JP2007305063A - Url情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】広告チラシ等に印刷された商品のWebページのURL情報を自分のパソコンのメールアドレスに自動的に送信すること。
【解決手段】商品WebページのURL情報を送信するサーバーを設置し、2次元コード(QRコード)に商品コードを含むサーバーのURLを記憶させておき、携帯電話でQRコードを読み取り、読み取ったURLを用いてサーバーにアクセスすると、サーバーのURLに含まれる商品コードから対応する商品のWebページのURL情報が検索され、携帯電話の機体番号と関連付けられて予め登録されているPCメールアドレスに商品のWebページのURL情報がメール送信される。
【選択図】図5
【解決手段】商品WebページのURL情報を送信するサーバーを設置し、2次元コード(QRコード)に商品コードを含むサーバーのURLを記憶させておき、携帯電話でQRコードを読み取り、読み取ったURLを用いてサーバーにアクセスすると、サーバーのURLに含まれる商品コードから対応する商品のWebページのURL情報が検索され、携帯電話の機体番号と関連付けられて予め登録されているPCメールアドレスに商品のWebページのURL情報がメール送信される。
【選択図】図5
Description
本発明は、URL情報提供システムに関するものであり、特に、広告チラシ等に印刷された2次元コードを携帯電話機で読み取り、2次元コードに含まれる商品識別情報(商品コード)に基づいて、その商品のWebページのURL情報を自分のパソコンのメールアドレスに自動的に送信することが可能な、URL情報提供システムに関するものである。
近年、雑誌の広告掲載ページや新聞の折込チラシ(家電製品や不動産情報など)に広告主や商品紹介のWebページのURL(Uniform Resource Locator)を記載して、さらに詳しい情報の入手が可能となるようにしている。
しかし、このようなURLは、例えば「_」(アンダーバー)や「〜」(チルダ)など、普段はあまり使用しないような記号を用いている場合があり、入力作業が煩雑であり、入力ミスも犯しやすい。特に、高齢者にとっては尚更である。
そこで、かかるURLの入力を不要とし、利用者が広告に掲載された商品或いはサービスに関する情報を簡単に入手することを可能とする情報提供サービスが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、このようなURLは、例えば「_」(アンダーバー)や「〜」(チルダ)など、普段はあまり使用しないような記号を用いている場合があり、入力作業が煩雑であり、入力ミスも犯しやすい。特に、高齢者にとっては尚更である。
そこで、かかるURLの入力を不要とし、利用者が広告に掲載された商品或いはサービスに関する情報を簡単に入手することを可能とする情報提供サービスが提案されている(特許文献1参照)。
これを簡単に説明すると、広告媒体(例えば雑誌広告ページ)に商品等の内容を詳しく説明するWebページへの接続情報(WebページのURL)を示す2次元コード(例えばQRコード、図12参照)を商品と共に印刷しておき、利用者がカメラ付き携帯電話機のカメラでコードを読み取ると、URL情報が携帯電話機に取り込まれ、利用者がその携帯電話機で前記URLにアクセスすると、商品Webページに接続され、詳しい商品情報がその携帯電話機の画面に表示されるというものである。
特開2002−111909号公報
しかしながら、かかるシステムには以下のような問題がある。
(1)商品の詳しい説明を表示させるのには、携帯電話機の画面では小さすぎるので、掲載される情報が制限される。例えば、アパート・マンション等の間取り情報や室内の様子等を撮影した画像情報(動画も含む)などは、(パソコン等の)大きなディスプレイで表示させるのに適している。
従って、広告に印刷された2次元コードを携帯電話機で読み取ったとしても、その読み取ったURL情報を、パソコンのメールアドレスに転送されるようにするのが好ましい。
(2)しかしながら、携帯電話機の中にそのような転送を直接に行うソフトウェアを組み込むためには、携帯電話システムを運営する事業者ごとに適合するOSを用いたソフトウェアを開発する必要があり、開発コストが事業者の数だけ増えることになる。
(1)商品の詳しい説明を表示させるのには、携帯電話機の画面では小さすぎるので、掲載される情報が制限される。例えば、アパート・マンション等の間取り情報や室内の様子等を撮影した画像情報(動画も含む)などは、(パソコン等の)大きなディスプレイで表示させるのに適している。
従って、広告に印刷された2次元コードを携帯電話機で読み取ったとしても、その読み取ったURL情報を、パソコンのメールアドレスに転送されるようにするのが好ましい。
(2)しかしながら、携帯電話機の中にそのような転送を直接に行うソフトウェアを組み込むためには、携帯電話システムを運営する事業者ごとに適合するOSを用いたソフトウェアを開発する必要があり、開発コストが事業者の数だけ増えることになる。
本発明は上述のような事情に鑑み為されたものであり、本発明は、広告チラシ等に印刷された2次元コードを携帯電話機で読み取り、その2次元コードに含まれる商品識別情報(商品コード)に基づいて、その商品のWebページのURL情報を自分のパソコンのメールアドレスに自動的に送信することが可能なURL情報提供システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、広告媒体に印刷された商品の広告情報(以下、「商品広告情報」という。)が記憶された2次元コードと、該2次元コードの読み取り手段が内蔵されたユーザーの携帯通信端末と、データベースを有するサーバーとが通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続され、前記サーバーが前記ユーザーの指定するPCメールアドレスに前記商品のWebページのURL情報をメール送信するURL情報提供システムに関し、本発明の上記目的は、
前記商品広告情報は、少なくとも前記商品を識別する商品コードと前記サーバーのURL情報とを含むものであり、前記データベースには、前記携帯通信端末固有の機体番号と前記ユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データと、前記商品コードと前記商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データとが格納されており、前記サーバーは、前記携帯通信端末から送信された前記サーバーのURL情報から前記商品コードを抽出する商品コード抽出手段と、抽出された商品コードをキーとして前記商品情報データを検索して前記WebページのURL情報を取り出すとともに前記携帯通信端末から送られた前記機体番号をキーとして前記ユーザー登録データを検索して前記ユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段と、前記取り出されたWebページのURL情報を前記PCメールアドレスにメール送信するメール送信手段を備えるとともに、
前記機体番号と関連付けられたPCメールアドレスが存在しない場合には、PCメールアドレスの新規登録を促す信号を前記携帯通信端末に送信し、前記携帯通信端末からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して前記機体番号と関連付けて前記データベース内のユーザー登録データに登録するPCメールアドレス登録手段をさらに備えたことを特徴とするURL情報提供システムによって達成される。
前記商品広告情報は、少なくとも前記商品を識別する商品コードと前記サーバーのURL情報とを含むものであり、前記データベースには、前記携帯通信端末固有の機体番号と前記ユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データと、前記商品コードと前記商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データとが格納されており、前記サーバーは、前記携帯通信端末から送信された前記サーバーのURL情報から前記商品コードを抽出する商品コード抽出手段と、抽出された商品コードをキーとして前記商品情報データを検索して前記WebページのURL情報を取り出すとともに前記携帯通信端末から送られた前記機体番号をキーとして前記ユーザー登録データを検索して前記ユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段と、前記取り出されたWebページのURL情報を前記PCメールアドレスにメール送信するメール送信手段を備えるとともに、
前記機体番号と関連付けられたPCメールアドレスが存在しない場合には、PCメールアドレスの新規登録を促す信号を前記携帯通信端末に送信し、前記携帯通信端末からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して前記機体番号と関連付けて前記データベース内のユーザー登録データに登録するPCメールアドレス登録手段をさらに備えたことを特徴とするURL情報提供システムによって達成される。
また、本発明は、広告媒体に印刷された商品の広告情報(以下、「商品広告情報」という。)が記憶された2次元コードと、該2次元コードの読み取り手段が内蔵されたユーザーの携帯通信端末と、データベースを有するサーバーとが通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続され、前記サーバーが前記ユーザーの指定するPCメールアドレスに前記商品のWebページのURL情報をメール送信するURL情報提供システムに関し、本発明の上記目的は、
前記商品広告情報は、少なくとも前記商品を識別する商品コードと前記サーバーのメールアドレスとを含むものであり、前記データベースには、前記携帯通信端末の携帯メールアドレスとユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データと、前記商品コードと前記商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データとが格納されており、前記サーバーは、前記携帯通信端末から送信されたメールの送信先アドレス又は本文から前記商品コードを抽出する商品コード抽出手段と、抽出された商品コードをキーとして前記商品情報データを検索して前記WebページのURL情報を取り出すとともに前記携帯通信端末から送られたメールの送信元アドレスである前記携帯通信端末の携帯メールアドレスをキーとして前記ユーザー登録データを検索して前記ユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段と、前記取り出されたWebページのURL情報を前記PCメールアドレスにメール送信するメール送信手段を備えるとともに、
前記携帯メールアドレスと関連付けられたPCメールアドレスが存在しない場合に、PCメールアドレスの新規登録を要求する信号を前記携帯通信端末にメール送信し、前記携帯通信端末からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して前記携帯メールアドレスと関連付けて前記データベース内のユーザー登録データに登録するPCメールアドレス登録手段をさらに備えたことを特徴とするURL情報提供システムによって達成される。
前記商品広告情報は、少なくとも前記商品を識別する商品コードと前記サーバーのメールアドレスとを含むものであり、前記データベースには、前記携帯通信端末の携帯メールアドレスとユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データと、前記商品コードと前記商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データとが格納されており、前記サーバーは、前記携帯通信端末から送信されたメールの送信先アドレス又は本文から前記商品コードを抽出する商品コード抽出手段と、抽出された商品コードをキーとして前記商品情報データを検索して前記WebページのURL情報を取り出すとともに前記携帯通信端末から送られたメールの送信元アドレスである前記携帯通信端末の携帯メールアドレスをキーとして前記ユーザー登録データを検索して前記ユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段と、前記取り出されたWebページのURL情報を前記PCメールアドレスにメール送信するメール送信手段を備えるとともに、
前記携帯メールアドレスと関連付けられたPCメールアドレスが存在しない場合に、PCメールアドレスの新規登録を要求する信号を前記携帯通信端末にメール送信し、前記携帯通信端末からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して前記携帯メールアドレスと関連付けて前記データベース内のユーザー登録データに登録するPCメールアドレス登録手段をさらに備えたことを特徴とするURL情報提供システムによって達成される。
本発明に係るURL情報提供システムによれば、ユーザーはカメラ付きの携帯電話機でチラシ等に印刷された2次元コードを読み取り、簡単な操作で指定されたサーバーにアクセスして商品コードを送信するだけで、当該商品コードに対応した商品WebページのURL情報が自分のPCメールアドレスに送信されるので、URLをキーボードから入力することなく、商品の詳細な情報を自分のパソコンで閲覧することが可能となる。
また、2次元コードに記憶させる情報がサーバーのURL情報又はメールアドレス情報であるため、携帯電話のOSの違いに左右されない。このことはシステムの導入コストを低く抑えられることを意味する。従って、幅広いユーザーの利用が可能となる。
図1は本発明に係るURL情報提供システムの構成を示す概略図であり、広告チラシ等に印刷された2次元コード(我が国では図12に示すQRコードがもっとも普及しており、これを用いるのが好ましいが、他の方式の2次元コードでも理論的には可能である。)を読み取る読み取り手段が内蔵された携帯電話機1とデータベース4を有するサーバー3とが通信ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されている。そして、サーバー3からユーザーのパソコン6のPCメールアドレスに商品WebページのURL情報がメール送信され、ユーザーがパソコン6からURL情報をクリックすることにより商品Webページにアクセスすることができる。
なお、携帯電話機1に内蔵されている読み取り手段は、2次元コードの画像を撮像するCCDカメラと、読み取った画像を解析してデータを取り出す解析ソフト(携帯電話の事業者ごとに異なるOSによって作成され、製造時にファームウェアとして電話機本体に組み込まれているのが一般的である。)から成る。また、携帯電話通信システムとは携帯電話事業者ごとに設置運営されるアンテナ、基地局、通信ネットワーク5への接続を行うサーバー等で構成されるものであり、既存のシステムが利用できる。
なお、携帯電話機1に内蔵されている読み取り手段は、2次元コードの画像を撮像するCCDカメラと、読み取った画像を解析してデータを取り出す解析ソフト(携帯電話の事業者ごとに異なるOSによって作成され、製造時にファームウェアとして電話機本体に組み込まれているのが一般的である。)から成る。また、携帯電話通信システムとは携帯電話事業者ごとに設置運営されるアンテナ、基地局、通信ネットワーク5への接続を行うサーバー等で構成されるものであり、既存のシステムが利用できる。
図2はサーバー3の構成を示すブロック図である。サーバー3は、携帯電話機1から送信されたサーバー3のURL情報またはメールアドレス情報(データ形式の詳細は後述する。)から2次元コードが付された商品の商品コードを抽出する商品コード抽出手段31と、抽出された商品コードをキーとしてデータベース4内を検索して商品のWebページのURL情報を取り出すとともに、携帯電話機1から送られた機体番号又は携帯メールアドレス(発信者アドレスとしてメールに自動挿入されたもの)をキーとしてデータベース4内を検索してユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段32と、取り出されたWebページのURL情報をPCメールアドレスにメール送信するメール送受信手段33を備えている。
また、ユーザーが本システムを初めて利用した場合は機体番号または携帯メールアドレスと関連付けられたPCメールアドレスがデータベース4内に存在していないので、その場合に、PCメールアドレスの新規登録を促す信号を携帯電話機1に送信し、携帯電話機1からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して機体番号または携帯メールアドレスと関連付けてデータベース4内に登録するPCメールアドレス登録手段34も備えている。
さらには、携帯電話機1から送信された機体番号、携帯メールアドレス、抽出された商品コード等を一時的に記憶しておく記憶手段35、外部との通信を行う通信手段36、広告主が(図示しない)端末から通信ネットワーク5を介してデータベース4に商品WebページのURL情報を登録するための商品URL登録手段37を備えている。
なお、データベース4への商品WebページのURL情報の登録は、外部記録媒体(図示せず)に記憶させたものをサーバー3から読み込むことによって、データベース4に登録するようにしてもよいので、通信ネットワーク5を介して登録することは必須要件ではない。
また、ユーザーが本システムを初めて利用した場合は機体番号または携帯メールアドレスと関連付けられたPCメールアドレスがデータベース4内に存在していないので、その場合に、PCメールアドレスの新規登録を促す信号を携帯電話機1に送信し、携帯電話機1からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して機体番号または携帯メールアドレスと関連付けてデータベース4内に登録するPCメールアドレス登録手段34も備えている。
さらには、携帯電話機1から送信された機体番号、携帯メールアドレス、抽出された商品コード等を一時的に記憶しておく記憶手段35、外部との通信を行う通信手段36、広告主が(図示しない)端末から通信ネットワーク5を介してデータベース4に商品WebページのURL情報を登録するための商品URL登録手段37を備えている。
なお、データベース4への商品WebページのURL情報の登録は、外部記録媒体(図示せず)に記憶させたものをサーバー3から読み込むことによって、データベース4に登録するようにしてもよいので、通信ネットワーク5を介して登録することは必須要件ではない。
サーバー3に接続されたデータベース4には、携帯電話機1固有の機体番号又は携帯電話機1の携帯メールアドレスとユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データ41と、商品コードと商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データ42とが格納されている。さらに、図示されていないが、データベース4内にはユーザーのアクセス履歴がユーザーの携帯メールアドレス若しくは機体番号又はPCメールアドレスと関連付けられて保存されている。こうすることにより、どのユーザーがどの商品広告に関心を示したかを後から知ることができる。
図3はユーザー登録データ(テーブル)の具体例を示すものである。これらは通信ネットワーク5を介してユーザー自身によって入力され、登録される。その手順は後述する。
図4は商品情報データ(テーブル)の具体例を示すものである。商品コードと関連付けられた商品WebページのURL情報のほかに、商品の具体的内容を簡単に説明した商品概要も関連付けられて格納されている。商品のURL情報だけでは(実際にアクセスしてみなければ)その商品の内容を把握することができないので、商品概要も併せて登録しておくことによって、ある特定のユーザーのアクセス履歴からそのユーザーのニーズの傾向が具体的に分かるようにするためである。
図3はユーザー登録データ(テーブル)の具体例を示すものである。これらは通信ネットワーク5を介してユーザー自身によって入力され、登録される。その手順は後述する。
図4は商品情報データ(テーブル)の具体例を示すものである。商品コードと関連付けられた商品WebページのURL情報のほかに、商品の具体的内容を簡単に説明した商品概要も関連付けられて格納されている。商品のURL情報だけでは(実際にアクセスしてみなければ)その商品の内容を把握することができないので、商品概要も併せて登録しておくことによって、ある特定のユーザーのアクセス履歴からそのユーザーのニーズの傾向が具体的に分かるようにするためである。
次に、上記構成における本願発明に係るシステムの動作を説明する。本発明の実施形態は、2次元コード(QRコード)に含まれるデータ形式によって大きく二つに分けられる。
(第1の実施形態)
QRコードに、商品コード(例えば、0123456)を一部に含むサーバー3のURL情報が記憶されている場合である。すなわち、「http://www.qr-infosystem.com/0123456.html」をQRコード化した場合である。
図5のフローチャートに基づいて処理の流れを説明する。まず、携帯電話機1のカメラでQRコードを読み取ると、携帯電話機1のソフト(2次元コード読取機能付きのタイプには最初から内蔵されていることが多い。)が解析して、サーバー3のURLを反転表示する(ステップS1)。図7(A)は表示の一例を示すものである。ユーザーが選択ボタンを押すと反転表示が解除され、図7(B)の状態になる。そこで「決定」を押すと図7(C)に移行し、選択ボタンを押して送信すると、サーバー3に接続される(ステップS2)。
そこで、サーバー3は携帯電話機1に対して機体番号を要求する(ステップS3)。携帯電話機の機体番号は、機体識別番号(IMEI)と呼ばれる各携帯電話機を一意に識別する番号であり、ネットワークから要求されると、携帯電話機によって自動的にその情報が送信されるようになっているものである。本発明に係るシステムでは、事前にユーザーの承認をとるようにしている。具体的には、サーバー3から携帯電話機1に対して図8のような画面が送られる。ユーザーが機体番号の送信を承認すると(ステップS4)、サーバーは携帯電話機1に対して改めて機体番号を要求し、携帯電話機1から自動的に送信される。機体番号(例えば、pwg0631594)を受け取ったサーバー3は、データベース4の中にその機体番号と関連付けられたPCメールアドレスがあるかどうかを検索・抽出する(ステップS5)。もし、PCメールアドレスの登録がなければ、PCメールアドレスの登録を要求する(ステップS6)。具体的には、サーバー3から携帯電話機1に対して図9のような画面が送られる。ユーザーがPCメールアドレスを入力して送信すると(ステップS7)、送信されたPCメールアドレス(例えば、bogey@hatmail.ne.jp)を機体番号に関連付けて、データベース4のユーザー登録データ41に書き込んで登録する(ステップS8、図3参照)。これは初回のみ行えばよい。
次に、携帯電話機1から送信されたサーバー3のURL情報から商品コードを抽出する(ステップS9)。具体的には、「http://www.qr-infosystem.com/0123456.html」の中のスラッシュ(/)より右側の部分(htmlを除く)を切り出して、商品コード(0123456)を抽出する。次に、抽出された商品コードに対応した商品WebページのURL情報をデータベース4の商品情報データ42から検索・抽出する(ステップS10)。
図4の例では「http://www.realestate.com/akasaka2.html」が抽出される。これを、ユーザーのPCメールアドレス(bogey@hatmail.ne.jp)にメール送信する(ステップS11)。
このメールを受信したユーザーは、送られたURLをクリックするだけで、自分のパソコン6から商品Webページに簡単にアクセスすることができる。
QRコードに、商品コード(例えば、0123456)を一部に含むサーバー3のURL情報が記憶されている場合である。すなわち、「http://www.qr-infosystem.com/0123456.html」をQRコード化した場合である。
図5のフローチャートに基づいて処理の流れを説明する。まず、携帯電話機1のカメラでQRコードを読み取ると、携帯電話機1のソフト(2次元コード読取機能付きのタイプには最初から内蔵されていることが多い。)が解析して、サーバー3のURLを反転表示する(ステップS1)。図7(A)は表示の一例を示すものである。ユーザーが選択ボタンを押すと反転表示が解除され、図7(B)の状態になる。そこで「決定」を押すと図7(C)に移行し、選択ボタンを押して送信すると、サーバー3に接続される(ステップS2)。
そこで、サーバー3は携帯電話機1に対して機体番号を要求する(ステップS3)。携帯電話機の機体番号は、機体識別番号(IMEI)と呼ばれる各携帯電話機を一意に識別する番号であり、ネットワークから要求されると、携帯電話機によって自動的にその情報が送信されるようになっているものである。本発明に係るシステムでは、事前にユーザーの承認をとるようにしている。具体的には、サーバー3から携帯電話機1に対して図8のような画面が送られる。ユーザーが機体番号の送信を承認すると(ステップS4)、サーバーは携帯電話機1に対して改めて機体番号を要求し、携帯電話機1から自動的に送信される。機体番号(例えば、pwg0631594)を受け取ったサーバー3は、データベース4の中にその機体番号と関連付けられたPCメールアドレスがあるかどうかを検索・抽出する(ステップS5)。もし、PCメールアドレスの登録がなければ、PCメールアドレスの登録を要求する(ステップS6)。具体的には、サーバー3から携帯電話機1に対して図9のような画面が送られる。ユーザーがPCメールアドレスを入力して送信すると(ステップS7)、送信されたPCメールアドレス(例えば、bogey@hatmail.ne.jp)を機体番号に関連付けて、データベース4のユーザー登録データ41に書き込んで登録する(ステップS8、図3参照)。これは初回のみ行えばよい。
次に、携帯電話機1から送信されたサーバー3のURL情報から商品コードを抽出する(ステップS9)。具体的には、「http://www.qr-infosystem.com/0123456.html」の中のスラッシュ(/)より右側の部分(htmlを除く)を切り出して、商品コード(0123456)を抽出する。次に、抽出された商品コードに対応した商品WebページのURL情報をデータベース4の商品情報データ42から検索・抽出する(ステップS10)。
図4の例では「http://www.realestate.com/akasaka2.html」が抽出される。これを、ユーザーのPCメールアドレス(bogey@hatmail.ne.jp)にメール送信する(ステップS11)。
このメールを受信したユーザーは、送られたURLをクリックするだけで、自分のパソコン6から商品Webページに簡単にアクセスすることができる。
(第2の実施形態−その1)
QRコードに、商品コード(例えば、0123456)を一部に含むサーバー3のメールアドレスが記憶されている場合である。すなわち、「mailto:0123456@qr-infosystem.com」をQRコード化した場合である。メールの件名(subject)、本文(body)が無い空メールで、メールアドレスのユーザーネーム(@の左側部分)が商品コードになっている形式である。
図6のフローチャートに基づいて処理の流れを説明する。まず、携帯電話機1でQRコードを読み取ると、携帯電話機1のファームウェアであるQRコード解析ソフトが起動し、コードを解析すると(ステップS21)、サーバー3のメールアドレスを反転表示する。図10(A)は表示の一例を示すものである。ユーザーが選択ボタンを押すと、携帯電話機1に内蔵されているメーラーによって、サーバー3宛の送信メールが自動作成され、待機状態におかれる(ステップS22)。すなわち、図10(B)の状態になる。このとき、送信メールのヘッダフィールド(from)に発信者(送信元)のメールアドレス(ユーザーの携帯メールアドレス)が自動挿入される。
次に、ユーザーが「送信」ボタンを押すと(ステップS23)、メールがサーバー3に送信される。メールを受信したサーバー3は、発信者の携帯メールアドレス(自動挿入されたもの。例えば、advance@codomo.ne.jp)をキーとして、データベースの中からPCメールアドレスを検索する(ステップS24)。PCメールアドレスが登録されていないときは、サーバー3から携帯メールアドレスに対して、PCメールアドレス入力画面のURLを含むメールが返信される(ステップS25)。ユーザーがPCメールアドレス入力画面(図9)にアクセスしてPCメールアドレス(例えば、advance@patent.com)を入力すると(ステップS26)、携帯メールアドレスと関連付けられてデータベースに登録される(ステップS27)。
次に、携帯電話機1から送信されたサーバー3のメールアドレスから商品コードを抽出する(ステップS28)。具体的には、「0123456@qr-infosystem.com」の中のユーザーネーム(@より左側の部分)を切り出して、商品コード(0123456)を抽出する。次に、抽出された商品コードに対応した商品WebページのURL情報をデータベース4の商品情報データ42から検索・抽出する(ステップS29)。
図4の例では「http://www.realestate.com/akasaka2.html」が抽出される。これを、ユーザーのPCメールアドレス(advance@patent.com)にメール送信する(ステップS30)。
QRコードに、商品コード(例えば、0123456)を一部に含むサーバー3のメールアドレスが記憶されている場合である。すなわち、「mailto:0123456@qr-infosystem.com」をQRコード化した場合である。メールの件名(subject)、本文(body)が無い空メールで、メールアドレスのユーザーネーム(@の左側部分)が商品コードになっている形式である。
図6のフローチャートに基づいて処理の流れを説明する。まず、携帯電話機1でQRコードを読み取ると、携帯電話機1のファームウェアであるQRコード解析ソフトが起動し、コードを解析すると(ステップS21)、サーバー3のメールアドレスを反転表示する。図10(A)は表示の一例を示すものである。ユーザーが選択ボタンを押すと、携帯電話機1に内蔵されているメーラーによって、サーバー3宛の送信メールが自動作成され、待機状態におかれる(ステップS22)。すなわち、図10(B)の状態になる。このとき、送信メールのヘッダフィールド(from)に発信者(送信元)のメールアドレス(ユーザーの携帯メールアドレス)が自動挿入される。
次に、ユーザーが「送信」ボタンを押すと(ステップS23)、メールがサーバー3に送信される。メールを受信したサーバー3は、発信者の携帯メールアドレス(自動挿入されたもの。例えば、advance@codomo.ne.jp)をキーとして、データベースの中からPCメールアドレスを検索する(ステップS24)。PCメールアドレスが登録されていないときは、サーバー3から携帯メールアドレスに対して、PCメールアドレス入力画面のURLを含むメールが返信される(ステップS25)。ユーザーがPCメールアドレス入力画面(図9)にアクセスしてPCメールアドレス(例えば、advance@patent.com)を入力すると(ステップS26)、携帯メールアドレスと関連付けられてデータベースに登録される(ステップS27)。
次に、携帯電話機1から送信されたサーバー3のメールアドレスから商品コードを抽出する(ステップS28)。具体的には、「0123456@qr-infosystem.com」の中のユーザーネーム(@より左側の部分)を切り出して、商品コード(0123456)を抽出する。次に、抽出された商品コードに対応した商品WebページのURL情報をデータベース4の商品情報データ42から検索・抽出する(ステップS29)。
図4の例では「http://www.realestate.com/akasaka2.html」が抽出される。これを、ユーザーのPCメールアドレス(advance@patent.com)にメール送信する(ステップS30)。
(第2の実施形態−その2)
本例は、商品コードをメールアドレスの中に含ませるのではなく、メール本文(body)の中に記載する場合である。すなわち、QRコードに記憶されるデータは次の通りである。
mailto:info@qr-infosystem.com(サーバーのメールアドレス)
subject:URL_Transfer(任意:省略可)
body:0123456(商品コード)
携帯電話機1でQRコードを読み取ると、携帯電話機1のファームウェアであるQRコード解析ソフトが起動し、コードを解析すると、サーバー3のメールアドレス等を反転表示する。図11(A)は表示の一例を示すものである。ユーザーが選択ボタンを押すと、携帯電話機1に内蔵されているメーラーによって、サーバー3宛の送信メールが自動作成され、待機状態におかれる。すなわち、図11(B)の状態になる。このとき、送信メールのヘッダフィールド(from)に発信者(送信元)のメールアドレス(ユーザーの携帯メールアドレス)が自動挿入される。
図6のフローチャートにおいて、「第2の実施形態−その1」と異なる箇所は、ステップS28の商品コードの抽出方法のみである。「第2の実施形態−その1」においては、メールアドレスの中から抽出したが、本例においては、メール本文(body)の中に直接商品コードが書かれているので、それを取り出せばよい。その他は同じである。
本例は、商品コードをメールアドレスの中に含ませるのではなく、メール本文(body)の中に記載する場合である。すなわち、QRコードに記憶されるデータは次の通りである。
mailto:info@qr-infosystem.com(サーバーのメールアドレス)
subject:URL_Transfer(任意:省略可)
body:0123456(商品コード)
携帯電話機1でQRコードを読み取ると、携帯電話機1のファームウェアであるQRコード解析ソフトが起動し、コードを解析すると、サーバー3のメールアドレス等を反転表示する。図11(A)は表示の一例を示すものである。ユーザーが選択ボタンを押すと、携帯電話機1に内蔵されているメーラーによって、サーバー3宛の送信メールが自動作成され、待機状態におかれる。すなわち、図11(B)の状態になる。このとき、送信メールのヘッダフィールド(from)に発信者(送信元)のメールアドレス(ユーザーの携帯メールアドレス)が自動挿入される。
図6のフローチャートにおいて、「第2の実施形態−その1」と異なる箇所は、ステップS28の商品コードの抽出方法のみである。「第2の実施形態−その1」においては、メールアドレスの中から抽出したが、本例においては、メール本文(body)の中に直接商品コードが書かれているので、それを取り出せばよい。その他は同じである。
メール方式(第2の実施形態)の利点は、携帯電話機1の機種変更があった場合(機体番号は変わる)でも、(携帯メールアドレスの変更がなければ)そのまま継続して利用できることである。
また、「第2の実施形態−その2」のように、本文(body)に商品コードを記載すれば、メール送信時のエラーや警告(「本文が入力されておりません」等)が発せられる確率が低くなるという効果も得られる。
また、「第2の実施形態−その2」のように、本文(body)に商品コードを記載すれば、メール送信時のエラーや警告(「本文が入力されておりません」等)が発せられる確率が低くなるという効果も得られる。
本実施形態においては、携帯通信端末が携帯電話機である場合を例として説明したが、2次元コードを読み取る手段が内蔵されているものであれば、PDAでもよい。
なお、本実施形態において説明のために使用した携帯電話の表示画面(図7〜11)は、あくまでも例を示したものに過ぎず、これに限定されるものではない。
1 携帯電話機
3 サーバー
4 データベース
5 通信ネットワーク
6 パソコン
31 商品コード抽出手段
32 検索手段
33 メール送受信手段
34 PCメールアドレス登録手段
35 記憶手段
36 通信手段
41 ユーザー登録データ
42 商品情報データ
3 サーバー
4 データベース
5 通信ネットワーク
6 パソコン
31 商品コード抽出手段
32 検索手段
33 メール送受信手段
34 PCメールアドレス登録手段
35 記憶手段
36 通信手段
41 ユーザー登録データ
42 商品情報データ
Claims (5)
- 広告媒体に印刷された商品の広告情報(以下、「商品広告情報」という。)が記憶された2次元コードと、該2次元コードの読み取り手段が内蔵されたユーザーの携帯通信端末と、データベースを有するサーバーとが通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続され、
前記サーバーが前記ユーザーの指定するPCメールアドレスに前記商品のWebページのURL情報をメール送信するURL情報提供システムであって、
前記商品広告情報は、少なくとも前記商品を識別する商品コードと前記サーバーのURL情報とを含むものであり、
前記データベースには、前記携帯通信端末固有の機体番号と前記ユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データと、前記商品コードと前記商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データとが格納されており、
前記サーバーは、前記携帯通信端末から送信された前記サーバーのURL情報から前記商品コードを抽出する商品コード抽出手段と、抽出された商品コードをキーとして前記商品情報データを検索して前記WebページのURL情報を取り出すとともに前記携帯通信端末から送られた前記機体番号をキーとして前記ユーザー登録データを検索して前記ユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段と、前記取り出されたWebページのURL情報を前記PCメールアドレスにメール送信するメール送信手段を備えるとともに、
前記機体番号と関連付けられたPCメールアドレスが存在しない場合には、PCメールアドレスの新規登録を促す信号を前記携帯通信端末に送信し、前記携帯通信端末からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して前記機体番号と関連付けて前記データベース内のユーザー登録データに登録するPCメールアドレス登録手段をさらに備えたことを特徴とするURL情報提供システム。 - 広告媒体に印刷された商品の広告情報(以下、「商品広告情報」という。)が記憶された2次元コードと、該2次元コードの読み取り手段が内蔵されたユーザーの携帯通信端末と、データベースを有するサーバーとが通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続され、
前記サーバーが前記ユーザーの指定するPCメールアドレスに前記商品のWebページのURL情報をメール送信するURL情報提供システムであって、
前記商品広告情報は、少なくとも前記商品を識別する商品コードと前記サーバーのメールアドレスとを含むものであり、
前記データベースには、前記携帯通信端末の携帯メールアドレスとユーザーのPCメールアドレスとが関連付けられてテーブル化されたユーザー登録データと、前記商品コードと前記商品のWebページのURL情報とが関連付けられてテーブル化された商品情報データとが格納されており、
前記サーバーは、前記携帯通信端末から送信されたメールの送信先アドレス又は本文から前記商品コードを抽出する商品コード抽出手段と、抽出された商品コードをキーとして前記商品情報データを検索して前記WebページのURL情報を取り出すとともに前記携帯通信端末から送られたメールの送信元アドレスである前記携帯通信端末の携帯メールアドレスをキーとして前記ユーザー登録データを検索して前記ユーザーのPCメールアドレスを取り出す検索手段と、前記取り出されたWebページのURL情報を前記PCメールアドレスにメール送信するメール送信手段を備えるとともに、
前記携帯メールアドレスと関連付けられたPCメールアドレスが存在しない場合に、PCメールアドレスの新規登録を要求する信号を前記携帯通信端末にメール送信し、前記携帯通信端末からPCメールアドレスが入力されて送信されると、それを受信して前記携帯メールアドレスと関連付けて前記データベース内のユーザー登録データに登録するPCメールアドレス登録手段をさらに備えたことを特徴とするURL情報提供システム。 - 前記2次元コードの読み取り手段が内蔵された携帯通信端末は、2次元コード読み取るためのカメラと、該カメラで撮像した画像を解析して前記2次元コードに含まれる商品広告情報を抽出するコード解析手段を有する携帯電話機である、請求項1又は2に記載のURL情報提供システム。
- 前記データベースの商品情報データには、前記商品の商品詳細情報が前記商品コードと関連付けられて記憶されている請求項1乃至3のいずれかに記載のURL情報提供システム。
- 前記2次元コードがQRコードである請求項1乃至4のいずれかに記載のURL情報提供システム。
Priority Applications (1)
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- 2006-05-15 JP JP2006135540A patent/JP2007305063A/ja active Pending
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