JP2010158362A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機1は、内部当選確率が変動可能な内部抽選手段41と、ゲームの実行回数に対する大当たり状態の発生回数の割合を示す大当たり確率を所定期間について算出する大当たり確率算出手段471と、内部抽選手段41に設定された内部当選確率の平均値である平均確率を所定期間について算出する平均確率算出手段472と、大当たり確率及び平均確率を遊技者に対して表示する表示手段7と、を備えている。
【選択図】図4
Description
該内部抽選手段による抽選結果を表示する抽選結果表示手段と、
該抽選結果表示手段により表示された抽選結果が大当たりであった場合に大当たりが入賞し、遊技者にとって有利な大当たり状態を発生させる大当たり発生手段と、を備え、
前記内部当選手段に設定される前記内部当選確率が変動可能な遊技機であって、
前記ゲームの実行回数に対する前記大当たり状態の発生回数の割合を示す大当たり確率を所定期間について算出する大当たり確率算出手段と、
前記内部抽選手段に設定された前記内部当選確率の平均値である平均確率を前記所定期間について算出する平均確率算出手段と、
前記大当たり確率及び前記平均確率を遊技者に対して表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技機にある(請求項1)。
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記抽選結果表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて前記抽選結果表示手段による図柄の変動表示を開始させると共に、前記停止操作手段の操作に応じて内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記抽選結果表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、を備え、
前記内部抽選手段は、前記大当たりに対応する大当たり役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行することが好ましい(請求項2)。
この場合には、前記内部当選確率がゲーム毎に変動し得るため、前記所定期間内の平均的な内部当選確率の推定が一層、困難となる。それ故、前記平均確率を表示することの効果が一層、顕著になり得る。
(実施例1)
本例は、内部当選確率の変動機能を備えたスロットマシン1(遊技機)に関する例である。この内容について、図1〜図11を用いて説明する。
払出数表示部551は、入賞時のメダル払出数を表示する表示部である。
クレジット数表示部552は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル数を表示する表示部である。
スロットマシン1では、図3に示すごとく役、内部当選役、入賞役が設定されている。役としては、3種類の大当たり役であるボーナス役(BIG1、BIG2、REG)のほか、10枚役、2枚役等の小役、リプレイが設定されている。同図では、左列に各役の名称を、各役に対応する図柄20の組合せである入賞図柄を中列に、入賞に応じて遊技者に付与される利益を右列に示してある。
基準位置検知部66は、各リール21L、C、Rについて基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役等の当選確率が異なる6段階の設定値を変更するための操作部である。
(1)通常状態から第1特別状態(ゲーム開始操作タイミングの報知有り)への移行の当選乱数。この報知有りの特1乱数の個数は125個。
(2)通常状態から第1特別状態(ゲーム開始操作タイミングの報知無し)への移行の当選乱数。この報知無しの特1乱数の個数は125個。
(3)通常状態から第2特別状態(ゲーム開始操作タイミングの報知有り)への移行の当選乱数。この報知有りの特2乱数の個数は125個。
(4)通常状態から第2特別状態(ゲーム開始操作タイミングの報知無し)への移行の当選乱数。この報知無しの特2乱数の個数は125個。
(5)通常状態から特別状態への移行を伴わないハズレ乱数。このハズレ乱数の個数は500個。
(1)第1特別状態及び第2特別状態から通常状態への移行の当選乱数。この通常乱数の個数は1500個。
(2)特別状態から通常状態への移行を伴わないハズレ乱数。このハズレ乱数の個数は7000個。
乱数抽出部35は、抽選用乱数を抽出する部分である。乱数抽出部35は、乱数発生部350が発生する乱数の中から抽選用乱数を抽出する。乱数抽出部35が抽出する抽選用乱数としては、内部当選役の抽選あるいは状態移行抽選のための0〜65535の範囲の乱数がある。乱数抽出部35は、スタートレバー62の操作に応じたゲーム開始信号を契機として内部当選役の抽選等に利用される抽選用乱数を抽出する。
累計ゲーム数:非ボーナス状態下で消化された累計のゲーム数
低確率ゲーム数:累計ゲーム数のうち低確率ゲームのゲーム数
高確率ゲーム数:累計ゲーム数のうち高確率ゲームのゲーム数
BIG回数:BIG1及びBIG2の入賞回数(BIGボーナス状態の発生回数)
REG回数:REGの入賞回数(REGボーナス状態の発生回数)
累計差メダル数:(メダルの累計払出数)−(メダルの累計投入数)
BB確率=BIG回数÷累計ゲーム数
REG確率=REG回数÷累計ゲーム数
ボーナス確率=(BIG回数+REG回数)÷累計ゲーム数
平均REG確率=(低確率ゲーム数×低REG当選確率+高確率ゲーム数×高REG当選確率)÷累計ゲーム数
平均合成確率=(低確率ゲーム数×低ボーナス当選確率+高確率ゲーム数×高ボーナス当選確率)÷累計ゲーム数
平均確率算出手段472によれば、例えば、図9に示すごとく各平均確率が算出される。なお、同図では、確率の分母(例えば、1/xにおけるx。)により各平均確率を示してある。
なお、スロットマシン1では、低確率テーブルと高確率テーブルとでリプレイの内部当選確率が異なるように設定したので、ゲーム開始操作タイミングが報知されない場合には、リプレイの入賞状況に応じて高確率テーブルが参照されるゲーム開始操作タイミングを推測することが可能である。
また、BIG1及びBIG2の内部当選回数、REGの内部当選回数を計数して表示することも良い。これらの内部当選回数を表示するに当たっては、本例のBIG1及びBIG2の入賞回数、REGの入賞回数に代えて表示することも良く、これらの入賞回数と共に上記の内部当選回数を表示することも良い。
また、本例では、特定小役の内部当選に応じて状態移行抽選を行ったが、これに代えて、特定小役の入賞に応じて状態移行抽選を実行することもできる。さらに、特定小役の内部当選等とは無関係に状態移行抽選を実行することも良い。
また、本例は、スロットマシンに本発明を適用した例であるが、内部抽選機能を備えていると共に内部当選確率が変動する、いわゆる確率変動機能を備えたパチンコ機に本発明を適用することもできる。
さらに、本例は、データ表示画面70を表示する表示手段7を組み込んだスロットマシンの例であるが、台ランプ等の周辺機器に表示手段70を組み込むこともできる。
11 図柄表示窓
110 図柄表示領域
2 抽選結果表示手段
3 制御部
35 乱数抽出部
41 内部抽選手段
42 フラグ制御手段
43 表示制御手段
44 入賞判定手段
45 利益付与手段
46 大当たり発生手段
470 データ計数手段
471 大当たり確率算出手段
472 平均確率算出手段
481 特別状態発生手段
482 状態移行抽選手段
49 ゲーム規制手段
53 液晶表示部
531 操作タイミング報知画面
61 ストップボタン(停止操作手段)
62 スタートレバー(ゲーム開始操作手段)
7 表示手段
70 データ表示画面
Claims (3)
- ゲームの開始に応じて大当たりの当否を判定するための内部抽選を予め設定された内部当選確率に基づいて実行する内部抽選手段と、
該内部抽選手段による抽選結果を表示する抽選結果表示手段と、
該抽選結果表示手段により表示された抽選結果が大当たりであった場合に大当たりが入賞し、遊技者にとって有利な大当たり状態を発生させる大当たり発生手段と、を備え、
前記内部当選手段に設定される前記内部当選確率が変動可能な遊技機であって、
前記ゲームの実行回数に対する前記大当たり状態の発生回数の割合を示す大当たり確率を所定期間について算出する大当たり確率算出手段と、
前記内部抽選手段に設定された前記内部当選確率の平均値である平均確率を前記所定期間について算出する平均確率算出手段と、
前記大当たり確率及び前記平均確率を遊技者に対して表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示すると共に、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せにより前記抽選結果を表示するように構成された前記抽選結果表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記抽選結果表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて前記抽選結果表示手段による図柄の変動表示を開始させると共に、前記停止操作手段の操作に応じて内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記抽選結果表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、を備え、
前記内部抽選手段は、前記大当たりに対応する大当たり役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記内部抽選手段は、前記ゲーム開始操作手段の操作時点であるゲーム開始操作時点に応じてゲーム毎に異なる前記内部当選確率が設定され得るように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
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JP4975871B1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-07-11 | Kpe株式会社 | スロットマシン |
JP2016140447A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2016140448A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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2009
- 2009-01-07 JP JP2009002032A patent/JP5465437B2/ja not_active Expired - Fee Related
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