JP2007124039A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが希望する楽曲の録音を確実に行うことができ、また、録音された楽曲のファイル管理の容易な受信装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る受信装置1は、ユーザの操作により受信中の楽曲の曲名及びアーティスト名を記憶しておき、受信する全番組の管理データに含まれる曲名及びアーティスト名が先に記憶した曲名及びアーティスト名と一致した場合には、自動的に録音を行う。また、管理データ中の楽曲情報に従い、録音する楽曲毎に記録するファイルを変更する。
【選択図】図11

Description

本発明は、デジタル放送を受信する受信装置、特にユーザが気に入った楽曲を自動的に録音することのできる受信装置に関する。
携帯容易なデジタルテレビ/ラジオ受信装置と、このような携帯用受信装置を対象とした放送システムが開発され、専用の番組放送も開始されている。このような受信装置は携帯容易とするため、小型化が図られている。
更に、このような携帯用受信装置では、映像や音楽をデジタルデータで受信するので、これらのデータを記録することで、比較的高画質、高音質なデータを保存することが可能である。
デジタル放送を受信し、放送される楽曲等を録音する場合に、当該楽曲の曲名やアーティスト名を記録する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−59246号公報
しかし、ラジオ放送より楽曲を録音する場合、流れる曲を気に入りそれを録音しようとしても、その時点では既に曲の一部は放送済みであって全曲を録音することはできない。また、事前に番組中に放送される1曲毎に放送予定を熟知し、それに合わせて録音を行うことは難しい。
また、特許文献1の発明においては、音楽録音中にユーザの操作で曲名やアーティスト名を記録するものであり、タイマー録音には対応していない。更に、複数の楽曲を連続して録音する場合には、複数の楽曲で1つのファイルを形成してしまうので、曲名等によるファイル管理は難しい。
従って、本発明の目的は、ユーザが希望する楽曲の録音を確実に行うことができ、また、録音された楽曲のファイル管理の容易な受信装置を提供することにある。
本発明に係る受信装置は、所定のチャンネルの放送を受信しているとき、前記所定のチャンネルを含む複数のチャンネルの番組で放送される楽曲についての楽曲情報を含むデータを受信する受信部と、前記データに含まれる楽曲情報のうちユーザによって選択された楽曲情報を記憶する第1の記憶部と、前記受信部の受信した楽曲情報と前記第1の記憶部に記憶された楽曲情報との照合を行う照合部と、前記照合部において前記受信部の受信した楽曲情報と前記第1の記憶部に記憶された楽曲情報とが同一であると判断された場合に、前記受信部の受信した楽曲情報に係る楽曲データを記憶する第2の記憶部とを備えたことを特徴とする受信装置を提供する。
上記第1の記憶部は、前記楽曲情報のうち少なくとも曲名およびアーティスト名について記憶するものであってもよい。
また、上記第1の記憶部は、前記曲名およびアーティスト名を外部からの指示に基づいて決定するものであってもよい。
上記第2の記憶部は、前記受信部の受信した楽曲データを記憶する際に、前記第1の記憶部に記憶された前記楽曲情報毎に異なるファイルにより記憶するものであってもよい。
また、上記第2の記憶部は、外部からの指示があった際には前記第1の記憶部に記憶された楽曲情報にかかわらず前記受信部の受信した楽曲データを記憶ものであってもよい。
本発明によれば、ユーザが気に入った楽曲を放送時に自動的に録音することができ、また、1楽曲毎に1つのファイルを形成することでファイル管理を容易にすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
(システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る受信システムの概略構成を示す。この受信システムは、地上に設置され、テレビ番組放送やラジオ番組放送などの複数のデジタル放送を送信可能な放送基地局2と、放送基地局2からの放送電波を宇宙空間に位置する放送衛星3を介して受信する受信装置1とから概略構成されている。
なお、図1は衛星放送を受信する場合の例を示したものであるが、本発明に係る受信装置1は、これに限らず、地上波放送を受信するもの、ケーブル等の伝送媒体を介して受信するもの、双方向で受信するものなどであってもよい。
受信装置1は、複数の放送の中から好みの番組を選択し、視聴することができるものであり、アンテナや電子回路等を内蔵した本体部4と、本体部4の上部にヒンジ部1aによって開閉自在に設けられたラップトップ部5とを有する。
本体部4は、上面に各種のスイッチを備えた操作部6が設けられ、前面に、スピーカ7、ヘッドホン端子8、および後述するメモリーカードが挿入されるスロット9が設けられている。なお、スピーカ7およびヘッドホン端子8は、音声出力部を構成する。
ラップトップ部5は、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ等の表示部19を備える。
ユーザがテレビ番組の視聴を望む場合には、表示部19に番組画像が表示され、音声出力部から番組音声が発生する。また、ユーザがラジオ番組の聴取を望む場合には、音声出力部から番組音声が発生すると同時に、表示部19には、放送中の番組や楽曲の内容に関する情報等が表示される。テレビ番組かラジオ番組かの選択は操作部6の操作によって行われる。
(受信装置1の内部構成)
図2は、受信装置1の内部構成を示すブロック図である。受信装置1は、アンテナ11、チューナ12、トランスポートストリーム(TS)データ分離部13、CPU14、メモリーカードコントローラ15、内部記憶部16、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)17、グラフィックコントローラ18、表示部19、D/Aコンバータ20および音声出力部21を備える。
アンテナ11は、放送基地局2より出力され、放送衛星3を介して送信される衛星放送番組に関する放送電波を受信するものであり、受信した放送電波を電気信号に変換してチューナ12に送信する。
チューナ12は、アンテナ11より送信されたデジタル放送信号から必要なデータを選択し、TSデータ分離部13へと送信する。
TSデータ分離部13は、チューナ12より受信したデジタル放送信号について、番組映像や番組音声に関する映像/音楽データと、EPGデータや管理データ等の管理情報データとに分離し、管理情報データをCPU14に、映像/音声データをDSP17に、それぞれ送信する。
CPU14は、受信装置1における各機能の制御を司るものであり、各構成部に対して信号を送信し、各種動作を実行させる。また、受信した管理データの内部記憶部16への格納や読込等におけるデータの移動の制御を行う。
メモリーカードコントローラ15は、外部記憶装置23となるメモリーカード等を制御し、録画/録音した番組データの読み書きを行う。
内部記憶部16は、受信装置1を駆動させるためにCPU14に実行させるプログラムの格納や、当該プログラムに用いられる各種パラメータ、管理情報データ等の一時的な格納、録画/録音した番組データの格納のために用いられるものであり、具体的には、ROM,RAM,HDDなどが該当する。
DSP17は、TSデータ分離部13より受信した映像/音声データの演算処理を行う。そして、映像データをグラフィックコントローラ18に、音声データをD/Aコンバータに、それぞれ送信する。
グラフィックコントローラ18は、DSP17より受信した映像データを、表示部19で表示可能となるように処理をする。そして処理されたデータを表示部19へ送信する。
表示部19は、グラフィックコントローラ18より受信した映像データをモニタ上に表示する。表示される画像は、衛星放送によるテレビ番組の画像や、音声番組に関する文字情報、受信装置1の機器設定に関する情報等である。
D/Aコンバータ20は、DSP17より受信した音声データを、デジタルデータからアナログデータに変換する。変換されたアナログ音声データは、音声出力部21へ送信する。
音声出力部21は、D/Aコンバータ20より受信したアナログ音声データを音声に変換し、出力を行うものであり、アンプ、スピーカ7、ヘッドホン端子8等を備える。
図3は、操作部6の詳細を示す。操作部6は、表面の上下左右に三角マーク61a〜61dを有するドーナツ状のカーソルボタン60と、そのカーソルボタン60の内側に配置された円形の決定ボタン62と、細長形状のバックボタン63、番組リストボタン64、およびその他のボタン65a〜65dとを備える。カーソルボタン60、決定ボタン62、バックボタン63および番組リストボタン64については後述する。65aは、録音データの再生を停止するストップボタン、65bは、データ情報サービスを表示させるボタン、65cは、メモリーカードに記録されているメモのリストを表示させるボタン、65dは、クイックメニューと設定メニューを表示させるクイック/設定ボタンである。
(受信装置の動作)
次に、受信装置1の動作について図を参照して説明する。
図4は、デジタル放送信号の流れを示す。放送基地局2から送信されたテレビ番組およびラジオ番組の放送電波が放送衛星3を介して受信装置1に到達する。受信装置1は、放送基地局2からの放送電波をアンテナ11で受信する。アンテナ11が受信する放送電波には、EPGデータ、nチャンネルの音声データ(または映像データ)および管理データ等からなるデジタル放送信号が含まれる。なお、同図では、映像データは図示を省略している。
ユーザは、操作部6の番組リストボタン64を押下し、視聴を希望するテレビ番組あるいはラジオ番組を選択する。ここでは、ラジオ番組を選択したとする。
チューナ12は、アンテナ11により受信したデジタル放送信号のうち、EPGデータ、操作部6により選択されたチャンネル(例えば、チャンネル2)の音声データ、nチャンネルの管理データをTSデータ分離部13に出力する。
TSデータ分離部13は、チューナ12からのデジタル放送信号を、音声データとEPGデータおよび管理データ等の管理情報データに分離し、音声データをDSP17に送信し、管理情報データをCPU14に渡す。
CPU14は、管理情報データを内部記憶部16に記憶するとともに、管理情報データに基づいて音声受信画面を作成する。また、CPU14は、内部記憶部16に記憶された管理情報データを一定時間(例えば数秒)毎に更新するようにしている。ある一つのチャンネルを視聴しているときでも、デジタル放送信号は常時受信しているので、視聴しているチャンネル以外のデジタル放送信号もリアルタイムで取得し、更新することができる。
(1)音声受信画像の作成
図5は、音声受信画像の作成を説明するための図である。CPU14が受け取る管理データには、チャンネル名、放送局名、番組名、放送時間、ジャンル等の番組情報と、演奏時間,曲名,アーティスト名等の番組要素とからなる。
図5(a)は、チャンネル毎のチャンネル名、番組名、ジャンル等からなるチャンネル情報201と、演奏時間、曲名、アーティスト名等の楽曲情報202とからなる管理情報データのリストである。放送局2から送信される放送電波には、各チャンネルのチャンネル情報201と、管理情報リストに含まれる楽曲情報202のうち、現在放送中の楽曲に関する放送中楽曲情報203が包含されている。
CPU14は、図5(a)に示すような放送電波に含まれるチャンネル毎のチャンネル情報201及び放送中楽曲情報203を内部記憶部16から読み出し、図5(b)に示すような音声受信画面100を作成し、表示部19に表示する。
図5(b)は、その音声受信画面の一例を示す。この音声受信画面100には、上方から順に、選択項目表示エリア110、受信中表示エリア120、リスト画面130、および操作案内部140が表示される。
選択項目表示エリア110には、受信中の番組名111と、現在時刻112が表示される。
受信中表示エリア120は、受信中のチャンネル情報及び楽曲情報が表示されるエリアである。受信中表示エリア120に表示されるチャンネル情報及び楽曲情報には、チャンネル名、放送局名、曲名、アーティスト名等が含まれる。
リスト画面130には、受信中のチャンネルを含む所定数のチャンネルにおける現在放送中の楽曲情報、画面130の中央に固定して設けられたカーソル131、および受信中であることを示す受信中マーク132が表示されている。同図に示す場合は、チャンネル(002)が選択され、そのチャンネルにおけるチャンネル情報及び放送中楽曲情報が受信中表示エリア120に表示され、4チャンネル(001〜004)の放送中楽曲情報がリスト画面130に表示されている状態を示している。
また、リスト画面130に表示される楽曲情報は、曲名及びアーティスト名である。また、リスト画面130に表示される楽曲情報は、図3のカーソルボタン60の上下の三角マーク61a及び61bの操作によりスクロールさせ、画面130に表示しきれない楽曲情報も表示させて確認することができる。
なお、それぞれのチャンネルにおいて放送中の番組内で楽曲の放送がなされていない場合には、楽曲情報はブランク(空白)となる。図5(b)においては、チャンネル(004)がその例である。
操作案内部140には、受信チャンネルの選択141、表示モードの表示切換142、選択した受信チャンネルの決定143、および前回選択したチャンネルに戻すキャンセル143が表示されている。これらの表示に対応する操作部6のボタンを操作することにより、それぞれの機能が実行される。
(2)選局の変更
図6(a)、(b)は、選局の変更を説明するための図である。操作案内部140の選択141に対応して図3のカーソルボタン60の上下の三角マーク61a及び61bの部分を押下することにより、リスト画面130を上下にスクロールさせ、カーソル131に所望の受信チャンネルを位置させた後、決定143に対応する決定ボタン62を押下することにより、所望の受信チャンネルを選択し、受信することができる。例えば、受信中のチャンネル(002)をチャンネル(003)に切り換える場合、カーソルボタン60を操作して図6(a)に示すようにリスト画面130を上方へスクロールさせてカーソル131の位置にチャンネル(003)の表示を移動させ、決定ボタン62を押下する。すると、図6(b)に示すように、受信中マーク132がチャンネル(003)に移動し、受信中表示エリア120にチャンネル(003)のチャンネル情報及び楽曲情報が表示され、音声出力部21からチャンネル(003)の番組音声が発生する。
(3)楽曲情報の記憶
図7(a)、(b)は、楽曲情報の記憶を説明するための図である。番組聴取中に気に入った音楽が再生されていたとき、その他のボタン65のうちの、楽曲情報の記憶に対応するボタンを押下すると、モニタ上の表示が図7(a)に示すような表示内容となる。
図7(a)は、曲名・アーティスト名記憶画面150の表示例である。モニタ上には、表示されていた音声受信画面100に重なるように、新たな画面である曲名・アーティスト名記憶画面150が表示される。曲名・アーティスト名記憶画面150には、現在放送中の楽曲情報より抽出された曲名表示151及びアーティスト名表示152が表示される。その下には記録選択表示153及びCH(チャンネル)切替選択表示154が表示される。
記録選択表示153及びCH切替選択表示154は、ユーザによっていずれか一方だけが選択可能であり、記録選択表示153が選択された場合には、次回に当該楽曲の楽曲情報を受信した際に、その放送局に受信チャンネルを切替え、且つ当該楽曲の記録を行う。一方、CH切替選択表示154が選択された場合には、次回に当該楽曲の放送を受信した際に、その放送局に受信チャンネルを切替えて音声を発生させるのみで、当該楽曲の記録は行わない。
曲名・アーティスト名記憶画面150の下方部分には、情報記録決定ボタン155と情報記録不決定ボタン156とが表示される。情報記録決定ボタン155と情報記録不決定ボタン156は、ユーザによっていずれか一方だけが選択可能であり、情報記録決定ボタン155が選択された場合には、曲名表示151及びアーティスト名表示152に表示された楽曲情報を記憶する。一方、情報記録不決定ボタン156が選択された場合には、楽曲情報を記憶することなく、曲名・アーティスト名記憶画面150の表示が終了される。
図7(b)は、登録楽曲情報確認画面160の表示例である。登録楽曲情報確認画面160には、記憶された楽曲情報がリストとして表示される。各楽曲情報はアーティスト名毎に区分されて表示される。登録楽曲情報確認画面160には、記憶された楽曲情報に含まれるアーティスト名がアーティスト名表示161として表示される。更に、アーティスト名表示161に従属するように、記憶された楽曲情報に含まれる当該アーティストの曲名が、曲名表示162として表示される。
それぞれの曲名表示162には対応するように記録選択表示163とCH切替選択表示164が表示される。これらの表示は、図7(a)の曲名・アーティスト名記憶画面150における設定に従って表示される。曲名・アーティスト名記憶画面150において記録選択表示153が選択された曲に対しては、記録選択表示163とCH切替選択表示164の双方にチェックがされ、曲名・アーティスト名記憶画面150においてCH切替選択表示154が選択された曲に対しては、CH切替選択表示164のみにチェックがされる。記録選択表示153が選択された曲に対してCH切替選択表示164もチェックがされるのは、当該曲の記録を行うためには必ずchの切替も必要となるからである。
(4)楽曲記録の流れ
図8は、本発明に係る受信装置を用いて予め設定した音楽の録音を行う様子を示す図である。
まず、図8(a)に示すように、ユーザ10が受信装置1よりラジオ番組を聴取しているときに流れてきた曲に興味を持ったとする。その時点では、既に曲の一部は流れてしまった後であるので、その曲の全てを録音することはできない。また、次にその曲が放送されるときに録音しようと思っても、次にいつ放送されるかは判らない。
そこで、図8(b)に示すように、上述した曲名・アーティスト名記憶画面150を用いて、今流れている曲の曲名とアーティスト名を受信装置1に記憶させる。
そして、図8(c)に示すように、受信した全放送の管理データ中に記憶した曲名とアーティスト名と一致する曲が含まれていた場合には、受信するチャンネルをその曲を放送するチャンネルへと切替え、その曲の記録を開始する。
このような動作により、ユーザ10の気に入った曲を自動的に録音することが可能となる。
(5)ファイルの作成方法
図9は、本発明に係る受信装置において受信した音楽を記録する際のファイル作成の方法を示す図である。
図9(a)に示すように、音楽番組170において、楽曲1(171)、楽曲2(172)、楽曲3(173)、楽曲4(174)、楽曲5(175)の順で放送がされている。このとき、ユーザ10が楽曲2(172)から楽曲4(174)までを録音したとする。
このような場合、従来の記録方法によれば、得られた録音データ181は、図9(b)に示すような、録音開始から終了までで1つのデータとして記録される。そのため、録音日時等のデータは情報として記録されるが、そのデータに含まれる楽曲に関するデータは記録されなかった。
一方、本発明に係る受信装置1において録音を行った場合には、管理データに基づいて録音開始や終了の制御を行うので、楽曲毎に分離されたデータの記録が可能となる。その結果、図9(c)に示すような、楽曲2データ182、楽曲3データ183、楽曲4データ184の3つのデータが記録される。そして、それぞれのデータには、管理情報に含まれていた曲名やアーティスト名の情報も併せて記録されるので、ユーザ10は、それぞれのファイルがどの楽曲のものであるかを、容易に把握することが可能となる。
(6)動作フローチャート
以下、本発明に係る受信装置1における音声データの録音動作について、フローチャートを用いて説明する。尚、以下の説明において特に記載のない限り、その動作はCPU14が行うものとする。
図10は、放送受信中にユーザ10の操作により記録が開始される場合の動作フローチャートである。
最初に、ラジオ番組を受信中にユーザ10により録音開始ボタンが押下されることにより、本プログラムが実行される。そして、内部記憶部16又は外部記憶装置22のいずれかに音楽データを記録するための記録ファイルを作成させる(ステップS101)。内部記憶部16と外部記憶装置22のいずれに記録ファイルを作成するかは、予め設定しておくことも可能であり、録音開始ボタンが押下時にユーザ10に選択させることも可能である。記録ファイルが作成された後、音楽データの記録を開始する(ステップS102)。
次に、ユーザによる記録停止要求があったか否かの判断がなされる(ステップS103)。ユーザ10が録音停止ボタンを押下した旨の信号を操作部6より受信していないと判別した場合には(S103:No)、続いて曲情報に変化があったか否かの判断がなされる(ステップS104)。
受信する管理データの解析により、受信中番組の楽曲情報が更新されていないと判別した場合には(S104:No)、引き続きその楽曲データの記録を継続し、ステップS103へ処理を戻す。一方、受信中番組の楽曲情報が更新されたと判別した場合には(S104:Yes)、現在記録されていた楽曲データのファイルを閉鎖させ(ステップS105)、ステップS101へ処理を戻して新たな記録ファイルを作成させてそのファイルに次の楽曲の記録を開始させる。
上述のステップS103において、ユーザ10が録音停止ボタンを押下した旨の信号を操作部6より受信したと判別した場合には(S103:Yes)、直ちに現在記録中のファイルを閉鎖させ(ステップS106)、本プログラムを終了する。
このような動作により、ラジオ放送受信中にユーザの操作により録音が開始された場合において、自動的に楽曲毎に異なるファイルに記録することができるので、その後のファイル管理が容易となる。
図11は、データベースに登録された楽曲が放送された際に自動的に記録が開始される場合の動作フローチャートである。
最初に、受信中の各番組の管理データにおいて曲情報に変化があったか否かの判断がなされる(ステップS111)。曲情報に変化がなかったと判別した場合には(S111:No)、後述するステップS119へ処理を移し、曲情報に変化があったと判別した場合には(S111:Yes)、更新された曲情報の曲名及びアーティスト名がデータベース登録されたものであるか否かを判断する(ステップS112)。
更新された曲情報の曲名及びアーティスト名が、データベースに登録されたものでないと判別した場合には(S112:No)、後述するステップS119へ処理を移し、データベースに登録されたものであると判別した場合には(S112:Yes)、続いて当該楽曲を放送するチャンネルが現在受信中のチャンネルであるか否かを判別する(ステップS113)。
当該楽曲を放送するチャンネルが現在受信中のチャンネルであると判別した場合には(S113:Yes)そのまま、現在受信中のチャンネルでないと判別した場合には(S113:No)当該楽曲を放送するチャンネルへと選局を切替えた後(ステップS114)、当該楽曲を記録するか否かの判断を行う(ステップS115)。
データベースの記録より、チャンネルを切替えるのみで当該楽曲を記録しないと識別した場合には(S115:No)、後述するステップS119へ処理を移し、当該楽曲を記録すると識別した場合には(S115:Yes)、当該楽曲の記録を開始する(ステップS116)。
次に、受信中のチャンネルの管理データにおいて曲情報に変化があったか否かの判断がなされる(ステップS117)。受信する管理データの解析により、受信中番組の楽曲情報が更新されていないと判別した場合には(S117:No)、本ステップの処理を繰り返し、受信中番組の楽曲情報が更新されたと判別した場合には(S117:Yes)、現在記録されていた楽曲データのファイルを閉鎖させる(ステップS118)。
次に、受信装置1本体の電源がOFFにされたか否かの判断を行う(ステップS119)。電源がOFFにされていないと判別した場合には(S119:No)、上述のステップS111へ処理を戻し、電源がOFFにされたと判別した場合には(S119:Yes)、このプログラムを終了する。
このような処理を行うことにより、ユーザが気に入った楽曲を記憶しておき、次回ラジオ放送にて流される場合に自動的に録音することができ、楽曲毎にファイルすることができるので、確実に録音したい楽曲を録音し、且つファイル管理を容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係る受信システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る受信装置の内部構成を示すブロック図である。 操作部の詳細を示す平面図である。 デジタル放送信号の流れを示す図である。 音声受信画像の作成を説明するための図である。 (a),(b)は、選曲の変更を説明するための図である。 (a)、(b)は、楽曲情報の記憶を説明するための図である。 本発明に係る受信装置を用いて予め設定した音楽の録音を行う様子を示す図である。 本発明に係る受信装置において受信した音楽を記録する際のファイル作成の方法を示す図である。 放送受信中にユーザ10の操作により記録が開始される場合の動作フローチャートである。 データベースに登録された楽曲が放送された際に自動的に記録が開始される場合の動作フローチャートである。
符号の説明
1、受信装置 1a、ヒンジ部 2、放送基地局 3、放送衛星 4、本体部
5、ラップトップ部 6、操作部 7、スピーカ 8、ヘッドホン端子 9、スロット
10、ユーザ 11、アンテナ 12、チューナ 13、TSデータ分離部
15、メモリーカードコントローラ 16、内部記憶部
18、グラフィックコントローラ 19、表示部 20、コンバータ 21、音声出力部
22、外部記憶装置 60、カーソルボタン 61a〜61d、三角マーク
62、決定ボタン 63、バックボタン 64、番組リストボタン
65a〜65d、その他のボタン 100、音声受信画面 110、選択項目表示エリア
111、項目 112、現在時刻 120、受信中表示エリア 130、リスト画面
131、カーソル 132、受信中マーク 140、操作案内部 141、選択
142、表示切換 143、決定 144、キャンセル
150、曲名・アーティスト名記憶画面 151、曲名表示
152、アーティスト名表示 153、記録選択表示 154、CH切替選択表示
161、アーティスト名表示 162、曲名表示 163、記録選択表示
164、CH切替選択表示 170、音楽番組 171、楽曲1 172、楽曲2
173、楽曲3 174、楽曲4 175、楽曲5 181、録音データ
182、楽曲2データ 183、楽曲3データ 184、楽曲4データ
201、チャンネル情報 202、楽曲情報 203、放送中楽曲情報

Claims (5)

  1. 所定のチャンネルの放送を受信しているとき、前記所定のチャンネルを含む複数のチャンネルの番組で放送される楽曲についての楽曲情報を含むデータを受信する受信部と、
    前記データに含まれる楽曲情報のうちユーザによって選択された楽曲情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記受信部の受信した楽曲情報と前記第1の記憶部に記憶された楽曲情報との照合を行う照合部と、
    前記照合部において前記受信部の受信した楽曲情報と前記第1の記憶部に記憶された楽曲情報とが同一であると判断された場合に、前記受信部の受信した楽曲情報に係る楽曲データを記憶する第2の記憶部とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1の記憶部は、前記楽曲情報のうち少なくとも曲名およびアーティスト名について記憶することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記第1の記憶部は、前記曲名およびアーティスト名を外部からの指示に基づいて決定することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記第2の記憶部は、前記受信部の受信した楽曲データを記憶する際に、前記第1の記憶部に記憶された前記楽曲情報毎に異なるファイルにより記憶することを特徴とする請求項1から3いずれか記載の受信装置。
  5. 前記第2の記憶部は、外部からの指示があった際には前記第1の記憶部に記憶された楽曲情報にかかわらず前記受信部の受信した楽曲データを記憶することを特徴とする請求項1から4いずれか記載の受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014057288A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Mitsubishi Electric Corp 車載端末

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JP2014057288A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Mitsubishi Electric Corp 車載端末

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