JP2011228969A - 映像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
3D視聴補助装置(たとえば3Dメガネ)を使用するデジタル放送において、3Dの番組が突然開始された場合、3D視聴補助装置を準備装着する時間により、ユーザーは番組の冒頭部分を3Dで視聴することが非常に困難である。
【解決手段】
3D番組の開始前に、ユーザーに対して3D番組の開始予告を通知するとともに3D視聴補助装置を装着する旨の指示を行う。またユーザーから3D視聴補助装置装着済みの応答を受信した場合に、3D番組開始時に映像を3D表示に切り替える。前記応答を受信しない場合は、映像を2D表示とする。
また前記応答を受けずに3D番組が開始された場合には、当該番組の記録を開始し、ユーザーからの3D視聴補助装置装着済みの応答を受けた時点で記録した当該番組の再生を開始する。
【選択図】 図6

Description

技術分野は、三次元(Three dimension:以下3D)映像表示を行うデジタルコンテンツに関する。
特許文献1には、「ユーザーが何らかの事情で放送番組を見ることができないか、あるいはその番組の番組予約を行っていない場合には、予約が行えず、その番組を見逃してしまう」(特許文献1[0004]参照)ことを課題とし、その解決手段として「時刻を計時する時計回路と、テレビジョン受像機及びテレビジョン放送信号録画再生装置のうち少なくとも一方において、所定回数受信を行った放送番組のチャンネル及び放送開始時刻を含む番組データを好みの番組データとして記憶するメモリと、前記時計回路が計時する時刻が、前記メモリに記憶した好みの番組データの放送開始時刻に一致し、かつ前記テレビジョン受像機とテレビジョン放送信号録画再生装置の双方とも前記好みの番組データの示すチャンネルの放送番組を受信していなかった際に、前記テレビジョン放送信号録画再生装置に前記放送番組の録画を行わせる制御回路とを具備したこと」(特許文献1[0006]参照)が記載されている。
また、特許文献2には、「ユーザーが求めている番組が或るチャンネルで始まること等を能動的に告知することができるディジタル放送受信装置を提供すること」(特許文献2[0005]参照)を課題とし、その解決手段として、「ディジタル放送波に含まれる番組情報を取り出し、ユーザーによって登録された選択情報を用いて告知対象番組を選択する手段と、選択した告知対象番組の存在を告げるメッセージを現在表示中の画面に割り込ませて表示する手段と、を備えたこと」(特許文献2[0006]参照)等が記載されている。
特開平5−2794 特開2003−9033
しかし、特許文献1及び2においては3Dコンテンツの視聴に関して開示がない。そのため、3Dコンテンツの視聴に関して、ユーザが3Dコンテンツを視聴する状態ではないにもかかわらず、3Dコンテンツの表示が開始されてしまうと、ユーザはベストの状態で当該コンテンツを視聴することはできず、ユーザの利便性を損ねるおそれがある。
上記課題を解決するために、本発明の一実施の態様は、映像情報が入力される入力部と、入力部に入力された映像情報を復号する復号部と、復号部で復号された映像情報を出力する出力部とを有し、一定時間経過後に前記入力部に入力される映像情報が3D映像情報であった場合に、前記出力部から3D映像情報を出力する予定がある旨のメッセージを通知するように構成する。
上記手段によれば、3D番組の視聴に関して、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
システム構成の一例を示す模式図。 送信装置の構成図の一例 受信装置の構成図の一例 受信装置における機能ブロックの一例 3D符号化記述子の一例 システム制御部のフローチャートの一例 メッセージ表示の一例。 メッセージ表示の一例。 メッセージ表示の一例。 メッセージ表示の一例。 次番組開始時のシステム制御部のフローチャートの一例 メッセージ表示の一例 メッセージ表示の一例 番組開始前のシステム制御部のフローチャートの一例 番組開始後のシステム制御部のフローチャートの一例 メッセージ表示の一例 ユーザー選択後のシステム制御部のフローチャートの一例 メッセージ表示の一例 ユーザー選択後のシステム制御部のフローチャートの一例 番組開始後のシステム制御部のフローチャートの一例 メッセージ表示の一例 番組開始後のシステム制御部のフローチャートの一例 番組開始後のシステム制御部のフローチャートの一例 ユーザー選択後のシステム制御部のフローチャートの一例 番組開始後のシステム制御部のフローチャートの一例 ユーザー選択後のシステム制御部のフローチャートの一例
以下、本発明に好適な実施形態の例(実施例)を説明する。ただし本発明は本実施例に限定されない。例えば、本実施例はデジタル放送受信装置について説明してあり、デジタル放送受信装置での実施に好適であるが、デジタル放送受信装置以外への適用を妨げるものではない。また実施例の構成すべてが採用される必要はなく取捨選択可能である。
<システム>
図1は、本実施例のシステムの構成例を示すブロック図である。放送で情報を送受信して記録再生する場合を例示している。ただし放送に限定されず通信によるVODであってもよく、総称して配信ともいう。
1は放送局などの情報提供局に設置される送信装置、2は中継局や放送用衛星などに設置される中継装置、3はインターネットなど一般家庭と放送局を繋ぐ公衆回線網、ユーザーの宅内などに設置される4は受信装置、10は受信装置4に内蔵される受信記録再生部である。受信記録再生部10では、放送された情報を記録し再生、またはリムーバブルな外部媒体からのコンテンツの再生、などができる。
送信装置1は、中継装置2を介して変調された信号電波を伝送する。例えばケーブルによる伝送、電話線による伝送、地上波放送、公衆回線網3を介したインターネット放送、による伝送などを用いることもできる。受信装置4で受信されたこの信号電波は、後に述べるように、復調されて情報信号となった後、必要に応じ記録媒体に記録される。または公衆回線網3を介して伝送する場合には、公衆回線網3に適したプロトコル(例えばTCP/IP)に準じたデータ形式(IPパケット)等の形式に変換され、前記データを受信した受信装置4は、復号して情報信号とし、必要に応じて記録媒体に記録される。また、ユーザーは、受信装置4にディスプレイが内蔵されている場合はこのディスプレイで、内蔵されていない場合には受信装置4と図示しないディスプレイとを接続して情報信号が示す映像音声を視聴することができる。
<送信装置>
図2は、図1のシステムのうち、送信装置1の構成例を示すブロック図である。
11はソース発生部、12はMPEG方式等で圧縮を行い、番組情報などを付加するエンコード部、13はスクランブル部、14は変調部、15は送信アンテナ、16は管理情報付与部である。カメラ、記録装置などから成るソース発生部11で発生した映像音声などの情報は、より少ない占有帯域で伝送できるよう、エンコード部12でデータ量の圧縮が施される。必要に応じてスクランブル部13で、特定の視聴者には視聴可能となるように伝送暗号化される。変調部14で伝送するに適した信号となるよう変調された後、送信アンテナ15から、中継装置2に向けて電波として送信される。このとき、管理情報付与部16では、ソース発生部11で作成されたコンテンツの属性などの番組特定情報(例えば映像や音声の符号化情報、音声の符号化情報、番組の構成、3D映像か否か等)が付与され、また放送局が作成した番組配列情報(たとえば現在の番組や次番組の構成、サービスの形式、1週間分の番組の構成情報等)なども付与される。これら番組特定情報および番組配列情報を合わせて、以下では番組情報と呼ぶ。
なお、一つの電波には複数の情報が、時分割、スペクトル拡散などの方法で多重されることが多い。簡単のため図2には記していないが、この場合、ソース発生部11とエンコード部12の系統が複数個あり、エンコード部12とスクランブル部13との間に、複数の情報を多重するマルチプレクス部(多重化部)が置かれる。
また公衆回線網3を経由して送信する信号についても同様に、エンコード部12で作成された信号が必要に応じて暗号化部17で、特定の視聴者には視聴可能となるように暗号化される。通信路符号化部18で公衆回線網3で伝送するに適した信号となるよう符号化された後、ネットワークI/F(Interface)部19から、公衆回線網3に向けて送信される。
<受信装置のハードウェア構成>
図3は、図1のシステムのうち、受信装置4の構成例を示すハードウェア構成図である。21は受信機全体を制御するCPU(Central Processing Unit)、22はCPU21と受信装置内各部との制御および情報を送信するための汎用バス、23は無線(衛星、地上)、ケーブルなどの放送伝送網を介して送信装置1から送信された放送信号を受信し、特定の周波数を選局し復調、誤り訂正処理、などを行い、MPEG2Transport Stream(以下「TS」ともいう。)などの多重化パケットを出力するチューナ、24はスクランブル部13によるスクランブルを復号するデスクランブラ、25はネットワークと情報を送受信し、インターネットと受信装置間で各種情報およびTSを送受信するネットワークI/F(Interface)、26は例えば受信装置4に内蔵されているHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ、またはリムーバブルなHDD、ディスク型記録媒体、フラッシュメモリ、などの記録媒体、27は記録媒体26を制御し、記録媒体26への信号の記録や記録媒体26からの信号の再生を制御する記録再生制御装置、28は前記デスクランブラ24やネットワークI/F25、記録再生制御装置27からの入力信号を切り替え、多重分離装置29や記録再生制御装置27に出力する信号切替装置、29はTSなどの形式に多重化されている信号を、映像ES(elementary stream)、音声ES、番組情報などの信号に分離する多重分離装置である。ESとは、圧縮・符号化された画像・音声データのそれぞれのことである。30は映像ESを、映像信号に復号する映像復号装置、31は音声ESを、音声信号に復号し、音声出力42から出力する音声復号装置、32は画面の構成を制御し、例えばCPU21が作成したOSD(On Screen Display)などの表示を、映像復号装置30から受信した映像信号に重畳し、映像信号および同期信号や制御信号(機器制御に使用)を映像信号出力部41および制御信号出力部43から出力する画面構成制御装置、33はユーザー操作入力部45からの操作入力(例えばIR(infrared radiation)信号を発信するリモートコントローラーからのキーコード)を受信し、またCPU21や画面構成制御装置32が作成した外部機器への機器制御信号(例えばIR)を機器制御信号送信部44から送信する制御信号送受信部、34は内部にカウンタを有し、また現在の時刻の保持を行うタイマー、を表しており、主にこれらの装置により、受信装置4は構成されている。なお、映像信号出力部41に替えてまたは追加して3D映像ディスプレイを備え、映像復号装置30が復号した映像を3D映像ディスプレイに表示してもよい。また、音声出力42に替えてまたは追加してスピーカを備え、音声復号装置が復号した音声信号に基づいてスピーカから音を出力してもよい。この場合、受信装置4は、3D映像表示装置となる。3D映像ディスプレイに表示する場合も、必要であれば、同期信号や制御信号は制御信号出力部43や機器制御信号送信端子44から出力する。
なお、図3に示した21〜34の各構成要件の一部は、1つの、又は複数のLSIで構成されていてもよい。また、図3に示した21〜34の各構成要件の一部の機能をソフトウェアで実現する構成としてもよい。
<受信装置の機能ブロック図>
図4は、CPU21内部における処理の機能ブロック構成の一例である。ここで、各機能ブロックは例えばCPU21で実行されるソフトウェアのモジュールとして存在しており、それぞれのモジュール間は何らかの手段(例えばメッセージパッシング、ファンクションコール、イベント送信)などを行って情報やデータの受け渡しおよび制御指示を行う。
また、各モジュールは受信装置4内部の各ハードウェアとも、汎用バス22を介して情報の送受信を行っている。また図に記載の関係線(矢印)は今回の説明に関連する部分を主に記載しているが、その他のモジュール間についても通信手段および通信を必要とした処理は存在する。例えば選局制御部59は、選局に必要な番組情報を番組情報解析部54から適宜取得している。
次に各機能ブロックの機能について説明する。システム制御部51は各モジュールの状態やユーザーの指示状態などを管理し、各モジュールに対して制御指示を行う。ユーザー指示受信部52は制御信号送受信部33が受信したユーザー操作の入力信号を受信および解釈し、ユーザーの指示をシステム制御部51に伝える。機器制御信号送信部53はシステム制御部51や、他のモジュールからの指示に従い、制御信号送受信部33に対して機器制御信号を送信するように指示する。
番組情報解析部54は多重分離装置29から番組情報を取得して内容を分析し、必要な情報を各モジュールに対して提供する。時間管理部55は番組情報解析部54から、TSに含まれる時刻補正情報(TOT:Time offset table)を取得して現在の時刻を管理するとともに、タイマー34が有するカウンタを使用し、各モジュールの要求に従いアラーム(指定時刻の到来を通知)やワンショットタイマ(一定時間の経過を通知)の通知を行う。
ネットワーク制御部56は、ネットワークI/F25を制御し、特定URL(unique resource locater)や特定IP(internet protocol)アドレスからの各種情報およびTSの取得を行う。復号制御部57は、映像復号装置30および音声復号装置31を制御し、デコードの開始や停止、ストリームに含まれる情報の取得などを行う。
記録再生制御部58は記録再生制御装置27を制御し、記録媒体26から、特定のコンテンツの特定の位置から、また任意の読み出しの形式(通常再生、早送り、巻戻し、一時停止)で信号を読み出す。また、記録再生制御装置27に入力された信号を、記録媒体26に対して記録する制御を行う。
選局制御部59は、チューナ23、デスクランブラ24、信号切替装置28、多重分離装置29および復号制御部57を制御し、放送の受信および放送信号の記録を行う。または記録媒体からの再生を行い、映像信号および音声信号を出力するまでの制御を行う。詳しい放送受信の動作および放送信号の記録動作、記録媒体からの再生動作については後述する。
OSD作成部60は、特定のメッセージを含むOSDデータを作成し、画面構成制御部61に対して前記作成したOSDデータを映像信号に重畳して出力するように指示を行う。ここでOSD作成部60は、左目用と右目用といった視差のあるOSDデータを作成し、画面構成制御部61に対して、前記左目用と右目用のOSDデータをもとに3D表示を要求することにより、3Dでのメッセージ表示等を行う。
画面構成制御部61は、画面構成制御装置32を制御し、映像復号装置30から画面構成制御装置32に入力された映像と、OSD作成部60から入力されたOSDを重畳し、さらに必要に応じて映像を加工(スケーリングやPinP、3D表示など)して外部に出力する。各機能ブロックはこれらのような機能を提供する。
<放送受信>
ここで、放送受信を行う場合の制御手順と信号の流れについて説明する。まず特定チャンネル(CH)の放送受信を示すユーザーの指示(例えばリモコンのCHボタン押下)を、ユーザー指示受信部52から受信したシステム制御部51は、ユーザーの指示したCH(以下指定CH)での選局を選局制御部59に指示する。
前記指示を受信した選局制御部59は、チューナ23に対して指定CHの受信制御(指定周波数帯への選局、放送信号復調処理、誤り訂正処理)を指示し、TSをデスクランブラ24に出力させる。
次に選局制御部59は、デスクランブラ24に対して前記TSのデスクランブルを指示し、信号切替装置28に対してデスクランブラ24からの入力を多重分離装置29に出力するように指示し、多重分離装置29に対して、入力されたTSの多重分離、および多重分離した映像ESの映像復号装置30への出力と、音声ESの音声復号装置31への出力、を指示する。
また、選局制御部59は、復号制御部57に対し、映像復号装置30と音声復号装置31に入力された映像ESおよび音声ESの復号指示を行う。前記復号指示を受信した復号制御部31は、映像復号装置30に対して復号した映像信号を画面構成制御装置32に出力するように制御し、音声復号装置31に対して復号した音声信号を音声出力42に出力するように制御を行う。このようにして、ユーザーが指定したCHの映像および音声を出力する制御を行う。
また、選局時のCHバナー(CH番号や番組名、番組情報等を表示するOSD)を表示するために、システム制御部51はOSD作成部60に対してCHバナーの作成および出力を指示する。前記指示を受信したOSD作成部60は、作成したCHバナーのデータを画面構成制御部61に送信し、前記データを受信した画面構成制御部61はCHバナーを映像信号に重畳して出力するように制御を行う。このようにして、選局時等のメッセージ表示を行う。
<放送信号の記録>
次に放送信号の記録制御と信号の流れについて説明する。特定のCHの記録を行う場合には、システム制御部51は選局制御部59に対して特定CHの選局および記録再生制御装置への信号出力を指示する。
前記指示を受信した選局制御部59は、前記放送受信処理と同様に、チューナ23に対して指定CHの受信制御を指示し、デスクランブラ24に対して、チューナー23から受信したTSのデスクランブル、信号切替装置28に対してデスクランブラ24からの入力を記録再生制御装置27に出力するように制御する。
また、システム制御部51は、記録再生制御部58に対して、記録再生制御装置27への入力TSを記録するように指示する。前記指示を受信した記録再生制御部58は、記録再生制御装置27に入力される信号(TS)に対して、暗号化などの必要な処理を行い、また記録再生時に必要な付加情報(記録CHの番組情報、ビットレート等のコンテンツ情報)の作成、また管理データ(記録コンテンツのID、記録媒体28上の記録位置、記録形式、暗号化情報など)への記録を行った後に、前記TSおよび付加情報、管理データを記録媒体28への書き込み処理を行う。このようにして放送信号の記録を行う。
<記録媒体からの再生>
次に、記録媒体からの再生処理について説明する。特定の番組の再生を行う場合には、システム制御部51は、記録再生制御部58に対して、特定の番組の再生を指示する。この際の指示としては、コンテンツのIDと再生開始位置(例えば番組の先頭、先頭から10分の位置、前回の続き、先頭から100Mbyteの位置等)を指示する。
前記指示を受信した記録再生制御部58は、記録再生制御装置27を制御し、付加情報や管理データを用いて記録媒体28から信号(TS)を読み出して、暗号の復号化などの必要な処理を行った後に、信号切替装置28に対してTSを出力するように処理を行う。
またシステム制御部51は、再生信号の映像音声出力を選局制御部59に対して指示する。前記指示を受信した選局制御部59は、信号切替装置28に対して記録再生制御装置27からの入力を多重分離装置29に出力するように制御し、多重分離装置29に対して、入力されたTSの多重分離、および多重分離された映像ESの映像復号装置30への出力、および多重分離された音声ESの音声復号装置31への出力、を指示する。
また、選局制御部59は、復号制御部57に対し、映像復号装置30と音声復号装置31に入力された映像ESおよび音声ESの復号指示を行う。前記復号指示を受信した復号制御部31は、映像復号装置30に対して復号した映像信号を画面構成制御装置32に出力するように制御し、音声復号装置31に対して復号した音声信号を音声出力42に出力するように制御を行う。このようにして記録媒体からの信号再生処理を行う。
<3D映像の表示方法> 本発明に用いることのできる3D映像の表示方式としては、左目と右目に視差を感じさせる左目用と右目用の映像を作成し、人間に立体物が存在しているように認識させるいくつかの方式がある。
ひとつの方式としては、ユーザーが着用するメガネに対して、液晶シャッター等を用いて左右のグラスを交互に遮光を行い、またそれと同期させて左目用と右目用の映像を表示させ、左右の目に映る画像に視差を発生させるアクティブシャッター方式がある。
この場合、受信装置4は、ユーザーが着用するアクティブシャッター方式メガネへ、制御信号出力部43や機器制御信号送信端子44から同期信号や制御信号を出力する。また、映像信号出力部41から映像信号を外部の3D映像表示装置へ出力して、左目用の映像と右目用の映像とを交互に表示させる。または、受信装置4の有する3D映像ディスプレイに同様の表示を行う。このようにすれば、アクティブシャッター方式メガネを着用したユーザは、当該3D映像表示装置または受信装置4の有する3D映像ディスプレイで3D映像を視聴することができる。
また別の方式としては、ユーザーが着用するメガネに対して、左右のグラスに直線偏光で直交するフィルムを貼るもしくは直線偏光コートを施す、または円偏光で偏光軸の回転方向が逆方向のフィルムを貼るもしくは円偏光コートを施し、それぞれ左目と右目のメガネの偏光にそれぞれ対応した偏光による左目用の映像と右目用の映像を同時に出力することにより、左目と右目で視差を発生させる偏光方式がある。
この場合、受信装置4は、映像信号出力部41から映像信号を外部の3D映像表示装置へ出力して、該3D映像表示装置は、左目用の映像と右目用の映像とを異なる偏光状態で表示させる。または、受信装置4の有する3D映像ディスプレイに同様の表示を行う。このようにすれば、偏光方式メガネを着用したユーザは、当該3D映像表示装置または受信装置4の有する3D映像ディスプレイで3D映像を視聴することができる。なお、偏光方式では、偏光方式メガネには、受信装置4から同期信号や制御信号を送信することなく、3D映像視聴が可能となるため、制御信号出力部43や機器制御信号送信端子44から同期信号や制御信号を出力する必要はない。
また、このほか、色による左右の目の映像を分離させるカラー分離方式を用いてもよい。また、裸眼で視聴可能な視差障壁を利用して3D映像を作り出す視差障壁方式などを用いてもよい。
なお、本発明に係る3D表示方式は特定の方式に限定されるものではない。
<3D番組の判定方法>
3D番組の判定方法としては、放送信号および再生信号の番組情報に含まれる各種テーブルや記述子に、新たに3D番組か否かを判定する情報を含めることにより、当該記述子から情報を取得し、3D番組か否かを判定することが可能である。具体的には、放送規格(ARIB/DVB/ATSCなどで策定)やディスク符号化規格で規定されている、PMT(program map table)や、EIT(Event Information Table)[schedule basic/schedule extended/present/following]、といったテーブルの中に記載の、コンポーネント記述子、コンポーネントグループ記述子に新たに3D番組か否かを判定する情報を含める、または3D番組判定用の新たな記述子を送信する等により、受信機側でこれらの情報を確認して3D番組か否かを判定する。これらの情報は、前述した送信装置において放送信号に付与され、送信される。送信装置では、例えば管理情報付与部16によってこれらの情報が放送信号に付与される。
それぞれのテーブルの使い分けとしては、例えばPMTについては現在の番組の情報しか記載していないため、未来の番組の情報については確認することができないが、信頼度は高いといった特徴がある。一方EIT[schedule basic/schedule extended]については現在の番組だけでなく未来の番組の情報を取得できるが、受信完了までの時間が長く、保持する記憶領域が多く必要で、かつ未来の事象のため信頼度が低いなどのデメリットがある。
EIT[following]については次の放送時間の番組の情報を取得できるため、本実施例への適用については好適である。またEIT[present]については現在の番組情報の取得に使用でき、PMTとは異なる情報を入手できる。
次に各テーブル内の具体的な記述子について説明する。まずPMTの2ndループ(ESごとのループ)に記載のstream_typeの中のデータの種類により、ESの形式を判定することができるが、この中に、現在のストリームが3D映像であることを示す記述が存在する場合には、その番組を3D番組と判定する(例えば、0x10:MPEG2 SYSTEMS 3D encode等とし、3D映像ストリームを示すstream_typeとして新たに割り当て、その値が番組情報に存在していることを確認する)。またstream_type以外にも、PMTの中で現在reservedとされている領域について、新たに3D番組または2D番組を識別する2D/3Dビットを割り当て、その領域で判定することしてもよい。EITについても同様にreservedの領域に新たに2D/3Dビットを割り当てして判定することとしてもよい。
コンポーネント記述子で3D番組を判定する場合は、コンポーネント記述子のcomponent_typeに、3D映像を示す種別を割り当て、component_typeが3Dをあらわすものが存在すれば、その番組を3D番組と判定することが可能である(例えば0xB9は、3D映像1080i(1125i)、アスペクト比16:9以上、等を割り当てし、その値が対象番組の番組情報に存在していることを確認する)。
またコンポーネントグループ記述子による判定方法としては、component_group_typeの値に、3Dサービスを表す記述を割り当て、component_group_typeの値が、3Dサービスを表していれば、3D番組と判別可能である(例えば、ビットフィールドで010の値は、3Dテレビサービス、等を割り当てし、その値が対象番組の番組情報に存在していることを確認する)。
また、新たに3D番組判定用の記述子を割り当てる方法については、記述子の例(3D符号化識別子)を図5に記載している。この例については、今回の説明に必要なメンバのみを記載しており、これ以外のメンバを持つこと、複数のメンバをひとつにまとめること、ひとつのメンバを詳細情報を持つ複数のメンバに分割することも考えられる。
図5の識別子(3D符号化識別子)のdescriptor_tagについては、この識別子が3D符号化識別子と識別可能な値(例えば0x80)が記載されており、descriptor_lengthはこの識別子のサイズを記載している。3d_method_typeについては、例えば左目用の映像と右目用の映像とを交互に出力するためのフレームシーケンシャル方式、1画面中に左目用の映像と右目用の映像とをラインごとに格納したラインバイライン()方式、1画面を左右に分割して左目用の映像と右目用の映像とを、左右の分割画像として収めるサイドバイサイド方式、または1画面を上下に分割して左目用の映像と右目用の映像とを、上下の分割画像として収めるトップアンドボトムなど3D映像再生方式の種類が記載されており、その値を確認することにより、例えば、復号化方法や表示方法を変える、受信した受信装置では再生/表示が不可である旨のメッセージを表示する、等の動作が可能になる。
stream_encode_typeは、映像ESの符号化方式が例えばMPEG4-AVC、MPEG2やそれ以外の方式か、他のストリームに依存した符号化方式か等が記載されている。forループの内部は、個々のコンポーネントがどのような符号化をされているかを示しており、component_tagで現在のループで情報を指定しているコンポーネントを特定し、component_encode_typeは、そのコンポーネントごとの符号化方式として、他のコンポーネントを参照せずに復号可能か、他のコンポーネントを参照する必要があるかなどを記載しており、他のコンポーネントを参照する場合には、次のrelated_component_tagに参照するコンポーネントのIDが記載されている。
対象の番組が3D番組であるか判定する場合には、まずはこの識別子が存在しているかで判定可能であり、その場合は前記記述子を解析する必要が無いため処理が容易である。また前記識別子の中に含まれる3D符号化方式(上記3d_method_type)が、装置が対応可能な3D方式であれば、次番組を3D番組と判定する方法も考えられる。その場合には、記述子の解析処理は複雑になるが、装置が対応不可能な3D番組に対してメッセージ表示処理や記録処理を行う動作を防ぐことが可能になる。
また、NITやSDTに含まれるservice_typeの情報に新たに3D番組サービスを割り当て(例えば、0x11:”3Dデジタル映像サービス”)、前記記述子がある番組情報を取得した場合に、3D番組として判定することも可能である。この場合には、番組単位での判定ではなく、サービス(CH)単位での判定となり、同一CH内での次番組の3D番組判定等はできないが、情報の取得が番組単位でないため容易といった点もある。
また、映像ESを復号する際に用いられるシーケンスヘッダ、ピクチャヘッダ等の各種ヘッダに付随している、3D符号化されているという情報を、現在の番組の3D番組判定に使用することも可能である。その場合には、上記EITやPMTよりも情報の信頼性は高いが、映像ストリームを受信し解析するまで時間がかかるといったデメリットがある。
また番組情報については、専用の通信路(放送信号、またはインターネット)を通じて取得する方法もある。その場合にも、番組の開始時間とCH(放送CH、URLまたはIPアドレス)、その番組が3D番組かをあらわす識別子があれば、同様に3D番組判定は可能である。
以上の説明では、サービス(CH)または番組単位で3D映像か否かを判定するためのさまざまな情報(テーブルや記述子に含まれる情報)について説明したが、これらは本発明において必ずしも全て送信する必要はない。放送形態に合せて必要な情報を送信すればよい。これらの情報のうち、それぞれ単独の情報を確認して、サービス(CH)または番組単位で3D映像か否かを判定してもよく、複数の情報を組み合わせてサービス(CH)または番組単位で3D映像か否かを判定してもよい。複数の情報を組み合わせて判定する場合は、3D映像放送サービスであるが、一部の番組だけ2D映像であるなどの判定も可能となる。このような判定ができる場合は、受信装置で、例えばEPGでは当該サービスが「3D映像放送サービス」であることを明示することができ、かつ、当該サービスに3D映像番組以外に2D映像番組が混在していても、番組受信自等に3D映像番組と2D映像番組とで表示制御等を切り替えることが可能となる。
<3Dコンテンツの表示処理>
次に3Dコンテンツ(3D映像を含むデジタルコンテンツ)再生時の処理について説明する。ここでは1つのTSに左目用映像ESと右目用映像ESが存在する場合を例に挙げて説明する。まずユーザーが3D映像への切替指示(例えばリモコンの「3D」キー押下)等を行った場合、前記キーコードを受信したユーザー指示受信部52は、システム制御部51に対して3D映像への切替を指示する。前記指示を受信したシステム制御部51は、上記の方法で現在の番組が3D番組か否かを判定する。
現在の番組が3D番組であった場合には、システム制御部51はまず選局制御部59に対して、3D映像の出力を指示する。前記指示を受信した選局制御部59は、まず番組情報解析部54から左目用映像ESと右目用映像ESのPID(packet ID)、および3D符号化方式(例えばH.264 MVC)を取得し、次に多重分離装置29に対して前記左目用ESと前記右目用ESを多重分離して映像復号装置30に出力するよう制御を行う。
ここで、例えば前記左目用映像ESは、映像復号装置の1番入力、前記右目用映像ESは映像復号装置の2番入力に入力するように、多重分離装置29を制御する。その後選局制御部59は、復号制御部57に対して、映像復号装置30の1番入力は左目用映像ESで2番入力は右目用映像ESという情報および前記3D符号化方式を送信し、かつこれらのESを復号するように指示を行う。
前記指示を受信した復号制御部57は、左目用ESと右目用ESそれぞれの復号を行い、左目用と右目用の映像信号を画面構成制御装置32に出力する。ここで、システム制御部51は画面構成制御部61に対して、映像の3D出力を行うように指示を行う。前記指示をシステム制御部51から受信した画面構成制御部61は、前記左目用と右目用の映像信号を交互に映像出力41から出力する、または受信装置4が備える3D映像ディスプレイに映像を表示する。
また、それとともにそれぞれの映像信号が左目用、右目用と判別可能な同期信号を制御信号43から出力する。前記映像信号と前記同期信号を受信した外部の映像出力装置は、前記映像信号を前記同期信号に合わせて左目用、右目用の映像を出力し、かつ3D視聴補助装置に前記同期信号を送信することにより3D表示を行うことが可能になる。
また前記映像信号を受信装置4が備える3D映像ディスプレイに表示する場合には、前記同期信号を機器制御信号送信部53および制御信号送受信部33を経由し、機器制御信号送信端子44から出力して、外部の3D視聴補助装置の制御(例えばアクティブシャッターの遮光切替)を行うことにより、3D表示を行う。
2D表示を行う場合には、ユーザーが2D映像への切替指示(例えばリモコンの「2D」キー押下)を行った場合、前記キーコードを受信したユーザー指示受信部52は、システム制御部51に対して2D映像への信号切替を指示する。前記指示を受信したシステム制御部51はまず選局制御部59に対して、2D映像の出力を指示する。
前記指示を受信した選局制御部59は、まず番組情報解析部54から2D映像用のES(例えばデフォルトタグを持つES)のPIDを取得し、多重分離装置29に対して前記ESを映像復号装置30に出力するよう制御を行う。その後選局制御部59は復号制御部57に対して、前記ESを復号するように指示を行う。
前記指示を受信した復号制御部57は、前記ESの復号を行い、映像信号を画面構成制御装置32に出力する。ここで、システム制御部51は画面構成制御部61に対して、映像の2D出力を行うように制御を行う。前記指示をシステム制御部51から受信した画面構成制御部61は、画面構成制御装置32に入力された前記映像信号を映像出力端子41から出力する。このようにして2D表示を行う。
次に、所定の条件下における3Dコンテンツの表示処理について説明する。図6では、選局や一定時間経過など、次の番組開始までの時間が変化した場合に、システム制御部51で実行されるフローの一例である。まずシステム制御部51は番組情報解析部54から次の番組の番組情報を取得し(S101)、前記3D番組の判定方法により、次番組が3D番組か否かを判定する。
次番組が3D番組でない場合(S102のno)、特に処理は行わずに終了する。次番組が3D番組の場合(S102のyes)、次番組の開始までの時間を計算する。具体的には前記取得した番組情報のEITから次番組の開始時刻または現在番組の終了時刻を取得し、時間管理部55から現在時刻を取得して、その差分を計算する。
次番組開始までX分以下で無い場合(S103のno)、特に処理を行わずに次番組開始X分前となるまで待つ。次番組開始までX分以下の場合(S103のyes)、ユーザーに対して、3D番組がもうすぐ始まる旨のメッセージを表示する(S104)。
図7にその際のメッセージ表示の例を示す。701が装置が表示する画面全体、702に装置が表示するメッセージを示している。このようにして、3D番組が開始される以前に、ユーザーに対して3D視聴補助装置を準備させるように注意を促すことが可能となる。
上記番組開始前までの判定時間Xについては、Xを小さくすると番組開始までにユーザーの3D視聴準備が間に合わない可能性がある。またXを大きくすると、長期間メッセージ表示が視聴の妨げになる、準備が完了した後に間が空いてしまうというデメリットがあるため、適度な時間に調整する必要がある。
また、ユーザーに対してメッセージを表示する際に、具体的に次の番組の開始時間を表示しても良い。その場合の画面表示例を図8に示す。802が3D番組開始までの時間を表示したメッセージである。ここでは分単位での記載を行っているが、秒単位で記載を行っても良い。その場合には、より詳細な次番組の開始時間をユーザーが知ることができるが、処理負荷が高くなるというデメリットもある。
なお、図8には3D番組が開始されるまでの時間を表示する例を示したが、3D番組が開始される時刻を表示するようにしてもよい。午後9時に3D番組が開始される場合は、例えば「午後9時から3D番組が始まります。3Dメガネを着用して下さい。」というメッセージを表示すればよい。
このようなメッセージを表示することにより、ユーザーが具体的な次番組の開始時間を知り適切なペースで3D視聴の準備を行うことが可能になる。
また、図9のように、3D視聴補助装置使用時には立体的に見えるマーク(3Dチェックマーク)を付加することも考えられる。902が3D番組開始を予告するメッセージ、903が3D視聴補助装置使用時に立体に見えるマークである。これにより、3D番組開始前に、ユーザーが3D視聴補助装置の正常動作を確認することができる。例えば3D視聴補助装置に不具合(例えばバッテリー切れ、故障など)が発生した場合に、番組開始までに修理や交換等の対応を行うことも可能になる。
次に、次番組が3Dであることをユーザーに通知した後、ユーザーの3D視聴準備が完了したか否かの状態(3D視聴準備状態)を判定し、3D番組の映像を2D表示または3D表示に切り替える方法について説明する。
次番組が3Dであることをユーザーに通知する方法については、上述したとおりである。ただし、ステップS104でユーザーに表示するメッセージについて、ユーザーが応答を行うオブジェクト(以下ユーザー応答受信オブジェクト:例えばOSD上のボタン)が表示されている点が異なる。このメッセージの例について図10に示す。
1001はメッセージ全体、1002はユーザーが応答を行うためのボタンを表している。図10のメッセージ1001表示時、例えばユーザーがリモコンの“OK”ボタンを押下した場合、ユーザー指示受信部52は“OK”が押下されたことをシステム制御部51に通知する。
前記通知を受信したシステム制御部51は、ユーザーの3D視聴準備状態がOKであることを状態として保存する。次に時間が経過し、現在番組が3D番組になった場合のシステム制御部51の処理フローについて、図11を用いて説明する。
システム制御部51は番組情報解析部54から現在の番組の番組情報を取得し(S201)、現在の番組が3D番組か否かを上記の3D番組の判定方法により判定する。現在の番組が3D番組で無い場合(S202のno)、上記の方法で映像を2D表示するように制御を行う(S203)。
現在の番組が3D番組の場合(S202のyes)、次にユーザーの3D視聴準備状態を確認する(S204)。システム制御部51が保存している前記3D視聴準備状態が、OKで無い場合(S205のno)、同様に映像を2D表示するように制御を行う(S203)。
前記3D視聴準備状態がOKの場合(S205のyes)、上記の方法で映像を3D表示するように制御を行う(S206)。このようにして、現在の番組が3D番組でかつユーザーの3D視聴準備が完了したことを確認できた場合に、映像の3D表示を行う。
ステップS104で表示するメッセージ表示としては、図10のように単純にOKだけでなく、次番組の表示方式を2D映像にするか3D映像にするかを明記する方法も考えられる。その場合のメッセージと、ユーザー応答受信オブジェクトの例を図12および図13に示す。
このようにすると前記のような“OK”の表示に比べ、ユーザーがボタン押下後の動作をより判断しやすくなる他、明示的に2Dでの表示を指示できるなど(1202に記載の“2Dで見る”押下時には、ユーザー3D視聴準備状態をNGと判定)、利便性が高まる。
また、ユーザーの3D視聴準備状態の判定は、ここではリモコンでのユーザーメニューの操作としているが、他にも例えば3D視聴補助装置が発信するユーザー装着完了信号により、前記3D視聴準備状態を判定する方法や、撮像装置でユーザーの視聴状態を撮影し、前記撮影結果から画像認識やユーザーの顔認識を行い、3D視聴補助装置を着用していることを判定しても良い。
このように判定することにより、ユーザーが何か受信装置に対して操作を行う手間を省くことが可能になり、さらに誤操作で2D映像視聴と3D映像視聴を誤って設定してしまうことを避けることが可能になる。
また、別の方法としては、ユーザーがリモコンの<3D>ボタンを押下した場合に、3D視聴準備状態をOKと判断、ユーザーがリモコンの<2D>ボタンまたは<戻る>ボタンまたは<キャンセル>ボタンを押下した場合に、3D視聴準備状態をNGと判定する方法もある。この場合は明確で容易にユーザーが自分の状態を装置に通知できるが、誤操作や誤解による状態送信などのデメリットも考えられる。
また、上記例において、現在の番組の情報を取得せず、事前に取得した次の番組の番組情報のみを判定して処理を行うことも考えられる。この場合は、図11のステップS201において、現在の番組が3D番組かの判定を行なわず、事前に(例えば図6のステップS101)取得した番組情報を使用する方法も考えられる。この場合は処理構造が簡易になるなどのメリットが考えられるが、突如番組構成が変更になり、次番組が3D番組でなくなるような場合にも3D映像切替処理が実行される可能性があるなどのデメリットが存在する。
次に、3D番組開始時に録画を開始し、ユーザーが3D番組視聴の準備を完了した時点で、番組を最初から視聴可能とする場合のシステム制御部51の処理フローについて説明する。3D番組が始まる前までの処理については、図14に記載のとおりである。図14のS101〜S104は図6と同様であるが、図6と異なる点は、ステップS301が追加された点である。
具体的な動作としては、次番組が3D番組で(S102のyes)、次番組開始までX分以下(S103のyes)、の際に、記録準備動作を開始する(S301)。ここでの記録準備動作とは、例えばHDDのスタンバイ状態解除やスピンアップ動作、または記録用の信号切替開始や記録用選局の実施など、記録の準備段階となる動作については、このステップで実施しておくことが望ましい。
その後3D番組が開始された後のシステム制御部51の処理フローを図15に示す。ユーザーの3D視聴準備状態を判定する(S201、S202、S204、S205)までの処理フローは、図11に示した処理フローと同様である。
その後3D視聴準備状態がOKで無い場合(S205のno)、現在の番組を記録中か判定を行う。現在番組が記録中で無い場合は(S401のno)、現在番組の記録を開始する(S402)。現在番組を記録中の場合には(S401のyes)、特に処理を行わず次のステップに進む。
記録制御を行った後には、ユーザーに対して図16に示すような、3D番組が始まったことと、ユーザーにその後の動作を選択させる旨のメッセージ1601を表示し(S403)、映像を2D表示に切り替えて(S203)処理を終了する。
図16の画面表示におけるユーザー選択の判定方法の一例としては、ユーザーがリモコンを操作し、リモコンの<3D>ボタンを押下した場合または画面の「OK/3D」にカーソルを合わせリモコンの<OK>ボタンを押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替”と判定する。
または、ユーザーがリモコンの<キャンセル>ボタンまたは<戻る>ボタンを押下した場合または画面の「キャンセル」にカーソルを合わせリモコンの<OK>を押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替以外”と判定する。これ以外にも、例えば上記3D視聴準備状態がOKになる動作が行われた場合(例えば3Dメガネ装着)には、ユーザー選択は“3D切替”となる。
ユーザーが選択を行った後に実行されるシステム制御部51の処理フローについて、図17に示す。ユーザー選択結果を、システム制御部51はユーザー指示受信部52から取得する(S501)。ユーザー選択が、“3D切替”で無かった場合(S502のno)、映像は2D表示をし(S503)、現在の番組の記録をしていた場合は停止して(S504)そのまま終了する。
ユーザーの選択が“3D切替”であった場合(S502のyes)、映像を3D表示し(S505)、現在の番組を最初から再生するように、上記記録媒体からの再生処理を実施する。
このようにして、番組再生開始時にユーザーが3D視聴準備を完了していない場合でも、ユーザーが3D視聴準備完了後、番組の最初から3Dで視聴をすることが可能になる。
また、S403で提示するメッセージとして、図18の1801に示すように、「このまま3Dを視聴する」という旨のメッセージを含むことにより、ユーザーの選択可能な動作を明示的に増やすことが可能になる。この場合のユーザー選択の判定方法の一例としては、ユーザーがリモコンを操作し、画面の「最初から見る」にカーソルを合わせ、リモコンの<OK>ボタンを押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替かつ最初から視聴”と判定する。
または、ユーザーが画面の「このまま3Dに」にカーソルを合わせ、リモコンの<OK>を押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替かつこのまま視聴”と判定し、または、ユーザーが画面の「キャンセル(2D表示)」にカーソルを合わせ、リモコンの<OK>を押下した場合は、ユーザー選択は“2D切替”と判定する。
この場合に、ユーザーが選択を行った後に実行されるシステム制御部51の処理フローを図19に示す。S501からS505までの動作は図17と同様である。ユーザーの選択が“3D切替”であった場合(S502のyes)に映像を3D表示した後(S505)、ユーザーの選択が最初から視聴か否かを判定する。
ユーザー選択が最初から視聴であった場合(S506のyes)、現在の番組を最初から再生するように、上記記録媒体からの再生処理を実施する。ユーザー選択が最初から視聴でない場合(S506のno)、現在の番組の記録を停止し(S504)、そのまま続きから再生する。
このようにユーザー選択の結果により、ユーザーが3D視聴の準備を完了した後に、現在の続きから3Dで番組を視聴するか、最初から3Dで番組を視聴するか、または2Dで視聴するかを選択することができる。
ここで、ユーザーが3D視聴を準備完了するまでは、特定の映像と音声のみを表示し、番組の映像および音声を表示しない方法について説明する。これは、例えばユーザーが3D視聴準備完了していない状態で番組が始まってしまった場合、内容について準備完了するまで視聴をしたくない場合(例えばスポーツ中継で、結果がわかってしまうなど)に配慮するものである。
その場合の3D番組開始時にシステム制御部51で実行される処理フローを図20に示す。図15の処理フローと異なる点は、S403でメッセージを表示した後、特定映像音声を表示するステップ(S601)が追加された点である。
ここでいう特定映像音声とは、例えば映像であれば、3D準備を促すメッセージ、黒画面、番組の静止画、などが挙げられ、音声としては、無音、または固定パターンの音楽(環境音楽)などが挙げられる。
固定パターン映像(メッセージや環境映像、または3D映像等)の表示については、映像復号装置30内部または図に記載していないROMまたは記録媒体26からデータを読み出し、映像復号装置30が復号して出力することにより実現できる。黒画面の出力については、例えば映像復号装置30が黒色を表す信号のみの映像を出力または画面構成制御装置32が出力信号のミュートまたは黒映像の出力、により実現できる。
また、固定パターン音声(無音、環境音楽)の場合も同様に、音声復号装置31の内部またはROMまたは記録媒体26からデータを読み出して復号出力、出力信号のミュート等により実現できる。
番組映像の静止画の出力については、システム制御部51から記録再生制御部58に対して、番組の再生および映像の一時停止を指示することにより実現できる。ユーザー選択を実施した後のシステム制御部51の処理は上記と同様、図17のように実行する。
これによりユーザーが3D視聴準備を完了するまでの間、番組の映像や音声を出力しないことが可能になる。
ユーザーが選局操作を行いCHを変更した場合等、現在の番組の番組情報が変更となった場合についても、図15または図20に記載の処理フローがシステム制御部51で実行される。この場合についても、上記と同様の処理が行われる。
これにより、番組が切り替わった場合に、視聴番組が3D番組以外の番組は2Dで表示され、またユーザーの3D視聴準備がすでにできている場合には映像が3D表示に切替られ、またユーザーが3D視聴準備できてない場合には、現在番組の記録が実施され、図16または図18のメッセージが表示されその後の動作が選択可能となるといった効果がある。
上記3D番組の記録動作については、電力を通常より消費する場合や、動作負荷がユーザー操作の妨げになる場合もある。そのような場合にはユーザーが事前に設定することにより3D番組の自動記録を行わない設定も可能となる。
ユーザー設定画面の例を図21に示す。これは3D番組の自動記録の有無を設定するユーザーメニューで、ここで2101は選択可能なボタンをあらわしており、ここでユーザーが“OFF”を選択することにより、3D番組の自動記録を行わないことが可能になる。この画面でユーザーが“OFF”を設定すると、ユーザー指示受信部52からシステム制御部51に対して、ユーザー設定の“3D番組自動記録”の“OFF”が通知される。
図21で説明したユーザーメニューでの設定に対応した、システム制御部51のフローチャートを図22に示す。図15および図20のフローチャートと異なる点は、ユーザーが3D準備OKで無い場合(S205のno)、3D番組自動記録のユーザー設定状態を確認し、“3D番組自動記録”のユーザー設定がOFFであった場合(S701のyes)、S402の記録処理が行われない点である。
このように、ユーザーが希望しない場合には、3D番組の自動記録を行わず、電力消費を抑え、不要な動作を行わせないことが可能になる。
次に、記録媒体からの再生開始時に、再生コンテンツが3D番組かを判定し、またユーザーの3D準備状態を確認して処理を行う方法について説明する。再生開始時のシステム制御部51の処理フローの一例を図23に示す。
上述の処理と異なる点は、番組開始前の処理(図14)が無い点と、現在番組の記録判定(図15,20.22のS401)および記録処理(図15,20.22のS402)、が無く、再生一時停止処理(S610)が追加された点である。
3D視聴準備状態の判定を行う(S205)までは、図15に示す処理と同様である。その後3D視聴準備状態がNGの場合(S205のno)、再生動作を一時停止する(S610)ように、システム制御部51は記録再生制御部58に指示する。その後図16に示すようなメッセージ表示を行い(S403)、図20のS601で説明した処理と同様の方法で特定映像音声を表示する(S601)。
ユーザーが選択を行った後に実行されるシステム制御部51の処理フローについて、図24に示す。ユーザー選択結果を、システム制御部51はユーザー指示受信部52から取得する(S501)。ユーザー選択が、“3D切替”で無かった場合(S502のno)、映像は2D表示をする(S503)。
また、ユーザーの選択が“3D切替”であった場合(S502のyes)、映像を3D表示する。その後、システム制御部51は一時停止していた再生動作を再開するように、記録再生制御部58に指示する(S611)。
このようにして、記録媒体からの再生時について、視聴番組が3D番組以外の番組は2Dで表示され、またユーザーの3D視聴準備がすでにできている場合には映像が3D表示に切替られ、またユーザーが3D視聴準備できてない場合には、再生を一時停止し、図16のメッセージが表示されその後の動作が選択可能になり、ユーザーが動作選択後、ユーザーの選択に合わせた映像表示で番組が再生される。このように再生動作の場合には、ユーザーが3D準備完了となるまで、再生動作を一時停止しておくことにより、無駄な再生処理を行わず、省電力を実現できるといった効果もある。
次に、選局等で番組を切り替えた結果、現在の番組が3D番組であった場合に、ユーザーの3D視聴準備状態がOKであれば3D映像を表示し、OKで無い場合にはメッセージを表示して3D視聴準備を促す例について説明する。この場合のシステム制御部51の処理フローを図25に示す。
この処理フローは、例えば選局や電源ONなど、現在の番組の番組情報が変更になった場合に実行される。3D視聴準備状態を判定する(S201S202、S204、S205)までの処理フローは、図11や図15と同様である。
その後、3D視聴準備状態がOKで無い場合(S205のno)、ユーザーに対して図16に示すような、3D番組が始まったことを通知し、ユーザーにその後の動作を選択させる旨のメッセージを表示し(S403)、映像を2D表示に切り替えて(S203)処理を終了する。
図16の画面表示におけるユーザー選択の判定方法の一例としては、ユーザーがリモコンを操作し、リモコンの<3D>ボタンを押下した場合、または画面の「OK/3D」にカーソルを合わせ、リモコンの<OK>ボタンを押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替”と判定する。
または、ユーザーが、リモコンの<キャンセル>ボタンまたは<戻る>ボタンを押下した場合、または画面の「キャンセル」にカーソルを合わせ、リモコンの<OK>を押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替以外”と判定する。
これ以外にも、例えば上記3D視聴準備状態がOKになる動作が行われた場合(例えば3Dメガネ装着)には、ユーザー選択は“3D切替”としてもよい。
ユーザーが選択を行った後のシステム制御部51の処理フローについて、図26に示す。ユーザーがメニュー表示の中から何を選択したかを、システム制御部51はユーザー指示受信部52から取得する(S501)。ユーザーの選択が、“3D切替”で無かった場合(S502のno)、映像は2D表示をして(S503)終了する。ユーザーの選択が“3D切替”であった場合(S502のyes)、映像を3D表示して(S505)終了する。
このようにして、ユーザーが選局等で番組を切り替えた結果、現在の番組が3D番組であった場合に、ユーザーの3D視聴準備状態がOKであれば3D映像を表示し、OKで無い場合には2Dの映像を表示してメッセージを表示し、ユーザーの3D視聴準備ができてから3D映像に容易に切り替えることが可能となる。また現在の番組が3D番組であることをユーザーは容易に知ることができ、またすでにユーザーの3D視聴準備状態がOKである時には、不要に2D映像が切り替わったり、メッセージが表示されたりせず、即座に3D番組を視聴することが可能になる。
この例では記録装置を使用していないため、例えば記録装置を使用できない(例えば他の番組を記録中でリソースが不足している、記録装置を具備していない)場合において有用である。例えば、図15や図20を用いて説明した処理フローにおいて、記録動作が不可能な場合などは、こちらの例を実施することが望ましい。
上記で説明した実施例によれば、3D番組の開始部分について、事前にユーザーが3D視聴準備を完了できたり、3D番組の開始に間に合わない場合には記録再生機能を用いてユーザーが3D番組を視聴する準備が完了してから再度映像表示をさせたりするなど、より良い状態でユーザーが3D番組を視聴することが可能になる。また、ユーザーにとって望ましいと思われる表示方法(3D映像を視聴したい場合に3D映像表示、またはその逆)へ映像表示を自動的に切り替えるなど、ユーザーの利便性を高めることが可能になる。また、選局により3D番組へと切り替えた場合や、記録されている3D番組の再生開始時なども同様の効果が期待できる。
1 送信装置
2 中継装置
3 ネットワーク
4 受信装置
10 記録再生装置
11 ソース発生部
12 エンコード部
13 スクランブル部
14 変調部
15 送信アンテナ部
16 管理情報
17 暗号化部
18 通信路符号化部
19 ネットワークI/F部
21 CPU
22 汎用バス
23 チューナ
24 デスクランブラ
25 ネットワークI/F
26 記録媒体
27 記録再生制御装置
28 信号切替え装置
29 多重分離装置
30 映像復号装置
31 音声復号装置
32 画面構成制御装置
33 制御信号送受信部
34 タイマー
41 映像出力部
42 音声出力部
43 制御信号出力部
44 機器制御信号送信
45 ユーザー操作入力
51 システム制御部
52 ユーザー指示受信部
53 機器制御信号送信部
54 番組情報解析部
55 時間管理部
56 ネットワーク制御部
57 復号制御部
58 記録再生制御部
59 選局制御部
60 OSD作成部
61 画面構成制御部

Claims (9)

  1. 映像情報が入力される入力部と、
    前記入力部に入力された映像情報を復号する復号部と、
    前記復号部で復号された映像情報を出力する出力部とを有し、
    一定時間経過後に前記入力部に入力される映像情報が3D映像情報であった場合に、前記出力部から3D映像情報を出力する予定がある旨のメッセージを通知することを特徴とする映像処理装置。
  2. 請求項1の映像処理装置であって、
    前記3D映像情報を出力する予定がある旨のメッセージには、当該3D映像情報の出力を開始するまでの時間又は当該3D映像情報を出力する時刻が含まれることを特徴とする映像処理装置。
  3. 請求項1の映像処理装置であって、
    前記3D映像情報を出力する予定がある旨のメッセージには、3D映像の視聴の可否の確認に用いる3D映像が含まれることを特徴とする映像処理装置。
  4. 請求項1の映像処理装置であって、
    前記出力部は、ユーザの状態に応じて前記3D映像情報を3D映像情報として出力するか2D映像として出力するかの切り替えを行うことを特徴とする映像処理装置。
  5. 映像情報が入力される入力部と、
    前記入力部に入力される映像情報を記録媒体に記録する記録部と、
    前記入力部に入力された映像情報または前記記録部に記録された映像情報を復号する復号部と、
    前記復号部で復号された映像情報を出力する出力部と、を有し、
    ユーザが3D映像を視聴可能な状態でない場合に前記入力部に3D映像情報が入力されると、前記記録部は当該3D映像情報の記録を開始することを特徴とする映像処理装置。
  6. 請求項5の映像処理装置であって、
    前記記録部で3D映像情報の記録を開始した後、ユーザの指示に応じて、前記記録部に記録した3D映像情報の出力、前記入力部に入力される3D映像情報の3D映像情報としての出力、及び前記入力部に入力される3D映像情報の2D映像情報としての出力のうちのいずれかの出力を行うことを特徴とする映像処理装置。
  7. 請求項5の映像処理装置であって、
    前記記録部における3D映像情報の記録の開始から、当該記録された3D映像情報の出力までの間に、前記出力部は所定の画像を出力することを特徴とする映像処理装置。
  8. 映像情報を記録媒体に記録する記録部と、
    前記記録部に記録された映像情報を復号する復号部と、
    前記復号部で復号された映像情報を出力する出力部と、を有し、
    前記出力部から出力される映像情報が3D映像情報であって、ユーザが3D映像を視聴可能な状態でない場合は、前記出力部からユーザに対して3D映像を視聴可能な状態にすることを促すメッセージが出力されることを特徴とする映像処理装置。
  9. 映像情報を記録媒体に記録する記録部と、
    前記記録部に記録された映像情報を復号する復号部と、
    前記復号部で復号された映像情報を出力する出力部と、を有し、
    前記出力部から出力される映像情報が3D映像情報であって、ユーザが3D映像を視聴可能な状態でない場合は、前記出力部からの3D映像情報の出力を一時停止することを特徴とする映像処理装置。
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