JP2007212427A - 光周波数検出装置、光スペクトラムアナライザおよび光信号処理装置 - Google Patents

光周波数検出装置、光スペクトラムアナライザおよび光信号処理装置 Download PDF

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Takashi Kurokawa
隆志 黒川
Tatsutoshi Shioda
達俊 塩田
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Abstract

【課題】
高精度かつ広帯域での光周波数検出等が可能な光周波数検出装置、光スペクトラムアナライザ、および光信号処理装置を提供する。
【解決手段】
レーザー光源11と、光周波数コム発生装置12と、光アンプ13と、ファブリペロー光共振器14と、被測定光と前記光周波数コムとを結合する光結合器15と、光検出器16と、電気信号からビート周波数を検出する光周波数検出器17と、光周波数コム発生装置が発生する光周波数コムのコム間隔を変更制御する信号を出力するとともに、光周波数検出器が検出したビート周波数から前記被測定光の周波数を検出処理する制御処理装置18とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高精度かつ広帯域での光周波数検出が可能な光周波数検出装置、高精度かつ広帯域でのスペクトラム解析が可能な光スペクトラムアナライザ、および前記光周波数検出の機能および光スペクトラム解析の機能を兼ね備えた光信号処理装置に関する。
高分解能な光周波数検出システムや分光システムは、基礎科学から応用まで幅広いニーズがある。たとえば、光周波数検出装置は、半導体レーザー、半導体レーザーを用いた光伝送装置の光周波数の測定、光ネットワークを伝播する光周波数の測定等に使用される。
また、光スペクトラムアナライザ(OSA)は、物質の吸収スペクトルの測定等に用いられる。
図8は、従来の光周波数検出装置7の原理を示す説明図である。図8において、レーザーダイオード70およびレーザーダイオード71からはそれぞれレーザー光L0(基準周波数f0),レーザー光L1(掃引周波数f1)が出力される。周波数f1は周波数f0の近傍で僅かに変化できる。
周波数コム発生器72にはレーザー光L1が入力され、発生したコム光COMは光アンプ73により増幅される。光結合器74は、光アンプ73からの出射光と被測定光BUM(周波数fS)を結合して、そのビート光の周波数が光検出器75を介して光周波数検出器76に出力する。一方、レーザー光L0とレーザー光L1の間のビート光は検出器77により検出されて光周波数検出器76でそのビート周波数が検出される。このように光周波数検出器76は、光検出器75,75からのビート信号の周波数を検出することにより被測定光BUMの周波数を検出することができる。
図9は、光スペクトラムアナライザ8の原理を示す説明図である。図9において、レーザーダイオード81からのレーザー光L0は、光の周波数をシフトする働きをもつ単側波帯光変調器(SSB光変調装置)82に入力される。SSB光変調装置82は信号発生器821とSSB光変調器822とからなる。SSB光変調装置82の出力は信号発生器821により掃引され、掃引光Bmodは試料83に照射される。ここで掃引光Bmodの周波数foutは、元のレーザー光L0の周波数f0から信号発生器の周波数fmだけシフトしたもの、すなわちfout=f0+fmの関係が成り立っている。試料83の応答光Brは光検出器84により電気信号Srとして検出される。したがって、試料を透過または反射する光の周波数が順次変化し、それを検出していくので、試料の吸収スペクトルまたは反射スペクトルが測定される。
制御処理装置84は、信号発生器821を制御信号CRLにより制御するとともに、電気信号Srをスペクトラムとして解析し、ディスプレイ86に表示する。
図8の光周波数検出装置7、および図9の光スペクトラムアナライザ8の測定精度(分解能)は数MHzときわめてよい。
しかし、図8の光周波数検出装置7では、基準となるレーザーダイオードと光検出器がそれぞれ2つずつ用いるなど、構成が複雑となる欠点があり、またこのため操作が煩雑となり価格も高くなるという問題があった。一方、図9の光スペクトラムアナライザ8は、測定可能範囲がたかだか10GHz程度と極めて狭いという問題があった。またSSB変調装置を掃引する信号発生器は、GPIBなどで制御されるため、周波数掃引に時間を要し、測定時間が長くなる欠点があった。
また、光スペクトラムアナライザには、光周波数検出機能が備えられているものもあるが、光スペクトラム解析機能と、光周波数検出機能とを兼ね備えた高い測定精度の機器はほとんどないし、仮にあったとしても高価格であり、廉価な光スペクトラムアナライザと光周波数検出装置の兼用機器の開発が望まれていた。
本発明の目的は、高精度かつ広帯域での光周波数検出が可能な光周波数検出装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、高精度かつ広帯域でのスペクトラム解析が可能な光スペクトラムアナライザを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記の光周波数検出機能および光スペクトラム解析機能を兼ね備えた光信号処理装置を安価に提供することにある。
本発明の光周波数検出装置は(1)から(4)を要旨とする。
(1)「波長ロッカーを備え、基準周波数レーザー光を生成するレーザー光源と、
前記基準周波数レーザー光を入射し当該レーザー光から周波数間隔が可変の光周波数コムを発生する光周波数コム発生装置と、
被測定光と前記光周波数コムとを結合する光結合器と、
前記光結合器の出射光を電気信号に変換する光検出器と、
前記電気信号からビート周波数を検出する光周波数検出器と、
前記光周波数コム発生装置が発生する光周波数コムのコム間隔を変更制御する信号を出力するとともに、前記光周波数検出器が検出したビート周波数から前記被測定光の周波数を検出処理する制御処理装置と、
を備えたことを特徴とする光周波数検出装置。」
(2)「前記光周波数コム発生装置と前記光結合器との間に、
前記光周波数コム発生装置からの周波数コムを増幅する光アンプと、
前記光アンプからの増幅光を入射し、前記光周波数コム発生装置が発生する周波数コムの周波数間隔と同じ共振ピーク間周波数差の光を透過するファブリペロー光共振器と、
が備えられていることを特徴とする(1)に記載の光周波数検出装置。」
(3)「前記光周波数コム発生器の後段に、光周波数コムをフラットにする特性(透過率が中心周波数の付近で低く、中心周波数から離れるとともに増大する特性)のフィルタを設けたことを特徴とする(1)または(2)に記載の光周波数検出装置。」
(4)「前記光周波数検出器の前段に、前記光周波数コムのコム間隔の1/2の周波数よりも低い周波数成分または高い周波数成分をカットする低域通過フィルタを備えたことを特徴とする(1)から(3)の何れかに記載の光周波数検出装置。」
本発明の光スペクトラムアナライザは(5)から(7)を要旨とする。
(5)「波長ロッカーを備え、基準周波数レーザー光を生成するレーザー光源と、
前記基準周波数レーザー光を入射し当該レーザー光から光周波数コムを発生する光周波数コム発生装置と、
前記光周波数コムを入射し、当該光周波数コムを構成する成分光のうち1つの成分光を通過させる波長可変フィルタ(光周波数コム発生装置の後段でかつ光検出器の前段であれば配置箇所に限定されない)と、
前記1つの成分光を入射し、当該成分光を周波数掃引して試料に照射する光単側波帯光変調装置と、
前記試料からの応答光を受光する光検出器と、
前記波長可変フィルタの通過特性を変更制御するとともに、前記光単側波帯光変調装置の周波数掃引を制御し、かつ前記光検出器が検出した信号をスペクトラムとして解析する制御処理装置と、
を備えたことを特徴とする光スペクトラムアナライザ。」
(6)「前記光単側波帯光変調装置が光単側波帯光変調器と電圧制御発振器とからなり、前記光単側波帯光変調器の出力が前記電圧制御発振器により周波数掃引されることを特徴とする(5)に記載の光スペクトラムアナライザ。」
(7)「前記光周波数コム発生器の後段に、光周波数コムをフラットにする特性のフィルタを設けたことを特徴とする(5)または(6)に記載の光スペクトラムアナライザ。」
本発明の光信号処理装置は(8)から(12)を要旨とする。
(8)「波長ロッカーを備え、基準周波数レーザー光を生成するレーザー光源と、
前記基準周波数レーザー光を入射し当該レーザー光から周波数間隔が可変の光周波数コムを発生する光周波数コム発生装置と、
前記光周波数コムを第1パスまたは第2パスの何れかに切り換える光路切り換え器と、
を備え、
第1パスは、
被測定光と前記光周波数コムとを結合する光結合器と、
前記光結合器の出射光を電気信号に変換する光検出器と、
前記電気信号からビート周波数を検出する光周波数検出器と、
を含み、
第2パスは、
前記光周波数コムを入射し、当該光周波数コムを構成する成分光のうち1つの成分光を通過させる波長可変フィルタと、
前記1つの成分光を入射し、当該成分光を周波数掃引して試料に照射する光単側波帯光変調装置と、
前記試料からの応答光を受光する光検出器と、
を含み、
さらに、前記光路切り換え器が前記第1パスをアクティブにしているときに、前記光周波数コム発生装置が発生する光周波数コムのコム間隔を変更制御する信号を出力するとともに、前記光周波数検出器が検出したビート周波数から前記被測定光の周波数を検出処理し、
前記光路切り換え器が前記第2パスをアクティブにしているときに、前記波長可変フィルタの通過特性を変更制御するとともに、前記光単側波帯光変調装置による周波数掃引を制御し、かつ前記光検出器が検出した信号をスペクトラムとして解析する制御処理装置を備えたことを特徴とする光信号処理装置。」
(9)「 前記光周波数コム発生装置と前記光路切り換え器との間に前記光周波数コム発生装置からの周波数コムを増幅する光アンプが備えられ、
前記光路切り換え器と前記光結合器との間に、前記光周波数コム発生装置が発生する周波数コムの周波数間隔と同じ共振ピーク間周波数差の光を透過するファブリペロー光共振器が備えられていることを特徴とする(8)に記載の光信号処理装置。」
(10)「前記光単側波帯光変調装置が光単側波帯光変調器と電圧制御発振器とからなり、前記光単側波帯光変調器が前記電圧制御発振器により周波数掃引されることを特徴とする(8)または(9)に記載の光信号処理装置。」
(11)「前記光周波数コム発生器の後段に、光周波数コムをフラットにする特性のフィルタを設けたことを特徴とする(8)から(10)の何れかに記載の光信号処理装置。」
(12)「前記光周波数検出器の前段に、前記光周波数コムのコム間隔の1/2の周波数よりも低い周波数成分または高い周波数成分をカットする低域通過フィルタを備えたことを特徴とする(8)から(11)の何れかに記載の光信号処理装置。」
本発明の光周波数検出装置では、レーザー光源に波長ロッカーが備えられているので周波数の安定化が図られる。また、本発明の光周波数検出装置では、光周波数コム発生器が発生するコム間隔を変化させてビート周波数を検出するようにしたので、レーザー光源を一つにできる等、装置構成が簡単であり、簡便に高精度の周波数測定ができる。
本発明の光スペクトラムアナライザでは、レーザー光源に波長ロッカーが備えられ周波数の安定化が図られる。また、本発明の光スペクトラムアナライザでは、光周波数コム発生器が発生するコムの一つを取り出して単側波帯光変調器に入力し、当該単側波帯光変調器の出力を周波数掃引するようにしたので、幅広い周波数範囲でのスペクトラムの解析ができる。さらに、本発明の光スペクトラムアナライザでは、単側波帯光変調器の周波数掃引に電圧制御発振器を用いているので、高速の周波数掃引が可能であり、計測時間を短縮することができる。
本発明の光信号処理装置は、レーザー光源、光周波数コム発生装置を、光周波数検出装置と光スペクトラムアナライザで共用するようにしたので、低コストで本発明の光周波数検出装置の機能および本発明の光スペクトラムアナライザの機能を兼ね備えた光信号処理装置を製造することができる。
《第1実施形態》
図1は、本発明の光周波数検出装置の一実施形態を示すブロック図である。図1において、光周波数検出装置1は、レーザー光源11と、光周波数コム発生装置12と、光アンプ13と、ファブリペロー光共振器14と、光結合器(カプラ−)15と、光検出器16と、光周波数検出器17と、制御処理装置18と、ディスプレイ19とを備えている。
レーザー光源11は、波長ロッカー111と、レーザーダイオード112とからなり、基準周波数レーザー光L0を生成する。波長ロッカー111としてアセチレンガスの吸収線を基準にした光周波数基準原器を使用することができ、本実施形態では、基準周波数レーザー光L0のゆらぎは1MHz以下としてある。
光周波数コム発生装置12は、VCO(電圧制御発振器)121と、VCO121の出力により変調される光周波数コム発生器122とからなる。光周波数コム発生器122は、図示はしないが、LiNbO3基板に共振器と変調電極とを形成することで構成されている。
光周波数コム発生器122は、単一モード光ファイバーを介して、基準周波数レーザー光L0を入射しこのレーザー光L0から周波数間隔Fが可変の光周波数コムCOMを発生する。
光周波数コム発生器122の出射光は、単一モード光ファイバーを介して光周波数コム発生器122の後段に設けられた光アンプ13に入射され増幅される。本実施形態では、光周波数コム発生装置12のコム間隔は、たとえば25GHz以下とすることができる。
光アンプ13で増幅された光はファブリペロー光共振器14に入射する。本実施形態では、ファブリペロー光共振器14は、光周波数コム発生器122から変調器を除いたものが使用される。ファブリペロー光共振器14は、共振ピーク間周波数差(FSR:Free Spectral Range)が、光周波数コム発生器122で発生するコムの周波数間隔と同じであり、光アンプ13からの増幅光を入射し、光アンプ13で発生したASE(Amplified Spontaneous Emission:自然増幅放出光)雑音を除去して、光周波数コム発生器122が発生する周波数コムを透過する。したがって、光周波数検出器17でのS/N比が向上する。
光周波数コム発生器122からの光周波数コムCOMと、被測定光源60からの被測定光BUMとは、それぞれ単一モード光ファイバーを介して、光結合器15に入射され、光結合器15は、被測定光BUMと光周波数コムCOMとを結合し結合光B1を生成する。
光検出器16は、光結合器15の出射光(結合光B1)を電気信号S1に変換する。
光周波数検出器17は、電気信号S1からビート周波数fBEATを検出する。
制御処理装置18は、光周波数コム発生器122が発生する光周波数コムCOMのコム間隔Fを変更する制御信号CRL1をVCO121に出力するとともに、光周波数検出器17が検出したビート周波数fBEATから被測定光BUMの周波数を検出処理する。
図1では、制御処理装置18は、光周波数検出結果をディスプレイ19に表示する。
以下、図1の光周波数検出装置1の動作を説明する。
まず、制御処理装置18により、コム間隔FをF1に設定する。前述したように、F1は具体的には25GHzである。このとき発生するビート周波数をfBEAT1,fBEAT2とする。図2(A)に示すように、被測定光BUMの周波数をfxとすると、光周波数検出器17は、ビート周波数、
BEAT1=fx−(F0+N×F1)・・・(1)
BEAT2={F0+(N+1)×F1}−fx・・・(2)
を検出する。ここで、F0は光周波数コムの中心周波数であり、基準周波数レーザー光L0の周波数でもある。
Nは中心周波数F0から周波数が高い側に向けて数えたコムの次数である(なお、N<0のときには、−Nは中心周波数から周波数が低い側に向けて数えたコムの次数である)。ここで、式(1)からfxを求めるためには、次数Nを特定する必要がある。
そこで、次に、コム間隔をF1からF1+ΔF(ここでは、ΔF>0とする)に変化させる。具体的には、ΔFはMHzオーダとすることができる。
光周波数検出器17は、ビート周波数、
BEAT1’=fx−(F0+N×(F1+ΔF))・・・(3)
BEAT2’={F0+(N+1)×(F1+ΔF)}−fx・・・(4)
を検出する。
このときのfBEAT1’,fBEAT2’を図2(B)に示す。
(1)式および(3)から、
BEAT1’−fBEAT1=−N×ΔF・・・(5)
BEAT2’−fBEAT2=(N+1)×ΔF・・・(6)
となる。ここで、ΔFをたとえば、1,2,3,4,5MHzと変化させながら、一方のビート周波数の変化、fBEAT1’−fBEAT1((5)式)、またはfBEAT2’−fBEAT2((6)式)を測定する。この測定結果は、図3(A),(B)に示すように、直線上にプロットされる。図3(A),(B)では、fBEAT1’−fBEAT1、fBEAT2’−fBEAT2をΔfBEATで示してある。
たとえば、図3(C)に示すように、光周波数検出器17の前段に(1/2)×F1以下の周波数を通過させ、(1/2)×F1より高い周波数をカットする低域通過フィルタLPFを設けておくことで、ビート信号fBEAT1’およびfBEAT1、ビート信号fBEAT2’およびfBEAT2の何れか一方の組のみを抽出(検出)するようにできる。
図3(A)から求められる直線の傾斜から、次数Nを求めた場合には(1)式からfxを求めることができ、図3(B)から求められる直線の傾斜から、次数Nを求めた場合には(2)式からfxを求めることができる。
図4(A)に示すように、図4(C)のような透過特性を持つ光フィルタFLを光周波数コム発生器122の後段に設けることができる。図4(C)に示すように、光フィルタFLは、透過率が中心周波数F0の付近で低く、中心周波数F0から離れるとともに増大する特性を有している。これにより、図4(B)に示すような光周波数コムを、図4(D)に示すように広帯域化することができる。
《第2実施形態》
図5(A)は本発明の光スペクトラムアナライザ2を示すブロック図である。図5(A)において、光スペクトラムアナライザ2は、レーザー光源21と、光周波数コム発生装置22と、光アンプ23と、波長可変フィルタ24と、SSB変調装置25と、光検出器26と、制御処理装置27と、ディスプレイ28を備えている。
レーザー光源21は、波長ロッカー211とレーザーダイオード212とからなり、基準周波数レーザー光L0を生成する。波長ロッカー211としてアセチレンガスの吸収線を基準にした光周波数基準原器を使用することができ、本実施形態では、基準周波数レーザー光L0のゆらぎは1MHz以下としてある。
光周波数コム発生装置22は、VCO221と、VCO221の出力により変調される光周波数コム発生器222とからなる。光周波数コム発生器222は、単一モード光ファイバーを介して、基準周波数レーザー光L0を入射し、このレーザー光L0から周波数間隔Fが可変の光周波数コムCOMを発生する。光周波数コム発生器222の出射光は、単一モード光ファイバーを介して光アンプ23に入射され増幅される。本実施形態では、光周波数コム発生装置22は、4THzの範囲で、コム間隔が10GHzの光周波数コムを発生している。
波長可変フィルタ24は、光アンプ23から単一モード光ファイバーを介して増幅された光周波数コムCOMを入射し、当該光周波数コムCOMを構成する成分光のうち1つの成分光Bnを通過させる。波長可変フィルタ24は、光アンプ23の後段で光検出器26の前段であれば、どの箇所に配置してもよく、たとえば図5(B)に示すようにSSB変調器252と試料29との間に配置してもよいし、図5(C)に示すように試料29と光検出器26との間に配置してもよい。
SSB光変調装置25は、VCO251と単側波帯光変調器(SSB光変調器)252とからなる。SSB光変調器252は、単一モード光ファイバーを介して波長可変フィルタ24からの成分光Bnを入射する。SSB光変調器252の出力BnはVCO251により周波数掃引され、変調光Bmodとして試料29に照射される。本実施形態では、VCO251による掃引周波数は、1ステップ数kHzから1MHz程度とすることができ、掃引幅は10GHzである。SSB光変調装置25は、連続的に、1ステップ数kHzから1MHz程度の狭間隔での掃引を行うことができる。
光検出器26は、試料29からの応答光Brを単一モード光ファイバーを介して受光する。
制御処理装置27は、波長可変フィルタ24の通過特性を制御信号CRL2により変更制御するとともに、VCO251によるSSB変調器252の周波数掃引を制御信号CRL3により制御し、かつ光検出器26が検出した信号Srをスペクトラムとして解析する。
図5(A)では、制御処理装置27は、光周波数検出結果をディスプレイ28に表示される。
以下、図5(A)の光スペクトラムアナライザ2の動作を説明する。
レーザー光源21では、波長ロッカー211によりゆらぎが軽減されているので、分解能が図9の光スペクトラムアナライザ8に比べて10〜100倍程度に向上している。
図6(A)に示すように、光周波数コム発生装置22は4THzの範囲に設定してある。光周波数コムCOMの基準周波数レーザー光L0の中心周波数はF0であり、コム間隔は概ね10GHzである。
波長可変フィルタ24により、光周波数コムCOMのうちから1つのコム成分(図6(B)ではFn)を抽出する(切出す)。なお、この光周波数コム発生装置22と波長可変フィルタ24とより、実質上、計測範囲はたとえば400倍に拡大する。
また、図6(C)に示すように、SSB変調装置25により、Fn〜Fn+ΔF(ΔFは1kH〜1MHz程度)の範囲で、連続的な掃引(すなわち、1ステップ1kHz程度の狭間隔での周波数シフト)を行うことができ、最終的には100kHz以下の計測精度を実現することができる。
なお、図5(A)には示していないが、図4(A)〜(D)に示したと同様に光周波数コムを広帯域化することができる。
なお、本実施形態では、SSB変調装置25の出力の周波数掃引にVCO251を使用しているので、1ステップあたり10μsecオーダでの高速掃引を行うことができる。
《第3実施形態》
図7は本発明の光信号処理装置3を示すブロック図である。図7において、光信号処理装置3は、レーザー光源31と、光周波数コム発生装置32と、光アンプ33と、光路切り換え器34と、第1パス35と、第2パス36と、制御処理装置37と、ディスプレイ38を備えている。
レーザー光源31は、図1および図5(A)におけると同様に構成され、波長ロッカー311とレーザーダイオード312とからなり、基準周波数レーザー光を生成する。
光周波数コム発生装置32は、図1および図5(A)におけると同様に構成され、VCO321と、VCO321の出力により変調される光周波数コム発生器322とからなる。光周波数コム発生器322は、図示はしないが、LiNbO3基板に共振器と変調電極とを形成することで構成されている。光周波数コム発生装置32は、基準周波数レーザー光L0を入射しこのレーザー光L0から周波数間隔fsが可変の光周波数コムCOMを発生し、この光周波数コムCOMは光アンプ33により増幅される。
光路切り換え器34は、光周波数コムCOMを第1パス35または第2パス36の何れかに切り換える。
第1パス35は、ファブリペロー光共振器351と、光結合器352と、光検出器353と、光周波数検出器354とを含む。
ファブリペロー光共振器351は、光周波数コム発生器322から変調器を除いたものが使用される。ファブリペロー光共振器351は、FSRが、光周波数コム発生器322で発生するコムの周波数間隔と同じであり、光アンプ33からの増幅光を入射し、光アンプ33で発生したASE雑音を除去して、光周波数コム発生器322が発生する周波数コムを透過する。したがって、光周波数検出器354でのS/N比が向上する。
光結合器352は、被測定光源60からの被測定光BUMと光周波数コムCOMとを結合し結合光B1を生成する。
光検出器353は、光結合器15の出射光(結合光B1)を電気信号S1に変換する。なお、本実施形態でも、光周波数検出器354の前段に、図3(C)に示したと同様の低域通過フィルタLPFを設けることができる。
光周波数検出器354は、電気信号S1からビート周波数fBEATを検出する。
第2パス36は、波長可変フィルタ361と、SSB変調装置362と、光検出器363とを含む。波長可変フィルタ361は、図5(A)〜(C)の波長可変フィルタ24と同じであり、SSB光変調装置362は図5(A)の単側波帯光変調装置25と同じであり、光検出器363は図5(A)の光検出器26と同じである。
波長可変フィルタ361は、光周波数コムCOMを入射し、当該光周波数コムを構成する成分光のうち1つの成分光Bnを通過させる。
SSB光変調装置362は、1つの成分光Bnを入射し、この成分光Bnを周波数掃引して試料364に照射する。SSB光変調装置362は、VCO3621とSSB光変調器3622とからなり、SSB光変調器3622の出力BmodがVCO3621により周波数掃引される。SSB光変調器3622は図5(A)のSSB光変調器252と同じであり、VCO3621は図5(A)のVCO251と同じである。
光検出器363は、試料364からの応答光Brを受光する。
制御処理装置37は、光路切り換え器34が第1パス35をアクティブにしているときに、光周波数コム発生装置32が発生する光周波数コムCOMのコム間隔を変更制御する信号を出力するとともに、光周波数検出器354が検出したビート周波数fBEATから被測定光BUMの周波数を検出処理する。
また、制御処理装置37は、光路切り換え器34が第2パス36をアクティブにしているときに、波長可変フィルタ361の通過特性を変更制御するとともに、SSB光変調器3622による周波数掃引を制御し、かつ光検出器363が検出した信号Srをスペクトラムとして解析する。この解析結果はディスプレイ38に表示される。
本実施形態でも、図7には示していないが、図4(A)〜(D)に示したと同様に光周波数コムを広帯域化することができる。
本発明の光周波数検出装置の一実施形態を示すブロック図である。 (A),(B)は図1の光周波数検出装置の動作を示す光周波数コムを示す図である。 (A),(B)は、直線上にプロットされるビート信号の差分を示す説明図、(C)は光周波数検出器の前段に低域通過フィルタが設けられた様子を示す図である。 光周波数コム発生装置の後段に設ける広帯域化のためのフィルタの説明図であり、(A)はフィルタの接続を示す図、(B)は光周波数コム示す図、(C)は広帯域化のためのフィルタの特性を示す図、(D)はフィルタを通過した光周波数コムを示す図である。 (A)は本発明の光スペクトラムアナライザの一実施形態を示すブロック図であり、(B),(C)は広帯域化フィルタの配置を変更した例を示す図である。 図5(A)の光スペクトラムアナライザの動作説明図である。 本発明の光信号処理装置の一実施形態を示すブロック図である。 従来の光周波数検出装置の一例を示すブロック図である。 従来の光スペクトラムアナライザの一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 光周波数検出装置
2 光スペクトラムアナライザ
3 光信号処理装置
11,21,31 レーザー光源
12,22,32 光周波数コム発生装置
14,351 ファブリペロー光共振器
13,23,33 光アンプ
15,352 光結合器
16,26,353,363 光検出器
17,354 光周波数検出器
18,27,37 制御処理装置
19,28,38 ディスプレイ
24,361 波長可変フィルタ
25,362 SSB光変調装置
29,364 試料
34 光路切り換え器
35 第1パス
36 第2パス
60 被測定光源
111,211,311 波長ロッカー
112,212,312 レーザーダイオード
121,221,251,321,3621 VCO
122,222,322 光周波数コム発生器
252,3622 SSB光変調器

Claims (12)

  1. 波長ロッカーを備え、基準周波数レーザー光を生成するレーザー光源と、
    前記基準周波数レーザー光を入射し当該レーザー光から周波数間隔が可変の光周波数コムを発生する光周波数コム発生装置と、
    被測定光と前記光周波数コムとを結合する光結合器と、
    前記光結合器の出射光を電気信号に変換する光検出器と、
    前記電気信号からビート周波数を検出する光周波数検出器と、
    前記光周波数コム発生装置が発生する光周波数コムのコム間隔を変更制御する信号を出力するとともに、前記光周波数検出器が検出したビート周波数から前記被測定光の周波数を検出処理する制御処理装置と、
    を備えたことを特徴とする光周波数検出装置。
  2. 前記光周波数コム発生装置と前記光結合器との間に、
    前記光周波数コム発生装置からの周波数コムを増幅する光アンプと、
    前記光アンプからの増幅光を入射し、前記光周波数コム発生装置が発生する周波数コムの周波数間隔と同じ共振ピーク間周波数差の光を透過するファブリペロー光共振器と、
    が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の光周波数検出装置。
  3. 前記光周波数コム発生器の後段に、光周波数コムをフラットにする特性のフィルタを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の光周波数検出装置。
  4. 前記光周波数検出器の前段に、前記光周波数コムのコム間隔の1/2の周波数よりも低い周波数成分のみを透過する低域通過フィルタを備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の光周波数検出装置。
  5. 波長ロッカーを備え、基準周波数レーザー光を生成するレーザー光源と、
    前記基準周波数レーザー光を入射し当該レーザー光から光周波数コムを発生する光周波数コム発生装置と、
    前記光周波数コムを入射し、当該光周波数コムを構成する成分光のうち1つの成分光を通過させる波長可変フィルタと、
    前記1つの成分光を入射し、当該成分光を周波数掃引して試料に照射する単側波帯光変調装置と、
    前記試料からの応答光を受光する光検出器と、
    前記波長可変フィルタの通過特性を変更制御するとともに、前記単側波帯光変調装置の周波数掃引を制御し、かつ前記光検出器が検出した信号をスペクトラムとして解析する制御処理装置と、
    を備えたことを特徴とする光スペクトラムアナライザ。
  6. 前記単側波帯光変調装置が単側波帯光変調器と電圧制御発振器とからなり、前記単側波帯光変調器の出力が前記電圧制御発振器により周波数掃引されることを特徴とする請求項5に記載の光スペクトラムアナライザ。
  7. 前記光周波数コム発生器の後段に、光周波数コムをフラットにする特性のフィルタを設けたことを特徴とする請求項5または6に記載の光スペクトラムアナライザ。
  8. 波長ロッカーを備え、基準周波数レーザー光を生成するレーザー光源と、
    前記基準周波数レーザー光を入射し当該レーザー光から周波数間隔が可変の光周波数コムを発生する光周波数コム発生装置と、
    前記光周波数コムを第1パスまたは第2パスの何れかに切り換える光路切り換え器と、
    を備え、
    第1パスは、
    被測定光と前記光周波数コムとを結合する光結合器と、
    前記光結合器の出射光を電気信号に変換する光検出器と、
    前記電気信号からビート周波数を検出する光周波数検出器と、
    を含み、
    第2パスは、
    前記光周波数コムを入射し、当該光周波数コムを構成する成分光のうち1つの成分光を通過させる波長可変フィルタと、
    前記1つの成分光を入射し、当該成分光を周波数掃引して試料に照射する単側波帯光変調装置と、
    前記試料からの応答光を受光する光検出器と、
    を含み、
    さらに、前記光路切り換え器が前記第1パスをアクティブにしているときに、前記光周波数コム発生装置が発生する光周波数コムのコム間隔を変更制御する信号を出力するとともに、前記光周波数検出器が検出したビート周波数から前記被測定光の周波数を検出処理し、
    前記光路切り換え器が前記第2パスをアクティブにしているときに、前記波長可変フィルタの通過特性を変更制御するとともに、前記単側波帯光変調装置による周波数掃引を制御し、かつ前記光検出器が検出した信号をスペクトラムとして解析する制御処理装置を備えたことを特徴とする光信号処理装置。
  9. 前記光周波数コム発生装置と前記光路切り換え器との間に前記光周波数コム発生装置からの周波数コムを増幅する光アンプが備えられ、
    前記光路切り換え器と前記光結合器との間に、前記光周波数コム発生装置が発生する周波数コムの周波数間隔と同じ共振ピーク間周波数差の光を透過するファブリペロー光共振器が備えられていることを特徴とする請求項8に記載の光信号処理装置。
  10. 前記単側波帯光変調装置が単側波帯光変調器と電圧制御発振器とからなり、前記単側波帯光変調器が前記電圧制御発振器により周波数掃引されることを特徴とする請求項8または9に記載の光信号処理装置。
  11. 前記光周波数コム発生器の後段に、光周波数コムをフラットにする特性のフィルタを設けたことを特徴とする請求項8から10の何れかに記載の光信号処理装置。
  12. 前記光周波数検出器の前段に、前記光周波数コムのコム間隔の1/2の周波数よりも低い周波数成分のみを透過する低域通過フィルタを備えたことを特徴とする請求項8から11の何れかに記載の光信号処理装置。
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