JP5524947B2 - 画像診断装置及びその作動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像診断装置及びその作動方法に関するものである。
従来より、動脈硬化の診断や、バルーンカテーテルまたはステント等の高機能カテーテルによる血管内治療時の術前診断、あるいは、術後の結果確認のために、光干渉断層画像診断装置(OCT)が使用されている。
光干渉断層画像診断装置は、先端に光学レンズおよび光学ミラーを取り付けた送受信部と光ファイバとを内蔵した光プローブ部を血管内に挿入した状態で、送受信部を回転させながら血管内に測定光を出射し、生体組織からの反射光を受光することでラジアル走査を行い、これにより得られた反射光と予め測定光から分割された参照光とを干渉させることで、干渉光に基づく血管の断面画像を描出するものである(例えば、特開2001−79007号公報参照)。
さらに、最近では、光干渉断層画像診断装置の改良型として、波長掃引を利用した光干渉断層画像診断装置(OFDI)も開発されている。
波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置(OFDI)は、基本的な構成は、光干渉断層画像診断装置(OCT)と同様であるが、光干渉断層画像診断装置よりも波長の長い光源を用い、かつ波長の異なる光を連続して出射する点に特徴がある。そして、生体組織の深さ方向の各点の反射光強度を、干渉光の周波数解析により求める構成とすることで、参照光の光路長を可変させるための機構を不要としている。
なお、以下、本明細書において光干渉断層画像診断装置(OCT)と波長掃引を利用した光干渉断層画像診断装置(OFDI)とを総称して、「画像診断装置」と呼ぶこととする。
一般に、このような画像診断装置を用いて断面画像を描出すべく、送受信部のラジアル動作を行うにあたっては、患者に対して低侵襲であることが望ましい。
これに対して、送受信部のラジアル動作の際に、患者の血管に傷害を与えてしまうような光プローブ部における種々のトラブルの発生が想定される。たとえば、カテーテルが極度に屈曲していた場合や、ステントなどにスタックした場合には、送受信部を回転させるための回転トルクが送受信部まで伝達されず、スキャナ/プルバック部側において、光ファイバがとぐろを巻くことになる。この場合、カテーテルに対して引っ張り力が加わり、血管内においてカテーテルが破損または屈曲することとなるため、血管に対して傷害を与えてしまう可能性がある。
また、送受信部とカテーテルが屈曲部やステントなどにスタックしている状態でプルバックを行った場合も、同様に、カテーテルに対して引っ張り力が加わり、血管内においてカテーテルが破損または屈曲することとなるため、血管に対して傷害を与えてしまう可能性がある。
このため、送受信部のラジアル動作に際しては、このような光プローブ部におけるトラブルの発生を監視し、トラブルが発生した場合には、早急に措置を施すようにすることが望ましい。
しかしながら、従来の画像診断装置の場合、送受信部のラジアル動作に関わるこのような光プローブ部のトラブルの発生を監視する十分な機能を備えていなかった。このため、トラブルの発生の検知が遅れたり、トラブルの原因を判断するのに時間がかかるといった事態が生じていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像診断装置において、光プローブ部に生じた異常を検知する構成とすることで、断面画像をより安全に描出できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る画像診断装置は以下のような構成を備える。即ち、
光の送受信を連続的に行う送受信部を備える光プローブ部を接続し、該送受信部の回転動作及び体腔内の軸方向の動作をさせながら、該送受信部より、体腔内での反射光を取得し、該取得した反射光を用いて生成した干渉光に基づいて、該体腔内の軸方向における断面画像を生成する画像診断装置であって、
前記送受信部が光の送受信を行うごとに生成される、該光の送受信位置から体腔内の所定の深さ位置までの干渉光の強度分布を示す信号を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された信号のうち少なくとも一部の信号における強度変化の有無、または、該一部の信号が出現する深さ方向の位置の変化の有無、または、該一部の信号が出現する位置についての単位時間当たりの変化量に基づいて、前記光プローブ部が正常か否かを判定する判定手段とを備え
前記判定手段は、前記取得手段により取得された信号のうち、前記光の送受信位置から前記送受信部を覆うカテーテルシースの位置までの間の信号を用いて判定を行うことを特徴とする
本発明によれば、画像診断装置において、光プローブ部に生じた異常を検知する構成とすることで、断面画像をより安全に描出することができるようになる。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
図1は、画像診断装置の外観構成を示す図である。 図2は、光干渉断層画像診断装置100の機能構成を示す図である。 図3は、波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置100の機能構成を示す図である。 図4は、光プローブ部の外観構成を示す図である。 図5は、光プローブ部の先端部の断面構成を示す図である。 図6は、イメージングコアの断面構成を示す図である。 図7は、信号処理部において生成される断面画像および送受信部のラジアル動作を模式的に示した図である。 図8は、断面画像の生成に用いられるラインデータの一例を示す図である。 図9は、正常時のラインデータと異常時のラインデータおよびそれぞれに対応する断面画像の一例を示した図である。 図10は、信号処理部において実行される安全監視処理の流れを示すフローチャートである。
以下、必要に応じて添付図面を参照しながら本発明の各実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<1.画像診断装置の外観構成>
図1は本発明の第1の実施形態にかかる画像診断装置(光干渉断層画像診断装置または波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置)100の外観構成を示す図である。
図1に示すように、画像診断装置100は、光プローブ部101と、スキャナ/プルバック部102と、操作制御装置103とを備え、スキャナ/プルバック部102と操作制御装置103とは、信号線104により接続されている。
光プローブ部101は、直接血管内に挿入され、イメージングコア504を用いて血管内部の状態を測定する。スキャナ/プルバック部102は、光プローブ部101と着脱可能で、モータを内蔵し、光プローブ部101内の送受信部503のラジアル動作を規定する。
操作制御装置103は、血管内光干渉断層診断を行うにあたり、各種設定値を入力するための機能や、測定により得られたデータを処理し、断面画像として表示するための機能を備える。
操作制御装置103において、111は本体制御部であり、測定により得られたデータを処理したり、処理結果を出力したりする。111−1はプリンタ/DVDレコーダであり、本体制御部111における処理結果を印刷したり、データとして記憶したりする。
112は操作パネルであり、ユーザは該操作パネル112を介して、各種設定値の入力を行う。113は表示装置としてのLCDモニタであり、本体制御部111における処理結果を表示する。
<2.光干渉断層画像診断装置の機能構成>
次に、本実施形態にかかる画像診断装置100のうち、光干渉断層画像診断装置の主たる機能構成について図2を用いて説明する。
209は超高輝度発光ダイオード等の低干渉性光源である。低干渉性光源209は、その波長が1310nm程度で、その可干渉距離(コヒーレント長)が数μm〜10数μm程度であるような短い距離範囲でのみ干渉性を示す低干渉性光を出力する。
このため、この光を2つに分割した後、再び混合すると、分割した点から混合した点までの2つの光路長の差が数μm〜10数μm程度の短い距離範囲内の場合には干渉光として検出され、それよりも光路長の差が大きい場合には干渉光として検出されない。
低干渉性光源209の光は、第1のシングルモードファイバ228の一端に入射され、先端面側に伝送される。第1のシングルモードファイバ228は、途中の光カップラ部208で第2のシングルモードファイバ229及び第3のシングルモードファイバ232と光学的に結合されている。
光カップラ部とは、1つの光信号を2つ以上の出力に分割したり、入力された2つ以上の光信号を1つの出力に結合したりすることができる光学部品であり、低干渉性光源209の光は、当該光カップラ部208により最大で3つの光路に分割して伝送されうる。
第1のシングルモードファイバ228の光カップラ部208より先端側には、スキャナ/プルバック部102が設けられている。スキャナ/プルバック部102内には、非回転部と回転部との間を結合し、光を伝送する光ロータリジョイント203が設けられている。
更に、光ロータリジョイント203内の第4のシングルモードファイバ230の先端側は、光プローブ部101の第5のシングルモードファイバ231と、アダプタ202を介して着脱自在に接続されている。これにより光の送受信を繰り返すイメージングコア201内に挿通され回転駆動可能な第5のシングルモードファイバ231に、低干渉性光源209からの光が伝送される。
第5のシングルモードファイバ231に伝送された光は、イメージングコア201の先端側から血管内の生体組織に対してラジアル走査しながら照射される。そして、生体組織の表面あるいは内部で散乱した反射光の一部はイメージングコア201により取り込まれ、逆の光路を経て第1のシングルモードファイバ228側に戻り、光カップラ部208によりその一部が第2のシングルモードファイバ229側に移る。そして、第2のシングルモードファイバ229の一端から出射され、光検出器(例えばフォトダイオード210)にて受光される。
なお、光ロータリジョイント203の回転部側は回転駆動装置204のラジアル走査モータ205により回転駆動される。また、ラジアル走査モータ205の回転角度は、エンコーダ部206により検出される。更に、スキャナ/プルバック部102は、直線駆動装置207を備え、信号処理部214からの指示に基づいて、イメージングコア201の軸方向(体腔内の末梢方向およびその反対方向)の移動(軸方向動作)を規定している。軸方向動作は、信号処理部214からの制御信号に基づいて、直線駆動装置207が光ロータリジョイント203を含むスキャナを移動させることにより実現される。
この際、光プローブ部101のカテーテルシースは血管内に固定されたままで、カテーテルシース内に格納されているイメージングコア201のみが軸方向に移動することで、血管壁を傷つけることなく軸方向動作が行われる。
一方、第2のシングルモードファイバ229の光カップラ部208より先端側(参照光路)には、参照光の光路長を変える光路長の可変機構216が設けてある。
この光路長の可変機構216は生体組織の深さ方向(測定光の出射の方向)の検査範囲に相当する光路長を高速に変化させる第1の光路長変化手段と、光プローブ部101を交換して使用した場合の個々の光プローブ部101の長さのばらつきを吸収できるように、その長さのばらつきに相当する光路長を変化させる第2の光路長変化手段とを備えている。
第2のシングルモードファイバ229の先端に対向して、この先端とともに1軸ステージ220上に取り付けられ、矢印223に示す方向に移動自在のコリメートレンズ221を介して、グレーティング219が配置されている。また、このグレーティング219(回折格子)と対応するレンズ218を介して微小角度回動可能なガルバノメータ217が第1の光路長変化手段として取り付けられている。このガルバノメータ217はガルバノメータコントローラ224により、矢印222方向に高速に回転される。
ガルバノメータ217はガルバノメータのミラーにより光を反射させるものであり、参照ミラーとして機能するガルバノメータに交流の駆動信号を印加することによりその可動部分に取り付けたミラーを高速に回転させるように構成されている。
つまり、ガルバノメータコントローラ224より、ガルバノメータ217に対して駆動信号が印加され、該駆動信号により矢印222方向に高速に回転することで、参照光の光路長が、生体組織の深さ方向の検査範囲に相当する光路長だけ高速に変化することとなる。この光路差の変化の一周期が一ライン分の干渉光を取得する周期となる。
一方、1軸ステージ220は光プローブ部101を交換した場合に、光プローブ部101の光路長のばらつきを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する第2の光路長変化手段として機能する。さらに、1軸ステージ220はオフセットを調整する調整手段としての機能も備えている。例えば、光プローブ部101の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、1軸ステージ220により光路長を微小変化させることにより、生体組織の表面位置からの反射光と干渉させる状態に設定することが可能となる。
光路長の可変機構216で光路長が変えられた光は第2のシングルモードファイバ229の途中に設けた光カップラ部208で第1のシングルモードファイバ228側から得られた光と混合されて、干渉光としてフォトダイオード210にて受光される。
このようにしてフォトダイオード210にて受光された干渉光は光電変換され、アンプ211により増幅される。
その後、復調器212に入力され、復調器212では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換器213に入力される。
A/D変換器213では、干渉光信号を例えば200ポイント分サンプリングして1ラインのデジタルデータ(「干渉光データ」)を生成する。この場合、サンプリング周波数は、光路長の1走査の時間を200で除した値となる。
A/D変換器213で生成されたライン単位の干渉光データは、信号処理部214に入力される。信号処理部214では生体組織の深さ方向の干渉光データをビデオ信号に変換することにより、血管内の各位置での断面画像を形成し、所定のフレームレートでLCDモニタ215(図1の参照番号113に対応する)に出力する。
信号処理部214は、更に光路長調整手段制御装置226と接続されている。信号処理部214は光路長調整手段制御装置226を介して1軸ステージ220の位置の制御を行う。また、信号処理部214はモータ制御回路225と接続され、ラジアル走査モータ205の回転駆動を制御する。
また、信号処理部214は、参照ミラー(ガルバノメータミラー)の光路長の走査を制御するガルバノメータコントローラ224と接続され、ガルバノメータコントローラ224は信号処理部214へ駆動信号を出力する。モータ制御回路225では、この駆動信号に基づいてガルバノメータコントローラ224と同期をとる。
更に、信号処理部214は安全監視部233を備えており、ラインデータに基づいて光プローブ部101における異常の発生を検知し、必要に応じてLCDモニタ215に警告を出力する。
<3.波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置の機能構成>
次に、本実施形態にかかる画像診断装置100のうち、波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置の主たる機能構成について図3を用いて説明する。
図3は、波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置100の機能構成を示す図である。以下、図2を用いて説明した光干渉断層画像診断装置との相違点を中心に説明する。
308は波長掃引光源であり、Swept Laserが用いられる。Swept Laserを用いた波長掃引光源308は、SOA315(semiconductor optical amplifier)とリング状に結合された光ファイバ316とポリゴンスキャニングフィルタ(308b)よりなる、Extended−cavity Laserの一種である。
SOA315から出力された光は、光ファイバ316を進み、ポリゴンスキャニングフィルタ308bに入り、ここで波長選択された光は、SOA315で増幅され、最終的にcoupler314から出力される。
ポリゴンスキャニングフィルタ308bでは、光を分光する回折格子312とポリゴンミラー309との組み合わせで波長を選択する。具体的には、回折格子312により分光された光を2枚のレンズ(310、311)によりポリゴンミラー309の表面に集光させる。これによりポリゴンミラー309と直交する波長の光のみが同一の光路を戻り、ポリゴンスキャニングフィルタ308bから出力されることとなるため、ポリゴンミラー309を回転させることで、波長の時間掃引を行うことができる。
ポリゴンミラー309は、例えば、32面体のミラーが使用され、回転数が50000rpm程度である。ポリゴンミラー309と回折格子312とを組み合わせたユニークな波長掃引方式により、高速、高出力の波長掃引が可能である。
Coupler314から出力された波長掃引光源308の光は、第1のシングルモードファイバ330の一端に入射され、先端側に伝送される。第1のシングルモードファイバ330は、途中の光カップラ部334で第2のシングルモードファイバ337及び第3のシングルモードファイバ331と光学的に結合されている。従って、第1のシングルモードファイバ330に入射された光は、この光カップラ部334により最大で3つの光路に分割されて伝送される。
第1のシングルモードファイバ330の光カップラ部334より先端側には、非回転部と回転部との間を結合し、光を伝送する光ロータリジョイント303が設けられている。
更に、光ロータリジョイント303内の第4のシングルモードファイバ335の先端側は、光プローブ部101の第5のシングルモードファイバ336とアダプタ302を介して着脱自在に接続されている。これによりイメージングコア301内に挿通され回転駆動可能な第5のシングルモードファイバ336に、波長掃引光源308からの光が伝送される。
伝送された光は、イメージングコア301の先端側から体腔内の生体組織に対してラジアル走査しながら照射される。そして、生体組織の表面あるいは内部で散乱した反射光の一部がイメージングコア301により取り込まれ、逆の光路を経て第1のシングルモードファイバ330側に戻る。さらに、光カップラ部334によりその一部が第2のシングルモードファイバ337側に移り、第2のシングルモードファイバ337の一端から出射され、光検出器(例えばフォトダイオード319)にて受光される。
なお、光ロータリジョイント303の回転部側は回転駆動装置304のラジアル走査モータ305により回転駆動される。また、ラジアル走査モータ305の回転角度は、エンコーダ部306により検出される。更に、スキャナ/プルバック部102は、直線駆動装置307を備え、信号処理部323からの指示に基づいて、イメージングコア301の軸方向動作を規定している。
一方、第2のシングルモードファイバ337の光カップラ部334より先端側には、参照光の光路長を微調整する光路長の可変機構325が設けられている。
この光路長の可変機構325は光プローブ部101を交換して使用した場合の個々の光プローブ部101の長さのばらつきを吸収できるように、その長さのばらつきに相当する光路長を変化させる光路長変化手段を備えている。
第3のシングルモードファイバ331およびコリメートレンズ326は、その光軸方向に矢印333で示すように移動自在な1軸ステージ332上に設けられており、光路長変化手段を形成している。
具体的には、1軸ステージ332は光プローブ部101を交換した場合に、光プローブ部101の光路長のばらつきを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する光路長変化手段として機能する。さらに、1軸ステージ332はオフセットを調整する調整手段としての機能も備えている。例えば、光プローブ部101の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、1軸ステージにより光路長を微小変化させることにより、生体組織の表面位置からの反射光と干渉させる状態に設定することが可能となる。
光路長の可変機構325で光路長が微調整された光は第3のシングルモードファイバ331の途中に設けた光カップラ部334で第1のシングルモードファイバ330側から得られた光と混合されて、フォトダイオード319にて受光される。
このようにしてフォトダイオード319にて受光された干渉光は光電変換され、アンプ320により増幅された後、復調器321に入力される。この復調器321では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力は干渉光信号としてA/D変換器322に入力される。
A/D変換器322では、干渉光信号を例えば180MHzで2048ポイント分サンプリングして、1ラインのデジタルデータ(干渉光データ)を生成する。なお、サンプリング周波数を180MHzとしたのは、波長掃引の繰り返し周波数を40kHzにした場合に、波長掃引の周期(12.5μsec)の90%程度を2048点のデジタルデータとして抽出することを前提としたものであり、特にこれに限定されるものではない。
A/D変換器322にて生成されたライン単位の干渉光データは、信号処理部323に入力される。信号処理部323では干渉光データをFFT(高速フーリエ変換)により周波数分解して深さ方向のデータを生成し、これを座標変換することにより、血管内の各位置での断面画像を形成し、所定のフレームレートでLCDモニタ317(図1の参照番号113に対応する)に出力する。
信号処理部323は、更に光路長調整手段制御装置318と接続されている。信号処理部323は光路長調整手段制御装置318を介して1軸ステージ332の位置の制御を行う。また、信号処理部323はモータ制御回路324と接続され、モータ制御回路324のビデオ同期信号を受信する。信号処理部323では、受信したビデオ同期信号に同期して断面画像の形成を行う。
また、このモータ制御回路324のビデオ同期信号は、回転駆動装置304にも送られ、回転駆動装置304はビデオ同期信号に同期した駆動信号を出力する。
更に、信号処理部323は安全監視部338を備えており、ラインデータに基づいて光プローブ部101における異常の発生を検知し、必要に応じてLCDモニタ317に警告を出力する。
<4.光プローブ部の構成>
<4.1 光プローブ部の全体構成>
次に光プローブ部101の全体構成について図4を用いて説明する。
図4に示すように、光プローブ部101は、血管内に挿入される長尺のカテーテルシース401と、ユーザが操作するために血管内に挿入されずユーザの手元側に配置されるコネクタ402により構成される。カテーテルシース401の先端には、ガイドワイヤルーメン用チューブ403が形成されており、カテーテルシース401は、ガイドワイヤルーメン用チューブ403との接続部からコネクタ402との接続部にかけて連続する管腔として形成されている。
コネクタ402は、カテーテルシース401の基端に一体化して構成されたシースコネクタ402aと駆動シャフトの基端に一体化して構成された駆動シャフトコネクタ402bとからなる。
シースコネクタ402aとカテーテルシース401の境界部には、耐キンクプロテクタ411が設けられている、これにより所定の剛性が保たれ、急激な変化による折れ曲がり(キンク)をある程度防止することができる。駆動シャフトコネクタ402bの基端は、スキャナ/プルバック部102と接続可能に構成されている。
<4.2 光プローブ部の先端部の構成>
次に光プローブ部101の先端部の構成について図5を用いて説明する。
図5に示すように、カテーテルシース401の管腔内部には、測定光を送受信する送受信部503が配されたハウジング501と、それを回転させるための駆動力を伝達する駆動シャフト502とを備えるイメージングコア504(図2の参照番号201、図3の参照番号301に対応する)がほぼ全長にわたって挿通されており、光プローブ部101を形成している。
送受信部503は駆動シャフト502を挿通する光ファイバによって送られた測定光の光軸を側方に反射させるミラーを内蔵する。
送受信部503は、体腔内組織に向けて測定光が送信するとともに、体腔内組織からの反射光を受信する。
駆動シャフト502はコイル状に形成され、その内部には信号線(シングルモードファイバ)が配されている。
ハウジング501は、短い円筒状の金属パイプの一部に切り欠き部を有した形状をしており、金属塊からの削りだしやMIM(金属粉末射出成形)等により成形される。ハウジング501は、内部に送受信部503を有し、基端側は駆動シャフト502と接続されている。また、先端側には短いコイル状の弾性部材505が設けられている。
弾性部材505はステンレス鋼線材をコイル状に形成したものであり、弾性部材505が先端側に配されることで、イメージングコア504の回転時の安定性が向上する。
506は補強コイルであり、カテーテルシース401の先端部分の急激な折れ曲がりを防止する目的で設けられている。
ガイドワイヤルーメン用チューブ403は、ガイドワイヤが挿入可能なガイドワイヤ用ルーメンを有する。ガイドワイヤルーメン用チューブ403は、予め体腔内に挿入されたガイドワイヤを受け入れ、ガイドワイヤによってカテーテルシース401が患部まで導かれるのに使用される。
駆動シャフト502は、カテーテルシース401に対して回転動作及び軸方向動作することが可能であり、柔軟で、かつ回転をよく伝達できる特性をもつ、例えば、ステンレス等の金属線からなる多重多層密着コイル等により構成されている。
<4.3 イメージングコアの断面構成>
図6は、図5のイメージングコア504の断面構成ならびに測定光の光ビームが伝送された場合の光線軌跡を模式的に示した説明図である。第5のシングルモードファイバ(光ファイバ)231、336は、屈折率の高い中心部分であるコアと、コアの周りにあって、コアよりも1%前後だけ屈折率が低いクラッドからなり、光ビーム600はコアとクラッド部との境界面を全反射しながら伝わっていく。
光ファイバ231、336の先端部に到達した光ビームは、隣接して接続されたスペーサ606内で発散される。
スペーサ606内で発散された光ビーム600は、スペーサ606に隣接して接続されたレンズ607内で屈折され、集束された光ビームとなる。
レンズ607から出射された、集束された光ビーム600aは、ミラーまたはプリズム608でほぼ直角方向に曲げられる。そして、ミラーまたはプリズム608と媒質(空気)601との境界面で屈折し、光ビーム600bとなり、ハウジング501の開口部602を通過する。
更に、開口部602を通過した光ビーム600bは、媒質(空気)601とカテーテルシース401との境界面(シース内面)で屈折し、光ビーム600cとなる。更に、光ビーム600cは、カテーテルシース401と媒質(水)604との境界面(シース外面)で屈折し、光ビーム600dとなり、媒質(水)604を通過後、血管などの生体組織603に照射される。
なお、スペーサ606内で発散された光ビーム600は、血管などの生体組織603に照射されるまでの間に、その一部が、レンズ607表面、シース内面、シース外面において反射する。
<5.送受信部の動作>
図7は光干渉断層画像診断時の送受信部503の動作を説明するための模式図である。図7の7A、7Bはそれぞれ光プローブ部101が挿入された状態の血管の断面図および斜視図である。
図7の7Aにおいて、701は光プローブ部101が挿入された血管断面を示している。上述のように、光プローブ部101はその先端内部に送受信部503が取り付けられており、ラジアル走査モータ205、305により矢印702方向に回転する。
送受信部503からは、各回転角度にて測定光の送信/受信が行われる。ライン1、2、・・・1024は各回転角度における測定光の送信方向を示している。本実施形態では、送受信部503が所定の血管断面(701)にて360度回動する間に、1024回の測定光の送信/受信が断続的に行われる。なお、360度回動する間における測定光の送信/受信回数は特にこれに限られず、任意に設定可能であるものとする。
このような測定光の送信/受信は、血管内を矢印703方向(図7の7B)に進みながら行われる。なお、矢印703方向への送受信部503の進行に合わせて、各血管断面における測定光の送信/受信を繰り返すスキャン(走査)を、一般に「ラジアルスキャン(ラジアル走査)」と呼んでいる。
<6.断面画像の生成に用いられるラインデータ>
次に、信号処理部214、323において処理されるラインデータの詳細について説明する。なお、以下では、画像診断装置のうち、特に波長掃引を利用した光干渉断層画像診断装置(OFDI)の信号処理部323において処理されるラインデータについて説明することとする。ただし、光干渉断層画像診断装置(OCT)においても同様であることはいうまでもない。
図8は、信号処理部323において処理されるラインデータの詳細を説明するための図である。図8において、横軸は位置情報であり縦軸は強度を示している(つまり、図8は、送受信位置から体腔内の所定の深さ方向の位置までの干渉光の強度分布を示している)。
図6に示す送受信部503による測定光の送受信により取得された干渉光に基づいて生成されたラインデータは、図8に示すように、カテーテルシース401内からの信号とカテーテルシース401外からの信号であって診断に用いられる情報が含まれる信号とに大別することができる。
カテーテルシース401内からの信号には、更に、1)レンズ表面からの信号と、2)シース内面からの信号と、3)シース外面からの信号とが含まれている。
画像診断装置100の場合、光プローブ部101において異常が生じると、ラインデータに変化が発生する。このため、本実施形態にかかる画像診断装置100の安全監視部338では、ラインデータに発生した変化に基づいて、光プローブ部101に生じた異常を検知することとしている。
<7.ラインデータの変化と予測される事態>
次に、光プローブ部101に生じた異常とラインデータの変化との関係について説明する。
送受信部503が高度に屈曲した場合、正常な状態と比べて、ラインデータにおいて以下のような変化が生じる。
1)レンズ表面からの信号の強度が低下する、または該信号が出現する位置(座標)が移動する
2)シース内面からの信号の強度が低下する、または該信号が出現する位置(座標)が移動する
3)シース外面からの信号の強度が低下する、または該信号の出現する位置(座標)が移動する
信号処理部323では、上記1)〜3)の全ての変化が発生した場合に、光プローブ部101に異常が発生したと判断する。なお、変化が発生したか否かは、予め設定された閾値との対比に基づいて判断するものとし、このとき用いる閾値は、キャリブレーション時に取得された、レンズ表面からの信号強度及びその座標、シース内面からの信号強度及びその座標、シース外面からの信号強度及びその座標に基づいて算出されるものとする。
また、カテーテルシース401のキンクまたは送受信部503の切断が発生した場合、正常な状態と比べて、ラインデータにおいて以下のような変化が生じる。
1)レンズ表面からの信号の強度が低下する
2)シース内面からの信号の強度が低下する
3)シース外面からの信号の強度が低下する
4)カテーテルシース401外からの信号の強度が低下または増加する
信号処理部323では、上記1)〜4)の全ての変化が発生した場合に、光プローブ部101に異常が発生したと判断する。なお、変化が発生したか否かは、予め設定された閾値との対比に基づいて判断するものとし、このとき用いる閾値は、キャリブレーション時に取得された、レンズ表面からの信号強度、シース内面からの信号強度、シース外面からの信号強度、カテーテルシース外からの信号強度に基づいて算出されるものとする。
また、プルバック中に送受信部503のスタックが発生した場合、正常な状態と比べて、ラインデータにおいて以下のような変化が生じる。
1)レンズ表面からの信号が出現する位置(座標)が移動する
2)シース内面からの信号が出現する位置(座標)が移動する
3)シース外面からの信号が出現する位置(座標)が移動する
信号処理部323では、プルバック中に上記1)〜3)の全ての変化が発生した場合に、光プローブ部101に異常が発生したと判断する。なお、変化が発生したか否かは、予め設定された閾値との対比に基づいて判断するものとし、このとき用いる閾値は、キャリブレーション時に取得された、レンズ表面からの信号の座標、シース内面からの信号の座標、シース外面からの信号の座標に基づいて算出されるものとする。
また、血液がカテーテルシース401内に侵入した場合、正常な状態と比べて、ラインデータにおいて以下のような変化が生じる。
1)シース内面からの信号の強度が低下する
2)シース外面からの信号の強度が低下する
3)シース外からの信号の強度が低下する
信号処理部323では、上記1)〜3)の全ての変化が発生した場合に、光プローブ部101に異常が発生したと判断する。なお、変化が発生したか否かは、予め定められた閾値との対比に基づいて判断するものとし、このとき用いる閾値は、キャリブレーション時に取得された、シース内面からの信号強度、シース外面からの信号強度、カテーテルシース外からの信号強度に基づいて算出されるものとする。
さらに、送受信部503が振動した場合、正常な状態と比べて、ラインデータにおいて以下のような変化が生じる。
1)レンズ表面からの信号が出現する位置(座標)が振れる
2)シース内面からの信号が出現する位置(座標)が振れる
3)シース外面からの信号が出現する位置(座標)が振れる
信号処理部323では、上記1)〜3)の全ての変化が発生した場合に、光プローブ部101に異常が発生したと判断する。なお、変化が発生したか否かは、各信号の座標の微分値を算出し、該微分値と予め設定された閾値との対比に基づいて行うものとし、このとき用いる閾値は、レンズ表面からの信号の座標の微分値、シース内面からの信号の座標の微分値、シース外面からの信号の座標の微分値に基づいて算出されるものとする。
<8.正常時のラインデータと異常時のラインデータの一例>
正常時のラインデータと異常時のラインデータについて、実際に生成されたラインデータを用いて説明する。
図9は、正常時のラインデータと異常時のラインデータの一例を示した図である。図9において、9A−2は、正常時のラインデータの一例を示したものであり、9A−1は、9A−2のラインデータを用いて生成された断面画像の一例を示したものである。
図9の9A−2において、横軸は位置情報を、縦軸は強度をそれぞれ示している。また、901はレンズ表面からの信号を、902はシース内面からの信号を、903はシース外面からの信号をそれぞれ示している。
一方、図9において9B−2は、送受信部503が高度に屈曲した場合のラインデータの一例を示したものであり、9B−1は、9B−2のラインデータを用いて生成された断面画像の一例を示したものである。
図9の9B−2において、横軸は位置情報を、縦軸は強度をそれぞれ示している。また、911はレンズ表面からの信号を、912はシース内面からの信号を、913はシース外面からの信号をそれぞれ示している。
図9の9A−2と9B−2とを対比すると明らかなように、送受信部503が高度に屈曲した場合、レンズ表面からの信号が出現する位置(座標)は移動し(921)、かつシース内面からの信号の強度が低下し(922)、かつシース外面からの信号が出現する位置(座標)が移動する(923)。
<9.安全監視部338における安全監視処理の詳細>
次に信号処理部323の安全監視部338における安全監視処理の流れについて説明する。図10は、信号処理部323の安全監視部338における安全監視処理の流れを示すフローチャートである。
スキャナ/プルバック部102によりラジアル動作が開始された場合、または波長掃引光源308より測定光の照射が開始された場合に、図10に示す安全開始処理が実行される。
ステップS1001では、キャリブレーション時に予め取得され信号処理部323内に記憶された、1)レンズ表面からの信号強度及びその座標、2)シース内面からの信号強度及びその座標、3)シース外面からの信号強度及びその座標を読み込む。
ステップS1002では、読み込まれた各信号強度及びその座標に基づいて、信号強度が低下したか否かを判定するための閾値及び信号の座標が移動したか否かを判定するための閾値をそれぞれ設定する。また、信号の座標が振れているか否かを判定するための閾値も合わせて設定する。
さらに、カテーテルシース401外からの信号の強度が低下または増加したか否かを判定するための閾値(予め決められているものとする)を設定する。
ステップS1003では、信号処理部323において生成されたラインデータについて、1)レンズ表面からの信号強度及び座標、2)シース内面からの信号強度及び座標、3)シース外面からの信号強度及び座標、4)カテーテルシース外からの信号強度をそれぞれ取得し、ステップS1002において設定された閾値と対比する。
ステップS1004では、ステップS1003における対比の結果、閾値を超えたか否かを判定する。ステップS1004において閾値を超えたと判定された場合には、ステップS1005に進み、光プローブ部101に異常が発生したと判断し、光プローブ部101において発生した異常の原因を予測する。
ステップS1006では、ステップS1005において予測された異常の原因について警報出力する。
一方、ステップS1004において、閾値を超えていないと判定された場合には、ステップS1007に進み、光プローブ部101が正常であると判断する。更に、ステップS1008では、スキャナ/プルバック部102によるラジアル動作が継続しているか否か、及び波長掃引光源308よる測定光の照射が継続しているか否かを判定する。
ステップS1008において、継続していると判断された場合には、ステップS1003に戻り、安全監視処理を継続する。
一方、ステップS1008において、継続していないと判断された場合には、安全監視処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る画像診断装置では、信号処理部において処理されるラインデータに含まれる少なくとも一部の信号の強度の変化の有無、該信号が出現する位置の変化の有無、ならびに該信号が出現する位置の単位時間あたりの変化量に基づいて、光プローブ部101における異常の発生の有無を判断し、異常が発生したと判断した場合に、ユーザに報知する構成とした。
これにより、ユーザは、光プローブ部101において発生した異常を、すばやく認識することが可能となった。
また、本実施形態に係る画像診断装置では、異常が発生したと判断した場合に、発生した異常の原因を予測し、ユーザに報知する構成とした。
これにより、ユーザは、異常の原因をすばやく認識することが可能となり、異常の原因に応じた適切な措置(スキャン動作の停止、プルバック動作の停止、測定光の照射停止等)を行うことが可能となった。
この結果、患者に傷害を与えることを未然に回避することが可能となり、断面画像の描出を、より安全に行うことが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、異常と判断した場合に警報出力する構成としたが、本発明はこれに限定されず、予測した異常の原因に応じて、自動的に、スキャン動作を停止させたり、プルバック動作を停止させたり、測定光の照射を停止させたりするように構成してもよい。
また、上記第1の実施形態では、複数の変化が発生した場合に、異常と判断する構成としたが、本発明はこれに限定されず、いずれか1つまたは一部の変化に着目して異常と判断するように構成してもよい。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
本願は、2009年2月24日提出の日本国特許出願特願2009−041244を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。

Claims (9)

  1. 光の送受信を連続的に行う送受信部を備える光プローブ部を接続し、該送受信部の回転動作及び体腔内の軸方向の動作をさせながら、該送受信部より、体腔内での反射光を取得し、該取得した反射光を用いて生成した干渉光に基づいて、該体腔内の軸方向における断面画像を生成する画像診断装置であって、
    前記送受信部が光の送受信を行うごとに生成される、該光の送受信位置から体腔内の所定の深さ位置までの干渉光の強度分布を示す信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された信号のうち少なくとも一部の信号における強度変化の有無、または、該一部の信号が出現する深さ方向の位置の変化の有無、または、該一部の信号が出現する位置についての単位時間当たりの変化量に基づいて、前記光プローブ部が正常か否かを判定する判定手段とを備え
    前記判定手段は、前記取得手段により取得された信号のうち、前記光の送受信位置から前記送受信部を覆うカテーテルシースの位置までの間の信号を用いて判定を行うことを特徴とする画像診断装置。
  2. 前記判定手段は、前記一部の信号として、前記送受信部を構成するレンズの表面位置からの反射光に対応する信号を用いて判定を行うことを特徴とする請求項に記載の画像診断装置。
  3. 前記判定手段は、前記一部の信号として、前記カテーテルシースの内面位置からの反射光に対応する信号を用いて判定を行うことを特徴とする請求項に記載の画像診断装置。
  4. 前記判定手段は、前記一部の信号として、前記カテーテルシースの外面位置からの反射光に対応する信号を用いて判定を行うことを特徴とする請求項に記載の画像診断装置。
  5. 前記判定手段において判定された判定結果を報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  6. 前記判定手段により、前記光プローブ部が正常でないと判定された場合、前記送受信部の回転動作を停止するよう制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  7. 前記制御手段は、前記判定手段により、前記光プローブ部が正常でないと判定された場合、更に、前記送受信部の軸方向の動作を停止するよう制御することを特徴とする請求項に記載の画像診断装置。
  8. 前記制御手段は、前記判定手段により、前記光プローブ部が正常でないと判定された場合、更に、前記送受信部の光の送受信を停止するよう制御することを特徴とする請求項に記載の画像診断装置。
  9. 光の送受信を連続的に行う送受信部を備える光プローブ部を接続し、該送受信部の回転動作及び体腔内の軸方向の動作をさせながら、該送受信部より体腔内での反射光を取得し、該取得した反射光を用いて生成した干渉光に基づいて、該体腔内の軸方向における断面画像を生成する、取得手段並びに判定手段を有する画像診断装置の作動方法であって、
    前記画像診断装置が有する前記取得手段が、前記送受信部が光の送受信を行うごとに生成される、該光の送受信位置から体腔内の所定の深さ位置までの干渉光の強度分布を示す信号を取得する取得工程と、
    前記画像診断装置が有する前記判定手段が、前記取得工程において取得された信号のうち少なくとも一部の信号における強度変化の有無、または、該一部の信号が出現する深さ方向の位置の変化の有無、または、該一部の信号が出現する深さ方向の位置についての単位時間当たりの変化量に基づいて、前記光プローブ部が正常か否かを判定する判定工程とを有し、
    前記画像診断装置が有する前記判定手段は、前記取得工程により取得された信号のうち、前記光の送受信位置から前記送受信部を覆うカテーテルシースの位置までの間の信号を用いて前記判定工程を行う
    ことを特徴とする画像診断装置の作動方法。
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