JP2010170337A - 検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ - Google Patents

検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2010170337A
JP2010170337A JP2009012310A JP2009012310A JP2010170337A JP 2010170337 A JP2010170337 A JP 2010170337A JP 2009012310 A JP2009012310 A JP 2009012310A JP 2009012310 A JP2009012310 A JP 2009012310A JP 2010170337 A JP2010170337 A JP 2010170337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
wireless communication
terminal
meter reading
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009012310A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Mimura
直也 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009012310A priority Critical patent/JP2010170337A/ja
Publication of JP2010170337A publication Critical patent/JP2010170337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02B60/50

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】検針機器の状態を迅速・確実に管理し、検針機器の様々な状態に応じた管理センタ側からの手当や検針員の対応を可能とする。
【解決手段】所定端末との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し結果データを格納すると共に結果データ等を検針機器管理サーバ200に送信する確立結果送信手段110と、所定回数分の結果データが通信確立不可を示すことを検知し画面ロックを実行し検知結果等を検針機器管理サーバ200に送信する通信判定手段111とを備えるハンディターミナル100と、結果データ等をハンディターミナル100から受信し格納する結果取得手段210と検知結果等をハンディターミナル100から受信して格納し電話番号を特定して音声通話を実行する警告通話手段211とを備える検針機器管理サーバ200とから検針機器管理システム10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバに関するものであり、具体的には、検針機器の状態を迅速・確実に管理し、検針機器の様々な状態に応じた管理センタ側からの手当や検針員の対応を可能とする技術に関する。
各戸に備わる電力量計をチェックする検針員は、電力量計の指示値を入力するためのハンディターミナルや、当該ハンディターミナルでの前記指示値の入力内容に応じた印字内容(該当顧客の住所、氏名、使用電力量や請求予定料金など)を印字するモバイルプリンタなどの検針機器を携行している。前記ハンディターミナルには顧客の個人情報が保持されており、このハンディターミナルの管理には大きな注意をはらう必要がある。
従来、この種の携帯端末の紛失・盗難防止技術としては、例えば、携帯端末が所有者の身体から離れた際、警告を発することにより携帯端末の紛失・盗難を保有者に知らせるとの目的で、所定の無線通信可能範囲を有する通信ユニットと警告手段とIDとを備えた携帯端末と、所定の無線通信可能範囲を有する通信ユニットと警告手段とIDとを備えた専用通信機器とを具備し、前記携帯端末と専用通信機器との間で互いのIDを互いの通信ユニットにより無線通信にて送受し合い、対となっている相手からの無線信号が受信できなくなったときにそれぞれの警告手段にて警告を発することを特徴とする携帯端末紛失・盗難防止システム(特許文献1)などが提案されている。
また、カードの紛失を自動的に検出して管理センターへ通報するとの目的で、携帯型リード/ライトユニットにより所定の時間毎に非接触型IDカードに対してアクセスし、前記カードからの応答が得られなかった場合に予め定められたセンターへ前記カードの紛失を通報することを特徴とするカード紛失自動通報方法(特許文献2)なども提案されている。
特開2002−159056号公報 特開2001−312702号公報
従来技術においては、紛失や盗難等の事象について、携帯端末の保持者自身だけが知りうるか、或いは逆に、携帯端末等の管理センタのみが知りうることとなっていた。この場合、前記保持者だけは前記事象を認識していても、管理センタ側では前記事象を認識・管理できておらず、管理センタ側から携帯端末等の保持者に何らかのフォローを行うことは出来なかった。或いは、前記管理センタ側のみが前記事象を認識していても、携帯端末等の保持者自身が前記事象の発生を認識できず、保持者自身による早急な対応など困難であった。また、前記従来技術らを組み合わせたとしても、携帯端末紛失後の対応は、携帯端末等の保持者自身でしか行うことができず、管理センタ等から手当を行うことはできなかった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、検針機器の状態を迅速・確実に管理し、検針機器の様々な状態に応じた管理センタ側からの手当や検針員の対応を可能とする技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の検針機器管理方法は、検針員が携行するハンディターミナルと、当該ハンディターミナルと無線ネットワークでつながる検針機器管理サーバとが実行する方法である。すなわち、前記ハンディターミナルは、モバイルプリンタなどの所定端末と近距離無線通信を行う第1無線通信手段と、前記検針機器管理サーバと無線通信を行う第2無線通信手段と、自身の端末番号および検針員の検針員番号とを記憶している記憶手段とを備えて、以下の処理を実行する。 前記ハンディターミナルは、前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、確立結果送信処理を実行する。
また、前記ハンディターミナルは、前記記憶手段における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェースにおける画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、通信判定処理を実行する。
一方、前記検針機器管理サーバは、ハンディターミナルと無線通信を行う無線通信手段と、電話網を介して携帯電話機と音声通話を行う電話手段と、検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルと警告メッセージの音声データとを格納する記憶手段とを備えて以下の処理を実行する。
前記検針機器管理サーバは、前記無線通信手段により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納する、結果取得処理を実行する。
また、前記検針機器管理サーバは、前記無線通信手段により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話処理を実行する。
なお、前記検針機器管理方法において、前記ハンディターミナルが、前記確立結果送信処理において、前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データに応じて、通信確立成功を示す第1フラグまたは通信確立不可を示す第2フラグを記憶手段に格納し、前記第2フラグの格納回数をカウントして記憶手段に格納すると共に、前記結果データに応じた第1フラグと前記端末番号および検針員番号のデータとを前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信するとしてもよい。
この場合、前記ハンディターミナルは、前記通信判定処理において、前記記憶手段における前記第2フラグの格納回数が所定回数に到達したことを検知して画面ロックを実行し、前記検知結果たる第2フラグおよび前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する。
また、前記検針機器管理方法において、前記検針機器管理サーバが、前記結果取得処理において、前記無線通信手段により、前記第1フラグと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納しているとしてもよい。
この場合、前記検針機器管理サーバは、前記警告通話処理において、前記無線通信手段により、前記検知結果たる第2フラグおよび前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する。
また、前記検針機器管理方法において、前記ハンディターミナルが、画面ロック解除用の認証情報を記憶手段に格納しているとしてもよい。
この場合、前記ハンディターミナルは、前記画面ロックの実行後に、入力インターフェースにて検針員からの認証情報を受け付けて、前記検針員の認証情報と前記記憶手段における画面ロック解除用の認証情報と照合し、両者が一致すれば前記画面ロックを解除する、ロック解除処理を実行する。
また、前記ハンディターミナルは、前記確立結果送信処理において、通信確立処理の結果データとして前記画面ロックの解除の情報を記憶手段に格納すると共に、前記結果データたるロック解除の情報と前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する。
この時、検針機器管理サーバは、前記警告通話処理において、前記電話手段により音声通話を実行した電話番号について、前記テーブルにおいて通話実行済みのデータを格納している。そして、前記結果取得処理において、前記無線通信手段により、前記結果データたるロック解除の情報と端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信し、記憶手段に格納されていた該当検針員番号に対応する結果データを前記ロック解除の情報に更新する。
また、前記検針機器管理サーバは、前記ロック解除の情報と共に受信した前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、該当電話番号についての通話実行済みのデータが格納されていなければ、該当電話番号への通話を中断する指示を前記電話手段に通知する、警告中止処理を実行する。
また、前記検針機器管理方法において、前記ハンディターミナルが、前記確立結果送信処理において、通信確立処理の結果データとして前記画面ロックの解除に対応する第3フラグを記憶手段に格納すると共に、前記結果データたる第3フラグと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信するとしてもよい。
この場合、検針機器管理サーバが、前記結果取得処理において、前記無線通信手段により、前記結果データたる第3フラグと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信し、記憶手段に格納されていた該当検針員番号に対応する第2フラグを前記第3フラグに更新する。
また、本発明の検針機器管理システムは、ハンディターミナルと検針機器管理サーバとからなるコンピュータシステムである。すなわち、前記ハンディターミナルは、所定端末と近距離無線通信を行う第1無線通信手段と、他装置と無線通信を行う第2無線通信手段と、自身の端末番号および検針員の検針員番号とを記憶している記憶手段と、前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、確立結果送信手段と、前記記憶手段における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェースにおける画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、通信判定手段とを備える。
一方、前記検針機器管理サーバは、ハンディターミナルと無線通信を行う無線通信手段と、電話網を介して携帯電話機と音声通話を行う電話手段と、検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルと警告メッセージの音声データとを格納する記憶手段と、前記無線通信手段により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納する、結果取得手段と、前記無線通信手段により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話手段とを備える。
また、本発明のハンディターミナルは、所定端末と近距離無線通信を行う第1無線通信手段と、他装置と無線通信を行う第2無線通信手段と、自身の端末番号および検針員の検針員番号とを記憶している記憶手段と、前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、確立結果送信手段と、前記記憶手段における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェースにおける画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、通信判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の検針機器管理サーバは、ハンディターミナルと無線通信を行う無線通信手段と、電話網を介して携帯電話機と音声通話を行う電話手段と、検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルと警告メッセージの音声データとを格納する記憶手段と、前記無線通信手段により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納する、結果取得手段と、前記無線通信手段により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話手段と、を備えることを特徴とする。
なお、前記ハンディターミナルが備える、モバイルプリンタなど所定端末との近距離無線通信を行う第1無線通信手段としては、短距離無線通信のプロトコルに対応する通信手段であればいずれのものでもよいが、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)、ZigBee、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、Wibreeなどに対応する通信装置が想定される。また、前記ハンディターミナルが備える、検針機器管理サーバと無線通信を行う第2無線通信手段としては、移動体通信のプロトコルに対応する通信手段であればいずれのものも想定できる。移動体通信においては、衛星携帯電話などの一部の例外を除き、通信端末は最寄りの基地局まで無線通信を行い、基地局以遠の通信は通常の通信と同様に有線で行われることが一般的である。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、検針機器の状態を迅速・確実に管理し、検針機器の様々な状態に応じた管理センタ側からの手当や検針員の対応が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の検針機器管理システム10のネットワーク構成図である。図1に示す検針機器管理システム10は、無線通信を含むネットワーク170を介して互いに接続されたハンディターミナル100、前記所定端末たるモバイルプリンタ300、および検針機器管理サーバ200から構成され、検針機器の状態を迅速・確実に管理し、検針機器の様々な状態に応じた管理センタ側からの手当や検針員の対応を可能とするコンピュータシステムである。
各戸に備わる電力量計をチェックする検針員は、電力量計の指示値を入力するために前記ハンディターミナル100を携行している。また、当該ハンディターミナル100での前記指示値の入力内容に応じた印字内容(該当顧客の住所、氏名、使用電力量や請求予定料金など)を印字するのが前記モバイルプリンタ300である。前記検針員は、このモバイルプリンタ300と前記ハンディターミナル100とをセットで携行し検針業務を行っている。なお、前記ハンディターミナルの記憶手段101には顧客の個人情報(印字内容に含める該当顧客の住所、氏名など)がモバイルプリンタ200での印字までに予め保持されている(例えば、ハンディターミナル100が、モバイルプリンタ200への印字指示直前に電力会社の顧客管理サーバ等に対し、顧客番号等をキーにして該当顧客の個人情報を問い合わせて取得し、記憶手段101に保持しておく)。
次に、本実施形態における検針機器管理システム10を構成する各装置について説明する。前記検針機器管理システム10(以下システム10)を構成するハンディターミナル100は、本発明を実現する機能を備えるべく不揮発性の記憶手段101に格納されたプログラム102をRAM103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記ハンディターミナル100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス105、ディスプレイなどの出力インターフェイス106を備えている。また、前記モバイルプリンタ300との間の近距離無線通信を担う第1無線通信手段107と、前記検針機器管理サーバ200との間の無線通信を担う第2無線通信手段108を有している。また、前記記憶手段101には、上述の顧客の個人情報の他に、ハンディターミナル自身の端末番号と、当該ハンディターミナル100を使用する検針員の検針員番号とを記憶している。なお、前記検針員番号は、ハンディターミナル100の起動毎に検針員が入力するものを取得して記憶手段101に格納しているとしてもよい。ハンディターミナル100の使用認証処理については、既存の認証技術を採用すればよい。
続いて、前記システム10を構成する前記ハンディターミナル100が、例えばプログラム102に基づき前記記憶手段101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。前記ハンディターミナル100は、前記第1無線通信手段107により、前記モバイルプリンタ300の備える近距離無線通信用の通信手段307との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段101の接続状態テーブル125に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータ(記憶手段101から読み出した)とを、前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信する、確立結果送信手段110を備える。
また、前記ハンディターミナル100は、前記記憶手段101の接続状態テーブル125における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェース106における画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信する、通信判定手段111を備える。なお、前記画面ロックの処理は、既存の画面ロックの技術を採用すればよい。
なお、前記確立結果送信手段110は、前記第1無線通信手段107により、前記モバイルプリンタ300の備える近距離無線通信用の通信手段307との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データに応じて、通信確立成功を示す第1フラグまたは通信確立不可を示す第2フラグを記憶手段101の接続状態テーブル125に格納し、前記第2フラグの格納回数をカウントして記憶手段101の接続状態テーブル125に格納すると共に、前記結果データに応じた第1フラグと前記端末番号および検針員番号のデータとを前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信するとすれば好適である。
この時、前記通信判定手段111は、前記記憶手段101の接続状態テーブル125における前記第2フラグの格納回数が所定回数に到達したことを検知して画面ロックを実行し、前記検知結果たる第2フラグおよび前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信する。
なお、前記ハンディターミナル100が、画面ロック解除用の認証情報を前記記憶手段101に格納しているとしてもよい。この場合、前記ハンディターミナル100は、前記画面ロックの実行後に、入力インターフェース105にて検針員からの認証情報を受け付けて、前記検針員の認証情報と前記記憶手段101における画面ロック解除用の認証情報と照合し、両者が一致すれば前記画面ロックを解除する、ロック解除手段112を備えるとすれば好適である。
また、前記確立結果送信手段110は、通信確立処理の結果データとして前記画面ロックの解除の情報を記憶手段101の接続状態テーブル125に格納すると共に、前記結果データたるロック解除の情報と前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信することになる。
また、前記確立結果送信手段110は、通信確立処理の結果データとして前記画面ロックの解除に対応する第3フラグを記憶手段101の接続状態テーブル125に格納すると共に、前記結果データたる第3フラグと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信するとすれば好適である。
一方、前記システム10をハンディターミナル100らと共に構成するのが検針機器管理サーバ200である。この検針機器管理サーバ200は、例えば、電力会社に設置されているサーバ装置であり、本発明を実現する機能を備えるべくハードディスクドライブなどの不揮発性の記憶手段201に格納されたプログラム202をRAM203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。また、前記検針機器管理サーバ200は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス205、ディスプレイなどの出力インターフェイス206を必要に応じて備えることができる。また、ハンディターミナル100との間の移動体通信を担う無線通信手段207を有している。また、前記検針機器管理サーバ200は、携帯電話網を介して検針員の所持する携帯電話機400と音声通話を行う電話手段208を備えている。この電話手段208は、前記検針機器管理サーバ200が備えるCTI(Computer Telephony Integration)機能とも言える。この機能は、電話やFAXをコンピュータシステムつまり当該検針機器管理サーバ200に統合する機能であり、電話網における所定の電話番号に宛てて自動的に架電して音声通話回線を確立し、記憶手段201に格納してある音声データを再生して前記電話番号に対応する電話機に再生音声を流す。
続いて、前記検針機器管理サーバ200が、例えばプログラム202に基づき前記記憶手段201にて構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記検針機器管理サーバ200は、検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶する検針員マスタテーブル255と、前記ハンディターミナル100から受信したデータを格納する検針員・ハンディターミナル管理テーブル250と、警告メッセージの音声データとを記憶手段301に予め格納している。
前記検針機器管理サーバ200は、前記無線通信手段207により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナル100から受信して記憶手段201の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250に格納する、結果取得手段210を備える。
また、検針機器管理サーバ200は、前記無線通信手段207により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナル100から受信して記憶手段201の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250に格納し、前記検針員番号をキーに前記検針員マスタテーブル255を検索して電話番号を特定し、前記電話手段208により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話手段211を備える。
なお、前記結果取得手段210は、前記無線通信手段207により、第1フラグ(前記通信確立処理の結果データが通信確立成功を示すフラグ)と端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルか100ら受信して記憶手段201の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250に格納するとしてもよい。
また、前記警告通話手段211は、前記無線通信手段207により、前記検知結果たる第2フラグ(前記通信確立処理の結果データが通信確立不可を示すフラグ)および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナル100から受信して記憶手段101の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250に格納し、前記検針員番号をキーに前記検針員マスタテーブル255を検索して電話番号を特定し、前記電話手段208により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する。
なお、前記警告通話手段211は、前記電話手段208により音声通話を実行した電話番号について、前記検針員マスタテーブル255において通話実行済みのデータを格納しているとすれば好適である。
この時、前記結果取得手段210は、前記無線通信手段207により、前記結果データたるロック解除の情報と端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナル100から受信し、記憶手段201の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250に格納されていた該当検針員番号に対応する結果データを前記ロック解除の情報に更新する。
また、前記検針機器管理サーバ200は、前記ロック解除の情報と共に受信した前記検針員番号をキーに前記検針員マスタテーブル255を検索して電話番号を特定し、該当電話番号についての通話実行済みのデータが格納されていなければ、該当電話番号への通話を中断する指示を前記電話手段208に通知する、警告中止手段212を備えるとすれば好適である。
なお、前記結果取得手段210は、前記無線通信手段207により、前記結果データたる第3フラグ(ロック解除の情報に対応するフラグ)と端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナル100から受信し、記憶手段201の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250に格納されていた該当検針員番号に対応する第2フラグを前記第3フラグに更新するとすれば好適である。
また、前記ハンディターミナル100と近距離無線通信で接続されるのが前記モバイルプリンタ300である。このモバイルプリンタ300は、不揮発性の記憶手段301に格納されたプログラム302をRAM303に読み出し、演算装置たるCPU304により実行する。また、前記モバイルプリンタ300は、各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス305、ディスプレイなどの出力インターフェイス306を必要に応じて備えることができる。また、前記ハンディターミナル100との間のデータ授受を担う無線通信手段307を有している。
当然ながら、前記モバイルプリンタ300は、プリンタ装置として、感熱紙ロールなどの印字媒体とその送り機構や排出機構、感熱装置などの印字機構310を備えており、前記ハンディターミナル100から前記無線通信手段307を介して印字指令を受けて、当該印字指令が含むデータ(該当顧客の住所、氏名、使用電力量や請求予定料金など)を処理し、前記印字媒体への印字処理を実行する。
また、前記モバイルプリンタ300は、前記プログラム302を実行して、前記ハンディターミナル100の第1無線通信手段107からの通信確立要求を、前記無線通信手段307で受信し、無線通信のプロトコルに沿って通信確立処理を行う。
これまで示した前記システム10における各手段110〜112、210〜212は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、各装置のCPUがプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをRAMに読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造例−−−
続いて、前記システム10が利用するテーブルの例について説明する。図2は、本実施形態の(a)接続状態テーブル125、(b)検針員・ハンディターミナル管理テーブル250、(c)検針員マスタテーブル255の構成例を示す図である。
前記接続状態テーブル125は、前記ハンディターミナル100の確立結果送信手段110が、前記第1無線通信手段107により、前記モバイルプリンタ300の備える近距離無線通信用の通信手段307との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データに応じて、通信確立成功を示す第1フラグ、通信確立不可を示す第2フラグ、および前記画面ロックの解除に対応する第3フラグを格納するテーブルである。また、前記確立結果送信手段110が、前記第2フラグの格納回数をカウントして記憶するテーブルでもある。したがって、この接続状態テーブル125は、前記第2フラグの格納回数のカウント値として接続確認カウント151と、前記第1フラグから第3フラグのいずれかである状態コード152とをデータとして含む。
前記接続確認カウント151は、ハンディターミナル100とモバイルプリンタ300との接続不良回数を意味し、初期値「0」から、最大値「3」までの値となっている。また、状態コード152は、ハンディターミナル100とモバイルプリンタ300との接続状態を意味し、「0:正常」=第1フラグ、「1:異常」=第2フラグ、「2:解除」=第3フラグ、と定義している。
また、検針員・ハンディターミナル管理テーブル250は、ハンディターミナル100から送られてきたデータを検針機器管理サーバ200が格納するテーブルである。この検針員・ハンディターミナル管理テーブル250は、例えば、検針員番号351、ハンディターミナルの端末番号352、状態コード353、および送信済みフラグ354といったデータが対応付けされたレコードの集合体となっている。前記送信済フラグ354は、前記状態コード353が「1」つまりハンディターミナル100とモバイルプリンタ300との無線通信不良が所定回数に及んだ状態に際し、検針機器管理サーバ200から該当検針員の携帯電話機400に電話を行ったか否かを意味し、「0:電話通信未」、「1:電話通信終了」と定義し、初期値は「0」とする。
また、前記検針員マスタテーブル255は、検針員番号と該当検針員の携帯電話機400の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルであり、例えば、検針員番号をキーに、該当検針員の名357、携帯電話機400の電話番号358といったデータが対応付けされたレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における検針機器管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する検針機器管理方法に対応する各種動作は、前記システム10を構成する各装置のRAMに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。図3は本実施形態における検針機器管理方法の処理フロー例1を示す図である。ここでは、ハンディターミナル100の起動から主に通常使用に対応した処理について説明する。
この場合、前記ハンディターミナル100は、電源が投入されたことを検知し(s100)、例えば、記憶手段101から利用認証用画面のデータを呼び出して出力インターフェース106に表示し、検針員番号とパスワードの入力を受け付ける(s101)。勿論、こうした利用認証については、生体認証や認証データが格納されたICカードによる認証など、既存技術を種々採用できる。
前記ハンディターミナル100は、前記利用認証用画面を介して検針員番号、パスワードのデータを取得し、この検針員番号、パスワードのデータを、記憶手段101の認証情報と照合して認証処理を実行する(s102)。前記利用認証用画面を介して取得した検針員番号およびパスワードのセットが正しくないと判定した場合(s102:no)、前記ハンディターミナル100は処理を前記ステップs101に戻す。
一方、前記利用認証用画面を介して取得した検針員番号およびパスワードのセットが正しいと判定した場合(s102:yes)、前記ハンディターミナル100の確立結果送信手段110は、前記第1無線通信手段107により、前記モバイルプリンタ300の備える近距離無線通信用の通信手段307との通信確立処理を実行する(s103)。この場合、前記確立結果送信手段110は、前記第1無線通信手段107からハンディターミナル100の端末番号を含む通信確立要求をモバイルプリンタ300に宛てて送信する。また、前記確立結果送信手段110は、このステップs103の実行に合わせて出力インターフェース106の画面ロックを行う。
他方、前記モバイルプリンタ300は、前記プログラム302を実行して、前記ハンディターミナル100の第1無線通信手段107からの通信確立要求を、前記無線通信手段307で受信し、無線通信のプロトコルに沿って通信確立処理を行う(s104)。この場合、前記モバイルプリンタ300は、前記ハンディターミナル100の端末番号を含む通信確立要求を受信し、ここで受信した端末番号が、予め定められたハンディターミナル100の端末番号(記憶手段301に予め保持)であるか判定する。予め定めた端末番号であると判定できたら、前記無線通信手段307を介して前記ハンディターミナル100の第1無線通信手段107に、「正常」との返信を行う。
なお、本実施形態では、前記モバイルプリンタ300の無線通信手段307がモバイルプリンタの端末番号をハンディターミナル100に送信し、ハンディターミナル100の第1無線通信手段107がこれを受信して、正常に受信した旨の返信を行う、といったハンディターミナル100とモバイルプリンタ300との間で相互に端末番号の送受信を行うことはしない。これは、前記ハンディターミナル100の通信にかける処理負荷を低減して消費電力を抑え、バッテリーの持ち時間を長くすることにつながる。
前記ハンディターミナル100の確立結果送信手段110は、前記モバイルプリンタ300から「正常」との返信を受ければ(s105:yes)、前記モバイルプリンタ300との無線通信接続処理を行う(s106)。また、ここまでのステップで得た検針員番号と、記憶手段101から読み出したハンディターミナル端末番号、および無線通信の確立成功を示す状態コード“0”を、検針機器管理サーバ200に送信し、前記画面ロックを解除する(s107)。また、前記確立結果送信手段110は、モバイルプリンタ300との無線通信の確立成功の結果に応じて、通信確立成功を示す状態コード“0”を、前記記憶手段101の接続状態テーブル125に格納する(s108)。
前記検針機器管理サーバ200の結果取得手段210は、前記ハンディターミナル100から送信されてきた、検針員番号、ハンディターミナル端末番号、および無線通信の確立成功を示す状態コード“0”を受信し、前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新する(s109)。
一方、前記モバイルプリンタ300から「正常」との返信を受けられず、無線通信を確立できない場合(s105:no)、前記確立結果送信手段110は、前記画面ロックをそのまま継続し、前記ステップs105を再実行する(s110)。
前記ステップs106の実行後、検針員の利用認証に成功し、なおかつモバイルプリンタ300との無線通信も確立できた状態となっているから、前記ハンディターミナル100は、検針員による通常業務の指示を受け付けるべく、業務用画面のデータを記憶手段101から読み出して出力インターフェース106に表示し、顧客宅の電力量計が示す使用電力量値の入力等を受け付けるのである(s111)。
また、前記ステップs105の後、前記確立結果送信手段110は、前記モバイルプリンタ300との無線通信の確立処理(前記ステップs103〜)を、一定時間毎、例えば40秒周期で繰り返し実行する(s112)。この繰り返しの間、モバイルプリンタ300との無線通信が確立できれば(s112:yes)、前記確立結果送信手段110は、前記接続状態テーブル125の接続確認カウント151を「0」へと更新し(s113)、状態コード“0”と前記端末番号および検針員番号のデータを前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信する。
一方、前記検針機器管理サーバ200の結果取得手段210は、前記ハンディターミナル100から送信されてきた、検針員番号、ハンディターミナル端末番号、および無線通信の確立成功を示す状態コード“0”を受信し、前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新する(s114)。
他方、前記繰り返しの間、モバイルプリンタ300との無線通信が確立不可となった場合(s112:no)、前記確立結果送信手段110は、通信確立不可を示す状態コード“1”を記憶手段101の接続状態テーブル125の状態コード152に上書き格納し、前記状態コード“1”の格納回数について前記接続状態テーブル125の接続確認カウント151の値をインクリメントする(s115)。
ここで前記ハンディターミナル100の通信判定手段111は、前記接続状態テーブル125における前記接続確認カウント151の値が所定数の「3」に到達したか否か判定する(s116)。この判定で前記接続確認カウント151の値が「3」に達していないとなれば(s116:no)、前記通信判定手段111は、処理を前記ステップs111に戻し、前記モバイルプリンタ300との無線通信の確立処理を40秒周期で再度行う。
一方、前記ステップs115において、接続確認カウント151の値が「3」に到達したことを検知したならば(s116:yes)、前記出力インターフェース106の画面ロックを実行する(s117)。
なお、検針員が1軒当りの検針値を測定する時間が2分程度かかるとされている。よって、前記接続確認カウント151の上限値を「3」とすることで、無線通信が確立不可となってから画面ロックを実行するまでの時間(40秒×3回=120秒)は、検針員が1軒当りの検針値を測定する時間とほぼ同一となる。検針値を測定する時間と画面ロック実行までの時間とを同一にすることで、少なくとも1軒間隔でハンディターミナル100等の紛失・盗難を検知可能とする。ハンディターミナル100の記憶手段101に保持している顧客の個人情報を1軒の検針終了毎(モバイルプリンタ200への印字指示終了を検知して、或いは入力インターフェース105で検針員の指示を受けて)に削除するとすれば、顧客情報の漏洩防止の観点からより好ましい。
無線通信が確立不可となってから画面ロックを実行するまでの時間を前記の「120秒」よりも短く設定すると、画面ロック実行までの時間的余裕が少なくなり業務効率の低下を招く恐れもあり、一方、前記の「120秒」より長く設定すると、画面ロック実行までの時間的余裕が多くなりすぎて、ハンディターミナル100等の盗難・紛失チェックの頻度が少なくなり、セキュリティが低下する。
なお、ハンディターミナル100が、例えば、モバイルプリンタ200への印字指示終了時刻を顧客1軒毎に記憶手段101に記録しておき、当該ハンディターミナル100を利用する検針員の1軒あたりの検針時間について、各印字指示終了時刻の間の差分を平均して算定するとしてもよい。この場合、ハンディターミナル100は、該当検針員の1軒あたりの平均検針時間を、前記接続確認カウント151の上限値「3」で除算し、前記ステップs112(モバイルプリンタ300との無線通信の確立処理を一定時間毎に繰り返し実行)の実行周期を検針員毎に最適化するとしてもよい。例えば、ある検針員の1軒あたりの平均検針時間が“90秒”と算定できたとすると、この場合、ハンディターミナル100は、この“90秒”を、前記接続確認カウント151の上限値「3」で除算し、前記ステップs112の実行周期を、“90÷3=30秒”と決定できる。このような処理を行えば、画面ロック実行までの時間的余裕を各検針員個別の行動傾向に応じたものとして、業務効率の低下を招きにくくなると共に、1軒間隔でのハンディターミナル100等の紛失・盗難の検知も確実なままとなる。
前記ステップs117の後、前記通信判定手段111は、前記検知結果たる状態コード「1」および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信する(s118)。
一方、前記検針機器管理サーバ200の結果取得手段210は、前記無線通信手段207により、前記検知結果たる状態コード「1」および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナル100から受信し、記憶手段201の検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新する(s119)。詳細は後述するが、検針機器管理サーバ200では、ここで受信したデータより該当検針員を割り出し、その携帯電話機400に電話をかけて検針員への警告通知をすることになる。これにより、検針員らを管理する電力会社ら組織としても、ほぼリアルタイムで検針機器の状態管理が可能となる。
−−−処理フロー例2−−−
図4 は本実施形態における検針機器管理方法の処理フロー例2を示す図である。ここでは、ハンディターミナル100の画面ロックの解除処理について説明する。例えば、検針員がハンディターミナル100およびモバイルプリンタ300を規定通りに一体に保持しているにも関わらず、無線通信状態の何らかの不良により、前記画面ロックがなされることもありうる。この場合、前記検針員は、検針機器管理サーバ200より警告通話を受ける前に、画面ロックの解除処理を行う。なお、前記ハンディターミナル100は、記憶手段101において画面ロック解除用の認証情報を保持している。
この場合、前記ハンディターミナル100のロック解除手段112は、前記画面ロックの実行後に、入力インターフェース105にて検針員からの認証情報、例えばパスワードの入力を受け付ける(s200)。そして、前記ロック解除手段112は、前記検針員のパスワードと前記記憶手段101における画面ロック解除用のパスワードとを照合し(s201)、両者が一致しなければ(s202:no)、処理を前記ステップs200に戻す。
一方、前記パスワードが一致した場合(s202:yes)、前記ハンディターミナル100の確立結果送信手段110は、前記画面ロックの解除に対応する状態コード「2」を前記接続状態テーブル125の状態コード152に上書き格納すると共に、前記状態コード「2」と前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段108により検針機器管理サーバ200に送信する(s203)。
前記検針機器管理サーバ200の結果取得手段210は、前記ハンディターミナル100から送信されてきた、検針員番号、ハンディターミナル端末番号、および前記状態コード“2”を受信し、前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新する(s204)。
また、前記ハンディターミナル100の確立結果送信手段110は、前記第1無線通信手段107により、前記モバイルプリンタ300の備える近距離無線通信用の通信手段307との通信確立処理を実行する(s205)。この場合、前記確立結果送信手段110は、前記第1無線通信手段107からハンディターミナル100の端末番号を含む通信確立要求をモバイルプリンタ300に宛てて送信する。また、前記確立結果送信手段110は、このステップs204の実行に合わせて出力インターフェース106の画面ロックを行う。
他方、前記モバイルプリンタ300は、前記プログラム302を実行して、前記ハンディターミナル100の第1無線通信手段107からの通信確立要求を、前記無線通信手段307で受信し、無線通信のプロトコルに沿って通信確立処理を行う(s206)。この場合、前記モバイルプリンタ300は、前記ハンディターミナル100の端末番号を含む通信確立要求を受信し、ここで受信した端末番号が、予め定められたハンディターミナル100の端末番号(記憶手段301に予め保持)であるか判定する。予め定めた端末番号であると判定できたら、前記無線通信手段307を介して前記ハンディターミナル100の第1無線通信手段107に、「正常」との返信を行う。
前記ハンディターミナル100の確立結果送信手段110は、前記モバイルプリンタ300から「正常」との返信を受ければ(s207:yes)、前記モバイルプリンタ300との無線通信接続処理を行う(s208)。また、前記画面ロックを解除する(s209)。また、前記確立結果送信手段110は、モバイルプリンタ300との無線通信の確立成功の結果に応じて、通信確立成功を示す状態コード“0”を、前記記憶手段101の接続状態テーブル125に格納し、ここまでのステップで得た検針員番号と、記憶手段101から読み出したハンディターミナル端末番号、および無線通信の確立成功を示す状態コード“0”を、検針機器管理サーバ200に送信する(s210)。
前記検針機器管理サーバ200の結果取得手段210は、前記ハンディターミナル100から送信されてきた、検針員番号、ハンディターミナル端末番号、および無線通信の確立成功を示す状態コード“0”を受信し、前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新する(s211)。
一方、前記モバイルプリンタ300から「正常」との返信を受けられず、無線通信を確立できない場合(s207:no)、前記確立結果送信手段110は、前記画面ロックをそのまま継続し、前記ステップs207を再実行する(s212)。
こうして、ハンディターミナル100での画面ロックが解除されたことは検針機器管理サーバ200に送信され、検針機器管理サーバ200から検針員の携帯電話機400への不要な警告通話を防ぐことができる(詳細は後述)。
−−−処理フロー例3−−−
図5は本実施形態における検針機器管理方法の処理フロー例3を示す図である。ここでは、検針機器管理サーバ200から検針員の携帯電話機400への警告通話処理とその中断処理について説明する。
この場合、前記検針機器管理サーバ200の警告通話手段211は、前記結果取得手段210がハンディターミナル100から受信したデータを監視し、状態コード「0」(=無線通信の確立成功を示す)以外を含むものを検知し(s300:no)、その状態コードが「1」=無線通信が確立不可、ないし、「2」=画面ロック解除の開始、のいずれであるか判定する(s301)。他方、前記結果取得手段210がハンディターミナル100から受信したデータが、状態コード「0」を含む場合(s300:yes)、前記警告通話手段211は当該フローを終了する。
前記ステップs301において、前記警告通話手段211は、前記データの状態コードが「1」=無線通信が確立不可であると判定した場合(s301:yes)、前記データ(状態コード「1」、端末番号、検針員番号)で前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新すると共に、前記検針員番号をキーに前記検針員マスタテーブル255を検索して携帯電話機400の電話番号を特定する(s302)。
次に前記警告通話手段211は、一定時間(例えば、120秒)経過後、前記電話手段208により前記電話番号に宛てて記憶手段201の音声データ(例:「ハンディターミナル100ないしモバイルプリンタ200について紛失・盗難の恐れがあるので大至急確認してください」、などの警告メッセージの音声)を再生した音声通話を実行する(s303)。前記検針機器管理サーバ200がこの警告通話手段211を備えることで、ハンディターミナル100とモバイルプリンタ300の両者にはこうした警告手段を保持する必要がない。よって警告手段の稼働にかかる消費電力を抑えることができ、ハンディターミナル100やモバイルプリンタ200のバッテリーの持ち時間を長くすることができる。
また、前記警告通話手段211は、前記電話手段208により前記音声通話を実行した電話番号について、前記検針員マスタテーブル255において通話実行済みのデータとして、前記送信済みフラグ354に「1」を設定する(s304)。
なお、この音声通話実行までの待機時間を120秒とし、顧客1軒当りの検針時間と同一にすれば、検針員による顧客1軒の検針実行後、無線通信状態の不良により画面ロックがなされたとしても、検針員は次の対象顧客の検針業務を行うために、前記120秒の間にハンディターミナル101を確認することになる。よって、この検針員はハンディターミナル100の画面ロックに気づいて、画面ロック解除の処理を実行することができる。
一方、前記ステップs301において、前記警告通話手段211は、前記データの状態コードが「2」=画面ロック解除の開始、であると判定した場合(s301:no)、前記データ(状態コード「2」、端末番号、検針員番号)で前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250の該当検針員番号のレコードを更新すると共に、前記検針員番号をキーに前記検針員・ハンディターミナル管理テーブル250にて送信済みフラグ354の値を特定する(s305)。
前記警告通話手段211は、前記送信済みフラグ354が「1」=通話済み、であれば(s306:yes)、当該フローを終了する。他方、前記送信済みフラグ354が「0」=未通話、であれば(s306:yes)、該当電話番号への通話を中断する指示を前記電話手段208に通知する(s307)。
本実施形態によれば、ハンディターミナルの状態(無線通信が正常ないし異常、異常状態からの解除済み)を検針端末管理サーバ側(営業所)にてほぼリアルタイムに監視し、無線通信が出来なくなり盗難・紛失にあったと推定される場合には、検針端末管理サーバより電話通信により紛失者(検針員)の携帯電話機に電話連絡することができる。一方、ハンディターミナル自身もモバイルプリンタとの無線通信が一定頻度で確立できない場合に、盗難・紛失等に備えて画面やインターフェースのロックをおこなうものとなっている。
つまり、検針機器の盗難・紛失等を検針員本人やハンディターミナル自身だけでなく、検針機器管理サーバを運営する組織側としても把握・管理でき、検針機器の紛失・盗難時の対応を迅速に行うことができる。また、ハンディターミナルの状態が異常状態からの解除処理が検針員によりなされているものであった時に、前記電話連絡を中止することもできる。また、本来はハンディターミナルおよびモバイルプリンタの両端末を携帯して作業を行うべき検針員が片方の端末を一定距離以上離して使用していた場合、前記電話連絡が検針員への警告としての役割を果たすことにもなり、本来あるべき使用方法をするよう検針員に仕向けることもできる。
したがって、検針機器の状態を迅速・確実に管理し、検針機器の様々な状態に応じた管理センタ側からの手当や検針員の対応が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態の検針機器管理システムのネットワーク構成図である。 本実施形態の(a)接続状態テーブル、(b)検針員・ハンディターミナル管理テーブル、(c)検針員マスタテーブルの構成例を示す図である。 本実施形態における検針機器管理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態における検針機器管理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態における検針機器管理方法の処理フロー例3を示す図である。
10 検針機器管理システム
100 ハンディターミナル
101、201、301 記憶手段
102、202、302 プログラム
103、203、303 RAM(Random Access Memory)
104、204、304 CPU(Central Processing Unit)
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 第1無線通信手段
108 第2無線通信手段
110 確立結果送信手段
111 通信判定手段
112 ロック解除手段
125 接続状態テーブル
151 接続カウント
152、253 状態コード
170 ネットワーク
200 検針機器管理サーバ
207 無線通信手段
208 電話手段
210 結果取得手段
211 警告通話手段
212 警告中止手段
215 管理データベース
250 検針員・ハンディターミナル管理テーブル
251、256 検針員番号
252 ハンディターミナル端末番号
254 送信済フラグ
255 検針員マスタテーブル
300 モバイルプリンタ
307 無線通信手段
400 携帯電話機

Claims (8)

  1. 所定端末と近距離無線通信を行う第1無線通信手段と、他装置と無線通信を行う第2無線通信手段と、自身の端末番号および検針員の検針員番号とを記憶している記憶手段とを備えたハンディターミナルが、
    前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、確立結果送信処理と、
    前記記憶手段における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェースにおける画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、通信判定処理とを実行し、
    ハンディターミナルと無線通信を行う無線通信手段と、電話網を介して携帯電話機と音声通話を行う電話手段と、検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルと警告メッセージの音声データとを格納する記憶手段とを備えた検針機器管理サーバが、
    前記無線通信手段により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納する、結果取得処理と、
    前記無線通信手段により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話処理とを実行する、
    ことを特徴とする検針機器管理方法。
  2. 前記ハンディターミナルが、
    前記確立結果送信処理において、前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データに応じて、通信確立成功を示す第1フラグまたは通信確立不可を示す第2フラグを記憶手段に格納し、前記第2フラグの格納回数をカウントして記憶手段に格納すると共に、前記結果データに応じた第1フラグと前記端末番号および検針員番号のデータとを前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信し、
    前記通信判定処理において、前記記憶手段における前記第2フラグの格納回数が所定回数に到達したことを検知して画面ロックを実行し、前記検知結果たる第2フラグおよび前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検針機器管理方法。
  3. 前記検針機器管理サーバが、
    前記結果取得処理において、前記無線通信手段により、前記第1フラグと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、
    前記警告通話処理において、前記無線通信手段により、前記検知結果たる第2フラグおよび前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の検針機器管理方法。
  4. 前記ハンディターミナルが、
    画面ロック解除用の認証情報を記憶手段に格納しており、
    前記画面ロックの実行後に、入力インターフェースにて検針員からの認証情報を受け付けて、前記検針員の認証情報と前記記憶手段における画面ロック解除用の認証情報と照合し、両者が一致すれば前記画面ロックを解除する、ロック解除処理を実行し、
    前記確立結果送信処理において、通信確立処理の結果データとして前記画面ロックの解除の情報を記憶手段に格納すると共に、前記結果データたるロック解除の情報と前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信し、
    検針機器管理サーバが、
    前記警告通話処理において、前記電話手段により音声通話を実行した電話番号について、前記テーブルにおいて通話実行済みのデータを格納しており、
    前記結果取得処理において、前記無線通信手段により、前記結果データたるロック解除の情報と端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信し、記憶手段に格納されていた該当検針員番号に対応する結果データを前記ロック解除の情報に更新し、
    前記ロック解除の情報と共に受信した前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、該当電話番号についての通話実行済みのデータが格納されていなければ、該当電話番号への通話を中断する指示を前記電話手段に通知する、警告中止処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の検針機器管理方法。
  5. 前記ハンディターミナルが、
    前記確立結果送信処理において、通信確立処理の結果データとして前記画面ロックの解除に対応する第3フラグを記憶手段に格納すると共に、前記結果データたる第3フラグと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信し、
    検針機器管理サーバが、
    前記結果取得処理において、前記無線通信手段により、前記結果データたる第3フラグと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信し、記憶手段に格納されていた該当検針員番号に対応する第2フラグを前記第3フラグに更新する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の検針機器管理方法。
  6. 所定端末と近距離無線通信を行う第1無線通信手段と、他装置と無線通信を行う第2無線通信手段と、自身の端末番号および検針員の検針員番号とを記憶している記憶手段と、
    前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、確立結果送信手段と、
    前記記憶手段における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェースにおける画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、通信判定手段とを備えるハンディターミナルと、
    ハンディターミナルと無線通信を行う無線通信手段と、電話網を介して携帯電話機と音声通話を行う電話手段と、検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルと警告メッセージの音声データとを格納する記憶手段と、
    前記無線通信手段により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納する、結果取得手段と、
    前記無線通信手段により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話手段とを備える検針機器管理サーバと、
    を含むことを特徴とする検針機器管理システム。
  7. 所定端末と近距離無線通信を行う第1無線通信手段と、
    他装置と無線通信を行う第2無線通信手段と、
    自身の端末番号および検針員の検針員番号とを記憶している記憶手段と、
    前記第1無線通信手段により、前記所定端末の備える近距離無線通信用の通信手段との通信確立処理を一定時間毎に繰り返し実行し、前記通信確立処理の結果データを記憶手段に格納すると共に、前記結果データと前記端末番号および検針員番号のデータとを、前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、確立結果送信手段と、
    前記記憶手段における所定回数分の前記通信確立処理の結果データが、通信確立不可を示すことを検知して出力インターフェースにおける画面ロックを実行し、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記第2無線通信手段により検針機器管理サーバに送信する、通信判定手段と、
    を備えることを特徴とするハンディターミナル。
  8. ハンディターミナルと無線通信を行う無線通信手段と、
    電話網を介して携帯電話機と音声通話を行う電話手段と、
    検針員番号と該当検針員の携帯電話機の電話番号とを対応付けて記憶するテーブルと警告メッセージの音声データとを格納する記憶手段と、
    前記無線通信手段により、前記結果データと端末番号および検針員番号のデータとを前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納する、結果取得手段と、
    前記無線通信手段により、前記検知結果および前記端末番号および検針員番号を前記ハンディターミナルから受信して記憶手段に格納し、前記検針員番号をキーに前記テーブルを検索して電話番号を特定し、前記電話手段により前記電話番号に宛てて前記音声データを再生した音声通話を実行する、警告通話手段と、
    を備えることを特徴とする検針機器管理サーバ。
JP2009012310A 2009-01-22 2009-01-22 検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ Pending JP2010170337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009012310A JP2010170337A (ja) 2009-01-22 2009-01-22 検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009012310A JP2010170337A (ja) 2009-01-22 2009-01-22 検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010170337A true JP2010170337A (ja) 2010-08-05

Family

ID=42702437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009012310A Pending JP2010170337A (ja) 2009-01-22 2009-01-22 検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010170337A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238204A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Nippon Gas Co Ltd 携帯検針システム
KR101304617B1 (ko) 2011-10-07 2013-09-05 엘에스산전 주식회사 댁내 에너지 표시장치의 사용자 인증방법
CN111027026A (zh) * 2019-12-31 2020-04-17 广东电网有限责任公司 一种抄表数据异常智能诊断系统
CN113422819A (zh) * 2021-06-20 2021-09-21 深圳弘星智联科技有限公司 一种实现采用hdlc协议高效采集数据的机制

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238204A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Nippon Gas Co Ltd 携帯検針システム
KR101304617B1 (ko) 2011-10-07 2013-09-05 엘에스산전 주식회사 댁내 에너지 표시장치의 사용자 인증방법
CN111027026A (zh) * 2019-12-31 2020-04-17 广东电网有限责任公司 一种抄表数据异常智能诊断系统
CN113422819A (zh) * 2021-06-20 2021-09-21 深圳弘星智联科技有限公司 一种实现采用hdlc协议高效采集数据的机制
CN113422819B (zh) * 2021-06-20 2023-12-19 深圳弘星智联科技有限公司 一种实现采用hdlc协议高效采集数据的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7641122B2 (en) Mobile device having an IC card function
US20090021350A1 (en) Portable electronic device, security system and method for determining allowable operating range of portable electronic device
CN104270533A (zh) 一种事件提醒的方法及装置
JP2001238260A (ja) 電子機器及び固有情報管理方法
JP5395468B2 (ja) 端末装置監視システム
CN104091115A (zh) 一种监控终端安全性的方法及装置
CN105992125A (zh) 一种电子设备安全保护的方法和装置
GB2379834A (en) Protection of wireless data storage devices
JP2010170337A (ja) 検針機器管理方法、検針機器管理システム、ハンディターミナル、および検針機器管理サーバ
JP5968177B2 (ja) 携帯電話紛失等防止システム及び携帯電話紛失等防止用プログラム
JP2014152745A (ja) エアーコンプレッサ管理システム及び方法
JP2006099217A (ja) 通信システム
CN112579011A (zh) 打印装置
KR101197269B1 (ko) 분실한 휴대용 단말기의 불법 사용을 방지하는 장치 및방법
JP2013258650A (ja) 盗難防止対応通信端末およびシステム
JP3976461B2 (ja) 商品管理システムにおける携帯型無線端末の故障監視方法及び該方法の実施プログラムを記録した記憶媒体
KR101527635B1 (ko) 모바일 단말의 사생활 보호 장치 및 방법
JP2016133909A (ja) 充電管理システムおよび読取端末
JP4943196B2 (ja) 可搬型監視装置及び物品監視システム
JP4520519B2 (ja) Icカード機能を有した携帯機器
JP2020049141A (ja) 宅配ボックス、宅配システム、通信方法、及び、情報処理方法
JP2007114889A (ja) 盗難対策システム、および盗難対策方法
JP2009140176A (ja) 取引装置及び取引方法
JP3793870B2 (ja) 認証データ管理システム
WO2003009621A1 (en) Protection of devices