JP2012222164A - 波長可変レーザ及びこれを備える光干渉断層計。 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ファイバーを多く用いることなく、高い出力の波長可変光を高速で出力する。
【解決手段】 ある波長を持つ波を増幅させるための光増幅器と、
前記波が往復時間T1で伝搬する第1共振器と、
前記第1共振器の一部と光路を共用する共用光路と、第1共振器の光路から外れた迂回路とを有し、前記波が往復時間T2で伝搬する第2共振器と、
第1共振器の中で、かつ、第2共振器の一端に配置され、周期時間tにて透過波長を可変させる波長可変光学フィルタであって、周期時間tと往復時間T1,T2は、
t=(2n+1)T1=(n+1/2)T2(n:自然数)にて規定され、
第1共振器の中で、かつ、前記共用光路と迂回路との間に配置され、前記第1共振器と前記第2共振器との間で光路を切換える光スイッチと、
を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出射する波長を時間的に変化させる波長可変レーザに関する。
波長可変光源として、FDMLレーザ(Fourie domain mode-locking laser)、shFDMLレーザ(sub harmonic Fourie domain mode-locking laser)が知られている。本光源は、高速で出射波長を変化させる光源として、例えば、OCT(光干渉断層計)の光源に用いられる。波長の可変速度について、例えば、これらのレーザは、100KHz以上の周波数で波長を同調できる。
第1の方式としてのFDMLレーザは、サーキットの周期とフィルタの同調周期を整数倍とする構成である(特許文献1参照)。
第2の方式としてのshFDMLレーザは、サーキットの周期とフィルタの同調周期を分数倍とする構成である(特許文献2参照)。
米国登録特許7414779号明細書 国際公開第2006/079078号パンフレット
しかしながら、第1の方式については、大量の光ファイバーを必要とする。
第2の方式については、第1共振器と第2共振器との間に波長フィルタが配置されており、微小距離を持つ第1共振器を光が伝搬する間に、伝搬光の波長とフィルタの選択波長との間にずれが生じる(propagation time effect)。したがって、増幅倍率の確保が困難であった。また、半導体光増幅器(Semiconductor optical amplifier :SOA)で発生した自然放出光が波長フィルタで反射され、光増幅器によって増幅されてしまう。このため、本来増幅すべき波長光を増幅させるためのエネルギーが奪われ、波長光の出力が低下してしまう。
本発明は、上記問題点を鑑み、光ファイバーを多く用いることなく、高い出力の波長可変光を高速で出力できる波長可変レーザを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1)
ある波長を持つ波を増幅させるための光増幅器と、
前記波が往復時間T1で伝搬する第1共振器と、
前記第1共振器の一部と光路を共用する共用光路と、第1共振器の光路から外れた迂回路とを有し、前記波が往復時間T2で伝搬する第2共振器と、
第1共振器の中で、かつ、第2共振器の一端に配置され、周期時間tにて透過波長を可変させる波長可変光学フィルタであって、周期時間tと往復時間T1,T2は、
t=(2n+1)T1=(n+1/2)T2(n:自然数)にて規定され、
第1共振器の中で、かつ、前記共用光路と迂回路との間に配置され、前記第1共振器と前記第2共振器との間で光路を切換える光スイッチと、
を備えることを特徴とする。
(2) 前記第1共振器は、前記第2共振器と同じ光路長に設定されている(1)の波長可変レーザ。
(3) 前記光増幅器は、前記第1共振器中に配置されている(1)〜(2)のいずれかの波長可変レーザ。
(4) 前記迂回路は、第2共振器の他端に配置された光反射器を備える(1)〜(3)のいずれかのの波長可変レーザ。
(5)(1)〜(4)のいずれかの波長可変 レーザを光源として備える光干渉断層計 。
本発明によれば、光ファイバーを多く用いることなく、高い出力の波長可変光を高速で出力できる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態に係る波長可変レーザの基本的構成を概略的に示す図である。
波長可変レーザ1は、光増幅器10、第1共振器13、アイソレータ15、17、波長可変光学フィルタ19、カップラ21、光スイッチ23、光迂回系25、を備えている。なお、波長可変レーザ1は、OCT(Optical coherence tomography :OCT)、分光器、の光源として用いられる。
光増幅器(光ゲイン媒体)10は、ある波長を持つ波を増幅させるために設けられている。これにより、発振波長の光が増幅される。光増幅器10は、第1共振器13の中に配置される。例えば、光増幅器10としては、半導体光増幅器(Semiconductor optical amplifier :SOA)、EDFA(Erbium-doped fiber amplifier)などが用いられる。光増幅器10は、広帯域の自然放出光を出力するように両端面がカットされ、その両端にAR(反射防止)コートが施されたチップ状の構成を有する。
第1共振器13は、例えば、光帰還系からなる。そして、第1共振器13は、光増幅器10の一端面と他端面とを連絡する。そして、第1共振器13は、一端面から発せられた光を他端面から該素子に帰還させる。
概して、第1共振器13は、リング状の光ファイバーによって形成され、光増幅器10に結合される。第1共振器13は、第1光路13a及び第2光路13bを有し、これらの光路は、光学フィルタ19及び光スイッチ23によって規定される。第1光路13aは、光学フィルタ19から光スイッチ23までの時計回りの光路に対応する。第2光路13bは、光スイッチ23から光学フィルタ19までの時計周りの光路に対応する。
概して、光増幅器10は、第1共振器13内(例えば、第1光路13a)に配置されるが、これに限定されない。例えば、光迂回系25に光増幅器10が配置される。この場合、光迂回系25が透過型であるのが好ましい。また、第1共振器13としては、リング状光帰還系に限定されず、ファブリーペロー型共振器からなる往復光帰還系が用いられる構成であってもよい。また、ファイバー光学系に限定されず、バルク光学系であってもよい。
アイソレータ15、17は、光の振動方向である偏光を利用し、一方向からの光のみを透過する。アイソレータ15、17は、光増幅器10の前方側、後方側に配置される。アイソレータ15、17は、光の進行方向を一方向に制限することによって、不要な干渉をなくして光の発振を安定させるために用いられる。図1の光源では、第1共振器13内の光の進行方向が時計回りに制限されているが、これに限定されず、進行方向が反時計回りに制限された構成であってもよい。
波長可変光学フィルタ19は、透過する光の波長を時間的に変化させる。光学フィルタ19は、例えば、連続的又は所定の間隔にて波長を変化させる。概して、光学フィルタ19の波長掃引は、周期時間tで周期的に繰り返され、掃引スピード又は掃引レートを決定する。波長掃引の波形は、例えば、線形もしくは非線形の鋸歯、又は三角波、正弦波、他の周期的波形に設定される。そして、光学フィルタ19の透過光の少なくとも一部がレーザ1の出力光として用いられる(例えば、波形における上昇部分)。
光学フィルタ19としては、例えば、ファブリー・ペロー・エタロン、可変ファブリーペローフィルタ、音響光学可変フィルタ、誘電体バンドパスフィルタ、可変ファイバーブラッググレーティング、薄膜フィルタ、メカニカル駆動グレーティング/プリズムアセンブリ、等が用いられる。
一実施形態として用いられるファブリー・ペロー・エタロンは、ピエゾ素子又はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の駆動によりエアギャップ間隔を変えることにより、透過する光の波長を可変させる。
光迂回系25は、光学フィルタ19からの透過光の迂回路として用いられる。光迂回系25は、光学フィルタ19に対する光遅延路(光ディレイライン)として用いられる。光迂回系25は、例えば、光ファイバー26と、光反射器としてのミラー27と、を有する。なお、光迂回系25は、ミラー27のような反射型に限定されず、透過型の構成であってもよい。
概して、第1光路13aと光迂回系25は、第2共振器29を形成する。第2共振器29は、第1共振器13の一部と光路を共用する共用光路(第1光路13a)と、第1共振器13の光路から外れた迂回路(光迂回系25)とを有する。光学フィルタ19は、第1共振器13の中で、かつ、第2共振器29の一端に配置される。また、ミラー27は、第2共振器29の他端に配置される。
第2共振器内の光は、光学フィルタ19を用いて往復(循環)される。例えば、光は、光学フィルタ19とミラー27での間を複数回移動する。光学フィルタ19は、透過波長との違いを利用して,第1光路13aからの光(反時計方向からの光)を透過せず、反射する。
概して、光スイッチ23は、第1共振器13の中で、かつ、共用光路(第1光路13a)と迂回路(光迂回系25)との間に配置され、第1共振器13と第2共振器29との間で光路を切換える。例えば、光スイッチ23は、光学フィルタ19の透過光の進行方向を、光学フィルタ19側の光路(第2光路13b)又は光迂回系25側の光路のいずれかに選択的に切換える。一般的には、光スイッチ23は、入力された光を分割し、分割された光路のいずれかに光を出力する。
光学フィルタ19側の光路が選択された場合、光学フィルタ19からの透過光は、光スイッチ23を通過した後、光学フィルタ19側の光路に時計方向に向かう。一方、光迂回系25側の光路が選択された場合、光学フィルタ19からの透過光は、光スイッチ23を通過した後、光迂回系25側の光路に時計方向に向かう。透過光は、光ファイバー26を進み、ミラー27によって反射され、光ファイバー26を逆行する。このようにして光迂回系25を通過した光は、光スイッチ23を通過した後、第1光路13aを光学フィルタ19に向けて逆行(反時計方向)する。
光スイッチ23としては、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スイッチ、メカニカルスイッチ、光導波路式光スイッチ、等が用いられる。一実施形態として用いられるファイバー光学系光スイッチは、光スイッチに対する印加電圧を調整することにより光路を切換える。
概して、光スイッチ23は、使用する共振器を第1共振器13と第2共振器29との間で切り換える。光学フィルタ19を時計方向に透過した光は、第2共振器29内を往復した後、第1共振器13を時計方向に往復する。
例えば、第1共振器13では、往復時間(周回時間:round trip time)T1にて光が伝搬するように構成され、第2共振器では、往復時間(周回時間)T2にて光が伝搬するように構成されている。そして、光学フィルタ19は、周期時間(periodic time)tにて透過波長を可変させる。この場合、周期時間tと往復時間T1,T2は、t=(2n+1)T1=(n+1/2)T2(n:自然数)にて規定される。より好ましくは、第1共振器13は、第2共振器29と同じ光路長に設定されている。
カップラ21は、光を二方向に分割するための光学素子であり、共振器内で発振された光の一部を出力として取り出すために用いられる。カップラ21は、第1共振器13、第2共振器29の、の少なくともいずれかに設けられる。カップラ21は、例えば、図1のように第1光路13a(図1参照)に接続される。カップラ21は、例えば、第2光路13bのいずれかの光ファイバーに接続される(図2参照)。
そして、カップラ21の出力は、例えば、波長可変レーザ1の出力としてSS−OCT(swept source OCT)の波長可変レーザとして用いられる(図5参照)。この場合、レーザ1から出射された光は、試料光と参照光とに分割され、試料光が試料(例えば、眼)に導光される。そして、試料光は、光スキャナによって試料上で走査される。そして、試料によって反射された試料光と参照光とが合成され、合成された光の干渉状態が受光素子によって検出される。そして、検出された干渉状態が解析され、試料の断層情報が得られる。
図3は、光学フィルタ19としてファブリーペロー可変フィルタを用いた場合の駆動制御について説明する図である。所定の自由スペクトル範囲(Free spectral range)は、光学フィルタ19に所定の電圧が印加されることによって確保される。
図3(a)では、自由スペクトル範囲での掃引時間は、t/2である。図3(b)では、光学フィルタ19の駆動電圧が調整され、自由スペクトル範囲での掃引時間が短縮される(例えば、自由スペクトル範囲(λmin〜λmax)での掃引時間がt/4.3に設定される)。正弦波波長変化の上昇部分における一部が出力波として利用される(太線部分参照)。なお、光学フィルタ19の駆動電圧が変化されても、繰り返し周期tは一定である。
図4は、光スイッチ23、光増幅器10、光学フィルタ19の動作の一例について説明するためのタイミングチャートである。
光学フィルタ19は、波長掃引の間、周期t(例えば、T=8.33μs)で繰り返し同調される。光学フィルタ19の透過波長は、正弦波として周期的に変化する。そして、正弦波の波長変化における上昇部分(エッジ)の間での透過光(太線参照)が、レーザ1の出力光として用いられる。そして、レーザの増幅は、正弦波波長掃引の上昇部分(エッジ)の間、光出力が取得されるように調整される。
光スイッチ23は、光学フィルタ19の周期tと同期して駆動され、2つの光路を交互に切換える。例えば、光スイッチ23は、波長掃引の間、t/2の周期にて繰り返し光路を切換える。
光スイッチ23は、出力光に対する光学フィルタ19のフィルタリングに合わせて、光路を第2光路13b(光増幅器10側)に切り換える。一般的には、時計方向に関する光スイッチ23から光学フィルタ19までの距離は微小であるから、入力光は、実質的な時間遅延無く、光増幅器10によって増幅され光学フィルタ19に達する。
一方、出力光に対応する光のフィルタリングが光学フィルタ19によって完了された後(t/3後)、光スイッチ23は、光迂回系25(ミラー27側)に光路を切換える。これにより、入力光は、第2共振器29で共振される。
例えば、時計方向に関する光学フィルタ19からミラー27までの距離は、t/3の間にファイバー内を光が進む距離に対応する。したがって、FSRにおけるλminの光は、光学フィルタ19を通過してt/3後に、ミラー27によって反射される。その後、λminの光は、光スイッチ23を逆方向に進み、そして、第1光路13aを逆行する。そして、λminの光は、ミラー27を反射してt/3後に、光学フィルタ19によって反射される。
FSRにおいてλminより長い波長の光(λmin<λ≦λmaxの光)は、順次、光学フィルタ19を通過した後、第1光路13aを進み、ミラー27にて反射された後、光スイッチ23を逆方向に進み、そして、第1光路13aを逆行する。
その後、光スイッチ23は、出力光に対応する波長帯域の光(λmin≦λ≦λmaxの光)が第2共振器(光迂回系27)を往復した後、光スイッチ23に到達するのに合わせて、第2光路13a(光増幅器10側)に光路を切り換える。この場合、λmaxの光が第1光路13aに向かった後に、光路が切換えられても良い。なお、図3では、光スイッチ23の切換制御を簡素化すべく、T/2の周期にて、光路が切換えられる。
これらの制御を繰り返し行うことにより、自由スペクトル範囲(λmin〜λmax)での波長掃引が周期tにて行われる。
また、上記構成によれば、光ファイバーの長さを短縮化できる。また、光フィルタは、第1共振器13中で、かつ、第2共振器29の端部に配置されているため、propagation time effectの問題を回避できる。また、光増幅器で生じる自然放出光は、光フィルタ及びアイソレータによって除去されるため、増幅すべき波長光に対する増幅エネルギーの低下が回避される。
<第1の実施形態> 図1のような第1の実施形態の構成では、時計方向の光路に関して、光スイッチ23から光学フィルタ19までの距離と、光スイッチ23からミラー27までの距離と、の両方は、同じ距離Lに設定されている。カップラ21から光スイッチ23までの距離は、光学フィルタ19から光カップラ21までの距離より距離L分短い。
このため、時計方向における光学フィルタ19から光カップラ21までの距離は、時計方向における光カップラ21から、ミラー27及び光学フィルタ19までの距離に等しい。そして、この距離は、t/6に対応する。この構成により、短リングディレイでの伝搬時間効果の問題が回避される。
例えば、光学フィルタ19は、120kHzで繰り返し動作される。光学フィルタ19の繰返しの周期tは、1/120kHZ=8.33usecである。そして、光増幅器10は、t/3において同調して駆動される。
<第2の実施形態> 図2のような第2の実施形態の構成では、時計方向の光路に関して、光スイッチ23から光学フィルタ19までの距離と、光スイッチ23からミラー27までの距離と、の両方は、同じ距離Lに設定されている。そして、光学フィルタ19から光スイッチ23までの時計方向のファイバーの長さは、t/3の間にファイバー内を光が移動する長さから距離Lを引いた長さに設定されている。
例えば、光学フィルタ19は、120kHzで繰り返し動作される。光学フィルタ19の繰返しの周期tは、1/120kHZ=8.33usecである。そして、光増幅器10は、t/3において同調して駆動される。
生成された掃引レーザ光は、図2のような2つの外部共振バッファリング光学系を用いて,光学的に複製される。第2光ファイバーはt/4の時間遅れに対応する長さを持ち、第3光ファイバーはt/2の時間遅れに対応する長さを持つ。このようにすれば、掃引レーザ光が光学的に複製され、1秒間における波長掃引回数を増やすことができる。
図5は、光干渉断層計の装置構成の一例を示す図である。概して、光干渉断層計100は、波長可変レーザ(波長可変光源)1と、波長可変レーザ1からの光を試料光路106と参照光路110とに分割するためのスプリッタ104と、試料光路106に配置され,被検物上においてX及びY方向の少なくとも一方に光を走査するための光スキャナ108と、被検物で反射された測定光路からの光と,参照光路からの光と,が合成された光のスペクトルを検出するための検出器120と、を有する。
第1の実施形態に係る波長可変レーザの基本的構成を概略的に示す図である。 第2の実施形態に係る波長可変レーザの基本的構成を概略的に示す図である。 光学フィルタとしてファブリーペロー可変フィルタを用いた場合の駆動制御について説明する図である。 光スイッチ、光増幅器、光学フィルタの動作の一例について説明するためのタイミングチャートである。 光干渉断層計の装置構成の一例を示す図である。
1 波長可変レーザ
10 光増幅器
13 光帰還系
13a 第1光路
13b 第2光路
19 波長可変光学フィルタ
23 光スイッチ
25 光迂回系
27 ミラー
100 光干渉断層計

Claims (5)

  1. ある波長を持つ波を増幅させるための光増幅器と、
    前記波が往復時間T1で伝搬する第1共振器と、
    前記第1共振器の一部と光路を共用する共用光路と、第1共振器の光路から外れた迂回路とを有し、前記波が往復時間T2で伝搬する第2共振器と、
    第1共振器の中で、かつ、第2共振器の一端に配置され、周期時間tにて透過波長を可変させる波長可変光学フィルタであって、周期時間tと往復時間T1,T2は、
    t=(2n+1)T1=(n+1/2)T2(n:自然数)にて規定され、
    第1共振器の中で、かつ、前記共用光路と迂回路との間に配置され、前記第1共振器と前記第2共振器との間で光路を切換える光スイッチと、
    を備えることを特徴とする波長可変レーザ。
  2. 前記第1共振器は、前記第2共振器と同じ光路長に設定されている請求項1の波長可変レーザ。
  3. 前記光増幅器は、前記第1共振器中に配置されている請求項1〜2のいずれかの波長可変レーザ。
  4. 前記迂回路は、第2共振器の他端に配置された光反射器を備える請求項1〜3のいずれかのの波長可変レーザ。
  5. 請求項1〜4のいずれかの波長可変レーザを光源として備える光干渉断層計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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