JP2016189601A - Electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、電子機器に関し、特に、コンテンツデータを表示可能な表示部を備えた電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device, and more particularly to an electronic device including a display unit capable of displaying content data.
従来、コンテンツデータを表示可能な内蔵表示部を備えた電子機器が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
Conventionally, an electronic device including a built-in display unit capable of displaying content data is known (see, for example,
上記特許文献1には、内蔵スピーカおよび内蔵ディスプレイと、無線ネットワークインターフェイス部と、メディアデータの再生を制御するCPUと、各種の入力操作を行うための複数の操作部とを備えた携帯型メディアプレーヤ(電子機器)が開示されている。この携帯型メディアプレーヤは、無線ネットワークインターフェイス部を介してメディアサーバおよび外部再生機器と接続可能に構成されている。上記特許文献1による携帯型メディアプレーヤは、CPUにより内蔵スピーカおよび内蔵ディスプレイからメディアデータの再生および再生音量制御を行うことが可能であるとともに、メディアサーバに制御信号を送信することによって、メディアサーバを介して外部再生機器にメディアデータの再生や再生音量制御を実行させることが可能なように構成されている。
上記特許文献2には、内蔵スピーカおよび内蔵ディスプレイと、外部再生機器と有線または無線のメディアリンクを介して接続可能なコネクタ部と、メディアデータの再生を制御するCPUと、各種の入力操作を行うための複数の操作部とを備えたメディアプレーヤ(電子機器)が開示されている。このメディアプレーヤは、CPUにより内蔵スピーカおよび内蔵ディスプレイのメディアデータの再生制御および再生音量制御を行うことが可能であるとともに、コネクタ部(メディアリンク)を介して通信を行うことにより、外部再生機器にメディアデータの再生や再生音量制御を実行させることが可能なように構成されている。
In
しかしながら、上記特許文献1に記載の電子機器では、外部再生機器の音量調節を行う際には、メディアサーバに制御信号を送信することによって、メディアサーバを介して外部再生機器に音量制御を実行させるので、ユーザは、少なくとも音量調節先を外部再生機器に切り替えるための選択操作を行う必要がある。このため、外部再生機器を用いてメディアデータを再生する場合に外部再生機器の音量を調節する操作が煩雑になるという問題点がある。
However, in the electronic device described in
また、上記特許文献2に記載のメディアプレーヤ(電子機器)では、コネクタ部(メディアリンク)を介して通信を行うことによって外部再生機器に音量制御を実行させるので、上記特許文献1と同様に、少なくとも音量調節先を外部再生機器に変更するための選択操作を行う必要があると考えられる。このため、外部再生機器を用いてメディアデータを再生する場合に外部再生機器の音量を調節する操作が煩雑になるという問題点がある。
Also, in the media player (electronic device) described in
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、外部再生機器を用いて音声データを再生する際の音量を調節する操作を簡略化することが可能な電子機器を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and one object of the present invention is to simplify the operation of adjusting the sound volume when playing back audio data using an external playback device. It is to provide an electronic device that can be used.
この発明の第1の局面による電子機器は、コンテンツデータを表示可能な表示部と、外部装置へコンテンツデータを送信可能な通信部と、表示部および外部装置にコンテンツデータを表示させる操作を行う操作部と、通信部の通信状態に基づいて、コンテンツデータの送信先を変更する制御部とを備える。 An electronic apparatus according to a first aspect of the present invention includes a display unit capable of displaying content data, a communication unit capable of transmitting content data to an external device, and an operation for displaying content data on the display unit and the external device. And a control unit that changes the transmission destination of the content data based on the communication state of the communication unit.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、通信状態は、外部装置との接続状態および接続解除状態における状態を含む。 In the electronic apparatus according to the first aspect, preferably, the communication state includes a state in a connection state and a connection release state with an external device.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、制御部は、通信部の通信状態に基づいて、コンテンツデータの表示先を変更するとともに、操作部による操作対象を変更する。 In the electronic device according to the first aspect, preferably, the control unit changes a display destination of the content data and changes an operation target by the operation unit based on a communication state of the communication unit.
上記通信状態が外部装置との接続状態および接続解除状態における状態を含む構成において、好ましくは、制御部は、通信部と外部装置との通信状態が接続解除状態となった場合、コンテンツデータの表示先を表示部に変更する。 In the configuration in which the communication state includes a state in a connection state and a connection release state with an external device, preferably, the control unit displays content data when the communication state between the communication unit and the external device becomes a connection release state Change the destination to the display.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、外部装置は、第1外部装置と第2外部装置とを含み、通信部は、第1外部装置とネットワークを介して通信可能な第1通信部と、第2外部装置とネットワークを介さずに通信可能な第2通信部とを含む。 In the electronic apparatus according to the first aspect, the external device preferably includes a first external device and a second external device, and the communication unit is capable of communicating with the first external device via a network. And a second communication unit capable of communicating with the second external device without going through the network.
この場合、好ましくは、制御部は、第1外部装置から第1通信部を介してコンテンツデータを取得するとともに、第2通信部を介して、第2外部装置にコンテンツデータを送信するように構成されている。 In this case, preferably, the control unit is configured to acquire content data from the first external device via the first communication unit and to transmit the content data to the second external device via the second communication unit. Has been.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、操作部は、表示部に表示されるタッチパネル操作部を含み、タッチパネル操作部は、コンテンツデータの表示を開始する信号、コンテンツデータの表示先を決定する信号、および、取得するコンテンツデータの格納先を決定する信号の少なくとも1つを送信可能に構成されている。 In the electronic device according to the first aspect, preferably, the operation unit includes a touch panel operation unit displayed on the display unit, and the touch panel operation unit determines a signal for starting display of content data and a display destination of the content data. And at least one of a signal for determining a storage destination of the content data to be acquired can be transmitted.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、表示部は、外部装置で表示可能なコンテンツデータのリスト、表示方法リスト、および、コンテンツデータの表示先の少なくとも1つを表示することができる。 In the electronic device according to the first aspect, preferably, the display unit can display at least one of a list of content data that can be displayed on the external device, a display method list, and a display destination of the content data.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、制御部は、コンテンツデータが表示部により表示されている場合には、操作部による操作対象を表示部にする。 In the electronic device according to the first aspect, preferably, when the content data is displayed on the display unit, the control unit sets the operation target by the operation unit as the display unit.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、制御部は、外部装置によるコンテンツデータの表示が終了したとき、操作対象を、外部装置から表示部に切り替えるように構成されている。 In the electronic apparatus according to the first aspect, preferably, the control unit is configured to switch the operation target from the external device to the display unit when the display of the content data by the external device is completed.
上記第1の局面による電子機器において、好ましくは、赤外線通信部をさらに備え、制御部は、外部装置に対して赤外線通信部から赤外線信号を送信することにより、外部装置の操作を行う。 The electronic apparatus according to the first aspect preferably further includes an infrared communication unit, and the control unit operates the external device by transmitting an infrared signal from the infrared communication unit to the external device.
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments embodying the present invention will be described below with reference to the drawings.
まず、図1〜図5および図7を参照して、本発明の一実施形態による携帯情報処理装置1の構成について説明する。
First, the configuration of the portable
図1に示すように、本発明の一実施形態による携帯情報処理装置1は、様々な外部機器と有線LAN、無線LANまたはそれらの組み合わせからなるホームネットワークで相互接続されている。これらの機器はDLNA(Digital Living Network Alliance)に対応している。なお、DLNAは、ネットワーク接続された対応機器間でメディアデータを共有することが可能なネットワーク規格であり、これらの対応機器同士でDLNA規格に準拠した通信を相互に行うことが可能である。
As shown in FIG. 1, a portable
携帯情報処理装置1は、ホームネットワークを構成するDLNA対応機器として、メディアデータを保有するメディア保有機器2、映像や画像などのコンテンツに関するメディアデータを再生表示することが可能なテレビジョン装置3およびインターネットに接続するためのルータ4と相互に接続されている。また、携帯情報処理装置1には、DLNA非対応のテレビジョン装置5がHDMI(High−Definition Multimedia Interface)ケーブル100により接続されている。なお、HDMIは、音声データ、映像データおよび制御信号を伝送可能な所定のケーブル(HDMIケーブル)で2つの機器間を接続して機器間の連携動作を行うことが可能なインターフェース規格である。また、テレビジョン装置3およびテレビジョン装置5は、それぞれ、本発明の「外部再生機器」の一例である。
The portable
次に、DLNAによるホームネットワークにおける各々のDLNA対応機器の機能について説明する。メディア保有機器2は、ホームネットワーク内においてメディアデータの供給源としてのデジタルメディアサーバ(以下、DMSと呼ぶ)として機能する。また、テレビジョン装置3は、ホームネットワーク内において表示部としてのデジタルメディアレンダラ(以下、DMRと呼ぶ)として機能する。また、携帯情報処理装置1は、DMSからメディアデータを直接取得して液晶表示部10に再生表示させるデジタルメディアプレーヤ(DMP)として機能するとともに、デジタルメディアサーバ(DMS)から取得したメディアデータをデジタルメディアレンダラ(DMR)に表示させるデジタルメディアコントローラ(DMC)として機能する。ここで、携帯情報処理装置1は、上記した通常のDLNA対応機器としてのDMPおよびDMCの機能に加えて、HDMI接続されたDLNA非対応のテレビジョン装置5に対しても擬似的にDMCとして機能するように構成されている。すなわち、携帯情報処理装置1は、DMSからDLNA規格に準拠して取得したメディアデータをHDMI接続されたDLNA非対応のテレビジョン装置5に再生表示させるとともに、携帯情報処理装置1の液晶表示部10には、DMCとしての表示をさせることが可能である。
Next, functions of each DLNA-compatible device in the home network based on DLNA will be described. The
このように、本実施形態による携帯情報処理装置1は、メディアデータ(コンテンツ)の再生先として、携帯情報処理装置1本体(後述する液晶表示部10およびスピーカ19(図4参照))と、テレビジョン装置3(DMR)と、HDMI接続されたテレビジョン装置5とを選択して再生させることが可能である。本実施形態では、携帯情報処理装置1は、後述する共通の音量調節ボタン20(図3参照)を用いて、メディアデータの再生先(本体、テレビジョン装置3またはテレビジョン装置5)に応じて、それぞれメディアデータの再生音量の調節を行うことが可能なように構成されている。なお、スピーカ19は、本発明の「内蔵再生部」の一例であるとともに、音量調節ボタン20は、本発明の「音量調節操作部」の一例である。
As described above, the portable
次に、本実施形態による携帯情報処理装置1の構造について説明する。図2および図3に示すように、本実施形態による携帯情報処理装置1は、メディアデータおよび各種情報を表示する液晶表示部(LCD)10と、スピーカ19とを備えている。また、図4に示すように、携帯情報処理装置1は、音量調節ボタン20を含むスイッチ部11と、無線LAN接続部12と、音声ケーブル接続部13と、SDカード接続部14と、HDMI接続部15と、USB接続部16と、音量制御部17と、赤外線通信部18とをさらに備えている。なお、音声ケーブル接続部13は、本発明の「内蔵再生部」の一例である。また、無線LAN接続部12およびHDMI接続部15は、それぞれ、本発明の「外部再生機器接続部」の一例である。
Next, the structure of the portable
液晶表示部10は、図4に示すように、タッチパネル機能を有しており、ユーザが液晶表示部10に表示された画面上の操作ボタンをタッチ操作することにより、メディアプレーヤなどのアプリケーションに従った操作が可能なように構成されている。メディアプレーヤの実行時には、携帯情報処理装置1がアクセス可能なメディアデータ(コンテンツ)の全てまたは一部をリスト表示するコンテンツリスト画面200(図5参照)を液晶表示部10に表示させるとともに、選択されたコンテンツを再生する再生表示画面300(図7参照)を液晶表示部10に再生表示させることが可能なように構成されている。
As shown in FIG. 4, the liquid
図2に示すように、スイッチ部11(図4参照)は、筐体1aの前面(液晶表示部10側)側に設けられた複数の操作ボタン11aと、筐体1aの背面側(図3参照)に設けられた音量調節ボタン20とを含んでいる。前面側の複数の操作ボタン11aは、携帯情報処理装置1の各モード(リモコンモードやメディアプレーヤモードなど)を切り替えるなどの各種の操作を行うために設けられている。
As shown in FIG. 2, the switch unit 11 (see FIG. 4) includes a plurality of
音量調節ボタン20は、図3に示すように、音量調節専用のシーソーボタン形式の2つの押圧部20aおよび20bを有する機械的な操作部である。押圧部20aは、押圧により音量を増加するように構成されており、押圧部20bは、押圧により音量を減少させるように構成されている。音量調節ボタン20は、ユーザが筐体1aの把持部1bを把持したままの状態で押圧部20aまたは20bを押圧することにより音量調節操作を行うことが可能なように、筐体1aの所定位置に設けられている。この音量調節ボタン20は、本体(スピーカ19および音声ケーブル接続部13)、テレビジョン装置3またはテレビジョン装置5のいずれかによりメディアデータ(コンテンツ)の再生を行う場合の、共通の音量調節操作部として機能するように構成されている。したがって、音量調節ボタン20は、ユーザが音量調節ボタン20を押下した場合に、メディアデータの再生先に応じて音量調節を行う対象が切り替えられるように構成されている。この音量調節の詳細な内容については、後述する。なお、本実施形態では、音量調節専用の音量調節ボタン20は、液晶表示部(LCD)10の表示とは無関係に(表示切替を伴わずに)、単独でユーザによる音量調節操作を受け付けることにより、音量調節可能なように構成されている。
As shown in FIG. 3, the
無線LAN接続部12は、図1に示すように、DLNA規格に準拠した通信機能(UPnP、Universal Plug and Play)によって携帯情報処理装置1と、メディア保有機器2、テレビジョン装置3およびルータ4と相互接続し、ホームネットワークを構成するために設けられている。携帯情報処理装置1は、この無線LAN接続部12を介してメディア保有機器2(DMS)からのメディアデータの取得や、テレビジョン装置3(DMR)に対するメディアデータの送信、および、これらのDLNA対応機器に対する制御信号の送信を行うことが可能なように構成されている。
As shown in FIG. 1, the wireless
また、図4に示すように、音声ケーブル接続部13は、イヤホン(図示せず)またはヘッドホン(図示せず)などを接続可能に構成されている。また、SDカード接続部14は、SDカード50を挿入可能なカードスロット14aと、カードスロット14aに挿入されたSDカード50に格納されたメディアデータなどのデータを読み取る読取部14bとを有している。
As shown in FIG. 4, the audio
また、HDMI接続部15は、HDMIケーブル100(図1参照)を介して携帯情報処理装置1がテレビジョン装置5と接続された場合に、DLNAに非対応のテレビジョン装置5に対して映像および音声データを送信可能に構成されている。また、HDMI接続部15を介してHDMIのCEC(Consumer Electronics Control)機能を用いることにより、テレビジョン装置5に対して音量調節を行うための音量調節命令を含む制御信号を送信することが可能である。
The
また、USB接続部16は、図示しないUSBケーブルを介してUSBメモリやハードディスクなどの外部記憶装置(図示せず)と接続するために設けられている。音量制御部17は、音声ケーブル接続部13とスピーカ19とに出力する音声信号のゲイン調節(ボリューム調節)を行うことにより、スピーカ19(音声ケーブル接続部13)の音量制御を行う機能を有する。赤外線通信部18は、外部のテレビジョン装置5やオーディオ機器類(図示せず)のリモコンコードに対応した赤外線信号を送信することにより、外部のテレビジョン装置5やオーディオ機器類(図示せず)に対する電源オンオフや音量調節などのリモコン制御を行うことが可能なように構成されている。また、図3に示すように、スピーカ19は、筐体1aの背面側の一対の把持部1bにそれぞれ設けられている。スピーカ19は、携帯情報処理装置1によるメディアデータの再生時や各種のシステム音声の再生時に音声出力を行う機能を有する。
The
また、図4に示すように、携帯情報処理装置1は、CPU21、フラッシュメモリ22および主メモリ23を含んでいる。CPU21は、フラッシュメモリ22に記憶されているプログラムを主メモリ23に読み出して実行することが可能である。また、フラッシュメモリ22にはプログラムデータのみならず、液晶表示部10において再生表示可能なメディアデータなども格納されている。本実施形態では、CPU21は、アクセス可能なメディアデータを随時認識し、ユーザの操作に応じてメディアデータ(コンテンツ)のコンテンツリスト表示を行う制御、ユーザによって選択されたコンテンツのメディアデータの取得およびそのコンテンツの再生表示を液晶表示部10において行う制御、または他の表示再生機器(DLNA対応のテレビジョン装置3またはDLNA非対応のテレビジョン装置5など)にメディアデータ(コンテンツ)の送信および再生表示命令を行う制御などを行うように構成されている。なお、CPU21は、本発明の「制御部」の一例である。
As shown in FIG. 4, the portable
また、CPU21は、携帯情報処理装置1と外部再生機器(テレビジョン装置5)とのHDMIケーブル100(図1参照)を介したHDMI接続と、そのHDMI接続の解除とを検出する機能を有する。そして、CPU21は、内蔵の液晶表示部10およびスピーカ19によるメディアデータの再生中にユーザによりHDMIケーブル100が接続された場合(テレビジョン装置5とHDMI接続された場合)や、HDMI接続が解除された場合には、メディアデータの再生先を自動で切り替えるように構成されている。
Further, the
次に、図5〜図11を参照して、本実施形態による携帯情報処理装置1のメディアデータの再生モードについて説明する。
Next, the media data playback mode of the portable
本実施形態による携帯情報処理装置1は、コンテンツリスト表示および再生表示と、外部のテレビジョン装置(TV装置)3またはテレビジョン装置(TV装置)5におけるコンテンツ(メディアデータ)の再生表示とを組み合わせて、複数の再生態様(再生モード)をとることが可能である。具体的には、図8〜図11に示すように、携帯情報処理装置1は、携帯情報処理装置1自体の再生表示機能を用いてメディアデータの再生を行うDMPモード(図8参照)と、ホームネットワークに接続されたDLNA対応のテレビジョン装置(TV装置)3をDMRとして用いるDMCモード(携帯情報処理装置1がDMCとして機能するモード)(図9参照)と、携帯情報処理装置1にHDMI接続されたDLNA非対応のテレビジョン装置(TV装置)5を擬似DMRとして用いる擬似DMCモード(携帯情報処理装置1が擬似DMCとして機能するモード)(図10参照)と、携帯情報処理装置1における再生表示コンテンツと同じコンテンツを携帯情報処理装置1にHDMI接続されたDLNA非対応のテレビジョン装置5においても再生表示するミラー再生モード(図11参照)とを主にとることが可能である。
The portable
まず、コンテンツリスト表示および再生表示の概要について説明する。図5に示すように、ユーザによりメディアプレーヤが起動されると、液晶表示部10(図2参照)にコンテンツリスト画面200が表示される。このコンテンツリスト画面200には、サムネイル表示(縮小画像表示)された複数のコンテンツ210と、メディアの種類(Photo、Video、Music)を示すタブ220と、格納先選択部230と、プレイリスト選択部(Play List)240と、再生先選択部(Play to)250とが表示されている。コンテンツリスト画面200では、タブ220の切り替えによってタブ220に応じた種類のコンテンツがリスト表示される。これらのコンテンツ210の選択やタブ220などの切り替えは、液晶表示部10のタッチパネルを用いて、ユーザが対応部分に触れる(タップする)タッチ操作により行われる。
First, an overview of content list display and playback display will be described. As shown in FIG. 5, when the media player is activated by the user, a
また、このコンテンツリスト画面200では、格納先選択部230に示されるように、「Server」(メディア保有機器2)に格納されたコンテンツが表示されている。ユーザが格納先選択部230を操作することにより、メディア保有機器2以外の携帯情報処理装置1内のメディアデータ(フラッシュメモリ22に格納されたメディアデータ、USB接続部16に接続された記憶装置に格納されたメディアデータ、SDカード接続部14に接続されたSDカード50に格納されたメディアデータなど)をコンテンツリスト画面200に表示させることが可能である。また、ユーザは、プレイリスト選択部240を選択し、コンテンツ210を指定することによって、選択した複数のコンテンツを指定した順番で再生させることが可能である。
In the
また、図6に示すように、ユーザが再生先選択部250を選択すると、現在接続されている(利用可能な)再生先を表示する再生先選択領域251が表示される。すなわち、図6では、DMR(テレビジョン装置3)とHDMI(テレビジョン装置5)とが利用可能な再生先として表示されている。ユーザは、コンテンツ210の再生先を再生先選択領域251の「DMR」または「HDMI」から選択することによって、そのコンテンツ(メディアデータ)210を選択した再生先に表示(再生)させることができる。また、このコンテンツリスト画面200において、ユーザによりコンテンツ210がダブルタップ(2回連続でタッチ操作すること)されると、携帯情報処理装置1本体によるコンテンツ210の再生が選択される。このように、コンテンツリスト画面200からユーザが液晶表示部10のタッチパネルを用いて各種の操作を行うことにより、上記したそれぞれの再生モードに移行する。以下では、各再生モードについて詳細に説明する。
Also, as shown in FIG. 6, when the user selects the playback
(DMPモード)
図8に示すように、DMPモードは、テレビジョン装置5がHDMI接続されていない場合で、かつ、携帯情報処理装置1本体による再生が選択された場合に、携帯情報処理装置1の内蔵の液晶表示部10およびスピーカ19を用いてメディアデータの再生を行うモードである。図5に示すように、コンテンツリスト画面200において、ユーザにより携帯情報処理装置1本体によるコンテンツ210の再生が選択されることによって、このDMPモードによる再生が行われる。DMPモードでは、液晶表示部10にコンテンツ(メディアデータ)210の再生表示画面300が表示されるとともに、コンテンツ210の音声がスピーカ19(ヘッドホンなどが接続されている場合には、音声ケーブル接続部13)から再生される。このDMPモードにおいて、音量調節ボタン20(図3参照)による音量調節対象は、携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。なお、テレビジョン装置5がHDMI接続されている場合に携帯情報処理装置1本体による再生が選択されると、ミラー再生モードによる再生が行われる。
(DMP mode)
As shown in FIG. 8, the DMP mode is a liquid crystal built in the portable
(DMCモード)
図9に示すように、DMCモードは、コンテンツ(メディアデータ)210の再生先としてDMRが選択された場合の再生モードである。図6に示すように、コンテンツリスト画面200上でユーザが再生先選択部(Play to)250を選択するとともに、コンテンツ210の再生先を再生先選択領域251の「DMR」に指定すること(Play to DMR)によって、DMCモードによる再生が行われる。このDMCモードでは、図9に示すように、携帯情報処理装置1がDMC(デジタルメディアコントローラ)として機能するとともに、選択されたDLNA対応のテレビジョン装置3(DMR)にメディアデータが再生される。この場合、選択されたコンテンツ210(映像および音声)がテレビジョン装置3に再生されるとともに、DMCとしての携帯情報処理装置1の液晶表示部10には、コンテンツリスト画面200が表示される。このDMCモードでは、音量調節ボタン20(図3参照)による音量調節対象は、コンテンツ210の再生先であるテレビジョン装置3(DMR)に設定される。
(DMC mode)
As shown in FIG. 9, the DMC mode is a playback mode when DMR is selected as the playback destination of the content (media data) 210. As shown in FIG. 6, the user selects the playback destination selection unit (Play to) 250 on the
(擬似DMCモード)
図10に示すように、擬似DMCモードは、コンテンツ(メディアデータ)の再生先として、携帯情報処理装置1にHDMIケーブル100を介してHDMI接続されたDLNA非対応のテレビジョン装置5が選択された場合の再生モードである。図6に示すように、コンテンツリスト画面200上でユーザが再生先選択部(Play to)250を選択するとともに、コンテンツ210の再生先を再生先選択領域251の「HDMI」に指定すること(Play to HDMI)によって、擬似DMCモードによる再生が行われる。擬似DMCモードは、DLNA非対応機器(テレビジョン装置5)を用いてコンテンツ210の再生を行う場合にも、DLNA対応のテレビジョン装置3を使用する場合(DMCモード)と同様の表示、再生および操作をユーザに提供するものである。この場合には、図10に示すように、メディアデータ(映像および音声)がテレビジョン装置5に再生されるとともに、擬似DMCとしての携帯情報処理装置1の液晶表示部10には、DMCモードと同様のコンテンツリスト画面200が表示される。この擬似DMCモードにおいて、音量調節ボタン20(図3参照)による音量調節対象は、メディアデータの再生先であるテレビジョン装置5(HDMI)となる。
(Pseudo DMC mode)
As shown in FIG. 10, in the pseudo DMC mode, a DLNA-
なお、本実施形態では、DMPモード(図8参照)によるコンテンツ210の再生中にHDMI接続されたことが検出されると、HDMI接続されたことが検出された時点でコンテンツ210の再生先がテレビジョン装置5(HDMI)に切り替えられるように構成されている。すなわち、携帯情報処理装置1本体によるDMPモードでの再生中にHDMI接続が行われた場合、ユーザは、HDMI接続したテレビジョン装置5によって再生中のコンテンツ210を再生(視聴)させたいという意図を有している。このため、HDMI接続された時点で再生先が携帯情報処理装置1本体からテレビジョン装置5(HDMI)に切り替えられることにより、擬似DMCモード(図10参照)に移行する。この際にも、DMPモードから擬似DMCモードに移行するのに伴い、音量調節ボタン20による音量調節対象はメディアデータの再生先であるテレビジョン装置5(HDMI)に切り替えられる。一方、本実施形態では、擬似DMCモード(図10参照)によるコンテンツ210の再生中にHDMI接続が解除された場合(HDMIケーブル100が外された場合)には、DMPモードに移行してコンテンツ210の再生先が液晶表示部10およびスピーカ19に切り替えられる。したがって、この場合の音量調節ボタン20(図3参照)による音量調節対象は、コンテンツ210の再生先である携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に戻される。
In the present embodiment, when it is detected that the HDMI connection is made during the reproduction of the
(ミラー再生モード)
図11に示すように、ミラー再生モードは、擬似DMCモードとは異なり、ユーザにより選択されたコンテンツ210が携帯情報処理装置1とDLNA非対応のテレビジョン装置5との両方に再生されるモードである。携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5とがHDMI接続されている状態で、かつ、携帯情報処理装置1本体による再生が選択された場合にミラー再生モードに移行する。図5に示すように、コンテンツリスト画面200において、ユーザにより携帯情報処理装置1本体による再生が選択された際、テレビジョン装置5とがHDMI接続されている場合には、コンテンツ210(映像および音声)が携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5との両方から再生される。このミラー再生モードにおいて、音量調節ボタン20による音量調節対象は、ユーザによる直接の操作対象である携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)となる。ミラー再生モードでは、携帯情報処理装置1は、自身がコンテンツを再生表示するDMPとして機能しているため、このミラー再生モードは、携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5とがHDMI接続されている状態におけるDMPモード(図8参照)の一態様ということができる。
(Mirror playback mode)
As shown in FIG. 11, unlike the pseudo DMC mode, the mirror playback mode is a mode in which the
なお、携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5とがHDMI接続されている状態では、擬似DMCモードによる再生時を除いて、常時ミラー表示が行われる。つまり、コンテンツ210(メディアデータ)の非再生時には、携帯情報処理装置1(液晶表示部10)とテレビジョン装置5とにコンテンツリスト画面200がミラー表示される。また、コンテンツ210(メディアデータ)の非再生時において、音量調節ボタン20(図3参照)による音量調節対象は、ユーザによる直接の操作対象である携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)となる。
In the state where the portable
次に、図5〜図12を参照して、本実施形態による携帯情報処理装置1のメディアデータ(コンテンツ)の再生処理フローについて説明する。以下に説明する処理は、携帯情報処理装置1のCPU21によって実行される。また、以下では、説明のため、映像と音声とを含むメディアデータとしてビデオ(Video)のコンテンツ210を再生する場合について説明する。
Next, with reference to FIGS. 5 to 12, a reproduction processing flow of media data (content) of the portable
図12に示すように、メディアデータ(コンテンツ210)の再生処理は、メディアプレーヤ(アプリケーション)がユーザの操作によって起動されることにより開始される。メディアプレーヤが起動されると、ステップS1において、CPU21により、HDMI接続の有無が判断される。HDMI接続部15を介してテレビジョン装置5がHDMI接続されている場合には、ステップS2に進む。一方、テレビジョン装置5がHDMI接続されていない場合には、ステップS10に移行する。
As shown in FIG. 12, the reproduction process of the media data (content 210) is started when the media player (application) is activated by a user operation. When the media player is activated, in step S1, the
ステップS2において、メディアプレーヤの起動に伴い、コンテンツリスト画面200(図5参照)が表示される。このステップS2では、テレビジョン装置5がHDMI接続されているため、携帯情報処理装置1の液晶表示部10とテレビジョン装置5との両方に、図5に示すコンテンツリスト画面200がミラー表示される。このとき、音量調節ボタン20による音量調節対象は、携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定された状態となる。
In step S2, the content list screen 200 (see FIG. 5) is displayed with the start of the media player. In step S2, since the
ステップS3では、液晶表示部10のタッチパネルを用いたユーザによる再生指示がCPU21によって受け付けられる。そして、ステップS4では、HDMI(テレビジョン装置5)が再生先として選択された(Play to HDMI)か否かが判断される。図6に示すように、コンテンツリスト画面200上で、ユーザにより、コンテンツ210の再生先として再生先選択領域251の「HDMI」が選択されることによって再生指示が入力された場合(Play to HDMIの場合)には、ステップS5に進む。HDMI以外が選択された場合には、ステップS6に進む。
In step S <b> 3, a reproduction instruction from the user using the touch panel of the liquid
ステップS5では、HDMI(テレビジョン装置5)が再生先として選択されたことに基づき、擬似DMCモードによるコンテンツ210(メディアデータ)の再生が行われる。図10に示すように、コンテンツ210の映像および音声がテレビジョン装置5により再生されるとともに、擬似DMCとしての携帯情報処理装置1の液晶表示部10には、コンテンツリスト画面200(図5参照)が表示される。また、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象がコンテンツ210(メディアデータ)の再生先であるテレビジョン装置(TV装置)5に設定される。
In step S5, content 210 (media data) is reproduced in the pseudo DMC mode based on the selection of HDMI (television device 5) as a reproduction destination. As shown in FIG. 10, the video and audio of the
一方、図12に示すように、ステップS6では、DMR(テレビジョン装置3)が再生先として選択された(Play to DMR)か否かが判断される。図6に示すように、コンテンツリスト画面200上で、ユーザにより、コンテンツ210の再生先として再生先選択領域251の「DMR」が選択されることによって再生指示が入力された場合(Play to DMRの場合)には、ステップS7に進む。また、ユーザによりコンテンツ210がダブルタップされることによって再生指示が入力された場合(本体再生が選択された場合)には、ステップS8に進む。
On the other hand, as shown in FIG. 12, in step S6, it is determined whether or not DMR (television device 3) is selected as a playback destination (Play to DMR). As shown in FIG. 6, when a playback instruction is input by selecting “DMR” in the playback
ステップS7では、DMR(テレビジョン装置3)が再生先として選択されたことに基づき、DMCモードによるコンテンツ210(メディアデータ)の再生が行われる。図9に示すように、コンテンツ210の映像および音声がテレビジョン装置3により再生されるとともに、DMCとしての携帯情報処理装置1の液晶表示部10には、コンテンツリスト画面200(図5参照)が表示される。また、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象がコンテンツ210(メディアデータ)の再生先であるテレビジョン装置(TV装置)3(DMR)に設定される。
In step S7, content 210 (media data) in the DMC mode is played back based on the fact that DMR (television device 3) has been selected as the playback destination. As shown in FIG. 9, the video and audio of the
また、図12に示すように、ステップS8では、携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5とがHDMI接続された状態で、ユーザによって本体(携帯情報処理装置1)による再生が選択されたことに基づき、携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5との両方によるミラー再生モードでの再生が行われる。すなわち、図11に示すように、コンテンツ210の映像および音声が携帯情報処理装置1とテレビジョン装置5との両方に再生される。また、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。
Also, as shown in FIG. 12, in step S8, when the portable
その後、図12に示すように、ステップS9でコンテンツ210(メディアデータ)の再生が終了すると、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。したがって、ステップS5の擬似DMCモード(図10参照)、または、ステップS7のDMCモード(図9参照)により再生が行われていた場合には、このステップS9で音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に戻される。その後、ステップS2に戻り、図5に示すコンテンツリスト画面200がミラー表示されるとともに、ユーザによる次の再生指示などの操作が行われる。
Then, as shown in FIG. 12, when the reproduction of the content 210 (media data) is completed in step S9, the
一方、ステップS1において、テレビジョン装置5がHDMI接続部15に対してHDMI接続されていなかった場合には、ステップS10に移行して、携帯情報処理装置1の液晶表示部(LCD)10にコンテンツリスト画面200(図5参照)が表示される。このとき、音量調節ボタン20による音量調節対象は、携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定された状態となる。そして、ステップS11では、ユーザによる液晶表示部10のタッチパネルを用いた再生指示が、CPU21によって受け付けられる。
On the other hand, when the
ステップS12では、ステップS6と同様に、DMR(テレビジョン装置3)がコンテンツ210の再生先として選択された(Play to DMR)か否かが判断される。再生先をDMRとする再生指示が入力された場合(Play to DMR)には、ステップS13に進む。一方、再生先を本体とする再生指示が入力された場合には、ステップS14に進む。なお、このステップS12では、テレビジョン装置5がHDMI接続されていないため、ユーザが再生先選択部(Play to)250を選択した場合(図6参照)にも、再生先選択領域251に「HDMI」は表示されない。
In step S12, as in step S6, it is determined whether or not DMR (television device 3) is selected as the playback destination of content 210 (Play to DMR). If a playback instruction with the playback destination as DMR is input (Play to DMR), the process proceeds to step S13. On the other hand, when a reproduction instruction having the reproduction destination as the main body is input, the process proceeds to step S14. In step S12, since the
ステップS13では、ステップS7と同様に、DMR(テレビジョン装置3)が再生先として選択されたことに基づき、DMCモードによるコンテンツ210(メディアデータ)の再生が行われる。また、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象がコンテンツ210(メディアデータ)の再生先であるテレビジョン装置(TV装置)3(DMR)に設定される。
In step S13, as in step S7, based on the fact that DMR (television device 3) has been selected as the playback destination, the content 210 (media data) in the DMC mode is played back. Further, the
また、ステップS14では、本体(携帯情報処理装置1)による再生が選択されたことに基づき、携帯情報処理装置1によるDMPモード(図8参照)での再生が行われる。この際、コンテンツ210が携帯情報処理装置1の液晶表示部(LCD)10に表示される(再生表示画面300(図7参照)が表示される)とともに、コンテンツ210の音声がスピーカ19(ヘッドホンなどが接続されている場合には、音声ケーブル接続部13)から再生される。また、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象は、携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。
Further, in step S14, based on the selection of reproduction by the main body (portable information processing apparatus 1), reproduction by the portable
その後、ステップS15でコンテンツ210(メディアデータ)の再生が終了すると、音量調節ボタン20による音量調節対象は、ユーザによる操作対象である携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。したがって、ステップS13のDMCモード(図9参照)により再生が行われていた場合には、このステップS15で音量調節ボタン20による音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に戻される。その後、ステップS10に戻り、図5に示すコンテンツリスト画面200が携帯情報処理装置1の液晶表示部(LCD)10に表示される。このようにして、ユーザの操作入力に基づいた各再生モードでの再生処理が行われる。
Thereafter, when the reproduction of the content 210 (media data) is finished in step S15, the volume adjustment target by the
次に、図1および図8〜図15を参照して、音量調節ボタン20が押下された場合の音量調節処理について説明する。
Next, the volume adjustment processing when the
上記のように、音量調節ボタン20による音量調節対象は、メディアデータの非再生時(HDMI接続状態におけるミラー表示も含む)では、携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。また、携帯情報処理装置1本体によるメディアデータの再生が行われている場合(DMPモード(図8参照)またはミラー再生モード(図11参照)の場合)にも、音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。一方、携帯情報処理装置1本体によるメディアデータの再生が行われずに、メディアデータの再生先として外部再生機器(DMRまたはHDMI)が選択された場合(DMCモード(図9参照)または擬似DMCモード(図10参照)の場合)には、音量調節対象がそれぞれ選択された外部再生機器(DMRまたはHDMI)に設定される。音量調節処理は、これらの音量調節対象の設定にしたがって実行される。
As described above, the volume adjustment target by the
図13に示すように、音量調節処理は、携帯情報処理装置1の音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bが押下されたことがCPU21によって検出されることにより開始される。音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bがユーザによって押下されると、ステップS21において、CPU21により、携帯情報処理装置1本体によるメディアデータの再生中か否か(音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定されているか否か)が判断される。図12のステップS8におけるミラー再生モード、または、ステップS14におけるDMPモードによりメディアデータの再生が実行されている場合には、ステップS22に進む。一方、外部再生機器(DMRまたはHDMI)によりメディアデータの再生が実行されている場合、または、メディアデータの再生が実行されていない場合には、ステップS23に進む。
As illustrated in FIG. 13, the volume adjustment process is started when the
ステップS22では、音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定されていることに基づき、CPU21により、押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じて音量制御部17のゲイン調節(ボリューム調節)が行われる。これにより、図4に示すように、音量制御部17からスピーカ19および音声ケーブル接続部13に出力される音声信号のゲインが調節されることによって、メディアデータの再生音量が調節される。携帯情報処理装置1本体の音量調節が行われる場合には、以上で音量調節処理が終了する。
In step S22, the
一方、ステップS23では、HDMI接続されたテレビジョン装置5によるメディアデータの再生中か否か(音量調節対象がHDMI(テレビジョン装置5)に設定されているか否か)が判断される。すなわち、図12のステップS5における擬似DMCモードによりメディアデータの再生が実行されている場合(図10参照)には、携帯情報処理装置1本体による再生が行われておらず、かつ、テレビジョン装置5によるメディアデータの再生中であるので、この場合には音量調節対象がテレビジョン装置5に設定されている。このため、ステップS24に進み、HDMI再生音量調節処理が行われる。
On the other hand, in step S23, it is determined whether or not media data is being played back by the
ここで、図14を参照して、HDMI再生音量調節処理について説明する。 Here, the HDMI playback volume adjustment processing will be described with reference to FIG.
HDMI再生音量調節処理では、まず、ステップS31において、HDMI接続部15を介してCPU21からテレビジョン装置5に対して音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じた音量制御命令が送信される。この際、音量制御命令は、HDMIのCEC機能によってテレビジョン装置5に送信される。音量制御命令がテレビジョン装置5によって受信されると、音量制御命令に基づいてテレビジョン装置5の音量制御部5a(図1参照)のゲイン調節(ボリューム調節)が行われることにより、メディアデータの再生音量が調節される。
In the HDMI playback volume adjustment process, first, in step S31, a volume control command corresponding to the number of times the
次に、ステップS32において、CPU21により、テレビジョン装置5側の音量の変更(調節)が完了したか否かが判断される。適切に音量調節が行われた場合にはHDMI再生音量調節処理が終了し、ステップS24(図13参照)に戻るとともに、音量調節処理も完了する。一方、機器間の互換性等に起因して音量調節が適切に行われなかった場合には、ステップS33に進む。
Next, in step S32, the
ステップS33では、CPU21により、赤外線通信部18を用いてテレビジョン装置5のリモコンコードに対応した赤外線信号(音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じた音量制御信号)が送信される。赤外線信号がテレビジョン装置5によって受信されると、赤外線信号に基づいてテレビジョン装置5の音量制御部5a(図1参照)のゲイン調節(ボリューム調節)が行われることにより、メディアデータの再生音量が調節される。そして、ステップS34において、CPU21により、テレビジョン装置5側の音量の変更(調節)が完了したか否かが判断される。テレビジョン装置5の音量調節が行われた場合には、HDMI再生音量調節処理が終了し、ステップS24(図13参照)に戻るとともに、音量調節処理も完了する。一方、送信された赤外線信号がテレビジョン装置5によって適切に受信されなかった場合などには、ステップS35に進む。
In step S33, the
ステップS35では、CPU21により、HDMI接続部15からHDMIケーブル100を介してテレビジョン装置5に送信されるメディアデータ(音声データ)自体の音量が変更される。すなわち、音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じた音量調節量に対応した所定の係数を、HDMI接続部15から出力されるメディアデータ(音声データ)自体に掛けて振幅(音量)制御を行うことにより、メディアデータ(音声データ)自体の音量が変更される。そして、CPU21によって音量調節されたメディアデータ(音声データ)がテレビジョン装置5に対して送信されることにより、テレビジョン装置5の再生音量の調節が行われる。このようにしてHDMI再生音量調節処理が行われると、ステップS24(図13参照)に戻るとともに、音量調節処理が完了する。このようにして、HDMI再生音量調節処理が行われる。
In step S35, the
図13のステップS23において、HDMI接続されたテレビジョン装置5によるメディアデータの再生中でないと判断された場合には、ステップS25に進む。すなわち、DMR(テレビジョン装置3)によりメディアデータの再生が実行されている場合、または、メディアデータの再生が行われていない場合には、ステップS25に進む。
If it is determined in step S23 of FIG. 13 that media data is not being reproduced by the
ステップS25では、DMR(テレビジョン装置3)によるメディアデータの再生中か否か(音量調節対象がDMR(テレビジョン装置3)に設定されているか否か)が判断される。すなわち、図12のステップS7およびステップS13におけるDMCモードによりメディアデータの再生が実行されている場合(図9参照)には、携帯情報処理装置1本体による再生が行われておらず、かつ、テレビジョン装置3(DMR)によるメディアデータの再生中であるので、この場合には、音量調節対象がテレビジョン装置3(DMR)に設定されている。このため、ステップS26に進み、DMR再生音量調節処理が行われる。
In step S25, it is determined whether or not media data is being reproduced by DMR (television device 3) (whether or not the volume adjustment target is set to DMR (television device 3)). That is, when the media data is being played back in the DMC mode in steps S7 and S13 in FIG. 12 (see FIG. 9), the mobile
ここで、図15を参照して、DMR再生音量調節処理について説明する。 Here, the DMR playback volume adjustment processing will be described with reference to FIG.
DMR再生音量調節処理では、まず、ステップS41において、無線LAN接続部12を介してCPU21からテレビジョン装置3(DMR)に対して音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じた音量制御命令が送信される。この際、音量制御命令は、DLNA規格に準拠したネットワーク通信(UPnP)によって送信される。音量制御命令がテレビジョン装置3(DMR)によって受信されると、音量制御命令に基づいてテレビジョン装置3(DMR)の音量制御部3a(図1参照)のゲイン調節(ボリューム調節)が行われることにより、メディアデータの再生音量が調節される。
In the DMR playback volume adjustment process, first, in step S41, the volume corresponding to the number of times the
次に、ステップS42において、CPU21により、テレビジョン装置3側の音量の変更(調節)が完了したか否かが判断される。適切に音量調節が行われた場合にはDMR再生音量調節処理が終了し、ステップS26(図13参照)に戻るとともに、音量調節処理も完了する。一方、音量調節が適切に行われなかった場合には、ステップS43に進む。
Next, in step S42, the
ステップS43では、CPU21により、赤外線通信部18を用いてテレビジョン装置3(DMR)のリモコンコードに対応した赤外線信号(音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じた音量制御信号)が送信される。赤外線信号がテレビジョン装置3によって受信されると、赤外線信号に基づいてテレビジョン装置3の音量制御部3a(図1参照)のゲイン調節(ボリューム調節)が行われることにより、メディアデータの再生音量が調節される。そして、ステップS44において、CPU21により、テレビジョン装置3(DMR)側の音量の変更(調節)が完了したか否かが判断される。テレビジョン装置3(DMR)の音量調節が適切に行われた場合にはDMR再生音量調節処理が終了し、ステップS26(図13参照)に戻るとともに、音量調節処理も完了する。一方、送信された赤外線信号(音量制御信号)がテレビジョン装置3(DMR)によって適切に受信されなかった場合などには、ステップS45に進む。
In step S43, the infrared signal corresponding to the remote control code of the television apparatus 3 (DMR) using the
ステップS45では、テレビジョン装置3(DMR)に送信されるメディアデータ(音声データ)自体の音量が変更される。すなわち、音量調節ボタン20の押圧部20aまたは20bの押圧回数に応じた音量調節量に対応した所定の係数を、メディアデータ(音声データ)自体に掛けて振幅(音量)制御を行うことにより、テレビジョン装置3(DMR)の再生音量の調節が行われる。このようにしてDMR再生音量調節処理が行われると、ステップS26(図13参照)に戻るとともに、音量調節処理が完了する。このようにして、DMR再生音量調節処理が行われる。
In step S45, the volume of the media data (audio data) itself transmitted to the television apparatus 3 (DMR) is changed. That is, a predetermined coefficient corresponding to the volume adjustment amount corresponding to the number of times the
以上のようにして、ユーザにより音量調節ボタン20が押下されるたびに音量調節処理が実行されることにより、メディアデータの再生先に応じた再生音量の調節が行われる。
As described above, the volume adjustment process is executed every time the
次に、図8〜図10、図12および図16を参照して、外部再生機器(テレビジョン装置5)がHDMI接続された場合の処理について説明する。この処理は、ユーザによりテレビジョン装置5がHDMIケーブル100を介してHDMI接続部15にHDMI接続された場合の処理である。まず、CPU21によってテレビジョン装置5がHDMI接続されたことが検出されることにより、処理が開始される。
Next, with reference to FIG. 8 to FIG. 10, FIG. 12, and FIG. 16, processing when an external playback device (television device 5) is HDMI-connected will be described. This process is a process when the
図16に示すように、テレビジョン装置5がHDMI接続されたことが検出されると、ステップS51において、携帯情報処理装置1本体によるメディアデータの再生中であるか否かが判断される。液晶表示部10およびスピーカ19(または、音声ケーブル接続部13)によってメディアデータが再生されるDMPモード(図8参照)で再生が行われている場合には、ステップS52に進む。一方、メディアデータの再生が行われていない場合や、テレビジョン装置3(DMR)にメディアデータを再生させるDMCモード(図9参照)によってメディアデータの再生が行われている場合には、ステップS53に進む。
As shown in FIG. 16, when it is detected that the
ステップS52では、DMPモードによるメディアデータの再生中にHDMI接続されたことに基づき、擬似DMCモード(図10参照)による再生に切り替えられる。この際、DMPモードから擬似DMCモードへの切り替えに伴い、CPU21により、音量調節ボタン20による音量調節対象がメディアデータの再生先であるテレビジョン装置(TV装置)5(HDMI)に設定される。これにより、HDMI接続された場合の処理は終了するとともに、そのままメディアデータ再生処理(図12参照)のステップS5(擬似DMCモードによる再生)の処理が行われる。
In step S52, the playback is switched to the pseudo DMC mode (see FIG. 10) based on the HDMI connection during the media data playback in the DMP mode. At this time, in accordance with the switching from the DMP mode to the pseudo DMC mode, the
一方、ステップS53では、携帯情報処理装置1の液晶表示部10とテレビジョン装置5との両方に同じ画面表示を行うミラー表示に切り替えられる。この場合には、音量調節ボタン20による音量調節対象は変更されない。したがって、メディアデータの再生が行われていない場合には、音量調節ボタン20による音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定された状態が維持される。また、DMCモード(図9参照)によってメディアデータの再生が行われている場合には、音量調節ボタン20による音量調節対象がメディアデータの再生先であるテレビジョン装置3(DMR)に設定された状態が維持される。
On the other hand, in step S <b> 53, the display is switched to the mirror display that performs the same screen display on both the liquid
以上のようにして、HDMI接続された場合の処理が行われる。 As described above, processing when HDMI connection is performed is performed.
次に、図4、図8、図10〜図12および図17を参照して、HDMI接続されていた外部再生機器(テレビジョン装置5)が外された場合の処理について説明する。この処理は、テレビジョン装置5を接続するHDMIケーブル100がユーザによりHDMI接続部15から取り外された場合の処理である。まず、CPU21によってテレビジョン装置5のHDMI接続が解除されたこと(HDMIケーブル100が外されたこと)が検出されることにより、処理が開始される。
Next, with reference to FIGS. 4, 8, 10 to 12, and 17, processing when the external playback device (television device 5) connected via HDMI is disconnected will be described. This process is a process when the
図17に示すように、テレビジョン装置5のHDMI接続が解除されたことが検出されると、ステップS61において、擬似DMCモード(図10参照)によるメディアデータの再生中であるか否かが判断される。HDMI(テレビジョン装置5)をメディアデータの再生先とする擬似DMCモードで再生が行われている場合には、ステップS62に進む。一方、メディアデータの再生が行われていない場合や、ミラー再生モード(図11参照)によるメディアデータの再生が行われている場合などには、ステップS63に進む。
As shown in FIG. 17, when it is detected that the HDMI connection of the
ステップS62では、擬似DMCモードによるメディアデータの再生中にHDMI接続が解除されたことに基づき、DMPモード(図8参照)による再生に切り替えられる。すなわち、メディアデータの再生先がテレビジョン装置5(HDMI)から携帯情報処理装置1本体に切り替えられ、液晶表示部10およびスピーカ19(または音声ケーブル接続部13、図4参照)によってメディアデータが再生される。また、擬似DMCモードからDMPモードへの切り替えに伴い、音量調節ボタン20による音量調節対象は、携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定される。これにより、HDMI接続が外された場合の処理は終了するとともに、そのままメディアデータ再生処理(図12参照)のステップS14(DMPモードによる再生)の処理が行われる。
In step S62, the playback is switched to the playback in the DMP mode (see FIG. 8) based on the fact that the HDMI connection is released during the playback of the media data in the pseudo DMC mode. That is, the playback destination of the media data is switched from the television device 5 (HDMI) to the main body of the portable
一方、ステップS63では、HDMI接続部15を介した信号(映像および音声信号など)の出力が停止される。この場合には、音量調節ボタン20による音量調節対象は変更されない。したがって、メディアデータの再生が行われていない場合には、音量調節ボタン20による音量調節対象が携帯情報処理装置1本体(音量制御部17)に設定された状態が維持される。また、テレビジョン装置3(DMR)にメディアデータを再生させるDMCモードによってメディアデータの再生が行われている場合には、音量調節ボタン20による音量調節対象がコンテンツ210(メディアデータ)の再生先であるテレビジョン装置3(DMR)に設定された状態が維持される。
On the other hand, in step S63, the output of signals (video and audio signals, etc.) via the
以上のようにして、HDMI接続が外された場合の処理が行われる。 As described above, the processing when the HDMI connection is disconnected is performed.
本実施形態では、上記のように、内蔵のスピーカ19(または音声ケーブル接続部13)によるメディアデータの再生が行われておらず、かつ、外部のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)による再生が行われている場合(DMCモードまたは擬似DMCモードの場合)に、音量調節対象を再生先のテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5の再生音量に切り替えるとともに、ユーザによる音量調節ボタン20の調節操作に基づいて、本体(音量制御部17)の音量調節は行わずに再生先のテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5に再生されるメディアデータの再生音量を制御することによって、DMCモードまたは擬似DMCモードにより再生を行う場合に、CPU21によって音量調節対象が再生先のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)に自動で切り替わるので、テレビジョン装置3またはテレビジョン装置5の音量調節時にユーザによる音量調節先を選択する操作が不要となる。これにより、外部のテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5を用いてメディアデータを再生する際の音量を調節する操作を簡略化することができる。
In the present embodiment, as described above, the media data is not reproduced by the built-in speaker 19 (or the audio cable connection unit 13), and the external television device 3 (DMR) or the
さらに、本実施形態では、上記のように、内蔵のスピーカ19(音声ケーブル接続部13)と、外部のテレビジョン装置3(DMR)と、外部のテレビジョン装置5(HDMI)とに再生されるメディアデータの音量調節時に共通に用いられる音量調節ボタン20を設けることによって、音量調節先が内蔵のスピーカ19(または音声ケーブル接続部13)から外部のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)に自動的に切り替わった際にも、同じ(共通の)音量調節ボタン20を用いて内蔵のスピーカ19(音声ケーブル接続部13)の場合と同じ音量調節操作で外部のテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5の音量調節を行うことができるので、これによっても、外部のテレビジョン装置3およびテレビジョン装置5の音量調節時の操作を簡略化することができる。
Furthermore, in the present embodiment, as described above, reproduction is performed by the built-in speaker 19 (audio cable connection unit 13), the external television device 3 (DMR), and the external television device 5 (HDMI). By providing a
また、本実施形態では、上記のように、少なくとも、ユーザによりメディアデータの再生先を外部のテレビジョン装置3(DMR)に特定する操作が行われた場合(Play to DMR)、ユーザによりメディアデータの再生先をテレビジョン装置5(HDMI)に特定する操作が行われた場合(Play to HDMI)、または、DMPモードでの再生時にユーザによりHDMI接続された場合に、このユーザの操作に基づいて、音量調節対象を再生先の外部のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)の再生音量に切り替えるように制御する。このように構成することによって、ユーザは、少なくともテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5をメディアデータの再生先として特定することにより、容易に、音量調節対象もテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5の再生音量に自動的に切り替えることができる。
In the present embodiment, as described above, at least when the user performs an operation for specifying the reproduction destination of the media data to the external television device 3 (DMR) (Play to DMR), the media data by the user. On the basis of the user's operation when an operation for specifying the playback destination of the video is performed on the television device 5 (HDMI) (Play to HDMI) or when the user is connected to HDMI during playback in the DMP mode. Then, control is performed so that the volume adjustment target is switched to the reproduction volume of the external television device 3 (DMR) or the television device 5 (HDMI) as the reproduction destination. With this configuration, the user can easily specify the volume adjustment target of the
また、本実施形態では、上記のように、メディアデータが内蔵のスピーカ19(音声ケーブル接続部13)により再生されている場合(DMPモードまたはミラー再生モードの場合)には、音量調節対象を本体(音量制御部17)に切り替えることによって、音量調節対象が外部のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)に設定されている場合にも、スピーカ19(音声ケーブル接続部13)によりメディアデータの再生を行う際には音量調節対象が自動的に本体(音量制御部17)に切り替わるので、ユーザは、音量調節先の切り替え操作を行うことなく、再生先である携帯情報処理装置1(音量制御部17)自体の音量調節を音量調節ボタン20により行うことができる。
Further, in the present embodiment, as described above, when the media data is reproduced by the built-in speaker 19 (audio cable connection unit 13) (in the DMP mode or the mirror reproduction mode), the volume adjustment target is set to the main body. By switching to (volume control unit 17), even when the volume adjustment target is set to the external television device 3 (DMR) or the television device 5 (HDMI), the speaker 19 (audio cable connection unit 13) When the media data is reproduced by the above, the volume adjustment target is automatically switched to the main body (volume control unit 17), so that the user can perform the portable information processing apparatus that is the reproduction destination without switching the volume adjustment destination. 1 (volume control unit 17) can be adjusted by the
また、本実施形態では、上記のように、DMPモードによる再生中にHDMI接続部15にユーザによりテレビジョン装置5(HDMI)の接続操作が行われた場合に、擬似DMCモードに切り替えるとともに、音量調節対象をテレビジョン装置5(HDMI)の再生音量に切り替えることによって、DMPモードによるメディアデータの再生中にユーザがテレビジョン装置5(HDMI)に再生先を切り替えようと考えた場合、ユーザは、テレビジョン装置5(HDMI)の接続操作(HDMI接続)を行うだけで、DMPモード(本体再生)によるメディアデータの再生からテレビジョン装置5(HDMI)による再生に切り替えることができるとともに、音量調節の対象も再生先(テレビジョン装置5)に応じて切り替えることができる。これにより、ユーザの意図を反映した再生先の切り替えおよび音量調節対象の切り替えを行うことができるので、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
In the present embodiment, as described above, when the user performs an operation of connecting the television device 5 (HDMI) to the
また、本実施形態では、上記のように、外部再生機器によるメディアデータの再生(DMCモードまたは擬似DMCモードによる再生)が終了した場合には、音量調節の対象を再生を行っていたテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)の再生音量から本体(音量制御部17)の再生音量に切り替えることによって、DMCモードまたは擬似DMCモードによるメディアデータの再生中には、音量調節対象が外部のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)に自動で設定されるとともに、DMCモードまたは擬似DMCモードによるメディアデータの再生が終了した場合には、音量調節対象が自動で本体(音量制御部17)に切り替えられるので、ユーザは、DMCモードまたは擬似DMCモードによるメディアデータの再生中には再生先のテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)の音量調節を行うことができるとともに、再生終了後にも切り替え操作を必要とすることなく、そのまま同じ音量調節ボタン20を用いて操作対象である携帯情報処理装置1のスピーカ19(音声ケーブル接続部13)の音量調節を行うことができる。
In the present embodiment, as described above, when the reproduction of the media data by the external reproduction device (reproduction in the DMC mode or the pseudo DMC mode) is finished, the television apparatus that has performed reproduction of the volume adjustment target. 3 (DMR) or the playback volume of the television device 5 (HDMI) is switched to the playback volume of the main body (volume control unit 17), so that the volume adjustment target is changed during the reproduction of the media data in the DMC mode or the pseudo DMC mode. When the external television apparatus 3 (DMR) or the television apparatus 5 (HDMI) is automatically set and the reproduction of media data in the DMC mode or the pseudo DMC mode is finished, the volume adjustment target is automatically set to the main body. Since the user is switched to (volume control unit 17), the user can select DMC mode or pseudo During reproduction of media data in the MC mode, the volume of the reproduction destination television device 3 (DMR) or the television device 5 (HDMI) can be adjusted, and a switching operation is not required even after the reproduction is finished. The volume control of the speaker 19 (audio cable connection unit 13) of the portable
また、本実施形態では、上記のように、音量調節ボタン20を筐体1aの所定箇所に設置された音量調節専用の機械的な操作部とすることによって、筐体1aに設けられた音量調節専用の機械的な音量調節ボタン20を、内蔵のスピーカ19(音声ケーブル接続部13)と、外部のテレビジョン装置3(DMR)と、テレビジョン装置5(HDMI)とに共通の音量調節スイッチとして機能させることができる。したがって、ユーザは、携帯情報処理装置1を単独で用いるとき(DMPモードなど)には本体の音量調節スイッチとして使用することができるとともに、DMCモードおよび擬似DMCモードによりメディアデータを再生させている場合にも、携帯情報処理装置1(DMC)と外部のテレビジョン装置3(DMR)およびテレビジョン装置5(HDMI)とを一体的な機器を操作する感覚で、専用の音量調節ボタン20による音量調節操作を行うことができる。また、音量調節ボタン20を音量調節専用の機械的な操作部とすることによって、複数の機能の操作が可能な汎用の操作部の場合と異なり、音量調節を行う際に機能の選択操作などを行う必要がない。これらにより、ユーザにとっての利便性をより向上させることができる。
In the present embodiment, as described above, the
また、本実施形態では、上記のように、2つの外部再生機器(テレビジョン装置3(DMR)およびテレビジョン装置5(HDMI))が接続されている場合に、少なくとも、ユーザによるメディアデータの再生先を1つの外部再生機器に特定する操作(Play to DMR(またはHDMI))に基づいて、メディアデータの再生先として特定された1つの外部再生機器(DMRまたはHDMI)の再生音量を音量調節対象とするように制御する。このように構成することによって、ユーザは、テレビジョン装置3(DMR)およびテレビジョン装置5(HDMI)のいずれにメディアデータを再生させるかを選択するだけで、共通の音量調節ボタン20を用いた音量調節操作を、選択されたテレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)に対して行うことができる。
In the present embodiment, as described above, when two external playback devices (the television device 3 (DMR) and the television device 5 (HDMI)) are connected, at least the media data is reproduced by the user. The volume of playback volume of one external playback device (DMR or HDMI) specified as the playback destination of media data based on an operation (Play to DMR (or HDMI)) that specifies the destination as one external playback device Control to With this configuration, the user can use the common
また、本実施形態では、上記のように、テレビジョン装置3(DMR)またはテレビジョン装置5(HDMI)の再生音量を音量調節対象とする場合に、テレビジョン装置3(DMR)の音量制御部3aまたはテレビジョン装置5(HDMI)の音量制御部5aのゲイン調節を行うことにより、テレビジョン装置3またはテレビジョン装置5によるメディアデータの再生音量を制御することによって、音量調節ボタン20を用いてテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5によるメディアデータの再生音量を調節する場合に、テレビジョン装置3側の音量制御部3aまたはテレビジョン装置5側の音量制御部5aのゲイン調節を行うことができるので、再生されるメディアデータの音質を損ねることなく正確に音量調節を行うことができる。
In the present embodiment, as described above, when the playback volume of the television device 3 (DMR) or the television device 5 (HDMI) is the volume adjustment target, the volume control unit of the television device 3 (DMR) 3a or by adjusting the gain of the
また、本実施形態では、上記のように、テレビジョン装置3またはテレビジョン装置5に対してゲイン調節を行うための音量制御命令(制御信号)を送信することにより、テレビジョン装置3の音量制御部3aまたはテレビジョン装置5の音量制御部5aのゲイン調節を行うように構成することによって、ユーザによる音量調節ボタン20の調節操作に基づいて音量制御命令(制御信号)を送信することにより、容易に、テレビジョン装置3またはテレビジョン装置5によるメディアデータの再生音量を調節することができる。
In the present embodiment, as described above, the volume control command (control signal) for adjusting the gain is transmitted to the
また、本実施形態では、上記のように、ゲイン調節を行うための音量制御命令を、テレビジョン装置3(DLNA対応機器)に対するDLNA規格に準拠したネットワーク通信(UPnP)による制御信号と、HDMI接続されたテレビジョン装置5に対するCEC機能を用いた制御信号とによりそれぞれ送信するように構成することによって、容易に、ゲイン調節を行うための制御命令をテレビジョン装置3またはテレビジョン装置5に対して送信することができる。
Further, in the present embodiment, as described above, the volume control command for performing gain adjustment, the control signal by the network communication (UPnP) compliant with the DLNA standard for the television apparatus 3 (DLNA compatible device), and the HDMI connection The control command for performing gain adjustment can be easily sent to the
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。 The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is shown not by the above description of the embodiments but by the scope of claims for patent, and further includes all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of claims for patent.
たとえば、上記実施形態では、携帯情報処理装置1とDLNA対応のテレビジョン装置3とをDLNA規格に準拠した無線ネットワークにより接続するとともに、携帯情報処理装置1とDLNA非対応のテレビジョン装置5とをHDMI接続する例について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明は、メディアデータを再生可能な外部再生機器と接続可能であれば、どのような接続方式にも適用可能である。また、携帯情報処理装置1とDLNA非対応のテレビジョン装置5とをホームネットワークを介さずに無線によって接続してもよい。
For example, in the above embodiment, the portable
また、上記実施形態では、携帯情報処理装置1とDLNA対応機器とによりホームネットワークを構成した例を説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ホームネットワークを構成することなく、外部再生機器と携帯情報処理装置とを個別に接続してもよい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the example which comprised the home network by the portable
また、上記実施形態では、映像および音声を含むメディアデータの再生を行う場合に、DMPモード、DMCモード、擬似DMCモードおよびミラー再生モードの4つの再生モードで再生を行うとともに、各モードにおけるメディアデータの再生先に応じて音量調節の対象を変更する例について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、再生モードを設けることなく、単にメディアデータを外部再生機器に再生させる際に、音量調節の対象を再生先の外部再生機器に変更するように構成してもよい。また、メディアデータを外部再生機器により再生させる際に、本体側でコンテンツリスト画面200を表示する必要もない。
In the above embodiment, when media data including video and audio is played, playback is performed in four playback modes of the DMP mode, the DMC mode, the pseudo DMC mode, and the mirror playback mode, and the media data in each mode is played back. Although the example of changing the volume adjustment target according to the playback destination has been described, the present invention is not limited to this. In the present invention, when the media data is simply played back on the external playback device without providing the playback mode, the volume adjustment target may be changed to the playback destination external playback device. Further, when media data is played back by an external playback device, there is no need to display the
また、上記実施形態では、外部再生機器としてテレビジョン装置3およびテレビジョン装置5を携帯情報処理装置1に接続した例について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、テレビジョン装置以外の外部再生機器と接続してもよい。たとえば、音声のみのメディアデータ(たとえば、音楽データ)の再生のみを行うオーディオ機器などの外部再生機器と接続してもよい。外部再生機器は、メディアデータ(少なくとも音声データ)を再生可能であればどのようなものでもよい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the example which connected the
また、上記実施形態では、コンテンツリスト画面200上で再生先選択部(Play to)250を選択して、再生先選択領域251から再生先(DMRまたはHDMI)を指定するか、コンテンツ210をダブルタップすることにより本体再生を選択するように構成した例について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、上記以外のどのような選択方法によってメディアデータの再生先を選択してもよい。
In the above embodiment, the playback destination selection unit (Play to) 250 is selected on the
また、上記実施形態では、HDMI接続時およびHDMI接続の解除時にも、所定の場合に再生音量の調節対象を切り替えるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。外部再生機器との接続時および接続の解除時に音量の調節対象を切り替えなくともよい。 In the above-described embodiment, an example has been described in which the playback volume adjustment target is switched in a predetermined case even when the HDMI connection and the HDMI connection are released. However, the present invention is not limited to this. It is not necessary to switch the volume adjustment target when connecting or disconnecting the external playback device.
また、上記実施形態では、2つの外部再生機器(テレビジョン装置3およびテレビジョン装置5)を携帯情報処理装置1に接続した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、1つの外部再生機器を携帯情報処理装置と接続するだけでもよいし、3つ以上の外部再生機器を携帯情報処理装置と接続してもよい。
Moreover, although the example which connected two external reproduction apparatuses (the
また、上記実施形態では、本発明の音量調節操作部の一例として、音量調節専用の機械的な音量調節ボタン20を携帯情報処理装置1の筐体1aに設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえばコンテンツリスト画面200上に共通の音量調節操作部を表示させ、ユーザのタッチ操作によって音量調節操作を受け付けるように構成してもよい。
In the above embodiment, as an example of the volume adjustment operation unit of the present invention, an example in which the mechanical
また、上記実施形態では、ユーザによる再生先選択選択領域251から再生先(DMRまたはHDMI)を指定する操作、または、DMPモードによる再生中におけるユーザによるHDMI接続操作に基づいて、音量調節ボタン20による音量調節対象を設定するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、外部再生機器による再生中(DMCモードまたは擬似DMCモード)の状態で、携帯情報処理装置1の音声ケーブル接続部13にイヤホンなどの接続操作がユーザにより行われた場合には、外部再生機器側の音量をミュート(消音)するとともに、音量調節ボタン20による音量調節対象を音声ケーブル接続部13(音量制御部17)側に設定するように構成してもよい。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施形態では、本発明の外部再生機器接続部の一例として、無線LAN接続部12およびHDMI接続部15を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、本発明の外部再生機器接続部として、USB接続部16に外部再生機器を接続してもよい。本発明の外部再生機器接続部は、メディアデータを再生可能な外部再生機器と接続することが可能であれば、どのような接続部でもよい。
In the above embodiment, an example in which the wireless
また、上記実施形態では、音量調節ボタン20を、2つの押圧部20aおよび20bからなるシーソーボタン形式の操作部により構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、音量調節ボタン20は、シーソーボタン形式以外の回転式の操作部などでもよい。
In the above-described embodiment, the
また、上記実施形態では、説明の便宜上、制御部の処理動作をスタート時はイベント駆動的に記載し、スタート以降の処理動作はフロー駆動的に記載したフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限らず、制御部の処理動作を完全なイベント駆動型で行ってもよいし、完全なフロー駆動型で行ってもよいし、並行処理的に行ってもよい。 In the above embodiment, for convenience of explanation, the processing operation of the control unit is described in an event-driven manner at the start, and the processing operation after the start is described using a flowchart described in a flow-driven manner. Not limited to this, the processing operation of the control unit may be performed by a complete event-driven type, may be performed by a complete flow-driven type, or may be performed in parallel processing.
また、上記実施形態では、ネットワーク接続された対応機器間でメディアデータを共有することが可能なDLNA規格に準拠した無線ネットワーク通信を行うことにより、DLNA対応の外部再生機器(テレビジョン装置3)に対して制御信号(音量制御命令)を送信した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、DLNA規格に準拠した無線ネットワーク通信以外の有線または無線のネットワーク通信により、外部再生機器に対する制御信号(音量制御命令)を送信してもよい。また、ネットワーク通信以外の他の通信により、制御信号(音量制御命令)を送信してもよい。 Further, in the above embodiment, by performing wireless network communication based on the DLNA standard that allows media data to be shared between compatible devices connected to the network, an external playback device (television device 3) that supports DLNA can be used. Although an example in which a control signal (volume control command) is transmitted is shown, the present invention is not limited to this. In the present invention, a control signal (volume control command) for an external playback device may be transmitted by wired or wireless network communication other than wireless network communication compliant with the DLNA standard. Further, the control signal (volume control command) may be transmitted by communication other than network communication.
また、上記実施形態では、2つの機器間を、音声データ、映像データおよび制御信号を伝送可能なHDMIケーブルで接続して機器間の連携動作を行うことが可能なHDMI接続により接続された外部再生機器(テレビジョン装置5)に対して制御信号(音量制御命令)を送信した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、2つの機器間を、音声データ、映像データおよび制御信号を伝送可能な、HDMI規格以外の他のインターフェース規格に準拠したケーブルで外部再生機器と接続することにより、外部再生機器に対する制御信号(音量制御命令)を送信してもよい。 Further, in the above embodiment, external playback connected via HDMI connection that enables two devices to be connected with an HDMI cable capable of transmitting audio data, video data, and control signals to perform cooperative operation between the devices. Although the example which transmitted the control signal (volume control command) with respect to the apparatus (television apparatus 5) was shown, this invention is not limited to this. In the present invention, control over an external playback device is performed by connecting the external playback device with a cable that can transmit audio data, video data, and a control signal between the two devices and conforms to an interface standard other than the HDMI standard. A signal (volume control command) may be transmitted.
1 携帯情報処理装置
1a 筐体
3 テレビジョン装置(外部再生機器)
3a 音量制御部
5 テレビジョン装置(外部再生機器)
5a 音量制御部
12 無線LAN接続部(外部再生機器接続部)
13 音声ケーブル接続部(内蔵再生部)
15 HDMI接続部(外部再生機器接続部)
19 スピーカ(内蔵再生部)
20 音量調節ボタン(音量調節操作部)
21 CPU(制御部)
DESCRIPTION OF
3a
5a
13 Audio cable connection (built-in playback unit)
15 HDMI connector (external playback device connector)
19 Speaker (Built-in playback unit)
20 Volume control button (Volume control operation part)
21 CPU (control unit)
Claims (11)
外部装置へ前記コンテンツデータを送信可能な通信部と、
前記表示部および前記外部装置に前記コンテンツデータを表示させる操作を行う操作部と、
前記通信部の通信状態に基づいて、前記コンテンツデータの送信先を変更する制御部とを備える、電子機器。 A display unit capable of displaying content data;
A communication unit capable of transmitting the content data to an external device;
An operation unit for performing an operation of displaying the content data on the display unit and the external device;
An electronic apparatus comprising: a control unit that changes a transmission destination of the content data based on a communication state of the communication unit.
前記通信部は、前記第1外部装置とネットワークを介して通信可能な第1通信部と、前記第2外部装置とネットワークを介さずに通信可能な第2通信部とを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。 The external device includes a first external device and a second external device,
The communication unit includes a first communication unit capable of communicating with the first external device via a network, and a second communication unit capable of communicating with the second external device without via a network. 5. The electronic device according to any one of 4 above.
前記タッチパネル操作部は、前記コンテンツデータの表示を開始する信号、前記コンテンツデータの表示先を決定する信号、および、取得する前記コンテンツデータの格納先を決定する信号の少なくとも1つを送信可能に構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。 The operation unit includes a touch panel operation unit displayed on the display unit,
The touch panel operation unit is configured to be capable of transmitting at least one of a signal for starting display of the content data, a signal for determining a display destination of the content data, and a signal for determining a storage destination of the acquired content data The electronic device according to any one of claims 1 to 6.
前記制御部は、前記外部装置に対して前記赤外線通信部から赤外線信号を送信することにより、前記外部装置の操作を行う、請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子機器。 An infrared communication unit,
The electronic device according to claim 1, wherein the control unit operates the external device by transmitting an infrared signal from the infrared communication unit to the external device.
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