JP2007052175A - 画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007052175A
JP2007052175A JP2005236483A JP2005236483A JP2007052175A JP 2007052175 A JP2007052175 A JP 2007052175A JP 2005236483 A JP2005236483 A JP 2005236483A JP 2005236483 A JP2005236483 A JP 2005236483A JP 2007052175 A JP2007052175 A JP 2007052175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
glossiness
data
gloss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005236483A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Kito
英一 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2005236483A priority Critical patent/JP2007052175A/ja
Publication of JP2007052175A publication Critical patent/JP2007052175A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】出力画像について、光沢の高い写真画質(高光沢)から筆記適正の良好な表面性状(光沢なし)までの広い範囲の光沢度を指定することができる画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法を提供する。
【解決手段】入力画像データおよびその画像の光沢度を表す光沢度指定データを入力し、入力画像データに基づいて出力画像データを作成するとともに、光沢度指定データに基づいて画像形成プロセスを選択し、選択した画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータに基づいて画像形成プロセスを実行することにより、光沢度指定データに応じた光沢度を有する出力画像を画像形成媒体に形成する構成を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光沢度の異なる画像を形成する画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法に関する。
画像や文字等の可視像が形成された印刷物(ハードコピー)には、写真プリントや写真印刷物、写真画像と文字像とが形成されたポストカードやパンフレット等の印刷物、図表やイラスト等と文字とからなるもの、文字のみからなるもの、一部に手書き領域が設けられたものなど、様々なものがある。
このような印刷物の光沢度は、再生する画像が写真であるか文字であるかによって好ましい範囲が異なる。すなわち、写真画像は、画質の点から高い光沢度を有することが好ましく、文字は、読み易さの点から光沢度を有さないか光沢度が低いことが好ましく、手書き領域は光沢が無く筆記性に優れていることが好ましい。また、カラーのイラスト等は、写真ほどの光沢度は要らないものの、文字よりは光沢度が高いことが好ましい。
従来、このような各種の印刷物は、再生する画像が写真画像のみや文字のみである場合には、専用の画像形成装置でその画像にとって適切な光沢度となるように作成されている。また、写真と文字が同一の紙面に混在するような場合には、その一方にとって好ましい光沢度として他方については妥協するか、両方にとって好ましい光沢度の中間的な値で作成されている。
これに対し、特許文献1には、任意領域の画像の光沢を変化させることのできるカラー画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、画像情報の中からグラフィックスの領域と文章の領域を判定し、グラフィックスの領域では光沢度を高め、文章の領域では光沢度を低くするので、グラフィックスと文章が同一用紙上で混在する印刷物において、グラフィックスは美しく、文章は読み易く、両領域の画質を両立させることができるとされている。
また、記録面ごとに写真画質または通常画質での記録を行うことのできる装置として、特許文献2には、記録材(画像形成媒体)に画像記録を行う作像モジュールの下流に、一次定着器および二次定着器を順に配設した画像形成装置が開示されている。この画像形成装置によれば、記録後の記録材について、通常画質モード時には一次定着器のみを通過させ、高画質モード時にはフォトペーパー(コート紙)を使用して一次定着器および二次定着器を通過させることで、通常画質の画像と光沢のある高画質の写真画像とを形成することができるとされている。
特開平7−129039号公報 特開2003−5545号公報
特許文献1の画像形成装置は、電子写真方式の画像形成方法を用い、光沢度に対応するトナーを用して、または光沢増加部材なるものを付与して、紙面の光沢度を変化させている。また、光沢度を数段階に変化させる場合には、光沢度に対応するトナーの供給量を変化させるか、光沢増加部材の供給量を変化させることが記載されている。
しかし、光沢記録用トナーまたは光沢増加部材の供給量の変化による光沢度の変化は、それほど広い範囲には及ばず、光沢増加部材を増加させても、写真画質に匹敵する高光沢な画像は形成できない。例えば、光沢増加部材の供給量を多くしすぎると適切な画像定着を行えないという問題や、画像形成層厚さの増加により反射率が低下し、却って光沢度が低下するという問題がある。
そのため、特許文献1の方法によっては、筆記適正の良好な表面性状から光沢の高い写真画質(高光沢)までの広い範囲の光沢度を付与することはできない。
また、特許文献2は、記録材としてフォトペーパーを用い、一次および二次定着処理を施すことによって光沢度の高い写真画像を形成できるが、写真画像と文字像とが1つの紙面に混在するものについて、その両方の領域をそれぞれ適切な光沢度に仕上げることはできない。また、通常画質モードと高画質モードの2つの光沢度レベルしか指定できず、光沢の高い写真画質から筆記適正の良好な表面性状までの広い範囲の光沢度を付与することはできない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、光沢の高い写真画質(高光沢)から筆記適正の良好な表面性状(光沢なし)までの広い範囲の光沢度を指定することができ、1台の画像形成装置でその画像を形成することができる画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、入力画像データおよびその画像が形成される画像形成媒体に付与すべき光沢度を表す光沢度指定データを入力する入力装置と、
前記入力画像データに基づいて出力画像データを作成するとともに、前記光沢度指定データに基づいて2以上の画像形成プロセスのうちの1つを選択し、選択した前記画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータを、前記出力画像データに付帯させて出力する画像処理装置と、
前記光沢度指定パラメータを付帯する前記出力画像データに基づいて前記画像形成プロセスを実行することにより、前記光沢度指定データに応じた光沢度を有する前記出力画像データに応じた画像を画像形成媒体に形成する画像形成装置と、を有する画像形成システムを提供する。
ここで、前記画像形成装置は、画像形成層の構成の異なる2以上の画像形成媒体を供給する供給手段、光沢付与剤を付与する付与手段、および、光沢付与のための定着処理手段を有し、
前記光沢度指定パラメータは、前記画像形成媒体の種類を指定する信号、前記光沢付与剤の付与の有無を指定する信号、前記光沢付与のための定着処理の有無を指定する信号のうちの1以上を含むのが好ましい。
また、前記光沢度指定データが、前記画像形成媒体の画像形成領域ごとに設定されるのが好ましい。
また、前記入力装置は、前記画像形成媒体の前記画像形成領域ごとに光沢度指定データが予め設定されたテンプレートを複数有し、選択された前記テンプレートに応じて前記画像データおよび前記光沢度指定データを入力するのが好ましい。
また、本発明は、画像形成プロセスを選択することにより形成画像に対する光沢度レベルを変更可能な画像形成装置に接続される画像処理装置であって、
光沢度情報として1の前記画像形成プロセスに応じたパラメータを付帯する出力画像データを前記画像形成装置に出力する画像処理装置を提供する。
また、本発明は、光沢度情報として画像形成プロセスに応じたパラメータを付帯する画像処理データを受信し、その光沢度指定パラメータに応じて画像処理プロセスを決定することにより形成画像に対する光沢度レベルを変更する画像形成装置を提供する。
また、本発明は、画像形成プロセスを選択することにより形成画像に対する光沢度レベルを変更可能な画像形成装置に接続される画像形成の注文受付装置であって、
入力画像を用いた出力レイアウト画像、および、前記出力画像について選択可能な光沢度を示す光沢度テーブルを表示する表示手段と、
前記表示手段において、前記出力画像の構成画像における各領域について前記光沢度テーブルのうちの1の光沢度を指示する指示入力手段と、
前記光沢度テーブルの光沢度とその光沢度を実現する画像形成プロセスとの関係を記憶する記憶手段と、
前記入力画像の画像データに基づいて前記出力画像の画像データを作成する画像処理手段とを有し、
前記画像処理手段が、前記指示入力手段によって指示された前記光沢度に基づいて、前記光沢度と画像形成プロセスとの関係を参照して画像形成プロセスを決定し、前記画像形成プロセスに応じたパラメータを前記出力画像の画像データに付帯させて前記画像形成装置に出力する注文受付装置を提供する。
さらに、本発明は、入力画像データおよびその画像が形成される画像形成媒体に付与すべき光沢度を表す光沢度指定データを入力し、
前記入力画像データに基づいて出力画像データを作成するとともに、前記光沢度指定データに基づいて画像形成プロセスを選択し、
選択した前記画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータを、前記出力画像データに付帯させて送信し、
前記光沢度指定パラメータを付帯する前記出力画像データに基づいて前記画像形成プロセスを実行することにより、前記光沢度指定データに応じた光沢度を有する前記出力画像データに応じた画像を画像形成媒体に形成する画像形成方法を提供する。
本発明によれば、光沢の高い写真画質(高光沢)から筆記適正の良好な表面性状(光沢なし)までの広い範囲における複数レベルの光沢度を有する画像を形成するためのプロセスを2以上備え、形成する画像に対して指定された光沢度の情報に基づいて、その光沢度を表現するのに適した画像形成プロセスを選択するので、1つのシステム又は1台の画像形成装置で、広い範囲の光沢度の画像形成物(印刷物)を作成することができる。
また、本発明によれば、1つの画像形成媒体において、画像形成領域ごとに光沢度を指定することができ、広い光沢度範囲に対応した光沢を部分的に付与した画像形成物(部分光沢印刷物)を作成することができる。
本発明に係る画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法を添付の図面に示す好適実施例に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成方法を実施する本発明の画像形成システムの一実施形態の概略構成を示すブロック図である。
図1の画像形成システム10は、入力装置12と、画像処理装置14と、画像形成装置16とを備えている。入力装置12には、表示装置18および指示入力機20が接続されている。
画像処理装置14は、本発明の画像処理装置の一例であり、画像形成装置16は、本発明の画像形成装置の一例である。また、入力装置12、表示装置18、指示入力機20および画像処理装置14によって、本発明の注文受付装置を構成することができる。
画像形成システム10は、入力装置12において、入力画像データとその入力画像データを用いて作成される出力画像についての光沢度情報とを取得し、画像処理装置14において、その光沢度を表現するのに適した画像形成プロセスを選択し、画像形成装置16において、選択された画像形成プロセスで画像形成媒体上に出力画像を形成することにより、出力画像に所望の光沢が付与されたプリント(印刷物)を作成するものである。
従来の画像形成装置おいて、プリントの光沢度を変化させる場合、その画像形成プロセスにおける1つのパラメータ、例えば、画像定着処理における圧力、加熱処理における温度、または光沢度付与剤の付加量を変化させることが考えられる。しかし、単一のプロセスによる1パラメータだけを変化させても、それによる光沢度の変化は広い範囲には及ばず、光沢の非常に高い写真画質から光沢の無い筆記適正の良好な表面性状までの広い範囲の光沢度のプリントを得ることはできない。
これに対し、本発明の画像形成システム10は、写真画質(高光沢)から筆記適正優良(光沢なし)の広い範囲の光沢度を再現するために、複数の画像形成プロセスを内蔵し、プロセスを選択可能な構成を有している。
図1に示すように、画像形成装置16は、画像形成プロセスとして、画像形成媒体の供給手段である用紙供給部28と、可視画像形成のためにカラーのトナー像を形成するとともに光沢付与剤の付与手段としても機能するトナー像形成部30と、光沢付与のための定着処理手段である二次定着部34とを有している。用紙供給部28、トナー像形成部30および二次定着部34はそれぞれ光沢度を制御する光沢度制御部26によって制御される。
用紙供給部28は、画像形成媒体である用紙Aとして、光沢の有る熱可塑性樹脂コート紙A1と、光沢の無い(マットの)熱可塑性樹脂コート紙A2と、普通紙A3とを有し、用紙Aの種類の選択が可能とされている。
トナー像形成部30は、トナーを用いた電子写真方式で用紙A上にトナー画像の形成を行うもので、可視画像形成のためのC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の各色のトナーと、光沢を増加させるための光沢付与剤として機能する透明トナーとを有している。可視画像形成のためのカラートナーに加えて、透明トナーを付与し、通常の加熱定着処理(一次定着処理)を行うことにより、光沢のコート紙A1、マットのコート紙A2および普通紙A3の何れにおいても光沢を向上させることができる。
二次定着部34は、光沢付与のための定着処理(以下、二次定着処理と呼ぶ。)を行うもので、その有無が選択可能とされている。この二次定着処理は、熱可塑性樹脂コート紙A1またはA2に対して、画像形成後に平滑面を接触させながら加熱加圧定着処理を施して、熱可塑性樹脂コート層を溶融させて平滑面を転写し、その状態で凝固させることにより、非常に高い光沢面を得ることができるものである。
このような画像形成装置16は、上記の画像形成媒体(用紙A)の種類の選択、光沢を与える透明トナーの使用の有無および光沢付与のための定着処理の有無を組み合わせることにより、光沢の高い写真画質から、光沢のない筆記適正に優れた表面性状までの広範囲における複数レベルの光沢度を有する画像の形成を実現できる。
図2は、画像形成装置16の画像形成プロセスとプリントの仕上がり表面性状と品質との関係を表すテーブルである。
この図において、プロセス1は、トナー像形成部30の光沢のコート紙A1の選択と、トナー像形成部30の透明トナーの使用の有無のいずれかと、二次定着部34の処理有りと、のプロセス組である。
プロセス2は、マットのコート紙A2の選択と、トナー像形成部30の透明トナーの使用の有無のいずれかと、二次定着部34の処理の有無のいずれかと、のプロセス組である。
プロセス3は、普通紙A3の選択と、透明トナーの使用の有無のいずれかと、のプロセス組である。
画像形成装置16は、この3種類のプロセス(組)1〜3によって、超高光沢から光沢なしまでの5段階の光沢度の画像を形成することができる。
すなわち、プロセス1では、光沢のコート紙A1を用い、かつ、二次定着処理(加熱加圧処理)を施す系において、透明トナーの使用の有無を変更することにより、仕上がり表面性状(光沢度)として超高光沢または高光沢の画像を形成する。
また、プロセス2では、マットのコート紙A2を用いる系において、透明トナーの使用の有無および二次定着処理の有無を選択することにより、仕上がり表面性状として超高光沢、高光沢または低光沢の画像を形成する。
また、プロセス3では、普通紙A3を用い、二次定着処理を施さない系において、透明トナーの使用の有無を変更することにより、仕上がり表面性状として光沢または光沢なしの画像を形成する。
また、図2の右側の欄に示すように、仕上がり表面性状の程度ごとに、その品質(適性)が異なっている。すなわち、超高光沢や高光沢は写真プリントや写真印刷物に適するが文字領域としては劣り、筆記領域には適さない。中レベルの光沢はイラスト等に適し、低光沢は文字の表示に適し、光沢なしは文字の表示や筆記領域に適しているが、低光沢および光沢なしは、写真プリント等には採用できない。
このようなプロセス1〜3を選択可能な画像形成装置16において、例えば、超高光沢の写真プリントを作成する場合は、光沢のコート紙A1またはマットのコート紙A2を用い、透明トナーを使用し、かつ二次定着処理を行う。
また、高光沢の写真画像印刷物を作成する場合は、光沢のコート紙A1またはマットのコート紙A2を用い、透明トナーを使用せず、二次定着処理を行う。
また、同一の用紙A上に高光沢の画像と低光沢の文字を記録したプリントは、マットのコート紙A2を使用し、透明トナーを使用せず、二次定着処理を領域選択的に行うことにより得ることができる。すなわち、高光沢領域には二次定着処理(加熱加圧処理)を行い、低光沢領域は加熱しない。
また、文字やイラストなどを低光沢で記録したプリントは、普通紙A3を使用し、透明トナーを使用することで得ることができる。筆記領域を設ける場合には、その領域には透明トナーを使用しない。
画像形成システム10は、作成する画像に要求された光沢度に応じて上記プロセス1〜3のうちの1つを選択し、画像形成装置16においてそのプロセスを実行することにより所望の光沢度を有する画像を得る。
さらに、要求された光沢度が超高光沢または高光沢である場合のプロセス1とプロセス2のように、要求に応える表面性状を実現できるプロセスが複数ある場合には、処理効率やコスト等の点から優れているプロセスを優先的に選択するように、図2のテーブルに優先順位を設定しておくのが好ましい。
画像形成システム10において、入力装置12は、プリント作成に供する入力画像データ、その入力画像データから作成するプリントに発現させるべき光沢度の情報、およびプリント作成に関する注文情報を取得するもので、画像データが記録された各種メディアから画像データを読み出すためのメディアドライバや、インターネット等の通信回線を通じて画像データを取得するためのネットワーク接続装置を有している。また、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等のデジタル撮像機器と直接接続するための端子や、写真フィルム等の透過原稿や印刷物等の反射原稿から光電的に画像を読み取るスキャナを有していてもよい。
また、入力装置12には、光沢度情報の入力やその他のプリント作成に関する注文内容を入力するための表示装置18、およびキーボードやマウス等の指示入力機20が接続されている。指示入力機20は、表示装置18に備えられたタッチパネルであってもよい。
プリント作成の注文に際して、入力装置12は、表示装置18にプリント作成の注文画面を表示する。この注文画面には、入力画像データを用いて作成される出力画像のレイアウトを示す画像や、プリントサイズや作成枚数等の注文内容の入力欄が表示される。
入力装置12は、メディアドライバ等を通じて取得した入力画像データを用いて、注文画面に出力画像のレイアウトを表示する。例えば、まず、写真プリント、ポストカード、画像付きドキュメントといった、作成するプリント種別をユーザに選択させ、次に、選択されたプリント種のテンプレートを1つまたは複数表示する。テンプレートを複数有する場合には、ユーザにその1つを選択させる。このレイアウトは、ユーザの操作による指示入力機20からの指示入力によって任意に変更可能としてもよい。また、テンプレートを使用せず、ユーザが初めからレイアウトを決めるようにしてもよい。
ここで、入力装置12が取得する入力画像データは、デジタルカメラ等によって撮影された画像の画像データ、コンピュータグラフィックスにより作成された画像の画像データ、写真フィルムやイラストを光電的に読み取って得られた画像データ、文字像の画像データ、またはこれらが組み合わされたもの等である。
また、入力装置12は、メディアドライバ等を通じて文字データを取得し、または、指示入力機20から入力された文字情報から文字データを作成し、出力画像のレイアウトにその文字像を合成表示することができる。
また、表示装置18の注文画面には、出力画像における仕上がり表面性状(光沢度)を指定するための光沢度指示テーブルおよび出力画像上の領域を選択するツールが表示され、指示入力機20からの指示入力によって、出力画像上の光沢度が一律にまたは領域ごとに指定される。
例えば、写真プリントに対しては、その全面に超高光沢または高光沢が指定される。ポストカードであれば、写真領域は高光沢以上、文字領域は文字読みやすさが良好で筆記も可能な低光沢(マット)が指定される。また、画像付きドキュメントであれば、文字領域には光沢なし(普通紙レベル)が、画像領域には中程度の光沢度が指定される。
なお、領域の選択や領域内の画像の種類(写真画像か、イラストか、文字かなど)を解析により自動判別し、自動的に適切な光沢度を設定可能としてもよい。この際の光沢度設定は、図2に示したテーブルの関係に基づいて行えばよい。
入力装置12は、指示入力機20によって入力された光沢度の情報(領域とその領域の光沢度の情報)を光沢度指定データとして、入力画像データ、文字データ、出力画像のレイアウトの情報および注文情報とともに、画像処理装置14に入力する。
さらに、光沢度指定方法の好ましい態様として、図3に示すように、テンプレートの各領域の光沢度を予め定めておき、レイアウト確定とともに光沢度指定データが確定されるようにしてもよい。
図3のテンプレートフォーマットの例では、撮影画像を用いた記念写真プリントにおいて、写真を再生する写真領域と、模様やイラストを配するデザイン領域と、文字を記録する文字領域とが設けられており、写真領域およびデザイン領域には超高光沢が、文字領域には低光沢が設定されている。デザイン領域の画像(フレーム画像)は、予め用意されており、入力装置12に入力された画像データが写真領域に嵌め込まれ、画像データに付随して入力された情報または指示入力機20により入力された情報が文字領域に再生されて、出力画像レイアウトが確定される。それと同時にその画像についての光沢度指定データも確定される。
ここで、図3のテンプレートのデータフォーマットは、図4に示すように、写真領域データ、デザイン領域データおよび文字領域データの3ブロックから成り、それぞれの領域に対して、画像データまたは文字データ、その領域の外縁のアドレスを示す位置データ、その領域の表面性状データが順に配列されたものとなっている。
各領域の範囲およびその光沢度が予め定められている本例では、このテンプレートデータフォーマットのデータのうち、画像データおよび文字データだけが書き換えられることになる。
このように光沢度が設定されたテンプレートを用いる場合、領域ごとに適切な光沢度が付与できる付加価値の高いプリントについて、その注文受付を簡単にすることができる。
画像処理装置14は、入力装置12から入力された入力画像データ、文字データおよび出力画像のレイアウトの情報に基づいて出力画像データを作成するとともに、光沢度指定データに基づいて、画像形成装置16における画像形成プロセスのうちの1つを選択し、選択した画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータを決定して、出力画像データとそれに付帯する光沢度指定パラメータを画像形成装置16へ出力するもので、画像処理部22と、光沢度指定パラメータ決定部24とを有している。
画像処理部22は、入力画像データに必要な画像処理を施し、処理後の画像データおよび文字データを出力画像のレイアウトの情報に従って並べることにより、出力画像データを作成する。
光沢度指定パラメータ決定部24は、図2に示すテーブルのデータを記憶しており、これを参照して、光沢度指定データに基づいて画像形成プロセスを選択する。
光沢度指定データは、光沢付与領域の情報(位置データ)とその領域に付与する光沢度の情報(表面性状データ)とを含んでいる。光沢度指定パラメータ決定部24は、この光沢度指定データを解析して、指定された光沢度を付与するのに適した画像形成プロセスを、用意されている複数種の画像形成プロセスから選択する。そして、選択した画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータを、光沢度指定データに基づいて決定する。
上述したように、画像形成システム10は、広範囲な表面性状に対応できるようにするために、画像形成装置16が複数の画像形成プロセスを内蔵し、複数のプロセスに対応できるシステムとされている。したがって、画像形成装置16においては、特定の光沢度(表面性状)を実現するための複数の選択肢がある。そのため、上記に例示した写真プリント、ポストカード、画像付きドキュメント等を作成する場合、光沢度の情報だけでは仕上がりのプリント表面性状を指定できない。
すなわち、複数の異なる領域を異なる表面性状としたい場合、各領域を高光沢か、低光沢か、光沢なしか、など、または光沢度何%などと指定した情報のみからでは、各領域をその光沢度に仕上げるプロセスを特定することはできない。
また、全面を均一な表面性状に仕上げる場合などにおいて、同等の表面性状を実現する複数のプロセスがあった場合に、光沢度の情報だけでは、その何れを実行すべきかを特定することができない。
そのため、出力画像データに付帯する光沢度を指定するデータは、用紙Aの種類の選択、透明トナーの使用の有無および二次定着処理の有無の情報を含むか、これらを特定できるパラメータ(光沢度指定パラメータ)とする。
本実施形態においては、光沢度指定パラメータは、用紙Aの種類の選択、透明トナーの使用の有無および二次定着処理の有無を示すデータである。また、そこには光沢付与領域の情報(光沢付与領域の位置データから生成される光沢画像データ)も含まれている。
画像処理装置14は、画像処理部22で作成した出力画像データに、光沢度指定パラメータ決定部24で決定した光沢度指定パラメータを付帯させて、画像形成装置16へ出力する。画像形成装置16の光沢度制御部26は、この光沢度指定パラメータを受け取って、それに応じて用紙供給部28、トナー像形成部30および二次定着部34を制御する。
また、他の例として、光沢度指定パラメータが、1の画像形成プロセスを示すデータおよび光沢度を示すデータを含むものとし、これを画像形成装置16へ出力するようにしてもよい。この場合には、画像形成装置16の光沢度制御部26が光沢度指定パラメータを解析して、画像形成プロセスを示すデータおよび光沢度を示すデータから、用紙Aの種類の選択、透明トナーの使用の有無および二次定着処理の有無を示すデータに変換し、その結果に基づいて該当する画像処理プロセスを実行する。
画像形成装置16は、画像処理装置14から送られた光沢度指定パラメータを付帯する出力画像データを受け取って、それに基づいて画像形成プロセスを実行することにより、入力装置12で指定された光沢度を有する画像を用紙Aに形成する。
このように、光沢度パラメータとして、用紙Aの種類、2次定着処理の有無、透明トナー使用の有無を示すデータを直接使用する、または、これに関連付けたデータを用いることにより、1台の画像形成装置16を有する1つの画像形成システム10において、広い範囲の光沢度のプリントが印刷可能となる。
プリントの光沢度指定は、上述の例のほか、次のように行うのも好ましい。
まず、プリント作成の注文のときに、表示装置18に、プリント注文する画像(入力画像)と同時に、光沢度レベルと処理プロセスの関係を示すテーブル(図2のテーブルまたはそれに類似するもの)を表示する。このテーブルのデータは、上述の例と同様に、光沢度指定パラメータ決定部24に記憶されている。
表示装置18に表示されたプリント注文する画像(出力画像のレイアウト画像)は、指示入力機20からの指示によって、またはテンプレートの設定によって、画像領域、文字領域等で予め区切られている。なお、指示入力機20からの指示入力によって、この区切りの変更・追加も可能である。
表示装置18の出力画像表示上で、指示入力機20によって領域を指定し、同時に表示されているテーブルから所望の光沢度レベル/処理プロセスのポイントを指定すると、そのパラメータが光沢度指定パラメータとして登録される。登録された光沢度指定パラメータは、画像データに付帯して画像形成装置16へ出力される。
入力装置12、表示装置18、指示入力機20および画像処理装置14によってプリント注文受付装置を構成した場合には、上記のプリントの光沢度指定方法を用いることにより、出力画像に対する光沢度の指定を簡単に行うことができる。また、プリント注文受付装置において光沢度指定パラメータを付帯した出力画像データを生成し、画像形成装置16に出力することができる。
次に、本実施形態の画像形成装置16について、図5に示す概略構成図を参照してより詳細に説明する。
図5に示す画像形成装置16は、電子写真方式によって用紙A(画像形成媒体)に画像を形成するものであり、また、その画像形成において所定のプロセスを実行することにより、所定の光沢度を有する画像が形成されたプリント(印刷物)を作成するものである。
画像形成装置16は、基本的に、用紙供給部28、トナー像形成部30、切替ガイド32、二次定着部34、切断部36、第1排出部38および第2排出部40を備えている。また、図5には示さないが、図1に示して上述したように、画像形成装置16は、出力画像の光沢度を制御する光沢度制御部26を備えている。さらに、画像形成装置16は、その各部に用紙Aを所定経路で搬送する搬送手段や、各部の動作を制御する図示しない制御手段を備えている。
用紙供給部28は、光沢度制御部26(図1参照)からの制御信号に応じた用紙A(A1、A2、A3)をトナー像形成部30に供給するものであり、光沢の有るカットシート状の熱可塑性樹脂コート紙A1を収容するカセット42と、光沢の無い(マットの)カットシート状の熱可塑性樹脂コート紙A2を収容するカセット44と、ロール状に巻回された普通紙A3を収容するマガジン46とを有している。
光沢の熱可塑性樹脂コート紙A1(以下、光沢のコート紙A1とする)は、支持層に透明な熱可塑性樹脂がコーティングされ、その表面が光沢を有するように仕上げられたもので、それ自体が高い光沢を有している。また、後述する二次定着部34による加熱加圧処理を施すことにより、さらに高い光沢を発現する。
マットの熱可塑性樹脂コート紙A2(以下、マットのコート紙A2とする)は、支持層に透明な熱可塑性樹脂がコーティングされ、その表面がつや消しに仕上げられたもので、それ自体の光沢度は低い。しかし、後述する二次定着部34による加熱加圧処理を施すことにより、光沢のコート紙A1と同様に高い光沢を発現する。
普通紙A3は、加熱加圧処理の有無にかかわらず光沢を有さず、樹脂コーティングがされていないため筆記性に優れている。
カセット42、44およびマガジン46の各装填部には、ディップスイッチやバーコード等によってカセット42等のIDを検出する検出器(図示せず)が配置されている。光沢度制御部26は、この検出器によって各カセット42等に収容された用紙の種類を検知し、光沢度指定パラメータに応じた用紙を収容するカセット42、44またはマガジン46(その用紙送り部)に用紙供給の信号を送る。
カセット42、44の用紙供給口の近傍には、カセット42等から用紙(光沢のコート紙A1またはマットのコート紙A2)を1枚ずつ取り出して送り出すピックアップローラ(図示せず)が配置されている。
また、マガジン46の用紙(普通紙A3)の供給口の近傍には、引出しローラ対およびカッタ48が配置されており、引出しローラ対によって引き出された普通紙A3のカッタ48よりも下流の搬送方向長さが、作成するプリントに対応する所定長さとなった時点でカッタ48によって切断し、所定長さのカットシート状の普通紙A3とする。
用紙供給部28から供給された用紙A(光沢のコート紙A1、マットのコート紙A2または普通紙A3)は、搬送ローラ対や搬送ガイド等の通常の搬送手段によってトナー像形成部30へ搬送される。
用紙Aの搬送方向において、用紙供給部28とトナー像形成部30との間には、用紙Aの裏面(非画像形成面)に印字する印字機50が配置されている。また、各印字機52の印字部に対向する位置には、印字される用紙Aを支持するガイド板51が設けられている。
印字機50は、特に、写真プリントを作成する場合に用いられ、従来の写真プリントにおける、いわゆるバックプリントを施すものである。
印字機50としては、特に限定はなく、インクリボンを用いるインパクトプリンタ、インクジェットプリンタ等、公知の印字手段が各種利用可能である。
トナー像形成部30は、図示しない制御部からの制御によって、用紙供給部28から供給された用紙Aにカラーのトナー像を形成するとともに、光沢度制御部26からの制御によって光沢度制御のための透明トナー像を形成する部分である。トナー像形成部30は、露光ユニット54と、電子写真感光体ドラム56(以下、感光体ドラム56とする)と、帯電ローラ58と、クリーナ60と、トナー供給ユニット62と、転写ユニット64とを備えている。
露光ユニット54は、感光体ドラム56を露光する光ビーム(記録光)の光源、光偏向器、fθレンズ、光路変更用のミラー、光ビーム調整用のレンズ等を有する、公知の光ビーム走査光学系である。露光ユニット54は、画像処理装置14からの出力画像データ(すなわち形成する画像)に応じて変調した光ビームを画像形成媒体(用紙A)の幅方向(搬送方向に直交する方向)と一致する主走査方向に偏向して、所定の露光位置に入射して、感光体ドラム56に潜像を記録する。
感光体ドラム56は、公知の電子写真感光体ドラムであって、中心軸が用紙Aの幅方向と一致するように配置されており、図5中、矢印a方向(図中、右回り)に回転する。感光体ドラム56は、用紙Aの幅よりも広い幅を有しており、記録画像に応じて変調され、幅方向に偏向された露光ユニット54からの光ビームによって、2次元的に走査露光される。
帯電ローラ58は、露光ユニット54による感光体ドラム56の露光に先立ち、感光体ドラム56の表面を一様に帯電するもので、例えば、コロトロン帯電器などの帯電手段が用いられる。
クリーナ60は、後述する転写ベルト66へのトナーの転写(一次転写)後に、感光体ドラム56の表面に残留するトナーを除去するもので、図示例の画像形成装置16では、感光体ドラム56に接触して残留トナーを掻き採るブレードが用いられている。
トナー供給ユニット62は、感光体ドラム56にC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の各色のトナーと、光沢を増加させるための透明トナーTを供給するもので、回転可能なドラム状の本体62aの内部に、Cトナー供給部62C、Mトナー供給部62M、Yトナー供給部62Y、Kトナー供給部62K、およびTトナー供給部62Tの5つのトナー供給部が、それぞれ72度の等間隔で配置されている。トナー供給ユニット62は、感光体ドラム56に近接して設けられており、本体62aが、図5中、矢印b方向(図中、反時計回り)に72°ずつ回転することにより、上記各色のトナー供給部のいずれかが、感光体ドラム56に近接してトナーを供給する。
転写ユニット64は、感光体ドラム56とほぼ等しい幅を有し、感光体ドラム56に接するエンドレスベルトである転写ベルト66と、転写ベルト66を張架する3つのローラ68a,68b,68cと、転写ベルト66の内周側にローラ68aおよび68bの間の感光体ドラム56と対向して配置され、転写ベルト66を感光体ドラム56に向けて押圧する押圧ローラ70と、転写ベルト66の外周側にローラ68cと対向して配置され、ローラ68cに対して近接または離隔する転写ローラ72とを備えている。
転写ベルト66は、トナー像の中間転写体として機能するもので、図5中、矢印c方向(図中、反時計回り)に回転する。転写ベルト66を張架する3つのローラ68a,68b,68cのうち、ローラ68bは、駆動源に接続された駆動ローラであり、ローラ68aが駆動されて回転することにより、転写ベルト66が回転する。また、ローラ68cは、用紙Aの搬送路に配置されており、転写ローラ72が近接したときに、転写ベルト66と転写ローラ72との間に用紙Aを挟んで搬送する。
なお、転写ユニット64は、これ以外にも、転写ベルト66から用紙Aへのトナーの転写(二次転写)後に、転写ベルト66の表面に残留するトナーを除去するクリーナを備えている。
感光体ドラム56は、図中矢印a方向に回転しながら、帯電ローラ58によって幅方向に一様に帯電され、画像データに応じて変調された光ビームによって二次元的に走査露光されて、表面に静電潜像が形成される。次いで、静電潜像が、トナー供給ユニット62の感光体ドラム56に対面する位置(現像位置)に位置する62C、62M、62Y、62Kのいずれかのトナー供給部からのトナー供給によって現像され、感光体ドラム56の表面に対応する色のトナー像が形成される。
転写ベルト66は、感光体ドラム56の回転と同期して図中矢印c方向に回転し、感光体ドラム56に接する位置で押圧ローラ70によって感光体ドラム56へ向けて押圧される。これにより、感光体ドラム56の表面に現像されたトナー像が、転写ベルト66に転写される(一次転写)。感光体ドラム56の転写ベルト66へのトナー像の転写を終了した領域は、クリーナ60によって、残存するトナーが除去される。
図示例の画像形成装置16において、トナー像形成部30は、このような感光体ドラム56上へのトナー像の形成、および、形成されたトナー像の転写ベルト66への転写を、C、M、Y、Kの各色について順次行う。図示例では、まずYトナー像を転写ベルト66に転写し、次いで、トナー供給ユニット62(本体62a)を矢印b方向に72°回転して、Mトナー供給部62Mを現像位置に配し、転写ベルト66上のYトナー像の位置に合わせて潜像の形成を開始し、感光体ドラム56の表面にMトナー像を現像して、現像されたMトナー像を転写ベルト66にYトナー像に重ねて転写する。同様にして、Cトナー像を形成して転写ベルト66に転写し、Kトナー像を形成して転写ベルト66に転写する。この間、転写ローラ72は、転写ベルト66から離されている。
このようにして、転写ベルト66の表面には、Y、M、C、Kの各トナー像が、位置合わせされて形成され、すなわち4色の(フル)カラー画像が形成される。なお、用紙Aの幅方向に多面付けを行う場合には、所定位置に配された複数の画像が転写ベルト66上に形成される。また、形成する画像(文字や記号などを含む)がY、M、C、Kのいずれか1色の場合には、転写ベルト66の表面には、1色のトナー像が形成される。
次に、トナー像形成部30は、透明トナーを使用する旨のパラメータが光沢度制御部26に入力されていた場合には、光沢度制御部26の制御によって、画像処理装置14から得た光沢付与領域の情報(光沢画像データ)に基づいて感光体ドラム56上に透明トナー像を形成し、先に転写ベルト66に形成されているカラーのトナー像に重ねて転写する。
一方、用紙供給部28からは、光沢度制御部26の制御によって、画像形成媒体として、所定サイズのカットシート状の用紙A(光沢のコート紙A1、マットのコート紙A2または普通紙A3)が供給され、転写ローラ72の上流側直近に配置されたレジストローラ52の位置で基準位置に合わせられて、待機状態とされている。
転写ベルト66に4色のカラー画像および光沢度に対応する透明トナー像が形成されると、用紙Aと転写ベルト66に形成されたカラー画像との位置が合うように、転写ベルト66の回転にタイミングを合わせて、用紙Aの搬送が開始され、かつ、転写ローラ72が転写ベルト66(ローラ68c)を押圧するように移動されて、転写ベルト66(ローラ68c)と転写ローラ72とで、用紙Aが挟持搬送される。この挟持搬送により、転写ベルト66の表面に形成された4色のカラーのトナー像が用紙Aに転写され、用紙Aの表面に画像が形成される。
トナー像形成部30においてトナー像が形成された用紙Aは、未定着のトナー像に何をも接触させないように、ベルトコンベヤ74によって、その非画像形成面が支持されて、一次定着部76へと搬送される。
一次定着部76は、加熱ローラ78および加圧ローラ80からなる定着ローラ対である。用紙Aは、加熱ローラ78および加圧ローラ80によって挟持搬送されることにより、加熱および加圧されて、トナー像が定着される。
一次定着部76における定着条件、すなわち、加熱ローラ78の温度、加圧ローラ80の押圧力、加熱ローラ78および加圧ローラ80の接触幅(接触部分の搬送方向の長さ)、加熱ローラ78および加圧ローラ80による用紙Aの搬送速度などは、画像形成装置16で用いられる複数種の用紙Aの何れにおいても、トナー像を確実に定着させるように設定される。あるいは、用紙Aの種類に応じて、それらの設定を変更してもよい。
なお、図示例では、用紙Aのトナー像形成面に加熱ローラ78が接触し、トナー像形成面側から用紙Aを加熱するように構成されているが、一次定着部76は、トナー像の定着が確実に行えるように構成されればよく、トナー像形成面と反対側の面に加熱ローラ78が接触するようにしてもよいし、両方のローラを加熱ローラとしてもよい。
一次定着部76の下流には、一次定着部76によって定着処理された用紙Aを第1排出部38へ排出する経路と、二次定着部34へ送る経路とが形成されており、両経路の分岐点には、経路を切り替える切替ガイド32が設けられている。
後述するように、図示例においては、二次定着部34は、通過する用紙Aの全体を一対のローラで挟持搬送してその全面に二次定着処理を施すものであるため、二次定着部34による処理の有無は、切替ガイド32によって搬送路を切り替えることにより行われる。
すなわち、切替ガイド32は、光沢付与のための定着処理、すなわち二次定着処理を施す旨のパラメータが光沢度制御部26に入力されていた場合には、光沢度制御部26の制御によって、用紙Aを二次定着部34へ案内するように移動し、反対に、二次定着処理を施さない旨のパラメータが入力されていた場合には、用紙Aを第1排出部38へ案内するように移動する。第1排出部38に案内された用紙Aは、排出トレイ84に排出される。
二次定着部34は、透明な熱可塑性樹脂がコーティングされた光沢のコート紙A1またはマットのコート紙A2に対し、加熱加圧処理を施すことにより、画像上に高い光沢を発現させるためのもので、二次定着部34は、加熱ローラ84と、加熱ローラ84の下流側に配置されたローラ86と、加熱ローラ84およびローラ86によって張架され回転駆動される定着ベルト88と、加熱ローラ84に対向して配置された加圧ローラ90と、定着ベルト88の用紙Aの搬送路側の内周面に設けられた冷却部92とを備えている。
加熱ローラ84は、光沢のコート紙A1およびマットのコート紙A2の熱可塑性樹脂コーティング層に対する加熱処理に対応する発熱量を有する熱源を内包し、所定の温度に昇温されている。
定着ベルト88は、その外周面すなわち用紙Aに接触する面が、非常に高い平滑面とされている。定着ベルト88は、加熱ローラ84およびローラ86の回転によって回転して、その平滑なベルト面を用紙Aの画像形成面に接触させた状態を保ちながら、加圧ローラ90との間で用紙Aを挟持搬送する。
加圧ローラ90は、幅方向にほぼ均一な圧力で加熱ローラ84(定着ベルト88)を押圧するものであり、その表面は、滑りを生じずに安定して記録媒体を搬送できる適度な摩擦係数を有している。
冷却部92は、定着ベルト88の記録媒体搬送路側の内周面から定着ベルト88を冷却して、定着ベルト88に接触して搬送される加熱後の用紙Aを冷却する。
冷却部92の冷却手段としては、ヒートシンク等の放熱器や、不凍液等の冷却材を用いるものや、ペルチェ素子等を利用することができる。
このような二次定着部34は、用紙Aに対し、定着ベルト88の表面平滑性の高いベルト面を接触させた状態で、加熱ローラ84および加圧ローラ90によって加熱加圧処理を施すことで、用紙Aの透明な熱可塑性樹脂層を溶融させて、用紙Aの画像形成面上のトナーをその樹脂層中に溶融させ、次いで冷却部92で冷却して熱可塑性樹脂を凝固、固着させる。これにより、用紙Aには、銀塩写真プリントのように高い光沢度を有する画像が形成される。
冷却部92によって冷却された用紙Aは、定着ベルト88によってさらに搬送され、ローラ86の位置で定着ベルト88から剥離されて、切断部36へ送られる。
なお、この二次定着部34は、通過する用紙Aの全体を加熱ローラ84および加圧ローラ90によって挟持搬送して、用紙Aの画像形成面の全面に二次定着処理を施すものであるが、上述のプロセス2によって、1つの用紙Aの領域ごとに二次定着処理の有無を選択して異なる光沢度を付与する場合には、二次定着部34として、用紙Aに対して所定領域にのみ二次定着処理を行うことのできる二次定着手段を用いる。
そのような二次定着手段としては、その加熱手段として、例えば、ポストカードのような所定のレイアウトに対して、その画像領域に対応する部分のみを加熱するように構成された加熱手段を用いればよい。すなわち、非加熱部が凹部とされた加熱プレートや加熱ローラが利用できる。また、例えば、ライン型のサーマルヒーターを用い、加熱領域を選択的に加熱してもよい。このようにして選択的に加熱された用紙Aの画像形成面に平滑面を押し当てながら直ちに加圧することにより、加熱された領域のみを平滑化して高光沢または超高光沢とすることができる。
切断部36は、用紙Aを搬送方向に沿って切断する1以上のスリッタ94と、搬送方向に直交する幅方向に切断するシヤーカッタ96と、スリッタ94およびシヤーカッタ96の前後において用紙Aの送りを調整する送りローラ対を有している。
スリッタ94およびシヤーカッタ96は、用紙Aに形成した画像について余白を設けた場合や、1枚の用紙Aに複数の独立した画像を形成した場合に、その余白や切り離し部分を切断してプリントの仕上がり品とする。
用紙Aの全面に1つの画像を形成した場合や、用紙Aの全体にレイアウトした場合など、用紙Aを切断をしない場合には、スリッタ94およびシヤーカッタ96を用紙Aの搬送路から退避させる。
二次定着部34によって二次定着処理が施され、必要に応じて余白等が切断された用紙Aは、仕上がり品として第2排出部40に排出される。
第2排出部40には、多数のトレイ98を循環させながら仕上がりプリントを集積するソータが設けられており、仕上がりプリントは、このトレイ98の上に順次排出されて集積される。
以上、本発明に係る画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法について詳細に説明したが、本発明は上記種々の実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明に係る画像形成システムの一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1の画像形成システムにおける画像形成装置の画像形成プロセスとプリントの仕上がり表面性状と品質との関係を表すテーブルである。 プリントレイアウトのテンプレートフォーマットの一例を示す概念図である。 テンプレートデータフォーマットの一例を示す概念図である。 図1の画像形成システムにおける画像形成装置の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
10 画像形成システム
12 入力装置
14 画像処理装置
16 画像形成装置
18 表示装置
20 指示入力機
22 画像処理部
24 光沢度指定パラメータ決定部
26 光沢度制御部
28 用紙供給部
30 トナー像形成部
32 切替ガイド
34 二次定着部

Claims (8)

  1. 入力画像データおよびその画像が形成される画像形成媒体に付与すべき光沢度を表す光沢度指定データを入力する入力装置と、
    前記入力画像データに基づいて出力画像データを作成するとともに、前記光沢度指定データに基づいて2以上の画像形成プロセスのうちの1つを選択し、選択した前記画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータを、前記出力画像データに付帯させて出力する画像処理装置と、
    前記光沢度指定パラメータを付帯する前記出力画像データに基づいて前記画像形成プロセスを実行することにより、前記光沢度指定データに応じた光沢度を有する前記出力画像データに応じた画像を画像形成媒体に形成する画像形成装置と、を有する画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、画像形成層の構成の異なる2以上の画像形成媒体を供給する供給手段、光沢付与剤を付与する付与手段、および、光沢付与のための定着処理手段を有し、
    前記光沢度指定パラメータは、前記画像形成媒体の種類を指定する信号、前記光沢付与剤の付与の有無を指定する信号、前記光沢付与のための定着処理の有無を指定する信号のうちの1以上を含む請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記光沢度指定データが、前記画像形成媒体の画像形成領域ごとに設定される請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記入力装置は、前記画像形成媒体の前記画像形成領域ごとに光沢度指定データが予め設定されたテンプレートを複数有し、選択された前記テンプレートに応じて前記画像データおよび前記光沢度指定データを入力する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成システム。
  5. 画像形成プロセスを選択することにより形成画像に対する光沢度レベルを変更可能な画像形成装置に接続される画像処理装置であって、
    光沢度情報として1の前記画像形成プロセスに応じたパラメータを付帯する出力画像データを前記画像形成装置に出力する画像処理装置。
  6. 光沢度情報として画像形成プロセスに応じたパラメータを付帯する画像処理データを受信し、その光沢度指定パラメータに応じて画像処理プロセスを決定することにより形成画像に対する光沢度レベルを変更する画像形成装置。
  7. 画像形成プロセスを選択することにより形成画像に対する光沢度レベルを変更可能な画像形成装置に接続される画像形成の注文受付装置であって、
    入力画像を用いた出力レイアウト画像、および、前記出力画像について選択可能な光沢度を示す光沢度テーブルを表示する表示手段と、
    前記表示手段において、前記出力画像の構成画像における各領域について前記光沢度テーブルのうちの1の光沢度を指示する指示入力手段と、
    前記光沢度テーブルの光沢度とその光沢度を実現する画像形成プロセスとの関係を記憶する記憶手段と、
    前記入力画像の画像データに基づいて前記出力画像の画像データを作成する画像処理手段とを有し、
    前記画像処理手段が、前記指示入力手段によって指示された前記光沢度に基づいて、前記光沢度と画像形成プロセスとの関係を参照して画像形成プロセスを決定し、前記画像形成プロセスに応じたパラメータを前記出力画像の画像データに付帯させて前記画像形成装置に出力する注文受付装置。
  8. 入力画像データおよびその画像が形成される画像形成媒体に付与すべき光沢度を表す光沢度指定データを入力し、
    前記入力画像データに基づいて出力画像データを作成するとともに、前記光沢度指定データに基づいて画像形成プロセスを選択し、
    選択した前記画像形成プロセスに対応する光沢度指定パラメータを、前記出力画像データに付帯させて送信し、
    前記光沢度指定パラメータを付帯する前記出力画像データに基づいて前記画像形成プロセスを実行することにより、前記光沢度指定データに応じた光沢度を有する前記出力画像データに応じた画像を画像形成媒体に形成する画像形成方法。
JP2005236483A 2005-08-17 2005-08-17 画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法 Withdrawn JP2007052175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005236483A JP2007052175A (ja) 2005-08-17 2005-08-17 画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005236483A JP2007052175A (ja) 2005-08-17 2005-08-17 画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007052175A true JP2007052175A (ja) 2007-03-01

Family

ID=37916672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005236483A Withdrawn JP2007052175A (ja) 2005-08-17 2005-08-17 画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007052175A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310248A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Canon Inc 画像形成システム
JP2009109640A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Canon Inc 印刷装置及び印刷方法
JP2009214451A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Canon Inc 印刷装置、及び印刷方法、並びに印刷プログラム
WO2010041460A1 (en) 2008-10-08 2010-04-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2010271546A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法、及びプログラム
JP2010283604A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2011128312A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2011141415A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 記録材の表面処理装置および画像形成装置
JP2012073624A (ja) * 2011-11-01 2012-04-12 Canon Inc 画像形成装置および方法
JP2012084135A (ja) * 2010-09-15 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、データ生成方法、プログラム及びデータ構造
US8385806B2 (en) 2009-11-04 2013-02-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of imparting gloss to a desired portion of a recording sheet
JP2013077292A (ja) * 2011-09-14 2013-04-25 Ricoh Co Ltd 表示処理装置、画像形成システム、表示処理方法およびプログラム

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310248A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Canon Inc 画像形成システム
US8625147B2 (en) 2007-10-29 2014-01-07 Canon Kabushiki Kaisha Printing method and information processing apparatus for transmitting printing instruction to printing apparatus for causing the printing apparatus to perform recording using a transparent recording material
JP2009109640A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Canon Inc 印刷装置及び印刷方法
JP2009214451A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Canon Inc 印刷装置、及び印刷方法、並びに印刷プログラム
KR101123730B1 (ko) 2008-10-08 2012-03-16 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치
US8786905B2 (en) 2008-10-08 2014-07-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2010091813A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Canon Inc 画像形成装置
US8531724B2 (en) 2008-10-08 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming device
WO2010041460A1 (en) 2008-10-08 2010-04-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2010271546A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法、及びプログラム
US8508796B2 (en) 2009-05-21 2013-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, method and program for selectively printing with transparent and non-transparent printing agents
JP2010283604A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US8385806B2 (en) 2009-11-04 2013-02-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of imparting gloss to a desired portion of a recording sheet
US8320812B2 (en) 2009-12-16 2012-11-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for adding gloss to image formed on recording paper
JP2011128312A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2011141415A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 記録材の表面処理装置および画像形成装置
JP2012084135A (ja) * 2010-09-15 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、データ生成方法、プログラム及びデータ構造
JP2013077292A (ja) * 2011-09-14 2013-04-25 Ricoh Co Ltd 表示処理装置、画像形成システム、表示処理方法およびプログラム
JP2012073624A (ja) * 2011-11-01 2012-04-12 Canon Inc 画像形成装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007052175A (ja) 画像形成システム、画像処理装置、画像形成装置、注文受付装置および画像形成方法
US7395021B2 (en) Image forming apparatus with high and low gloss modes
JP2007065459A (ja) 画像形成システムおよび記録媒体
JP2011507027A (ja) オンデマンドフューザ及び関連方法
JP2007052177A (ja) 光沢画像形成システム
US20060098071A1 (en) Cutting apparatus, cutting method, and printer
JP2007055077A (ja) 画像形成システムおよび方法
US9081332B2 (en) Image forming system for transferring a foil image
CA2615113C (en) Image forming apparatus, image forming system, paper feeding apparatus, image recording medium, and method of manufacturing image recording medium
US7197271B2 (en) Printer and image forming method providing selectable path for recording medium
JP2007102194A (ja) プリンタおよび画像形成方法
JP4579788B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
US7620355B2 (en) Glossiness processing apparatus and image forming apparatus
JP3989580B2 (ja) 写真プリント作成方法および装置
JP4661044B2 (ja) 画像形成装置
JP2005173259A (ja) 画像形成装置
JP4577148B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4860581B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置、後処理装置及び画像形成方法
JP4684792B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007052308A (ja) 画像形成装置
JP2005134564A (ja) プリンタおよび画像形成方法
JP2004109900A (ja) 後処理装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2007102177A (ja) プリンタおよび画像形成方法
JP4468273B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2007307855A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061206

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104