼を発信する発呼手
    段と、このメールの送信先からの着信呼を受け付ける着
    信呼受付手段と、この着信呼受付手段によってこのメー
    ルの送信先からの着信呼を受け付けたときに前記メール
    送信手段によって送信されたメールをこの送信先に対し
    て送信するサーバ送信手段とを備えるメールサーバと、 前記メールサーバに対応してメールサーバの加入者番号
    を記憶する第2番号記憶手段と、前記発呼手段からの着
    信呼より前記加入者番号を抽出する番号抽出手段と、こ
    番号抽出手段によって抽出された加入者番号が前記第
    2番号記憶手段に記憶されているメールサーバの加入者
    番号であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段
    によって抽出された加入者番号が前記メールサーバの
    入者番号であると判定されたときには、電話料金の課金
    の条件となる前記着信呼を受け付ける前の段階で強制的
    に呼を切断するとともにこの着信呼の発信元となる前記
    メールサーバの加入者番号を用いて発呼する受信端末発
    呼手段と、この受信端末発呼手段による発信呼に応答し
    て前記サーバ送信手段によって送信されたメールを受信
    する受信端末メール受信手段とを備える受信端末とを具
    備することを特徴とする電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 前記受信端末は、前記受信端末メール受
    信手段によって前記サーバ送信手段からのメールを受信
    したときにはユーザに対してメールの内容が受信された
    旨を通知するユーザ通知手段とを具備することを特徴と
    する請求項2または請求項3記載の電子メールシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記受信端末は、無線電話機を内蔵し、
    前記判定手段によって抽出された識別番号が予め記憶さ
    れている前記メールサーバの識別番号ではないと判定さ
    れたときには前記着信呼の発信元との間で音声通話を行
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項4記載の電子
    メールシステム。
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