JP2015090277A - 衛星信号受信機 - Google Patents

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幹央 永原
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良太 平川
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Abstract

【課題】従来の受信機を超える低い電力消費量でありながらも、高精度な測位が可能な受信機の実現。【解決手段】信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始から初回測位までの平均消費電力が7mW以下である衛星信号受信機である。また、信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始から60秒経過までの平均消費電力が6mW以下である衛星信号受信機を構成することとしてもよい。また、信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始して初回測位がされた後の平均消費電力が5mW以下である衛星信号受信機を構成することとしてもよい。【選択図】図2

Description

本発明は、衛星信号受信機に関する。
GPS(Global Positioning System)受信機に代表される測位用の受信機が搭載された携帯機器が普及している。携帯機器に望まれる仕様として、長時間駆動や小型化がある。しかし、電力消費量とバッテリー重量/容積とはトレードオフの関係にある。そのため、携帯機器に内蔵される各種電子回路には、できる限り低い電力消費が求められる。測位用の受信機においても同様であり、例えば電力消費を抑制するために回路動作を間欠的に行う技術が特許文献1に開示されている。
特開2009−276198号公報
しかしながら、電力消費の低減への要求はとどまるところが無い。従って、従来の受信機を超える低い電力消費量でありながらも、精度の良い測位が可能な受信機が望まれる。本発明は本課題に鑑みてなされたものである。
上記課題を解決するための第1の形態は、信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始から初回測位までの平均消費電力が7mW以下の衛星信号受信機である。
また、第2の形態は、信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始から60秒経過までの平均消費電力が6mW以下の衛星信号受信機である。
また、第3の形態は、信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始して初回測位がされた後の平均消費電力が5mW以下の衛星信号受信機である。
また、第4の形態は、前記初回測位がされた後の平均消費電力が4mW以下の衛星信号受信機である。
これら第1〜第4の形態によれば、従来よりも低い電力消費量で有りながら、測位精度の良い衛星信号受信機を実現できる。
携帯型電子機器の構成図。 間欠駆動の概要説明図。 デューティ比の変更の説明図。 ベースバンド処理回路部の回路構成図。 間欠駆動切替設定テーブルのデータ構成例。 間欠駆動パターン設定テーブルのデータ構成例。 ベースバンド処理のフローチャート。 信号強度と測位誤差との関係を示す実験結果。 信号強度とデューティ比との関係を示す実験結果。 消費電力の経時変化を示す実験結果。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態の一例について説明する。但し、本発明を適用可能な実施形態がこれに限定されるわけではないことは勿論である。
[全体構成]
図1は、本実施形態における携帯型電子機器3の構成図である。この携帯型電子機器3は、ユーザーが携帯して使用する小型の電子機器であり、例えば、ランナーズウォッチと呼ばれる腕時計タイプのウェアラブルコンピュータ等によって実現される。図1に示すように、携帯型電子機器3は、GPSアンテナ10と、GPS受信機1と、電源部50と、メイン処理部60と、操作部62と、表示部64と、音出力部66と、通信部68と、時計部70と、メイン記憶部72とを備えて構成される。
GPSアンテナ10は、GPS衛星から送信されているGPS衛星信号を含むRF(Radio Frequency)信号を受信するアンテナである。GPS衛星信号は、拡散符号の一種であるC/A(Coarse/Acquisition)コードによってスペクトラム変調された信号であり、1.57542[GHz]の搬送波に重畳されている。
GPS受信機1は、測位用衛星であるGPS衛星から送信されている測位用衛星信号であるGPS衛星信号を受信し、受信したGPS衛星信号に重畳して搬送されているGPS衛星の軌道情報(エフェメリスやアルマナック)等の航法メッセージに基づいて、GPS受信機1の位置等を算出する衛星信号受信機である。図1に示すように、GPS受信機1は、RF受信回路部20と、メモリー部30と、ベースバンド処理回路部40とを備えて構成される。
RF受信回路部20は、GPSアンテナ10によって受信されたRF信号を中間周波数の信号(IF(Intermediate Frequency)信号)にダウンコンバートし、増幅等した後、デジタル信号に変換して出力する。
メモリー部30は、RF受信回路部20によって受信された受信信号のデータを記憶する。
ベースバンド処理回路部40は、メモリー部30に記憶されている受信信号のデータを用いてGPS衛星信号を捕捉・追尾し、捕捉したGPS衛星信号から取り出した時刻情報や衛星軌道情報等を用いて、GPS受信機1の位置や時計誤差を算出する。
電源部50は、ベースバンド処理回路部40による電源制御信号に従って、GPS受信機1の各部(RF受信回路部20、メモリー部30、及び、ベースバンド処理回路部40)への電源供給を行う。
メイン処理部60は、メイン記憶部72に記憶されたシステムプログラム等の各種プログラムに従って、携帯型電子機器3の各部を統括的に制御する。
操作部62は、タッチパネルやボタンスイッチ等で構成される入力装置であり、ユーザーの操作に応じた操作信号をメイン処理部60に出力する。表示部64は、LCD等で構成される表示装置であり、メイン処理部60からの表示信号に基づく各種表示を行う。音出力部66は、スピーカー等で構成される音出力装置であり、メイン処理部60からの音信号に基づく各種音声出力を行う。
通信部68は、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の通信装置であり、外部機器との通信を行う。時計部70は、内部時計であり、水晶発振器等を有する発振回路によって構成され、現在時刻や、指定タイミングからの経過時間等を計時する。
メイン記憶部72は、ROMやRAM等で構成される記憶装置であり、メイン処理部60が携帯型電子機器3の各部を統括的に制御するためのシステムプログラムや、携帯型電子機器3の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、メイン処理部60の作業領域として用いられ、メイン処理部60の演算結果や、操作部62からの操作データ等を一時的に格納する。
[原理]
本実施形態のGPS受信機1は、RF受信回路部20、及び、ベースバンド処理回路部40それぞれを間欠駆動させることで、省電力を実現している。図2は、GPS受信機1における間欠駆動の概要を示す図である。図2では、上側にベースバンド処理回路部40の動作状態を示し、下側にRF受信回路部20の動作状態を示している。
ベースバンド処理回路部40に対しては、位置算出の動作周期(例えば、1秒)を単位期間として、動作状態がUP状態の期間(UP期間;Tu)とSLEEP状態の期間(SLEEP期間;Ts)とを所定周期で繰り返す、いわゆるデューティ制御(第1の間欠駆動制御)が行われる。UP状態とは、GPS衛星信号の捕捉処理や位置算出処理、間欠駆動制御に係る処理を行う動作状態である。一方、SLEEP状態とは、捕捉処理や位置算出処理は行わず(動作の休止)、間欠駆動制御に係る処理を行う動作状態である。なお、SLEEP状態では、UP状態に比較して動作クロックを低減させてもよい。
また、デューティ比は、単位期間(位置算出の動作周期)に対するUP期間の割合を表す。例えば、デューティ比が40%ならば、単位期間である1秒のうち、400ミリ秒がUP期間、残りの600ミリ秒がSLEEP期間となる。
RF受信回路部20に対しては、所定時間(例えば、1ミリ秒)毎に、ON状態とOFF状態とを繰り返すように制御される(第2の間欠駆動制御)。ON状態は、RF受信回路部20に対して電源部50からの電源供給がなされている動作状態であり、GPSアンテナ10で受信されたRF信号を増幅したり、中間周波数の信号にダウンコンバートしたり、不要な周波数帯域成分をカットしたり、デジタル信号に変換したりといった回路動作(受信動作)を行っている。一方、OFF状態は、RF受信回路部20に対して電源部50からの電源供給がなされていない動作状態であり、上述の回路動作を行っていない。
ここで、RF受信回路部20の間欠駆動の繰り返しの所定時間である「1ミリ秒」という時間は、GPS衛星信号の拡散符号であるC/Aコードのコード長の搬送波時間(受信時間)に相当する時間である。C/Aコードは、コード長1023チップを1PNフレームとする繰り返し周期1ミリ秒の擬似ランダム雑音符号であり、各GPS衛星に固有のコードである。
ベースバンド処理回路部40に対する間欠駆動のデューティ比は、受信状況に応じて変更される。受信状況は、本実施形態では受信信号強度とするが、DOP(Dilution Of Precision)値等の他の要素を追加或いは代替することとしてもよい。デューティ比の変更は、本実施形態では、受信信号強度が強いほど、デューティ比が小さくなるように変更される。図3は、ベースバンド処理回路部40に対する間欠駆動のデューティ比の一例である。図3では、上から順に、デューティ比が、(a)12%、(b)20%、(c)40%、(d)56%、(e)64%、(f)80%、の場合を示している。図3に一例を示すような単位期間におけるUP期間とSLEEP期間との時間的な配分のパターンを、以下「間欠駆動パターン」と呼ぶ。
本実施形態では、デューティ比が所定範囲(例えば、40%〜60%)の場合には、単位期間(1秒)において、同じ長さのUP期間が複数存在し、これらの複数のUP期間の合計が、デューティ比で定められるUP期間の長さとなるように定められている。例えば図3では、デューティ比が、(d)56%、の場合には、「140ミリ秒」のUP期間が4つ存在し、これら4つのUP期間の合計が、「560ミリ秒(=1秒×56%)」となっている。
また、単位期間において、UP期間は、当該単位期間の中央時刻を挟んで時間的に対称(図3における左右対称)に配置されている。例えば図3では、単位期間に含まれるUP期間が1つの場合(デューティ比が、(a)12%、(b)20%、(f)80%、の場合)、UP期間は、その中央時刻が単位期間の中央時刻に一致するように配置される。また、単位期間に含まれるUP期間が複数の場合(デューティ比が、(c)40%、(d)56%、(e)64%、の場合)、これら複数のUP期間は、単位期間の中央時刻から前にn個目のUP期間の中央時刻と単位期間の中央時刻との時刻差と、単位期間の中央時刻から後にn個目のUP期間の中央時刻と単位期間の中央時刻との時刻差が等しくなるように配置される(nは1以上の整数である)。これにより、デューティ比に関わらず、当該単位期間におけるメジャメントデータ240を積算平均したとしても、当該単位期間に係るメジャメントデータ240の観測時刻であるメジャメント時刻が、当該単位期間の中央時刻となる。
GPS受信機1では、単位期間(例えば、1秒)より短い所定のサンプリング間隔(例えば、20ミリ秒)で受信信号をサンプリングし、サンプリングしたデータそれぞれとレプリカコードとの相関演算を行って相関値を算出している。そして、単位期間における全ての相関値の平均値を当該単位期間における相関演算結果とし、この相関演算結果に基づいてメジャメントデータ240を算出している。上述のように、ベースバンド処理回路部40のUP期間において相関演算処理が行われ、SLEEP期間には相関演算処理が行われない。このため、図3のように間欠駆動パターンを構成することで、単位期間に含まれるUP期間の平均時刻が当該単位期間の中央時刻となり、その中央時刻が当該単位期間におけるメジャメント時刻となる。よって、間欠駆動パターンを変更したとしても、メジャメント時刻の間隔を一定とすることができる。
[ベースバンド処理回路部の構成]
図4は、ベースバンド処理回路部40の機能構成図である。図4によれば、ベースバンド処理回路部40は、処理部100と、記憶部200とを有する。
処理部100は、CPUやDSP等のプロセッサー等で実現され、ベースバンド処理回路部40の各部を統括的に制御する。また、処理部100は、衛星捕捉部110と、位置算出部120と、受信状況判定部130と、間欠駆動制御部140とを有し、ベースバンド処理プログラム210に従ったベースバンド処理(図7参照)を行う。
衛星捕捉部110は、メモリー部30に記憶された受信信号のデータに対して、キャリア除去や相関演算等のデジタル信号処理を行って、GPS衛星(GPS衛星信号)を捕捉する。ここで、メモリー部30に記憶されている受信信号のデータは、RF受信回路部20のON期間における受信データである。
位置算出部120は、衛星捕捉部110によって捕捉されたGPS衛星それぞれについて衛星軌道データ250やメジャメントデータ240を取得し、取得したデータを用いた位置算出処理を行って、GPS受信機1の位置や時計誤差(クロックバイアス)を算出する。位置算出処理としては、最小二乗法やカルマンフィルター等の公知の手法を適用することができる。
衛星軌道データ250は、アルマナックや各GPS衛星のエフェメリスなどのデータであり、受信したGPS衛星信号をデコードすることで取得される。メジャメントデータ240は、受信したGPS衛星信号に係るコード位相やドップラ周波数などのデータであり、レプリカコードとの相関演算の結果に基づいて取得される。そして、位置算出部120によって算出された位置や時計誤差のデータは、算出結果データ260として蓄積記憶される。
受信状況判定部130は、GPS受信機1におけるGPS衛星信号の受信状況を判定する。本実施形態では、衛星捕捉部110によって捕捉されているGPS衛星信号の信号強度のうち、5番目に強い信号強度に基づいて受信状況を判定する。なお、受信状況は、捕捉しているGPS衛星信号それぞれの信号強度の平均値としても良いし、GPS測位精度の劣化の程度を表すDOP(Dilution of Precision)値を用いて判定することとしても良い。DOP値は、GPS衛星の位置によって決まり、小さいほど測位精度が高いことを示す。
間欠駆動制御部140は、ベースバンド処理回路部40、及び、RF受信回路部20の間欠駆動を制御する。具体的には、現在、捕捉しているGPS衛星からエフェメリスを受信中であるか否かを判定し、受信中ならば、ベースバンド処理回路部40における間欠駆動のデューティ比を、「100%」に設定する。エフェメリスを受信中でないならば、受信状況判定部130によって判定された受信信号強度をもとに、記憶部200の間欠駆動切替設定テーブル220に従って、ベースバンド処理回路部40における間欠駆動のデューティ比を設定する。そして、記憶部200の間欠駆動パターン設定テーブル230に従って、設定したデューティ比に対応する間欠駆動パターンで、ベースバンド処理回路部40がUP状態とSLEEP状態とを繰り返すように制御する。
図5は、間欠駆動切替設定テーブル220のデータ構成例である。図5によれば、間欠駆動切替設定テーブル220は、受信状況であるGPS衛星信号の受信信号強度221と、デューティ比222とを対応付けて格納している。受信信号強度221が大きい(強い)ほど、デューティ比222が小さくなるように設定されている。
図6は、間欠駆動パターン設定テーブル230のデータ構成例である。図6によれば、間欠駆動パターン設定テーブル230は、間欠駆動切替設定テーブル220にて定められているデューティ比222(図6ではデューティ比231)それぞれに、間欠駆動パターン232として、単位期間の開始時点を基準とするUP期間それぞれの開始時刻及び終了時刻を対応付けて格納している。
図4に戻り、間欠駆動制御部140は、RF受信回路部20における間欠駆動を制御する。すなわち、所定時間(1ミリ秒)毎にON状態とOFF状態とを繰り返すように、電源部50を制御してRF受信回路部20を間欠駆動させる。
記憶部200は、ROMやRAM等で実現され、処理部100がベースバンド処理回路部40を統括的に制御するためのシステムプログラムや、各種機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶するとともに、処理部100の作業領域として用いられ、処理部100の演算結果等が一時的に記憶する。本実施形態では、記憶部200には、ベースバンド処理プログラム210と、間欠駆動切替設定テーブル220と、間欠駆動パターン設定テーブル230と、メジャメントデータ240と、衛星軌道データ250と、算出結果データ260とが記憶される。
[処理の流れ]
図7は、ベースバンド処理プログラム210に従って処理部100が実行するベースバンド処理の流れを説明するフローチャートである。図7に示すように、先ず、衛星捕捉部110が、衛星軌道データ250を参照する等して捕捉対象のGPS衛星の候補を選定して、GPS衛星の捕捉及び追尾を開始する(ステップS1)。次いで、間欠駆動制御部140が、各捕捉衛星(捕捉した衛星)のエフェメリスが衛星軌道データ250として記憶されているか否かを判定する(ステップS3)。
エフェメリスが記憶されていない捕捉衛星があるならば(ステップS3:NO)、続いて、当該エフェメリスを受信中であるか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、捕捉衛星から受信しているGPS信号に搬送されているデータが記憶部200に記憶されていないエフェメリスのデータ部分であるか否かを判定する。当該エフェメリスを受信中ならば(ステップS5:YES)、間欠駆動制御部140は、ベースバンド処理回路部40の間欠駆動のデューティ比を「100%」に設定する(ステップS7)。一方、当該エフェメリスを受信中でないならば(ステップS5:NO)、受信状況判定部130が、GPS衛星信号の受信状況を判定し(ステップS9)、間欠駆動制御部140が、判定された受信状況に応じて、ベースバンド処理回路部40の間欠駆動のデューティ比を設定する(ステップS11)。その後、ステップS3に戻る。
一方、各捕捉衛星のエフェメリスが記憶されていたならば(ステップS3:YES)、受信状況判定部130が、GPS衛星信号の受信状況を判定し(ステップS13)、間欠駆動制御部140が、判定された受信状況に応じて、ベースバンド処理回路部40の間欠駆動のデューティ比を設定する(ステップS15)。
そして、所定の位置算出タイミングとなるまで待機し(ステップS17:NO)、位置算出タイミングとなると(ステップS17:YES)、位置算出部120が位置算出処理を行って、GPS受信機1の位置や時計誤差を算出する(ステップS19)。その後、処理部100は、ベースバンド処理を終了するか否かを判定し、終了しないならば(ステップS21:NO)、ステップS13に戻り、終了するならば(ステップS21:YES)、ベースバンド処理を終了する。
図7から分かる通り、捕捉衛星のエフェメリスの取得が完了し、初めてステップS17の位置算出処理が行われたタイミングが初回測位(いわゆるFirstFix)となる。初回測位後は、受信状況(受信信号強度)に応じたデューティ比の制御が働くこととなる。
[実験結果]
続いて、本実施形態におけるGPS受信機1についての実験結果を説明する。
(A)測位誤差
図8は、GPS衛星信号の受信環境(信号強度)と、測位位置(測位演算によって求めた位置)の誤差との関係を示すグラフである。図8において、横軸は信号強度(単位は[dBm])、縦軸は測位誤差(単位は[m]。絶対値で表す)である。この実験は、衛星信号を模した信号を生成・発信するシミュレータを用いて行った。実環境でも同等の結果が得られることは、当業者にとっては明らかであろう。
本実施形態の間欠駆動、及び、従来の駆動制御(すなわち、間欠駆動を行わない)のそれぞれの場合について、測位位置と実際の位置(真の位置)との差である測位誤差の算出を行った。測位誤差は、異なる複数の信号強度それぞれの場合について、複数回の測位(位置算出;サンプリング)を行い、信頼度が「95%」の測位誤差を算出した。信頼度とは、サンプリングした測位誤差の分散の程度を示す指標であり、具体的には、サンプリングした測位誤差の中央値からどの程度離れたサンプリングデータまでを採用するかを示す。100%であれば全てのサンプリングデータを採用することを示し、95%であれば、中央値から順に95%分のサンプリングデータを採用することを示す(逆に言えば、中央値から最も離れている方から5%分のサンプリングデータを除外することを示す)。
この実験結果によれば、本実施形態の間欠駆動は、信号強度が「―137dBm」以上では、測位誤差は従来の駆動制御とほぼ同程度である。また、信号強度が「−136dBm」以上では、測位誤差が「10m以下」、詳細には「8m以下」となっている。
(B)デューティ比
図9は、GPS衛星信号の受信環境(信号強度)と、ベースバンド処理回路部40の間欠駆動のデューティ比との関係についての実験結果を示す図である。図9(a)は、異なる複数の信号強度[dBm]それぞれについて、デューティ比の時間比率(構成比)を示した帯グラフであり、図9(b)は、信号強度[dBm]それぞれのデューティ比の時間比率を数値で示した表である。この実験は、衛星信号を模した信号を生成・発信するシミュレータを用いて行った。実環境でも同等の結果が得られることは、当業者にとっては明らかであろう。
この実験では、信号強度が異なる複数の場合それぞれについて測位を行い、測位開始から初回測位までの期間における各デューティ比の動作時間を計測した。コールドスタートとしたため、測位開始直後は、エフェメリスを受信するためにデューティ比は「100%」に設定された。そして、エフェメリスの受信が完了すると、信号強度に応じてデューティ比が設定された。このため、何れの信号強度においても、デューティ比が「100%」の比率が大きい。
また、エフェメリスの受信完了後のデューティ比の変更について見てみると、信号強度が「−142[dBm]」以上と強い(大きい)場合には、信号強度が大きいほど、小さいデューティ比で動作した時間の比率が高いことがわかる。また、信号強度が「−143[dBm]以下」と弱い(小さい)場合には、デューティ比はほぼ「100%」となっており、エフェメリスを受信していない場合にも、ベースバンド処理回路部40が間欠駆動されていないことがわかる。
(C)消費電力
図10は、GPS受信機1における消費電力の測定結果を示すグラフである。図10において、横軸は、測位開始からの経過時間である測位時間(単位は[秒])、縦軸は、消費電力(単位は[mW])である。図10では、ベースバンド処理回路部40(BB)、RF受信回路部20(RF)、及び、バックアップメモリーそれぞれの消費電力の積み上げ面グラフと、これらの合計消費電力を時間平均(当該時点までの全消費電力を平均)した平均消費電力の折れ線グラフを示している。バックアップメモリー(BM、図1等には図示せず)は、メモリー部30の一部として構成され、電源部50からの電源供給を受けてデータを保持する揮発性メモリーである。
この実験では、信号強度が「−130[dBm]」の受信状況において、コールドスタートにより、本実施形態の間欠駆動を用いた測位を行った。なお、信号強度が「−130[dBm]」では、図9に示したように、エフェメリスを受信完了したときには、ベースバンド処理回路部40の駆動制御のデューティ比が低減される。
この実験結果によれば、時間経過に対して、バックアップメモリーの消費電力はほぼ変化しておらず、ベースバンド処理回路部40、及び、RF受信回路部20の消費電力が変化している。すなわち、測位時間が0秒(測位開始)から4秒までの期間は、GPS衛星の捕捉を行っており、消費電力が大きく増加している。次いで、測位時間が4秒から14秒までの期間、及び、20秒から39秒までの期間は、エフェメリスを受信している。このとき、ベースバンド処理回路部40の間欠駆動のデューティ比は「100%」となっている。
また、測位時間が14秒〜20秒の期間は、ベースバンド処理回路部40、及び、RF受信回路部20の消費電力が大きく減少しており、エフェメリスを受信しておらずデューティ比が低減されたことがわかる。そして、測位時間が39秒付近において、初回測位がなされた。この初回測位以降の期間(39秒以降)では、デューティ比が低減されてバックアップメモリー、ベースバンド処理回路部40、及び、RF受信回路部20の合計消費電力は「4mW以下」となっている。言い換えると、初回測位以降の期間における平均消費電力(例えば、40秒から50秒など)は、「4mW以下」である。
また、平均消費電力について見ると、測位開始(0秒)から初回測位(39秒)までの期間の平均消費電力は、約6[mW]となっている。また、測位開始(0秒)から60秒までの期間の平均消費電力は、約5[mW]となっている。
[作用効果]
このように、本実施形態のGPS受信機1によれば、従来よりも低い電力消費量でありながら、高い測位精度を発揮することができる受信機を実現できる。
[変形例]
なお、本発明の適用可能な実施形態は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。以下に変形例について説明するが、変形例の説明にあたっては実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
(A)RF受信回路部20の間欠駆動
例えば、上述の実施形態では、RF受信回路部20に対する間欠駆動(1ミリ秒の周期でON期間とOFF期間とを繰り返す制御)を常時行うこととしたが、次のようにしても良い。
(A−1)
コードフェーズのロールオーバー付近では、航法メッセージのビット値が変化する時刻(タイミング)であるBTT(Bit Transition Time:ビット遷移時刻)と間欠駆動のタイミングとをずらすために、一時的に間欠駆動を行わず、ON期間を連続させることにしても良い。
(A−2)
また、ベースバンド処理回路部40のUP期間の最初の所定時間には、GPS衛星信号の捕捉のために、一時的に間欠駆動を行わず、ON期間のみとすることにしても良い。
(A−3)
また、受信状況(受信信号強度)に応じて間欠駆動を実行しても良い。具体的には、受信状況が“良い”場合(すなわち、信号強度が所定強度より大きい場合)に実行し、受信状況が“悪い”場合(すなわち、信号強度が所定強度より小さい場合)には実行しない。
(A−4)
また、BTTの検出状況に応じて間欠駆動を実行しても良い。具体的には、BTTが検出できているか否かを判定し、BTTが検出できている場合に間欠駆動を実行し、BTTが検出できていない場合には、間欠駆動を実行しない。なお、BTTが検出できていて、更に、信号強度が所定強度より大きい場合に間欠駆動を実行することとしても良い。
(B)間欠駆動の実行
また、ベースバンド処理回路部40、及び、RF受信回路部20に対する間欠駆動は、初回測位までは行わず、初回測位以降に行うことにしても良い。
(C)間欠駆動パターン
上述の実施形態では、ディーティ比が所定範囲の場合には、単位期間内にUP期間が複数含まれることとしたが、単位期間に含まれるUP期間は1つとしても良い。例えば、デューティ比が40%の場合、連続した400msのUP期間としても良い。
(D)処理の主体
上述の実施形態では、位置算出処理をベースバンド処理回路部40の処理部100(位置算出部120)が実行するものとして説明したが、メイン処理部60が実行することとしても良い。
(E)他のセンサー
上述の実施形態の構成に加えて、電子機器は各種センサーを備えて構成されていても良い。GPSの測位演算と組み合わせることで、一層低い電力消費量または一層高い測位精度を達成することができる。センサーとしては、加速度センサー、ジャイロセンサー、方位センサー等が例示できる。
(F)電子機器
上述の実施形態では、電子機器の一種であるランナーズウォッチに本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明を適用可能な電子機器はこれに限られるわけではない。例えば、カーナビゲーション装置や携帯型ナビゲーション装置、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、腕時計といった他の電子機器についても同様に適用することが可能である。
(G)衛星測位システム
また、上述の実施形態では、衛星測位システムとしてGPSを例に挙げて説明したが、WAAS(Wide Area Augmentation System)、QZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO、BeiDou(BeiDou Navigation Satellite System)などの他の衛星測位システムであってもよい。
本出願は、2012年1月11日に出願された特願2012−002803、2012年1月11日に出願された特願2012−002804、2010年3月23日に出願された特願2010−065842、2010年12月9日に出願された特願2010−274804、及び、2012年4月25日に出願された特願2012−099755、に基づく優先権を主張し、当該日本出願に記載されたすべての内容を援用するものである。
3 携帯型電子機器、10 GPSアンテナ、1 GPS受信機、20 RF受信回路部、30 メモリー部、40 ベースバンド処理回路部、100 処理部、110 衛星捕捉部、120 位置算出部、130 受信状況判定部、140 間欠駆動制御部、200 記憶部、210 ベースバンド処理プログラム、220 間欠駆動切替設定テーブル、230 間欠区道パターン設定テーブル、240 メジャメントデータ、250 衛星軌道データ、260 算出結果データ、50 電源部、60メイン処理部、62 操作部、64 表示部、66 音出力部、68 通信部、70 時計部、72 メイン記憶部

Claims (4)

  1. 信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始から初回測位までの平均消費電力が7mW以下である衛星信号受信機。
  2. 信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始から60秒経過までの平均消費電力が6mW以下である衛星信号受信機。
  3. 信号強度が−135dBm以上の受信環境下で測位した場合に95%以上の確率で測位誤差が−8m〜+8mの範囲内であり、測位開始して初回測位がされた後の平均消費電力が5mW以下である衛星信号受信機。
  4. 前記初回測位がされた後の平均消費電力が4mW以下である請求項3に記載の衛星信号受信機。
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