JP2522161B2 - 仮想計算機システムにおけるボリュ―ム資源管理方式 - Google Patents

仮想計算機システムにおけるボリュ―ム資源管理方式

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JP2522161B2
JP2522161B2 JP5160577A JP16057793A JP2522161B2 JP 2522161 B2 JP2522161 B2 JP 2522161B2 JP 5160577 A JP5160577 A JP 5160577A JP 16057793 A JP16057793 A JP 16057793A JP 2522161 B2 JP2522161 B2 JP 2522161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想計算機システムに
おけるボリューム資源管理方式に関し、特に複数の前記
仮想計算機を実計算機システム上で動作させる仮想計算
機システムにおけるボリューム資源管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の仮想計算機システムにおけ
るボリューム資源管理方式を適用した仮想計算機システ
ムの一例を示すブロック図である。従来の仮想計算機シ
ステムは、図1に示すように、仮想計算機のオペレーテ
ィングシステムとしてのゲストOS310,320と、
実計算機330と、仮想計算機モニタであるVMモニタ
340と、実ボリューム装置350,360とを有して
構成されている。
【0003】そして、ゲストOS310,320は、V
Mモニタ340に接続されて、VMモニタ340は、実
計算機330上で動作し、実計算機330は、実ボリュ
ーム装置350,360を接続している。また、実ボリ
ューム装置350,360としては、磁気ディスク装置
などが使用されている。
【0004】そして、ゲストOS310は、内部に、資
源割当て解放要求をしているジョブ311,312と、
その資源割当て解放制御部313と、ボリューム共用制
御部314と、ボリューム管理テーブル315と、ボリ
ューム装置認識部316との各々を有している。同様
に、ゲストOS320は、資源の割当て解放要求をして
いるジョブ321,322と、その資源割当て解放制御
部323と、ボリューム共用制御部324と、ボリュー
ム管理テーブル325と、ボリューム装置認識部326
との各々を有している。
【0005】さらに、VMモニタ340は、資源割当て
解放制御部341と、実ボリューム装置認識部342と
を有している。そして、VMモニタ340は、実ボリュ
ーム装置350をゲストOS310に実ボリューム装置
360をゲストOS320にあらかじめ割当てている。
【0006】そこで、ゲストOS310で動作するジョ
ブ311,312に対して、ゲストOS310の中の資
源割当て解放制御部313,ボリューム共用制御部31
4,ボリューム管理テーブル315,ボリューム装置認
識部316およびVMモニタ340の資源割当て解放制
御部341,実ボリューム装置認識部342の動作によ
り、ボリューム資源である実ボリューム装置350の共
用割当てあるいは解放の資源管理が行われている。
【0007】同様に、ゲストOS320で動作するジョ
ブ321,322に対して、ゲストOS320の中の資
源割当て解放制御部323,ボリューム共用制御部32
4,ボリューム管理テーブル325,ボリューム装置認
識部326およびVMモニタ340の資源割当て解放制
御部341,実ボリューム装置認識部342の動作によ
り、ボリューム資源である実ボリューム装置360の共
用割当てあるいは解放の資源管理が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の仮想計
算機システムにおけるボリューム資源管理方式において
は、実ボリューム装置350,360が、それぞれゲス
トOS310,320にあらかじめ割当てられてしまう
ので、オペレータによる割当ての切換え操作なしには、
実ボリューム装置350をゲストOS320から、また
は、実ボリューム装置360をゲストOS310から、
自由に共用使用することができないという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、同一の実ボリューム装置
資源を複数の仮想計算機によって、ボリューム共用制御
までをも含めて自由に共用使用することができる仮想計
算機システムにおけるボリューム資源管理方式を提供す
ることにある。
【0010】次に、第1の発明の仮想計算機システムに
おけるボリューム資源管理方式は、セグメンテーション
方式による仮想記憶管理機能を使用して、同一種類の複
数のオペレーティングシステムの制御下で動作する複数
の仮想計算機と、複数の前記仮想計算機から使用可能で
実計算機システムに接続する複数の実ボリューム装置と
を備えて、複数の前記仮想計算機を前記実計算機システ
ム上で動作させる仮想計算機システムにおけるボリュー
ム資源管理方式において、複数の前記実ボリューム装置
に有するボリューム資源の管理を行う仮想計算機モニタ
にあるボリューム資源管理部を、複数の前記仮想計算機
に共用の前記仮想記憶管理機能によって各々の前記オペ
レーティングシステムから共通にアクセスできるシステ
ム共有アドレス空間内のメモリ上に置いて複数の前記仮
想計算機により共有させ、複数の前記実ボリューム装置
に対する複数の前記仮想計算機からのボリューム資源の
割当て解放要求をボリューム共用制御を含めて一元的に
管理する、ことを含んでいる。
【0011】また、第2の発明の仮想計算機システムに
おけるボリューム資源管理方式は、第1の発明の仮想計
算機システムにおけるボリューム資源管理方式におい
て、第1の発明のボリューム資源管理部が、複数の第1
の発明のオペレーティングシステムで動作する各々のジ
ョブから出される第1の発明の実ボリューム装置に対す
るボリューム資源の割当て要求にかかるボリューム共用
制御を実施することにより、前記実ボリューム装置に対
するボリューム資源の割当て管理を行うとともに前記実
ボリューム装置に対するボリューム資源の解放要求にか
かる解放管理を行うことを含んでいる。
【0012】一方、第3の発明の仮想計算機システムに
おけるボリューム資源管理方式は、第2の発明の仮想計
算機システムにおけるボリューム資源管理方式におい
て、共用が可能な第2の発明の実ボリューム装置の各々
に対応する実ボリューム名および対応する前記実ボリュ
ーム装置を共用することを要求中の各ジョブ識別名を保
持するボリューム共用制御共用行列並びに対応する前記
実ボリューム装置の共用制御に必要な各種の制御情報を
管理するボリューム管理テーブルと、第2の発明のオペ
レーティングシステムのそれぞれから前記実ボリューム
装置に対するボリューム資源割当て解放要求を受付け、
そのボリューム資源の割当て解放要求がボリューム資源
の共用割当て要求であれば、その要求時に指定された資
源要求テーブル内の実ボリューム名から前記ボリューム
管理テーブルにおける対応するボリューム管理エントリ
を求めて、当該ボリューム管理エントリの制御情報に基
いて前記実ボリューム装置が要求元の前記オペレーティ
ングシステムで共用できるか否かを調べて、共用が可能
であれば当該ボリューム管理エントリのボリューム共用
制御共用行列に割当ての要求をしたジョブ識別名を登録
し、そのボリューム資源割当て解放要求がボリューム資
源の解放要求であれば、要求時に指定された資源要求テ
ーブルの実ボリューム名から前記ボリューム管理テーブ
ルにおける対応するボリューム管理エントリを求め、当
該ボリューム管理エントリのボリューム共用制御共用行
列を検索したジョブ識別名が解放要求のジョブ識別名に
一致したときに、そのジョブ識別名をボリューム共用制
御共用行列から削除する資源割当て解放制御手段と、前
記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を登録したと
き、当該ボリューム管理エントリの制御情報中に設けた
共用カウンタに“1”を加えて、要求された前記実ボリ
ューム装置が何れのジョブにも割当てられていなけれ
ば、共用割当て中を示すインジケータを付けるととも
に、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を削除
したとき、当該ボリューム管理エントリの制御情報中に
設けた共用カウンタから“1”を減らして、共用カウン
タが“0”になれば、共用割当て中を示すインジケータ
を消すボリューム共用制御手段と、前記実ボリューム装
置が使用可能になったときには、前記実ボリューム装置
の実ボリューム名を認識して、前記ボリューム管理テー
ブルの中にボリューム管理エントリを設定する実ボリュ
ーム装置認識手段と、を第2の発明のボリューム資源管
理部に備えることを含んでいる。
【0013】
【作用】本発明の仮想計算機システムにおけるボリュー
ム資源管理方式では、複数個のオペレーティングシステ
ムのジョブから出されてくる実ボリューム装置に対する
ボリューム資源の割当て要求にかかるボリューム共用制
御を行って、それぞれの前記実ボリューム装置に対する
ボリューム資源の割当ての管理を行うとともに、ボリュ
ーム資源の解放要求にかかるボリューム共用制御によ
り、それぞれの前記実ボリューム装置に対するボリュー
ム資源の解放管理を行うボリューム資源管理部が、シス
テム共有アドレス空間の中に置かれて、各々の前記オペ
レーティングシステムで共用されることにより、高速に
ボリューム共用制御,ボリューム資源の割当てまたは解
放処理,前記実ボリューム装置の認識処理などが行われ
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の仮想計算機システムにおけ
るボリューム資源管理方式を適用した仮想計算機システ
ムの一実施例を示すブロック図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の仮想計算機
システム1は、セグメンテーション方式による仮想記憶
管理機能を使用する仮想計算機α,βと、仮想計算機
α,βにより使用可能で実計算機システム(図示せず)
に接続された実ボリューム装置6,7とを含んでいる。
【0016】また、仮想計算機α,βは、それぞれの同
一種類のオペレーティングシステム2,3を含んでい
る。一方、システム共有アドレス空間8に置かれたボリ
ューム資源管理部5は、仮想記憶管理機能共用手段4に
よって、仮想計算機α,βとで共用可能に構成されてい
る。
【0017】そして、ボリューム資源管理部5は、内部
に資源割当て解放制御手段50と、ボリューム管理テー
ブル51と、ボリューム共用制御手段52と、実ボリュ
ーム装置認識手段53とを有して構成されている。
【0018】なお、本実施例においては、仮想計算機シ
ステム1内で2個の仮想計算機α,βをそれぞれのオペ
レーティングシステム2,3により動作させているけれ
ども3個以上の仮想計算機を同一の実計算機システムに
実現した仮想計算機システムに対しても、本発明は、当
然適用することができる。
【0019】また、本実施例においては、仮想記憶管理
機能共用手段4は、ボリューム資源管理部5を、オペレ
ーティングシステム2,3で共用することができるよう
に、セグメンテーション方式を使用したオペレーティン
グシステム2,3のシステム共有アドレス空間8上に位
置付けられている。
【0020】このような共用可能なボリューム資源管理
部5は、実ボリューム装置6,7に対するオペレーティ
ングシステム2のボリューム資源割当て解放要求ジョブ
20やオペレーティングシステム3のボリューム資源割
当て解放要求ジョブ30からボリューム資源割当て解放
要求を受付けて、これらにかかるボリューム共用制御ま
でを含めて、ボリューム資源の割当てあるいは解放の処
理を行い、その結果をボリューム資源の割当てや解放の
要求元であるオペレーティングシステム2,3のボリュ
ーム資源割当て解放要求ジョブ20,30に通知してい
る。
【0021】図2は本実施例のボリューム管理テーブル
51の構成の一例を示す図である。ボリューム管理テー
ブル51は、図2に示すように、共用可能な各実ボリュ
ーム装置6,7などに対する名称である実ボリューム名
F1,F2,…………および対応するボリュームを共用
することを要求中の各ジョブ識別名を保持する各々のボ
リューム共用制御共用行列Q1,Q2,…………並びに
ボリュームの共用制御に必要な各種の制御情報などを有
しており、周辺の資源割当て解放制御手段50とボリュ
ーム共用制御手段52と実ボリューム装置認識手段53
とから参照されたり更新されたりしている。
【0022】次に、本実施例の動作について図1および
図2を参照して説明する。例えば、資源割当て解放制御
手段50は、オペレーティングシステム2のボリューム
資源割当て解放要求ジョブ20から実ボリューム装置6
に対するボリューム資源割当て解放要求を受付けて、そ
の要求がボリューム資源の割当て要求であれば、指定さ
れている資源要求テーブル内の実ボリューム名から、ボ
リューム管理テーブル51における対応するボリューム
管理エントリを求めている。
【0023】そして、そのボリューム管理エントリの制
御情報に基いて、実ボリューム装置6がオペレーティン
グシステム2で使用できる装置であるか否かを調べて、
使用可能でなければエラーとして処理するが、ボリュー
ム資源の共用割当てが可能であれば、そのボリューム管
理エントリのボリューム共用制御共用行列の空き領域を
捜して、見つかった空き領域の中にボリューム資源割当
て解放要求ジョブ20のジョブ識別名を登録して、ボリ
ューム共用制御手段52にそのボリューム管理エントリ
を制御とともに渡している。
【0024】そこで、ボリューム共用制御手段52は、
そのボリューム管理エントリの制御情報中の共用カウン
タに“1”を加えるとともに、要求されたボリュームが
何れのジョブにも割当てられていなければ共用割当て中
のインディケータをつけて、そのボリューム管理エント
リの内容を資源割当て解放制御手段50に制御とともに
返している。資源割当て解放制御手段50は、要求元で
あるオペレーティングシステム2のボリューム資源割当
て解放要求ジョブ20にその割当て結果を通知してい
る。
【0025】一方、資源割当て解放制御手段50は、ボ
リューム資源割当て解放要求ジョブ20から実ボリュー
ム装置6に対するボリューム資源割当て解放要求を受付
け、その要求がボリューム資源の解放要求であれば、指
定された資源要求テーブルの実ボリューム名から、ボリ
ューム管理テーブル51における対応するボリューム管
理エントリを求めている。
【0026】また、そのボリューム管理エントリのボリ
ューム共用制御共用行列を先頭から検索したジョブ識別
名と、解放要求のジョブ識別名とが一致したときには、
そのジョブ識別名を削除して、ボリューム共用制御手段
52に対してそのボリューム管理エントリを制御ととも
に渡している。
【0027】そこで、ボリューム共用制御手段52は、
そのボリューム管理エントリの制御情報中の共用カウン
タから“1”を減らすとともに、共用カウンタの値が
“0”になれば共用割当て中のインディケータを消し
て、そのボリューム管理エントリの内容を資源割当て解
放制御手段50に制御とともに返している。そして、資
源割当て解放制御手段50は、要求元のオペレーティン
グシステム2のボリューム資源割当て解放要求ジョブ2
0にその解放結果を通知している。
【0028】なお、以上の説明では、オペレーティング
システム2のボリューム資源割当て解放要求ジョブ20
から実ボリューム装置6に対するボリューム資源割当て
解放要求を受付ける例を説明したが、オペレーティング
システム3のボリューム資源割当て解放要求ジョブ30
から実ボリューム装置6,7に対するボリューム資源割
当て解放要求を受付ける場合の動作も同様である。
【0029】上述した動作を継続して行うことにより、
ボリューム共用制御がなされつつ、複数の仮想計算機
α,βで実ボリューム装置6,7などが使用されてい
る。
【0030】一方、実ボリューム装置認識手段53は、
実ボリューム装置6,7などが使用可能になったとき
に、その実ボリューム名としてボリューム通し番号など
を認識し、ボリューム管理テーブル51のボリューム管
理エントリを作っている。
【0031】図3はシステム共有アドレス空間8の中に
置かれたボリューム資源管理部5の共有手段である仮想
記憶管理機能共用手段4の一例を示したブロック図であ
る。図3に示すように、プロセスi(ただし、iは、
A,B,X,Yなどを表す。)のプロセス識別名(J
i,Pi)は、仮想計算機αのジョブを実行するプロセ
スA,Bおよび仮想計算機βのジョブを実行するプロセ
スX,Yの各々に付けられている。
【0032】また、プロセスiから参照されるセグメン
ト表表示語列STWA−iは、各種のセグメント表ST
−i,ST−ij(ただし、i,jのそれぞれは、A,
B,X,Yなどを表す。),ST−Sへのポインタを有
している。一方、セグメント表ST−iは、プロセス固
有セグメントA−1,B−1,X−1,Y−1などへの
ポインタを、セグメント表ST−ijは、ジョブによっ
て共有するプロセス群共有セグメントAB−1,XY−
1などへのポインタを、セグメント表ST−Sは、全プ
ロセスによって共有するシステム共有セグメントS−1
へのポインタを有している。このシステム共有セグメン
トS−1は、ボリューム資源管理部5を実現するプログ
ラムなどを格納している。
【0033】なお、セグメント表ST−i,ST−i
j,ST−Sの属性Cは、C=00でプロセス固有セグ
メント、C=01でプロセス群共有セグメント、C=1
1ではシステム共有セグメントにそれぞれリンクを行っ
ていることを表している。
【0034】そこで、仮想計算機αのプロセスA,B
は、システム共有セグメントS−1に存在するボリュー
ム資源管理部5を使用して、ボリューム資源割当て解放
要求を行っている。即ち、システム共有セグメントS−
1は、セグメント表ST−Sのn番目のエントリからリ
ンクされ、このセグメント表ST−Sは、プロセスAに
よってリンクされているセグメント表表示語列STWA
−Aのk番目のエントリからリンクされるとともに、プ
ロセスBによってリンクされているセグメント表表示語
列STWA−Bのk(セグメント表表示語列STWA−
Aのkと同一値)番目のエントリからリンクされてい
る。
【0035】他方、仮想計算機βのプロセスX,Yも、
システム共有セグメントS−1内に存在するボリューム
資源管理部5を使用して、ボリューム資源割当て解放要
求を行っている。即ち、システム共有セグメントS−1
は、セグメント表ST−Sのn番目のエントリからリン
クされ、このセグメント表ST−Sは、プロセスXによ
ってリンクされているセグメント表表示語列STWA−
Xのk(セグメント表表示語列STWA−Aのkと同一
値)番目のエントリからリンクをされており、プロセス
Yによってリンクをされているセグメント表表示語列S
TWA−Yのk(セグメント表表示語列STWA−Aの
kと同一値)番目のエントリからリンクをされている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の仮想計算
機システムにおけるボリューム資源管理方式は、ボリュ
ーム資源管理部をシステム共有アドレス空間に置いて、
複数の仮想計算機のオペレーティングシステムで共有す
ることにより、複数の仮想計算機で使用される実ボリュ
ーム装置に対するボリューム資源の共用制御およびその
ボリューム資源の割当て解放処理並びに実ボリューム装
置の認識処理などを一括して高速に行うことができるの
で、複数の仮想計算機で同一の実ボリューム装置資源を
ボリューム共用制御を含めて自由に共用使用することが
できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮想計算機システムにおけるボリュー
ム資源管理方式を適用した仮想計算機システムの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のボリューム管理テーブル51の構成
の一例を示す図である。
【図3】システム共有アドレス空間8上に置かれたボリ
ューム資源管理部5の共有手段である仮想記憶管理機能
共用手段4の一例を示したブロック図である。
【図4】従来の仮想計算機システムにおけるボリューム
資源管理方式を用いている仮想計算機システムの一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 仮想計算機システム 2,3 オペレーティングシステム 4 仮想記憶管理機能共用手段 5 ボリューム資源管理部 6,7 実ボリューム装置 8 システム共有アドレス空間 20,30 ボリューム資源割当て解放要求ジョブ 50 資源割当て解放制御手段 51 ボリューム管理テーブル 52 ボリューム共用制御手段 53 実ボリューム装置認識手段 310,320 ゲストOS 311,312,321,322 ジョブ 313,323 資源割当て解放制御部 314,324 ボリューム共用制御部 315,325 ボリューム管理テーブル 316,326 ボリューム装置認識部 330 実計算機 340 VMモニタ 341 資源割当て解放制御部 342 実ボリューム装置認識部 350,360 実ボリューム装置 α,β 仮想計算機

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメンテーション方式による仮想記憶
    管理機能を使用して同一種類の複数のオペレーティング
    システムの制御で動作する複数の仮想計算機と、複数の
    前記仮想計算機により使用可能で実計算機システムに接
    続する複数の実ボリューム装置とを備え、複数の前記仮
    想計算機を前記実計算機システム上で動作させる仮想計
    算機システムにおけるボリューム資源管理方式におい
    て、 複数の前記実ボリューム装置に有するボリューム資源の
    管理を行う仮想計算機モニタにあるボリューム資源管理
    部を、複数の前記仮想計算機に共用の前記仮想記憶管理
    機能によって各々の前記オペレーティングシステムから
    共通にアクセスできるシステム共有アドレス空間内のメ
    モリ上に置いて複数の前記仮想計算機により共有させ、 複数の前記実ボリューム装置に対する複数の前記仮想計
    算機からのボリューム資源の割当て解放要求をボリュー
    ム共用制御を含めて一元的に管理する、 ことを特徴とする仮想計算機システムにおけるボリュー
    ム資源管理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボリューム資源管理部
    は、複数個の請求項1記載のオペレーティングシステム
    のそれぞれのジョブから出される請求項1記載の実ボリ
    ューム装置に対するボリューム資源の割当ての要求にか
    かるボリューム共用制御を実施することにより、前記実
    ボリューム装置に対するボリューム資源の割当ての管理
    を行うとともに、前記実ボリューム装置に対するボリュ
    ーム資源の解放要求にかかる解放管理を行うことを特徴
    とする請求項1記載の仮想計算機システムにおけるボリ
    ューム資源管理方式。
  3. 【請求項3】 共用が可能な請求項2記載の実ボリュー
    ム装置の各々に対応する実ボリューム名および対応する
    前記実ボリューム装置を共用することを要求中の各ジョ
    ブ識別名を保持するボリューム共用制御共用行列並びに
    対応する前記実ボリューム装置の共用制御に必要な各種
    の制御情報を管理するボリューム管理テーブルと、 請求項2記載のオペレーティングシステムの各々から前
    記実ボリューム装置に対するボリューム資源割当て解放
    要求を受付けて、そのボリューム資源の割当て解放要求
    がボリューム資源の共用割当て要求であれば、その要求
    時に指定された資源要求テーブル内の実ボリューム名か
    ら前記ボリューム管理テーブルにおける対応するボリュ
    ーム管理エントリを求めて、当該ボリューム管理エント
    リの制御情報に基いて前記実ボリューム装置が要求元の
    前記オペレーティングシステムで共用できるか否かを調
    べて、共用が可能であれば当該ボリューム管理エントリ
    のボリューム共用制御共用行列に割当ての要求をしたジ
    ョブ識別名を登録し、そのボリューム資源割当て解放要
    求がボリューム資源の解放要求であれば、要求時に指定
    された資源要求テーブルの実ボリューム名から前記ボリ
    ューム管理テーブルにおける対応するボリューム管理エ
    ントリを求め、当該ボリューム管理エントリのボリュー
    ム共用制御共用行列を検索したジョブ識別名が解放要求
    のジョブ識別名に一致したときに、そのジョブ識別名を
    ボリューム共用制御共用行列から削除する資源割当て解
    放制御手段と、 前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を登録した
    とき、当該ボリューム管理エントリの制御情報中に設け
    た共用カウンタに“1”を加えて、要求された前記実ボ
    リューム装置が何れのジョブにも割当てられていなけれ
    ば、共用割当て中を示すインジケータを付けるととも
    に、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を削除
    したとき、当該ボリューム管理エントリの制御情報中に
    設けた共用カウンタから“1”を減らして、共用カウン
    タが“0”になれば、共用割当て中を示すインジケータ
    を消すボリューム共用制御手段と、 前記実ボリューム装置が使用可能になったときには、前
    記実ボリューム装置の実ボリューム名を認識して、前記
    ボリューム管理テーブルの中にボリューム管理エントリ
    を設定する実ボリューム装置認識手段と、を請求項2記
    載のボリューム資源管理部に備えることを特徴とする請
    求項2記載の仮想計算機システムにおけるボリューム資
    源管理方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63148334A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Nec Corp マルチオペレ−テイングシステムにおける資源管理方式
JPH03125230A (ja) * 1989-10-09 1991-05-28 Nec Corp 集合型記憶装置の複数オペレーティングシステムによる共用方式

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