JP2008123283A - Icタグ - Google Patents

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JP2008123283A JP2006307006A JP2006307006A JP2008123283A JP 2008123283 A JP2008123283 A JP 2008123283A JP 2006307006 A JP2006307006 A JP 2006307006A JP 2006307006 A JP2006307006 A JP 2006307006A JP 2008123283 A JP2008123283 A JP 2008123283A
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Norio Oki
典雄 大木
Hironobu Ishizaka
裕宣 石坂
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Abstract

【課題】生体にダメージを残すことなく、取り付け及び取り外しが可能であるICタグを提供する。
【解決手段】ICタグ1は、生体の皮膚に取り付けて生体に関する情報を記録する。ICタグ1は、外形が円形であるICモジュール2と、ICモジュール2を生体の皮膚に粘着して保護するシート状の保護テープ4からなる。ICモジュール2は、粘着材3で皮膚5に貼付され、さらに保護テープ4によっても皮膚5に貼付されている。
【選択図】図1

Description

本発明はICタグに関するもので、特に生体の皮膚に取り付けて生体に関する情報を記録するICタグに関する。
医療に関する動物実験にあっては、例えばラット等に投与した薬の量、個体識別、さらには実験開始日付、薬の投与日付、変化のあった日付などを管理するためにICタグが使用されるようになってきている。
従来の動物認識用のICタグとしては、下記特許文献1に記載されているように動物の耳などに貫通穴を開け、貫通管などを用いて取り付けるものがあった。
特開2006−191900号公報
しかし、前述したように動物の耳などに貫通穴を開けてICタグを取り付けるのでは、ICタグを回収のために取り外すときに、耳にダメージが残る。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、動物を含めた生体にダメージを残すことなく、非侵襲で取り付け及び取り外しが可能であるICタグの提供を目的とする。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、生体の皮膚に取り付けて生体に関する情報を記録するICタグであって、ICモジュールと、前記ICモジュールを生体の皮膚に粘着するシート状の粘着性テープとを備える。
また、前記ICモジュールは、少なくともICチップ、回路基材を含んでなるのが好ましい。また、本発明のICタグは、動物の皮膚に取り付けて医療用実験データを記録することが好ましい。
本発明のICタグによれば、動物を含めた生体にダメージを残すことなく、非侵襲で取り付け及び取り外しが可能である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明のICタグの一実施形態の断面図である。図1に示すICタグ1は、生体の皮膚に取り付けて生体に関する情報を記録する。ICタグ1は、外形が円形であるICモジュール2と、ICモジュール2を生体の皮膚に粘着して保護するシート状の保護テープ4からなる。ICモジュール2は、粘着材3で皮膚5に貼付され、さらに保護テープ4によっても皮膚5に貼付される。
図2はラット20の腹部21に、ICタグ1を貼り付けた状態を示す。また、図3はICタグ1のICモジュール2と保護テープ4とを別々に示した図である。ICモジュール2は、少なくともICチップ、回路基材を含んでなる。このICタグ1は、ラットなどの動物の皮膚に取り付けて医療用実験データを記録するのに用いられる。具体的には、ICタグ1は、図1及び図2のように剃毛した動物(ラットなど)20の腹部21の露出した皮膚5に、粘着材3及び保護テープ4によって貼り付けられる。そして、個体識別や、薬の投与状況などのデータを記録し、管理のために使われる。図4はICタグ1のタグ自体の断面図である。この保護テープ4付のICタグ1は、タグ自体の直径を5.5mmとする。また、動物の大きさによっては10mmでもよい。
ICタグは、図4に示すように、ICモジュール2と、ICモジュール2の上面に積層した第1の接着層6と、第1の接着層6の上面に積層した第1の表皮層7と、ICモジュール2の下面に積層した第2の接着層8と、第2の接着層8の下面に第2の表皮層9と、第2の表皮層9の下面に積層した粘着層3と、粘着層3の下面に積層した剥離層10とを備える。ICモジュール2は、ICチップ11に電気的に接続されたアンテナ12を備えてなる。
ICタグ1はいわゆる非接触タグであり、例えばUHF波やマイクロ波を用いる電波方式の通信を行い、ICチップ11にアンテナ12を取り付けた構造で、数センチメートルの距離の通信が可能である。ICチップ11内に例えば医療に関する動物実験にあっては、例えばラット等に投与した薬の量、個体識別、さらには実験開始日付、薬の投与日付、変化のあった日付などを記録しておく。これらのデータは、導体回路でなるアンテナ12を介して通信により、ICタグ読み取り部に読み取られる。ICタグ読み取り部によって読み取られた管理情報は担当者によって把握される。第1の表皮層7と第2の表皮層9は薄いプラスチック板からなる。薄いプラスチック板からなることでICタグ1は容易に曲げることが可能となり、平面上のみならず、生体の皮膚5のような曲面上にも貼付することができる。具体的には、第1の表皮層7と第2の表皮層9の材料としてポリエチレンテレフタレートフィルムを用いることができる。
アンテナ12は、導体により形成される。アンテナ12のパターンを図5に示す。アンテナ12は、ICチップ11の一端を電気的に接続した1本の配線が、円形にアンテナを形成しICチップ11のもう一端と電気的に接続されている。また、アンテナ12は、円形のほか、楕円形及び矩形でもよい。
第1の表皮層7と第2の表皮層9は、柔軟性のあるプラスチック基材などからなる。第1の表皮層7と第2の表皮層9は、ICチップ11及びアンテナ12を衝撃から保護する。粘着層3は、ゴム系、アクリル系などの粘着材からなる。通常は、粘着層3は剥離層10の存在によって外部に露出しない構造となっているが、剥離層10と粘着層3は容易に分離することが可能な構造となっている。したがって使用する際には剥離層10を剥がすことにより、外部に露出した粘着層3をラットなどの皮膚に接触させてICタグを貼付することが可能である。また、粘着層3を形成する粘着材は第1の接着層6及び第2の接着層8に用いられる材料よりも接着力の弱いものからなる。一度貼付したICタグを剥がす際に、第2の表皮層9が分離することでICタグが破壊されるのを防ぐためである。第1の表皮層7の上には保護テープ4がかぶせられる。
なお、実施の形態に係るICタグのアンテナ12の材料として、上述の導体以外のものでポリエチレンテレフタレートに導体をラミネートしたものや、熱硬化樹脂を用いた板、熱可塑性樹脂を用いた板等に導体をラミネートしたものを用いることができる。
また、アンテナ12についても、図5に示す回路パターンに限定するのではなく、メアンダライン等の他のパターンでも良いことはもちろんである。
保護テープ4は、支持体上に粘着材組成物又は粘着性薬剤組成物を塗布してなる。生体の皮膚に対して、良好な粘着性を有し、しかも適当な透湿性を有する。粘着材組成物及び粘着性薬剤組成物の粘着材としては、テープ製剤用には、ゴム系、シリコン系、アクリル系、酢酸ビニル系、ビニルエーテル系などが使用されている。これらの中でも、皮膚刺激が少なく、コストの低いアクリル系粘着材を用いる。
なお、本ICタグは、ラットにのみ使用が限定されるものではなく、人体を含む生体全てに適用可能である。
また、前記実施の形態では、粘着層3を設けたが、粘着層3を設けず、保護テープ4のみで、ICタグ1を皮膚5に取り付けてもよい。
また、ICモジュール2は、円形のほか、楕円形及び矩形でもよい。また、保護テープ4は円形、楕円形、又は矩形でもよい。
ICタグの一実施形態の断面図である。 ラットの腹部に、ICタグを貼り付けた状態を示す図である。 ICタグのICモジュールと保護テープとを別々に示した図である。 ICタグのタグ自体の断面図である。 アンテナコイルのパターンを示す図である。
符号の説明
1 ICタグ
2 ICモジュール
3 粘着層
4 保護テープ
5 皮膚

Claims (2)

  1. 生体の皮膚に取り付けて生体に関する情報を記録するICタグであって、少なくともICチップ、回路基材を含んでなるICモジュールと、
    前記ICモジュールを生体の皮膚に粘着して保護するシート状の保護テープとを備えることを特徴とするICタグ。
  2. 動物の皮膚に取り付けて医療用実験データを記録することを特徴とする請求項1記載のICタグ。
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