JP2006217520A - 映像表示装置、及び眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置、及び眼鏡型映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使用者、特に視覚障害者がより取扱に簡便であり、歩行して使用する場合に視認性が高く、周囲の状況を的確に確認できる映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像表示装置1は、静止画スイッチ63からの指示によりカメラユニット50で撮像された画像を静止画像として表示部10に表示する。また、映像表示装置1は、外界の映像を記録する時に、カメラユニット50で撮像された画像とともに位置センサ92で検出された位置情報を記憶部40に記録し、再生時に現在位置に応じた映像を表示部10に表示する。また、映像表示装置1は、振動センサ91により検出される振動に応じて表示部10におけるフレームレートを調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像表示装置、及び眼鏡型映像表示装置に関する。
従来、夜盲症などの一般生活を送る上で支障をきたす視覚障害を持つ人の為の視覚補助の装置としての映像表示装置が考案されている。この映像表示装置は、例えば頭部装着型(HMD:Head Mounted Display)であり、使用者の視野内の映像を撮像してその撮像された映像に対して使用者の視覚障害に応じた変換を行ない、変換後の映像を使用者の眼前に設けられた表示部に表示する。
この映像表示装置の利用者は、外出時などに使用して歩行の障害になる障害物の確認などを行なう。このため、映像表示装置は、歩行中における使用者の取り扱いが簡便であるものが良い。例えば、特許文献1には、使用者の歩行を角速度センサで検出して、静止中に表示している映像を歩行中に自動で停止し、より使用者に取り扱いやすい光学装置(映像表示装置)に関する技術が公開されている。
特開平9−211382号公報
たしかに、映像表示装置の利用者が一般の人の場合は、静止中に案内情報などの映像を表示して歩行中は表示を停止する構成の方が、歩行中に映像が邪魔にならないため周囲の状況を確認し易い。しかしながら、視覚障害を持つ人の場合は、歩行時においても周囲の状況を把握するための映像が表示された方が、周囲の状況を把握しやすく、上述した技術ではいまだ十分ではなかった。また、視覚障害を持つ人などが歩行中においても表示画面を見る場合は、視認性を向上させるとともに、周囲の状況を的確に確認できるように表示することが必要であり、更なる開発が望まれていた。
そこで本発明は、使用者、特に視覚障害者がより取扱に簡便であり、歩行して使用する場合に視認性が高く、周囲の状況を的確に確認できる映像表示装置の提供を課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外界の映像を撮像する撮像手段と、利用者からの操作指示を受け付ける操作手段と、前記利用者からの操作指示により前記撮像された静止画像を光学像に変換する画像処理手段と、前記画像処理手段により変換された光学像と外界の映像とを同時に当該映像表示装置の利用者の眼に導く接眼光学系を有する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、外界の映像を撮像する撮像手段と、当該映像表示装置の現在位置を検出する位置検出手段と、前記撮像された映像と前記位置検出手段により検出された撮像時における位置情報とを記録する記録手段と、前記現在位置と前記撮像時における位置情報とに応じた前記記録された映像を光学像に変換する画像処理手段と、前記画像処理手段により変換された光学像と外界の映像とを同時に当該映像表示装置の利用者の眼に導く接眼光学系を有する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記記録手段は、前記撮像された映像の撮像順序を更に記録し、前記画像処理手段は、前記撮像順序とは逆順に前記現在位置と前記撮像時における位置情報とに応じた前記記録された映像を光学像に変換することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記撮像手段は、当該映像表示装置の利用者に対して背後方向の映像を撮像することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項外界の映像を撮像する撮像手段と、当該映像表示装置の利用者が歩行中か否かを検出する検出手段と、前記歩行中か否かに応じたフレームレートで外界の映像を光学像に変換する画像処理手段と、前記画像処理手段により変換された光学像と外界の映像とを同時に当該映像表示装置の利用者の眼に導く接眼光学系を有する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記撮像手段は、前記画像処理手段におけるフレームレートに応じて感度を調節することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記請求項1〜6のいずれか一項に記載の映像表示装置と、前記表示手段を備えるレンズ、該レンズの左右方向の中央付近に取り付けられ、鼻に接する鼻当て、及び前記レンズの左右方向の両端付近に取り付けられ、耳、側頭部または後頭部に接する左右一対のテンプルを設ける眼鏡型の装着手段とを備えることを特徴とする眼鏡型映像表示装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記表示手段はホログラムディスプレイであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、操作手段により撮像画像を静止画像として利用者の眼に導く構成であるため、例えば看板や時刻表などの利用者が注視したい対象物を簡単な操作で静止画像として表示して確認することが可能であり、例えば視覚障害者などが簡単な取扱で周囲の状況を的確に確認することができる映像表示装置を提供することができる。
請求項2、3に記載の発明によれば、撮像した位置情報と画像とを記録し、現在の位置情報に応じた映像を表示する構成であるため、当該映像表示装置の特に視覚障害を持った利用者が日中に危険箇所を撮影しながら歩いた道を夜間に歩く場合などにおいて、歩く場所に応じた画像を確認することで周囲の状況を的確に把握することができる。
請求項4に記載の発明によれば、利用者の背後方向の画像を撮像して記録する構成であり、同じ経路を往復する帰路に撮像画像で確認する場合に利用者の進行方向と画像の再生方向を一致させることができるため、より利用者に見易い画像を表示することができる。
請求項5、6に記載の発明によれば、歩行時の振動を検出してフレームレートを変更する構成であり、歩行時又は停止時にそれぞれ見易いフレームレートで画像を表示することができるため、面倒な切り替え操作をすることなく、歩行時又は停止時の視認性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、上述した映像表示装置を備えた眼鏡型映像表示装置であるため、利用者の負担を通常の眼鏡を掛ける程度に抑えることができ、より取扱を簡便に実現できる。
請求項8に記載の発明によれば、ホログラムディスプレイを備えた構成のおいて本発明を実施できる。
以下、この発明の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の用語はこれに限定されない。
図1は、本発明である映像表示装置1の外観を示す図である。映像表示装置1は、その外観において、撮像手段としてのカメラユニット50が設けられた眼鏡ユニット2、装置ユニット3、当該眼鏡ユニット2と装置ユニット3とを電気的に接続するケーブル4、及び装着手段としての左右一対のプリズム20L、20Rと、鼻当て31と、左右一対のテンプル32L、32Rとよりなり、プリズム20L、20Rが利用者の左右の眼前に位置するように装着される。また、眼鏡ユニット2には、利用者が装着した時において、その利用者の前方視界を撮像するカメラユニット50が設けられている。
図1に示すように、鼻当て31は、プリズム20L、20Rに取り付けられており、これらを連結している。テンプル32L、32Rは、それぞれプリズム20L、20Rの端部の取り付けられている。利用者が装着する時には、鼻当て31が鼻に当たり、テンプル32L、32Rが耳、側頭部又は後頭部に当たって、映像表示装置1はこれら3部位で指示される。テンプル32L、32Rは、プリズム20L、20R近傍の部位に設けられた垂直方向の軸(特に図示しない)を中心に回動可能であり、非使用時には内側(プリズム20L、20R側)に折り畳むことができる。
次に眼鏡ユニット2、装置ユニット3の機能的構成について図2を参照しながら説明する。図2は、映像表示装置1の機能的構成を模式的に示した図である。
図2に示すように、眼鏡ユニット2は、表示部10、振動センサ91、位置センサ92、及びカメラユニット50を備え、各部はケーブル4により制御部70に接続される。
表示手段としての表示部10は、後述する図3、4のように構成され、制御部70から出力される画像情報を映像として表示する表示器と、該表示器からの光を利用者の眼に導いて可視映像を表示する接眼光学系とからなる。
振動センサ91は、ピエゾ素子や水銀スイッチなどにより眼鏡ユニット2の仰角又は水平角方向の加速度を制御部70に出力することで振動を検知するセンサである。
位置センサ92は、特に図示しないGPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信するGPSアンテナと、利用者が装着時に鉛直方向と直交する平面上で互いに直交する2つの軸方向の微弱な磁気成分を磁気インピーダンス効果を利用して検出する磁気センサとにより構成され、検出されたGPS信号と磁気センサの値とを制御部70に出力する。
カメラユニット50は、CCD(Charge-Coupled Device)、光学レンズ、当該光学レンズ用駆動モータなどを備え、撮像方向の被写体からの光を光学レンズ及び当該光学レンズ用駆動モータによりCCD上に結像する構成である(いずれも図示しない)。カメラユニット50は、制御部70からの撮像指示により、CCD上に結像した画像を画像アナログ信号として制御部70に出力する。
次に、装置ユニット3は、図2に示すように、記憶部40、操作部60、制御部70、及び電源回路80を備える。
記録手段としての記憶部40は、映像記録部41、位置情報記録部42などを備え、電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリなどにより構成され、制御部70による制御処理時に使用される映像表示装置1の各種データや処理プログラム、及び画像データなどを格納し、制御部70からのアドレスポイントを指定するなどのデータ要求指示に対して、該当するデータを制御部70に送信する。映像記録部41は、記憶部40において画像データを格納するデータ領域であり、カメラユニット50で撮像された動画データ又は静止画像データを格納する。位置情報記録部42は、上述した各種データのうち、映像記録部41に格納された画像データに対応する位置情報である記録映像位置情報を格納するデータ領域である。
操作手段としての操作部60は、電源スイッチ61、録画/再生/逆転再生スイッチ62、静止画スイッチ63、位置情報記録スイッチ64、及び特に図示しないその他の各種操作ボタンなどを備え、利用者からの指示を制御部70に出力する。電源スイッチ61は、映像表示装置1の電源の操作指示を受け付けるスイッチである。録画/再生/逆転再生スイッチ62は、後述するカメラユニット50による録画、記憶部40に記録された画像の再生、又は逆転再生処理の開始の操作指示を受け付ける操作スイッチである。静止画スイッチ63は、カメラユニット50で撮像された画像を表示部10に静止画像として表示する操作指示を受け付けるスイッチである。位置情報記録スイッチ64は、後述する処理において現在の位置情報を測定指示を受け付けるスイッチである。
画像処理手段としての制御部70は、制御回路71、表示駆動回路72、振動判定回路73、位置判定回路74、タイミング制御回路75、及びA/D変換回路76を備え、映像表示装置1の画像処理を含む動作を統括制御する。
制御回路71は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及び内部RAM(Random Access Memory)などを備え、CPUが内部RAMの所定領域を作業領域としてROMや記憶部40に格納された制御プログラム又は各種データに従い、各部に制御信号を送って映像表示装置1の画像処理を含む動作全般を統括制御する。また、制御回路71は、特に図示しない常時一定周波数を発信する水晶発振器によるクロック信号を基準に動作するとともに、当該クロック信号を計数して現在時刻を計時する。
表示駆動回路72は、制御回路71から出力されるデジタル画像信号をビデオ信号など所定の信号形式に変換して、所定のフレームレート(frame rate)で画像信号を表示部10に出力する。例えば、30fps(frame per second)で画像信号を表示部10に出力する場合は、1秒間に30回、表示部10に表示される画面を描き直す。表示駆動回路72は、このフレームレートを制御回路71の指示により表示部10の垂直走査周波数(リフレッシュレート)以下の値に設定する。
検出手段としての振動判定回路73は、振動センサ91から出力される信号が所定のサイクルで、所定の大きさ以上であるか否かにより利用者が歩行中か否かを判定する回路である。なお、ここで検出の対象となる所定の信号サイクルとは、人の歩行時において足が着地したことで発生する周期的な振動のことであり、4〜1Hzなどの予め測定された範囲値と比較されて検出される。また、所定の大きさとは、歩行による振動程度の信号値の大きさであり、微細な振動による信号を排除するフィルターにより予め設定された閾値以上のものとして検出される。
位置検出手段としての位置判定回路74は、位置センサ92から出力されるGPS信号と磁気センサの値とにより、映像表示装置1の現在位置と方位を算出して現在位置情報として制御部70に出力する回路である。
タイミング制御回路75は、制御回路71の指示により、カメラユニット50による撮像開始及び画像アナログ信号を出力するタイミングを制御する回路である。例えば、タイミング制御回路75は、上述したタイミングによる静止画像、又は撮像開始と画像アナログ信号の出力を順次連続して行なう動画像の撮像や、撮像開始から画像アナログ信号の出力までの時間をフレームレートに応じた時間範囲で制御することで、CCDにおける電荷の蓄積時間を制御して撮像画像の感度を調整する。
A/D変換回路76は、カメラユニット50から出力される画像アナログ信号を画像デジタル信号に変換して制御回路71に出力する回路である。
電源回路80は、特に図示しない電池や商用電源から供給される電力を各部に供給するための回路である。なお、電源回路80における各部への電源開始又は終了の制御は、前述した電源スイッチ61の指示により行なわれる。
次に、表示部10について、図3、4を参照して説明する。図3は、表示部10を含む断面を示す図であり、図4は、表示部10を配置した表示エリアを示す図である。
表示部10は、透過型の液晶表示器であるLCD11、筐体12、プリズム13、LED14、及びレンズ15よりなる。LCD11は利用者に表示するための画像を表示し、表示した映像により照射光を変調する。筐体12は、LCD11、LED14、及びレンズ15を収容してこれらを保持する。LED14はLCD11を照明するための光源であり、レンズ15はLED14が発した光をLCD11に全面に均一に導くための照明光学系である。
LCD11の映像の表示やLED14の発光は、LED14の発光タイミングやLCD11における各画素情報からなる画像信号を元に表示駆動回路72で制御される。例えば、カメラユニット50で撮像した画像データや映像記録部41に格納された画像データが制御部70で処理された後に表示駆動回路72からLED14及びLCD11に出力されることで、撮像された外界の映像や記録された画像が表示される。
プリズム13は平板状であり、透明なガラス又は樹脂で作成されている。プリズム13はLCD11からの光を利用者の眼Eに導いて、LCD11に表示された映像の虚像を表示する。プリズム13の上端部は、縁の内側よりも厚いくさび状とされており、筐体12はこのくさび状の上端部を挟むようにしてプリズム13に取り付けられている。
プリズム20Lは平板状であり、単一の部材で構成されている。プリズム20Rも平板状であるが、単一の部材ではなく、プリズム13とプリズム21で構成されている。プリズム20Lおよびプリズム21は、プリズム13と同じ材料で作成されており、これら3者に屈折率の差はない。プリズム20Rを成すプリズム13とプリズム21は相補的な形状を有し、隙間なく、かつ表面が連続するように接合されている。プリズム13がくさび状の上端部を有することを除いて、プリズム20L、20Rは一般的な眼鏡と同様に対称形である。映像表示装置1を顔前に装着した利用者は、プリズム20L、プリズム20Rを通して外界を観察することになる。
プリズム13の下端部は、縁に向かうほど全面(眼Eから遠い面)が後面(眼Eに近い面)に近づくにように作製されており、くさび状である。このくさび状の部位の全面、すなわちプリズム21との接合面は平面であり、この平面にはホログラム素子22が形成されている。ホログラム素子22は、装着時に眼Eの直前に位置する。プリズム13及びホログラム素子22が接眼光学系16を構成する。
プリズム13は、LCD11からの光を、上端部の端面より内側に導き入れ、全面と後面で複数回全反射させながら、ホログラム素子22に導く。ホログラム素子22は、導かれた光を回折させて、平行光に近い光束としながら、眼Eに入射させる。これにより、利用者は、LCD11に表示された映像の虚像を認識することができる。ホログラム素子22は外界からの光にはほとんど作用せず、虚像は外界の像の中央部に重なって観察される。
なお、ホログラム素子22は、入射光であるLED14の各色の回折効率を高くするようにRGB3色のレーザで2つの光束を干渉させてその干渉縞をホログラム感材に記録する2光束干渉法により作製される。なお、ホログラム感材としては、銀塩、重クロムゼラチンなどでも良いが、ドライプロセスで使用できるフォトポリマーが最も好ましい。また、例えば、透過光量を30%以上とするホログラム感材の膜厚は、5μmから100μmが望ましく、さらには15μmから80μmが最適である。膜厚が5μm未満の場合は十分な映像の虚像を得られず、逆にその膜厚が100μmを越える場合は透過光量が急激に減衰する。
映像表示装置1では、LCD11からの光をプリズム13の内部で反射しながらホログラム素子22に導くようにしているため、プリズム20Rを大きくすることが可能である。プリズム13の下端部はくさび状であるが、同じ材質のプリズム21に接合されているため、プリズム13の下端部を透過する外界からの光に屈折は生じない。したがって、外界の像の中央部が歪んだり不連続になったりすることもなく、映像表示装置1は質の高い像を表示することができる。
LCD11は、左右方向に長い長方形状である、十数文字が横に並ぶ文字列を1〜数行程度表示することができる。このため、利用者は、映像から多くの情報を一度に得ることが可能である。なお、この実施の形態では、右眼に映像を表示するようにしているが、もちろん左眼に映像を表示するようにしても良いし、1対の表示部10を備えて左右両眼に映像を表示する構成であっても良い。
なお、表示部10は、例えばプリズム20L、20Rにパワーをもたせて、利用者の視力を矯正し得るようにしたものであっても良い。この場合は、左右の表示部10の構成においてプリズム13が矯正に応じた曲率を有する点を除き、上述した表示部10と同様の構成である。
そして、利用者の視力を矯正し得る構成では、プリズム20L、20Rのパワーを利用者の視力に応じて設定する。プリズム20L、20Rに負のパワーをもたせることで近視を、正のパワーをもたせることで遠視を矯正することができる。プリズム13の下端部のプリズム21との接合面は平面とされており、ホログラム素子22の形成は容易である。
上述の構成により、映像表示装置1は、図4に示すようなレンズの表示エリアAに映像の虚像を表示する。利用者は、映像表示装置1を装着することにより、眼前にある表示エリアAにおいて外界の画像と表示部10で描画される画像とを同時に見ることが可能となる。なお、図8に示す表示エリアAは、表示部10をプリズム20Rの上側部20R1に横方向に取り付けることによって縦方向より横方向を長く設定されるが、この場合、表示エリアAの両側をマスクすることで、表示エリアA1とし、横方向より縦方向を長く設定することもできる。なお、この表示エリアAは、矩形状に限定されず、例えば楕円形状であっても良い。
表示部10により、映像表示装置1は、利用者の眼前に装着されて、撮像して得られた画像などを映像として表示エリアAに表示することで、利用者に映像を虚像として認識させることができる。しかも、表示部10において外界の映像と表示エリアAに描画される画像が同時に利用者から見ることが可能であることで、実際の風景に重ねて映像を表示することができ、利用者が周囲の状況を的確に把握することができる。また、利用者が視覚障害者などの場合は、映像表示装置1を装着した状態で治療する側からも利用者の眼を確認することができる。また、一般生活上で対面して話をする人から見ても、利用者の目を見て話をすることができ、ゴーグル型のように特殊な形状をしていないため、一般生活上で違和感なく用いることが可能である。
また、表示エリアAの透過率は、表示エリアAの周囲A2の透過率と比較して40%以内である。画像非表示時は表示エリアAが通常のガラス玉と同様に光を透過するため、歩行などの日常生活において影響することがない。また、例えば医師などの利用者と対面する人は、表示エリアAが透過することにより利用者の眼球運動を観察することができ、より正確な診断が可能である。
また、映像表示装置1は、静止画スイッチ63により撮像画像を静止画像として表示エリアAに表示することで、利用者が注視したい例えば看板や時刻表などの対象物を簡単な操作で静止画像として表示して確認することができる。
[第1実施形態]
次に、制御部70が行なう、利用者が歩行中又は停止中であるかに応じてフレームレートを変更して映像を表示する処理(ステップS11〜S17)について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、制御部70は、カメラユニット50から撮像された外界の映像の取得と(ステップS11)、振動センサ91から出力される眼鏡ユニット2の振動を示す信号を取得する(ステップS12)。
ステップS12の後、取得された振動を示す信号の大きさが予め定められた基準値以上であると判定された場合は(ステップS13:YES)、表示部10に表示する画像のフレームレートが30Hzに設定される。また、上記取得された信号の大きさが基準値未満であると判定された場合は(ステップS13:NO)、表示部10に表示する画像のフレームレートが8Hzに設定される(ステップS15)。
なお、ステップS14、S15で設定されるフレームレートの値は、特に「30」、「8」に限定するものではなく、基準値以上の振動である場合、所定のフレームレートに変更する構成の一例を示すものである。より好適な構成としては、上述したように、基準値は歩行中の振動を検出する値であり、歩行中であると判定されたステップS14においては予め計測された利用者が歩行中に見易いフレームレートに設定され、同様に停止中であると判定されたステップS15においては停止中に見易いフレームレートに設定される。
ステップS13における基準値とは、前述した振動判定回路73によるフィルターの閾値であり、歩行による振動以上であることを示す信号値である。なお、ステップS13による判定は、上述した基準値以外に、前述した振動判定回路73における所定のサイクルも検出する構成であっても良い。この場合は、信号値の大きさとサイクルとを検出する構成であるため、より厳密に利用者が歩行中であるか否かを判別することが可能となる。
ステップS14、S15の後、表示部10において設定されたフレームレートで画像が表示され(ステップS16)、電源スイッチ61からの電源操作が判定されて(ステップS17)、「ON」である場合はステップS11へ戻り、「OFF」である場合は終了する。
以上のように、映像表示装置1は、振動量に応じてフレームレートを変更する構成であり、利用者が歩行中である場合はフレームレートを歩行中に視認しやすい例えば30Hzにして画像を表示し、停止中である場合はフレームレートを停止中に視認しやすい8Hzにして画像を表示する。このため、映像表示装置1は、利用者がわざわざ歩行中や停止中に操作することなく、容易に視認性の高い映像を表示させることができる。
また、映像表示装置1は、タイミング制御回路75によりフレームレートに応じてカメラユニット50での撮像の感度を調整することが可能であるため、静止時にフレームレートを落とすことでカメラユニット50での感度を上げ、利用者が静止して周囲の状況を詳しく確認する時に暗部まで詳細に表示することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態として、映像表示装置1の制御部70が行なう撮像/再生処理について説明する。
最初に、録画/再生/逆転再生スイッチ62から「録画」が指示されたことにより制御部70が行なう、撮像処理(ステップS21〜S26)について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、制御部70は、カメラユニット50から外界の映像を画像データとして取得し(ステップS21)、映像記録部41にその取得された画像データを格納する(ステップS22)。なお、映像記録部41に画像を格納する際には録画日時が付加される構成であってよい。
ステップS21、S22により、外界の映像の記録が開始された後、位置情報記録スイッチ64をONすることによる位置情報記録の指示の有無が判定され(ステップS23)、位置情報記録の指示が入力された場合は(ステップS23:YES)、記録映像位置情報に位置判定回路74から出力された現在位置情報が記録される(ステップS24)。
ここにおける記録映像位置情報は、映像記録部41に記録される画像データが静止画像である場合は画像データと位置データとによるテーブル、動画像である場合は動画データ、及びその記録開始からの時間と位置データとによるテーブルなどである。なお、記録映像位置情報は、静止画像や動画像のデータに例えばEXIF形式(Exchangeable Image File Format)などのような付加情報として位置情報を付加する構成であっても良い。
ステップS23において位置情報記録の指示が入力されない場合(ステップS23:NO)やステップS24の後に、カメラユニット50で撮像された外界の映像に所定の画像処理が施されて表示部10に表示され(ステップS25)、電源スイッチ61からの電源操作が判定されて(ステップS26)、「ON」である場合はステップS21へ戻り、「OFF」である場合は終了する。
次に、録画/再生/逆転再生スイッチ62から「再生」が指示された場合などにより制御部70が行なう、現在位置に応じた再生処理(ステップS30〜S36)について、図7(a)を参照して説明する。
先ず、制御部70は、最初に映像記録部41に記録された画像、つまり、録画日時が最も古い画像を読み出し(ステップS30)、位置判定回路74から現在位置情報を取得し(ステップS31)、位置情報記録部42に格納された記録映像位置情報を取得する(ステップS32)。なお、ステップS32は、位置情報記録部42に格納された全ての記録画像情報を取得する以外に、ステップS30で読み出された画像又は現在読み出されて表示中の画像に対して、次に古い画像に関する記録映像位置情報のみを取得する構成であっても良い。
ステップS32の後、取得された現在位置情報と記録映像位置情報におけるいずれかの位置情報とが一致するか否かが判定される(ステップS33)。なお、ステップS33における判定は、厳密に一致するか否かの判定に限定するものではなく、現在位置情報における現在位置と記録映像位置情報における位置とが数メートルから数十メートル程度の範囲内で一致するか否かを判定する構成であって良い。
ステップS33において、一致すると判定された場合(ステップS33:YES)は、判定された記録映像位置情報に関連する画像データが映像記録部41から読み込まれ(ステップS34)、その画像データに基づいた映像が表示部10に表示される(ステップS35)。なお、ステップS33において、一致しないと判定された場合(ステップS33:NO)は、ステップS30で読み出された画像、又はステップS35において現在表示されている画像がそのまま表示される。
ステップS35の後、電源スイッチ61からの電源操作が判定されて(ステップS36)、「ON」である場合はステップS31へ戻り、「OFF」である場合は終了する。
ここで、映像表示装置1の利用形態について、図8、9に例示して説明する。図8は、映像表示装置1の利用者が地点P1から地点P5を往復する場合の順路を例示する地図である。図9(a)は、地点P2における撮像画像の表示画面である画面G1を例示する図であり、(b)は、地点P3における撮像画像の表示画面である画面G2を例示する図であり、(c)は、地点P4における撮像画像の表示画面である画面G3を例示する図である。
映像表示装置1の利用者は、日中などに地点P1から地点P5まで移動する時に、上述した「録画」処理を行ない、危険や重要性を感じた地点P2〜P4においてその視野の画像である画面G1〜G3と位置情報とを記録する。そして、映像表示装置1の利用者は、地点P5から地点P1までを夜に移動する時に「再生」処理を行なわせて、利用者が日中にチェックした箇所の近傍で表示される画面G1〜G3の画像を確認することで、周囲の状況を的確に把握することができる。
以上のように、映像表示装置1は、撮像されて記憶部40に記録される外界の映像に対して、利用者からの指示により撮像した場所である現在位置情報を記録することができる。
また、映像表示装置1は、利用者から録画/再生/逆転再生スイッチ62による「再生」の指示で映像記録部41に記録された撮像位置情報を含む映像を再生する場合に、現在位置に応じて画像を判別して表示する。
このため、映像表示装置1の利用者が日中に危険箇所を撮影しながら歩いた道を夜間に歩く場合などにおいて、歩く場所に応じた画像を確認することで周囲の状況を的確に把握することができる。
[変形例]
次に、第2実施形態の変形例として、録画/再生/逆転再生スイッチ62から「逆転再生」が指示されたことにより制御部70が行なう、逆転再生処理(ステップS41〜S47)について、図7(b)に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、制御部70は、最後に映像記録部41に記録された画像、つまり、録画日時が最も新しい画像を読み出し(ステップS41)、映像表示装置1の現在位置を測定して現在位置情報を取得し(ステップS42)、ステップS41で読み出された画像、又は現在読み出されて表示中の画像に対して1つ前に記録された画像に関する記録映像位置情報を取得する(ステップS43)。
ステップS43の後、取得された現在位置情報と記録映像位置情報における位置情報とが一致するか否かが判定される(ステップS44)。なお、ステップS44における判定は、ステップS33と同様に厳密に一致するか否かに限定しない。
ステップS44において、現在位置と記録映像位置情報による位置とが一致すると判定された場合(ステップS44:YES)は、1つ前に記録された画像データが映像記録部41から読み出されて(ステップS45)、表示部10に表示される(ステップS46)。なお、ステップS44において、一致しないと判定された場合(ステップS44:NO)は、ステップS46において映像記録部41から読み出されている最新の画像データを元に表示部10に画像が表示される。
ステップS46の後、電源スイッチ61からの電源操作が判定されて(ステップS47)、「ON」である場合はステップS42へ戻り、「OFF」である場合は終了する。
ここで、逆転再生処理に好適な撮像処理を行なう映像表示装置1の変形例について、図10を参照して説明する。図10は、第2実施形態における変形例をより好適に実施する映像表示装置1の外観を示す図である。
図10に示すように、映像表示装置1は、カメラユニット50をケーブル5により電気的に眼鏡ユニット2と接続し、テンプル32Lに設けられた回転ジョイント部33により利用者が装着した時に視界後方である方向Xと前方である方向Yに回動可能に備える構成である。なお、この回転ジョイント部33の利用者の側頭部から外側へ向かう長さは、カメラユニット50で方向X及び方向Yを撮像する際において利用者の耳や髪の毛が撮像画像に入らない程度である。
映像表示装置1の利用者は、例えば図8に示したように、地点P1から地点P5まで移動して逆転再生画像を撮像する場合にカメラユニット50を方向X方向に向けて撮像する。そして、映像表示装置1の利用者が地点P5から地点P1へ戻る際に逆転再生を行なう場合は、利用者の進行方向と逆転再生する画像の方向とが一致するため、映像表示装置1はより利用者に見易い画像を表示することができる。
なお、映像表示装置1は、撮像画像を映像記録部41に記録する場合に方向X又は方向Yのいずれの方向で撮像したかを記録する構成であって良い。この場合は、ステップS41〜S47の処理において画像を読み出す際に所定の方向で撮像された画像を選択することで、逆転再生に必要な方向の画像のみを再生することが可能となり、より利用者に分かり易い画像を表示することができる。
以上のように、映像表示装置1は、例えば操作1つで逆転再生が可能な構成であるため、より取扱を簡易にすることができる。
本発明である映像表示装置1の外観を示す図である。 映像表示装置1の機能的構成を模式的に示した図である。 映像表示装置1の表示部10を含む縦断面を示す図である。 表示部10による表示エリアAを示す図である。 映像表示装置1の第1実施形態における利用者が歩行中又は停止中であるかに応じてフレームレートを変更して映像を表示する処理を示すフローチャートである。 映像表示装置1の第2実施形態における撮像処理を示すフローチャートである。 (a)は、映像表示装置1の第2実施形態における再生処理を示すフローチャートであり、(b)は、映像表示装置1の第2実施形態の変形例における逆転再生処理を示すフローチャートである。 映像表示装置1の利用者が地点P1から地点P5を往復する場合の順路を例示する地図である。 (a)は、地点P2における撮像画像の表示画面である画面G1を例示する図であり、(b)は、地点P3における撮像画像の表示画面である画面G2を例示する図であり、(c)は、地点P4における撮像画像の表示画面である画面G3を例示する図である。 第2実施形態の変形例で好適な映像表示装置1の外観を示す図である。
符号の説明
1 映像表示装置
2 眼鏡ユニット
3 装置ユニット
4、5 ケーブル
A、A1 表示エリア
A2 周囲
E 眼
G1、G2、G3 画面
P1、P2、P3、P4、P5 地点
X、Y 方向
10 表示部
11 LCD
12 筐体
13 プリズム
14 LED
15 レンズ
16 接眼光学系
20、20L、20R プリズム
20R1 上側部
21 プリズム
22 ホログラム素子
31 鼻当て
32L、32R テンプル
33 回転ジョイント部
40 記憶部
41 映像記録部
42 位置情報記録部
50 カメラユニット
60 操作部
61 電源スイッチ
62 録画/再生/逆転再生スイッチ
63 静止画スイッチ
64 位置情報記録スイッチ
70 制御部
71 制御回路
72 表示駆動回路
73 振動判定回路
74 位置判定回路
75 タイミング制御回路
76 A/D変換回路
80 電源回路
91 振動センサ
92 位置センサ

Claims (8)

  1. 外界の映像を撮像する撮像手段と、
    利用者からの操作指示を受け付ける操作手段と、
    前記利用者からの操作指示により前記撮像された画像を静止画像として光学像に変換する画像処理手段と、
    前記画像処理手段により変換された光学像と外界の映像とを同時に当該映像表示装置の利用者の眼に導く接眼光学系を有する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 外界の映像を撮像する撮像手段と、
    当該映像表示装置の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記撮像された映像と前記位置検出手段により検出された撮像時における位置情報とを記録する記録手段と、
    前記現在位置と前記撮像時における位置情報とに応じた前記記録された映像を光学像に変換する画像処理手段と、
    前記画像処理手段により変換された光学像と外界の映像とを同時に当該映像表示装置の利用者の眼に導く接眼光学系を有する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
  3. 前記記録手段は、前記撮像された映像の撮像順序を更に記録し、
    前記画像処理手段は、前記撮像順序とは逆順に前記現在位置と前記撮像時における位置情報とに応じた前記記録された映像を光学像に変換することを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 前記撮像手段は、当該映像表示装置の利用者に対して背後方向の映像を撮像することを特徴とする請求項2又は3に記載の映像表示装置。
  5. 外界の映像を撮像する撮像手段と、
    当該映像表示装置の利用者が歩行中か否かを検出する検出手段と、
    前記歩行中か否かに応じたフレームレートで外界の映像を光学像に変換する画像処理手段と、
    前記画像処理手段により変換された光学像と外界の映像とを同時に当該映像表示装置の利用者の眼に導く接眼光学系を有する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
  6. 前記撮像手段は、前記画像処理手段におけるフレームレートに応じて感度を調節することを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 前記請求項1〜6のいずれか一項に記載の映像表示装置と、
    前記表示手段を備えるレンズ、該レンズの左右方向の中央付近に取り付けられ、鼻に接する鼻当て、及び前記レンズの左右方向の両端付近に取り付けられ、耳、側頭部または後頭部に接する左右一対のテンプルを設ける眼鏡型の装着手段と、
    を備えることを特徴とする眼鏡型映像表示装置。
  8. 前記表示手段はホログラムディスプレイであることを特徴とする請求項7に記載の眼鏡型映像表示装置。
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