JP2011123531A - ネットワークシステム、通信方法、通信端末、および通信サーバ - Google Patents

ネットワークシステム、通信方法、通信端末、および通信サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、他の通信手段を利用しなくとも、相手の状態を把握することができるネットワークシステムを提供する。
【解決手段】ネットワークシステム1は、サーバ200と複数の端末100A,100B,100Kとを含む。サーバ200は、ルーム毎にコンテンツと端末100Aの状態を示すステータスとを記憶する。サーバ200は、端末100Aから受信したステータスをルームに対応付けてメモリに格納し、指定されたルームに対応付けられたコンテンツとステータスとを端末100Bに送信する。複数の端末100A,100B,100Kの各々は、ステータスをサーバ200に送信し、入力デバイスを介して入力されるルームの指定をサーバ200に送信し、サーバ200から受信したコンテンツとステータスとをディスプレイに表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末がサーバからコンテンツを取得するネットワークシステムの技術に関し、特に複数の端末の各々が当該複数の端末の各々のユーザに対応付けられたルームのコンテンツを受信するネットワークシステムの技術に関する。
端末のユーザにチャットルームや掲示板を提供するサービスが知られている。このサービスにおいては、複数のユーザ(端末)が、サービス提供者(サーバ)に対して、複数のユーザ間でメッセージを交換するための仮想的な場(チャットルーム)を要求する。サービス提供者は、その要求に応じて、ユーザ毎に割り当てられたチャットルームや掲示板などを当該複数のユーザに提供する。
たとえば、特開2004−199134号公報(特許文献1)には、チャットシステムが開示されている。特開2004−199134号公報(特許文献1)によると、チャットサーバは、新規にチャットルームを開設する際に、そのチャットルームへの入室を促すユーザの電子メールアドレスを入力させ、又は、あらかじめ登録されているユーザ情報の中からそのチャットルームへの入室を促すユーザの電子メールアドレスを選択させ、チャットルームの開設後に電子メールアドレス宛に、チャットルームの開設通知メールを送信する。チャットルームオーナのパソコンと他のユーザのパソコンとの間が、当該チャットルームを共有化できる状態で相互に接続されていない場合であっても、当該ユーザに対してチャットルームの開設を知らせることができ、チャットルームへの入室を積極的に促して無為な待ち時間の短縮を可能とすることができる。
また、特開2006−107306号公報(特許文献2)には、サーバレンタルシステムが開示されている。特開2006−107306号公報(特許文献2)によると、サーバ管理者が管理するサーバを分割してチャットルームとして、イベントの開催および参加を希望するユーザ端末に対し該チャットルームを利用させるためのサーバレンタルシステムであって、イベントの開催を希望するユーザからの依頼を受け付け、該ユーザに対し、サーバ内のチャットルームをレンタルするルームオーナ受付手段と、イベントへの参加を希望するユーザに対し、ゲストとしてチャットルームへの入室を認めるゲスト受付手段とを備えることを特徴とする。
また、特開2002−108792号公報(特許文献3)には、チャット方法が開示されている。特開2002−108792号公報(特許文献3)によると、ユーザ認証部は、格納してある発言内容を参照できるアクセス権を所有しているかどうかを調べる。発言内容格納領域は、チャットルームにて発言された内容をリアルタイムで保存する。検索部は、発言内容格納領域からクライアントからの条件に合った発言を検索する。通知手段は、過去の発言内容が参照されたことを、チャットルームにいる全員へ通知する。
特開2004−199134号公報 特開2006−107306号公報 特開2002−108792号公報
しかしながら、従来のチャットシステムでは、ユーザは電話や電子メールなどの通信手段を利用しなれば、ユーザがアクセスしているルームにチャット相手もアクセスしているか否か、あるいはユーザが閲覧しているコンテンツをチャット相手も閲覧しているか否かを把握することができなかった。すなわち、ユーザは、相手の状態を把握することができなかった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが、他の通信手段を利用しなくとも、相手の状態を把握することができるネットワークシステムを提供することである。
この発明のある局面に従うと、複数の端末とサーバとを備えるネットワークシステムが提供される。サーバは、複数の端末と通信するためのサーバ通信デバイスと、端末のユーザに対応するルーム毎に、コンテンツと端末の状態を示すステータスとを記憶するためのメモリと、端末から送信されるステータスを当該端末のユーザに対応するルームに対応付けてメモリに格納する第1サーバ制御と、端末から送信されるルームの指定に応じて、メモリを参照することによって当該指定のルームに対応付けられたコンテンツとステータスとを当該端末に送信する第2サーバ制御とを有するサーバプロセッサとを含む。複数の端末の各々は、ディスプレイと、入力デバイスと、サーバと通信するための端末通信デバイスと、自己の端末の状態をステータスとしてサーバに送信する第1端末制御と、入力デバイスを介して入力されるルームの指定をサーバに送信することで、サーバから送信される当該指定のルームに対応するコンテンツとステータスとをディスプレイに表示する第2端末制御とを有する端末プロセッサとを含む。
好ましくは、端末の状態を示すステータスは、当該端末が当該端末のユーザに対応するルームのコンテンツを表示しているか否かを示す。
好ましくは、サーバプロセッサは、端末からの第1の要求に基づいて、メモリを参照することによって、サーバ通信デバイスを介して複数のルームに対応するステータスを示すリストを送信する。端末プロセッサは、サーバから受信したリストをディスプレイに表示させ、入力デバイスを介してリストの中からルームを選択するための命令をルームの指定として受け付ける。
好ましくは、サーバプロセッサは、端末からの第2の要求に応じて、当該端末に対応するルームへの他の端末のアクセスを禁止する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末とサーバとを備えるネットワークシステムにおける通信方法が提供される。サーバは、端末のユーザに対応するルーム毎に、コンテンツと端末の状態を示すステータスとを記憶するメモリを含む。通信方法は、複数の端末のうちの第1の端末が、第1の端末のステータスをサーバに送信するステップと、サーバが、第1の端末のステータスをメモリに記憶するステップと、複数の端末のうちの第2の端末が、第1の端末のユーザに対応するルームの指定をサーバに送信するステップと、サーバが、指定のルームに対応するコンテンツとステータスとを第2の端末に送信するステップと、第2の端末が、コンテンツとステータスとをディスプレイに表示するステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、ルーム毎にコンテンツとステータスとを記憶するサーバと通信するための通信端末が提供される。通信端末は、ディスプレイと、入力デバイスと、サーバと通信するための端末通信デバイスと、自己の端末の状態をステータスとしてサーバに送信する第1端末制御と、入力デバイスを介して入力されるルームの指定をサーバに送信することで、サーバから送信される当該指定のルームに対応するコンテンツとステータスとをディスプレイに表示する第2端末制御とを有する端末プロセッサとを含む。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末と通信するためのサーバ通信デバイスと、端末のユーザに対応するルーム毎に、コンテンツと端末の状態を示すステータスとを記憶するメモリと、端末から送信されるステータスを当該端末のユーザに対応するルームに対応付けてメモリに格納する第1サーバ制御と、端末から送信されるルームの指定に応じて、メモリを参照することによって当該指定のルームに対応付けられたコンテンツとステータスとを当該端末に送信する第2サーバ制御とを有するサーバプロセッサとを備える通信サーバが提供される。
以上のように、本発明によって、ユーザが、他の通信手段を利用しなくとも、相手の状態を把握することができるようになる。
本実施の形態に係るネットワークシステムを示す概略図である。 本実施の形態に係るサーバに設立されたユーザ毎のルーム同士の関係を示すイメージ図である。 サーバから送信されたリストを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末の外観を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る通信端末のメモリに記憶されるルーム管理データベースを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末におけるログイン処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る通信端末における自分のルームへの入室処理の処理手順を示すフローチャートである。 ログイン直後に自分のルームを表示するタッチパネルを示すイメージ図である。 自身の描画操作後の自分のルームを表示するタッチパネルを示すイメージ図である。 他人の描画操作後の自分のルームを表示するタッチパネルを示すイメージ図である。 ステータスを切り替えたときのタッチパネルを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末におけるリスト表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る通信端末における他人のルームへの入室処理の処理手順を示すフローチャートである。 他人のルームを表示するタッチパネルを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るサーバにおける処理手順を示す第1のフローチャートである。 本実施の形態に係るサーバにおける処理手順を示す第2のフローチャートである。 本実施の形態に係るサーバにおける処理手順を示す第3のフローチャートである。 本実施の形態に係るサーバにおける処理手順を示す第4のフローチャートである。 初期化時におけるリストを示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、本実施の形態に係るネットワークシステム1について説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム1を示す概略図である。
図1を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム1は、複数の通信端末100A,100B,100Kと、サーバ200と、ネットワーク300とを含む。通信端末100A,100B,100Kは、携帯電話、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する。)、PND(Personal Navigation Device)、PDA(Personal Data Assistance)などのような他の情報通信機器であってもよい。ネットワーク300は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの専用回線や、インターネットや仮想プライベートネットワークなどの公衆回線からなり、さらにその一部または全部が無線LANなどの無線通信回線であってもよい。
通信端末100A,100B,100K、サーバ200の各々は、ネットワーク300に接続可能である。通信端末100A,100B,100K、サーバ200の各々は、さらに図示しないキャリア網やLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を介してネットワーク300に接続可能であってもよい。
より詳細には、通信端末100A,100B,100K、サーバ200は、自身を識別するための識別情報(たとえば、メールアドレスやIP(Internet Protocol)アドレスなど)が割り当てられる。本実施の形態においては、通信端末100A,100B,100Kがネットワーク300にアクセスする際に、図示しないサーバなどによって当該通信端末100A,100B,100KにIPアドレスが割り当てられるものとする。IPアドレスの割り当て処理の詳細は公知であるので、ここでは説明を繰り返さない。
通信端末100A,100B,100K、サーバ200は、内部の記録媒体に他の通信端末の識別情報を記憶する。これによって、通信端末100A,100B,100K、サーバ200は、他の機器の識別情報に基づいてネットワーク300などを介して当該機器とデータ送受信を行なうことができる。
サーバ200は、通信端末100A,100B,100Kのユーザ毎にルームを設立する。より詳細には、サーバ200は、ユーザに対応付けられたルーム毎にテキストや画像などのコンテンツ(ページ情報)を記憶する。通信端末100A,100B,100Kは、サーバ200に閲覧要求を送信することによって、各ルームのコンテンツを閲覧することができる。通信端末100A,100B,100Kは、サーバ200に描画要求を送信することによって、各ルームのコンテンツを更新することができる。
図2は、本実施の形態に係るサーバ200に設立されたユーザ毎のルーム同士の関係を示すイメージ図である。図2を参照して、本実施の形態に係るサーバ200には、通信端末100A,100B,100Kのユーザのそれぞれを所有者とするルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kが設立されている。
サーバ200は、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kのそれぞれに対応付けて、ルームにアクセス可能なユーザ(通信端末)を記憶する。たとえば、ルームAの所有者である通信端末100Aのユーザは、ルームB,C,D,E,F,G,Hにアクセス可能である。
サーバ200は、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kのそれぞれに対応付けて、ルームの所有者であるユーザ(通信端末)が当該ルームのコンテンツを閲覧している(STAY中である)か否かを示す情報(ステータス)を記憶する。たとえば、ルームA,B,C,F,Iの所有者であるユーザは、自分のルームのコンテンツを閲覧中である。当該ユーザは、他のルームのコンテンツを閲覧した後に自分のルームに戻ってきているかもしれないし、はじめから自分のルームのコンテンツのみを閲覧しているかもしれない。一方、ルームD,E,G,H,J,Kの所有者であるユーザは、他のルームのコンテンツを閲覧中であるか、サービス自体を利用していない。
サーバ200は、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kの各々に対応付けて、当該ルームに他のユーザ(通信端末)が入室可能か否かを示す情報、すなわち当該ルームのコンテンツを他のユーザ(通信端末)が取得可能であるか否かを示す情報を記憶する。たとえば、図2に示すタイミングでは、ルームA,B,C,D,G,I,Jのコンテンツは、他のユーザが閲覧することできる。ルームE,F,H,Kのコンテンツは、他のユーザが閲覧することができない。
そして、本実施の形態に係るネットワークシステム1では、通信端末の各々が、サーバ200から、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kのうちで、通信端末のユーザがアクセス権限を有するルームのリストを取得する。当該リストは、ルーム毎にステータスが対応付けられている。サーバ200は、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kのうちで、通信端末の各々に当該通信端末が現在入室可能なルームのリストを送信する。すなわち、サーバ200は、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kのうちで、通信端末のユーザがそのアクセス権限を有し、当該通信端末のユーザが入室可能なルームのリストを当該通信端末に送信する。
図3は、サーバ200から送信されたリスト105Aを示すイメージ図である。図3に示すように、たとえば、通信端末100Aは、そのタッチパネル105にサーバから送信されたリスト105Aを表示する。ユーザは、リスト105Aの中から入室したいルームを選択することによって、当該ルームのコンテンツを閲覧することができる。
そして、本実施の形態に係るネットワークシステム1では、ユーザがルームを選択する際に、当該ルームの所有者であるユーザが当該ルームのコンテンツを閲覧中であるか否かを把握することができる。換言すれば、ユーザは、それぞれのルームの所有者であるユーザが当該ルームを閲覧中であるか否かを把握した上で、当該ルームの画像やテキストを閲覧したり、当該ルームに画像やテキストを書き込んだりすることができる。
以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の構成について詳述する。
<通信端末100のハードウェア構成>
本実施の形態に係る通信端末100のハードウェア構成について説明する。以下では、通信端末100A,100B,100Kを通信端末100とも総称する。図4は、本実施の形態に係る通信端末100の外観を示すイメージ図である。図5は、本実施の形態に係る通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4および図5に示すように、本実施の形態に係る通信端末100は、ネットワークを介して外部の通信端末との間でデータを送受信する通信デバイス101と、プログラムや各種データを記憶するメモリ102と、コンテンツを表示するディスプレイ103と、命令を受け付けるタブレット104、各種情報の入力を受け付けるボタン106と、通信端末100の各部を制御するためのCPU(Central Processing Unit)110と、とを含む。
通信デバイス101は、CPU110からの出力データを通信信号に変換し、その通信信号をアンテナを介して発信する。通信デバイス101は、アンテナを介して受信した通信信号を入力データに変換し、その入力データをCPU110に入力する。
本実施の形態に係るディスプレイ103は、液晶パネルやCRT(Cathode Ray Tube)から構成される。そして、本実施の形態に係る通信端末においては、ディスプレイ103の下側(裏側)にタブレット104が敷設されている。これによって、ユーザは、たとえばスタイラスペンや指などを用いることによって、タブレット104を介して図形情報などをCPU110に手書き入力することができる。
本実施の形態に係るディスプレイ103とタブレット104とは、いわゆるタッチパネル105を構成する。ユーザは、スタイラスペン99などを用いてタッチパネル105に命令や手書き画像などを入力する。
ボタン106は、キー入力操作などによってユーザから情報を受け付ける。たとえば、ボタン106は、テンキーや決定キーなどを含み、文字の入力や選択命令などを受け付ける。
CPU110は、通信端末100の各部を制御する。CPU110は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)およびその他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
CPU110は、メモリ102から制御プログラムを読み出して、当該制御プログラムを実行する。そして、CPU110は、ボタン106を介してユーザから各種の命令を受け付ける。CPU110は、通信デバイス101やネットワーク300を介してサーバ200や外部の通信端末とデータの送受信を行なう。
たとえば、CPU110は、タブレット104を介して受け付けた手書き画像やボタン106を介して受け付けたテキストを、コンテンツとして、通信デバイス101を介してサーバ200に送信する。CPU110は、通信デバイス101を介して、サーバ200からコンテンツやリストを受信する。CPU110は、コンテンツやリストをメモリ102に記憶する。CPU110は、コンテンツやリストをディスプレイ103に表示させる。
メモリ102は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory(登録商標))、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory(登録商標))、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、マスクROM、PROM(Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable PROM)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、ハードディスク、その他のデータを記録保持可能な回路などによって実現される。
<サーバ200のハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係るサーバ200のハードウェア構成について説明する。図6は、本実施の形態に係るサーバ200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6を参照して、本実施の形態に係るサーバ200は、ネットワーク300を介して外部の通信端末100との間でデータを送受信する通信デバイス201と、プログラムや各種データを記憶するメモリ202と、サーバ200の各部を制御するためのCPU(Central Processing Unit)210とを含む。
通信デバイス201は、CPU210からの出力データを通信信号に変換し、その通信信号をアンテナを介して発信する。通信デバイス201は、アンテナを介して受信した通信信号を入力データに変換し、その入力データをCPU210に入力する。
CPU210は、サーバ200の各部を制御する。CPU210は、マイクロプロセッサ、FPGA、ASIC、DSPおよびその他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
CPU210は、メモリ202から制御プログラムを読み出して、当該制御プログラムを実行する。そして、CPU210は、通信デバイス201やネットワーク300などを介して外部の通信端末100とデータの送受信を行なう。
たとえば、CPU210は、通信デバイス201を介して、通信端末100からルームの指定を受け付ける。CPU210は、通信デバイス201を介して、通信端末100からコンテンツやステータスやリスト要求(第1の要求)や入室拒否要求(第2の要求)を受信する。CPU210は、コンテンツやステータスをメモリ202に記憶する。
CPU210は、通信デバイス201を介して、指定されたルームのコンテンツやステータスを当該通信端末100に送信する。CPU210は、リスト要求に応じて、通信デバイス201を介して通信端末100にリストを送信する。CPU210は、入室拒否要求に応じて、メモリ202の入室許可状態を変更する。
メモリ202は、たとえば、RAM、SRAM、DRAM、SDRAM、DDR−SDRAM、RDRAM、Direct−RDRAM、フラッシュメモリ、ROM、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM、FeRAM、ハードディスク、その他のデータを記録保持可能な回路などによって実現される。
以下では、本実施の形態に係るサーバ200のメモリ202が記憶するデータについて説明する。図6を参照して、メモリ202は、ルーム管理データベース2021として、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kに関するルーム管理情報を格納する。メモリ202は、ルームページ2022として、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kのコンテンツ(他人の閲覧ページ)を格納する。メモリ202は、ルーム一覧2023として、ルームA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kの所有者用の閲覧ページを格納する。メモリ202は、ログインページ2024を格納する。
以下では、本実施の形態に係る通信端末100のメモリ102に記憶されるルーム管理データベース2021について説明する。図7は、本実施の形態に係る通信端末100のメモリ102に記憶されるルーム管理データベース2021を示すイメージ図である。
図7を参照して、ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームの所有者名(MY_NAME)を格納する。ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームのアクセスコード(MY_ACCD)を格納する。
ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームの所有者から受信するステータスに応じて、ルームの所有者の状態(MY_STAT)を格納する。たとえば、ルームの所有者の通信端末100が、当該ルームのコンテンツを閲覧しているとき、ルームの所有者の状態(MY_STAT)は在室中(STAY)となる。一方、ルームの所有者の通信端末100が、当該ルームのコンテンツを閲覧していないとき、ルームの所有者の状態(MY_STAT)は訪問中(ABSENCE)となる。
ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームの所有者から受信する要求に応じて、ルーム状態(MYR_STAT)を格納する。たとえば、ルームに新たなユーザが入室可能な場合、ルーム状態(MYR_STAT)は開放中(OPEN)となる。一方、ルームに新たなユーザが入室不可能な場合、ルーム状態(MYR_STAT)は閉鎖中(CLOSE)となる。
ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームページの記憶アドレス、すなわちコンテンツの格納場所(RMADRS)を格納する。ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルーム一覧ページの記憶アドレス、すなわち所有者が閲覧可能な他のページの一覧ページの格納場所(RMLISTADRS)を格納する。
ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームへのアクセスが許可されているユーザ名(LU_NAME)を格納する。ルーム管理データベース2021は、ルーム毎に、ルームへのアクセスが許可されているユーザが所有するルームのアクセスコード(LU_ACCD)を格納する。
<ログイン処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100におけるサービス利用開始時のログイン処理の処理手順について説明する。図8は、本実施の形態に係る通信端末100におけるログイン処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8を参照して、CPU110は、通信デバイス101を介して、サーバ200にログインページを要求することによって、サーバからログインページを受信する(ステップS102)。CPU110は、受信したログインページをディスプレイ103に表示させる。図4に示すように、CPU110は、ディスプレイ103にユーザ名を入力するためのエリアとアクセスコードを入力するためのエリアとログインボタン105Eとを表示させる。
CPU110は、タッチパネル105またはボタン106を介して入力されたユーザ名およびアクセスコードをメモリ102に記憶する(ステップS104)。CPU110は、タッチパネル105を介してユーザがログインボタンを操作したか否かを判断する(ステップS106)。ユーザがログインボタンを操作しなかった場合(ステップS106にてNOである場合)、CPU110は、ステップS106からの処理を繰り返す。
ユーザがログインボタンを操作した場合(ステップS106にてYESである場合)、CPU110は、通信デバイス101を介してサーバ200に自分のログインページを送信するように要求する(ステップS108)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(ACCESS_MYRM)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、通信デバイス101を介してサーバからログイン認証に関するエラーメッセージを受信したか否かを判断する(ステップS110)。CPU110は、サーバ200からログイン認証のエラーメッセージを受信した場合(ステップS110にてYESである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。CPU110は、サーバ200からログイン認証のエラーメッセージを受信しなかった場合(ステップS110にてNOである場合)、ステップS202からの処理を実行する。
<自分のルームへの入室処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100における自分のルームへの入室処理の処理手順について説明する。図9は、本実施の形態に係る通信端末100における自分のルームへの入室処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9を参照して、CPU110は、通信デバイス101を介してサーバ200から自分のルームのページ(コンテンツ)を受信し、ディスプレイ103に当該ページを表示させる(ステップS202)。ここで、自分のルームを表示するための画面について説明する。
図10は、ログイン直後に自分のルームを表示するタッチパネル105を示すイメージ図である。図10を参照して、CPU110は、自分のルームを表示する際には、ディスプレイ103に、自分が既に描画したコンテンツや他人が既に描画したコンテンツを表示させる。CPU110は、当該コンテンツとともに、ルームへのアクセスの許可状態と禁止状態とを切り替えるための切替ボタン105Fと、他人のルームを閲覧するための外出ボタン105Gと、サービスからログアウトするための退出ボタン105Hと、画像を入力するための描画ボタン105Iと、画像を削除するための削除ボタン105Jとを、ディスプレイ103に表示させる。
図9に戻って、CPU110は、通信デバイス101を介して、サーバ200に、自分のルームの所有者状態(MY_STAT)をSTAY(在室中)に設定するように要求する(ステップS204)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(SET_OWNERST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、自身のルームを閲覧中である旨の情報(Per3)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、タッチパネル105を介してユーザから描画操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS206)。CPU110は、描画操作を受け付けた場合(ステップS206にてYESである場合)、通信デバイス101を介して入力された描画操作をサーバ200へと送信する(ステップS208)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(DRAW_MYRM)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、描画操作を示す情報(Per3)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、入力された描画操作に基づいて、ディスプレイ103に、描画内容を表示させる(ステップS210)。CPU110は、ステップS206からの処理を実行する。
図11は、自身の描画操作後の自分のルームを表示するタッチパネル105を示すイメージ図である。図11を参照して、CPU110は、タッチパネル105を介して受け付けた描画操作に基づいて、新たな画像やテキストをディスプレイ103に表示させる。
図9に戻って、CPU110は、ユーザから描画操作を受け付けなかった場合(ステップS206にてNOである場合)、通信デバイス101を介して「表示更新」コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS212)。CPU110は、「表示更新」コマンドを受信した場合(ステップS212にてYESである場合)、受信した「表示更新」コマンドに基づいて、描画内容をディスプレイ103に表示させる(ステップS214)。CPU110は、ステップS206からの処理を実行する。なお、この処理は、具体的には、「表示更新」コマンドとともにサーバから送信される、他のユーザによって描画操作された内容が更新された、このルームのページ(コンテンツ)を再表示(リロード)する処理となる。
図12は、他人の描画操作後の自分のルームを表示するタッチパネル105を示すイメージ図である。図12を参照して、CPU110は、受信した「表示更新」コマンドに基づいて、新たな画像やテキストをディスプレイ103に表示させる。
図9に戻って、CPU110は、「表示更新」コマンドを受信しなかった場合(ステップS212にてNOである場合)、タッチパネル105を介してユーザから所有ルーム属性変更操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS216)。CPU110は、ユーザから所有ルーム属性変更操作を受け付けた場合(ステップS216にてYESである場合)、通信デバイス101を介して、自分のルームのルーム状態(MYR_STAT)を切り換えるようにサーバ200に要求する(ステップS218)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(SET_MYRMST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、新たな状態を示す情報(Per3)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、ディスプレイ103を介してルーム状態の表示を変更する(ステップS220)。CPU110は、ステップS206からの処理を実行する。
図13は、ステータスを切り替えたときのタッチパネル105を示すイメージ図である。図13(A)は、ルームへのアクセスが許可されている状態におけるタッチパネル105を示すイメージ図である。図13(B)は、ルームへのアクセスが禁止されている状態におけるタッチパネル105を示すイメージ図である。図13に示すように、CPU110は、タッチパネル105の切替ボタン105Fを介してユーザからの切替命令を受け付けることにより、他の端末によるルームへのアクセスの許可状態と禁止状態とを切り替える。
図9に戻って、CPU110は、ユーザから所有ルーム属性変更操作を受け付けなかった場合(ステップS216にてNOである場合)、タッチパネル105を介してユーザから外出操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS222)。CPU110は、ユーザから外出操作を受け付けた場合(ステップS222にてYESである場合)、通信デバイス101を介してサーバ200に自分が訪問可能なルームの一覧ページを送信するように要求する(ステップS224)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(GET_RMLIST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)とをサーバ200に送信する。CPU110は、ステップS302からの処理を実行する。
CPU110は、ユーザから外出操作を受け付けなかった場合(ステップS222にてNOである場合)、タッチパネル105を介してユーザから退出操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS226)。CPU110は、ユーザから退出操作を受け付けなかった場合(ステップS226にてNOである場合)、ステップS206からの処理を繰り返す。
CPU110は、ユーザから退出操作を受け付けた場合(ステップS226にてYESである場合)、通信デバイス101を介して自分のルームの所有者状態(MY_STAT)をABSENSCE(不在)に設定するようにサーバ200に要求する(ステップS228)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(SET_OWNERST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、ABSENCE(Per3)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、自分のルームへの入室処理を終了する。本実施の形態においては、CPU110は、サービスの利用が終了することを示す画面をディスプレイ103に表示させる。たとえば、CPU110は、ブラウザのアプリケーションを終了したり、ログイン画面に移行したりする。
<リスト表示処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100におけるリスト表示処理の処理手順について説明する。図14は、本実施の形態に係る通信端末100におけるリスト表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
図14を参照して、CPU110は、通信デバイス101を介してサーバ200からリストのページを受信し、ディスプレイ103に当該ページを表示させる(ステップS302)。ここでは、リストを表示する画面について説明する。
たとえば、図3に示すように、CPU110は、ディスプレイ103にリスト105Aを表示する。リスト105Aは、ユーザの閲覧状態が対応付けられた1または複数のルームを含む。リスト105Aには、ルームの各々に対応付けられたチェックボックスを含む。ユーザは、タッチパネル105を介して、チェックボックスにチェックを入れることによってルームを選択することができる。
CPU110は、ディスプレイ103に、ルームへのアクセスを許可した状態で他のルームを閲覧するための外出ボタン105Bや、ルームへのアクセスを禁止した状態で他のルームを閲覧するための外出ボタン105Cや、他のルームの閲覧を取り消すための取消ボタン105Dを表示させる。
図14に戻って、CPU110は、タッチパネル105を介して選択されたルームをメモリ102に記憶する(ステップS304)。CPU110は、タッチパネル105を介してユーザから取消操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS306)。CPU110は、ユーザから取消操作を受け付けた場合(ステップS306においてYESである場合)、通信デバイス101を介して、サーバ200に、自分のルームのコンテンツを送信するように要求する(ステップS308)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(ACCESS_MYRM)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)とをサーバ200に送信する。CPU110は、ステップS202からの処理を実行する。
CPU110は、ユーザからの取消操作を受け付けなかった場合(ステップS306においてNOである場合)、タッチパネル105を介してユーザから外出操作(OPEN)を受け付けたか否かを判断する(ステップS310)。ここでは、ユーザが、自分のルームへの他人のアクセスを許可(OPEN)した状態で他人のルームを閲覧するための命令を入力したか否かを判断する。
CPU110は、ユーザから外出操作(OPEN)を受け付けた場合(ステップS310においてYESである場合)、通信デバイス101を介して、サーバ200に、自分のルームのルーム状態(MYR_STAT)をOPEN(開放)に設定するように要求する(ステップS312)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(SET_MYRMST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、OPEN(Per3)とをサーバ200に送信する。CPU110は、ステップS318からの処理を実行する。
CPU110は、ユーザから外出操作(OPEN)を受け付けなかった場合(ステップS310においてNOである場合)、タッチパネル105を介してユーザから外出操作(CLOSE)を受け付けたか否かを判断する(ステップS314)。ここでは、ユーザが、自分のルームへの他人のアクセスを禁止(CLOSE)した状態で他人のルームを閲覧するための命令を入力したか否かを判断する。
CPU110は、ユーザから外出操作(CLOSE)を受け付けた場合(ステップS314においてYESである場合)、通信デバイス101を介して、サーバ200に、自分のルームのルーム状態(MYR_STAT)をCLOSE(閉鎖)に設定する(ステップS316)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(SET_MYRMST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、CLOSE(Per3)とをサーバ200に送信する。
さらに、CPU110は、通信デバイス101を介して、サーバ200に、自分のルームの所有者状態(MY_STAT)をABSENCE(不在)に設定するように要求する(ステップS318)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(SET_OWNERST)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、ABSENCE(Per3)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、通信デバイス101を介して、サーバ200に、選択されたルームのページを送信するように要求する(ステップS320)。CPU110は、ステップS402からの処理を実行する。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(ACCESS_RM)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、選択されたルームの所有者(Per3)と、選択されたルームのアクセスコード(Per4)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、ユーザから外出操作(CLOSE)を受け付けなかった場合(ステップS314においてNOである場合)、ステップS306からの処理を繰り返す。
<他人のルームへの入室処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100における他人のルームへの入室処理の処理手順について説明する。図15は、本実施の形態に係る通信端末100における他人のルームへの入室処理の処理手順を示すフローチャートである。
図15を参照して、CPU110は、通信デバイス101を介してサーバ200から他人のルームのページを受信し、ディスプレイ103に当該ルームを表示させる(ステップS402)。ここで、他人のルームを表示するための画面について説明する。
図16は、他人のルームを表示するタッチパネル105を示すイメージ図である。図16を参照して、CPU110は、他人のルームを表示する際には、ディスプレイ103に、他人が既に描画したコンテンツや自分が既に描画したコンテンツを表示させる。CPU110は、当該コンテンツとともに、当該他人のルームから退出するための、すなわち自分のルームの閲覧状態へと戻るための退出ボタン105Kを、ディスプレイ103に表示させる。そして、CPU110は、サーバ200から受信した当該他人のルームに関するステータス105Lもディスプレイ103に表示させる。
図15に戻って、CPU110は、タッチパネル105を介してユーザから描画操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS404)。CPU110は、ユーザから描画操作を受け付けた場合(ステップS404にてYESである場合)、通信デバイス101を介して入力された、描画操作をサーバ200へと送信する(ステップS406)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(DRAW)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)と、描画されたルームの所有者(Per3)と、描画されたルームのアクセスコード(Per4)と、描画操作を示す情報(Per5)とをサーバ200に送信する。
CPU110は、入力された描画操作に基づいて、ディスプレイ103に描画内容を表示させる(ステップS408)。CPU110は、ステップS404からの処理を繰り返す。
CPU110は、ユーザから描画操作を受け付けなかった場合(ステップS404にてNOである場合)、通信デバイス101を介してサーバ200から「表示更新」コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS410)。CPU110は、「表示更新」コマンドを受信した場合(ステップS410にてYESである場合)、受信した「表示更新」コマンドに基づいてディスプレイ103に描画内容を表示させる(ステップS412)。CPU110は、ステップS404からの処理を繰り返す。なお、この処理は、具体的には、「表示更新」コマンドとともにサーバから送信される、他のユーザによって描画操作された内容が更新された、このルームのページ(コンテンツ)を再表示(リロード)する処理となる。
CPU110は、「表示更新」コマンドを受信しなかった場合(ステップS410にてNOである場合)、タッチパネル105を介してユーザから退出操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS414)。CPU110は、ユーザから退出操作を受け付けなかった場合(ステップS414にてNOである場合)、ステップS404からの処理を繰り返す。
CPU110は、ユーザから退出操作を受け付けた場合(ステップS414にてYESである場合)、通信デバイス101を介して自分のルームページを送信するようにサーバ200に要求する(ステップS416)。より詳細には、CPU110は、通信デバイス101を介して、コマンド名(ACCESS_MYRM)と、入力されたユーザ名(Per1)と、入力されたアクセスコード(Per2)とをサーバ200に送信する。CPU110は、ステップS202からの処理を実行する。
<サーバ200における処理手順>
次に、本実施の形態に係るサーバ200における処理手順について説明する。図17は本実施の形態に係るサーバ200における処理手順を示す第1のフローチャートである。図18は、本実施の形態に係るサーバ200における処理手順を示す第2のフローチャートである。図19は、本実施の形態に係るサーバ200における処理手順を示す第3のフローチャートである。図20は、本実施の形態に係るサーバ200における処理手順を示す第4のフローチャートである。
図17を参照して、CPU210は、通信デバイス201を介して通信端末100からデータを受信したか否かを判断する(ステップS502)。CPU210は、通信端末100からデータを受信しなかった場合(ステップS502にてNOである場合)、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、受信したデータがログインページの送信要求であるか否かを判断する(ステップS504)。CPU210は、受信したデータがログインページの送信要求である場合(ステップS504にてYESである場合)、メモリ202を参照して、ログインページを読出し、通信デバイス201を介して、通信端末100に当該ログインページを送信する(ステップS506)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
受信したデータがログインページの送信要求でない場合(ステップS504にてNOである場合)、CPU210は、受信したデータにACCESS_MYRMコマンドが含まれているか否かを判断する(ステップS508)。CPU210は、受信したデータにACCESS_MYRMコマンドが含まれている場合(ステップS508にてYESである場合)、ルーム管理データベース2021をユーザ名(Per1)で検索する(ステップS510)。これによって、CPU210は、当該ユーザが登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS512)。
CPU210は、当該ユーザが登録ユーザでない場合(ステップS512にてNOである場合)、通信デバイス201を介して当該通信端末100にエラーメッセージを送信する(ステップS514)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、ユーザ名が登録ユーザである場合(ステップS512にてYESである場合)、受信したアクセスコード(Per2)がルーム管理データベース2021におけるユーザ名に対応するアクセスコードに合致するか否かを判断する(ステップS516)。アクセスコードが合致しない場合(ステップS516にてNOである場合)、CPU210は、ステップS514からの処理を実行する。
アクセスコードが合致する場合(ステップS516にてYESである場合)、CPU210は、通信デバイス201を介して、変数Per1を所有者とするルームのRMADRSに記憶されているページ(コンテンツ)を通信端末100へと送信する(ステップS518)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
一方、CPU210は、受信したデータがACCESS_MYRMコマンドを含まない場合(ステップS508にてNOである場合)、受信したデータがACCESS_RMを含むか否かを判断する(ステップS520)。CPU210は、受信したデータがACCESS_RMを含まない場合(ステップS520にてNOである場合)、ステップS602からの処理を実行する。
受信したデータがACCESS_RMを含む場合(ステップS520にてYESである場合)、CPU210は、ルーム管理データベース2021からルーム所有者(Per3)を検索する(ステップS522)。CPU210は、ルームの所有者が登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS524)。CPU210は、ルームの所有者が登録ユーザでない場合(ステップS524にてNOである場合)、通信デバイス201を介してエラーメッセージを当該通信端末100へと送信する(S526)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
一方、ルーム所有者が登録ユーザである場合(ステップS524にてYESである場合)、CPU210は、ルーム管理データベース2021を参照してアクセスコードが合致するか否かを判断する(ステップS528)。CPU210は、アクセスコードが合致しない場合(ステップS528にてNOである場合)、ステップS526からの処理を実行する。
CPU210は、アクセスコードが合致する場合(ステップS528にてYESである場合)、変数Per3を所有者とするルーム管理情報にアクセス要求ユーザ(Per1とPer2)が登録されているかを検索する(ステップS530)。これによって、CPU210は、アクセス要求ユーザが登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS532)。CPU210は、アクセス要求ユーザが登録ユーザでない場合(ステップS532にてNOである場合)、ステップS526からの処理を実行する。
CPU210は、アクセス要求ユーザが登録ユーザである場合(ステップS532にてYESである場合)、変数Per3を所有者とするルーム管理情報のRMADRSに記憶されているページを通信デバイス201を介して当該通信端末100へと送信する(ステップS534)。CPU210は、通信デバイス201を介して当該通信端末100へと、当該ルーム(変数Per3を所有者とするルーム)に対応するステータスを送信する。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
図18を参照して、CPU210は、受信したデータがSET_OWNERSTコマンドを含むか否かを判断する(ステップS602)。CPU210は、受信したデータがSET_OWNERSTを含む場合(ステップS602にてYESである場合)、ルーム管理データベース2021を変数Per1(ユーザ名)で検索する(ステップS604)。これによって、CPU210は、当該ユーザ名が登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS606)。CPU210は、当該ユーザが登録ユーザでない場合(ステップS606にてNOである場合)、通信デバイス201を介して当該通信端末100へとエラーメッセージを送信する(ステップS608)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、当該ユーザが登録ユーザである場合(ステップS606にてYESである場合)、Per2(アクセスコード)が合致するか否かを判断する(ステップS610)。Per2(アクセスコード)が合致しない場合(ステップS610においてNOである場合)、CPU210は、ステップS608からの処理を繰り返す。
Per2(アクセスコード)が合致する場合(ステップS610においてYESである場合)、CPU210は、Per1を所有者とするルーム管理情報のMY_STATをPer3に変更する(ステップS612)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、受信したデータがSET_OWNERSTコマンドを含まない場合(ステップS602にてNOである場合)、受信したデータがSET_MYRMSTコマンドを含むか否かを判断する(ステップS614)。CPU210は、受信したデータにSET_MYRMSTコマンドが含まれない場合(ステップS614にてNOである場合)、ステップS702からの処理を実行する。
CPU210は、受信したデータにSET_MYRMSTコマンドが含まれる場合(ステップS614にてYESである場合)、ルーム管理データベース2021を変数Per1(ユーザ名)で検索する(ステップS616)。これによって、CPU210は、当該ユーザ名が登録ユーザのものであるか否かを判断する(ステップS618)。CPU210は、当該ユーザ名が登録ユーザのものでない場合(ステップS618にてNOである場合)、通信デバイス201を介して当該通信端末にエラーメッセージを送信する(ステップS620)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、ユーザ名が登録ユーザのものである場合(ステップS618にてYESである場合)、変数Per2(アクセスコード)が合致するか否かを判断する(ステップS622)。CPU210は、変数Per2(アクセスコード)が合致しない場合(ステップS622にてNOである場合)、ステップS620からの処理を実行する。
CPU210は、変数Per2(アクセスコード)が合致する場合(ステップS622にてYESである場合)、変数Per1を所有者とするルーム管理情報のMYR_STATを変数Per3に変更する(ステップS624)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
図19を参照して、CPU210は、受信したデータがGET_RMLISTコマンドを含むか否かを判断する(ステップS702)。CPU210は、受信したデータがGET_RMLISTコマンドを含まない場合(ステップS702にてNOである場合)、ステップS802からの処理を実行する。
CPU210は、受信したデータがGET_RMLISTコマンドを含む場合(ステップS702にてYESである場合)、ルーム管理データベース2021を変数Per1(ユーザ名)で検索する(ステップS704)。CPU210は、当該ユーザ名が登録ユーザのものであるか否かを判断する(ステップS706)。CPU210は、当該ユーザ名が登録ユーザのものでない場合(ステップS706にてNOである場合)、通信デバイス201を介して当該通信端末100にエラーメッセージを送信する(ステップS708)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、ユーザ名が登録ユーザである場合(ステップS706にてYESである場合)、変数Per2(アクセスコード)が合致するか否かを判断する(ステップS710)。CPU210は、変数Per2(アクセスコード)が合致しない場合(ステップS710にてNOである場合)、ステップS708からの処理を実行する。
CPU210は、変数Per2(アクセスコード)が合致する場合(ステップS710にてYESである場合)、変数Per1を所有者とするルーム管理情報のRMLISTADRSの一覧ページを初期化する(ステップS712)。CPU210は、訪問可能ルームに0(なし)を代入する。
図21は、初期化時におけるリスト105Aを示すイメージ図である。図21を参照して、リスト105Aは、通信端末100のユーザがアクセス権限を有するルームと、当該ルームに対応するユーザの端末の状態とを対応付けて示す。
図19に戻って、CPU210は、変数pにルーム管理データベース2021で管理されている先頭ルームのアドレスをセットする(ステップS714)。CPU210は、変数pに対応するルーム管理情報に、一覧要求ユーザ(Per1および変数Per2)がアクセス許可ユーザとして登録されているかを検索する(ステップS716)。
CPU210は、一覧要求ユーザが登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS718)。CPU210は、一覧要求ユーザが登録ユーザでない場合(ステップS718にてNOである場合)、ステップS724からの処理を実行する。
CPU210は、一覧要求ユーザが登録ユーザである場合(ステップS718にてYESである場合)、変数pに対応するルーム状態(MYR_STAT)がオープンであるか否かを判断する(ステップS720)。CPU210は、変数pのルーム状態がオープンでない場合(ステップS720にてNOである場合)、ステップS724からの処理を実行する。
CPU210は、変数pのルーム状態がオープンである場合(ステップS720にてYESである場合)、変数pに対応するルーム管理情報の所有者名(MY_NAME)と所有者状態(MY_STAT)とを含む情報を訪問可能ルームとして一覧ページに追加する(ステップS722)。CPU210は、変数pが最後のルーム番号であるか否かを判断する(ステップS724)。
CPU210は、変数pが最後のルーム番号である場合(ステップS724にてYESである場合)、変数Per1を所有者とするルーム管理情報のRMLISTADRSに記憶されているページを通信デバイス201を介して当該通信端末100へと送信する(ステップS726)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
変数pが最後のルーム番号でない場合(ステップS724にてNOである場合)、CPU210は、変数pにルーム管理データベース2021で管理されている次のルームのアドレスをセットする(ステップS728)。CPU210は、ステップS716からの処理を繰り返す。
図20を参照して、CPU210は、受信したデータにDRAW_MYRMコマンドが含まれるか否かを判断する(ステップS802)。CPU210は、受信したデータにDRAW_MYRMコマンドが含まれる場合(ステップS802にてYESである場合)、ルーム管理データベース2021を変数Per1(ユーザ名)で検索する(ステップS804)。これによって、CPU210は、ユーザ名が登録ユーザのものであるか否かを判断する(ステップS806)。
CPU210は、ユーザ名が登録ユーザのものでない場合(ステップS806にてNOである場合)、通信デバイス201を介して、当該通信端末100へとエラーメッセージを送信する(ステップS808)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、ユーザ名が登録ユーザのものである場合(ステップS806にてYESである場合)、変数Per2(アクセスコード)が合致するか否かを判断する(ステップS810)。CPU210は、変数Per2(アクセスコード)が合致しない場合(ステップS810にてNOである場合)、ステップS808からの処理を実行する。
CPU210は、変数Per2(アクセスコード)が合致する場合(ステップS810にてYESである場合)、変数Per1を所有者とするルーム管理情報のRMADRSのページにPer3(描画操作情報)を展開する(S812)。CPU210は、変数Per1を所有者とするルーム管理情報のRMADRSのページに現在アクセスしている、描画操作者(Per1)を除くユーザ(通信端末100)に、変数Per3(描画操作情報)を通信デバイス201を介して送信する(ステップS814)。すなわち、CPU210は、通信デバイス201を介して、当該通信端末100へと「表示更新」コマンドを送信する。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、受信したデータにDRAW_MYRMコマンドが含まれていない場合(ステップS802にてNOである場合)、受信したデータにDRAWコマンドが含まれているか否かを判断する(ステップS816)。CPU210は、受信したデータにDRAWコマンドが含まれていない場合(ステップS816にてNOである場合)、通信デバイス201を介して当該通信端末100へとエラーメッセージを送信する(ステップS822)。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
CPU210は、受信したデータにDRAWコマンドが含まれている場合(ステップS816にてYESである場合)、ルーム管理データベース2021を描画が行なわれたルーム(変数Per3を所有者とするルーム)で検索する(ステップS818)。これによって、CPU210は、変数Per3に格納されているユーザが登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS820)。CPU210は、変数Per3に格納されているユーザが登録ユーザでない場合(ステップS820にてNOである場合)、ステップS822からの処理を実行する。
CPU210は、変数Per3に対応するユーザが登録ユーザである場合(ステップS820にてYESである場合)、変数Per4(アクセスコード)が合致するか否かを判断する(ステップS824)。CPU210は、変数Per4(アクセスコード)が合致しない場合(ステップS824にてNOである場合)、CPU210は、ステップS822からの処理を実行する。
CPU210は、変数Per4(アクセスコード)が合致する場合(ステップS824にてYESである場合)、変数Per3を所有者とするルーム管理情報に、要求ユーザ(Per1およびPer2の組合せ)が登録されているかを検索する(ステップS826)。これによって、CPU210は、要求ユーザが登録ユーザであるか否かを判断する(ステップS828)。CPU210は、要求ユーザが登録ユーザでない場合(ステップS828にてNOである場合)、ステップS822からの処理を実行する。
CPU210は、要求ユーザが登録ユーザである場合(ステップS828にてYESである場合)、変数Per3を所有者とするルーム管理情報のRMADRSのページに変数Per5(描画操作情報)を展開する(ステップS830)。CPU210は、変数Per3を所有者とするルーム管理情報のRMADRSのページに現在アクセスしている、描画操作者(Per1)を除くユーザ(通信端末100)に、変数Per5(描画操作情報)を通信デバイス201を介して送信する(ステップS832)。すなわち、CPU210は、通信デバイス201を介して、当該通信端末へと「表示更新」コマンドを送信する。CPU210は、ステップS502からの処理を繰り返す。
<サーバから送信されるページ(コンテンツ)について>
サーバから送信されるページ(コンテンツ)は、通常、単なる表示データではなくプログラムコード(入出力デバイスに対する制御命令や制御手順を示すCPU110で実行可能な機械語コードや、CPU110で実行可能な機械語コードに、ブラウザ(閲覧)ソフトにて展開可能なスクリプト)である。具体的には、自分のルームへの入室処理の処理手順を示すフローチャート(図9)において、ステップS202のサーバより送信されるページの表示(実行)のみが、ブラウザ(閲覧)ソフトの制御(通信端末100のメモリ102に静的に(予め)格納されているプログラムコードで実行される制御)によって行なわれる。その後のステップS204〜S228は、ページの実行によって行なわれる処理である。すなわち、ルームへの入室処理の実態(プログラムコード)は、通信端末100のメモリ102に静的に(予め)格納されているものではなく、ページ(コンテンツ)のダウンロード処理(サーバへの送信要求によって配信されたページ(コンテンツ)を受信、記憶、実行するための処理)によって実行される動的なプログラムコードである。
<その他の実施の形態>
本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に記憶されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ネットワークシステム、99 スタイラスペン、100,100A,100B,100K 通信端末、101 通信デバイス、102 メモリ、103 ディスプレイ、104 タブレット、105 タッチパネル、105A リスト、105B 外出ボタン、105C 外出ボタン、105D 取消ボタン、105E ログインボタン、105F 切替ボタン、105G 外出ボタン、105H 退出ボタン、105I 描画ボタン、105J 削除ボタン、105K 退出ボタン、106 ボタン、200 サーバ、201 通信デバイス、202 メモリ、300 ネットワーク、2021 ルーム管理データベース、2022 ルームページ、2023 ルーム一覧、2024 ログインページ、A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K ルーム。

Claims (7)

  1. 複数の端末とサーバとを備えるネットワークシステムであって、
    前記サーバは、
    前記複数の端末と通信するためのサーバ通信デバイスと、
    前記端末のユーザに対応するルーム毎に、コンテンツと前記端末の状態を示すステータスとを記憶するためのメモリと、
    前記端末から送信される前記ステータスを当該端末のユーザに対応するルームに対応付けて前記メモリに格納する第1サーバ制御と、前記端末から送信される前記ルームの指定に応じて、前記メモリを参照することによって当該指定の前記ルームに対応付けられた前記コンテンツと前記ステータスとを当該端末に送信する第2サーバ制御とを有するサーバプロセッサとを含み、
    前記複数の端末の各々は、
    ディスプレイと、
    入力デバイスと、
    前記サーバと通信するための端末通信デバイスと、
    自己の端末の状態を前記ステータスとして前記サーバに送信する第1端末制御と、前記入力デバイスを介して入力される前記ルームの指定を前記サーバに送信することで、前記サーバから送信される当該指定の前記ルームに対応する前記コンテンツと前記ステータスとを前記ディスプレイに表示する第2端末制御とを有する端末プロセッサとを含む、ネットワークシステム。
  2. 前記端末の状態を示すステータスは、当該端末が当該端末のユーザに対応する前記ルームの前記コンテンツを表示しているか否かを示す、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記サーバプロセッサは、前記端末からの第1の要求に基づいて、前記メモリを参照することによって、前記サーバ通信デバイスを介して複数の前記ルームに対応する前記ステータスを示すリストを送信し、
    前記端末プロセッサは、
    前記サーバから受信した前記リストを前記ディスプレイに表示させ、
    前記入力デバイスを介して前記リストの中から前記ルームを選択するための命令を前記ルームの指定として受け付ける、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバプロセッサは、前記端末からの第2の要求に応じて、当該端末に対応する前記ルームへの他の前記端末のアクセスを禁止する、請求項1から3のいずれかに記載のネットワークシステム。
  5. 複数の端末とサーバとを備えるネットワークシステムにおける通信方法であって、
    前記サーバは、前記端末のユーザに対応するルーム毎に、コンテンツと前記端末の状態を示すステータスとを記憶するメモリを含み、
    前記通信方法は、
    前記複数の端末のうちの第1の端末が、前記第1の端末のステータスを前記サーバに送信するステップと、
    前記サーバが、前記第1の端末のステータスを前記メモリに記憶するステップと、
    前記複数の端末のうちの第2の端末が、前記第1の端末のユーザに対応する前記ルームの指定を前記サーバに送信するステップと、
    前記サーバが、前記指定の前記ルームに対応する前記コンテンツと前記ステータスとを前記第2の端末に送信するステップと、
    前記第2の端末が、前記コンテンツと前記ステータスとをディスプレイに表示するステップとを備える、通信方法。
  6. ルーム毎にコンテンツとステータスとを記憶するサーバと通信するための通信端末であって、
    ディスプレイと、
    入力デバイスと、
    サーバと通信するための端末通信デバイスと、
    自己の端末の状態を前記ステータスとして前記サーバに送信する第1端末制御と、前記入力デバイスを介して入力される前記ルームの指定を前記サーバに送信することで、前記サーバから送信される当該指定の前記ルームに対応する前記コンテンツと前記ステータスとを前記ディスプレイに表示する第2端末制御とを有する端末プロセッサとを含む、通信端末。
  7. 複数の端末と通信するためのサーバ通信デバイスと、
    前記端末のユーザに対応するルーム毎に、コンテンツと前記端末の状態を示すステータスとを記憶するメモリと、
    前記端末から送信される前記ステータスを当該端末のユーザに対応するルームに対応付けて前記メモリに格納する第1サーバ制御と、前記端末から送信される前記ルームの指定に応じて、前記メモリを参照することによって当該指定の前記ルームに対応付けられた前記コンテンツと前記ステータスとを当該端末に送信する第2サーバ制御とを有するサーバプロセッサとを備える、通信サーバ。
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