JP2010277263A - 検索対象管理システム、検索対象管理方法及び検索対象管理サーバ - Google Patents

検索対象管理システム、検索対象管理方法及び検索対象管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】データベースの状況に応じて適切にクロールサーバが索引を生成するための検索対象管理システム、検索対象管理方法及び検索対象管理サーバを提供する。
【解決手段】登録管理サーバ30の制御部31は、登録待ちの申請管理データを抽出した場合、連携ファイルを生成する。制御部31は、この申請管理データの業務データベース41にクロールサーバ60がアクセス可能となるように、業務データベース41のアクセス権限を管理するデータベース管理システム40に対してアクセス権限の更新処理を実行する。制御部31は、生成した連携ファイルをクロール管理サーバ50に送信する。クロール管理サーバ50は、連携ファイルに基づいて新たな対象DB管理データに生成して対象DB管理データ記憶部52に記録し、クロールサーバ60は、この対象DB管理データに含まれる業務データベース41にアクセスして索引を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データベースについて検索に用いる索引データの生成要否を管理する検索対象管理システム、検索対象管理方法及び検索対象管理サーバに関する。
従来から、情報漏洩や改ざん防止等の観点から、データについてアクセス制限が行なわれている。この場合、予め登録されたユーザの端末やシステムからのアクセスは許容するが、他からのアクセスは拒否するように、アクセス権が設定される。また、このアクセス権に応じて、検索した文書を選択的に提供する文書検索装置が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1においては、文書ごとのアクセス権を管理するアクセス権管理部と、検索結果からユーザのアクセス権のない文書を除去するアクセス権判定部とを備える。文書検索部において、検索条件に適合する文書を文書データベースから検索して最終検索結果を得ると、アクセス権判定部がこの最終検索結果に対してアクセス権判定を行ない、アクセス権判断済み最終検索結果をユーザ側に提示する。
一方、データ検索の高速化のために、ユーザが検索を行なう前に索引を登録するクロールサーバも存在する。この場合、クロールサーバは、検索が行なわれる前に、随時、検索対象となるデータベースにアクセスして情報を収集し索引を生成する。
このように索引を生成するには、クロールサーバがデータベースにアクセスする必要がある。このため、新規登録するデータベースがある場合には、このクロールサーバがアクセス可能となるようにアクセス権を設定する必要がある。アクセス権は、通常、実際にデータベースを利用するユーザの範囲を想定して設定される。この場合、データベースを利用するユーザだけではなく、このデータベースを管理するシステム(例えばクロールサーバ)についてもアクセス権を設定する必要がある。また、クロールサーバが索引を生成する場合には、検索対象となるデータにアクセスするためのデータベースのパスを管理する必要がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、データベースの状況に応じて適切にクロールサーバが索引を生成するための検索対象管理システム、検索対象管理方法及び検索対象管理サーバを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、検索に用いる索引データを生成するクロールサーバがアクセスする検索対象のデータベースの所在識別子を記録する所在データ記憶手段を備えたクロール管理サーバと、前記データベースへのアクセス権の管理を行なうアクセス権管理サーバと、新たに申請されたデータベースの所在識別子を含む申請管理データを記憶する申請管理データ記憶手段とを有した検索対象管理サーバとを備えて検索対象を管理する検索対象管理システムであって、前記検索対象管理サーバは、前記申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する連携データ生成手段と、前記アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、前記クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示するアクセス権設定手段と、生成した前記連携データを前記クロール管理サーバに送信する連携データ送信手段とを備え、前記クロール管理サーバは、前
記新規登録連携データを受信した場合には、この連携データから前記所在識別子を抽出し、前記所在データ記憶手段に記憶する登録処理手段を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の検索対象管理システムにおいて、前記連携データ生成手段は、前記申請管理データ記憶手段において、検索対象から除外する検索除外データベースについての申請管理データを検知した場合には、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む登録削除連携データを生成し、前記アクセス権設定手段は、前記アクセス権管理サーバに対して、前記クロールサーバのアクセスを許容しないためのアクセス権の設定を指示し、前記クロール管理サーバは、前記検索対象管理サーバから登録削除するための連携データを受信した場合には、この連携データに含まれるデータベースの所在識別子に関するデータを前記所在データ記憶手段から削除することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の検索対象管理システムにおいて、前記検索対象管理サーバは、申請者が用いる申請者端末及び管理者の管理者端末に接続され、前記申請管理データには、申請ステータスに関するデータが含まれており、前記検索対象管理サーバは、前記申請者端末から、新たに申請されるデータベースの所在識別子と、このデータベースを検索対象とするか否かの検索可否フラグと、新規検索対象のデータベース又は検索除外データベースを特定するための申請区分フラグとを取得し、これらと承認待ちの申請ステータスとを含む申請管理データを生成して前記申請管理データ記憶手段に記録する申請処理手段と、前記管理者端末から前記申請管理データに対する承認指示データを取得した場合には、この申請管理データに含まれるデータベースの申請管理データの申請ステータスを登録待ちのステータスに変更する承認処理手段とを更に備え、前記連携データ生成手段は、前記申請ステータスが登録待ちのステータスで、かつ新規検索対象のデータベースの申請区分フラグを含む申請管理データが前記申請管理データ記憶手段に記憶されている場合には、前記新規登録連携データを生成し、前記申請ステータスが登録待ちのステータスで、かつ検索除外データベースの申請区分フラグを含む申請管理データが前記申請管理データ記憶手段に記憶されている場合には、前記登録削除連携データを生成することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、検索に用いる索引データを生成するクロールサーバがアクセスする検索対象のデータベースの所在識別子を記録する所在データ記憶手段を備えたクロール管理サーバと、前記データベースへのアクセス権の管理を行なうアクセス権管理サーバと、新たに申請されたデータベースの所在識別子を含む申請管理データを記憶する申請管理データ記憶手段とを有した検索対象管理サーバとを備えた検索対象管理システムを用いて、検索対象を管理する検索対象管理方法であって、前記検索対象管理サーバは、前記申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する連携データ生成段階と、前記アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、前記クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示するアクセス権設定段階と、生成した前記連携データを前記クロール管理サーバに送信する連携データ送信段階とを実行し、前記クロール管理サーバは、前記新規登録連携データを受信した場合には、この連携データから前記所在識別子を抽出し、前記所在データ記憶手段に記憶する登録処理段階を実行することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、検索に用いる索引データを生成するクロールサーバがアクセスする検索対象のデータベースの所在識別子を記録する所在データ記憶手段を備えたクロール管理サーバと、前記データベースへのアクセス権の管理を行なうアクセス権管理サーバとに接続され、新たに申請されたデータベースの所在識別子を含む申請管理データを記憶する申請管理データ記憶手段とを有した検索対象管理サーバであって、前記検索対象管
理サーバは、前記申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する連携データ生成手段と、前記アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、前記クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示するアクセス権設定手段と、生成した前記連携データを前記クロール管理サーバに送信する連携データ送信手段とを備えたことを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、検索対象管理サーバは、申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する。検索対象管理サーバは、アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示する。検索対象管理サーバは、生成した連携データをクロール管理サーバに送信する。クロール管理サーバは、新規登録連携データを受信した場合には、この連携データから所在識別子を抽出し、所在データ記憶手段に記憶する。このため、新規検索対象のデータベースについての申請管理データがある場合には、クロール管理サーバにおいてこのデータベースの所在識別子が自動的に管理されるとともに、クロールサーバのアクセス権が自動的に設定される。従って、クロールサーバは、新規検索対象として設置されるデータベースに自動的にアクセスして、索引を生成することができ、データベースの状況に応じて適切に索引を生成することができる。
本発明によれば、検索対象管理サーバは、申請管理データ記憶手段において、検索対象から除外する検索除外データベースについての申請管理データを検知した場合には、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む登録削除連携データを生成する。検索対象管理サーバは、アクセス権管理サーバに対して、クロールサーバのアクセスを許容しないためのアクセス権の設定を指示する。クロール管理サーバは、検索対象管理サーバから登録削除するための連携データを受信した場合には、この連携データに含まれるデータベースの所在識別子に関するデータを所在データ記憶手段から削除する。このため、検索対象管理サーバは、検索対象から除外するデータベースが申請されて削除登録される場合には、所在識別子をクロール管理サーバに送信してクロール管理サーバから削除し、クロールサーバがデータベースにアクセスできないような制限を自動的に行なう。従って、検索対象管理サーバは、データベースが検索対象外となった場合には、これに応じてクロールサーバの索引を生成する対象を自動的に制限して、効率よく管理することができる。
本発明によれば、検索対象管理サーバは、申請者端末から、新たに申請されるデータベースの所在識別子と、このデータベースを検索対象とするか否かの検索可否フラグと、新規検索対象のデータベース又は検索除外データベースを特定するための申請区分フラグとを取得し、これらと承認待ちの申請ステータスとを含む申請管理データを生成して申請管理データ記憶手段に記録する。検索対象管理サーバは、管理者端末から申請管理データに対する承認指示データを取得した場合には、この申請管理データに含まれるデータベースの申請管理データの申請ステータスを登録待ちのステータスに変更する。検索対象管理サーバは、申請ステータスが登録待ちのステータスで、かつ新規検索対象のデータベースの申請区分フラグを含む申請管理データが申請管理データ記憶手段に記憶されている場合には、新規登録連携データを生成する。検索対象管理サーバは、申請ステータスが登録待ちのステータスで、かつ検索除外データベースの申請区分フラグを含む申請管理データが申請管理データ記憶手段に記憶されている場合には、登録削除連携データを生成する。このため、検索対象管理サーバは、データベースの設置や変更に関するワークフローの申請処
理を管理するとともに、データベースが検索対象の場合には、自動的にクロールサーバが索引を生成するように管理を行なうことができる。
本発明によれば、データベースの状況に応じて適切にクロールサーバが索引を生成することができる。
実施形態におけるシステムの概略構成図。 申請管理データ記憶部に記録されたデータ構成を説明する説明図。 データベースの申請から、検索したデータにアクセスするまでの処理手順を説明する流れ図。 データベース設定登録処理の処理手順を説明する流れ図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態においては、複数の業務データベース内を横断的に検索するための索引をクロールサーバが生成するための検索対象管理システムについて説明する。ここで、図1に示す検索対象としての業務データベース41は、社内の業務で用いられるデータを記憶している。
図1に示すように、社内ネットワークを介して、クライアント端末10、ユーザ管理サーバ20、検索対象管理サーバとしての登録管理サーバ30、データベース管理システム40、クロール管理サーバ50、クロールサーバ60、検索サーバ70及びユーザインターフェースサーバ(以下、UIサーバ)80が、相互に接続されている。クロール管理サーバ50、クロールサーバ60及び検索サーバ70は、検索システムとして機能する。
クライアント端末10は、このシステムを利用する社員(ユーザ)が用いる端末である。本実施形態では、データベースの申請を行なう申請者、この申請を承認する管理者、業務データベース41内のデータを検索する検索者が、クライアント端末10を用いる。クライアント端末10は、ディスプレイ等の表示手段と、キーボードやポインティングデバイス等の操作手段とを備えている。クライアント端末10は、ディスプレイに後述するデータベース(DB)申請画面や承認画面等の各種画面を表示し、キーボードやポインティングデバイスを介して、ユーザからの指示データや入力文字データ等を取得する。
ユーザ管理サーバ20は、クライアント端末10を用いるユーザのアクセス管理を行なう。ユーザ管理サーバ20は、社内ネットワークへのクライアント端末10のアクセスを監視している。ユーザ管理サーバ20は、クライアント端末10から新たにアクセスがあった場合には、このクライアント端末10に対して、記憶しているユーザ認証画面データを送信する。ユーザ管理サーバ20は、このユーザ認証画面データを介して取得したデータを用いてユーザ認証を実行する。ユーザ管理サーバ20は、ユーザ認証に用いるユーザ管理データを記憶したユーザ管理データ記憶部(図示せず)を有している。このユーザ管理データには、ユーザ識別子、ユーザ名、所属部署識別子及びパスワードに関するデータが含まれる。
ユーザ識別子データ領域には、ユーザを特定する識別子(ユーザ識別子)に関するデータが記録されている。このユーザ識別子は、例えば社員コードが用いられる。
ユーザ名データ領域には、このユーザの氏名に関するデータが記録されている。
所属部署識別子データ領域には、このユーザが所属する部署を特定するための識別子(部署識別子)に関するデータが記録されている。
パスワードデータ領域には、このユーザを認証するためのパスワードに関するデータが記録されている。
登録管理サーバ30は、新たに申請された業務データベース41の申請登録について管理を行なう。登録管理サーバ30は、制御部31と、申請管理データ記憶手段としての申請管理データ記憶部32とを備える。
制御部31は、制御手段(CPU)及び記憶手段(RAM、ROM等)等から構成されており、後述する処理(申請処理段階、承認処理段階、連携データ生成段階、アクセス権設定段階及び連携データ送信段階等を含む処理)を行なう。そして、このための検索対象管理プログラムを実行することにより、制御部31は、登録管理手段311、設定登録手段312及び連携ファイル送信手段313等として機能する。
登録管理手段311は、申請処理手段及び承認処理手段として機能し、新たに申請された業務データベース41の登録を管理する。具体的には、この登録管理手段311は、業務データベースの申請処理、承認処理及び登録結果処理を実行する。申請処理は、新たに設置される業務データベースについての新たな申請を受け付ける。承認処理は、新たな申請に対して管理者からの承認を受け付ける。登録結果処理は、クロール管理サーバ50における登録結果を受信し、これに応じた処理(申請ステータスの更新処理やエラーが生じた場合の申請者への登録結果通知処理等)を行なう。
設定登録手段312は、連携データ生成手段及びアクセス権設定手段として機能し、後述するデータベース設定登録処理を実行する。具体的には、この設定登録手段312は、検索対象の業務データベース41の登録をクロール管理サーバ50に依頼するための連携ファイル(連携データ)の生成処理やクロールサーバ60を業務データベース41にアクセスさせるためのアクセス権の設定指示処理等を実行する。この設定登録手段312は、所定時間毎(例えば日毎)にデータベース設定登録処理を実行するために、本実施形態では、データベース設定登録処理を開始する設定登録開始時刻を記憶している。更に、設定登録手段312は、アクセス権の設定指示処理を行なうために、クロールサーバ60を特定するクロールサーバ60のシステム識別子(システムID)を記憶している。
連携ファイル送信手段313は、連携データ送信手段として機能し、設定登録手段312が生成した連携ファイルをクロール管理サーバ50に送信する。本実施形態の連携ファイル送信手段313は、連携ファイルの送信処理を開始するファイル送信時刻を記憶している。このファイル送信時刻は、データベース設定登録処理が終了した後に連携ファイルの送信処理が開始する時刻に設定されており、設定登録開始時刻より予め定めた所定時間(例えば10分)遅い時刻に設定されている。
申請管理データ記憶部32は、図2に示すように、業務データベース41の申請に関する申請管理データ320を記憶している。この申請管理データ320は、申請者のクライアント端末10から登録依頼(新規登録依頼、登録変更依頼及び登録削除依頼)を取得した場合に記録される。この申請管理データ320は、データベース識別子、データベース名、データベース所在識別子、申請者識別子、管理者識別子、検索可否フラグ、検索カテゴリ、申請区分フラグ及び申請ステータスに関するデータが含まれる。
データベース識別子データ領域には、申請された業務データベース41を特定するための識別子(データベース識別子)に関するデータが記録される。
データベース名データ領域には、この業務データベース41の名称に関するデータが記録される。
データベース所在識別子データ領域には、この業務データベース41の所在であるパスに関するデータが記録される。このデータベース所在識別子は、この業務データベース41が記録されたサーバ名及びファイル名に関するデータを含んで構成される。
申請者識別子データ領域には、この業務データベース41を申請した申請者を特定するためのユーザ識別子に関するデータが記録される。
管理者識別子データ領域には、この業務データベース41の申請を承認する管理者を特定するためのユーザ識別子に関するデータが記録される。
検索可否フラグデータ領域には、この業務データベース41に記録されたデータが、検索対象であることを示す検索対象フラグ又は検索対象外であることを示す検索除外フラグに関するデータが記録される。
検索カテゴリデータ領域には、この業務データベース41の検索カテゴリに関するデータが記録されている。
申請区分フラグデータ領域には、この業務データベース41の申請の区分を特定するフラグに関するデータが記録される。本実施形態では、この申請区分フラグとして、新規登録を示す新規登録フラグ、削除を示す登録削除フラグ及びデータベース所在識別子の変更を示す所在変更フラグを用いる。
申請ステータスデータ領域には、この業務データベース41の申請ステータスに関するデータが記録される。本実施形態では、この申請ステータスとして、「承認待ち」、「登録待ち」、「出力済」、「登録済」及び「登録エラー」の各ステータスを特定するためのフラグを用いる。承認待ちフラグは、申請者が申請書を起票し終わって管理者からの承認待ちの状態を示す。登録待ちフラグは、管理者が承認し終わってクロール管理サーバへの登録待ちの状態を示す。出力済フラグは、クロール管理サーバ50に送信する連携ファイルを生成した後、クロール管理サーバ50からの登録結果の受信待ちの状態を示す。登録済フラグは、クロール管理サーバ50において登録処理が正常に終了した状態を示す。登録エラーフラグは、クロール管理サーバ50において登録処理で何らかのエラーが発生した状態を示す。
一方、図1に示すデータベース管理システム40は、業務データベース41を管理する。具体的には、データベース管理システム40は、管理している業務データベース41へのアクセスを監視し、アクセス権に応じて業務データベース41に対するデータ送受信(アクセス)を制御する。
このデータベース管理システム40は、アクセス権管理データ記憶部45を備えている。このアクセス権管理データ記憶部45には、各業務データベース41のアクセス権に関するアクセス権管理データが記録されている。アクセス権管理データは、データベース所在識別子、アクセス許可識別子及びアクセス種別に関するデータを含む。
データベース所在識別子データ領域には、この業務データベース41の所在識別子であるパスに関するデータが記録される。
アクセス許可識別子データ領域には、このデータベースに対してアクセス可能なユーザ識別子又はシステム識別子が記録される。データベース管理システム40は、業務データベース41にアクセスがあった場合には、このアクセス許可識別子データ領域に記録されていないユーザ識別子のユーザが使用するクライアント端末10やシステムからのアクセスを拒否する。
アクセス種別データ領域には、このデータベースに対してアクセスが許可されたユーザ
又はシステムのアクセス権限の範囲を特定する種別データが記録される。本実施形態では、この種別データとして、データの閲覧のみを許可する「閲覧のみ」の種別データと、データの閲覧だけでなく変更や追加等も許可する「フルアクセス」の種別データを用いる。
一方、検索システムのクロール管理サーバ50は、クロールサーバ60が索引を生成するために業務データベース41の検索対象に関する情報を管理する。クロール管理サーバ50は、登録処理段階を実行する制御部51と、所在データ記憶手段としての対象DB管理データ記憶部52とを備えている。制御部51は、登録管理サーバ30から連携ファイルを取得した場合、この連携ファイルに基づいて対象DB管理データ記憶部52に記録された対象DB管理データを更新する。
対象DB管理データ記憶部52には、検索対象となる業務データベース41に関する対象DB管理データが記録される。対象DB管理データには、データベース名、データベース所在識別子及び検索カテゴリが含まれる。
データベース名データ領域には、このデータベースの名称に関するデータが記録される。
データベース所在識別子データ領域には、このデータベースの所在識別子に関するデータが記録される。
検索カテゴリデータ領域には、このデータベースの検索カテゴリに関するデータが記録されている。
一方、クロールサーバ60は、予め定めた時間毎(例えば毎日特定の時刻になった場合)、検索対象の業務データベース41にアクセスして、索引を生成するためのデータを取得して、索引を生成し、検索サーバ70に登録する処理を行なう。このクロールサーバ60は、制御手段(CPU)及び記憶手段(RAM、ROM等)等から構成される制御部61を備えている。制御部61は、クロール処理手段611、索引作成処理手段612及び索引登録処理手段613を備える。
クロール処理手段611は、対象DB管理データ記憶部52に登録された業務データベース41から索引を生成するためのデータを収集するクロール処理を実行する。
索引作成処理手段612は、各業務データベース41から収集した索引を生成するためのデータから索引を生成する処理を実行する。
索引登録処理手段613は、生成した索引を検索サーバ70の後述する索引データ記憶部72に登録する処理を実行する。
検索サーバ70は、制御部71及び索引データ記憶部72を備えている。制御部71は、索引更新手段711及び検索手段712を備えている。索引更新手段711は、クロールサーバ60が生成した索引を登録する処理を実行する。検索手段712は、索引データ記憶部72に記録された索引を用いて検索条件に適合するデータを検索する。
索引データ記憶部72は、検索に用いる索引データを記憶している。この索引データは、索引キー、データベース所在識別子及びファイルの更新日に関するデータを記録している。
索引キーデータ領域には、検索を行なう場合の索引キーワードとして用いられる文字列に関するデータが記録される。この索引キーは、クロールサーバ60が収集した索引生成情報に使用されている文字列である。
データベース所在データ領域には、この索引キーが含まれる業務データベース41の所
在識別子に関するデータが記録される。
ファイルの更新日データ領域には、この索引データを生成した場合に業務データベース41の最新更新日に関するデータが記録される。
一方、UIサーバ80は、クライアント端末10に対して、各種依頼を受け付けるためのインターフェースを提供し、クライアント端末10から受信した各種依頼を、上述した検索サーバ70に転送する。
次に、以上のように構成されたシステムを用いて、新たに登録する業務データベース41の申請からこの業務データベース41内のデータを検索するまでの処理手順について、図3及び図4を用いて説明する。
図3に示すように、業務データベース41を新たに登録する場合や登録した業務データベース41の変更を行なう場合には、まず、データベース申請処理が実行される(ステップS1−1)。ここで、まず、申請者は、登録管理サーバ30に接続するために、クライアント端末10を社内ネットワークにアクセスする。この場合、クライアント端末10は、社内ネットワークにアクセスするために、ユーザ管理サーバ20に接続する。そして、クライアント端末10は、ユーザ管理サーバ20からユーザ認証画面データを受信する。クライアント端末10は、ユーザ認証画面をディスプレイに表示する。このユーザ認証画面には、ユーザ識別子及びパスワードをそれぞれ入力する入力欄と、送信ボタンとが含まれている。ここで、申請者は、ユーザ識別子及びパスワードを入力し、送信ボタンを選択する。この場合、クライアント端末10は、入力されたユーザ識別子及びパスワードをユーザ管理サーバ20に送信する。
ユーザ管理サーバ20は、ユーザ認証処理を実行する。具体的には、ユーザ管理サーバ20は、クライアント端末10から取得したユーザ識別子及びパスワードを含むユーザ管理データをユーザ管理データ記憶部において検索する。ユーザ管理サーバ20は、これらユーザ識別子及びパスワードを含むユーザ管理データをユーザ管理データ記憶部から抽出できた場合には、ユーザ認証が完了したことをクライアント端末10に通知する。これにより、社内ネットワークに接続可能となるため、クライアント端末10は、登録管理サーバ30に接続する。登録管理サーバ30は、記憶している申請メニュー画面データをクライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、申請メニュー画面を表示する。この申請メニュー画面においては、データベースの新規登録を行なうための新規登録ボタンと、既に登録したデータベースの変更及び削除を行なうための登録変更ボタンと、申請されたデータベースの承認を行なうための承認処理ボタンとが含まれる。
新規登録ボタンが選択された場合には、クライアント端末10は、登録管理サーバ30に新規登録画面データの要求を実行する。登録管理サーバ30は、新規登録画面データをクライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、新規登録画面をディスプレイに表示する。この新規登録画面には、新たに申請を行なうデータベースに関する情報を入力するデータベース情報入力欄と、検索可否フラグ選択ボタンと、申請ボタンとが含まれる。データベース情報入力欄には、データベース名、データベース所在識別子、管理者名、管理者所属部署識別子及び検索カテゴリを設定するための入力欄が含まれる。検索可否フラグ選択ボタンは、申請するデータベースが検索対象又は検索除外であるか否かを選択するボタンである。申請者は、新規登録画面に、新たに申請するデータベース名、データベース所在識別子、管理者名及び管理者部署識別子を入力し、検索対象又は検索除外を選択する検索可否フラグ選択ボタンを選択し、申請ボタンを選択する。
この場合、クライアント端末10は、新規登録依頼を登録管理サーバ30に送信する。この新規登録依頼には、新規登録画面の入力欄に入力されたデータベース名、データベー
ス所在識別子、管理者名、管理者部署識別子及び検索カテゴリと、選択された検索可否フラグ(検索対象フラグ又は検索除外フラグ)と、クライアント端末10の申請者のユーザ識別子と、新規登録指示とが含まれる。
新規登録依頼を受信した登録管理サーバ30の制御部31は、新規登録フラグを含む申請管理データ320を生成して申請管理データ記憶部32に記録する。具体的には、制御部31の登録管理手段311は、受信した新規登録依頼に対してデータベース識別子を付与する。更に、登録管理手段311は、ユーザ管理サーバ20に管理者名及び管理者の所属部署識別子を送信する。ユーザ管理サーバ20は、受信した管理者名及び所属部署識別子を含むユーザ管理データを抽出し、管理者のユーザ識別子を取得し、登録管理サーバ30に送信する。
そして、制御部31の登録管理手段311は、付与したデータベース識別子、受信したデータベース名、データベース所在識別子、申請者識別子及び検索カテゴリ、取得した管理者識別子、受信した検索可否フラグ、及び新規登録フラグを含む申請管理データ320を生成して、申請管理データ記憶部32に記録する。更に、登録管理手段311は、この申請管理データ320の申請ステータスデータ領域に承認待ちフラグを記録する。
一方、申請メニュー画面の登録変更ボタンが選択された場合には、クライアント端末10は、登録管理サーバ30に変更対象一覧画面データの要求を実行する。この要求に応じて登録管理サーバ30の制御部31は、この申請者のユーザ識別子を申請者識別子データ領域に記録した申請管理データ320を申請管理データ記憶部32から抽出する。そして、登録管理サーバ30の制御部31は、抽出した申請管理データ320のデータベース識別子、データベース名及び検索可否フラグとを初期値として設定し、各データベースを選択する選択ボタンとを含む変更対象一覧画面データを生成し、クライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、変更対象一覧画面をディスプレイに表示する。
申請者は、変更対象一覧画面において、登録変更を行なうデータベースの選択ボタンを選択する。この場合、クライアント端末10は、選択されたデータベースのデータベース識別子を登録管理サーバ30に送信する。登録管理サーバ30は、受信したデータベース識別子を含む申請管理データ320を申請管理データ記憶部32から抽出し、これら申請管理データ320を含む登録変更画面データを生成して、クライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、登録変更画面をディスプレイに表示する。この登録変更画面には、変更対象として選択されたデータベースの登録内容(データベース識別子、データベース名、データベース所在識別子、管理者のユーザ識別子、検索カテゴリ及び検索可否フラグ)に関するデータが初期値として表示された設定欄と、変更ボタン及び削除ボタンとが含まれている。ここで、この設定欄のデータベース名、データベース所在識別子、検索カテゴリ及び検索可否フラグは変更可能となっている。
ここで、データベースの所在識別子を変更する場合には、申請者は、設定欄の初期値の代わりに、新たなデータベース所在識別子(サーバ名やファイル名から構成された識別子)を入力する。なお、ここで、登録変更画面における検索可否フラグを変更してもよい。そして、申請者は、変更ボタンを選択する。
登録変更画面において変更ボタンが選択された場合、クライアント端末10は、登録変更依頼を登録管理サーバ30に送信する。この登録変更依頼には、登録変更画面の入力欄に表示されたデータベース名、データベース所在識別子、管理者名、管理者部署識別子及び検索カテゴリと、選択された検索可否フラグに関するデータと、クライアント端末10の申請者のユーザ識別子とが含まれる。
登録変更依頼を受信した登録管理サーバ30の制御部31は、登録変更処理を実行する。具体的には、制御部31の登録管理手段311は、登録変更依頼のデータベース識別子を含む申請管理データ320を申請管理データ記憶部32から抽出する。制御部31の登録管理手段311は、登録変更依頼のデータと、抽出した申請管理データ320とを比較して、登録変更依頼にこの申請管理データ320と異なるデータが含まれている場合には、この登録変更依頼に含まれているデータを対応する項目のデータ領域に記録する。ここで、データベース所在識別子が変更された場合には、登録管理手段311は、申請管理データ320の申請区分データ領域に所在変更フラグを記録する。また、検索可否フラグが検索対象に変更された場合には、登録管理手段311は、申請管理データ320の申請区分データ領域に新規登録フラグを記録する。また、検索可否フラグが検索除外に変更された場合には、登録管理手段311は、申請管理データ320の申請区分データ領域に登録削除フラグを記録する。更に、登録管理手段311は、この申請管理データ320の申請ステータスデータ領域に承認待ちフラグを記録する。
一方、データベースの登録を削除する場合には、申請者は、登録変更画面の削除ボタンを選択する。削除ボタンが選択された場合、クライアント端末10は、登録変更画面に含まれていたデータベース識別子を含む登録削除依頼を登録管理サーバ30に送信する。
登録削除依頼を受信した登録管理サーバ30の制御部31は、登録削除処理を実行する。具体的には、制御部31の登録管理手段311は、登録変更依頼のデータベース識別子を含む申請管理データ320を申請管理データ記憶部32から抽出し、申請区分フラグデータ領域に登録削除フラグを記録する。更に、登録管理手段311は、この申請管理データ320の申請ステータスデータ領域に承認待ちフラグを記録する。
その後、部門承認処理が実行される(ステップS1−2)。ここで、まず、管理者は、承認を行なうために、クライアント端末10を社内ネットワークにアクセスする。この場合、クライアント端末10は、社内ネットワークにアクセスするために、ユーザ管理サーバ20に接続する。そして、クライアント端末10は、ユーザ管理サーバ20からユーザ認証画面データを受信し、ユーザ識別子及びパスワードをユーザ管理サーバ20に送信する。ユーザ管理サーバ20は、上述した処理手順と同様にして、ユーザ認証処理を実行し、ユーザ認証が完了したことをクライアント端末10に通知する。これにより、社内ネットワークに接続可能となるため、クライアント端末10は、登録管理サーバ30にアクセスする。登録管理サーバ30は、申請メニュー画面データをクライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、申請メニュー画面をディスプレイに表示する。
ここで、管理者は、部門承認を行なう場合には、申請メニュー画面において承認処理ボタンを選択する。この場合、クライアント端末10は、この管理者の管理者識別子を含む承認画面要求を登録管理サーバ30に行なう。登録管理サーバ30の制御部31は、この管理者の管理者識別子と、承認待ちフラグとが記録された申請管理データ320を申請管理データ記憶部32において検索する。該当する申請管理データ320を抽出した場合には、制御部31の登録管理手段311は、この申請管理データ320のデータベース識別子、データベース名、データベース所在識別子、検索可否フラグ、検索カテゴリ及び申請区分フラグと、承認ボタンとを含む承認画面データをクライアント端末10に送信する。
クライアント端末10は、承認画面をディスプレイに表示する。承認画面には、申請された各データベースのデータに対応して承認ボタンが含まれている。管理者は、申請された内容を承認する場合には、承認ボタンを選択する。この場合、クライアント端末10は、承認ボタンが選択された申請管理データ320のデータベース識別子を含む承認指示データを登録管理サーバ30に送信する。
登録管理サーバ30の制御部31は、承認指示データを受信した場合、承認処理を実行する。具体的には、制御部31の登録管理手段311は、承認指示データのデータベース識別子を含む申請管理データ320を申請管理データ記憶部32から抽出し、この申請管理データ320の申請ステータスデータ領域に登録待ちフラグを記録する。
次に、データベース設定登録処理が実行される(ステップS1−3)。このデータベース登録処理は、登録管理サーバ30が設定登録開始時刻になった場合に実行される。この登録管理サーバ30のデータベース登録処理については、図4を用いて説明する。
設定登録開始時刻になった場合、登録管理サーバ30の制御部31は、登録待ちの申請管理データの抽出処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部31の設定登録手段312は、検索対象フラグ、新規登録フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320を申請管理データ記憶部32において検索する。更に、設定登録手段312は、検索対象フラグ、所在変更フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320と、登録削除フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320とを、申請管理データ記憶部32において検索する。ここで、該当する登録待ちフラグを含む申請管理データ320がない場合には、登録管理サーバ30は、データベース設定登録処理を終了する。
一方、これら該当する登録待ちフラグを含む申請管理データ320を抽出した場合には、登録管理サーバ30の制御部31は、最初の申請管理データの特定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部31の設定登録手段312は、抽出した申請管理データ320のうち、データベース識別子の順番が最初の申請管理データ320を処理対象として特定する。
次に、登録管理サーバ30の制御部31は、連携ファイルの生成処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部31の設定登録手段312は、特定した申請管理データ320から、データベース所在識別子、検索カテゴリ及び申請区分フラグを含む連携ファイルを、XML(Extensible Markup Language)形式で生成する。ここで、新規登録フラグを含む連携ファイルが新規登録連携データであり、登録削除フラグを含む連携ファイルが登録削除連携データである。そして、設定登録手段312は、この申請管理データ320の申請ステータスデータ領域に、出力済フラグを記録する。
次に、登録管理サーバ30の制御部31は、アクセス権限の更新処理を実行する(ステップS2−4)。ここで、制御部31は、特定した申請管理データ320のデータベース識別子によって特定されるサーバにアクセス権限を設定する。具体的には、制御部31の設定登録手段312は、処理対象の申請管理データ320において新規登録フラグ及び所在変更フラグが設定されている場合には、この申請管理データ320のデータベース名及びデータベース所在識別子と、クロールサーバ60のシステムIDとを含むアクセス権設定依頼を生成し、データベース管理システム40に送信する。このアクセス権設定依頼には、本実施形態では、閲覧のみを許可するアクセス種別を示すデータが含まれる。
アクセス権設定依頼を受信したデータベース管理システム40は、このアクセス権設定依頼に含まれるデータベース所在識別子、システムID及びアクセス種別を含むアクセス権管理データを生成し、アクセス権管理データ記憶部45に記録する。
一方、設定登録手段312は、処理対象の申請管理データ320が登録削除フラグを含む場合には、この申請管理データ320のデータベース名及びデータベース所在識別子と、クロールサーバ60のシステムIDとを含むアクセス権削除依頼を生成し、データベース管理システム40に送信する。
アクセス権削除依頼を受信したデータベース管理システム40は、このアクセス権削除依頼に含まれるデータベース所在識別子及びシステムIDを含むアクセス権管理データを、アクセス権管理データ記憶部45から削除する。
そして、登録管理サーバ30の制御部31は、未処理の申請管理データがまだあるか否かを判定する(ステップS2−5)。具体的には、制御部31の設定登録手段312は、申請管理データ記憶部32に、検索対象フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320、又は、登録削除フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320が残っている場合には、未処理の申請管理データがまだあると判定する。この場合(ステップS2−5において「YES」の場合)、制御部31の設定登録手段312は、次の申請管理データの特定処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、未処理の(登録待ちフラグの)申請管理データ320のうち、データベース識別子の順番が最初の申請管理データ320を特定する。そして、上述したステップS2−3以降の処理を繰り返して実行する。
一方、申請管理データ記憶部32に、登録待ちフラグの申請管理データ320がない場合(ステップS2−5において「NO」の場合)には、登録管理サーバ30の制御部31は、データベース設定登録処理(ステップS2−1)を終了する。
その後、ファイル送信時刻になった場合、登録管理サーバ30の制御部31は、連携ファイルの送信処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部31の連携ファイル送信手段313は、ステップS2−3において生成した連携ファイルを、クロール管理サーバ50に送信する。
連携ファイルを受信したクロール管理サーバ50の制御部51は、対象DB管理データの更新処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部51は、受信した連携ファイルに新規登録フラグが含まれる場合には、この連携ファイルに含まれるデータベース名、データベース所在識別子及び検索カテゴリを含む対象DB管理データを生成し、対象DB管理データ記憶部52に記録する。
制御部51は、受信した連携ファイルに所在変更フラグが含まれている場合には、この連携ファイルにおけるデータベース名と一致するデータベース名の対象DB管理データを対象DB管理データ記憶部52から抽出する。制御部51は、抽出した対象DB管理データのデータベース所在識別子データ領域に、受信した連携ファイルに含まれるデータベース所在識別子を記録する。
更に、制御部51は、受信した連携ファイルに登録削除フラグが含まれている場合には、この連携ファイルに含まれるデータベース名と一致するデータベース名の対象DB管理データを対象DB管理データ記憶部52から抽出し、この対象DB管理データを削除する。
そして、クロール管理サーバ50の制御部51は、対象DB管理データの更新処理の結果を登録管理サーバ30に送信する。この場合、制御部51は、この更新処理が正常に終了した「登録済」の登録結果を、データベース名に関連付けて登録管理サーバ30に送信する。なお、制御部51は、対象DB管理データの更新処理において何らかのエラーが発生した場合には、「登録エラー」を含む結果を、データベース名に関連付けて登録管理サーバ30に送信する。登録管理サーバ30は、受信した登録結果のデータベース名を含む申請管理データ320の申請ステータスデータ領域に、登録結果に対応するフラグを記録する。なお、登録管理サーバ30の制御部31は、登録エラーを含む結果を受信した場合
には、申請者のクライアント端末10が登録管理サーバ30に接続した場合に、このクライアント端末10に、登録エラーであったことを通知する。
その後、クロールサーバ60の制御部61は、クロールして索引作成処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部61のクロール処理手段611は、定期的に、業務データベース41にアクセスして、業務データベース41内のデータを取得する。この場合、クロールサーバ60は、クロール管理サーバ50の対象DB管理データ記憶部52に記録されている対象DB管理データの所在識別子を用いて、検索対象となる業務データベース41を特定してアクセスする。更に、クロールサーバ60は、各業務データベース41にアクセスする場合、クロールサーバ60のシステムIDを送信する。
データベース管理システム40は、クロールサーバ60からのアクセスを検知した場合、このアクセスとともに受信したシステムIDと、データベースの所在識別子とが関連付けられたアクセス権管理データがアクセス権管理データ記憶部45に記録されているかを確認する。ここで、クロールサーバ60のシステムIDとデータベースの所在識別子とが関連付けられたアクセス権管理データが記録されているため、データベース管理システム40は、クロールサーバ60にこの業務データベース41の閲覧アクセスを許可する。具体的には、データベース管理システム40は、クロールサーバ60の要求に応じて、この所在識別子の業務データベース41内のデータをクロールサーバ60に提供する。このようにして、クロールサーバ60は、各業務データベース41にアクセスして索引を生成するためのデータ(データの内容やファイルの更新日等)を取得する。
そして、制御部61の索引作成処理手段612は、各業務データベース41から取得した索引を生成するためのデータを分析して、これに含まれる文字列、これを取得した業務データベース41のデータベース所在識別子、この業務データベース41のファイルの更新日等とを関連付けた索引データを生成する。
次に、クロールサーバ60の制御部61は、索引の登録処理を実行する(ステップS1−7)。ここで、制御部61は、生成した索引データを検索サーバ70の索引データ記憶部72に記録する。具体的には、制御部61の索引登録処理手段613は、生成した索引データを検索サーバ70に送信する。検索サーバ70の制御部71は、索引データを索引データ記憶部72に記録する。具体的には、制御部71の索引更新手段711は、受信した索引データと、索引データ記憶部72とを比較し、新たな索引データや変更がある索引データを索引データ記憶部72に記録する。
その後、検索者による検索処理が実行される(ステップS1−8)。具体的には、検索者は、検索を行なうためにクライアント端末10を社内ネットワークにアクセスする。この場合、クライアント端末10は、社内ネットワークにアクセスするために、ユーザ管理サーバ20に接続する。そして、クライアント端末10は、ユーザ管理サーバ20からユーザ認証画面データを受信し、ユーザ識別子及びパスワードをユーザ管理サーバ20に送信する。ユーザ管理サーバ20は、上述した処理手順と同様にして、ユーザ認証処理を実行し、ユーザ認証が完了したことをクライアント端末10に通知する。これにより、社内ネットワークに接続可能となるため、クライアント端末10は、UIサーバ80に接続する。UIサーバ80は、検索画面データをクライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、検索画面を表示する。検索画面には、検索条件を入力する条件入力欄及び検索実行ボタンが含まれる。検索者が条件入力欄に検索条件を入力し、検索実行ボタンを選択した場合、クライアント端末10は、条件入力欄に入力された検索条件を、ユーザ識別子とともにUIサーバ80に送信する。
UIサーバ80は、受信した検索条件とユーザ識別子とを含む検索指示を検索サーバ7
0に送信する。検索サーバ70の制御部71は、索引データ記憶部72の索引データを用いて検索を実行する。具体的には、制御部71の検索手段712は、受信した検索条件に一致する索引キーデータを含む索引データを索引データ記憶部72において検索する。検索手段712は、抽出した索引データのデータベース所在識別子を一覧表示する検索結果データをUIサーバ80に送信する。UIサーバ80は、受信した検索結果データを含む検索結果表示画面データを生成して、クライアント端末10に送信する。クライアント端末10は検索結果表示画面をディスプレイに表示する。
そして、検索したデータへのアクセス処理が実行される(ステップS1−9)。ここで、検索者が、検索結果表示画面に表示されたデータにアクセスする場合には、このデータが記録されている業務データベース41の所在識別子を選択する。この場合、クライアント端末10は、この所在識別子の業務データベース41に対するアクセス要求を送信する。このアクセス要求には、検索者のユーザ識別子が含まれる。
クライアント端末10から業務データベース41へのアクセス要求を検知したデータベース管理システム40は、この検索者が、このデータベースへのアクセスが許可されているかどうかを判定する。具体的には、クライアント端末10のアクセス先である業務データベース41の所在識別子に対して、受信したユーザ識別子が記録されたアクセス権管理データの有無を確認する。該当するアクセス権管理データが記録されていない場合には、データベース管理システム40は、UIサーバ80に、アクセス権がないためアクセスできない旨を含む回答データを通知する。UIサーバ80は、この回答データをクライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、回答データに基づいてアクセスできない旨をディスプレイに表示する。
一方、データベース管理システム40は、この検索者のユーザ識別子とデータベースの所在識別子とが関連付けられたアクセス権管理データが記録されている場合には、UIサーバ80にこの業務データベース41の閲覧アクセスを許可し、要求されたデータをUIサーバ80に送信する。UIサーバ80は、この取得したデータをクライアント端末10に送信する。クライアント端末10は、取得したデータをディスプレイに表示する。以上により、検索者は、検索した情報を閲覧することができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 本実施形態では、登録管理サーバ30の制御部31は、設定登録開始時刻になった場合、検索対象フラグ、新規登録フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320を抽出し(ステップS2−1)、この申請管理データ320を用いて連携ファイルを生成する(ステップS2−3)。制御部31は、アクセス権限の更新処理(ステップS2−4)において、申請管理データ320が新規登録フラグを含む場合には、アクセス権設定依頼をデータベース管理システム40に送信し、アクセス権管理データをアクセス権管理データ記憶部45に記録させる。更に、制御部31は、生成した連携ファイルをクロール管理サーバ50に送信する(ステップS1−4)。クロール管理サーバ50は、制御部51は、受信した連携ファイルに新規登録フラグが含まれる場合には、この連携ファイルに含まれるデータベース所在識別子を含む対象DB管理データを生成し、対象DB管理データ記憶部52に記録する。このため、新規登録された業務データベース41は、管理者による承認が行なわれると、自動的にクロールサーバ60がアクセス可能となり、効率よく索引を生成することができる。
(2) 本実施形態では、登録管理サーバ30の制御部31は、設定登録開始時刻になった場合、登録削除フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320を抽出し(ステップS2−1)、この申請管理データ320を用いて連携ファイルを生成する(ステップS2−3)。制御部31は、アクセス権限の更新処理(ステップS2−4)
において、処理対象の申請管理データ320が登録削除フラグを含む場合には、アクセス権削除依頼をデータベース管理システム40に送信し、対応するアクセス権管理データを、アクセス権管理データ記憶部45から削除する。また、クロール管理サーバ50は、登録管理サーバ30から受信した連携ファイルに登録削除フラグが含まれている場合には、この連携ファイルに含まれるデータベース名の対象DB管理データを削除する。このため、検索除外になった業務データベース41に対して、クロールサーバ60は、アクセスしなくなる。また、クロールサーバ60が検索除外になった業務データベース41に対してアクセスしても、データベース管理システム40がアクセスを拒否する。従って、クロールサーバ60は、検索除外になった場合には、この業務データベース41内のデータの索引を自動的に生成しなくなるので、より適切な索引を作成することができる。
(3) 本実施形態では、登録管理サーバ30の制御部31は、登録待ちの申請管理データ320を抽出した場合(ステップS2−1)には、連携ファイルの生成処理(ステップS2−3)、アクセス権限の更新処理(ステップS2−4)及び連携ファイルの送信処理を実行する(ステップS1−4)。このため、新規登録及び登録削除を同じ処理手順で一括して処理することができる。
(4) 本実施形態では、既に登録されている申請管理データ320の検索可否フラグが変更された場合、登録管理サーバ30の制御部31は、これに応じて申請区分データを特定する。具体的には、クライアント端末10は、検索可否フラグが検索対象に変更された場合には、申請管理データ320の申請区分データ領域に新規登録フラグを記録する。また、検索可否フラグが検索除外に変更された場合には、申請管理データ320の申請区分データ領域に登録削除フラグを記録する。このため、本実施形態では、業務データベース41を検索対象から検索対象外に変更し、又は業務データベース41を検索対象外から検索対象に変更した場合、これに応じてクロールサーバ60は、検索対象の業務データベース41についてのみ索引を生成することができる。
(5) 本実施形態では、登録管理サーバ30の制御部31は、検索対象フラグ、所在変更フラグ及び登録待ちフラグが記録されている申請管理データ320を抽出し(ステップS2−1)、この申請管理データ320を用いて連携ファイルを生成する(ステップS2−3)。制御部31は、アクセス権限の更新処理(ステップS2−4)において、アクセス権設定依頼をデータベース管理システム40に送信し、アクセス権管理データをアクセス権管理データ記憶部45に記録させる。更に、制御部31は、生成した連携ファイルをクロール管理サーバ50に送信する(ステップS1−4)。クロール管理サーバ50の制御部51は、連携ファイルに所在変更フラグが含まれている場合には、この連携ファイルのデータベース名に対応する対象DB管理データを抽出し、このデータベース所在識別子データ領域に、受信した連携ファイルに含まれるデータベース所在識別子を記録する。このため、業務データベース41の所在識別子が変更された場合には、それに応じてクロールサーバ60は、新たに変更された所在識別子を用いて索引を生成することができる。
(6) 本実施形態では、登録管理サーバ30の制御部31は、登録待ち申請管理データを抽出した後、申請管理データ毎に連携ファイルの生成処理を実行し、アクセス権限の更新処理を行なった(ステップS2−3,S2−4)。そして、制御部31は、生成した連携ファイルを一度にクロール管理サーバ50に送信した。このため、クロール管理サーバ50は、登録管理サーバ30から連携ファイルを受信した場合、これに基づいてまとめて対象DB管理データを更新することができるので、効率よく更新処理を行なうことができる。
(7) 本実施形態においては、登録管理サーバ30は、クロール管理サーバ50から登録エラーの登録結果を受信した場合には、申請者に通知した。このため、申請者は、登
録ができなかったエラーの場合にのみ手動で対応することができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、登録管理サーバ30の制御部31は、データベース設定登録処理において生成した連携ファイルを、アクセス権限の更新処理を行なった後、送信した。これに代えて、データベース設定登録処理において、連携ファイルを生成した後、すぐに送信してもよい。また、上記実施形態においては、抽出した登録待ち申請管理データについて連携ファイルを生成した後、アクセス権限の更新処理を行なった。これに代えて、連携ファイルの送信前または送信後にアクセス権限の更新処理を行なってもよい。すなわち、連携ファイルの生成とアクセス権限の更新とが一連の処理で行なえるのであれば、どのような順番であってもよい。
・ 上記実施形態においては、対象DB管理データの更新処理(ステップS1−5)において、クロール管理サーバ50の制御部51は、受信した連携ファイルに登録削除フラグが含まれている場合には、この連携ファイルに含まれるデータベース名と一致するデータベース名の対象DB管理データを削除した。これに加えて、登録削除するデータベースの索引データを削除する処理を実行してもよい。具体的には、登録管理サーバ30は、連携ファイルの送信処理(ステップS1−4)を行なった後、削除登録を行なうデータベースのデータベース所在識別子を含む索引削除指示を検索サーバ70に送信する。検索サーバ70は、この索引削除指示に含まれるデータベース所在識別子を含む検索データを索引データ記憶部72から削除する。これにより、検索サーバ70は、検索除外になった業務データベース41内のデータについて過去に作成した索引データも用いないで検索を行なうので、より適切な検索結果を送信することができる。
・ 上記実施形態においては、検索サーバ70の制御部71は、クライアント端末10から取得した検索条件に適合するデータを検索し、検索結果をクライアント端末10に送信した。これに加えて、検索サーバ70は、検索者が検索した検索条件を記憶し、検索条件を定期的に登録管理サーバ30に送信してもよい。具体的には、検索サーバ70及び登録管理サーバ30に、検索履歴データを記憶する第1及び第2検索履歴データ記憶部を設ける。この検索履歴データには、検索者のユーザ識別子、検索条件、検索指示を受信した検索時刻、検索結果に関するデータが含まれる。検索サーバ70は、UIサーバ80から検索指示を取得すると、検索者のユーザ識別子、検索条件、現在時刻及び未報告フラグを含む検索履歴データを生成し、第1検索履歴データ記憶部に記録する。検索サーバ70は、クライアント端末10に検索結果を送信する場合、この検索結果を、ユーザ識別子及び検索条件に関連付けて、第1検索履歴データ記憶部に記録する。そして、検索サーバ70は、予め定めた所定時間になった場合、検索履歴データを第1検索履歴データ記憶部から抽出し、登録管理サーバ30に送信し、削除する。登録管理サーバ30は、検索履歴データを受信した場合、これを第2検索履歴データ記憶部に記録する。この場合、登録管理サーバ30は、第2検索履歴データ記憶部に、検索結果としてのデータベース所在識別子を記憶することになる。そして、登録管理サーバ30は、この検索履歴データを定期的に出力する。この場合、同じ検索者が同じ業務データベース41にアクセスを試みている場合には、アクセス権限の設定漏れをチェックするために、業務データベース41のアクセス権の設定変更を促す画面を管理者のクライアント端末10に送信してもよい。
また、登録管理サーバ30の第2検索履歴データ記憶部に記録された検索履歴データは、この検索結果であるデータベース所在識別子を介して、申請管理データ320と関連付けられる。このため、登録管理サーバ30は、検索結果のデータベースを介してデータの検索者と、このデータベースを申請した申請者とを関連付けることができる。この場合、申請者のクライアント端末10が登録管理サーバ30に接続した場合に、登録管理サーバ30が、データベース毎の検索者の情報を、このクライアント端末10に送信してもよい
。この場合、登録管理サーバ30は、検索者のユーザ識別子をユーザ管理サーバ20に送信する。ユーザ管理サーバ20は、受信したユーザ識別子を含むユーザ管理データを抽出し、このユーザ管理データのユーザ名及び部署識別子を登録管理サーバ30に送信する。登録管理サーバ30は、ユーザ名及び部署識別子を申請者のクライアント端末10に送信する。これにより、申請者は、自分が申請した業務データベース41のデータを検索した検索者及び部署を特定できるので、社内におけるナレッジの共有を図ることができる。
・ 上記実施形態においては、検索サーバ70は、検索者からの検索条件に適合するデータを検索した。これに代えて、検索サーバ70は、例えば個人情報等の機密情報を検索するための索引キーに基づく検索を禁止してもよい。具体的には、検索サーバ70は、検索禁止の文字列を検索禁止キーワードとして予め登録しておく。検索サーバ70は、UIサーバ80から検索条件を取得した場合、この検索条件に、検索禁止キーワードが含まれているか否かを判定する。検索禁止キーワードが含まれていない場合には、検索サーバ70は、この検索条件に基づいて検索を行なう。また、検索禁止キーワードが含まれている場合には、検索サーバ70は、この検索禁止キーワードを除いた検索条件を用いて検索を実行する。この場合、検索サーバ70は、検索禁止キーワードを含む検索条件で検索した検索者のユーザ識別子を記憶手段に記録してもよい。そして、検索サーバ70は、この検索者のユーザ識別子情報を定期的に管理者のクライアント端末10に出力してもよい。検索禁止キーが不正アクセスを抽出する文字列の場合には、不正アクセスを試みようとしている検索者を特定することができる。
・ 上記実施形態においては、業務データベース41を管理するデータベース管理システム40は、上記実施形態において1つのみを図示したが、複数のデータベース管理システムによって構成するようにしてもよい。
10…クライアント端末、20…ユーザ管理サーバ、30…登録管理サーバ、31…制御部、32…申請管理データ記憶部、40…データベース管理システム、41…業務データベース、45…アクセス権管理データ記憶部、50…クロール管理サーバ、51…制御部、52…対象DB管理データ記憶部、60…クロールサーバ、61…制御部、70…検索サーバ、71…制御部、72…索引データ記憶部、80…UIサーバ、311…登録管理手段、312…設定登録手段、313…連携ファイル送信手段、320…申請管理データ、611…クロール処理手段、612…索引作成処理手段、613…索引登録処理手段、711…索引更新手段、712…検索手段。
特開2004−110664号公報(第1頁及び図1)

Claims (5)

  1. 検索に用いる索引データを生成するクロールサーバがアクセスする検索対象のデータベースの所在識別子を記録する所在データ記憶手段を備えたクロール管理サーバと、
    前記データベースへのアクセス権の管理を行なうアクセス権管理サーバと、
    新たに申請されたデータベースの所在識別子を含む申請管理データを記憶する申請管理データ記憶手段とを有した検索対象管理サーバとを備えて検索対象を管理する検索対象管理システムであって、
    前記検索対象管理サーバは、
    前記申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する連携データ生成手段と、
    前記アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、前記クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示するアクセス権設定手段と、
    生成した前記連携データを前記クロール管理サーバに送信する連携データ送信手段とを備え、
    前記クロール管理サーバは、前記新規登録連携データを受信した場合には、この連携データから前記所在識別子を抽出し、前記所在データ記憶手段に記憶する登録処理手段を備えたことを特徴とする検索対象管理システム。
  2. 前記連携データ生成手段は、前記申請管理データ記憶手段において、検索対象から除外する検索除外データベースについての申請管理データを検知した場合には、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む登録削除連携データを生成し、
    前記アクセス権設定手段は、前記アクセス権管理サーバに対して、前記クロールサーバのアクセスを許容しないためのアクセス権の設定を指示し、
    前記クロール管理サーバは、前記検索対象管理サーバから登録削除するための連携データを受信した場合には、この連携データに含まれるデータベースの所在識別子に関するデータを前記所在データ記憶手段から削除することを特徴とする請求項1に記載の検索対象管理システム。
  3. 前記検索対象管理サーバは、申請者が用いる申請者端末及び管理者の管理者端末に接続され、
    前記申請管理データには、申請ステータスに関するデータが含まれており、
    前記検索対象管理サーバは、
    前記申請者端末から、新たに申請されるデータベースの所在識別子と、このデータベースを検索対象とするか否かの検索可否フラグと、新規検索対象のデータベース又は検索除外データベースを特定するための申請区分フラグとを取得し、これらと承認待ちの申請ステータスとを含む申請管理データを生成して前記申請管理データ記憶手段に記録する申請処理手段と、
    前記管理者端末から前記申請管理データに対する承認指示データを取得した場合には、この申請管理データに含まれるデータベースの申請管理データの申請ステータスを登録待ちのステータスに変更する承認処理手段とを更に備え、
    前記連携データ生成手段は、
    前記申請ステータスが登録待ちのステータスで、かつ新規検索対象のデータベースの申請区分フラグを含む申請管理データが前記申請管理データ記憶手段に記憶されている場合には、前記新規登録連携データを生成し、
    前記申請ステータスが登録待ちのステータスで、かつ検索除外データベースの申請区分フラグを含む申請管理データが前記申請管理データ記憶手段に記憶されている場合には、前記登録削除連携データを生成することを特徴とする請求項2に記載の検索対象管理シス
    テム。
  4. 検索に用いる索引データを生成するクロールサーバがアクセスする検索対象のデータベースの所在識別子を記録する所在データ記憶手段を備えたクロール管理サーバと、
    前記データベースへのアクセス権の管理を行なうアクセス権管理サーバと、
    新たに申請されたデータベースの所在識別子を含む申請管理データを記憶する申請管理データ記憶手段とを有した検索対象管理サーバとを備えた検索対象管理システムを用いて、検索対象を管理する検索対象管理方法であって、
    前記検索対象管理サーバは、
    前記申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する連携データ生成段階と、
    前記アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、前記クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示するアクセス権設定段階と、
    生成した前記連携データを前記クロール管理サーバに送信する連携データ送信段階とを実行し、
    前記クロール管理サーバは、前記新規登録連携データを受信した場合には、この連携データから前記所在識別子を抽出し、前記所在データ記憶手段に記憶する登録処理段階を実行することを特徴とする検索対象管理方法。
  5. 検索に用いる索引データを生成するクロールサーバがアクセスする検索対象のデータベースの所在識別子を記録する所在データ記憶手段を備えたクロール管理サーバと、
    前記データベースへのアクセス権の管理を行なうアクセス権管理サーバとに接続され、
    新たに申請されたデータベースの所在識別子を含む申請管理データを記憶する申請管理データ記憶手段とを有した検索対象管理サーバであって、
    前記検索対象管理サーバは、
    前記申請管理データ記憶手段において、新規検索対象のデータベースについての申請管理データを検知した場合、この申請管理データに含まれるデータベースの所在識別子を含む新規登録連携データを生成する連携データ生成手段と、
    前記アクセス権管理サーバに対して、新規検索対象データベースについて、前記クロールサーバのアクセスを許容するためのアクセス権の設定を指示するアクセス権設定手段と、
    生成した前記連携データを前記クロール管理サーバに送信する連携データ送信手段とを備えたことを特徴とする検索対象管理サーバ。
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