JP2006149831A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、誤入賞の回避に好適な遊技機に関するものである。 The present invention relates to a gaming machine suitable for avoiding erroneous winning prizes.
従来の遊技機は、入賞確率データに基いた乱数抽出処理を行って入賞予定(当選役に相当する)を確定し、この入賞予定に対応する停止時の図柄組合せの各々に対応して、1つで複数リールの停止を共通に制御するリール停止制御テーブルを用意し、リールの回転開始時期に、リール停止制御に使用する1つ又は複数のリール停止制御テーブルを選別し、各リールの停止時に、選別されたリール停止制御テーブルから停止操作位置に対応させて有効なリール停止制御テーブルを更に選択し、全リール停止時には、有効として残ったリール停止制御テーブル(「停止テーブル」に相当する)に基いた図柄組合せを実現するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の遊技機においては、停止テーブルに誤った停止データが含まれていた場合、誤入賞の発生を回避することについて記載及び示唆がなく、更に改善の余地がある。 However, in the conventional gaming machine, when erroneous stop data is included in the stop table, there is no description and suggestion about avoiding an erroneous winning prize, and there is room for further improvement.
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、誤入賞の発生を回避することのできる遊技機を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the conventional problems, and it is an object of the present invention to provide a gaming machine that can avoid the occurrence of erroneous winnings.
(1)本発明の遊技機は、図柄を表示する表示領域(例えば、表示窓4L、4C、4R)を複数備え、複数の図柄を表示する図柄表示手段(例えば、リール3L、3C、3R)と、開始操作に基いて単位遊技の開始を指令する開始信号(例えば、スタートスイッチ信号)を出力する開始信号出力手段(例えば、スタートスイッチ6S)と、開始信号出力手段により出力された開始信号に基いて当選役を決定する当選役決定手段(例えば、図11のステップS5の確率抽選処理を行う手段としての主制御回路71のCPU31)と、開始信号出力手段により出力された開始信号に基いて図柄表示手段により表示される各図柄の変動を行う図柄変動手段(例えば、ステッピングモータ49L、49C、49R、モータ駆動回路39)と、前記表示領域に対応するように複数設けられ、図柄変動手段により行われる図柄の変動の停止を指令する停止信号をそれぞれ出力する停止信号出力手段(例えば、停止ボタン7L、7C、7R、リール停止信号回路46)と、図柄変動手段により行われる図柄の変動の停止態様(例えば、図7の停止テーブル)を複数種類記憶する停止態様記憶手段(例えば、主制御回路71のROM32)と、停止信号出力手段により出力された停止信号に基いて、停止態様記憶手段に記憶された複数種類の停止態様のうちいずれかの停止態様を決定する停止態様決定手段(例えば、図15の第2・第3停止処理のステップS71を行う手段としての主制御回路71のCPU31)と、停止態様決定手段により決定された停止態様が当選役決定手段により決定された当選役に基いているか否かを判断する停止態様判断手段(例えば、図15の第2・第3停止処理のステップS73を行う手段としての主制御回路71のCPU31)と、停止態様決定手段により決定された停止態様が当選役決定手段により決定された当選役に基いていないと停止態様判断手段により判断されると、停止態様を再決定する停止態様再決定手段(例えば、図15の第2・第3停止処理のステップS75を行う手段としての主制御回路71のCPU31)と、停止態様再決定手段により決定された停止態様に基いて、図柄表示手段により行われる図柄の変動の停止制御を行う停止制御手段(例えば、図14の停止制御処理を行う手段としての主制御回路71のCPU31)と、を備えた構成を有している。
(1) The gaming machine of the present invention includes a plurality of display areas (for example, display
この構成により、停止態様再決定手段は、停止態様決定手段により一旦決定された停止態様が当選役決定手段により決定された当選役に基いていないと、停止態様判断手段により判断された場合、一旦決定された停止態様を削除し、停止態様を再決定するので、停止態様決定手段の決定が誤っていた場合でも、停止制御手段による誤った停止制御を回避することが期待される。
(2)本発明の遊技機は、(1)において、停止信号出力手段により停止信号が出力されたとき、複数の表示領域にわたって設定された複数の入賞ライン(例えば、クロスアップライン8a、トップライン8b、センターライン8c、ボトムライン8d、クロスダウンライン8e)のうちの所定の入賞ライン(例えば、センターライン8c)に沿った図柄の位置を停止操作位置とし、停止制御手段により停止制御が行われたとき、前記所定の入賞ラインに沿った図柄の位置を停止制御位置とし、停止態様記憶手段は、少なくとも、当選役決定手段により決定される当選役に応じ、前記停止操作位置ごとに前記停止制御位置の決定に用いられる停止データが格納された停止テーブルを複数(例えば、図7の停止テーブル5、7、25)記憶し、停止態様決定手段は、少なくとも、当選役決定手段により決定された当選役及び第1の停止操作位置に対応する停止信号出力手段に基いて、前記複数の停止テーブルのいずれか1つを決定すると共に、第1の停止操作位置に応じて第1の停止制御位置を決定し、更に前記1つの停止テーブルに格納された、第2、第3の停止操作位置に対応する停止データと、第2、第3の停止信号を出力した停止信号出力手段に応じてビットパターンが設定されたマスクデータ(例えば、図9(a)から図9(g)のマスクデータのいずれか)と、の論理演算に基いて、第2、第3の停止制御位置を決定し、停止態様判断手段は、停止態様決定手段により決定された第1乃至第3の停止制御位置が当選役決定手段により決定された当選役(例えば、スイカの小役)に基いて複数の入賞ラインのいずれかに沿っているか否かを判断し、停止態様再決定手段は、停止態様決定手段により決定された第1乃至第3の停止制御位置が複数の入賞ラインのいずれにも沿っていないと停止態様判断手段により判断されると、第3の停止制御位置を再決定し、停止制御手段は、停止態様再決定手段により再決定された第3の停止制御位置に基いて、図柄表示手段により行われる図柄の変動の停止制御を行うようにした構成を有している。
With this configuration, the stop mode re-determination unit once determines that the stop mode once determined by the stop mode determination unit is not based on the winning combination determined by the winning combination determination unit, Since the determined stop mode is deleted and the stop mode is re-determined, it is expected that erroneous stop control by the stop control unit is avoided even when the determination of the stop mode determination unit is incorrect.
(2) In the gaming machine of the present invention, in (1), when a stop signal is output by the stop signal output means, a plurality of pay lines (for example,
この構成により、停止態様再決定手段は、停止態様決定手段により決定された第1乃至第3の停止制御位置が複数の入賞ラインのいずれにも沿っていないと停止態様判断手段により判断されると、第3の停止制御位置を再決定するので、停止態様決定手段で用いた停止テーブルに誤った停止データが含まれていた場合でも、停止制御手段による誤った停止制御を回避することが期待される。 With this configuration, the stop mode re-determining unit determines that the stop mode determining unit determines that the first to third stop control positions determined by the stop mode determining unit do not follow any of the plurality of pay lines. Since the third stop control position is re-determined, it is expected that erroneous stop control by the stop control means is avoided even if erroneous stop data is included in the stop table used by the stop mode determining means. The
なお、図7を用いて後述する停止操作位置は、リール3L、3C、3Rのそれぞれに対応して設けられた停止ボタン7L、7C、7Rが停止操作されたとき、センターライン8cに沿った図柄のコードナンバー(図柄位置に相当する)を表わす。また、同じく停止制御位置は、停止操作が行われたリールが停止したとき、センターライン8cに沿って表示される図柄のコードナンバー(図柄位置に相当する)を表わす。
Note that a stop operation position, which will be described later with reference to FIG. 7, is a pattern along the center line 8c when
本発明は、少なくとも、停止態様決定手段により決定された停止態様が当選役決定手段により決定された当選役に基いているか否かを判断する停止態様判断手段と、停止態様決定手段により決定された停止態様が当選役決定手段により決定された当選役に基いていないと停止態様判断手段により判断されると、停止態様を再決定する停止態様再決定手段と、停止態様再決定手段により決定された停止態様に基いて、図柄表示手段により行われる図柄の変動の停止制御を行う停止制御手段と、を設けることにより、誤入賞の発生を回避することができるという効果が期待される遊技機を提供することができる。 The present invention is determined by at least a stop mode determining unit for determining whether or not the stop mode determined by the stop mode determining unit is based on the winning combination determined by the winning combination determining unit, and the stop mode determining unit. When the stop mode determining means determines that the stop mode is not based on the winning combination determined by the winning combination determining unit, the stop mode re-determining unit re-determining the stop mode and the stop mode re-determining unit are determined. Provided is a gaming machine that is expected to have the effect of avoiding erroneous winnings by providing stop control means for performing stop control of symbol variation performed by the symbol display means based on the stop mode can do.
図1は、本発明の実施の一形態に係る遊技機の外観を示す斜視図である。この遊技機は、いわゆる「パチスロ機」である。パチスロ機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカードなどの遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of a gaming machine according to an embodiment of the present invention. This gaming machine is a so-called “pachislot machine”. The pachislot
パチスロ機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L、4C、4Rが設けられる。表示窓4L、4C、4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスアップライン8a及びクロスダウンライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、あるいはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、BETランプ9a、9b、9cの点灯で表示される。
A
ここで、入賞ライン8a〜8eは、入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の「スイカの小役」)に対応する1つの図柄(例えば、後述の"スイカ(図柄92)")がセンターライン8cに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が"3"であれば左の表示窓4L内の中段の位置)に停止表示されること、又は所定の入賞に対応する図柄組合せを構成する図柄がいずれかの入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の当選役に入賞することとなる。
Here, the winning
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール3L、3C、3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リールの図柄は表示窓4L、4C、4Rを透して目視できるようになっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)する。
Inside the
表示窓4L、4C、4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、情報表示部18が設けられる。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9cは、1つのゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。
On the left side of the
1−BETランプ9aは、BET数が"1"で1本の入賞ラインが有効化されたとき(1本の入賞ラインが設定されたとき)に点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が"2"で3本の入賞ラインが有効化されたとき(3本の入賞ラインが設定されたとき)に点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が"3"で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたとき(全て(5本)の入賞ラインが設定されたとき)に点灯する。情報表示部18は、7セグメントLEDから成り、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、入賞時のメダルの払出枚数などを表示する。
The 1-
表示窓4L、4C、4Rの下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部10と表示窓4L、4C、4Rとの間には液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5の表示画面5aには、遊技に関連する情報が表示される。液晶表示装置5の右側にはメダル投入口22が設けられ、液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられる。
A
1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチ11、12、13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
The 1-BET switch 11 bets one of the credited medals on the game by a single pressing operation, and the 2-
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り替えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り替えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作により前記リールを回転させ、表示窓4L、4C、4R内での図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
A C /
台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L、3C、3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。メダル受け部16の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられている。なお、実施形態では、1つのゲーム(単位遊技)は、基本的にスタートレバー6が操作されることにより開始し、全てのリール3L、3C、3Rが停止したときに終了する。
Three
ここでは、基本的に一又は複数のリールについて、遊技状態中における滑りコマ数の最大値を"4"に設定している。「滑りコマ数」は、基本的に、停止ボタン7L、7C、7Rが操作されてから(操作を検出してから)、リール3L、3C、3Rを停止させるまでの間に表示させる図柄の数である。また、停止ボタン7L、7C、7Rが操作された後、対応するリール3L、3C、3Rが停止するまでの間に移動した図柄の数(図柄の移動量)である。具体的には、滑りコマ数は、停止ボタン7L、7C、7Rが操作された後、対応するリール3L、3C、3Rが停止するまでの間に図柄中央がセンターライン8cなどの所定の入賞ラインを横切った図柄の数と一致する。
Here, the maximum value of the number of sliding symbols in the gaming state is basically set to “4” for one or more reels. The “sliding frame number” is basically the number of symbols displayed after the
また、本実施形態では、全てのリールが回転しているときに、遊技者による停止ボタン7L、7C、7Rの押下に基いて行われるリールの停止操作(停止ボタンの操作)を「第1停止操作」、「第1停止操作」の後に行われる停止操作を「第2停止操作」、「第2停止操作」の後に行われる停止操作を「第3停止操作」という。
In the present embodiment, the reel stop operation (stop button operation) performed when the player presses the
図2は、各リール3L、3C、3Rに表された複数種類の図柄が21個配列された図柄列を示している。各図柄には"00"〜"20"のコードナンバーが付され、データテーブルとして後で説明するROM32(図10)に格納(記憶)されている。各リール3L、3C、3R上には、 "ブランク(図柄91)"、"スイカ(図柄92)"、"チェリー (図柄93) "、" Replay (図柄94) "、 "ベル(図柄95)"の図柄で構成される図柄列が表わされている。各リール3L、3C、3Rは、図柄列が図2の矢印方向に移動するように回転駆動される。
FIG. 2 shows a symbol row in which 21 types of symbols represented on each
ここで、実施形態の役には、リプレイ、スイカの小役、ベルの小役及びチェリーの小役が設けられている。 Here, the role of the embodiment includes a replay, a watermelon small role, a bell small role, and a cherry small role.
図3を参照して、役と図柄組合せと払出枚数について説明する。 With reference to FIG. 3, the combination of symbols, symbols, and the number of payouts will be described.
ここで、「入賞」とは、払出しのある当選役(「ベルの小役」、「スイカの小役」、「チェリーの小役」に相当する)に対応する図柄組合せが入賞ライン上に停止表示されたこと、あるいは払出枚数が"0枚"の当選役(「リプレイ」に相当する)、換言すれば払出しのない当選役に対応する図柄組合せが入賞ライン上に停止表示されたことをいう場合がある。但し、払出しのある当選役に対応する図柄組合せが入賞ライン上に停止表示されたことを「入賞」とし、払出しのない当選役に対応する図柄組合せが入賞ライン上に停止表示されたことを「当選役の成立」として、双方を区別する場合もある。なお、前述の「ベルの小役」、「スイカの小役」、「チェリーの小役」を「小役」と総称する場合もある。 Here, “winning” means that the symbol combination corresponding to the winning winning combination (corresponding to “bell bell”, “watermelon small role”, “cherry small role”) stops on the winning line This means that a winning combination (corresponding to “replay”) with a payout number of “0”, that is, a symbol combination corresponding to a winning combination with no payout, is stopped and displayed on the winning line. There is a case. However, if the symbol combination corresponding to the winning combination with payout is stopped and displayed on the winning line is defined as “winning”, the symbol combination corresponding to the winning combination without payout is stopped and displayed on the winning line. In some cases, both are distinguished as “winning combination”. The above-mentioned “bell small part”, “watermelon small part”, and “cherry small part” may be collectively referred to as “small part”.
リプレイの入賞は、"Replay−Replay−Replay"が入賞ラインに沿って並ぶことにより実現する。リプレイに入賞すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次のゲームを行うことができる。すなわち、リプレイは、入賞することにより遊技価値の投入をすることによらずに遊技を行うことができる役である。 Replay winning is realized by arranging "Replay-Replay-Replay" along the winning line. When winning a replay, the same number of medals as the number of medals inserted are automatically inserted, so that the player can play the next game without consuming medals. In other words, the replay is a role that allows a game to be performed without winning game value by winning.
また、「スイカの小役」、「チェリーの小役」及び「べルの小役」が入賞することとなる図柄の組合せは図示の通りである。 In addition, the combinations of symbols that the “watermelon small part”, “cherry small part” and “belt small part” will win are as shown.
図4を参照して、確率抽選テーブルについて説明する。 The probability lottery table will be described with reference to FIG.
図4の確率抽選テーブルでは、"500/16384"の確率でチェリーの小役に当選し、"1500/16384"の確率でベルの小役に当選し、"1761/16384"の確率でスイカの小役に当選し、"2245/16384"の確率でリプレイに当選し、"10378/16384"の確率でハズレに当選する場合がある。 In the probability lottery table of FIG. 4, a cherry small part is won with a probability of “500/16384”, a bell small part is won with a probability of “1500/16384”, and a watermelon of “1761/16384” is won. There is a case where a small role is won, a replay is won with a probability of “2245/16384”, and a loss is won with a probability of “10378/16384”.
図5を参照して、各種決定テーブルについて説明する。 Various determination tables will be described with reference to FIG.
図5(a)の停止テーブル群決定テーブルは、当選役に応じて停止制御に用いる"停止テーブル群"を決定するためのものである。 The stop table group determination table of FIG. 5A is for determining a “stop table group” used for stop control according to the winning combination.
図5(b)の制御番号決定テーブルは、当選役に応じて複数の"制御番号"のいずれかを確率抽選により決定するためのものである。この制御番号は、1つの当選役であっても、異なる種類の停止テーブルを選択可能とするための識別情報である。 The control number determination table of FIG. 5B is for determining one of a plurality of “control numbers” by probability lottery according to the winning combination. This control number is identification information for enabling selection of different types of stop tables even for one winning combination.
図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルは、停止ボタン7L、7C、7Rが順押しで停止操作された場合に、当選役と図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて決定された制御番号とに応じて、入賞ラインを変更するのに用いる"順押し用変更データ"を決定するためのものである。
The change data determination table for forward pressing in FIG. 5C is determined based on the winning combination and the control number determination table in FIG. 5B when the
図5(d)の変則押し用変更データ決定テーブルは、停止ボタン7L、7C、7Rが変則押しで停止操作された場合に、当選役と図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて決定された制御番号とに応じて、"停止テーブル(図7に示す)"を決定するためのものである。
The change data determination table for irregular pressing in FIG. 5D is determined based on the winning combination and the control number determination table in FIG. 5B when the
図6を参照して、左リール停止後停止テーブル等決定テーブルについて説明する。 With reference to FIG. 6, the stop table etc. determination table after a left reel stop is demonstrated.
この左リール停止後停止テーブル等決定テーブルには、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて決定された順押し用変更データごとに、後述の停止制御位置に対応させて、停止制御処理(図11のステップS13)に用いられる停止テーブルの番号と、図18の制御変更処理で用いられる第3停止変更フラグと、のデータが設定されている。 In this determination table for the stop after the left reel, etc., for each change data for forward push determined based on the forward push change data determination table of FIG. Data of a stop table number used in the stop control process (step S13 in FIG. 11) and a third stop change flag used in the control change process in FIG. 18 are set.
図7を参照して、停止テーブルについて説明する。この停止テーブルには、リール3L、3C、3Rの停止操作位置と停止制御位置とが示されている。停止操作位置は、リール3L、3C、3Rのそれぞれに対応して設けられた停止ボタン7L、7C、7Rが停止操作されたとき、センターライン8cに沿った図柄(具体的には、図柄の中心がセンターライン8cの上方に位置し、その中心がセンターライン8cに最も近いもの)のコードナンバーを表わす。また、停止制御位置は、停止ボタン7L、7C、7Rの停止操作が行われたリールが停止したとき、センターライン8cに沿って表示される図柄のコードナンバーを表わす。なお、図7の停止テーブルの項目としては、"停止操作位置"と"停止データ"とが設けられているが、"停止操作位置"の"1"から"20"のデータは、後述のマスクデータと停止データとの論理演算により決定された停止制御位置として兼用される。
The stop table will be described with reference to FIG. In the stop table, stop operation positions and stop control positions of the
また、図7の停止テーブルには、停止操作位置に対応する8ビットの停止データが設定されている。また、停止テーブルは、図14の停止制御処理において、図9(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)を含むマスクデータとの論理演算に用いられる。また、第3ビット(b2)は、右リール3Rを停止させる停止操作時に、ライン変更の要求の有無を判断するために参照される。第6ビット(b5)は、中リール3Cを停止させる停止操作時に、ライン変更の要求の有無を判断するために参照される。
Further, 8-bit stop data corresponding to the stop operation position is set in the stop table of FIG. In addition, the stop table is logically combined with mask data including FIGS. 9A, 9B, 9C, 9D, 9E, 9F, and 10G in the stop control process of FIG. Used for calculation. The third bit (b 2 ) is referred to in order to determine whether or not there is a line change request during a stop operation for stopping the
図8を参照して、左リール第1停止用滑りコマ数決定テーブルについて説明する。この左リール第1停止用滑りコマ数決定テーブルは、左停止ボタン7Lの第1停止操作がなされたとき、停止操作位置及び前記制御番号に応じて滑りコマ数を決定するためのものである。
The left reel first stop sliding frame number determination table will be described with reference to FIG. This left reel first stop sliding frame number determination table is used to determine the number of sliding frames according to the stop operation position and the control number when the first stop operation of the
図9を参照して、マスクデータについて説明する。ここで、第1ビットから第8ビットは、"b0"〜"b7"にそれぞれ対応している。前記マスクデータは、図14を用いて後述する停止制御処理において、図7の停止データとの論理演算により停止制御位置を決定するために用いられるものである。なお、後述するライン変更フラグが"オン"に設定されている場合は、マスクデータのビットパターンを右にシフトさせて、前記停止データとの論理演算を行う。また、後述する第3停止変更有効フラグが"オン"に設定されている場合は、図9のマスクデータにおいて"1"となっているビットの右隣のビットを"1"に変更し、変更後のマスクデータを前記停止データとの論理演算に用いるように停止制御される。 The mask data will be described with reference to FIG. Here, the first to eighth bits correspond to “b 0 ” to “b 7 ”, respectively. The mask data is used for determining a stop control position by a logical operation with the stop data in FIG. 7 in a stop control process to be described later with reference to FIG. When a line change flag described later is set to “on”, the bit pattern of the mask data is shifted to the right, and a logical operation with the stop data is performed. Further, when a third stop change valid flag described later is set to “on”, the bit immediately adjacent to the bit that is “1” in the mask data in FIG. 9 is changed to “1” and changed. Stop control is performed so that the subsequent mask data is used for a logical operation with the stop data.
図9(a)の左リール用マスクデータは、第1ビット(b0)から第7ビット(b6)が"0"であり、第8ビット(b7)のみが"1"であるような8ビットデータからなる。 In the mask data for the left reel of FIG. 9A, the first bit (b 0 ) to the seventh bit (b 6 ) are “0”, and only the eighth bit (b 7 ) is “1”. This consists of 8-bit data.
図9(b)の中リール用マスクデータは、第1ビット(b0)から第4ビット(b3)と第6ビット(b5)から第8ビット(b7)が"0"であり、第5ビット(b4)のみが"1"であるような8ビットデータからなる。 In the middle reel mask data in FIG. 9B, the first bit (b 0 ) to the fourth bit (b 3 ) and the sixth bit (b 5 ) to the eighth bit (b 7 ) are “0”. , Consisting of 8-bit data in which only the fifth bit (b 4 ) is “1”.
図9(c)の右リール用マスクデータは、第1ビット(b0)と、第3ビット(b2)から第8ビット(b7)が"0"であり、第2ビット(b1)のみが"1"であるような8ビットデータからなる。 In the right reel mask data in FIG. 9C, the first bit (b 0 ), the third bit (b 2 ) to the eighth bit (b 7 ) are “0”, and the second bit (b 1 ) Consists of 8-bit data such that only "1".
図9(d)の中リールチェック用マスクデータは、図9(a)の左リール用マスクデータと同様の第8ビット(b7)のみが"1"であるような8ビットデータからなる。これは、図18で後述する制御変更処理のステップS106において用いられる。 The reel check mask data in FIG. 9D includes 8-bit data in which only the eighth bit (b 7 ) is “1”, which is the same as the left reel mask data in FIG. 9A. This is used in step S106 of the control change process which will be described later with reference to FIG.
図9(e)の右リールチェック用マスクデータは、第7ビット(b6)のみが"1"であるような8ビットデータからなる。これは、図18で後述する制御変更処理のS108において用いられる。 The right reel check mask data in FIG. 9E is 8-bit data in which only the seventh bit (b 6 ) is “1”. This is used in S108 of the control change process which will be described later with reference to FIG.
図9(f)の中リール用マスクデータは、第4ビット(b3)と第5ビット(b4)が"1"であるような8ビットデータからなる。これは、図9(b)の中リール用マスクデータの第4ビット(b3)を"1"に設定して得られたものであり、図15で後述する第2・第3停止処理のステップS70において用いられる。 The mask data for reels in FIG. 9F includes 8-bit data in which the fourth bit (b 3 ) and the fifth bit (b 4 ) are “1”. This is obtained by setting the fourth bit (b 3 ) of the mask data for reel in FIG. 9B to “1”, and the second and third stop processing described later with reference to FIG. Used in step S70.
図9(g)の右リール用マスクデータは、第1ビット(b0)と第2ビット(b1)が"1"であるような8ビットデータからなる。これは、図9(c)の右リール用マスクデータの第1ビット(b0)を"1"に設定して得られたものであり、図15で後述する第2・第3停止処理のステップS70において用いられる。 The right reel mask data in FIG. 9G is composed of 8-bit data in which the first bit (b 0 ) and the second bit (b 1 ) are “1”. This is obtained by setting the first bit (b 0 ) of the mask data for the right reel in FIG. 9C to “1”, and the second and third stop processing described later with reference to FIG. Used in step S70.
図10は、パチスロ機1における遊技処理動作を制御する主制御回路71と、主制御回路71に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基いて液晶表示装置5、スピーカ21L、21R、LED類101及びランプ類102を制御する副制御回路72とを含む回路構成を示す。
FIG. 10 is based on a
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含む。
The
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ちCPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、あるいは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
Connected to the
マイクロコンピュータ30のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)するごとに行われる乱数サンプリングの判断に用いられる確率抽選テーブル(図4に示す)、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するためのテーブル群(図5から図8に示す各種テーブルを含む)、副制御回路72ヘ送信するための各種制御指令(コマンド)などが格納されている。副制御回路72が主制御回路71へコマンド、情報などを入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。RAM33には、種々の情報が格納される。例えば、各種フラグ(ライン変更フラグ、第3停止変更有効フラグを含む)、図9に示すマスクデータ、遊技状態の情報などが格納される。
The
図10の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c)と、情報表示部18と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払い出すホッパー(払出しのための駆動部を含む) 40と、リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ49L、49C、49Rとがある。
In the circuit of FIG. 10, BET lamps (1-
更に、ステッピングモータ49L、49C、49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、BETランプ9a、9b、9cを駆動制御するランプ駆動回路45、及び情報表示部18を駆動制御する表示部駆動回路48がCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
Further, a
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。
The main input signal generating means for generating an input signal necessary for the
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出してスタートスイッチ信号を発生する。メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU31ヘ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
The
図10の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基いて、当選役が決定される。
In the circuit of FIG. 10, a
リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L、49C、49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L、3C、3Rからは一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が"0"にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
After the rotation of the
前記のリール3L、3C、3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、ROM32内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバー(図柄位置に相当する)と、それぞれのコードナンバーごとに対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
A symbol table (not shown) is stored in the
更に、ROM32内には、入賞図柄組合せテーブル(図示せず)が格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表わす入賞判断コードとが対応づけられている。前記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L、中央のリール3C、右のリール3Rの停止制御時、及び全リール3L、3C、3Rの停止後の入賞確認を行う場合に参照される。
Further, a winning symbol combination table (not shown) is stored in the
前記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)に基いて、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路46から送られる操作信号、及び選択された停止テーブル(図7に示す)に基いて、リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
Based on the lottery process (probability lottery process) based on the random number sampling, the
当選後の入賞を示す停止態様となれば、CPU31は、払出指令信号をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所定枚数のメダルの払出しを行う。その際、メダル検出部40Sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー40の駆動を停止し、「メダル払出処理」を終了する。
In the stop mode indicating the winning after winning, the
なお、副制御回路72は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ(不図示)を主たる構成要素とし、このマイクロコンピュータは、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、記憶手段であるROM及びRAMを含む。
The
図11は、主制御回路71のメイン処理を示している。
FIG. 11 shows main processing of the
まず、CPU31は、ゲーム開始時の初期化を行う(ステップS1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。以下、"ステップS"を"S"と記す。
First, the
次いで、CPU31は、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容(所定の記憶領域(例えば、当選役を記憶する領域)の情報)を消去する(S2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。
Next, the
次いで、CPU31は、メダル投入監視及びスタートチェック処理を行う(S3)。ここでは、メダルセンサ22Sからの入力及びBETスイッチ11〜13からの入力があるか否かを判断する。更に、スタートレバー6の操作に基づくスタートスイッチ6Sからの入力があるか否かを判断する。これらの判断が"YES"のとき、S4に移る。
Next, the
S4において、CPU31は、確率抽選用の乱数を抽出する。続いて、CPU31は、確率抽選処理を行う(S5)。具体的には、S4で抽出した乱数及び図4の確率抽選テーブルを用いて当選役を決定する。
In S4, the
次いで、CPU31は、図13を用いて後述する「初期決定処理」を行う(S6)。次いで、CPU31は、副制御回路72へスタートコマンドを送信する(S7)。具体的には、スタートコマンドをRAM33の所定の記憶領域に書き込む。このスタートコマンドには、当選役を示す情報が含まれている。
Next, the
次いで、CPU31は、前回のゲームが開始してから"4.1秒"経過しているか否かを判断し(S8)、この判断が"YES"のときはS10に移り、"NO"のときはS9に移る。
Next, the
S9において、CPU31は、ゲーム最短時間経過待ち処理を行う。具体的には、前回のゲームが開始してから所定時間(例えば、所定秒("4.1秒"等))経過するまでの間、遊技者のゲームを開始する操作に基く入力を無効にする処理を行う。
In S <b> 9, the
S10において、CPU31は、1ゲーム監視用タイマをセットする。この1ゲーム監視用タイマには、遊技者の停止ボタン7L、7C、7Rの停止操作によらずに自動的にリール3L、3C、3Rを停止させるための自動停止タイマが含まれる。
In S10, the
次いで、CPU31は、モータ駆動回路39に対して全リールの回転開始要求を行い(S11)、全リール3L、3C、3Rの回転処理を行う。
Next, the
次いで、CPU31は、副制御回路72へリール停止許可コマンドを送信する(S12)。具体的には、リール停止許可コマンドをRAM33の所定の記憶領域に書き込み、全リールの停止許可フラグをセットする。
Next, the
次いで、CPU31は、図14を用いて後述する「停止制御処理」を行う(S13)。次いで、CPU31は、表示役検索処理を行う(S14)。具体的には、表示窓4L、4C、4Rの図柄の停止態様に基いて表示役の入賞を識別するための入賞フラグをセットする。ここで、入賞の識別は、センターライン8cに沿っで並ぶ図柄のコードナンバー、及び前記入賞図柄組合せテーブルに基いて行う。
Next, the
次いで、CPU31は、副制御回路72へ表示役コマンドを送信する(S15)。具体的には、表示役コマンドをRAM33の所定の記憶領域に書き込む。この表示役コマンドには、表示役を示す情報が含まれている。
Next, the
次いで、CPU31は、表示役に応じてメダルのクレジット又は払出しを行い(S16)、この後、獲得枚数を更新する。
Next, the
次いで、CPU31は、副制御回路72へ払出終了コマンドを送信する(S17)。具体的には、払出終了コマンドをRAM33の所定の記憶領域に書き込む。この払出終了コマンドには、メダルの獲得枚数を示す情報が含まれている。
Next, the
図12は、主制御回路71の定期割込処理を示している。この定期割込処理は、1.1173msごとに発生する。
FIG. 12 shows a periodic interrupt process of the
まず、CPU31は、入力ポートチェック処理を行う(S21)。具体的には、スタートレバー6の押下によるスタートスイッチ6Sからの入力等の有無を確認する。
First, the
次いで、CPU31は、リール制御処理を行う(S22)。具体的には、制御対象のリール(左リール3L、中リール3C、右リール3Rのいずれか)を示す情報をリール識別子として設定し、当該リールの駆動を制御する。
Next, the
次いで、CPU31は、7SEG駆動処理を行う(S23)。具体的には、貯留(クレジット)されているメダルの数、入賞時のメダルの払出枚数等を情報表示部18に表示させる。
Next, the
次いで、CPU31は、ランプ駆動処理を行う(S24)。具体的には、BETされているメダルの数をBETランプ9a、9b、9cに表示させる。
Next, the
図13は、図11の初期決定処理(S6)の詳細を示している。 FIG. 13 shows details of the initial determination process (S6) of FIG.
まず、CPU31は、図5(a)の停止テーブル群決定テーブルに基いて、停止テーブル群を決定する(S31)。具体的には、図11のS5の確率抽選処理で当選した当選役に対応する停止テーブル群("1"から"5"のいずれか)を決定する。
First, the
次いで、CPU31は、図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて、制御番号を決定する(S32)。具体的には、図11のS5の確率抽選処理で当選した当選役に対応する複数の制御番号のいずれかを確率抽選にて決定する。この制御番号は、図14を用いて後述する停止制御処理で用いられる。
Next, the
次いで、CPU31は、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて、順押し用変更データを決定する(S33)。具体的には、S32の処理で決定された制御番号に対応する順押し用変更データを決定する。この順押し用変更データは、図14を用いて後述する停止制御処理で用いられる。
Next, the
次いで、CPU31は、図5(d)の変則押し用停止テーブル決定テーブルに基いて、変則押し用停止テーブルを決定する(S34)。具体的には、S32の処理で決定された制御番号に対応する変則押し用停止テーブルを決定する。この変則押し用停止テーブルは、図14を用いて後述する停止制御処理で用いられる。
Next, the
図14は、図11の停止制御処理(S13)の詳細を示している。 FIG. 14 shows details of the stop control process (S13) of FIG.
まず、CPU31は、有効な停止ボタン7L、7C、7Rのいずれかが停止操作されたか(オンか)否かを判断する(S41)。具体的には、リール停止信号回路46から当該停止操作を示す停止信号が出力されたか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS42へ移り、"NO"のときは前述の判断を繰り返す。
First, the
S42において、CPU31は、S41でオンと判断された停止ボタンに応じて、この停止ボタンに対応するリール用のマスクデータ(図9(a)から図9(e)のいずれか)を設定する。例えば、左リール3Lを停止させるための停止ボタン7Lが停止操作された場合は、図9(a)のマスクデータを設定する。
In S42, the
次いで、CPU31は、S41でオンと判断された停止ボタンの停止操作が、第1停止操作か否かを判断する(S43)。この判断が"YES"のときはS45へ移り、"NO"のときはS44へ移る。
Next, the
S44において、CPU31は、図15を用いて後述する「第2・第3停止処理」を行い、この後にS48へ移る。
In S44, the
S45において、CPU31は、第1停止操作がなされたのは左リール3Lか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS46へ移り、"NO"のときはS47へ移る。
In S45, the
S46において、CPU31は、図16を用いて後述する「左リール第1停止処理」を行い、この後にS48へ移る。
In S46, the
S47において、CPU31は、図17を用いて後述する「変則制御処理」を行い、この後にS48へ移る。
In S47, the
S48において、CPU31は、モータ駆動回路39に対して当該リールの回転停止を要求する。
In S <b> 48, the
次いで、CPU31は、図18を用いて後述する「制御変更処理」を行い、この後にS49へ移る。
Next, the
次いで、CPU31は、第3停止操作に係るリール停止制御がなされたか否かを判断する(S50)。この判断が"YES"のときは図11のS14へ移り、"NO"のときはS41へ移る。
Next, the
図15は、図14の第2・第3停止処理(S44)の詳細を示している。 FIG. 15 shows details of the second and third stop processing (S44) of FIG.
まず、CPU31は、前回の停止操作、今回の停止操作が左停止ボタン7L、中停止ボタン7Cの順でなされ、左リール3L、中リール3Cの順で停止するか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS63へ移り、"NO"のときはS62へ移る。
First, the
S62において、CPU31は、前回の停止操作、今回の停止操作が左停止ボタン7L、右停止ボタン7Rの順でなされ、左リール3L、右リール3Rの順で停止するか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS63へ移り、"NO"のときはS66へ移る。
In S62, the
S63において、CPU31は、予め設定された停止テーブルに基いて、停止操作位置に対応する停止データを取得する。具体的には、後述する制御変更処理にて、図6の左リール停止後停止テーブル等決定テーブルの順押し用変更データのいずれかに基いて、左リール第1停止処理(図14のS46)で取得された停止制御位置に対応する停止テーブルの決定がなされており、この停止テーブルに基いて停止操作位置に対応する停止データを取得する。
In S63, the
次いで、CPU31は、S63で決定された停止テーブルに基いて、停止操作位置に対応する停止データを取得し、取得した停止データに基いて、入賞ラインの変更の要求があるか否かを判断する(S64)。具体的には、第2停止操作により中リール3Cを停止させる場合は、取得した停止データの第6ビット(図9(b)のb5に相当する)を参照し、同じく右リール3Rを停止させる場合は、取得した停止データの第3ビット(図9(c)のb2に相当する)を参照して、当該ビットが"1"であるか否かを判断する。ここで、当該ビットが"1"であることは、当該ビット"1"と、図9(b)のb5又は図9(c)のb2との論理積が"真"となることでもある。S64の判断が"YES"のときはS65へ移り、"NO"のときはS66へ移る。
Next, the
S65において、CPU31は、今回停止操作された当該リール(中リール3C又は右リール3R)の入賞ラインの変更を許容する"ライン変更フラグ"をオンとしてRAM33の所定の記憶領域に設定する。
In S <b> 65, the
S66において、CPU31は、S63で決定された停止テーブルの当該停止操作位置に対応する"第3停止変更フラグ"の設定を有効とする、"第3停止変更有効フラグ"がオンに設定されているか否かを判断する。この第3停止変更有効フラグは、前記順押し用変更データのいずれかに基いて、停止制御位置に対応する"第3停止変更フラグ"がオン("1")であり、図18の制御変更処理におけるS110で、当該リール用のマスクデータと前記停止データとの論理積が"真"となった場合に、RAM33の所定の記憶領域に設定される。S66の判断が"YES"のときはS67へ移り、"NO"のときはS68へ移る。
In S <b> 66, whether the “third stop change valid flag” that enables the setting of the “third stop change flag” corresponding to the stop operation position of the stop table determined in S <b> 63 is set to ON. Judge whether or not. This third stop change valid flag is based on one of the forward push change data, the “third stop change flag” corresponding to the stop control position is on (“1”), and the control change of FIG. If the logical product of the mask data for the reel and the stop data becomes “true” in S110 of the process, the predetermined storage area of the
S67において、CPU31は、図14のS42で設定されたマスクデータの"1"となっているビットの右隣のビットを"0"から"1"に更新する。この更新により、前記マスクデータのうち隣接する2つのビットが"1"となる。
In S67, the
S68において、CPU31は、前述したライン変更フラグがオンか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS69へ移り、"NO"のときはS70へ移る。
In S68, the
S69において、CPU31は、図14のS42で設定されたマスクデータのビットパターンを右にシフトさせる。
In S69, the
S70において、CPU31は、S63で用いた停止テーブルに基いて、マスクデータのうち"1"となっているビットと、停止データの当該ビットと、の論理積が真("1")となる停止データを検索する。この検索は、前記停止操作位置の停止データから行う。
In S70, based on the stop table used in S63, the
次いで、CPU31は、S70の検索処理に基いて、前記論理積が"真"となる停止データに対応する停止操作位置と、今回停止操作がなされた停止操作位置との差分を"滑りコマ数"として決定する(S71)。
Next, based on the search processing of S70, the
次いで、CPU31は、今回の停止操作が第3停止操作か否かを判断する(S72)。この判断が"YES"のときはS73へ移り、"NO"のときはS76へ移る。
Next, the
S73において、CPU31は、仮想的な表示役検索処理を行う。具体的には、既に決定された第1停止操作による停止制御位置と、既に決定された第2停止操作による停止制御位置と、S71で決定された滑りコマ数を用いた場合の第3停止操作による停止位置と、に基いて、表示窓4L、4C、4Rの図柄の停止態様に対応する表示役を識別する。
In S73, the
次いで、CPU31は、イリーガルヒットか否かを判断する(S74)。具体的には、図11のS5で決定された当選役に、S73で識別された表示役が含まれるか否かを判断する。この判別が"YES"のときは、S75に移り、"NO"のときは、S76に移る。
Next, the
S75において、CPU31は、前記当選役と前記表示役との不ー致を解消するべく、滑りコマ数を再決定し、S73へ移る。具体的には、予め設定された順序で決定可能な滑りコマ数(ここでは、"0"から"4")を再決定する。例えば、初期の滑りコマ数が"0"の場合は、"2"、"4"、"1"、"3"の順序で再決定する。あるいは、初期の滑りコマ数が"1"の場合は、"3"、"0"、"2"、"4"の順序で再決定する。これに限らず、ほかの順序で再決定してもよい。
In S75, the
S75において、CPU31は、S71で決定された滑りコマ数分、当該リールが回転するまで待機する。
In S75, the
図16は、図14の左リール第1停止処理(S46)の詳細を示している。 FIG. 16 shows details of the first reel first stop process (S46) of FIG.
まず、CPU31は、図8の左リール第1停止用滑りコマ数決定テーブルに基いて、今回の停止操作位置と図13のS32て決定された制御番号とに対応する"滑りコマ数"を決定する(S81)。
First, the
次いで、CPU31は、S81で決定された滑りコマ数分、当該リールが回転するまで待機する(S82)。
Next, the
図17は、図14の変則停止処理(S47)の詳細を示している。 FIG. 17 shows the details of the irregular stop process (S47) of FIG.
まず、CPU31は、図13のS34で決定された変則押し用の停止テーブルに基いて、停止操作位置に対応する停止データを取得する(S91)。
First, the
次いで、CPU31は、S91で取得した停止データから、入賞ラインの変更要求があるか否かを判断する(S92)。具体的には、第1停止操作により中リール3Cを停止させる場合は、取得した停止データの第6ビット(図9(b)のb5に相当する)を参照し、同じく右リール3Rを停止させる場合は、取得した停止データの第3ビット(図9(c)のb2に相当する)を参照して、当該ビットが"1"であるか否かを判断する。ここで、当該ビットが"1"であることは、当該ビット"1"と、図9(b)のb5又は図9(c)のb2との論理積が"真"となることでもある。この判断が"YES"のときはS93へ移り、"NO"のときはS95へ移る。
Next, the
次いで、CPU31は、図14のS42で設定されたマスクデータのビットパターンを右にシフトさせる(S93)。具体的には、第1停止操作により中リール3Cを停止させる場合は、図9(b)のマスクデータの第5ビット(b4)の"1"を第4ビット(b3)に移動させ、同じく右リール3Rを停止させる場合は、図9(c)のマスクデータの第2ビット(b1)の"1"を第1ビット(b0)に移動させる。
Next, the
次いで、CPU31は、S92に判断に基いて、入賞ラインの変更を示す"ライン変更フラグ"をオンとしてRAM33の所定の記憶領域に設定する(S94)。
Next, based on the determination in S92, the
次いで、CPU31は、S91で用いられた変則押し用の停止テーブルにおける停止操作位置の停止データと、マスクデータとの論理積を演算する(S95)。この演算は、S91で取得された停止操作位置の停止データから行う。
Next, the
次いで、CPU31は、S95の検索処理に基いて、前記論理積が"真"となる停止データに対応する停止操作位置と、今回停止操作がなされた停止操作位置との差分を"滑りコマ数"として決定する(S96)。
Next, based on the search processing of S95, the
次いで、CPU31は、S96で決定された滑りコマ数分、当該リールが回転するまで待機する(S97)。
Next, the
図18は、図14の制御変更処理(S49)の詳細を示している。 FIG. 18 shows details of the control change process (S49) of FIG.
まず、CPU31は、今回の停止操作が第2停止操作か否かを判断する(S101)。この判断が"YES"のときはS104へ移り、"NO"のときはS102へ移る。
First, the
S102において、CPU31は、第1停止操作が左停止ボタン7Lの停止操作で左リール3Lを停止させるものであるか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS103へ移り、"NO"のときは図14のS50へ移る。
In S102, the
S103において、CPU31は、図6の左リール停止後停止テーブル等決定テーブルに基いて、図16の左リール第1停止処理で決定された滑りコマ数による停止制御位置に対応する停止テーブル等を決定する。
In S103, the
S104において、CPU31は、図6の左リール停止後停止テーブル等決定テーブルに基いて、図16の左リール第1停止処理で決定された滑りコマ数による停止制御位置に対応する"第3停止変更フラグ"がオン("1")か否かを判断する。この判断が"YES"のときはS105へ移り、"NO"のときは図14のS50へ移る。
In S104, the
S105において、CPU31は、前回の停止操作、今回の停止操作の順序が左停止ボタン7L、中停止ボタン7Cの順になされ、左リール3L、中リール3Cの順に停止させたか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS106へ移り、"NO"のときはS107へ移る。
In S105, the
S106において、CPU31は、図9(d)の中リールチェック用のマスクデータを設定する。この中リールチェック用のマスクデータは、第8ビット(b7)のみが"1"に設定されている。
In S106, the
S107において、CPU31は、前回の停止操作、今回の停止操作の順序が左停止ボタン7L、右停止ボタン7Rの順になされ、左リール3L、右リール3Rの順に停止させたか否かを判断する。この判断が"YES"のときはS108へ移り、"NO"のときは図14のS50へ移る。
In S107, the
S108において、CPU31は、図9(e)の右リールチェック用マスクデータを設定する。この右リールチェック用マスクデータは、第7ビット(b6)のみが"1"に設定されている。
In S108, the
S109において、CPU31は、S70で検出された停止データと、S106又はS108で設定されたマスクデータと、の論理積演算を行う。
In S109, the
次いで、CPU31は、S109の論理積演算の結果が当該ビットについて"0(偽)"であるか否かを判断する(S110)。この判断が"YES"のときは図14のS50へ移り、"NO"のときはS111へ移る。
Next, the
S111において、CPU31は、S70で検出された停止データの当該停止制御位置に対応する第3停止変更フラグの設定("オン")を有効とする、"第3停止変更有効フラグ"をオンとしてRAM33の所定の記憶領域に設定する。
In S <b> 111, the
更に、前述した実施形態における図11のS5の確率抽選処理で"スイカ"に当選した場合の、S6の初期決定処理及びS13の停止制御処理について、具体的な停止操作の実施例を挙げて説明する。 Furthermore, the initial determination process in S6 and the stop control process in S13 in the case where “watermelon” is won in the probability lottery process in S5 of FIG. To do.
[第1の実施例]
ここでは、遊技者により左停止ボタン7Lの第1停止操作、中停止ボタン7Cの第2停止操作、右停止ボタン7Rの第3停止操作が順次行われ、左リール3L、中リール3C、右リール3Rの順序で停止制御する場合を示す。なお、第1停止操作位置は"2(コードナンバー"02"に相当する)"、第2停止操作位置は"3(コードナンバー"03"に相当する)"、第3停止操作位置は"2"、とする。
[First embodiment]
Here, the player performs a first stop operation of the
まず、図13の初期決定処理において、図5(a)の停止テーブル群決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する停止テーブル群"3"が決定される。同じく、図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する制御番号のうち、制御番号"1"が決定されるものとする。これにより、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて、制御番号"1"に対応する順押し用変更データ"31"が決定される。同じく、図5(d)の変則押し用停止テーブル決定テーブルに基いて、停止テーブル"7"が決定される。 First, in the initial determination process of FIG. 13, the stop table group “3” corresponding to “watermelon” is determined based on the stop table group determination table of FIG. Similarly, the control number “1” is determined from among the control numbers corresponding to “watermelon” based on the control number determination table of FIG. Thus, the forward pressing change data “31” corresponding to the control number “1” is determined based on the forward pressing change data determination table of FIG. Similarly, the stop table “7” is determined based on the stop table determination table for irregular pushing in FIG.
この後、第1停止操作位置は左リール3Lの"2"であるため、図14の停止制御処理におけるS42では、左リール3Lに対応する図9(a)のマスクデータ(b7=1)を設定する。この後、図16の左リール第1停止処理では、図8の左リール第1停止用滑りコマ数決定テーブルに基いて、制御番号"1"に対応する滑りコマ数"3"が決定される。したがって、停止制御位置は左リール3Lの"5(コードナンバー"05"に相当する)"となる。このコードナンバー"05"の図柄は"ブランク"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"ベル"であるため、左リール3L上で"スイカ"、"ブランク"、"ベル"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the first stop operation position is “2” of the
この後、図18の制御変更処理では、図6の左リール停止後停止テーブル等決定テーブルの順押し用変更データ"31"に基いて、前述の停止制御位置"5"に対応する停止テーブル"7"が決定される。 Thereafter, in the control change process of FIG. 18, the stop table “corresponding to the stop control position“ 5 ”described above based on the forward push change data“ 31 ”in the stop table after the left reel stop determination table of FIG. 7 "is determined.
この後、第2停止操作位置は中リール3Cの"3"であるため、図14の停止制御処理のS42では、中リール3Cに対応する図9(b)のマスクデータ(b4=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序であるため、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"3"に対応する8ビットの停止データを取得する。この停止データの第1ビット(b0)から第8ビット(b7)は全て"0"である。次いで、この停止データの第6ビット(b5)を参照すると、"0"であるため、ライン変更の要求はないと判断する。次いで、前述した第1停止操作時の制御変更処理により第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、前述のようにライン変更の要求もないため、前記停止操作位置"3"に対応する停止データから順に、前記マスクデータと停止データとの論理積を演算し、第5ビット(b4)について論理積が"真"となる停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"5"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"5"と前記停止操作位置"3"との差分"2"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は中リール3Cの"5(コードナンバー"05"に相当する)"となる。このコードナンバー"05"の図柄は"ブランク"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"Replay"であるため、中リール3C上で"スイカ"、"ブランク"、"Replay"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the second stop operation position is “3” of the
この後、図18の制御変更処理では、左リール3Lの停止制御位置"5"に対して第3停止変更フラグは"オン"に設定されていないため、図14のS50に移る。
Thereafter, in the control change process of FIG. 18, since the third stop change flag is not set to “ON” for the stop control position “5” of the
この後、第3停止操作位置は右リール3Rの"2"であるため、図14の停止制御処理のS42では、右リール3Rに対応する図9(c)のマスクデータ(b1=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序でなく、かつ前述したように第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されていないため、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。次いで、この停止データから、図9(c)のマスクデータと停止データとの論理積演算を行い、第2ビット(b1)の論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"2"に対応する停止データを検出し、滑りコマ数を"0"に決定する。したがって、停止制御位置は右リール3Rの"2"となる。コードナンバー"02"の図柄は" Replay"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"ベル"であるため、右リール3R上で"スイカ"、"Replay"、"ベル"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the third stop operation position is “2” of the
この後、前述のように停止ボタン7L、7C、7Rの順押しにより全リール3L、3C、3Rが停止されたときの仮想的な表示役検索処理を行う。ここでは、入賞ラインのボトムライン8dに沿って"スイカ−スイカ−スイカ"が表示されるため、第2・第3停止処理のS74ではイリーガルヒットはせず、滑りコマ数を再決定する処理(S75)は行われない。
[第2の実施例]
ここでは、遊技者により左停止ボタン7Lの第1停止操作、中停止ボタン7Cの第2停止操作、右停止ボタン7Rの第3停止操作が順次行われ、左リール3L、中リール3C、右リール3Rの順序で停止制御する場合を示す。なお、第1停止操作位置、第2停止操作位置、第3停止操作位置のいずれも"2(コードナンバー"02"に相当する)"とする。
Thereafter, as described above, a virtual display combination search process is performed when all the
[Second Embodiment]
Here, the player performs a first stop operation of the
まず、図13の初期決定処理において、図5(a)の停止テーブル群決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する停止テーブル群"3"が決定される。同じく、図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する制御番号のうち、制御番号"1"が決定されるものとする。これにより、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて、制御番号"1"に対応する順押し用変更データ"31"が決定される。同じく、図5(d)の変則押し用停止テーブル決定テーブルに基いて、停止テーブル"7"が決定される。 First, in the initial determination process of FIG. 13, the stop table group “3” corresponding to “watermelon” is determined based on the stop table group determination table of FIG. Similarly, the control number “1” is determined from among the control numbers corresponding to “watermelon” based on the control number determination table of FIG. Thus, the forward pressing change data “31” corresponding to the control number “1” is determined based on the forward pressing change data determination table of FIG. Similarly, the stop table “7” is determined based on the stop table determination table for irregular pushing in FIG.
この後、第1停止操作位置は左リール3Lの"2"であるため、図14の停止制御処理におけるS42では、左リール3Lに対応する図9(a)のマスクデータ(b7=1)を設定する。次いで、図16の左リール第1停止処理では、図8の左リール第1停止用滑りコマ数決定テーブルに基いて、制御番号"1"に対応する滑りコマ数"3"が決定される。したがって、停止制御位置は左リール3Lの"5(コードナンバー"05"に相当する)"となる。このコードナンバー"05"の図柄は"ブランク"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"ベル"であるため、左リール3L上で"スイカ"、"ブランク"、"ベル"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the first stop operation position is “2” of the
この後、図18の制御変更処理では、図6の左リール停止後停止テーブル等決定テーブルの順押し用変更データ"31"に基いて、前述の停止制御位置"5"に対応する停止テーブル"7"が決定される。 Thereafter, in the control change process of FIG. 18, the stop table “corresponding to the stop control position“ 5 ”described above based on the forward push change data“ 31 ”in the stop table after the left reel stop determination table of FIG. 7 "is determined.
この後、第2停止操作位置は中リール3Cの"2"であるため、図14の停止制御処理におけるS42では、中リール3Cに対応する図9(b)のマスクデータ(b4=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。この停止データの第1ビット(b0)、第3ビット(b2)、第4ビット(b3)、第7ビット(b6)、第8ビット(b7)が"0"であり、第2ビット(b1)、第5ビット(b4)、第6ビット(b5)が"1"である。次いで、この停止データの第6ビット(b5)を参照すると、"1"であるため、であるため、ライン変更の要求があると判断して"ライン変更フラグ"を"オン"とする。次いで、前述した第1停止操作時の制御変更処理により第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、前述のようにライン変更フラグは"オン"として設定されているため、前記マスクデータのビットパターンを右にシフトする。この右シフトにより、前記マスクデータの第4ビット(b3)が"1"となる。更に、右シフト後のマスクデータを用い、第4ビットについて論理積が"真"となる停止データを、停止操作位置"2"に対応する停止データから順に検索する。この検索により、停止操作位置"6"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"6"と停止操作位置"2"との差分"4"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は中リール3Cの"6(コードナンバー"06"に相当する)"となる。このコードナンバー"06"の図柄は"スイカ"であり、その上下の図柄は"チェリー"、"ブランク"であるため、中リール3C上で"チェリー"、"スイカ"、"ブランク"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the second stop operation position is “2” of the
この後、第3停止操作位置は右リール3Rの"2"であるため、図14の停止制御処理におけるS42では、右リール3Rに対応する図9(c)のマスクデータ(b1=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序ではなく、かつ前述したように第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、かつ前述のようにライン変更フラグは"オン"として設定されているため、前記マスクデータのビットパターンを右にシフトする。この右シフトにより、前記マスクデータの第1ビット(b0)が"1"となる。更に、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。この停止データの第1ビット(b0)、第3ビット(b2)、第4ビット(b3)、第7ビット(b6)、第8ビット(b7)が"0"であり、第2ビット(b1)、第5ビット(b4)、第6ビット(b5)が"1"である。次いで、この停止データから順に、右シフト後のマスクデータと停止データとの論理積演算を行い、第1ビット(b0)の論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"4"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"4"と停止操作位置"2"との差分"2"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は右リール3Rの"4(コードナンバー"04"に相当する)"となる。このコードナンバー"04"の図柄は"ベル"であり、その上下の図柄は"ブランク"、"スイカ"であるため、右リール3R上で"ブランク"、"ベル"、"スイカ"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the third stop operation position is “2” of the
この後、前述のように停止ボタン7L、7C、7Rの順押しにより全リール3L、3C、3Rが停止されたときの仮想的な表示役検索処理を行う。ここでは、入賞ラインのクロスアップライン8aに沿って"スイカ−スイカ−スイカ"が表示されるため、第2・第3停止処理のS74ではイリーガルヒットはせず、滑りコマ数を再決定する処理(S75)は行われない。
[第3の実施例]
ここでは、遊技者により中停止ボタン7Cの第1停止操作、右停止ボタン7Rの第2停止操作、左停止ボタン7Lの第3停止操作が順次行われ、中リール3C、右リール3R、左リール3Lの順序で停止制御する場合を示す。なお、第1停止操作位置は"3(コードナンバー"03"に相当する)"、第2停止操作位置及び第3停止操作位置のいずれも"2(コードナンバー"02"に相当する)"とする。
Thereafter, as described above, a virtual display combination search process is performed when all the
[Third embodiment]
Here, the player performs the first stop operation of the
まず、図13の初期決定処理において、図5(a)の停止テーブル群決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する停止テーブル群"3"が決定される。同じく、図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する制御番号のうち、制御番号"1"が決定されるものとする。これにより、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて、制御番号"1"に対応する順押し用変更データ"31"が決定される。同じく、図5(d)の変則押し用停止テーブル決定テーブルに基いて、停止テーブル"7"が決定される。 First, in the initial determination process of FIG. 13, the stop table group “3” corresponding to “watermelon” is determined based on the stop table group determination table of FIG. Similarly, the control number “1” is determined from among the control numbers corresponding to “watermelon” based on the control number determination table of FIG. Thus, the forward pressing change data “31” corresponding to the control number “1” is determined based on the forward pressing change data determination table of FIG. Similarly, the stop table “7” is determined based on the stop table determination table for irregular pushing in FIG.
この後、第1停止操作位置は中リール3Cの"3"であるため、図9(b)の中リール用マスクデータ(b4=1)が設定され、図14の停止制御処理におけるS47の変則停止処理(図17に詳細を示す)では、図13の初期決定処理で決定された停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"3"に対応する停止データが取得される。この停止データの第1ビット(b0)から第8ビット(b7)が全て"0"である。次いで、この停止データの第6ビット(b5)を参照し、"0"であるため、ライン変更の要求はないと判断する。次いで、前述の中リール用マスクデータ(b4=1)と停止データとの論理積演算を、停止操作位置"3"に対応する停止データから順に行い、第5ビットについて論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"5"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"5"と停止操作位置"3"との差分"2"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は中リール3Cの"5(コードナンバー"05"に相当する)"となる。このコードナンバー"05"の図柄は"ブランク"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"Replay"であるため、中リール3C上で"スイカ"、"ブランク"、"Replay"が上から下に並ぶことになる。
After this, since the first stop operation position is “3” of the
この後、第2停止操作位置は右リール3Rの"2"であるため、図14の停止制御処理におけるS42では、右リール3Rに対応する図9(c)のマスクデータ(b1=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序でなく、かつ前述した第1停止操作時の制御変更処理により第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、かつ前述のようにライン変更フラグは"オン"に設定されていないため、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。この停止データの第1ビット(b0)、第3ビット(b2)、第4ビット(b3)、第7ビット(b6)、第8ビット(b7)が"0"であり、第2ビット(b1)、第5ビット(b4)、第6ビット(b5)が"1"である。次いで、図9(c)のマスクデータと停止データとの論理積演算を、停止操作位置"2"に対応する停止データから順に行い、第2ビット(b1)について"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"2"に対応する停止データが検出されるため、滑りコマ数を"0"に決定する。したがって、停止制御位置は右リール3Rの"2"となる。コードナンバー"02"の図柄は"Replay"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"ベル"であるため、右リール3R上で"スイカ"、"Replay"、"ベル"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the second stop operation position is “2” of the
この後、第3停止操作位置は左リール3Lの"2"であるため、図14の停止制御処理のS42では、左リール3Lに対応する図9(a)のマスクデータ(b7=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序でなく、かつ前述した第1停止操作時の制御変更処理により第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、かつ前述のようにライン変更フラグは"オン"に設定されていないため、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。次いで、この停止データから順に、前記マスクデータ(b7=1)と停止データとの論理積演算を行い、第8ビットについて論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"5"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"5"と前記停止操作位置"2"との差分"3"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は左リール3Lの"5"となる。コードナンバー"05"の図柄は"ブランク"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"ベル"であるため、左リール3L上で"スイカ"、"ブランク"、"ベル"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the third stop operation position is “2” of the
この後、前述のように停止ボタン7L、7C、7Rの変則押しにより全リール3L、3C、3Rが停止されたときの仮想的な表示役検索処理を行う。ここでは、入賞ラインのボトムライン8dに沿って"スイカ−スイカ−スイカ"が表示されるため、第2・第3停止処理のS74ではイリーガルヒットはせず、滑りコマ数を再決定する処理(S75)は行われない。
[第4の実施例]
ここでは、遊技者により中停止ボタン7Cの第1停止操作、右停止ボタン7Rの第2停止操作、左停止ボタン7Lの第3停止操作が順次行われ、中リール3C、右リール3R、左リール3Lの順序で停止制御する場合を示す。なお、第1停止操作位置、第2停止操作位置、第3停止操作位置のいずれも"2(コードナンバー"02"に相当する)"とする。
Thereafter, as described above, a virtual display combination search process is performed when all the
[Fourth embodiment]
Here, the player performs the first stop operation of the
まず、図13の初期決定処理において、図5(a)の停止テーブル群決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する停止テーブル群"3"が決定される。同じく、図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する制御番号のうち、制御番号"1"が決定されるものとする。これにより、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて、制御番号"1"に対応する順押し用変更データ"31"が決定される。同じく、図5(d)の変則押し用停止テーブル決定テーブルに基いて、停止テーブル"7"が決定される。 First, in the initial determination process of FIG. 13, the stop table group “3” corresponding to “watermelon” is determined based on the stop table group determination table of FIG. Similarly, the control number “1” is determined from among the control numbers corresponding to “watermelon” based on the control number determination table of FIG. Thus, the forward pressing change data “31” corresponding to the control number “1” is determined based on the forward pressing change data determination table of FIG. Similarly, the stop table “7” is determined based on the stop table determination table for irregular pushing in FIG.
この後、第1停止操作位置は中リール3Cの"2"であるため、図17の変則停止処理では、図13の初期決定処理で決定された停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する停止データが取得される。この停止データの第1ビット(b0)、第3ビット(b2)、第4ビット(b3)、第7ビット(b6)、第8ビット(b7)が"0"であり、第2ビット(b1)、第5ビット(b4)、第6ビット(b5)が"1"である。ここで、停止データの第6ビット(b5)を参照すると"1"であるため、ライン変更の要求があると判断する。次いで、図9(b)の中リール用のマスクデータ(b4=1)のビットパターンを右にシフトさせ、第4ビット(b3)を"1"とし、ライン変更フラグを"オン"に設定する。次いで、停止操作位置"2"に対応する停止データから順に、右シフト後のマスクデータ(b3=1)と停止データとの論理積演算を行い、第4ビット(b3)については論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"6"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"6"と停止操作位置"2"との差分"4"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は中リール3Cの"6(コードナンバー"06"に相当する)"となる。このコードナンバー"06"の図柄は"スイカ"であり、その上下の図柄は"チェリー"、"ブランク"であるため、中リール3C上で"チェリー"、"スイカ"、"ブランク"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the first stop operation position is “2” of the
この後、第2停止操作位置は右リール3Rの"2"であるため、図14の停止制御処理のS42では、右リール3Rに対応する図9(c)のマスクデータ(b1=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序でなく、かつ第1停止操作時の制御変更処理により第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、かつ前述したようにライン変更フラグがオンとなっているため、前記マスクデータのビットパターンを右にシフトさせ、第1ビット(b0)を"1"とする。また、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。この停止データの第1ビット(b0)、第3ビット(b2)、第4ビット(b3)、第7ビット(b6)、第8ビット(b7)が"0"であり、第2ビット(b1)、第5ビット(b4)、第6ビット(b5)が"1"である。更に、右シフト後のマスクデータ(b0=1)と停止データとの論理積演算を、停止操作位置"2"に対応する停止データから順に行い、第1ビット(b0)について論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"4"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"4"と停止操作位置"2"との差分"2"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は右リール3Rの"4"となる。コードナンバー"04"の図柄は"ベル"であり、その上下の図柄は"ブランク"、"スイカ"であるため、右リール3R上で"ブランク"、"ベル"、"スイカ"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the second stop operation position is “2” of the
この後、第3停止操作位置は左リール3Lの"2"であるため、図14の停止制御処理のS42では、左リール3Lに対応する図9(a)のマスクデータ(b7=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序でなく、かつ前述のように第3停止変更有効フラグは"オン"に設定されておらず、かつ前述したようにライン変更フラグがオンとなっているため、前記マスクデータのビットパターンを右にシフトさせ、第7ビット(b6)を"1"とする。また、前述した停止テーブル"7"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。更に、停止操作位置"2"に対応するから順に、右シフト後のマスクデータ(b6=1)と停止データとの論理積演算を行い、第7ビット(b6)ついて論理積が"真"である停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"5"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"5"と停止操作位置"2"との差分"3"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は左リール3Lの"5"となる。コードナンバー"05"の図柄は"ブランク"であり、その上下の図柄は"スイカ"、"ベル"であるため、左リール3L上で"スイカ"、"ブランク"、"ベル"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the third stop operation position is “2” of the
この後、前述のように停止ボタン7L、7C、7Rの変則押しにより全リール3L、3C、3Rが停止されたときの仮想的な表示役検索処理を行う。ここでは、入賞ラインのクロスアップライン8aに沿って"スイカ−スイカ−スイカ"が表示されるため、第2・第3停止処理のS74ではイリーガルヒットはせず、滑りコマ数を再決定する処理(S75)は行われない。
[第5の実施例]
ここでは、遊技者により左停止ボタン7Lの第1停止操作、右停止ボタン7Rの第2停止操作、中停止ボタン7Cの第3停止操作が順次行われ、左リール3L、右リール3R、中リール3Cの順序で停止制御する場合を示す。なお、第1停止操作位置、第3停止操作位置は"2(コードナンバー"02"に相当する)"とし、第2停止操作位置は"3(コードナンバー"03"に相当する)"とする。
Thereafter, as described above, a virtual display combination search process is performed when all the
[Fifth embodiment]
Here, the player performs a first stop operation of the
まず、図13の初期決定処理において、図5(a)の停止テーブル群決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する停止テーブル群"3"が決定される。同じく、図5(b)の制御番号決定テーブルに基いて"スイカ"に対応する制御番号のうち、制御番号"3"が決定されるものとする。これにより、図5(c)の順押し用変更データ決定テーブルに基いて、制御番号"3"に対応する順押し用変更データ"33"が決定される。同じく、図5(d)の変則押し用停止テーブル決定テーブルに基いて、停止テーブル"0"が決定される。 First, in the initial determination process of FIG. 13, the stop table group “3” corresponding to “watermelon” is determined based on the stop table group determination table of FIG. Similarly, it is assumed that the control number “3” is determined from among the control numbers corresponding to “watermelon” based on the control number determination table of FIG. Thus, the forward push change data “33” corresponding to the control number “3” is determined based on the forward push change data determination table of FIG. Similarly, the stop table “0” is determined based on the irregular pushing stop table determination table of FIG.
この後、第1停止操作位置は左リール3Lの"2"であるため、図14の停止制御処理におけるS42では、左リール3Lに対応する図9(a)のマスクデータ(b7=1)を設定する。次いで、同じくS46の左リール第1停止処理(図16に詳細を示す)では、図8の左リール第1停止用滑りコマ数決定テーブルに基いて、制御番号"3"に対応する滑りコマ数"2"が決定される。したがって、停止制御位置は左リール3Lの"4(コードナンバー"04"に相当する)"となる。このコードナンバー"04"の図柄は"ベル"であり、その上下の図柄は"ブランク"、"Replay"であるため、左リール3L上で"ブランク"、"ベル"、"Replay"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the first stop operation position is “2” of the
この後、図18の制御変更処理では、第2停止操作でなく、かつ左リール3Lを停止させる第1停止操作であるため、図6の左リール停止後停止テーブル等決定テーブルの順押し用変更データ"33"に基いて、前述の停止制御位置"4"に対応する停止テーブル"25"が決定される。また、前述の停止制御位置"4"に対応する第3停止変更フラグはオン("1")となっている。
Thereafter, the control change process in FIG. 18 is not the second stop operation but the first stop operation for stopping the
この後、第2停止操作位置は右リール3Rの"3"であるため、図14の停止制御処理のS42では、右リール3Rに対応する図9(c)のマスクデータ(b1=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作の順序が"左"、"右"であるため、前述した停止テーブル"25"に基いて、停止操作位置"3"に対応する8ビットの停止データを取得する。この停止データの第2ビット(b1)、第5ビット(b4)、第6ビット(b5)、第8ビット(b7)は"0"であり、第1ビット(b0)、第3ビット(b2)、第4ビット(b3)、第7ビット(b6)は"1"である。次いで、この停止データの第3ビット(b2)を参照すると"1"であるため、ライン変更の要求があると判断する。次いで、第1停止操作時に第3停止変更フラグのオン("1")が検出されているため、前記マスクデータの第1ビット(b0)を"1"に変更する。この変更により、図9(g)の右リール用マスクデータ(b0=b1=1)が取得される。次いで、停止操作位置"3"に対応する停止データから順に、図9(g)の右リール用マスクデータと停止データとの論理積演算を行い、第1ビット又は第2ビットについて論理積が"真"となる停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"3"に対応する停止データが検出されるため、滑りコマ数を"0"として決定する。したがって、停止制御位置は右リール3Rの"3(コードナンバー"03"に相当する)"となる。このコードナンバー"03"の図柄は"スイカ"であり、その上下の図柄は"ベル"、"Replay"であるため、右リール3R上で"ベル"、"スイカ"、"Replay"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the second stop operation position is “3” of the
この後、第3停止操作位置は中リール3Cの"2"であるため、図14の停止制御処理のS42では、中リール3Cに対応する図9(b)のマスクデータ(b4=1)を設定する。次いで、図15の第2・3停止処理では、前回の停止操作、今回の停止操作が"左"、"中"の順序でなく、かつ"左"、"右"の順序でなく、かつ前述のように"第3停止変更有効フラグ"がオンとなっているため、前記マスクデータの第5ビットの右隣の第4ビットも"1"に変更する。この変更により、図9(f)の中リール用マスクデータ(b3=b4=1)が取得される。次いで、前述した停止テーブル"25"に基いて、停止操作位置"2"に対応する8ビットの停止データを取得する。更に、この停止データから順に、図9(f)の中リール用マスクデータと停止データとの論理積演算を行い、第4ビット又は第5ビットについて論理積が"真"となる停止データを検索する。この検索により、停止操作位置"3"に対応する停止データが検出される。次いで、検出された停止操作位置"3"と停止操作位置"2"との差分"1"を滑りコマ数として決定する。したがって、停止制御位置は中リール3Cの"3"となる。コードナンバー"03"の図柄は"ベル"であり、その上下の図柄は" Replay"、"チェリー"であるため、中リール3C上で"Replay"、"ベル"、"チェリー"が上から下に並ぶことになる。
Thereafter, since the third stop operation position is “2” of the
この後、前述のように停止ボタン7L、7C、7Rの順押しにより全リール3L、3C、3Rが停止されたときの仮想的な表示役検索処理を行う。ここでは、いずれの入賞ラインに沿っても"スイカ−スイカ−スイカ"が表示されないことになるが、表示役"ハズレ"は当選役"スイカ"に含まれるので、図15の第2・第3停止処理のS74ではイリーガルヒットは発生しない。
Thereafter, as described above, a virtual display combination search process is performed when all the
前述した第1から第4の実施例によれば、第1停止操作で有効な入賞ラインを1つに決定せず、ライン変更フラグの設定に応じ、停止操作されたリールに対応するマスクデータの当該ビット("1"に設定されたビット)をそのまま用いるか、あるいは右にシフトさせたビットパターンを用いて、停止データとの論理演算を行い、停止制御位置を決定することにより、入賞ラインを変更することができる。ここで、第1及び第2の実施例(順押しの例)による入賞ラインの変更を図19に示す。図19において、左リール3Lの図柄を表示する表示窓4Lには、第1及び第2の実施例とも、第1停止操作により"スイカ"の表示位置が"上段"になるように決定される。この後、第1の実施例では、第2停止操作によりライン変更は行われず、中リール3Cの図柄を表示する表示窓4Cにおいて"スイカ"の表示位置が"上段"になるように決定される。更にこの後、第1の実施例では、第3停止操作によりライン変更は行われず、右リール3Rの図柄を表示する表示窓4Rにおいて"スイカ"の表示位置が"上段"になるように決定される。したがって、入賞ラインとしてトップライン8bが有効となる。これに対し、第2の実施例では、第2停止操作によりライン変更が行われ、中リール3Cの図柄を表示する表示窓4C′において"スイカ"の表示位置が"中段"になるように決定される。更に、第2の実施例では、第3停止操作によりライン変更が行われ、右リール3Rの図柄を表示する表示窓4R′において"スイカ"の表示位置が"下段"になるように決定される。したがって、入賞ラインとしてクロスダウン8eが有効となる。なお、前述の実施例のように、遊技時の停止操作に応じて入賞ラインの変更が発生することから、熟練した遊技者にとってはライン変更が確率抽選の当選の示唆又は報知の演出となる場合がある。
According to the first to fourth embodiments described above, the effective winning line is not determined by one in the first stop operation, and the mask data corresponding to the stopped reel is set according to the setting of the line change flag. By using the bit (bit set to “1”) as it is or by using a bit pattern shifted to the right to perform a logical operation with the stop data and determine the stop control position, Can be changed. Here, FIG. 19 shows the change of the pay line according to the first and second embodiments (forward push example). In FIG. 19, in the
前述のような本発明の実施の一形態及び実施例に係るパチスロ機1によれば、少なくとも、表示窓4L、4C、4Rに対応するように複数設けられ、リール3L、3C、3Rにより行われる図柄の変動の停止を指令する停止信号をそれぞれ出力する停止ボタン7L、7C、7R及びリール停止信号回路46と、リール3L、3C、3Rにより行われる図柄の変動の停止制御位置を決定するための停止データ("滑りコマ数"に相当する)が格納された停止テーブル(図7に示す)を複数種類記憶するROM32と、リール停止信号回路46から出力された停止信号に基いて、ROM32に記憶された複数種類の停止テーブルのいずれかを決定し、その停止テーブルの停止データに基いて図柄の変動の停止制御位置を決定する停止態様決定手段としてのCPU31と、ここで決定された停止制御位置が、当選役決定手段としてのCPU31により決定された当選役に基いているか否かを判断する停止態様判断手段としてのCPU31と、ここで、前述のように決定された停止制御位置が前記当選役に基いていないと判断されると、停止制御位置を再決定する停止態様再決定手段としてのCPU31と、ここで再決定された停止制御位置に基いて多彩な出目を実現しつつ、図柄の変動の停止制御を行う停止制御手段としてのCPU31と、を設けている。この構成は、請求項1に係る本発明の実施の一形態に相当する。
According to the
この構成により、CPU31は、一旦決定された停止制御位置が確率抽選処理(図11のS52)により決定された当選役"スイカの小役"に基いていない("スイカ−スイカ−スイカ"が揃っていない)と判断した場合、一旦決定された停止制御位置のデータをRAM33から削除し、滑りコマ数を変更して停止制御位置を再決定する処理(図15のS75)を行うので、図15のS70の処理で用いた停止データに誤りがあった場合でも、誤入賞を回避することが期待される。
With this configuration, the
また、本実施形態及び実施例によれば、CPU31は、停止態様決定手段として、当選役"スイカの小役"及び第1停止操作に基いて、図7の停止テーブルのいずれか1つを決定すると共に、第1停止操作に応じて第1の停止制御位置を決定し、更に前記1つの停止テーブルに格納された、第2、第3停止操作に対応する停止データと、第2停止操作、第3停止操作に応じてビットパターンが設定された、図9(a)から図9(g)のマスクデータのいずれかと、の論理演算に基いて、第2、第3停止操作による第2、第3の停止制御位置を決定し、停止態様判断手段として、前述のように決定された第1乃至第3の停止制御位置により入賞ラインに沿って"スイカ−スイカ−スイカ"が揃っているか否かを判断し、停止態様再決定手段として、入賞ラインに沿って"スイカ−スイカ−スイカ"が揃っていないと判断されると、一旦決定された第3の停止制御位置のデータをRAM33から削除し、当該滑りコマ数を変更して第3の停止制御位置を再決定する処理(図15のS75)を行うようにしている。この構成は、請求項2に係る本発明の実施の一形態に相当する。
Further, according to the present embodiment and example, the
この構成により、CPU31は、一旦決定した第1乃至第3の停止制御位置によれば、当選役"スイカの小役"の入賞を成立させる図柄組合せ"スイカ−スイカ−スイカ"が入賞ラインのいずれにも沿っていないと判断すると、滑りコマ数を変更して第3の停止制御位置を再決定するので、多彩な出目を実現しつつ、第3停止操作が行われてから前述のように誤った停止制御を回避することが期待される。
With this configuration, according to the first to third stop control positions once determined, the
なお、前記実施例でも述べたように停止操作に応じて入賞ラインが変更されたとき、熟練した遊技者は確率抽選の当選を察知し得る。したがって、いわゆる"目押し"の技術に優れた遊技者にとって面白味のあるパチスロ機を提供することが期待される。 As described in the above embodiment, when the winning line is changed according to the stop operation, the skilled player can detect the winning of the probability lottery. Therefore, it is expected to provide a pachislot machine that is interesting for a player who excels in the so-called “promotion” technology.
また、第1停止操作による停止操作位置に応じて1つの停止テーブルを決定し、第2停止操作、第3停止操作についても同一の停止テーブルを用いて論理演算によりライン変更可能としたので、複数の停止テーブルのいずれかを確率抽選により排除して絞り込むように構成した従来の技術に比べ、ROM32で記憶する停止テーブル数又は停止テーブルのデータ量が低減されることも期待される。更に、主制御回路71は、前記マスクデータと前記停止データとの論理演算により入賞ラインを変更するので、入賞ラインの変更処理が容易になることも期待される。なお、第3停止操作が行われてから第3の停止制御位置のみを、滑りコマ数を変更して再決定するので、第2・第3停止処理の増加を抑制することも期待される。
Further, since one stop table is determined according to the stop operation position by the first stop operation, and the second stop operation and the third stop operation can be changed by a logical operation using the same stop table, a plurality of stop tables can be changed. It is expected that the number of stop tables stored in the
1 パチスロ機
2 キャビネット
3L、3C、3R リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
7L、7C、7R 停止ボタン
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
39 モータ駆動回路
49L、49C、49R ステッピングモータ
71 主制御回路
72 副制御回路
1 Pachi-
3L, 3C,
32 ROM
33 RAM
39 Motor drive circuit 49L, 49C,
Claims (2)
停止信号出力手段により停止信号が出力されたとき、複数の表示領域にわたって設定された複数の入賞ラインのうちの所定の入賞ラインに沿った図柄の位置を停止操作位置とし、停止制御手段により停止制御が行われたとき、前記所定の入賞ラインに沿った図柄の位置を停止制御位置とし、
停止態様記憶手段は、少なくとも、当選役決定手段により決定される当選役に応じ、前記停止操作位置ごとに前記停止制御位置の決定に用いられる停止データが格納された停止テーブルを複数記憶し、停止態様決定手段は、少なくとも、当選役決定手段により決定された当選役及び第1の停止操作位置に対応する停止信号出力手段に基いて、前記複数の停止テーブルのいずれか1つを決定すると共に、第1の停止操作位置に応じて第1の停止制御位置を決定し、更に前記1つの停止テーブルに格納された、第2、第3の停止操作位置に対応する停止データと、第2、第3の停止信号を出力した停止信号出力手段に応じてビットパターンが設定されたマスクデータと、の論理演算に基いて、第2、第3の停止制御位置を決定し、停止態様判断手段は、停止態様決定手段により決定された第1乃至第3の停止制御位置が当選役決定手段により決定された当選役に基いて複数の入賞ラインのいずれかに沿っているか否かを判断し、停止態様再決定手段は、停止態様決定手段により決定された第1乃至第3の停止制御位置が複数の入賞ラインのいずれにも沿っていないと停止態様判断手段により判断されると、第3の停止制御位置を再決定し、停止制御手段は、停止態様再決定手段により再決定された第3の停止制御位置に基いて、図柄表示手段により行われる図柄の変動の停止制御を行うようにしたことを特徴とする遊技機。 In the gaming machine according to claim 1,
When a stop signal is output by the stop signal output means, the position of the symbol along a predetermined pay line among a plurality of pay lines set over a plurality of display areas is set as a stop operation position, and stop control is performed by the stop control means. Is performed, the position of the pattern along the predetermined winning line is set as a stop control position,
The stop mode storage means stores a plurality of stop tables storing stop data used for determining the stop control position for each stop operation position in accordance with at least the winning combination determined by the winning combination determining means. The aspect determining means determines at least one of the plurality of stop tables based on at least a winning combination determined by the winning combination determining means and a stop signal output means corresponding to the first stop operation position. A first stop control position is determined according to the first stop operation position, and stop data corresponding to the second and third stop operation positions stored in the one stop table, and second, second The second and third stop control positions are determined based on the logical operation of the mask data in which the bit pattern is set according to the stop signal output means that has output the stop signal of 3, and the stop mode determination Determines whether the first to third stop control positions determined by the stop mode determining means are along any of a plurality of winning lines based on the winning combination determined by the winning combination determining means, The stop mode redetermining unit determines that the first to third stop control positions determined by the stop mode determining unit are not along any of the plurality of winning lines, The stop control position is re-determined, and the stop control means performs the stop control of the symbol variation performed by the symbol display means based on the third stop control position redetermined by the stop mode redetermination means. A gaming machine characterized by that.
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014128597A (en) * | 2013-11-22 | 2014-07-10 | Sanyo Product Co Ltd | Game machine |
-
2004
- 2004-11-30 JP JP2004347134A patent/JP2006149831A/en active Pending
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