JP2006025082A - 車載用テレビ記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行状態およびコンテンツ種別に応じた再生方法が選択可能な車載用テレビ記録再生装置を提供する。
【解決手段】テレビ放送の映像音声コンテンツを記録しながら、既記録の映像音声コンテンツを再生可能なコンテンツ記録再生手段82と、車両の走行監視手段83と、映像音声コンテンツの種別を検出するコンテンツ種別検出手段84と、走行監視手段83の監視結果とコンテンツ種別検出手段84の検出結果に基づいて、車両の走行中はテレビ放送の映像表示を禁止しながら映像音声コンテンツの記録を行い、車両の停車中は当該映像音声コンテンツの記録を続けながら、再生方法選択手段85により選択された再生方法で既記録の映像音声コンテンツを再生する再生制御手段86とにより、車両の走行状態、映像音声コンテンツの種別に応じた再生方法を選択できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビ放送を受信し、受信した映像音声コンテンツを記録再生する車載用テレビ記録再生装置に関する。
近年、車載用の装置として、ナビゲーション装置にテレビ受信機能を付加したものが多く見られるようになってきた。ところで、テレビ放送を受信し映像を表示している場合には、車両の走行中といえども、つい映像を見てしまい、運転に大きな支障をきたすことある。そのため、従来から、車両の走行中は、映像を表示することを禁止しており、映像を表示したいときには、必ず停車しなければならないように規制されている。したがって、この種のものでは、映像を見たいテレビ番組の場合、必ず車両を停車させなければならず、非常に不便であった。
一方、こうした不便を解消するために、車両の運転中は、勿論映像を見ることができないが、その運転中に受信した映像は別に記録しておき、停車したとき、先に記録した映像を再生し、後で映像を見ることができるようにすることも考えられている(特許文献1参照)。
この車載用テレビ記録再生装置によれば、車両の走行中は、テレビ放送を受信しても、音声のみを再生し、映像は記録媒体に録画しておく。そして、車速検出センサからの車速データなどによって、車両が停止していると判断されるときに、記録媒体への記録を継続しながら、既に記録されている録画データを読出し再生することができる。
また、再生に際しては、タイムシフトして再生することも可能であり、未再生の録画データが大きいときには、適宜再生速度を速めて再生することもでき、受信状態が悪い部分は、再生から除外することもできるという利便性を有する。
特開2003−244591号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の車載用テレビ記録再生装置では、テレビ番組の特性などは一切考慮されておらず、したがって、例えば、走行中にニュース番組などを受信している場合、映像がなくても音声だけでその内容を大体把握できるため、停車した後で、必ずしも映像を見なくてもよいという場合がある。しかし、それでも映像が再生されることになり、また、ドラマなどの番組を受信している場合でも、音声を聴取していると、それによってほぼ結末が分かってしまうため、もはや映像を見ることが必要でないという場合であっても、やはり後で映像が再生されるなど、必ずしも便利であるというだけのものではなかった。
本発明は、このような従来の問題に対処してなされたものであり、番組の特性、すなわち、コンテンツ種別などに合わせて最適の再生方法を自動的に選択できる車載用テレビ記録再生装置を提供することを目的とするものである。
本発明の車載用テレビ記録再生装置は、映像音声コンテンツの種別に関する情報を含むテレビ放送を受信するテレビ受信手段と、前記テレビ受信手段で受信した前記テレビ放送の前記映像音声コンテンツを記録する一方で、既に記録されている前記映像音声コンテン
ツを再生可能な記録再生手段と、車両の走行状態を監視する走行監視手段と、前記映像音声コンテンツの種別を検出するコンテンツ種別検出手段と、前記走行監視手段の監視結果と前記コンテンツ種別検出手段の検出結果の少なくともいずれか一方の結果に基づいて、予め登録した再生方法を選択する再生方法選択手段と、前記車両の走行中は前記テレビ放送の映像の表示を禁止しながら前記映像音声コンテンツの記録を行い、前記車両の停車中は、前記映像音声コンテンツの記録を行いながら、前記再生方法選択手段により選択された再生方法で既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生するように前記記録再生手段を制御する再生制御手段とを備えた構成を有する。
この構成により、再生方法選択手段が、走行監視手段の監視結果とコンテンツ種別検出手段の検出結果の少なくともいずれか1つの結果に基づいて、予め登録した最適の再生方法を自動的に選択することになり、コンテンツ種別毎に予め登録した再生方法で予め記録された映像、音声を再生することができる。
また、本発明の車載用テレビ記録再生装置は、前記記録再生手段は、前記テレビ受信手段で受信した前記テレビ放送の前記映像音声コンテンツを前記映像音声コンテンツと同時に受信する前記映像音声コンテンツの種別と関連付けて記録する構成を有する。
この構成により、映像音声コンテンツが映像音声コンテンツの種別と関連付けられて記録されることになり、その出力から映像音声コンテンツの種別を取り出し、それを基に映像音声コンテンツの種別に応じた再生方法を選択することができる。
また、本発明の車載用テレビ記録再生装置は、前記再生方法選択手段は、予め登録された、前記テレビ放送と同期した状態で再生する第1の再生方法、所定位置まで巻き戻し後通常の速度で再生する第2の再生方法、前記所定位置まで巻き戻し後前記通常の速度より早い速度で再生する第3の再生方法、および再生しない第4の再生方法の中から1つを選択する構成を有する。
この構成により、再生方法選択手段において、予め登録された4種類の方法の中から1つを選択することができ、好みの再生方法を設定しておけば、その好みの再生方法で再生が可能である。
また、本発明の車載用テレビ記録再生装置は、前記映像音声コンテンツの種別は番組情報に含まれ、前記番組情報は前記テレビ放送に含まれる構成を有する。
この構成により、映像音声コンテンツの種別はテレビ放送に含まれる番組情報に含まれるので、テレビ放送を受信することによって映像音声コンテンツの種類を検出することができる。
また、本発明の車載用テレビ記録再生装置は、前記再生方法選択手段は、映像、音声に関して、前記第1ないし前記第4の再生方法の4つの組み合わせである合計16個の再生パターンの中から1つを選択する構成を有する。
この構成により、再生方法選択手段において、映像、音声に関し、それぞれ予め登録された第1ないし第4の4つの再生方法の組み合わせである合計16個の再生パターンの中から1つを選択することができる。
また、本発明の車載用テレビ記録再生装置は、前記走行監視手段によって車両の走行停止が検出されたとき、その車両が停止し続ける時間を予め予測する車両停止時間予測手段を更に備え、前記再生方法選択手段が、前記走行監視手段の監視結果、前記コンテンツ種
別検出手段の検出結果、前記停止時間予測手段の予測結果の中から少なくともいずれか1つの結果に基づいて、予め登録された前記再生方法を選択する構成を有する。
この構成により、再生方法選択手段が、走行監視手段の監視結果、コンテンツ種別検出手段の検出結果、停止時間予測手段の予測結果の中から少なくともいずれか1つの結果を基に予め登録された再生方法を選択することになる。
本発明は、映像音声コンテンツの種別に関する情報を含むテレビ放送を受信するテレビ受信手段と、前記テレビ受信手段で受信した前記テレビ放送の前記映像音声コンテンツを記録する一方で、既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生可能な記録再生手段と、車両の走行状態を監視する走行監視手段と、前記映像音声コンテンツの種別を検出するコンテンツ種別検出手段と、前記走行監視手段の監視結果と前記コンテンツ種別検出手段の検出結果の少なくともいずれか一方の結果に基づいて、予め登録した再生方法を選択する再生方法選択手段と、前記車両の走行中は前記テレビ放送の映像の表示を禁止しながら前記映像音声コンテンツの記録を行い、前記車両の停車中は、前記映像音声コンテンツの記録を行いながら、前記再生方法選択手段により選択された再生方法で既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生するように前記記録再生手段を制御する再生制御手段とを備えた構成を有する。
映像音声コンテンツの種別に関する情報を含むテレビ放送を受信するテレビ受信手段と、前記テレビ受信手段で受信した前記テレビ放送の前記映像音声コンテンツを記録する一方で、既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生可能な記録再生手段と、車両の走行状態を監視する走行監視手段と、前記映像音声コンテンツの種別を検出するコンテンツ種別検出手段と、前記走行監視手段の監視結果と前記コンテンツ種別検出手段の検出結果の少なくともいずれか一方の結果に基づいて、予め登録した再生方法を選択する再生方法選択手段と、前記車両の走行中は前記テレビ放送の映像の再生を禁止しながら前記映像音声コンテンツの記録を行い、前記車両の停車中は、前記映像音声コンテンツの記録を行いながら、前記再生方法選択手段により選択された再生方法で既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生するように前記記録再生手段を制御する再生制御手段とを備えているため、コンテンツ種別や車両の走行、停止に応じて予め登録された再生方法で予め記録された映像、音声を再生することができ、ユーザにとって最適の再生方法を自動的に選択することができる。
以下、本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置の概略構成を示すブロック図、図2は、本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置を構成する制御部の主な機能を表した説明図である。
本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置は、図1に示すように、番組情報を含むテレビ放送(以下、単にテレビ放送という)を受信するテレビ受信部1と、テレビ受信部1で受信した映像、音声をそれぞれ記録する映像音声記録部2と、GPS受信機や車速センサのいずれか一方又は両方で構成される走行監視部3と、テレビ受信部101で受信した映像や映像音声記録部2に記憶された映像をそれぞれ表示する映像表示部4と、テレビ受信部101で受信した音声や映像音声記録部2に記憶された音声をそれぞれ出力する音声出力部5と、映像音声記録部2に記憶された映像や音声をそれぞれどのよう
に再生するかその再生パターンを記憶する、例えば図3に示すような再生パターンテーブルと、再生されるコンテンツの種別や走行状態などに応じてどのような再生パターンで再生するかを予め登録、設定しておく、例えば図4に示すような再生パターン再生方法変換テーブルとを備えたメモリ6と、スイッチ、キーボード、タッチパネルなどで構成される操作部7と、これらを制御する制御部8とを備えている。
なお、制御部8は、図2に示すように、テレビ受信部1で受信した映像や音声をそれぞれデータとして映像音声記憶部2に記憶したり、映像音声記憶部2より再生されたデータを映像情報や音声情報にそれぞれ変換したりするための映像音声処理手段81と、映像音声処理手段81で処理された映像、音声などをコンテンツ情報として、そのコンテンツの種別を表すコンテンツ種別と共に、映像音声記憶部2に記憶したり、再生したりするコンテンツ記録再生手段82と、走行監視部3の出力を基に車両の走行状態を常時監視する走行監視手段83と、テレビ受信部1で受信した情報や映像音声記憶部2に記憶された情報の中からコンテンツ種別を検出するコンテンツ種別検出手段84と、走行監視手段83の出力やコンテンツ種別検出手段84の出力に応じてそれぞれ映像音声記憶部2に記憶された映像や音声の再生方法を選択する再生方法選択手段85と、これらを制御する再生制御手段86とを備えている。
ここで、これらの各手段について、更に詳細に説明すれば、次の通りである。
映像音声処理手段81は、テレビ受信部1で受信した映像や音声をそれぞれデータとして映像音声記憶部2に記憶するのに適した状態に情報処理する。すなわち、テレビ受信部1で受信した映像や音声がアナログである場合(テレビ放送がアナログ放送である場合)には、受信した映像や音声を一旦デジタル化して圧縮する。そして、受信した映像や音声がデジタルである場合(テレビ放送がデジタル放送である場合)には、そのまま圧縮する。また、映像音声記憶部2に記憶された映像や音声は、映像音声処理手段81で処理されたデータであるため、再生したときには、その再生したデータを伸張したり、アナログ化したりできる。また、映像音声処理手段81は、テレビ受信部1で受信した番組情報(例えば、映像や音声に重畳された番組情報)を分離したり、抽出したりして得られるコンテンツ種別をテレビ受信部1で受信した映像や音声に関連付ける機能を有している。ここで、テレビ放送に重畳される番組情報としては、例えば、EPG情報のようなメタデータが知られている。
コンテンツ記録再生手段82は、テレビ受信部1で受信され、映像音声処理手段81で処理された映像や音声、コンテンツ種別などの情報をそれぞれ映像音声記録部2に記録しながら、既に記録されている映像や音声、コンテンツ種別などの情報をそれぞれ読み出し再生する機能を備えている。
映像音声記録部2は、例えば、ハードディスク、DVD―RAM、DVD―RWなどの記録再生可能なデジタル多用途ディスク、半導体メモリなど、記録容量が大きく、しかも、高速かつランダムに記録再生可能な記録媒体などである。したがって、先に説明したように、テレビ放送がデジタル方式である場合には、復調したデータをそのまま記録し、アナログ方式である場合には、復調信号を一旦デジタルデータに変換して記録する。記録に際しては、時間軸を圧縮して記録することが望ましく、このような圧縮やデータ変換などは、全て映像音声処理部81で実行される。動画を圧縮する場合には、例えば、MPEG4の規格に則ったデータフォーマットにエンコードすればよい。
上記した映像音声処理部81は、このようにして変換されたデータから再生時に映像、音声に変換するデコード処理も実行する。再生時には、映像情報は映像表示部4に、音声情報は音声出力部5に、それぞれ出力される。
走行監視手段83は、GPS受信機や車速センサなどで構成される走行監視部3の出力を基に、常時車両の走行状態を監視している。
コンテンツ種別検出手段84は、テレビ受信部1で受信されたコンテンツ種別の情報を検出するだけでなく、コンテンツ記録再生手段82によって再生されたコンテンツ種別情報をも検出する。
再生方法選択手段85は、走行監視手段83の出力、コンテンツ種別検出手段84の出力に基づいて、それぞれ映像音声記録部2に記録された映像、音声をどのような方法でコンテンツ記録再生手段82によって再生するか、その再生パターンを自動的に選択する。
再生パターンの選択は、メモリ6に記憶された再生パターンテーブルと再生パターン再生方法変換テーブルとを用いて実行する。
図3は、メモリ6に予め記憶した再生パターンテーブルの一例を示している。この例では、映像、音声のそれぞれ再生方法としては、次の4つの方法を設定している。
第1の方法は、巻き戻し一切再生を行わず、放送波と同期した状態で再生する方法(以下、「リアルタイム再生(A)」という)、第2の再生方法は、まだ視聴していない位置(場面)まで巻き戻し、それから等倍速で再生する方法(以下、「等倍速巻き戻し再生(B)」という)、第3の方法は、未だ視聴していない位置(場面)まで巻き戻し、それからn(n>1)倍速で再生する、若しくは、当該コンテンツの当該部分のダイジェストを生成し、時間を短縮して再生する方法(以下、「時間短縮巻き戻し再生(C)」という)、第4の方法は、再生しない、すなわち、映像であれば、表示をオフにする、若しくは、静止画を表示することであり、音声であれば、スピーカをオフ、或いは、ミュートすることを指す(以下、「非再生(D)」という)。
そして、映像、音声に関し、それぞれ上記4つの再生方法を設定し、これらを組み合わせて合計16個の再生パターンを登録している。
図4は、コンテンツ種別や走行状態に応じてそれぞれどのような再生パターンで再生するかを予め登録した再生パターン再生方法変換テーブルの一例を示している。
この例では、コンテンツ種別として、「ニュース番組」、「音楽番組」、「スポーツ番組」、「ドラマ、映画番組」などに大別している。そして、それぞれのコンテンツ種別においてそれぞれ走行中、停車中の区別を行い、それぞれの区別において予めどの再生パターンで再生するかを登録している。例えば、「ニュース番組」の場合、走行中は、パターン13(映像は非再生(D)、音声はリアルタイム再生(A))、停車中は、パターン1(映像、音声共にリアルタイム再生(A))というように登録し、「音楽番組」の場合、走行中は、パターン13(映像は非再生(D)、音声はリアルタイム再生(A))、停車中は、パターン5(映像は、等倍速巻き戻し再生(B))音声は、リアルタイム再生(A))というように登録している。
このように、メモリ6には、映像、音声でそれぞれ4つの再生パターンを設定し、それらの組み合わせで16の再生パターンを再生パターンテーブルとして登録すると共に、これらの再生パターンでの再生をそれぞれどのような状態のときに実行するかを再生パターン再生方法変換テーブルとして登録している。したがって、コンテンツ種別検出手段84によってコンテンツ種別を検出し、走行監視手段83によって車両の走行状態を検出すれば、これらの検出結果に基づいて、再生方法選択手段85がメモリ6内のテーブルを参照
し、一義的に再生パターンを自動的に選択する。
次に、本実施の形態における車載用テレビ記録再生装置の動作について説明する。
図5は、本実施の形態における車載用テレビ記録再生装置の動作を示すフローチャートである
操作部7を用いてテレビ受信部1で受信するテレビ放送のチャンネルを設定し、テレビ受信部1でテレビ放送が受信可能な状態になると、テレビ受信部1が操作部7によって設定されたチャンネルのテレビ放送を受信する。テレビ受信部1が操作部7によって設定されたチャンネルのテレビ放送を受信すると、そのテレビ放送の中に番組情報が含まれており、その番組情報を基にコンテンツ種別検出手段84がコンテンツ種別を取得する(S501)。
コンテンツ種別を取得すると、次に引続いて走行監視手段83が、走行監視部3の出力を基に車両の走行状態を取得する(S502)。
コンテンツ種別検出手段84がコンテンツ種別を取得し、走行監視手段83が車両の走行状態を取得すると、これらの情報を基に、再生方法選択手段85がメモリ6内の再生パターン再生方法変換テーブルを参照し、これらの情報に対応する予め登録した再生パターンを自動的に選択、決定する(S503)。
再生パターンが選択、決定されると、コンテンツの記録が開始、継続され(S504)、決定された再生パターンに従った視聴が開始、継続される(S505)。
すなわち、コンテンツの記録は、受信された映像、音声を映像音声処理手段81で適宜記録するのに適したデータに変換、圧縮し、コンテンツ記録再生手段82を用いて映像音声記録部2に記録する。そして、再生パターンに従った視聴は、再生方法選択手段85によって選択され決定された再生パターンで映像音声記録部2に記録された映像、音声を再生し、視聴する。
そして、車両の走行状態が変化したことを走行監視手段83が検知した場合(S506のY)には、その変化した走行状態を検出し(S502)、再び、その走行状態に合った再生パターンを選択、決定し(S503)、同様の動作を繰り返す。
S506で走行状態に変化がなかった場合は(S506のN)、テレビ放送のチャンネルなど視聴するコンテンツ番組が変更されたかを判断する(S507)。
また、視聴するコンテンツ、番組が変更されたことをコンテンツ記録再生手段82が検知した場合(S507のY)には、その変更されたコンテンツ、番組のコンテンツ種別を検出し(S501)、その後、再び、そのコンテンツ種別に合った再生パターンを選択、決定し(S503)、同様の動作を繰り返す。
S507で視聴するコンテンツ番組が変更された場合は(S507のN)、テレビ番組が終了したか否かを判断する(S508)。
そして、操作部7を用いてテレビ放送の視聴を終了し、そのことがコンテンツ記録再生手段82で検出された場合(S508のY)には、本機能を全て終了する。テレビ放送の視聴を終了していない場合(S508のN)には、そのまま、継続して再生パターンに従った再生を継続し(S505)、同じ動作を繰り返す。
このように、本実施の形態によれば、視聴するコンテンツの種別、走行状態に応じて、それぞれ予め定めた再生パターンで再生可能なように構成しており、例えば、映画番組を視聴中に走行した場合には、映像を見ることはできないが、音声だけであれば聞くことができるということで、そのような再生パターン(パターン4)に設定することも可能であるが、音声だけでも聞いてしまうと、映画番組の結末が分かってしまうので、映像、音声共に非再生という再生パターン(パターン16)に設定しておくことも可能である。このように設定した場合には、停車中の再生パターンを、映像、音声共に、時間短縮巻き戻し再生の再生パターン(パターン11)に設定するなどして、好みのパターンに設定し、柔軟な再生方法を任意に提供することができるという効果を有する。
なお、本実施の形態では、再生パターンとして、映像、音声、それぞれ4種類とし、これらの組み合わせで合計16の再生パターンを選択できるようにしているが、再生パターンの種類は、これに限ることなく、それより多くしても少なくしても構わない。要するに、コンテンツの種別や走行状態に応じてそれぞれの再生パターンが選択、決定されるように構成されていれば、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、コンテンツの種別、走行状態に応じてそれぞれ予め走行パターンが固定的に設定されているように説明しているが、走行パターンの設定も操作部7を用いて任意に設定できるように構成することが望ましい。このようにすれば、ユーザによって任意に自分の好みの再生パターンに設定することが可能になり、よりユーザにとって便利なものになる。
また、本実施の形態では、走行監視部3の出力で走行監視手段83が直接走行中、停車中を判断するようにしているが、走行監視手段83によって車両の停止が検出されたとき、その車両が停止し続ける時間を予め予測する車両停止時間予測手段を更に設け、例えば図5のS502とS503の間で、予測した車両停止時間を検出し、この予測手段による車両停止時間の予測結果も加味して、再生方法選択手段において、予め登録された再生方法を選択するように構成すれば、その予測結果の期間、予め登録された再生方法で記録された映像、音声を再生することができ、より多くのきめ細かな再生パターンを事前に設定でき、ユーザにとって有用なものになる。
本発明は、コンテンツ種別や車両の走行、停止に応じて予め登録された最適の再生方法で予め記録された映像、音声を再生することができ、例えばカーオーディオ装置やカーナビゲーション装置などにユーザにとって有用なものである。
本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置の概略構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置を構成する制御部の主な機能を表した説明図 本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置において使用する再生パターンテーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置において使用する再生パターン再生方法変換テーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態における車載用テレビ記録再生装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 テレビ受信部
2 映像音声記録部
3 走行監視部
4 映像表示部
5 音声出力部
6 メモリ
7 操作部
8 制御部
81 映像音声処理手段
82 コンテンツ記録再生手段
83 走行監視手段
84 コンテンツ種別検出手段
85 再生方法選択手段
86 再生制御手段

Claims (6)

  1. 映像音声コンテンツの種別に関する情報を含むテレビ放送を受信するテレビ受信手段と、前記テレビ受信手段で受信した前記テレビ放送の前記映像音声コンテンツを記録する一方で、既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生可能な記録再生手段と、車両の走行状態を監視する走行監視手段と、前記映像音声コンテンツの種別を検出するコンテンツ種別検出手段と、前記走行監視手段の監視結果と前記コンテンツ種別検出手段の検出結果の少なくともいずれか一方の結果に基づいて、予め登録した再生方法を選択する再生方法選択手段と、前記車両の走行中は前記テレビ放送の映像の表示を禁止しながら前記映像音声コンテンツの記録を行い、前記車両の停車中は、前記映像音声コンテンツの記録を行いながら、前記再生方法選択手段により選択された再生方法で既に記録されている前記映像音声コンテンツを再生するように前記記録再生手段を制御する再生制御手段とを備えたことを特徴とする車載用テレビ記録再生装置。
  2. 前記記録再生手段は、前記テレビ受信手段で受信した前記テレビ放送の前記映像音声コンテンツを前記映像音声コンテンツと同時に受信する前記映像音声コンテンツの種別と関連付けて記録することを特徴とする請求項1記載の車載用テレビ記録再生装置。
  3. 前記再生方法選択手段は、予め登録された前記テレビ放送と同期した状態で再生する第1の再生方法、所定位置まで巻き戻し後通常の速度で再生する第2の再生方法、前記所定位置まで巻き戻し後前記通常の速度より早い速度で再生する第3の再生方法、および再生しない第4の再生方法の中から1つを選択することを特徴とする請求項1記載の車載用テレビ記録再生装置。
  4. 前記映像音声コンテンツの種別は番組情報に含まれ、前記番組情報は前記テレビ放送に含まれることを特徴とする請求項1記載の車載用テレビ記録再生装置。
  5. 前記再生方法選択手段は、映像、音声に関して、前記第1ないし前記第4の再生方法の4つの組み合わせである合計16個の再生パターンの中から1つを選択することを特徴とする請求項3記載の車載用テレビ記録再生装置。
  6. 前記走行監視手段によって車両の走行停止が検出されたとき、その車両が停止し続ける時間を予め予測する車両停止時間予測手段を更に備え、前記再生方法選択手段が、前記走行監視手段の監視結果、前記コンテンツ種別検出手段の検出結果、前記停止時間予測手段の予測結果の中から少なくともいずれかひとつの結果に基づいて、予め登録された前記再生方法を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車載用テレビ記録再生装置。

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