JP2836837B2 - ファクシミリ装置の制御方式 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方式

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JP2836837B2
JP2836837B2 JP1038436A JP3843689A JP2836837B2 JP 2836837 B2 JP2836837 B2 JP 2836837B2 JP 1038436 A JP1038436 A JP 1038436A JP 3843689 A JP3843689 A JP 3843689A JP 2836837 B2 JP2836837 B2 JP 2836837B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動着信機能を備えたファクシミリ装置の
制御方式に関する。
[従来の技術] 近年、ファクシミリ装置が広く普及しており、小さな
事業所や個人宅などでも使用されるようになってきてい
る。このような環境で使用されているファクシミリ装置
は、1本の電話回線を電話機と共用していることが多
い。
さて、同一の電話回線が電話機とファクシミリ装置に
共用されている場合、その回線に接続されている電話機
あるいはファクシミリ装置のいずれかを選択的に発呼す
ることができないため、従来、例えば、次のような方法
で電話機とファクシミリ装置のいずれか一方を、着信側
で選択できるようにしている。
すなわち、常時はファクシミリ装置に接続しておき、
着信検出時、ファクシミリ装置は所定のファクシミリ伝
送手順を開始し、ファクシミリ伝送手順に定められてい
る規定時間を経過しても所定の応答信号を得られなかっ
た場合、発呼側が電話機であると判定して、電話回線を
電話機側に切り換えるようにしている。
ところが、この方法では、発呼側で電話機を使用して
いるオペレータは、リングバックトーンが終了して相手
側が着信応答したことを確認した後に、ファクシミリ装
置から応答されるトーン信号を聞くため、ファクシミリ
装置が接続されていることを知らない場合には、その時
点で受話器を戻してしまうので、適切な会話を行うこと
ができない。
そこで、このような不都合を解消するため、着信検出
したときに、所定の音声メッセージを応答できるファク
シミリ装置が実用されている。
このような音声応答機能を備えたファクシミリ装置を
用いると、発呼側のオペレータに、ファクシミリ装置が
接続されていることを通知でき、また、通話のための適
切な操作方法を提示できるので、発呼側のオペレータ
は、適切に対処することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、応答する音
声が固定されていて、応答音声の自由度がないという不
都合を生じていた。
なお、応答音声を録音できる機能を備えたファクシミ
リ装置も実用されているが、かかるファクシミリ装置
は、そのために、例えば、応答音声を録音するための特
別な機能を備えた電話機などを使用するため、装置コス
トが高くなるという不都合を生じていた。
本発明は、このような従来技術の課題を解決し、応答
音声の自由度が高く、かつ、装置コストを低減できるフ
ァクシミリ装置の制御方式を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、公衆電話回線に接続する機能を備えた電話
機と、この電話機のオフフックを検出するオフフック検
出手段と、公衆電話回線を装置内部の伝送機能あるいは
電話機のいずれか一方に選択的に接続する回線切換手段
と、音声信号を録音/再生する録音再生手段と、電話機
を回線切換手段あるいは録音再生手段に切換接続する切
換手段と、この切換手段を介して電話機に駆動電源を供
給する電源手段と、録音再生手段に対する録音操作を指
令入力するための操作手段を備え、オフフック検出手段
が電話機のオフフックを検出しているときには回線切換
手段により電話機を選択し、その状態で操作手段によっ
て録音指令が操作入力されたときには、切換手段により
電話機を録音再生手段に接続するとともに録音終了する
までこの録音再生手段の録音動作を行うようにしたもの
である。
[作用] したがって、通常使用されている電話機を用いて、応
答信号を録音することができるので、ファクシミリ装置
のコストを低減することができる。また、応答音声を所
望の内容にすることができるので、応答音声の自由度が
非常に高くなる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。
同図において、CPU(中央処理装置)1は、このファ
クシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ
伝送制御手順処理を行うものであり、ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)2は、CPU1が実行する制御処理プログラ
ム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各
種データなどを記憶するものであり、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエリアを構成す
るものである。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るた
めのものであり、プロッタ5は、所定の解像度で画像を
記録出力するためのものであり、操作表示部6は、この
ファクシミリ装置を操作するための各種の操作キー、お
よび、各種の表示器からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化
するためのものであり、画像蓄積装置8は、符号化圧縮
された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
モデム9は、アナログ回線である公衆電話回線網を用
いてデジタルデータを伝送するための変復調処理を行う
ものであり、網制御装置10は、このファクシミリ装置を
公衆電話回線網に接続するためのものである。また、こ
の網制御装置10は自動発着信機能および着信時の音声応
答機能(後述)を備えており、通話のための電話機11が
付設されている。なお、この電話機11は、音声応答機能
により応答する音声メッセージを入力する入力手段とし
ても用いられる。
これらの、CPU1、ROM2、RAM3、スキャナ4、プロッタ
5、操作表示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置
8、モデム9、および、網制御装置10は、システムバス
12に接続されており、これらの各要素間でのデータのや
りとりは、このシステムバス12を介して行われている。
第2図は、操作表示部6の操作部の一例を示してい
る。
同図において、スタートキー6aは、このファクシミリ
装置の送受信動作などの開始を指令入力するためのもの
であり、ストップキー6bは、送受信動作や録音動作(後
述)の停止を指令入力するためのものであり、テンキー
6cは、送信動作を行うときの宛先電話番号などの数値情
報を操作入力するためのものであり、録音キー6dは、網
制御装置10に装備されている音声応答機能に、応答する
音声メッセージを録音するための録音動作の開始を指令
入力するためのものである。
第3図は、網制御装置10の一例を示している。
同図において、電話回線の回線L1が接続される端子T1
は、電話回線を電話機11あるいはファクシミリ装置のい
ずれか一方に切換接続する2回路の切換器21の一方のコ
モン端子21acに接続されており、電話回線の回線L2が接
続される端子T2は、切換器21の他方のコモン端子21bcに
接続されている。
電話機11の回線L1側の接続端が接続される端子T3は、
電話機11を電話回線、あるいは、応答音声を録音/再生
する録音/再生装置23のいずれか一方に切換接続する2
回路の切換器22の一方のコモン端子22acに接続されてお
り、電話機11の回線L2側の接続端が接続する端子T4は、
切換器22の他方のコモン端子22bcに接続されている。
切換器21のコモン端子21acと接続する一方の切換端21
ab(常閉接点)は、切換器22の切換端22ab(コモン端子
22acの常閉接点)と接続し、コモン端子21bcと接続する
一方の切換端21bb(常閉接点)は、切換器22の切換端22
bb(コモン端子22bcの常閉接点)に接続している。
切換器21のコモン端子21acと接続する他方の切換端21
aa(常開接点)は、スイッチ24およびコンデンサ25を介
してトランス26の一次側巻線の一方の端子に接続され、
コモン端子21bcと接続する他方の切換端21ba(常開接
点)は、トランス26の一次側巻線の他方の端子に接続さ
れている。
トランス26の二次側巻線は、電話回線を録音/再生装
置23の出力端あるいはモデム9のいずれか一方に切換接
続する2回路の切換器27のコモン端子27ac,27bcに接続
されている。切換器27の一方の切換端27ab,27bb(常閉
接点)は、モデム9が接続される端子T5,T6に接続され
ており、他方の切換端27aa,27ba(常開接点)は、録音
/再生装置23の出力端に接続されている。
切換端21abと切換端22abの相互接続端、および、切換
端21bbと切換端22の相互接続の信号は、コンデンサ28に
よって直流をカットされた状態でダイオードブリッジ回
路29の入力端に加えられており、このダイオードブリッ
ジ回路29の出力端の信号は、着信時に交換機から出力さ
れる呼出信号を検出する呼出信号検出回路30に加えられ
ている。
切換端22aaおよび切換端22baの信号は、コンデンサ31
によって直流をカットされた状態で、録音/再生装置23
の入力端に加えられている。また、切換端22aaと切換端
22baの間には、コンデンサ31の切換器22側で、電話機11
に駆動電源を供給するためのバッテリ32が接続されてい
る。
第2呼出信号検出回路33は、例えば、ファクシミリ通
信網からの呼出信号など、電話回線を利用する通信網か
ら加えられる第2呼出信号を検出するためのものであ
り、その検出信号SD1は、制御部34に加えられている。
極性検出回路35は、電話回線の直流状態を検出するため
のものであり、その検出信号SD2は、制御部34に加えら
れている。また、呼出信号検出回路30の検出信号SD3
も、制御部34に出力されている。
制御部34は、検出信号SD1,SD2,SD3およびCPU1により
通知される各種情報に基づいて、切換器21,22,27の切換
動作を制御する制御信号SC1,SC2,SC3、および、スイッ
チ24をオン/オフする制御信号SC4を形成して、それぞ
れ対応する要素に出力するとともに、録音/再生装置23
の録音/再生動作を制御する。また、モニタ回路36の動
作も制御する。
また、録音/再生装置23は、例えば、音声信号を符号
化データに変換するとともにその音声符号化データを元
の音声信号に合成する音声符号化/合成装置と、音声符
号化データを記憶する音声メモリを組み合わせた装置、
あるいは、テープレコーダなどからなり、その再生出力
は、上述のように切換器27の切換端27aa,27ba(常開接
点)に加えられているとともに、モニタ回路36を介して
増幅され、スピーカー37よりモニタ出力される。
また、モニタ回路36は、制御部34によって音量および
オンオフ動作が制御されている。
また、トランス26の一次側巻線に並列接続されている
コイル38は、切換器21が常開接点側に切換接続されたと
きに、電話回線を直流閉結するものであり、スイッチ24
に並列接続されているコンデンサ39と抵抗40の直列回路
は、スイッチ24を保護するためのものである。
以上の構成で、CPU1および網制御装置10の制御部34
が、動作待機時に電話機11に関して行う処理例を第4図
に示す。なお、以下の説明においては、CPU1および網制
御装置10の制御部34の動作を区別せずに、統括的に説明
する。
すなわち、動作待機時には、切換器21,22,27を常閉接
点側に切り換え、また、スイッチ24をオフしておき、電
話回線を電話機11に接続するとともに、トランス26の二
次側をモデル9に接続しておく。
そして、この状態で、極性検出回路35の検出信号SD2
を調べて、電話機11がオフフックされることを監視し
(判断101のNOループ)、電話機11がオフフックされて
判断101の結果がYESになると、操作表示部6の録音キー
6dが操作されて、録音指令が入力されるかどうかを調べ
(判断102)、判断102の結果がNOになるときには、判断
101に戻る。
判断102の結果がYESになるときには、オペレータが応
答音声を録音するために録音キー6dをオンした状態なの
で、録音/再生装置23の録音動作を開始させ(処理10
3)、切換器22を常開接点側に切り換えて電話機11を録
音/再生装置23の入力側に接続する(処理104)。
これにより、バッテリ32の電源が電話機11に供給され
るとともに、オペレータが電話機11より入力した音声信
号は、切換器22を介して録音/再生装置23に入力されて
録音される。
そして、この状態で、オペレータによる録音音声の入
力が終了して、操作表示部6のストップキー6bが操作さ
れるまで待つ(判断105のNOループ)。
判断105の結果がYESになると、録音/再生装置23の録
音動作を停止させ(処理106)、切換器22を常閉接点側
に復帰して電話機11を電話回線側に接続し(処理10
7)、電話機11がオフフックされていることを監視し
(判断108のNOループ)、判断108の結果がYESになる
と、この処理を終了する。
したがって、オペレータは、自動着信時に応答する音
声を録音する場合、まず、電話機11の受話器を取り上
げ、操作表示部6の録音キー6dをオンした後に、録音す
る音声、例えば、そのファクシミリ装置が使用されてい
る事業所などの名前、および、その回線がファクシミリ
装置に接続されていることを通知するメッセージなどを
発声し、その録音を終了すると、操作表示部6のストッ
プキー6bをオンし、電話機11の受話器を戻す。
このようにして、応答音声メッセージを録音するとき
に、通常の電話機をそのまま使用することができるた
め、1本の電話回線を電話機と共用する場合、ファクシ
ミリ装置を取り付けるときにそれまで使用していた電話
機をそのまま利用できるので、ファクシミリ装置の設置
時のコストを低減することができる。
このような動作により、応答信号を録音することがで
きる。
また、このように録音した応答音声を確認することも
できる。その場合、例えば、電話機11がオンフックされ
たままの状態で、録音キー6dがオンされると、録音/再
生装置23の再生動作を開始させて、録音された音声メッ
セージをスピーカ37より再生出力する。
すなわち、この場合、オペレータは、電話機11の受話
器を取り上げない状態で録音キー6dをオンすることで、
録音した音声メッセージを聞くことができ、その内容を
確認することができる。
第5図は、このファクシミリ装置の着信検出時の処理
例を示している。
すなわち呼出信号検出回路30より検出信号SD3が出力
されて着信検出すると、スイッチ24をオンし(処理20
1)、切換器21を常開接点側に切り換えて電話回線を直
流閉結し、電話回線を保持する(処理202)。
その状態で、スイッチ27を常開接点側に切り換えて、
トランス26の二次側を録音/再生装置23の出力側に接続
し(処理203)、モニタ回路36の音声出力動作をオフし
た状態で、録音/再生装置23の再生動作を行わせ、録音
されている応答音声を発呼側に応答する(処理204)。
これにより、このファクシミリ装置からの応答音声メ
ッセージが発呼側に通知される。
そして、録音/再生装置23の再送動作を終了すると、
切換器27を常閉接点側に切り換えて、トランス26の二次
側をモデム9に接続し、所定のファクシミリ伝送手順を
開始する(処理205)。
このようにして、着信検出すると、録音/再生装置23
に録音されている応答音声メッセージが発呼側に応答さ
れるので、誤ってこのファクシミリ装置を発呼した人に
対して、警告することができる。
以上のように、本実施例では、通常の電話機を用いて
応答音声を録音することができるので、ファクシミリ装
置を設置するときのコストを低減することができる。
なお、上述した説明においては、本発明に直接関係す
る部分以外を省略している。
また、上述した実施例では、操作表示部6に録音指令
を操作入力するための録音キー6dを設けているが、スタ
ートキー6aを録音指令の操作入力に共用することもでき
る。
ところで、上述した実施例では、通常の電話機を用い
て応答音声も録音しているが、同一の電話機を用いて、
応答音声の内容を確認することもでき、かかる本発明の
他の実施例を次に説明する。
第6図は、本発明の他の実施例にかかるファクシミリ
装置を示している。なお、同図において、第1図と同一
部分および相当する部分には同一符号を付している。
システム制御部51は、このファクシミリ装置の各部の
動作制御を行なうためのものであり、パラメータメモリ
52は、このファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶
するためのものである。
通信制御部53は、所定のファクシミリ伝送制御手順処
理を行なうためのものであり、また、網制御装置54は、
第1図の網制御装置10から制御部34を除いた構成をも
ち、この場合には、網制御装置10の動作制御は通信制御
部53によって行なわれる。
第7図は、操作表示部6の一例を示している。
この場合、操作表示部6には、第2図に示した操作キ
ーに、網制御装置54に装備されている録音機能の録音音
声を再生するための再生キー6eが付加されている。
第8図は、網制御装置54の構成例を示している。な
お、同図において、第3図と同一部分および相当する部
分には同一符号を付している。
同図において、切換器21の切換端21aaは、2回路の切
換器60の切換端60ab(常閉接点)に接続されており、切
換端21baは、切換器60の切換端60bb(常閉接点)に接続
されている。
切換器22の切換端22aaとバッテリ32の正極との相互接
続端は切換器60の切換端60aa(常開接点)に接続され、
切換器22の切換端22baとバッテリ32の負極との相互接続
端は切換器60の切換端60ba(常開接点)に接続されてい
る。
切換器60のコモン端子60acは、スイッチ24およびコン
デンサ25を介して2線/4線変換器(いわゆるハイブリッ
ドトランス)61の一次側巻線の一方の端子に接続され、
コモン端子60bcは、2線/4線変換器61の一次側巻線の他
方の端子に接続されている。
2線/4線変換器61の受信信号出力側の二次側巻線の端
子は、2回路の切換器62のコモン端子62ac,62bcに接続
され、送信信号入力側の二次側巻線の端子は、2回路の
切換器63のコモン端子63ac,62bcに接続されている。
切換器62の切換端62ab,62bb(常閉接点)は、モデム
9の受信信号入力端(図示略)に接続され、切換端62a
a,62ba(常開接点)は、録音/再生装置23の録音信号入
力端に接続されている。
切換器63の切換端63ab,63bb(常閉接点)は、モデム
9の送信信号出力端(図示略)に接続され、切換端63a
a,63ba(常開接点)は、録音/再生装置23の再生信号出
力端に接続されている。
通信制御部53は、検出信号SD1,SD2,SD3およびシステ
ム制御部51により通知される各種情報に基づいて、切換
器21,22,60,62,63の切換動作を制御する制御信号SC1,SC
2,SC5,SC6,SC7、および、スイッチ24をオン/オフする
制御信号SC4を形成して、それぞれ対応する要素に出力
するとともに、録音/再生装置23の録音/再生動作を制
御する。
以上の構成で、システム制御部51および通信制御部53
が動作待機時に電話機11に関して行う処理例を第9図に
示す。なお、以下の説明においては、システム制御部51
および通信制御部53の動作を区別せずに、統括的に説明
する。
すなわち、動作待機時には、切換器21,22,60,62,63を
常閉接点側に切り換え、また、スイッチ24をオフしてお
き、電話回線を電話機11に接続するとともに、2線/4線
変換器61の二次側をモデムに接続しておく。
そして、この状態で、極性検出回路35の検出信号SD2
を調べて、電話機11がオフフックされることを監視し
(判断301のNOループ)、電話機11がオフフックされて
判断301の結果がYESになると、操作表示部6の録音キー
6dあるいは再生キー6eが操作されて、録音指令あるいは
再生指令が入力されるかどうかを調べる(判断302,30
3)。
録音キー6dが操作されて判断302の結果がYESになると
きには、切換器22,60,62をそれぞれ常開接点側に切り換
え(処理304)、モニタ回路36の音声出力動作をオフし
た状態で、録音/再生装置23の録音動作を開始させる
(処理305)。
これによって、バッテリ32の電源が電話機11に供給さ
れるとともに、オペレータにより電話機11から入力され
た音声信号は、切換器22,60、2線/4線変換器61、およ
び、切換器62を介して録音/再生装置23の録音入力端に
入力されて、録音/再生装置23に録音される。また、こ
のときには、モニタスピーカ37から録音音声が出力され
ない。
そして、この状態で、オペレータによる録音音声の入
力が終了して、操作表示部6のストップキー6bが操作さ
れるまで待つ(判断306のNOループ)。
判断306の結果がYESになると、録音/再生装置23の録
音動作を停止させ(処理307)、切換器22,60,62を常閉
接点側に復帰して電話機11を電話回線側に接続し(処理
308)、電話機11がオンフックされていることを監視し
(判断309のNOループ)、判断309の結果がYESになる
と、この処理を終了する。
また、再生キー6eが操作されて判断302の結果がNOに
なるときには、切換器22,60,63をそれぞれ常開接点側に
切り換え(処理310)、さらに、モニタ回路36の音声出
力動作をオフした状態で、録音/再生装置23の再生動作
を開始させる(処理311)。
これによって、バッテリ32の電源が電話機11に供給さ
れるとともに、録音/再生装置23より再生された音声信
号は、切換器63、2線/4線変換器62、切換器60,22を介
して電話機11に出力され、オペレータは電話機11より録
音した音声を聞くことができる。
そして、この状態で、録音/再生装置23からの音声再
生が終了して、操作表示部6のストップキー6bが操作さ
れるまで待つ(判断312のNOループ)。
判断312の結果がYESになると、録音/再生装置23の再
生動作を停止させ(処理313)、切換器22,60,63を常閉
接点側に復帰して電話機11を電話回線側に接続し(処理
314)、判断309に移行する。
したがって、オペレータは、自動着信時に応答する音
声を録音する場合、まず、電話機11の受話器を取り上
げ、操作表示部6の録音キー6dをオンした後に、録音す
る音声、例えば、そのファクシミリ装置が使用されてい
る事業所などの名前、および、その回線がファクシミリ
装置に接続されていることを通知するメッセージなどを
発声し、その録音を終了すると、操作表示部6のストッ
プキー6bをオンし、電話機11の受話器を戻す。
また、応答信号を確認する場合には、電話機11の受話
器を取り上げ、操作表示部6の再生キー6eをオンするこ
とによって、録音した応答音声を聞くことができる。ま
た、その応答信号の確認を終了すると、ストップキー6b
をオンする。
このようにして、本実施例では、通常の電話機11を用
いて応答音声の録音および再生を行なっているので、録
音時には電話機11の側音機能により、録音している音声
をフィードバックでき、また、応答信号の音質や音量を
確認することができる。
第5図は、このファクシミリ装置の着信検出時の処理
例を示している。
すなわち、呼出信号検出回路30より検出信号SD3が出
力されて着信検出することを監視しており(判断401のN
Oループ)、着信検出して判断401の結果がYESになる
と、スイッチ24をオンするとともに、切換器21,63を常
開接点側に切り換える(処理402)。
これによって、電話回線が直流閉結されるとともに、
電話回線が録音/再生装置23に接続される。
さらに、モニタ回路36の音声出力動作をオフした状態
で、録音/再生装置23の再生動作を行わせ、録音されて
いる応答音声を発呼側に応答する(処理403)。
これにより、このファクシミリ装置からの応答音声メ
ッセージが発呼側に通知される。
そして、録音/再生装置23の再送動作を終了すると、
切換器63を常閉接点側に切り換えて、2線/4線変換器61
の二次側をモデル9に接続し、所定のファクシミリ伝送
手順を開始する(処理405)。
このようにして、着信検出すると、録音/再生装置23
に録音されている応答音声メッセージが発呼側に応答さ
れるので、誤ってこのファクシミリ装置を発呼した人に
対して、警告することができる。
ところで、上述した実施例では、録音/再生装置に応
答音声のみを録音するようにしているが、この録音/再
生装置の機能を利用して、留守番電話機能を実現するこ
ともできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、公衆電話回線
に接続する機能を備えた電話機を用いて応答音声の録
音、および、再生を行なうようにしているので、ファク
シミリ装置のコストを低減することができる。また、応
答音声を所望の内容にすることができるので、応答音声
の自由度が非常に高くなるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図は操作表示部の一例を示す概略
図、第3図は網制御装置の一例を示す回路図、第4図は
音声録音時の処理例を示すフローチャート、第5図は着
信応答時の処理例を示すフローチャート、第6図は本発
明の他の実施例にかかるファクシミリ装置を示すブロッ
ク図、第7図は第6図のファクシミリ装置の操作表示部
の一例を示す概略図、第8図は網制御装置の他の例を示
す回路図、第9図は応答音声の録音再生時の処理例を示
すフローチャート、第10図は着信応答時の他の処理例を
示すフローチャートである。 1……CPU(中央処理装置)、2……ROM(リード・オン
リ・メモリ)、3……RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、6……操作表示部、6b……ストップキー、6d……
録音キー、6e……再生キー、10,53……網制御装置、21,
22,27,60,62,63……切換器、23……録音/再生装置、32
……バッテリ、34……制御部、53……通信制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動着信装置を備えたファクシミリ装置の
    制御方式において、公衆電話回線に接続する機能を備え
    た電話機と、 この電話機のオフフックを検出するオフフック検出手段
    と、 公衆電話回線を装置内部の伝送機能あるいは上記電話機
    のいずれか一方に選択的に接続する回線切換手段と、 音声信号を録音/再生する録音再生手段と、 上記電話機を上記回線切換手段あるいは上記録音再生手
    段の録音入力端に切換接続する切換手段と、 この切換手段を介して電話機に駆動電源を供給する個別
    の電源手段と、 上記録音再生手段に対する録音操作を指令入力するため
    の操作手段を備え、 上記オフフック検出手段が電話機のオフフックを検出し
    ているときには上記回線切換手段により電話機を選択
    し、その状態で上記操作手段によって録音指令が操作入
    力されたときには、上記切換手段により電話機を上記録
    音再生手段に接続してこの録音再生手段の録音動作を行
    わせるとともに該電話機を上記電源手段から駆動電源を
    供給してオペレータからの音声入力を可能とさせ、その
    録音動作を終了すると上記切換手段により電話機を上記
    回線切換手段に接続するとともに該電話機に供給する上
    記電源手段からの駆動電源の供給を停止する一方、着信
    検出したときには、上記録音再生手段に録音した音声信
    号を再生して回線に送出することを特徴とするファクシ
    ミリ装置の制御方式。
  2. 【請求項2】自動着信装置を備えたファクシミリ装置の
    制御方式において、 公衆電話回線に接続する機能を備えた電話機と、 この電話機のオフフックを検出するオフフック検出手段
    と、 公衆電話回線を装置内部の伝送機能あるいは上記電話機
    のいずれか一方に選択的に接続する回線切換手段と、 上記電話機を上記回線切換手段あるいは装置内部の伝送
    機能に切換接続する第1の切襖手段と、 この第1の切換回路を介して電話機に駆動電源を供給す
    る個別の電源手段と、 上記回線切換手段あるいは上記第1の切換手段を伝送機
    能に切換接続するための第2の切換手段と、 この第2の切換手段の出力から送受信信号を分離する2
    線/4線変換手段と、 音声信号を録音/再生する録音再生手段と、 上記2線/4線変換手段により分離された送受信信号を伝
    送手段あるいは上記録音再生手段に切換接続する第3の
    切換手段と、 上記録音再生手段に対する録音再生操作を指令入力する
    ための操作手段を備え、 上記オフフック検出手段が電話機のオフフックを検出し
    ているときには上記回線切換手段により電話機を選択
    し、その状態で上記操作手段によって録音指令または再
    生指令が操作入力されたときには、上記第1の切換手段
    を伝送機能側に、上記第2の切換手段を第1の切換手段
    側に、上記第3の切換手段を上記録音再生手段側にそれ
    ぞれ切り換えて上記電話機を上記録音再生手段に接続す
    るとともに該電話機に上記電源手段から駆動電源を供給
    してオペレータからの音声入力を可能とさせ、その録音
    終了するまで上記録音再生手段の録音動作を行わせ、そ
    の録音再生動作を終了すると上記第1の切換手段、第2
    の切換手段、第3の切換手段を復帰するとともに上記電
    話機に供給する上記電源手段からの駆動電源の供給を停
    止する一方、着信検出したときには、上記録音再生手段
    に録音した音声信号を再生して回線に送出することを特
    徴とするファクシミリ装置の制御方式。
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