JP2010036699A - 運転環境設定システム、車載装置、及び携帯装置。 - Google Patents

運転環境設定システム、車載装置、及び携帯装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の良い運転環境設定システムを提供する。
【解決手段】車載装置は、自車両のドアの開錠を検知すると(S210:Yes)、現在の曜日及び時間帯を特定すると共に、乗車したユーザが所持する携帯装置から受信したユーザIDを特定する(S215)。そして、現在の曜日及び時間帯と、乗車したユーザのユーザIDと、履歴情報テーブルとに基づき運転を行うユーザのユーザIDを推定し(S230)、このユーザIDと共に携帯装置から受信した運転環境情報に基づき、運転環境を設定する(S235)。
【選択図】図4

Description

本発明は、運転環境を設定するための運転環境設定システムに関する。
ユーザが所持する携帯装置から無線通信により受信した運転環境情報に基づき、ドライバのシートの位置や、ミラーの位置や、ステアリングの位置等といった運転環境を車載装置が設定するという運転環境設定システムを、本願出願人は先行出願1において提案している。この発明を用いることにより、ユーザに適した運転環境を設定することができる。ここで、例えば、上記携帯装置を所持している複数のユーザが、上記車載装置が搭載されている一台の車両に乗車する場合には、車載装置は、運転が開始されるまでに複数の運転環境情報を受信してしまう可能性がある。このような場合には、車載装置は、受信した複数の運転環境情報の中から、運転を行うユーザの運転環境情報を特定しなければならない。このような問題に対処するため、先行出願1に記載の車載装置は、運転席のユーザの顔や指紋等といった身体的特徴を検知し、運転環境情報と共に受信したユーザの身体的特徴を特定可能な特徴特定情報の中から、運転席のユーザの身体的特徴と一致または類似する特徴特定情報を特定する。そして、この車載装置は、特定した特徴特定情報と共に受信した運転環境情報を、運転を行うユーザの運転環境情報として特定する。
また、特許文献1にも、ユーザに適した運転環境を設定するための制御装置が記載されている。この制御装置では、運転を行うユーザの運転免許証における顔写真の画像情報をスキャナにより読み取り、この顔写真の画像情報と予め記憶されている顔の画像情報とを照合し、この顔写真の人物と同一人物の顔の画像情報を特定する。そして、特定した顔の画像情報に対応するデータに基づき、車両の運転環境を設定する。
[先行出願1]特願2007−052941号
特開2003−237504号公報
しかしながら、先行出願1に記載の車載装置では、運転を行うユーザが乗車した後にこのユーザの身体的特徴を検知し、検知した身体的特徴に基づき運転を行うユーザの運転環境情報を特定した後に運転環境を設定している。また、特許文献1に記載の制御装置では、運転を行うユーザが乗車した後、運転免許証の顔写真をスキャナで読み取り、この顔写真の画像情報と予め記憶されている顔の画像情報とを照合した後に運転環境を設定している。このため、これらの装置を用いた場合には、運転を行うユーザは、車両に乗車後、このユーザに応じた運転環境が整うまで待たなければならず、利便性が良くない。
本願発明は上記課題を解決するためになされたものであり、利便性の良い運転環境設定システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の運転環境設定システムは、車載装置と複数の携帯装置とから構成され、携帯装置は、車載装置に対してユーザIDを送信するユーザID送信手段を備える。そして、車載装置は、複数のユーザが自車両に乗車する際に、乗車するそれぞれのユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDを受信するユーザID受信手段と、ユーザID受信手段が複数の携帯装置からユーザIDを受信すると、受信された複数のユーザIDの中から、乗車時の条件に合致するユーザIDを判定し、乗車時の条件に合致すると判定されたユーザIDを、運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDとして推定するドライバ推定手段とを備える。ドライバ推定手段により推定された運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDに対応する運転環境情報を取得する運転環境情報取得手段と、運転環境情報取得手段により取得された運転環境情報に基づき、運転環境を制御する装置に対して運転環境の設定を指示する指示手段とを備える。
ここで、携帯装置とは、例えば、携帯電話や、スマートキーシステムに用いられる携帯機器等であっても良い。また、携帯装置は、例えば、Bluetooth(登録商標)により、車載装置と無線通信を行っても良い。
また、運転環境情報とは、ドライバの運転に関連する車両の装備の状態を設定するための情報である。具体的には、例えば、ドライバのシートの位置や、ミラーの位置や、ステアリングの位置や、表示装置やオーディオに関する初期設定や、テレビやラジオのプリセットチャンネルや、ナビゲーション装置の登録情報等を示す情報である。
また、ユーザID受信手段は、複数のユーザが自車両に乗車する際にユーザIDを受信するが、ユーザID受信手段は、例えば、携帯装置からユーザIDの受信を開始した後から自車両のドアが開錠されるまでの間に、ユーザIDを受信しても良い。また、ユーザID受信手段は、例えば、携帯装置からユーザIDの受信を開始した後から自車両のドアが開くまでの間や、携帯装置からユーザIDの受信を開始した後からいずれかの携帯装置からユーザIDを受信するまでの間に、ユーザIDを受信しても良い。
また、運転環境情報取得手段とは、携帯装置から無線通信を介して運転環境情報を受信することにより、運転環境情報を取得しても良いし、記憶装置に記憶されている運転環境情報を読み出すことにより、運転環境情報を取得しても良い。
請求項1に記載の構成を有することにより、車載装置は、運転を行うユーザの身体的特徴を検知する等といった、運転を行うユーザを特定するための処理を行うことなく、このユーザに応じた運転環境を整えるための処理を開始することができる。したがって、運転を行うユーザが自車両に乗車する前に、このユーザに応じた運転環境を整えるための処理を開始することができる。このため、運転を行うユーザが自車両に乗車後、運転環境が整うまで待つ時間を低減させることや、運転を行うユーザが自車両に乗車する前にこのユーザに応じた運転環境を整えることが可能となり、運転環境設定システムの利便性を良くすることができる。
また、例えば、家族で車両に乗る場合には、家族のうち、運転を行う頻度が高い構成員(例えば、父親)が存在する場合がある。このように、特定の複数のユーザが乗車する場合には、これらのユーザのうち、運転を行う頻度が高いユーザが存在する場合がある。
そこで、請求項2に記載の運転環境設定システムでは、乗車時の条件とは、乗車に係る複数のユーザの組み合わせであるユーザ構成に関する条件である。そして、ドライバ推定手段は、ユーザID受信手段が複数の携帯装置からユーザIDを受信すると、受信された複数のユーザIDから構成されるユーザIDの組み合わせに基づき、受信された複数のユーザIDの中から、乗車時の条件に合致するユーザIDを判定する。
こうすることにより、運転を行うユーザを精度良く推定することができる。
また、運転を行う曜日や時間帯により、運転を行うユーザがおよそ決まっている場合を想定することができる。
そこで、請求項3に記載の運転環境設定システムでは、乗車時の条件とは、自車両への乗車が行われた時期である乗車時期に関する条件であって、車載装置は、乗車時期を特定する乗車時期特定手段をさらに備える。そして、ドライバ推定手段は、ユーザID受信手段が複数の携帯装置からユーザIDを受信すると、乗車時期特定手段により特定された乗車時期に基づき、受信された複数のユーザIDの中から、乗車時の条件に合致する前記ユーザIDを判定する。
尚、乗車時期特定手段は、例えば、車載装置がいずれかの携帯装置からユーザIDを受信した時期や、自車両のドアが開錠された時期や、自車両のドアが開いた時期等を、乗車時期として特定しても良い。
こうすることにより、運転を行うユーザを精度良く推定することができる。
また、運転開始時期に対し、さらに自車両に乗車するユーザの組み合わせを加味して運転を行うユーザを推定しても良い。
すなわち、請求項4に記載されているように、乗車時の条件とは、乗車が行われた時期である乗車時期と、乗車に係る複数のユーザの組み合わせであるユーザ構成とに関する条件である。そして、ドライバ推定手段は、ユーザID受信手段が複数の携帯装置からユーザIDを受信すると、乗車時期特定手段により特定された乗車時期と、受信された複数のユーザIDから構成されるユーザIDの組み合わせとに基づき、受信された複数のユーザIDの中から、乗車時の条件に合致するユーザIDを判定する。
こうすることにより、運転を行うユーザをさらに精度良く推定することができる。
また、過去に自車両に乗車したユーザの履歴や、ドライバとして乗車したユーザの履歴に基づき、運転を行うユーザを推定しても良い。
すなわち、請求項5に記載されているように、乗車時の条件とは、新たに乗車が行われた時期である乗車時期と過去の同一時期に行われた乗車であって、新たに行われた乗車についてのユーザ構成と同一のユーザ構成により行われた乗車に関する条件であっても良い。そして、車載装置は、乗車時期を特定する乗車時期特定手段を備えていても良い。また、車載装置は、過去に行われた乗車についての乗車時期と、この乗車時期における乗車に係るユーザのうち、運転を行うユーザが所持していた携帯装置から送信されたユーザIDであるドライバのユーザIDと、当該乗車時期における乗車が行われた際に、ユーザID受信手段が受信したユーザIDの組み合わせである乗車したユーザのユーザIDとを特定可能な情報である履歴情報を記憶している履歴情報記憶手段をさらに備えていても良い。また、この履歴情報は、当該乗車時期における乗車であって、ドライバのユーザIDが同一であり、なおかつ、乗車したユーザのユーザIDが同一である乗車が行われた回数を示す乗車回数をさらに特定可能な情報であっても良い。
こうすることにより、運転を行うユーザをより精度良く推定することができる。
また、車載装置は、過去に行われた自車両への乗車についての詳細な条件に合致するユーザIDを、運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDとして推定しても良い。
すなわち、請求項6に記載されているように、乗車時の条件とは、新たに行われた乗車についての乗車時期と過去の同一時期に行われた乗車であって、新たに行われた乗車についてのユーザ構成と同一のユーザ構成により行われた乗車において、同一のユーザがドライバとして乗車した回数に関する条件であっても良い。
こうすることにより、例えば、過去の同一時期に、同一の複数ユーザの組み合わせにて行われた自車両への乗車において、ドライバとして乗車した回数が最も多かったユーザを、運転を行うユーザとして推定することができる。したがって、運転を行うユーザをより精度良く推定することができる。
また、運転環境設定システムは、次のようにして履歴情報を更新すると良い。
すなわち、請求項7に記載されているように、車載装置は、自車両の運転を行うユーザを特定可能な情報であるドライバ情報を取得するドライバ情報取得手段と、ドライバ情報取得手段により取得されたドライバ情報に基づき、運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信された前記ユーザIDを特定するユーザID特定手段とをさらに備えていても良い。また、車載装置は、乗車時期特定手段により特定された乗車時期と、ユーザID特定手段により特定された運転を行うユーザのユーザIDと、ユーザID受信手段が受信した複数のユーザIDとを用いて履歴情報を更新する履歴情報更新手段をさらに備えていても良い。
尚、車載装置は、例えば、携帯装置からユーザIDと共にドライバ情報を予め受信しても良い。そして、ユーザID特定手段は、予め受信したドライバ情報の中から、ドライバ情報取得手段により取得されたドライバ情報と一致するドライバ情報を特定し、特定したドライバ情報と共に受信したユーザIDを、運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDとみなしても良い。
また、ユーザID特定手段は、例えば、ドライバ情報と、このドライバ情報により特定されるユーザが所持する携帯装置から送信されるユーザIDとを予め対応付けて記憶しておき、ドライバ情報取得手段により取得されたドライバ情報に対応付けて記憶しているユーザIDを、運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDとみなしても良い。
こうすることにより、車両情報設定システムは、ユーザが自車両を運転するたびに履歴情報を更新することができ、より精度良く、運転を行うユーザを推定することが可能となる。
また、運転環境設定システムは、次のようにして運転を行うユーザを特定しても良い。
すなわち、請求項8に記載されているように、ドライバ情報取得手段は、運転を行うユーザの生体データを取得することにより、運転を行うユーザを特定可能な情報であるドライバ情報を取得しても良い。
ここで、運転を行うユーザの生体データとは、例えば、指紋データや、顔画像データや、虹彩データ等であっても良い。
こうすることにより、運転を行うユーザを正確に特定することができる。
また、運転環境設定システムは、次のようにして運転を行うユーザを特定しても良い。
すなわち、請求項9に記載の運転環境設定システムでは、ドライバ情報取得手段は、運転を行うユーザから入力された、運転を行うユーザを特定可能な情報を取得することにより、ドライバ情報を取得しても良い。
このような構成を有する場合であっても、運転を行うユーザを正確に特定することができる。
ところで、履歴情報に基づき運転を行うユーザを推定する場合において、過去に自車両を運転したユーザの運転の履歴が十分に蓄積されていない場合には、運転を行うユーザを精度良く推定することは困難である。
そこで、請求項10に記載の運転環境設定システムでは、指示手段は、履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報により特定される乗車時期のうち、乗車時期特定手段により特定された乗車時期と一致する乗車時期に対応する乗車回数であって、ユーザID受信手段が受信したユーザIDの組み合わせと同一である乗車したユーザのユーザIDに対応する乗車回数が所定の回数を上回った場合に、運転環境情報取得手段により取得された運転環境情報に基づき、運転環境を制御する装置に対して運転環境の設定を指示する。
こうすることにより、ドライバ推定手段が運転を行うユーザの推定を精度良く行うことができない場合には、指示手段は、運転環境の設定を行わない。したがって、運転環境設定システムにより、運転を行うユーザとは異なるユーザに応じた運転環境が設定されてしまうといった事態の発生をできるだけ抑えることができる。
また、請求項11に記載されているように、ドライバ推定手段は、履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報により特定される乗車時期のうち、乗車時期特定手段により特定された乗車時期と一致する乗車時期に対応する乗車回数であって、ユーザID受信手段が受信したユーザIDの組み合わせと同一である乗車したユーザのユーザIDに対応する乗車回数が所定の回数を下回った場合に、受信したユーザIDのうち、乗車時期やユーザの組み合わせに関わらず、過去に最も乗車回数の多いユーザIDを、運転を行うユーザが所持する携帯装置から送信されたユーザIDと判定しても良い。
こうすることにより、ドライバ推定手段が乗車時の条件において運転を行うユーザの推定を精度良く行うことができない場合には、乗車したユーザのうち、過去に最も運転を行ったユーザをドライバとして推定することができる。したがって、請求項10と同様に、運転を行うユーザとは異なるユーザに応じた運転環境が設定されてしまうといった事態の発生をできるだけ抑えることができる。
ところで、請求項1から請求項11に記載した車載システムの車載装置を、単体で構成して市場に流通させても良い。また、請求項1から請求項11に記載した携帯装置を単体で構成して市場に流通させても良い。車載装置及び携帯装置を単体で構成しても、対応する携帯装置又は車載装置と組み合わせることにより、上述した効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1は、運転環境設定システム1の構成を示すブロック図である。運転環境設定システム1は、A携帯装置10aと、B携帯装置10bと、C携帯装置10cと、車載装置20とから構成されている。これらの携帯装置は、車載装置20と無線通信を行うことができる。尚、本実施形態の運転環境設定システム1は、3台の携帯装置を有しているが、2台の携帯装置を有していても良いし、4台以上の携帯装置を有していても良い。これらの携帯装置は、例えば、スマートキーシステムにおける携帯機器であっても良いし、携帯電話等であっても良い。また、これらの携帯装置と車載装置20とは、例えば、Bluetooth(登録商標)により無線通信を行っても良い。
また、運転環境設定システム1を構成する車載装置20は、車内LAN100を介して、身体的特徴検知装置110,ドア制御装置120,シート位置制御装置130,ステアリング位置制御装置140,ミラー位置制御装置150,空調制御装置160,ナビゲーション装置170,オーディオ180,走行制御装置190等と接続されている。車載装置20は、これらの装置と車内LAN100を介して通信を行うことができる。
身体的特徴検知装置110とは、ドライバの身体的特徴を検知し、検知した身体的特徴に基づき生成したドライバの生体データを、車内LAN100を介して車載装置20に送信する装置である。この身体的特徴とは、例えば、ドライバの指紋であっても良い。また、例えば、図示しないカメラを用いた撮影されたドライバの顔画像や、この顔画像に基づき検出された顔特徴点であっても良いし、ドライバの虹彩の模様等であっても良い。
ドア制御装置120とは、ドアの施錠及び開錠を制御するための装置である。ドア制御装置120は、外部からの指示に基づきドアの施錠及び開錠を行うと共に、自車両のドアを施錠または開錠された場合、車内LAN100を介して車載装置20に対し、運転席のドアが施錠または開錠された旨を通知する。また、ドア制御装置120は、車載装置20から車内LAN100を介して自車両のドアを開錠する旨の指示を受け付けると、自車両のドアを開錠する。
シート位置制御装置130,ステアリング位置制御装置140,ミラー位置制御装置150,空調制御装置160,ナビゲーション装置170,オーディオ180,走行制御装置190等は、車載装置20からの指示に基づき運転環境を整える装置である。具体的には、例えば、シート位置制御装置130は、車載装置20からの指示に基づき、運転席のシートの位置(シートの高さや角度、前後方向の位置等)を設定する。また、ステアリング位置制御装置140やミラー位置制御装置150は、車載装置20からの指示に基づきステアリングの位置やミラーの位置を設定する。また、ナビゲーション装置170やオーディオ180は、車載装置20からの指示に基づき、ディスプレイの画質や音量や音質に関する設定や、テレビやラジオのプリセットチャンネルの設定や、ナビゲーションの自宅地点や目的地履歴情報の登録等を行う。尚、これらの装置は、ユーザから直接操作を受け付けることにより、上記設定を変更することができる。
次に、A携帯装置10a〜C携帯装置10cの構成について、図2の(a)に記載されているブロック図を用いて説明する。図2の(a)に記載のブロック図は、携帯装置10の構成を示しているが、A携帯装置10a〜C携帯装置10cは、携帯装置10と同様の構成を有している。以後、A携帯装置10a〜C携帯装置10cのいずれかの携帯装置のことを、単に携帯装置10とも記載する。携帯装置10は、無線アンテナ11と、通信部12と、記憶部13と、制御部14とを有している。
無線アンテナ11は、車載装置20と無線通信を行うためのアンテナである。
通信部12は、無線アンテナ11を介して、車載装置20と無線通信による情報の送受信を行う部位である。
記憶部13は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。記憶部13には、携帯装置10の所有者のユーザIDと、携帯装置10を所有するユーザに適した運転環境を設定するための情報である運転環境情報とが記憶されている。ここで、運転環境情報について説明する。運転環境情報とは、携帯装置10を所有するユーザが運転を行う際の車両の装備の状態を設定するための情報である。具体的には、例えば、携帯装置10を所有するユーザに適した運転席のシートの位置や、ミラーの位置や、ステアリングの位置を示す設定値や、このユーザの好みに合ったディスプレイの画質や、音量や音質や、テレビやラジオのプリセットチャンネル等を設定するための設定値や、ナビゲーションの自宅地点や目的地履歴情報等を有する情報である。また、記憶部13には、携帯装置10を所有するユーザの生体データが記憶されている。
制御部14は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、携帯装置10の各部位を統括的に制御する部位である。制御部14は、ROMに記憶されているプログラムに基づき、種々の処理を行う。また、制御部14は、通信部12を介して車載装置20に対し、記憶部13に記憶されているユーザIDと、運転環境情報と、生体データとを送信する。
次に、車載装置20の構成について、図2の(b)に記載されているブロック図を用いて説明する。車載装置20は、無線アンテナ21と、通信部22と、記憶部23と、制御部24と、車内LAN通信部25と、HMI26とを有している。
無線アンテナ21は、携帯装置10と無線通信を行うためのアンテナである。
通信部22は、無線アンテナ21を介して、携帯装置10と無線通信による情報の送受信を行う部位である。
記憶部23は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。記憶部23には、自車両に過去に乗車したユーザが所持していた携帯装置10から送信されたユーザIDや、このユーザが自車両に乗車した時期である乗車時期等を特定可能な情報である履歴情報テーブルが記憶されている。履歴情報テーブルの詳細については、後述する。
制御部24は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、車載装置20の各部位を統括的に制御する部位である。制御部24は、ROMに記憶されているプログラムに基づき、種々の処理を行う。また、制御部24は、現在の年月日時と曜日を特定することができる時計機能を有している。また、制御部24は、車内LAN通信部25を介して車内LAN100に接続されている各装置と通信を行う。また、制御部24は、通信部22を介して携帯装置10から自車両のドアを開錠する旨の指示を受信すると、車内LAN通信部25を介してドア制御装置120に対し、ドアの開錠を行う旨の指示を行う。
車内LAN通信部25は、車内LAN100を介して種々の情報の送受信を行う部位である。
HMI26は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェース(Human Machine Interface)を提供する部位である。具体的には、操作ボタンやLCDやスピーカ等から構成される。
[動作の説明]
次に、運転環境設定システム1の動作について説明する。
(1)履歴情報テーブルについて
車載装置20が備える記憶部23には、履歴情報テーブルが記憶されている。ここでは、履歴情報テーブルについて説明する。図3に記載の表は、履歴情報テーブルの構成を示している。尚、図3の表における‘A’,‘B’,‘C’とは、A携帯装置10a,B携帯装置10b,C携帯装置10cから送信されたユーザIDを示している。また、A携帯装置10aを所持するユーザをAユーザ、B携帯装置10bを所持するユーザをBユーザ、C携帯装置10cを所持するユーザをCユーザとする。
図3に記載の表の縦軸には、「0:00〜2:00」から「22:00〜24:00」という項目が設けられているが、これらの項目は、午前0時を起点として一日を二時間単位で分割した場合におけるそれぞれの時間帯を示している。また、図3に記載の表の横軸には、「月曜」から「日曜」という項目が設けられているが、これらの項目は各曜日を示している。以後、上記時間帯と曜日により特定される履歴情報テーブルの構成要素(例えば、図3に記載の表における第一の乗車情報200や、第二の乗車情報210)を乗車情報と記載する。また、各曜日は、さらに「ドライバ」,「乗車メンバ」,「乗車回数」という項目を有しているが、これらの項目は、各乗車情報を構成している情報に対応している。また、各乗車情報は、「ドライバ」及び「乗車メンバ」の組み合わせに対応するセルから構成されている。つまり、各乗車情報は、1または2以上のセルから構成されている。
「ドライバ」とは、対応する曜日及び時間帯に行われた自車両への乗車後に開始された運転について、運転を行ったユーザが所持していた携帯装置10から車載装置20に送信されたユーザIDを示す項目である。つまり、この項目は、対応する曜日及び時間帯に、ドライバとして乗車したユーザを示している。
「乗車メンバ」とは、対応する曜日及び時間帯に自車両に乗車したユーザが所持していた携帯装置10から車載装置20に送信されたユーザIDを示す項目である。つまり、この項目は、対応する曜日及び時間帯に自車両に乗車したユーザを示している。
「乗車回数」とは、対応する曜日及び時間帯において、同一の「ドライバ」及び同一の「乗車メンバ」にて行われた自車両への乗車の回数を示している。
また、図3に記載の表には、「金曜」及び「16:00〜18:00」に対応する第一の乗車情報200が記載されている。また、この表には、「日曜」及び「18:00〜20:00」に対応する第二の乗車情報210が記載されている。
第一の乗車情報200は、一つのセルから構成されており、「ドライバ」がA,「乗車メンバ」がA,「乗車回数」が9となっている。これは、金曜の16:00〜18:00の時間帯において、Aユーザをドライバとして、Aユーザのみが自車両に乗車した回数が9回であることを示している。
また、第二の乗車情報210は、第一のセル211と、第二のセル212という二つのセルから構成されている。第一のセル211は、「ドライバ」がA,「乗車メンバ」がA及びB,「乗車回数」が7となっている。これは、日曜の18:00〜20:00の時間帯において、Aユーザをドライバとして、Aユーザ及びBユーザが自車両に乗車した回数が7回であることを示している。また、第二のセル212は、「ドライバ」がB,「乗車メンバ」がA及びB,「乗車回数」が3となっている。これは、日曜の18:00〜20:00の時間帯において、Bユーザをドライバとして、Aユーザ及びBユーザが自車両に乗車した回数が3回であることを示している。
また、履歴情報テーブルにおける乗車情報に対応する曜日及び時間帯において行われた自車両への乗車が無い場合、この乗車情報を構成するセルにおける各項目は、‘−’となっている。
(2)運転環境設定処理について
次に、車載装置20が運転を行うユーザを推定し、このユーザに応じた運転環境を設定する処理である運転環境設定処理について、図4に記載のフローチャートを用いて説明する。車載装置20は、自車両の運転が終了した後、所定の時間が過ぎると、ユーザIDや運転環境情報等の送信を要求する旨の指示を携帯装置10に対して定期的に送信する。この指示を受信した携帯装置10は、車載装置20に対してユーザIDと、運転環境情報と、生体データとを送信する。本処理は、車載装置20が、A携帯装置10a〜C携帯装置10cのうちのいずれかの携帯装置(単に携帯装置10とも記載)からの無線通信の受信を開始した際に起動される。
S205では、車載装置20の制御部24は、携帯装置10から送信されたユーザIDと、運転環境情報と、携帯装置10の所有者の生体データとを、通信部22を介して受信する。ユーザIDと、運転環境情報と、生体データとの受信に成功すると、制御部24は、S210に処理を移行する。
S210では、制御部24は、自車両のドアが開錠されたか否かを判定する。具体的には、制御部24は、本処理が開始された後にドア制御装置120から自車両のドアが開錠された旨の通知を受け取った場合(S210:Yes)、自車両のドアが開錠されたと判定し、S215に処理を以降する。また、制御部24は、本処理が開始された後にドア制御装置120から自車両のドアが開錠された旨の通知を受け取っていない場合(S210:No)、自車両のドアが開錠されていないと判定し、S205に処理を移行する。尚、制御部24は、運転席のドアが開かれた場合に、S215に処理を移行しても良い。
S215では、制御部24は、時計機能により、現在の曜日及び時刻を特定し、午前0時を起点として一日を二時間単位で分割した場合における各二時間の時間帯のうち、特定した時刻が属する時間帯を特定する。また、制御部24は、本処理が起動された後、S205にて受信した全てのユーザIDを特定することにより、乗車したユーザが所持する携帯装置10から送信されたユーザIDを特定し、S220に処理を移行する。
S220では、制御部24は、記憶部23に記憶されている履歴情報テーブルにおける構成要素のうち、S215にて特定した曜日及び時間帯に対応するという条件に合致する構成要素を特定する。そして、制御部24は、特定した構成要素を構成するセルのうち、「乗車メンバ」が示すユーザIDが、S215にて特定したユーザIDと同一であるという条件に合致するセルを特定し、S225に処理を移行する。
S225では、制御部24は、記憶部23に記憶されている履歴情報テーブルは、ドライバの推定を精度良く行なうために十分な情報を有しているか否かを判定する。具体的には、S220にて特定したセルのうち、少なくとも一つのセルにおける「乗車回数」が5以上である場合、制御部24は、履歴情報テーブルが有する情報は十分であるとみなし(S225:Yes)、S230に処理を移行する。また、S220にてセルの特定に失敗した場合や、S220にて特定した全てのセルの「乗車回数」が4以下である場合、制御部24は、履歴情報テーブルが有する情報が不十分であるとみなし(S225:No)、S240に処理を移行する。
S230では、制御部24は、S220にて特定した履歴情報テーブルのセルのうち「乗車回数」が最多であるという条件に合致するセルを特定し、このセルにおける「ドライバ」が示すユーザIDを、運転を行うユーザが所持する携帯装置10から送信されたユーザIDとして推定し、S235に処理を移行する。
S235では、制御部24は、S205において、S230にて特定したユーザIDと共に受信した運転環境情報に基づき、シート位置制御装置130,ステアリング位置制御装置140,ミラー位置制御装置150,空調制御装置160,ナビゲーション装置170,オーディオ180,走行制御装置190等に対し、車内LAN通信部25を介して運転環境を設定する指示を行う。具体的には、制御部24は、シート位置制御装置130に対し、運転席のシートの位置(シートの高さや角度、前後方向の位置等)を運転環境情報に基づく位置に設定する指示を行っても良い。また、制御部24は、運転環境情報に基づき、ステアリング位置制御装置140やミラー位置制御装置150に対し、ステアリングやミラーの位置を位置に設定する指示を行っても良い。また、制御部24は、運転環境情報に基づき、ナビゲーション装置170やオーディオ180に対し、ディスプレイの画質や音量や音質に関する設定するための指示や、テレビやラジオのプリセットチャンネルを設定するための指示や、ナビゲーションの自宅地点や目的地履歴情報を登録するための指示を行っても良い。運転環境を設定する指示を終えると、制御部24は、S240に処理を移行する。
S240では、制御部24は、ドライバの生体データを取得する。具体的には、制御部24は、車内LAN通信部25を介して、身体的特徴検知装置110に対し、ドライバの身体的特徴を検知する旨の指示を行う。この身体的特徴とは、例えば、ドライバの指紋や、ドライバの顔特徴点等であっても良い。身体的特徴検知装置110は、ドライバの身体的特徴を検知すると、検知した身体的特徴に基づきドライバの生体データを生成し、車内LAN100を介して車載装置20に送信する。制御部24は、車内LAN通信部25を介して生体データを受信すると、S245に処理を移行する。
S245では、制御部24は、S205にて携帯装置10から受信した生体データの中から、S240で取得した生体データと一致する生体データを特定する。そして、S205においてこの生体データと共に受信したユーザIDを、ドライバのユーザIDとして特定し、S250に処理を移行する。
S250では、制御部24は、記憶部23に記憶されている履歴情報テーブルを更新する。具体的には、制御部24は、S215にて特定した現在の曜日及び時間帯に対応する構成要素に、S205にて受信した全てのユーザIDと一致する「乗車メンバ」と、S245にて特定した運転を行うユーザのユーザIDが一致する「ドライバ」とを有するセルが含まれている場合、このセルの「乗車回数」に1を加算する。また、このようなセルが上記構成要素に含まれていない場合、制御部24は、S205にて受信した全てのユーザIDを示す「乗車メンバ」と、S245にて特定した運転を行うユーザのユーザIDを示す「ドライバ」と、1が設定されている「乗車回数」を有するセルを、上記構成要素に新たに追加する。そして、制御部24は、本処理を終了する。
[効果]
本実施形態における運転環境設定システム1の車載装置20では、自車両のドアが開錠された際に、現在の曜日及び時間帯と、自車両に乗車したユーザのユーザIDを特定し(S215)、特定した現在の曜日及び時間帯と、自車両に乗車したユーザのユーザIDと、履歴情報テーブルとに基づき、運転を行うユーザのユーザIDとして推定している(S230)。そして、車載装置20は、推定した運転を行うユーザのユーザIDと共に携帯装置10から受信した運転環境情報に基づき、運転環境を設定している(S235)。このため、車載装置20は、運転を行うユーザの身体的特徴を検知する等といった、運転を行うユーザを特定するための処理を行うことなく、このユーザに応じた運転環境を整えるための処理を開始することができ、運転を行うユーザが自車両に乗車する前に、このユーザに応じた運転環境を整えるための処理を開始することができる。したがって、運転を行うユーザが自車両に乗車後、運転環境が整うまで待つ時間を低減させることや、運転を行うユーザが自車両に乗車する前にこのユーザに応じた運転環境を整えることが可能となり、運転環境設定システム1の利便性を良くすることができる。
また、運転を行う曜日や時間帯により、運転を行うユーザがおよそ決まっている場合を想定することができる。また、特定の複数のユーザが乗車する場合において、これらのユーザのうち、運転を行う頻度が高いユーザが存在する場合を想定することができる。このような場合を想定し、車載装置20は、自車両のドアが開錠された際の曜日及び時間帯に対応する構成要素を履歴情報テーブルの中から特定すると共に、特定した構成要素に含まれるセルのうち、「乗車メンバ」が示すユーザIDが、携帯装置10から受信した全てのユーザIDと同一であるセルを特定している(S220)。そして、特定したセルのうち、「乗車回数」が最大であるセルにおける「ドライバ」が示すユーザIDを、運転を行うユーザのユーザIDとして推定している(S230)。こうすることにより、運転環境設定システム1は、運転を行うユーザを精度良く推定することができる。
また、車載装置20は、運転を行うユーザの生体データを取得し(S240)、取得した生体データに基づき運転を行うユーザのユーザIDを特定している(S245)。このため、車載装置20は、運転を行うユーザのユーザIDを正確に特定することができる。そして、車載装置20は、特定した運転を行うユーザIDと、受信した全てのユーザIDと、自車両のドアが開錠された際の曜日及び時間帯とに基づき、履歴情報テーブルを更新している(S250)。したがって、運転環境設定システム1は、自車両にユーザが乗車するたびに履歴情報テーブルを更新することができ、より精度良く運転を行うユーザを推定することができる。
また、車載装置20は、履歴情報テーブルが有する情報が十分でない場合には(S225:No)、ドライバの推定を行わない。このため、車載装置20は、運転を行うユーザの推定を精度良く行うことができない場合には、運転環境の設定を行わない。したがって、運転環境設定システム1により、運転を行うユーザとは異なるユーザに応じた運転環境が設定されてしまうといった事態の発生をできるだけ抑えることができる。
[他の実施形態]
(1)車載装置20は、運転環境設定処理におけるS225において、履歴情報テーブルは、ドライバの推定を精度良く行なうために十分な情報を有しているか否かを判定している。そして、車載装置20は、履歴情報テーブルがドライバの推定を行うための十分な情報を有していない場合、ドライバの推定を行うことなくドライバの生体データの取得等を行っている。しかし、車載装置20は、履歴情報テーブルがドライバの推定を行うための十分な情報を有していない場合、次のようにしてドライバを推定しても良い。
すなわち、車載装置20は、履歴情報テーブルの中から、受信したユーザIDと同一のユーザIDを示す「ドライバ」と、この「ドライバ」に対応する「乗車回数」とを特定し、受信したそれぞれのユーザIDについての「乗車回数」の総和を算出しても良い。そして、車載装置20は、「乗車回数」の総和が最も多いユーザIDを、ドライバのユーザIDとして推定しても良い。
こうすることにより、車載装置20は、乗車した複数のユーザのうち、過去に最も多く運転を行ったユーザをドライバとして推定することができる。したがって、運転を行うユーザとは異なるユーザに応じた運転環境が設定されてしまうといった事態の発生をできるだけ抑えることができる。
(2)車載装置20は、運転環境設定処理におけるS210において自車両のドアが開錠されたか否かを判定し、自車両のドアが開錠された際に現在の曜日及び時間帯を特定している。しかし、車載装置20は、S210において、例えば、スマートキーシステムにおける携帯機器であるいずれかの携帯装置10を検知したか否かを判定し、いずれかの携帯装置10を検知した際に自車両のドアを開錠すると共に、現在の曜日及び時間帯を特定しても良い。尚、車載装置20は、いずれかの携帯装置10から送信されたユーザID等を受信した際に、携帯装置10を検知したとみなしても良い。また、車載装置20は、S210において、例えば、自車両のドアが開いたか否かを判定し、自車両のドアが開いた際に現在の曜日及び時間帯を特定しても良い。このような構成を有する場合であっても、自車両のドアが開錠された際に現在の曜日及び時間帯を特定した場合と同様の精度で、運転を行うユーザを推定することができる。
(3)車載装置20は、運転を行うユーザのユーザIDの送信元である携帯装置10から受信した運転環境情報に基づき、運転環境を設定している。しかし、車載装置20は、予めユーザIDと運転環境情報とを記憶しておき、運転を行うユーザのユーザIDとして推定されたユーザIDに対応付けて記憶されている運転環境情報に基づき、運転環境を設定しても良い。このような構成を有する場合であっても、運転を行うユーザに応じた運転環境を設定することができる。
(4)携帯装置10は、車載装置20に対し、ユーザIDと共に携帯装置10を所有するユーザの生体情報を送信している。そして、車載装置20は、運転を行うユーザの生体データを特定し、特定した生体データと共に受信したユーザIDを、運転を行うユーザのユーザIDとして特定している。しかし、車載装置20の記憶部23に、携帯装置10から送信されるユーザIDと、この携帯装置10を所有するユーザの生体データとを、予め対応付けて記憶させておいても良い。そして、車載装置20は、運転を行うユーザの生体データを取得すると、記憶部23に対応付けて記憶されている生体データとユーザIDとに基づき、運転を行うユーザのユーザIDを特定しても良い。このような構成を有する場合であっても、運転を行うユーザのユーザIDを正確に特定することができる。
(5)車載装置20は、運転を行うユーザの生体データを取得し、取得した生体データに基づき運転を行うユーザのユーザIDを特定している。しかし、車載装置20は、生体データの取得に替えて、運転を行うユーザからこのユーザの名前やユーザID等の入力を、HMI26を介して受け付けることにより、運転を行うユーザを特定可能な情報を取得しても良い。また、HMI26を介して乗車メンバ一覧を提示し、ユーザからドライバの選択を受け付けても良い。そして、車載装置20は、この情報に基づき運転を行うユーザのユーザIDを特定しても良い。このような構成を有する場合であっても、運転を行うユーザのユーザIDを正確に特定することができる。
(6)運転環境設定処理のS245では、車載装置20の制御部24は、生体データに基づきドライバのユーザIDを特定するが、制御部24は、S230で推定したドライバのユーザIDと、S245で特定したドライバのユーザIDが一致しているか否かを判定しても良い。そして、これらのユーザIDが一致していない場合(つまり、S230で推定したドライバのユーザIDが間違っている場合)、制御部24は、S245で特定したドライバのユーザIDと共に受信した運転環境情報に基づき、シート位置制御装置130等に対し、再度運転環境を設定する指示を行っても良い。
(7)また、自車両の運転開始後に、運転環境を制御する装置であるシート位置制御装置130,ステアリング位置制御装置140,ミラー位置制御装置150等に対してユーザが直接操作を行い、運転環境の設定値を変更する場合を想定することができる。このような場合、上記装置は、ユーザにより変更された設定値を車載装置20に対して送信しても良い。そして、車載装置20は、受信した設定値に基づき、ドライバが所持する携帯装置10から受信した運転環境情報を更新し、更新した運転環境情報をドライバが所持する携帯装置10に送信しても良い。そして、更新された運転環境情報を受信した携帯装置10は、更新前の運転環境情報に替えて新たに受信した運転環境情報を記憶部13に記憶させても良い。こうすることにより、運転環境が再設定された際に、ドライバが所持する携帯装置10に記憶されている運転環境情報を更新することができる。したがって、運転環境設定システム1の利便性を高めることができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
携帯装置10が備える通信部12が、ユーザID送信手段に相当する。
また、車載装置20が備える通信部22が、ユーザID受信手段,運転環境情報取得手段に相当し、記憶部23が、履歴情報記憶手段にし、制御部24が、ドライバ推定手段,ユーザID特定手段,履歴情報更新手段に相当する。また、制御部24が有する時計機能が、乗車時期特定手段に相当する。また、車内LAN通信部25が、ドライバ情報取得手段に相当する。また、制御部24及び車内LAN通信部25が、指示手段に相当する。
また、S215にて制御部24の時計機能に基づき特定される現在の曜日及び時間帯が、乗車時期に相当する。また、履歴情報テーブルを構成する各構成要素が対応する曜日及び時間帯が、乗車時期に相当する。
また、履歴情報テーブルが履歴情報に相当し、履歴情報テーブルにおけるセルが有する「ドライバ」が示すユーザIDが、ドライバのユーザIDに、「乗車メンバ」が示すユーザIDが、乗車したユーザのユーザIDに、「乗車回数」が示す値が、乗車回数に相当する。
また、自車両に乗車するユーザの組み合わせがユーザ構成に相当する。
また、運転環境設定処理のS220,S230の処理における条件が、乗車時の条件に相当する。
また、生体データが、ドライバ情報に相当する。
運転環境設定システム1の構成を示すブロック図である。 携帯装置10及び車載装置20の構成を示すブロック図である。 履歴情報テーブルを示す表である。 運転環境設定処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…運転環境設定システム、10…携帯装置、10a…A携帯装置、10b…B携帯装置、10c…C携帯装置、11…無線アンテナ、12…通信部、13…記憶部、14…制御部、20…車載装置、21…無線アンテナ、22…通信部、23…記憶部、24…制御部、25…車内LAN通信部、26…HMI、100…車内LAN、110…身体的特徴検知装置、120…ドア制御装置、130…シート位置制御装置、140…ステアリング位置制御装置、150…ミラー位置制御装置、160…空調制御装置、170…ナビゲーション装置、180…オーディオ、190…走行制御装置、200…第一の乗車情報、210…第二の乗車情報、211…第一のセル、212…第二のセル。

Claims (13)

  1. 車載装置と複数の携帯装置とから構成される運転環境設定システムであって、
    前記携帯装置は、前記車載装置に対してユーザIDを送信するユーザID送信手段を備え、
    前記車載装置は、
    複数のユーザが自車両に乗車する際に、乗車するそれぞれの前記ユーザが所持する前記携帯装置から送信された前記ユーザIDを受信するユーザID受信手段と、
    前記ユーザID受信手段が複数の前記携帯装置から前記ユーザIDを受信すると、受信された複数の前記ユーザIDの中から、乗車時の条件に合致する前記ユーザIDを判定し、前記乗車時の条件に合致すると判定された前記ユーザIDを、運転を行う前記ユーザが所持する前記携帯装置から送信された前記ユーザIDとして推定するドライバ推定手段と、
    前記ドライバ推定手段により推定された運転を行う前記ユーザが所持する前記携帯装置から送信された前記ユーザIDに対応する運転環境情報を取得する運転環境情報取得手段と、
    前記運転環境情報取得手段により取得された前記運転環境情報に基づき、運転環境を制御する装置に対して運転環境の設定を指示する指示手段と、
    を備えること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  2. 請求項1に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記乗車時の条件とは、前記乗車に係る複数の前記ユーザの組み合わせであるユーザ構成に関する条件であって、
    前記ドライバ推定手段は、前記ユーザID受信手段が複数の前記携帯装置から前記ユーザIDを受信すると、受信された複数の前記ユーザIDから構成される前記ユーザIDの組み合わせに基づき、受信された複数の前記ユーザIDの中から、前記乗車時の条件に合致する前記ユーザIDを判定すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  3. 請求項1に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記乗車時の条件とは、前記乗車が行われた時期である乗車時期に関する条件であって、
    前記車載装置は、前記乗車時期を特定する乗車時期特定手段をさらに備え、
    前記ドライバ推定手段は、前記ユーザID受信手段が複数の前記携帯装置から前記ユーザIDを受信すると、前記乗車時期特定手段により特定された前記乗車時期に基づき、受信された複数の前記ユーザIDの中から、前記乗車時の条件に合致する前記ユーザIDを判定すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  4. 請求項3に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記乗車時の条件とは、前記乗車が行われた時期である前記乗車時期と、前記乗車に係る複数の前記ユーザの組み合わせである前記ユーザ構成とに関する条件であって、
    前記ドライバ推定手段は、前記ユーザID受信手段が複数の前記携帯装置から前記ユーザIDを受信すると、前記乗車時期特定手段により特定された前記乗車時期と、受信された複数の前記ユーザIDから構成される前記ユーザIDの組み合わせとに基づき、受信された複数の前記ユーザIDの中から、前記乗車時の条件に合致する前記ユーザIDを判定すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  5. 請求項1に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記乗車時の条件とは、新たに前記乗車が行われた時期である乗車時期と過去の同一時期に行われた前記乗車であって、新たに行われた前記乗車についての前記ユーザ構成と同一の前記ユーザ構成により行われた前記乗車に関する条件であって、
    前記車載装置は、
    前記乗車時期を特定する乗車時期特定手段と、
    過去に行われた前記乗車についての前記乗車時期と、この乗車時期における前記乗車に係る前記ユーザのうち、運転を行う前記ユーザが所持していた前記携帯装置から送信された前記ユーザIDであるドライバのユーザIDと、当該乗車時期における前記乗車が行われた際に、前記ユーザID受信手段が受信した前記ユーザIDの組み合わせである乗車したユーザのユーザIDと、当該乗車時期における前記乗車であって、前記ドライバのユーザIDが同一であり、なおかつ、前記乗車したユーザのユーザIDが同一である前記乗車が行われた回数を示す乗車回数と、を特定可能な情報である履歴情報を記憶している履歴情報記憶手段と、
    をさらに備え、
    前記ドライバ推定手段は、前記ユーザID受信手段が複数の前記携帯装置から前記ユーザIDを受信すると、前記乗車時期特定手段により特定された前記乗車時期と、受信された複数の前記ユーザIDから構成される前記ユーザIDの組み合わせと、前記履歴情報記憶手段に記憶されている前記履歴情報とに基づき、受信された複数の前記ユーザIDのうち、前記乗車時の条件に合致する前記ユーザIDを判定すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  6. 請求項5に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記乗車時の条件とは、新たに行われた前記乗車についての前記乗車時期と過去の同一時期に行われた前記乗車であって、新たに行われた前記乗車についての前記ユーザ構成と同一の前記ユーザ構成により行われた前記乗車において、同一の前記ユーザがドライバとして乗車した回数に関する条件であること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  7. 請求項5または請求項6に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記車載装置は、
    自車両の運転を行う前記ユーザを特定可能な情報であるドライバ情報を取得するドライバ情報取得手段と、
    前記ドライバ情報取得手段により取得された前記ドライバ情報に基づき、運転を行う前記ユーザが所持する前記携帯装置から送信された前記ユーザIDを特定するユーザID特定手段と、
    前記乗車時期特定手段により特定された前記乗車時期と、前記ユーザID特定手段により特定された運転を行う前記ユーザの前記ユーザIDと、前記ユーザID受信手段が受信した複数の前記ユーザIDとを用いて前記履歴情報を更新する履歴情報更新手段と、
    をさらに備えること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  8. 請求項7に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記ドライバ情報取得手段は、運転を行う前記ユーザの生体データを取得することにより、運転を行う前記ユーザを特定可能な情報である前記ドライバ情報を取得すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  9. 請求項7に記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記ドライバ情報取得手段は、運転を行う前記ユーザから入力された、運転を行う前記ユーザを特定可能な情報を取得することにより、前記ドライバ情報を取得すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  10. 請求項5から請求項9のいずれかに記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記指示手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶されている前記履歴情報により特定される前記乗車時期のうち、前記乗車時期特定手段により特定された前記乗車時期と一致する前記乗車時期に対応する前記乗車回数であって、前記ユーザID受信手段が受信した前記ユーザIDの組み合わせと同一である前記乗車したユーザのユーザIDに対応する前記乗車回数が所定の回数を上回った場合に、前記運転環境情報取得手段により取得された前記運転環境情報に基づき、運転環境を制御する装置に対して運転環境の設定を指示すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  11. 請求項5から請求項9のいずれかに記載の運転環境設定システムにおいて、
    前記ドライバ推定手段は、
    前記履歴情報記憶手段に記憶されている前記履歴情報により特定される前記乗車時期のうち、前記乗車時期特定手段により特定された前記乗車時期と一致する前記乗車時期に対応する前記乗車回数であって、前記ユーザID受信手段が受信した前記ユーザIDの組み合わせと同一である前記乗車したユーザのユーザIDに対応する前記乗車回数が所定の回数を下回った場合に、前記ユーザID受信手段が複数の前記携帯装置から前記ユーザIDを受信すると、前記履歴情報記憶手段に記憶されている前記履歴情報に基づき、受信した前記ユーザIDを示す前記ドライバのユーザIDを特定し、
    さらに、受信したぞれぞれの前記ユーザIDについて、特定した前記ドライバのユーザIDに対応する前記乗車回数の総和を算出し、
    前記乗車時の条件に合致すると判定される前記ユーザIDに替えて、対応する前記乗車回数の総和が最も多い前記ユーザIDを、運転を行う前記ユーザが所持する前記携帯装置から送信された前記ユーザIDとして推定すること、
    を特徴とする運転環境設定システム。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の運転環境設定システムにおける前記車載装置について記載した構成を備えることを特徴とする車載装置。
  13. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の運転環境設定システムにおける前記携帯装置について記載した構成を備えることを特徴とする携帯装置。
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