JP2007096401A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画面領域や操作性に制限があっても、誰でも簡単に目的の番組を検索することのできる放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送局から放映情報に付加されて送られてくる番組表情報はデータベース部23に保持された後、番組表管理部26によって所定の形式で表示される。ここで、予め検索対象となるジャンルを選択しておくこと、そのジャンルに通知音が設定されて設定情報記憶部29に記憶される。そして、番組検索の操作中において、表示操作部24の画面上に表示された番組表の各番組のジャンルと設定情報記憶部29に記憶されたジャンルとの比較により一致するものが検索されると、そのジャンルに対応した通知音が出力される。これにより、画面領域や操作性に制限があっても目的とする番組を簡単に検索できる。
【選択図】図1
【解決手段】放送局から放映情報に付加されて送られてくる番組表情報はデータベース部23に保持された後、番組表管理部26によって所定の形式で表示される。ここで、予め検索対象となるジャンルを選択しておくこと、そのジャンルに通知音が設定されて設定情報記憶部29に記憶される。そして、番組検索の操作中において、表示操作部24の画面上に表示された番組表の各番組のジャンルと設定情報記憶部29に記憶されたジャンルとの比較により一致するものが検索されると、そのジャンルに対応した通知音が出力される。これにより、画面領域や操作性に制限があっても目的とする番組を簡単に検索できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば携帯電話機や車載用テレビ受信機などに用いられる放送受信装置に関する。
BS(Broadcasting Satellite)や地上波などのデジタル放送のサービスの1つに、EPG(Electronic Program Guide)と呼ばれる電子番組ガイド機能がある。これは、番組のタイトルや開始時刻、終了時刻、番組内容の詳細などの情報を送信するサービスであり、受信側では、PCやテレビ受信機の画面上でこれらの情報を確認でき、また、特定のジャンルのみを画面上に表示して番組検索を行うことができる。
ここで、図10を参照して従来の番組検索方法について説明する。
図10は移動端末用に文字フォントを大きくしたリスト型のEPG画面の一例を示している。このEPG画面は、所定の操作によりジャンル色を選択した後に表示される。図中の11はチャンネル表示欄、12は番組表示欄、13は上下のスクロールキー、14はジャンル選択欄、15はジャンル色表示欄である。また、16aは次画面にスクロールするための次画面スクロールキー、16aは前画面にスクロールするための前画面スクロールキー、17aは左方向の移動を指示するための左カーソルキー、17bは右方向の移動を指示するための右カーソルキーである。
チャンネル表示欄11には、現在選択されているチャンネル名が表示される。番組表示欄12には、番組表が所定件数(ここでは5件)ずつ更新表示される。スクロールキー13は、番組表示欄12上でフォーカスFを行方向にスクロール操作するためのものである。ジャンル選択欄14には、ユーザによって選択されたジャンルが色分け表示される。この例では、「ニュース」,「ドラマ」,「スポーツ」,「その他」の4つのジャンルがそれぞれに個別の色で表示されている。ジャンル色表示欄15は、番組表示欄12に表示された番組表の中に上記ジャンル選択欄14にて選択されたジャンルが存在する場合にそのジャンルの色が表示される。
このような構成のEPG画面において、ユーザ(視聴者)はスクロールキー13の操作などにより、番組表示欄12の中でフォーカスFを移動させながら、目的の番組を選択する。その際、番組表示欄12の端に設けられたジャンル色表示欄15に目的のジャンルの色が表示されているので、その色を目標にして番組検索を行うことができる。
しかしながら、このようなジャンル色による番組検索では、スクロール操作などを繰り返している間に目的の番組を見逃してしまうことが多い。特に、携帯電話機や車載用のテレビ受信機などのように画面サイズの小さい機器にあっては、番組のジャンルが色分け表示されていても非常に見づらいので、そこにフォーカスFを素早く移動させることは難しい。また、このような小型の機器では、表示エリアが限られていることから、ジャンル選択欄14の表示が省略されることもあり、そのような場合には目的のジャンルが何色で表示されるのかさえ分からなくなる。
このように、視覚的な検索方法は、検索操作中に目的の番組を見失うことがあり、特に画面サイズの小さい機器では、画面が見づらいために有効的でないのが現状である。
なお、EPGにおいて、音声情報を利用して番組を選択する技術が知られているが(例えば、特許文献1参照)、これは番組選択のためのガイドを音声情報に変換して出力するものであり、検索操作中に画面と連携させてユーザの意図する箇所で音声出力するものではない。
特開2004−166294号公報
上述したようなジャンル色による検索方法は、常に画面を注視してスクロール操作などを繰り返さなければならないため、非常に面倒であり、特に携帯電話機や車載用のテレビ受信機などのように、画面領域や操作性が制限されている小型の機器では不適切であり、目的の番組を探しづらいなどの問題があった。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、画面領域や操作性に制限があっても、誰でも簡単に目的の番組を検索することのできる放送受信装置を提供することを目的とする。
本発明の放送受信装置は、各番組のジャンルに関する情報を含んだ番組表を受信する受信手段と、この受信手段によって受信された番組表を画面上に表示する表示手段と、検索対象とするジャンルを選択するジャンル選択手段と、所定の操作に伴い、上記表示手段によって画面上に表示された番組表の各番組のジャンルと上記ジャンル選択手段によって選択されたジャンルとを比較して、上記番組表の各番組の中から上記選択ジャンルと一致するものを検索する検索手段と、この検索手段によって該当するジャンルが検索された場合に、そのジャンルに応じた通知音を出力する音声出力手段とを具備したことを特徴とする。
このような構成によれば、番組検索の操作中において、画面上に表示された番組表の各番組の中に予め検索対象として選択されたジャンルと一致するものが存在すれば、その旨が音によって通知されるので、目的の番組を簡単に検索することができる。
本発明によれば、番組検索におけるユーザへの通知方法として画面内容と連携する音を利用したことで、例えば携帯電話機や車載用のテレビ受信機などのように、画面領域や操作性が制限されている小型の機器であっても、簡単に目的の番組を検索することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る放送受信装置の構成を示すブロック図である。なお、この放送受信装置は、例えは携帯電話機や車載用のテレビ受信機などの小型の機器に適用される。
図1に示すように、この放送受信装置は、アンテナ21、チューナ部22、データベース部23を備える。待機中あるいは受信放送画面の表示中において、アンテナ21にて受信された放送電波は、チューナ部22を通して復調され、音声・映像・データの放映情報と、その放映情報に付加された未来の番組表情報に変換分離される。この番組表情報は、各番組のタイトルや時間などを示す番組情報と、その番組内容のジャンルを示すジャンル情報とからなり、これらの情報がデータベース部23に随時保持される。
なお、上記番組表情報は、放送局から定期的(例えば一週間毎など)に送られてくる。この場合、ある特定の局がすべての局の番組表情報を送る方法と、各局が個別に自分の番組表情報だけを送る方法がある。このような方法によって送られてくる各局の番組表情報は、データベース部23内に所定の形式で記憶保持され、その都度、定期的に更新される。
また、この放送受信装置は、表示操作部24、制御部25、番組表管理部26、ジャンル音機能部27、音声出力部28、設定情報記憶部29を備える。
表示操作部24は、例えば液晶表示装置とタッチパネルとが一体化された入力兼用の表示機器からなり、チューナ部22を通じて復調された放映情報に含まれる映像・データなどを表示すると共に、各種設定画面などの他に、ここではEPG画面の表示を行う。音声出力部28は、例えばスピーカからなり、チューナ部22を通じて復調された放映情報に含まれる音声情報などを出力する他に、ここでは各ジャンル毎に設定された通知音を出力する。
制御部25は、本装置全体の制御を行う部分であり、例えばマイクロプロセッサからなり、ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込むことにより各種処理を実行する。
番組表管理部26は、EPG画面上に表示される番組表を管理しており、視聴履歴テーブル26aを有する。この視聴履歴テーブル26aには、ユーザが過去に視聴した番組の情報が視聴履歴情報として記憶される。なお、履歴の期間としては、例えば1ヶ月間あるいは1年間など予め固定的に決められていても良いし、ユーザが任意に設定できるようにしても良い。
ジャンル音機能部27は、番組検索時に設定情報記憶部29に記憶された設定情報に基づいて、検索対象ジャンルに対応した通知音を出力する機能を備える。設定情報記憶部29には、予め検索対象として選択されたジャンルとそのジャンルに対応した通知音の種類が設定情報として記憶されている。実際の音情報はデータベース部23に登録されており、ジャンル音機能部27はこの設定情報記憶部29を参照してデータベース部23から該当する音情報を読み出し、これを通知音(ジャンル音)として制御部25を介して音声出力部28から出力する。
図2に設定情報記憶部29の一例を示す。
この例では、ジャンルの「ニュース」に対し「ピンポーン」といった通知音が設定されている。また、ジャンルの「スポーツ」に対し「カキーン」といった通知音が設定されている。
この例では、ジャンルの「ニュース」に対し「ピンポーン」といった通知音が設定されている。また、ジャンルの「スポーツ」に対し「カキーン」といった通知音が設定されている。
次に、上記のように構成される放送受信装置の動作について説明する。
なお、以下の各フローチャートで示される処理は、マイクロコンピュータである制御部25が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
なお、以下の各フローチャートで示される処理は、マイクロコンピュータである制御部25が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
(a)ジャンルと通知音の設定処理
まず、ジャンルと通知音の設定処理について説明する。
まず、ジャンルと通知音の設定処理について説明する。
図3はジャンルと通知音の設定処理を示すフローチャートである。番組検索に際し、予め目的の番組のジャンルを選択しておく(ステップA11)。具体的には、例えば所定の操作により図示せぬジャンル一覧画面を表示し、そのジャンル一覧画面の中からユーザが検索対象とするジャンルを選択する。
ジャンルが選択されると、ジャンル音機能部27は、そのジャンルに対応した通知音を設定し、その設定内容を示す情報を設定情報記憶部29に記憶する(ステップA13)。上記通知音は、ユーザが図示せぬ通知音選択画面を通じて任意に選択することができる。この通知音選択画面には、例えば「ピンポーン」,「カキーン」…など、データベース部23に予め登録されている音情報の一覧が表示され、その中から好みの音情報を通知音して選択できる。
なお、ジャンルの選択は1つでも良いし、複数選択することでも良い。複数のジャンルを選択した場合には、それぞれに通知音が設定されることになる。図2の例では、2つのジャンルを選択した場合の設定例が示されている。
また、このようなユーザ操作によるジャンル選択の他に、例えば前回の視聴番組のジャンルを自動選択する方法、また、最も視聴頻度の高いジャンルを自動選択する方法などがある。
図4は前回の視聴番組のジャンルを自動選択する場合の処理を示すフローチャートである。
制御部25は、番組表管理部26に設けられた視聴履歴テーブル26aから過去の視聴履歴を示した情報を読み出し(ステップB11)、その視聴履歴情報に基づいて前回の放送受信時にユーザが最後に視聴した番組のジャンルを特定する(ステップB12)。そして、制御部25は、上記特定したジャンルを今回の検索対象ジャンルとしてジャンル音機能部27に与える(ステップB13)。これにより、例えば前回の放送受信時にユーザがスポーツ関係の番組を最後に視聴した場合には、今回の検索対象ジャンルとして「ニュース」が自動選択されることになる。
図5は最も視聴頻度の高いジャンルを自動選択する場合の処理を示すフローチャートである。
制御部25は、番組表管理部26に設けられた視聴履歴テーブル26aから過去の視聴履歴を示した情報を読み出し(ステップC11)、その視聴履歴情報に基づいてユーザが最も視聴した回数の多い番組のジャンルを特定する(ステップC12)。そして、制御部25は、上記特定されたジャンルを今回の検索対象ジャンルとしてジャンル音機能部27に与える(ステップC13)。これにより、例えばジャンル別の頻度回数で「ニュース」が最も高かった場合には、今回の検索対象ジャンルとして「ニュース」が自動選択されることになる。
(b)EPG画面の番組検索処理
次に、EPG画面の番組検索処理について説明する。なお、画面構成ついては、図10と基本的には同じであり、同一符号を付してその説明は省略するものとする。
次に、EPG画面の番組検索処理について説明する。なお、画面構成ついては、図10と基本的には同じであり、同一符号を付してその説明は省略するものとする。
図6は同一チャンネル内のEPG表示スクロールを示す図である。今、検索対象ジャンルとして「ニュース」、それに対応する通知音として「ピンポーン」といった音情報が設定されているものとする。
まず、図6(a)に示すように、EPG画面に設けられた番組表示欄12に、現在選択されているチャンネル(この例では「021」チャンネル)の番組表が所定件数分表示されると共に、その中でニュース関係の番組が存在すれば、その番組に対応したジャンル色表示欄15に「ニュース」のジャンル色が表示される。なお、一画面に表示可能な件数は画面サイズによって決められており、ここでは5件とする。
ここで、画面上に次画面スクロールキー16aを操作すると、図6(b)に示すような次画面に切り替わり、番組表示欄12に新たな5件分の番組表が表示される。その際、この新たな5件分の番組表の中にニュース関係の番組が含まれていると、ジャンル色の表示と共に「ピンポーン」といった通知音が出力される。なお、図中の太線で囲った部分がニュース関係の番組であるが、実際にはこの太線は表示されない。
また、フォーカスFは画面スクロール前と同じ位置にある。図6(b)の例では1行目にフォーカスFが設定されている。ここで、ユーザが上下のスクロールキー13を操作して、フォーカスFを2行目に移動させると図6(c)の状態になり、さらに、3行目に移動させると図6(d)の状態になる。フォーカスFを3行目に移動させると、そこにニュース関係の番組があるので、再び「ピンポーン」といった通知音が出力されることになる。
このように、画面切替えによって新規に表示された5件分の番組表の中に指定ジャンルである「ニュース」の番組が含まれている場合に「ニュース」の通知音である「ピンポーン」が出力され、さらに、同画面内でスクロール操作を行ってフォーカスFが該当番組に設定されたときに再度同じ通知音が出力されることになる。これにより、ユーザは特に画面を注視していなくとも、検索操作中に発生する音を手かがりにして目的の番組を簡単に見つけ出すことができる。
以下に、このような番組検索を実現するための具体的な処理について説明する。
図7は同一チャンネルの番組表内で番組検索を行う場合の処理を示すフローチャートである。
まず、番組表管理部26は、データベース部23に記憶された番組表情報に基づいて先頭番組の開始時刻を取得すると共に(ステップD11)、その開始時刻から所定件数分(例えば5件)の各番組の情報を取得して(ステップD12)、EPG画面の番組表示欄12に表示する(ステップD13)。このとき、番組表示欄12の1行目にフォーカスFがデフォルト表示される。
ここで、下方向のスクロール操作があると(ステップD14のYes)、その操作信号を制御部25を介して番組表管理部26が受けることにより、フォーカスFを下方向に移動させる(ステップD17)。その際、フォーカスFが最下行にあれば(ステップD15のYes)、フォーカス位置はそのままの状態で、スクロール操作に従って番組表示欄12の表示内容が更新される(ステップD16)。
具体的に説明すると、今、番組表の中の「番組1」,「番組2」,「番組3」,「番組4」,「番組5」の5件が上から順に表示されており、フォーカスFが最下行の「番組5」に設定されているものとする。ここで、下方向のスクロール操作が行われると、表示内容が1つ繰り上げられて、「番組2」,「番組3」,「番組4」,「番組5」,「番組6」といったように表示される。スクロール後のフォーカスFは、最下行の「番組6」に設定される。
なお、ここでは、下方向のスクロール操作を想定したが、上方向のスクロール操作でも同様である。この場合、最上行つまり1行目にフォーカスFがある状態で上方向のスクロール操作を続ければ、番組表の最後の番組から降順に表示されることになる。
このようなスクロール操作に伴い、番組表管理部26では、データベース部23に番組情報と共に記憶されたジャンル情報に基づいて、フォーカスFが設定されている番組のジャンルを識別し、その結果をジャンル音機能部27に与える(ステップD18)。
ジャンル音機能部27では、番組表管理部26から与えられたジャンルが設定情報記憶部29に記憶された検索対象ジャンルと一致するか否かを判断する(ステップD19)。検索対象ジャンルと一致した場合には(ステップD19のYes)、ジャンル音機能部27はそのジャンルに設定された通知音を設定情報記憶部29から検索する(ステップD20)。そして、その通知音の音情報をデータベース部23から読み出し、これを制御部25を介して音声出力部28に出力する(ステップD21)。
具体的に説明すると、図2に示すように、例えば「ニュース」に対して「ピンポーン」といった通知音が設定されているものとする。行方向のスクロール操作によってフォーカスFを移動させた際に、そのフォーカスFが「ニュース」の番組にきたときに、「ピンポーン」といった通知音に対応した実際の音情報がデータベース部23から読み出されて、音声出力部28を通じて再生出力されることになる。
このように、同一チャンネル内の番組表のスクロール操作中に検索対象ジャンルがヒットすれば、その旨が音によって通知される。したがって、ユーザは特に画面を注視していなくとも、目的とする番組の存在を知ることができる。これにより、例えば画面を注視せずに、先頭番組からスクロール操作を続けていき、音がしたときに操作を止めて、その時点で画面上に表示されている番組表を確認するといったような使い方もできる。
なお、上記ステップD14において、下方向のスクロール操作ではなく、画面スクロール操作が行われた場合には、図6(a),(b)で説明したように、新たに表示される所定件数分の番組表に検索対象ジャンルが含まれているか否かが検索され、検索対象ジャンルが含まれていれば通知音が出力される。このような画面スクロール操作による番組検索処理については、後に図9を参照して詳しく説明する。
次に、他チャンネルの番組表を含めて番組検索を行う場合を想定して説明する。
図8は他チャンネル移行時のEPG表示スクロールを示す図である。今、検索対象ジャンルとして「ニュース」、それに対応する通知音として「ピンポーン」といった音情報が設定されているものとする。
図8(a)に示すように、EPG画面において、「021」チャンネルの番組表が表示されている状態で、例えば右カーソルキー17bを操作すると、図8(b)に示すように、「022」チャンネルの番組表が表示される。このとき、フォーカスFは前画面と同じ位置に表示される。
また、図8(b)の状態で、さらに右カーソルキー17bを操作すると、図8(c),(d)のように、「023」チャンネル→「0041」チャンネル…といったように、予め決められた順番で各チャンネルの番組表が順次表示される。なお、左カーソルキー17aを操作すれば、逆の順番で各チャンネルの番組表が順次表示されることになる。
この場合、EPG画面に設けられた番組表示欄12には、各チャンネル毎に同じような時間帯内の番組表が所定件数分(ここでは5件とする)表示されることになる。すなわち、例えば「021」チャンネルにおいて、「AM11:00」〜「PM2:00」の時間帯で5件分の番組表が表示されていれば、画面スクロールによって「022」チャンネルや「023」チャンネル、「041」チャンネル…に切り替えた場合に、同じような時間帯に属する5件分の番組表が表示される。
なお、デジタル放送では、1つの放送局が同時に多数のチャンネルを持つことが可能である。図8の例では、3ケタ番号の「021」〜「023」が同じ放送局であることを表している。
このような画面スクロール操作により各チャンネルの番組表を切り替え表示した場合でも、上述した同一チャンネル内の画面切り替え時と同様に(図6(a),(b)参照)、予め検索対象として選択されたジャンルが含まれていれば、それに対応した通知音が出力される。図8の例では、「021」チャンネルの番組表と「041」チャンネルの番組表の中に「ニュース」の番組が含まれているので、これらの番組表が表示されたときに「ピンポーン」といった通知音が出力される。
以下に、このような番組検索を実現するための具体的な処理について説明する。
図9は他チャンネルの番組表を含めて番組検索を行う場合の処理を示すフローチャートである。
今、あるチャンネルの番組表がEPG画面の番組表示欄12に所定件数分(例えば5件)表示された状態で、図8で説明したように、例えば左カーソルキー17aや右カーソルキー17bを用いて、他のチャンネルに移行するための画面スクロール操作を行ったものとする。
画面スクロール操作があると(ステップE11のYes)、番組表管理部26は、データベース部23から他チャンネルの番組表の中で同じような時間帯に属する所定件数分の各番組の情報を取得して(ステップE12)、EPG画面の番組表示欄12に表示する(ステップE13)。このとき、フォーカスFは前画面と同じ位置に表示される。
このようにして、画面スクロールによって他チャンネルの番組表が新規に表示されると、番組表管理部26では、データベース部23に番組情報と共に記憶されたジャンル情報を検索して、現在画面上に表示されている番組表の各番組のジャンルをそれぞれ識別し、その結果をジャンル音機能部27に与える(ステップE14)。
ジャンル音機能部27では、番組表管理部26から与えられたジャンルが設定情報記憶部29に記憶された検索対象ジャンルと一致するか否かを判断する(ステップE15)。検索対象ジャンルと一致した場合には(ステップE15のYes)、ジャンル音機能部27はそのジャンルに設定された通知音を設定情報記憶部29から検索する(ステップE16)。そして、その通知音の音情報をデータベース部23から読み出し、これを制御部25を介して音声出力部28に出力する(ステップE17)。
具体的に説明すると、図2に示すように、例えば「ニュース」に対して「ピンポーン」といった通知音が設定されていれるものとする。画面スクロール操作によって他チャンネルの番組表が新規に表示され、その中に「ニュース」の番組が含まれている場合に、「ピンポーン」といった通知音に対応した実際の音情報がデータベース部23から読み出されて、音声出力部28を通じて再生出力されることになる。
このように、画面スクロール操作によって他チャンネルの番組表に切り替えられたときに、その番組表の中に検索対象ジャンルが含まれていれば、その旨が音によって通知される。したがって、ユーザは特に画面を注視していなくとも、どのチャンネルに自分の視聴したい番組があるのかを音によって知ることができる。
また、チャンネルが特定された後、図6(c),(d)で説明したように、行方向のスクロール操作によってフォーカスFを移動させれば、当該ジャンルの番組位置にフォーカスFがきたときに再び通知音が出力される。よって、このときにも特に画面を注視せずに、音を頼りに目的の番組を素早く見つけ出すことができる。
なお、図9のフローチャートでは、カーソルキー17a,17bの操作により他のチャンネルに移行するための画面スクロールを想定して説明したが、図6(a),(b)で説明したように、同じチャンネル内で画面スクロールキー16a,16bを操作した場合での画面スクロールでも同様であり、新たな表示された番組表の中に検索対象ジャンルが含まれていれば、その旨が音によって通知されることになる。
以上のように本発明によれば、EPG画面で番組検索を行う場合において、ユーザへの通知方法として画面内容と連携する音を利用したことで、例えば携帯電話機や車載用のテレビ受信機などのような画面サイズの小さな機器であっても、その画面領域や操作性にとらわれずに、誰でも簡単に目的とする番組を速やかに検索することができる。
また、ジャンル選択方法として、前回の視聴番組のジャンルを自動選択する方法や最も視聴頻度の高いジャンルを自動選択する方法を用いることで、その都度、ユーザがジャンルを選択するといった面倒な操作を繰り返さなくとも、自分の好みのジャンルを自動選択して番組検索を簡単に行うことができて便利である。
また、各ジャンル毎に固有の通知音を設定しておくことかできるので、その音色を聞いただけで、どのジャンルの番組であるのかを判別することができる。
なお、上記実施形態では、携帯電話機などの移動体に用いられる放送受信装置を例にして説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、通常のテレビ受信機やチューナ機能を備えたPCなど、放送チャンネルの電組表を受信可能な機器であれば、そのすべてに適用可能である。
要するに、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…チャンネル表示欄、12…番組表示欄、13…スクロールキー13、14…ジャンル選択欄、15…ジャンル色表示欄、16a…次画面スクロールキー、16b…前画面スクロールキー、17a…左カーソルキー、17b…右カーソルキー、21…アンテナ、22…チューナ部、23…データベース部、24…表示操作部、25…制御部、26…番組表管理部、26a…視聴履歴テーブル、27…ジャンル音機能部、28…音声出力部、29…設定情報記憶部。
Claims (5)
- 各番組のジャンルに関する情報を含んだ番組表を受信する受信手段と、
この受信手段によって受信された番組表を画面上に表示する表示手段と、
検索対象とするジャンルを選択するジャンル選択手段と、
所定の操作に伴い、上記表示手段によって画面上に表示された番組表の各番組のジャンルと上記ジャンル選択手段によって選択されたジャンルとを比較して、上記番組表の各番組の中から上記選択ジャンルと一致するものを検索する検索手段と、
この検索手段によって該当するジャンルが検索された場合に、そのジャンルに応じた通知音を出力する音声出力手段と
を具備したことを特徴とする放送受信装置。 - 同一チャンネル内の番組表を時間順にスクロール表示するための第1の操作手段を備え、
上記検索手段は、上記第1の操作手段に従って順次表示される番組表の各番組のジャンルが上記ジャンル選択手段によって選択されたジャンルと一致するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 他チャンネルの番組表の切替えを含む画面スクロールを指示するための第2の操作手段を備え、
上記検索手段は、上記第2の操作手段に従って切り替えられた番組表の各番組のジャンルの中に上記選択手段によって選択されたジャンルが含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 視聴履歴情報を管理する管理手段を備え、
上記ジャンル選択手段は、上記管理手段によって管理された視聴履歴情報に基づいて、前回の視聴番組のジャンルを検索対象として選択することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 上記ジャンル選択手段によって選択されたジャンルにそのジャンルに固有の通知音を設定する設定手段を備え、
上記音声出力手段は、上記ジャンル検索手段によって該当するジャンルが検索されたときに、上記設定手段によって設定された通知音を出力することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
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Cited By (2)
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JP2009015598A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Sharp Corp | コンテンツ表示装置、携帯端末、コンテンツ表示装置の制御方法、コンテンツ表示装置の制御プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2009141602A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Sharp Corp | リモコン装置及びシステム |
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