JP2782194B2 - 眼科用超音波診断装置 - Google Patents
眼科用超音波診断装置Info
- Publication number
- JP2782194B2 JP2782194B2 JP63041434A JP4143488A JP2782194B2 JP 2782194 B2 JP2782194 B2 JP 2782194B2 JP 63041434 A JP63041434 A JP 63041434A JP 4143488 A JP4143488 A JP 4143488A JP 2782194 B2 JP2782194 B2 JP 2782194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- acoustic information
- range
- mode
- ultrasonic diagnostic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/10—Eye inspection
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この超音波トランスデューサから超音波を送信し、生
体内各部の組織から反射された反射エコーを受信し、こ
の超音波信号を処理することにより波形等を表示する超
音波診断装置、ことに眼等の微細な構造の生体組織の精
密診断に好適な超音波診断装置に関する。
体内各部の組織から反射された反射エコーを受信し、こ
の超音波信号を処理することにより波形等を表示する超
音波診断装置、ことに眼等の微細な構造の生体組織の精
密診断に好適な超音波診断装置に関する。
[従来技術] 人間の器官の内部に関する情報を得るのに、超音波を
使用する診断装置が急速に普及してきた。画像処理技術
の飛躍的進歩が、低侵襲性、経済的低廉性等既存のもと
に比べて優れた性質を有する超音波を診断用として利用
するのを可能ならしめた。
使用する診断装置が急速に普及してきた。画像処理技術
の飛躍的進歩が、低侵襲性、経済的低廉性等既存のもと
に比べて優れた性質を有する超音波を診断用として利用
するのを可能ならしめた。
超音波診断装置は物体より反射して得られる反射波を
波形としてブラウン管等の上に表示するAモード法と、
Aモードで得られた信号を輝度変調したもので、トラン
スデューサーを走査することにより断面を映像化したB
モード法とが周知である。
波形としてブラウン管等の上に表示するAモード法と、
Aモードで得られた信号を輝度変調したもので、トラン
スデューサーを走査することにより断面を映像化したB
モード法とが周知である。
ところで、眼科用の超音波診断法はスクリーニングを
主な目的とする基本検査とその病変の本態の解明あるい
は鑑別診断のための特殊検査に大別することができ、特
殊検査にはさらに動的なものを除き、患部がどこに位置
し、どの位の範囲に亘るかを検査する形態的鑑別と、病
変が何かを検査する組織鑑別がある。
主な目的とする基本検査とその病変の本態の解明あるい
は鑑別診断のための特殊検査に大別することができ、特
殊検査にはさらに動的なものを除き、患部がどこに位置
し、どの位の範囲に亘るかを検査する形態的鑑別と、病
変が何かを検査する組織鑑別がある。
医学分野においてもBモード法が優勢になっている
が、眼科においては、Bモード法より確立されたAモー
ド法による組織鑑別法があるので両者の利点を生かすべ
く併用されているのが現状である。
が、眼科においては、Bモード法より確立されたAモー
ド法による組織鑑別法があるので両者の利点を生かすべ
く併用されているのが現状である。
Aモード法では眼内の各組織間の計測の他、反射波の
高低により病巣の音響学的性質等を知ることができる。
従来装置のAモード法による組織鑑別では、完全な画像
処理が難しいことから病変からのスパイクが所定の高さ
に置かれた標識線に達するのに必要な最小デシベル値
(dB)を増幅器のGAIN(感度ともいわれる)を変えて求
め、さらに強膜からのスパイクの最小デシベル値を求
め、その差(ΔdB)から病変を推定する。
高低により病巣の音響学的性質等を知ることができる。
従来装置のAモード法による組織鑑別では、完全な画像
処理が難しいことから病変からのスパイクが所定の高さ
に置かれた標識線に達するのに必要な最小デシベル値
(dB)を増幅器のGAIN(感度ともいわれる)を変えて求
め、さらに強膜からのスパイクの最小デシベル値を求
め、その差(ΔdB)から病変を推定する。
また、眼科においても広く利用されるようになったB
モード診断法は、病変部の範囲,大きさ,さらには解剖
学的な形態判断に有用である。従来装置によるBモード
診断においては、より三次元的に組織鑑別を行えるよう
複数のBモード画像が診断上必要とされ、増幅器の感度
を変えたりして得られる画像をその都度ポロライド写真
等で撮影する方法がとられていた。
モード診断法は、病変部の範囲,大きさ,さらには解剖
学的な形態判断に有用である。従来装置によるBモード
診断においては、より三次元的に組織鑑別を行えるよう
複数のBモード画像が診断上必要とされ、増幅器の感度
を変えたりして得られる画像をその都度ポロライド写真
等で撮影する方法がとられていた。
[従来技術の問題点] しかしながら、眼科用の超音波診断装置は患者に局所
麻酔を施し開瞼させた上で、超音波プローブを角膜に直
接当てて行うので、診断時間を延長するのは患者にとっ
て大きな負担となる。また、その再現性に乏しいため、
これを取扱うには相当な熟練が要求されることになる。
麻酔を施し開瞼させた上で、超音波プローブを角膜に直
接当てて行うので、診断時間を延長するのは患者にとっ
て大きな負担となる。また、その再現性に乏しいため、
これを取扱うには相当な熟練が要求されることになる。
本発明の目的は、従来装置の上記欠点に鑑み、フリー
ズ(記憶)された1枚のAモード波形(画像)、Bモー
ド画像からできるだけ多くの情報を得ることにより、患
者に多大な負担をかけることなく、短時間に的確な診断
ができる超音波診断装置を提供することにある。
ズ(記憶)された1枚のAモード波形(画像)、Bモー
ド画像からできるだけ多くの情報を得ることにより、患
者に多大な負担をかけることなく、短時間に的確な診断
ができる超音波診断装置を提供することにある。
[発明の構成] 本発明は上記目的を達成するために、超音波送受波に
よる眼組織の音響的情報を得ることができる眼科用超音
波診断装置において、眼組織のAモードの音響的情報を
表示するためのディスプレイと、眼組織のAモードの音
響的情報の表示レンジを設定する表示レンジ設定手段
と、該表示レンジ設定手段で設定可能な表示レンジ幅に
対してそれよりも広いダイナミックレンジの音響的情報
を静止情報としてサンプリングするサンプリング手段
と、該サンプリングされた音響的情報から前記設定され
た表示レンジを維持した状態で表示域を強エコー域また
は弱エコー域に移動させて取り出す音響的情報加工手段
と、取り出されたAモードの音響的情報を前記ディスプ
レイに表示するように制御する表示制御手段と、を備え
ることを特徴とする。
よる眼組織の音響的情報を得ることができる眼科用超音
波診断装置において、眼組織のAモードの音響的情報を
表示するためのディスプレイと、眼組織のAモードの音
響的情報の表示レンジを設定する表示レンジ設定手段
と、該表示レンジ設定手段で設定可能な表示レンジ幅に
対してそれよりも広いダイナミックレンジの音響的情報
を静止情報としてサンプリングするサンプリング手段
と、該サンプリングされた音響的情報から前記設定され
た表示レンジを維持した状態で表示域を強エコー域また
は弱エコー域に移動させて取り出す音響的情報加工手段
と、取り出されたAモードの音響的情報を前記ディスプ
レイに表示するように制御する表示制御手段と、を備え
ることを特徴とする。
また、上記構成の表示制御手段はさらに前記音響的情
報加工手段により取り出された音響的情報のダイナミッ
クレンジを表示するように制御することを特徴とする。
報加工手段により取り出された音響的情報のダイナミッ
クレンジを表示するように制御することを特徴とする。
[発明の実施例] 以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の1実施例のブロック図である。
1はクロック発生回路、2はクロック発生回路から出
力されるクロック信号を超音波トランスデューサ3を駆
動するための駆動パルスとする送信器、3は送信器から
の駆動パルスに基づき超音波を発信するとともに被検眼
4の各部からの反射エコーを受波する超音波トランスデ
ューサである。
力されるクロック信号を超音波トランスデューサ3を駆
動するための駆動パルスとする送信器、3は送信器から
の駆動パルスに基づき超音波を発信するとともに被検眼
4の各部からの反射エコーを受波する超音波トランスデ
ューサである。
5は超音波トランスデューサにより受波された信号を
増幅する増幅器、6は増幅された信号をデジタル化する
A/D変換器、8はデジタル化された受波信号を画像デー
タとして記憶するサンプリングメモリである。増幅器
5、A/D変換器6及びサンプリングメモリ8はCRT上に表
示されるダイナミックレンジよりも広く設定されてい
る。
増幅する増幅器、6は増幅された信号をデジタル化する
A/D変換器、8はデジタル化された受波信号を画像デー
タとして記憶するサンプリングメモリである。増幅器
5、A/D変換器6及びサンプリングメモリ8はCRT上に表
示されるダイナミックレンジよりも広く設定されてい
る。
7はフリーズのためのスイッチである。
9はBモード画像をセクタ像でCRT上に表示するため
の座標変換器、10は任意のレンジで表示するためのデー
タ変換器、11はCRT上に表示する画像を記憶する表示用
画像メモリである。
の座標変換器、10は任意のレンジで表示するためのデー
タ変換器、11はCRT上に表示する画像を記憶する表示用
画像メモリである。
本実施例では表示用画像メモリ11とは別個に4画面分
割表示用画像メモリ12を設けている。4画面分割表示用
画像メモリ12は表示用画像メモリ11と格別異なるもので
はなく、ソフトウェアによりその領域を4分割してい
る。
割表示用画像メモリ12を設けている。4画面分割表示用
画像メモリ12は表示用画像メモリ11と格別異なるもので
はなく、ソフトウェアによりその領域を4分割してい
る。
13はこれらの動作を制御する制御用CPUである。
14は表示用画像メモリ11,12のデジタルデータをアナ
ログ変換するD/A変換器、15はCRT表示回路、16はCRTで
ある。
ログ変換するD/A変換器、15はCRT表示回路、16はCRTで
ある。
また、図面では省略してあるがCRT上に表示された画
面の表示レンジ幅及び表示域を文字と帯状の図形で表示
している。
面の表示レンジ幅及び表示域を文字と帯状の図形で表示
している。
以上の構成の実施例において、以下その動作を説明す
る。
る。
任意の表示レンジ及び表示域でAモード,Bモード両画
像のいずれでも表示可能とする場合について説明する。
像のいずれでも表示可能とする場合について説明する。
まず、検者は診断目的に従って被検眼4と超音波トラ
ンスデューサ3とを適切な位置関係に位置合わせする。
ンスデューサ3とを適切な位置関係に位置合わせする。
クロック発生回路から出力されるクロック信号は、送
信器2で駆動パルスとなり、超音波トランスデューサ3
に供給される。超音波トランスデューサ3の励振により
発生した超音波は被検眼4の眼球内に向かう。
信器2で駆動パルスとなり、超音波トランスデューサ3
に供給される。超音波トランスデューサ3の励振により
発生した超音波は被検眼4の眼球内に向かう。
被検眼4の眼球内の各部から反射された反射エコーは
超音波トランスデューサ3にて受波され、増幅器5によ
り増幅された後、A/D変換器6に供給され、ここで反射
エコーの強度はデジタル値に変換され、次のサンプリン
グメモリ8の所定のアドレス位置に記憶される。
超音波トランスデューサ3にて受波され、増幅器5によ
り増幅された後、A/D変換器6に供給され、ここで反射
エコーの強度はデジタル値に変換され、次のサンプリン
グメモリ8の所定のアドレス位置に記憶される。
超音波トランスデューサ3は順次走査され、1画面分
の信号がサンプリングメモリ8に記憶される。
の信号がサンプリングメモリ8に記憶される。
フリーズ時にはスイッチ7が開き、A/D変換器6とサ
ンプリングメモリ8との接続が断たれ、直前のデータが
そのままサンプリングメモリ8に残り画像データが固定
する。
ンプリングメモリ8との接続が断たれ、直前のデータが
そのままサンプリングメモリ8に残り画像データが固定
する。
操作部(図示せず)を操作し、サンプリングメモリ8
に固定された画像データから必要とするモード,ダイナ
ミックレンジ等のデータを指定する。例えば、Bモード
画像が指定されると、制御用CPU13の指令に基づき座標
変換器9によりサンプリングメモリ8に記憶された画像
データをセクタ像で表現するために座標変換する。
に固定された画像データから必要とするモード,ダイナ
ミックレンジ等のデータを指定する。例えば、Bモード
画像が指定されると、制御用CPU13の指令に基づき座標
変換器9によりサンプリングメモリ8に記憶された画像
データをセクタ像で表現するために座標変換する。
同様に表示レンジ幅、表示域を変更する時は制御用CP
U13の指令に基づきデータ変換器10により表示レンジ
幅、表示域に適合するようにデータを変換する。
U13の指令に基づきデータ変換器10により表示レンジ
幅、表示域に適合するようにデータを変換する。
フリーズ後に表示レンジ幅、表示域を変更する処理の
説明を行う。
説明を行う。
通常A,Bモードの場合はフリーズ後はサンプリングさ
れた範囲の入力電圧を一定の表示レンジを有する表示手
段により表示するものである。従って、サンプリングさ
れた範囲外の反射エコーは表示されない。即ち、その下
域はカットされ、上域はサチレーションを起こし、表示
画面上レンジ内にあるか否か、更にはどの程度外れてい
るかの診断は不可能である(第2図)。そこで表示レン
ジよりも広いダイナミックレンジの信号に十分対応する
増幅器及びA/D変換器、サンプリングメモリを設け、レ
ンジ幅を保持したままこの表示域を上に又は下にシフト
すれば表示されなかった領域が現れ、フリーズ後であっ
ても増幅器のGAINを変えたのと同等の効果が得られる。
れた範囲の入力電圧を一定の表示レンジを有する表示手
段により表示するものである。従って、サンプリングさ
れた範囲外の反射エコーは表示されない。即ち、その下
域はカットされ、上域はサチレーションを起こし、表示
画面上レンジ内にあるか否か、更にはどの程度外れてい
るかの診断は不可能である(第2図)。そこで表示レン
ジよりも広いダイナミックレンジの信号に十分対応する
増幅器及びA/D変換器、サンプリングメモリを設け、レ
ンジ幅を保持したままこの表示域を上に又は下にシフト
すれば表示されなかった領域が現れ、フリーズ後であっ
ても増幅器のGAINを変えたのと同等の効果が得られる。
例えば、表示ダイナミックレンジ40dBよりも十分広い
増幅器として80dBを考えると、その増幅器の入出力特性
は第3図のようになる。
増幅器として80dBを考えると、その増幅器の入出力特性
は第3図のようになる。
さて、いま装置は第4図のAの40dBの範囲を表示して
いるとする。装置をフリーズするとサンプリングメモリ
8にはAの部分のみならず80dB全てのダイナミックレン
ジで反射エコーデータが記憶される。ここで、第4図の
Aの表示範囲を40dBの幅を保持したまま第4図Bの部分
にスライドさせ、第4図のAの入力電圧の1/10の範囲B
とAと同等の出力電圧として表示すると、 20Log10=20(dB) のGAIN増加と実質的に同等な効果を得ることができる。
いるとする。装置をフリーズするとサンプリングメモリ
8にはAの部分のみならず80dB全てのダイナミックレン
ジで反射エコーデータが記憶される。ここで、第4図の
Aの表示範囲を40dBの幅を保持したまま第4図Bの部分
にスライドさせ、第4図のAの入力電圧の1/10の範囲B
とAと同等の出力電圧として表示すると、 20Log10=20(dB) のGAIN増加と実質的に同等な効果を得ることができる。
同様にして、第4図のCにスライドさせると20dBのGA
IN減少と同等な効果を得ることができる。
IN減少と同等な効果を得ることができる。
これらの操作により変換されたデータは表示用画像メ
モリ11に記憶される。また、表示用画像メモリ11とは別
に4画面分割表示用画像メモリ12を1画面分設け、その
領域をソフトウェアに4分割してフリーズされた任意の
Bモード画像の一部をその測定・表示条件とともに4枚
まで記憶できる。
モリ11に記憶される。また、表示用画像メモリ11とは別
に4画面分割表示用画像メモリ12を1画面分設け、その
領域をソフトウェアに4分割してフリーズされた任意の
Bモード画像の一部をその測定・表示条件とともに4枚
まで記憶できる。
また、4画面分割表示用画像メモリは単一の患部に対
し、測定方向を変えた画像を同時に表示すし、より多く
の情報を検者に与えるために使用することができる。
し、測定方向を変えた画像を同時に表示すし、より多く
の情報を検者に与えるために使用することができる。
このようにして表示用画像メモリ11,4画面分割表示用
画像メモリ12に記憶されたデータはD/A変換器14により
アナログ信号に変換され、CRT表示回路15を介し、CRT16
上に表示される。
画像メモリ12に記憶されたデータはD/A変換器14により
アナログ信号に変換され、CRT表示回路15を介し、CRT16
上に表示される。
[発明の効果] 以上の説明から本発明によれば、サンプリングされた
眼組織の音響的情報から表示レンジの音響的情報を強エ
コー域または弱エコー域に移動させて取り出すことによ
って、ゲインを増加または減少したのと同等な音響的情
報を事後的に容易に得ることができる。
眼組織の音響的情報から表示レンジの音響的情報を強エ
コー域または弱エコー域に移動させて取り出すことによ
って、ゲインを増加または減少したのと同等な音響的情
報を事後的に容易に得ることができる。
また、非常に採取が難しい眼組織の音響的情報を容易
に得られるので、患者の負担を軽減することができ、そ
の得られた情報は再現性の高いものである。
に得られるので、患者の負担を軽減することができ、そ
の得られた情報は再現性の高いものである。
第1図は本発明の1実施例のブロック図、第2図は反射
エコーと表示レンジを限定した時の表示波形との関係を
説明する図、第3図は80dBの増幅器の入出力特性を示す
図、第4図は表示レンジの幅を保持したまま表示域をス
ライドさせるときの入出力特性を示す図である。 3……超音波トランスデューサ 7……フリーズのためのスイッチ 8……サンプリングメモリ 9……座標変換器、10……データ変換器 11……表示用画像メモリ 12……4画面分割表示用画像メモリ 13……制御用CPU、16……CRT
エコーと表示レンジを限定した時の表示波形との関係を
説明する図、第3図は80dBの増幅器の入出力特性を示す
図、第4図は表示レンジの幅を保持したまま表示域をス
ライドさせるときの入出力特性を示す図である。 3……超音波トランスデューサ 7……フリーズのためのスイッチ 8……サンプリングメモリ 9……座標変換器、10……データ変換器 11……表示用画像メモリ 12……4画面分割表示用画像メモリ 13……制御用CPU、16……CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−89252(JP,A) 特開 昭61−31125(JP,A) 特開 昭58−139180(JP,A) 実開 昭59−135712(JP,U) 実開 昭59−53014(JP,U) 実開 昭63−8006(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 8/00 - 8/12
Claims (2)
- 【請求項1】超音波送受波による眼組織の音響的情報を
得ることができる眼科用超音波診断装置において、 眼組織のAモードの音響的情報を表示するためのディス
プレイと、 眼組織のAモードの音響的情報の表示レンジを設定する
表示レンジ設定手段と、 該表示レンジ設定手段で設定可能な表示レンジ幅に対し
てそれよりも広いダイナミックレンジの音響的情報を静
止情報としてサンプリングするサンプリング手段と、 該サンプリングされた音響的情報から前記設定された表
示レンジを維持した状態で表示域を強エコー域または弱
エコー域に移動させて取り出す音響的情報加工手段と、 取り出されたAモードの音響的情報を前記ディスプレイ
に表示するように制御する表示制御手段と、 を備えることを特徴とする眼科用超音波診断装置。 - 【請求項2】請求項1の眼科用超音波診断装置におい
て、前記表示制御手段はさらに前記音響的情報加工手段
により取り出された音響的情報のダイナミックレンジを
表示するように制御することを特徴とする眼科用超音波
診断装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63041434A JP2782194B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 眼科用超音波診断装置 |
US07/313,203 US5029587A (en) | 1988-02-24 | 1989-02-21 | Ultrasonic diagnostic apparatus for ophthalmology |
DE3905615A DE3905615C2 (de) | 1988-02-24 | 1989-02-23 | Ultraschalldiagnoseapparat für die Ophthalmologie |
FR8902337A FR2627376B1 (fr) | 1988-02-24 | 1989-02-23 | Dispositif de diagnostic a ultrasons pour l'ophtalmologie |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63041434A JP2782194B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 眼科用超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01214348A JPH01214348A (ja) | 1989-08-28 |
JP2782194B2 true JP2782194B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12608264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63041434A Expired - Lifetime JP2782194B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 眼科用超音波診断装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5029587A (ja) |
JP (1) | JP2782194B2 (ja) |
DE (1) | DE3905615C2 (ja) |
FR (1) | FR2627376B1 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5125409A (en) * | 1991-03-05 | 1992-06-30 | Nidek Co., Ltd. | Ultrasonic diagnostic apparatus and method for ophthalmology |
US5331962A (en) * | 1993-04-16 | 1994-07-26 | Cornell Research Foundation Inc. | Ultrasound system for corneal biometry |
CN1035659C (zh) * | 1994-05-15 | 1997-08-20 | 重庆医科大学附属第二医院 | 超声定量诊断系统及其回声图像定量化方法 |
JP3579326B2 (ja) | 2000-05-25 | 2004-10-20 | オリンパス株式会社 | 超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法 |
US20040193054A1 (en) * | 2003-02-19 | 2004-09-30 | Leblanc Paul D. | Hand-held ophthalmic device |
JP5231726B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2013-07-10 | 株式会社ニデック | 眼科用超音波診断装置 |
JP4895748B2 (ja) | 2006-09-29 | 2012-03-14 | 株式会社ニデック | 眼科用超音波診断装置 |
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WO2009124271A1 (en) | 2008-04-03 | 2009-10-08 | Arcscan, Inc. | Procedures for an ultrasonic arc scanning apparatus |
WO2009146434A1 (en) * | 2008-05-29 | 2009-12-03 | Arcscan, Inc. | Compound scanning head for an ultrasonic scanning apparatus |
EP2375991A1 (en) | 2008-12-15 | 2011-10-19 | ArcScan, Inc. | Alignment and imaging of an eye with an ultrasonic scanner |
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