JP2005196366A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置において画像処理を効率的に行う。
【解決手段】 画像処理装置は、少なくとも画像処理するための第1のハードウエア機構を有し、更に所定の画像処理を専用に行うための第2のハードウエア機構を有することがある。クライアント装置から少なくとも第2のハードウエア機構による画像処理命令と該画像処理命令により処理される画像データを有するモバイルエージェントが送信されると(S1)、モバイルエージェントを解釈実行し(S2)、第2のハードウエア機構の存否を検出する(S3)。第2のハードウエア機構が存在するとき、該機構により画像処理を行い、かつモバイルエージェントをクライアント装置に送信し(S4)、又は第2のハードウエア機構が存在しないとき、第1のハードウエア機構により画像処理することなく、モバイルエージェントを他の画像処理装置を探し(S5)、送信する(S6)。
【選択図】 図5
【解決手段】 画像処理装置は、少なくとも画像処理するための第1のハードウエア機構を有し、更に所定の画像処理を専用に行うための第2のハードウエア機構を有することがある。クライアント装置から少なくとも第2のハードウエア機構による画像処理命令と該画像処理命令により処理される画像データを有するモバイルエージェントが送信されると(S1)、モバイルエージェントを解釈実行し(S2)、第2のハードウエア機構の存否を検出する(S3)。第2のハードウエア機構が存在するとき、該機構により画像処理を行い、かつモバイルエージェントをクライアント装置に送信し(S4)、又は第2のハードウエア機構が存在しないとき、第1のハードウエア機構により画像処理することなく、モバイルエージェントを他の画像処理装置を探し(S5)、送信する(S6)。
【選択図】 図5
Description
本発明は、クライアント装置の要求により画像処理可能な装置であって、汎用の画像処理手段のみ、又は汎用の画像処理手段と所定の画像処理を専用に行う画像処理手段とを有する画像処理装置及びプログラムに関する。
従来、プリンタ、スキャナ、デジタル複写機等の事務用機器をLAN、イーサネット(登録商標)等のネットワークを接続し、クライアント装置である複数のコンピュータにより共有装置として使用することが行われている。このような使用形態は、事務用機器による処理の間中常にネットワークの持続を確保しなければならないことからトラフィック上の問題を生起することになり、この問題点を解決する発明として、ネットワークに接続可能な画像処理装置において、画像処理部の動作を制御する命令列とその実行に必要なデータとからなるモバイルエージェントを任意のクライアント装置から受信する手段と、該モバイルエージェントを復号化する手段と、復号化された命令列の解釈実行を行う手段とを備え、この手段により前記命令列を解釈・実行することにより復号化されたモバイルエージェントに含まれるデータに基き画像処理部による画像処理を実行させる発明が公知である(特許文献1参照)。
特開平11-282684号公報
近年、ネットワークに接続されたデジタル複写機を複数のクライアント装置により共有して使用する場合に、前記トラフィック上の問題を解決しつつデジタル複写機による処理を出来るだけ効率的に早く行いたいという要請が強い。
しかしながら、上述の画像処理装置においては、画像処理を効率的に行うことは配慮していないので、当該画像処理装置自身が、ハイスピード処理が可能な機種でない限り画像処理を早く行うことはできなかった。そこで本発明は、画像処理装置において画像処理を効率的に早く行うことを目的とする。
請求項1の発明は、クライアント装置の要求により画像処理可能な装置であって、第1の画像処理手段のみ、又は前記第1の画像処理手段と所定の画像処理を専用に行う第2の画像処理手段とを有する画像処理装置において、少なくとも第2の画像処理手段による画像処理命令と該画像処理命令により処理される画像データを有するモバイルエージェントを受信する手段と、モバイルエージェントを解釈する手段と、解釈に基き第2の画像処理手段を検出する手段と、検出結果に基き第2の画像処理手段により画像処理し、かつモバイルエージェントをクライアント装置に送信するように制御し、又は検出結果に基き第1の画像処理手段により画像処理することなく、モバイルエージェントを他の画像処理装置に送信するように制御する手段と、モバイルエージェントをクライアント装置又は他の画像処理装置に送信する手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、モバイルエージェントに画像処理装置の移動履歴回数を付与する手段を備え、前記制御手段は、前記移動履歴回数に応じて第1の処理手段により画像処理し、該モバイルエージェントをクライアント装置に送信するように制御することを特徴とする画像処理装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置において、前記モバイルエージェントを受信する手段は、画像処理命令により処理される画像データのデータ量に応じて画像データを分割して保持する当該モバイルエージェントの複製を作成する処理命令と、作成されたモバイルエージェントを当該モバイルエージェントと異なる画像処理装置に送信する処理命令を含むモバイルエージェントを受信することを特徴とする画像処理装置である。
請求項4の発明は、画像処理装置のコンピュータを、第1の画像処理手段のみ、又は前記第1の画像処理手段と所定の画像処理を専用に行う第2の画像処理手段により画像処理する手段、少なくとも第2の処理手段による画像処理命令と該画像処理命令により処理される画像データを有するモバイルエージェントを受信する手段、モバイルエージェントを解釈実行する手段、解釈実行に基き第2の処理手段を検出する手段、検出結果に基き第2の処理手段により画像処理し、かつモバイルエージェントをクライアント装置に送信するように制御し、又は検出結果に基き第1の処理手段により画像処理を制御することなく、モバイルエージェントを他の画像処理装置に送信するように制御する手段、モバイルエージェントをクライアント装置又は他の画像処理装置に送信する手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1乃至3に対応する効果:画像処理装置において画像処理を効率的に早く行うことができる。
請求項4に対応する効果:汎用の画像処理装置を容易に前記効果を奏する画像処理装置として機能させることができる。
請求項4に対応する効果:汎用の画像処理装置を容易に前記効果を奏する画像処理装置として機能させることができる。
図1は、本発明が適用される画像処理装置を含む画像処理ネットワークシステムの構成図である。図1において、100はクライアントパソコン、200はデジタル複写機、300はプリンタ、そして400はこれら各装置を接続するLANである。クライアントパソコン100は、LAN400に複数接続されることが多く、これらクライアントパソコン100はデジタル複写機200及び・又はプリンタ300を共有装置として使用する。このときクライアントパソコン100は、後述するモバイルエージェントを生成し、LAN400を介して例えばデジタル複写機200に送信する。このモバイルエージェントはデジタル複写機200において所定の動作を行い、その終了後さらに指示された例えばプリンタ300に送信され、前記所定の動作と同じ動作を行い、その終了後にクライアントパソコン100に送信される。
図2は、モバイルエージェントの動作状態を示す図であり、図中、クライアントパソコン100において、モバイルエージェント1が生成される。このモバイルエージェント1はLAN400を介してデジタル複写機200に送信される(図2の矢印a)。デジタル複写機200は例えば複写機に利用頻度を提供する機能A、複写用紙の使用量を提供する機能B、用紙ジャムの発生回数を提供する機能C等の機能を提供する。従ってモバイルエージェント1は、自分が有しているプログラムにより例えば複写機の利用頻度を取得するように命令されている場合においては、前記機能Aにより提供されている利用頻度を取得し(図2の矢印b)、クライアントパソコン100に戻る(図2の矢印c)、又はプリンタ300に転送される(図2の矢印d)。複写用紙の使用量や用紙ジャムの発生回数等を取得する場合も同様である。
図3は、このような動作を行うためのデジタル複写機におけるソフトウエアの構成を示す図である。図3において、デジタル複写機200のCPU、ROM、RAM等からなるハードウエア上にオペレーティングシステム2が搭載されており、このオペレーティングシステム2により、画像形成動作を行うための各種ネイティブアプリケーション3、モバイルエージェントの動作制御を行うためのJava(登録商標)(登録商標)仮想マシン4が管理制御されている。Java(登録商標)仮想マシン4によりJava(登録商標)アプリケーション6が動作するが、Java(登録商標)アプリケーション自体は本発明と直接関係がないので内容説明は省略する。
モバイルエージェントフレームワーク5は、後述するモバイルエージェント1をあるネットワークノードから他のネットワークノードの移動させ、また当該ネットワークノードにおいて当該モバイルエージェント1に記述された命令を実行させるために、モバイルエージェント1とJava(登録商標)仮想マシン4との仲立ちをする。ここでネットワークのノードは、LAN400上でモバイルエージェント1の伝送機能を有するデジタル複写機、プリンタ等の画像処理装置である。
モバイルエージェント1は、ソフトウエアを構成する画像処理モジュール部分と画像処理に係る画像データ部分とからなる。画像処理モジュール部分には、あるネットワークノードから他のネットワークノードへの移動を意味する「移動」を呼出す命令が含まれている。Java(登録商標)仮想マシン4は、画像モジュール部分の解釈実行中に「移動」を検出すると、「移動」の引数に指定されたノードに当該モバイルエージェント1を移動(送信)させる。また画像処理モジュール部分には、当該デジタル複写機等が提供する機能を処理する命令が含まれるので、この命令に従って提供機能の処理を実行する。
本発明の実施形態では、モバイルエージェント1は、画像処理の専用ハードウエアによる画像処理が可能なノードを求めてノード間を移動する。
ノード(デジタル複写機200)は、スキャナ装置で読取った画像のデータをいくつかのブロックに分け、画像を空間周波数列に分解し、画像の印象として重要な低周波数部分を残し、圧縮率に応じて高周波部分を切捨てて圧縮するJPEG処理を行うことがある。このとき、少なくともデジタル複写機200のメインコントローラのCPU及びメモリ(半導体メモリと磁気メモリ)等からなる通常のハードウエアを使用してJPEG処理が可能であり、更にその上に専用のCPUを含むJPEG処理専用のハードウエアを別途備えることにより、この専用ハードウエアを用いて処理可能な場合がある。
ノード(デジタル複写機200)は、スキャナ装置で読取った画像のデータをいくつかのブロックに分け、画像を空間周波数列に分解し、画像の印象として重要な低周波数部分を残し、圧縮率に応じて高周波部分を切捨てて圧縮するJPEG処理を行うことがある。このとき、少なくともデジタル複写機200のメインコントローラのCPU及びメモリ(半導体メモリと磁気メモリ)等からなる通常のハードウエアを使用してJPEG処理が可能であり、更にその上に専用のCPUを含むJPEG処理専用のハードウエアを別途備えることにより、この専用ハードウエアを用いて処理可能な場合がある。
デジタル複写機200は必ず通常のハードウエアかJPEG処理専用のハードウエアのいずれかによりJPEG処理が可能になっており、いずれによっても同じ圧縮結果が得られるが、専用のハードウエアを用いる方が処理効率はよく短時間でのJPEG処理が可能である。
図4は、本発明の実施形態に係る画像処理モバイルエージェントをクラス図により説明する図である。図4を参照してこのモバイルエージェントについて説明する。
モバイルエージェント1は、クライアントパソコン300で作成された画像データ11とモバイルエージェント1が専用のハードウエアによる処理の問合せ回数(問合せ回数については図6で後述する)を取得する処理(モバイルエージェント)12、及び画像処理モジュールの実体を取得する処理(画像処理モジュール)13から構成される。
モバイルエージェント1は、クライアントパソコン300で作成された画像データ11とモバイルエージェント1が専用のハードウエアによる処理の問合せ回数(問合せ回数については図6で後述する)を取得する処理(モバイルエージェント)12、及び画像処理モジュールの実体を取得する処理(画像処理モジュール)13から構成される。
画像処理モジュール13は、抽象化されてデジタル複写機200側に実装されている処理であり、画像データを処理する処理、モジュール(処理)の実体を取得する処理、専用ハードウエアによる処理の真偽を求める処理を含む。モバイルエージェント1が実行されることにより画像処理モジュール13の処理が実行され、専用ハードウエアによる処理の真偽が判断される。この判断結果により、専用のハードウエアを備えている場合は、ハードウエア画像処理モジュール13aを、画像処理専用のハードウエアを備えておらず、デジタル複写機200のメインコントローラのCPU及びメモリ(半導体メモリと磁気メモリ)による処理機能を使用して処理を行う場合は、ソフトウエア画像処理モジュール13bを取得し、このいずれかにより処理が行われる。処理の実体としては上述したように、デジタル複写機200が提供する、例えば複写機に利用頻度、複写用紙の使用量、用紙ジャムの発生回数などである。
(実施形態1)本実施形態ではモバイルエージェント1は、画像処理専用ハードウエアによる処理が可能なノードを求めてノード間を移動する。
図5は、モバイルエージェントが画像処理専用ハードウエアによる処理が可能なノードを求めてノード間を移動する処理のフロー図である。
図5において、デジタル複写機200はクライアントパソコン100からモバイルエージェント1が送信されると(S1)、モバイルエージェント1はモバイルエージェントフレームワーク24により実行される(S2)。モバイルエージェント1は画像処理モジュール13のハードウエアの真偽処理を呼出し、専用ハードウエアによる処理機能を備えているか否かを判断する(S3)。専用ハードウエアによる処理機能を備えている場合においては(S3,YES)、専用ハードウエアにより画像処理を行い(S4)、この処理を終了する。専用ハードウエアによる処理機能を備えていない場合においては(S3,NO)、ネットワーク上の他のノードを検索し(S5)、他のノードに自らのモバイルエージェント1を送信し(S6)、送信先ノードのモバイルエージェントフレームワークによる処理を行う。
図5は、モバイルエージェントが画像処理専用ハードウエアによる処理が可能なノードを求めてノード間を移動する処理のフロー図である。
図5において、デジタル複写機200はクライアントパソコン100からモバイルエージェント1が送信されると(S1)、モバイルエージェント1はモバイルエージェントフレームワーク24により実行される(S2)。モバイルエージェント1は画像処理モジュール13のハードウエアの真偽処理を呼出し、専用ハードウエアによる処理機能を備えているか否かを判断する(S3)。専用ハードウエアによる処理機能を備えている場合においては(S3,YES)、専用ハードウエアにより画像処理を行い(S4)、この処理を終了する。専用ハードウエアによる処理機能を備えていない場合においては(S3,NO)、ネットワーク上の他のノードを検索し(S5)、他のノードに自らのモバイルエージェント1を送信し(S6)、送信先ノードのモバイルエージェントフレームワークによる処理を行う。
本実施形態によれば、複数のデジタル複写機が存在するネットワーク上で画像処理専用のハードウエアを備える装置のみで画像処理することで処理を効率化することができる。
(実施形態2)本実施形態では、モバイルエージェント1は所定の回数だけ専用ハードウエアによる処理が可能なノードを求めてノード間を移動する。
図6は、モバイルエージェントが所定回数だけ専用ハードウエアによる処理可能なノードを求めてノード間を移動する処理のフロー図である。
図6において、モバイルエージェント1はクライアントパソコン100で作成され(S11)、このとき専用ハードウエアの検索回数nはゼロ(n=0)にセットされる(S12)。そしてネットワークを介して送信され(S13)、デジタル複写機で受信され(S14)、そのモバイルエージェントフレームワーク5により実行される(S15)。つまりモバイルエージェント1は画像処理モジュール13の専用ハードウエアの真偽処理を呼出し、ハードウエアによる処理機能を備えているか否かを判断する(S16)。専用ハードウエアによる処理機能を備えているときは(S16,YES)、専用ハードウエアにより画像処理を行い(S17)、この処理を終了する。専用ハードウエアによる処理機能を備えていない場合においては(S16,NO)、専用ハードウエアの検索履歴回数を1加算し(S18)、その結果の数nが所定数以上か否かを判断する(S19)。所定数以上でないとき(S19,NO)、ネットワーク上の他のノードを検索し(S20)、他のノードに自らのモバイルエージェント1を送信し(S21)、送信先ノードのモバイルエージェントフレームワークで上述の処理手順を繰返す。ステップS19において、専用ハードウエアの検索履歴回数nが所定数以上のときは(S19,YES)、通常の画像処理ハードウエアでソフトウエア画像処理13bを行い(S17)、処理を終了する。
図6は、モバイルエージェントが所定回数だけ専用ハードウエアによる処理可能なノードを求めてノード間を移動する処理のフロー図である。
図6において、モバイルエージェント1はクライアントパソコン100で作成され(S11)、このとき専用ハードウエアの検索回数nはゼロ(n=0)にセットされる(S12)。そしてネットワークを介して送信され(S13)、デジタル複写機で受信され(S14)、そのモバイルエージェントフレームワーク5により実行される(S15)。つまりモバイルエージェント1は画像処理モジュール13の専用ハードウエアの真偽処理を呼出し、ハードウエアによる処理機能を備えているか否かを判断する(S16)。専用ハードウエアによる処理機能を備えているときは(S16,YES)、専用ハードウエアにより画像処理を行い(S17)、この処理を終了する。専用ハードウエアによる処理機能を備えていない場合においては(S16,NO)、専用ハードウエアの検索履歴回数を1加算し(S18)、その結果の数nが所定数以上か否かを判断する(S19)。所定数以上でないとき(S19,NO)、ネットワーク上の他のノードを検索し(S20)、他のノードに自らのモバイルエージェント1を送信し(S21)、送信先ノードのモバイルエージェントフレームワークで上述の処理手順を繰返す。ステップS19において、専用ハードウエアの検索履歴回数nが所定数以上のときは(S19,YES)、通常の画像処理ハードウエアでソフトウエア画像処理13bを行い(S17)、処理を終了する。
本実施形態によれば、モバイルエージェント1の移動先々のデジタル複写機が専用ハードウエアによる画像処理機能を備えていない場合においても、所定回数の移動が終了した時点で通常のハードウエアでソフトウエアによる画像処理が行われるので、画像処理が所定時間以上遅れることはなくなる。
(実施形態3)本実施形態では、複数の画像データを有するモバイルエージェント1は、自分自身が複数の画像データを保持していることを検出すると、自分と同じ画像処理機能のモバイルエージェント1’を作成し、自分が保持している画像データの一部をモバイルエージェント1’に譲渡し、モバイルエージェント1と作成したモバイルエージェント1’は別々に動作する。
図7は、複数の画像データを有するモバイルエージェント1が自分と同じ画像処理機能のモバイルエージェント1’を作成しそれぞれ別々に行動する処理のフロー図である。
図7において、クライアントパソコン100でモバイルエージェント1の作成が開始されると、モバイルエージェント1が複数の画像データを保持しているか否かを判断し(S31)、複数の画像データを保持している場合においては、保持している画像データの一部を持たせ、モバイルエージェント1のコピーであるモバイルエージェント1’を作成する(S32)。このとき専用ハードウエアの検索回数nはゼロ(n=0)にセットされたものとして作成する。そしてモバイルエージェント1’を、ネットワークを介して別のデジタル複写機に送信し(S33)、モバイルエージェント1自身は前記別のデジタル複写機とは異なる指示されたデジタル複写機に移動、受信され、その後は図6で述べたステップS15乃至ステップS21の処理を実施する(S34)。一方、別のデジタル複写機に送信されたモバイルエージェント1’も当該デジタル複写機において、図6のステップS15乃至ステップS21の処理を実施する(S34)。
図7において、クライアントパソコン100でモバイルエージェント1の作成が開始されると、モバイルエージェント1が複数の画像データを保持しているか否かを判断し(S31)、複数の画像データを保持している場合においては、保持している画像データの一部を持たせ、モバイルエージェント1のコピーであるモバイルエージェント1’を作成する(S32)。このとき専用ハードウエアの検索回数nはゼロ(n=0)にセットされたものとして作成する。そしてモバイルエージェント1’を、ネットワークを介して別のデジタル複写機に送信し(S33)、モバイルエージェント1自身は前記別のデジタル複写機とは異なる指示されたデジタル複写機に移動、受信され、その後は図6で述べたステップS15乃至ステップS21の処理を実施する(S34)。一方、別のデジタル複写機に送信されたモバイルエージェント1’も当該デジタル複写機において、図6のステップS15乃至ステップS21の処理を実施する(S34)。
本実施形態によれば、モバイルエージェント1は、複数の画像データを保持しているとき処理機能が自分と同じモバイルエージェント1’を作成し、このモバイルエージェント2に画像データの一部を譲渡し、モバイルエージェント1と1’により別々のデジタル複写機で画像処理するので、画像処理を効率よく行うことができる。
以上述べた画像処理を実行するために、前記処理手順を汎用のプログラム言語によりコンピュータプログラムとして記述し、かつ、このプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM、DVD-ROM、MO等の任意の記録媒体に記録し、これを画像処理装置に読取らせることで本発明に係る画像処理を容易に実行することができる。本プログラムは、記録媒体に記録する以外に、インターネット、イントラネット等の任意のネットワークを介して、画像処理装置のコンピュータに直接読取らせることも可能である。
以上のように本発明に係る画像処理装置は、モバイルエージェントを使用する画像処理装置として有用であり、特にネットワークを介して多くのクライアント装置が共有して使用する画像処理装置に適している。
1・・モバイルエージェント、2・・オペレーティングシステム、3・・ネイティブアプリケーション、4・・Java(登録商標)仮想マシン、5・・モバイルエージェントフレームワーク、100・・クライアントパソコン、200・・デジタル複写機、300・・プリンタ、400・・LAN。
Claims (4)
- クライアント装置の要求により画像処理可能な装置であって、第1の画像処理手段のみ、又は前記第1の画像処理手段と所定の画像処理を専用に行う第2の画像処理手段とを有する画像処理装置において、
少なくとも第2の画像処理手段による画像処理命令と該画像処理命令により処理される画像データを有するモバイルエージェントを受信する手段と、
モバイルエージェントを解釈する手段と、
解釈に基き第2の画像処理手段を検出する手段と、
検出結果に基き第2の画像処理手段により画像処理し、かつモバイルエージェントをクライアント装置に送信するように制御し、又は検出結果に基き第1の画像処理手段により画像処理することなく、モバイルエージェントを他の画像処理装置に送信するように制御する手段と、
モバイルエージェントをクライアント装置又は他の画像処理装置に送信する手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、モバイルエージェントに画像処理装置の移動履歴回数を付与する手段を備え、前記制御手段は、前記移動履歴回数に応じて第1の処理手段により画像処理し、該モバイルエージェントをクライアント装置に送信するように制御することを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1又は2記載の画像処理装置において、
前記モバイルエージェントを受信する手段は、画像処理命令により処理される画像データのデータ量に応じて画像データを分割して保持する当該モバイルエージェントの複製を作成する処理命令と、作成されたモバイルエージェントを当該モバイルエージェントと異なる画像処理装置に送信する処理命令を含むモバイルエージェントを受信することを特徴とする画像処理装置。 - 画像処理装置のコンピュータを、
第1の画像処理手段のみ、又は前記第1の画像処理手段と所定の画像処理を専用に行う第2の画像処理手段により画像処理する手段、
少なくとも第2の処理手段による画像処理命令と該画像処理命令により処理される画像データを有するモバイルエージェントを受信する手段、
モバイルエージェントを解釈実行する手段、
解釈実行に基き第2の処理手段を検出する手段、
検出結果に基き第2の処理手段により画像処理し、かつモバイルエージェントをクライアント装置に送信するように制御し、又は検出結果に基き第1の処理手段により画像処理を制御することなく、モバイルエージェントを他の画像処理装置に送信するように制御する手段、
モバイルエージェントをクライアント装置又は他の画像処理装置に送信する手段、
として機能させるためのプログラム。
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