JP2008026951A - データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム - Google Patents
データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】高いセキュリティで利用履歴の閲覧を抑制することができる一方で、利用者は自分の利用履歴を容易に把握することができ、更に貸出や予約において利用情報の活用を図ることができるデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供する。
【解決手段】データ管理システムは、業務管理サーバ10と、利用者端末31,32が接続可能な検索管理サーバ20とを備える。業務管理サーバ10は、業務データ記憶部12から業務で使用済みとなった予約データ及び貸出データのレコードの抽出を行ない、この抽出したデータを検索管理サーバ20に送信した後、抽出したデータについて利用者キー及び利用者情報の削除を行ない保存しておく。検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信したデータから、利用者情報を削除し、プロファイルデータ記憶部22に記録する。
【選択図】図1
【解決手段】データ管理システムは、業務管理サーバ10と、利用者端末31,32が接続可能な検索管理サーバ20とを備える。業務管理サーバ10は、業務データ記憶部12から業務で使用済みとなった予約データ及び貸出データのレコードの抽出を行ない、この抽出したデータを検索管理サーバ20に送信した後、抽出したデータについて利用者キー及び利用者情報の削除を行ない保存しておく。検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信したデータから、利用者情報を削除し、プロファイルデータ記憶部22に記録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、図書館のデータを管理するデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムに関する。
図書館においては、蔵書の貸出や予約などの図書業務を提供するために、利用者に関する情報が管理されている。この情報には、利用者の氏名、住所などの個人を特定する個人情報と、利用者が今までに借りた蔵書や予約した蔵書に関する利用履歴情報とが含まれる。前者の個人情報は、利用者が図書館を利用している間は保存が必要な情報である。
後者の利用履歴情報は、貸出中や予約中においては蔵書の管理を行なうために必要な情報であり、蔵書が返却された時点や予約した蔵書の貸出が行なわれた時点で管理が不要になるので削除することも可能である。
一方、利用者は、自分が過去に図書館で借りた蔵書や予約した蔵書について参照したいときがある。このような場合、従来では、利用者が図書館員に自分の個人情報を提示した上で、履歴の閲覧を請求していた。そこで、利用者が過去に図書館で借りた蔵書に関するデータを取得できるシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のシステムでは、閲覧管理サーバが、一定期間毎に、又は図書が貸出・返却処理されたときに、図書の書誌事項を利用者端末へ電子メールとして送信する。これにより、利用者は、利用者端末上で、借りた図書の書誌事項を確認することができ、更にこれをデータとして再利用することができる。また、図書館側は、貸出データの秘密保持義務に反することなく利用者に書誌データを送付することができる。
特開2004−110258号公報(図2〜図4)
ところで、どの時期にどの蔵書について貸出や予約があったかという情報は、図書館を運営するために役立つ情報である。このため、図書館にとっても、貸出や予約に関する情報は、統計処理を行なうために残しておきたい情報である。
しかしながら、返却した蔵書や予約された蔵書についての情報をそのまま残しておくと、図書館員が、簡単に、利用者の利用履歴情報を閲覧できるため、個人情報保護の観点から望ましくない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、利用者は自分の利用履歴を容易に知ることができ、不正アクセスや図書館員であっても簡単に利用者履歴を閲覧できず、更に実際に貸出や予約を行なった資料に関するデータを保存しておくことができるデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、利用者が用いる利用者端末に接続され、図書館が管理する資料をそれぞれ特定するための資料識別子を含む資料に関する情報を記憶する資料目録データ記憶手段と、利用者が提供を受けた貸出又は予約に関する情報を記録する履歴データ記憶手段とを備えた検索管理サーバに接続され、資料識別子と、利用者毎にユニークな利用者キーと、各利用者を特定するための利用者情報と、貸出処理又は予約処理の終了時に記録されるフラグとを関連付けて記憶可能な業務管理データ
記憶手段を備えた業務管理サーバを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理システムであって、前記業務管理サーバが、前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出手段と、抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信手段と、抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新手段とを備えたことを要旨とする。
記憶手段を備えた業務管理サーバを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理システムであって、前記業務管理サーバが、前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出手段と、抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信手段と、抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ管理システムにおいて、前記利用者キーは、データ管理システムの内部パラメータであって、前記業務管理サーバは、前記利用者キーと、前記利用者を特定するための利用者識別子と、パスワードと、利用者情報とを関連付けて記憶した利用者個人情報データ記憶手段に接続されており、前記業務管理サーバは、資料識別子に関連付けて前記利用者の予約又は貸出依頼を受け付けた場合には、前記利用者個人情報データ記憶手段から前記利用者キー及び前記利用者情報とを取得し、前記業務管理データ記憶手段に記憶する設定手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデータ管理システムにおいて、前記業務管理サーバは、前記利用者端末から前記検索管理サーバを介して前記利用者識別子と前記パスワードとを受信した場合、この利用者識別子及びパスワードに一致する情報を前記利用者個人情報データ記憶手段から取得し、取得した情報の利用者キーを前記検索管理サーバに送信する認証手段を更に備えていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のデータ管理システムにおいて、前記利用者個人情報データ記憶手段には、前記利用者情報の1つとして前記利用者の属性に関するデータが記録されており、前記データ更新手段が、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除するまでに、削除する利用者情報に関連付けられた前記利用者の属性に関するデータを取得し、この属性に関するデータを前記資料識別子と関連付けて記憶しておくことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、利用者が用いる利用者端末に接続され、図書館が管理する資料をそれぞれ特定するための資料識別子を含む資料に関する情報を記憶する資料目録データ記憶手段と、利用者が提供を受けた貸出又は予約に関する情報を記録する履歴データ記憶手段とを備えた検索管理サーバに接続され、資料識別子と、利用者毎にユニークな利用者キーと、各利用者を特定するための利用者情報と、貸出処理又は予約処理の終了時に記録されるフラグとを関連付けて記憶可能な業務管理データ記憶手段を備えた業務管理サーバを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理方法であって、前記業務管理サーバが、前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出段階と、抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信段階と、抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新段階を実行することを備えたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、利用者が用いる利用者端末に接続され、図書館が管理する資料をそれぞれ特定するための資料識別子を含む資料に関する情報を記憶する資料目録データ記憶手段と、利用者が提供を受けた貸出又は予約に関する情報を記録する履歴データ記憶手段とを備えた検索管理サーバに接続され、資料識別子と、利用者毎にユニークな利用者キーと、各利用者を特定するための利用者情報と、貸出処理又は予約処理の終了時に記録されるフラグとを関連付けて記憶可能な業務管理データ記憶手段を備えた業務管理サー
バを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理プログラムであって、前記業務管理サーバを、前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出手段、抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信手段、及び抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新手段として機能させることを要旨とする。
バを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理プログラムであって、前記業務管理サーバを、前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出手段、抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信手段、及び抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
請求項1、5又は6に記載の発明によれば、業務管理サーバは、貸出処理又は予約処理が終了したレコードを抽出し、業務管理データ記憶手段から抽出したレコードの、利用者キー及び利用者情報を削除して業務管理データ記憶手段に記憶しておく。このため、貸出処理又は予約処理の終了時には、資料と、この資料について貸出や予約を行なった利用者との関連付けが切れた状態で、資料を特定する資料識別子データが業務管理データ記憶手段に記憶されることになる。従って、実際に図書館業務の提供を行った資料の資料識別子データを業務管理データ記憶手段に保存しておいても、この業務管理データ記憶手段に記憶されたデータだけでは、資料について図書館業務の提供を受けた利用者を特定することはできない。
請求項1、5又は6に記載の発明によれば、業務管理サーバは、貸出処理又は予約処理が終了したレコードを抽出し、業務管理データ記憶手段から抽出したレコードの、利用者キー及び利用者情報を削除して業務管理データ記憶手段に記憶しておく。このため、貸出処理又は予約処理の終了時には、資料と、この資料について貸出や予約を行なった利用者との関連付けが切れた状態で、資料を特定する資料識別子データが業務管理データ記憶手段に記憶されることになる。従って、実際に図書館業務の提供を行った資料の資料識別子データを業務管理データ記憶手段に保存しておいても、この業務管理データ記憶手段に記憶されたデータだけでは、資料について図書館業務の提供を受けた利用者を特定することはできない。
また、業務管理サーバは、貸出処理又は予約処理が終了したレコードを抽出し、このレコードの一部又は全部のデータを検索管理サーバに送信して、利用者情報が削除された利用者キーと資料識別子とを関連付けて履歴データ記憶手段に記憶させる。このため、貸出処理又は予約処理が完了した場合には、資料を特定する資料識別子と、図書館業務の提供を受けた利用者の利用者情報とを直接関連付けるデータは存在せず、この履歴データ記憶手段に記憶された利用者キーを介してのみ関連付けることができる。利用者キーは、これだけでは利用者を特定することができないデータであるため、検索管理サーバに不正アクセスがあり履歴データ記憶手段からデータが漏洩したとしても、利用者の利用履歴を把握することはできない。
更に、利用者端末が接続可能な検索管理サーバに、利用者キーと資料識別子とを関連付けて利用者の利用履歴を保存している履歴データ記憶手段を設けたので、利用者は、自分の利用者キーを用いて、自分の利用履歴を適宜、容易に閲覧することができる。
従って、利用者は自分の利用履歴を容易に知ることができ、不正アクセスや図書館員であっても簡単に利用者履歴を閲覧できず、更に実際に貸出や予約を行なった資料に関するデータを保存しておくことができる。
請求項2に記載の発明によれば、業務管理サーバは、利用者キーと、利用者を特定するための利用者識別子とパスワードと、利用者情報とを関連付けて記憶した利用者個人情報データ記憶手段に接続されている。また、利用者キーはデータ管理システムの内部パラメータであるため、利用者を示す利用者キーを特定できない。このため、いっそう利用履歴と利用者と利用履歴との関連付けが把握され難いので、利用者履歴についてより高いセキュリティを確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、業務管理サーバは、利用者端末から検索管理サーバを介して受信した利用者識別子とパスワードとに一致する情報を利用者個人情報データ記憶手段から取得し、この情報の利用者キーを検索管理サーバに送信する。このため、利用者は、自分だけが知っているパスワードに基づいて取得した利用者キーを用いて、自分の利用履歴を、容易に閲覧することができる。
請求項4に記載の発明によれば、利用者の属性に関するデータが利用者情報に含まれる。データ更新手段が、利用者キー及び利用者情報データを削除するまでに、利用者情報に関連付けられた利用者の属性データを取得し、これを資料識別子と関連付けて記憶しておく。このため、貸出や予約が行なわれた実際の資料に関するデータを、その資料を借りた利用者の属性と関連付けて保存しておくことができる。また、属性からは利用者を特定することはできないため、業務管理データ記憶手段には、利用者と資料とを関連付けるデータがやはり存在してないので、利用者以外の者が利用者履歴を簡単に閲覧することはできない。
本発明によれば、高いセキュリティで利用履歴の閲覧を抑制することができる一方で、利用者は自分の利用履歴を容易に把握することができ、更に図書館業務において利用情報の活用を図ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態では、例えば大学の図書館のデータを管理するデータ管理システムを想定する。
本実施形態のデータ管理システムは、業務管理サーバ10と検索管理サーバ20とを備える。業務管理サーバ10は、図書館が所蔵する図書などの資料について予約や貸出などの業務に用いるデータを管理するサーバである。この業務管理サーバ10は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(抽出段階、履歴データ送信段階、データ更新段階、設定段階及び認証段階等を含む処理)を行なう。そして、このためのデータ管理プログラムを実行することにより、業務管理サーバ10は、抽出手段、履歴データ送信手段、データ更新手段、設定手段及び認証手段等として機能する。
本実施形態のデータ管理システムは、業務管理サーバ10と検索管理サーバ20とを備える。業務管理サーバ10は、図書館が所蔵する図書などの資料について予約や貸出などの業務に用いるデータを管理するサーバである。この業務管理サーバ10は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(抽出段階、履歴データ送信段階、データ更新段階、設定段階及び認証段階等を含む処理)を行なう。そして、このためのデータ管理プログラムを実行することにより、業務管理サーバ10は、抽出手段、履歴データ送信手段、データ更新手段、設定手段及び認証手段等として機能する。
この業務管理サーバ10は、利用者個人情報データ記憶手段としての利用者データ記憶部11と、業務管理データ記憶手段としての業務データ記憶部12とを備えている。
利用者データ記憶部11には、図書館を利用する利用者に関する利用者データ110が記録されている。この利用者データ110の各レコードは、予約又は貸出など図書館から業務提供を受けるときの利用者の申請によって、利用者データ記憶部11に登録される。この利用者データ110は、図2に示すように、利用者番号、利用者名、連絡先、属性、パスワード及び利用者キーに関するデータを含んで構成される。
利用者データ記憶部11には、図書館を利用する利用者に関する利用者データ110が記録されている。この利用者データ110の各レコードは、予約又は貸出など図書館から業務提供を受けるときの利用者の申請によって、利用者データ記憶部11に登録される。この利用者データ110は、図2に示すように、利用者番号、利用者名、連絡先、属性、パスワード及び利用者キーに関するデータを含んで構成される。
利用者番号データ領域には、利用者を特定するための利用者識別子としての利用者番号データが記録されている。この利用者番号のデータは、利用者の申請があったときに決定され、その際に発行される利用者カードに表示されるバーコードに含まれる。
利用者名データ領域には、利用者の名前に関するデータが記録されている。この利用者名は、利用者の申請に基づいて記録される。
連絡先データ領域には、利用者の連絡先に関するデータが記録されている。この利用者連絡先には、電話番号、住所や電子メールアドレスなどが用いられる。これらは、利用者の申請に基づいて記録される。
連絡先データ領域には、利用者の連絡先に関するデータが記録されている。この利用者連絡先には、電話番号、住所や電子メールアドレスなどが用いられる。これらは、利用者の申請に基づいて記録される。
属性データ領域には、利用者の属性に関するデータが記録されている。この属性には、例えば、利用者の(学科などの)所属、(教授や生徒の学年などの)身分や性別などがある。
パスワードデータ領域には、後述する利用者端末31,32を介して利用者が予約処理などを行なう場合に、利用者を認証するために用いるパスワードデータが記録される。このパスワードデータは、利用者データ110が利用者データ記憶部11に設定された後、
利用者端末32を用いて設定されて記録される。
利用者端末32を用いて設定されて記録される。
利用者キーデータ領域には、この利用者を特定するための利用者キーに関するデータが記録される。この利用者キーは、データ管理システムの内部パラメータであり、利用者番号と利用者名、又は利用者番号とパスワードとから特定される。
一方、業務データ記憶部12は、予約業務や貸出業務で用いられるデータを記憶する。本実施形態では、業務データ記憶部12には、図3で示すように、予約業務で用いる予約データ120と、貸出業務で用いる貸出データ130とが記録されている。
予約データ120の各レコードは、利用者からの予約を受け付けた場合に業務データ記憶部12に登録される。この予約データ120の各レコードは、予約資料識別子、予約資料名、予約利用者キー、予約利用者番号、予約利用者名、予約利用者連絡先、予約年月日、確保連絡年月日及び貸出年月日に関するデータ等を記録するためのデータ領域から構成されている。
予約資料識別子データ領域には、予約された図書資料を特定するための予約資料識別子に関するデータが記録される。予約資料名データ領域は、予約された図書資料の名称に関するデータが記録される。
予約利用者キーデータ領域は、この図書資料を予約した利用者の利用者キーに関するデータが記録される。
予約利用者番号データ領域は、この図書資料を予約した利用者の利用者番号に関するデータが記録される。予約利用者名データ領域は、この図書資料を予約した利用者の利用者名に関するデータが記録される。予約利用者連絡先データ領域は、この図書資料を予約した利用者の連絡先に関するデータが記録される。
予約利用者番号データ領域は、この図書資料を予約した利用者の利用者番号に関するデータが記録される。予約利用者名データ領域は、この図書資料を予約した利用者の利用者名に関するデータが記録される。予約利用者連絡先データ領域は、この図書資料を予約した利用者の連絡先に関するデータが記録される。
予約年月日データ領域は、この図書資料が予約された年月日(予約年月日)に関するデータが記録される。
確保連絡年月日データ領域には、図書資料が返却されることにより、貸出予約をした利用者が借りられる状態になったことを利用者に連絡した年月日に関するデータが記録される。
確保連絡年月日データ領域には、図書資料が返却されることにより、貸出予約をした利用者が借りられる状態になったことを利用者に連絡した年月日に関するデータが記録される。
貸出年月日データ領域は、予約された図書資料の貸出が行なわれた年月日(貸出年月日)に関するデータが記録される。このデータ領域に記録される貸出年月日データが、このレコードについての予約処理が完了したことを意味するフラグデータとして機能する。
また、貸出データ130の各レコードは、利用者に対して図書の貸出を行なった場合に業務データ記憶部12に登録される。この貸出データ130の各レコードは、貸出資料識別子、貸出資料名、貸出利用者キー、貸出利用者番号、貸出利用者名、貸出利用者連絡先、貸出年月日及び返却年月日に関するデータ等を記録するためのデータ領域から構成されている。
貸出資料識別子データ領域には、貸出が行なわれた図書資料を特定するための貸出資料識別子に関するデータが記録される。貸出資料名データ領域は、貸出が行なわれた図書資料の名称に関するデータが記録される。
貸出利用者キーデータ領域は、この図書資料を借りた利用者の利用者キーに関するデータが記録される。
貸出利用者番号データ領域は、この図書資料を借りた利用者の利用者番号に関するデー
タが記録される。貸出利用者名データ領域は、この図書資料を借りた利用者の利用者名に関するデータが記録される。貸出利用者連絡先データ領域は、この図書資料を借りた利用者の連絡先に関するデータが記録される。
貸出利用者番号データ領域は、この図書資料を借りた利用者の利用者番号に関するデー
タが記録される。貸出利用者名データ領域は、この図書資料を借りた利用者の利用者名に関するデータが記録される。貸出利用者連絡先データ領域は、この図書資料を借りた利用者の連絡先に関するデータが記録される。
貸出年月日データ領域は、この図書資料の貸出が行なわれた年月日に関するデータが記録される。
返却年月日データ領域は、貸出が行なわれた図書資料が返却された年月日(返却年月日)に関するデータが記録される領域である。このデータ領域に記録される返却年月日データが、このレコードを用いた貸出処理が完了したことを意味するフラグデータとして機能する。
返却年月日データ領域は、貸出が行なわれた図書資料が返却された年月日(返却年月日)に関するデータが記録される領域である。このデータ領域に記録される返却年月日データが、このレコードを用いた貸出処理が完了したことを意味するフラグデータとして機能する。
図1に示すように、この業務管理サーバ10には、図書館員が業務を行なうために用いる業務用端末15が接続されている。この業務用端末15は、バーコードリーダ、ディスプレイ、キーボード及びマウスを備えたコンピュータ端末である。バーコードリーダは、利用者カードに表示されるバーコードや図書に貼付されているバーコードなどからデータを読み取る。これにより、業務用端末15は、バーコードリーダを介して、利用者カードのバーコードから利用者番号データを、図書のバーコードからこの図書資料を特定する資料識別子データを読み取り、業務管理サーバ10に送信する。ディスプレイには、(貸出や予約などの)業務を行なった図書や図書館の業務提供を受けた利用者に関するデータ等を表示する。キーボードやマウスは、バーコードリーダによる読み取りが失敗したときに貸出資料識別子や利用者番号などに関するデータや新たな図書に関するデータなどの入力を図書館員が行なう場合に用いられる。
上述した業務管理サーバ10は、検索管理サーバ20に接続されている。この検索管理サーバ20は、資料目録データ記憶手段としての資料目録データ記憶部21と、履歴データ記憶手段としてのプロファイルデータ記憶部22とを備える。
資料目録データ記憶部21には、図書館が所蔵する図書資料に関する資料目録データが記録されている。図書目録データは、図書が蔵書として図書館に受け入れられ、その図書情報を取得した場合に、業務用端末15を用いた操作によって、記録されて登録される。
図書目録データには、図書資料に関する書誌データが含まれる。この図書に関する書誌データには、この図書資料のタイトル、出版者、刊行年、著者情報、概略、分類、資料識別子等に関するデータが含まれる。
タイトルデータ領域には、この図書資料の題名に関するデータが記録されている。出版者データ領域には、この図書資料を出版した者の名前に関するデータが記録されている。刊行年データ領域には、この図書資料を刊行した年月に関するデータが記録されている。著者情報データ領域には、この図書資料の著者に関するデータが記録されている。概略データ領域には、この図書資料の内容の概略に関するデータが記録されている。分類データ領域には、この図書資料の分類に関するデータが記録される。資料識別子は、この図書資料を特定するための識別子であり、例えばISBN(国際標準図書番号;International Standard Book Number)を用いてもよい。
一方、プロファイルデータ記憶部22は、利用者の利用履歴に関するデータが記録されている。この利用履歴データには、図4に示すように、予約履歴データ220及び貸出履歴データ230が含まれる。
予約履歴データ220は、この利用者が過去に予約した図書資料に関するデータであり、後述する業務完結処理において記憶される。予約履歴データ220は、予約資料識別子
、予約資料名、予約利用者キー、予約年月日及び貸出年月日に関するデータを含む。
、予約資料名、予約利用者キー、予約年月日及び貸出年月日に関するデータを含む。
予約資料識別子データ領域には、予約された図書資料を特定するための識別子に関するデータが記録される。
予約資料名データ領域には、予約された図書資料の名称に関するデータが記録される。
予約資料名データ領域には、予約された図書資料の名称に関するデータが記録される。
予約利用者キーデータ領域には、この図書資料を予約した利用者の利用者キーに関するデータが記録される。この予約利用者キーを介して、予約履歴データ220と利用者データ記憶部11の利用者データ110とを関連付けることができる。
予約年月日データ領域には、この図書資料の予約年月日に関するデータが記録される。
貸出年月日データ領域には、この図書資料の貸出年月日に関するデータが記録される。
予約年月日データ領域には、この図書資料の予約年月日に関するデータが記録される。
貸出年月日データ領域には、この図書資料の貸出年月日に関するデータが記録される。
一方、貸出履歴データ230は、この利用者が過去に借りた図書資料に関するデータであり、後述する貸出処理の完了後、業務完結処理において記憶される。貸出履歴データ230は、貸出資料識別子、貸出資料名、貸出利用者キー、貸出年月日及び返却年月日に関するデータを含む。
貸出資料識別子データ領域には、貸出が行なわれた図書資料を特定するための貸出資料識別子に関するデータが記録される。
貸出資料名データ領域には、貸出が行なわれた図書資料の名称に関するデータが記録される。
貸出資料名データ領域には、貸出が行なわれた図書資料の名称に関するデータが記録される。
貸出利用者キーデータ領域には、この図書資料を借りた利用者の利用者キーに関するデータが記録される。この貸出利用者キーを介して、利用者データ記憶部11の利用者データ110と貸出履歴データ230とを関連付けることができる。
貸出年月日データ領域には、この図書資料の貸出年月日に関するデータが記録される。
返却年月日データ領域には、この図書資料の返却年月日に関するデータが記録される。
貸出年月日データ領域には、この図書資料の貸出年月日に関するデータが記録される。
返却年月日データ領域には、この図書資料の返却年月日に関するデータが記録される。
検索管理サーバ20は、図1に示すように、ネットワークNを介して図書館内に配置された利用者端末31やインターネットIを介して図書館外にある利用者端末32に接続される。これら利用者端末31,32は、図書館を利用する利用者が用いるコンピュータ端末であり、ディスプレイ、キーボード及びマウスを備えている。ディスプレイには、メニュー画面や検索画面などが表示される。キーボードやマウスは、利用者が画面に表示される項目やボタンを選択したり、検索する図書のタイトルや利用者に関するデータなどを入力したりする場合に用いる。利用者端末31,32は、検索管理サーバ20との間でデータの送受信を行なうことができるが、業務管理サーバ10との間では直接データの送受信を行なうことができないように構成されている。
次に、上述したデータ管理システムにおける処理について、図5及び図6を用いて説明する。ここでは、検索処理、予約処理、貸出処理、業務完結処理、履歴閲覧処理及び統計処理の順に説明する。ここで、予約処理とは、利用者が図書資料を予約するときの予約依頼処理だけでなく、この予約した図書資料が貸出されるときに行なわれる予約に関連する処理も含む。また、貸出処理とは、図書資料が貸出されたときの処理だけでなく、この貸出された図書資料が返却されるときの処理も含む。
(検索処理)
まず、利用者が、図書館の図書資料について、インターネットIを介して利用者端末32を用いて検索を行なう場合について説明する。
まず、利用者が、図書館の図書資料について、インターネットIを介して利用者端末32を用いて検索を行なう場合について説明する。
利用者は、利用者端末32を検索管理サーバ20に接続させる。これにより、利用者端
末32は、検索管理サーバ20からメニュー画面データを取得して、ディスプレイにメニュー画面を表示する。このメニュー画面には、図書館が所蔵している図書資料の検索を行なうための検索項目ボタン、利用者が予約した図書資料の状況を確認するための予約確認ボタン、利用者が借りている貸出中の図書を確認するための貸出確認ボタン及び利用者の利用履歴を表示するための履歴閲覧ボタン等が含まれる。
末32は、検索管理サーバ20からメニュー画面データを取得して、ディスプレイにメニュー画面を表示する。このメニュー画面には、図書館が所蔵している図書資料の検索を行なうための検索項目ボタン、利用者が予約した図書資料の状況を確認するための予約確認ボタン、利用者が借りている貸出中の図書を確認するための貸出確認ボタン及び利用者の利用履歴を表示するための履歴閲覧ボタン等が含まれる。
ここで、利用者は、まず、閲覧したい図書について検索を行なうため、メニュー画面の検索ボタンを選択する。これにより、利用者端末32は、検索管理サーバ20から検索メニュー画面データを取得して、ディスプレイに検索画面を表示する。この検索画面には、検索条件入力欄及び送信ボタンが含まれている。ここで、利用者は、検索する図書に関する検索情報(タイトルや出版年など)を検索条件入力欄に入力して、送信ボタンを選択する。これにより、利用者端末32は、検索条件入力欄に入力された検索情報を検索管理サーバ20に送信する。検索管理サーバ20は、受信した検索情報に該当する図書を、資料目録データ記憶部21から抽出し、該当する図書の資料目録データを利用者端末32に送信する。利用者端末32では、受信した図書に関するデータをディスプレイに表示する。ここで、表示される図書データのそれぞれには、この図書の貸出や予約状況などを表示するための詳細ボタンが含まれている。
ここで、閲覧したい図書の詳細ボタンを利用者が選択すると、利用者端末32は、選択された図書の資料目録データの資料識別子を検索管理サーバ20に送信する。検索管理サーバ20は、受信した資料識別子を業務管理サーバ10に送信し、この資料識別子を有する図書の予約状況及び貸出状況についてのデータを要求する。業務管理サーバ10は、受信した資料識別子を予約資料識別子とし、貸出年月日データ領域にデータが記録されていない予約データ120を業務データ記憶部12から抽出する。また、業務管理サーバ10は、受信した資料識別子を貸出資料識別子とし、返却年月日データ領域にデータが記録されていない貸出データ130を業務データ記憶部12から抽出する。
ここで、該当する予約データ120及び貸出データ130を抽出した場合には、業務管理サーバ10は、貸出中である旨のデータを検索管理サーバ20に送信する。更に、業務管理サーバ10は、予約データ120を抽出した場合には、この抽出データの数をカウントし、カウントにより得られた数を予約人数データとして検索管理サーバ20に送信する。検索管理サーバ20は、受信した貸出中の旨のデータや予約人数に関するデータを、利用者端末32に転送して、ディスプレイに詳細画面として表示させる。なお、この詳細画面には、この図書について予約を行なう予約ボタンが含まれる。
(予約依頼処理)
ここで、検索した図書が貸出中の場合、利用者は、その図書を予約することができる。なお、この予約処理を行なうに際しては、予め、利用者は、利用者端末32を用いて、パスワードの設定を行なって利用者データ110にパスワードを登録しておく。
ここで、検索した図書が貸出中の場合、利用者は、その図書を予約することができる。なお、この予約処理を行なうに際しては、予め、利用者は、利用者端末32を用いて、パスワードの設定を行なって利用者データ110にパスワードを登録しておく。
この予約処理は、利用者が、詳細画面に含まれる予約ボタンを選択することによって開始される。これにより、利用者端末32は、検索管理サーバ20に対して予約依頼を送信する。この予約依頼には、詳細画面で表示した図書資料の資料識別子及びタイトルに関するデータが含まれる。
予約依頼を受信した検索管理サーバ20は、ログイン画面データを利用者端末32に送信し、ログイン画面をディスプレイに表示させる。このログイン画面には、利用者番号を入力する利用者番号入力欄と、パスワードを入力するパスワード入力欄と、送信ボタンとが含まれる。
ここで、利用者は、自分の利用者番号とパスワードを入力し、送信ボタンを選択する。これにより、利用者端末32は、利用者番号とパスワードに関するデータを検索管理サーバ20に送信する。検索管理サーバ20は、受信した利用者番号とパスワードに関するデータと、先に受信した図書の資料識別子及びタイトルに関するデータとを業務管理サーバ10に送信する。
業務管理サーバ10は、受信した利用者番号及びパスワードに一致する利用者データ110を利用者データ記憶部11から検索する。該当する利用者データ110を抽出できた場合には、業務管理サーバ10は、業務データ記憶部12に予約データ120としてレコードを設定する。具体的には、業務管理サーバ10は、受信した資料識別子及びタイトルに関するデータを、それぞれ予約資料識別子データ領域及び予約資料名データ領域に記録した予約データ120のレコードを生成し、業務データ記憶部12に記憶する。そして、このレコードの予約利用者キーデータ領域、予約利用者番号データ領域、予約利用者名データ領域、予約利用者連絡先データ領域のそれぞれに、業務管理サーバ10は、抽出した利用者データ110の利用者キー、利用者番号、利用者名、連絡先のそれぞれを記録する。更に、業務管理サーバ10は、このレコードを業務データ記憶部12に記録した年月日を、このレコードの予約年月日データ領域に記録する。そして、業務管理サーバ10は、検索管理サーバ20を介して、利用者端末32に予約が完了した旨のデータを送信し、ディスプレイに表示させる。
なお、その後、予約した図書資料が返却されて予約した利用者が借りられる状態になった場合には、返却された図書資料を保管するとともに、図書資料を確保できた旨を利用者に連絡する。この場合、予約データ120に記録された予約利用者連絡先データを用いて連絡が行なわれる。そして、連絡が完了した場合には、予約データ120の確保連絡年月日データ領域に、このときの年月日を記録する。
(貸出時の処理)
図書の貸出を行なう貸出処理においては、業務用端末15が用いられる。具体的には、図書館員が、バーコードリーダを用いて利用者カードのバーコードを読み取る作業を行なう。これにより、業務用端末15は、利用者カードのバーコードから、利用者の利用者番号データを取得し、業務管理サーバ10に送信する。
図書の貸出を行なう貸出処理においては、業務用端末15が用いられる。具体的には、図書館員が、バーコードリーダを用いて利用者カードのバーコードを読み取る作業を行なう。これにより、業務用端末15は、利用者カードのバーコードから、利用者の利用者番号データを取得し、業務管理サーバ10に送信する。
業務管理サーバ10は、この利用者番号に対して確保連絡年月日が記録された予約データ120を抽出する。そして、該当する予約データ120が抽出できた場合には、業務用端末15のディスプレイに、予約された図書資料がある旨の表示を行なう。この表示を確認した図書館員は、利用者が予約した図書資料を保管場所から取得し、この予約した図書資料のバーコードを読み取る作業を行なう。
更に、借りるために、利用者が書架から持参した他の図書資料がある場合には、図書館員は、バーコードリーダを用いてこの図書資料のバーコードを読み取る作業を行なう。これにより、業務用端末15は、利用者が借りる図書資料のバーコードから、図書資料の資料識別子データを取得する。そして、業務用端末15は、取得した利用者番号及び資料識別子に関するデータを業務管理サーバ10に送信する。
業務管理サーバ10は、貸出を行なう図書資料が予約された図書資料である場合には、まず予約処理を完了させる。具体的には、業務管理サーバ10は、受信した資料識別子データを有する予約データ120のレコードを検索する。そして、業務管理サーバ10は、該当する予約データ120があった場合には、この予約データ120の貸出年月日データ領域に、貸出年月日データとして現在の年月日を記録する。これにより、予約処理が完了する。
次に、業務管理サーバ10は、取得した資料識別子及び利用者番号に関するデータに基づいて、貸出データ130のレコードを設定する。具体的には、業務管理サーバ10は、取得した資料識別子を有する貸出データ130の各レコードを業務データ記憶部12に記憶する。更に、業務管理サーバ10は、取得した資料識別子を有する図書目録データを、検索管理サーバ20の資料目録データ記憶部21から検索して抽出し、この図書資料のタイトルデータを貸出データ130のレコードの貸出資料名データ領域に記録する。また、業務管理サーバ10は、取得した利用者番号を有する利用者データ110を、利用者データ記憶部11から抽出する。そして、業務管理サーバ10は、抽出した利用者データ110の利用者キー、利用者番号、利用者名及び連絡先を、各レコードの貸出利用者キー、貸出利用者番号、貸出利用者名及び貸出利用者連絡先のそれぞれのデータ領域に記録する。更に、業務管理サーバ10は、貸出データ130のバーコードを読み取った年月日を貸出年月日データ領域に記録する。これにより、図書の貸出が完了する。
その後、貸出されていた図書資料が返却された場合には、業務用端末15は、図書に貼付されたバーコードの資料識別子を、バーコードリーダを介して読み取り、業務管理サーバ10に送信する。業務管理サーバ10は、受信した資料識別子を貸出資料識別子とする貸出データ130のレコードを抽出し、このレコードの返却年月日に、現在の年月日を記録する。この図書資料の返却により貸出処理が完了する。
なお、このとき、業務管理サーバ10は、受信した資料識別子を有する予約データ120を抽出する。ここで、複数の予約データ120を抽出した場合には、予約年月日が古い予約データ120を特定する。そして、この予約データ120の予約利用者情報を業務用端末15に表示して、予約した図書資料が確保できた旨の連絡を行なうように図書館員に促す。
(業務完結処理)
次に、業務完結処理について、図5を用いて説明する。この処理は、例えば、図書館における貸出業務が終了した夜間の所定時刻に行なわれる。
次に、業務完結処理について、図5を用いて説明する。この処理は、例えば、図書館における貸出業務が終了した夜間の所定時刻に行なわれる。
所定時刻になると、業務管理サーバ10は、業務データ記憶部12から業務で使用済みとなったデータの抽出を行なう(ステップS1−1)。具体的には、業務管理サーバ10は、貸出年月日データ領域に年月日のデータが記録され、かつ、予約利用者キー及び予約利用者情報がデータ領域に記録されている予約データ120を抽出する。ここで、予約利用者情報とは、予約利用者番号、予約利用者名及び予約利用者連絡先を含む予約利用者に関する情報をいう。
更に、業務管理サーバ10は、返却年月日データ領域に年月日のデータが記録され、かつ貸出利用者キー及び貸出利用者情報がデータ領域に記録されている貸出データ130を抽出する。ここで、貸出利用者情報とは、貸出利用者番号、貸出利用者名及び貸出利用者連絡先を含む貸出利用者に関する情報をいう。
そして、業務管理サーバ10は、抽出した該当データを、検索管理サーバ20に送信する(ステップS1−2)。
その後、業務管理サーバ10は、抽出したデータについて、利用者キー及び利用者情報の削除を行なう(ステップS1−3)。具体的には、業務管理サーバ10は、予約データ120の該当レコードの予約利用者キー及び予約利用者情報を削除する。これにより、貸出年月日が記録されて予約処理が完了した予約データ120のレコードは、予約資料識別子、予約資料名、予約年月日、確保連絡年月日及び貸出年月日のデータ領域にデータが記録された統計用のデータになる。また、業務管理サーバ10は、該当レコードの貸出利用
者キー及び貸出利用者情報を削除する。これにより、返却年月日が記録されて貸出処理が完了した貸出データ130のレコードは、貸出資料識別子、貸出資料名、貸出年月日及び返却年月日のデータ領域にデータが記録された統計用のデータになる。
その後、業務管理サーバ10は、抽出したデータについて、利用者キー及び利用者情報の削除を行なう(ステップS1−3)。具体的には、業務管理サーバ10は、予約データ120の該当レコードの予約利用者キー及び予約利用者情報を削除する。これにより、貸出年月日が記録されて予約処理が完了した予約データ120のレコードは、予約資料識別子、予約資料名、予約年月日、確保連絡年月日及び貸出年月日のデータ領域にデータが記録された統計用のデータになる。また、業務管理サーバ10は、該当レコードの貸出利用
者キー及び貸出利用者情報を削除する。これにより、返却年月日が記録されて貸出処理が完了した貸出データ130のレコードは、貸出資料識別子、貸出資料名、貸出年月日及び返却年月日のデータ領域にデータが記録された統計用のデータになる。
一方、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信した予約処理済み予約データ120及び貸出処理済み貸出データ130の利用者情報を削除する(ステップS1−4)。具体的には、検索管理サーバ20は、予約データ120の予約利用者情報を削除する。更に、本実施形態では確保連絡年月日データも削除する。これにより、検索管理サーバ20が受信した予約データ120のレコードは、予約資料識別子、予約資料名、予約利用者キー、予約年月日及び貸出年月日のデータ領域に記録されたデータになる。また、検索管理サーバ20は、貸出データ130の貸出利用者情報を削除する。これにより、検索管理サーバ20が受信した貸出データ130のレコードは、貸出資料識別子、貸出資料名、貸出利用者キー、貸出年月日及び返却年月日のデータ領域に記録されたデータになる。
次に、検索管理サーバ20は、利用者情報を削除した履歴データをプロファイルデータ記憶部22に記録する(ステップS1−5)。具体的には、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信した予約データ120から予約利用者情報を削除する。そして、この予約利用者情報を削除した予約データ120のレコードを、予約履歴データ220として記憶する。更に、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信し、貸出利用者情報を削除した貸出データ130のレコードを、貸出履歴データ230として記憶する。以上により、業務完結処理が完了する。
(履歴閲覧処理)
次に、利用者の予約や貸出についての履歴を閲覧するための履歴閲覧処理について、図6を用いて説明する。この履歴閲覧処理においては、利用者が設定したパスワードを用いる。
次に、利用者の予約や貸出についての履歴を閲覧するための履歴閲覧処理について、図6を用いて説明する。この履歴閲覧処理においては、利用者が設定したパスワードを用いる。
利用者はキーボードやマウスを用いて、利用者端末31,32から検索管理サーバ20に履歴閲覧依頼を送信させる。これにより、検索管理サーバ20は、履歴閲覧依頼を受信し(ステップS2−1)、利用者特定データの要求を行なう(ステップS2−2)。具体的には、検索管理サーバ20は、ログイン画面データを利用者端末31,32に送信し、利用者端末31,32のディスプレイにログイン画面を表示させる。このログイン画面には、上述したように、利用者番号入力欄とパスワード入力欄と送信ボタンとが含まれる。利用者は、このログイン画面に自分の利用者番号とパスワードとを入力し、送信ボタンを選択する。これにより、利用者端末31,32は、利用者番号とパスワードに関するデータを検索管理サーバ20に送信する。
そして、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10に対して認証依頼処理を行なう(ステップS2−3)。具体的には、検索管理サーバ20は、受信した利用者番号及びパスワードに関するデータを、業務管理サーバ10に送信する。業務管理サーバ10は、受信した利用者番号及びパスワードに一致する利用者データ110を利用者データ記憶部11から抽出する。一致する利用者データ110が抽出できた場合(認証が正常に完了した場合)には、この利用者データ110の利用者キーデータを検索管理サーバ20に送信する。これにより、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から利用者キーを取得する(ステップS2−4)。
次に、検索管理サーバ20は、この利用者の履歴データをプロファイルデータ記憶部22から抽出する(ステップS2−5)。具体的には、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から取得した利用者キーを有する予約履歴データ220及び貸出履歴データ230を抽出する。そして、検索管理サーバ20は、抽出した履歴データを利用者端末31,
32に送信する(ステップS2−6)。利用者端末31,32は、受信した予約履歴データ220及び貸出履歴データ230をディスプレイに表示する。これにより、利用者は、自分が過去に予約した図書や過去に借りた図書についての履歴を容易に閲覧することができる。
32に送信する(ステップS2−6)。利用者端末31,32は、受信した予約履歴データ220及び貸出履歴データ230をディスプレイに表示する。これにより、利用者は、自分が過去に予約した図書や過去に借りた図書についての履歴を容易に閲覧することができる。
(統計処理)
その後、図書館員が、所定期間に貸出を行なった図書について統計データを生成する場合には、業務用端末15を介して、業務管理サーバ10の業務データ記憶部12に記憶された統計用のデータを取得する。具体的には、統計を行なう期間のデータが業務用端末15から入力されると、業務管理サーバ10は、この期間に含まれる予約年月日の予約データ120やこの期間に含まれる貸出年月日の貸出データ130を抽出して、業務用端末15に送信し、業務用端末15のディスプレイに表示させる。このとき、表示される予約データ120及び貸出データ130に関連付けられていた利用者キー及び利用者情報は削除されているため、図書館員は、予約データ120及び貸出データ130が、どの利用者についてのデータであるかを知ることはできない。
その後、図書館員が、所定期間に貸出を行なった図書について統計データを生成する場合には、業務用端末15を介して、業務管理サーバ10の業務データ記憶部12に記憶された統計用のデータを取得する。具体的には、統計を行なう期間のデータが業務用端末15から入力されると、業務管理サーバ10は、この期間に含まれる予約年月日の予約データ120やこの期間に含まれる貸出年月日の貸出データ130を抽出して、業務用端末15に送信し、業務用端末15のディスプレイに表示させる。このとき、表示される予約データ120及び貸出データ130に関連付けられていた利用者キー及び利用者情報は削除されているため、図書館員は、予約データ120及び貸出データ130が、どの利用者についてのデータであるかを知ることはできない。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、業務管理サーバ10は、業務データ記憶部12から業務で使用済みとなった予約データ120及び貸出データ130のレコードの抽出を行なう(ステップS1−1)。そして、業務管理サーバ10は、抽出した該当データを、検索管理サーバ20に送信する(ステップS1−2)。その後、業務管理サーバ10は、抽出したデータについて、利用者キー及び利用者情報の削除を行なう(ステップS1−3)。一方、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信した予約処理済み予約データ120及び貸出処理済み貸出データ130の利用者情報を削除し(ステップS1−4)、これを予約履歴データ220及び貸出履歴データ230としてプロファイルデータ記憶部22に記録する(ステップS1−5)。
・ 本実施形態では、業務管理サーバ10は、業務データ記憶部12から業務で使用済みとなった予約データ120及び貸出データ130のレコードの抽出を行なう(ステップS1−1)。そして、業務管理サーバ10は、抽出した該当データを、検索管理サーバ20に送信する(ステップS1−2)。その後、業務管理サーバ10は、抽出したデータについて、利用者キー及び利用者情報の削除を行なう(ステップS1−3)。一方、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10から受信した予約処理済み予約データ120及び貸出処理済み貸出データ130の利用者情報を削除し(ステップS1−4)、これを予約履歴データ220及び貸出履歴データ230としてプロファイルデータ記憶部22に記録する(ステップS1−5)。
このため、業務完結処理を経た後、業務で使用済みとなった予約データ120と貸出データ130のレコードは、利用者情報との関連付けが切れた状態で、業務データ記憶部12で記憶されることになる。従って、実際に貸出や予約を行った資料の資料識別子を業務データ記憶部12に保存しておいても、業務関係処理を行なって業務データ記憶部12に記憶されたデータから、貸出や予約をした利用者を特定することはできない。
また、利用者端末31,32がアクセス可能な検索管理サーバ20のプロファイルデータ記憶部22には、利用者情報を除いた利用者キーと資料識別子とを関連付けた状態で記憶されている。このため、このプロファイルデータ記憶部22には、それ自体では利用者を特定できない利用者キーだけが資料識別子と関連付けられていることになる。このため、検索管理サーバ20に不正アクセスがありプロファイルデータ記憶部22からデータが漏洩したとしても、また図書館員がこのデータを閲覧しても、この利用履歴がどの利用者のものであるかは把握できない。従って、より高いセキュリティで利用履歴を保存することができる。
更に、利用者端末31,32が接続可能な検索管理サーバ20のプロファイルデータ記憶部22に、利用者キーと資料識別子とを関連付けた予約履歴データ220及び貸出履歴データ230を保存している。このため、利用者は、自分の利用者キーを用いて、自分の利用履歴を適宜、容易に閲覧することができる。
・ 本実施形態では、利用者キーは、業務管理サーバ10及び検索管理サーバ20でデータの送受信が行なわれる利用者キーは内部パラメータである。このため、いっそう利用履歴と利用者と利用履歴との関連付けが把握され難いので、利用者履歴についてより高い
セキュリティを確保することができる。
セキュリティを確保することができる。
・ 本実施形態では、ログイン画面に入力された利用者の利用者番号とパスワードとが検索管理サーバ20に送信されると、検索管理サーバ20は、業務管理サーバ10に対して認証依頼処理を行なう(ステップS2−3)。業務管理サーバ10は、利用者データ記憶部11を用いて認証が正常に完了した場合には、この利用者データ110の利用者キーデータを検索管理サーバ20に送信する。検索管理サーバ20は、取得した利用者キーを用いて、利用者の予約履歴データ220及び貸出履歴データ230を抽出し、利用者端末31,32に送信して表示する。このため、利用者は、自分だけが知っているパスワードに基づいて取得した利用者キーを用いて、自分の利用履歴を容易に閲覧することができる。従って、利用者は、自分が過去に予約した図書や過去に借りた図書について容易に知ることができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、業務完結処理を行った後には、業務データ記憶部12には、予約データ120及び貸出データ130の利用者情報を削除して、資料識別子、資料名及び年月日を関連付けた状態で、統計用に用いるためのデータとして保存できる。統計用のデータとしては、図書が貸出された又は予約された回数を統計用のデータとしてもよい。すなわち、年月日データ領域に記録されたデータを、統計用として用いずに、予約データ120及び貸出データ130を用いた処理が終了したか否かの判断にのみ用いてもよい。
○ 上記実施形態においては、業務完結処理を行った後には、業務データ記憶部12には、予約データ120及び貸出データ130の利用者情報を削除して、資料識別子、資料名及び年月日を関連付けた状態で、統計用に用いるためのデータとして保存できる。統計用のデータとしては、図書が貸出された又は予約された回数を統計用のデータとしてもよい。すなわち、年月日データ領域に記録されたデータを、統計用として用いずに、予約データ120及び貸出データ130を用いた処理が終了したか否かの判断にのみ用いてもよい。
また、統計用のデータとして、利用者の属性に関するデータを資料と関連付けた状態で業務データ記憶部12に記憶してもよい。具体的には、予約データ120や貸出データ130の各レコードに、利用者の属性を記録する利用者属性データ領域を設ける。そして、利用者情報を記憶する場合に、利用者の属性データを、利用者情報とともに利用者データ記憶部11から取得して業務データ記憶部12に記憶する。そして、業務完結処理においては、この利用者の属性データは残して、他の利用者情報を削除する。このため、統計データとして、実際に貸出や予約された資料に関するデータを、その資料を借りた利用者の属性と関連付けて保存しておくことができる。また、属性からは利用者を特定することはできないため、業務データ記憶部12には、利用者と資料とを関連付けるデータは依然として存在しないので、その利用者以外の利用者履歴を簡単に閲覧することはできない。従って、より詳細な統計データを保存しても、不正アクセスや図書館員であっても簡単に利用者の利用履歴を閲覧できないようにできる。
○ 上記実施形態においては、利用者情報を含む予約データ120及び貸出データ130を検索管理サーバ20に送信した。これに限らず、予約データ120及び貸出データ130から利用者情報を削除したデータを検索管理サーバ20に送信してもよい。ここで、業務管理サーバ10は、予約処理が完了した予約データ120のレコード及び貸出処理が完了した貸出データ130のレコードを抽出した後、このレコードから利用者情報を除く情報を更に抽出する。具体的には、業務管理サーバ10は、抽出した予約データ120のレコードの予約資料識別子、予約資料名、予約利用者キー、予約年月日及び貸出年月日の各データ領域に記録されたデータを関連付けたまま検索管理サーバ20に送信する。更に、業務管理サーバ10は、抽出した貸出データ130のレコードの貸出資料識別子、貸出資料名、貸出利用者キー、貸出年月日及び返却年月日の各データ領域に記録されたデータのみを関連付けたまま検索管理サーバ20に送信する。この場合には、検索管理サーバ20が、利用者キー以外の利用者情報を受信することがないので、利用者端末31,32に接続されている利用者情報が不正アクセス等により閲覧される恐れをより低減することができる。
○ 上記実施形態においては、図書館資料として図書について説明した。これに限らず、図書館が管理して貸出や予約を行なう資料であれば、雑誌や視聴覚資料などの資料に関するデータについて同様に管理することができる。具体的には、資料目録データ記憶部21に、雑誌や視聴覚資料のそれぞれを識別する識別子と、それら雑誌や視聴覚資料に関する情報とを、資料目録データとして記憶させる。
10…業務管理サーバ、11…利用者個人情報データ記憶手段としての利用者データ記憶部、12…業務管理データ記憶手段としての業務データ記憶部、20…検索管理サーバ、21…資料目録データ記憶手段としての資料目録データ記憶部、22…履歴データ記憶手段としてのプロファイルデータ記憶部、31,32…利用者端末。
Claims (6)
- 利用者が用いる利用者端末に接続され、図書館が管理する資料をそれぞれ特定するための資料識別子を含む資料に関する情報を記憶する資料目録データ記憶手段と、利用者が提供を受けた貸出又は予約に関する情報を記録する履歴データ記憶手段とを備えた検索管理サーバに接続され、
資料識別子と、利用者毎にユニークな利用者キーと、各利用者を特定するための利用者情報と、貸出処理又は予約処理の終了時に記録されるフラグとを関連付けて記憶可能な業務管理データ記憶手段を備えた業務管理サーバを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理システムであって、
前記業務管理サーバが、
前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出手段と、
抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信手段と、
抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新手段とを備えたことを特徴とするデータ管理システム。 - 前記利用者キーは、データ管理システムの内部パラメータであって、
前記業務管理サーバは、前記利用者キーと、前記利用者を特定するための利用者識別子と、パスワードと、利用者情報とを関連付けて記憶した利用者個人情報データ記憶手段に接続されており、
前記業務管理サーバは、資料識別子に関連付けて前記利用者の予約又は貸出依頼を受け付けた場合には、前記利用者個人情報データ記憶手段から前記利用者キー及び前記利用者情報とを取得し、前記業務管理データ記憶手段に記憶する設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。 - 前記業務管理サーバは、前記利用者端末から前記検索管理サーバを介して前記利用者識別子と前記パスワードとを受信した場合、この利用者識別子及びパスワードに一致する情報を前記利用者個人情報データ記憶手段から取得し、取得した情報の利用者キーを前記検索管理サーバに送信する認証手段を更に備えていることを特徴とする請求項2に記載のデータ管理システム。
- 前記利用者個人情報データ記憶手段には、前記利用者情報の1つとして前記利用者の属性に関するデータが記録されており、
前記データ更新手段が、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除するまでに、削除する利用者情報に関連付けられた前記利用者の属性に関するデータを取得し、この属性に関するデータを前記資料識別子と関連付けて記憶しておくことを特徴とする請求項2又は3に記載のデータ管理システム。 - 利用者が用いる利用者端末に接続され、図書館が管理する資料をそれぞれ特定するための資料識別子を含む資料に関する情報を記憶する資料目録データ記憶手段と、利用者が提供を受けた貸出又は予約に関する情報を記録する履歴データ記憶手段とを備えた検索管理サーバに接続され、
資料識別子と、利用者毎にユニークな利用者キーと、各利用者を特定するための利用者情報と、貸出処理又は予約処理の終了時に記録されるフラグとを関連付けて記憶可能な業務管理データ記憶手段を備えた業務管理サーバを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理方法であって、
前記業務管理サーバが、
前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出段階と、
抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信段階と、
抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新段階を実行することを備えたことを特徴とするデータ管理方法。 - 利用者が用いる利用者端末に接続され、図書館が管理する資料をそれぞれ特定するための資料識別子を含む資料に関する情報を記憶する資料目録データ記憶手段と、利用者が提供を受けた貸出又は予約に関する情報を記録する履歴データ記憶手段とを備えた検索管理サーバに接続され、
資料識別子と、利用者毎にユニークな利用者キーと、各利用者を特定するための利用者情報と、貸出処理又は予約処理の終了時に記録されるフラグとを関連付けて記憶可能な業務管理データ記憶手段を備えた業務管理サーバを用いて、図書館のデータを管理するデータ管理プログラムであって、
前記業務管理サーバを、
前記業務管理データ記憶手段において前記フラグが記録されたレコードを抽出する抽出手段、
抽出した前記レコードの、前記利用者情報を除いた前記利用者キーと前記資料識別子とを関連付けて前記履歴データ記憶手段に記憶させるために、前記検索管理サーバに前記レコードの一部又は全部のデータを送信する履歴データ送信手段、及び
抽出した前記レコードの、前記利用者キー及び前記利用者情報を削除して前記業務管理データ記憶手段に記憶しておくデータ更新手段として機能させることを特徴とするデータ管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006195605A JP2008026951A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006195605A JP2008026951A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム |
Publications (1)
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Family
ID=39117553
Family Applications (1)
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JP2006195605A Pending JP2008026951A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008026951A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128702A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Ricoh Co Ltd | 動作履歴情報管理装置、文書管理システム、画像処理装置、文書管理方法、制御プログラム及び記録媒体 |
CN104391925A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-03-04 | 四川长虹电器股份有限公司 | 一种基于tv用户协同预测的视频推荐方法及系统 |
WO2016076128A1 (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-19 | フェリカネットワークス株式会社 | 情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システム |
CN107729770A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-23 | 深圳市轱辘车联数据技术有限公司 | 一种车辆数据的管理方法及系统 |
JP2019062303A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理システム |
-
2006
- 2006-07-18 JP JP2006195605A patent/JP2008026951A/ja active Pending
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