JP2006341073A - 遊技機及びリールテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】非入賞ラインを設けることで、変化に富んだ遊技仕様を持つ遊技機を得る。
【解決手段】当選役に対応する図柄を入賞ラインに揃えることができない場合には、非入賞ラインにおいて当選を示唆する報知図柄を揃える機会を付与して内部当選の状況を知らせる。また、(ベル、ベル、ベル)等入賞ラインに揃えば所定の利益が得られるような特定の図柄が非入賞ラインに揃うと同時に入賞ラインには異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃うように構成した図柄配列を持つ回胴を用いて意外性のある遊技を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機、並びに当該遊技機に適用されるリールテープに関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、所定数の遊技媒体を投入し、始動レバーを操作することで、当該遊技に対する役の当選/落選抽選(以下、必要に応じて「当落抽選」という)が実行されると共に、周面に複数の図柄が表示された複数列(一般的には3列)の図柄変動リールが回転することにより、所謂、図柄変動パターン演出を開始するようになっている。
上述した始動レバーの操作によって回転を開始した図柄変動リール(図柄変動パターン演出)は、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを遊技者が操作することで、ほぼ遊技者の意図する時期に停止される。
すなわち、停止した図柄は、3×3(3行3列)のマトリクス状に配列されることになり、この停止図柄において、上行、中行、下行の直線ライン(3ライン)と、対角線ライン(2ライン)の合計5ラインを入賞ラインとして設定している。
ここで、前記始動レバーの操作時に内部抽選が実行されて当選/落選が決められており、遊技者が停止ボタンにより各図柄変動リールの停止操作を行い、当該内部抽選に当選している場合に、当該当選に対応する図柄が入賞ラインに揃った時点で入賞となり、権利行使がなされる。
また、上記入賞ラインに揃えるときの停止ボタンの操作時期(タイミング)が多少ずれても、入賞するように所望の図柄を引き込む制御と、内部抽選の結果が外れの場合には、図柄変動リールは当選役に対応する図柄の組み合わせを表示しないように蹴飛ばす制御(以下、引き込む制御と蹴飛ばす制御を総称して、所謂「滑り制御」という)が実行される。
ここで、仮に内部抽選の結果が当たりであっても、停止ボタンの操作時期が引き込み可能範囲外であり、図柄変動リールが当選役に対応する図柄で停止表示しなかった場合は入賞とならず、上記権利行使はなされない。
この場合、遊技者は、内部抽選の結果について、当選であったか、或いは落選であったのか知ることができない場合が多い。
ここで、従来のパチスロ機の仕様として、内部抽選が当選している場合に、停止図柄が入賞とならないときには、停止図柄により所謂リーチ目(例えば、表示される全図柄(9図柄)の配列パターン)を表現し、内部抽選の当選を報知することができる遊技機が提案されている(特許文献1参照)。
特許第3080206号
しかしながら、上記特許文献1の技術では、内部抽選が当選していることを報知することができるのは所謂リーチ目による報知であった。この場合、停止ボタンの操作時期が、所謂滑り制御の範囲外の場合には、所謂リーチ目による報知はされなかった。
従って、所謂リーチ目という報知機能を備えていても、遊技者に内部抽選の当選が報知されないで終了する、という問題があった。
なお、ランプ等を用いて、内部当選を報知する技術については多くの提案があるが、遊技者の図柄変動への視線をそらさなくてはならず、遊技の進行の妨げとなる。
また、従来の遊技機では、予め定められた役に対応する入賞図柄配列は、同一の図柄を用いており(1リールで当選役となる役もある)、当該入賞図柄配列となった場合には、その入賞役に応じた利益(メダルの配当やビッグボーナス等の特別遊技の権利行使)を与えられるにすぎず、遊技が単調であった。
本発明は上記事実を考慮し、非入賞ラインを設けることで、変化に富んだ遊技仕様を確立することができる遊技機、並びに当該遊技仕様に即した図柄配列のリールテープを得ることが目的である。
また、上記目的に加え、役抽選が内部当選し、かつ、当選役に対応する図柄を入賞ラインに揃えることができない場合には、非入賞ラインにおいて当選を示唆する報知図柄を揃える機会を付与することで、図柄から視線をそらすことなく内部当選の状況を認識することができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、前記停止操作のタイミングを基準とした、予め設定された図柄数の範囲内で、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えるように、或いは前記役抽選により当選していない役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えないように、各図柄変動列毎に図柄停止位置の制御を実行する図柄停止制御手段と、前記図柄変動列に対する前記停止操作のタイミングが前記図柄停止制御手段の制御範囲を超えることにより、前記役抽選が当選しているにもかかわらず、当選図柄が入賞ラインに揃えることができないときには、前記入賞ラインとは異なる非入賞ラインに前記役抽選の当選を示唆する報知図柄を揃える機会を付与する当選報知機会付与手段と、を有している。
請求項1に記載の発明によれば、始動操作があると、この始動操作に基づいて役抽選が実行されると共に、複数の図柄変動列を変動させる。変動中の図柄変動列は、停止操作をすることで、予め設定された入賞ラインに当選図柄が揃える遊技を行う。
ここで、図柄停止制御手段では、前記停止操作のタイミング(時期)を基準とした、予め設定された図柄数の範囲内(例えば、変動図柄列が全21図柄の回胴リールで、停止ボタンの操作が検知された瞬間を基準としている場合で、4乃至5図柄変動する時間の範囲内)で、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を入賞ラインに引き込んで当選図柄を揃える、或いは前記役抽選により当選していない役に応じた図柄を蹴飛ばして当選図柄を入賞ラインに揃えないように、各図柄変動列毎に所謂滑り制御が実行される。これにより、遊技者は、前記役抽選が当選したときは、当選した役に応じた図柄を引き込んで、当選図柄を揃え易くなる。
一方、当選報知機会付与手段では、前記役抽選が当選しているにもかかわらず、当選図柄を入賞ラインに揃えることができないときに、前記入賞ラインとは異なる非入賞ラインに、前記役抽選の当選を示唆する報知図柄を揃える機会が付与される。これにより、非入賞ラインに前記報知図柄を揃えることで、前記役抽選の当選を報知することができる。
すなわち、前記役抽選が当選しているにもかかわらず、当選図柄を入賞ラインに揃えることができないときに、非入賞ラインに報知図柄を揃える機会が付与され、また前記図柄停止制御手段によって前記役抽選が当選した役に応じた報知図柄を引き込んで、報知図柄を揃え易くなる。
従って、遊技者に、前記役抽選の当選を示唆する機会と、前記役抽選に応じた報知図柄を揃える機会を増やすことが出来る。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記入賞ラインは複数設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、遊技者が入賞させることが可能な入賞ラインが複数設けられているので、遊技による図柄停止位置の選択幅が増え、それだけ入賞のための停止操作が楽になる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記複数の入賞ライン及び非入賞ラインは、3つの図柄変動列により3行3列のマトリクス状の図柄配列で構成された上行、中行、及び下行の横一直線、並びに対角線の合計5ラインで構成され、前記5ラインの内のいずれかのラインを非入賞ラインとして設定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、入賞ライン及び非入賞ラインは、3行3列のマトリクス状の図柄配列における、上行、中行、及び下行の横一直線、並びに対角線の合計5ラインで構成されている。そのうちのいずれかのラインを非入賞ラインとする。これにより、報知図柄を当該非入賞ラインにすることができる。前記役抽選の当選を示唆する報知図柄を揃えることができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の発明において、前記3行3列のマトリクス状の図柄配列で構成された中行の横一直線のラインを、非入賞ラインとして設定することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、非入賞ラインを前記中行の横一直線に設定する。この中行は、遊技者の視線の中心にあたり、最も見やすい位置にある。このため、前記中行の横一直線のラインに視線を向けることにより、周囲の入賞ラインと共に、非入賞ラインによる前記役抽選の当選を示唆する報知図柄を揃える機会を認識することができる。
請求項5に記載の発明は、始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、前記入賞ラインとは別に設定した非入賞ラインに特定の図柄が揃うと同時に、前記入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃った場合に特典を付与する特典付与手段を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、非入賞ラインに特定の図柄が揃っても、この特定の図柄では利益を得ることができないが、同時に入賞ラインが特別役に入賞した場合に特典が付与されるため、意外性を持つ新たな遊技仕様とすることができる。
請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の発明において、前記特典付与手段が付与する特典は、前記非入賞ラインに揃った特定の図柄が前記入賞ラインに揃った場合に得られる利益とは異なるものであることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、非入賞ラインに特定の図柄が揃っても、この特定の図柄では利益を得ることができないが、同時に入賞ラインに特別役が入賞した場合には、前記特定の図柄を入賞ラインに揃えたことによる利益とは異なる特典が付与されるため、意外性を持つ新たな遊技仕様とすることができる。
請求項7に記載の発明は、始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、前記入賞ラインとは別に設定した非入賞ラインに特定の図柄が揃うと同時に、前記入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃うように構成された図柄配列を有することを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、非入賞ラインに特定の図柄が揃っても、この特定の図柄では利益を得ることができないが、同時に入賞ラインに特別役が入賞して特典が付与されるため、意外性を持つ新たな遊技仕様とすることができる。
請求項8に記載の発明は、始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、前記入賞ラインとは別に設定した非入賞ラインに特定の図柄が揃うと同時に、前記入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃った場合に、前記特定の図柄を揃えたことによる利益よりも大きな特典を付与する特典付与手段を有することを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、非入賞ラインに特定の図柄が揃っても、この特定の図柄では利益を得ることができないが、同時に入賞ラインに特別役が入賞した場合には、前記特定の図柄を揃えたことによる利益よりも大きな特典が付与されるため、意外性を持つ新たな遊技仕様とすることができる。
請求項9に記載の発明は、前記請求項5乃至請求項8の何れか1項記載の発明において、前記停止操作のタイミングを基準とした、予め設定された図柄数の範囲内で、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えるように、或いは前記役抽選により当選していない役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えないように、各図柄変動列毎に図柄停止位置の制御を実行する図柄停止制御手段をさらに有することを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、図柄停止位置の制御、すなわち滑り制御を併用することで、非入賞ラインを設けた遊技仕様による遊技性の趣向が拡大することができる。
請求項10に記載の発明は、前記請求項5乃至請求項9の何れか1項記載の発明において、前記複数の入賞ライン及び非入賞ラインは、3つの図柄変動列により3行3列のマトリクス状の図柄配列で構成された上行、中行、及び下行の横一直線、並びに対角線の合計5ラインで構成され、前記5ラインの内の中行の横一直線のラインを、非入賞ラインとして設定し、この非入賞ラインに揃う前記特定の図柄が全て同一の図柄であることを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、最も遊技者に視認され易く、かつ複数の入賞ラインと重複する領域を持つラインを非入賞ラインとすることで、意外性のある遊技を頻出させることができる。
請求項11に記載の発明は、前記請求項5乃至請求項10の何れか1項記載の発明において、前記非入賞ラインに揃う特定の図柄に応じた役よりも、前記入賞ラインに揃う特別役の方が利益の度合いが大きいことを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、入賞ラインが特別役に入賞するという従来にない図柄配列の入賞に非入賞ラインに揃う図柄配列と同等の配列が入賞ラインに揃ったときよりも利益を大きくすることで、意外性のある遊技仕様とすることができる。
請求項12に記載の発明は、前記請求項5乃至請求項11の何れか1項記載の遊技機に用いられるリールテープであって、当該遊技機における遊技仕様となる図柄配列を備えたリールテープ。
請求項12に記載の発明によれば、遊技に意外性を持たせた新たな遊技性を備えた遊技機に適用できるリールテープを提供することができる。
以上説明した如く本発明では、非入賞ラインを設けることで、変化に富んだ遊技仕様を確立することができる遊技機、並びに当該遊技仕様に即した図柄配列のリールテープを得ることができる。更に、請求項1乃至4各項に記載の発明によれば、役抽選が内部当選し、かつ、当選役に対応する図柄を入賞ラインに揃えることができない場合には、非入賞ラインにおいて当選を示唆する報知図柄を揃える機会を付与することで、図柄から視線をそらすことなく内部当選の状況を認識することができるという優れた効果を有する。
(第1の実施の形態)
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304をアーチ状に囲む立体的な電飾部304Aも設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にキャンセルボタン355、1枚ベット(投入)ボタン352A、MAXベット(最大投入)ボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部からは、順にクレジットの払い戻しボタン103、始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー354を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
また、この始動レバー354による操作タイミングは、抽選のタイミングとなっており、始動レバー354の操作によって、当たり(役当選)/外れ(落選)が決定するようになっている。
図2は、表示窓314に表示される3個のリール350A、350B、350Cを拡大した正面図である。
3個のリール350A、350B、350Cは、それぞれ図2の縦方向にスクロール移動(図2(A)及び(B)の矢印方向)することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになっている。
図2(A)に示されるように、表示窓314に停止した3個のリール350A、350B、350Cの上行(図2(A)の(1)線を参照)と下行(図2(A)の(2)線を参照)に沿って停止した図柄の位置、並びに2本の対角線(図2(A)の(3)線と図2(A)の(4)線を参照)に停止した図柄の位置が入賞ライン(有効ライン)として採用されるようになっている。
また、図2(B)に示されるように、横並びの中央の行(図2(B)の(5)線を参照)に停止した図柄の位置が、非入賞ライン(非有効ライン)として採用されるようになっている。
ここで、抽選が当たり(役当選)の場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が前記入賞ライン(図2(A)(1)乃至(4)を参照)に揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。なお、当たり(役当選)には大役(ビッグボーナス(以下、適宜BBという)、レギュラーボーナス(以下、適宜RBという))と、小役とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。
BBは、その遊技状態中に、獲得枚数が予め設定された上限枚数を超えない範囲で複数回入賞可能なRBを含んで構成されており、当然、BBの方がRBよりも遊技者にとって、より有利な遊技状態となる。
図3には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が概略的に示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル投入部320から投入されたメダルを識別し、メダルの投入数や種類(不正又は純正)等を出力するメダルセレクタ102が接続されると共に、始動レバー354、上述したリール350A、350B、350Cのそれぞれに対応する停止ボタン356A、356B、356C、MAXベットボタン352B、1枚ベットボタン352A並びに遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための精算ボタン103が、それぞれ操作状態を検出する不図示のセンサ等を介して接続されている。
また、主制御部100は、CPUを含んで構成される主制御回路110を備えており、主制御回路110には、主として遊技の進行状況等を一時的に記憶するRAM128と、各種プログラム等が記憶されたROM130と、が接続されると共に、主制御回路110の動作の基準となるクロックパルスを生成するクロックパルス発生回路124が分周器126を介して接続されている。
また、主制御回路110には、乱数発生器120及び乱数サンプリング回路122が接続されている。主制御回路110は、分周器126を介して入力されたクロックパルスに同期して乱数発生器120を制御して順次乱数を発生させ、乱数サンプリング回路122では、当該乱数発生器120により発生された乱数を取得してサンプリングする。
パチスロ機300では、始動レバー354による操作タイミングで大役、小役等の当落を決定する内部抽選が主制御部100により行われるようになっており、主制御回路110では、始動レバー354が操作されると上記乱数サンプリング回路122に対して、乱数の取得、サンプリング及び出力を指示し、これにより乱数サンプリング回路122から入力された乱数に応じて抽選結果を導出する。
なお、内部抽選が当たり(役当選)の場合は、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作により当たり図柄が揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、揃った図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。
ここで、役には小役と大役とがある。このうち、大役は、前述のBB、RBとを指し、それぞれに対応する遊技においては遊技者に対する有利さの度合いが異なる。RBに対応する遊技は、複数回の小役ゲームにより構成されており、BBに対応する遊技は、その遊技中に、獲得枚数が予め設定された上限枚数を超えない範囲で複数回入賞可能なRBゲームを含んで構成されている。このため、当然、小役ゲームよりもRBゲームの方が、RBゲームよりもBBゲームの方が、遊技者にとってより有利な遊技状態となる。
また、主制御部100には、モータ駆動回路132が接続されており、当該モータ駆動回路132には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cを介してそれぞれ左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
さらに、主制御部100には、3個のリール350A、350B、350Cの回転位置を検出するためのリール位置検出回路134が接続されており、主制御部100では、各リール350A、350B、350Cの位置を常時把握することができるようになっている。
また、パチスロ機300では、上記始動レバー354による操作タイミングで図柄変動部316による図柄変動を開始するようになっており、主制御部100は、始動レバー354が操作されると、モータ駆動回路132を介したリールモータ106A、106B、106Cの駆動をそれぞれ開始し、3個のリール350A、350B、350Cをそれぞれ回転させると共に、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる操作に基づいて、3個のリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
ここで、主制御部100では、上記停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる際、内部抽選の結果に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄が入賞ラインに停止する停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらし(蹴飛ばし)、外れ図柄配列で停止するように制御する。
また、内部抽選が当りのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当り図柄が停止しない場合でも、所定図柄数内であれば、意図的にこの当たり図柄が入賞ラインに揃って停止するように停止位置をずらす(引き込み)制御を行う。
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、内部抽選の結果と遊技の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当り図柄を揃えることが可能となることで、遊技者の取りこぼしを可能な範囲で防いでいる。
また、主制御部100には、パチスロ機300内部に設けられたホッパー138を作動させるためのホッパー駆動回路136が接続されている。ホッパー138にはメダルが貯留されており、主制御部100では、リール位置検出回路134からの出力により特定された停止図柄に応じて、ホッパー駆動回路136を介したホッパー138からのメダルの払い出しが実行される。
さらに、ホッパー138近傍には、ホッパー138から払出されるメダルを検出するメダル検出センサ140が配設されており、払出完了信号回路142を介して主制御部100に接続されている。払出完了信号回路142では、メダル検出センサ140からの検出信号に基づいて払出が完了したか否かが判定され、払出が完了したと判定された時点で払出完了信号が生成されて主制御部100に入力される。
主制御部100では、払出完了信号回路142から払出完了信号が入力されるとホッパー駆動回路136を介してホッパー138によるメダルの払出しを終了する。
さらに、主制御部100には、表示ランプ駆動回路144が接続されており、当該表示ランプ駆動回路144を介して前述した7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315C及び有効化ライン等の表示ランプ146の点灯及び消灯を制御する。
一方、主制御部100には、副制御部150が接続されており、主制御部100は副制御部150に対して、随時制御状態を示すコマンド信号を入力する。なお、第1の実施の形態では、主制御部100と副制御部150との間の通信としては、主制御部100から副制御部150に対する一方的な通信だけが実行され、副制御部150から主制御部100に対する通信は一切行うことができない構成となっている。
副制御部150には、液晶制御回路152が接続されており、液晶制御回路152では、演出のために設けられた液晶表示装置(LCD)313の表示状態を制御する。
また、副制御部150には、ランプ駆動回路156が接続されており、当該ランプ駆動回路156を介して装飾ランプ304Aに内蔵されているランプ112や、リール350A、350B、350Cの内部に設けられ、表示窓314に表示されるリール350A、350B、350C周面の図柄に対向する位置に向けて発光するバックライト158等の発光を制御する。
さらに、副制御部150には、スピーカ駆動回路154が接続され、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
副制御部150では、主制御部100のパチスロ機300の制御状態に応じて、LCD313、スピーカ305L、305R及びバックライト158や装飾ランプ304Aに内蔵されたランプ112等による報知演出を実行する。
図4は、第1の実施の形態に係る主制御部100における通常遊技制御のための制御系を機能的に示したブロック図である。
主制御部100は、抽選部180を含んで構成されており、当該抽選部180には、始動レバー354が操作されたことを示す操作信号が入力されるようになっている。抽選部180は、所定数のメダルの投入(ベット)がなされた後の始動レバー354の操作をトリガとして、内部抽選を実行するようになっている。
抽選部180では、始動レバー354の操作に同期して乱数値を取得し、当該乱数値をテーブル選択部182を経由して当選役・図柄決定部184へ送出する。
テーブル選択部182は遊技状態制御部186から現在の遊技状態の情報を得て、役・図柄を決定すべきテーブルを選択する。
選択された何れかのパターンテーブルは、当選役・図柄決定部184へ送出される。
この当選役・図柄決定部184では、前記テーブルに基づいて、当選役・図柄決定部184は、当選役(小役(リプレイを含む)、大役(RB、BB))及び当選図柄を決定し、決定した当選役及び当選図柄を遊技状態制御部186へ送出する。
遊技状態制御部186には、パチスロ機300の遊技状態に応じた各種プログラムを示すデータが記憶された遊技プログラムメモリ188が接続されている。遊技状態制御部186は、主として遊技実行制御部186Aにより遊技プログラムメモリ188から遊技状態に応じた遊技プログラムデータを適宜読み出して実行することにより、遊技状態を制御するようになっている。
なお、遊技プログラムメモリ188には、通常遊技プログラムを示すデータ及び大役遊技プログラムを示すデータがそれぞれ記憶されており、例えば、通常遊技状態の場合は、遊技プログラムメモリ188から通常遊技プログラムデータが読み出され、大役遊技状態の場合はBB、RBの内部当選状態、BB、RBの各遊技状態に応じて、大役遊技プログラムデータが読み出され、それぞれのプログラムデータに基づいて処理が実行される。
一方、主制御部100は、リール駆動制御部194を含んで構成されており、始動レバー354の始動操作に基づき、前回の遊技の終了後、4.1秒を経過した後、モータ駆動部132を介してリールモータ106A、106B、106Cを駆動させてリール350A、350B、350Cの回転を開始する。
また、リール駆動制御部194は、停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる停止制御を行う。
また、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出センサ198A、198B、198Cが取り付けられており、リール位置検出回路134を介してリール駆動制御部194に接続されている。リール駆動制御部194では、リール350A、350B、350Cのそれぞれの回転位置を認識し、前記滑り制御を加味した状態でリール350A、350B、350Cを停止させると共に、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列を遊技状態制御部186へ送出する。
ここで、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列により、遊技状態制御部186では、何らかの役に入賞したか否かが確認され、入賞であれば所定の配当が行われると共に、入賞した役がリプレイであればリプレイ制御が実行され、大役であれば遊技実行制御部186Aにより大役遊技プログラムが遊技プログラムメモリ188から読み出されて実行される。
なお、大役プログラムには、レギュラーボーナスゲームプログラム及びビッグボーナスゲームプログラムが、それぞれ別個に記憶されており、当選した大役に基づいて選択的に読み出されるようになっている。
レギュラーボーナスプログラムでは、権利行使として小役の抽選確率が通常遊技中の抽選確率よりも高い状態で、例えば、最高12回の遊技(最大遊技回数)を実行可能である。この12回の遊技の間で何らかの小役に、例えば、最高8回入賞(最大入賞回数)すると、レギュラーボーナスゲームは終了する。
一方、ビッグボーナスプログラムでは、権利行使としてレギュラーボーナスゲームが高確率に実行可能であり、ビッグボーナスゲームにおける獲得枚数が予め設定された上限枚数に到達すれば、レギュラーボーナスゲームの実行中であってもビッグボーナスゲームは終了する。なお、第1の実施の形態では、ビッグボーナスゲーム中における小役の当選確率は、通常遊技とほぼ同じとなっている。
また、遊技状態制御部186には、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192が接続されており、上述した内部抽選の当選結果に応じた役の内部当選状態をフラグの状態によって管理している。
各フラグは、内部抽選により当選することにより成立し、一般に、小役のフラグの状態は1回の遊技で消滅(フラグ不成立)するが、大役のフラグの状態はその後各リール350A、350B、350Cが停止して表示窓314に大役図柄が所定の配列で表示されることにより大役に入賞するまで維持される。
なお、フラグメモリ192は、上述したリール駆動制御部194に接続されており、当該フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態は、リール駆動制御部194による停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく停止制御の際の引き込みまたは蹴飛ばしの滑り制御のパラメータとして適用される。
図5には、リール駆動制御部194におけるリール350A、350B、350Cの駆動制御のための詳細が示されている。
前記遊技状態制御部186は、駆動管理部250と接続されており、この駆動管理部250において、遊技状態とリール350A、350B、350Cの駆動状態との整合性をとっている。
また、この駆動管理部250には、前記始動レバー354からの操作信号が入力されるようになっており、始動レバー354が操作されると、駆動管理部250から駆動・停止信号出力部252へ駆動開始を指示する信号が出力されるようになっている。
駆動・停止信号出力部252では、駆動開始の指示を受けると、モータ駆動回路132へ駆動信号を出力する。
一方、前記停止ボタン356A、356B、356Cは、停止指示部256に接続されている。通常は、この停止ボタン356A、356B、356Cの操作時期に基づいて、停止指示部256から入賞可否判断部255へ停止指示信号が出力されるようになっている。
また、リール350A、350B、350Cの回転位置を検出するリール位置検出回路134は、入賞可否判断部255に接続されている。このリール位置検出回路134は、リール位置検出信号を出力している。
前記フラグメモリ192は、入賞可否判断部255に接続されている。フラグメモリ192は、フラグの状態をフラグ情報として、入賞可否判断部255へ送出している。
この入賞可否判断部255では、前記停止指示信号、前記リール位置検出信号、及び前記フラグ情報に基づいて、滑り制御の範囲内で、所望の図柄で停止できるか(例えば、テンパイできるか、又は入賞できるか)否かを判断している(可否判断)。また、前記入賞可否判断部255では、前記リール位置検出信号と前記停止指示信号に基づいて、滑り量(位置調整量)の演算に必要な位置調整信号を生成している。
図5に示される如く、入賞可否判断部255は、位置調整演算部254が接続されている。この位置調整演算部254には、入賞可否判断部255から前記可否判断の結果と共に、前記位置調整信号が送出されるようになっている。
この位置調整演算部254では、前記可否判断の結果と前記位置調整信号に基づいて、リール350A、350B、350Cの停止位置に関する滑り量(位置調整量)を演算する。
ここで、位置調整演算部254には、滑り制御部258が接続されている。位置調整演算部254で演算された滑り量のデータは、滑り制御部258へ送出され、滑りコマ数に基づいて停止時期を遅延し(滑りを必要としない、所謂ビタ押し時は遅延量が0となる。)、前記駆動・停止信号出力部252へ送出する。
ところで、第1の実施の形態では、前記入賞可否判断部255における前記可否判断の結果が入賞可能である場合には、入賞ライン(図2(A)を参照)に入賞することによって、遊技者による大役の権利行使が可能となっている。
一方、前記可否判断の結果が入賞可能ではない場合には、入賞ライン(図2(A)に、入賞はしない。但し、前記内部抽選の結果が大役に当たり(役当選)である場合には、滑り制御の範囲内で、非入賞ライン(図2(B)を参照)に入賞役を揃えることで、遊技者に内部抽選が大役に当たり(役当選)であることを報知することができる(報知演出処理)。
また、前記可否判断の結果が入賞可能ではない場合に、滑り制御の範囲内で、非入賞ライン(図2(B)を参照)に図柄を揃えることが出来ない場合には、入賞ライン(図2(A)を参照)に入賞役を揃えることはなく、また、非入賞ライン(図2(B)を参照)に内部当選を示唆する図柄を揃えることはない。
なお、内部抽選の結果が外れの場合は、入賞ライン(図2(A)を参照)に入賞役を揃えることはなく、また、非入賞ライン(図2(B)を参照)に内部当選を示唆する図柄を揃えることはない。
以下に第1の実施の形態の作用を説明する。
(通常遊技の流れ)
まず、通常遊技の流れについて説明する。
メダルがクレジットされている状態(或いは、メダル投入部320からメダルを投入した状態)で、1枚ベットボタン352A、またはMAXベットボタン352Bの操作によりメダルのベットが完了するか、或いは、メダル投入部320からメダルを投入することによりベットが完了すると、始動レバー354の操作が可能となる。
始動レバー354が操作されると、この操作と同時に抽選部180により役の内部抽選がなされると共に、リール駆動制御部194の制御により、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。
上記内部抽選の結果は、当選役・図柄決定部1848から遊技状態制御部186に伝えられる。遊技状態制御部186は、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192のフラグの状態を内部抽選の結果に応じて更新記憶させる。
その後、遊技者が、停止ボタン356A、356B、356Cを操作すると、この停止操作によってリール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、フラグメモリ192に記憶されているフラグに従って、滑り制御を加味して該当する図柄を所定位置に引き込むように、或いは所定位置から蹴飛ばすようにリール350A、350B、350Cの停止制御が実行される。すなわち、リール駆動制御部194は、フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態及び遊技状態制御部186による遊技状態に応じて停止制御テーブルを選択するようにしており、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは滑り制御によって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転に滑りを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
次に、全てのリール350A、350B、350Cが停止すると、停止図柄に基づいて入賞したか否かの入賞判定が行われる。なお、入賞した場合には入賞した役の判定も行う。
この判定により、大役に入賞したと判定された場合には、その停止図柄に従って、ビッグボーナス(BB)又はレギュラーボーナス(RB)のボーナスゲーム制御を実行し(権利行使)、小役と判定された場合には、当該小役に予め設定されている所定の払出し制御を実行する。
ここで、第1の実施の形態では、内部抽選で大役に当たり(役当選)となった場合において、入賞ライン(図2(A)を参照)で入賞とならない場合でも、非入賞ライン(図2(B)を参照)という入賞ライン(図2(A)を参照)とは異なるラインを採用し、非入賞ライン(図2(B)を参照)に内部当選を示唆する図柄を揃える制御を行うことにより、内部抽選の結果を報知することができ、遊技者に内部抽選が大役の役に当たり(役当選)である報知している。
以下、図6のフローチャートに従い、入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)で停止する図柄配列について、リール駆動制御部194のリール停止処理によって制御される報知演出処理ルーチンについて説明する。
まず、図6のステップ400では、遊技者が始動レバー操作354を操作することにより、遊技が開始される。
ステップ402では、遊技者による始動レバー354の操作によって、内部抽選が実行される。
次にステップ404では、内部抽選の結果が、赤7図柄(大役に当選)か否か判定され、当該判定が肯定判定となった場合には、ステップ406へ移行する。
一方、ステップ404で否定判定となった場合には、ステップ442へ移行して、遊技者が停止ボタン356Aを操作することによって、左リール350Aの停止操作が行われる。
ステップ406では、遊技者が停止ボタン356Aの停止操作をすると、ステップ408へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(図2(A)を参照)に、赤7図柄の引き込み、その他の役の蹴飛ばしが行われ、その後、ステップ410に移行し、左リール350Aが赤7図柄(大役)を引き込めたか否かが判定される。
ステップ410で肯定判定となった場合は、ステップ412へ移行し、赤7図柄(大役)は、左リール350Aの上行の入賞ライン(図2(A)を参照)に停止(表1を参照)し、ステップ414へ移行する。
Figure 2006341073
一方、ステップ410で否定判定となった場合は、ステップ426へ移行し、左リール350Aの入賞ライン(図2(A)を参照)には、赤7図柄(大役)は停止せず、入賞ライン(図2(A)を参照)には、赤7図柄以外の図柄が停止(表2を参照)して、ステップ428へ移行する。
Figure 2006341073
ステップ414では、遊技者が停止ボタン356Bの停止操作をすると、ステップ416へ移行して、滑り制御の範囲内で、赤7図柄の引き込み、その他の役の蹴飛ばしが行われ、その後、ステップ418に移行して、中リール350Bの入賞ライン(図2(A)を参照)に、赤7図柄(大役)を引き込めたか否かが判定される。
ステップ418で肯定判定となった場合は、ステップ420へ移行し、赤7図柄(大役)は、中リール350Bの上行の入賞ライン(図2(A)を参照)に停止(表3を参照)し、ステップ422へ移行する。
Figure 2006341073
一方、ステップ418で否定判定となった場合は、ステップ430へ移行し、中リール350Bの入賞ライン(図2(A)を参照)には、赤7図柄(大役)は停止せず、赤7図柄以外の図柄が停止し、非入賞ライン(図2(B)を参照)に内部当選を示唆する図柄(入賞役に相当する図柄)が所謂テンパイか否か判定される(表4は、所謂テンパイを表す。)。
Figure 2006341073
ステップ422では、遊技者が停止ボタン356Cの停止操作をすると、ステップ424へ移行して、滑り制御の範囲内で、赤7図柄の引き込み、その他の役の蹴飛ばしが行われ、右リール350Cの入賞ライン(図2(A)を参照)に赤7図柄(大役)を引き込めた場合は、赤7図柄(大役)が揃うこと(表5を参照)で、赤7図柄(大役)が入賞したときの報知を行うことができる。
Figure 2006341073
赤7図柄(大役)が入賞して、3つのリール350A、350B、350Cは停止して、報知演出処理ルーチンは終了する。
次に、ステップ410で否定判定された場合について説明する。
ステップ410で否定判定された場合、上述の如く、左リール350Aの入賞ライン(図2(A)を参照)には、赤7図柄以外の図柄が停止(表2を参照)して、ステップ428へ移行している。
ステップ428では、遊技者が停止ボタン356Bの停止操作をすると、ステップ430へ移行して、非入賞ライン(図2(B)を参照)が所謂テンパイか否かが判定される。
ステップ430で肯定判定となった場合(表6を参照)は、ステップ432へ移行する。
Figure 2006341073
ステップ432では、遊技者が停止ボタン356Cの停止操作をすると、ステップ434へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(図2(A)を参照)のみ赤7図柄以外の役を蹴飛ばし、非入賞ライン(図2(B)を参照)にテンパイした内部当選示唆する図柄(入賞役に相当)の引き込みが行われ、右リール350Cの非入賞ライン(図2(B)を参照)に内部当選を示唆する図柄を引き込めた場合は、非入賞ライン(図2(B)を参照)に「ベル・ベル・ベル」が揃うことで(入賞ではない)、所謂リーチ目として報知演出を行うことができる(表7を参照)。
Figure 2006341073
非入賞ライン(図2(B)を参照)で内部当選を示唆する図柄(入賞役に相当)が揃うことで、3つのリール350A、350B、350Cは停止して、報知演出処理ルーチンは終了する。
一方、ステップ430で否定判定となった場合は、ステップ436へ移行し、ステップ436では、遊技者が停止ボタン356Cの停止操作をすると、ステップ438へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(図2(A)を参照)のみ赤7図柄以外の役を蹴飛ばしが行われ、ステップ440へ移行する(表8を参照)。
Figure 2006341073
ステップ440では、入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)には、同一図柄が揃わない状態で停止(表9を参照)し、3つのリール350A、350B、350Cは停止して、報知演出処理ルーチンは終了する。このとき、図柄変動部316上には、赤7図柄(大役)当選時特有の図柄である所謂リーチ目が停止する場合がある。よって、入賞ライン、非入賞ラインのいずれにも入賞図柄が揃わなくてもリーチ目を知っている習熟した遊技者等には大役が当選していることを理解可能である。
Figure 2006341073
また、ステップ404において、赤7図柄に当選しなかった場合には、上述の如く、ステップ442へ移行している。
ステップ442では、遊技者が停止ボタン356Aの停止操作をすると、ステップ444へ移行して、滑り制御の範囲内で、右リール350Aの入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)での蹴飛ばしが行われ、ステップ446へ移行する(表10を参照)。
Figure 2006341073
ステップ446では、遊技者が停止ボタン356Bの停止操作をすると、ステップ448へ移行して、滑り制御の範囲内で、中リール350Bの入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B))を参照)の入賞役の蹴飛ばしが行われ、ステップ450へ移行する(表11を参照)。
Figure 2006341073
ステップ450では、遊技者が停止ボタン356Cの停止操作をすると、ステップ452へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)での蹴飛ばしが行われ、ステップ440を介して、入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)には、図柄が揃うことなく(表12を参照)、3つのリール350A、350B、350Cは停止して、報知演出処理ルーチンは終了する。
Figure 2006341073
以上説明したように、第1の実施の形態では、内部抽選が大役に当たり(役当選)の場合には、非入賞ラインに同一図柄を揃えて表示することで、内部抽選の当たり(役当選)を報知することができるため、遊技者は視線をずらすことなく、遊技の進行状況や入賞の可能性について知る機会が増え、随時状況を判断することができ、期待感や趣向性を増すことが出来る。
また、遊技者に内部抽選の結果を報知する回数が増え、音声や電飾などを使用した演出によって、遊技機の演出行為にバリエーションを持たすことができるので、遊技場の活性化を図ることが出来る。
なお、第1の実施の形態では、表13に示すリール配列と、表14に示す役構成を使用して、内部抽選の当たり(役当選)に赤7図柄を使用したが、リール配列や当たりは実施例に限定されることはない。
Figure 2006341073
Figure 2006341073
また、入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)についても、図2(A)の(1)線乃至(4)線及び図2(B)の(5)線のうち、何れのラインを入賞ライン及び非入賞ラインにしても良く、また非入賞ラインは、図2(B)の(5)線の位置に限定されるものではない。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、この第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成部分については同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
第2の実施の形態は、請求項5乃至請求項11に対応しており、その特徴は、非入賞ラインの遊技仕様に基づく、第1の実施の形態とは異なる活用(利用)例として、非入賞ラインにある種の図柄が揃った場合には、同時に入賞ラインにある種の役が揃うように構成したところにある。そして、非入賞ラインに所定の図柄が揃い、同時に入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の役が揃った場合に特典を付与するように構成した。また、後述の表18に示すように、非入賞ラインに所定の図柄が揃った場合、同時に入賞ラインにかかる所定の役が入賞するようにリールテープに所定の図柄配列を持たせている。さらに、非入賞ラインに所定の図柄が揃い、同時に入賞ラインに所定の役が入賞した場合、かかる所定の入賞役の払出枚数は他の小役が入賞した場合の払出枚数より多くして特典小役の役割を持たせている。
なお、第2の実施の形態における特典としては、所定回数のRT(リプレイタイム)、或いは「払い出し枚数の増加」としている。リプレイの入賞が増えれば増えるほど、メダルを消化せずに、抽選を繰り返すことができるため、結果として実質的な当選確率の高確率と同等の利益を得ることができる。また、払い出し枚数が増えればその分遊技者に有利となる。
上記遊技仕様を実行するための制御機能は、図5と同一である。
第2の実施の形態では、図2(A)に示す入賞ラインに入賞することが可能な役の種類として、以下の表15に示される如く、同一図柄列が揃う大役や小役とは別に、特別役として、「再遊技+特典」(以下、「第1の特別役」という)と、「小役(特典)」(以下、「第2の特別役」という)とを設定している。
第1の特別役の特典は、前記所定回数のRTの付与であり、第2の特別役の特典の意味は、非入賞ラインに揃う図柄が入賞ラインに揃った場合よりも多い払い出し枚数が付与されている点である。
なお、特別役に付与される特典は、リプレイや払出ばかりでなく、大役等の他の役との同時当選が付与されているものであっても良い。
Figure 2006341073
前記第1の特別役(「ベル・リプレイ・ベル」)は、図2(A)に示す右下がりの入賞ライン(3)にのみ揃うように設定されており、第1の特別役に内部当選しても、その他の入賞ラインに揃いそうな停止操作があっても、滑り制御によって蹴飛ばしが実行される。
また、この第1の特別役が入賞ライン(3)に揃うときは、非入賞ラインに「リプレイ・リプレイ・リプレイ」という同一の図柄が揃うように、リールテープの図柄配列を設定している(表16及び表18参照)。このとき、非入賞ラインはあくまでも非入賞ラインではあるが、入賞ライン(3)に第1の特別役が同時に揃うことで、非入賞ラインに揃った擬似的な役(ここでは、再遊技)に加えて更にRTという特典が付与されるようになっている。即ち、非入賞ラインに疑似的な役(ここでは、再遊技)が揃うのと同時に入賞ラインに再遊技、小役、大役等、あるいはその他の特典が権利として付与される他の図柄配列の特別役が揃うように構成されている。
Figure 2006341073
一方、前記第2の特別役(「リプレイ・ベル・リプレイ」)は、図2(A)に示す右上がりの入賞ライン(4)にのみ揃うように設定されており、第2の特別役に内部当選しても、その他の入賞ラインに揃いそうな停止操作があっても、滑り制御によって蹴飛ばしが実行される。
また、この第2の特別役が入賞ライン(4)に揃うときは、非入賞ラインに「ベル・ベル・ベル」という同一の図柄が揃うように、リールテープの図柄配列を設定している(表17参照)。このとき、非入賞ラインはあくまでも非入賞ラインではあるが、入賞ライン(4)に第2の特別役が同時に揃うことで、非入賞ラインに揃った疑似的な役(ここでは、ベル)よりも多い配当(ベル役は8枚、第2の特別役は15枚のメダル払い出し)と、特典が付与されるようになっている。即ち、非入賞ラインに疑似的な役(ここでは、8枚小役「ベル・ベル・ベル」)が揃うのと同時に入賞ラインに再遊技、小役、大役等、あるいはその他の特典が権利として付与される他の図柄配列の特別役が揃うように構成されている。なお、かかる特別役は、特典、再遊技、小役、大役等の権利を単独で持つ役であっても良く、上記実施形態のようにこれらの組合せの役であっても良い。また、特別役には上記各実施形態のように非入賞ラインの本来所持する役の権利を必ずしも持たせる必要は無く、例えば、非入賞ラインに再遊技役が揃った場合に入賞ラインには大役が同時入賞、非入賞ラインに大役が揃った場合に入賞ラインには別の大役が同時入賞等、全く別の権利を持たせるものであっても良い。但し、入賞ラインに同時入賞する役は非入賞ラインに揃う擬似役よりも遊技者にとって得られる権利が高い方が遊技の意外性が出るので好ましい。
Figure 2006341073
このような第1の特別役及び第2の特別役と、非入賞ライン上に配列された図柄との組み合わせによる遊技性を実現できるリールテープ上の図柄の配置を表18に示す。
Figure 2006341073
以下、図7のフローチャートに従い、第2の実施の形態における遊技仕様に基づく、入賞ライン(図2(A)を参照)及び非入賞ライン(図2(B)を参照)で停止する図柄配列について、報知演出処理ルーチンについて説明する。
まず、図7のステップ500では、遊技者が始動レバー操作354を操作することにより、遊技が開始される。
ステップ502では、遊技者による始動レバー354の操作によって、内部抽選が実行される。
次にステップ504では、内部抽選の結果が、第1の当選役、或いは第2の当選役に当選か否か判定される。
ステップ504で否定判定となった場合には、ステップ506へ移行して、遊技者が停止ボタン356Aを操作することによって、第一回胴リール(一般には、左リール350A)の停止操作が行われる。
ステップ506で遊技者が停止ボタン356Aの停止操作が実行されると、ステップ508へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(3)上への第1の特別役図柄、或いは入賞ライン(4)上への第2の特別役図柄の蹴飛ばし(滑り制御)が実行され、ステップ516へ移行する。
また、ステップ504で肯定判定となった場合は、ステップ510へ移行し、遊技者が停止ボタン356Aを操作することによって、第一回胴リール(一般には、左リール350A)の停止操作が行われる。
ステップ510で遊技者が停止ボタン356Aの停止操作が実行されると、ステップ512へ移行して、入賞ライン(3)への第1の特別役図柄、或いは入賞ライン(4)上への第2の特別役図柄の引き込み(滑り制御)が実行され、ステップ514へ移行する。
ステップ514では、第1の特別役図柄又は第2の特別役図柄を引き込めたか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ516へ移行する。
ステップ516では、遊技者が停止ボタン356Bを操作することによって、第二回胴リール(一般には、中リール350B)の停止操作が行われる。
ステップ516で遊技者が停止ボタン356Bの停止操作が実行されると、ステップ518へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(3)上への第1の特別役図柄、或いは入賞ライン(4)上への第2の特別役図柄の蹴飛ばし(滑り制御)が実行され、ステップ526へ移行する。
また、ステップ514で肯定判定となった場合は、ステップ520へ移行し、遊技者が停止ボタン356Bを操作することによって、第二回胴リール(一般には、中リール350B)の停止操作が行われる。
ステップ520で遊技者が停止ボタン356Bの停止操作が実行されると、ステップ522へ移行して、入賞ライン(3)への第1の特別役図柄、或いは入賞ライン(4)上への第2の特別役図柄の引き込み(滑り制御)が実行され、ステップ524へ移行する。
ステップ524では、第1の特別役図柄又は第2の特別役図柄を引き込めたか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ526へ移行する。
ステップ526では、遊技者が停止ボタン356Cを操作することによって、第三回胴リール(一般には、右リール350C)の停止操作が行われる。
ステップ526で遊技者が停止ボタン356Cの停止操作が実行されると、ステップ528へ移行して、滑り制御の範囲内で、入賞ライン(3)上への第1の特別役図柄、或いは入賞ライン(4)上への第2の特別役図柄の蹴飛ばし(滑り制御)が実行され、このルーチンは終了する。
また、ステップ524で肯定判定となった場合は、ステップ530へ移行し、遊技者が停止ボタン356Cを操作することによって、第三回胴リール(一般には、右リール350C)の停止操作が行われる。
ステップ530で遊技者が停止ボタン356Cの停止操作が実行されると、ステップ532へ移行して、入賞ライン(3)への第1の特別役図柄、或いは入賞ライン(4)上への第2の特別役図柄の引き込み(滑り制御)が実行され、ステップ534へ移行する。
ステップ534では、第1の特別役図柄又は第2の特別役図柄を引き込めたか否かが判断される。すなわち、この時点において、第1の特別役又は第2の特別役が入賞したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ536へ移行して第1の特別役又は第2の特別役の入賞を確定し、このルーチンは終了する。また、ステップ534で否定判定された場合には、このルーチンは終了する。
ここで、第2の実施の形態の遊技仕様に適用されるリールテープに設けられた図柄群の相対位置では、第1の特別役又は第2の特別役が入賞すると、自動的に非入賞ライン(図2(B)参照)に同一の図柄が揃う。
より具体的には、第1の特別役(「ベル・リプレイ・ベル」)が入賞ライン(3)に揃うと(表16参照)、非入賞ラインに疑似的に再遊技図柄(「リプレイ・リプレイ・リプレイ」)が同時に揃う。しかし、この疑似的な再遊技図柄は、非入賞ラインに揃っているだけで、入賞したわけではなく、入賞はあくまでも入賞ライン(3)の第1の特別役である。
このとき、遊技者は、種類の異なる図柄で構成される第1の特別役が揃ったことを、最も見やすい中央のライン(非入賞ライン)の図柄配列によって認識することができ、かつこの疑似的な図柄配列以上の利益を得ることができる(リプレイ+特典)。
次に、第2の特別役(「リプレイ・ベル・リプレイ」)が入賞ライン(4)に揃うと(表17参照)、非入賞ラインに疑似的に再遊技図柄(「ベル・ベル・ベル」)が同時に揃う。しかし、この疑似的なベル(8枚配当)図柄は、非入賞ラインに揃っているだけで、入賞したわけではなく、入賞はあくまでも入賞ライン(4)の第2の特別役である。
このとき、遊技者は、種類の異なる図柄で構成される第2の特別役が揃ったことを、最も見やすい中央のライン(非入賞ライン)の図柄配列によって認識することができ、かつこの疑似的な図柄配列以上の利益を得ることができる(15枚配当+特典)。
以上説明したように第2の実施の形態では、非入賞ラインを特別役(第1の特別役及び第2の特別役)の入賞の目安(シンボル)として適用することで、異なる種類によって構成される特別図柄の入賞をわかり易くすることができる。また、この特別役に関連付けた図柄(同一図柄)を非入賞ラインに揃えることで、特別役による受ける利益の種類を把握することができ、かつ単純に非入賞ラインに揃った図柄の本来の利益よりも大きい利益を得ることができるため、変化に富み、趣向性の高い遊技仕様とすることができる。
第1の実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 入賞ラインと非入賞ラインを構成する正面図である。 第1の実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 リール駆動制御部における入賞滑り制御部と非入賞滑り制御部を詳細に示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る入賞ラインと非入賞ラインによる滑り滑り制御部に関する報知演出処理ルーチンを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る入賞ラインと非入賞ラインによる報知演出処理ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
132 モータ駆動回路
134 リール位置検出回路
186 遊技状態制御部
192 フラグメモリ
194 リール駆動制御部
250 駆動管理部
252 駆動・停止信号出力部
254 位置調整演算部
255 入賞可否判断部(当選報知機会付与手段)
256 停止指示部
258 滑り制御部(図柄停止制御手段)
300 パチスロ機(遊技機)
313 液晶表示装置
314 表示窓
350A、350B、350C リール
354 始動レバー
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (12)

  1. 始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、
    前記停止操作のタイミングを基準とした、予め設定された図柄数の範囲内で、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えるように、或いは前記役抽選により当選していない役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えないように、各図柄変動列毎に図柄停止位置の制御を実行する図柄停止制御手段と、
    前記図柄変動列に対する前記停止操作のタイミングが前記図柄停止制御手段の制御範囲を超えることにより、前記役抽選が当選しているにもかかわらず、当選図柄が入賞ラインに揃えることができないときには、前記入賞ラインとは異なる非入賞ラインに前記役抽選の当選を示唆する報知図柄を揃える機会を付与する当選報知機会付与手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記入賞ラインは複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記複数の入賞ライン及び非入賞ラインは、3つの図柄変動列により3行3列のマトリクス状の図柄配列で構成された上行、中行、及び下行の横一直線、並びに対角線の合計5ラインで構成され、前記5ラインの内のいずれかのラインを非入賞ラインとして設定することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記3行3列のマトリクス状の図柄配列で構成された中行の横一直線のラインを、非入賞ラインとして設定することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、
    前記入賞ラインとは別に設定した非入賞ラインに特定の図柄が揃うと同時に、前記入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃った場合に特典を付与する特典付与手段を有することを特徴とする遊技機。
  6. 前記特典付与手段が付与する特典は、前記非入賞ラインに揃った特定の図柄が前記入賞ラインに揃った場合に得られる利益とは異なるものであることを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、
    前記入賞ラインとは別に設定した非入賞ラインに特定の図柄が揃うと同時に、前記入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃うように構成された図柄配列を有することを特徴とする遊技機。
  8. 始動操作に基づいて、役抽選を実行すると共に、複数の図柄群で構成された複数の図柄変動列を変動させ、その後の停止操作に基づいて、予め設定された入賞ラインに、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を揃える遊技を行う遊技機であって、
    前記入賞ラインとは別に設定した非入賞ラインに特定の図柄が揃うと同時に、前記入賞ラインに予め定めた異なる種類の図柄の組み合わせで構成された図柄配列の特別役が揃った場合に、前記特定の図柄を揃えたことによる利益よりも大きな特典を付与する特典付与手段を有することを特徴とする遊技機。
  9. 前記停止操作のタイミングを基準とした、予め設定された図柄数の範囲内で、前記役抽選により当選した役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えるように、或いは前記役抽選により当選していない役に応じた図柄を前記入賞ラインに揃えないように、各図柄変動列毎に図柄停止位置の制御を実行する図柄停止制御手段をさらに有することを特徴とする請求項5乃至8いずれか1項記載の遊技機。
  10. 前記複数の入賞ライン及び非入賞ラインは、3つの図柄変動列により3行3列のマトリクス状の図柄配列で構成された上行、中行、及び下行の横一直線、並びに対角線の合計5ラインで構成され、前記5ラインの内の中行の横一直線のラインを、非入賞ラインとして設定し、この非入賞ラインに揃う前記特定の図柄が全て同一の図柄であることを特徴とする請求項5乃至9いずれか1項記載の遊技機。
  11. 前記非入賞ラインに揃う特定の図柄に応じた役よりも、前記入賞ラインに揃う特別役の方が利益の度合いが大きいことを特徴とする請求項5乃至10の何れか1項記載の遊技機。
  12. 前記請求項5乃至請求項11の何れか1項記載の遊技機に用いられるリールテープであって、当該遊技機における遊技仕様となる図柄配列を備えたリールテープ。
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