JP2011225191A - ラックピニオン式舵取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ギヤハウジング20内でラック軸12とピニオンシャフト24を噛合させ、この噛合方向にラックガイド31を前記ギヤハウジング20に摺動可能に案内し、このラックガイド31にラック軸12を背後から押し付けるローラ38を回転可能に軸支し、ローラ38を挟んだ両側でラック軸12の背後に摺動可能に当接する摺動部40、41を前記ラックガイド31に設け、ラックガイド31をバネ34によってラック軸12へ付勢するようにしたラックピニオン式舵取装置において、
前記ローラ38に断面円弧状の凹み38aを全周に渡って形成し、この凹み38aに係合する断面円弧状の突起12dを前記ラック軸12に形成した。
【選択図】図2
Description
蓋32の外周にはめねじ30aに噛合するおねじ部32aが形成され、このおねじ部32aにロックナット33が噛合している。ロックナット33がギヤハウジング20の端面に当った状態でこれをさらに締め付けることによって、蓋32の緩みを防止している。蓋32とラックガイド31間には複数の皿バネ34が積み重ねられた状態で介挿され、皿バネ34が半径方向に移動しないように、皿バネ34はラックガイド31の蓋32側の端面に形成された円環部31aに遊嵌されている。
円環部31aに対してピニオンシャフト24側でラックガイド31にリング溝31bが形成され、このリング溝31bにOリング35が嵌め込まれている。リング溝31bに対してピニオンシャフト24側でラックガイド31にピニオンシャフト24と平行にピン穴31cが形成され、このピン穴31cにピン36が圧入されている。ラックガイド31の中心にはピン穴31cからピニオンシャフト24側に開口するローラ挿入穴31dが形成され、ローラ挿入穴31dはラックガイド31の摺動方向と直交する断面形状が四角形状になるように形成されている。
ピン36にはローラ挿入穴31dに対応する位置で2つのローラ用ブッシュ37が嵌め込まれ、2つのローラ用ブッシュ37にローラ38が嵌め込まれている。各ローラ用ブッシュ37の一端には半径方向に突出したフランジ部37aが形成され、各フランジ部37aはローラ挿入穴31dの壁に当接している。
2つのフランジ部37aでローラ38を挟み込むことによって、ローラ38の軸方向の移動を阻止している。つまり、ローラ38はローラブッシュ37によって軸方向の移動を阻止されながら、回転のみ許容される。2つのローラ用ブッシュ37に対しローラ38が回転できるように、ローラ用ブッシュ37とローラ38間には、ラジアル方向とスラスト方向にごくわずかな隙間が存在する。ローラ挿入穴31dのピニオンシャフト24側には、断面ハの字形状に傾斜した傾斜面31e、31fが形成され、各傾斜面31e、31fはラックガイド31の軸線を中心に図3の上下対称に形成されている。各傾斜面31e、31fにはラック軸用シート40、41がそれぞれ固着され、各ラック軸用シート40、41はラック軸12の背面側に形成した一対の傾斜面12b、12cに摺動可能に当接している。一対の傾斜面12b、12c間でラック軸12にローラ38側へ突出した突起12dが形成され、この突起12dでラック軸12はローラ38に転動可能に支持されている。
この場合、前記ラック軸用シート40、41が、ラックガイド31に設けられた摺動部に該当する。ラック軸12に余り力がかかっていない状態において、ラック軸用シート40、41とラック軸12の傾斜面12b、12c間には、ごく僅かな隙間が存在するか、ラック軸用シート40、41に対しラック軸12の傾斜面12b、12cが軽く触れている。
Claims (6)
- ギヤハウジング内でラック軸とピニオンシャフトを噛合させ、この噛合方向にラックガイドを前記ギヤハウジングに摺動可能に案内し、このラックガイドにラック軸を背後から押し付けるローラを回転可能に軸支し、ローラの回転軸線方向においてローラの両側でラック軸の背後に摺動可能に当接する摺動部を前記ラックガイドに設け、ラックガイドをバネによってラック軸へ付勢するようにしたラックピニオン式舵取装置において、
前記ローラに凹みを全周に渡って形成し、この凹みに係合する突起を前記ラック軸に形成したことを特徴とするラックピニオン式舵取装置。 - 請求項1に記載のラックピニオン式舵取装置において、
ローラの凹みは断面円弧状であり、突起は凹みに係合するように断面円弧状に形成したことを特徴とするラックピニオン式舵取装置。 - 請求項2に記載のラックピニオン式舵取装置において、
前記突起を1つの第1の中心回りに1つの第1の径で円弧状に形成し、前記凹みを前記第1の中心を挟んで両側の2つの第2の中心回りに前記第1の径よりも大きい第2の径でそれぞれ円弧状に形成し、突起と凹みが第1の中心を挟んだ両側の2ヶ所で接触するようにしたことを特徴とするラックピニオン式舵取装置。 - 請求項1、2、3に記載のラックピニオン式舵取装置において、
ラック軸は、断面Y字形のY形ラック軸であることを特徴とするラックピニオン式舵取装置。 - 請求項1、2、3、4に記載のラックピニオン式舵取装置において、
前記摺動部は、ラックガイドのラック軸側に取付けられるシート状のラック軸用シートであることを特徴とするラックピニオン式舵取装置。 - 請求項1、2、3、4に記載のラックピニオン式舵取装置において、
前記摺動部は、ラックガイドのラック軸側に取付けられる棒状のラック軸用棒状部材であることを特徴とするラックピニオン式舵取装置。
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