JP2008519486A - Cdma受信機を使用したトーン検出 - Google Patents

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Abstract

符号分割多重アクセス(CDMA)受信機(100)は、GSM FCCH信号に関係付けるようにデジタルフィルタのタップ重みをプログラムする(208)ことによって、GSMトーンベース信号の存在を検出することができる。タップ重みの値と受信信号との間の相関が閾値を満たした場合、受信機は、GSM信号が存在するという指示を生成する(212)。デジタルフィルタを用いて受信信号の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定すること、に基づいて、信号検出を改善するための後処理をデジタルフィルタの出力に関して実施することができる。

Description

本発明は、通信システムにおける信号検出に関する。より詳細には、本発明は、CDMA受信機を使用した、トーンベースの非CDMA信号の検出に関する。
移動体通信の重要な利益の1つは、種々の地理的エリア全体にわたって移動している間に、通信を維持することができることである。異なる地理的エリアは、異なるプロトコルベースのインフラストラクチャを有することができ、そのインフラストラクチャは、したがって、異なる無線通信プロトコルに従って無線信号の伝送を要求することができる。インフラストラクチャのタイプに差があるために、移動体ユニットの中には、時分割多重アクセス(time division multiple access)(TDMA)標準、符号分割多重アクセス(code division multiple access)(CDMA)標準、およびグローバル移動体通信システム(global system for mobile communication)(GSM)標準のうちのいずれか1つに従って情報を処理することができるものもある。たとえば、大都市圏の近くでは、移動体ユニットはCDMA基地局と情報を交換する必要がある場合がある。逆に他のエリアではGSM基地局が広く用いられ、移動体ユニットは、こうしたロケーションではGSMフォーマットに従って情報を交換する必要がある場合がある。
TDMAプロトコルの詳細は、米国電気通信工業会(Telecommunication Industry Association)から入手可能なIS−136通信標準に開示される。GSMプロトコルの詳細は、欧州電気通信標準化協会(Eu ropean Telecommunication Standards Institute)から入手可能である。第3世代CDMA標準は、通常、広帯域CDMAと呼ばれる。現在、開発中である最も優勢な広帯域CDMAは、IS−95プロトコルの発展型であるIS−2000標準、および、GSMプロトコルの発展型であるユニバーサル移動体通信システム(uniform mobile telecommunication system)(UMTS)である。本明細書で使用されるように、符号分割多重アクセス(CDMA)は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)標準で採用された第3世代広帯域CDMAプロトコルのことを言う。
GSMおよびUMTSは、共に、欧州標準であり、したがって、北米標準であり、かつ、米国内に主に配置されるTDMA標準と比較して、それぞれのインフラストラクチャは、同じ地理的エリアの近くに主に配置される。したがって、所与のこうした移動体ユニットは、CDMA/TDMA検出を容易にする受信機よりも、CDMA/GSM検出を容易にする受信機を必要とする可能性が高い。GSMは、トーンベース信号であるため、CDMAフォーマットでない他のトーンベースセルラー信号を受信することができるCDMA受信機についての必要性もまた存在する場合がある。
GSM媒体アクセス方式は、周波数分割多重アクセス(frequency division multiplex access)と時分割多重アクセス(TDMA)の組み合わせである。FDMAでは、ユーザは、周波数スペクトルの一部分を割り当てられ、周波数スペクトルの一部分で送信する。ただ一人のユーザが、ある時に割り当てられた周波数をアクセスすることができるため、周波数スペクトルは、急速に飽和する可能性がある。所与の周波数を使用することができるユーザの数を増やすために、TDMAを採用して、ユーザが、その中で情報を送信することができるタイムスロットに周波数スペクトルが分割される。結果として、複数のユーザが、周波数を共有することができ、各ユーザは、それぞれのタイムスロット中に送信することができる。各ユーザには、データを送受信するタイムバーストが割り当てられる。複数のバーストはフレームを構成する。
GSM標準は、ユーザデータについて、2つの25MHz周波数帯を要求する。890〜915MHzの周波数帯は、移動体ユニットから基地局への通信に使用されるアップリンクチャネルであり、935〜9160MHzの周波数帯は、基地局から移動体ユニットへの通信に使用されるダウンリンクチャネルである。各アップリンクチャネルおよび各ダウンリンクチャネルは、通信が起こる124の搬送波周波数に分割される。各搬送波周波数は、マルチフレームと呼ぶタイムスロットに分割され、マルチフレームは、26フレームで構成される。各フレームは、バーストと呼ぶ8タイムスロットを有し、ユーザは、1バースト/フレームで送信することができる。第1搬送波で送信されるデータは存在しない。それは、第1搬送波がガードバンドとして使用されて、GSM信号を、ガードバンドの近くにある搬送波周波数上で送信することができる他の信号から分離するためである。セル内の基地局は、割り当てられた搬送波周波数にわたって、移動体ユニットと通信するように割り当てられる。
GSM呼は、ブロードキャストチャネル上で送信されたGSMビーコン信号の一部である周波数補正チャネル(Frequency Correction Channel)(FCCH)によって初期化される。FCCHは、呼の接続および一般的なネットワーク管理に使用される、あるタイプの制御チャネルである。FCCHチャネルは、作動中または停止中の移動体ユニットによって使用されることができ、移動体ユニットにGSMシステムの周波数を供給して、移動体ユニットがネットワークと同期することを可能にする。移動体ユニットは、FCCH複素トーンがあるかを聴取することによってGSM信号の存在を検出することができる。
従来のシステムでは、受信機は、同じタイプの信号の存在を検出することができるだけである。信号の検出は、通常、移動体ユニットが、相当するタイプの信号を検出するのに専用であるハードウェアの一部分を起動することを要求する。たとえば、基地局と通信中に、CDMA受信機を有する移動体ユニットは、GSM信号が存在するかどうかを判定するだけのために、GSM受信機ハードウェアを起動することを要求される可能性がある。しかし、この技法は、移動体ユニットの電池寿命、および、移動体ユニットにかかる処理要求の点で、コストがかかる。一般に、無線通信は、移動体であるユニット間で送信され、これらの移動体ユニットは、通常、コンパクトであり、したがって、制限された電池および処理能力を有するように設計される。結果として、最新の技術から生じる、電池寿命の低下および処理要求の増加は、特にやっかいである。
したがって、移動体ユニットが、単一受信機を使用して種々のタイプの信号を検出することを可能にするシステムについての必要性が存在する。
本発明の実施形態では、CDMA受信機は、トーンベース信号(たとえば、グローバル移動体通信システム(GSM)信号)の存在を検出することができる。デジタルフィルタを用いて受信信号の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することに基づいて、信号検出を改善するための後処理を、デジタルフィルタの出力に関して実施することができる。本明細書で使用されるように、符号分割多重アクセス(CDMA)は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)標準で採用された第3世代広帯域CDMAプロトコルのことを言う。本発明の実施形態は、移動体ユニットが、トーンベースの非CDMA信号の存在を検出するだけのために、付加的な受信機を起動する必要をなくすことによって、電池寿命を維持し、処理要求の増加の脅威を回避することができる。
本発明の一態様によれば、デジタルフィルタを有する符号分割多重アクセス(CDMA)受信機を使用する方法を採用して、受信信号内の複素トーンの存在が検出されることができる。複素トーンは、あるシンボルレートを有することができ、既知のシーケンスからなることができる。こうした機構では、複素トーンは、グローバル移動体通信システム(GSM)信号である可能性がある。さらに、方法は、デジタルフィルタについて、タップ重みの値を求めるステップと、デジタルフィルタにタップ重みの値をプログラムするステップと、受信信号とタップ重みの値との間の相関を求めるステップと、相関が閾値を満たす場合、検出された複素トーンの存在を指示するステップとを含むことができる。方法はまた、デジタルフィルタの出力に関して実施することができる後処理を含むことができる。受信信号とデジタルフィルタとの間の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することに基づいて信号検出を改善するための後処理を、実施することができる。
本発明の第2の態様によれば、符号分割多重アクセス(CDMA)受信機は、受信信号内の複素トーンの存在を検出することができる。複素トーンは、あるシンボルレートを有することができ、既知のシーケンスからなることができる。こうした機構では、複素トーンは、グローバル移動体通信システム(GSM)信号などのトーンベース信号であることができる。さらに、デジタルフィルタの出力に関して実施することができる。後処理は、受信信号とデジタルフィルタとの間の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することに基づいて信号検出を改善するための後処理を、実施することができる。こうした機構では、CDMA信機は、各タップが、プログラム可能なタップ重みを有する、複数のタップを含むデジタルフィルタを含むことができ、デジタルフィルタは、受信信号を、プログラム可能なタップ重み値に関係付けるようになっている。CDMA信機はまた、コントローラを含むことができ、コントローラは、(i)タップ重みの値を求め、(ii)デジタルフィルタにタップ重みをプログラムし、(iii)受信信号とタップ重みの値との間の相関を求め、(iv)デジタルフィルタによって計算された相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するように構成されることができる。
本発明の第3の態様によれば、符号分割多重アクセス(CDMA)受信機は、受信信号内の複素トーンの存在を検出することができる。複素トーンは、あるシンボルレートを有することができ、既知のシーケンスからなることができる。こうした機構では、複素トーンは、グローバル移動体通信システム(GSM)信号などのトーンベース信号であることができる。CDMA受信機は、メモリ、プロセッサ、およびデジタルフィルタを含むことができる。
CDMA受信機内のプロセッサはまた、以下のように命令を受信することができる。第1セットの命令は、メモリに記憶され、タップ重みの値を求めるようにプロセッサにさせるようになっていることができる。第2セットの命令は、メモリに記憶され、受信機のデジタルフィルタにタップ重みをプログラムするようプロセッサにさせるようになっていることができる。第3セットの命令は、メモリに記憶され、受信信号とデジタルフィルタのタップ重みの値との間の相関を求めるようプロセッサにさせるようになっていることができる。第4セットの命令は、メモリに記憶され、デジタルフィルタによって計算された相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するようプロセッサにさせるようになっていることができる。第5セットの命令は、メモリに記憶され、デジタルフィルタの出力に関して後処理を行うようプロセッサにさせるようになっていることができる。後処理は、受信信号とデジタルフィルタとの間の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することを含むことができる。
本発明の第4の態様によれば、コンピュータコード製品は、受信信号内の複素トーンの存在を検出するように、符号分割多重アクセス(CDMA)受信機をイネーブルすることができる。複素トーンは、あるシンボルレートを有することができ、既知のシーケンスからなることができる。コンピュータコード製品内の命令は、以下の命令を実施するように実行されることができる。第1セットの命令は、メモリに記憶され、タップ重みの値を求めるようプロセッサにさせるようになっていることができる。第2セットの命令は、メモリに記憶され、受信機のデジタルフィルタにタップ重みをプログラムするようプロセッサにさせるようになっていることができる。第3セットの命令は、メモリに記憶され、受信信号とデジタルフィルタのタップ重みの値との間の相関を求めるようプロセッサにさせるようになっていることができる。第4セットの命令は、メモリに記憶され、相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するようプロセッサにさせるようになっていることができる。コンピュータコード製品は、さらに、メモリに記憶され、後処理を行うようプロセッサにさせるようになっていることができる第5セットの命令を含むことができる。後処理は、受信信号とデジタルフィルタとの間の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することを含むことができる。
本発明の、これらの、また、他の特徴は、その短い説明が以下で提供される図面を参照して行われる、好ましい実施形態の説明を考慮して、当業者に明らかになるであろう。
本発明の実施形態では、CDMA受信機は、CDMAデジタルフィルタに適切なタップ重みをプログラムすることによって、トーンベースの、異なったフォーマットの信号の存在を検出することができる。したがって、CDMA受信機は、受信機ハードウェアを起動するか、または、受信された通信信号の特定のフォーマットに特有のソフトウェア命令を実行する必要性をなくすことができる。受信信号とデジタルフィルタとの間の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することに基づいて信号検出を改善するための、後処理を実施することができる。本明細書で使用されるように、符号分割多重アクセス(CDMA)は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)標準で採用された第3世代広帯域CDMAプロトコルのことを言う。本明細書で使用されるように、異なったフォーマットの信号は、CDMAフォーマットに従ってフォーマットされない任意の信号を含む。以下で詳細に述べられる一例は、GSM信号の存在を検出するための、CDMA受信機の使用である。CDMA受信機を使用したGSM信号の検出が述べられるが、こうした例は、例証に過ぎないことが、容易に理解されるべきである。本発明の実施形態は、他のトーンベース信号の存在も検出するのに使用されることができるであろう。
GSM信号の存在を検出することの一部として、CDMAサーチャからの信号は、こうした信号が、許容可能な相関特性を確実に有するように処理されることができる。GSM信号が検出されると、GSM特有のハードウェアおよび/またはソフトウェアが実施されて、知られている方法で、GSM信号が受信され、処理されることができる。
図1に示すように、CDMA受信機100は、多数の遅延ブロックを含むことができ、そのうちの3つが、参照数字102、104、および106で示され、その入力および出力は、多数の乗算器に結合されることができ、乗算器のうちの4つが、参照数字116、118、120、および122で示される。CDMA受信機100はまた、参照数字108、110、112、および114で示される多数のプログラム可能なタップ重みを含むことができ、タップ重みは、また、乗算器116、118、120、および122に結合されることができる。乗算器116、118、120、および122の出力は、それぞれ、複素加算器124に結合されることができ、複素加算器124は、乗算器116、118、120、および122の出力を加算することができる。CDMA受信機100は、128の乗算器と128のプログラム可能なタップ重みを含むことができる。しかし、CDMA受信機100は、任意の他の適した数のタップ、加算器、および乗算器を含むことができる。
CDMA受信機100の動作中に、デジタルサンプルは、CDMA受信機100内の遅延ブロック102、104、および106の縦続接続機構内に結合され、縦続接続機構を通して、たとえば、3.84MHzであることができるCDMAチップレートでクロック駆動されることができる。チップが、遅延ブロック102、104、および106を通してクロック駆動されるにつれて、チップは、ブロック108、110、112、および114で示すプログラム可能なタップ重みによって乗算されることができ、タップ重みの値は、受信チップとプログラム可能なタップ重みとの間の相関の測定が生成されるように、CDMA受信機100によって制御されることができる。
CDMA受信機が、CDMA信号を処理することを意図されるとき、CDMA信号が、タップ重み108、110、112、および114と時間的に整列したときに、CDMA信号の既知の部分(たとえば、擬似ランダムシーケンス)が、高い相関を生成することができるように、プログラム可能なタップ重み108、110、112、および114は、U、U、U、…、U127に設定されることができる。それに応じて、CDMA受信機100は、複素加算器124の出力を監視し、ピーク相関を探すことによって、受信信号が時間的に整列した時を求めることができる。
上記は、CDMA信号の受信について、CDMA受信機100の動作を述べたが、CDMA受信機100はまた、GSM信号などのトーンベース信号の存在を検出するのに使用されることができる。プログラム可能なタップ重み108、110、112、および114を変更することによって、受信機は、CDMA信号ならびにGSM信号を検出することができる。特に、既知のGSMシーケンスを内部に有する受信信号が、複素加算器124の出力において、比較的大きな加算結果を生じることができるように、CDMA受信機100は、プログラム可能なタップ重み108、110、112、および114を、G、G、G、…、G127に設定することができる。図7は、ポストプロセッサ700について要求されることができる処理を示す。UMTSの場合、CDMAチップレートは3.84MHzであり、GSMの場合、シンボルレートは270.833MHzである。CDMA受信機100の可能性のある構成は、CDMAチップレートでクロック駆動される128タップを有することができる。CDMA受信機100のこの構成は、約9GSMシンボルに等しい時間にわたって、受信信号とタップを関係付けることができる。GSM FCCH信号が、長さが142シンボルであることができる既知の部分を有するため、少なくとも14の順次の出現について、9つのユニークシンボルにわたって正の相関が存在する可能性がある。環境によっては、GSM信号の存在を検出するのに、単一相関値で十分である場合があるが、142シンボルの全FCCH信号を処理することによって、検出確率が増加し、誤りアラーム率が減少する可能性がある。CDMA受信機100からの出力をサンプリングするのに、デシメータ702を使用することができる。デシメータ702は、相関値のシーケンスを生成することができるであろう。これらの相関値は、複素数であることができ、したがって、デカルト座標−極座標変換器704によって、パワーと位相角に変換されることができる。パワー値のシーケンスは、シフトレジスタ706に記憶され、加算器708によって累算されて、比較器710において、閾値が満たされたかどうか、したがって、GSM FCCH信号が検出されたかどうかを判定することができる。一緒に使用される、シフトレジスタ706および加算器708は、パワー値のシーケンスを累算する機能を実行することができる、平均化有限インパルス応答(FIR)フィルタとして機能することができる。シフトレジスタ706は、各値を順次記憶し、シフトレジスタ706の全容量に達すると、最も古い値を廃棄することができる。デカルト座標−極座標変換器704が省略される場合、相関値のシーケンスは、シフトレジスタ706に記憶されることができる。相関に相当するパワー値は、加算器708の前または後で計算されてもよい。比較器710への入力を提供する以外に、加算器708の出力は、信号強度指示を提供することができ、信号強度指示は、記憶され、異なる時間に、加算器708の出力と比較されることができる。
閾値は、相関が存在しないときに、図1の加算器124によって一般に生成される雑音フロアを越える一定レベルに基づいて経験的に設定されることができる。あるいは、閾値は、アナログ−デジタル変換器(A/D)のスケールを基準にして一定レベルに設定されることができる。さらに、比較器710は、FCCH信号が検出された時間を指示するために、GSM受信機に同期または相関タイミング情報を提供することができる。
ポストプロセッサ700はまた、受信信号の周波数オフセットを求めるために、デカルト座標−極座標変換器704からの位相角出力に関して動作することができる。位相角のシーケンスは、シフトレジスタ712に記憶されることができ、順次の出力相関の間の位相変化(すなわち、傾斜)はまた、傾斜発生器714で求めることができる。次に、位相変化(すなわち、位相傾斜)が、所定の位相変化から偏移する量を求めることができる。最後に、順次の相関の間の位相変化の量と周波数に対する関係との比較に基づいて、ブロック716への入力をスケーリングすることによって、周波数オフセットを求めることができる。
各周波数オフセットは、FCCHトーンの通常回転からの位相偏移に相当してもよい。理想的なFCCHトーンは、シンボルごとにp/2だけ回転する。周波数オフセットが存在しないとき、位相は、128チップ後に、1つの位相角から別の位相角へ43772πだけ進むことができる。予想される周波数オフセットは、2πより大きな位相変化を引き起こすことが予想されないため、2πの任意の倍数を、この計算では無視することができる。たとえば、1kHzの周波数オフセットが存在し、128チップが処理される場合、位相変化は、37P7215であると計算することができるであろう。位相角の数は、最大検出基準が満たされたときに使用されたパワーの数と同じであることができる。
図8は、CDMA受信機100を採用することができるセルラーネットワーク800を示す。基地局801、804、および806は、アンテナ814で受信される信号808、810、および812を送信することができる。信号808、810、および812は、GSM信号またはCDMA信号などのトーンベース信号であることができ、搬送波周波数上で送出されることができる。搬送波周波数は、アンテナ出力と発振器818からのトーンを周波数ダウンコンバータ816に印加することによって、ベースバンドに変換することができる。周波数選択器820は、トーンの周波数を設定することができる。測定された周波数オフセットが存在する場合、発振器818は、周波数オフセットを補償するように調整されることができ、それにより、受信品質を改善することができる。周波数オフセットは、図7のポストプロセッサ700によって評価されるオフセットであることができ、発振器818へのフィードバックとして使用されて、周波数オフセットが調整されることができる。
図2に示すように、GSM検出は、フロー図200によって述べることができる。フロー図を使用して本明細書で述べる機能は、ソフトウェア命令によって実施することができるか、または、特別にプログラムされたハードウェアによって実施することができることが理解されるべきである。ソフトウェア命令は、任意のコンピュータ読み取り可能媒体に記憶され、プロセッサによって実行されることができるであろう。フロー図に関連して述べる機能は、特定のハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェア/ソフトウェア実施態様に限定されると考えられるべきではない。
ステップ202にて、GSM FCCH信号の複素共役がとられることができ、ステップ204にて、複素共役のサンプルが、CDMAチップレート(3.84MHz)で取得されることができる。これが、通常、デジタルシステムであるため、サンプルは、通常、固定点分解能内にあることができる。一般に、CDMA信号は、4相位相シフトキーイング(quadrature phase shift keying)(QPSK)技法に従って変調され、したがって、複素フィルタタップは、+/−1+/−iなどの値をとる必要があるだけである。ステップ206にて、システムは、+1、−1、または0などの数に等しい数値を有する実数成分、および、+1、−1、または0などの数に等しい数値を有する虚数成分を有するようにサンプルを制限することができる。フィルタがそのために設計されるCDMA信号が、たとえば、直交振幅変調(quadrature amplitude modulation)(QAM)である場合、値を修正することができ、タップ重み分解能は1ビットより大きい。ステップ208にて、デジタルフィルタのタップは、複素制限サンプル用いてプログラムされることができる。その後、ステップ210にて、受信信号は、デジタルフィルタに入力されることができ、デジタルフィルタ出力が、生成されることができる。次に、ステップ212にて、受信信号とデジタルフィルタタップの値との間の相関が、求められることができる。
図3は、本発明の実施形態による、信号検出を改善するための後処理の技法300を示す例示的なフロー図である。ステップ210にて、受信信号は、デジタルフィルタに入力され、デジタルフィルタ出力が生成される。ステップ302にて、各デジタルフィルタ出力のパワーが求められることができ、ステップ304にて、デジタルフィルタ出力のシーケンスが記憶されることができる。デジタルフィルタ出力のパワーが記憶されるレートは、CDMAチップレートより遅くてもよい。ステップ306にて、デジタルフィルタ出力のパワーのシーケンスは、加算されることができ、加算結果に相当することができる相関は、閾値と比較されることができる。ステップ304および306における記憶機能および加算機能は、累算機能の働きをすることができ、パワーのシーケンスを累算して、加算結果を生成することができる。ステップ212にて、相関が閾値を満たす場合、GSM FCCH信号の存在が指示されることができる。閾値選択は、図7の比較器710を参照して説明された。
図4は、本発明の実施形態による、周波数オフセットを推定するための後処理の方法400を示す例示的なフロー図である。図2のステップ210に続いて、ステップ402にて、デジタルフィルタ出力の位相角が求められることができ、ステップ404にて、デジタルフィルタ出力の位相角のシーケンスが記憶されることができる。デジタルフィルタ出力のパワーの場合と同様に、デジタルフィルタ出力の位相角が記憶されるレートは、CDMAチップレートより遅くてもよい。ステップ406にて、デジタルフィルタ出力の位相角のシーケンスの平均位相角が計算されることができる。デジタルフィルタ出力の位相角が記憶されるレートに基づいて、所定の位相変化バイアスが、平均位相角から除去されることができる。ステップ407にて、必要である場合、所定の位相変化バイアスが除去されることができる。図7の説明を参照すると、所定の位相変化バイアスは、128CDMAチップだけ離れたデジタルフィルタ出力の位相角について、37P72であるであろう。バイアスが補償されると、ステップ408にて、平均位相変化がスケーリングされて、周波数オフセットを求めることができる。たとえば、128CDMAチップだけ離れたデジタルフィルタ出力の位相角についての平均位相変化は、3.84MHz256によってスケーリングされることができるであろう。
図5は、本発明の実施形態による、信号強度を求め、比較するための後処理の方法500を示す例示的なフロー図である。まず、ステップ502にて、セルラー信号が、移動体ユニットのアンテナで受信されることができる。セルラー信号は、1つまたは複数の基地局802、804、および/または806からのものであってよい。ステップ504にて、セルラー信号を受信信号にダウンコンバートする周波数が選択されることができ、ステップ506にて、CDMA信号か、GSM信号などのトーンベース信号のいずれかに相当するデジタルフィルタタップのセットが選択されることができる。ステップ210にて、受信信号は、デジタルフィルタに入力されることができ、デジタルフィルタ出力が生成されることができる。ステップ508にて、信号強度は、デジタルフィルタ出力に基づくことができ、ステップ510にて、別の周波数に関して受信される信号に相当する別の信号強度と比較するために、信号強度が記憶されることができる。
信号強度は、受信信号の相関値と1対1の関係を有することができる。したがって、信号強度は、受信信号とデジタルフィルタタップの値との間の相関が増加するにつれて、増加することができる。信号強度を求めることは、種々の基地局が信号を送信してもよい任意の数の周波数について行うことができる。2つ以上の基地局からの受信信号が、デジタルフィルタタップ間で関係付けられ、2つ以上の相関が閾値を満たすとき、CDMA受信機100は、最大信号強度を有する信号を特定することができる。図8を参照すると、周波数選択器820は、その信号を送信した基地局に相当する周波数を選択することができる。たとえば、最大信号強度を有し、閾値を満たす相関も有する信号を送信したどの基地局であってもその基地局に応じて、周波数選択器820は、基地局802、804、または806に相当する周波数を選択することができる。
図6を参照すると、通信デバイス600の受信機は、メモリ602、プロセッサ604、デジタルフィルタ608、およびA/D606を備えることができる。
プロセッサ604は、ソフトウェアか、ハードウェアか、ソフトウェア/ハードウェア実施態様のいずれかで実施されることができる。
メモリ602は、タップ重みの値が求められた後に、タップ重みの値を記憶することができる。本発明の実施形態を実行するのに使用することができる例示的なメモリのタイプは、読み出し専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を含むが、それに限定されない。読み出し専用メモリは、メモリが内部に配置されるデバイスがオフされた後でも、メモリの内容を保持する永久形態のメモリである。ROMは、タップ重みの値を求め、受信機のデジタルフィルタにタップ重みをプログラムし、受信信号とタップ重み値との間の相関を求め、GSM信号の存在を指示するようプロセッサにさせるようになっている命令を記憶するのに使用されることができる。タップ重みの値は、限定はしないが、RAMを含む、データを書き込むことができる種々のタイプのメモリに記憶されることができる。
A/D606は、プロセッサ604によって制御されることができ、受信信号のサンプルをデジタルフィルタ608に渡すことができる。
デジタルフィルタ608は、メモリ602によって供給されたタップ重みの値を用いて受信信号のフィルタリングを実施することができる。
GSM FCCH信号などの異なるフォーマットの信号の検出は、移動体ユニットまたは固定ユニットにおいて起こることができ、ユニットは、限定はしないが、無線チャネルおよび有線チャネルの両方を通じて通信するセルラー電話、無線ラップトップ、およびパーソナルコンピュータを含むことができる。通信が伝わることができるネットワークは、無線かまたは有線であることができ、通信は、ネットワークから基地局へ伝わることができ、基地局は、無線チャネルを通じて信号を移動体ユニットに伝えることができる。通信される情報がそのから発生するデバイスは、限定はしないが、別のセルラー電話、インターネットサーバ、またはパーソナルコンピュータを含む任意の数の移動体ユニットまたは固定ユニットであることができる。
本発明はまた、コンピュータコード製品の一部として実施することができる。コンピュータコード製品は、コンピュータ読み取り可能言語およびコンピュータ読み取り可能記憶媒体を備えることができる。コンピュータ読み取り可能言語は、本発明の実施形態に従ってプロセッサがとる動作を指示する命令のセット(たとえば、ソースコード)であることができる。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータコード製品が記憶されるロケーションであることができる。
コンピュータ読み取り可能言語は、限定はしないが、ソースコードを含むことができる。例示的なコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、限定はしないが、ROM、および、コンピュータコード製品が、その上に書き込まれ、その後、転送され、限定はしないが、604に見出されるタイプを含むタイプのプロセッサ上で実行される用紙を含むことができる。
コンピュータ読み取り可能言語は、タップ重みの値を求め、受信機のデジタルフィルタにタップ重みをプログラムし、受信信号とデジタルフィルタのタップ重みの値との間の相関を求め、デジタルフィルタによって計算された相関が閾値を満たす場合に、複素トーンの存在を指示するようプロセッサ604にさせるように実行されることができる。コンピュータ読み取り可能言語はまた、後処理を行うようプロセッサ604にさせるように実行されることができる。後処理は、受信信号とデジタルフィルタとの間の相関を求めること、相当するパワー値を求めること、信号強度を求めること、および周波数オフセットを推定することを含むことができる。
先の説明を考慮して、本発明の多数の変更および代替の実施形態が、当業者に明らかになるであろう。したがって、本説明は、単に例証であるとして考えられ、本発明の範囲を制限するものとして考えられるべきではない。構造の詳細は、本発明の精神から逸脱することなく、実質的に変わることができ、添付特許請求項の範囲内にある全ての変更の排他的な使用が留保される。
本発明の実施形態による、GSM信号検出に使用することができるCDMA受信機100の例示図。 本発明の実施形態による、GSM信号検出の方法200を示す例示フロー図。 本発明の実施形態による、信号検出を改善する後処理の方法300を示す例示フロー図。 本発明の実施形態による、周波数オフセットを推定する後処理の方法400を示す例示フロー図。 本発明の実施形態による、信号強度を求め、比較する後処理の方法500を示す例示フロー図。 本発明の実施形態を実施するように配設されたCDMA受信機600の例示ブロック図。 本発明の実施形態による、GSM信号検出に使用することができるポストプロセッサ700の例示図。 本発明の実施形態による、GSM信号検出のためにCDMA受信機を利用するセルラーネットワーク800の例示図。

Claims (17)

  1. 既知の信号で表される複素トーンを含む、第1搬送波周波数中での受信信号を処理するために、デジタルフィルタを有する符号分割多重アクセス(code division multiple access)受信機を使用する方法であって、
    デジタルフィルタについて、複数のタップ重みを求めるステップと、
    前記デジタルフィルタに前記複数のタップ重みをプログラムするステップと、
    前記受信信号と前記複数のタップ重みとの間の相関を求めるステップと、
    前記相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するステップと、を含む方法。
  2. 前記複数のタップ重みは、
    前記既知の信号の複素共役をとるステップ、および、
    前記複素共役を所定のレートでデジタル化するステップ、によって求められる請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定のレートはCDMAチップレートである請求項2に記載の方法。
  4. 前記既知の信号はGSM FCCH信号である請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のタップ重みは複素値である請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のタップ重みはメモリに記憶される請求項1に記載の方法。
  7. 前記相関は、前記受信信号の一部分と前記複数のタップ重みとの間のものである請求項1に記載の方法。
  8. 前記相関は、デジタルフィルタ出力のシーケンスに基づく請求項1に記載の方法。
  9. 前記デジタルフィルタ出力のシーケンスは、処理されて、
    パワーのシーケンスを生成するために、各デジタルフィルタ出力に相当するパワーを計算するステップ、
    前記相関を生成するために、前記パワーのシーケンスを累算するステップ、および、
    前記相関を閾値と比較するステップであって、それによって、前記相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示する比較するステップを実施することによって、複素トーンの存在が判定される請求項8に記載の方法。
  10. 前記パワーのシーケンスを累算するステップは、平均化FIRフィルタ(averaging FIR filter)によって達成される請求項9に記載の方法。
  11. 前記相関は、前記第1搬送波周波数についての受信信号強度の第1尺度である請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1搬送波周波数についての受信信号強度の前記第1尺度は、前記第2搬送波周波数についての受信信号強度の第2尺度と比較される請求項11に記載の方法。
  13. 位相のシーケンスを生成するために、各デジタルフィルタ出力の位相を計算するステップ、
    前記位相のシーケンス内のそれぞれの順次の位相間の平均位相変化を計算するステップ、
    必要である場合、所定の位相変化バイアスを除去するステップ、および、
    前記平均位相変化に基づいて、周波数オフセットを求めるステップによって、前記周波数オフセットを計算するステップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  14. 既知の信号で表される複素トーンを含む、第1搬送波周波数における、受信信号を処理するための、デジタルフィルタを有する符号分割多重アクセス受信機であって、
    各タップが、プログラム可能なタップ重みを有する、複数のタップを含み、前記受信信号を、前記プログラム可能なタップ重み値に関係付けるようになっているデジタルフィルタと、
    前記タップ重みの値を求め、前記デジタルフィルタに前記タップ重みをプログラムし、前記受信信号と前記複数のタップ重み値との間の相関を求め、
    前記デジタルフィルタによって計算された相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するように構成されたコントローラと、を備える符号分割多重アクセス受信機。
  15. 既知の信号で表される複素トーンを含む、第1搬送波周波数における、受信信号を処理するための、デジタルフィルタを有する符号分割多重アクセス受信機であって、
    メモリと、
    プロセッサと、
    デジタルフィルタと、
    前記メモリに記憶され、前記タップ重みの値を求めるよう前記プロセッサにさせるようになっている第1セットの命令と、
    前記メモリに記憶され、前記受信機の前記デジタルフィルタに前記タップ重みをプログラムするよう前記プロセッサにさせるようになっている第2セットの命令と、
    前記メモリに記憶され、前記受信信号と前記デジタルフィルタの前記タップ重みの値との間の相関を求めるよう前記プロセッサにさせるようになっている第3セットの命令と、
    前記メモリに記憶され、前記デジタルフィルタによって計算された前記相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するよう前記プロセッサにさせるようになっている第4セットの命令と、を備える符号分割多重アクセス受信機。
  16. 前記メモリに記憶され、前記デジタルフィルタの出力に関して後処理を行うよう前記プロセッサにさせるようになっている第5セットの命令をさらに備える符号分割多重アクセス受信機。
  17. 既知の信号で表される複素トーンを含む、第1搬送波周波数中での受信信号を処理するように、符号分割多重アクセス受信機をイネーブルすることができるコンピュータコード製品であって、同コンピュータコード製品内の命令は、
    前記メモリに記憶され、前記タップ重みの値を求めるよう前記プロセッサにさせるようになっている第1セットの命令と、
    前記メモリに記憶され、前記受信機の前記デジタルフィルタに前記タップ重みをプログラムするよう前記プロセッサにさせるようになっている第2セットの命令と、
    前記メモリに記憶され、受信信号と前記デジタルフィルタの前記タップ重みの値との間の相関を求めるよう前記プロセッサにさせるようになっている第3セットの命令と、
    前記メモリに記憶され、前記デジタルフィルタによって計算された前記相関が閾値を満たす場合、複素トーンの存在を指示するよう前記プロセッサにさせるようになっている第4セットの命令に従って実行されることができるコンピュータコード製品。
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