JP2007086872A - 管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各測定機器によって得られた生体データなどのデータを効率的に一元管理することを可能とする管理システムを提供する。
【解決手段】管理システム1に、生体データを取得する1つ又は複数の生体データ測定機器2a,2b,2c…と、生体データ測定機器2a,2b,2c…とネットワークを介して通信自在に接続され、生体データ測定機器2a,2b,2c…から送信された生体データをXMLデータに変換するXML変換部15と、XMLデータを解析して生体の健康状態を判断するデータ解析部16とを備えたデータ管理装置4と、を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、管理システムに関し、特に、生体データなどを管理するデータの管理システムに関する。
従来、人体の生理状態の変化をセンサやCCDカメラなどの撮像装置によって検知したデータや、各測定機器によって得られた生体データをネットワークにより医療機関などの専門機関に送信し、データの解析や一括管理を行う健康管理システムが知られている。
例えば、特許文献1には、被検者の耳介に常時装着可能な血圧計を装着し、任意の時間に自動で血圧を測定して、測定された血圧データを被検者の特定情報と共にネットワークを介して医療機関などの専門機関に送信する健康管理システムが開示されている。
このような健康管理システムによれば、被検者の健康管理を常時行って、その生体データを専門機関に送信することにより、被検者に健康上の異常事態が発生したときに迅速で適切な処置を行うことが可能となる。
また、互いに通信可能なネットワークで接続された各種の生体データ測定機器を用いることにより、各測定機器で測定された生体データを1つの装置で一括管理することが可能となる。
特開2005−211172号公報
しかし、特許文献1には、健康管理システムにおける異種のコンピュータ間で生体データの互換を行うためのデータ形式については記載されていなかった。
このように各種の測定機器から得られた生体データをパーソナルコンピュータなどで一括管理する場合、各社の製品による同様なサービスが乱立すると、ユーザはデータを一元化して管理することが困難になるという問題があった。
一方、生体データは変動が大きいため、生体データの解析を行うのみでは、健康状態などの診断を正確に行うことができない場合があった。
本発明は上述した点に鑑み、各測定機器によって得られた生体データなどのデータを効率的に一元管理することを可能とする管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、管理システムであって、生体データを取得する1つ又は複数の生体データ測定機器と、前記生体データ測定機器とネットワークを介して通信自在に接続され、前記生体データ測定機器から送信された前記生体データをXMLデータに変換するXML変換手段と、前記XMLデータを解析して生体の健康状態を判断するデータ解析手段とを備えたデータ管理装置と、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、生体データをXMLデータに統一することで、様々な生体データ測定機器から取得した生体データをデータ管理装置において一元管理することが可能となる。また、XMLデータとすることにより、必要に応じてXMLデータの一部から所定の生体データを選択的に抽出することなどが容易となる。更に、XMLデータにおいてはタグ名を自由に設定することができるため、将来新しいデータ取得装置が現れた場合にも対応することが可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の管理システムであって、前記生体データ測定機器は取得した生体データをXMLデータに変換するXML変換手段を備え、前記データ管理装置の前記データ解析手段は前記生体データ測定機器から送信された前記XMLデータを解析して生体の健康状態を判断することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、生体データ測定機器で生体データをXMLデータに変換してからデータ管理装置にそのデータを送信することにより、請求項1と同様の作用を得ることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の管理システムであって、前記データ管理装置が備える前記XML変換手段は前記生体データ測定機器から取得した機器データを前記XMLデータに記述することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、異なる生体データ測定機器から同じ種類の生体データを取得する場合でも、どの生体データ測定機器から取得した生体データかを判別することが可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3いずれか一項に記載の管理システムであって、前記データ管理装置は、前記データ解析手段が所定の生体データの解析により生体の健康状態を異常と判断すると、その生体データに関連する生体データを前記XMLデータから抽出する関連データ抽出手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、XMLデータから、画像解析を行った生体データ及びその生体データに関連する生体データのみを抽出することが可能となる。これにより、データ管理装置から別の装置に解析結果を送信する際の転送負荷を軽減することができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の管理システムであって、前記関連データ抽出手段には所定の生体データに関連する生体データが予め設定されており、所定の生体データの解析により生体の健康状態が異常と判断されると、その生体データに関連する生体データが自動的に抽出されることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、主な生体データに関連する生体データは予め関連づけておくことにより、データ処理を効率化することが可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項4又は請求項5記載の管理システムであって、前記データ管理装置には前記関連データ抽出手段の抽出条件に応じて関連データの転送先が予め設定されており、抽出した関連データを前記転送先に転送するデータ転送手段を備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、転送先の検索作業を省略することにより、データ処理を効率化することが可能となる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項6いずれか一項に記載の管理システムであって、生体の画像データを取得する1つ又は複数の撮像装置を備え、前記データ管理装置が備える前記XML変換手段は前記撮像装置から送信された画像データのプロパティを前記XMLデータに記述することを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、データ管理装置において、所定の生体データと関連する画像データを容易に判断することができる。また、画像データの参照により生体の健康状態に関する判断の精度を上げることが可能となる。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の管理システムであって、前記データ管理装置は前記画像データから画像特徴量を抽出して前記XMLデータに記述する画像特徴量抽出手段を備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、画像データをそのまま送信するよりも転送負荷を軽減することができる。また、画像特徴量の参照により生体の健康状態に関する判断の精度を上げることが可能となる。
請求項1記載の発明によれば、生体データをデータ管理装置において一元管理することが可能となる。また、必要に応じて所定の生体データを選択的に抽出することなどが容易となる。更に、XMLデータにより新しいデータ取得装置の出現にも対応することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、どの生体データ測定機器から取得した生体データかを判別することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、データ管理装置から別の装置に解析結果を送信する際の転送負荷を軽減することができる。
請求項5記載の発明によれば、データ処理を効率化することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、データ処理を効率化することが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、生体データ取得時における画像データを容易に得ることが可能となり、画像データの参照により生体の健康状態に関する判断の精度を上げることが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、転送負荷を軽減し、生体の健康状態に関する判断の精度を上げることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の管理システム1には複数の生体データ測定機器2a,2b,2c…が備えられている。この生体データ測定機器2a,2b,2c…とは、例えば、体温計、体重計、体脂肪率計、脈拍計、パルスオキシメータ、末梢血管モニタリング装置、尿糖測定器などである。また、近年、携帯電話機のような携帯端末で生体データを取得する方法も提案されており、このような携帯端末を生体データ測定機器2a,2b,2c…として用いてもよい。
生体データ測定機器2a,2b,2c…は各家庭内に設置され、ユーザの生体データを日常的に測定する。また、生体データ測定機器2a,2b,2c…はスポーツジムなどの各種健康管理施設や運動施設、病院、老人用施設、障害者施設などに設置することも可能である。
また、図1に示すように、本実施形態の管理システム1には撮像装置3が備えられており、生体の各部位の画像データを取得するようになっている。この撮像装置3は、生体データ測定機器2a,2b,2c…と同様に各家庭内などに設置される。また、撮像装置3は、洗面所の鏡の周辺や背後、TVの周辺や背後又は玄関の上がり框など、ユーザが意識せずに画像データを取得することができる場所に設置することが望ましい。
また、図1に示すように、生体データ測定機器2a,2b,2c…のそれぞれ及び撮像装置3には、互いに通信可能なネットワークを介して、生体データなどのデータを管理するデータ管理装置4が接続されている。データ管理装置4は、家庭内や家庭外のいずれか一箇所に設置すればよい。
さらに、データ管理装置4には、互いに通信可能なネットワークを介して1つ以上の外部装置5が接続されている。なお、生体データ測定機器2a,2b,2c…のそれぞれや撮像装置3を外部装置5と通信可能な構成にすることも可能である。
外部装置5とはパソコンなどであり、何らかのコンサルティングや診断が受けられる場所に設置されていることが望ましい。例えば、本実施形態に係る管理システム1で健康に関するデータを得る場合は、病院や健康管理施設などの公共施設に設置しておくことが考えられる。また、美容に関するデータの場合は、コスメティック関係の店や施設・病院などに設置しておくことが考えられる。また、外部装置5をコンサルティング情報が得られるインターネットサイトや、コンサルタントや医師、店員などの携帯端末として構成してもよい。
なお、本実施形態におけるネットワークはデータ通信可能である通信網を意味するものであれば特に限定されず、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、電話回線網、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線網、CATV(Cable Television)回線、光通信回線などを含めることができる。また、有線のみならず無線によって通信可能な構成としてもよい。
次に、各装置の構成について説明する。
生体データ測定機器2a,2b,2c…は、生体データ取得手段としての機能を果たすものであり、図1に示すように、以下に述べる各構成部分が設けられている。なお、生体データ測定機器2a,2b,2c…の構成はいずれも同様であるとして、以下は生体データ測定機器2aの構成について説明する。
測定値表示部6aは、CRT,液晶,有機EL,プラズマ又は投影方式などのディスプレイによって構成され、生体データ測定機器2aにより取得した体温、体重、体脂肪率などの各種生体データの測定値を表示するようになっている。
外部通信部7aは、有線又は無線の通信手段によりデータ管理装置4と接続され、生体データ測定機器2aで取得した生体データをデータ管理装置4に送信するようになっている。なお、XML変換部8aで生体データをXMLデータに変換してからデータ管理装置4に送信してもよい。
また、外部通信部7aは、各生体データ測定機器2a,2b,2c…で測定した生体データを区別するための機器データをデータ管理装置4に送信するようになっている。これは、生体データ測定機器2a,2b,2c…のうち異なる種類の測定機器で同じ生体データを測定する場合を想定して、データ管理装置4においてXMLデータに機器データを記述することを可能とするものである。例えば、一部の血圧計は脈拍も測定できるが、パルスオキシメータでも脈拍を測定することができる。このような場合に、XMLデータに機器データを記述することにより、各機器から取得した生体データを区別することが可能となる。ここで機器データとは、例えば、機器の名称、型番、シリアルナンバー、MACアドレス、URI(Uniform Resource identifier)などである。なお、機器データをXMLデータに記述する際に用いるタグは、生体データ測定機器2a,2b,2c…ごとに予め設定しておく。
XML変換部8aは、XML変換手段としての機能を果たすものであり、生体データ測定機器2aにより取得した生体データをXMLデータに変換するようになっている。
このXML変換部8aが生体データをXMLデータに変換する際に用いるタグは、予め設定しておく。例えば、トップ要素<HealthCheck>、生体データ<Vital>、体温<BT>、最高血圧<MaxBP>、最低血圧<MinBP>、脈拍<Pulse>、酸素飽和度<Sp02>などとすることができる。
なお、XML変換部8aは本発明において必須の構成部分であるが、生体データ測定機器2aにおいては任意の構成部分である。
次に、撮影装置3の構成について説明する。撮影装置3には以下に述べる各構成部分が設けられている。
外部通信部9は、有線又は無線の通信手段によりデータ管理装置4などと情報通信ができるように構成されている。なお、撮影装置3は画像情報を扱うため、できる限り高速伝送できる通信形態であることが望ましい。そして、この外部通信部9を経由して画像データをデータ管理装置4に送信するようになっている。
画像表示部10は、CRT,液晶,有機EL,プラズマ又は投影方式などのディスプレイによって構成され、撮影画像や外部装置5からの情報を表示するようになっている。
生体照明部11は光源を備えており、撮影時に生体に対して照明光を与えるようになっている。生体照明部11が備える光源としては、蛍光ランプ,白熱電球,LED,レーザー,有機ELといった人工光源などを使用することができるが、撮影画像への周辺環境光の影響を抑えるために、強度が強いストロボ、高輝度LEDなどの光源を使うことが望ましい。また、光源は可視光域だけでなく、その周辺(紫外域、近赤外、赤外領域)にも発光特性をもつものが望ましい。また、環境光の影響をできるだけ抑えるにはストロボのような輝度の高い光を照射できる光源であることが望ましいが、生体の動画を撮影する場合は、強度やスペクトルなどの特性が長時間安定した光を照射できる光源であることが望ましい。また、点光源より線・面光源とした方が、ユーザに対して空間的に強度の分布が抑えられた光を得ることができる。すなわち、ユーザへの照明むらが抑えられて望ましい画像を得ることができる。
画像撮影部12は、画像撮影手段としての機能を果たすものであり、CCDやCMOSなどの撮像素子により静止画又は動画を取得する1つ又は複数のカメラによって構成されている。例えば、デジタルカメラ、ビデオカメラ、その他携帯電話などに付属のカメラモジュールなどにより構成してもよい。
この画像撮影部12は、生体表面の反射光を撮像して、RGB画像のR,G,B各信号に対応する各チャンネルの画素値に変換するようになっている。本実施形態の画像撮影部12は3個の画像チャンネルを備えているが、3個以上の画像チャンネルをもつマルチチャンネル(マルチバンド)としてもよい。撮影画像のフォーマットとしては、jpeg,tiffなどの一般的なフォーマット及び生画像に対応するrawファイルを備えている。rawファイルの場合の画像処理(デモザイク処理、ガンマ処理、色変換処理、強調処理など)は、ファイル出力時に行われるようにしてもよいし、行われないようにしてもよい。ただし、画像処理の各パラメータは参照できるようにしておく。
また、画像撮影部12として赤外線カメラを設置し、この赤外線カメラで患部から放出される熱を撮像して体表の温度分布を画像表示部10に映し出すサーモグラフィ装置を構成してもよい。
メモリ部13は、RAM、ROM、DIMMなどから構成され、撮像装置3の各構成部分における処理に必要なデータを一時的に蓄えることによって、撮像装置3を高速かつ安定に動作させるようになっている。
次に、図1に示すように、本実施形態の管理システム1が備えるデータ管理装置4には以下の各構成部分が設けられている。
外部通信部14は、有線又は無線の通信手段により、生体データ測定機器2a,2b,2c…、撮像装置3及び外部装置5と情報通信ができるように構成されている。そして、この外部通信部14を経由して生体データ測定機器2a,2b,2c…から生体データ又はXMLデータを受信すると共に撮像装置3から画像データを受信し、また、外部装置5にXMLデータ又は画像データなどを送信するようになっている。
XML変換部15は、生体データ測定機器2a,2b,2c…から送信された生体データをXMLデータに変換するようになっている。
また、XML変換部15は、生体データ測定機器2a,2b,2c…から取得した機器データをXMLデータに記述するようになっている。
XMLデータに機器データを記述する場合、機器データは各生体データの属性として付与することが可能である。なお、属性名は予め設定しておく。例えば、図2は、属性の名称をIDとし、脈拍が血圧計及びパルスメータの双方から得られた場合のXMLデータの例である。図2では、機器データとして、血圧計から型名「BP-1000」、パルスオキシメータから型名「POM-285」を取得したものとしている。
また、機器データとしてURIを取得した場合は、それを名前空間としてXMLデータに機器データを付与することができる。これにより、各機器で取得したXMLデータをウェブ上で共有・交換する際に、各XMLデータを一意に示すことが可能となり、XMLデータの相互運用性を高めることができる。この場合、生体データ測定機器2a,2b,2c…の種類に対応した接頭辞を設定しておき、接頭辞とURIとを用いて名前空間を規定する。この際、同種類の生体データ測定機器2a,2b,2c…が複数存在する場合は、接頭辞の末尾に連番を付けるなどして区別する。
例えば、図3は名前空間を規定した場合の例である。ここで、血圧計の接頭辞を<BP>、パルスオキシメータの接頭辞を<POM>とし、機器データとして、血圧計からURI「http://www.makerA.co.jp/BP/」を取得し、パルスオキシメータからURI「http://www.makerB.co.jp/PulseOxyMater/」を取得したものとしている。
また、生体データ測定機器2aのユーザが複数いる場合は、フォルダを分けて各ユーザの生体データを記憶するか、ユーザ情報をXMLデータ中に属性として記述してもよい。例えば、山田氏の生体データであれば、<Vital user=”Yamada”>のように氏名を記述することができる。
また、XML変換部15は、生体データ測定機器2a,2b,2c…から生体データを受信した時間を測定時間としてXMLデータに記述するようになっている。この測定時間をXMLデータに記述することにより、ユーザを判別することなどが可能となる。なお、この測定時間はデータ管理装置4が備える図示しない計時部から取得することができる。
XMLデータ中の測定時間の記憶パターンとしては、図4(a)のように日時ごとにファイルを分けて記憶するパターンや、図4(b)のようにディレクトリを分けて記憶するパターンがあるが、好ましくは、図4(c)のようにXMLデータ中に属性として記述する。これは、画像解析の際に各日付のデータを抽出する際のファイルアクセス負担を小さくするためである。
また、ユーザが複数いる場合は、図5(a)のようにユーザごとにファイルを分けて記憶するパターンや、図5(c)のようにXMLデータ中に属性として記述するパターンがあるが、好ましくは図5(b)のようにディレクトリを分けて記憶する。
また、XML変換部15は、生体データ測定機器2a,2b,2c…で取り込むことのできない生体データがあった場合は、図6に示すような表示部21の生体データ入力画面において入力された生体データをXMLデータに変換するようになっている。
更に、XML変換部15は、生体データに基づく健康状態の判断の参考情報として、生活データ又はユーザ固有情報をXMLデータに記述するようになっている。
ここで、生活データとは、例えば生体データの測定日における睡眠時間、作業内容、飲酒の有無又は投薬の有無などである。また、TVやPC、携帯電話機の表示部の背部又はその周辺部に設けた視線検出手段により得られる表示部を見ていた時間や、人検知センサにより得られる風呂若しくはトイレにいた時間、あるいは公知の睡眠管理システムなどから得られる就寝時間、起床時間又は睡眠状態、GPSにより得られる屋外にいた時間又は万歩計(登録商標)から得られる歩数などの情報を含めることもできる。
また、ユーザ固有情報とは、喫煙歴、飲酒歴又は病歴など、ユーザの生活習慣に関する情報である。
この生活データ及びユーザ個人情報は、図7に示すような表示部21の生活データ入力画面において、ユーザインターフェイス部20の操作により手入力することが可能となっている。
このようにして取得した生活データ又はユーザ個人情報データは、生体データと同じファイルに記述することが好ましい。例えば、タグ名を<LifeInfo>として、それ以下に記述することが可能である。
図8は、XMLデータに生活データを記述した例である。図8では、タグ名を<LifeInfo>、就寝時間タグを<BedTime>、起床時間タグを<WakeUpTime>、屋外にいた時間を<Outdoor>として規定している。
また、XML変換部15は、生体データから変換されたXMLデータに、撮像装置3から送信された画像データのプロパティを記述することにより、生体データと画像情報とを関連づけるようになっている。ここで画像データのプロパティとは、画像ファイル名、画像撮影日、画像サイズ、色数、解像度又は圧縮方法などをいう。これらは、例えばJPEG画像のExif情報、Tiff画像のタグ情報などから取得することができる。
ここで、この生体データ及び画像情報は、1つ又は複数ずつ関連づけることができる。生体データと画像情報とを関連づけるパターンとしては、以下のパターンがある。なお、以下の複数のパターンを組み合わせることも可能である。
まず、画像データと同じフォルダに生体データをおくパターンがある。
また、画像データと生体データとを対応付けたルックアップテーブルを記憶しておくパターンがある。
また、画像データのメタデータ記述領域に生体データのファイル名を記述するパターンがある。例えば、図9に示すように、DIG35のCONTENT_DESCRIPTIONのCOMMENTに、対応する生体データのファイル名を記述する。なお、DIG35とはデジタル画像へのメタデータ付与の規格の1つである。
また、生体データファイルに関連する画像データのファイル名を記述するパターンがある。例えば、生体データのトップ要素の属性に対応する画像データについて、<Vital reflmg=”xxxxxxxx.jpg”>などのようにファイル名を記述する。
また、生体データファイルにIDを付与し、画像データのメタデータ領域にこのIDを記述するパターンがある。例えば、図10に示すように、DIG35のCONTENT_DESCRIPTIONのCOMMENTに、対応する生体データのファイルIDを記述する。
また、画像データファイルにIDを付与し、生体データのメタデータ領域にこのIDを記述するパターンがある。例えば、生体データのトップ要素の属性に、<Vital refID=”IMG0001”>など、画像データファイルのIDを記述する。
なお、JPEG2000のように、XMLを記述する領域が用意されている画像データに関しては、その領域に生体データを記述してもよい。
データ解析部16は、データ解析手段を備え、生体データ測定機器2a,2b,2c…から送信された生体データ又は撮像装置3から送信された画像データのデータ解析を行うようになっている。
すなわち、データ解析部16は、生体データを解析して得られた測定値又は画像データを解析して得られた測定値を所定の基準データの測定値と比較して、その差が所定の閾値以上であった場合は、異常と判断するようになっている。この場合の基準データは、システム情報保持部25が保持しており、例えば、前日に取得したデータ、過去1週間の平均データ又は過去1ヵ月若しくは前年同月度の平均データなどを使用することができる。また、所定の基準データを用いるほかに、予め設定した上限値又は下限値を超えた場合に異常と判断する構成とすることも可能である。
なお、システムの稼動開始直後で、過去のデータが十分に収集されていない場合は、ユーザと同姓で同世代の生体データ又は画像データを予めシステム情報保持部25が保持しておき、それを使用することも可能である。この場合、ユーザの生体データ又は画像データがある程度蓄積された時点で基準データをユーザ自身の生体データ又は画像データと差し替えることも可能である。
画像特徴量抽出部17は、画像特徴量抽出手段としての機能を果たすものであり、データ解析部16における画像データの解析結果に基づき、画像特徴量を抽出するようになっている。これにより、画像データそのものに代わり、転送負荷の小さい画像特徴量を送信することが可能となる。
この画像特徴量としては、体表面温度、肌の色、爪の色、舌の色、白目の色、まばたきの回数、血管幅、顔・手・足の幅(むくみ)などが挙げられる。これらの画像特徴量は、画像データに基づき、公知の技術を用いて抽出することができる。例えば、特開平10−165375号公報には、顔の皮膚色を解析する技術が開示されている。
この画像特徴量は、上記画像データのプロパティと共にXMLデータに記述される。また、画像特徴量及びプロパティは可能な限りDIG35に準拠し、そのタグを用いて表現することが望ましいが、適切なタグが存在しない場合は、新たにタグを設定してもよい。
例えば、図11は、顔の色度(L)とまばたきの回数を画像特徴量とした場合の例である。図11では、DIG35のTHINGタグに顔、目を対応させ、その画像特徴量をPROPERTYタグで記述したものである。
なお、画像特徴量をXMLデータに記述するのは画像特徴量抽出部17による抽出が行われる場合のみであり、画像特徴量を抽出しない場合は、上記の画像データのプロパティを記述しておけばよい。
関連データ抽出部18は、関連データ抽出手段としての機能を果たすものであり、異常と判断された生体データ又は画像データに関連するデータを抽出するようになっている。これにより、外部装置5などにおいて、生体データ又は画像データに基づいてユーザの健康状態を診断する際の参考情報とすることが可能となっている。
本実施形態の関連データ抽出部18においては、所定の生体データ又は画像データと、その生体データ又は画像データに関連するデータとが予め対応付けられている。そして、データ解析部16において、所定の生体データ又は画像データに基づき、健康状態が異常と判断されると、その生体データ又は画像データに関連するデータが自動的に抽出されるようになっている。
例えば、血圧値が異常と判断された場合、血圧異常から考えられる病気に関連したデータとして、生体データ中の脈拍や酸素飽和度のほか、関連する画像データや画像特徴量、ユーザの喫煙歴などを抽出することができる。この関連データとしては、正常時との差を明らかにするため、異常発生前の一定期間の関連データを抽出することが望ましい。この抽出条件は、画像データ、画像特徴量又は生体データごとに、例えば、血圧値、肌の色、顔表面温度などのデータごとにそれぞれ設定するようになっている。
ここで、関連データ抽出部18による関連データの抽出には、XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)を用いることが好ましい。XSLTは、XMLデータを様々な形に加工するための言語であり、XMLデータを別の構造のXMLデータに変換することや、データの一部抜き出し又は並べ替えなどを可能とするものである。これにより、XMLデータをCSVデータに変換してExcel(登録商標)などの表計算ソフトで閲覧することや、HTMLデータに変換してWeb形式で閲覧することも可能となる。
I/O部19は、CFカード、SDカード、USBメモリカードなどの可搬型デバイスを接続できるように構成されている。なお、I/O部19にバイタルセンサーなどの計測装置を接続して使用するようにしてもよい。
ユーザインターフェイス部20は、ユーザの指示入力を可能にすると共に、ユーザに装置の状況や要求を伝達することができるように構成されている。
本実施形態のユーザインターフェイス部20は、図6及び図7に示すような表示部21の生体データ入力画面又は生活データ入力画面に、生体データや生活データなどを手入力することを可能としている。こうして生体データ入力画面又は生活データ入力画面に入力された生体データや生活データは、XML変換部15に送信され、XMLデータに変換又は記述されるようになっている。
表示部21は、液晶などのディスプレイを備え、データ管理装置4の動作状況やユーザインターフェイス部20による指示入力などを表示するようになっている。また、撮影画像から異常データが検出された際の警告を表示するように構成することも可能である。
また、本実施形態の表示部21は、図6及び図7に示すように、表示画面上に生体データ入力画面及び生活データ入力画面を表示するようになっている。このうち生体データ入力画面は、生体データ測定機器2a,2b,2c…で取り込むことのできない生体データの手入力を可能としている。また、生活データ入力画面は、生体データに基づく健康状態の判断の参考情報となる生活データ又はユーザ固有情報の手入力を可能としている。
記憶部22は、バッファなどのメモリを備えており、データ保持部23、作業領域部24及びシステム情報保持部25から構成されている。なお、記憶部22のうちデータ保持部23は、LAN上のサーバや外部サーバとして構成してもよい。
データ保持部23は、生体データ測定機器2aから送信された生体データ、撮像装置3から送信された画像データや、外部装置5から入力されたコンサルティング・診断データなどを保持するようになっている。
作業領域部24は、データ管理装置4におけるデータ処理を高速に行うため、データ処理に使用する各種データを一時的に保持するようになっている。
システム情報保持部25は、生体データ測定機器2a、撮像装置3及びデータ管理装置4のシステム情報を保持するようになっている。
このシステム情報保持部25は、健康と判断された生体データ又は画像データに基づいて、データ解析部16におけるデータ解析の診断基準となる基準データを作成して保持するようになっている。この健康状態データは、データの信頼性を高めるため、一定期間ごとにユーザの健康状態を確認した上で更新する構成とすることもできる。
また、管理システム1の導入時又は新しいユーザを登録して間もない時は、ユーザ個人の肌の色やその他の特徴についての情報が少なく、健常状態又は異常状態のデータを構成することができない。そこで、システム情報保持部25に予め一般人の平均的なデータを登録しておき、初回から所定の期間はその平均データ使用して仮の計測値を得ることができる。また、管理システム1を使用するユーザの平均データを使用して仮の計測値を得ることもできる。また、所定の期間経過後はユーザの実データに切り替え、それまでの画像データに対して計測値を更新することが可能である。なお、「所定の期間」はシステム情報保持部25に予め登録しておく。
データ転送部26は、データ転送手段としての機能を果たすものであり、データ解析部16が生体データ又は画像データを解析した結果、ユーザの健康状態が異常と判断した場合は、その診断に係る画像データ及び生体データを外部装置5に送信するようになっている。その際、画像データに変わり、転送負荷の少ない画像特徴量を送信することも可能である。
また、データ転送部26には、関連データ抽出部18の抽出条件に応じて関連データの転送先が予め設定されており、データ解析部16が所定の生体データの解析により生体の健康状態を異常と判断すると、その生体データに関連する生体データを前記転送先に転送するようになっている。この転送先としては、例えば内科医、皮膚科医、泌尿器科医、美容コンサルタントなどを設定しておくことができる。
次に、上述の管理システム1の作用について、図12のフローチャートを参照して説明する。
生体データ測定機器2a、2b、2c…は、家庭内で生活するユーザの生体データを所定期間ごとに取得する(ステップS1)。続いて、外部通信部7aは、生体データと共に各生体データ測定機器2a,2b,2c…の機器データをデータ管理装置4に送信する。なお、XML変換部8aにおいてXML変換を行う場合は、XMLデータをデータ管理装置4に送信する。
一方、撮像装置3の画像撮影部12は、所定期間ごとに、生体照明部11により生体に照明光を与えて生体の撮影を行う(ステップS1)。こうして取得された撮影画像は、メモリ部13に記憶されると共に、外部通信部9よりデータ管理装置4に送信される。
次に、データ管理装置4が生体データ測定機器2a、2b、2c…から生体データを取得すると、XML変換部8aはこの生体データをXMLデータに変換し、データ保持部23はこのXMLデータを保持する(ステップS2)。また、撮像装置3から画像データを取得すると、データ保持部23はこのデータを保持する。
なお、XML変換部8aがXML変換に用いるタグは、予め設定しておく。例えば、トップ要素<HealthCheck>、生体データ<Vital>、体温<BT>、最高血圧<MaxBP>、最低血圧<MinBP>、脈拍<Pulse>、酸素飽和度<Sp02>などとする。
また、XML変換部15は、生体データ測定機器2a,2b,2c…から取得した機器データをXMLデータに記述する。例えば、図2は、機器データとして、血圧計から型名「BP-1000」、パルスオキシメータから型名「POM-285」を取得した例である。
また、機器データとしてURIを取得した場合は、それを名前空間としてXMLデータに機器データを付与することができる。例えば、図3は、血圧計の接頭辞を<BP>、パルスオキシメータの接頭辞を<POM>とし、機器データとして、血圧計からURI「http://www.makerA.co.jp/BP/」を取得し、パルスオキシメータからURI「http://www.makerB.co.jp/PulseOxyMater/」を取得した例である。
また、生体データ測定機器2aのユーザが複数いる場合は、フォルダを分けて各ユーザの生体データを記憶するか、ユーザ情報をXMLデータ中に属性として記述してもよい。例えば、山田氏の生体データであれば、<Vital user=”Yamada”>のように氏名を記述することができる。
また、測定時間によってユーザを判別する場合は、測定時間を記述することもできる。XMLデータ中の測定時間の記憶方法としては、図4(a)のように日時ごとにファイルを分けて記憶する方法や、図4(b)のようにディレクトリを分けて記憶する方法があるが、好ましくは、図4(c)のようにXMLデータ中に属性として記述する。
また、ユーザが複数いる場合は、図5(a)のようにユーザごとにファイルを分けて記憶する方法や、図5(c)のようにXMLデータ中に属性として記述する方法があるが、好ましくは図5(b)のようにディレクトリを分けて記憶する。
また、XML変換部15は、生体データ測定機器2a,2b,2c…で取り込むことのできない生体データがあった場合は、図6に示すような表示部21の生体データ入力画面において入力された生体データをXMLデータに変換する。
また、本実施形態のXML変換部15は、図7に示すような表示部21の生活データ入力画面において生活データ又はユーザ固有情報が入力されると、これらをXMLデータに記述する。
これらの生活データ又はユーザ個人情報データは、生体データと同じファイルに記述することが好ましい。例えば、タグ名を<LifeInfo>として、それ以下に記述することができる。
例えば、図8は、就寝時間タグを<BedTime>、起床時間タグを<WakeUpTime>、屋外にいた時間を<Outdoor>としてXMLデータに生活データを記述した例である。
更に、XML変換部15は、生体データから変換されたXMLデータに、撮像装置3から送信された画像データのプロパティを記述することにより、生体データと画像情報とを関連づける。
これらの生体データ及び画像情報は、画像データと同じフォルダに生体データをおく方法、画像データと生体データとを対応付けたルックアップテーブルを記憶しておく方法、図9のように画像データのメタデータ記述領域に生体データのファイル名を記述する方法、生体データファイルに関連する画像データのファイル名を記述する方法、図10のように画像データのメタデータ領域に生体データのIDを記述する方法、生体データのメタデータ領域に画像データのIDを記述する方法などにより関連づけることができる。なお、JPEG2000のように、XMLを記述する領域が用意されている画像データに関しては、その領域に生体データを記述してもよい。
次に、データ解析部16は、生体データ又は画像データが取得されると、データ解析手段によりデータ解析を行う(ステップS3)。そして、ユーザの健康状態に異常があるか否かを判断する(ステップS4)。すなわち、生体データ又は画像データのそれぞれを解析して得られた測定値を所定の基準データの測定値と比較し、その差が所定の閾値以下であった場合は健康と判断して、処理を終了する。
一方、生体データ又は画像データの測定値と基準データの測定値との差が所定の閾値以上であった場合は、データ解析部16は、ユーザの健康状態を異常と判断する。この場合は、画像特徴量抽出部17が、データ解析部16における画像データの解析結果に基づいて、体表面温度、肌の色、爪の色などの画像特徴量を抽出する(ステップS5)。そしてこの画像特徴量はXMLデータに記述される。例えば、図11は、DIG35のTHINGタグに顔、目を対応させ、その画像特徴量をPROPERTYタグで記述した例である。
続いて、関連データ抽出部18は、異常と判断された生体データ又は画像データに関連するデータを、所定の抽出条件により、XSLTを用いて抽出する。本実施形態の関連データ抽出部18では、所定の生体データ又は画像データと、その生体データ又は画像データに関連するデータとの対応付けに基づき、関連データが自動的に抽出される。
次に、データ転送部26は、データ解析部16が生体データ又は画像データを解析した結果、ユーザの健康状態を異常と判断した場合は、その診断に係る生体データ又は画像データを外部装置5に送信する(ステップS6)。その際、画像データに変わって、転送負荷の少ない画像特徴量を送信することもできる。また、生体データ又は画像データと共に関連データを送信することもできる。関連データには、抽出条件によって転送先が対応づけられており、データ解析により健康状態が異常と判断されると、その転送先に送信される。
以上より、本実施形態の管理システム1によれば、生体データをXMLデータに統一することによって、様々な生体データ測定機器2a、2b、2c…から取得した生体データをデータ管理装置4において一元管理することが可能となる。また、XMLデータとすることにより、必要に応じてXMLデータの一部から所定の生体データを選択的に抽出することなどが容易となる。更に、XMLデータにおいてはタグ名を自由に設定することができるため、将来新しいデータ取得装置が現れた場合にも対応することが可能となる。
また、異なる生体データ測定機器2a、2b、2c…から同じ種類の生体データを取得する場合でも、どの生体データ測定機器から取得した生体データかを判別することが可能となる。
また、XMLデータから、画像解析を行った生体データ及びその生体データに関連する生体データのみを抽出することが可能となる。これにより、データ管理装置4から外部装置5に解析結果を送信する際の転送負荷を軽減することができる。
また、主な生体データに関連する生体データは予め関連づけておくことにより、データ処理を効率化することが可能となる。
また、転送先の検索作業を省略することにより、データ処理を効率化することが可能となる。
また、データ管理装置において、所定の生体データと関連する画像データを容易に判断することができる。また、画像データの参照により生体の健康状態に関する判断の精度を上げることが可能となる。
また、画像データをそのまま送信するよりも転送負荷を軽減することができる。また、画像特徴量の参照により生体の健康状態に関する判断の精度を上げることが可能となる。
以上詳細に説明したように、本発明の管理システムによれば、生体データをデータ管理装置において一元管理することが可能となる。また、必要に応じて所定の生体データを選択的に抽出することなどが容易となる。更に、XMLデータにより新しいデータ取得装置の出現にも対応することが可能となる。
また、どの生体データ測定機器から取得した生体データかを判別できるようになる。
また、データ管理装置から別の装置に解析結果を送信する際の転送負荷を軽減することができる。
また、データ処理を効率化することが可能となる。
また、生体データ取得時における画像データを容易に得ることが可能となり、画像データの参照により生体の健康状態に関する判断の精度を上げることが可能となる。
また、画像データの転送負荷を軽減し、生体の健康状態に関する判断の精度を上げることができる。
本発明の実施形態に係る管理システムの全体構成を示すブロック図である。 XMLデータに機器データを付与する例を示す図である。 XMLデータにURIを名前空間として機器データを付与する例を示す図である。 XMLデータ中の測定時間の記憶パターン例を示す図である。 XMLデータをユーザごとにファイル分けする例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像表示部の生体データ入力画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像表示部の生活データ入力画面の例を示す図である。 XMLデータに生活データを記述する例を示す図である。 画像データのメタデータ記述領域に生体データのファイル名を記述する例を示す図である。 画像データのメタデータ領域に生体データのIDを記述する例を示す図である。 画像特徴量にタグを設定して記述する例を示す図である。 本発明の実施形態に係る管理システムの作用を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 管理システム
2a,2b,2c 生体データ測定機器
3 撮像装置
4 データ管理装置
5 外部装置
6a,6b,6c 測定値表示部
7a,7b,7c 外部通信部
8a,8b,8c XML変換部
9 外部通信部
10 画像表示部
11 生体照明部
12 画像撮影部
13 メモリ部
14 外部通信部
15 XML変換部
16 データ解析部
17 画像特徴量抽出部
18 関連データ抽出部
19 I/O部
20 ユーザインターフェイス部
21 表示部
22 記憶部
23 データ保持部
24 作業領域部
25 システム情報保持部
26 データ転送部

Claims (8)

  1. 生体データを取得する1つ又は複数の生体データ測定機器と、
    前記生体データ測定機器とネットワークを介して通信自在に接続され、前記生体データ測定機器から送信された前記生体データをXMLデータに変換するXML変換手段と、前記XMLデータを解析して生体の健康状態を判断するデータ解析手段とを備えたデータ管理装置と、
    を備えることを特徴とする管理システム。
  2. 前記生体データ測定機器は取得した生体データをXMLデータに変換するXML変換手段を備え、前記データ管理装置の前記データ解析手段は前記生体データ測定機器から送信された前記XMLデータを解析して生体の健康状態を判断することを特徴とする請求項1記載の管理システム。
  3. 前記データ管理装置が備える前記XML変換手段は前記生体データ測定機器から取得した機器データを前記XMLデータに記述することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の管理システム。
  4. 前記データ管理装置は、前記データ解析手段が所定の生体データの解析により生体の健康状態を異常と判断すると、その生体データに関連する生体データを前記XMLデータから抽出する関連データ抽出手段を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか一項に記載の管理システム。
  5. 前記関連データ抽出手段には所定の生体データに関連する生体データが予め設定されており、所定の生体データの解析により生体の健康状態が異常と判断されると、その生体データに関連する生体データが自動的に抽出されることを特徴とする請求項4記載の管理システム。
  6. 前記データ管理装置には前記関連データ抽出手段の抽出条件に応じて関連データの転送先が予め設定されており、抽出した関連データを前記転送先に転送するデータ転送手段を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の管理システム。
  7. 生体の画像データを取得する1つ又は複数の撮像装置を備え、前記データ管理装置が備える前記XML変換手段は前記撮像装置から送信された画像データのプロパティを前記XMLデータに記述することを特徴とする請求項1〜請求項6いずれか一項に記載の管理システム。
  8. 前記データ管理装置は前記画像データから画像特徴量を抽出して前記XMLデータに記述する画像特徴量抽出手段を備えることを特徴とする請求項7記載の管理システム。
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