JP2006338387A - Data generation device, communication system and data communication method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、通信回線上に接続される各装置からデータ閲覧、操作等を可能とするためのデータ生成装置、通信システム及びデータ通信方法に関するものである。 The present invention relates to a data generation device, a communication system, and a data communication method for enabling data browsing, operation, and the like from each device connected on a communication line.
従来、MFP(Multi Function Printer)と離れた場所にあるPCがネットワークで接続されていて、PC(パーソナルコンピュータ)上からMFPの動作状況およびMFPのBOX内部に格納されている情報を管理できるリモートUI機能が広まってきている。 Conventionally, a remote UI that can manage the operation status of the MFP and information stored in the BOX of the MFP from a PC (personal computer) is connected to a PC at a location remote from the MFP (Multi Function Printer). Functions are spreading.
しかしながら、従来は、BOX内部に格納されているデータ形式とPC内で閲覧可能なアプリケーションの形式が異なっているためリモートUI上にて自由なハンドリングを行うことができなかった。 However, conventionally, since the data format stored in the BOX and the format of the application that can be browsed in the PC are different, free handling cannot be performed on the remote UI.
そこで、本発明の目的は、例えばBOX内等に蓄積されるデータに対する閲覧や操作等を自由に行うことを可能とすることにある。 Accordingly, an object of the present invention is to allow browsing and operation of data stored in, for example, a BOX freely.
本発明のデータ生成装置は、データを蓄積可能な外部装置と通信回線を介して接続されるデータ生成装置であって、データを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段にて生成されたデータを所定のフォーマットに変換するフォーマット変換手段と、前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記外部装置に対して送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明の通信システムは、データを蓄積可能なデータ蓄積装置とデータを生成する複数のデータ生成装置とが通信回線を介して接続される通信システムであって、前記複数のデータ生成装置は、データを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段にて生成されたデータを所定のフォーマットに変換するフォーマット変換手段と、前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記データ蓄積装置に対して送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明のデータ通信方法は、データを蓄積可能な外部装置と通信回線を介して接続されるデータ生成装置によるデータ通信方法であって、データを生成するデータ生成ステップと、前記データ生成ステップにて生成されたデータを所定のフォーマットに変換するフォーマット変換ステップと、前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記外部装置に対して送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記のデータ通信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記のプログラムを記録したことを特徴とする。
A data generation apparatus according to the present invention is a data generation apparatus connected to an external apparatus capable of storing data via a communication line, the data generation means for generating data, and the data generated by the data generation means Format conversion means for converting the data into a predetermined format, and transmission means for transmitting the data converted into the predetermined format to the external device.
The communication system of the present invention is a communication system in which a data storage device capable of storing data and a plurality of data generation devices for generating data are connected via a communication line, and the plurality of data generation devices Data generating means for generating the data, format converting means for converting the data generated by the data generating means into a predetermined format, and transmission for transmitting the data converted into the predetermined format to the data storage device Means.
The data communication method of the present invention is a data communication method by a data generation device connected via an external device capable of storing data via a communication line, and includes a data generation step for generating data, and the data generation step. The method includes a format conversion step of converting the generated data into a predetermined format, and a transmission step of transmitting the data converted into the predetermined format to the external device.
A program according to the present invention causes a computer to execute the data communication method.
The computer-readable recording medium of the present invention is characterized in that the program is recorded.
本発明によれば、蓄積させるデータを、例えば、データ閲覧や操作等を行う装置上のアプリケーションの形式と整合する所定のフォーマットに変換させることができるため、当該装置からのデータ閲覧や操作等を自由に行うことが可能となる。 According to the present invention, data to be accumulated can be converted into a predetermined format that is consistent with, for example, the format of an application on a device that performs data browsing or operation. It can be done freely.
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments to which the invention is applied will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[全体の構成]
図1は本発明の実施形態に係る画像入出力システムの全体構成を示す図である。リーダ部(画像入力装置、リーダ装置ともいう)200は、原稿画像を光学的に読み取り、電気信号の画像データに変換する。リーダ部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
[Overall configuration]
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of an image input / output system according to an embodiment of the present invention. A reader unit (also referred to as an image input device or a reader device) 200 optically reads a document image and converts it into image data of an electrical signal. The
プリンタ部(画像出力装置、プリンタ装置ともいう)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印刷して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット360と、画像データを記録紙(用紙)に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310と、印刷された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370とで構成される。
A printer unit (also referred to as an image output device or a printer device) 300 conveys recording paper, prints image data as a visible image thereon, and discharges the recording paper outside the device. The printer unit 300 sorts and staples a
制御装置(コントローラ部ともいう)110は、リーダ部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、外部のホストコンピュータ401,402及び、サーバ410と接続されている。制御装置110は、リーダ部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力するコピー機能を提供する。また、制御装置110は、リーダ部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータ401、402へ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータ401、402からネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
The control device (also referred to as a controller unit) 110 is electrically connected to the
操作部180は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/F(インタフェース)を提供する。
The
図2は4色印刷の画像形成装置の場合のリーダ部200及上記のプリンタ部300の内部構成を示す。リーダ部200の原稿給送ユニット250は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を機外のトレイ上へ排出する。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、原稿給送ユニット250は、ランプ212を点灯し、次に光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下、CCDと称する)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られ、電気信号に変換される。なお、218のイメージセンサとしては、CCD(電荷結合素子)型デバイスに限らず、例えばランダムアクセス可能なMOS型デバイス、ほぼ全面を受光部とし高感度化を図った積層型デバイス、AMI(amplified MOS intelligent imager)のような内部増幅型デバイスなどの他の固体撮像素子であってもよい。
FIG. 2 shows the internal configuration of the
222はリーダ画像処理回路部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、それをスキャナI/F(図示しない)を介して制御装置110へと出力する。
A reader image
352はプリンタ画像処理回路部であり、プリンタI/F(図示しない)を介して制御装置110から送られる画像信号(画像データ)に所定の処理を施し、それをレーザードライバ317へと出力する。プリンタ部300のレーザードライバ317は、レーザ発光部313、314、315、316を駆動する駆動回路であり、プリンタ画像処理回路部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313、314、315、316で発光させる。このレーザ光はミラー340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351によって感光ドラム325、326、327、328に照射され、感光ドラム325、326、327、328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。
A printer image
321、322、323、324は、それぞれブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、感光ドラム上に潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されてフルカラーのプリントアウトがなされる。
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかにより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤がその用紙に転写される。現像剤の乗った用紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤が用紙に定着される。定着部335を通過した記録紙(用紙)は排出ローラ336によって機外へと排出され、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分け行い、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
A sheet fed at a timing synchronized with the start of laser beam irradiation by any one of the
また、両面記録が図1の操作部180により設定されている場合には、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙され、前述と同様な方法により記録紙の裏面への画像記録が行なわれる。
1 is set by the
[リーダ画像処理部]
図3は上記のリーダ画像処理回路部222の詳細な構成を示す。このリーダ画像処理回路部222では、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される。なお、CCD218がカラーセンサの場合、RGB(レッド、グリーン、ブルー)のカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。
[Reader image processing unit]
FIG. 3 shows a detailed configuration of the reader image
そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理回路部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部(クランプ・増幅・サンプルホールド・アナログデジタル部)231でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、アナログデジタル(A/D)変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。このRGB信号はシェーディング部232で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、制御装置110へと出力される。
Then, the electrical signal (analog image signal) is input to the image
[制御装置]
上記の制御装置110の機能を、図4を参照して説明する。制御装置110のメインコントローラ111は、主にCPU(中央演算処理装置)112と、バスコントローラ113と、調歩同期シリアル通信コントローラ114のような各種I/Fコントローラ回路とから構成される。CPU112とバスコントローラ113は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM(内容の固定された半導体メモリ)120からROM I/F121を経由して読込んだプログラムに基づいて動作する。また、ホストコンピュータ401,402から受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、このプログラムによって処理される。バスコントローラ113は後述の各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
[Control device]
The function of the
DRAM(記録保持動作が必要な随時読み出し書き込みメモリ)122はDRAM I/F123によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
A DRAM (anytime read / write memory that requires a recording and holding operation) 122 is connected to the
調歩同期シリアル通信コントローラ114はリーダ部200、プリンタ部300の各CPU(図示しない)とシリアルバス172,173を介して制御コマンドを送受信し、操作部180のタッチパネルやキー入力の通信を行う。
The asynchronous
ネットワーク・コントローラ(network controller:通信網制御装置)125はI/F127を通じてメインコントローラ111と接続され、コネクタ126を通じて外部ネットワーク(図示しない)と接続される。この外部ネットワークとしては一般的にイーサーネット(Ethernet(登録商標))が挙げられる。シリアルコネクタ124はメインコントローラ111と接続されて、外部機器(図示しない)との通信を行う。シリアルコネクタ124で用いるシリアルバスとしては一般的にUSB(Universal Serial Bus)が挙げられる。
A network controller (network controller) 125 is connected to the
ファン(fan;送風機)128はメインコントローラ111に接続され、コントローラ部110を冷却するのに用いる。温度監視IC(集積回路)142はシリアルバス143を介してメインコントローラ111に接続されている。温度監視IC142はフアン128の制御や、リアルタイムクロックモジュール137の温度補正等に用いられる。
A
汎用高速バス130には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ135、I/O(入出力)制御部136,HD(ハードディスク)コントローラ131,およびコーデック(codec)133が接続される。この汎用高速バス130としては、一般的にPCI(Peripheral Component Interface)バスが挙げられる。
An
コーデック133は、DRAM122に蓄積されたラスターイメージデータをMH(モディファイドハフマン)/MR(モディファイドリード)/MMR(修正MR)/JBIG(ジェイビグ;Joint Bi-Level Image Experts Group)/JPEG(ジェイペグ;Joint Photographic Experts Group)等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM(記録保持動作が不要な随時読み出し書き込みメモリ)134はコーデック133の一時的なワーク領域として使用される。DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御され、DMA(direct memory access)転送される。
The
HDコントローラ131は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施形態においては、このHDコントローラ131を介してハードディスクドライブ132を接続している。ハードディスクドライブ132により駆動されるハードディスク(図示しない)はプログラムを格納し、あるいは画像データを記憶するのに用いている。
The
I/O制御部136は、データバス(図示しない)の制御を行い、ポート制御部145や割り込み制御部146の制御を行う。パネルI/F141は、LCD(液晶ディスプレイ)コントローラ140に接続され、操作部180上の液晶画面に表示を行うためのI/F(図示しない)と、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F171とから構成される。
The I / O control unit 136 controls a data bus (not shown) and controls the
操作部180は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置(図示しない)と、複数個のハードキー(図示しない)を有する。タッチパネルまたはハードキーから入力された信号は、前述したパネルI/F141、キー入力I/F171、およびシリアル通信コントローラ114をそれぞれ介してメインコントローラ111内のCPU112に伝えられる。液晶表示部はパネルI/F141から送られてきた画像データを表示する。また、液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
The
リアルタイムクロックモジュール137は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ用電池138によってバックアップされている。SRAM139もバックアップ用電池138でバックアップされ、ユーザモードや各種設定情報や、ハードディスクドライブ132のファイル管理情報等を蓄積している。
The real-
グラフィック・プロセッサ151は、DRAM122に蓄積された画像データに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、プリンタ画像出力の処理を行う。DRAM152はグラフィック・プロセッサ151の一時的なワーク領域として使用される。グラフィック・プロセッサ151はI/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御され、DMA転送される。
The
コネクタ160と155は、それぞれリーダ部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F173,172とビデオI/F163,162とを備える。
The
スキャナ画像処理部157は、コネクタ160を介してリーダ部200と接続され、また、スキャナバス161によってグラフィック・プロセッサ151と接続されており、リーダ部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダ部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス161に出力する機能も有する。FIFO(先入れ先出しファイル)158はスキャナ画像処理部157と接続され、リーダ部200から送られてくるビデオ信号のライン補正を行うのに用いられる。
The scanner
プリンタ画像処理部153は、コネクタ155を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス156によってグラフィック・プロセッサ151と接続されており、グラフィック・プロセッサ151から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス162に出力する機能も有する。
The printer
DRAM154はプリンタ画像処理部153に接続され、ビデオ信号を一定時間遅延させるのに用いられる。DRAM122上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、グラフィック・プロセッサ151、プリンタ画像処理部153、コネクタ155を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
The
[スキャナ画像処理部]
図5に上記のスキャナ画像処理部157の詳細構成を示す。次に、図5を参照してスキャナ画像処理部157を詳述する。リーダ部200からコネクタ160を介して送られる画像信号に対して、つなぎ&MTF補正部601で、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、読取速度によって変化したMTF(modulation transfer function;変調伝達関数、空間周波数特性ともいう)を補正する。周知のことであるが、MTFは正弦波的な空間パターンの強度コントラストが結像により低下する割合を0周期における値で正規化した空間周波数特性として表現したものに相当する。CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ&MTF補正部601でのつなぎ処理は3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する。FIFO158は上記ライン遅延のバッファとして用いる。
[Scanner image processor]
FIG. 5 shows a detailed configuration of the scanner
つなぎ&MTF補正部601で読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は、入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及びランプ212及びミラー214、215、216の分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力はACS(オートカラーセレクト)カウント部405及びグラフィック・プロセッサ151へと送られる。
The digital signal whose reading position timing is corrected by the connection &
[ACSカウント部]
上記のACSカウント部405をその詳細構成を示す図6を参照して説明する。オートカラーセレクト(以下、ACSと称する)は、原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。つまり、画素ごとの彩度を求めて、ある閾値以上の画素がどれだけ存在するかを基にカラー判定を行うものである。しかし、白黒原稿であっても、MTF等の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画素が多数存在し、単純に画素単位でACS判定を行うのは難しい。このACS手法としてさまざまな方法が今までに提供されているが、本例ではACSの方法にはこだわらない為、ごく一般的な手法での説明を行う。
[ACS count section]
The ACS count unit 405 will be described with reference to FIG. Auto color selection (hereinafter referred to as ACS) determines whether a document is color or monochrome. In other words, the saturation for each pixel is obtained, and color determination is performed based on how many pixels are above a certain threshold. However, even for a black and white original, due to the influence of MTF and the like, when viewed microscopically, there are a large number of color pixels around the edge, and it is difficult to simply perform ACS determination on a pixel basis. Various methods have been provided as the ACS method so far, but in this example, since it is not particular to the ACS method, an explanation will be given by a very general method.
上記したように、白黒画像でもミクロ的に見ると色画素が多数存在するわけであるから、その画素が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周辺の色画素の情報で判定する必要がある。501はそのためのフィルタであり、注目画素に対して周辺画素を参照する為にFIFOの構造をとる。502はメインコントローラ111からセットされた507〜510のレジスタに設定された値と、リーダ部200から送られたビデオ制御信号512とを元に、ACSをかける領域を指示する領域信号505を作成する領域検出回路である。
As described above, since there are a large number of color pixels when viewed in a microscopic manner even in a black and white image, whether or not the pixel is really a color pixel is determined based on information on the surrounding color pixels with respect to the target pixel. There is a need.
503の色判定部は、ACSをかける領域を指示する領域信号505に基づき、注目画素に対してフィルタ501内蔵のメモリ(図示しない)内の周辺画素を参照し、注目画素が色画素か白黒画素かを決定し、その判定結果を色判定信号506として出力する。504は色判定部503が出力した色判定信号506の個数を数えるカウンタである。
A
メインコントローラ111は読み込み範囲に対してACSをかける領域を決定し、507〜510のレジスタに設定する(ただし、本実施形態では、原稿に対して独立で範囲を決める構成をとる)。また、メインコントローラ111はACSをかける領域内での色判定信号506の個数を計数するカウンタ504の値を、所定の閾値と比較して、その比較結果に基づいて当該原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。
The
レジスタ507〜510には、主走査方向、副走査方向のそれぞれについて、色判定部503が判定を開始する位置、判定を終了する位置を、リーダ部200から送られたビデオ制御信号512に基づいて設定しておく。本例では、一例として、実際の原稿の大きさよりもそれぞれ10mm程度小さめに設定している。
In the
[プリンタ画像処理部]
図7は4色印刷の画像形成装置の場合のプリンタ画像処理部153の詳細構成を示す。グラフィック・プロセッサ151から、プリンタバス156を介して送られる画像信号は、まずプリンタ画像処理部153内のLOG(対数)変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)信号に変換する。次に、CMY信号はモアレ除去部702でそのモアレが除去される。703はUCR&マスキング部で、モアレ除去処理されたCMY信号はUCR(下色除去)処理でCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)信号に生成され、CMYK信号はマスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正される。
[Printer image processing section]
FIG. 7 shows a detailed configuration of the printer
UCR&マスキング部703で処理された信号は、γ補正部704で濃度調整された後、フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。出力切り替え706で、感光ドラム321〜324のドラム間の距離を補正する為に、DRAM154にCMYK画像毎に一旦画像を蓄積し、感光ドラム間の距離を補正した画像データをコネクタ155を介してプリンタ部300へ送る。707は、Y,M,C,Kの4色の各トナーの補給量を積算カウントするためのビデオカウント部である。
The signal processed by the UCR & masking
[ビデオカウント処理部]
図8はY,M,C,Kの4色の各トナーの補給量を積算カウントする上記のビデオカウント部707の詳細構成を示す。Y,M,C,Kごとに入力された各ビデオ信号は10201,10202,10203,10204のルック・アップ・テーブルでそれらの濃度からトナー量推定を行い、それぞれのトナー量出力を10205,10206,10207,10208の積算カウントでページごとの積算を行い、それぞれのトナー積算量出力を10209,10210,10211,10212のトナー積算量格納部にページごとに格納する。
[Video count processing section]
FIG. 8 shows a detailed configuration of the
このトナー積算量格納部10209,10210,10211,10212に格納されたデータをソフト的に読み取り、各色毎のトナーのり量制御やトナー補給制御などを行う。
Data stored in the accumulated toner
[グラフィック・プロセッサ]
上記のグラフィック・プロセッサ151についてその詳細構成を示す図9を参照して説明する。グラフィック・プロセッサ151は、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、プリンタ画像出力の処理をそれぞれ行うモジュール801〜807を有する。DRAM152はDRAMコントローラ808を介して各々のモジュール801〜807の一時的なワーク領域として使用される。各々のモジュール801〜807が用いるDRAM152のワーク領域が競合しないよう、あらかじめ各々のモジュール801〜807ごとにワーク領域が静的に割り当てを行う。
[Graphic processor]
The
グラフィック・プロセッサ151は、図4ですでに説明したように、I/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、メインコントローラ111内のバスコントローラ113によって制御され、DMA転送される。バスコントローラ113は、グラフィック・プロセッサ151の各々のモジュール801〜807にモード等を設定する制御及び、各々のモジュール801〜807に画像データを転送するためのタイミング制御を行う機能を有する。
As already described with reference to FIG. 4, the
また、入力インタフェース810はバスコントローラ113からI/F150を通じて入力された画像データをクロスバースイッチ(Cross Bar Switch)809に出力する。入力インタフェース810は、2値ラスターイメージデータ、多値ラスターイメージデータ、JPEG等の各種の画像データを取り扱うことができ、例えばJPEG画像の場合は入力インタフェース810においてラスターイメージデータに変換して、クロスバースイッチ809にその変換したデータを出力する。
The
一方、出力インタフェース811はクロスバースイッチ809から入力された画像データをI/F150に出力する。クロスバースイッチ809から入力される画像データ形式はラスターイメージデータであるが、出力インタフェース811でJPEG圧縮を行ってI/F150にデータ出力することも行える。
On the other hand, the
[画像回転部]
次に、図9の画像回転部801における処理手順を説明する。まず、I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像回転制御のための設定を行う。この設定に応じて、バスコントローラ113は画像回転部801に対して画像回転に必要な設定(例えば、画像サイズや回転方向・角度等)を行う。その必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122から、もしくはそれぞれのI/F(図示しない)を介して接続されているデバイス(図示しない)から画像回転部801へ画像データの転送を開始する。
[Image Rotator]
Next, a processing procedure in the
尚、ここでは回転を行う画像サイズを32画素×32ラインとし、又、画像バス(図示しない)上に画像データを転送させる際に24byte(RGB各々8bitで1画素分)を単位とする画像転送を行うものとする。このように、32画素×32ラインの画像を得るためには、上記の単位データ転送を32×32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。 Here, the image size to be rotated is 32 pixels × 32 lines, and when transferring image data on an image bus (not shown), image transfer is performed in units of 24 bytes (one pixel for each of 8 bits for RGB). Shall be performed. Thus, in order to obtain an image of 32 pixels × 32 lines, it is necessary to perform the unit data transfer 32 × 32 times, and it is necessary to transfer image data from discontinuous addresses.
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、図4のSRAM134に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、転送される画像データを、Y方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
The image data transferred by the discontinuous addressing is written in the
32画素×32ラインの画像回転(DRAM152への書き込み)が完了した後、画像回転部801はDRAM152から上述の読み出し方法で画像データを読み出し、バスコントローラ113に画像を転送する。
After the image rotation of 32 pixels × 32 lines (writing to the DRAM 152) is completed, the
回転処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、連続アドレッシングを以って、DRAM122もしくはI/F(図示しない)上の各デバイス(図示しない)にデータを転送する。
The
このような一連の処理は、CPU112からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。 Such a series of processes is repeated until there is no processing request from the CPU 112 (when the necessary number of pages have been processed).
[画像変倍部]
次に、図9の画像変倍部802における処理手順を説明する。I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像変倍制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113は画像変倍部802に対して画像変倍に必要な設定(主走査方向の変倍率、副走査方向の変倍率、変倍後の画像サイズ等)を行う。その必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122から、もしくは各I/F(図示しない)を介して接続されているデバイス(図示しない)から画像変倍部802への画像データの転送を開始する。
[Image scaling unit]
Next, a processing procedure in the
画像変倍部802は、受け取った画像データを一時DRAM152に格納し、このDRAM152を入力バッファとして用いて、その格納したデータに対して主走査、副走査の変倍率に応じて必要な画素数、ライン数の分の補間処理を行って画像を拡大もしくは縮小することで、変倍処理をする。
The
画像変倍部802は、変倍後のデータを再度DRAM152へ書き戻し、今度はこのDRAM152を出力バッファとして、DRAM152から画像データを読み出し、バスコントローラ113に転送する。変倍処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122、もしくはI/F(図示しない)上の各デバイス(図示しない)にデータを転送する。
The
[色空間変換部]
次に、図9の色空間変換部803における処理手順を説明する。I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に色空間変換制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113は色空間変換部803およびLUT(ルック・アップ・テーブル)804に対して色空間変換処理に必要な設定(後述のマトリックス演算の係数、LUT804のテーブル値等)を行う。その必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/F(図示しない)を介して接続されているデバイス(図示しない)から色空間変換部803へ画像データの転送を開始する。
[Color space converter]
Next, a processing procedure in the color
色空間変換部803は、受け取った画像データ1画素ごとに対して、まず下記の式1で表される3×3のマトリックス演算を施す。
The color
式1において、R、G、Bが入力、X、Y、Zが出力、a11、a12、a13、a21、a22、a23、a31、a32、a33、b1、b2、b3、c1、c2、c3がそれぞれ係数である。式1の演算によって、例えばRGB色空間からYUV色空間への変換など、各種の色空間変換を行うことができる。
In
次に、マトリックス演算後のデータに対して、LUT804による変換を行う。これによって、非線形の変換をも行うことができる。当然、スルーのテーブルを設定することにより、実質的にLUT変換を行わないこともできる。その後、色空間変換部803は色空間変換処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。色空間変換処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F(図示しない)上の各デバイス(図示しない)にそのデータを転送する。
Next, conversion by the
[画像二値化部]
次に、図9の画像二値化部805における処理手順を説明する。I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に二値化制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113は画像二値化部805に対して二値化処理に必要な設定(変換方法に応じた各種パラメータ等)を行う。その必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/F(図示しない)を介して接続されているデバイス(図示しない)から画像二値化部805へ画像データの転送を開始する。
[Image binarization unit]
Next, a processing procedure in the
画像二値化部805は、受け取った画像データに対して二値化処理を施す。本例では、二値化の手法としては、画像データを所定の閾値と比較して単純に二値化するものとする。もちろん、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡散法を改良したものなど、いずれの手法によって二値化してもかまわない。その後、画像二値化部805は二値化処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。二値化処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F(図示しない)上の各デバイス(図示しない)にそのデータを転送する。
The
[スキャナ入力部]
次に、図9のスキャナ入力部806における処理手順について説明する。I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にスキャナ入力制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113はスキャナ入力部806に対して必要な設定(入力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。その必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、その後、スキャナ画像処理部157から入力される同期信号に同期して画像データがバスコントローラ113を通じてスキャナ入力部806に入力される。
[Scanner input section]
Next, a processing procedure in the
スキャナ入力部806は受け取った画像データを入力バッファとしてのDRAM152に一旦格納する。その後、スキャナ入力部806はDRAM152に格納した画像データをバスコントローラ113に転送する。スキャナ入力部806から画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F(図示しない)上の各デバイス(図示しない)にそのデータを転送する。
The
[プリンタ出力部]
次に、図9のプリンタ出力部807における処理手順について説明する。I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にプリンタ出力制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113はプリンタ出力部807に対して必要な設定(出力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。その必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/F(図示しない)を介して接続されているデバイス(図示しない)から画像データの転送を開始する。
[Printer output section]
Next, a processing procedure in the
プリンタ出力部807は受け取った画像データを一旦DRAM152に格納する。その後、プリンタ画像処理部153から入力される同期信号に応じて、DRAM152に格納した画像をプリンタ画像処理部153に出力する。
The
[ソフトウェア]
[ネットワークシステムの全体構成]
ネットワーク環境として好適なネットワークシステムの代表例を図10に示す。ここで、1001は画像形成装置であって、後述するスキャナとプリンタから構成され、スキャナから読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク1010(以下、LANと称する)に送出し、またLAN1010から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることができる。また、画像形成装置1001はスキャナから読んだ画像をFAX送信手段(図示しない)により、PSTN(public switched telephone network; 公衆電話網)またはISDN(integrated service digital network;統合サービスデジタル網)1030へ送信し、またPSTNまたはISDN1030から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることができる。
[software]
[Overall configuration of network system]
A typical example of a network system suitable as a network environment is shown in FIG. An
1002はデータベースサーバであって、画像形成装置1001により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。1003はデータベースサーバ1002のデータベースクライアントであって、データベース1002に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。1004は電子メールサーバであって、画像形成装置1001により読み取った画像を電子メールの添付として受け取ることができる。1005は電子メールクライアントであって、電子メールサーバ1004が受け取った電子メールを受信して閲覧したり、電子メールを送信したりすることが可能である。1006はHTML(Hyper Text Markup Language)文書をLAN1010に提供するWWW(World Wide Web)サーバであって、このWWWサーバ1006から提供されるHTML文書を画像形成装置1001によりプリントアウトすることができる。
A
1011はルータであって、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結する。インターネット/イントラネット1012には、上記のデータベースサーバ1002、WWWサーバ1006、電子メールサーバ1004の他に、画像形成装置1001と同様な画像形成装置1020、上記と同様のデータベースサーバ1021、WWWサーバ1022、電子メールサーバ1023が連結する。
A
一方、画像形成装置1001は、PSTNまたはISDN1030を介して、FAX装置1031と送受信可能になっている。また、LAN1010上にプリンタ1040も連結されており、これにより画像形成装置1001により読み取った画像をプリントアウト可能に構成されている。
On the other hand, the
[ソフトウェアブロックの全体構成]
図11は、画像形成装置(以下、本複合機と称する)1001または1020のソフトウェアブロックを示す。ここで、1501はUI、即ちユーザ・インタフェースを司るものであり、オペレータ(ユーザ)が本複合機の各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールである。このUIモジュール1501は、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し、処理の依頼、或いはデータの設定等を行う。1502はアドレス・ブック(Address-Book)、即ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモジュールである。アドレス・ブック1502の内容は、UI1501からのオペレータの操作により、データの追加、削除、取得が行われ、かつオペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用される。
[Overall configuration of software block]
FIG. 11 shows software blocks of an image forming apparatus (hereinafter referred to as the present multifunction machine) 1001 or 1020. Here,
1503はWebサーバモジュールであり、図外のWebクライアントからの要求により、本複合機の管理情報を通知するために使用される。この管理情報は、後述のコントロールAPI(Control-Application Program Interface)モジュール1518を介して読み取られ、後述のHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)モジュール1512、TCP/IP(Transmission Control Protocol/ Internet Protocol)モジュール1516、ネットワークドライバ(Network−Driver)1517を介してWebクライアントに通知される。
1504はユニバーサル・センド(Universal-Send)、即ち、データの配信を司るモジュールであり、UIモジュール1501を通じてオペレータにより指示されたデータを、同様にオペレータにより指示された通信(出力)先に配布する。また、オペレータにより、本複合機のスキャナ機能(走査機能)を使用してその配布データの生成が指示された場合には、後述のコントロールAPIモジュール1518を介して本複合機を動作させ、データの生成を行う。1505はユニバーサル・センド1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。1506はユニバーサル・センド1504内で通信先に電子メール(E-mail)アドレスが指定された際に実行されるモジュールである。1507はユニバーサル・センド1504内で出力先にデータベース(DB)が指定された際に実行されるモジュールである。1508はユニバーサル・センド1504内で出力先に本複合機と同様の複合機(DP)が指定された際に実行されるモジュールである。
1509はリモート・コピー・スキャン(Remote-Copy-Scan)モジュールであり、本複合機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を出力先とし、本複合機単体で実現しているコピー機能(複写機能)と同等の処理を行う。1510はリモート・コピー・プリント(Remote-Copy-Print)モジュールであり、本複合機のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を入力先とし、本複合機単体で実現しているコピー機能と同等の処理を行う。1511はWebプル・プリント(Web-Pull-Print)、即ちインターネットまたはイントラネット上の各種ホームページの情報を読み出し、印刷するモジュールである。
1512は本複合機がHTTPにより通信する際に使用されるモジュールであり、後述のTCP/IP通信モジュール1516により上記のWebサーバモジュール1503、Webプル・プリントモジュール1511に通信を提供するものである。1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IP通信モジュール1516により上記のユニバーサル・センド1504内のプリンタモジュール1505に通信を提供するものである。1514はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol;簡易メール転送プロトコル)モジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより上記のユニバーサル・センド1504内の電子メールモジュール1506に通信を提供するものである。1515はSLM即ち、サリューテーション・マネージャ(Salutation-Manager)モジュールであり、後述のTCP/IP通信モジュール1516により上記のユニバーサル・センド1504内のデータベースモジュール1507、DP(複合機)モジュール1508、及びリモート・コピー・スキャンモジュール1509、リモート・コピー・プリントモジュール1510に通信を提供するものである。
1516はTCP/IP通信モジュールであり、上述の各種モジュールに対して後述のネットワークドライバ1517によりネットワーク通信を提供するものである。1517はネットワークドライバであり、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。
1518はコントロールAPIモジュールであって、上述のユニバーサル・センドモジュール1504等の上流モジュールに対し、後述のジョブ・マネージャ(Job-Manager)1519等の下流モジュールとのインタフェースを提供するものであり、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減し、それぞれの流用性を高めるものである。1519はジョブ・マネージャであり、上述の各種モジュールからコントロールAPIモジュール1518を介して指示される処理を解釈し、その処理を実行する後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュール1519は、本複合機内で実行されるハード的な処理を一元管理する。
1520はコーデック(CODEC)・マネージャであり、ジョブ・マネージャ1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。1521はFBEエンコーダ(FBE-Encoder)であり、ジョブ・マネージャ1519、スキャン・マネージャ(Scan-Manager)1524により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータをFBE(First Binary Encoding)フォーマットにより圧縮するものである。1522はJPEG(Joint Photographic Experts Group)コーデックであり、ジョブ・マネージャ1519、後述のスキャン・マネージャ1524により実行されるスキャン処理、及び後述のプリント・マネージャ(Print-Manager)1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。1523はMMR(modified modified READ;修正MR方式)コーデックであり、ジョブ・マネージャ1519、後述のスキャン・マネージャ1524により実行されるスキャン処理、及びプリント・マネージャ1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。
1524はスキャン・マネージャであり、ジョブ・マネージャ1519が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。1525はSCSI(small computer system interface)ドライバであり、スキャン・マネージャ1524と本複合機が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うものである。
1526はプリント・マネージャであり、ジョブ・マネージャ1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。1527はエンジンI/F(Engine-I/F)ドライバであり、プリント・マネージャ1526と印刷部とのI/F(インタフェース)を提供するものである。
Reference numeral 1526 denotes a print manager for managing and controlling print processing designated by the
1528はパラレルポートドライバであり、Webプル・プリントモジュール1511がパラレルポートを介して図外の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供するものである。
A
[アプリケーション]
次に、本実施形態における組み込みアプリケーションの実施形態について説明する。図12は画像形成装置の配信に関わる組み込みアプリケーションをブロック図で示す。ここで、4050のブロックは後述の操作部のアプリケーションである。4100のブロックはリモートコピーの送信側(スキャン側)のアプリケーションである。4150のブロックは同報配信のユニバーサル・センドの送信側のアプリケーションである。4200のブロックはWebプル・プリントのアプリケーションである。4250のブロックはWebサーバのアプリケーションである。
[application]
Next, an embodiment of the embedded application in this embodiment will be described. FIG. 12 is a block diagram showing an embedded application related to distribution of the image forming apparatus. Here, a
4300のブロックはリモートコピーの受信側(プリント側)のアプリケーションである。4350のブロックは同報配信で送信されてきたイメージを汎用のプリンタで受信・プリントするアプリケーションである。4400のブロックはリモートプリントの受信側(プリント側)のアプリケーションである。4450のブロックは同報配信で送信されてきたイメージを公知のノーツ・サーバ(Notes Server)で受信・格納するアプリケーションである。4500のブロックは同報配信で送信されてきたイメージを2値のイメージを受信・格納するアプリケーションである。4550のブロックは同報配信で送信されてきたイメージを公知のメールサーバで受信・格納するアプリケーションである。4600のブロックは同報配信で送信されてきたイメージを多値のイメージを受信・格納するアプリケーションである。4650のブロックは情報コンテンツを含んだ、公知のWebサーバのアプリケーションである。4700はWebサーバなどにアクセスする公知のWebブラウザ(Web Browser)である。
A block 4300 is a remote copy receiving side (printing side) application. A
以下、それぞれのアプリケーションブロックに照らし合わせながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
[ユーザ・インタフェース・ アプリケーション]
4050のブロックで示したユーザ・インタフェース(User Interface;以下、UI)アプリケーションの詳細は、後述する通りであるが、ここでは、4051で示すアドレス・ブックについて説明する。このアドレス・ブック4051は、画像形成装置内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メモリやハードディスクなど)に保存されており、この中には、ネットワークに接続された機器の特徴が記載されている。例えば、下記に列挙するようなものが含まれている。
(1)機器の正式名やエイリアス名(別名)
(2)機器のネットワークアドレス
(3)機器の処理可能なネットワークプロトコル
(4)機器の処理可能なドキュメントフォーマット
(5)機器の処理可能な圧縮タイプ
(6)機器の処理可能なイメージ解像度
(7)プリンタ機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段情報
(8)サーバ(コンピュータ)機器の場合のドキュメントを格納可能なフォルダ名
Hereinafter, the application group will be described in detail with reference to each application block.
[User interface application]
Details of a user interface (hereinafter referred to as UI) application indicated by the
(1) Official name or alias name (alias) of the device
(2) Device network address (3) Device processable network protocol (4) Device processable document format (5) Device processable compression type (6) Device processable image resolution (7) Paper size that can be fed in the case of printer equipment, paper feed stage information (8) Folder name that can store documents in the case of server (computer) equipment
次に説明する各アプリケーションは、上記アドレス・ブック4051に記載された情報により配信先の特徴を判別することが可能となる。また、このアドレス・ブック4051は、編集可能であると共に、ネットワーク内のサーバコンピュータなどに保存されているものをダウンロードして使用する、または、直接参照することも可能である。
Each application to be described next can determine the characteristics of the delivery destination based on the information described in the
[リモートコピーアプリケーション]
4100のブロックで示すリモートコピーアプリケーションは、配信先に指定された機器の処理可能な解像度情報を上記アドレス・ブック4051により判別し、それに従い、スキャナにより読みとった画像2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化し、SLM4103に通して、ネットワーク上のプリンタ機器に送信する。SLM4103は、本実施形態の主要部でないのでここでは詳細には説明しないが、公知のサリュータテーション・マネージャ(または、スマート・リンク・マネージャ(Smart Link Manager))と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワークプロトコルの一種である。
[Remote Copy Application]
The remote copy application indicated by the
[同報配信アプリケーション]
4150のブロックで示した同報配信アプリケーションは、上述のリモートコピーアプリケーション4100と異なり、一度の画像走査で複数の配信宛先に画像を送信することが可能である。また、配信先もプリンタ機器にとどまらず、いわゆるサーバコンピュータにも直接配信可能である。
[Broadcasting application]
Unlike the
以下に、この同報配信アプリケーションの処理手順を配信先に従って順に説明する。配信先の機器が公知のネットワークプリンタプロトコルであるLPD(Line Printer Daemon)を使用し、プリンタ制御コマンドとして公知のページ記述言語の一種であるLIPS(LBP Image Processing System)が処理可能であるとアドレス・ブック4051により判別した場合には、同様にアドレス・ブック4051より判別した画像解像度に従って画像読み取りを行い、画像自体は、本例では、公知のFBE(First Binary Encoding)を用いて圧縮し、さらにLIPSコード化して、公知のネットワークプリンタプロトコルであるLPRで相手機器に送信する。
Hereinafter, the processing procedure of the broadcast distribution application will be described in order according to the distribution destination. If the destination device uses LPD (Line Printer Daemon), which is a well-known network printer protocol, and can process LIPS (LBP Image Processing System), which is a kind of well-known page description language, as a printer control command, If it is determined by the
配信先の機器が上記SLMで通信可能で、サーバ機器の場合には、アドレス・ブック4051により、サーバドレス、サーバ内のフォルダの指定を判別し、リモートコピーアプリケーションと同様に、スキャナにより読みとった画像の2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それをTIFF化し、SLMを通してネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納することが可能である。
When the delivery destination device can communicate with the SLM and is a server device, the
また、本実施形態の装置では、アドレス・ブック4051により、相手機器であるサーバがJPEG圧縮された多値画像を処理可能だと判別した場合には、上記の2値画像と同様に多値読み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やはり公知のJFIF化し、SLMを通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納することが可能である。
In the apparatus according to the present embodiment, when it is determined by the
配信先の機器が公知の電子メールサーバである場合には、アドレス・ブック4051に記載されたメールアドレスを判別し、スキャナにより読みとった画像2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTIFF化し、公知のSMTP4153を使用して、電子メールサーバに送信する。その後の配信は、メールサーバ(Mail Server)4550に従って実行される。
When the delivery destination device is a known e-mail server, the e-mail address described in the
[操作部の概要]
操作部180(図1)の全体の構成を図13に示す。LCD表示部3001は、LCD(液晶ディスプレイ)上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、画面に表示してあるキーがオペレータ(ユーザ)により押されると、その位置情報をコントローラ110(図1)のCPUに伝える。
[Overview of operation unit]
The overall configuration of the operation unit 180 (FIG. 1) is shown in FIG. The
スタートキー3002は原稿画像の読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー3002の中央部には、緑と赤の2色LED(発光ダイオード)があり、その点灯色によってスタートキー3002が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー3003は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー3004は使用者のユーザID(識別番号)を入力するときに用いる。リセットキー3005は操作部からの設定を初期化するときに用いる。
A
次に、操作部180の各画面について、図14〜図31を参照して、詳細に説明する。
[操作画面]
図14に示すように、画像形成装置が提供する機能は、コピー(Copy;複写)/センド(Send;転送)/リトリーブ(Retrieve;取り出す)/タスク(Tasks;仕事)/マネージメント(Management;管理)/コンフィギュレーション(Configuration;設定)の6つの大きなカテゴリーに分かれており、これらは操作画面3010上の上部に表示される6つのメインタブ(COPY/SEND/RETREIVE/TASKS/MGMT/CONFIG)3011〜3016に対応している。これらのメインタブをオペレータが押すことにより、各カテゴリーの画面への切り替えが行われる。ただし、他のカテゴリーへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
Next, each screen of the
[Operation screen]
As shown in FIG. 14, the functions provided by the image forming apparatus are: copy (copy) / send (transfer) / retrieve (retrieve) / tasks (tasks) / management (management). These are divided into six large categories of / Configuration (Configuration), and these are six main tabs (COPY / SEND / RETREIVE / TASKS / MGMT / CONFIG) 3011-3016 displayed at the top of the
メインタブ3011に関わるコピー機能は、自機が有するスキャナとプリンタを使用しての通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタとを使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピー)の両方を含む。
The copy function related to the
メインタブ3012に関わるセンド機能は、自機が有するスキャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファックス、ファイル転送(FTP)、およびデータベースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能である。
The send function related to the
メインタブ3013に関わるリトリーブ機能は、外部にあるドキュメントを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能である。ドキュメントの取得手段としてWWWサーバ、電子メール、ファイル転送、およびファックスの使用が可能である。
The retrieve function related to the
メインタブ3014に関わるタスク機能は、ファックスやインターネットプリントなどの外部から送られるドキュメントを自動処理し、定期的にリトリーブ(取り出して印刷)を行うためのタスクの生成、および管理を行う。
A task function related to the
メインタブ3015に関わるマネージメント機能は、ジョブ・アドレス帳・ブックマーク・ドキュメント・アカウント情報などの管理を行う。メインタブ3016に関わるコンフィギュレーション機能は、自機に関しての設定(ネットワーク、時計など)を行う。
以下、これらの機能設定を行う手順をLCD画面表示の例を使用して説明する。
A management function related to the
The procedure for setting these functions will be described below using an example of LCD screen display.
[ID入力画面]
電源投入直後、およびIDキー押下時に、ID入力画面(図示しない)が表示される。オペレータがID入力画面でユーザIDおよびパスワードを正しく入力し、OKボタンを押すと、上述の操作画面3010が表示され、操作が可能になる。ID入力領域(図示しない)とパスワード入力領域(図示しない)の切り換えは、オペレータが入力領域を直接押すことで切替えることができる。
[ID input screen]
An ID input screen (not shown) is displayed immediately after the power is turned on and when the ID key is pressed. When the operator correctly inputs the user ID and password on the ID input screen and presses the OK button, the above-described
[コピー画面]
図14の操作画面3010(または、後述の図16、図17、図27〜図31のいずれかの画面)でコピー表示画面への切り替えを指示するメインタブ3011がオペレータにより押されると、図15に示すコピーメイン画面3100が表示される。コピー画面表示時にスタートボタン3110をオペレータが押すと、スキャナが動作し、選択されているプリンタから画面上に表示されている各設定パラメータに応じた複写物が出力される。
[Copy screen]
When the operator presses the
コピーメイン画面3100は、プリンタ選択ボタン3103およびプリンタ表示領域3102、イメージ・クオリティ(Image Quality;画像品質)選択ボタン3105、イメージ・クオリティ表示領域3104、従来の複写機と同様のコピーパラメータ表示3101、拡大縮小設定ボタン3106,3107、紙選択ボタン3108、ソータ設定ボタン3110、両面コピー設定ボタン3112、濃度インジケータ・濃度設定ボタン3109、およびテンキー3114等から構成される。
The copy main screen 3100 includes a
プリンタ選択ボタン3103をオペレータが押すと、使用可能なプリンタ(自機が有するプリンタおよびネットワークで接続されたプリンタ)の一覧3102がプルダウン表示される。その一覧の中から所望のプリンタを選択すると、その一覧が消え、プリンタ表示領域3102に選択したプリンタ名が表示される。
When the operator presses the
イメージ・クオリティ設定ボタン3105をオペレータが押すと、イメージ・クオリティ一覧3104が表示され、その一覧の中から所望のイメージ・クオリティを選択することができる。
When the operator presses the image
コピーパラメータ設定ボタン3105〜3112をオペレータが押すと、それぞれに対応した設定を行うためのサブ画面(拡大縮小設定、紙選択、ソータ設定、両面コピー設定)が表示され(図示しない)、従来の複写機での設定と同様にパラメータを設定することができる。また濃度設定も従来の複写機と同様に操作することができる。
When the operator presses the copy
[センド画面]
図14の操作画面3010(または、図15、後述の図27〜図31のいずれかの画面)でセンド(SEND)メイン画面への切り替えを指示するメインタブ3012がオペレータにより押されると、図16に示すセンドメイン画面3200が表示される。センド画面表示時にスタートボタンが押されると、スキャナが動作し、読取った画像データを設定された宛先に指定された送信方法で送信する処理が開始される。
[Send screen]
When the operator presses the
センドメイン画面3200は、宛先表示領域3202、詳細宛先数表示領域3203、宛先スクロールボタン3204、アドレスブックボタン3208、ニュー(New)ボタン3209、エディト(Edit)ボタン3210、ディレート(Delete)ボタン3211、サブジェクト(Subject)入力領域3205、メッセージ(Message)入力領域3206、ファイルネーム(File Name)入力領域3207、カバーページ(Cover page)チェックボタン3212、プット・インツーHD(Put Into HD)チェックボタン3213、プリントアウト(Print Out)チェックボタン3214、スキャン・セッティング(Scan Setting)ボタン3215から構成される。リセットを含む初期化時には、図17のセンド初期画面3201に示すように、宛先表示領域には1つの宛先も表示されず、操作説明画面が表示される。
The
宛先表示領域3202には入力された宛先の一覧が表示される。入力は順次末尾に追加される。詳細宛先数表示領域3203には現在設定されている宛先数が表示される。宛先表示領域からある宛先を選択した後、ディレートボタン3211をオペレータが押すと、選択されていた宛先が削除される。
The
サブジェクト入力領域3205、メッセージ入力領域3206、ファイルネーム入力領域3207をオペレータが押すと、フルキーボードが表示され、それぞれの入力が可能になる。
When the operator presses the
アドレスブックサブ画面:
上記のアドレスブックボタン3208がオペレータにより押されると、図18で示すアドレスブックサブ画面3220が表示される。アドレス帳表示領域3221で選択マーク3232を付けられた宛先は、OKボタン3231をオペレータが押すことにより、センド(SEND)メイン画面の宛先表示領域3202(図16)に追加される。アドレス帳の表示はソート項目設定ボタン3224〜3226をオペレータが押すことによりクラス別(Class)、名前昇順(Name↑)、名前降順(Name↓)にソートされる。項目選択件数表示領域(Set)3227には選択マークの付けられた項目数を表示する。
Address book subscreen:
When the
OKボタン3231またはキャンセル(Cancel)ボタン3230がオペレータにより押されると、アドレスブックサブ画面はクローズされ、図16に示すセンドメイン画面が表示される。
When the
アドレス帳の中の1つの項目を選択した状態で、ディテール(Detail)ボタン3229をオペレータが押すと、図19に示すディテールサブ画面3235が表示される。ディテールサブ画面3235には選択された項目の情報としてアドレス帳から得られるすべての情報3236が表示される。
When the operator presses a
詳細宛先サブ画面:
図16のセンドメイン画面のニュー(New)ボタン3209をオペレータが押すと、図20に示すパーソン(Person)クラス詳細サブ画面3270が表示され、新しい宛先の設定が可能になる。宛先の入力は送信方法(電子メール、ファックス、プリンタ、FTP)に対応した送信方法選択ボタン3271〜3274をオペレータが押すか、詳細宛先入力領域3275〜3278をオペレータが押すと、ファックスの場合はテンキーボード(図示しない)、その他はフルキーボード(図示しない)が表示され、入力が可能になる。3279〜3282はそれぞれの送信方法の送信オプションを行うためのボタンであるが、ここでは詳細な説明は省略する。
Detailed destination subscreen:
When the operator presses the
図16のセンドメイン画面3200でパーソンクラスの宛先が選択されている状態で、エディトボタン3210がオペレータにより押された場合も、図21に示すようなパーソンクラス詳細サブ画面3290が表示される。詳細宛先入力領域3275〜3278の該当する領域に、選択された宛先の詳細が表示され、上述した方法でキーボード(図しない)を表示すると、宛先の編集が可能になる。
Even when the
また、図16のセンドメイン画面3200でデータベース(Data Base)クラスの宛先が選択されている状態で、エディトボタン3210が押された場合には、図22で示すデータベースクラス詳細サブ画面3310が表示される。データベースクラス詳細サブ画面3310にはデータベース名3311、フォルダリスト3312が表示される。
In addition, when the
また、図16のセンドメイン画面3200でグループ(Group)クラスの宛先が選択されている状態で、エディトボタン3210がオペレータにより押された場合には、図23に示すグループクラス詳細サブ画面3320が表示される。グループクラス詳細サブ画面3320にはグループメンバー表示3321がされる。
Further, when the
HDセッティングサブ画面:
図16のセンドメイン画面3200でプット・インツーHDチェックボタン3213をオペレータが押すと、図24に示すようなハードディスク(HD)に送信するためのハードディスク設定を行うHDセッティングサブ画面3330が表示される。その詳細説明は省略する。
HD setting sub screen:
When the operator presses a put-in-two
プリントアウトサブ画面:
図16のセンドメイン画面3200でプリントアウトチェックボタン3214をオペレータが押すと、図25に示すようなプリントアウトサブ画面3340が表示される。プリントアウトサブ画面3340では、プリント枚数(3343)、紙サイズ(3345)、拡大縮小率(2247)、両面印刷(3348)、ソート(3350)、解像度(3352)などを設定する。例えば、紙サイズ選択ボタン3345をオペレータが押すと、紙サイズの一覧(図示しない)が表示され、そこから所望の紙サイズをオペレータは選択する。また、ソータ選択ボタン3350をオペレータが押すと、選択可能なソート機能一覧(図示しない)が表示され、そこから所望のソート機能(ソートしないも含む)をオペレータは選択する。
Printout subscreen:
When the operator presses the
スキャン・セッティングサブ画面:
図16のセンドメイン画面3200でスキャン・セッティングボタン3215をオペレータが押すと、図26に示すスキャン・セッティングサブ画面3370が表示される。スキャン・セッティングサブ画面3370内のプリセット(Preset)モード選択領域3371からスキャン設定(写真、文字、写真と文字、新聞、図面、非指定の6種類)を1つ選択すると、その選択に対応する予め設定された解像度、スキャンモード、濃度がそれぞれの表示領域3377、3379、3381に表示される。これらの値はシフトキー3378,3380を用いて手動で変えることが可能である。
Scan settings subscreen:
When the operator presses the scan /
[リトリーブ画面]
図14の操作画面3010(または、図15、図16、図17、後述の図31のいずれかの画面)でリトリーブ(RETRIEVE)メイン画面への切り替えを指示するメインタブ3013がオペレータにより押されると、図27に示すリトリーブメイン画面3400が表示される。リトリーブメイン画面3400にはWWW(World Wide Web)のサブタブ3401、電子メールのサブタブ3402、ファックス(Fax)のサブタブ3403、FTP(File Transfer Protocol)サーバのサブタブ3404の各サブタブ、および各サブカテゴリーで共通に使用されるプット・インツーHDチェックボタン3405、プリント・セッティングボタン3406が表示される。上記のサブタブをオペレータが押すことによって、対応するWWW、電子メール、ファックス、FTPの各サブ画面が図28〜図30に示すように表示される。リセットを含む初期化時にはWWWサブ画面(図27の3411〜3421)が表示される。
[Retrieve screen]
When the operator presses a
電子メールサブ画面:
図27のリトリーブメイン画面3400(図29、図30の画面でも可能)で電子メールのサブタブ3402をオペレータが押すと、図28に示す電子メールサブ画面3430が表示される。電子メールサブ画面3430では電子メールを受け取るための設定を行う。各入力領域3431〜3433をオペレータが押すとフルキーボード(図示しない)が表示され、その設定入力が可能になる。
Email subscreen:
When the operator presses an
ファックスサブ画面:
図27のリトリーブメイン画面3400(図28、図30の画面でも可能)でファックスのサブタブ3403をオペレータが押すと、図29に示すファックスサブ画面3440が表示される。ファックスサブ画面3440ではファックス番号の入力を行う。入力領域3441をオペレータが押すと、テンキーボード(図示しない)が表示され、ファックス番号入力が可能になる。
Fax subscreen:
When the operator presses the
FTPサーバサブ画面:
図27のリトリーブメイン画面3400(図28、図29の画面でも可能)でFTPサーバのサブタブ3404をオペレータが押すと、図30に示すFPTサブ画面3450が表示される。FTPサーバサブ画面3450ではサーバからデータを受け取るための設定を行う。各入力領域3451〜3453をオペレータが押すと、フルキーボード(図示しない)が表示され、その設定入力が可能になる。
FTP server subscreen:
When the operator presses a
HDセッティングサブ画面:
各カテゴリーに共通のプット・インツーHDチェックボタン3405(図27)をオペレータが押すと、図24に示したと同様なHDセッティングサブ画面3330が表示される。機能はセンドのHDセッティングサブ画面と同様である。
HD setting sub screen:
When the operator presses a put-in-two HD check button 3405 (FIG. 27) common to each category, an HD setting sub-screen 3330 similar to that shown in FIG. 24 is displayed. The function is the same as the Send HD setting sub-screen.
[タスク画面]
図14の操作画面3010(または、図15、図16、図17、図27〜図30のいずれかの画面)でタスク(TASKS)メイン画面への切り替えを指示するメインタブ3014がオペレータにより押されると、図31に示すタスクメイン画面3500が表示される。タスクメイン画面3500が表示されている状態で、スタートキー3002(図13)がオペレータにより押されると、タスクメイン画面3500上で設定されたパラメータに従って、自動的なリトリーブ(retrieve)動作が実行される。
[Task screen]
The operator presses a
タスクメイン画面3500にはWWW、電子メール、プリント受信(Print Receive)、ファックス受信(Fax Receive)、ファックスポーリング(Fax Polling)のサブタブ3501〜3505が表示される。リセットを含む初期化時にはWWWサブ画面3511が表示される。
The task
[PDL画像出力時のシーケンス]
図32は、本実施形態におけるPDL(ページ記述言語)画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5001〜S5008は各ステップを示す。
[Sequence when outputting PDL images]
FIG. 32 is a flowchart showing a procedure for outputting a PDL (page description language) image in this embodiment. In addition, S5001-S5008 in a figure shows each step.
PDL画像を出力する場合、S5001では、PC401(図1)上でユーザが当該PDL画像出力ジョブのプリント設定を行う。プリント設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等である(図25参照)。次のS5002では、PC401上でユーザが印刷指示を与えると、それと共にPC401上にインストールされているドライバソフトウェアが、印刷対象となるPC401上のコードデータをいわゆるPDLデータに変換して、S5001で設定したプリント設定パラメータとともに、本画像入出力装置の制御装置110に、ネットワーク400を介してPDLデータを転送する。
When outputting a PDL image, in step S5001, the user performs print settings for the PDL image output job on the PC 401 (FIG. 1). The print setting contents are the number of copies, paper size, single side / double side, page output order, sort output, presence / absence of stapling, etc. (see FIG. 25). In the next S5002, when the user gives a print instruction on the
次のS5003では、図4に示す制御装置110のメインコントローラ111のCPU112が、コネクタ126およびネットワーク・コントローラ125を介して転送されたPDLデータを上記のプリント設定パラメータに基づいて、画像データに展開(ラスタライズ)する。画像データの展開は、DRAM122上に行われる。画像データの展開が完了するとS5004へ進む。
In next step S5003, the
S5004では、メインコントローラ111がDRAM122上に展開された画像データを、グラフィック・プロセッサ151に転送する。
In step S5004, the
次のS5005では、グラフィック・プロセッサ151が、上記のプリント設定パラメータとは独立に、画像処理を行う。例えば、上記のプリント設定パラメータで指定された用紙サイズがA4であるにもかかわらず、図2に示すプリンタ部300の給紙ユニット360にはA4R用紙しかない場合には、図9に示すグラフィック・プロセッサ151の画像回転部801で画像を90度回転することによって、出力用紙にあわせた画像出力を行うことができる。画像データの画像処理が完了するとS5006へ進む。
In next step S5005, the
S5006では、グラフィック・プロセッサ151がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM122上に記憶する。
In S5006, the
次のS5007では、メインコントローラ111はグラフィック・プロセッサ151、プリンタ画像処理部153およびコネクタ155を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM122上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
In next step S5007, the
次のS5008では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。画像データの転送が完了すると、すなわち当該PDLジョブが終了すると、プリント出力を終了する。
In next step S5008, the
[コピー画像出力時のシーケンス]
図33は、本実施形態におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS6001〜S6007は各ステップを示す。
[Sequence when outputting copy images]
FIG. 33 is a flowchart showing a copy image output procedure in the present embodiment. In addition, S6001-S6007 in a figure shows each step.
コピー画像を出力する場合、S6001では、図13に示す操作部180上でユーザが当該コピー画像出力ジョブのコピー設定を行う。コピー設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、拡大/縮小率、ソート出力、ステイプル止めの有無等である(図15参照)。
When outputting a copy image, in step S6001, the user performs copy settings for the copy image output job on the
次のS6002では、操作部180上でユーザがコピー開始指示を与えると、図4で既述した制御装置110のメインコントローラ111はコネクタ160を介してリーダ部200(図1)を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、図2で既述したように原稿給送ユニット250は、載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取る。読み取られた画像データはグラフィック・プロセッサ151において指定された画像形式で圧縮されて、DRAM122上に記憶される。従来のコピー機(複写機)では、上記のコピー設定での拡大/縮小率の設定に応じて、すなわち副走査方向の変倍率に応じて光学ユニット213の移動速度を変化させることにより副走査方向の変倍処理を実現していた。しかしながら、本例では、上記のコピー設定の拡大/縮小率の設定にかかわらず、必ず等倍(100%)で画像データを読み取り、変倍処理については、主走査方向、副走査方向ともに、後述するグラフィック・プロセッサ151によって行うものとする。
In next step S6002, when the user gives a copy start instruction on the
次のS6003では、メインコントローラ111がDRAM122上の画像データを、グラフィック・プロセッサ151に転送する。
In next step S6003, the
次のS6004では、グラフィック・プロセッサ151が、上記のコピー設定パラメータに基づいて画像処理を行う。例えば、拡大400%の設定がなされているときには、グラフィック・プロセッサ151内のモジュールである図9で既述した画像変倍部802を用いて主走査方向、副走査方向、双方への変倍処理を行う。画像データの画像処理が完了するとS6005へ進む。
In next step S6004, the
S6005では、グラフィック・プロセッサ151が画像処理後の画像データを指定された画像形式で圧縮をおこなってメインコントローラ111へ転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM122上に記憶する。
In step S <b> 6005, the
次のS6006では、メインコントローラ111はDRAM122上に記憶された画像データを指定されたファイル形式でファイル化し、ファイル化された画像データをHDコントローラ131を経由してHDドライブ132に転送することで、読み込んだ画像データをHDドライブ132によりHDに格納させる。
In next step S6006, the
これらの動作はDFユニット250に原稿が存在する限り繰り返し行われる。次のS6007では、メインコントローラ111は画像データをプリンタ部300へと転送する。この時、プリントを行う画像データファイルがDRAM122上に存在しない場合は、HDドライブ132から画像ファイルを読み込み、それをDRAM122に格納する。メインコントローラ111はグラフィック・プロセッサ151,プリンタ画像処理部153およびコネクタ155を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM122上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
These operations are repeated as long as a document exists in the
次のS6008では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。全ての画像データの転送が完了すると、すなわち当該コピージョブが終了すると、プリント出力を終了する。
In next step S6008, the
[スキャン送信時のシーケンス]
図34は、本実施形態におけるスキャン送信の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS7001〜S7009は各ステップを示す。本実施形態では多値画像データを送信するとして以下に説明する。
[Sequence for scan transmission]
FIG. 34 is a flowchart showing the scan transmission procedure in the present embodiment. In addition, S7001-S7009 in a figure shows each step. In the present embodiment, description will be given below assuming that multi-value image data is transmitted.
スキャン送信を行う場合、S7001では、操作部180上でユーザが当該スキャンジョブのコピー設定を行う。スキャン設定内容は、送信アドレス、カラー/白黒読み込み、読み込み解像度、片面/両面等である(図26参照)。
When performing scan transmission, in step S7001, the user performs copy settings for the scan job on the
次のS7002では、操作部180上でスキャン開始指示を与えると、制御装置110のメインコントローラ111はコネクタ160を介してリーダ部200を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、図2の原稿給送ユニット250は、載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取る。読み取られた画像データはグラフィック・プロセッサ151において指定された画像形式で圧縮されてDRAM122上に記憶される。本例では、上記スキャン設定での解像度の設定にかかわらず、必ず600dpiで画像データを読み取り、解像度変換については、主走査方向、副走査方向ともに、後述するグラフィック・プロセッサ151によって行うものとする。
In next S7002, when a scan start instruction is given on the
次のS7003では、メインコントローラ111がDRAM122上の画像データをグラフィック・プロセッサ151へ転送し、転送された画像データに対してグラフィック・プロセッサ151は上記のスキャン設定パラメータに基づいて画像回転・解像度変換・色空間変換の画像処理を行う(図9参照)。グラフィック・プロセッサ151がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを転送し、メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM122上に記憶する。
In next step S7003, the
次のS7004では、スキャン送信時の宛先が電子メールか否かを確認し、電子メールでなければS7005で画像データをファイル化する。即ち、この場合、メインコントローラ111はDRAM122上に記憶された画像データを指定されたファイル形式でファイル化し、ファイル化された画像データをHDコントローラ131を経由してHDドライブ132に転送することで、読み込んだ画像データをHDドライブ132のHDに格納する。次にS7006に進む。
In next step S7004, it is confirmed whether or not the destination at the time of scan transmission is an electronic mail. If it is not an electronic mail, the image data is filed in step S7005. That is, in this case, the
S7006では、メインコントローラ111は、例えば送信アドレスが電子メールに設定されているとすると電子メールサーバ1004へ、また送信アドレスがデータベースに設定されているとするとデータベースサーバ1002へ、画像データをネットワーク・コントローラ125とローカルエリアネットワーク1010(図10)を介して送信する。また、送信アドレスがプリンタ300に設定されている場合は、グラフィック・プロセッサ151,プリンタ画像処理部153およびコネクタ155を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM122上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
In step S7006, the
S7004で、スキャン送信時の宛先が電子メールの場合は、S7007でDRAM122上の画像データサイズと操作部180からユーザモードで設定された画像データサイズの上限値とを比較する。DRAM122上の画像データサイズがその上限値以下の場合にはS7005に移行し、そのまま画像データの送信を行う。
In S7004, if the destination at the time of scan transmission is an e-mail, the image data size on the
これに対し、DRAM122上の画像データサイズが上記の上限値を超えている場合は、次のS7008でDRAM122上の画像データをグラフィック・プロセッサ151に転送し、図9の画像変倍部802でその画像データサイズに応じて解像度を下げる。例えば、画像データサイズが上限値を大きく超えている場合は解像度を低く設定し、画像データサイズが上限値を僅かに超えている場合は解像度を若干下げるように、画像変倍部802の設定をする。
On the other hand, if the image data size on the
次のS7009では、図9の出力インタフェース811の圧縮率の設定を、上述のS7002での設定よりも高くなるように設定し、解像度・圧縮率を変更した画像データをDRAM122上に記憶する。その後、DRAM122に再度記憶された画像データのサイズをS7007で上限値と比較し、上限値よりも大きい場合は再度S7008,S7009の処理を繰り返す。画像データの送信が完了すると、すなわち当該送信が終了すると、スキャン送信を終了する。
In next step S7009, the compression rate setting of the
[クライアントPCの操作例]
図35に本発明の実施形態に係るシステム構成を示す図である。ここで、4101は画像形成装置であって、スキャナとプリンタから構成され、スキャナから読み込んだ画像をLAN4104に送出し、またLAN4104から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることができる。また、画像形成装置1001はスキャナから読んだ画像をFAX送信手段(図示しない)により、PSTN(public switched telephone network; 公衆電話網)またはISDN(integrated service digital network;統合サービスデジタル網)1030へ送信し、またPSTNまたはISDN1030から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることができる。
[Operation example of client PC]
FIG. 35 is a diagram showing a system configuration according to the embodiment of the present invention. Here,
4102はデータベースサーバであって、画像形成装置4101により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。4103はクライアントPCであって、データベース4102に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。
A
図36にクライアントPCの操作の説明図を模式的に示す。4201はデータベースサーバ内のデータファイルを表示するBOXである。本実施形態においては、クライアントPC上での様々なアプリケーションで作成された形式の異なるファイル4202や4203のアイコンをBOXに対応するフォルダ上にドラッグ&ドロップするとデータベースサーバに転送されBOX内での閲覧が可能となる。逆にBOX内のデータをドラッグ&ドロップしてクライアントPC上に置く操作を行うとデータベースサーバ上のデータをクライアントPCに取りこむことも可能である。
FIG. 36 schematically illustrates the operation of the client PC.
図37に本発明の実施形態の特徴となる構成図を示す。4301は画像形成装置4101内の画像データ形成部であり、スキャナ及びPDLプリントされた画像を画像形成装置4101内に保管しておくブロックである。4302は画像形成装置4101内に保管されている固有フォーマットのデータをPDFファイルへと変換するフォーマット変換部である。4303は画像形成装置4101で生成されたデータ及びクライアントPC4103からのデータを保管しておくデータサーバである。4304はクライアントPC4103内の様々なアプリケーションで作成されたデータフォーマットであり、4305はPC上のデータをPDFファイルへと変換するフォーマット変換部である。本実施形態においてはフォーマット変換機能をPC側のドライバ又はリモートUIアプリケーションに持ちPDFデータに自動的に変換してデータベースサーバ4102へと転送する。
FIG. 37 shows a configuration diagram which is a feature of the embodiment of the present invention.
このように本実施形態によれば、画像形成装置4101からデータベースサーバ4102にデータを転送する際、及びクライアントPC4103からデータベースサーバ4102にデータを転送する際、データを所定のフォーマットに変換して転送するため、画像形成装置4101及びクライアントPC4103の双方からのデータ閲覧、ハンドリングが可能となる。また、他の実施形態として画像形成装置4101及びクライアントPC4103の何れか一方のみフォーマット変換してデータベースサーバ4102にデータを転送する構成であっても他方の装置からのデータ閲覧、ハンドリングが可能となり一定の効果を奏することができる。
As described above, according to the present embodiment, when transferring data from the
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本例では、図32〜図34に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータがその供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
(Other embodiments)
The present invention supplies a software program (in this example, a program corresponding to the flowcharts shown in FIGS. 32 to 34) for realizing the functions of the above-described embodiment directly or remotely to a system or apparatus. This includes a case where the system or apparatus computer also achieves it by reading and executing the supplied program. In that case, as long as it has the function of a program, the form does not need to be a program.
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、所定の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OS(オペレーティングシステム)に供給するスクリップトデータ等、プログラムの形態を問わない。 Accordingly, since the functions of the present invention are implemented by computer, the program code installed in the computer also implements the present invention. That is, the present invention includes a computer program itself for realizing predetermined function processing. In this case, the program may be in any form such as an object code, a program executed by an interpreter, and clipped data supplied to an OS (operating system) as long as it has a program function.
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。 As a recording medium for supplying the program, for example, floppy (registered trademark) disk, hard disk, optical disk, magneto-optical disk, MO, CD-ROM, CD-R, CD-RW, magnetic tape, nonvolatile memory card ( IC memory card), ROM, DVD (DVD-ROM, DVD-R), and the like.
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのプラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、このホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルをユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。 As another program supply method, a client computer browser is used to connect to a homepage on the Internet, and the computer program itself of the present invention or a compressed file including an automatic installation function is downloaded from this homepage to a recording medium such as a hard disk. Can also be supplied. It can also be realized by dividing the program code constituting the program of the present invention into a plurality of files and downloading each file from a different homepage. That is, a WWW server that allows a user to download a program file for realizing the functional processing of the present invention by a computer is also included in the present invention.
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明を実現することも可能である。 In addition, the program of the present invention is encrypted, stored on a recording medium such as a CD-ROM, distributed to users, and key information for decryption is downloaded from a homepage via the Internet to users who have cleared predetermined conditions. It is also possible to implement the present invention by executing the encrypted program by using the key information and installing it on a computer.
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した本発明の実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した本発明の実施形態の機能が実現され得る。 In addition to the functions of the above-described embodiments of the present invention being realized by the computer executing the read program, the OS running on the computer based on the instructions of the program can execute actual processing. The above-described functions of the embodiments of the present invention can also be realized by performing part or all of the above-described processes.
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した本発明の実施形態の機能が実現される。 Furthermore, after the program read from the recording medium is written in a memory provided in a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion board or The CPU or the like provided in the function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the functions of the above-described embodiment of the present invention are realized by the processing.
なお、本発明は、画像形成装置を含む画像形成システム、例えばカラー又は白黒デジタル複写機、通信機能も有する複合機等に利用できる。 The present invention can be used in an image forming system including an image forming apparatus, such as a color or black-and-white digital copying machine, a multifunction machine having a communication function, or the like.
100 画像入出力システム
110 制御装置(コントローラ部)
111 メインコントローラ
112 CPU
151 グラフィック・プロセッサ
153 プリンタ画像処理部
154 DRAM
155 コネクタ
156 プリンタバス
157 スキャナ画像処理部
160 CD−ROM
200 リーダ部(リーダ装置)
210 スキャナユニット
211 プラテンガラス
212 ランプ
213 光学ユニット
214、215、216 ミラー
217 レンズ
218 CCDイメージセンサ(CCD)
222 リーダ画像処理回路部
250 原稿給送ユニット
300 プリンタ部(プリンタ装置)
310 マーキングユニット
360 給紙ユニット
370 排紙ユニット
325、326、327、328、10103、10104 感光ドラム
321、322、323、324、10101、10102 現像器
352 プリンタ画像処理回路部
401,402 PC
701 LOG変換部
702 モアレ除去部
703 UCR&マスキング部
704 γ補正部
705 フィルタ部
706 出力切り替え部
707 ビデオカウント部
10201〜10204 ルック・アップ・テーブル
10205〜10208 積算カウント部
10209〜10212 トナー積算量格納部
4101 画像形成装置
4102 データベースサーバ
4103 クライアントPC
4104 LAN
4201 BOX
4202 file1
4203 file2
4301 画像データ形成部
4302 フォーマット変換部
4303 データサーバ
4304 データフォーマット
4305 フォーマット変換部
100 Image input /
111
151
200 Reader unit (reader device)
210
222 Reader Image
310
701
4104 LAN
4201 BOX
4202 file1
4203 file2
4301 Image
Claims (10)
データを生成するデータ生成手段と、
前記データ生成手段にて生成されたデータを所定のフォーマットに変換するフォーマット変換手段と、
前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記外部装置に対して送信する送信手段とを有することを特徴とするデータ生成装置。 A data generation device connected to an external device capable of storing data via a communication line,
Data generation means for generating data;
Format conversion means for converting the data generated by the data generation means into a predetermined format;
A data generation apparatus comprising: a transmission unit that transmits the data converted into the predetermined format to the external apparatus.
前記複数のデータ生成装置は、
データを生成するデータ生成手段と、
前記データ生成手段にて生成されたデータを所定のフォーマットに変換するフォーマット変換手段と、
前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記データ蓄積装置に対して送信する送信手段とを有することを特徴とする通信システム。 A communication system in which a data storage device capable of storing data and a plurality of data generation devices for generating data are connected via a communication line,
The plurality of data generation devices include:
Data generation means for generating data;
Format conversion means for converting the data generated by the data generation means into a predetermined format;
A communication system comprising: transmission means for transmitting the data converted into the predetermined format to the data storage device.
前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記データ蓄積装置から取得し、表示するデータ閲覧手段を更に有することを特徴とする請求項4又は5に記載の通信システム。 At least one data generation device of the plurality of data generation devices is
6. The communication system according to claim 4, further comprising data browsing means for acquiring and displaying the data converted into the predetermined format from the data storage device.
データを生成するデータ生成ステップと、
前記データ生成ステップにて生成されたデータを所定のフォーマットに変換するフォーマット変換ステップと、
前記所定のフォーマットに変換されたデータを前記外部装置に対して送信する送信ステップとを含むことを特徴とするデータ通信方法。 A data communication method by a data generation device connected to an external device capable of storing data via a communication line,
A data generation step for generating data;
A format conversion step of converting the data generated in the data generation step into a predetermined format;
And a transmission step of transmitting the data converted into the predetermined format to the external device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005162911A JP2006338387A (en) | 2005-06-02 | 2005-06-02 | Data generation device, communication system and data communication method |
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JP (1) | JP2006338387A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015103098A (en) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | ブラザー工業株式会社 | Information processing program and information processor |
-
2005
- 2005-06-02 JP JP2005162911A patent/JP2006338387A/en active Pending
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