JP2008102877A - 環境影響評価用原単位データの検索システム及び検索方法 - Google Patents

環境影響評価用原単位データの検索システム及び検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製品の部品や材料に関する原単位データを容易に取得できる環境影響評価用原単位データの検索システムを提供することにある。
【解決手段】製品、部品、材料を指定するためのキーワードを使用して、原単位データベース4から製品、部品、材料に関する原単位データを検索できる環境影響評価用原単位データの検索システムを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製品の部品や材料に関する原単位データを検索するための環境影響評価用原単位データの検索システムに関する。
一般的に、各種の製品の環境影響を、例えばISO(International Organization for Standardization : 国際標準化機構)で決められているライフサイクル・アセスメント(LCA)などの環境影響評価方法により評価する場合、対象製品の材料調達から運転、廃棄に渡る全ての段階における環境負荷を求める必要がある。
LCAを行なう場合に、通常では、原単位データを取得し、この原単位データを使用して材料負荷、組み立て負荷、運転時負荷、廃棄時負荷などの環境評価を行なう。ここで、原単位データとは、評価対象の部品や材料(素材)、消費エネルギーの単位質量当たりの環境負荷を示すデータである。具体的には、例えば、電力エネルギーの原単位データは、1kW当たりの電力消費での二酸化炭素(CO)の発生量である。
LCAの評価手法や環境評価システムにおいて、環境影響評価用データベースからのデータ取得方法に関して、評価時に有害物質の影響度を付加する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。但し、この方法は、対象となるデータベースは原単位データではなく、評価のための毒性係数などを対象としている。また、LCAのための原単位データを取得する方法が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。但し、この方法は事業所の負荷を計算するものである。さらに、ICタグで製品情報を管理するシステムにおいて、製品の構成部品情報、保守履歴情報、廃棄処理情報などをライフサイクルに渡り管理する管理方法とシステムが提案されている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2004−348171号公報 特開2005−31743号公報 特開2000−48066号公報
前述した従来の手法やシステムでは、製品を構成する部品や材料の環境負荷を算出するために必要な原単位データを選択する場合に、同じような品目がある場合には、どの原単位データを選択すればよいか不明な場合が多い。具体的には、例えば、熱間圧延鉄鋼(普通鋼)、熱間圧延鉄鋼(中小形形鋼)、あるいはその他の熱間圧延鋼材などの品目がある場合には、いずれの品目に対応する原単位データを選択するべきかを判断するのは困難である。
通常では、原単位データの値を比較しながら、経験に基づき選定するようなLCAの専門知識が要求される。このため、LCAの専門家以外の設計者などが、設計対象製品に使用される部品や材料の原単位データを取得することは容易でない課題があった。
そこで、本発明の目的は、製品の部品や材料に関する原単位データを容易に取得できる環境影響評価用原単位データの検索システムを提供することにある。
本発明の観点は、製品、部品、材料を指定するためのキーワードを使用して、原単位データベースから製品、部品、材料に関する原単位データを検索できる環境影響評価用原単位データの検索システムを提供することにある。
本発明の観点に従った検索システムは、製品、部品、材料に関連する原単位データを蓄積した原単位データベース手段と、製品、部品、材料を指定するためのキーワードを蓄積するキーワードデータベース手段と、前記原単位データと前記キーワードとを関連付けた関連付情報を蓄積する関連付情報データベース手段と、前記キーワードの入力に基づいて、前記関連付情報データベース手段を参照して入力されたキーワードに対応する関連付情報を取得する手段と、取得された前記関連付情報に基づいて、前記原単位データベース手段から前記キーワードに関連する原単位データを取得する手段とを備えた構成である。
本発明によれば、製品、部品、材料を特定するためのキーワードを使用して、原単位データベースから製品の部品や材料に関する原単位データを検索できる環境影響評価用原単位データの検索システムを提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(システムの構成)
図1は、各実施形態に関する環境影響評価用原単位データの検索システムの構成を示すブロック図である。
検索システムは、コンピュータシステムのハードウェア及びソフトウェアにより実現されるシステムである。ハードウェアとしては、マイクロプロセッサ(CPU)、記憶装置、及び表示装置5を含む。
システム本体1は、CPUとソフトウェアからなり、検索システムの基本的機能を実現するメイン要素である。システム本体1は、キーワード閲覧部10、キーワード有無確認部11、キーワード選定部12、キーワード原単位関連付部13、関連付情報取得部14、原単位データ取得部15、及びデータ出力部16を含む。
検索システムは、システム本体1以外に、記憶装置とデータベース(DB)用ソフトウェアからなり、データベースを実現しているキーワード情報格納部2、関連付情報データベース(以下、関連付情報DB)3及びLCA用原単位データベース(以下、LCA用原単位DB)4を有する。
キーワード情報格納部2は、原単位データを検索するために使用されるキーワード群を蓄積するキーワードデータベース(以下、キーワードDB)20、及びキーワードリンクデータベース(以下、キーワードリンクDB)21を含む。
キーワードDB20は、検索対象の原単位データを特定するための製品名、その構成部品の部品名、あるいは構成材料の材料名(素材名)の名称情報を蓄積したものである。キーワードリンクDB21は、製品名と部品名との関連付けや、部品名と材料名との関連付けなどのキーワード関連付情報、及びそれらの関連員数情報(使用数や重量などの情報)を含むキーワードリンク情報を蓄積したものである。ここで、キーワードの具体例としては、例えば、製品名として「発電機」、その構成部品名として「コイル」、さらにその構成材料名として「絶縁物」などのキーワードがある。
関連付情報DB3は、キーワードに基づいてLCA用原単位DB4から選択された原単位データと、当該キーワードとの関連付情報を蓄積するデータベースである。LCA用原単位DB4は、前述したライフサイクル・アセスメント(LCA)による環境影響評価で使用される原単位データ群を蓄積したものである。
システム本体1に含まれるキーワード原単位関連付部13は、図2に示すように、キーワード登録部31、原単位選択部32、及び関連付情報登録部33を含む。キーワード登録部31は、キーワード及びキーワードリンク情報をそれぞれ、キーワードDB20及びキーワードリンクDB21に登録する。原単位選択部32は、LCA用原単位DB4から原単位データを選択する。関連付情報登録部33は、LCA用原単位DB4から選択された原単位データとキーワードとの関連付情報を関連付情報DB3に登録する。
(検索システムの基本動作)
以下、図3のフローチャートを参照して、検索システムの基本動作を説明する。
まず、例えば、製品(発電機など)の設計者などのユーザは、LCAなどの環境影響評価に必要な材料や部品の原単位データを取得する場合を想定する。システム本体1では、ユーザからの入力に応じて、キーワード閲覧部10が起動することにより、キーワードDB20を参照して、事前に登録されているキーワードを閲覧する(ステップS1)。キーワードとしては、製品、部品、材料の名称であり、例えば、「発電機」、「コイル」、「絶縁物」などの名称情報である。
キーワード有無確認部11は、ユーザから入力されたキーワードがキーワードDB20に登録されているか否かを確認する(ステップS2)。キーワードが登録されていない場合には、キーワード原単位関連付部13は、図2に示すように、キーワード登録部31、原単位選択部32、及び関連付情報登録部33のそれぞれを起動させる(ステップS3)。
キーワード登録部31は、後述するように、ユーザから入力されたキーワードに関する情報をキーワード情報格納部2に新規に登録する。原単位選択部32は、新規に登録されたキーワードに対応する原単位データを、LCA用原単位DB4から選択する。関連付情報登録部33は、新規登録したキーワードと、原単位選択部32により選択された原単位データとを関連付けて、その関連付情報を関連付情報DB3に登録する。例えば、新規登録するキーワード「発電機、コイル、絶縁物」に対して、フェノール系樹脂の原単位データを関連付けた関連付情報を関連付情報DB3に登録する。
キーワード選定部12は、既登録又は新規登録のキーワードを、ユーザの決定指示により選定する(ステップS4)。関連付情報取得部14は、キーワード選定部12で選定されたキーワードに対応する関連付情報を関連付情報DB3から取得する(ステップS5)。さらに、原単位データ取得部15は、関連付情報に基づいて、キーワードに関連する原単位データをLCA用原単位DB4から取得する(ステップS6)。
データ出力部16は、原単位データを、例えばCSV(comma separated value)ファイル形式に変換した検索結果(図7を参照)として表示装置5に出力する(ステップS7)。即ち、当該検索結果は、予め設定されたデータ項目が表形式で構成されたCSVファイルなどのファイル情報である。また、データ出力部16は、ネットワークを介して外部システム(端末装置やサーバなど)に、当該検索結果を送信する。
(キーワード原単位関連付部の機能)
次に、図4から図6を参照して、キーワード原単位関連付部13の機能について説明する。図4のフローチャートを参照して、キーワード登録部31の動作手順を説明する。
キーワード登録部31は、ユーザから指定されたキーワードをキーワードDB20に登録する(ステップS11)。次に、キーワード登録部31は、関連する他のキーワードがある場合に当該関連キーワードを登録する処理、あるいは関連キーワードが無い場合に、新規に登録したキーワードに原単位データを関連付けする原単位登録の処理のいずれかを判断して選択する(ステップS12)。
キーワード登録部31は、原単位登録の処理に移行すると、登録したキーワードと原単位データとをリンクさせるための当該キーワードを一時的に、原単位リンク有り一時DB310に保管する(ステップS12のYES,S13)。キーワード登録部31は、一連のキーワード登録処理が終了したことを、表示装置5の画面上に表示する(ステップS14)。
一方、登録したキーワードに関連する関連キーワードがある場合には、キーワード登録部31は、キーワードDB20を参照して関連キーワードを取得し、表示装置5の画面上に表示する(ステップS12のNO,S15)。キーワード登録部31は、関連キーワード再登録の要否を判断し、再登録が必要な場合には関連キーワードをキーワードDB20に登録する(ステップS16,S17)。さらに、キーワード登録部31は、キーワードリンク自動登録処理を実行し、最初に登録したキーワードと、それに関連する関連キーワードとして、次に登録したキーワードを関連付けしたキーワードリンク情報をキーワードリンクDB21に登録する(ステップS20)。
一方、キーワード登録部31は、関連キーワードの再登録が不要な場合には、既存キーワードとの関連付けの要否を判断する(ステップS18)。キーワード登録部31は、当該判断結果が不要な場合には、原単位登録判断処理に戻る(ステップS18の否、S12)。また、判断結果が必要な場合には、キーワード登録部31は、既存のキーワードとの関連付けを設定し、キーワードリンク自動登録処理により当該キーワードの連付情報をキーワードリンクDB21に登録する(ステップS19,S20)。
次に、図5のフローチャートを参照して、原単位選択部32の動作手順を説明する。
原単位選択部32は、新規に登録されたキーワードに対応する原単位データを、LCA用原単位DB4から選択し、表示装置5の画面上に表示する(ステップS21)。原単位選択部32は、例えばリスト形式で数千点に及ぶ原単位データから、ユーザからの要望に応じた原単位データを検索するための検索条件の入力処理を実行する(ステップS22)。
原単位選択部32は、入力された検索条件に基づいてLCA用原単位DB4から検索し、その検索結果を表示装置5の画面上に表示する(ステップS23,S24)。原単位選択部32は、当該検索処理が終了するまで、ステップS22からの処理を繰り返す(ステップS25)。
検索処理が終了すると、原単位選択部32は、検索された検索結果から、ユーザにより確認かつ選択された原単位データを、選択原単位一時DB320に一時的に保管する(ステップS26〜S28)。そして、原単位選択部32は、原単位データの選択終了を表示装置5の画面上に表示する(ステップS29)。
次に、図6のフローチャートを参照して、関連付情報登録部33の動作手順を説明する。
関連付情報登録部33は、原単位選択部32の選択原単位一時DB320に保管されている原単位データを取得する(ステップS31)。また、関連付情報登録部33は、キーワード登録部31の原単位リンク有り一時DB310に保管されているキーワードを取得する(ステップS32)。
関連付情報登録部33は、取得した原単位データとキーワードとを関連付けて、その関連付情報を関連付情報DB3に登録する(ステップS33,S34)。関連付情報登録部33は、関連付情報の登録が終了すると、その旨を表示装置5の画面上に表示する(ステップS35)。これにより、ユーザは登録の終了を確認できる。
以上のように第1の実施形態によれば、製品の設計者などのユーザは、例えば発電機、コイル、絶縁物などの既登録のキーワードあるいは自らが新規に登録した当該キーワードを使用して、当該製品、部品、材料に関連する原単位データを検索することができる。従って、LCAの専門家以外の設計者などが、特に専門的知識を要することなく、例えば設計対象製品に使用される部品や材料の原単位データを、容易に取得することができる。
図7は、本実施形態の検索システムにより検索された原単位データを、データ出力部16でCSVファイル(表形式のシート情報)に変換されて、表示装置5の画面上に表示される画面例を示す図である。ここでは、指定キーワードとして、発電機、コイル、絶縁物を想定し、原単位データとしては、発電機に使用される鉄鋼に関する検索結果(リスト形式)を示す。
以下、この画面の機能として、全体的機能、検索機能、原単位表示機能に分けて、各機能の特徴を説明する。
まず、全体的機能である画面表示全般に関する特徴的な機能は、次の通りである。
(1)CSVファイル形式とし、画面上での操作により別のシート形式のファイルなどにコピーできる。
(2)分類分けは産業連関表や統計データによる項目を標準とする。また、データの出所情報も標準で備えている。更に、アクセス権を持つ者は独自に設定できる。
(3)表が下や右方向へ伸びる場合、スクロールが必要となるが、その際、固定セルをマウスで設定できる。
(4)キーワード検索結果画面が表示された後に、セル(原単位の項目)を指定し「全データに戻る」というボタンを押すことで、指定されたセルを中心に全てのデータが表示され前後(画面上で上下)にスクロールして閲覧選択が可能となる。
(5)「絞込み検索」、及び、「元に戻る」ボタンと機能を有する。
(6)「全画面表示」ボタンと機能を持ち、その場合、データリストのみが全画面表示される。
(7)文字と表サイズを任意に拡大縮小可能とする。
(8)検索機能は全てのセルの文字と数字を対象とする。
(9)備考欄を一番右のセルに設置し、アクセス権を持つ原単位選定者は自由に書き込み削除できる。
(10)アクセス件を持つ原単位選定者は、「エクスポート」ボタンと機能が有効となり、外部にCSV形式の電子情報として出力できる。
次に、検索機能としては、キーワードが1つの場合には、関係する全てのリストが表示される(例えば「発電機」の場合は発電機に使用された部品も含むデータ全てが提示される)。また、キーワードを複数指定する場合は絞込み検索となる。
さらに、原単位表示機能としては、COだけでなくSOxやNOxなど、他の指定したインベントリも提示する。指定インベントリを「温暖化ガス」と設定すると、自動で、インベントリにCOの換算係数を掛け、CO換算値として「温暖化ガスCO換算値」として表示する。この場合、換算係数は、権限を持つユーザが自由に変更可能とする。
さらに、昇順及び降順の表示切替ができる。表示桁数、単位を設定可能とし、原単位元データの単位が異なる場合には、自動的に合わせる機能を有する。
[第2の実施形態]
図8から図12は、第2の実施形態に関する検索システムを説明するための図である。本実施形態において、検索システムのシステム本体1などのメイン構成要素は、図1に示す第1の実施形態に関するものと同様の構成である。
本実施形態は、図8に示すように、検索システムの外部に設置されている外部システム7を利用して、原単位データと関連付けるキーワードを自動に選択するキーワード自動登録・原単位関連付部18を有する検索システムである。外部システム7は、例えば、生産管理、電子商取引やグリーン調達に関するシステムであり、インターネットなどのネットワークを介してシステム本体1と接続される。
外部システム7は、製品、組立品(部品を含む)、及び材料のそれぞれについて、名称や仕様データなどを蓄積した製品データベース(製品DB)70、組立品データベース(組立品DB)71、及び材料データベース(材料DB)72を有する。また、外部システム7は、製品を構成する組立品や部品の相互関係などの構成情報を蓄積した構成データベース(構成DB)73を有する。
キーワード自動登録・原単位関連付部18は、キーワード自動登録部180、原単位選択部181、及び関連付情報登録部182を含む。キーワード自動登録部180は、キーワード及びキーワードリンク情報をそれぞれ、キーワードDB20及びキーワードリンクDB21に登録する。原単位選択部181は、LCA用原単位DB4から原単位データを選択する。関連付情報登録部182は、LCA用原単位DB4から選択された原単位データとキーワードとの関連付情報を関連付情報DB3に登録する。
以下、図9のフローチャートを参照して、本実施形態のシステムの基本動作を説明する。
システム本体1では、ユーザからの入力に応じて、キーワード閲覧部10が起動することにより、キーワードDB20を参照して、事前に登録されているキーワードを閲覧する(ステップS41)。ここで、図示しないキーワード自動登録有無判断部は、ユーザから外部システム7を使用してキーワードを自動登録する要求があった場合には、キーワード自動登録・原単位関連付部18の処理に移行する(ステップS42,S43)。
即ち、キーワード自動登録・原単位関連付部18では、後述するように、キーワード自動登録部180は、キーワード及びキーワードリンク情報をそれぞれ、キーワードDB20及びキーワードリンクDB21に自動登録する。原単位選択部181は、LCA用原単位DB4から原単位データを選択する。関連付情報登録部182は、LCA用原単位DB4から選択された原単位データとキーワードとの関連付情報を関連付情報DB3に登録する。
一方、キーワード自動登録・原単位関連付部18によるキーワード及び関連付情報の自動登録を実行しない場合には、図3のフローチャートに示す第1の実施形態の場合と同様の処理を実行する。即ち、キーワード有無確認部11により、ユーザから入力されたキーワードがキーワードDB20に登録されているか否かを確認する。キーワードが登録されていない場合には、キーワード原単位関連付部13は、キーワード登録部31、原単位選択部32、及び関連付情報登録部33のそれぞれを起動させる。
以上の処理後に、キーワード選定部12は、既登録又は新規登録のキーワードを、ユーザの決定指示により選定する(ステップS44)。関連付情報取得部14は、キーワード選定部12で選定されたキーワードに対応する関連付情報を関連付情報DB3から取得する(ステップS45)。さらに、原単位データ取得部15は、関連付情報に基づいて、キーワードに関連する原単位データをLCA用原単位DB4から取得する(ステップS46)。さらに、データ出力部16は、原単位データを例えばCSVファイル形式に変換した検索結果として表示装置5に出力する(ステップS47)。
(キーワード自動登録・原単位関連付部の機能)
次に、図10から図12の各フローチャートを参照して、キーワード自動登録・原単位関連付部18のキーワード自動登録部180の動作手順を説明する。
図10のフローチャートに示すように、キーワード自動登録部180は、ユーザからの指示に応じて、キーワードの新規登録を選択すると、キーワード取り込み処理に移行する(ステップS51のYES,S53)。キーワード取り込み処理により、外部システム7の製品DB70、部品(組立品)DB71、材料DB72から登録済みキーワードを取得する。
キーワード自動登録部180は、キーワードDB20の既存情報を参照し、外部システム7から取得したキーワードが、キーワードDB20に既に登録済みであるか否かを判断する(ステップS54)。キーワード自動登録部180は、キーワードDB20には登録されておらず、新規登録となる場合には、外部システム7から取得したキーワードをキーワードDB20に自動登録する(ステップS60)。
さらに、キーワード自動登録部180は、外部システム7の構成DB73を参照して、製品、部品、材料の構成情報を取り込み、自動登録したキーワードと関連付けたキーワードリンク情報をキーワードリンクDB21に自動登録する(ステップS61,S62)。このキーワードリンク情報は、製品、部品、材料の親子関連情報、具体的には例えばキーワードが部品の場合には、親となる製品名及び部品を構成する材料名とからなる。また、製品名や材料名が複数の場合には、複数のキーワードリンク情報が登録される。
キーワード自動登録部180は、キーワードリンク情報の関連付の個数が1つか、あるいは2以上であるかを判断する(ステップS63)。キーワードリンクの個数が1個の場合には、選択・登録キーワード原単位リンク有り情報の自動一時登録処理に移行する(ステップS64)。この処理では、自動登録したキーワードを原単位リンク有り情報DB600に一時的に保管する。
ここで、キーワードリンクが1つということは、そのリンクは親リンクで素材側の子の情報が無いことを示す。従って、それ以上細かく素材側に分類できない項目となる。例えば、セットメーカで調達部品の構成情報を入手していない場合、調達部品がこの項目に相当する。原単位データは、製品を構成品に分類していき、もっとも素材側に近い項目に割り当てていくことで、製品全体の材料情報を構成することが可能となるため、関連付個数が1の項目を自動的に求め、順次原単位データを割り当てていくことが自動化のポイントとなる。
一方、キーワード自動登録部180は、外部システム7から取得したキーワードが、キーワードDB20に登録済みの場合には、上書きの可否を通知するための表示を表示装置5の画面上に行なう(ステップS55)。この表示に基づいて、ユーザが上書き可を選択した場合には、前記のキーワード自動登録処理に移行する(ステップS56,S60)。上書き否を選択した場合には、キーワード自動登録部180は、ユーザからの指示に応じて登録を続行するか否かの選択を判断する(ステップS57)。
登録を続行しない場合には、キーワード自動登録部180は、キーワード登録を終了して、初期画面ジャンプ機能によりキーワード閲覧画面に戻る(ステップS58)。登録を続行する場合には、新規キーワード設定処理を実行し、新たなキーワードを設定してキーワード登録処理に移行する(ステップS59,S60)。
次に、キーワード自動登録部180は、ユーザからの指示に応じて、キーワードの新規登録を選択しない場合には、以前に外部システム7から取り込んだデータと、現時点の製品DB70、部品DB71、材料DB72、構成DB73からのデータとを比較して、差分の有無を自動的に判断する(ステップS52)。この場合、キーワード自動登録部180は、前回の取込時のデータを保管する機能を有する。
この判断結果により差が無い場合には、キーワード自動登録部180は、キーワード登録を終了して、初期画面ジャンプ機能によりキーワード閲覧画面に戻る(ステップS58)。一方、判断結果において差が認められた場合には、キーワード自動登録部180は、キーワード自動登録処理に移行する(ステップS60)。
以上のような第2の実施形態によれば、既存の外部システム7に登録されている製品、部品(組立品)、材料、構成に関するキーワード及びリンク情報を、自動的に検索システムのキーワードDB20及びDB21に登録することができる。従って、ユーザの手動での登録作業を大幅に省略することが可能となり、ユーザの負担を軽減することができる。
(第1の変形例)
図11は、前述の第2の実施形態の変形例を説明するためのフローチャートである。ここで、第2の実施形態と同様の構成及び動作については説明を省略する。
本変形例は、外部システムから製品、組立品、部品、材料に関する情報を、インターネット8を経由して取得する検索システムである。
ここで、外部システムとしては、例えば、工業会電子商取引システムの製品DB80Aや、海外のグリーン調達システムの製品DB80Bなどを想定する。各外部システムは、それらのDB80A,DB80Bの情報をインターネット8上で閲覧するための機能を実現するWeb公開部81A,81Bを有する。
検索システムのキーワード自動登録・原単位関連付部18は、Web公開部81A,81Bで閲覧できるDB80A,DB80Bの情報を、インターネット8を介して取得するためのWeb取得機能を有し、キーワード自動登録部180と共に連携してWeb取得処理を実行する(ステップS72,S76)。
なお、本変形例は、外部システムのDB80A,DB80Bからインターネット8を介して情報を取得するWeb取得処理以外、第2の実施形態と同様のキーワード自動登録処理を実行する。即ち、本変形例でのキーワード自動登録部180のステップS71,S73〜S75の各処理は、図10に示すステップS53,S54,S60,S61の各処理に対応する。また、ステップS77〜S80の各処理は、図10に示すステップS62〜S65の各処理に対応する。さらに、ステップS81〜S85の各処理は、図10に示すステップS55〜S59の各処理に対応する。
本変形例によれば、海外調達品などの製品情報も、インターネット8経由で容易に取得して、検索システムのキーワードDB20及びキーワードリンクDB21に自動的に登録することが可能となる。従って、ユーザの手動での登録作業を大幅に省略することが可能となり、ユーザの負担を軽減することができる。
(第2の変形例)
図12は、前述の第2の実施形態の第2の変形例を説明するためのフローチャートである。ここで、第2の実施形態及び第1の変形例と同様の構成及び動作については説明を省略する。
本変形例は、前述の第1の変形例の外部システムに関して、製品を構成する組立品、部品、材料などの情報をICタグで管理しているシステムに関する。即ち、外部システムとしては、例えば、工業会電子商取引システムのICタグ製品DB90Aや、海外のグリーン調達システムのICタグ製品DB90Bなどを想定する。本変形例の場合も同様にして、各外部システムは、それらのDB90A,DB90Bの情報をインターネット8上で閲覧するための機能を実現するWeb公開部91A,91Bを有する。
本変形例によれば、ICタグで管理されている海外調達品などの製品情報を、インターネット8経由で容易に取得して、検索システムのキーワードDB20及びキーワードリンクDB21に自動的に登録することが可能となる。従って、ユーザの手動での登録作業を大幅に省略することが可能となり、ユーザの負担を軽減することができる。
なお、第1及び第2の変形例において、Web公開部81A,81B,91A,91Bにアクセス制限機能を付加した構成でもよい。このような構成であれば、電子商取引システムや海外グリーン調達システムの情報の開示先を特定化することが可能となり、データの機密性を保持することができる。
[第3の実施形態]
図13は、第3の実施形態に関する検索システムを説明するための図である。本実施形態において、検索システムのシステム本体1などのメイン構成要素は、図1に示す第1の実施形態に関するものと同様の構成である。また、キーワード自動登録・原単位関連付部18のメイン要素は、図8に示す第2の実施形態に関するものと同様の構成である。
本実施形態は、キーワード自動登録・原単位関連付部18に含まれるキーワード自動登録部180に対して、価格情報の検索、取込、登録を行う機能を付加した検索システムである。以下、図13のフローチャートを参照して具体的に説明する。
キーワード自動登録部180は、ユーザからの指示に応じて、キーワード取り込み処理を実行する(ステップS91)。キーワード取り込み処理により、外部システム7の製品DB70などから登録済みキーワードを取得する。
この後、キーワード自動登録部180は、キーワードDB20の既存情報を参照し、外部システム7から取得したキーワードが、キーワードDB20に既に登録済みであるか否かを判断し、外部システム7から取得したキーワードをキーワードDB20に自動登録する(ステップS92)。即ち、このステップS92の処理は、前述の図10に示すステップS54,S60の各処理に相当する。さらに、キーワード自動登録部180は、図10に示すステップS61の処理に相当する処理として、外部システム7の構成DB73を参照して、製品、部品、材料の構成情報を取り込む(ステップS93)。
次に、キーワード自動登録部180は、価格情報検索処理に移行する(ステップS94)。ここで、別の外部システム9として、製品、部品、材料などの購入品の調達システムまたは購買システムの存在を想定する。この外部システム9は、購入品の価格情報を蓄積した購入品価格データベース(購入品価格DB)100を有する。
さらに、本実施形態では、キーワード情報格納部2には、キーワードDB20、キーワードリンクDB)21以外に、購買・生産管理システムのデータ連携データベース(以下、データ連携DB)22及びキーワード付属価格データベース(キーワード付属価格DB)23が設けられている。
キーワード自動登録部180は、価格情報検索処理により、購入品価格DB100から購入品の名称と価格情報を取得し、データ連携DB22を参照して製品名称と購入品価格DB100から取得した購入品名称との関連付けの情報を取得する。さらに、キーワード自動登録部180は、外部システム7から入手したキーワードに価格情報が有るか無いかを判断する(ステップS95)。価格情報がある場合には、キーワード自動登録部180は、購入品価格DB100から価格情報を取込む(ステップS96)。キーワード自動登録部180は、当該価格情報をキーワード付属情報として、キーワード付属価格DB23に自動登録する(ステップS97)。
一方、価格情報がない場合には、キーワード自動登録部180は、前述の図10に示すステップS62〜S65の各処理に相当する各処理S98〜S101を実行する。即ち、キーワード自動登録部180は、自動登録したキーワードと関連付けたキーワードリンク情報をキーワードリンクDB21に自動登録するなどの処理を実行する。
以上のように本実施形態によれば、既存の外部システム9に登録されている価格情報を、キーワードDB20に自動登録したキーワードの付属情報として、キーワード付属価格DB23に自動的に登録することができる。従って、ユーザは、当該価格情報を参照することにより、原単位データの値を価格情報で容易に確認することが可能となる。
[第4の実施形態]
図14及び図15は、第4の実施形態に関する検索システムを説明するための図である。本実施形態において、検索システムのシステム本体1及びキーワード原単位関連付部13などのメイン構成要素は、図1及び図2に示す第1の実施形態に関するものと同様の構成である。
本実施形態は、キーワードと原単位データとを関連付けて、その関連付情報を関連付情報DB3に登録する場合に、1個のキーワードに対して複数の原単位データを関連付けて、その関連付情報を関連付情報DB3に登録するキーワード原単位関連付部13を有するシステムである。
以下図14及び図15のフローチャートを参照して、本実施形態の動作を具体的に説明する。
システム本体1では、ユーザからの入力に応じて、キーワード閲覧部10が起動することにより、キーワードDB20を参照して、事前に登録されているキーワードを閲覧する(ステップS110)。キーワード有無確認部11は、ユーザから入力されたキーワードがキーワードDB20に登録されているか否かを確認する(ステップS111)。キーワードが登録されていない場合には、キーワード原単位関連付部13は、図14に示すように、キーワード登録部31、原単位選択部32、及び関連付情報登録部33のそれぞれを起動させる(ステップS112)。
キーワード登録部31は、ユーザから入力されたキーワードに関する情報をキーワード情報格納部2に新規に登録する。原単位選択部32は、新規に登録されたキーワードに対応する原単位データを、LCA用原単位DB4から選択する。関連付情報登録部33は、新規登録したキーワードと、原単位選択部32により選択された原単位データとを関連付けて、その関連付情報を関連付情報DB3に登録する。
キーワード選定部12は、既登録又は新規登録のキーワードを、ユーザの決定指示により選定する(ステップS113)。関連付情報取得部14は、キーワード選定部12で選定されたキーワードに対応する関連付情報を関連付情報DB3から取得する(ステップS114)。さらに、原単位データ取得部15は、関連付情報に基づいて、キーワードに関連する原単位データをLCA用原単位DB4から取得する(ステップS115)。
ここで、ユーザから別の原単位データの登録要求がある場合、原単位選択部32は、登録された当該キーワードに対応する別の原単位データを、LCA用原単位DB4から選択する(ステップS116,S117)。この後、ステップS113の処理から繰り返すことにより、取得したキーワードに対して、複数の原単位データを取得して、その関連付情報を関連付情報DB3に登録することができる。データ出力部16は、複数の原単位データを、例えばCSVファイル形式に変換した検索結果として表示装置5に出力する(ステップS118)。
以上のように本実施形態によれば、1個のキーワードに対して、複数の原単位データを登録することで、複数の原単位データの選択候補を準備することができる。従って、例えば、LCAの実行目的に合わせて原単位データを選定するなど、LCA評価の自由度を持たせることが容易になる。
[第5の実施形態]
図16は、第5の実施形態に関する検索システムを説明するための図である。本実施形態において、検索システムのシステム本体1及びキーワード原単位関連付部13などのメイン構成要素は、図1及び図2に示す第1の実施形態に関するものと同様の構成である。
本実施形態のシステムは、図16に示すように、関連付情報取得部14の処理と原単位データ取得部15処理の間で、登録されている原単位データの履歴情報に基づいて所定の学習処理を実行する履歴情報表示・指定部40を有する構成である。
具体的には、前述したように、関連付情報取得部14は、キーワード選定部12で選定されたキーワードに対応する関連付情報を関連付情報DB3から取得する。原単位データ取得部15は、当該関連付情報に基づいて、キーワードに関連する原単位データをLCA用原単位DB4から取得する。履歴情報表示・指定部40は、関連原単位入手部400によりLCA用原単位DB4を参照して、選定されたキーワードに対応する複数の原単位データを取得する。さらに、履歴情報表示・指定部40は、表示方法指定部401により、LCA用原単位DB4に登録されている当該各原単位データに関する履歴情報に基づいて、例えば使用頻度の多い順に並べた情報を作成して表示装置5に表示する。また、履歴情報表示・指定部40は、表示方法指定部401により、検索した各原単位データに関する履歴情報に基づいて、例えば原単位データの昇順や同一文字の合致順、データ作成年順などの情報を作成して表示装置5に表示する。
以上のように本実施形態によれば、ユーザは、表示装置5の表示画面上で、LCA用原単位DB4に既登録の過去の関連付情報(キーワードと関連付けされた原単位データ)を閲覧しながら、当該原単位データを選択することが可能となる。即ち、ユーザは、選定されたキーワードに対応する既存の登録情報から複数の原単位データを入手できる。この場合、ユーザは、既存の原単位データの使用頻度順や昇順などの情報から、登録しようとしている原単位データの必要性や値の正確さをチェックできる。これにより、ユーザは、関連付情報を登録する時に必要情報を得ることができるため、ユーザの負担を軽減することができる。
[第6の実施形態]
図17から図20は、第6の実施形態に関する検索システムを説明するための図である。本実施形態において、検索システムのシステム本体1のメイン構成要素は、図1に示す第1の実施形態に関するものと同様の構成である。
本実施形態の検索システムは、図17に示すように、原単位推定部34を含むキーワード原単位関連付部13、及び原単位推定部183を含むキーワード自動登録・原単位関連付部18を有する構成である。ここで、キーワード原単位関連付部13のメイン要素は、図2に示す第1の実施形態に関するものと同様の構成である。キーワード自動登録・原単位関連付部18のメイン要素は、図8に示す第2の実施形態に関するものと同様の構成である。
以下、図18のフローチャートを参照して、本実施形態のシステムの動作を説明する。
システム本体1では、ユーザからの入力に応じて、キーワード閲覧部10が起動することにより、キーワードDB20を参照して、事前に登録されているキーワードを閲覧する(ステップS121)。ここで、図示しないキーワード自動登録有無判断部は、ユーザから外部システム7を使用してキーワードを自動登録する要求があった場合には、キーワード自動登録・原単位関連付部18の処理に移行する(ステップS122,S123)。
即ち、キーワード自動登録・原単位関連付部18では、前述したように、キーワード自動登録部180は、キーワード及びキーワードリンク情報をそれぞれ、キーワードDB20及びキーワードリンクDB21に自動登録する。原単位選択部181は、LCA用原単位DB4から原単位データを選択する。関連付情報登録部182は、LCA用原単位DB4から選択された原単位データとキーワードとの関連付情報を関連付情報DB3に登録する。
一方、キーワード自動登録・原単位関連付部18によるキーワード及び関連付情報の自動登録の終了後、または当該自動登録を実行しない場合には、キーワード有無確認部11により、ユーザから入力されたキーワードがキーワードDB20に登録されているか否かを確認する(ステップS124)。キーワードが登録されていない場合には、キーワード原単位関連付部13の処理に移行する(ステップS125)。
以上の処理後に、キーワード選定部12は、既登録又は新規登録のキーワードを、ユーザの決定指示により選定する(ステップS126)。関連付情報取得部14は、キーワード選定部12で選定されたキーワードに対応する関連付情報を関連付情報DB3から取得する(ステップS127)。さらに、原単位データ取得部15は、関連付情報に基づいて、キーワードに関連する原単位データをLCA用原単位DB4から取得する(ステップS128)。
ここで、ユーザから別の原単位データの登録要求がない場合には、データ出力部16は、取得した原単位データを、例えばCSVファイル形式に変換して表示装置5に出力する(ステップS129,S131)。一方、別の原単位データの登録要求がある場合には、後述するように、原単位推定部34の処理に移行する(ステップS130)。なお、キーワード自動登録・原単位関連付部18に含まれる原単位推定部183も、原単位推定部34と同様の機能を有するため、詳細な説明は省略する。
原単位推定部34の処理を説明する前に、図19のフローチャートを参照して、原単位選択部32の処理を説明する。なお、キーワード自動登録・原単位関連付部18に含まれる原単位選択部181も、原単位推定部32と同様の機能を有するため、詳細な説明は省略する。
原単位選択部32は、関連付情報DB3を参照してキーワードに対応する関連付情報を取得して、表示装置5の画面上に表示する(ステップS141)。さらに、原単位選択部32は、ユーザからの要望に応じた原単位データを検索するための検索条件の入力処理を実行する(ステップS142)。そして、原単位選択部32は、入力された検索条件に基づいてLCA用原単位DB4から検索し、その検索結果を表示装置5の画面上に表示する(ステップS143,S144)。当該検索処理が終了するまで、ステップS142からの処理を繰り返す(ステップS25)。
検索処理が終了すると、原単位選択部32は、原単位推定部34の処理が不要な場合には、ユーザにより確認及び選択された原単位データを、選択原単位一時DB190に一時的に保管する(ステップS147〜S149)。そして、原単位選択部32は、原単位データの選択終了を表示装置5の画面上に表示する(ステップS150)。
一方、原単位推定部34の処理が必要な場合には、図20のフローチャートに示すように、原単位推定部32の処理に移行する。
原単位推定部32は、推定用キーワード取得条件の入力に応じて、推定用の関連キーワードを指定する(ステップS151)。例えば、特殊加工材料を推定したい場合には、同じ材料種別の一般材などのキーワードを指定する。原単位推定部32は、指定された推定用キーワード(例えば一般材)を使用して、LCA用原単位DB4から原単位データを検索する(ステップS152)。原単位推定部32は、当該検索結果を表示装置5の画面上に表示する(ステップS153)このような処理を、ユーザが要望する情報が取得できるまで繰り返す(ステップS154)。
原単位推定部32は、取得できた情報の選択内容の確認を実行し、関連付情報DB3から選択したキーワードと関連付けされている原単位項目を取得する(ステップS156)。更に、原単位推定部32は、当該取得した原単位項目に基づいて、LCA用原単位DB4から原単位データを取得する(ステップS157)。
次に、原単位推定部32は、原単位データに対応する対象品目の算出価格情報を蓄積した原単位算出価格データベース(原単位算出価格DB)200及び購買品価格DB100から、原単位データを推定するために必要な推定用情報を取得する(ステップS158)。この推定用情報を取得できた場合には、原単位推定部32は、推定用情報の取得処理を終了して原単位推定処理に移行する(ステップS160)。
原単位推定処理では、原単位推定部32は、原単位算出価格DB200と購入品価格DB100から得た情報に基づいて原単位データを推定する。具体的な推定処理の事例を説明する。一般的には、単位質量辺りの環境負荷を示す原単位は購入金額に比例することが多い。そこで、例えば特殊加工材料の価格が一般材の価格の1.5倍である場合は、原単位も1.5倍となる。単純な場合には、既知のキーワードの原単位に購入価格の比(知りたいキーワードの購入価格/既知のキーワードの購入価格)を掛ければ求めたいキーワードの原単位となる。
以上本実施形態によれば、対象品目の原単位データ、原単位算出価格情報、及び購買価格情報を準備することで、購買価格と原単位算出価格の差分から原単位データを補正して推定原単位データを新たに構築することができる。これにより、ユーザは、関連する価格情報を利用して、当該品目(キーワード)に対応する原単位データを類推することが可能となる。従って、原単位情報が不足している場合でも、それを補うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の各実施形態に関する検索システムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に関するキーワード原単位関連付部の要部を示すブロック図。 第1の実施形態に関する検索システムの基本動作の手順を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関するキーワード登録部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関する原単位選択部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関する関連付情報登録部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関する検索結果の表示画面の一例を示す図。 第2の実施形態に関するキーワード自動登録・原単位関連付部の要部を示すブロック図。 第2の実施形態に関する検索システムの基本動作の手順を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態に関するキーワード自動登録部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態の第1の変形例に関するキーワード自動登録部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態の第2の変形例に関するキーワード自動登録部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態に関するキーワード自動登録部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第4の実施形態に関するキーワード原単位関連付部の要部を示すブロック図。 第4の実施形態に関する動作手順を説明するためのフローチャート。 第5の実施形態に関する検索システムの要部を示すブロック図。 第6の実施形態に関する検索システムの要部を示すブロック図。 第6の実施形態に関する検索システムの動作の手順を説明するためのフローチャート。 第6の実施形態に関する原単位選択部の動作手順を説明するためのフローチャート。 第6の実施形態に関する原単位推定部の動作手順を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…システム本体、2…キーワード情報格納部、3…関連付情報DB、
4…LCA用原単位DB、5…表示装置、7…外部システム、8…インターネット、
9…外部システム(調達システム又は購買システム)、10…キーワード閲覧部、
11…キーワード有無確認部、12…キーワード選定部、
13…キーワード原単位関連付部、14…関連付情報取得部、
15…原単位データ取得部、16…データ出力部、
18…キーワード自動登録・原単位関連付部、20…キーワードDB、
21…キーワードリンクDB、22…データ連携データベース、
23…キーワード付属価格データベース、24…上位キーワードリンクデータベース、
31…キーワード登録部、32…原単位選択部、33…関連付情報登録部、
34…原単位推定部、40…履歴情報表示・指定部、70…製品データベース、
71…部品(組立品)データベース、72…材料データベース、
73…構成データベース、80A…工業会電子商取引システムの製品データベース、
80B…海外のグリーン調達システムの製品データベース、
90A…工業会電子商取引システムのICタグ製品データベース、
90B…海外のグリーン調達システムのICタグ製品データベース、
100…購入品価格データベース、180…キーワード自動登録部、
181…原単位選択部、182…関連付情報登録部、183…原単位推定部。

Claims (11)

  1. 製品、部品、材料に関連する原単位データを蓄積した原単位データベース手段と、
    製品、部品、材料を指定するためのキーワードを蓄積するキーワードデータベース手段と、
    前記キーワードデータベース手段に登録されたキーワードと前記原単位データとを関連付けた関連付情報を蓄積する関連付情報データベース手段と、
    前記キーワードの選定に基づいて、前記関連付情報データベース手段を参照して当該キーワードに対応する関連付情報を取得する手段と、
    取得された前記関連付情報に基づいて、前記原単位データベース手段から前記キーワードに関連する原単位データを取得する手段と
    を具備したことを特徴とする原単位データ検索システム。
  2. 未登録のキーワードを、前記キーワードデータベース手段に登録するキーワード登録手段と、
    登録対象のキーワードに関連する原単位データを、前記原単位データベース手段から選択する原単位選択手段と、
    登録対象のキーワードと、前記原単位選択手段により選択された原単位データとを関連付けた関連付情報を関連付情報データベース手段に登録する関連付情報登録手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の原単位データ検索システム。
  3. キーワードデータベース手段に登録されたキーワードと、関連するキーワードとを関連付けしたキーワードリンク情報を蓄積するキーワードリンクデータベース手段を有し、
    前記キーワード登録手段は、
    前記キーワードリンク情報を前記キーワードリンクデータベース手段に登録する機能を有することを特徴とする請求項2に記載の原単位データ検索システム。
  4. 前記取得された原単位データを、予め設定されたデータ項目が表形式で構成されたファイル情報として出力するデータ出力手段を更に有することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の原単位データ検索システム。
  5. 製品、部品、材料を指定するための未登録キーワードを外部システムから取得し、前記キーワードデータベース手段に登録するキーワード自動登録手段を有することを特徴とする請求項1に記載の原単位データ検索システム。
  6. キーワードデータベース手段に登録されたキーワードと、関連するキーワードとを関連付けしたキーワードリンク情報を蓄積するキーワードリンクデータベース手段を有し、
    前記キーワード自動登録手段は、
    前記キーワードリンク情報を前記キーワードリンクデータベース手段に登録する機能を有することを特徴とする請求項5に記載の原単位データ検索システム。
  7. 購買システムと生産管理システムのデータ連携データベース手段を有し、
    前記キーワード自動登録手段は、
    製品の価格情報を前記データ連携データベース手段から取得する手段を含むことを特徴とする請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の原単位データ検索システム。
  8. 登録対象のキーワードに関連する原単位データを、前記原単位データベース手段から選択する原単位選択手段と、
    登録対象のキーワードと、前記原単位選択手段により選択された原単位データとを関連付けた関連付情報を関連付情報データベース手段に登録する関連付情報登録手段と、
    登録対象の1個のキーワードに対して複数の原単位データが存在する場合に、前記原単位選択手段及び前記関連付情報登録手段を制御して、1個のキーワードに対して複数の原単位データを前記関連付情報データベース手段に登録する別原単位登録手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の原単位データ検索システム。
  9. 前記関連付情報に基づいて、前記原単位データベース手段から前記キーワードに関連する原単位データを取得するときに、前記原単位データベース手段に登録された当該キーワードに関連する複数の原単位データの履歴情報に基づいて、前記原単位データを取得する上で参考となる表示情報を作成する履歴情報処理手段を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の原単位データ検索システム。
  10. 原単位データに対応する対象品目の算出価格情報を蓄積した原単位算出価格データベース手段及び当該対象品目の購買品価格情報を蓄積した購買品価格データベース手段を有し、
    前記対象品目の原単位データが前記原単位データベース手段に存在しない場合に、前記算出価格情報又は前記購買品価格情報に基づいて、前記対象品目の原単位データを推定する推定手段を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の原単位データ検索システム。
  11. 製品、部品、材料に関連する原単位データを蓄積した原単位データベース手段を有する原単位データ検索システムに適用する検索方法において、
    製品、部品、材料を指定するためのキーワードを選定するステップと、
    キーワードと前記原単位データとを関連付けた関連付情報を蓄積する関連付情報データベース手段を参照し、前記選定されたキーワードに対応する関連付情報を取得するステップと、
    取得された前記関連付情報に基づいて、前記原単位データベース手段から前記キーワードに関連する原単位データを取得するステップと
    を有する手順を実行することを特徴とする検索方法。
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JP2011113448A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sekisui Chem Co Ltd 計測管理システム及び管理サーバ

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