JP2010026570A - 取引管理サーバ装置及び方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが登録している複数の仮想空間等の取引サービスをまたがって取引をすることが可能となる取引管理サーバを提供する。
【解決手段】ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる他の仮想空間とでアイテムを取引する取引管理サーバ装置であって、一の仮想空間及び他の仮想空間のそれぞれの仮想空間において、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認し、ユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行い、出品されたアイテムの前記他の仮想空間における入札を受け付けて、他の仮想空間に対する入札の結果、他の仮想空間における落札が成立した場合に、一の仮想空間における落札処理と、他の仮想空間における落札処理とを実行する取引管理サーバ10。
【選択図】図6

Description

本発明は、インターネットを利用した商取引システムに関する。詳しくは、インターネットを利用した仮想空間を介して商取引を行なうインターネット商取引システムに係るものである。
インターネットの社会への普及に伴い、従来、出品者が出品した商品等に対して、複数のコンピュータから各入札者(購入希望者)が所望の入札額をそれぞれ提示し、入札締切時間の経過後に入札額が最も高額となった入札者を落札者として決定するインターネット等のネットワークを利用したネットオークションシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、インターネット等のネットワークを利用したネットオークションを行なう際には、次の様な方法が一般に行なわれていた。
即ち、ネットオークションを利用しようとするユーザは先ずオークションサービスを提
供しているホームページにアクセスし、氏名等を入力することによって登録を行なう。次
に、複数の商品等が掲載されたページにアクセスし、興味のある商品等の選択を行い、個
別の商品等のページにおいて、金額上げ幅等の指定されたパラメータに準拠して各種情報
を入力することによってユーザはオークションに参加する。そして、その商品のオークシ
ョン開催期間が経過した後に落札者が決定される。例えば、商品等が1つである場合には
、落札価格として最高値を入力していたユーザが落札者として決定され、該当商品等を購
入することができるのである。
特開2002−49787号公報
しかし、インターネット等のネットワークを利用したリアルマネートレーディング(以下RMT(Real−Money Trading))では、「仮想通貨が存在し相場が形成されている」「アイテム譲渡が可能である」など、擬似的な経済システムが成立しており、ユーザー数も多い大規模なMMORPG(Massively Multiplayer Online Role−Playing Game)等、とりわけ、ゲーム達成の優劣が個人の技量よりも、単純な累積プレイ時間とキャラクターのレベル値、装備の特殊能力に左右されがちな特性をもつゲームで行われている。
RMTが増加する遠因としては、上記のようなシステム下において、ゲームを長時間できるプレイヤーと短時間しかできないプレイヤーの経済やコミュニティが同一化している傾向があり、かつ所得格差(すなわち所持している仮想通貨、希少アイテム、武器防具などの装備アイテムの性能差)が際立つ構造となってしまっていることが挙げられる。これらは、RMTが盛んなことが問題となっているネットゲームの特性とも言える。そして、RMTを生み出しているのは、一見プレイヤー側のようであるが、構造的要因としてゲームシステムそのものと運営が大きく関連している。
またRMTが行われる過程で詐欺行為やゲームバランスの崩壊などのトラブルが発生している。これによりプレイヤー離れや新規プレイヤーの継続率低下を起こしているタイトルもある。これらの事を理由としてRMTを嫌うゲームユーザーも多い。運営会社の多くはRMTに対して取り締まり行為を行っているが、アンダーグラウンドな社会が形成されており、取り締まり行為で禁止することには限界があり、取引を禁止すること自体が困難な状況となっている。
そこで、本発明では、アンダーグラウンドなRMTを正式な取引として認め、適正なルールに乗っ取って、健全な取引社会を形成すべく、ユーザが登録している複数の仮想空間等の取引サービスをまたがって取引をすることが可能となる、取引管理サーバ装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
(1) ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる他の仮想空間とでアイテムを取引する取引管理サーバ装置であって、
前記一の仮想空間及び前記他の仮想空間のそれぞれの仮想空間において、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認するユーザ確認手段と、
前記ユーザ確認手段によりユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行うアイテム確認手段と、
当該出品されたアイテムの前記他の仮想空間における入札を受け付ける入札受付手段と、
前記他の仮想空間に対する入札の結果、前記他の仮想空間における落札が成立した場合に、前記一の仮想空間における落札処理と、前記他の仮想空間における落札処理とを実行する落札処理手段と、
を備えることを特徴とする仮想空間の間の取引を管理する取引管理サーバ装置。
(1)に係る発明によれば、取引管理サーバ装置は、一の仮想空間(仮想空間B)及び他の仮想空間(仮想空間A)のそれぞれの仮想空間において、取引を行う出品ユーザ(出品者)及び入札を行う入札ユーザ(入札者)をそれぞれ確認し、ユーザ確認された出品ユーザが、一の仮想空間においてアイテムを出品した場合に、アイテムが一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行い、出品されたアイテムの他の仮想空間における入札を受け付けて、他の仮想空間に対する入札の結果、他の仮想空間における落札が成立した場合に、一の仮想空間における落札処理と、他の仮想空間における落札処理とを実行する機能を有する。
このようにして、(1)に係る発明によれば、ユーザが登録している複数の仮想空間をまたがって取引をする場合に、ユーザにとっては仮想空間間の相違を意識することなく、アイテムの取引が可能となり、通常のオークションと同様に手軽かつ安全に取引を楽しむことができる付加価値の高い(娯楽性、楽しみの度合いが高い)サービスをユーザに提供することが可能となる。
さらに、ユーザが登録している仮想空間間においてユーザが取引をする場合には、それぞれの仮想空間においてユーザの登録の有無、ユーザが出品しようとしているアイテムが確認されるので、ユーザが所有するアイテムとそのアイテムの決済を別々の仮想空間において正確かつ安全に実行することが可能となる。
また、ユーザ確認、アイテム確認において複数のユーザチェック機能を働かせることが可能であるので、一層安全にサービスを提供することができる。
(2) 前記入札受付手段の入札に基づいて、前記入札したユーザの他の仮想空間における所有している通貨の確認を行う通貨確認手段をさらに備える(1)記載の取引管理サーバ装置。
(2)に係る発明によれば、入札を行うユーザの他の仮想空間における通貨の確認を行うため、(1)に係る発明よりさらに、確実なアイテムの決済を行うことが可能となる。
(3) 前記ユーザ確認手段が行う前記一の仮想空間のユーザ確認、前記アイテム確認手段が行う前記一の仮想空間のアイテム確認、及び、前記落札処理手段が行う一の仮想空間における落札処理は、前記一の仮想空間のユーザ管理DBを介して行い、
前記ユーザ確認手段が行う前記他の仮想空間のユーザ確認、及び、前記落札処理手段が行う他の仮想空間における落札処理は、前記他の仮想空間のユーザ管理DBを介して行うことを特徴とする(1)又は(2)に記載の取引管理サーバ装置。
このようにして、(3)に係る発明によれば、ユーザ確認、アイテム確認および落札処理がそれぞれの仮想空間におけるユーザ管理DBで独立して実行されるので、ユーザが所有するアイテムと、そのアイテムの決済を別々の仮想空間において正確に実行することが可能となる。
(4) 前記ユーザ確認手段は、前記一の仮想空間におけるユーザ確認、前記他の仮想空間におけるユーザ確認によって双方が正規に登録されたユーザであること確認できた場合に、アイテム出品の受付を可能とすることを特徴とする(1)または(2)記載の取引管理サーバ装置。
このようにして、(4)に係る発明によれば、正規登録したユーザのみがアイテムを出品することができるので、ユーザは出品されたアイテムの信憑性について危惧する必要がなくなり、安心して取引が可能になる。また、ユーザが正当に登録されている正規の会員にのみ本サービスを提供することが可能となる。
(5) 前記落札処理手段は、前記一の仮想空間における前記アイテムを前記一の仮想空間における出品ユーザから前記他の仮想空間におけると落札した入札ユーザと同一人である前記一の仮想空間におけるユーザへ所有を移動させ、前記他の仮想空間における落札額を、前記他の仮想空間における前記落札者から前記一の仮想空間における前記出品ユーザと同一人である前記他の仮想空間におけるユーザへ移動させることを特徴とする(1)乃至(4)の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
(5)に係る発明によれば、落札者が決定されると、それぞれの仮想空間においてアイテムの引き渡し(所有の移動)と、落札金額の授受がそれぞれの取引管理サーバ装置において実行される。
このようにして、(5)に係る発明によれば、落札処理(アイテムの交換と落札金額の授受)がそれぞれの仮想空間で独立して実行されるので、ユーザが所有するアイテムとそのアイテムの決済を別々の仮想空間において正確かつ安全に実行することが可能となる。
また、ユーザID(Identification)が正当に登録されている正規会員にのみ、本サービスを確実に提供することができる。
(6) 前記落札処理手段は、前記一の仮想空間で落札されたアイテムと前記他の仮想空間で落札された同一または実質的に同一の前記アイテムに基づいて、前記一の仮想空間と前記他の仮想空間との通貨の交換レートを演算することを特徴とする(1)乃至(5)の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
このようにして、(6)に係る発明によれば、異なる仮想空間において同一または実質的に同一の前記アイテムに基づいて貨幣の交換レートが演算されるので、客観的かつ適正に二つの仮想空間における経済活動を結びつけることが可能になる。またユーザにとっても適正な価格で、ユーザが通貨を有する仮想空間とは異なる仮想空間のアイテムを落札することが可能になる。
(7) 前記アイテムの取引のために前記仮想空間に参加するユーザは、前記一つの仮想空間または前記他の仮想空間の両方にユーザ登録をしていれば、何れか一方の仮想空間にログインすることにより前記アイテムの売買を行うことができることを特徴とする(1)乃至(6)の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
このようにして、(7)に係る発明によれば、ユーザは複数の仮想空間に一旦登録しておけば、登録しているいずれかの仮想空間にログインすることで自由にアイテムの売買を行うことが可能になる。従って、ユーザにとって使い勝手のよいサービスとなる。
また、取引管理サーバ10を有するサービス会社はユーザの満足度を高める独特のサービスを提供することが可能になる。
(8) ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる他の仮想空間とでアイテムを取引する取引管理サーバ方法であって、
前記一の仮想空間及び前記他の仮想空間のそれぞれの仮想空間において、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認するユーザ確認処理と、
前記ユーザ確認処理によりユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行うアイテム確認処理と、
当該出品されたアイテムの前記他の仮想空間における入札を受け付ける入札受付処理と、
前記他の仮想空間に対する入札の結果、落札が成立した場合に、前記一の仮想空間における落札と、前記他の仮想空間における落札とを実行する落札処理と、
を備えることを特徴とする仮想空間の間の取引を管理する取引管理サーバ方法。
(9) (8)に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(10) ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる取引サービスとでアイテムを取引する取引管理サーバ方法であって、
前記一の仮想空間及び前記取引サービスのそれぞれにおいて、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認するユーザ確認処理と、
前記ユーザ確認処理によりユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行うアイテム確認処理と、
当該出品されたアイテムの前記取引サービスにおける入札を受け付ける入札受付処理と、
前記取引サービスに対する入札の結果、落札が成立した場合に、前記一の仮想空間における落札と、前記取引サービスにおける落札とを実行する落札処理と、
を備えることを特徴とする取引を管理する取引管理サーバ方法。
(10)に係る発明によれば、仮想空間と取引サービスとの間におけるアイテムの取引を円滑に行うことが可能である。ここで、取引サービスとは、インターネットを経由して行われる現実の貨幣に基づいて行われる商取引サービスであって、Webサイトを経由して行われる、カード又は現金で取引を行う実世界の取引である。
本発明によれば、複数の仮想空間の間の取引を円滑に行うことが可能な取引管理サーバ装置及び方法及びプログラムを提供し、ユーザが登録している仮想空間間において、ユーザが所有するアイテムとそのアイテムの決済を別々の仮想空間において正確かつ安全に実行することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図1を参照しながら説明する。
[システム全体構成]
図1には、本実施形態に係る取引管理サーバ10と、仮想空間A取引管理サーバ20、仮想空間B取引管理サーバ30、ユーザ端末40、ユーザ端末50とから構成される情報処理システムを示す。なお、図1においては、情報処理システムは、ユーザ端末40、50が二台で示されているが、これに限られず、ユーザ端末が二台以上で構成されても良い。
また、仮想空間A取引管理サーバ20は仮想空間Aを形成し、仮想空間A取引管理サーバ20の仮想空間Aだけで取引を行うことも可能であり、仮想空間B取引管理サーバ30は仮想空間Bを形成し、仮想空間B取引管理サーバ20の仮想空間Bだけで取引を行うことも可能である。
なお、仮想空間の取引管理サーバの台数が増加するとそれだけ仮想空間の数が増加し、ユーザ端末の台数が増えれば取引者の数が増加することを意味する。
本実施形態では、仮想空間Aと仮想空間Bとの間の取引を取引管理サーバ10が管理する構成を以下に説明する。
取引管理サーバ10と、仮想空間A取引管理サーバ20、仮想空間B取引管理サーバ30とは同様の構成をしており、図2にサーバ装置(取引管理サーバ)10の一例を示し、対応する仮想空間A取引管理サーバ20、仮想空間B取引管理サーバ30の各部(ハードウェア構成要素)は添え字としてアルファベット一字を加えて示す。すなわち、仮想空間A取引管理サーバ20の場合は添え字として「A」を(例えば、取引管理サーバ10の制御部は制御部300で示されるが、対応する仮想空間A取引管理サーバ20の制御部は制御部300Aで示される。図4参照)加えて示し、仮想空間B取引管理サーバ30の場合は添え字として「B」を(例えば、取引管理サーバ10の制御部は制御部300で示されるが、対応する仮想空間B取引管理サーバ30の制御部は制御部300Bで示される。図5参照)加えて示す。
取引管理サーバ10の制御部300を構成するCPU(Central Processing Unit)310(マルチプロセッサ構成ではCPU320等複数のCPUが追加されても良い)、バスライン200、通信I/F(I/F:インタフェース)330、メインメモリ340、BIOS(Basic Input Output System)350、I/Oコントローラ360、ハードディスク370、光ディスクドライブ380、並びに半導体メモリ390を備える。なお、ハードディスク370、光ディスクドライブ380、並びに、半導体メモリ390はまとめて記憶装置410と呼ばれる。
制御部300は、サーバ装置10を統括的に制御する部分であり、ハードディスク370に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F330は、取引管理サーバ10が、ネットワークを介してユーザ端末30等の他の装置と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。
BIOS350は、取引管理サーバ10の起動時にCPU310が実行するブートプログラムや、取引管理サーバ10のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
I/Oコントローラ360には、ハードディスク370、光ディスクドライブ380、及び半導体メモリ390等の記憶装置410を接続することができる。
ハードディスク370は、本ハードウェアを取引管理サーバ10として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム及び後述するテーブル等を記憶する。なお、取引管理サーバ10は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ380としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク400を使用する。光ディスク400から光ディスクドライブ380によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ360を介してメインメモリ340又はハードディスク370に提供することもできる。
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、取引管理サーバ10は、記憶装置410、制御部300等を備えた情報処理装置により構成され、この情報処理装置は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
また、本発明に係る取引管理サーバ10は、上述のような構成を有することにより、ユーザが一つの仮想空間から他の仮想空間へアイテムを出品する場合に、そのユーザがその一つの仮想空間と入札を募集する他の仮想空間でユーザ登録をしているか否かを確認し、ユーザが一つの仮想空間においてアイテムを有しているか否かを確認した後に、他の仮想空間でのアイテムの出品を受け付け、他の仮想空間での他のユーザの入札を受け付け、入札をしたユーザの他の仮想空間での通貨の保有並びにユーザ登録およびその一つの仮想空間でのユーザ登録を確認し、一つの仮想空間と他の仮想空間での落札処理を実行する機能を有している。
ここで、当該機能を発揮するための構成について、取引管理サーバ10を図3に示す機能ブロック図を用いて説明し、仮想空間Aにおける仮想空間A取引管理サーバ20の機能ブロック図を図4に示し、仮想空間Bにおける仮想空間A取引管理サーバ30の機能ブロック図を図5に示し、取引管理サーバ10を図3に示す機能ブロック図で説明する際にそれぞれ引用する。
なお、仮想空間A取引管理サーバ20および仮想空間B取引管理サーバ30の図4および図5に記載されている機能で、以下の図3において説明されない部分は、仮想空間A取引管理サーバ20を用いて単独で仮想空間Aにおいて取引される場合または仮想空間B取引管理サーバ30を用いて単独で仮想空間Aにおいて取引される場合にそれぞれ使用される。
まず、図3における取引管理サーバ10を説明すると、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想B出品受付手段としての仮想B出品受付部31において出品が受け付けられた場合に出品を受け付ける出品受付手段としての出品受付部11と、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想Bユーザ確認手段としての仮想Bユーザ確認部32のユーザ確認と他の仮想空間(仮想空間A)における仮想Aユーザ確認手段としての仮想Aユーザ確認部22のユーザ確認を受け付けるユーザ確認手段としてのユーザ確認部12と、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想Bアイテム確認手段としての仮想Bアイテム確認部33においてアイテムの確認が行われた場合にアイテムの確認を受け付けるアイテム確認手段としてのアイテム確認部13と、ユーザ確認手段としてのユーザ確認部12とアイテム確認手段としてのアイテム確認部13との確認結果に基づいて他の仮想空間(仮想空間A)へのアイテムの出品を受け付けるアイテム出品受付手段としてのアイテム出品受付部14と、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A入札受付手段としての仮想A入札受付部25において入札が受け付けられた場合に入札を受け付ける入札受付手段としての入札受付部15と、入札受付部15手段の入札に基づいて、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A通貨確認手段としての仮想A通貨確認部26において通貨の確認を行う通貨確認処理部16と、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A落札処理手段としての仮想A落札処理部27において落札が成立した場合に、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想B落札処理手段としての仮想B落札処理部37の落札処理と、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A落札処理手段としての仮想A落札処理部27の落札処理とを実行する落札処理部(17)とを備える。
出品受付部11では、仮想空間BにおけるユーザY’が仮想空間Bのアイテムを仮想空間Aにおいて出品する場合に、仮想空間Bにおける仮想空間B出品受付部31からの指示を受け付ける。
具体的には、ユーザY’がユーザ端末50から仮想空間Bへログインし、ユーザY’が他の仮想空間へアイテムを出品しようとすると、仮想空間B取引管理サーバ30の仮想空間B出品受付部31において、仮想空間BにおけるユーザY’のユーザID(Identification)、出品しようとしているアイテムのアイテムID、アイテムを出品しようとする出品先仮想空間情報(本実施形態では仮想空間Aである)、出品先仮想空間でのユーザY’のユーザIDが出品受付部11に送信される。
ユーザ確認部12では、仮想空間Bにおける仮想Bユーザ確認部32のユーザ確認と仮想空間Aにおける仮想Aユーザ確認部22のユーザ確認を受け付ける。
具体的には、ユーザ確認部12は、仮想空間BにおけるユーザY’のユーザIDが仮想空間B管理DBに登録されているか否かを仮想Bユーザ確認部32へ問い合わせ、仮想空間AにおけるユーザY(本実施形態においては仮想空間BにおけるユーザY’は仮想空間AにおけるユーザYと同一人である)のユーザIDが仮想空間A管理DB28に登録されているか否かを仮想Aユーザ確認部22へ問い合わせる。
すなわち、二つの仮想空間にユーザIDが正当に登録されている正規の会員にのみ本サービスを提供する機能を有する。
現実の世界では同一人である仮想空間BにおけるユーザY’と仮想空間AにおけるユーザYとの登録が確認されない場合には、ユーザ確認部12は処理を中断し、またはエラーメッセージを仮想空間BにおけるユーザY’の端末装置へ送信する。
アイテム確認部13では、仮想空間Bにおける仮想Bアイテム確認部33においてアイテムの確認が行われた場合にアイテムの確認を受け付ける。
具体的には、仮想空間Bの仮想Bアイテム確認部33へユーザY’が仮想空間Aにおいて出品しようとしているアイテムのアイテムIDが仮想空間Bの仮想Bユーザ管理DBに登録されているか否かを検査するように指示する。
すなわち、ユーザが実際には所有していないアイテムを出品することを有効に防ぐことが可能になる。
アイテムIDの登録が確認されない場合には、アイテム確認部13は処理を中断し、またはエラーメッセージを仮想空間BにおけるユーザY’の端末装置へ送信する。
アイテム出品受付部14では、ユーザ確認部12とアイテム確認部13との確認結果に基づいて仮想空間Aへのアイテムの出品を受け付ける。
具体的には、ユーザ確認部12において、現実の世界では同一人である仮想空間BにおけるユーザY’と仮想空間AにおけるユーザYとの登録が、仮想Bユーザ管理DB38および仮想Aユーザ管理DB28において確認され、ユーザY’が仮想空間Aにおいて出品しようとしているアイテムのアイテムIDが仮想空間Bの仮想Bユーザ管理DBに登録されていることが確認できた場合に、アイテム出品受付部14は仮想空間A取引管理サーバ20の仮想Aアイテム出品受付部24へアイテムの出品を要請する。
アイテムの出品を要請を受けた仮想Aアイテム出品受付部24は仮想空間A取引管理サーバ20が管理する仮想空間Aへ指示されたアイテムを仮想空間AのユーザYが出品したものとして取り扱う。
仮想Aアイテム出品受付部24は出品要求があったと判断された場合、出品者の登録、出品物の名称、出品物に関する情報、落札の条件、その他の出品やオークションの際に必要となる情報を受け付け、取得した情報を仮想Aユーザ管理DB28等に登録する。この出品受付処理は、従来のネットオークションにおける出品の受付処理と同様である。そのため、出品受付処理についての説明は、省略する。
入札受付部15では、仮想空間Aにおける仮想A入札受付部25から、仮想空間Aにおけるユーザが、アイテム出品受付部14を介して出品されたアイテムに対して入札をした場合に入札の通知が受信される。
通貨確認部16では、入札受付部15において仮想空間Aにおいて出品された仮想空間Bのアイテムに対して入札が行なわれると、入札者が仮想空間Aにおいて入札金額に見合う通貨を所有しているか否かを仮想Aユーザ管理DB28を介して調査する。
入札者が仮想空間Aにおいて入札金額に見合う通貨を所有していない場合には、通過確認部16は処理を中断し、またはエラーメッセージを仮想空間Aにおける入札者であるユーザXのユーザ端末40へ送信する。
落札処理部17は、仮想空間Aにおける落札者が決定されると、仮想空間Bにおける仮想B落札処理部37を介して、仮想空間Bにおける出品者Y’(仮想空間AにおけるY)から仮想空間Aにおける落札者Xである仮想空間BにおけるユーザX’に仮想空間Aにおいて出品されたアイテムの所有権の移動処理を実行する。
また、落札処理部17は、仮想空間Aにおける落札者が決定されると、仮想空間Aにおける仮想A落札処理部27を介して、仮想空間Aにおける落札者X(仮想空間BにおけるX’)から仮想空間Aにおけるアイテム出品者Y(仮想空間BにおけるY’)に落札額の移動処理を実行する。
このような構成による本発明によれば、ユーザが正規に登録している仮想空間間において、ユーザがいずれかの仮想空間にログインすれば、ユーザが所有するアイテムを仮想空間間で正確かつ安全に提供することが可能となる。
なお個人情報は以下のように取り扱われる。
[個人情報]
仮想Aユーザ確認部22または仮想Bユーザ確認部32において、出品や入札などオークションに実際に参加したい利用者は、会員として固有の会員IDと、このオークションシステム10にログインするためのパスワードと、会員本人を特定できる情報とを仮想Aユーザ管理DB28または仮想Bユーザ管理DB38に登録することとしている。そしてオークションシステムは、オークション取引に際して会員IDを名乗ってアクセスしてきた参加者の本人確認を適時に行っている。またオークション開催者は、この本人確認の手続きに対して手数料(本人確認費)を会員から徴収することとしているため、この手数料の徴収に係わる各種情報も仮想Aユーザ管理DB28または仮想Bユーザ管理DB38に登録することとしている。本実施例では、決済サービスよる落札代金の決済に利用するクレジットカードをこの本人確認費の支払にも利用でき、クレジットカード決済を希望する会員については、その決済に必要なクレジットカード番号、有効期限などのカード決済情報が登録されているものとする。
オークションシステムは、自身が開催している全オークション案件をオークションIDによって識別し、各オークションについての開催経過や出品・入札・落札・決済に関する情報などを仮想Aユーザ管理DB28または仮想Bユーザ管理DB38に蓄積管理している。そして、出品者の会員IDや出品商品、入札者の会員IDや入札額などを対応付けさせながら随時更新している。なお、出品者としてオークションに参加した際、落札代金を受け取るための口座についての情報(本実施例では、金融機関名、店名、名義、口座種別、口座番号:以下、受取口座情報)については金融機関のシステムにその口座への振替を依頼することから、少なくとも決済システム側のデータベース(以下、受取情報データベース)で管理されることになる。仮想Aユーザ管理DB28または仮想Bユーザ管理DB38でも受取口座情報を管理するようにしてもよい。
いずれにしても、オークションシステムと決済システムの双方が所要の情報にアクセスできるように各情報を管理しておけば、データベースの形態や構成はどのようなものであってもよい。すなわち、上述した各種データベースはどちらのシステムに所属していてもよいし、オークションシステムや決済システムが会員IDに対応付けされた特定の情報を取得できれば、そのハードウエア構成はどのようなものであってもよい。各情報が一つのデータベースによって一括して管理されていてもよいし、複数のデータベースによって所定の情報が分散管理されていてもよい。
[処理手順]
ここで、本発明を適用した場合において実現され得る具体的な処理手順について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下に示す処理手順は、一例であってこれ以外にも実現され得る処理手順は無数に存在する。
なお、本発明に係る取引管理サーバ10は、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想B出品受付手段としての仮想B出品受付部31において出品が受け付けられた場合に出品を受け付ける出品受付手段としての出品受付部11と、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想Bユーザ確認手段としての仮想Bユーザ確認部32のユーザ確認と他の仮想空間(仮想空間A)における仮想Aユーザ確認手段としての仮想Aユーザ確認部22のユーザ確認を受け付けるユーザ確認手段としてのユーザ確認部12と、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想Bアイテム確認手段としての仮想Bアイテム確認部33においてアイテムの確認が行われた場合にアイテムの確認を受け付けるアイテム確認手段としてのアイテム確認部13と、ユーザ確認手段としてのユーザ確認部12とアイテム確認手段としてのアイテム確認部13との確認結果に基づいて他の仮想空間(仮想空間A)へのアイテムの出品を受け付けるアイテム出品受付手段としてのアイテム出品受付部14と、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A入札受付手段としての仮想A入札受付部25において入札が受け付けられた場合に入札を受け付ける入札受付手段としての入札受付部15と、入札受付部15手段の入札に基づいて、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A通貨確認手段としての仮想A通貨確認部26において通貨の確認を行う通貨確認処理部16と、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A落札処理手段としての仮想A落札処理部27において落札が成立した場合に、落札処理部17は、一つの仮想空間(仮想空間B)における仮想B落札処理手段としての仮想B落札処理部37の落札処理と、他の仮想空間(仮想空間A)における仮想A落札処理手段としての仮想A落札処理部27の落札処理とを実行する。
以下に、オークションの概要を説明し、その後に上述した動作をする取引管理サーバ10について動作フローチャートを用いて説明する。
まず本発明の情報処理システムを用いて商品等の出品を行うことを希望する出品者は、所定の操作をユーザ端末40またはユーザ端末50から行うことにより、出品者側の画面に表示された情報を入力する。オークション対象の基本となる商品等の入札開始価格、入札単位、終了価格、出品数(落札可能者)などの他、商品等の名称、出品される商品等の内容、入札終了時刻などのオークション情報を入力する。
オークションの開催やその入札および落札過程については、従来のオークションシステムによるネットオークションと同様である。新規のオークションIDが登録されると、入札出品商品と入札期限をWebページによって提示して入札者を募るとともに、入札者がこのWebページを通じて入札額をオークションシステムに通知してくると、該当するオークションIDにその会員のIDや入札額などを対応付けさせながらデータベースを随時更新していく。また、データベースを随時参照して各オークション会場となるWebページに入札額をリアルタイムで反映させていく。そして、期限満了時において、最高入札額を提示した会員を落札者として認知する。もちろん、出品者が提示した希望落札額を入札者が入札金額として提示した場合など、オークションには期限の満了を待たずに落札を決定させるための各種ルールも存在する。
いずれにしても、落札が決定すると、該当のオークションIDに、出品者と落札者の会員ID、および落札した入札金額などを対応付けしてデータベースに格納する。また、データベース中に落札したオークション案件があれば、該当の落札者と出品者の電子メールアドレスにオークションの内容と落札額などを記載した落札通知を電子メールによって送信する。
またオークションシステムは、オークションが落札されると、その当事者に相手の取引態度などを評価してもらうための機能を備えている。オークションサイトの構造は、オークション取引が完了すると、その評価を通知してもらうためのWebページへと案内するように設計されている。その案内された先のWebページには、取引に際しての状況などを「非常に良い」「良い」「普通」「悪い」「非常に悪い」など、複数段階で評価してもらうための機能と、取引内容を評論したコメントの記入欄とが含まれている。取引当事者が自身のユーザ端末により、そのWebページ上で入力したそれら評価に関する情報をオークションシステムに返送すると、オークションシステムは当事者の会員IDにその評価情報を対応付けして所定のデータベースに格納する。
ステップS1において、ユーザY’がユーザ端末50から仮想空間Bへログインし、ユーザY’が他の仮想空間へアイテムを出品しようとすると、仮想空間B取引管理サーバ30の仮想空間B出品受付部31において、仮想空間BにおけるユーザY’のユーザID、出品しようとしているアイテムのアイテムID、アイテムを出品しようとする出品先仮想空間情報(本実施形態では仮想空間Aである)、出品先仮想空間でのユーザY’のユーザIDが出品受付部11に送信される。
ステップS2において、仮想空間BにおけるユーザY’のユーザIDが仮想空間B管理DBに登録されているか否かを仮想Bユーザ確認部32へ問い合わせおよび、仮想空間AにおけるユーザY(本実施形態においては仮想空間BにおけるユーザY’は仮想空間AにおけるユーザYと同一人である)のユーザIDが仮想空間A管理DB28に登録されているか否かを仮想Aユーザ確認部22へ問い合わせる。
ステップS3において、ユーザY’が仮想空間Aにおいて出品しようとしているアイテムのアイテムIDが仮想空間Bの仮想Bユーザ管理DBに登録されていることを確認する。
ステップS4において、ステップS3においてユーザY’が仮想空間Aにおいて出品しようとしているアイテムのアイテムIDが仮想空間Bの仮想Bユーザ管理DBに登録されていることが確認できた場合に、アイテム出品受付部14は仮想空間A取引管理サーバ20の仮想Aアイテム出品受付部24へアイテムの出品を要請する。
ステップS5において、仮想空間Aにおけるユーザが、アイテム出品受付部14を介して出品されたアイテムに対して入札をした場合には、入札の通知が入札受付部15において受信される。
ステップS6において、仮想空間Aにおいて出品された仮想空間Bのアイテムに対して仮想空間Aにおけるユーザが入札が行うと、入札者が仮想空間Aにおいて入札金額に見合う通貨を所有しているか否かが仮想Aユーザ管理DB28を介して調査される。
ステップS7において、仮想空間Aにおける落札者が決定されると、仮想空間Bにおける仮想B落札処理部37を介して、仮想空間Bにおける出品者Y’(仮想空間AにおけるY)から仮想空間Aにおける落札者Xである仮想空間BにおけるユーザX’に仮想空間Aにおいて出品されたアイテムの所有権の移動処理を実行する。
また、落札処理部17は、仮想空間Aにおける落札者が決定されると、仮想空間Aにおける仮想A落札処理部27を介して、仮想空間Aにおける落札者X(仮想空間BにおけるX’)から仮想空間Aにおけるアイテム出品者Y(仮想空間BにおけるY’)に落札額の移動処理を実行する。
このように本発明によれば、ユーザが正規に登録している仮想空間間において、ユーザがいずれかの仮想空間にログインすれば、ユーザが所有するアイテムとそのアイテムの決済を別々の仮想空間において正確かつ安全に実行することが可能となる。
[仮想空間Aと仮想空間B間の取引の概念の一例]
次に図7を用いて、図6に基づく動作フローチャートに沿った仮想空間Aと仮想空間B間の取引の概念の一例について説明する。
図7(1)は、仮想空間Aと仮想空間Bとを模式的に示した図である。
図7(1)の向かって右側は仮想空間Bを模式的に示している。仮想空間BにおけるユーザY’がユーザ端末50を操作して仮想空間BのアイテムB1を仮想空間Aへ出品しようとしている。
仮想空間BにおけるユーザY’は図7(1)の向かって左側の仮想空間Aにもユーザ登録をしている(仮想空間AにおけるユーザY)。
一方、図7(1)の向かって左側の仮想空間Aでは、仮想空間AにおけるユーザXがユーザ端末40を操作して仮想空間Bから仮想空間Aへ出品されたアイテムB1に対して入札をし、アイテムB1を落札しようとしている。仮想空間AのユーザXは仮想空間Bにおいて、ユーザX’としてユーザ登録をしているので、仮想空間Aから仮想空間Bへ出品されたアイテムB1を入札する権利を有している。
ユーザXはユーザ端末50を介して、仮想空間AのオークションへはユーザXとして参加でき、仮想空間BのオークションへはユーザX’として参加することができる。
また、ユーザYはユーザ端末40を介して、仮想空間AのオークションへはユーザYとして参加でき、仮想空間BのオークションへはユーザY’として参加することができる。
このように、それぞれの仮想空間に登録しているユーザ同士の場合には、一方の仮想空間でアイテムの取引をし、他の仮想空間においてアイテムの決済(落札金額の授受)を行なうことが可能になる。
図7(2)は、仮想空間Aの仮想空間A取引管理サーバ20におけるユーザXとユーザYとが所有する仮想空間Aの通貨A(Aは仮想空間Aでのみ取引できる通貨であることを示す)の量の変化とユーザXとユーザYとが所有するアイテムA(アイテムA1およびアイテムA2:Aは仮想空間Aでのみ取引できるアイテムであることを示す)を表形式で示した図である。
図7の場合には、仮想空間AにおいてユーザXがアイテムB1を一個落札した場合を想定している。この場合には、仮想空間AのユーザXは、仮想空間Bから仮想空間Aへ出品されたアイテムB1の代金に相当する通貨Aの70単位をアイテムB1の出品者である仮想空間AのユーザYに支払うことが必要となる。
その結果、仮想空間AでのユーザYの通貨Aの所有量は100単位から30単位に減少し、仮想空間AでのユーザXの通貨Aの所有量は50単位から120単位に増加する。
仮想空間Aでは、アイテムA(アイテムA1およびアイテムA2)の所有者に変更はない。
図7(3)は、仮想空間Bの仮想空間B取引管理サーバ30におけるユーザX’とユーザY’とが所有する仮想空間Bの通貨B(Bは仮想空間Bでのみ取引できる通貨であることを示す)の量の変化とユーザX’とユーザY’とが所有するアイテムB(アイテムB1およびアイテムB2:Bは仮想空間Aでのみ取引できるアイテムであることを示す)を表形式で示した図である。
仮想空間Aにおいて落札されたアイテムB1は実際には仮想空間Bにおいてのみ取引が可能であるので、仮想空間BでのユーザY’のアイテムB1の所有量は2個から1個(仮想空間Aへ出品したアイテムB1の個数は1個である。)に減少し、仮想空間BでのユーザX’のアイテムB1の所有量は0個から1個に増加する(仮想空間Aへ出品されたアイテムB1を1個落札している。)。
仮想空間Bでは、通貨Bの所有者に変更は発生しない。
[変形例]
以上の実施形態においてはユーザY’がログインした仮想空間(仮想空間B)とは別の仮想空間(仮想空間A)においてアイテムの取引を行ったが、本発明はこれに限定されるわけではなく、ユーザY’が仮想空間Aにログインした状態であっても、仮想空間Bから仮想空間Aへ出品することが可能である。
アイテムを落札したことによる通貨の移動が行われる仮想空間と、落札されたアイテムが移動される仮想空間との両方において、アイテムの出品者と落札者とがユーザ登録されていれば、ユーザは一の仮想空間で所有しているアイテムを他の仮想空間で出品し、落札されることが可能になる。この場合にユーザ登録されているユーザは、少なくとも登録されている仮想空間の何れか一つにログインしていれば、アイテムの出品が可能で、出品されたアイテムが落札されれば決済がなされる。
また、以上の実施形態においては仮想空間に登録された登録ユーザが、仮想空間にログインして出品または入札を行っているが、本発明はこれに限定されるわけではなく、取引管理サーバ10が運営するWebページにユーザが直接アクセスして出品または入札を行うことも可能である。
この場合には、ユーザが仮想空間AまたはBにおいて出品または入札(落札)を行うことによって発生する仮想空間A取引管理サーバ20または仮想空間B取引管理サーバ30上で実施される各種機能は、取引管理サーバ10の対応する機能ブロックにおいて実施される。
また、以上の実施形態においては登録ユーザ自身が出品と落札を行っているが、本発明はこれに限定されるわけではなく、登録ユーザのアイテムをまとめて扱う仲介人が仮想空間に登録されて、その仲介人がアイテムの出品をしてもよい。
また、仮想空間に登録された仲介人が、他の登録された仲介人が出品したアイテム、または他の登録されたユーザが出品したアイテムを入札、落札することが可能であり、仲介人を介して仮想空間において決済を行うことも可能である。
また仮想空間間で取引されるアイテムから仮想空間で使用される通貨の取引交換レートを取引管理サーバ10が演算する。
例えば、仮想空間AにおけるアイテムA2と仮想空間BにおけるアイテムB2が同一、または実質的に同一の場合に、仮想空間AにおいてアイテムA2が通貨A10単位で取引され(落札され)、仮想空間BにおいてアイテムB2が通貨B20単位で取引され(落札され)た場合には、通貨Aと通貨Bとの交換レートは1対2(通貨A、1単位と通貨B、2単位とが同等の価値を持つ)であると取引管理サーバ10が演算する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
すなわち、図7に基づいて説明した、仮想空間Aが、インターネットを経由して行われる現実の貨幣に基づいて行われる商取引サービスであってよい。すなわち、インターネットを経由して行われる現実の貨幣に基づいて行われる商取引サービスであって、Webサイトを経由して行われる、カード又は現金で取引を行う実世界の取引が行われる取引サービスが、仮想空間Aに代替してもよい。この態様によれば、仮想空間Bと、取引サービスとの間におけるアイテムの取引を円滑に行うことが可能である。
また、以上の実施形態では仮想空間が二つの場合について説明してきたが、仮想空間の数には限定はなく、仮想空間が3つ以上の場合にも本発明を適用することが可能である。
なお、本実施形態においては、サーバ装置10は、ハードディスク370及び光ディスクドライブ380を有する構成として説明したが、これに限られず、これらの駆動系を有さない構成、いわゆるゼロスピンドルによる構成であっても良い。このような構成の場合には、ハードディスク370に記憶される内容は、大容量の半導体メモリ390に記憶される。
本実施形態に係るサーバと、ユーザ端末とから構成される情報処理システムを示す図である。 本発明に係るサーバの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る取引管理サーバの機能的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る仮想空間A取引管理サーバの機能的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る仮想空間B取引管理サーバの機能的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るサーバによる処理手順についての説明に供するフローチャートである。 本実施形態に係る仮想空間間の取引概念の一例を示す図である。
符号の説明
10 取引管理サーバ
11 出品受付部
12 ユーザ確認部
13 アイテム確認部
14 アイテム出品受付部
15 入札受付部
16 通貨確認部
17 落札処理部
20 仮想空間A取引管理サーバ
30 仮想空間B取引管理サーバ
40、50 ユーザ端末

Claims (10)

  1. ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる他の仮想空間とでアイテムを取引する取引管理サーバ装置であって、
    前記一の仮想空間及び前記他の仮想空間のそれぞれの仮想空間において、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認するユーザ確認手段と、
    前記ユーザ確認手段によりユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行うアイテム確認手段と、
    当該出品されたアイテムの前記他の仮想空間における入札を受け付ける入札受付手段と、
    前記他の仮想空間に対する入札の結果、前記他の仮想空間における落札が成立した場合に、前記一の仮想空間における落札処理と、前記他の仮想空間における落札処理とを実行する落札処理手段と、
    を備えることを特徴とする仮想空間の間の取引を管理する取引管理サーバ装置。
  2. 前記入札受付手段の入札に基づいて、前記入札したユーザの他の仮想空間における所有している通貨の確認を行う通貨確認手段をさらに備える請求項1に記載の取引管理サーバ装置。
  3. 前記ユーザ確認手段が行う前記一の仮想空間のユーザ確認、前記アイテム確認手段が行う前記一の仮想空間のアイテム確認、及び、前記落札処理手段が行う一の仮想空間における落札処理は、前記一の仮想空間のユーザ管理DBを介して行い、
    前記ユーザ確認手段が行う前記他の仮想空間のユーザ確認、及び、前記落札処理手段が行う他の仮想空間における落札処理は、前記他の仮想空間のユーザ管理DBを介して行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の取引管理サーバ装置。
  4. 前記ユーザ確認手段は、前記一の仮想空間におけるユーザ確認、前記他の仮想空間におけるユーザ確認によって双方が正規に登録されたユーザであること確認できた場合に、アイテム出品の受付を可能とすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
  5. 前記落札処理手段は、前記一の仮想空間における前記アイテムを前記一の仮想空間における出品ユーザから前記他の仮想空間におけると落札した入札ユーザと同一人である前記一の仮想空間におけるユーザへ所有を移動させ、前記他の仮想空間における落札額を、前記他の仮想空間における前記落札した入札ユーザから前記一の仮想空間における前記出品ユーザと同一人である前記他の仮想空間におけるユーザへ移動させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
  6. 前記落札処理手段は、前記一の仮想空間で落札されたアイテムと前記他の仮想空間で落札された同一または実質的に同一の前記アイテムに基づいて、前記一の仮想空間と前記他の仮想空間との通貨の交換レートを演算することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
  7. 前記アイテムの取引のために前記仮想空間に参加するユーザは、前記一つの仮想空間または前記他の仮想空間の両方にユーザ登録をしていれば、何れか一方の仮想空間にログインすることにより前記アイテムの売買を行うことができることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の取引管理サーバ装置。
  8. ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる他の仮想空間とでアイテムを取引する取引管理サーバ方法であって、
    前記一の仮想空間及び前記他の仮想空間のそれぞれの仮想空間において、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認するユーザ確認処理と、
    前記ユーザ確認処理によりユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行うアイテム確認処理と、
    当該出品されたアイテムの前記他の仮想空間における入札を受け付ける入札受付処理と、
    前記他の仮想空間に対する入札の結果、落札が成立した場合に、前記一の仮想空間における落札と、前記他の仮想空間における落札とを実行する落札処理と、
    を備えることを特徴とする仮想空間の間の取引を管理する取引管理サーバ方法。
  9. 請求項8に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. ネットワークを介して提供される一の仮想空間と、当該一の仮想空間とは異なる取引サービスとでアイテムを取引する取引管理サーバ方法であって、
    前記一の仮想空間及び前記取引サービスのそれぞれにおいて、取引を行う出品ユーザ及び入札を行う入札ユーザをそれぞれ確認するユーザ確認処理と、
    前記ユーザ確認処理によりユーザ確認された出品ユーザが、前記一の仮想空間において前記アイテムを出品した場合に、当該アイテムが前記一の仮想空間内のアイテムであることの確認を行うアイテム確認処理と、
    当該出品されたアイテムの前記取引サービスにおける入札を受け付ける入札受付処理と、
    前記取引サービスに対する入札の結果、落札が成立した場合に、前記一の仮想空間における落札と、前記取引サービスにおける落札とを実行する落札処理と、
    を備えることを特徴とする取引管理サーバ方法。
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