JP2016182304A - 画像診断装置及びその制御方法、プログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光干渉画像診断装置によるスキャン処理で得られたデータを解析してNURDの有無を判定する。【解決手段】 光送受信部の回転中の各角度を示すタイミングにおいて偏光分離検出回路より得られた偏光干渉データをFFTすることで、各角度方向のラインデータを得る。そして、各ラインデータにおける回転中心から径方向に向かう最初のピークを、レンズ表面からの反射強度を示すデータとして得る。そして、その反射強度が実質的に一定の期間があり、その後に一気に通常の曲線に戻るパターンを見つけ、その区間をNURD区間として判定する。【選択図】 図2

Description

本発明は画像診断装置及びその制御方法、プログラム及びコンピュータ可読記憶媒体に関するものである。
光干渉断層診断装置ではプローブが用いられる。このプローブは、大きく分けてシースと、シース内に収容され、シースの軸に沿って移動可能であり、且つ、回転自在なイメージングコアで構成される。シースの先端部は、光を透過するための透明部材で構成される。そして、イメージングコアは、光学レンズと光学ミラーを有するハウジングと、光学レンズと接続される光ファイバを収容し、ハウジングへの回転駆動力を伝達するための駆動シャフトで構成される。そして、プローブは、その後端をプルバック部(又はモータドライブユニット(MDU)とも呼ばれる)に接続される。プルバック部は、診断装置本体とプローブとの中継装置として機能するものであり、診断装置本体とイメージングコアとの間での光学的な接続を行うための構造、並びに、プローブ内の駆動シャフトを回転させるための駆動部、並びに、駆動シャフトを所定速度で引っ張るための駆動部を有するものである。
実際に診断する際には、プローブの先端を患者の診断対象の血管に導いた後、プルバック部の駆動制御を開始する。この結果、イメージングコアが回転しながら、その光学ミラーを介して血管壁に光を照射し、血管からの反射光を再度、その光学ミラーを介して受光することでラジアル走査が行われる。この間に得られた反射光が診断装置に提供され、診断装置では血管の断面画像を構成することになる。また、プルバック部は、この光ファイバを回転させながら、所定速度で引っ張る操作(一般にプルバック部と呼ばれる所以である)を行うことで、血管の長手方向の内壁の3次元画像を形成することも可能になる(特許文献1)。
また、OCTの改良型として、波長掃引を利用した光干渉断層診断装置(SS−OCT:Swept-Source Optical Coherence Tomography)も開発されている。
特開2007−267867号公報
プローブは、複雑な形状の血管に沿って挿入されるので、必然、イメージングコアとシースとが接触する箇所がいくつも発生する可能性がある。つまり、その接触位置で回転力の伝達を阻害する摩擦力が発生することとなる。この結果、プルバック部での回転速度が一定であっても、プローブ先端の光学レンズが瞬間的に急激な速度変化や停止をすることがある。このような現象は、一般にNURD(ナード:Non-Uniform Rotational Distortion)と呼ばれる。光学レンズの1回転に要する時間の或る一部、例えば光学レンズの向きがθ1からθ2に移動するタイミングでNURDが発生すると、そのθ1乃至θ2の区間の画像は、もはや正常な画像からほど遠いものとなってしまう。
ある程度の経験を積めば、血管断面画像を見ればNURDの発生の有無を判断可能となるが、そうでない場合には難しい。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、光干渉画像診断装置によるスキャン処理で得られたデータを解析してNURDの有無を判定する技術を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、例えば本発明の画像診断装置は以下の構成を有する。すなわち、
光送受信部を先端部に有するイメージングコアを回転自在に、且つ、移動自在に収容したプローブを用い、波長掃引光源からの光に基づく光干渉を利用して、体腔内の断面画像を生成する画像診断装置であって、
前記プローブからの光と参照光との合成による干渉光を、所定の偏光フィルタを介し受光し、偏光干渉データとして出力する偏光検出手段と、
前記光送受信部の回転中の各角度を示すタイミングにおいて前記偏光検出手段より得られた偏光干渉データから、各タイミングにおける前記プローブにおける特定の表面からの反射強度を示すデータを算出する算出手段と、
該算出手段で算出した各タイミングにおける反射強度を示すデータの並びが、特定のパターンに一致するか否かを判定することで、NURDの発生の有無を判定する判定手段を有する。
本発明によれば、光干渉画像診断装置によるスキャン処理で得られたデータを解析してNURDの有無を判定することが可能になる。また、更に本発明によれば、スキャニングにより血管内を移動した範囲のどの位置でNURDが発生しているか、更にはNURDの発生回数も把握することが可能になる。
実施形態にかかる画像診断装置の外観構成を示す図である。 実施形態における画像診断装置のブロック構成図である。 プローブ先端の断面構成を示す図である。 断面画像を生成する処理を示す図である。 実施形態におけるメモリの格納領域を示す図である。 実施形態における表示画面の一例を示す図である。 実施形態における信号処理部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における偏光干渉信号の特性と、NURD検出の原理を説明するための図である。 NURDを含む断面画像の例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、実施形態における光干渉を用いた画像診断装置100の外観構成を示している。
図1に示すように、画像診断装置100は、プローブ101と、プルバック部102と、操作制御装置103とを備え、プルバック部102と操作制御装置103とは、コネクタ105を介して、信号線や光ファイバを収容したケーブル104により接続されている。
プローブ101は、直接血管内に挿入されるものである。そして、プローブ101は、その長手方向に移動自在であって、且つ、回転自在なイメージングコアを収容している。このイメージングコアの先端には、画像診断装置100から伝送されてきた光(測定光)を連続的に血管内に送信するとともに、血管内からの反射光を連続的に受信する光送受信部を収容したハウジングが設けられている。画像診断装置100では、該イメージングコアを用いることで血管内部の状態を測定する。
プルバック部102は、プローブ101が着脱可能に取り付け、内蔵されたモータを駆動させることでプローブ101に内挿されたイメージングコアの血管内の軸方向の移動及びその軸に対する回転動作を規定している。また、プルバック部102は、イメージングコア内の光送受信部と、操作制御装置103との間の信号の中継装置として機能する。すなわち、プルバック部102は、操作制御装置103からの測定光を光送受信部へ伝達すると共に、光送受信部で検出した生体組織からの反射光を操作制御装置103に伝達する機能を有する。
操作制御装置103は、測定を行うにあたり、各種設定値を入力するための機能や、測定により得られた光干渉データを処理し、各種血管像を表示するための機能を備える。
操作制御装置103において、111は本体制御部である。この本体制御部111は、イメージングコアからの反射光と、光源からの光を分離することで得られた参照光とを干渉させることで干渉光データを生成するとともに、該干渉光データをFFT(高速フーリエ変換)することで、回転中心位置から径方向に向かうラインデータを生成する。そして、ラインデータに対する補間処理を経て光干渉に基づく血管断面画像を生成する。
111−1はプリンタ及びDVDレコーダであり、本体制御部111における処理結果を印刷したり、データとして記憶したりする。112は操作パネルであり、ユーザは該操作パネル112を介して、各種設定値及び指示の入力を行う。113は表示装置としてのモニタ(たとえばLCD)であり、本体制御部111において生成された各種断面画像を表示する。114は、ポインティングデバイス(座標入力装置)としてのマウスである。
次に、画像診断装置100の機能構成について説明する。図2は、画像診断装置100のブロック構成図である。以下、同図を用いて、波長掃引型OCTの機能構成について説明する。
図中、201は画像診断装置の全体の制御を司る信号処理部であり、マイクロプロセッサをはじめ、いくつかの回路で構成される。210はハードディスクに代表される不揮発性の記憶装置であり、信号処理部201が実行する各種プログラムやデータファイルを格納している。202は信号処理部201内に設けられたメモリ(RAM)である。203は波長掃引光源であり、時間軸に沿って、予め設定された範囲内で変化する波長の光を繰り返し発生する光源である。
波長掃引光源203から出力された光は、第1のシングルモードファイバ271の一端に入射され、先端側に向けて伝送される。第1のシングルモードファイバ271は、途中の光ファイバカップラ272において第4のシングルモードファイバ275と光学的に結合されている。
第1のシングルモードファイバ271に入射され、光ファイバカップラ272より先端側に発した光は、コネクタ105を介して、第2のシングルモードファイバ273に導かれる。この第2のシングルモードファイバ273の他端はプルバック部102内の光ロータリージョイント230に接続されている。
一方、プローブ101はプルバック部102と接続するためのアダプタ101aを有する。そして、このアダプタ101aによりプローブ101をプルバック部102に接続することで、プローブ101が安定してプルバック部102に保持される。さらに、プローブ101内に回転自在に収容されたイメージングコア251には第3のシングルモードファイバ274が収容されおり、この第3のシングルモードファイバ274の端部が、光ロータリージョイト230に接続される。この結果、第2シングルモードファイバ273と第3シングルモードファイバ274が光学的に結合される。第3のシングルモードファイバ274の他方端(プローブ101の先頭部分側)には、光を回転軸に対してほぼ直行する方向に出射するミラーとレンズで構成される光送受信部250(詳細は図3を用いて説明する)が設けられている。
上記の結果、波長掃引光源203が発した光は、第1シングルモードファイバ271、第2シングルモードファイバ273、第3のシングルモードファイバ274を介して、第3のシングルモードファイバ274の端部に設けられた光送受信部250に導かれる。光送受信部250は、この光を、第3のシングルモードファイバ274の軸に直行する方向に出射するとともに、その反射光を受信する。そして、光送受信部250で受信された反射光は、今度は逆に導かれ、操作制御装置103に返される。
一方、光ファイバカップラ272に結合された第4のシングルモードファイバ275の反対の端部には、参照光の光路長を微調整する光路長調整機構220が設けられている。この光路長可変機構220は、プローブ101を交換した場合など、個々のプローブ101の長さのばらつきを吸収できるよう、その長さのばらつきに相当する光路長を変化させる光路長変更手段として機能する。そのため、第4のシングルモードファイバ275に端部に位置するコリメートレンズ225が、その光軸方向である矢印226で示すように移動自在な1軸ステージ224上に設けられている。
具体的には、1軸ステージ224はプローブ101を交換した場合に、プローブ101の光路長のばらつきを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する光路長変更手段として機能する。さらに、1軸ステージ224はオフセットを調整する調整手段としての機能も備えている。例えば、プローブ101の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、1軸ステージにより光路長を微小変化させることにより、生体組織の表面位置からの反射光と干渉させる状態に設定することが可能である。
1軸ステージ224で光路長が微調整され、グレーティング221、レンズ222を介してミラー223にて反射された光は再び第4のシングルモードファイバ275に導かれ、光ファイバカップラ272にて、第2のシングルモードファイバ273側から得られた光と混合されて、干渉光としてフォトダイオード部(PD)204にて受光される。なお、偏光分離検出回路228については後述することとする。
このようにしてフォトダイオード部204にて受光された干渉光は光電変換され、アンプ205により増幅された後、復調器206に入力される。この復調器206では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力は干渉光信号としてA/D変換器207に入力される。
A/D変換器207では、干渉光信号を例えば90MHzで2048ポイント分サンプリングして、1ラインのデジタルデータ(干渉光データ)を生成する。なお、サンプリング周波数を90MHzとしたのは、波長掃引の繰り返し周波数を40kHzにした場合に、波長掃引の周期(25μsec)の90%程度を2048点のデジタルデータとして抽出することを前提としたものであり、特にこれに限定されるものではない。
A/D変換器207にて生成されたライン単位の干渉光データは、信号処理部201に入力され、一旦、メモリ202に格納される。そして、信号処理部201は干渉光データをFFTにより周波数分解し、深さ方向のデータ(ラインデータ)を生成する。信号処理部201は、このラインデータから、血管内の各位置での光断面画像を構築し、場合によっては、所定のフレームレートでモニタ113に出力する。
信号処理部201は、更に光路長調整用駆動部209、通信部208と接続されている。信号処理部201は光路長調整用駆動部209を介して1軸ステージ224の位置の制御(光路長制御)を行う。
通信部208は、いくつかの駆動回路を内蔵するとともに、信号処理部201の制御下にてプルバック部102と通信する。具体的には、プルバック部102内の光ロータリージョイントによる第3のシングルモードファイバの回転を行うためのラジアル走査モータへの駆動信号の供給、ラジアルモータの回転位置を検出するためのエンコーダ部242からの信号受信、並びに、第3のシングルモードファイバ274を所定速度で引っ張るための直線駆動部243への駆動信号の供給である。
なお、信号処理部201における上記処理も、所定のプログラムがコンピュータによって実行されることで実現されるものとする。
上記構成において、プローブ101を患者の診断対象の血管位置(冠状動脈など)に位置させると、ユーザの操作によりプローブ101の先端に向けて、ガイディングカテーテルなどを通じて透明なフラッシュ液を血管内に放出させる。血液の影響を除外するためである。そして、ユーザがスキャン開始の指示入力を行うと、信号処理部201は、波長掃引光源203を駆動し、ラジアル走査モータ241並びに直線駆動部243を駆動させる(以降、ラジアル走査モータ241と直線駆動部243の駆動による光の照射と受光処理をスキャニングと呼ぶ)。この結果、波長掃引光源203から波長掃引光が、上記のような経路でイメージングコア2511の先端の光送受信部250に供給される。このとき、プルバック部102の駆動制御により、イメージングコア251は回転しながら、回転軸に沿って移動する。この結果、光送受信部250も、回転しながら、なおかつ、血管軸に沿って移動しながら、血管内腔面への光の出射とその反射光の受信を行うことになる。
次に、プローブ101内に収容されたイメージングコア251の先端部の構造について説明する。
図3は、プローブ部101、並びに、それに収容されたイメージングコア250の先端部の断面図である。プローブ部101の先端部は、光を透過するために透明なカテーテルシース261で構成される。イメージングコア251は、第3のシングルモードファイバ274を収容しプルバック部102からの回転力(図示の矢印302)を伝達するための駆動シャフト262と、その先端に取りつけられた光送受信部250を収容するハウジング263で構成される。図示の一点鎖線が回転中心軸である。また、プルバック部102が駆動シャフト262を図示の矢印303で示す方向に引っ張ることで、シース261内を、光送受信部301が移動する。光送受信部250は、図示のように半球形状のボールレンズで構成される。この構造により、その傾斜面により、第3のシングルモードファイバ274から入射した光を、ほぼ直交する方向(図示の矢印301の方向)に反射する。この結果、血管組織に向けて光が照射され、その反射光が再びレンズを介して第3のシングルモードファイバ274に向けて転送されることになる。
ここで、1枚の光断面画像の生成にかかる処理を、図4を用いて簡単に説明する。同図は光送受信部250が位置する血管の内腔面401の断面画像の再構成処理を説明するための図である。光送受信部250の1回転(2π=360度)する間に、複数回の測定光の送信と受信を行う。波長掃引光源203は、光送受信部250による1回の光の送受信を行う期間で、時間軸に変動する波長を持つ光を発生する。そのため、1回の光の送受信により、その光を照射した方向の1ラインの干渉光データをFFTすることで、回転中心位置から径方向に向かう各位置における光の反射強度(もしくは吸収量)を示す「ラインデータ」が得られる。従って、1回転の間に、例えば512回の光の送受信を行うことで、回転中心402から放射線状に延びる512個のラインデータを得ることができる。この512個のラインデータは、回転中心位置の近傍では密で、回転中心位置から離れるにつれて互いに疎になっていく。そこで、この各ラインの空いた空間における画素については、周知の補間処理を行なって生成していき、人間が視覚できる2次元の断面画像を生成することになる。また、生成された2次元断面画像を血管軸に沿って互いに接続することで、3次元血管画像を得ることもできる。なお、2次元の断面画像の中心位置は、光送受信部250の回転中心位置と一致するが、血管断面の中心位置ではない点に注意されたい。
また、微弱であるが、光送受信部250のレンズ表面(図3参照)、カテーテルシース261の内面、及び、外面の各境界面で反射が起こる。つまり、回転中心位置の近傍には3つの円が現れる。このうち、一番内側の円403が、光送受信部250のレンズ表面での反射が起因するものである。
以上、実施形態における画像診断装置の基本的な構成と機能について説明した。次に、実施形態におけるNURDの検出の原理とその構成を説明する。
光ファイバカップラ272にて生成された干渉光は、p,s 二つの偏光成分を持つ。先に説明した偏光分離検出回路228は、このp偏光、s偏光をそれぞれ分離して検出し、それぞれ別々にA/D変換器207にてA/D変換される。信号処理部201はこれらの信号の位相情報を消去した状態で、二つの信号を重ね合わせ通常の偏光分離を行わない強度信号を生成することができる。
一方でこれら2つの偏光成分についてそのまま演算をおこない、それぞれの偏光の強度信号として生成することも可能である(以下偏光干渉データという)。
信号処理部201は、偏光分離検出器228からの偏光干渉データをダイレクトに受信し、偏光分離を行わない通常の場合と同様にFFTを施し、ラインデータを生成する。そして、信号処理部201は、生成されたラインデータを参照し、回転中心位置から最初のピーク、すなわち、光送受信部250のレンズ表面(図3参照)での反射強度を求める。レンズ表面での反射光であるので、生体組織の影響はない。
図8は、偏光分離検出器228より得られた偏光干渉データをFFTして、光送受信部250のレンズ表面の反射強度を示す偏光成分曲線である。図示の垂直方向が反射強度(単位はdB)、水平軸がライン数(光送受信部250の1回転に相当する期間=1フレーム周期)を示している。同図の符号801が、プローブ101をまっすぐに伸ばし、イメージングコア251との摩擦が最小となるようにした際の、光送受信部250のレンズ表面の反射光の強度を示す曲線を示している。この曲線801は、512本のライン(1回転)を単位に、この反射強度を示す曲線801が繰り返されることになる。
今、512ライン中の第n1ライン目から第n2ライン目までの期間でNURDが発生したとし、そのNURDの検出原理を以下に説明する。なお、図8における、着目フレームの第i番目のラインのレンズ表面の反射強度値をR(i)と表現する。また、以下において、ε0、ε1、ε2、ε3は反射強度に対する正の閾値、Th1,Th2は時間(ライン数)に関する正の閾値である。ここでTh2はTh1に対して十分に小さい値とする。
NURD状態を示す期間は、期間A,期間Bに大別できる。
期間Aは、光送受信部250の回転が停止もしくはそれに近い状態の期間である。光送受信部250が停止状態にあるとき、角度に依存する偏光強度の変化も止まった状態となる。この状態は次式(1)の状態である。
|R(i)−R(i−1)|≦ε0 …(1)
そして、この状態が予め設定された閾値Th1以上継続した場合に、「期間A」有りとして判定する。
ここで、基準反射強度との比較によりなんらかの理由により望ましい回転をしなくなったことを検出することも可能でありその場合、条件式は下記のようになる。
|R(i)−S(i)|≧ε1 …(2)
上記の期間Aでは、プルバック部102による駆動シャフト262の回転は継続し続けることになるので、駆動シャフト262は次第に捩れていくことになる。当然、イメージングコア251に収納された第3のシングルモードファイバ274にも同じ量の捩れが発生する。こうして捩れ量が或る程度まで進むと、駆動シャフト262は一気に捩れを解消するように回転する。この結果、光送受信部250も、その回転が停止もしくはそれに近い状態から一気に元の回転速度に戻るので、レンズ表面の反射強度R()と、基準反射強度S()との差も一気に小さくなる。この期間が期間Bである。つまり、期間Aの直後の期間Th1以内に、次式(3)を満たすとき、期間B有りとして判定する。
|R(i)−S(i)|≦ε3 …(3)
ここで、隣り合ったラインとの比較により期間Bを検出する場合には以下の条件式(4)をもちいても良い。
|R(i)−S(i−1)|≧ε4 …(4)
以上の説明からもわかるように、ラインn1乃至n2の区間でNURDが発生した場合、その区間の反射強度曲線は結局のところ図示の符号802の波線曲線となる。そして、上記のように期間Aを経て期間Bが後続するパターンを検出することで、NURDの有無を判定できることになる。なお、式(2)で、減算に用いる反射強度として直前のフレームの該当する反射強度を用いないのは、直前のフレームでもNURDが発生する可能性があるためである。また、説明が前後するが、波長掃引光源203を利用する画像診断装置の場合、波長掃引光源203から特定の波長の光を出射したことを検出し、そのタイミングを示す信号を基準にして、1ライン分の光干渉データのサンプリングを行う。かかる点は本実施形態でも同じとして説明する。
なお、上記では、プローブ101をまっすぐに伸ばし、イメージングコア251との摩擦が最小となるようにした際の、光送受信部250のレンズ表面の反射光の強度を基準反射強度S()としたが、プローブを体内に持ち込んだ際に偏光強度曲線が変化することも当然考えられるため、着目フレームの直前の、予め設定された連続するフレームの反射強度の平均値を基準反射強度S()としても良い。
以上、実施形態におけるNURDの検出原理を説明した。次に、実際の信号処理部201における処理内容を図7のフローチャート、並びに、図5、図6を参照して説明する。
まず、ステップS100において、信号処理部201はキャリブレーション処理を実行する。この処理では、波長掃引光源203を駆動し、光路長調整用駆動部209を制御し、接続されたプローブ101に対応する参照光の光路長の調整を行う。また、実施形態では、プローブ101を直線上に伸ばして行うように指示する。そして、キャリブレーション処理と同時に、またはキャリブレーション処理に続いてプローブ101にストレスが無い状態における偏光分離検出回路228からの偏光干渉データをFFTし、回転中心位置から最初のピーク(レンズ表面の反射光強度)の反射強度値の1回転分(実施形態では512個)のデータを基準データS(0)乃至(511)としてメモリ202に記憶保持する。
ユーザは、この後、プローブ101を患者の診断対象部位まで案内する作業を行うことになる。そして、スキャン開始指示を操作パネル112から入力する。
信号処理部201は、係るスキャン開始の指示入力を検出すると、処理をステップS101からステップS102に処理を進める。このステップS102では、プルバック部102を制御してスキャニング処理を開始する。この結果、A/D変換器207を介して入力した光干渉データ、並びに、偏光分離検出回路228からの偏光干渉データがメモリ202に蓄積されていく。この蓄積は、計画した距離だけ光送受信部250が移動するまで継続する(ステップS103)。
さて、計画したスキャニング処理を終えると、ステップS104にて信号処理部201はメモリ202に蓄積された2種類の光干渉データについてFFT処理を実行し、それぞれのラインデータを生成する。
図5はメモリ202の状態を示している。図示のように、メモリ202には少なくとも3つの領域510、520、530が確保されている。
断面画像格納領域510は、血管軸に直交する面の血管断面画像を格納する領域である。基準データ格納領域520はステップS100にて、得られた基準データS(0)乃至S(511)を格納し保持する領域である。そして、スキャニングデータ格納領域530がスキャニング処理で得られたデータを保持する領域でもある。
このスキャニングデータ格納領域530には、光干渉データから求めたラインデータL()を格納する領域531、偏光干渉データから求めたラインデータPL()を格納する領域532、ラインデータPL()中を回転中心から径方向に検索して最初のピークである、レンズ表面の反射強度値をR()を格納する領域533、該当するラインがNURD期間にあるか否かを示すフラグF()を格納する領域534が確保されている。このうち、ラインデータL(0)乃至L(511)が最初のフレームとなる血管断面画像(図4参照)を再構成するための512本のラインデータを示している。最初の断面画像を0番目とするなら、第k番目のフレームの断面画像で利用するラインデータは、L(k×512)乃至L(k×512+511)と表せる。なお、FFTを行った直後では、領域533の反射強度R()は空であり、領域534のフラグF()を0(NURD無し)で初期化しておく。
次に、ステップS105にて、信号処理部201は領域531のラインデータL()に基づき、各フレームの血管断面画像を生成していく。生成した血管断面画像は、メモリ202に確保された断面画像格納領域510に格納していく。
そして、信号処理部201は、次にステップS106にて、偏光干渉データのFFT処理で得られたラインデータPL()を参照し、NURDの有無の判定と、NURD発生区間の検出処理を行う。具体的には、次の通りである。
まず、信号処理部201は、ラインデータPL()の回転中心位置から径方向にサーチし、最初に見つかったピーク位置の反射強度をR()として保存する。この処理を全ラインデータPL()に対して行うことで、全ての反射強度R()を求める。
上記のようにして、全ての反射強度R()を求めると、信号処理部201は式(1)を満したまま、閾値Th1以上継続する箇所を見つける。つまり、先に示した条件1の期間Aを見つける。
期間Aが見つかると、信号処理部201は、期間Aの直後の反射強度R()を起点として、そこから閾値Th2に対応するライン数以内に、基準データS()との差が式(2)を満たすようになるかを判定する。つまり、期間Bを見つける。
なお、i番目の反射強度R(i)との差分を求めるために利用する基準データはS(i¥512)として表現できる。ここで「x¥y」における「¥」は、整数xを整数yで除算した際の余りを返す演算子である。これは、基準データS()を「512」の整数倍で再利用するためである。
上記のようにして、期間Aに後続する期間Bを持つパターンが見つかったとき、期間Aの始点のラインから期間Bの終端のラインまでのフラグF()を“1”に設定する。つまり、このフラグF()が1”となっている区間が、NURDが発生している期間(もしくは範囲)として決定する。
そして、上記処理を、最後のR()に至るまで実行することで、スキャニング中のNURDが複数あったとしても、それぞれを検出することが可能となる。なお、上記では、変数iを用いて、隣接するR()どうしを比較したが、ノイズの影響を考慮してR()に多少の増減を許容してもよい。そのための手立てとしては、連続する複数のR()の移動平均を、新R()とすれば良いであろう。ただし、新R()は平滑化されてしまうので、期間Bの検出ではオリジナルのR()を用いることが望ましい。
以上、NURDの有無の判定と、NURD区間の検出処理を説明した。
この後、信号処理部201は、ステップS107にて、上記処理で得られたデータに基づき、GUIウインドウを生成し、表示する。
図6は実施形態における画像診断装置100のスキャニング処理後にモニタ113に表示されるウインドウ600を示している。このウインドウ600は、大きく分けて表示領域610、620,630に大別される。
表示領域610は、血管をその軸に沿った平面で切った血管断面画像を表示する領域である。この表示領域610に表示する画像は、例えば各断面画像のラインデータL(1)と、それに180°反対側に位置するラインデータL(256)を連結して1本の垂直方向に表示するライン画像データを生成する。この処理を、他の断面画像のデータについても行う。そして、それらを互いに隣り合うように接続することで作成すればよい。また、表示領域610には、血管軸に沿った着目位置を示すマーカ611を表示する。このマーカ611はその表示位置を、マウス114により移動可能とする。
表示領域620は、各断面画像に対して、ステップS107で求めたNURDを含むフレームの存在とその位置を視覚的にわかりやすく表示する領域である。具体的には、F()が“1”となっているフレームはNURD有りのフレームとして決定する。そして、NURD有りと判定されたフレームに対応する位置に、NURD有りを示す線分を表示する。線分はNURD無しのフレームと区別がつけば良いので、色や輝度で表現すればよい。
表示領域630は、マーカ611が位置する、血管軸に直交する面の血管断面画像(ステップS105で生成した)を表示する領域である。
上記のウインドウ600を表示したとき、ユーザはマーカ611を、マウス114を操作して、水平方向に沿って自由に移動できる。信号処理部201は移動後のマーカ611の位置の断面画像をメモリ202の断面画像格納領域510から読み出し、表示領域630に表示する処理を行うことになる。
上記のようなGUIの表示の結果、表示領域630に表示された血管断面画像がスキャニングした際の血管のどの位置の断面画像であるのか、更には、表示領域620を見ればスキャニングにて光像受信部250の血管軸に対する移動範囲のどの箇所でNURDが発生したのか、更にはその回数をも把握できるようになる。
なお、実施形態に従えばフラグF()を調べることで、各フレームにおけるNURDの発生開始のラインとその終端ラインを特定できる。よって、ユーザがマーカ611を、NURD有りのフレーム位置に移動したとき、その血管断面画像中のNURD発生区間を明示的に示すようにしても良い。図9にNURDを含む血管断面画像900の一例を示す。図示の場合、血管断面像900におけるライン901、902を強調表示し、それらで挟まれた区間をNURD区間として報知している。ライン901、902で挟まれたNURD区間を、非NURD区間と区別するために色分けしても構わない。
以上説明したように本実施形態によれば、干渉光の偏光成分を検出することで、プローブ101内のイメージングコア251の瞬間的な回転停止状態であるNURDを検出できる。そして、それを利用して、スキャニングした血管軸に沿ったNURD発生箇所を明示するので、実際に該当する血管断面画像を表示しなくても、どの位置で、また、何箇所でNURDが発生したかを把握できるようになる。しかも、実施形態によれば、血管断面画像を表示するとき、図9に示すようにNURDの範囲を明示的に示すことしたので、経験の有無を問わず断面画像のどの部分がNURD現象に起因するものであるのかを知ることも可能となる。
なお、上記実施形態では、フォトダイオード部204を構成する2つのフォトダイオードの一方を利用して偏光を検出するものとしたが、光ファイバカップラ272とフォトダイオード部204との間に、光ファイバカップラを新設し、その新設光ファイバカプラの一方端をフォトダイオード部204に接続し、もう一方端を、偏光フィルタとフォトダイオードで構成される偏光分離検出回路に接続しても良い。
また、上記実施形態からもわかるように、実施形態における処理の大部分は、マイクロプロセッサで構成される信号処理部201によるものである。従って、マイクロプロセッサはプログラムを実行することで、その機能を実現するわけであるから、当然、そのプログラムも本願発明の範疇になる。また、通常プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に格納されており、それのコンピュータが有する読み取り装置(CD−ROMドライブ等)にセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になるわけであるから、係るコンピュータ可読記憶媒体も本願発明の範疇に入ることも明らかである。
101…プローブ、102…プルバック部、111…本体制御部、113…モニタ、201…信号処理部、202…メモリ、228…偏光分離検出回路、250…光送受信部、251…イメージングコア

Claims (10)

  1. 光送受信部を先端部に有するイメージングコアを回転自在に、且つ、移動自在に収容したプローブを用い、波長掃引光源からの光に基づく光干渉を利用して、体腔内の断面画像を生成する画像診断装置であって、
    前記プローブからの光と参照光との合成による干渉光を、所定の偏光フィルタを介し、偏光干渉データとして出力する偏光検出手段と、
    前記光送受信部の回転中の各角度を示すタイミングにおいて前記偏光検出手段より得られた偏光干渉データから、各タイミングにおける前記プローブにおける特定の表面からの反射強度を示すデータを算出する算出手段と、
    該算出手段で算出した各タイミングにおける反射強度を示すデータの並びが、特定のパターンに一致するか否かを判定することで、NURDの発生の有無を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする画像診断装置。
  2. 前記算出手段は、
    前記偏光検出手段より得られた偏光干渉データに対してFFTを行うことで、前記タイミングにおける回転中心から径方向に向かうラインデータを算出し、
    当該ラインデータにおいて回転中心から径方向に向かう最初のピークの反射強度を前記特定の表面からの反射強度を示すデータとして求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  3. 前記特定パターンは、
    隣り合うタイミングから得られた前記反射強度の差が予め設定された値以内となっている状態、または予め設定された基準反射強度との乖離が予め設定された値以上になっている状態が時間に関する閾値Th1以上継続する第1の期間と、
    当該第1の期間後の、予め設定された時間を示す閾値Th2以内に、予め設定された基準反射強度に到達するか、または前記隣り合うタイミングとの前記反射強度の差が予め設定された値以上になる第2の期間と
    を含むパターンであることを特徴とする請求項2に記載の画像診断装置。
  4. 任意の状態において前記算出手段で得られた反射強度を示すデータを前記基準反射強度として保持する保持手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像診断装置。
  5. 前記判定手段は、前記光送受信部の1回転におけるNURDの発生区間を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像診断装置。
  6. 前記光送受信部の移動範囲における、ユーザによる指示位置の断面画像を表示する第1の表示手段を有し、
    当該第1の表示手段は、前記判定手段が前記断面画像中に前記NURDの発生区間があることを示しているとき、NURDの発生区間を示す角度範囲を、他の区間と区別して表示することを特徴とする請求項5に記載の画像診断装置。
  7. 前記光送受信部の移動範囲における、前記判定手段で判定したNURD有りを示す位置を識別可能に表示する第2の表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像診断装置。
  8. 光送受信部を先端部に有するイメージングコアを回転自在に、且つ、移動自在に収容したプローブを用い、波長掃引光源からの光に基づく光干渉を利用して、体腔内の断面画像を生成する画像診断装置の制御方法であって、
    前記プローブからの光と参照光との合成による干渉光を、所定の偏光フィルタを介し、偏光干渉データとして出力する偏光検出工程と、
    前記光送受信部の回転中の各角度を示すタイミングにおいて前記偏光検出工程より得られた偏光干渉データから、各タイミングにおける前記プローブにおける特定の表面からの反射強度を示すデータを算出する算出工程と、
    該算出工程で算出した各タイミングにおける反射強度を示すデータの並びが、特定のパターンに一致するか否かを判定することで、NURDの発生の有無を判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする画像診断装置の制御方法。
  9. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像診断装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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