JP2006252082A - 投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム - Google Patents

投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006252082A
JP2006252082A JP2005066483A JP2005066483A JP2006252082A JP 2006252082 A JP2006252082 A JP 2006252082A JP 2005066483 A JP2005066483 A JP 2005066483A JP 2005066483 A JP2005066483 A JP 2005066483A JP 2006252082 A JP2006252082 A JP 2006252082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voting ticket
information
target
voting
refund
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005066483A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Midorikawa
洋一 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005066483A priority Critical patent/JP2006252082A/ja
Publication of JP2006252082A publication Critical patent/JP2006252082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】投票券払戻方法に関し,特に,競技場や場外投票所以外の場所でも的中した投票券の払戻を行うことが可能となる技術を提供する。
【解決手段】携帯端末20で読み込まれた投票券面の情報を受け取った払戻センタシステム10は,投票券的中確認処理部12によって,その投票券面の情報から投票券の的中・不的中,払戻可・払戻不可を確認し,的中している場合にはその的中金額を算出し,携帯端末20に通知する。携帯端末20から振込依頼を受けると,払戻センタシステム10は,的中金額振込処理部15によって,携帯端末20で指定された金融機関の振込先口座31への算出された的中金額の振込みを,金融機関システム30への振込依頼により実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は,競馬等の競技の投票券の払戻に関するものであり,特に,専用の払戻機が設置された場所(競技場や場外投票所など)に行かなくても,的中した投票券の払戻を行うことが可能となる投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラムに関するものである。
競馬等の競技において,その競技のファンは,競技場や場外投票所に設置された端末(発券機)で,投票券を購入する。購入した投票券が的中した場合には,競技場や場外投票所に設置された端末(払戻機)で,的中した投票券を払戻す。競技場や場外投票所での投票券の購入や的中した投票券の払戻には,一般的に,現金が用いられる。
このような投票券の購入や的中した投票券の払戻に関する技術が記載されたものとしては,例えば特許文献1などがある。特許文献1に記載された技術では,競技場や場外投票所に設置された端末(発券機)で購入した投票券が的中した場合に,投票券購入時に指定された銀行口座等の払戻先に払戻すことができる。
特開2003−6368号公報
上述のように,競技場や場外投票所の端末(発券機)で購入された投票券が的中した場合には,その的中した投票券を競技場や場外投票所に設置されている端末(払戻機)で払戻す必要があった。そのため,購入した当日に的中した投票券を払戻さなかった投票券購入者は,翌日以降に競技場や場外投票所に行き,その的中した投票券を払戻す必要があった。
上記の特許文献1には,的中した投票券の払戻先を銀行口座等に指定する技術が記載されている。特許文献1に記載された技術では,投票券の購入時に,その投票券が的中した場合の払戻先を投票券購入者に指定させている。しかし,投票券購入者が,常に投票券の購入時にその投票券が的中した場合の払戻先を銀行口座等に指定するとは限らない。
例えば,1日に十数レースが行われる競技において,序盤のレースで的中した投票券をその場で払戻し,得られた現金で終盤レースの投票券を購入する場合がある。この場合には,上記特許文献1に記載された技術が導入されていたとしても,投票券購入者は的中した投票券の払戻先を銀行口座等に指定しない。しかし,的中した投票券の払戻金額が小額である場合や,払戻機が混雑している場合などには,的中した投票券のその場での払戻を見送り,翌日以降に競技場や場外投票所に行って的中した投票券を払戻す投票券購入者も多い。
また,投票券の購入を友人から頼まれる場合がある。このとき,頼まれて購入した投票券が的中していても,払戻さずに投票券のままで友人に渡すことも多い。このような場合に,上記特許文献1に記載された技術が導入されていたとしても,投票券購入者が的中した投票券の払戻先を友人の銀行口座等に指定することは考えにくい。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,的中した投票券を持つ投票券購入者が,特に競技場や場外投票所に行かなくても,その的中した投票券の払戻を行うことが可能となる技術を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,撮像機能付きの携帯電話などのユーザ端末で撮像された投票券面の画像から投票券面の情報を取得し,その投票券面の情報から投票券の的中・不的中を確認し,その投票券が的中していた場合に,その投票券の的中金額を指定された金融機関の口座に振り込むことにより,投票券の払戻を行うことを特徴とする。
具体的には,本発明は,投票券の払戻を行う投票券払戻方法であって,撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報をユーザ端末から受信する過程と,受信した投票券の情報から投票券の的中・不的中を確認する過程と,投票券が的中である場合に投票券の的中金額を算出する過程と,ユーザ端末から的中金額の振込先指定情報を受信する過程と,的中金額の指定された振込先への振り込みを行う過程とを有することを特徴とする。
また,本発明は,投票券の払戻を行う投票券払戻方法であって,撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報をユーザ端末から受信する過程と,受信した投票券の情報から投票券の的中・不的中を確認する過程と,投票券が的中である場合に投票券の的中金額を算出する過程と,的中金額と振込要求に対して的中した投票券を一意に識別するための識別情報とをユーザ端末に送信する過程と,ユーザ端末から少なくとも識別情報と的中金額の振込先指定情報とを受信する過程と,受信した識別情報が正しくかつ該識別情報に係る投票券に対する的中金額の払戻がまだ行われていない場合に的中金額の指定された振込先への振り込みを行う過程とを有することを特徴とする。
以上の各過程における処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して送受信することも可能である。
本発明によって,投票券購入者は,競技場や場外投票所に行かなくても,的中した投票券の払戻を受けることが可能となる。また,あらかじめ投票券が的中した場合の払戻先を指定しておく必要はなく,投票券が的中したことがわかった後で,払戻先を指定することができる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。以下の実施の形態では主に競技として競馬の例を中心に説明するが,本発明を適用可能な競技としては,競馬以外にも,競輪,競艇,オートレースなど様々なものが考えられる。
図1は,本発明の実施の形態における投票券払戻システムの構成例を示す図である。投票券払戻システムは,払戻センタシステム10と,携帯端末20と,金融機関システム30とから構成される。
払戻センタシステム10は,競技の主催者が管理するコンピュータ・システムであり,特に投票券の払戻を管理するシステムである。払戻センタシステム10は,携帯端末処理部11と,投票券的中確認処理部12と,払戻金情報データ記憶部13と,投票券面管理データ記憶部14と,的中金額振込処理部15と,資金精算データ記憶部16とを備える。
携帯端末処理部11は,携帯端末20からのアクセスを受け付け,それに応対する。具体的には,投票券面に記載されている投票券の情報(投票券面情報)を読み込むための投票券面読込みアプリケーション21を携帯端末20に送信し,携帯端末20から投票券面情報を受け取り,その投票券面情報を投票券的中確認処理部12に送る。投票券的中確認処理部12から投票券の的中確認の結果(的中確認結果)を受け取り,その的中確認結果を携帯端末20に送る。携帯端末20からの的中金額の振込依頼があると,携帯端末20から振込依頼情報(銀行名,口座名義,口座番号等の情報)を取得し,その振込依頼情報を的中確認結果とともに的中金額振込処理部15に送る。なお,投票券面読込みアプリケーション21がすでに携帯端末20に存在する場合には,その送信を行う必要はない。
投票券的中確認処理部12は,携帯端末処理部11から投票券面情報を受け取ると,払戻金情報データ記憶部13の払戻金情報データを参照して投票券の的中・不的中を確認し,的中している場合にはその払戻金の値を取得する。また,投票券面管理データ記憶部14の投票券面管理データを参照して的中した投票券に不正(2重払戻,偽造など)がないかを確認する。投票券が不正なく的中していれば,購入ベット数と払戻金とから的中金額を算出する。得られた投票券の的中確認結果は,携帯端末処理部11に送られる。
的中金額振込処理部15は,携帯端末処理部11から振込依頼情報と的中確認結果とを受け取ると,投票券購入者が指定した振込先口座31への的中金額の振込依頼を金融機関システム30に送り,資金精算データ記憶部16の資金精算データを更新する。また,投票券面管理データ記憶部14の該当する投票券面管理データの払戻済フラグを払戻済に設定する。
携帯端末20は,競技の投票券購入者が普段から使用しているカメラ付き携帯電話などのユーザ端末である。携帯端末20は,内蔵カメラ等の読取り部22を備える。ユーザは,携帯端末20を用いて払戻センタシステム10にアクセスし,以降,携帯端末20の表示画面の指示に従って投票券の払戻を行う。
携帯端末20は,払戻センタシステム10から投票券面読込みアプリケーション21をダウンロードする。投票券面読込みアプリケーション21は,読取り部22によって読み取られた投票券面の画像を解析して投票券面情報を取得する。携帯端末20は,払戻センタシステム10に投票券面情報を送り,払戻センタシステム10から投票券の的中確認結果を受け取る。投票券が的中しており,そのまま払戻を行う場合には,携帯端末20は,払戻センタシステム10に振込依頼を送る。なお,投票券面読込みアプリケーション21がすでに携帯端末20に存在する場合には,ダウンロードを行う必要はない。
金融機関システム30は,銀行等の金融機関がその顧客の預金口座等を管理するためのシステムである。ここでは,金融機関として銀行を想定して説明する。金融機関システム30は,払戻センタシステム10から振込先口座31への的中金額の振込依頼を受けると,振込先口座31への的中金額の振込処理を行う。
図2,図3は,本実施の形態における各情報・データの例を示す図である。以下,図2,図3の各情報,各データを用いて,本実施の形態の具体的な処理について説明する。なお,図2,図3の例では,競技として競馬を想定している。また,投票券の的中確認から的中金額の振込までを一連の処理として説明する。
図2(a)は,本実施の形態における投票券面情報の例である。投票券面情報は,携帯端末20の読取り部22によって読み取られた投票券面の画像(例えば,QRコードの画像など)を,投票券面読込みアプリケーション21が解析することにより,得られる情報である。
投票券面情報は,開催情報,投票情報,セキュリティ関連情報から構成される。開催情報は,その投票券がどのレースの投票券かを示す情報であり,場年回日,レースの項目からなる。投票情報は,その投票券の投票内容を示す情報であり,賭式,番号,購入ベット数,購入金額計の項目からなる。セキュリティ関連情報は,その投票券を一意に認識するための情報であり,投票券通し番号,発売場所,セキュリティ情報の項目からなる。なお,図2(a)は,1枚の投票券で1点の投票が行われた場合の投票券面情報の例である。2点以上の投票が1枚の投票券で行われている場合には,1つの投票券面情報に2点以上の投票情報が含まれることとなる。
図2(a)の投票券面情報において,賭式の項目に“2重勝馬単”とあるが,これは2レース分の重勝式(複数のレースの結果を当てる賭式)で,1着馬,2着馬を着順通り当てる(馬番号2連勝単式)ことを示している。そのため,レースの項目では2レース(“9,10”レース)が指定されている。番号の項目は,賭式が“2重勝馬単”であるので,レース番号が若い順に,1着馬−2着馬の順で馬番が記されている(“9”レースの予想が“2−3”,“10”レースの予想が“2−1”)。また,購入ベット数の1ベットの単位は100円である。そのため,“10”ベット購入されている場合の購入金額計は“1,000”となる。
図2(b)は,本実施の形態における払戻金情報データの例である。払戻金情報データは,払戻金情報データ記憶部13に格納されている。図2(b)の例は,ある1つのレースに関する払戻金情報データの例である。
払戻金情報データは,開催情報,払戻金情報から構成される。開催情報は,その払戻金情報データがどのレースの払戻金情報データかを示す情報であり,場年回日,レースの項目からなる。払戻金情報は,そのレースに関する払戻金の情報であり,賭式,番号,払戻金の項目からなる。
図2(b)の払戻金情報データにおいて,払戻金の項目は,100円分購入して的中した場合にいくらの払戻があるかを示す。例えば,図2(b)において,賭式が“単勝”の払戻金は“120”となっている(図2(b)の☆印の払戻金情報データ参照)。このとき,投票券購入者は,この投票券(賭式が“単勝”で,番号(馬番号)が“2”番の馬券)を100円購入していれば120円の払戻が受けられ,1,000円購入していれば1,200円の払戻が受けられる。
投票券的中確認処理部12は,まず,携帯端末処理部11から受け取った投票券面情報と開催情報が一致する払戻金情報データを検出し,次に,投票券面情報の投票情報の賭式,番号の項目と,払戻金情報データの払戻金情報の賭式,番号の項目を比較し,一致する場合には的中とし,一致しない場合には不的中とする。的中した場合には,払戻金情報データから該当する払戻金の値を取得する。なお,投票券面情報に2点以上の投票情報が存在する場合には,いずれかの投票情報が的中していれば,その投票券は的中となる。
例えば,投票券的中確認処理部12は,図2(a)に示す投票券面情報を携帯端末処理部11から受け取り,その投票券面情報の開催情報(“東京04年10回1日”,“9,10”レース)で払戻金情報データ記憶部13を検索し,図2(b)の*印で示す払戻金情報データを検出する。投票券面情報の賭式(“2重勝馬単”),番号(“2−3,2−1”)と検出された払戻金情報データの賭式(“2重勝馬単”),番号(“2−3,2−1”)とを比較し,双方が一致しているので,投票券は的中していると判断する。投票券的中確認処理部12は,投票券が的中しているので,検出された払戻金情報データの該当する払戻金(“60,000”)を取得する。
図2(c)は,本実施の形態における投票券面管理データの例である。投票券面管理データは,投票券面管理データ記憶部14に格納されている。図2(c)の例は,ある1枚の投票券に関する投票券面管理データの例である。
投票券面管理データは,開催情報,投票情報,セキュリティ関連情報から構成される。開催情報は,その投票券面管理データがどのレースの投票券面管理データかを示す情報であり,場年回日,レースの項目からなる。投票情報は,その投票券面管理データが管理する投票券の投票内容を示す情報であり,賭式,番号,購入ベット数,購入金額計の項目からなる。セキュリティ関連情報は,その投票券面管理データが管理する投票券を一意に認識するための情報であり,投票券通し番号,発売場所,セキュリティ情報,払戻済フラグの項目からなる。なお,図2(c)は,1枚の投票券で1点の投票が行われた場合の投票券面管理データの例である。2点以上の投票が1枚の投票券で行われている場合には,1つの投票券面管理データに2点以上の投票情報が含まれることとなる。
図2(c)の投票券面管理データにおいて,払戻済フラグの項目はその投票券面管理データが管理する投票券の払戻が行われたか否かを示し,“未”であればまだ払戻が行われておらず,“済”であればすでに払戻が行われていることを示す。
投票券的中確認処理部12は,携帯端末処理部11から受け取った投票券面情報と払戻金情報データとの比較で投票券の的中を確認すると,次に,投票券面情報で投票券面管理データ記憶部14を検索し,払戻済フラグの項目以外のすべての項目が一致する投票券面管理データを検出する。一致する投票券面管理データが検出されなかった場合には,投票券が偽造されている可能性があるため,その投票券は“払戻不可”となる。特にセキュリティ関連情報は投票券購入者が投票券から認識できない情報であるので,この情報を用いることにより,偽造投票券の払戻を防止することができる。なお,すべての項目で一致することが望ましいが,必要最低限の項目の一致で該当する投票券面管理データを検出するようにしてもよい。
払戻済フラグの項目以外のすべての項目が一致する投票券面管理データが検出された場合には,検出された投票券面管理データの払戻済フラグの項目を確認する。払戻済フラグが“済”であれば,2重払戻となるため,その投票券は“払戻不可”となる。払戻済フラグが“未”であれば,その投票券は“払戻可”となる。
投票券が“払戻可”である場合には,投票券面情報または投票券面管理データから購入ベット数を取得し,取得した購入ベット数と払戻金情報データから取得した払戻金とから的中金額を算出する。算出された的中金額は,携帯端末処理部11を介して携帯端末20に送られる。
例えば,投票券的中確認処理部12は,携帯端末処理部11から受け取った図2(a)に示す投票券面情報で投票券面管理データ記憶部14を検索し,払戻済フラグの項目以外のすべての項目で一致する図2(c)に示す投票券面管理データを検出する。図2(c)に示す投票券面管理データの払戻済フラグは“未”であるので,投票券は“払戻可”となる。購入ベット数は“10”ベットであり,図2(b)に示す払戻金情報データから取得した払戻金が“60,000”であるから,的中金額は,“10”ד60,000”=“600,000”となる。携帯端末処理部11は,的中確認結果として,的中金額“600,000”を携帯端末20に送る。
図3(a)は,本実施の形態における振込依頼情報の例である。振込依頼情報は,投票券購入者によって携帯端末20に入力された的中金額の振込先の情報である。振込依頼情報は,金融機関コード(または金融機関名),口座番号,口座名義の項目からなる。携帯端末20からの振込依頼を受け,振込依頼情報を受け取った携帯端末処理部11は,投票券の的中確認結果と受け取った振込依頼情報とを的中金額振込処理部15に送る。なお,的中金額振込処理部15が,払戻を行う投票券の投票券面管理データを認識できるようにしておく。
図3(b)は,本実施の形態における資金精算データの例である。資金精算データは,資金精算データ記憶部16に格納されている。通常,配当として割り当てられる資金は,レースごと,さらには賭式ごとに分けて管理されている。図3(b)の例は,“東京04年10回1日”の“9,10”レースの“2重勝馬単”に関する資金精算データの例である。
資金精算データは,資金精算情報,振込情報から構成される。資金精算情報は,配当として割り当てられた資金を管理するための情報であり,年月日,配当割当資金残高,払戻金額の項目からなる。振込情報は,的中金額の振込先を示す情報であり,受付番号,金融機関情報,口座番号,口座名義,振込金額の項目からなる。
的中金額振込処理部15は,携帯端末処理部11から的中確認結果と振込依頼情報とを受け取り,振込依頼情報で指示された金融機関の振込先口座31に的中確認結果が示す的中金額が振り込まれるように,金融機関システム30に通知する。
金融機関システム30での振込処理終了後,的中金額振込処理部15は,資金精算データ記憶部16に格納された払戻を行う投票券に該当する資金精算データに,配当割当資金残高から的中金額を差し引いて得られた金額を次の配当割当資金残高として記録し,的中金額を払戻金額として記録する。また,的中金額の振込の受付番号を決定し,その受付番号と振込依頼情報で指定された,金融機関情報(金融機関名またはコード),口座番号,口座名義を記録し,的中金額を振込金額として記録する。また,投票券面管理データ記憶部14に格納されている払戻を行う投票券の投票券面管理データの払戻済フラグを,“未”から“済”に変更する。
例えば,的中金額振込処理部15は,携帯端末処理部11から受け取った図3(a)に示す振込依頼情報と,投票券的中確認処理部12で求められた的中金額(この場合には“600,000”)とから,金融機関コードが“CCCC−CCC”,口座番号が“DDDDDDD”,口座名義が“富士通太”である振込先口座31に,“600,000”を振り込むように,その金融機関システム30に振込依頼を行う。
金融機関システム30での振込処理終了後,図3(b)に示すように,払戻を行う投票券に該当する資金精算データの配当割当資金残高が“1,000,000”であるのでそこから的中金額である“600,000”を差し引いた“400,000”を次の配当割当資金残高として記録し,的中金額である“600,000”を払戻金額として記録する。また,発行された受付番号“EEEEEE”を記録し,金融機関情報に金融機関コード“CCCC−CCC”,口座番号に“DDDDDDD”,口座名義に“富士通太”,振込金額に“600,000”を記録する。
最後に,図2(c)に示す投票券面管理データの払戻済フラグを“未”から“済”に書き換え,その投票券に関する払戻の処理を終了する。
投票券の的中確認から的中金額の振込までを一連の処理としないで,投票券の的中確認の処理と的中金額の振込の処理とに分けることもできる。例えば,投票券の的中確認の処理により投票券の的中を確認しても,その時点での的中金額の振込を希望しないことも考えられる。その場合,後日に的中金額の振込の処理のみを実行できると便利である。
携帯端末処理部11は,投票券的中確認処理部12で的中が確認されて的中金額が算出された場合に,振込可能情報(的中金額の振込時に必要となるパスワード情報)を生成し,生成された振込可能情報と的中金額とを,その的中した投票券の的中確認結果として携帯端末20に送る。また,振込可能情報と的中金額とその的中した投票券の投票券面管理データとを関連付けて保持しておく。
携帯端末20では,振込可能情報と的中金額とを含む的中確認結果が,その表示画面に表示される。投票券購入者は,画面に表示された振込可能情報と的中金額とをメモなどに記録しておく。的中金額の振込を依頼する場合に,投票券購入者は,振込依頼情報として,金融機関コード(または金融機関名),口座番号,口座名義の他に,振込可能情報と的中金額も携帯端末20に入力する。
的中金額振込処理部15は,振込可能情報と的中金額とを含む振込依頼情報を受け取ると,受け取った振込可能情報と的中金額との組み合わせが,あらかじめ保持されている振込可能情報と的中金額との組み合わせと一致するかを確認する。一致しない場合には,“振込不可”とする。一致する場合には,振込可能情報に関連付けられた投票券面管理データの払戻済フラグを確認する。払戻済フラグが“済”であれば,“払戻不可”とする。払戻済フラグが“未”であれば,的中金額の振込の処理が実行される。
図4は,本実施の形態の投票券払戻システムにおける処理の流れの例を説明する図である。ここでは,投票券が的中しているときに振込可能情報が発行される場合を想定している。
携帯端末20と払戻センタシステム10が接続され(P10),携帯端末20が投票券の的中確認を依頼すると(P11),払戻センタシステム10は,携帯端末20に投票券面読込みアプリケーション21を送る(P12)。携帯端末20は,投票券面読込みアプリケーション21を実行することにより投票券面の画像を読み込み(P13),投票券面の画像を解析して投票券面情報を取得する(P14)。取得した投票券面情報は,払戻センタシステム10に送信される(P15)。なお,投票券面の画像の読み込みに失敗した場合には,リトライ(再読み込み)することも可能である。この投票券面の画像の解析から取得した投票券面情報の送信は,投票券面読込みアプリケーション21によって自動的に行われる。
払戻センタシステム10は,投票券面情報と払戻金情報データとの比較により投票券の的中・不的中を確認する(P16)。また,投票券面情報と投票券面管理データとの比較により投票券の払戻可・払戻不可を確認する(P17)。得られた的中確認結果を携帯端末20に送信する(P18)。なお,的中確認結果が的中・払戻可である場合には,的中金額と生成された振込可能情報も的中確認結果として送信される。携帯端末20は,的中確認結果を画面に表示する(P19)。
携帯端末20が払戻センタシステム10に振込依頼を行うと(P20),払戻センタシステム10は,携帯端末20に振込依頼情報を要求する(P21)。携帯端末20が払戻センタシステム10に振込依頼情報を送ると(P22),払戻センタシステム10は,振込依頼情報の的中金額と振込可能情報との組み合わせから振込可・振込不可を確認する(P23)。振込可(振込依頼情報の的中金額と振込可能情報との組み合わせが合っている)であれば,払戻可・払戻不可(その的中金額が未払戻であるか)を確認し(P24),払戻可(その的中金額が未払戻である)であれば,振込依頼情報に指定された振込先口座31への的中金額の振込を金融機関システム30に依頼する(P25)。
なお,振込不可(振込依頼情報の的中金額と振込可能情報との組み合わせが合っていない)か,払戻不可(その的中金額が払戻済である)である場合には,その旨を携帯端末20に通知する。
払戻センタシステム10からの依頼を受けた金融機関システム30は,振込先口座31への的中金額の振込を行う(P26)。無事振込処理が完了すると,払戻センタシステム10に振込完了を通知する(P27)。なお,指定された振込先口座31が存在しない場合には,その旨を払戻センタシステム10に通知する。
金融機関システム30からの振込完了を受けると,払戻センタシステム10は,資金精算データの更新や,払戻が行われた投票券に該当する投票券面管理データの払戻済フラグの払戻済への設定などの振込後処理を行う(P28)。最後に,携帯端末20に振込完了を通知する(P29)。なお,振込ができなかった場合(指定された振込先口座31が存在しなかった場合など)には,振込後処理を行わずに,その旨を携帯端末20に通知する。
図5は,本実施の形態における携帯端末の表示画面の変遷の例を示す図である。携帯端末20では,例えば,払戻センタシステム10から送られたHTML文書を,ブラウザ等によって表示画面に表示する。
携帯端末20で払戻センタシステム10にアクセスすると,携帯端末20の表示画面には,まず,画面aに示すようなメニュー画面が表示される。メニュー画面において,「投票券の的中確認」を選択すると投票券の的中確認の処理が開始され,「的中金額の振込」を選択すると的中金額の振込の処理が開始される。「終了」が選択された場合には,そのまま処理が終了する。
画面aのメニュー画面において「投票券の的中確認」が選択されると,携帯端末20の表示画面には,画面bに示すような投票券面読込み画面が表示される。「読み込み実行」を選択すると投票券面読込みアプリケーション21が起動し,以降,画面の指示に従って投票券面の画像の読取りを行う。読み取られた投票券面の画像を投票券面読込みアプリケーション21が解析することにより得られた投票券面情報は,払戻センタシステム10に送られる。
投票券面の読み込み操作がよくわからない場合には,画面bの投票券面読込み画面において「操作ヘルプ」を選択することにより,画面cに示すような操作ヘルプ画面を呼び出す。操作ヘルプ画面では,「QRコードの読み込み方法」や「投票内容・セキュリティ情報の読み込み方法」の注意点を確認することができる。操作方法を確認したら前の画面(画面b)に戻り,投票券面の読み込みを行う。
投票券面の読み込みに失敗した場合には,携帯端末20の表示画面には,画面dに示すような読込み失敗画面が表示される。ここで「再読み込み」を選択すると,再度,投票券面の読み込みを行うことができる。「終了」が選択された場合には,処理が終了する。
投票券面の読み込みに成功すると,投票券面情報が払戻センタシステム10に送信され,その的中確認結果が払戻センタシステム10から送られてくる。投票券が不的中であれば,携帯端末20の表示画面には,画面eに示すような的中確認結果画面が表示される。また,投票券が的中していても払戻不可であれば,画面fに示すような的中確認結果画面が表示される。「終了」が選択されれば,処理が終了する。
投票券が的中し,払戻可であれば,携帯端末20の表示画面には,画面gに示すような的中確認結果画面が表示される。このとき,的中金額と振込可能情報も,表示画面に表示される。ここで「的中金額の振込」を選択すると,払戻センタシステム10に振込依頼が送信され,的中金額の振込の処理に移行する。「終了」が選択された場合には,的中金額の振込の処理が行われずに終了する。
画面aのメニュー画面か,画面gの的中確認結果画面(的中)で,「的中金額の振込」が選択されると,払戻センタシステム10に振込依頼が送信され,携帯端末20の表示画面には,画面hに示すような振込依頼情報入力画面が表示される。画面の指示に従って,各項目の入力を行う。
画面hの振込依頼情報入力画面で「入力終了」を選択すると,携帯端末20の表示画面には,画面iに示すような振込依頼情報確認画面(入力確認)が表示される。ここで誤りがあれば,前の画面(画面h)に戻り,訂正を行う。画面上の入力情報に誤りがないことが確認され,「振込」が選択されると,払戻センタシステム10に入力された振込依頼情報が送信される。「終了」が選択されれば,振込依頼情報は送信されず,処理が終了する。
払戻センタシステム10において振込依頼情報の内容が確認され,その確認結果が携帯端末20に送られてくる。ここで,的中金額と振込可能情報との組み合わせが間違っていると,携帯端末20の表示画面には,画面jに示すような振込不可通知画面が表示される。指定された金融機関の口座が存在しない場合などには,画面kに示すような振込不可通知画面が表示される。また,的中金額の払戻がすでに行われていた場合には,画面lに示すような払戻不可通知画面が表示される。「終了」が選択されれば,処理が終了する。
払戻センタシステム10において振込依頼情報の内容が確認され,その確認結果に問題がなければ,携帯端末20の表示画面には,画面mに示すような振込依頼情報確認画面(結果確認)が表示される。画面上の確認情報に誤りがないことが確認され,「振込」が選択されると,払戻センタシステム10から金融機関システム30への振込依頼が行われる。「終了」が選択されれば,金融機関システム30への振込依頼は行われず,処理が終了する。
すべての的中金額の振込の処理が終了すると,携帯端末20の表示画面には,画面nに示すような振込完了画面が表示される。「終了」が選択されれば,すべての処理が終了する。
図6は,本実施の形態における投票券払戻処理フローチャートである。図6のフローチャートは,投票券の的中確認から的中金額の振込までを1つの連続する処理として実行する場合の例である。
払戻センタシステム10は,払戻を行う投票券の投票券面情報を携帯端末20から受信すると(ステップS10),投票券面情報と払戻金情報データとを比較して投票券の的中・不的中を確認する(ステップS11)。また,投票券面情報と投票券面管理データとを比較して投票券の払戻可・払戻不可を確認する(ステップS12)。その投票券が不的中であるか,または払戻不可である場合には,その旨を示す的中確認結果を携帯端末20に送信し(ステップS13),処理を終了する。
その投票券が的中であり,かつ払戻可である場合には,その投票券の的中金額を算出し(ステップS14),算出された的中金額を含む的中確認結果を携帯端末20に送信する(ステップS15)。
払戻センタシステム10は,携帯端末20から振込依頼情報を受信すると(ステップS16),振込依頼情報で指定された振込先口座31への的中金額の振込を金融機関システムに依頼する(ステップS17)。
金融機関システム30から振込完了を受信すると(ステップS18),資金の精算処理や払戻済フラグの払戻済への設定などの振込後処理を行い(ステップS19),処理を終了する。
図7は,本実施の形態における投票券的中確認処理フローチャートである。図7のフローチャートは,投票券的中確認処理と的中金額振込処理とを独立に実行できるようにした場合の投票券的中確認処理の例である。
払戻センタシステム10は,払戻を行う投票券の投票券面情報を携帯端末20から受信すると(ステップS20),投票券面情報と払戻金情報データとを比較して投票券の的中・不的中を確認する(ステップS21)。また,投票券面情報と投票券面管理データとを比較して投票券の払戻可・払戻不可を確認する(ステップS22)。その投票券が不的中であるか,または払戻不可である場合には,その旨を示す的中確認結果を携帯端末20に送信し(ステップS23),処理を終了する。
その投票券が的中であり,かつ払戻可である場合には,その投票券の的中金額を算出し(ステップS24),その投票券と算出された的中金額との組み合わせを一意に認識することが可能な情報である振込可能情報を生成し(ステップS25),算出された的中金額と生成された振込可能情報とを含む的中確認結果を携帯端末20に送信し(ステップS26),処理を終了する。
図8は,本実施の形態における的中金額振込処理フローチャートである。図8のフローチャートは,投票券的中確認処理と的中金額振込処理とを独立に実行できるようにした場合の的中金額振込処理の例である。
払戻センタシステム10は,携帯端末20から振込依頼情報を受信すると(ステップS30),受信した振込依頼情報に含まれる的中金額と振込可能情報との組み合わせから振込可・振込不可を確認する(ステップS31)。的中金額と振込可能情報との組み合わせが間違っており振込不可である場合には,その旨を示す振込不可通知を携帯端末20に送信し(ステップS32),処理を終了する。
的中金額と振込可能情報との組み合わせが正しい場合(振込可である場合)には,その的中金額がすでに払戻済か否かを確認し(ステップS33),すでに払戻済であれば,その旨を示す払戻不可通知を携帯端末に送信し(ステップS34),処理を終了する。
的中金額がまだ払戻済でない場合(未払戻である場合)には,振込依頼情報で指定された振込先口座31への的中金額の振込を金融機関システムに依頼する(ステップS35)。
金融機関システム30から振込完了を受信すると(ステップS36),資金の精算処理や払戻済フラグの払戻済への設定などの振込後処理を行い(ステップS37),処理を終了する。
なお,ユーザ端末(携帯端末20)として一般のカメラ付き携帯電話を用いることにより,投票券購入者は,いつでもどこからでも,購入した投票券の的中金額を知ることができるようになり,さらに指定した口座への的中金額の払戻を受けることができるようになる。
以上説明した本発明の実施の形態の特徴をまとめると,以下のとおりとなる。
(付記1)
投票券の払戻を行う投票券払戻方法であって,
撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する過程と,
前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する過程と,
前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する過程と,
前記ユーザ端末から,前記的中金額の振込先指定情報を受信する過程と,
前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う過程とを有する
ことを特徴とする投票券払戻方法。
(付記2)
投票券の払戻を行う投票券払戻方法であって,
撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する過程と,
前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する過程と,
前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する過程と,
前記的中金額と,振込要求に対して前記的中した投票券を一意に識別するための識別情報とを前記ユーザ端末に送信する過程と,
前記ユーザ端末から,少なくとも前記識別情報と的中金額の振込先指定情報とを受信する過程と,
前記受信した識別情報が正しく,かつ,該識別情報に係る投票券に対する的中金額の払戻がまだ行われていない場合に,前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う過程とを有する
ことを特徴とする投票券払戻方法。
(付記3)
前記ユーザ端末は,カメラ付き携帯電話であり,
前記投票券面の画像は,セキュリティ情報を含む投票券情報をコード化したQRコードを含む
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の投票券払戻方法。
(付記4)
投票券の払戻を行う投票券払戻装置であって,
撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
前記ユーザ端末から,前記的中金額の振込先指定情報を受信する手段と,
前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段とを備える
ことを特徴とする投票券払戻装置。
(付記5)
投票券の払戻を行う投票券払戻装置であって,
撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
前記的中金額と,振込要求に対して前記的中した投票券を一意に識別するための識別情報とを前記ユーザ端末に送信する手段と,
前記ユーザ端末から,少なくとも前記識別情報と的中金額の振込先指定情報とを受信する手段と,
前記受信した識別情報が正しく,かつ,該識別情報に係る投票券に対する的中金額の払戻がまだ行われていない場合に,前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段とを備える
ことを特徴とする投票券払戻装置。
(付記6)
投票券の払戻を行う投票券払戻装置が備えるコンピュータに実行させるための投票券払戻プログラムであって,
前記コンピュータを,
撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
前記ユーザ端末から,前記的中金額の振込先指定情報を受信する手段と,
前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段として,
機能させるための投票券払戻プログラム。
(付記7)
投票券の払戻を行う投票券払戻装置が備えるコンピュータに実行させるための投票券払戻プログラムであって,
前記コンピュータを,
撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
前記的中金額と,振込要求に対して前記的中した投票券を一意に識別するための識別情報とを前記ユーザ端末に送信する手段と,
前記ユーザ端末から,少なくとも前記識別情報と的中金額の振込先指定情報とを受信する手段と,
前記受信した識別情報が正しく,かつ,該識別情報に係る投票券に対する的中金額の払戻がまだ行われていない場合に,前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段として,
機能させるための投票券払戻プログラム。
本発明の実施の形態における投票券払戻システムの構成例を示す図である。 本実施の形態における各情報・データの例を示す図である。 本実施の形態における各情報・データの例を示す図である。 本実施の形態の投票券払戻システムにおける処理の流れの例を説明する図である。 本実施の形態における携帯端末の表示画面の変遷の例を示す図である。 本実施の形態における投票券払戻処理フローチャートである。 本実施の形態における投票券的中確認処理フローチャートである。 本実施の形態における的中金額振込処理フローチャートである。
符号の説明
10 払戻センタシステム
11 携帯端末処理部
12 投票券的中確認処理部
13 払戻金情報データ記憶部
14 投票券面管理データ記憶部
15 的中金額振込処理部
16 資金精算データ記憶部
20 携帯端末
21 投票券面読込みアプリケーション
22 読取り部
30 金融機関システム
31 振込先口座

Claims (5)

  1. 投票券の払戻を行う投票券払戻方法であって,
    撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する過程と,
    前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する過程と,
    前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する過程と,
    前記ユーザ端末から,前記的中金額の振込先指定情報を受信する過程と,
    前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う過程とを有する
    ことを特徴とする投票券払戻方法。
  2. 投票券の払戻を行う投票券払戻方法であって,
    撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する過程と,
    前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する過程と,
    前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する過程と,
    前記的中金額と,振込要求に対して前記的中した投票券を一意に識別するための識別情報とを前記ユーザ端末に送信する過程と,
    前記ユーザ端末から,少なくとも前記識別情報と的中金額の振込先指定情報とを受信する過程と,
    前記受信した識別情報が正しく,かつ,該識別情報に係る投票券に対する的中金額の払戻がまだ行われていない場合に,前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う過程とを有する
    ことを特徴とする投票券払戻方法。
  3. 投票券の払戻を行う投票券払戻装置であって,
    撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
    前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
    前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
    前記ユーザ端末から,前記的中金額の振込先指定情報を受信する手段と,
    前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段とを備える
    ことを特徴とする投票券払戻装置。
  4. 投票券の払戻を行う投票券払戻装置であって,
    撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
    前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
    前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
    前記的中金額と,振込要求に対して前記的中した投票券を一意に識別するための識別情報とを前記ユーザ端末に送信する手段と,
    前記ユーザ端末から,少なくとも前記識別情報と的中金額の振込先指定情報とを受信する手段と,
    前記受信した識別情報が正しく,かつ,該識別情報に係る投票券に対する的中金額の払戻がまだ行われていない場合に,前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段とを備える
    ことを特徴とする投票券払戻装置。
  5. 投票券の払戻を行う投票券払戻装置が備えるコンピュータに実行させるための投票券払戻プログラムであって,
    前記コンピュータを,
    撮像機能付きのユーザ端末が撮像した投票券面の画像から取得された投票券の情報を,前記ユーザ端末から受信する手段と,
    前記受信した投票券の情報から,前記投票券の的中・不的中を確認する手段と,
    前記投票券が的中である場合に,前記投票券の的中金額を算出する手段と,
    前記ユーザ端末から,前記的中金額の振込先指定情報を受信する手段と,
    前記的中金額の前記指定された振込先への振り込みを行う手段として,
    機能させるための投票券払戻プログラム。
JP2005066483A 2005-03-10 2005-03-10 投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム Pending JP2006252082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005066483A JP2006252082A (ja) 2005-03-10 2005-03-10 投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005066483A JP2006252082A (ja) 2005-03-10 2005-03-10 投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006252082A true JP2006252082A (ja) 2006-09-21

Family

ID=37092520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005066483A Pending JP2006252082A (ja) 2005-03-10 2005-03-10 投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006252082A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257430A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Fujitsu Ltd 公営競技用データ処理システム
JP2014081771A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Fujitsu Frontech Ltd 情報共有システム、情報共有装置、及び、情報共有方法
JP2020102068A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 富士通フロンテック株式会社 投票システム、復旧方法及び復旧プログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0954804A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 N T T Data Tsushin Kk 電子チェックシステム、電子機器、口座管理システム、電子投票システム、電子投票端末、表示システム、及び表示装置
JP2000331109A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Nec Corp 的中券払戻機
JP2002015148A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Canon Inc オンライン宝くじサービスシステム、オンライン宝くじサービス装置、宝くじ番号管理サーバ装置、オンライン宝くじ販売方法、オンライン宝くじ販売プログラム、宝くじ番号管理方法、宝くじ番号管理プログラム及び記録媒体
JP2002149896A (ja) * 2000-08-29 2002-05-24 Ichi Rei Yon Kk くじ当選情報配信システム
JP2003006368A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Tamura Electric Works Ltd 投票システム
JP2003058926A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Omron Corp 的中判定装置および的中金払戻装置
JP2004030459A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Toshiba Corp 券の発行システムと券の発行方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0954804A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 N T T Data Tsushin Kk 電子チェックシステム、電子機器、口座管理システム、電子投票システム、電子投票端末、表示システム、及び表示装置
JP2000331109A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Nec Corp 的中券払戻機
JP2002015148A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Canon Inc オンライン宝くじサービスシステム、オンライン宝くじサービス装置、宝くじ番号管理サーバ装置、オンライン宝くじ販売方法、オンライン宝くじ販売プログラム、宝くじ番号管理方法、宝くじ番号管理プログラム及び記録媒体
JP2002149896A (ja) * 2000-08-29 2002-05-24 Ichi Rei Yon Kk くじ当選情報配信システム
JP2003006368A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Tamura Electric Works Ltd 投票システム
JP2003058926A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Omron Corp 的中判定装置および的中金払戻装置
JP2004030459A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Toshiba Corp 券の発行システムと券の発行方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257430A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Fujitsu Ltd 公営競技用データ処理システム
JP2014081771A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Fujitsu Frontech Ltd 情報共有システム、情報共有装置、及び、情報共有方法
JP2020102068A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 富士通フロンテック株式会社 投票システム、復旧方法及び復旧プログラム
JP6993957B2 (ja) 2018-12-25 2022-01-14 富士通フロンテック株式会社 投票システム、復旧方法及び復旧プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4992251B2 (ja) 自動取引システム
US20100325009A1 (en) Internet and mobile technologies based secured lottery system and method
JP2002032515A (ja) 宝くじ販売システム
JP2017111616A (ja) 投票ポイントシステム、投票ポイント管理方法、投票ポイント管理装置および投票ポイント管理プログラム
JP2006252082A (ja) 投票券払戻方法,投票券払戻装置および投票券払戻プログラム
KR101238900B1 (ko) 복권 발매 시스템 및 방법
JP2009237682A (ja) 投票処理端末及びそれを用いた投票処理システム
KR20090008012A (ko) 휴대단말기를 이용한 추첨 또는 적중식 유가증권판매시스템
JP2007087006A (ja) 自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法
JP2023126109A (ja) アプリケーションプログラム、システム、情報処理方法、および情報処理装置
JP2020035211A (ja) 投票制御装置、投票制御システム、投票制御方法、及び投票制御プログラム
KR101238901B1 (ko) 복권 발매 시스템 및 방법
US20030050853A1 (en) Method for conducting an on-line raffle session
JP6368273B2 (ja) 投票端末、投票方法および投票システム
JP7485837B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP3527176B2 (ja) デビットカードを利用したくじの投票・当籤金振り込み方法
JP5287107B2 (ja) 投票サービス処理プログラム、投票サービス装置及び投票サービス方法
JP4583333B2 (ja) 商品購入支援システム、端末、商品購入支援方法、及び商品購入支援プログラム
US10970972B2 (en) Wager registration for aftermarket brokered wagers
JP7434132B2 (ja) 投票サーバおよび投票システム
JP2003050890A (ja) 投票システム、ホストコンピュータ、携帯端末装置、投票方法、記録媒体およびプログラム
JP2002133010A (ja) 公営競技投票システム、公営競技投票方法及び該方法を実施するためのプログラムを記録した記録媒体
JP4315336B2 (ja) レース投票方法、プログラム及びシステム
AU2016204443A1 (en) Internet and mobile technologies based secured lottery system and method
JP2003006368A (ja) 投票システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100426

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101221