JP2008027425A - 電子決済システム、電子決済サーバ、有価価値提供装置、移動体通信端末、並びに電子決済方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子決済サーバと、移動体通信端末と、有価価値提供装置とを有する電子決済システムとして提案される。この電子決済システムにおいて、移動体通信端末は、有価価値提供装置からその有価価値提供装置を特定する機器IDを取得し、ユーザを特定するユーザIDと、有価価値の対価である振込金額と、機器IDとを含む決済リクエストメッセージを生成し、このメッセージを電子決済サーバに送信し、電子決済サーバは、ユーザの与信状況のチェックの結果に応じて有価価値提供装置に振込金額に応じた有価価値の提供を指示し、且つユーザの口座から所定の口座への振込金額に応じた額の振込を要求し、有価価値提供装置は、電子決済サーバから有価価値の提供の指示を受け取った場合、振込金額に応じた貸し玉、貸しメダルなどをユーザに提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明の別の目的は、いわゆるオンライン上で電子決済方式の利用を可能とする契約をおこなうことができる電子決済方式を提供することにある。
本発明の第1の態様は、電子決済サーバと、前記電子決済サーバと通信可能な移動体通信端末と、前記電子決済サーバ及び前記移動体通信端末と通信可能な有価価値提供装置とを有する電子決済システムとして提案される。
かかる電子決済サーバによれば、手持ちの現金を有しないユーザであっても、簡易且つ安全に有価価値の購入をすることができる。
かかる有価価値提供装置によれば、手持ちの現金を有しないユーザであっても、簡易且つ安全に有価価値の購入をすることができる。
としている。
かかる移動体通信端末によれば、手持ちの現金を有しないユーザであっても、簡易且つ安全に有価価値の購入をすることができる。
かかる電子決済方法によれば、手持ちの現金を有しないユーザであっても、簡易且つ安全に有価価値の購入をすることができる。
[1.電子決済システムの構成例]
図1は本実施の形態にかかる電子決済システムの一例を示すネットワーク図である。
この図に示す例においては、電子決済システム1は、電子決済サーバ10と、移動体通信端末20と、有価価値提供装置30と、認証サーバ90と、タイムスタンプサーバ95を有している。電子決済サーバ10は、与信チェックを行うとともに、電子決済サーバ10からの指示に基づいて、ユーザの口座から指定された振込先口座へ指定された金額の振込処理を実行する金融機関システム40に接続されている。また、電子決済サーバ10は通信網50に接続されており、有価価値提供装置30と通信網50を介して通信可能となっている。移動体通信端末20は、基地局60、移動体通信網70、及び移動体通信網70と通信網50とを接続するゲートウエイ80とを介して電子決済サーバ10と通信可能であるとともに、近距離通信手段(例えば、非接触式ICカード及びそのリーダ/ライタ)により有価価値提供装置30と通信可能である。認証サーバ90は電子決済サーバ10,移動体通信端末20と通信網70を介して接続可能である。タイムスタンプサーバ95は、移動体通信端末20と通信網を介して接続可能である。以下、上記の電子決済システム1の各構成要素について説明する。
有価価値提供装置30は、ユーザが移動体通信端末20を用いて電子決済を行った対価として、予め用意されている有価価値(金銭により購入できる有体物、無体物をいうものとする)をユーザに提供する装置であって、例えば遊技場の玉貸し機、メダル貸し出し装置などである。なお、本実施の形態における有価価値提供装置30は、必ずしも有価価値を直接ユーザに提供する装置である必要はなく、例えば、デビット・カードのCAT端末の
ように、電子決済は可能である旨を店舗側に通知して、店舗側に品物などをユーザに引き渡させるなどの間接的にユーザに有価価値を提供する装置も含む。
有価価値提供装置30は、ネットワーク通信処理部301と、提供制御部302と、提供装置側近距離通信部303と、有価価値供給部304とを有している。ネットワーク通信処理部301は、通信網50を介して電子決済サーバ10と通信を実行する機能を有し、例えば、プロトコルスタックを搭載した通信ボードなどである。
り購入可能なものであれば、どのようなものでもよく、貸し玉、貸しメダル、プリペイドカード、オンバリューカード(ハウスカード)又は同等品などである。
次に、図2を参照しながら移動体通信端末20について説明する。移動体通信端末20は、電子決済サーバ10と通信網50を介して通信可能であるとともに、有価価値提供装置30とも通信可能な端末装置であって、例えば、非接触式ICカード(例えば、フェリカ;フェリカはソニー社の登録商標)機能を有する携帯電話機、近距離通信手段及び無線通信手段を搭載したPDA(Personal Data Assistant)、携帯ゲーム機、無線LAN通
信装置を搭載したIP電話機などである。移動体通信端末20は、前述の提供装置側近距離通信部303と通信を行うための端末側近距離通信部201と、支払要求生成部202と、無線通信部203と、入力部204と、出力部205と、電子契約申請部206とを有している。
支払要求処理部202は、電子決済サーバ10に、有価価値提供装置30に提供してもらう有価価値の対価(代金)の支払を要求するための決済リクエストメッセージを生成する機能を有し、例えば、iアプリ(「iアプリ」はNTTドコモ社の登録商標)を搭載したマイクロコンピュータである。支払要求生成部202は、ユーザの支払に使用する情報を記憶する機能を有する。図3は、支払要求生成部202が記憶する情報の一例を示す。この例では、その移動体通信端末20の使用者として登録されたユーザを一意に特定する情報であるユーザID206と、電子決済サーバがユーザの本人認証を行うためのパスワード207と、ユーザが支払代金を引き出す口座を特定する、銀行番号208、支店番号209、口座番号210、及びその口座に設定された暗証番号211が支払要求生成部202に記憶される。これらの情報、とりわけ銀行番号208、支店番号209、口座番号210、暗証番号211は、ユーザが移動体通信端末20に支払要求生成部202として機能させるアプリケーションのインストール時、或いは本電子決済のサービスを受けるた
めのユーザ登録時などに、ユーザに入力部204によって入力することを要求し、入力されたものをこれら情報206〜211として予め記憶しておく。これら情報206〜211は、有価価値の提供の対価(代金)の支払を要求するための決済リクエストメッセージを生成するときに使用され、決済リクエストメッセージの一部として電子決済サーバ10に送信されることになる。
無線通信部203は、移動体通信端末20が移動体通信網70に接続し、移動体通信網70を介した通信を実行する機能を有し、例えば変調回路、復調回路を有する無線通信回路である。移動体通信網は、一般的な携帯電話の通信網であっても、WIMAXや無線LAN
の通信網であってもよい。
である。
記憶部703は、ユーザ側電子証明書711、決済事業者側電子証明書712、電子化契約書713、電子化契約書原本714、暗号鍵715などを記憶する機能を有する。
a)ユーザ口座を有する金融機関のモバイル端末契約時に発行されるパスワード等
b)ユーザが、電子決済サーバ10からアプリをダウンロードする際に、同時に移動体通信端末に書き込まれるシリアル番号(ユーザID)など
c)移動体通信端末20の製造番号
d)SIM(Subscriber Identity Module Card)のシリアル番号
e)移動体通信端末20の電話番号
f)aからfの情報と、日付や金額などの記載されている情報との論理計算や暗号化によって生成されるものなど
電子化契約書原本714は、電子化契約書713にユーザ及び決済事業者の電子署名、並びにタイムスタンプが付された電子データであって、当事者の捺印済みの契約書に相当する。
判定部705は、電子決済サーバ10から電子化契約書とともに送信された決済事業者の電子証明書、電子署名を検証する機能を有する。
以上で、電子契約申請部206及び移動体通信端末20の説明を終了する。
次に、図5を参照しながら電子決済サーバについて説明する。図5は、電子決済サーバ10の構成例を示す機能ブロック図である。
電子決済サーバ10は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メ
モリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などに情報処理装置を電子決済サーバ10として機能させるためのプログラム、又は電子決済方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより電子決済サーバ10が実現され、若しくは電子決済方法が実行される。また、上記プログラムは必ずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど))から提供され、これを主メモリに乗せる構成であってもよい。さらに、この決済サーバは、1箇所に全ての機能を集約したセンター構成であっても、また、機
能毎に、分割して、離間した場所に設置された分散処理可能な分散サーバ構成であってもよい。
。有価価値提供装置テーブル600は、各有価価値提供装置について一つのレコード601を有するデータであって、各レコード601は、機器ID602,機器IPアドレス603、振込先銀行604、支店名605、口座番号606、口座名義607を格納する。
提供指示部406は、有価価値提供装置30への提供指示メッセージを生成させ、この提供指示メッセージを、ネットワーク通信処理部401を介して有価価値提供装置30へ宛てて送信する。なお、有価価値提供装置30のアドレスは、前述の有価価値提供装置テーブル600を参照して取得する。
また、電子契約処理部408は、ユーザと決済事業者との間で結ばれた契約を証する電子化契約書原本のデータを、当該ユーザ口座を有する金融機関に宛てて送信する機能を有する。
記憶部803は、ユーザ側電子証明書711、決済事業者側電子証明書712、電子化契約書713、電子化契約書原本714、暗号鍵811などを記憶する機能を有する。
決済事業者側電子証明書712、暗号鍵811は、認証局(CA)である認証サーバ90より事前に取得して記憶しておくものでよい。
判定部805は、移動体通信端末20から電子化契約書とともに送信されたユーザの電子証明書、電子署名を検証する機能を有する。
制御部801は、タイムスタンプ、電子署名の付された電子化契約書である電子化契約書保管原本714を受信すると、記憶部803に記憶させ、また前記ユーザの口座が存在する銀行に宛てた前記電子化契約書保管原本を送信する。。
図1に戻り、本実施の形態にかかる電子決済システム1の構成要素の説明を再開する。
通信網50は、有線・無線、専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立したときにその装置間での情報の送受を可能とするように作用する。通信網50は、インターネットのように、ゲートウエイを介して複数のネットワークが組み合わされて実現しても構わない。また、その接続についてもいわゆるバックボーンといわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続などによって一時的に接続してあっても、セッションを確立したときにその間で情報の送受ができるようになっていれば構わない。なお、上記「通信網」は専用回線を固定的に張りめぐらせたような、交換機、スイッチ、ルータなど経路切り替え手段を用いない通信網も含むものとする。
図1に示す例は、移動体通信端末20として携帯電話を用いた場合を想定している。そのため、移動体通信端末20である携帯電話はまず基地局60に無線回線で接続し、この基地局から移動体通信網70、及びゲートウエイ80を介して、電子決済サーバ10が接続している通信網50に接続するものとして図示したが、移動体通信端末20が直接通信網50に接続できるのであれば、移動体通信端末20は移動体通信網70、及びゲートウエイ80を介さずとも電子決済サーバ10に接続してよい。例えば、移動体通信端末20が無線LAN接続機能を有する場合には、移動体通信網70、及びゲートウエイ80を介して通信を行う必要はなくなる。
金融機関システム40は、電子決済サーバ10からのユーザの与信状況の問い合わせに応答して与信状況を回答すると共に、電子決済サーバ10からの振込要求若しくは振替要求に応じて振込処理(一の口座から他の口座への金銭の移動)を実行若しくは依頼できる
システムである。なお、金融機関システム40には、マルチペイメントネットワーク(http://www.jammo.org/参照)のような、直接金融機関が運営するものではない収納システ
ムをも含む。なお、与信状況の回答をするシステムと、振込処理を実行するシステムは必ずしも同一のシステムでなくとも構わない。また、図1に示す例では、電子決済サーバ10と金融機関システム40は専用回線により接続されるものとして図示したが、通信網50を介して電子決済サーバ10と金融機関システム40とが接続される構成としても、本実施の形態は成立する。例えば、金融機関システム40がいわゆるインターネットバンクが用意するシステムである場合には、通信網50を介して電子決済サーバ10と金融機関システム40とが接続される構成となるであろう。
また、金融機関システム40は、電子決済サーバ10がユーザの口座を有する金融機関に宛てて送信する電子化契約書原本714を受信し、記憶する機能を有していてもよい。金融機関は、この電子化契約書原本714に基づいて、決済事業者がユーザの口座から指定された金額を引き落とす事をユーザ及び決済事業者の双方が同意していることを確認できる。この電子化契約書原本714の受信の後、決済事業者がユーザの口座から指定された金額を引き落とすことを内容とする要求メッセージを受信した場合、金融機関システム40が、ユーザからの特別の指示を受けなくとも、要求メッセージに応じてユーザの口座から指定された金額の振り替えを行うことの法的根拠となる。
認証サーバ90は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置である。
タイムスタンプサーバ95は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置である。
次に、上記電子決済システム1の動作について図9,10,11,12を参照しながら説明する。図9、10は、上記電子決済システム1のユーザ登録時の動作例を示したシーケンス図であり、図11は、ユーザ登録後のユーザが本電子決済システム1による有価価値の取得を行った場合の動作例であり、図12は図11に続くシーケンス図である。
電子化契約書713にユーザの住所氏名などを記入したもののハッシュ値を暗号鍵715によりRSA暗号方式により暗号化したものとするが、このようなものに限られず、例えば、ユーザを一意に特定可能な情報であって、第三者が容易に知り得ないものを暗号化したデータを使用しても構わない。但し、この場合には電子証明書711は利用しないこととなる。
ーバ10に送信する(S109)。
ユーザ側電子証明書711が信用できること、すなわちユーザ側電子証明書711に記述された暗号鍵(例えば、公開暗号鍵方式における公開鍵)がユーザのものであると信用できることが判明した。
判定し、判定結果を電子決済サーバ10に送信する(S114)。
ークンを付与して電子化契約書保管原本714として記憶部703に記憶させると共に、電子決済サーバ10に送信する(S120)。
,並びに暗証番号610などを書き込んでおく。
また、この例においては、電子化契約書原本714を金融機関システム40に送信するタイミングをユーザ登録(S128)の後として説明したが、電子化契約書原本714が生成された後(S119以後)であれば、どのようなタイミングで電子化契約書原本714を金融機関システム40に送信するようにしても本発明は成立する。
さて、ユーザ登録(S128)完了後、そのユーザは電子決済システム1の利用が可能
となる。以下、図12を参照しながら、ユーザ登録後の電子決済システム1の動作例を説明する。
D1002,パスワード1003,銀行番号1004、支店番号1005、口座番号1006、暗証番号1007,機器ID1008,振込金額1009により構成されるデータである。ヘッダ1001は、このデータが決済リクエストメッセージであることを示すデータである。ユーザID1002,パスワード1003,銀行番号1004、支店番号1005、口座番号1006、暗証番号1007には、先に述べた支払要求生成部202が予め記憶していた情報である、ユーザID206と、電子決済サーバがユーザの本人認証を行うためのパスワード207と、ユーザが支払代金を引き出す口座を特定する、銀行番号208、支店番号209、口座番号210、及びその口座に設定された暗証番号211(図3参照)が格納される。また、機器ID1008は、S701において有価価値提供装置30より送信された機器IDであり、振込金額1009は、入力画面の金額入力ボックス901に入力された情報である。
決済リクエストメッセージ1000を受け取った電子決済サーバ10,より詳しくは支払要求処理部402は、与信チェック部404を起動し、与信チェック部404に与信チェック要求を金融機関システム40に送信させる(S706)。与信チェック要求は、決済リクエストメッセージ1000に含まれるユーザIDに対応するユーザの支払能力を金融機関システム40に問い合わせるものである。
金融機関システム40の与信状況の判定結果が支払い可能を示す内容であれば、電子決済サーバ10、より詳しくは提供指示部406は、有価価値提供装置30に支払手続き終了メッセージを送信する(S710)。支払手続終了メッセージは、ユーザの指定した金額に応じた支払手続きが終了したことを示す電文に相当する。
支払手続終了メッセージを受信した有価価値提供装置30は、支払手続終了メッセージに含まれる金額情報に応じた数量の有価価値をユーザに提供する(S711)。
、運営者など(以下、単に「管理者」という)の口座にユーザにより指定された金額を振り込むよう、振込要求メッセージを送信する(S712)。図16は、振込要求メッセージのデータ構成の例を示す図である。振込要求メッセージ1100は、ユーザの引き落とし口座を特定する情報である、銀行番号1101、支店番号1102、口座番号1103と、ユーザの引き落とし承認を示す暗証番号1104を含み、さらに振込金額1105と、振込先口座である管理者の口座を特定する情報である(振込先)銀行番号1106、(振込先)支店番号1107、(振込先)口座番号1108を含んでいる。
(1)ユーザにとっての利点
遊技場において使用可能な、現金以外の決済方法となるため、遊技場において手持ちの現金がなくなった後でも、簡易な決済行為(移動体通信端末20で、OKボタン902を活性化させる程度の簡単な入力操作を行う処理)で貸し玉、貸しメダルの購入、商品の購入などが可能となる。紛失時の対応、及び意識しない使い過ぎの確認のために、予め設定できる1ヶ月間の使用累計金額、及び又は1日当たりの最大利用金額に達すると、暗証番号の入力を要求されるなどの機能により、利用に対する安心感を得ることができる。
また、電子決済サーバ10が取得する利用状況情報に基づいた、情報配信を受けることも可能であり、より多彩なサービスを受けることが期待できる。
遊技した結果手持ち現金がなくなったユーザであっても、本電子決済システムによりさらに貸し玉、貸しメダルの購入ができるので遊技機の稼働率が高まり、またそのようなユーザが店舗内で買い物等をしてくれる可能性も高まるので、遊技場の売り上げ向上が期待
できる。同時に、利用者が、どの遊技機でどの程度遊技したかの情報も得られることから、この情報を基に、遊技機の稼動状況の詳細を知ることができ、利用者の好みも知ることが可能であり、マーケティング情報として活用も可能である。
本電子決済システムを利用した場合には、店舗内で取り扱う現金は増加しないため、入金管理が容易になると共に現金の保安管理も向上する。
電子決済事業者は、本電子決済システムを運営することにより、ユーザである遊技者の遊技状況を把握することが可能となり、遊技機の開発、販売、営業などで参照するデータを蓄積できる。
(1)有価価値提供装置30に設けた液晶ディスプレイなどにQRコードなどを表示しておき、移動体通信端末20にCCDカメラを利用したバーコードリーダを設けてバーコードの読み取りを行わせることにより、提供装置側近距離通信部303及び端末側近距離通信部201の代わりとしてもよい。この場合はバーコードが示す情報がそのまま機器IDとなればよい。
10 … 電子決済サーバ
20 … 移動体通信端末
30 … 有価価値提供装置
40 … 金融機関システム
Claims (15)
- 電子決済サーバと、前記電子決済サーバと通信可能な移動体通信端末と、前記電子決済サーバ及び前記移動体通信端末と通信可能な有価価値提供装置とを有する電子決済システムであって、
移動体通信端末は、有価価値提供装置からその有価価値提供装置を特定する機器特定情報を取得し、ユーザを特定するユーザ特定情報と、有価価値の提供の対価である振込金額と、前記機器特定情報とを含む決済リクエストメッセージを生成し、この決済リクエストメッセージを電子決済サーバに送信し、
電子決済サーバは、前記ユーザ特定情報によって特定されたユーザの与信状況のチェックの結果に応じて、有価価値提供装置に前記振込金額に応じた有価価値の提供を指示する提供指示メッセージを有価価値提供装置に送信し、且つ前記ユーザの口座から所定の口座への前記振込金額に応じた額の振込を要求する振込依頼メッセージを送信し、
有価価値提供装置は、前記電子決済サーバから提供指示メッセージを受信した場合、前記振込金額に応じた有価価値の提供を行う
ことを特徴とする、電子決済システム。 - 前記所定の口座は有価価値提供装置の管理者の口座であることを特徴とする、請求項1に記載の電子決済システム。
- 前記所定の口座は電子決済システム運営者の口座であることを特徴とする、請求項1に記載の電子決済システム。
- 前記電子決済サーバは、前記提供指示メッセージ、及び振替依頼メッセージの送信に先立って、ユーザと電子決済システムの運営者である決済事業者との間の、決済事業者がユーザ口座から指定された金額を引き落とすことを内容とする契約の電子化契約書と、これに付された検証されたユーザの電子署名及び決済事業者の電子署名を有する電子化契約書保管原本を記憶することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の電子決済システム。
- 前記電子決済サーバは、当該取引するユーザ口座の存在する銀行のための前記電子化契約書保管原本を送信することを特徴とする、請求項4に記載の電子決済システム。
- 移動体通信端末からユーザを特定するユーザ特定情報と、有価価値の提供の対価である振込金額と、ユーザが有価価値の提供を求めた有価価値提供装置を特定する情報である機器特定情報とを含む決済リクエストメッセージを受信すると、前記ユーザの与信状況のチェックの結果に応じて、前記機器特定情報により特定された有価価値提供装置に前記振込金額に応じた有価価値の提供を指示する提供指示メッセージを送信し、且つユーザの口座から所定の口座への前記振込金額に応じた額の振込を要求する振込依頼メッセージを送信することを特徴とする電子決済サーバ。
- 前記所定の口座は有価価値提供装置の管理者の口座であることを特徴とする、請求項6に記載の電子決済サーバ。
- 前記所定の口座は電子決済システム運営者の口座であることを特徴とする、請求項6に記載の電子決済システム。
- 前記電子決済サーバは、前記提供指示メッセージ、及び振替依頼メッセージの送信に先立って、ユーザと電子決済システムの運営者である決済事業者との間の、決済事業者がユーザ口座から指定された金額を引き落とすことを内容とする契約の電子化契約書と、これ
に付された検証されたユーザの電子署名及び決済事業者の電子署名を有する電子化契約書保管原本を記憶することを特徴とする、請求項6から8のいずれかに記載の電子決済サーバ。 - 前記電子決済サーバは、前記ユーザの口座が存在する銀行に宛てた前記電子化契約書保管原本を送信することを特徴とする、請求項4に記載の電子決済システム。
- 移動体通信端末にその有価価値提供装置を特定する情報である機器特定情報を送信し、ユーザを特定するユーザ特定情報と、有価価値の対価である振込金額と、前記機器特定情報とを含む決済リクエストメッセージに応じて送信された提供指示メッセージを受信した場合、前記振込金額に応じた有価価値の提供を実行することを特徴とする有価価値提供装置。
- 有価価値提供装置からその有価価値提供装置を特定する機器特定情報を取得するとともに、ユーザを特定するユーザ特定情報と、有価価値の提供の対価である振込金額と、前記機器特定情報とを含む決済リクエストメッセージを生成し、この決済リクエストメッセージを電子決済サーバに送信して、前記電子決済サーバが行う前記ユーザの与信状況のチェックの結果に応じて、前記振込金額に応じた有価価値の提供を指示する提供指示メッセージを前記電子決済サーバから前記有価価値提供装置に送信させる、ことを特徴とする移動体通信端末。
- 有価価値提供装置を特定する機器特定情報を受信するステップと、
ユーザを特定するユーザ特定情報と、有価価値の対価である振込金額と、前記機器特定情報とを含む決済リクエストメッセージを生成し、この決済リクエストメッセージを送信するステップと、
前記決済リクエストメッセージに応答して、前記ユーザの与信状況の問い合わせを行い、前記ユーザの与信状況の問い合わせの結果に応じて、前記機器特定情報により特定された有価価値提供装置に前記振込金額に応じた有価価値の提供を指示する提供指示メッセージを送信するステップと、
前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの口座から所定の口座への前記振込金額に応じた額の振込を要求する振込依頼メッセージを送信するステップと、
前記提供指示メッセージに応じて、前記有価価値提供装置に前記振込金額に応じた有価価値の提供を実行するステップと
を有することを特徴とする電子決済方法。 - ユーザと電子決済システムの運営者である決済事業者との間の、決済事業者がユーザ口座から指定された金額を引き落とすことを内容とする契約の電子化契約書と、これに付されたユーザの電子署名及び電子証明書を受信するステップと、
前記ユーザの電子署名及び電子証明書の検証し、検証の結果に応じて前記電子化契約書と決済事業者の電子署名及び電子証明書を送信するステップと、
前記電子化契約書とそれに付されたユーザの電子署名、決済事業者の電子署名、及びタイムスタンプを含む電子化契約書保管原本受信し、記憶するステップと
をさらに有することを特徴とする。請求項13に記載の電子決済方法。 - 前記移動体通信端末は、有価価値の対価として指定する振込金額を決定する処理と、前記振込金額に応じた有価価値の提供を求める決済の要求を実行する処理とを、一つの操作に応答して実行することを特徴とする、請求項12に記載の移動体通信端末。
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