JP2017091456A - 制御装置、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

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達也 篠崎
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Takanori Ishii
孝典 石井
友幸 金山
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友幸 金山
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Abstract

【課題】制御対象で異常が発生してもログ情報を確実に採取する。
【解決手段】制御装置100(CM#1,CM#2)は、情報処理装置1の制御を行なう第1処理部105(CPU)と、第1処理部によって情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域106と、情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部110(FPGA)と、ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域121,122と、を備える。第2処理部は、第1メモリ領域にログ情報が記憶されたか否かを判断し、第1メモリ領域にログ情報が記憶されたと判断した場合、ログ情報を第1メモリ領域から読み出して第2のメモリ領域に書き込む制御を行なう。
【選択図】図1

Description

本件明細書に開示の発明は、制御装置、制御プログラムおよび制御方法に関する。
ストレージ装置,サーバ装置等の情報処理装置においては、高機能化の要求に応じて、マルチコアCPU(Central Processing Unit)の普及や、ハイパバイザによる仮想環境の普及が進んでいる。そのため、情報処理装置について保存されるログ情報の量が、これまでの数倍に増加している。
例えば、ストレージ装置では、当該ストレージ装置を管理すべくCPUやメモリを含むCM(Controller Module)が、冗長化されて備えられている。ストレージ装置の通常動作時には、CMに組み込まれたFW(firmware)によって、ストレージ装置についてのログ情報がメモリに保存される。メモリに保存されたログ情報は、FWによって、一定のタイミングでSSD(Solid State Drive)等の不揮発性記録媒体に書き込まれるとともに、冗長化された他のCMの不揮発性記録媒体に転送されて書き込まれる。これにより、ログ情報が、一対のCMにおいて二重化されて保存される。
特開平5−88947号公報 特開2009−9213号公報 特開2015−11524号公報 特表2015−515047号公報 特開2015−138306号公報
上述のごとく、CMのログ情報の書込み制御は、CMに組み込まれたFWによって行なわれる。このため、CPUハング等のCM異常が発生した場合、FWは動作することができない。したがって、CM異常の解析等に必要な、異常CMのログ情報を、メモリから不揮発性記録媒体に採取することも、冗長化された他系のCMに転送することもできない。
一つの側面で、本件明細書に開示の発明は、制御対象で異常が発生してもログ情報を確実に採取できるようにすることを目的とする。
本件の制御装置は、情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備える。前記第2処理部は、前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう。
制御対象で異常が発生してもログ情報を確実に採取することができる。
本発明の一実施形態としての制御装置を含むストレージ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態としての制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態におけるログ種類とログ重要度とを対応付けるテーブル(第1テーブル)の具体例を示す図である。 本実施形態におけるログ重要度と書込み手法とを対応付けるテーブル(第2テーブル)の具体例を示す図である。 本実施形態の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本実施形態の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本実施形態の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 比較対象技術におけるログの流れを説明する図である。 本実施形態におけるランク#1のログの流れを説明する図である。 本実施形態におけるランク#2のログの流れを説明する図である。 本実施形態におけるランク#3のログの流れを説明する図である。 本実施形態におけるランク#4のログの流れを説明する図である。
以下に、図面を参照し、本願の開示する制御装置、制御プログラムおよび制御方法の実施形態について、詳細に説明する。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能を含むことができる。そして、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔1〕本実施形態のストレージ装置のハードウェア構成
まず、図1を参照しながら、本実施形態のストレージ制御装置(制御装置)100を含むストレージ装置(ストレージシステム,情報処理装置)1のハードウェア構成について説明する。なお、図1は、本実施形態のストレージ制御装置100を含むストレージ装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本ストレージ装置1は、ドライブエンクロージャ(Drive Enclosure:DE)30に格納された記憶装置31を仮想化して、仮想ストレージ環境を形成する。そして、ストレージ装置1は、仮想ボリュームを、上位装置であるホスト装置(サーバ)2に提供する。
本ストレージ装置1は、1以上(図1に示す例では1つ)のホスト装置2に対して通信可能に接続されている。ホスト装置2とストレージ装置1とは、後述するCA(Communication Adapter)101,102により接続されている。
ホスト装置2は、例えば、サーバ機能を備えた情報処理装置であり、本ストレージ装置1との間において、NAS(Network Attached Storage)やSAN(Storage Area Network)のコマンドを送受信する。ホスト装置2は、例えば、ストレージ装置1に対してNASにおけるリード/ライト等のストレージアクセスコマンドを送信することにより、ストレージ装置1が提供するボリュームにデータの書込または読出を行なう。
そして、本ストレージ装置1は、ホスト装置2からボリュームに対して行なわれる入出力要求(例えば、書込み要求や読出し要求)に応じて、このボリュームに対応する記憶装置31に対して、データの読出(リード)や書込(ライト)等の処理を行なう。なお、以下では、ホスト装置2からの入出力要求のことをI/O要求という場合がある。
また、ストレージ装置1には、管理端末3が通信可能に接続されている。管理端末3は、キーボードやマウス等の入力装置や、表示装置を備える情報処理装置であって、システム管理者等のユーザが各種情報の入力操作を行なう。例えば、ユーザは、管理端末3を介して、各種設定等に係る情報を入力する。入力された情報は、ホスト装置2やストレージ装置1に送信される。
本ストレージ装置1は、図1に示すように、複数(本実施形態では2つ)のCM(Controller Module)100a,100b及び1つ以上(図1に示す例では1つ)のDE30を備える。
DE30は、1以上(図1に示す例では4つ)の記憶装置(物理ディスク)31を搭載可能であり、これらの記憶装置31の記憶領域(実ボリューム,実ストレージ)を、本ストレージ装置1に対して提供する。
例えば、DE30は、複数段のスロット(図示省略)を備え、これらのスロットに、記憶装置31を装着することにより、実ボリューム容量を随時変更することができる。また、複数の記憶装置31を用いてRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成することができる。
記憶装置31は、後述するメモリ106と比較すると容量の大きい、HDD,SSD等の記憶装置(ストレージ)であって、種々のデータを格納するものである。なお、以下では、記憶装置のことをドライブもしくはディスクという場合がある。
各DE30は、CM100aのデバイスアダプタ(Device Adapter:DA)103,103とCM100bのDA103,103とそれぞれ接続されている。そして、各DE30には、CM100a,100bのいずれからもアクセスして、データの書込や読出を行なうことができる。すなわち、DE30の各記憶装置31に対して、CM100a,100bのそれぞれを接続することにより、記憶装置31へのアクセス経路が冗長化されている。
コントローラエンクロージャ(Controller Enclosure:CE)40は、1以上(図1に示す例では2つ)のCM100a,100bを備える。
CM100a,100bは、ストレージ装置1内の動作を制御する制御装置(コントローラ,ストレージ制御装置)であり、ホスト装置2から送信されるI/O要求に従って、DE30の記憶装置31へのデータアクセス制御等、各種制御を行なう。又、CM100a,100bは互いに同様の構成を有している。以下、CMを示す符号としては、複数のCMのうち1つを特定する場合には符号100a,100bを用い、任意のCMを指すときには符号100を用いる。また、CM100aをCM#1と、CM100bをCM#2と、それぞれ表す場合がある。
CM100a,100bは二重化されており、通常は、CM100a(CM#1)がプライマリとして各種制御を行なう。しかし、プライマリCM100aの故障時には、セカンダリのCM100b(CM#2)がプライマリとしてCM100aの動作を引き継ぐ。
CM100a,100bは、CA101,102を介してそれぞれホスト装置2に接続される。そして、CM100a,100bは、ホスト装置2から送信されるリード/ライト等のI/O要求を受信し、DA103等を介して記憶装置31の制御を行なう。また、CM100a,100bは、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)等のインタフェース(後述する通信パス131,132)を介して相互に通信可能に接続される。
CM100は、図1に示すように、CA101,102と複数(図1に示す例では2つ)のDA103,103とを備えるとともに、CPU105,メモリ106,フラッシュメモリ107およびIOC(Input Output Controller)108を備える。CA101,102,DA103,CPU105,メモリ106,フラッシュメモリ107,IOC108は、例えばPCIeインタフェース104を介して相互に通信可能に接続される。
また、CM100のCPU105には、チップセット109を介して監視制御用のFPGA(Flexible Programmable Gate Array)110が接続されている。さらに、FPGA110には、後述するごとく、性能の異なる2種類の不揮発性記録媒体121,122が接続されている。
CA101,102は、ホスト装置2や管理端末3等から送信されたデータを受信したり、CM100から出力するデータをホスト装置2や管理端末3等に送信したりするアダプタである。すなわち、CA101,102は、ホスト装置2等の外部装置との間でのデータの入出力を制御する。
CA101は、NASを介してホスト装置2や管理端末3と通信可能に接続するネットワークアダプタであり、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェース等である。各CM100は、CA101により図示しない通信回線を介してホスト装置2等とNASにより接続され、I/O要求の受信やデータの送受信等を行なう。図1に示す例においては、CM100a,100bのそれぞれに2つのCA101,101が備えられている。
CA102は、SANを介してホスト装置2と通信可能に接続するネットワークアダプタであり、例えば、iSCSI(Internet Small Computer System Interface)インタフェースやFC(Fibre Channel)インタフェースである。各CM100は、CA102により図示しない通信回線を介してホスト装置2等とSANにより接続され、I/O要求の受信やデータの送受信等を行なう。図1に示す例においては、CM100a,100bのそれぞれに1つのCA102が備えられている。
DA103は、DE30や記憶装置31等と通信可能に接続するためのインタフェースである。DA103は、DE30の記憶装置31が接続され、各CM100は、ホスト装置2から受信したI/O要求に基づき、記憶装置31に対するアクセス制御を行なう。
各CM100は、DA103を介して、記憶装置31に対するデータの書込や読出を行なう。また、図1に示す例においては、CM100a,100bのそれぞれに2つのDA103,103が備えられている。そして、CM100a,100bのそれぞれにおいて、各DA103にDE30が接続されている。
これにより、DE30の記憶装置31には、CM100a,100bのいずれからもデータの書込や読出を行なうことができる。
フラッシュメモリ107は、CPU105が実行するプログラムや種々のデータ等を格納する記憶装置である。
メモリ(メインメモリ,第1メモリ領域)106は、種々のデータやプログラムを一時的に格納する記憶装置であり、制御プログラム160を格納するほか、キャッシュ領域161やログ情報記憶領域162を有する(図2参照)。制御プログラム160は、例えば、本実施形態の制御機能(例えば、図2に示すログ発生割込み通知部152としての機能)を実現すべくCPU105が実行するプログラムであり、メモリ106あるいはフラッシュメモリ107に保存される。キャッシュ領域161は、ホスト装置2から受信したデータや、ホスト装置2に対して送信するデータを一時的に格納する。ログ情報記憶領域162は、CM100を含むストレージ装置1で発生する各種ログ情報を一時的に記憶保存する。なお、メモリ106は、前述した記憶装置(ドライブ)31と比較するとアクセス速度は高速であるが容量の小さい、RAM(Random Access Memory)等である。
IOC108は、各CM100内におけるデータ転送を制御する制御装置であり、例えば、メモリ106に格納されたデータをCPU105を介することなく転送させるDMA(Direct Memory Access)転送を実現する。
CPU105は、種々の制御や演算を行なう処理装置(第1処理部)であり、例えばマルチコアプロセッサ(マルチコアCPU)である。CPU105は、メモリ106,フラッシュメモリ107等に格納されたOS(Operating System)やプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。特に、本実施形態において、CPU105は、制御プログラム160を実行することで、後述するログ発生割込み通知部152(図2参照)としての機能を果たす。
冗長化された二つのCM100aとCM100bとの間には、二つの通信パス131,132が設けられている。
第1通信パス131は、CM100aのCPU105とCM100bのCPU105との間を接続するCPU間通信パス(パス#1という場合がある)である。第1通信パス131は、高速で大容量の通信が可能であり、CM100間でユーザデータのやり取りを行なうために用いられる。なお、図8を参照しながら後述する比較対象技術において、第1通信パス131は、CPU105間でログ情報のやり取りを行ないログ情報を二重化するためにも用いられる。これに対し、本実施形態において、第1通信パス131は、CM100間でのユーザデータのやり取りに用いられるが、CM100間でのログ情報のやり取りには用いられない。
第2通信パス132は、CM100aのFPGA110とCM100bのFPGA100との間を接続するFPGA間通信パス(パス#2という場合がある)である。第2通信パス132は、監視制御用FPGA110間でストレージ装置1の監視制御情報のやり取りを行なうために用いられる。なお、図8を参照しながら後述する比較対象技術において、第2通信パス132は、FPGA110間で監視制御情報のやり取りを行なうためだけに用いられる。これに対し、本実施形態において、第2通信パス132は、CM100間での監視制御情報のやり取りのほか、CM100間でログ情報のやり取りを行ないログ情報を二重化するためにも用いられる。
一方、各CM100において、チップセット109,FPGA110,不揮発性記録媒体121,122は、ストレージ装置1の監視制御機能を果たす。
チップセット109は、CPU105とFPGA110との間のデータの受渡しを管理する。
FPGA110は、ストレージ装置1の監視制御を行なう処理装置(第2処理部)である。本実施形態のFPGA110には、制御プログラム140,第1テーブル141および第2テーブル142が組み込まれている(図2参照)。FPGA110は、制御プログラム140を実行することで、ストレージ装置1の監視制御機能を実現する。その際、FPGA110は、後述するごとく、第1テーブル141および第2テーブル142を参照しながらログ情報の重要度(ランク)を判定する。
第1不揮発性記録媒体(第2メモリ領域)121は、メモリ106から読み出されたログ情報を書き込まれて記憶保存する。第1不揮発性記録媒体121は、大容量のデータを保存可能であるが、書込み寿命制限の有る媒体(例えば書込み制限回数が所定数以下の媒体)であり、例えばSSDやUSB(Universal Serial Bus)メモリである。なお、図8を参照しながら後述する比較対象技術において、第1不揮発性記録媒体121へのログ情報の書込みは、CPU105(FW)によってチップセット109経由で実行される。これに対し、本実施形態において、第1不揮発性記録媒体121へのログ情報の書込みは、後述するようにFPGA110によって実行される。また、本実施形態において、第1不揮発性記録媒体121には、後述するごとく第2不揮発性記録媒体122から読み出されたログ情報が、FPGA110によって書き込まれてもよい。なお、以下では、第1不揮発性記録媒体121をNVM#1という場合がある。NVMはnon-volatile memoryの略記である。
第2不揮発性記録媒体(第2メモリ領域)122は、第2通信パス132を介してFPGA110間でやり取りされる監視制御情報を書き込まれて記憶保存する。第2不揮発性記録媒体122は、低容量であるが、書込み寿命制限の有る媒体(例えば書込み制限回数が所定数よりも大きい媒体)であり、例えばMRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)である。なお、図8を参照しながら後述する比較対象技術において、第2不揮発性記録媒体122には、FPGA110によって監視制御情報のみが書き込まれる。これに対し、本実施形態において、第2不揮発性記録媒体122には、FPGA110によって、監視制御情報が書き込まれるとともに、メモリ106から読み出されたログ情報が書き込まれる。なお、以下では、第2不揮発性記録媒体122をNVM#2という場合がある。
〔2〕比較対象技術および本実施形態の概要
ここで、図8を参照しながら、本実施形態と比較する比較対象技術、および、本実施形態の概要について説明する。図8は、比較対象技術におけるログの流れを説明する図である。
ストレージ装置1(図1参照)においてログ情報の発生がCM100aのCPU105によって検知されると、当該ログ情報は、CM100aのCPU105(FW)によって、一旦、メモリ106上のログ情報記憶領域162(図2参照)に保存される(図8の矢印A1参照)。その後、CM100aにおいて、メモリ106上のログ情報は、CM100aのCPU105(FW)によって、メモリ106からチップセット109経由で最終的にNVM#1に書き込まれて保存される(図8の矢印A2参照)。
また、メモリ106上のログ情報は、CM100aのCPU105(FW)によって、第1通信パス131経由でCM100bのCPU105(FW)に送信され、CM100bのメモリ106に書き込まれる(図8の矢印A3参照)。そして、CM100bにおいて、メモリ106上のログ情報は、CM100bのCPU105(FW)によって、メモリ106からチップセット109経由で最終的にNVM#1に書き込まれて保存される(図8の矢印A4参照)。このようにして、ストレージ装置1のログ情報は、第1通信パス131を用いて、二つのCM100におけるNVM#1に二重化されて保存される。
上述のごとき比較対象技術では、NVM#1へのログ情報の書込みは、ストレージ装置1における不慮の事故に対応すべく、定期的(例えば5分毎)に、あるいは、ストレージ装置1の電源オフ/オンのタイミング等でCPU105(FW)によって実行される。書き込み対象のログ情報としては、例えば図3に記載された13種類のログ情報が挙げられる。
このとき、NVM#1へのログ情報の書込みは、NVM#1におけるログ情報記憶領域を、所定サイズのページ毎に分けて管理される。つまり、ログ情報の書込みは、ログ情報の種類毎に割り当てられる所定サイズのページに対して実行される。ログ情報の書込み量が当該ページの容量に達すると、新たなページが割り当てられ、割り当てられた新たなページに対しログ情報の書込みが実行される。
上述のような書込みタイミングの制御や書込み領域の管理を行なうことで、ストレージ装置1の寿命期間内に、ログ情報を保存する第1不揮発性記録媒体121に対する書込み回数が、書込み制限回数を超えてしまう、つまり書込み寿命を超えてしまうことが防止される。ただし、図8に示す比較対象技術では、以下のような状況(1)〜(3)が生じる可能性がある。
(1)SSD,USBメモリ等の第1不揮発性記録媒体121には、上述したように書込み寿命がある。また、ストレージ装置1の寿命期間内に発生する全てのログ情報の容量は極めて大きい。このため、第1不揮発性記録媒体121に対するログ情報の書込み制御を行なって、第1不揮発性記録媒体121上に全てのログ情報を格納できるようにすることが望まれる。
(2)CM100を含むストレージ装置1における異常発生判断は、監視制御用FPGA110によって行なわれるが、ログ情報の書込み制御は、CPU105(FW)によって行なわれる。このため、CPUハング等のCM異常が発生した場合、FWは動作することができない。したがって、CM異常の解析等に必要な異常CM100のログ情報を、メモリ106から不揮発性記録媒体121に採取することも、冗長化された他系のCMに転送することもできない。
(3)通常、最新のログ情報はメインメモリ106上に保存されており、上述したように、定期的に、あるいは、ストレージ装置1の電源オフ/オンのタイミング等で、CPU105(FW)によって、第1不揮発性記録媒体121へのログ情報の書込みが実行される。このため、ストレージ装置1のオフ時やリブート時には、ログ情報をメインメモリ106から第1不揮発性記録媒体121へ書き込む処理(ログ退避)が発生する。当該ログ退避に要する時間によって、ストレージ装置1のオフ処理や、ストレージ装置1の復旧処理が長期化する場合がある。
そこで、本実施形態においては、比較対象技術でファームウェア(CPU105)によって実行されるログ情報の書込み制御が、監視制御用のFPGA110によって実行されるよう構成される。つまり、比較対象技術で監視制御情報のみを扱っていたFPGA110において、監視制御情報に基づく監視制御とともに、ログ情報の書込み制御が行なわれる。さらに、本実施形態においては、性能の異なる二種類の不揮発性記録媒体121,122が、ログ情報の種類(ログ情報の重要度)に応じて使い分けられるよう構成される。
例えば、上記状況(1)に対応すべく、本実施形態のFPGA110は、ログ情報の種類を判断し、当該種類に応じたログ情報の重要度を判定し、当該重要度に応じてログ情報の書込み手法や書込み先を制御する。
また、上記状況(2),(3)に対応すべく、本実施形態のFPGA110は、異常発生時には、自ら監視制御している監視制御情報に基づき異常を検知し、メインメモリ106上のログ情報を読み出して不揮発性記録媒体121または122に書き込む。さらに、本実施形態のFPGA110は、CPU105からログ情報の発生(メインメモリ106へのログ情報の書込み)の通知を受けると、メモリメモリ106に書き込まれたログ情報を読み出して不揮発性記録媒体121または122に書き込む。つまり、本実施形態では、不揮発性記録媒体121または122へのログ情報の書込みが、比較対象技術のごとく定期的なタイミング等ではなく、メインメモリ106へのログ情報の書込み発生に追随してリアルタイムで行なわれる。
ここで、本実施形態の制御装置(CM)100を適用される環境、つまりストレージ装置1の構成は、以下の通りである(図1参照)。つまり、ストレージ装置1においては、CM(コントローラ)100が多重化され、ストレージ装置1のログ情報が各CM100によって保持されることで多重化保存される。
また、各CM100は、性能の異なる二種類の不揮発性記録媒体121,122を有する。第1不揮発性記録媒体121は、ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域で、上述した通り、大容量のデータを保存可能であるが、書込み寿命制限の有る媒体、例えばSSDやUSBメモリである。第2不揮発性記録媒体122は、他CM100のFPGA110間でやり取りされる監視制御情報を保存するとともに、ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域としても機能する。第2不揮発性記録媒体122は、上述した通り、低容量であるが、書込み寿命制限の有る媒体、例えばMRAMである。
さらに、各CM100は、監視制御情報に基づくストレージ装置1の監視制御と不揮発性記録媒体121,122へのログ情報の書込み制御との両方を実行可能なLSI(Large Scale Integration)等を有する。本実施形態では、当該LSIとして、例えばFPGA110が用いられる。
このような環境において、各CM100におけるFPGA110は、以下のように動作する。
ストレージ装置1の通常動作時において、FPGA110は、CPU105からログ情報の発生(つまりログ情報のメインメモリ106への書込み)を通知する割込み情報を受け取ると、メインメモリ106からログ情報を読み出す。
ストレージ装置1の異常発生時において、FPGA110は、監視制御情報に基づき異常の発生を検知し、メインメモリ106からログ情報を読み出す。
通常動作時または異常発生時において、FPGA110は、上述のごとくログ情報を読み出すと、読み出したログ情報の重要度(ランク)を装置状態から判定する。本実施形態において、ログ情報の重要度は、例えば図3および図4を参照しながら後述するごとく、4つのランク#1〜#4に分けられる。また、ランク#1の重要度が最も高く、ランク#2の重要度が2番目に高く、ランク#3の重要度が3番目に高く、ランク#4の重要度が最も低い。
メインメモリ106から読み出したログ情報の重要度がランク#1の場合、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#1に書き込むとともに、第2通信パス132経由で他系のCM100のFPGA110に送信する。他系のCM100のFPGA110は、第2通信パス132経由でログ情報を受信すると、受信したログ情報をNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する。
メインメモリ106から読み出したログ情報の重要度がランク#2の場合、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む。NVM#2においてランク#2のログ情報の量が所定量(書込み閾値)を超えた場合、FPGA110は、所定量のランク#2のログ情報を、NVM#2からNVM#1に書き込むとともに、第2通信パス132経由で他系のCM100のFPGA110に送信する。他系のCM100のFPGA110は、第2通信パス132経由でログ情報を受信すると、受信したログ情報をNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する。この後、NVM#2において、前記所定量のランク#2のログ情報が保存されていた領域には、新たなログ情報が上書きされる。
メインメモリ106から読み出したログ情報の重要度がランク#3の場合、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む。NVM#2においてランク#3のログ情報の量が所定量(書込み閾値)を超えた場合、FPGA110は、所定量のランク#3のログ情報を、NVM#2からNVM#1に書き込む。この後、NVM#2において、前記所定量のランク#3のログ情報が保存されていた領域には、新たなログ情報が上書きされる。
メインメモリ106から読み出したログ情報の重要度がランク#4の場合、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む。NVM#2においては、ランク#4のログ情報を保存する領域が所定量確保されており、ランク#4のログ情報の量が所定量(書込み閾値)を超えた場合、FPGA110は、新たなログ情報をランク#4用の上記領域に上書き保存する。これにより、ランク#4のログ情報については、所定量の最新のものが、NVM#2におけるランク#4用の上記領域に保存される。
このように、本実施形態では、ログ情報の重要度のランクに応じて、ログ情報の格納先の変更や、ログ情報の多重化の有無の変更を行なうことで、二つの不揮発性記録媒体121,122への書込み制御(例えば書込み流量の制御)が行なわれる。これにより、書込み寿命制限の有るNVM#1に対する書込み回数を抑制しながら、ログ情報を重要度の高い順にNVM#1に確実に二重化保存することができる。
特に、ストレージ装置1の通常動作時には、上記制御により、書き込み寿命の有る第1不揮発性記録媒体121へのログ情報の書込み量を減らすことができ、書込み寿命制限を超えることなく大量のログ情報を第1不揮発性記録媒体121に確実に保存することができる。また、不揮発性記録媒体121へのログ情報の書込みは、比較対象技術と異なりFW処理に依存しないため、定期的なタイミング等ではなく、メインメモリ106へのログ情報の書込み発生に追随してリアルタイムで実行することが可能になる。
また、ストレージ装置1の異常発生時には、FPGA110が、メインメモリ106からログ情報を読み出すため、CPU105がハングした状態であってもストレージ装置1のログ情報を採取することが可能になる。これにより、ストレージ装置1で異常が発生してもログ情報を確実に採取することができる。
さらに、上述したようにメインメモリ106へのログ情報の書込み発生に追随してリアルタイムで不揮発性記録媒体121へのログ情報の書込みが行なわれる。このため、ストレージ装置1のオフ時やリブート時に、比較対象技術のごときログ退避動作が不要になり、ストレージ装置1のオフ操作やリブート処理を短時間で行なうことが可能になる。
〔3〕本実施形態の制御装置の機能構成
ついで、図2〜図4を参照しながら、本実施形態の制御装置(CM)100の機能構成について説明する。なお、図2は、CM100の機能構成の一例を示すブロック図である。図3は、本実施形態におけるログ種類とログ重要度とを対応付けるテーブル(第1テーブル)141の具体例を示す図である。図4は、本実施形態におけるログ重要度と書込み手法とを対応付けるテーブル(第2テーブル)142の具体例を示す図である。
本実施形態の各CM100において、CPU(第1処理部)105は、制御プログラム160を実行することで、図2に示すように、ログ発生割込み通知部152(図2参照)として機能する。制御プログラム160は、例えばメモリ106に保存されている。
また、本実施形態の各CM100において、FPGA(第2処理部)110は、制御プログラム140を実行することで、図2に示すように、ログ発生判断部111,異常発生判断部112および書込み制御部113として機能する。FPGA110には、前述したように、制御プログラム140,第1テーブル141および第2テーブル142が組み込まれている。
なお、制御プログラム160,140;第1テーブル141および第2テーブル142は、コンピュータ読取可能な記録媒体であって非一時的な記録媒体に記録された形態で提供される。当該記録媒体としては、磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクなどが挙げられる。また、光ディスクとしては、CD(Compact Disk),DVD(Digital Versatile Disk),ブルーレイディスクなどが挙げられる。CDは、CD−ROM(Read Only Memory),CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などを含む。DVDは、DVD−RAM,DVD−ROM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD(High Definition) DVDなどを含む。
このとき、CPU105は、上述のごとき記録媒体から制御プログラム160を読み取って内部記憶装置(例えばメモリ106やフラッシュメモリ107)または外付けの記憶装置に格納して用いてもよい。また、CPU105は、制御プログラム160を、ネットワーク(図示略)を介して受信し内部記憶装置または外付けの記憶装置に格納して用いてもよい。また、FPGA110は、制御プログラム140,第1テーブル141および第2テーブル142を、予め組み込まれていてもよいし、非一時的な記録媒体などによって提供され当該記録媒体などからインストールされてもよい。
CPU105は、C−STS(CPU-status)レジスタ151を有するとともに、ログ発生割込み通知部152としての機能を有する。
C−STSレジスタ151には、CPU105によって、ログ情報の発生の有無を管理すべく、例えば下記のごとき情報が設定される。C−STSレジスタ151には、CPU105が新たなログ情報をメインメモリ(第1メモリ領域)106に書き込むと、つまり新たなログ情報が発生すると、ログ有り情報(ログ有)が設定される。一方、メインメモリ106上のログ情報が不揮発性記録媒体(第2メモリ領域)121または122に書き込まれると、C−STSレジスタ151には、ログ無し情報(ログ無)が設定される。
ログ発生割込み通知部152は、新たなログ情報がメインメモリ(第1メモリ領域)106に書き込まれると、つまり新たなログ情報が発生すると、FPGA110に対し割込み情報(割込みメッセージ)を通知する。
FPGA110は、F−STS(FPGA-status)レジスタ114を有するとともに、ログ発生判断部111,異常発生判断部112および書込み制御部113としての機能を有する。以下、ログ発生判断部111,異常発生判断部112,書込み制御部113およびF−STSレジスタ114について説明する。
F−STSレジスタ114には、FPGA110によって、ログ情報の書込み状態を管理すべく、例えば下記のごとき情報が設定される。F−STSレジスタ114には、FPGA110がメインメモリ106からログ情報を読み出すと、ログ情報の書込み中である旨を示す実行中情報(Run)が設定される。一方、ログ情報の書込みに係る動作を完了すると、F−STSレジスタ114には、ログ情報の書込みを行なっていないアイドル状態である旨を示すアイドル情報(Idle)が設定される。
ログ発生判断部111は、メインメモリ106に制御対象のストレージ装置1のログ情報が記憶されたか否か、つまり新たなログ情報が発生したか否かを判断する。本実施形態において、ログ発生判断部111は、CPU105のログ発生割込み通知部152から割り込みメッセージを受けると、メインメモリ106に新たなログ情報が記憶された(発生した)と判断する。
異常発生判断部112は、ストレージ装置1の監視制御情報に基づきストレージ装置1の動作状態に異常が発生したか否かを判断する。
書込み制御部113は、下記書込みタイミングで、ログ情報をメインメモリ106からNVM#1またはNVM#2に書き込む制御を行なう。書込みタイミングは、メインメモリ106に新たなログ情報が記憶されたとログ発生判断部111が判断したタイミング、もしくは、ストレージ装置1の動作状態に異常が発生したと異常発生判断部112が判断したタイミングである。
書込み制御部113は、重要度判定部113a,選択部113bおよび書込み量判定部113cとしての機能を有する。
重要度判定部(ランク判定部)113aは、メインメモリ106から読み出したログ情報の重要度(本実施形態では当該ログ情報がランク#1〜#4のいずれに属するか)を判定する。本実施形態において、ランク判定部113aは、読み出したログ情報と図3に示す第1テーブル141とを参照し、読み出したログ情報の種類(ログ種類)がランク#1〜#4のいずれに属するかを判断することで、読み出したログ情報の種類を判定する。
選択部113bは、ランク判定部113aが判定したログ情報の重要度に応じて、ログ情報のNVM#1またはNVM#2への書込み手法を選択し変更する。本実施形態において、選択部113bは、ランク判定部113aが判定した前記重要度をキーにして、図4に示す第2テーブル142を検索することで、前記重要度に応じた書込み手法を選択する。これにより、書込み制御部113は、選択部113bが選択した書込み手法でログ情報の書込み制御を行なう。
書込み量判定部113cは、書込み制御部113が下記のようなログ情報の書込み制御を行なう際に用いられるもので、NVM#2(第2不揮発性記録媒体122)に書き込まれたログ情報の格納量が所定サイズ(所定量,書込み閾値)を超えたか否かを判定する。
本実施形態において、性能の異なる複数種類(本実施形態では2種類)の不揮発性記録媒体の中から、ログ情報の重要度に応じた不揮発性記録媒体が、第2メモリ領域として選択され、選択された不揮発性記録媒体にログ情報が書き込まれる。性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体は、書込み制限回数が所定数以下のNVM#1(書込み寿命制限の有る記録媒体121)と書込み制限回数が前記所定数よりも大きいNVM#2(書込み寿命制限の無い記録媒体122)とを含む。
選択部113bは、ログ情報の重要度に応じて、NVM#1とNVM#2とのいずれか一方を、第2メモリ領域として選択する。書込み制御部113は、選択部113bが選択したNVM#1またはNVM#2にログ情報を書き込む。NVM#2にログ情報を書き込んだ場合、NVM#2に書き込まれたログ情報の格納量が所定サイズを超えたか否かを、書込み量判定部113cが判定する。ログ情報の格納量が所定サイズを超えたと判定した場合、書込み制御部113は、NVM#2に書き込まれたログ情報を、NVM#1に移動させる制御を行なう。
また、本実施形態において、FPGA110は、自CM100aとともに冗長構成を成す他CM100bにおけるNVM#1に、第2通信パス132と他CM100bにおけるFPGA110とを介して接続される。このとき、選択部113bは、ログ情報の重要度に応じて、他CM100bにおけるNVM#1を第2メモリ領域として選択してもよい。そして、自CM100aの書込み制御部113は、第2通信パス132を介して、選択した他CM100bにおけるNVM#1にログ情報を書き込む制御を行なう。なお、本実施形態では、他CM100bにおけるNVM#1を第2メモリ領域として選択する場合について説明しているが、他CM100bにおけるNVM#2を第2メモリ領域として選択してもよい。
ここで、図3および図4を参照しながら、第1テーブル141および第2テーブル142の具体例について説明するとともに、図4に示す第2テーブル142に基づいて選択され実行される、NVM#1,NVM#2へのログ情報の書込み手法について説明する。
図3に示すように、第1テーブル141は、ログ情報の種類(ログ種類)とログ情報のランク(ログ重要度)とを対応付けるテーブルである。第1テーブル141において、ログ情報の重要度は、例えば4つのランク#1〜#4に分けられる。そして、例えば、ログ種類Degrade/Alarm, Panic, Degrade factor, Errorが、最も重要度の高いランク#1に対応付けられる。ログ種類Recovered Error, Rebuild Copy back, Copy Session, Environmentが、2番目に重要度の高いランク#2に対応付けられる。ログ種類Powerが、3番目に重要度の高いランク#3に対応付けられる。ログ種類Operation, Event, FRU Information, Otherが、最も重要度の低いランク#4に対応付けられる。
図4に示すように、第2テーブル142は、ログ情報のランク(ログ重要度)とFPGA110によるログ情報の書込み手法とを対応付けるテーブルである。
ランク#1に属するログ種類は、例えばCM100の一方の電源が落ちた状態であるデグレード(デグレード要因)に起因して発生するログ情報の種類に相当し、最も重要度の高いログ種類として認識される。そのため、読み出したログ情報の重要度がランク#1の場合、図4に示すように、FPGA110(書込み制御部113)は、自CM100において、読み出したログ情報を、最優先でNVM#1に書き込む。また、FPGA110(書込み制御部113)は、読み出したログ情報を、第2通信パス132経由で他CM100のFPGA110に送信する。他CM100のFPGA110(書込み制御部113)は、第2通信パス132経由でログ情報を受信すると、受信したログ情報を最優先でNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する。このとき、FPGA110(書込み制御部113)は、読み出したログ情報のNVM#2への書込みを行なわない。
ランク#2に属するログ種類は、例えばデグレード発生直前の状態(ソフトエラー発生状態)であって修復中の状態であるRAS(Remote Access Service)処理に起因して発生するログ情報の種類に相当し、デグレード状態に次いで重要度の高いログ種類として認識される。そのため、読み出したログ情報の重要度がランク#2の場合、図4に示すように、FPGA110(書込み制御部113)は、まず、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む。そして、NVM#2においてランク#2のログ情報の格納量が所定サイズ(所定量,書込み閾値)を超えた場合、FPGA110(書込み制御部113)は、所定サイズのランク#2のログ情報を、NVM#2からNVM#1に移動させるとともに、第2通信パス132経由で他CM100のFPGA110に送信する。他CM100のFPGA110(書込み制御部113)は、第2通信パス132経由でログ情報を受信すると、受信したログ情報をNVM#2に書き込み、ログ情報を二重化保存する。この後、NVM#2において、前記所定サイズのランク#2のログ情報が保存されていた領域には、新たなログ情報が上書きされる。
ランク#3に属するログ種類は、例えばOFF/ON(初期診断中)に起因して発生するログ情報の種類に相当し、RAS処理状態に次いで重要度の高いログ種類として認識される。そのため、読み出したログ情報の重要度がランク#3の場合、図4に示すように、FPGA110(書込み制御部113)は、まず、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む。そして、NVM#2においてランク#3のログ情報の格納量が所定サイズ(所定量,書込み閾値)を超えた場合、FPGA110(書込み制御部113)は、所定サイズのランク#3のログ情報を、NVM#2からNVM#1に移動させる。このとき、FPGA110(書込み制御部113)は、他CM100のNVM#1への書込みを行なわない。この後、NVM#2において、前記所定サイズのランク#3のログ情報が保存されていた領域には、新たなログ情報が上書きされる。
ランク#4に属するログ種類は、例えば装置環境情報(通常動作中)に係るログ情報の種類に相当し、最も重要度の低いログ種類として認識される。そのため、読み出したログ情報の重要度がランク#4の場合、図4に示すように、FPGA110(書込み制御部113)は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む。このとき、FPGA110(書込み制御部113)は、ランク#4のログ情報について、NVM#2からNVM#1への移動も、他CM100のNVM#1への書込みも行なわない。なお、前述したように、NVM#2においては、ランク#4のログ情報を保存する領域が所定量確保されており、ランク#4のログ情報の格納量が所定サイズを超えた場合、FPGA110(書込み制御部113)は、新たなログ情報をランク#4用の上記領域に上書き保存する。これにより、ランク#4のログ情報については、所定量の最新のものが、NVM#2におけるランク#4用の上記領域に保存される。
なお、NVM#2においては、ランク#2〜#4のログ情報は、ランク毎に分けて保存される。その際、ランク#2およびランク#3のログ情報を保存する領域の容量と、ランク#4のログ情報を保存する領域の容量との比は、例えば5対1とする。これは、ランク#4のログ情報については最新のもののみが残っていれば問題ないため、ランク#4のログ情報を保存する領域の容量は、ランク#2およびランク#3のログ情報を保存する領域の容量よりも少なくてよいからである。
〔4〕本実施形態の制御装置の動作
次に、上述のごとく構成された本実施形態のストレージ装置1におけるCM100の動作について、図5〜図7に示すフローチャートに従って説明する。
比較対象技術において、ログ情報の書込み制御はCPU105(FW)のみによって行なわれるため、FWが動作すれば問題無い。しかし、本実施形態では、監視制御用のFPGA110によってログ情報の書込み制御が行なわれる。このため、本実施形態では、CPU105の状態(ログ情報発生の有無情報)を設定されるC−STSレジスタ151、および、FPGA110の状態(ログ情報の書込み中であるか否かに係る情報)を設定されるF−STSレジスタ114が用いられる。また、メインメモリ106上には、比較対象技術と同様、ログ情報用のメモリ領域(第1メモリ領域)が確保される。
ストレージ装置1の通常動作時にログ情報が発生すると、CPU105(FW)は、C−STSレジスタ151に“ログ有”が既に設定されているかを判定する(図5のステップS11)。“ログ有”が既に設定されている場合(ステップS11のYESルート)、CPU105は、FPGA110が前回発生したログ情報についての書込み処理中であると判断し、C−STSレジスタ151の状態が“ログ無”になるまで待機する(図5のステップS15からステップS11)。
C−STSレジスタ151に“ログ有”が設定されていない場合(ステップS11のNOルート)、つまりFPGA110がログ情報についての書込み処理中でない場合、CPU105(FW)は、以下の動作を行なう(図5のステップS12,S13)。ステップS12において、CPU105(FW)は、新たなログ情報をメインメモリ(第1メモリ領域)106に格納し、C−STSレジスタ151に“ログ有”を設定する。また、ステップS13において、CPU105(FW)のログ発生割込み通知部152は、FPGA110に対し割込みメッセージを通知する。
FPGA110は、CPU105から割込みメッセージを通知されると、ログ発生判断部111の機能によって新たなログ情報が発生したと判断する。そして、FPGA110は、メインメモリ106(第1メモリ領域)におけるログ情報を、先頭アドレスから順に読み出し、F−STSレジスタ114に“Run”を設定する(図5のステップS14)。この後、FPGA110は、図7に示すフローチャートに従って実行される書込み制御処理へ移行する。
一方、ストレージ装置1の異常発生時、FPGA110の異常発生判断部112は、ストレージ装置1の監視制御情報に基づきストレージ装置1の動作状態に異常が発生したことを検知する(図6のステップS21)。
異常発生が検知されると、FPGA110は、当該異常発生の要因に係るログ情報を含むと考えられるメインメモリ106(第1メモリ領域)におけるログ情報を、先頭アドレスから順に読み出す。そして、FPGA110は、F−STSレジスタ114に“Run”を設定する(図6のステップS22)。この後、FPGA110は、図7に示すフローチャート(ステップS31〜S41)に従って実行される書込み制御処理へ移行する。
図7に示す書込み制御処理において、まず、FPGA110のランク判定部113aは、メモリ106から読み出されたログ情報の重要度が、ランク#1であるか否かを判断する(ステップS31)。重要度がランク#1の場合(ステップS31のYESルート)、FPGA110の書込み制御部113は、メモリ106から読み出されたログ情報を、NVM#1に書き込む(ステップS32)。その後、書込み制御部113は、メモリ106から読み出されたログ情報を、第2通信パス132経由で他CM100のFPGA110に送信し、他CM100のNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する(ステップS33)。
そして、FPGA110は、ログ情報の書込みに係る動作を完了すると、F−STSレジスタ114に“Idle”を設定し(ステップS34)、C−STSレジスタ151に“ログ無”を設定し(ステップS35)、処理を終了する。なお、F−STSレジスタ114に“Run”が設定されている状態(ログ情報の書込み中の状態)で新たなログ情報が発生した場合、F−STS114に“Idle”が設定されるまで待機してから、ログ情報のメモリ106への格納が行なわれる。
メモリ106から読み出されたログ情報の重要度がランク#1でない場合(ステップS31のNOルート)、つまり重要度がランク#2〜#4のいずれかである場合、書込み制御部113は、メモリ106から読み出されたログ情報をNVM#2に書き込む(ステップS36)。
ログ情報がNVM#2に書き込まれると、FPGA110の書込み量判定部113cは、NVM#2に書き込まれたログ情報の格納量が所定サイズ(書込み閾値)を超えたか否かを判定する(ステップS37)。ログ情報の格納量が所定サイズを超えていない場合(ステップS37のNOルート;ランク#2〜#4のいずれかに相当する場合)、FPGA110はステップS34の処理に移行する。
ログ情報の格納量が所定サイズを超えている場合(ステップS37のYESルート)、ランク判定部113aは、メモリ106から読み出されたログ情報の重要度が、ランク#2または#3であるか否かを判断する(ステップS38)。重要度がランク#2でも#3でもない場合つまりランク#4の場合(ステップS38のNOルート)、FPGA110は、所定サイズの最新のログ情報だけをメモリ206上に残し、ステップS34の処理に移行する。
重要度がランク#2または#3である場合(ステップS38のYESルート)、書込み制御部113は、所定サイズのランク#2または#3のログ情報を、NVM#2からNVM#1に書き込む(ステップS39)。
ログ情報をNVM#2からNVM#1に移動させた後、ランク判定部113aは、メモリ106から読み出されたログ情報の重要度が、ランク#2であるか否かを判断する(ステップS40)。重要度がランク#2でない場合つまりランク#3の場合(ステップS40のNOルート)、FPGA110はステップS34の処理に移行する。
重要度がランク#2である場合(ステップS40のYESルート)、書込み制御部113は、メモリ106から読み出されたログ情報を、第2通信パス132経由で他CM100のFPGA110に送信し、他CM100のNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する(ステップS41)。この後、FPGA110はステップS34の処理に移行する。
上述のごとく図7に示すフローチャートに従った書込み制御処理を行なうことで、ランク#1〜#4のログ情報は、それぞれ図9〜図12に示すように、書込み制御されることになる。ただし、図9〜図12では、ストレージ装置1の通常動作時にログ情報が発生した場合の処理手順が示されている。
ここで、図9を参照しながら、本実施形態におけるランク#1のログの流れについて説明する。
CM100aのCPU105(FW)は、新たなログ情報が発生すると、当該ログ情報を、一旦、メインメモリ106上のログ情報記憶領域162に保存する(図9の矢印A1参照)。これに伴い、CPU105(FW)は、FPGA110に対し割込みメッセージを通知する(図9の矢印B1参照)。
FPGA110は、CPU105(FW)から割込みメッセージを通知されると、メインメモリ106におけるログ情報を読み出す(図9の矢印B2参照)。そして、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#1に書き込むとともに(図9の矢印B3参照)、パス#2経由で他CM100のNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する(図9の矢印B4参照)。
ついで、図10を参照しながら、本実施形態におけるランク#2のログの流れについて説明する。
CM100aのCPU105(FW)は、新たなログ情報が発生すると、当該ログ情報を、一旦、メインメモリ106上のログ情報記憶領域162に保存する(図10の矢印A1参照)。これに伴い、CPU105(FW)は、FPGA110に対し割込みメッセージを通知する(図10の矢印B1参照)。
FPGA110は、CPU105(FW)から割込みメッセージを通知されると、メインメモリ106におけるログ情報を読み出す(図10の矢印B2参照)。そして、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む(図10の矢印C1参照)。このとき、NVM#2においてランク#2のログ情報の格納量が書込み閾値を超えた場合、FPGA110は、所定サイズのランク#2のログ情報を、NVM#2からNVM#1に書き込む(図10の矢印C2参照)。この後、FPGA110は、所定サイズのランク#2のログ情報を、パス#2経由で他CM100のNVM#1に書き込み、ログ情報を二重化保存する(図10の矢印C3参照)。
ついで、図11を参照しながら、本実施形態におけるランク#3のログの流れについて説明する。
CM100aのCPU105(FW)は、新たなログ情報が発生すると、当該ログ情報を、一旦、メインメモリ106上のログ情報記憶領域162に保存する(図11の矢印A1参照)。これに伴い、CPU105(FW)は、FPGA110に対し割込みメッセージを通知する(図11の矢印B1参照)。
FPGA110は、CPU105(FW)から割込みメッセージを通知されると、メインメモリ106におけるログ情報を読み出す(図11の矢印B2参照)。そして、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む(図11の矢印C1参照)。このとき、NVM#2においてランク#2のログ情報の格納量が書込み閾値を超えた場合、FPGA110は、所定サイズのランク#2のログ情報を、NVM#2からNVM#1に書き込む(図11の矢印C2参照)。
ついで、図12を参照しながら、本実施形態におけるランク#4のログの流れについて説明する。
CM100aのCPU105(FW)は、新たなログ情報が発生すると、当該ログ情報を、一旦、メインメモリ106上のログ情報記憶領域162に保存する(図12の矢印A1参照)。これに伴い、CPU105(FW)は、FPGA110に対し割込みメッセージを通知する(図12の矢印B1参照)。
FPGA110は、CPU105(FW)から割込みメッセージを通知されると、メインメモリ106におけるログ情報を読み出す(図12の矢印B2参照)。そして、FPGA110は、読み出したログ情報を、NVM#2に書き込む(図12の矢印C1参照)。このとき、前述したように、NVM#2においては、ランク#4のログ情報を保存する領域が所定量確保されており、ランク#4のログ情報の格納量が所定サイズを超えた場合、FPGA110は、新たなログ情報をランク#4用の上記領域に上書き保存する。これにより、ランク#4のログ情報については、所定量の最新のものが、NVM#2におけるランク#4用の上記領域に保存される。
上述したように、本実施形態の制御装置(CM)100によれば、監視制御用のFPGA110が、CPU105によるファームウェア処理に依存することなく、ログ情報の書込み制御を行なう。このため、定期的なタイミング等ではなく、メインメモリ106へのログ情報の書込み発生に追随してリアルタイムでログ情報をNVM#1またはNVM#2に書き込むことが可能になる。したがって、ストレージ装置1の異常発生時には、FPGA110が、メインメモリ106からログ情報を読み出し、第2通信パス132経由でログ情報を他CM100に転送できる。このため、CPU105がハングした状態であってもストレージ装置1のログ情報を採取したり転送したりすることが可能になる。これにより、ストレージ装置1で異常が発生してもログ情報を確実に採取して保存することができる。
また、本実施形態では、ログ情報の重要度のランクに応じて、ログ情報の格納先の変更や、ログ情報の多重化の有無の変更を行なうことで、二つの不揮発性記録媒体121,122(NVM#1,NVM#2)への書込み制御(例えば書込み流量の制御)が行なわれる。これにより、書込み寿命制限の有るNVM#1に対する書込み回数を抑制しながら、ログ情報を重要度の高い順にNVM#1に確実に二重化保存することができる。
特に、ストレージ装置1の通常動作時には、上記制御により、書き込み寿命の有るNVM#1へのログ情報の書込み量を減らすことができ、書込み寿命制限を超えることなく大量のログ情報をNVM#1に確実に保存することができる。
また、上述したように、FPGA110によって、メインメモリ106へのログ情報の書込み発生に追随してリアルタイムでNVM#1またはNVM#2へのログ情報の書込みが行なわれる。このため、ストレージ装置1のオフ時やリブート時には、最新のログ情報がNVM#1またはNVM#2に存在する。したがって、比較対象技術のごときログ退避動作が不要になり、メインメモリ106からのログ情報の掃出し時間を短縮もしくは0にすることができ、ストレージ装置1のオフ操作やリブート処理を短時間で行なうことが可能になる。
さらに、FPGA110がログ情報の書込み制御を含むログ管理を行なうことで、CPU105(FW)においてログ管理に要する負荷を軽減することができる。また、ログ情報は、リアルタイムでメインメモリ106からNVM#1またはNVM#2に書き込まれる。このため、メインメモリ106に大量のログ情報を保持している必要がなくなり、メインメモリ106を他のユーザデータの処理等のために有効活用することが可能になり、装置性能が大きく向上する。
また、本実施形態では、FPGA110によってNVM#1への書込み頻度や書込みサイズが制御される。このため、NVM#1に対しては、最も重要度の低いランク#4のログ情報の書込みは省略され、ランク#2,#3のログ情報については、NVM#2からNVM#1への所定サイズのシーケンシャルライト処理のみが行なわれる。したがって、NVM#1の長寿命化を実現することができる。ただし、最も重要度の高いランク#1のログ情報については、NVM#1に対して直ちに書き込まれるので、最も重要度の高いログ情報をNVM#1に確実に保存することができる。
〔5〕その他
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
上述した実施形態では、2つの制御装置(CM)を備える場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。本発明は、例えば3以上の制御装置(CM)を備える場合についても、上述した実施形態と同様に適用され、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、制御対象/監視対象の情報処理装置がストレージ装置である場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものない。本発明は、例えばサーバ装置等の情報処理装置にも、上述した実施形態と同様に適用され、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、上述した実施形態では、第1処理部がCPUであり第2処理部FPGAである場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。第1処理部は、CPUに代え、FPGA,MPU(Micro Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),ASIC(Application Specific Integrated Circuit),PLD(Programmable Logic Device)のいずれか一つであってもよいし、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLD,FPGAのうちの2種類以上の要素の組み合わせであってもよい。同様に、第2処理部は、FPGAに代え、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLDのいずれか一つであってもよいし、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLD,FPGAのうちの2種類以上の要素の組み合わせであってもよい。
〔6〕付記
以上の各実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、
前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、
前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、
前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備え、
前記第2処理部は、
前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、
前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、制御装置。
(付記2)
前記第1処理部は、前記ログ情報を前記第1メモリ領域に書き込むと前記第2処理部に対し割込み情報を通知し、
前記第2処理部は、前記第1処理部から前記割込み情報を受けると、前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断する、付記1に記載の制御装置。
(付記3)
前記第2処理部は、
前記監視制御に係る情報に基づき前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したか否かを判断し、
前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、付記1または付記2に記載の制御装置。
(付記4)
前記第2処理部は、
前記ログ情報の重要度を判定し、
判定した前記ログ情報の重要度に応じた前記ログ情報の書込み制御を行なう、付記1〜付記3のいずれか一項に記載の制御装置。
(付記5)
前記第2処理部は、
性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体の中から、前記ログ情報の重要度に応じた不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
選択した不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む制御を行なう、付記4に記載の制御装置。
(付記6)
前記性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体は、書込み制限回数が所定数以下の第1不揮発性記録媒体と書込み制限回数が前記所定数よりも大きい第2不揮発性記録媒体とを含み、
前記第2処理部は、
前記ログ情報の重要度に応じて、前記第1不揮発性記録媒体と前記第2不揮発性記録媒体とのいずれか一方を、前記第2メモリ領域として選択し、
選択した第1または第2不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込み、
前記第2不揮発性記録媒体に書き込まれた前記ログ情報の量が所定量を超えた場合、前記第2不揮発性記録媒体に書き込まれた前記ログ情報を、前記第1不揮発性記録媒体に移動させる制御を行なう、付記5に記載の制御装置。
(付記7)
前記第2処理部は、
前記制御装置とともに冗長構成を成す他の制御装置における不揮発性記録媒体に、通信パスを介して接続され、
前記ログ情報の重要度に応じて、前記他の制御装置における不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
前記通信パスを介して、選択した前記他の制御装置における不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む制御を行なう、付記4〜付記6のいずれか一項に記載の制御装置。
(付記8)
情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備えた制御装置において実行されるプログラムであって、
前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、
前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、
処理を、前記第2処理部に実行させる、制御プログラム。
(付記9)
前記ログ情報を前記第1メモリ領域に書き込むと前記第2処理部に対し割込み情報を通知する処理を、前記第1処理部に実行させるとともに、
前記第1処理部から前記割込み情報を受けると、前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断する処理を、前記第2処理部に実行させる、付記8に記載の制御プログラム。
(付記10)
前記監視制御に係る情報に基づき前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したか否かを判断し、
前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、
処理を、前記第2処理部に実行させる、付記8または付記9に記載の制御プログラム。
(付記11)
前記ログ情報の重要度を判定し、
判定した前記ログ情報の重要度に応じた前記ログ情報の書込み制御を行なう、
処理を、前記第2処理部に実行させる、付記8〜付記10のいずれか一項に記載の制御プログラム。
(付記12)
性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体の中から、前記ログ情報の重要度に応じた不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
選択した不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む、
処理を、前記第2処理部に実行させる、付記11に記載の制御プログラム。
(付記13)
前記性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体は、書込み制限回数が所定数以下の第1不揮発性記録媒体と書込み制限回数が前記所定数よりも大きい第2不揮発性記録媒体とを含み、
前記ログ情報の重要度に応じて、前記第1不揮発性記録媒体と前記第2不揮発性記録媒体とのいずれか一方を、前記第2メモリ領域として選択し、
選択した第1または第2不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込み、
前記第2不揮発性記録媒体に書き込まれた前記ログ情報の量が所定量を超えた場合、前記第2不揮発性記録媒体に書き込まれた前記ログ情報を、前記第1不揮発性記録媒体に移動させる、
処理を、前記第2処理部に実行させる、付記12に記載の制御プログラム。
(付記14)
前記ログ情報の重要度に応じて、前記制御装置とともに冗長構成を成す他の制御装置における不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
通信パスを介して、選択した前記他の制御装置における不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む、
処理を、前記第2処理部に実行させる、付記11〜付記13のいずれか一項に記載の制御プログラム。
(付記15)
情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備えた制御装置による制御方法であって、
前記第2処理部が、
前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、
前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、制御方法。
(付記16)
前記第1処理部が、前記ログ情報を前記第1メモリ領域に書き込むと前記第2処理部に対し割込み情報を通知し、
前記第2処理部が、前記第1処理部から前記割込み情報を受けると、前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断する、付記15に記載の制御方法。
(付記17)
前記第2処理部が、
前記監視制御に係る情報に基づき前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したか否かを判断し、
前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、付記15または付記16に記載の制御方法。
(付記18)
前記第2処理部が、
前記ログ情報の重要度を判定し、
判定した前記ログ情報の重要度に応じた前記ログ情報の書込み制御を行なう、付記15〜付記17のいずれか一項に記載の制御方法。
(付記19)
前記第2処理部が、
性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体の中から、前記ログ情報の重要度に応じた不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
選択した不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む制御を行なう、付記18に記載の制御方法。
(付記20)
前記第2処理部が、
前記制御装置とともに冗長構成を成す他の制御装置における不揮発性記録媒体に、通信パスを介して接続され、
前記ログ情報の重要度に応じて、前記他の制御装置における不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
前記通信パスを介して、選択した前記他の制御装置における不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む制御を行なう、付記18または付記19に記載の制御方法。
1 ストレージ装置(ストレージシステム;情報処理装置)
2 ホスト装置(サーバ)
3 管理端末
100,100a,100b CM(制御装置)
101,102 CA
103 DA
104 PCIeインタフェース
105 CPU(第1処理部,コンピュータ)
106 メモリ(メインメモリ,第1メモリ領域)
107 フラッシュメモリ
108 IOC
109 チップセット
110 FPGA(第2処理部,コンピュータ)
111 ログ発生判断部
112 異常発生判断部
113 書込み制御部
113a 重要度判定部(ランク判定部)
113b 選択部
113c 書込み量判定部
114 F−STSレジスタ
121 第1不揮発性記録媒体(第2メモリ領域,NVM#1)
122 第2不揮発性記録媒体(第2メモリ領域,NVM#2)
131 CPU間通信パス(第1通信パス,パス#1)
132 FPGA間通信パス(第2通信パス,パス#2)
140 制御プログラム
141 ログ種類とログ重要度とを対応付けるテーブル(第1テーブル)
142 ログ重要度と書込み手法とを対応付けるテーブル(第2テーブル)
151 C−STSレジスタ
152 ログ発生割込み通知部
160 制御プログラム
161 キャッシュ領域
162 ログ情報記憶領域(第1メモリ領域)
30 DE(ドライブエンクロージャ)
31 記憶装置(ドライブ)
40 CE(コントローラエンクロージャ)

Claims (9)

  1. 情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、
    前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、
    前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、
    前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備え、
    前記第2処理部は、
    前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、
    前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、制御装置。
  2. 前記第1処理部は、前記ログ情報を前記第1メモリ領域に書き込むと前記第2処理部に対し割込み情報を通知し、
    前記第2処理部は、前記第1処理部から前記割込み情報を受けると、前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第2処理部は、
    前記監視制御に係る情報に基づき前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したか否かを判断し、
    前記情報処理装置の動作状態に異常が発生したと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第2処理部は、
    前記ログ情報の重要度を判定し、
    判定した前記ログ情報の重要度に応じた前記ログ情報の書込み制御を行なう、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記第2処理部は、
    性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体の中から、前記ログ情報の重要度に応じた不揮発性記録媒体を、前記第2メモリ領域として選択し、
    選択した不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む制御を行なう、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記性能の異なる複数種類の不揮発性記録媒体は、書込み制限回数が所定数以下の第1不揮発性記録媒体と書込み制限回数が前記所定数よりも大きい第2不揮発性記録媒体とを含み、
    前記第2処理部は、
    前記ログ情報の重要度に応じて、前記第1不揮発性記録媒体と前記第2不揮発性記録媒体とのいずれか一方を、前記第2メモリ領域として選択し、
    選択した第1または第2不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込み、
    前記第2不揮発性記録媒体に書き込まれた前記ログ情報の量が所定量を超えた場合、前記第2不揮発性記録媒体に書き込まれた前記ログ情報を、前記第1不揮発性記録媒体に移動させる制御を行なう、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記第2処理部は、
    前記制御装置とともに冗長構成を成す他の制御装置における不揮発性記録媒体に、通信パスを介して接続され、
    前記ログ情報の重要度に応じて、前記他の制御装置における不揮発性記録媒体を前記第2メモリ領域として選択し、
    前記通信パスを介して、選択した前記他の制御装置における不揮発性記録媒体に前記ログ情報を書き込む制御を行なう、請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備えた制御装置において実行されるプログラムであって、
    前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、
    前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、
    処理を、前記第2処理部に実行させる、制御プログラム。
  9. 情報処理装置の制御を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって前記情報処理装置のログ情報を書き込まれて一時的に記憶する第1メモリ領域と、前記情報処理装置の動作状態の監視制御を行なう第2処理部と、前記ログ情報を記憶する不揮発性の第2メモリ領域と、を備えた制御装置による制御方法であって、
    前記第2処理部が、
    前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたか否かを判断し、
    前記第1メモリ領域に前記ログ情報が記憶されたと判断した場合、前記ログ情報を前記第1メモリ領域から読み出して前記第2メモリ領域に書き込む制御を行なう、制御方法。
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