JP2006523982A - 選択されたユーザ端末の間で専用通信機器を使用して通信を確立する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、選択されたユーザ端末の間で専用通信機器を使用して通信を確立する方法に関する。本発明によれば、発呼ユーザUj−kの各通信端末は、第1の通信機器Skに論理的に接続され、着呼ユーザUj’−k’の各通信端末は、第2の通信機器Sk’に論理的に接続される。このようにして、前述の端末の組は、2つのユーザの間で複数の通信モードを可能にする。着呼ユーザが通信の確立を受諾する場合、第2の通信機器Sk’は、要求された通信を確立するのに使用できる着呼ユーザの各端末を決定する。続いて、第2の通信機器Sk’は、そのようにして決定された各端末の端末識別子を第1の通信機器Skに送信する。最後に、第1の通信機器Skは、受信した識別子の中から着呼ユーザの少なくとも1つの端末識別子を選択し、通信の確立を開始する。

Description

本発明は、通信ネットワーク内の通信端末の間でのデータ交換に関し、より詳細には、ユーザ端末の間での呼の確立に関する。
電話通信においては、発呼者の究極的な要求は、互いの居場所や、互いの通信端末に関わりなく、着呼者とできるだけ早く交信できることである。現在、異なるタイプのサービス(例えば、固定もしくは移動電話、インターネット電話、テキスト、音声、静止画もしくは動画データ、またはマルチメディアデータの送信など)を提供し、一般に異なるタイプのネットワークに接続される、異なるタイプの端末の共存のため、また高まる個人の移動性のため、発呼者と着呼者の間での呼の確立は、複雑で時間を消費するものとなることがある。
発呼を行っても上手く通じない場合、発呼者は、電話帳を調べたり、かつ/または着呼者と交信できる端末の通信アドレスを決定するために発呼を1回または複数回行ったりすることを余儀なくされることがある。発呼を行っても上手く通じない場合、発呼者は、最初に使用したのとは異なるタイプの端末を使用することを余儀なくされることもある。さらに、発呼者端末と着呼者端末の間で接続が一度確立されても、互いの端末が異なるタイプのサービスを提供する場合は特に、発呼者が着呼者にデータを送信できる保証はない。
こうした状況の改善を試みて、呼制御システムが、呼を別の通信アドレスもしくはメッセージングサービスに転送したり、または着呼者が話中の場合、発呼者に自動的に発呼し返すことができるようにすることで、呼制御システムを改良することが提案された。しかし、これらのシステムは、発呼者のことをあまり考慮しておらず、移動性および/または通信端末タイプの多様性に対処できるようには構成されていない。
IETF RFC2543で取り扱われるセッション開始プロトコル(SIP)については、例えば、Jonathan D.Rosenberg他による論文、「The Session Initiation Protocol(SIP) A Key Component for Internet Telephony」、Computer Telephony、2000年6月、第8巻、第6号、126ページにおいて説明されている。
SIPは、ユーザの間で対話的通信セッションを開始するために、またセッションを終了または変更するために使用される。セッションを開始するには、与えられた時間に交信相手となるユーザが実際にどこに所在しているかを決定することが必要である。ユーザは、例えば、職場のパーソナルコンピュータ、自宅のパーソナルコンピュータ、および研究室のインターネット電話など、異なる場所に配置された複数の電話端末をもっていることがある。したがって、このユーザへの呼は必然的に、これらの端末すべてに同時に呼び出し音を鳴らさせることができる。さらに、ユーザは、移動性をもつことがある。ユーザの所在を見つけるため、SIPは、動的ロケーション情報を考慮する。
着呼ユーザの所在が突き止められると、SIPは、着呼ユーザが参加を求められているセッションの説明を提供する。これを行うため、SIPは、当技術分野で知られているプロトコルである、多目的インターネットメール拡張(MIME)プロトコル、またはセッション記述プロトコル(SDP)を使用することができる。返答として、SIPは、発呼ユーザに承認、拒否などを表す応答を提供する。
ユーザエージェントとして知られているアプリケーションは、ユーザの名義で動作する。ユーザエージェントは、それぞれ、ユーザがセッション勧誘メッセージを送信または受信した場合、またユーザが応答する場合に、クライアント(ユーザエージェントクライアント)として、またサーバ(ユーザエージェントサーバ)として同時に動作することができる。このアプリケーションは、中間サーバを用いずに、2つの端末によって使用することができるが、通常は、そのようなことは行われない。信号経路は一般に、発呼ユーザの近くに配置されたプロキシサーバと着呼ユーザの近くに配置されたプロキシサーバとを含み、おそらくは、リダイレクションサーバとして知られているサーバも有する。
発呼ユーザは、自らのクライアントソフトウェアを使用して、セッションを開始する。このユーザエージェントクライアント(UAC)ソフトウェアは、発呼側の近くのエンティティ内に配置されたプロキシサーバにリクエスト(INVITE)を送信する。SIPプロトコルは、電子メール用に使用されるアドレスと非常によく似た、ユニバーサルリソースロケータ(URL)として知られている、ユニバーサルロケーションアドレスを使用する。例えば、発呼ユーザの電子メールアドレスが、jdrosen@dynamicsoft.comである場合、発呼ユーザのSIPアドレスは、sip:jdrosen@dynamicsoft.comである。
例えば、ユーザjdrosenが、ユーザjoe@columbia.eduに発呼を行いたい場合、ユーザjdrosenの端末は、アドレスドメインdynamicsoft.comを管理するプロキシサーバに、メッセージINVITEを送信する。このサーバは、このメッセージを、アドレスドメインcolumbia.eduを管理するリダイレクションサーバに転送する。リダイレクションサーバは、プロキシサーバではない。メッセージを転送する代わりに、データベースに問い合せた後、メッセージを送信したサーバに、リダイレクションサーバが指定するプロキシサーバと代わりに交信するよう要求する。例えば、このデータベースは、今日、Joeがドメインfoo.comにいることを知らせる。その後、リダイレクションサーバは、ドメインdynamicsoft.comのプロキシサーバに、joe@foo.comと交信することによって再度試みるよう要求するリダイレクションメッセージを送信する。ドメインdynamicsoft.comのプロキシサーバは、新しいメッセージINVITEをドメインfoo.comのプロキシサーバに送信し、このプロキシサーバは、それのデータベースに問い合せ、Joeが販売部にいることを突き止める。ドメインfoo.comのプロキシサーバは、新しいアドレスjoe@sales.foo.comを生成し、メッセージINVITEをドメインsales.foo.comのプロキシサーバに送信する。その後、販売部のプロキシサーバは、このメッセージを、Joeが現在使用しているパーソナルコンピュータに転送しなければならない。
Joeが、販売部で自分のコンピュータの電源を入れたとき、そのコンピュータ上で実行されるクライアントソフトウェアは、ドメインsales.foo.comのプロキシサーバにメッセージREGISTERを送信することによって、アドレスsip:joe@sales.engineering.comとsip:joe@mypc.sales.foo.comとの間のリンクを生成する。このリンクは保存されるが、定期的にリフレッシュされる。
このセッション開始の例では、ドメインsales.foo.comのプロキシサーバは、それのロケーションデータベースに問い合せて、アドレスsip:joe@mypc.sales.foo.comを知らされ、その後、メッセージINVITEをjoe@mypc.sales.foo.comに転送する。その結果、メッセージがJoeのコンピュータに届く。
Joeは、セッションへの参加を求める勧誘を受諾する旨を手動で応答するか、もしくは勧誘を拒否するかし、または話中であり、またはメッセージを別のアドレスに転送する。応答メッセージは、メッセージINVITEのときと同じプロキシサーバを、ただし反対方向に通過して、発呼ユーザの端末まで届けられる。発呼ユーザの端末は、肯定応答によって応答し、その後、セッションが確立される。2つの端末の間での音声通信は、その後、例えば、リアルタイム転送プロトコル(RTP)を使用して、SIPとは独立に直接確立される。
米国特許出願第2002/0187777号明細書は、ユーザが、同じ場所または異なる場所にある自分が利用可能な複数の端末から選択された一端末に、一度に1つ、自分への呼を送信できるようにするためのSIPの利用について説明している。例えば、自分が雇用されている会社ではない他の会社を訪問しており、その他所の会社の別の人のオフィスにいるときに、自分の携帯情報端末で呼要求通知を受信した会社勤めのユーザは、その別の人の電話に対して呼が確立されるように要求することができる。
携帯情報端末は、インターネットプロトコルを使用して同じネットワークに接続された、第1のプロキシサーバとSIPユーザエージェントとに関連付けられる。発呼ユーザが呼を確立したい場合、SIP規格によって定められた「INVITE」テキストメッセージが、第1のプロキシサーバに送信される。第1のプロキシサーバは、着呼ユーザがその番号宛に発呼されることを望む番号のリストを読み、そのリストから第1の番号を選択する。ユーザエージェントは、このSIPメッセージを、携帯情報端末に通話勧誘を通知するのにより適した別のより内容豊かなメッセージに変換する。この別の信号は、HTTPもしくはWAPプロトコルに、またはHTML、XML、もしくはVOXML言語に準拠することができる。例えば、携帯情報端末は、HTMLウェブページの形式で通知を受信する。
着呼ユーザが呼を、ただし別の端末上で、確立したい場合、着呼ユーザは、呼転送命令と電話番号(またはインターネットアドレス)を、自分の携帯情報端末から第1のプロキシサーバに送信する。この情報は、現在の例ではやはりHTMLウェブページであるファイルに収めて転送される。これはユーザエージェントによって、リダイレクト番号を含む固定のSIP「REDIRECT」メッセージに変換される。このSIPメッセージは、リダイレクト番号によって指定される第2の端末が論理的に接続される第2のSIPプロキシサーバに送信される。第2のSIPプロキシサーバは、この第2の端末にSIP「INVITE」信号を送信する。このSIP信号は、第2の端末がSIPタイプであるならば、さらなる変換を行わずに、第2の端末に送信される。
これらの従来技術の方法は、着呼ユーザは多くの選択肢をもつのに、発呼ユーザは僅かの選択肢しかもたないという短所を有する。発呼ユーザは、どのような端末が着呼ユーザに利用可能かについて、または着呼ユーザの選好について知識をもたない。その結果、発呼ユーザが呼を確立したい場合、発呼ユーザは、着呼ユーザに利用可能な端末の関数として、または着呼ユーザの選好の関数として、通信モードを選択することができない。発呼ユーザは、自分の端末および自分の選好の関数として、選択できるに過ぎない。さらに、そのような選択が、発呼ユーザにサービスを提供する機器によって自動的に影響を受ければ望ましいであろう。
したがって、本発明の目的は、発呼ユーザにサービスを提供する電気通信機器が、発呼ユーザが従来利用可能であったものと比べて内容豊富にされた情報を考慮して、着呼ユーザの端末(例えば、固定電話、移動電話、コンピュータ、携帯情報端末など)を選択できるように、また通信モード(音声のみ、音声および映像、電子メール、「チャット」など)を選択できるようにすることである。この情報は、発呼ユーザがしばしば、着呼ユーザに特有の情報、例えば、有用性や所在などの関数として、端末および通信モードが選択されることも望むので、端末タイプおよび通信モードに限定されてはならない。
本発明の第1の態様は、各々が少なくとも1つの個人識別子に関係付けられ、各々が少なくとも1つの通信端末を有する、発呼ユーザと着呼ユーザの間で呼を確立する方法であり、発呼ユーザの各端末は、第1の通信機器に論理的に接続され、着呼ユーザの各通信端末は、第2の通信機器に論理的に接続され、これらの端末の組み合わせは、これらの2ユーザの間で複数の通信モードを可能にし、
前記方法は、発呼ユーザと着呼ユーザの間で呼を確立する要求の場合、呼を確立する前に、第1の通信機器と第2の通信機器の間で情報を交換することにその本質がある方法であって、また
着呼ユーザが呼の確立を受諾する場合、
第2の通信機器が、要求された呼の確立を可能にする、着呼ユーザの各通信端末を決定し、
その後、第2の通信機器が、第1の通信機器に、そのようにして決定された各端末の端末識別子を送信し、
その後、第1の通信機器が、受信した着呼ユーザの識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子を選択し、次に、発呼ユーザの少なくとも1つの端末と選択した識別子に対応する着呼ユーザの少なくとも1つの端末の間で呼の確立を開始することで特徴づけられる。
上記のように特徴づけられる方法は、着呼ユーザと交信可能にする各端末の端末識別子を機器に送信することにその本質があるので、機器が発呼ユーザにサービスを提供する場合、その機器が、着呼端末を着呼ユーザが利用可能な複数の端末から選択できるようにする。その場合、発呼ユーザにサービスを提供する機器は、受信した識別子から、2以上の選択肢が存在する場合は、少なくとも1つの着呼ユーザの端末識別子を選択する。
本発明の方法の特定の一実施形態は、決定した各端末について、第2の通信機器がさらに、要求された呼の確立を可能にする、この端末の各通信モードを決定し、
その後、第2の通信機器がさらに、第1の通信機器に、そのようにして決定された各モードの通信モード識別子を送信し、
その後、第1の通信機器が、受信した着呼ユーザの識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択することで特徴づけられる。
上記のように特徴づけられる方法は、機器が発呼ユーザにサービスを提供する場合、その機器が、着呼端末を選択するのに加えて、2以上の選択肢が存在する場合は、1つの通信モードを選択できるようにする。
本発明の第2の態様は、各々が少なくとも1つの識別子に関係付けられ、各々が少なくとも1つの通信端末を有する、発呼ユーザと着呼ユーザの間での呼の確立を管理するための通信機器にその本質があり、この機器は、少なくとも一方のユーザの各通信端末に論理的に接続され、この第1の機器に論理的に接続された端末と、第1の機器に類似する第2の通信機器に論理的に接続された別の端末との間で呼を確立する前に、この第2の機器と情報を交換する手段を含む通信機器であって、
この機器は、第1の機器に類似する第2の通信機器と情報を交換する手段が、
要求された呼の確立を可能にする、着呼ユーザの各端末の端末識別子を受信する手段と、
その後、受信した着呼ユーザの識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子を選択し、次に、発呼ユーザの少なくとも1つの端末と選択された識別子に対応する着呼ユーザの少なくとも1つの端末の間で呼の確立を開始する手段とを含むことで特徴づけられる。
特定の一実施形態においては、第1の機器に類似する第2の通信機器と情報を交換する手段とさらに、
第2の電気通信機器によって決定された各端末の少なくとも1つの通信モード識別子を受信する手段と、
受信した着呼ユーザの識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択する手段とを含む。
本発明のその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読み、ただ1つの図が本発明の通信機器を備える通信設備の一実施形態の図である添付の図面を調べることで明らかとなるであろう。この図面は、本発明の説明の一部を構成するばかりでなく、必要であれば、本発明の定義にも寄与する。
図1に示される実施形態は、通信機器S1およびS2によって相互接続された異なるタイプの3つの通信ネットワークを含む通信設備を表す。より正確には、この実施形態においては、前記設備は、例えば、事業グループ(または企業)に属し、通信機器S1およびS2を介して、例えば、インターネット/IPタイプの公衆データネットワークに結合された、2つの私設サブネットワークEN1およびEN2を含む。
通信機器S1およびS2は、好ましくは、例えば、プロキシサーバ機能を備える。
私設サブネットワークEN1およびEN2は、例えば、構内自動交換機(PABX)であり、(DECT規格に準拠していれば)無線タイプも利用することができる。しかし、私設サブネットワークEN1およびEN2は、何ら遜色なく、無線ローカルアクセスネットワーク(WLAN)とすることもできる。
図示されてはいないが、私設サブネットワークEN1およびEN2、ならびにIPデータネットワークは、アクセスサーバによって、例えば、GSM、GPRS、UMTS、およびi−Modeネットワークなどの公衆陸上移動通信網(PLMN)タイプの、または、例えば、公衆交換電話網(PSTN)などの交換タイプの、1つまたは複数の公衆電話網RTPにも接続される。
もちろん、本発明は、この例における、私設(サブ)ネットワーク(EN)、公衆電話網、および公衆データ(インターネット/IP)網の組み合わせ、または選択されたネットワークの数に限定されるものではない。したがって、複数の私設ネットワーク、複数の公衆データ網、および複数の公衆電話網(例えば、PSTNまたはPLMN(特に、GSM、GPRS、UMTS、またはi−Modeタイプ))が共存することができる。
そうする権限を与えられていれば、複数のユーザ通信端末Tjj−kは、私設サブネットワークENkおよび/もしくは電話網に、インターネット/IPネットワークに私設サブネットワークENkの一方および電話網を介して間接的に、または私設サブネットワークENkの一方に電話網およびインターネット/IPネットワークを介して間接的に、接続することができる。
図示された実施形態においては、各ユーザUj−kは、3つの通信端末Tji−k(移動電話、固定電話、およびデスクトップパーソナルコンピュータ(PC)またはラップトップコンピュータ)を有する。添字iは、端末の番号を示し、添字jは、端末のユーザUj−kを示し、添字kは、ユーザUj−kが接続されているサブネットワークEN1、EN2を示す。したがって、図示された実施形態においては、kは1、または2の値をもち、jは1、2、または3の値をもち、iは1、2、または3の値をもつ。しかし、これらの添字は、もちろん、異なる値を取ることもできる。したがって、あるユーザは、1つしか端末をもたなくてもよく、または2、4、もしくはより多くの通信端末をもってもよい。同様に、ユーザ番号も任意の値を取ることができる。さらに、本発明は、移動電話、およびデスクトップまたはラップトップコンピュータのタイプの端末にだけ限定されるものではない。本発明は一般に、別の端末とデータを交換できる任意のタイプの通信端末に関し、詳細には、固定電話、携帯情報端末(PDA)、およびファックス機に関する。
さらに、デスクトップおよびラップトップタイプの端末は好ましくは、接続手段を介して、または好ましくは、例えば、交換イーサネット(登録商標)コネクションなどの高ビットレートのネットワークコネクションを介して、私設サブネットワークENkの一方に接続される。しかし、その他の任意のタイプのネットワークコネクションを想定することができ、特に、アナログ、ADSL、2B+D、30B+D、無線、WLAN、およびBluetoothコネクションを想定することができる。
各ユーザUj−kは、例えば、名前または肩書き(「マーケティング部長」)などの第1の識別子によって指定される。異なるタイプの第1の識別子が共存してもよい。さらに、各ユーザUj−kは、「アシスタント」とも呼ばれるデータ処理装置Dj−kに関連づけられる。もちろん、アシスタントDを、複数の異なるユーザに関連づけてもよい。さらに、何ら問題なく、ユーザの1つがアシスタントをもたないと想定してよいが、その場合、発呼または着呼ユーザの少なくとも一方がアシスタントをもつという条件で、本発明は適用される。
図1に示された実施形態においては、私設サブネットワークENkに接続されたユーザUj−kのすべてのアシスタント(装置)Dj−kは、この例ではプロキシとして動作する通信機器Sk内にインストールされる。
各アシスタント(装置)Dj−kは好ましくは、(IETF RFC2871およびRFC ON2543規格によって定義される)プロキシ機能を備える。さらに、各アシスタントDj−kは好ましくは、アシスタントに関連づけられた通信端末Tji−kの通信識別子(例えば、電話番号またはインターネットアドレス)を保存するためのメモリ(図示せず)を備える。
本発明によれば、各通信機器Skは、同じ私設サブネットワークENkまたは異なる私設サブネットワークに属する発呼および着呼ユーザの間での呼の確立を管理するために専用に用いられる。各通信機器Skは、通信機器Skを別の通信機器Sk’に接続できるようにする通信ネットワーク内の通信識別子に関連づけられる。この例では、通信ネットワークはインターネット/IPネットワークであるので、機器Skの通信識別子は、例えば、インターネットアドレスドメインである。
「ドメイン」という語は、インターネットとの関連で理解されなければならない。したがって、この語は、同一の機能共同体に属する1組のエンティティ(「ユーザエージェント」、プロキシ)を表す。
私設サブネットワークENkのユーザUj−kの端末Tji−kは、アシスタントDj−kに論理的に接続されるので、前記アシスタントDj−kを含む機器Skにも論理的に接続される。
例えば、コンピュータなどのユーザ端末も同様に、本発明の意味における通信機器を構成し得ることに留意することが重要である。
各通信機器Skは、ホームページおよびセキュリティモジュールとしても知られる転送モジュールMTkも含む。アシスタントDj−kおよび転送モジュールMTkは、ユーザUj−kの1つから着呼ユーザUj’−k’(k’はkと等しくてもよい)への呼を確立する要求を受信するたびに、ユーザUj’−k’に関連づけられた機器Sk’に送信されて、ユーザUj’−k’が呼を受諾するかどうかを尋ねる問い合わせメッセージを構成する責務を負う、通信機器Skの管理手段Dj−k、MTkを構成する。
この目的のため、管理手段Dj−k、MTkは、第1のユーザ識別子Uj−kと第2のユーザ識別子Dj−kの間の対応関係を要素にもつ第1の表が保存された第1のメモリM1をアクセスすることによって、着呼ユーザの先に受信された第1の識別子に対応する第2の識別子の決定を開始する。これらの第1の表は、例えば、各ユーザに関連づけられた個人登録簿、企業全体の登録簿(企業ネットワークの場合)、および企業または個人登録簿を有するユーザのユーザ連絡先の登録簿である。その2次識別子は好ましくは、関連づけられたユーザが属する企業(または公衆もしくは私設ネットワーク)も指定する。
第1のメモリM1は好ましくは、上述した様々な登録簿用に専用に用いられる情報データベースBkの第1の部分を構成する。この情報データベースBkは好ましくは、私設サブネットワークENk内にインストールされ、その通信機器Skに接続される。もちろん、登録簿のいくつかは、各アシスタントのメモリに記憶することができる。特に、個人登録簿、およびアシスタントに関連づけられたユーザの通常連絡先の登録簿の場合に、そのようにすることができる。
第2の識別子は、通常、例えば、一意もしくは汎用個人識別子(UPI)と呼ばれ、またはユーザに、したがって、そのアシスタントに結び付けられた一意もしくは汎用通信識別子(UCI)と呼ばれるものである。説明を簡単にするため、以降、本明細書では、第2の識別子は、ユーザおよび関連アシスタントを指示するものと見なす。
着呼ユーザの第2の識別子を取得すると、管理手段Dj−k、MTkは、第2のユーザ識別子Dj−kと通信機器Skの通信識別子の間の対応関係を要素とする第2の表が保存された第2のメモリM2にアクセスして、先に決定された第2の識別子によって指示されるアシスタントDj’−k’が接続された通信機器Sk’の通信識別子を決定する。
対応関係を要素とする第2の表は、例えば、各部署(または様々な部署の様々な各サイト)がその通信識別子(ここでは、例えば、「@ccc.ALCATEL.com」などのインターネットドメイン)と対応づけられて記憶された企業内登録簿(企業ネットワークの場合)である。
第2のメモリM2は好ましくは、企業内登録簿用に専用に用いられる情報データベースBkの第2の部分を構成する。
その後、管理手段Dj−k、MTkは、それら通信機器Sk自体の通信識別子ならびに発呼ユーザUj−kの第2(および/または第1)の識別子を含み、発呼者Uj−kのアシスタントDj−kが(第2の識別子および/または第1の識別子によって指示される)着呼者Uj’−k’のアシスタントDj’−k’への呼を確立することを望んでいることを示す問い合わせメッセージを、インターネット/IPネットワークを介して、通信識別子が決定されたばかりの通信機器Sk’に送信する。
これをより詳しく説明すると、発呼ユーザ(例えば、ユーザU1−1)が、着呼ユーザ(例えば、ユーザU3−2)への呼を確立することを望む場合、発呼ユーザは、自分の端末T1i−1の1つに、着呼ユーザU3−2の第1の識別子を送信する。これは、端末T1i−1のマン/マシンインタフェースによって、例えば、音声コマンド、専用キーの打鍵、または専用メニューからの選択によって達成される。その後、端末T1i−1は、受信した第1の識別子を、そのアシスタントD1−1に送信するように構成される。アシスタントD1−1への接続は、(私設サブネットワークEN1の事前定義された通信アドレスへの)通信リンクによって達成される。
その後、アシスタントD1−1は、上で示したように、第1のメモリM1において、(着呼ユーザU3−2を指示する)受信した第1の識別子に関連づけられた、着呼ユーザU3−2の第2の識別子を決定する。
その後、アシスタントD1−1は、着呼者(U3−2)の第2の識別子を含み、先に決定された着呼者の第2の識別子によって指示されるアシスタントD3−2への呼の確立を要求する、問い合わせ要求を生成する。その後、アシスタントD1−1は、関連づけられた転送モジュールMT1にこの要求を送信し、転送モジュールMT1は、上で示したように、第2のメモリM2において、着呼ユーザU3−2の第2の識別子に対応する機器S2の通信識別子を決定する。
最後に、転送モジュールMT1は、それ自体の機器S1の通信識別子および発呼者の第2の識別子を含み、発呼者U1−1の前記アシスタントD1−1が着呼者U3−2のアシスタントD3−2への呼を確立することを望んでいることを示す問い合わせメッセージを、インターネット/IPネットワークを介して、通信機器S2に送信する。
アシスタントDj−kの間のこの呼は、発呼ユーザU1−1の端末T1i−1の1つと着呼ユーザU3−2の端末T3i’−2の1つの間で呼を確立することで、発呼ユーザU1−1と着呼ユーザU3−2とが、それぞれのアクセス可能性状態を与えられて、データ交換を行えそうかどうかを決定することを意図したものである。
これを決定できるようにするため、各アシスタントDj−kは好ましくは、その1つまたは複数のユーザUj−kに関する情報データを格納する第3のメモリM3を含む。したがって、情報データは、ユーザUj−kに関連づけられた端末の1つまたは複数の通信アドレス(または通信識別子)を表すことができ、可能であれば、ユーザUj−kに関連づけられた各通信端末の各通信アドレスを表す。各端末アドレス(電話番号、電子(「電子メール」)アドレス、URLなど)は、前記端末が関連ユーザUj−kによって「アクセスされ」得るかどうかを常に示す状態に対応づけられて、第3のメモリM3に保存される。言い換えると、第3のメモリM3に問い合せることで、アシスタントは、どの端末Tji−kを使用すれば、そのユーザUj−kと交信できるかどうかを常に知ることができる。
各第3のメモリM3は、その他の情報データも、特にユーザUj−kを表すデータ、例えば、よく通話する人の名前、場合によっては端末タイプに応じて、データまたは情報を交換するために通常好んで使用する端末タイプ、または普段オフィスにいる時間なども格納することができる。
第3のメモリM3は好ましくは、各々がユーザUj−kに関連づけられるサブ部分に分割された、情報データベースBkの第3の部分を構成する。しかし、各アシスタントは、そのユーザに関連する情報データを保存するために、それ自体の「第3」のメモリを含むことができる。
さらに、端末決定プロセスはまた、呼確立要求と同時に発呼ユーザUj−kによって供給される、かつ/または事前定義(もしくはプログラム)された、1つまたは複数の基準(または情報データ)を考慮してもよい。使用され得る基準に関して、特に、呼の緊急性のレベル(または程度)、呼のタイプ(テキストデータ、画像データ、音データ、マルチメディアデータなど)、通話コスト、および着呼ユーザUj’−k’の所在を挙げることができる。例えば、各通信機器Skは、図に示すように、それが属する私設サブネットワークENkのロケーションサーバSL−kに接続される。アシスタントDj−kは、ある部署に所属するユーザUj−kに関連づけられるので、例えば、その部署内の階層位置が最も高い発呼者からの呼確立要求に優先権を一貫して割り当てるように構成されることができる。
情報データは、発呼者のアシスタント(ここでは、アシスタントD1−1)が、補助データを問い合わせ要求と統合し、そのデータを問い合わせメッセージに入れて、着呼者のアシスタント(ここでは、アシスタントD3−2)に送信できるようにする。この問い合わせメッセージを送信するため、2つの通信機器SkおよびSk’の間で交換されるその他のメッセージの場合のように、アシスタントは、自由形式テキストの送信を可能にするプロトコル、すなわち、そのとき限りで定められた文字列の使用を課さないプロトコルを使用する。2つの通信機器SkおよびSk’の間で情報を交換するためのプロトコルは好ましくは、与えられたメッセージに格納された自由形式テキストに、別のタイプの少なくとも1つの補助ファイル、例えば、写真、映像、音などのファイルを関連づけることをさらに可能にする。例えば、プロトコルは、XMLファミリ言語に属する言語、特にHTML言語を使用することができる。
プロトコル自体は、2つの通信機器SkおよびSk’を接続するネットワークのタイプの関数であり、
(図に示される実施形態でのように)インターネットタイプのネットワークの場合、着呼ユーザU3−2に関連づけられる機器S2は、転送モジュールMT2において、インターネット/IPネットワークから問い合わせメッセージを受信する。その後、転送モジュールMT2は、呼確立要求(「D1−1がD3−2に発呼したい」)と、呼確立要求が含む任意の補助データとを、受信問い合わせメッセージに含まれる第2の識別子によって指示される着呼者のアシスタントD3−2に送信する。
要求を受信すると、着呼者のアシスタントD3−2は好ましくは、着呼ユーザU3−2の第1の識別子を決定することによって開始する。この目的のため、アシスタントD3−2は、第1のメモリM1に保存された、対応関係を要素とする第1の表にアクセスする。その後、アシスタントD3−2は、ロケーションサーバにアクセスして、着呼ユーザU3−2のアクセス可能性状態を決定する。
着呼ユーザU3−2が交信可能でない場合、アシスタントD3−2は、呼の確立が不可能であることを示すメッセージを、インターネット/IPネットワークの転送モジュールMT2およびMT1を介して、発呼者U1−1のアシスタントD1−1に送信する。アシスタントD1−1は好ましくは、発呼ユーザU1−1に、着呼ユーザU3−2がこの場合は交信可能でないことを通知するように構成される。
着呼ユーザU3−2が交信可能ではあるが、問い合わせメッセージとともに送信された基準を満たさない端末によって可能となる場合、アシスタントD3−2は、例えば、緊急の場合、または重大な個人的もしくは重大な仕事上の発呼の場合に、要求された基準を満たす呼を確立することは不可能であるが、別の基準を満たす別の端末でなら交信可能であることを報告するメッセージを、転送モジュールMT2およびMT1とインターネット/IPネットワークとを介して、発呼者U1−1のアシスタントD1−1に送信する。
着呼ユーザU3−2が適用可能な基準のいずれかを満たす少なくとも1つの端末によって交信可能である場合、アシスタントD3−2は、関連情報データおよび要求に添付された補助データの関数として、端末T3i’−2の1つを選択する。この選択の目的は、受信メッセージに含まれるアシスタントD1−1の第2の識別子によって指示される発呼ユーザU1−1からの呼を受諾するかどうかを質問するために、着呼ユーザを直ちに交信可能にしそうな端末を決定することである。
その後、着呼者のアシスタントD3−2は、決定したばかりの発呼者の端末(例えば、移動電話T33−2)に、端末のタイプに合うように構成された問い合わせ要求を送信し、発呼ユーザU1−1との呼の確立を受諾するかどうかを着呼ユーザU3−1に質問する。これは、音声メッセージ、SMSのテキストメッセージ、または同等のタイプの支援によって実施することができる。このメッセージの送信を可能にするため、各通信機器Skは、図に示されるように、例えば、音声サーバ、「電子メール」サーバ、またはファクシミリサーバなど、1つまたは複数のデータサーバSD−kに接続されることができる。
着呼ユーザU3−2が返答しないが、例えば、固定電話T32−2など、別の端末をもっている場合、アシスタントD3−2は、その別の端末によって、着呼ユーザと交信しようと試みる。着呼ユーザが別の端末をもっていない場合、またはその別の端末によっても返答しない場合、アシスタントD3−2は、呼を確立することが不可能であることを報告するメッセージを、転送モジュールMT2およびMT1とインターネット/IPネットワークとを介して、発呼者U1−1のアシスタントD1−1に送信する。アシスタントD1−1は好ましくは、発呼ユーザU1−1に、着呼ユーザU3−2がこの場合は交信可能でないことを報告するように構成される。
着呼ユーザU3−2は、問い合わせ要求に応答したい場合、自分の端末のマン/マシンインタフェースを使用する。上で述べたように、これは、音声コマンド、専用キーの打鍵、または専用メニューでの選択によって達成されることができる。この応答には、問い合わせ要求を受信したのとは異なる端末を複数の端末に関するユーザの選好の関数として選択するための、例えば、選択、選択基準、または条件を定義する情報データを添付することができる。
アシスタントD3−2は、選択された着呼端末から応答メッセージを受信すると、その内容を分析する。呼確立の拒否の場合、または着呼ユーザが不在の場合、アシスタントD3−2は、呼を確立することが不可能であることを報告するメッセージを、転送モジュールMT2およびMT1とインターネット/IPネットワークとを介して、発呼者U1−1のアシスタントD1−1に送信する。アシスタントD1−1は好ましくは、発呼ユーザU1−1に、着呼ユーザU3−2がこの場合は交信可能でないことを報告するように構成される。
特定の条件が付けられた受諾を含め、呼を受諾する場合、着呼者U3−2のアシスタントD3−2は、第3のメモリM3にアクセスし、着呼ユーザおよび/もしくは発呼ユーザに関連する情報データ、ならびに/または着呼ユーザから受信したばかりの応答メッセージおよび/もしくは元の問い合わせ要求に含まれる補助データ(例えば、基準または選択)を与えられて、通信可能な着呼ユーザの端末と発呼ユーザの端末とを決定する。
第1の実施形態においては、着呼者U3−2のアシスタントD3−2は、関連づけられた転送モジュールMT2に、着呼ユーザU3−2の少なくとも1つの端末の通信識別子、例えば、固定電話番号、移動電話番号、またはインターネットアドレスなどを示す応答メッセージを送信する。
より好ましい第2の実施形態においては、着呼者U3−2のアシスタントD3−2は、関連づけられた転送モジュールMT2に、着呼ユーザU3−2の少なくとも1つの端末の通信識別子を示す応答メッセージ、および特定のビットレートを有する、端末識別子ごとの1つまたは複数の可能な通信モード、例えば、狭帯域音声、広帯域音声、またはビデオフォンなどの表示を示す応答メッセージを送信する。
問い合わせ要求を着呼ユーザU3−2に送信するために先に選択された端末は、最終的に確立される呼のために決定された端末に必ずしも含まれていない。
転送モジュールMT2は、発呼ユーザU1−1に関連づけられた通信機器S1に、インターネット/IPネットワークを介して、応答メッセージを送信する。
発呼ユーザU1−1に関連づけられた通信機器S1は、転送モジュールMT1を介して、応答メッセージを受信すると、前記応答メッセージに含まれる第2の識別子によって指示されるアシスタントD1−1に、応答メッセージを送信する。アシスタントD1−1は、着呼ユーザU3−2の1つまたは複数の端末の通信識別子、および1つまたは複数の可能な通信モードを決定する。この情報および発呼ユーザに特有の情報の関数として、アシスタントD1−1は、着呼ユーザの様々な端末識別子から選択を行う。例えば、広帯域音声通信モードおよびビデオ通信モードが可能であり、発呼ユーザU1−1が音声モードよりもビデオフォン通信モードを好むことを知らせてある場合、アシスタントは、ビデオフォン通信モードを選択し、したがって、着呼ユーザの端末識別子からビデオフォンモードに関連付けられている端末識別子を選択し、発呼ユーザの端末識別子からビデオフォンモードに関連付けられている端末識別子を選択する。
その後、アシスタントD1−1は、選択された2つの端末の間で呼の確立を開始する。アシスタントD1−1は好ましくは、これらの端末の間で直接的な呼を確立する責務をサードパーティに負わせる。この文脈において、「サードパーティ」という表現は、発呼端末と着呼端末の間で直接的に呼を確立するために選択された通信ネットワーク(PLMN、PSTN、インターネット、私設ネットワークなど)を指す。この目的のため、アシスタントD1−1は、そのメモリから発呼者の選択された端末の通信識別子を抽出し、その後、その識別子を、受信した応答メッセージに含まれる着呼者の端末の通信識別子と一緒に、サードパーティに伝える。
しかし、アシスタントの一方または両方が、呼を確立するための責務を負うと想定することもできる。この場合、アシスタントどうしで、信号メッセージを交換する。
アシスタントDj−kは、その他の多くの機能を提供することができ、特に、
共通または(ユーザUj−kまたは権限をもつ他のユーザUj’−kに固有の)個人的データベースを分析し、
発呼ユーザUj−kからの要求をアシスタントDj−kの要請により分析して、その要求を処理した後、前記ユーザUj−kに適切な応答を送信し、
通知(メッセージまたはそのユーザUj−kの所在を求める要求)を処理し、
アシスタントDj’−kに関連づけられたユーザUj’−kに関する情報(例えば、それらの通信端末の一覧、使用する端末タイプに関するそれらの傾向、または曜日および/もしくは一日の時間帯の関数としてのそれら個々の通常の所在場所など)を、好ましくは機密性のある方式(すなわち、ユーザUj−kのアクセスを許さない方式)で記憶するように、それ自体を別のアシスタントDj’−kから更新し、
アシスタントDj−kのユーザUj−kとの交信を望むユーザに関する、アシスタントDj−kに知られていない対等物(coordinates)(通信識別子、関数、電子メールアドレス、地理的所在地、郵便番号など)を別のアシスタントDj’−kから決定し、
ユーザがそのユーザに関連づけられていた通信アドレスでもう応答しないことを、ユーザがアシスタントをもたないことを、またはすべてのアシスタントに関する情報の自動更新を可能にするため、ユーザのアシスタントが、ユーザのコンピュータに、ユーザの移動電話に、サーバに、もしくは他の任意の通信端末に配置されていることを、アシスタントDj’−kに報告し、
通過センサおよび活動検出器などの外部手段によって配送された補助データによって、1つまたは複数の端末のレベルでユーザUj−kの所在を突き止め、実際、ユーザのアクセス可能性状態を決定するため、例えば、アクセスカードもしくはBluetoothインタフェースを備えた身分証明バッジを使用してゲート(または出入口)を通過したとき、または通信端末を起動もしくは停止させたときなどに、いくつかの所在情報を回復することが可能である。この所在情報は、例えば、ロケーションサーバSL−kに記憶される。
さらに、アシスタントDj−kは好ましくは、任意のタイプおよび任意の形式のデータ(電気信号、データ、音声、画像など)を、内部または外部ユーザ端末と交換できるように、マン/マシンインタフェースを有する。
さらに、アシスタントDj−kは好ましくは、すべての端末および/または実エンティティもしくは仮想エンティティ(端末、音声および/もしくはビデオメッセージボックス、または電子(e−メール)メールボックス)に、(読み/書き、送信/受信、または活動/非活動モードで)アクセスできる。
最後に、アシスタントは、任意のタイプの電話の状態(例えば、SIP電話などの「機能モード」、および「振動モード」)を決定するように構成される。したがって、アシスタントDj−kは、SIP電話が802.3または802.11タイプのコネクションを介してネットワークに接続されている間、SIP電話の制御を行うことができる。SIP電話は、ネットワークに接続しているとき、ネットワークに対して自らの身元を証し、IPアドレス、VLAN番号などの情報を取得するための一連のタスクを実行し、機能的にアシスタントに接続され、したがって、アシスタントはSIP電話の主な通信相手となる。その後、アシスタントは、SIP電話のために、他のパーティと一緒に、呼を確立するために意図された交換を管理する。
アシスタントDj−kが、自らの環境および通信し合う他のアシスタントの環境における、学習プロセスおよび/もしくは情報データ獲得を通して、ならびに/または新しいサービスもしくは新しい関数の統合によって、時間とともに自ら知識を豊かにしていく「エキスパートシステム」のように振舞うことができれば、一般に有利である。この種の振舞いは、例えば、各アシスタントに限定的に割り当てられたデータベースおよび意味表に関連する「エキスパート」技法によって実施されることができる。
もちろん、処理装置(またはアシスタント)Dj−kが適応型でないと想定することもできる。
上で述べたように、転送モジュールMTkは好ましくは、しばしば互いに結合されるホームページ機能およびセキュリティ機能を提供する責務を負う。
転送モジュールのホームページ機能は、より具体的には、一方で、外部通信機器(特にアシスタント)または外部ユーザから届いたメッセージを、自らの通信機器に関連づけられた関係アシスタントまたはユーザに向けて送信し、また外部通信相手(アシスタントおよびユーザ)に自らの(内部)アシスタントおよびユーザについて通知する責務を負う。例えば、情報を求める要求の場合、転送モジュールMTkは、キーワード(名前、機能、部課/部局、サイトなど)に基づき通信相手を探索するなど、行動の選択を提供するホームページを提供することができる。
さらに、転送モジュールMTkは好ましくは、任意のタイプの外部通信端末と適切に対話できるように、そのペアレント私設サブネットワークENkの様々なデータサーバSDkに接続される。したがって、例えば、アシスタントをもたない外部ユーザが、自分の移動電話を使用して、呼を確立または情報を要求する場合、転送モジュールMTkは、テキスト−音声(TTS)または音声−テキスト(STT)タイプの通信システムを介して、そのユーザとの直接的な対話を確立することができる。したがって、適切なソフトウェアアプリケーションに関連づけられたこれらのTTSおよびSTTシステムは、外部ユーザにそのユーザがもたないアシスタント機能を提供することを可能にする。
転送モジュールMTkのセキュリティ機能は、より具体的には、自らのアシスタントおよびユーザの1つに対する呼を確立する権限を、外部通信相手(アシスタントまたはユーザ)が与えられているかどうかを検証する責務を負う。この目的のため、適切なソフトウェアアプリケーション手段を使用して、転送モジュールMTkは、ネットワークから受信した情報のフォーマットおよび整合性を検証する。さらに、この機能は、必要と判断する場合は、補足情報を外部通信相手に要求する責務を負う。この補足情報も、セキュリティ基準および/または規則の関数としての分析に利用される。
これら2つの機能の振舞いは、外部通信相手から受信した情報に応じて変化する。
図1に示されたタイプの設備内でアシスタントDを使用する非網羅的な実施例のいくつかを次に説明する。
以降、本明細書で説明される各状況は、自分のオフィスにおり、自分のラップトップコンピュータT11−1で作業している、ユーザU1−1によって開始される。したがって、このコンピュータT11−1に結合された機器、例えば、マイクロフォン(またはキーボードもしくはマウス)を媒介して、ユーザU1−1は、例えば、「アシスタント」という単語を発話(またはアシスタントの通信アドレスを提供)することによって、自分のアシスタントD1−1にアクセスしたいことを知らせる。
第1の実施例では、ユーザU1−1は、ユーザU2−2にマルチメディアデータを、緊急性ありとは見なさずに送信するために、ユーザU2−2と交信するよう自分のアシスタントD1−1に要求する。この実施例では、ユーザU1−1とユーザU2−2のラップトップコンピュータT11−1とT22−2は、マルチメディアデータを交換できる装備をもつと仮定されている。この要求は、例えば、「U2−2にマルチメディアコール」と言うことによって、口頭で達成される。
ラップトップコンピュータT11−1のマン/マシンインタフェースは、この要求をアシスタントD1−1によって利用可能なデータに変換し、その後、アシスタントD1−1は、転送モジュールMT1およびMT2とインターネット/IPネットワークとを介して、指示されたユーザU2−2のアシスタントD2−2とのコネクションを確立し、例えば、形式[U1−1、マルチメディア、通常優先権、ユーザU2−2が自分のオフィスにいる場合のみ]で、要求をアシスタントD2−2に送信する。
この要求を受信すると、アシスタントD2−2は、その私設サブネットワークEN2のプレゼンスサーバに問い合わせを行って、ユーザU2−2がどこにいるか、またU2−2と交信するのにどの端末が使用できるかを決定する。この実施例では、ユーザU2−2は自分のオフィスにおり、(マルチメディアデータを交換するように構成された)自分のラップトップコンピュータT22−2で作業していると仮定されている。
例えば、その後、アシスタントD2−2は、ユーザU2−2に呼を通知し、呼を受諾するかどうかを質問するために、ラップトップコンピュータT22−2で作業中のユーザU2−2に(テキストまたは合成音声形式で)メッセージを送信する。
ユーザU2−2がそのアシスタントD2−2に呼を受諾する旨を通知したと仮定すると、アシスタントD2−2は、転送モジュールMT2およびMT1とインターネット/IPネットワークとを介して、メッセージ、例えば、[受諾、マルチメディア、ラップトップコンピュータT22−2]タイプのメッセージを、アシスタントD1−1に送信する。
その後、アシスタントD1−1は、プロキシアクセスサーバS2を介する、ラップトップコンピュータT11−1とT22−2の間のコネクションの確立を開始する。
第2の実施例でも、ユーザU1−1はやはり、ユーザU2−2にマルチメディアデータを、緊急性ありとは見なさずに送信するために、ユーザU2−2と交信するよう自分のアシスタントD1−1に要求する。この実施例では、ユーザU1−1とユーザU2−2のラップトップコンピュータT11−1とT22−2は、マルチメディアデータを交換できる装備をもつが、ラップトップコンピュータT11−1だけに電源が入っている(T22−2には電源が入っていない)と仮定されている。
ラップトップコンピュータT11−1のマン/マシンインタフェースは、この要求をアシスタントD1−1によって利用可能なデータに変換し、その後、アシスタントD1−1は、転送モジュールMT1およびMT2とインターネット/IPネットワークとを介して、指示されたユーザU2−2のアシスタントD2−2とのコネクションを確立し、例えば、形式[U1−1、マルチメディア、通常優先権、ユーザU2−2が自分のオフィスにいる場合のみ]で、要求をアシスタントD2−2に送信する。
この要求を受信すると、アシスタントD2−2は、その私設サブネットワークEN2のプレゼンスサーバに問い合わせを行って、ユーザU2−2がどこにいるか、またU2−2と交信するのにどの端末が使用できるかを決定する。この実施例では、ユーザU2−2は自分のオフィスにおり、そのラップトップコンピュータT22−2には、上で述べたように、電源が入っていないと仮定されている。その結果、ユーザU2−2とは、その移動電話T21−2によってしか交信することができない。
その後、アシスタントD2−2は、移動電話T21−2に対する呼を確立して、ユーザU1−1がユーザU2−2に対するマルチメディア呼を確立したいと望んでいる旨を、例えば、合成音声メッセージもしくはSMSテキストメッセージによって(またはファックスを送信することによって)そのユーザU2−2に通知する。ユーザU2−2が、そのラップトップコンピュータT22−2に電源を入れることに同意した場合、アシスタントD2−2は、例えば、[受諾、マルチメディア、ラップトップコンピュータT22−2]タイプのメッセージを、アシスタントD1−1に送信する。
その後、アシスタントD1−1は、ラップトップコンピュータT11−1とT22−2の間のコネクションの確立を開始する。
第3の実施例では、ユーザU1−1は、ユーザU2−2にマルチメディアデータを、緊急性ありとは見なさずに送信するために、ユーザU2−2と交信するよう自分のアシスタントD1−1に要求する。この実施例では、ユーザU1−1とユーザU2−2のラップトップコンピュータT11−1とT22−2は、マルチメディアデータを交換できる装備をもつが、ラップトップコンピュータT11−1だけに電源が入っている(T22−2には電源が入っていない)と仮定されている。
ラップトップコンピュータT11−1のマン/マシンインタフェースは、この要求をアシスタントD1−1によって利用可能なデータに変換し、その後、アシスタントD1−1は、転送モジュールMT1およびMT2とインターネット/IPネットワークとを介して、指示されたユーザU2−2のアシスタントD2−2とのコネクションを確立し、例えば、形式[U1−1、マルチメディア、通常優先権、ユーザU2−2が自分のオフィスにいる場合のみ]で、要求をアシスタントD2−2に送信する。
この要求を受信すると、アシスタントD2−2は、その私設サブネットワークEN2のプレゼンスサーバに問い合わせを行って、そのユーザU2−2がどこにいるか、またU2−2と交信するのにどの端末が使用できるかを決定する。この実施例では、ユーザU2−2は外出中であり、呼が緊急な仕事上の要件である場合にだけ、その移動電話T21−2によってのみ交信できると仮定されている。
その後、アシスタントD2−2は、ユーザU2−2がオフィスにいないことを知って、ユーザU2−2とは交信できない旨を、アシスタントD1−1に通知する。発呼者によって設定された条件は、[U1−1、マルチメディア、通常優先権、ユーザU2−2が自分のオフィスにいる場合のみ]であった。
アシスタントD1−1は、例えば、合成音声メッセージまたはテキストメッセージによって、上述の旨をユーザU1−1に直ちに通知する。その後、ユーザU1−1が、呼が緊急な仕事上の要件であることを、そのアシスタントD1−1に知らせた場合、アシスタントD1−1は、ユーザU2−2と通信を行うために、新しい要求を開始する。
各通信機器Sk、ならびに特にその処理装置Dj−kおよび処理モジュールMTkは、電子回路(ハードウェア)、ソフトウェアもしくはデータ処理モジュール(ソフトウェア)、または回路とソフトウェアの組み合わせで実施されることができる。
本発明は、上で例としてのみ説明された通信機器の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれる、当業者が思いつくことができるすべての変形を包含する。
したがって、上述した説明は、企業または企業グループに属し、複数の私設サブネットワークに分割され、インターネット/IPタイプのネットワークおよび1つまたは複数の電話ネットワークに接続される、私設ネットワークを含む通信設備に関連する。しかし、本発明は一般に、相互に接続されるすべてのタイプの公衆または私設ネットワークに関する。
さらに、端末が固定またはラップトップコンピュータ、および固定または移動電話である適用例が説明された。しかし、本発明は一般に、(任意のタイプの)通信ネットワークと(マルチメディア、音声、画像、またはテキストタイプの)データを交換可能な、ファクシミリ機および携帯情報端末(PDA)を含む、すべての固定またはポータブルマシンに関する。
さらに、各ユーザが処理装置(またはアシスタント)に関連づけられた設備が説明された。しかし、本発明は、処理装置が複数のユーザによって共用される状況にも等しく適用される。
さらに、発呼ユーザが単一の着呼ユーザとの交信を試みる実施例が説明された。しかし、本発明は、発呼ユーザが複数の着呼ユーザとの交信を試みる状況にも等しく適用される。この場合、ネゴシエーションは、関係ユーザに関連づけられた様々な通信機器の間で達成される。
最後に、着呼ユーザが最初に第1の識別子によって指示され、第1の識別子から、やはり着呼ユーザを表す第2の識別子が、第1のメモリにおいて決定される本発明の一実施形態が説明された。しかし、本発明は、着呼ユーザが第2の識別子によって直接に指示される状況にも等しく適用される。この場合、着呼ユーザの端末が接続される通信機器の通信アドレスは、(第2の)メモリから直接推定される。第1および第2の識別子は、同じであることさえできる。この場合、(第1または第2の)識別子と通信機器の通信アドレスの間の対応関係を要素とする表が保存される(第2の)メモリだけを提供することができる。対応関係を要素とする第1および第2の表が対応関係を要素とする単一の表に併合された変形を想定することもでき、その場合、通信機器の通信アドレスは、第1および/または第2のユーザ識別子の指示によりアクセスされる。
本発明の通信機器を備える通信設備の一実施形態の図である。

Claims (37)

  1. 各々が少なくとも1つの個人識別子に関係付けられ、各々が少なくとも1つの通信端末(Tji−k)を有する、発呼ユーザ(Uj−k)と着呼ユーザ(Uj’−k’)の間で呼を確立する方法であり、前記発呼ユーザ(Uj−k)の各通信端末は、第1の通信機器(Sk)に論理的に接続され、前記着呼ユーザ(Uj’−k’)の各通信端末は、第2の通信機器(Sk’)に論理的に接続され、これらの端末の組み合わせは、これらの2ユーザの間で複数の通信モードを可能にし、
    前記方法は、発呼ユーザ(Uj−k)と着呼ユーザ(Uj’−k’)の間で呼を確立する要求の場合、呼を確立する前に、前記第1の通信機器(Sk)と前記第2の通信機器(Sk’)の間で情報を交換することにその本質がある、呼を確立する方法であって、また
    前記着呼ユーザが呼の確立を受諾する場合、
    前記第2の通信機器(Sk’)が、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定し、
    その後、前記第2の通信機器(Sk’)が、前記第1の通信機器(Sk)に、そのようにして決定された各端末の端末識別子を送信し、
    その後、前記第1の通信機器(Sk)が、受信した前記着呼ユーザの前記識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子を選択し、次に、前記発呼ユーザの少なくとも1つの端末と選択した識別子に対応する前記着呼ユーザの少なくとも1つの端末の間で呼の確立を開始することを特徴とする方法。
  2. 決定した各端末について、前記第2の通信機器(Sk’)がさらに、前記要求された呼の確立を可能にするこの端末の各通信モードを決定し、
    その後、前記第2の通信機器(Sk’)がさらに、前記第1の通信機器(Sk)に、そのようにして決定された各モードの通信モード識別子を送信し、
    その後、前記第1の通信機器(Sk)が、受信した前記着呼ユーザの前記識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、前記着呼ユーザの少なくとも1つの端末識別子を選択することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記発呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記着呼ユーザの少なくとも1つの端末識別子を選択することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、前記着呼ユーザの少なくとも1つの端末識別子を選択することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記着呼ユーザの少なくとも1つの端末識別子を選択することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの前記着呼ユーザの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記発呼ユーザから届いた情報データを考慮して、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの前記着呼ユーザの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  9. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの前記着呼ユーザの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  10. 前記第1の通信機器(Sk)が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの前記着呼ユーザの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  11. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データをさらに考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記発呼ユーザから届いた情報データをさらに考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  15. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする、前記着呼ユーザの各端末とこの端末の各通信モードとを決定することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  16. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする、前記着呼ユーザの各端末とこの端末の各通信モードとを決定することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  17. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データをさらに考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする、前記着呼ユーザの各端末とこの端末の各通信モードとを決定することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  18. 前記第2の通信機器(Sk’)が、前記発呼ユーザから届いた情報データをさらに考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする、前記着呼ユーザの各端末とこの端末の各通信モードとを決定することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  19. 各々が少なくとも1つの識別子に関係付けられ、各々が少なくとも1つの通信端末(Tji−k)を有する、発呼ユーザ(Uj−k)と着呼ユーザ(Uj’−k’)の間での呼の確立を管理するための通信機器(Sk)であり、この機器は、少なくとも一方のユーザの各通信端末(Tji−k)に論理的に接続され、この第1の機器に論理的に接続された端末(Tji−k)と、前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)に論理的に接続された別の端末(Tji−k)との間で呼を確立する前に、この第2の機器(Sk’)と情報を交換する手段(Dj−k)を含む、通信機器であって、
    前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する手段(MT)が、
    前記要求された呼の確立を可能にする着呼ユーザの各端末の端末識別子を受信する手段と、
    その後、受信した前記着呼ユーザの前記識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子を選択し、次に、前記発呼ユーザの少なくとも1つの端末と選択された識別子に対応する前記着呼ユーザの少なくとも1つの端末の間で呼の確立を開始する手段とを含むことを特徴とする通信機器(Sk)。
  20. 前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する前記手段(Dj−k)がさらに、
    前記第2の電気通信機器によって決定された各端末の少なくとも1つの通信モード識別子を受信する手段と、
    受信した前記着呼ユーザの前記識別子から、複数の可能な選択が存在する場合は、少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択する手段とを含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  21. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子を選択する前記手段が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  22. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子を選択する前記手段が、前記発呼ユーザから届いた情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  23. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子を選択する前記手段が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  24. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子を選択する前記手段が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  25. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択する前記手段が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の通信機器(Sk)。
  26. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択する前記手段が、前記発呼ユーザから届いた情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の通信機器(Sk)。
  27. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択する前記手段が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の通信機器(Sk)。
  28. 受信した前記着呼ユーザの前記識別子から少なくとも1つの端末識別子と少なくとも1つの通信モード識別子とを選択する前記手段が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の通信機器(Sk)。
  29. この第1の機器のユーザが着呼された場合に、前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する手段(Dj−k)の前記手段が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データまたは前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  30. この第1の機器のユーザが着呼された場合に、前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する手段(Dj−k)の前記手段が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  31. この第1の機器のユーザが着呼された場合に、前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する手段(Dj−k)の前記手段が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  32. 前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する前記手段が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データをさらに考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  33. 前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する前記手段が、前記発呼ユーザから届いた情報データをさらに考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  34. この第1の機器のユーザが着呼された場合に、前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する前記手段(Dj−k)が、前記着呼ユーザに関連づけられた所定の情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする、前記着呼ユーザの各端末とその端末の各通信モードとを決定する手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の通信機器(Sk)。
  35. この第1の機器のユーザが着呼された場合に、前記第1の機器に類似する第2の通信機器(Sk’)と情報を交換する前記手段(Dj−k)が、前記着呼ユーザから届いた情報データを考慮して、前記要求された呼の確立を可能にする、前記着呼ユーザの各端末とその端末の各通信モードとを決定する手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の通信機器(Sk)。
  36. 前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する前記手段が、前記発呼ユーザに関連づけられた所定の情報データをさらに考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
  37. 前記要求された呼の確立を可能にする前記着呼ユーザの各端末を決定する前記手段が、前記発呼ユーザから届いた情報データをさらに考慮する手段を含むことを特徴とする、請求項19に記載の通信機器(Sk)。
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