JP2008037414A - 車両通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】確実に外部局との通信を行い外部局から送信されるリモート信号が受信することができる車両通信システムを提供すること。
【解決手段】車両10に搭載される制御装置11は、電話装置18による通信が可能であるか否かを確認し、電話装置18での通信が可能であると判定した場合は電話装置18にて外部局から送信されるリモート信号を受信し、電話装置18での通信が可能でないと判定した場合は車車間通信装置19にて外部局から送信されるリモート信号を受信し(S40〜43)、受信したリモート信号に含まれるIDコードがメモリ11aに記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、IDコードが一致していなければ処理を終了し、一致していればリモート信号に応じた制御を実施すると共に、車両情報を作成して、電話装置18もしくは車車間通信装置19にて車両情報を送信する。
【選択図】図6
【解決手段】車両10に搭載される制御装置11は、電話装置18による通信が可能であるか否かを確認し、電話装置18での通信が可能であると判定した場合は電話装置18にて外部局から送信されるリモート信号を受信し、電話装置18での通信が可能でないと判定した場合は車車間通信装置19にて外部局から送信されるリモート信号を受信し(S40〜43)、受信したリモート信号に含まれるIDコードがメモリ11aに記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、IDコードが一致していなければ処理を終了し、一致していればリモート信号に応じた制御を実施すると共に、車両情報を作成して、電話装置18もしくは車車間通信装置19にて車両情報を送信する。
【選択図】図6
Description
本発明は、車両と外部局との間で通信を行う車両通信システムに関するものである。
従来、車両通信システムとして特許文献1に示すものがあった。特許文献1に示す車両通信システムは、車両が盗難され、電話等を介して外部局に盗難の連絡があった場合には、外部局は、盗難車両のエンジンの始動を禁止するリモート信号を車両に送信する。そして、盗難された車両に搭載されている通信装置がリモート信号を受信するとエンジンが始動できないようになっている。
特開2003−146185号公報
ところが、特許文献1に示す車両通信システムにおいては、通信装置が故障した場合、外部局から送信されるリモート信号が受信できなくなるという問題がある。
また、通常、特許文献1に示す車両通信システムのような車両と外部局との通信は、電話網を用いて行われる場合が多い。したがって、特許文献1に示す車両通信システムにおいては、車両が電話の通信圏外だった場合にも、外部局から送信されるリモート信号が受信できなくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、確実に外部局との通信を行い外部局から送信されるリモート信号が受信することができる車両通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車両通信システムは、通信基幹施設を介して、通信装置を備える外部局と通信可能な第1の通信装置と、複数の車両間で直接通信可能な第2の通信装置と、自車両を特定するIDコードを記憶するIDコード記憶手段と、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の通信制御を実行する通信制御手段とを備え、前記通信制御手段は、前記第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、第1の通信装置が通信可能である場合は第1の通信装置にて外部局から送信されるIDコードを含む遠隔操作信号を受信し、第1の通信装置が通信可能でない場合は第2の通信装置にて遠隔操作信号を受信することを特徴とするものである。
このようにすることによって、自車両の第1の通信装置が通信可能でない場合であっても、第2の通信装置で周辺の車両を介して、遠隔操作信号を受信することができるので、確実に外部局との通信を行うことができる。
また、請求項2に記載のように、自車両の車両情報の送信を指示する指示手段を備え、前記通信制御手段は、前記指示手段による指示があった場合に、前記第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、前記第1の通信装置が通信可能である場合は当該第1の通信装置で前記自車両の車両情報を送信し、前記第1の通信装置が通信可能でない場合は前記第2の通信装置にて前記自車両の車両情報を送信するようにしてもよい。このようにすることによって、指示があった場合のみ自車両の車両情報を送信するようにすることができる。
また、請求項3に記載のように、前記通信制御手段は、前記第2の通信装置にて他車両の車両情報を受信した場合に、第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、第1の通信装置が通信可能である場合は第1の通信装置で前記他車両の車両情報を送信し、第1の通信装置が通信可能でない場合は第2の通信装置にて他車両の車両情報を送信するようにしてもよい。このようにすることによって、第2の通信装置にて他車両の車両情報を受信した場合のみ他車両の車両情報を送信するようにすることができる。
また、請求項4に記載のように、通信制御手段は、遠隔操作信号を受信した場合に、第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、第1の通信装置が通信可能である場合は第1の通信装置で自車両の車両情報を送信し、第1の通信装置が通信可能でない場合は第2の通信装置にて自車両の車両情報を送信するようにしてもよい。このようにすることによって、対象車両は、外部局に対して、遠隔操作信号を受信できたか否かを通知することができる。
また、請求項5に記載のように、自車両の異常を検出する異常検出装置を備え、指示手段は異常検出装置にて自車両の異常が検出された場合に自車両の車両情報の送信を指示し、通信制御手段は自車両の車両情報に異常検出装置の検出内容を加えて送信するようにしてもよい。
このようにすることによって、車両は自車両に異常が発生していることを速やかに外部局に通知することができる。
特に、自車両の盗難や事故の場合は、確実に外部局に車両情報を送信したいものである。従って、請求項6に示すように、異常検出装置を自車両の盗難を検出する盗難検出装置に適用すると好ましい。
また、請求項7に記載のように、遠隔操作信号は、車両における動力装置の駆動禁止、駆動許可を制御する信号としてもよい。
また、請求項8に記載のように、複数の車両の各々は、自車両の現在位置を検出する自車位置センサ、少なくとも自車両の周辺を撮影するカメラ、現在時刻を計時する時計の少なくとも一つを備え、通信制御手段はIDコードに加えて、自車位置センサによって検出された現在位置、カメラによって撮影された画像情報、時計によって計時された現在時刻の少なくとも一つを含む車両情報を送信するようにしてもよい。このようにすることによって、車両の現状を外部局に伝えることができる。
また、請求項9に記載のように、車両情報は自車両の現在位置情報と前記IDコードとを含み、通信制御装置は所定タイミング毎に車両情報を第1の通信装置にて送信するようにしてもよい。
このようにすることによって、外部局は車両の現在位置を把握することができ、車両の盗難の届出があったときなどに活用することが可能となる。
また、請求項10に記載のように、外部局は、遠隔操作信号を対象車両に対して送信した後に、該対象車両から送信される車両情報を受信できなかった場合、遠隔操作信号を対象車両とは異なる他車両に対して送信するようにしてもよい。このようにすることによって、対象車両が第1の通信装置で遠隔操作信号を受信できない場合であっても、外部局は、対象車両の周辺の車両を経由して遠隔操作信号を対象車両に送信することができるようになる。よって、外部局と対象車両とは確実に通信を行うことができる。
また、請求項11に記載のように、外部局は、車両のユーザーからの通報があった場合に、遠隔操作信号を送信するようにしてもよい。このようにすることによって、車両のユーザーからの通報があった場合のみ遠隔操作信号を送信するようにすることができる。
また、請求項12に記載のように、外部局は、遠隔操作信号を対象車両に対して送信した後に、該対象車両から送信される車両情報を受信できなかった場合、対象車両が過去に送信してきた現在位置情報の履歴に基づいて遠隔制御信号を送信すべき他車両を特定し、遠隔操作信号を対象車両とは異なる他車両に対して送信するようにしてもよい。このようにすることによって、外部局は、対象車両の周辺の車両を正確に特定することができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
本実施の形態は、本発明の車両通信システムを盗難防止システムに適用した例を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態における盗難防止システムの概略構成を示すブロック図である。なお、本発明の実施の形態は、以下の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
本実施の形態の盗難防止システムは、図1に示すように、盗難検出装置15などを備えた車両10,20と、この車両(電話装置18,28)と通信を行うセンター100によって構成されている。なお、ユーザーは、本システムの利用に関して予めセンター100にユーザー登録をしておく。このユーザーの車両には、ユーザー登録の際にユーザーの車両を特定するためのIDコードが与えられ、その車両からは、このIDコードを含む信号が送信される。センター100は、ユーザーの車両から送信される信号を受信すると、この信号に含まれるIDコードと予め登録されたIDコードを照合し、送信元の車両を特定する。
まず、車両10および車両20に関して説明する。なお、車両10および車両20の構成は同一となっている。また、車両10、20以外にも、本システムを利用する複数の車両についても同一の構成のものが搭載されている。
車両10および車両20は、それぞれ、制御装置11,21、メモリ(IDコード記憶装置)11a,21a、スマートECU12,22、イモビECU13,23、自車位置センサ14,24、盗難検出装置(異常検出装置)15,25、カメラ16,26、エンジンECU17,27、電話装置(第1の通信装置)18,28、車車間通信装置(第2の通信装置)19,29などを備える。なお、車両10および車両20の構成は同一となっているため、以下の構成に関する説明においては、車両10のみについて説明する。
制御装置(通信制御手段)11は、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、メモリ11a、時計、CPU、ROM、RAM等を有している。CPUは、ROMに記録されたプログラムを読み出して実行することによって作動する。またCPUは、この作動の必要に応じてRAMに対して情報の読み出し及び書き込みを行う。またCPUは、後ほど説明するスマートECU12、イモビECU13、自車位置センサ14、盗難検出装置15、カメラ16、エンジンECU17、電話装置18、車車間通信装置19等と各種信号のやりとりを行うようになっている。また、メモリ11aは、EEPROMなどの記憶媒体からなるものであり、上述の車両を特定するためのIDコードなどが記憶されている。
そして、制御装置11は、所定時間毎に自車位置センサ14が検出した自車両10の現在の位置座標(以下、現在位置とも称する)を示す現在位置信号とIDコードとを電話装置18を用いてセンター100に送信する。また、制御装置11は、盗難検出装置15からの盗難信号に基づいて、自車両10が盗難されたことを示す信号と共に、自車両10の車両情報(IDコードと、現在位置、画像情報、現在時刻の少なくとも一つなど)を示す信号を電話装置18、もしくは車車間通信装置19を用いて送信する。
スマートECU12は、所謂スマートエントリー、スマートイグニッションシステムの制御装置であり、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、ROM、RAM、EEPROMなどのメモリやインターフェース回路あるいはデータ転送用のバスラインなどを備える。このスマートECU12は、ユーザーが携帯可能な携帯機との間で無線通信を行い、携帯機から送信された認証コードとスマートECU12のメモリに記憶されている認証コードとを自動的に照合し、この認証コード同士が所定の対応関係(照合OK)であることを必要条件として、車両ドアのロック/アンロックなどを行うものである。一方、スマートECU12は、携帯機から送信された認証コードとスマートECU12のメモリに記憶されている認証コードとが所定の対応関係を満たさない(照合NG)場合は、車両ドアのロック/アンロックなどを行わないものである。また、スマートECU12は、車両ドアのロック/アンロックを示すロック/アンロック信号を制御装置11に出力する。
イモビECU13は、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、ROM、RAM、EEPROMなどのメモリやインターフェース回路あるいはデータ転送用のバスラインなどを備える。このイモビECU13は、スマートECU12による認証コードの照合結果、及び後ほど説明するセンター100から送信されるリモート信号(制御信号、リモートセット信号・リモートアンセット信号)に基づいて、エンジンECU17に対してエンジン(図示せず)の駆動禁止・駆動許可を示す駆動信号を出力する。詳細は後述するが、制御装置11は、自車宛のリモート信号を受信すると、車両情報を作成しセンター100に送信するようになっている。
エンジンECU17は、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、ROM、RAM、EEPROMなどのメモリやインターフェース回路あるいはデータ転送用のバスラインなどを備える。エンジンECU17は、イモビECU13がイモビ機能をアンセットしている場合(エンジンの駆動許可を示す駆動信号が出力された場合、すなわちスマートECU12による認証コードの照合結果が照合OKである場合、及びリモートアンセット信号を受信した場合)のみ、図示しないイグニッションスイッチからの始動信号に基づいて、スターターモータ、燃料噴射装置、点火装置の動作を開始させる。これにより、スターターモータが回転しつつエンジンに燃料が噴射され点火プラグが点火することによってエンジンを始動する(駆動許可とする)。
また、エンジンECU17は、イモビECU13がイモビ機能をセットしている場合(エンジンの駆動禁止を示す駆動信号が出力された場合、すなわちスマートECU12による認証コードの照合結果が照合NGである場合、及びリモートセット信号を受信した場合)は、スターターモータ、燃料噴射装置、点火装置のうち少なくとも1つの動作を開始させない。つまり、エンジンECU17は、エンジンを始動させない(駆動禁止とする)。
自車位置センサ14は、自車両の現在位置を検出するための装置として、例えばGPS(Global Positioning System)受信機、ジャイロスコープ、距離センサ、地磁気センサ
などの各種センサを備える。検出した現在位置は、制御装置11に入力される。なお、これらのセンサは、それぞれが性質の異なる検出誤差を有するので、互いに検出誤差を補完しながら精度の高い位置検出を行うようになっている。また、要求される検出精度のレベルによっては、全てのセンサを備える必要はなく、必要なものを適宜選択して設ける構成とすることができる。
などの各種センサを備える。検出した現在位置は、制御装置11に入力される。なお、これらのセンサは、それぞれが性質の異なる検出誤差を有するので、互いに検出誤差を補完しながら精度の高い位置検出を行うようになっている。また、要求される検出精度のレベルによっては、全てのセンサを備える必要はなく、必要なものを適宜選択して設ける構成とすることができる。
盗難検出装置15は、車両10の盗難行為を検出するものであり、侵入センサ、振動センサ、傾斜センサ、ガラス割れセンサなどを備える。侵入センサは、車内に向けられた超音波センサや電波センサを有し、この超音波センサや電波センサによって車両の内部に侵入する者を検出する。振動センサは、加速度センサを有し、この加速度センサによって車両の振動を検出する。傾斜センサは、傾斜角度センサからなり、この傾斜角度センサによって車両の姿勢が急激に変化した、すなわち急激に傾斜したことを検出する。ガラス割れセンサは、車両のガラスに埋め込まれた導線が断線することを検知する装置を有し、この装置によってガラスが割れたことを検出する。盗難検出装置15(侵入センサ、振動センサ、傾斜センサ、ガラス割れセンサ)は、制御装置11からの制御信号に基づいて作動(検出)を開始し、車両10の盗難行為を検出すると、検出したことを示す盗難信号を制御装置11に通知するようになっている。また、要求される検出精度のレベルによっては、全てのセンサを備える必要はなく、必要なものを適宜選択して設ける構成とすることができる。
カメラ16は、車両前方、車両側方、車両後方の車両周辺の画像を撮影する前方カメラ、側方カメラ、後方カメラ、及び、車室内の全方位および窓から見える車両周辺の画像を撮影する全方位カメラなどを備える。カメラ16は、制御装置11からの制御信号に基づいて作動(撮影)し、撮影した画像情報を示す画像信号を制御装置11に出力するようになっている。
なお、車両10の周囲環境は、夜間や高架下など車両10の周辺が暗い場合もありうる。したがって、制御装置11は、カメラ16に対して撮影の開始を示す制御信号を出力する際に、車室内のライトに対して点灯を示す制御信号を出力し、車室内のライトを点灯するようにしてもよい。また、撮影専用ライト(ストロボ)を設けてもよい。この場合、制御装置11は、カメラ16に対して撮影の開始を示す制御信号を出力する際に、撮影専用ライトに対して点灯を示す制御信号を出力し、撮影専用ライトを点灯するようにしてもよい。
電話装置18は、基地局などを含む電話網(通信基幹施設)を介して無線通信(データ通信、音声通信)を行う車載データ通信モジュール(Data Communication Module:DCM)や、携帯電話機などである。車車間通信装置19は、電話網を介さずに、車両間で直接通信が可能である、すなわち限られた区域内で利用することができる無償の無線周波数帯域で通信(データ通信)を行う近距離無線方式であるブルートゥース(Bluetooth)モデムや
、赤外線通信装置などである。
、赤外線通信装置などである。
次に、センター100に関して説明する。センター100は、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、ROM、RAM、EEPROMなどのメモリやインターフェース回路あるいはデータ転送用のバスライン、電話装置18や携帯電話等と電話網を介して通信を行うセンター側電話装置(外部局側通信装置)、多数の車両から送信される車両情報(IDコード、現在位置など)を管理しているデーターベースを記憶するハードディスクなどからなる記憶装置などを備える。そして、センター100は、車両10から自車両10が盗難されたことを示す信号と共に、自車両10の車両情報(IDコード、現在位置、画像情報、現在時刻など)を示す信号を受信すると、警察署、警備会社、あるいは車両10のユーザー等の予め登録されている場所に車両の盗難行為が発生した旨を通報する。
また、本実施の形態における盗難防止システムにおいては、車両のユーザーは、車両が盗まれてしまった場合、携帯電話などを使用してセンター100と通信を行い、盗難を届け出る。この盗難の届けを受領したセンター100は、リモートセット信号を車両に対して送信する。
また、盗まれた車両が発見された場合、車両のユーザーは、携帯電話などを使用してセンター100に対して盗難車の発見を届け出る。この盗難車の発見の届けを受領したセンター100は、リモートアンセット信号を車両に対して送信する。
ここで、本実施の形態における盗難防止システムの動作について説明する。図2は、本発明の実施の形態における制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
制御装置11は、車両10のイグニッションスイッチがオンの状態であるとき、盗難検出装置15での検出、及びカメラ16での撮影を停止している。制御装置11は、この状態から、イグニッションスイッチがオフになり、かつスマートECU12が車両10の全ドアをロックし、そのロックを示すロック信号を出力すると、図2に示すフローをスタートする。また、制御装置11は、エンジンオフから所定時間(ドアを開けて、降車して、ドアを閉めるのに要する程度の時間)が経過した後に、図2に示すフローをスタートするようにしてもよい。
まず、ステップS10では、制御装置11は、盗難検出装置15(侵入センサ、振動センサ、傾斜センサ、ガラス割れセンサ)に対して、検出開始を示す制御信号を出力する。これによって、盗難検出装置15は、侵入センサ、振動センサ、傾斜センサ、ガラス割れセンサが動作し、車両10の盗難行為の検出を開始する。
ステップS11では、制御装置11は、盗難検出装置15からの盗難信号が有るかいなかを判定し、盗難信号有りと判定した場合はステップS12へ進み、盗難信号なしと判定した場合はステップS17へ進む。
ステップS12では、制御装置11は、車両情報を作成する。ここで、制御装置11は、車両情報に盗難現場の写真を含ませるために、カメラ16に対して撮影の開始を示す制御信号を出力する。そして、制御装置11は、このカメラ16が撮影した画像情報を示す画像信号に加えて、メモリ11aに記憶されている車両を特定するためのIDコード、自車位置センサ14が検出した自車両10の現在位置を示す現在位置信号、時計が計時している現在時刻信号などを含む車両情報を作成する。
ステップS13では、制御装置11は、電話装置18による通信が可能であるか否かを確認する。車両10が盗難された場合、電話装置18が破壊されて通信ができないことや、車両10が電話網の通信圏外にあり通信できないこともありうる。したがって、ステップS13での処理は、車両10の盗難をセンター100に対して通報できるか否かを確認するために行うものである。
ステップS14では、制御装置11は、ステップS13での処理に基づいて、電話装置18での通信が可能であるか否かを判定し、電話装置18での通信が可能であると判定した場合はステップS16へ進み、電話装置18での通信が可能でないと判定した場合はステップS15へ進む。
ステップS16では、制御装置11は、電話装置18を用いてステップS12で作成した車両情報をセンター100に対して送信する。
一方、制御装置11は、電話装置18での通信が可能でない場合、ステップS15において、車車間通信装置19を用いてステップS12で作成した車両情報を送信する。車車間通信装置19は、限られた区域内でのみ通信を行うものである。したがって、車車間通信装置19を用いて車両情報を送信する場合、制御装置11は、自車両10(車両情報を送信した車両10)の周辺に存在する車両(例えば、車両20)に対して車両情報を送信することとなる。そして、この車両情報を受信した車両20は、電話装置18を用いて自動的に受信した車両情報をセンター100に対して送信する。なお、車両情報を受信した車両20の処理動作に関しては、後ほど詳しく説明する。また、この車両情報を受信したセンター100は、警察、警備会社、あるいは車両10(車両情報を送信した車両)のユーザー等の予め登録されている場所に車両の盗難行為が発生した旨を通報する。
ステップS17では、制御装置11は、スマートECU12が照合OKで車両10の一部のドアをアンロックしたか否かによって盗難検出装置15の動作を解除するか否かを判定する。そして、制御装置11は、盗難検出装置15の動作を解除すると判定した場合は処理を終了し、盗難検出装置15の動作を解除すると判定しない場合はステップS10へ戻る。
次に、図3を用いて、図2におけるステップS15にて送信された車両情報を受信した車両(ここでは、車両20)の処理動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態における車両情報を受信した車両の制御装置の処理動作を示すフローチャートである。なお、制御装置21は、電源が供給されている間、図3に示すフローを実行する。
ステップS100では、制御回路21は、車車間通信装置29にて車両情報を受信したか否かを判定し、車車間通信装置29にて車両情報を受信したと判定した場合はステップS110へ進み、車車間通信装置29にて車両情報を受信していないと判定した場合はステップS100での判定を繰り返す。
ステップS110では、制御装置21は、電話装置28による通信が可能であるか否かを確認する。車両20は、電話装置28が故障していて通信ができないことや、車両20が電話網の通信圏外にあり通信できないこともありうる。したがって、ステップS110での処理は、車両10から車両情報を送信された、すなわち車両10からセンター100への通報を託された車両20がセンター100に対して通報できるか否かを確認するために行うものである。
ステップS120では、制御装置21は、ステップS110での処理に基づいて、電話装置28での通信が可能であるか否かを判定し、電話装置28での通信が可能であると判定した場合はステップS140へ進み、電話装置28での通信が可能でないと判定した場合はステップS130へ進む。
ステップS140では、制御装置21は、電話装置28を用いて車車間通信装置29にて受信した車両情報をセンター100に対して送信する。
一方、制御装置21は、電話装置28での通信が可能でない場合、ステップS130において、車車間通信装置29にて受信した車両情報を車車間通信装置29を用いて送信する。車車間通信装置29は、限られた区域内でのみ通信を行うものである。したがって、車車間通信装置29を用いて車両情報を送信する場合、制御装置21は、自車両20の周辺に存在する車両に対して車両情報を送信することとなる。すなわち、車両10が送信した車両情報は、センター100が受信するまで、本システムを利用する複数の車両間での車車間通信装置で送信されることとなる。このようにして、車両10は、センター100と通信できない場合であっても、車車間通信装置を用いて、センター100との通信を本システムを利用する他車両に託すことができる。
次に、図4乃至図6に示すフローチャートを参照して、センター100と車両とのリモート信号の送受信動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態におけるセンターのリモート信号の送信処理動作を示すフローチャートである。図5は、本発明の実施の形態における制御装置のリモート信号の送受信処理動作を示すフローチャートである。図6は、本発明の実施の形態におけるリモート信号受信対象である車両の制御装置の処理動作を示すフローチャートである。以下、盗難車(対象車両)を車両10、この対象車両(車両10)の周辺車両を車両20として説明する。
センター100は、ユーザーから盗難の届け、もしくは盗難車の発見の届けを受領すると、図4に示すフローをスタートする。また、制御装置21は、電源が供給されている間、図5に示すフローを実行する。さらに、制御装置11は、電源が供給されている間、図6に示すフローを実行する。
図4のステップS20では、センター100は、車両ユーザーからの盗難の届け、もしくは盗難者の発見の届けに基づいて、リモート信号(リモートセット信号若しくはリモートアンセット信号、対象車両のIDコード)を対象車両に送信する。すなわち、センター100は、車両のユーザーから盗難の届けがあった場合は、リモートセット信号と対象車両のIDコードを対象車両に対して送信する。また、センター100は、車両のユーザーから盗難車の発見の届けがあった場合は、リモートアンセット信号と対象車両のIDコードを対象車両に対して送信する。
そして図4のステップS21では、センター100は、車両10との通信が成功したか否か、すなわち車両10がリモート信号を受信したか否かを判定し、通信が成功したと判定した場合は処理を終了し、通信が成立してないと判定した場合はステップS22へ進む。上述のように、車両10が盗難された場合、電話装置18が破壊されて通信ができないことや、車両10が電話網の通信圏外にあり通信できないこともありうる。したがって、ステップS21での処理は、リモート信号を車両10に対して送信できるか否かを確認するために行うものである。なお、詳細は図6にて後述するが、車両10は自車両宛のリモート信号を受信すると、車両情報をセンター100へ送信することになっており、センター100はリモート信号送信後に送信対象となっている車両から車両情報が送信されてきたか否かを判断することによって、通信が成功したか否かを判定する。
図4のステップS22では、センター100は、データーベースを用いて、車両10が送信してきた最も新しい現在位置に近い周辺車両(車両20)に対して、リモート信号と対象車両のIDコードを送信する。あるいは、センター100は、対象車両10が過去に送信してきた現在位置情報の履歴に基づいて対象車両10の走行路を推測し、推測した走行路付近に存在する車両(車両20)に対して、リモート信号と対象車両のIDコードを送信する。このようにリモート信号を送信することにより、対象車両10付近に存在する可能性が高い車両に対してのみリモート信号を送信することが可能となる。
一方、車両20の制御装置21は、図5のステップS30において、センター100が送信したリモート信号を受信したか否かを判定し、リモート信号を受信したと判定した場合はステップS31へ進み、リモート信号を受信していないと判定した場合はステップS30での判定を繰り返す。
図5に示すステップS31では、車両20の制御装置21は、受信したリモート信号を車車間通信装置29を用いて車両10に対して送信する。なお、ここでは、受信したリモート信号は、他車両宛であることを前提に説明している。しかし、リモート信号は、自車両宛のものと、他車両宛のものとがあるの。したがって、制御装置21は、受信したリモート信号に含まれるIDコードがメモリ21aに記憶されたIDコードと一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合は自車両宛のリモート信号とみなし、一致しない判定した場合は他車両宛のリモート信号とみなす。車車間通信装置29を用いてリモート信号を送信する場合、制御装置21は、自車両20の周辺に存在する車両10に対してリモート信号を送信することとなる。すなわち、センター100が送信したリモート信号は、車両20の周辺に存在する車両10が受信するまで、本システムを利用する複数の車両間での車車間通信装置で送信されることとなる。このようにして、車両10は、センター100と通信できない場合であっても、車車間通信装置を用いて、センター100との通信を本システムを利用する他車両に託すことができる。
そして、リモート信号の受信対象(つまり、盗難車)である車両10は、図6に示すように動作する。図6に示すステップS40では、制御装置11は、図2のステップS13と同様に、電話装置18による通信が可能であるか否かを確認する。ステップS41では、制御装置11は、図2のステップS14と同様に、ステップS13での処理に基づいて、電話装置18での通信が可能であるか否かを判定し、電話装置18での通信が可能であると判定した場合はステップS43へ進み、電話装置18での通信が可能でないと判定した場合はステップS42へ進む。
ステップS43では、制御装置11は、センター100から送信されて来るリモート信号を電話装置18を用いて受信する。一方、制御装置11は、電話装置18での通信が可能でない場合、ステップS42において、車両20から送信されて来るリモート信号を車車間通信装置19を用いて受信する。
ステップS44では、制御装置11は、リモート信号に含まれるIDコードがメモリ11aに記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致していればステップS45へ進む。一方、IDコードが一致していなければ処理を終了する。なお、ここでは、車両10は、盗難車であることを前提としているため、リモート信号に含まれるIDコードが一致していない場合は処理を終了するように説明を省略している。しかし、本システムを適用する車両は、ステップS44にてIDコードが一致していない場合は、図5に示すように車車間通信装置にてリモート信号を送信するものである。また、同様な理由によって説明を省略しているが、図5に示すフローにおいても、上述のように受信したリモート信号に含まれるIDコードがメモリ21aに記憶されたIDコードと一致するか否かを判定し、受信したリモート信号に含まれるIDコードがメモリ21aに記憶されたIDコードと一致していた場合(つまり、自車両宛のリモート信号を受信した場合)は、図6に示すステップS45乃至ステップS50の処理を実行するものである。
ステップS45では、制御装置11は、受信したリモート信号に応じた制御を行う。例えば、リモート信号がリモートセット信号であった場合には、スターターモータ、燃料噴射装置、点火装置のうち少なくとも1つの動作を開始させないようにする。ステップS46では、図2のステップS12と同様に、車両情報を作成する。
ステップS47〜S50では、制御装置11は、図2のステップS13〜S16と同様の制御を実行し、車両情報を送信する。車両情報を送信した後は処理を終了する。
要するに、本発明の実施の形態の盗難防止システムは、電話装置18での通信が可能でない場合は、電話装置18の代替手段として車車間通信装置19と周辺の車両を用いるものである。
このように、電話装置と車車間通信装置を切り替えて通信を行い、周辺車両を用いることによって、車両の電話装置が破壊されて通信ができなかったり、車両が電話網の通信圏外にあり通信できなかったりした場合であっても、確実にセンターと車両との通信を行い、車両10はセンター100から送信されるリモート信号を受信することができる。
また、車両10が自車両宛のリモート信号を受信すると、制御装置11は、画像信号、車両を特定するためのIDコード、現在位置信号、現在時刻信号などを含む車両情報を作成する。そして、電話装置と車車間通信装置を切り替えて通信を行い、周辺車両を用いることによって、車両の電話装置が破壊されて通信ができなかったり、車両が電話網の通信圏外にあり通信できなかったりした場合であっても、確実にセンターと車両との通信を行い、車両10は車両情報をセンター100に送信することができる。
センター100は、車両10へのリモート信号送信後に該車両10から送信される車両情報を受信することによって、以下を行うことができる。すなわち、車両を特定するためのIDコードに基づいて、車両10がリモート信号を受信したことを確認することができる。また、画像信号に基づいて、車両10内の搭乗者や車室内外の状況を把握することができる。現在位置信号及び現在時刻信号に基づいて、車両10の現在位置を把握し、さらに車両10の走行路を推測することができる。従って、センター100は、このような情報を活用することで、盗難車両や盗難者を容易に発見することができるようになる。
10,20 車両、11,21 制御装置、11a,21a メモリ、12,22 スマートECU、13,23 イモビECU、14,24 自車位置センサ、15,25 盗難検出装置、16,26 カメラ、17,27 エンジンECU、18,28 電話装置、19,29 車車間通信装置、100 センター
Claims (12)
- 通信基幹施設を介して、通信装置を備える外部局と通信可能な第1の通信装置と、
複数の車両間で直接通信可能な第2の通信装置と、
自車両を特定するIDコードを記憶するIDコード記憶手段と、
前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の通信制御を実行する通信制御手段とを備え、
前記通信制御手段は、前記第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、前記第1の通信装置が通信可能である場合は前記第1の通信装置にて前記外部局から送信される前記IDコードを含む遠隔操作信号を受信し、前記第1の通信装置が通信可能でない場合は前記第2の通信装置にて前記遠隔操作信号を受信することを特徴とする車両通信システム。 - 自車両の車両情報の送信を指示する指示手段を備え、前記通信制御手段は、前記指示手段による指示があった場合に、前記第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、前記第1の通信装置が通信可能である場合は当該第1の通信装置で前記自車両の車両情報を送信し、前記第1の通信装置が通信可能でない場合は前記第2の通信装置にて前記自車両の車両情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の車両通信システム。
- 前記通信制御手段は、前記第2の通信装置にて他車両の車両情報を受信した場合に、前記第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、前記第1の通信装置が通信可能である場合は当該第1の通信装置で前記他車両の車両情報を送信し、前記第1の通信装置が通信可能でない場合は前記第2の通信装置にて前記他車両の車両情報を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両通信システム。
- 前記通信制御手段は、前記遠隔操作信号を受信した場合に、前記第1の通信装置による通信が可能か否かを確認し、前記第1の通信装置が通信可能である場合は当該第1の通信装置で自車両の車両情報を送信し、前記第1の通信装置が通信可能でない場合は前記第2の通信装置にて自車両の車両情報を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両通信システム。
- 自車両の異常を検出する異常検出装置を備え、前記指示手段は、前記異常検出装置にて前記自車両の異常が検出された場合に前記自車両の車両情報の送信を指示し、前記通信制御手段は、前記自車両の車両情報に前記異常検出装置の検出内容を加えて送信することを特徴とする請求項2に記載の車両通信システム。
- 前記異常検出装置は、前記自車両の盗難を検出する盗難検出装置であることを特徴とする請求項5に記載の車両通信システム。
- 前記遠隔操作信号は、前記車両における動力装置の駆動禁止、駆動許可を制御する信号であることを特徴とする請求項1に記載の車両通信システム。
- 前記複数の車両の各々は、自車両の現在位置を検出する自車位置センサ、少なくとも自車両の周辺を撮影するカメラ、現在時刻を計時する時計の少なくとも一つを備え、前記通信制御手段は、前記IDコードに加えて、前記自車位置センサによって検出された現在位置、前記カメラによって撮影された画像情報、前記時計によって計時された現在時刻の少なくとも一つを含む車両情報を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車両通信システム。
- 前記車両情報は自車両の現在位置情報と前記IDコードとを含み、前記通信制御装置は所定タイミング毎に前記車両情報を前記第1の通信装置にて送信することを特徴とする請求項8に記載の車両通信システム。
- 前記外部局は、前記遠隔操作信号を対象車両に対して送信した後に、該対象車両から送信される車両情報を受信できなかった場合、前記遠隔操作信号を対象車両とは異なる他車両に対して送信することを特徴とする請求項4に記載の車両通信システム。
- 前記外部局は、前記車両のユーザーからの通報があった場合に、前記遠隔操作信号を送信することを特徴とする請求項10に記載の車両通信システム。
- 前記外部局は、前記遠隔操作信号を対象車両に対して送信した後に、該対象車両から送信される車両情報を受信できなかった場合、前記対象車両が過去に送信してきた現在位置情報の履歴に基づいて前記遠隔制御信号を送信すべき前記他車両を特定し、前記遠隔操作信号を対象車両とは異なる他車両に対して送信することを特徴とする請求項9に記載の車両通信システム。
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