JP2005130187A - 移動通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子メールの送信宛先を自動選出する手段を備えた移動通信端末において、その送信宛先の選出に可能な限り利用者の意思を反映させる。
【解決手段】 無線通信を行う無線通信部18と、現在地を測位して現在地情報を生成する位置情報検出部16と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するデータ記憶部15とを有する移動通信端末1において、CPU10が、データ記憶部15に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末の現在地を示す宛先現在地情報を無線通信部18に受信させ、その受信した宛先現在地情報と、位置情報検出部16により生成された現在地情報とにより、送信宛先端末までの区間距離を算出し、算出された区間距離の短い順に電子メールの送信宛先を選出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定の要件にしたがい、電子メールの送信宛先を自動選出する手段を備えた移動通信端末に関する。
従来から、携帯電話機、PHS(Personal Handy Phone System)等の移動通信端末には、他の移動通信端末と基地局を介して行われる移動通信機能のほか、GPS(Global Positioning System)により現在地を求める機能や、電子メールの送受信機能を有することがある。この種の移動通信端末に関して、従来、GPSにより求めた現在地に応じ、その現在地に関する種々の情報を、インターネット経由で取得する機能を有するものがあった(例えば、特許文献1参照)。また、着信回数に応じて選出された相手先に、利用者が電話をかけたり、電子メールを送信可能にするため、着信回数の多い順に相手先を表示する機能を有する移動通信端末があった。
特開2001−264101号公報
しかし、着信回数は移動通信端末の利用状況を反映してはいるが、相手先からの発信に起因しているから、利用者の意思が反映されていることは少ない。そのため、移動通信端末が着信回数に応じて相手先を選出しても、その相手先は、必ずしも利用者が必要としているとは限らないことが予想される。例えば、利用者が誰かに会いたいとの意思から、実際に会うことを前提に連絡をとろうとするときは、その相手先との距離が近い方が望ましいところ、その相手先からの着信回数が必ずしも多いとは限らない(着信回数が少なく選出されないこともある)。また、相手先からの着信があっても応答しないときは、利用者が通話や電子メールの送受信を望まないと考えられるが、着信回数が多いと、従来の移動通信端末では、このような相手先が優先して表示されてしまうため、利用者の意思が反映されにくくなっていた。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、電子メールの送信宛先を自動選出する手段を備えた移動通信端末において、その送信宛先の選出に可能な限り利用者の意思を反映させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、無線通信を行う無線通信手段と、現在地を測位し、その現在地を示す現在地情報を生成する測位手段と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段とを有する移動通信端末であって、アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末の現在地を示す宛先現在地情報を無線通信手段に受信させる受信制御手段と、無線通信手段により受信した宛先現在地情報と、測位手段により生成された現在地情報とにより、送信宛先端末までの区間距離を算出する手段と、その手段により算出された区間距離の短い順に電子メールの送信宛先を選出する宛先選出手段とを有する移動通信端末を特徴とする。
この移動通信端末では、送信宛先端末までの区間距離の短い順に電子メールの送信宛先が自動的に選出されるから、近くにいる送信宛先端末に優先的に電子メールを送信することができる。
上記移動通信端末は、測位手段により生成された現在地情報と、宛先現在地情報とをそれぞれに対応する区間距離とともに記憶する手段を更に有することが好ましい。
この場合、移動通信端末は、各送信宛先端末の現在地をそれぞれの区間距離とともに管理することができる。
そして、本発明は無線通信を行う無線通信手段と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段とを有する移動通信端末であって、アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末との通信履歴に基づく接続率を含む接続率情報を無線通信手段に受信させる受信制御手段と無線通信手段により受信した接続率情報に基づき、接続率の高い順に電子メールの送信宛先を選出する宛先選出手段とを有する移動通信端末を提供する。
この移動通信端末は、接続率が高くて通話可能になる確率の高い送信宛先端末を優先的に電子メールを送信することができる。
また、本発明は、無線通信を行う無線通信手段と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段と、電話または電子メールによる通信履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段とを有する移動通信端末であって、履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報により、電話または電子メールの発信回数と通話回数とを、アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末毎に算出する回数算出手段と、その回数算出手段により算出された通話回数および電話の発信回数により、各送信宛先端末の接続率を算出する接続率算出手段と、その手段により算出された接続率の高い順に電子メールの送信宛先を選出する宛先選出手段とを有する移動通信端末を提供する。
この移動通信端末も、接続率が高くて通話可能になる確率の高い送信宛先端末を優先的に電子メールを送信することができる。
また、接続率が、各曜日の各時間帯毎に算出されていることが好ましい。こうすると、移動通信端末では、現在日時に対応する接続率に応じて送信宛先の選出を行うことができる。
さらに、履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報により、発着回数をアドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末毎に算出する発着回数算出手段を更に有し、宛先選出手段が、発着回数算出手段により算出された発着回数を用いて送信宛先を選出することもできる。
この移動通信端末では、発着回数を加味して送信宛先の選出を行える。
以上詳述したように、本発明によれば、電子メールの送信相手先を自動選出するときに、可能な限り利用者の意思を反映させることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明に係る移動通信端末1と、移動通信端末1の電話による通話または電子メールの送信宛先となる移動通信端末(以下この移動通信端末を「送信宛先端末」という)として作動する移動通信端末2,3・・・nを含んで構成される移動通信システムの構成図である。
移動通信端末1は図示しない制御局の管理下にある一斉呼出エリア29内に設置された基地局30,50がカバーするそれぞれの無線ゾーンに在圏している移動通信端末2,3,4と、移動通信端末5・・・nとともに移動通信システムを構成している。移動通信端末1と、移動通信端末2,3,4,5・・・nとは、基地局30,50と無線通信を行い、互いに音声による通話または電子メールの送受信を行う。
移動通信端末1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、操作入力部13、液晶表示部14を有している。また、移動通信端末1は、データ記憶部15、位置情報検出部16、通信制御部17、無線通信部18を有している。
CPU10は、ROM11に記憶されているプログラムにしたがって作動し、移動通信端末1全体の動作制御を司り、本発明の特徴とする各手段として作動する。ROM11はCPU10が実行するプログラムを記憶する。例えば、ROM11には、移動通信端末1が互いに無線通信を行うための通信制御プログラムや電子メールの送受信を制御するメール通信制御プログラムが記憶されている。RAM12には、CPU10によるプログラムの実行に必要なデータが記憶されている。
操作入力部13は複数の操作入力ボタンを有し、各操作入力ボタンの入力操作により入力されたデータをCPU10に入力する。例えば、操作入力部13は複数の文字入力ボタン、発信ボタン、着信ボタン、電子メールの送信ボタン、現在地確認ボタンなどを有している。液晶表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)とその駆動部を有し、後述する送信宛先を含む文字、図形、記号などの画像表示を行う画像表示手段である。例えば、通話相手の電話番号や、電子メールの送信アドレス、現在時刻、着信履歴、受信メール、待受画像等を表示する。
データ記憶部15は、図4に示すように、アドレス登録部15aを有し、そのほか、現在地記憶部20、接続率記憶部21、通信履歴記憶部22、ポイント換算テーブル23およびポイント記憶部24が設けられ、それぞれに次のような内容のデータが記憶(または登録)されるようになっている。
アドレス登録部15aは、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段であって、ここには、送信宛先端末、すなわち、移動通信端末2,3,4,5を含むn台(複数)の移動通信端末のアドレス情報が登録されている。
現在地記憶部20は移動通信端末1の現在地を示す現在地情報と、各送信宛先端末の現在地を示す宛先現在地情報とを、それぞれに対応する区間距離(すなわち、移動通信端末1と各送信宛先端末との間の距離)とともに記憶する手段であって、図5に示すように現在地情報20aと、宛先現在地情報20bとが関連付けて記憶されている。そして、現在地情報20aには位置情報検出部16により求められた移動通信端末1の緯度および経度が記憶されるようになっている。また、宛先現在地情報20bには各送信宛先端末の緯度および経度と、移動通信端末1と各送信宛先端末との区間距離が識別コードにより区分けされて記憶され、その識別コードにより、各送信宛先端末を特定できるようになっている。
接続率記憶部21は、移動通信端末1からみた各送信宛先端末への接続率を記憶する手段であって、図6に示すように識別コード21aと、接続率21bとが関連付けて記憶されている。そして、接続率21bには、各曜日(日曜日〜土曜日まで)における各時間帯(例えば、0時〜24時までの1時間単位)における接続率が記憶されるようになっている。なお、接続率については後述する。
通信履歴記憶部22は、移動通信端末1と各送信宛先端末との通信の履歴を記憶する手段であって、移動通信端末1から各送信宛先端末への電話による発信履歴、電子メールの送信履歴、移動通信端末1における各送信宛先端末からの電話の着信履歴および電子メールの受信履歴が記憶されている。
ポイント換算テーブル23は、図7に示すように、ポイント換算項目23aとポイント23bとが関連付けて記憶されている。そして、ポイント換算項目23aには、3つのポイント換算項目(区間距離、通話可否、発着回数)それぞれについて、付与すべきポイントを管理するため、区間距離23cと、通話可否23dおよび発着回数23eの3つの項目が設けられている。ポイント23bには、各項目について、所定のランク分けがなされたポイントが登録されている。区間距離については、短い順にポイントが高く設定され、通話可否は後述する接続率の高い順にポイントが高く設定され、発着回数は多い順にポイントが高く設定されている。
ポイント記憶部24は、換算された各項目単位のポイントと、識別コード毎(送信宛先端末毎)の合計ポイントを、それぞれの順位とともに記憶するファイルであって、図9に示すように、識別コード24aと、ポイントエリア24bおよび順位24cが関連付けて記憶されている。
次に、位置情報検出部16は、移動通信端末1の現在地情報を生成する測位手段であって、GPSアンテナ16aにより、GPS衛星40(図1参照)からの無線信号によるGPS情報を受信し、その受信したGPS情報から、移動通信端末1の現在地を示す緯度および経度を求める。また、位置情報検出部16は、CPU10の指示にしたがい作動してデータ記憶部15にアクセスし、その求めた緯度および経度を移動通信端末1の現在地情報として、現在地記憶部20の現在地情報20aのエリアに記憶させる。
通信制御部17は、CPU10の指示を受けて作動し、基地局30,50と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。無線通信部18は通信制御部17の制御にしたがい、無線によるデータの送受信を実行する無線通信手段である。すなわち、基地局30,50に送信すべき情報(音声または電子メール)を移動体通信網で扱われる信号に変換した後、電波に重畳してアンテナ11aから送信する一方、基地局30,50からアンテナ11aを介して電波を受信し、その受信した電波に重畳されている信号から情報を取り出す。
基地局30は、図3に示すようにCPU31、ROM32、RAM33、データ記憶部34、通信制御部35および無線通信部36を有している。CPU31は、ROM32に記憶されているプログラムにしたがって作動し、基地局30全体の動作制御を司る。ROM32はCPU31が実行するプログラムを記憶し、RAM33は、CPU31によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。データ記憶部34は、上述の現在地記憶部20と同様に移動通信端末の現在地情報を記憶する現在地記憶部34aと、上述の接続率記憶部21と同様に接続率を記憶部する接続率記憶部34bを有している。現在地記憶部34aは、図8に示すように、識別コードと、現在地情報とが関連付けて記憶され、移動通信端末1の通信相手となる各送信宛先端末の緯度および経度が記憶されるようになっている。なお、基地局50は、基地局30と同じ構成を有するので詳しい説明を省略する。
次に、以上の構成を有する移動通信システムの動作内容ついて、操作者の操作手順と、移動通信端末1の動作手順とに分けて説明する。図10は、移動通信端末1における操作者の操作手順を示すフローチャートである。図11は、図10に対応して行われる移動通信端末1の動作手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、操作者は、移動通信端末1において、本発明の特徴とする送信宛先の自動選出機能を用いて電子メールの送信宛先を自動的に選出するときは、まず、ステップ1において、操作入力部13を操作して、図12に示す現在地確認ボタン13aを押下げし、続くステップ2で、図13に示すように、液晶表示部14内に設けられたコメントボタン14aの入力(選択)を行う。操作者は、このコメントボタン14aの入力を行うことにより、コメント記入が可能となる。そして続くステップ3で、操作者は操作入力部13を操作して相手に伝達しようとするコメント(電子メールのメッセージ)を入力する。
さらに、ステップ4で操作者は、液晶表示部14内に設けられた送信宛先選出ボタン14bの入力を行い、移動通信端末1に対して、送信宛先の自動選出を行うように指示を行う。そして、ステップ5に進み、送信宛先の自動選出を行うための宛先選択条件を入力し、さらに続くステップ6で、リストアップすべき送信宛先の表示件数を入力する。また、ステップ7では、図14に示す修正ボタン14fを入力して表示された送信宛先から不要な送信宛先の削除および/または別の送信宛先の追加を必要に応じて行い(追加の場合は追加ボタン14hを入力する)、ステップ8で送信ボタン14eを入力すると、自動選出された送信宛先に電子メールを送信することができる。
一方、移動通信端末1では、上述の操作者の操作を受けて以下のようにして作動する。
まず、移動通信端末1では、ステップ10において、操作者による現在地の確認ボタン13aの押下げがあるまで待機していて、その押下げがあると、ステップ11に進み、現在地情報の取得を行う。これは、CPU10が位置情報検出部16を作動させることによって、移動通信端末1の現在地情報を取得し、その取得した現在地情報を現在地記憶部20に記憶させることによって行われる。続いて、ステップ12に進み、CPU10が宛先現在地情報の取得を行う。このときCPU10は、受信制御手段として作動して通信制御部17に指示を行い、無線通信部18を作動させる。すると、無線通信部18は、基地局30,50に対して、無線ゾーンに在圏している各移動通信端末2,3・・・nの現在地情報の送信要求を送信する。
基地局30では、現在地情報の送信要求を受けると、CPU31が作動して無線通信部36を通じて移動通信端末2,3,4にそれぞれの現在地を通知するように要求し、移動通信端末2,3,4からそれぞれの現在地情報(緯度および経度)を取得する。取得された現在地情報は、基地局30から宛先現在地情報として移動通信端末1に送信される。
また、基地局30が、無線ゾーンに在圏している移動通信端末(例えば上述の移動通信端末2,3,4)に対し、定期的に現在地情報の送信要求を送信して、取得した現在地情報を現在地情報記憶部34に記憶させ、各移動通信端末の現在地情報を逐次更新するようにしてもよい。こうすると、各移動通信端末の現在地情報を最新の情報に保持することができる。この場合、基地局30は、現在地情報の送信要求を受けたときに、現在地情報記憶部34から記憶されている現在地情報を読み出して移動通信端末1に送信すればよい。
なお、電波状況によっては、各基地局がそれぞれの無線ゾーンに在圏している各送信宛先端末の現在地の情報を取得できない場合も考えられる。その場合は、移動通信端末1が接続されている複数の基地局(上述の例では、基地局30,50)の中間地点の現在地か、一斉呼出エリア29の中央基地局の現在地の情報を用いてもよい(前者を後者よりも優先する)。
一方、移動通信端末1では、CPU10の指示にしたがって、無線通信部18が各移動通信端末2,3・・・nの現在地情報(宛先現在地情報)を基地局30から受信する。このとき、受信された現在地情報は、宛先現在地情報20bの緯度および経度のエリアに記憶される。
続いて、移動通信端末1では、ステップ13で操作者によりコメントボタン14aの押下げがあるまで待機していて、コメントボタン14aの押下げがあるとステップ14に進み、CPU10が液晶表示部14に指示してコメントを入力するためのコメント入力画面を表示させる。そして、コメントの入力が完了するまでステップ15で待機していて、コメントの入力が完了するとステップ16に進み、CPU10が入力されたコメントを用いて電子メールの送信データを生成する。ただし、ここでは、電子メールの送信宛先は決定されない。送信宛先は後のステップで決定される。
また、移動通信端末1では、ステップ17で操作者による送信宛先選出ボタン14bの入力があるまで待機していて、その入力があるとステップ18に進み、CPU10が液晶表示部14に指示して検索条件選択画面を表示させる。これは例えば図14に示すような内容で表示される。この検索条件選択画面では、操作者がエリア14cに表示されている「1.距離、2.通話可否、3.発着回数」の3つの項目の中から、自分が希望する項目を選択し、選択した項目にチェックを入れる。ここでの各項目の入力可否の判断は、後続のステップ19,20,21で行われる。また、「1.距離」または「2.通話可否」のいずれか少なくとも一方の入力可否判断がステップ22で行われ、いずれか少なくとも一方の入力があればステップ26に進むが、何ら入力が無ければステップ18に戻る。すなわち、「1.距離」および「2.通話可否」のいずれか少なくとも一方は、必須入力項目であり、「3.発着回数」は任意入力項目である。「3.発着回数」を入力すれば、発着回数を加味して送信宛先の選出が行われる。
「1.距離、2.通話可否、3.発着回数」の各項目の入力があると、それぞれステップ23,24,25を実行する。
ステップ23に進むと、区間距離の算出処理が行われる。このとき、CPU10が現在地記憶部20にアクセスして記憶されている現在地情報(の緯度および経度)と、各識別コードごとの宛先現在地情報(の緯度および経度)とを読み出してそれらの比較を行い、移動通信端末1から各送信宛先端末までの距離(区間距離)を算出する。そして、算出された区間距離は、現在地記憶部20における各識別コードごとの該当する距離のエリアに書き込まれる。なお、この区間距離の算出は、例えば、現在地情報の緯度および経度と、宛先現在地情報の緯度および経度とを用い、球面三角法の公式をもちいて2点間の距離に対応する角度を求めることによって算出することができる。
一方、ステップ24に進むと、接続率の取得処理が行われる。このとき、CPU10が無線通信部18に指示して、無線通信部18が接続率情報の送信要求を基地局30に送信する。そして、無線通信部18が接続率情報を基地局30から受信すると、その接続率情報から、CPU10が各送信宛先端末について、現在日時に対応した接続率を取得する。なお、必要に応じて、受信した接続率情報を接続率記憶部21に書き込みしてもよい。接続率情報には、各曜日の各時間帯における過去の通信履歴に基づいて求められた接続率が含まれている。
ここで、接続率Sは、通話接続回数Tと発信回数Uとにより、以下の式1にしたがって求められている。
式1:S=T/U
通話接続回数Tは、移動通信端末1が他の移動通信端末と、各曜日の各時間帯(本実施の形態では、1時間単位)に電話により通話を行った回数を意味している(ただし、通話時間を考慮し、通話時間が0の場合は通話がなかったとしてカウントしない)。また、発信数Uは、移動通信端末1が電話の発信または電子メールの送信を行った回数を意味している。そして、図1に示すDLP(登録商標:DoCoMo Location Platform、位置情報サービスの統一プラットフォーム)センタ41がこれらにより、各曜日の各時間帯における接続率を算出しており、算出された接続率は基地局30からの要求にしたがい送信され、基地局30が接続率記憶部34bに記憶して管理している。
このDLPセンタ41には、図示しない通話時間を記録している料金明細システム(のサーバ)から契約者(ここでは、移動通信端末1)、その通話相手、通話時間が日時バッチ処理で送信されている。DLPセンタ41では、料金明細システムから受信する情報を元にして発信回数、通話接続回数をカウントして各時間帯の接続率を算出し、それを記憶している。
また、ステップ24では、通信履歴記憶部22に基づいて、CPU10が予め算出し、接続率記憶部21に記憶しておいた接続率から、現在日時に対応している接続率を読み出し、その接続率を用いてもよい。この場合、CPU10が回数算出手段および接続率算出手段として作動して、通信履歴記憶部22に記憶されている情報から、送信宛先端末ごとに、各曜日の各時間帯における電話または電子メールの発信回数U1と通話接続回数T1とを算出し、さらに式2にしたがい接続率Sを算出する。そして、その算出した接続率Sが接続率記憶部21に記憶されている。
式2:S=T1/U1
ステップ25に進むと、通信回数算出処理が行われる。ここでは、CPU10が通信履歴記憶部22を参照して記憶されている情報を読み出し、発信回数と着信回数の和(発着回数)を求める。
そして、ステップ26に進むとポイント換算処理が行われる。このとき、CPU10がポイント換算テーブル23のポイント換算項目23aを参照し、各送信端末ごとに、ステップ23,24,25で得られた区間距離,接続率および発着回数に対応したポイントをポイント23bから取得することにより、ポイント換算を行う。区間距離,接続率および発着回数は各送信宛先端末について求められているので、各送信宛先端末についてポイント換算が行われる。また、CPU10は各ポイントを合計し、合計ポイントを算出する。このポイント換算処理で得られた各ポイントおよび合計ポイントはポイント記憶部24(のポイントエリア24b)に記憶される。
さらに、ステップ27に進むと、CPU10が、液晶表示部14のエリア14dにおける表示件数の入力(上位10件:TOP10または上位20件:TOP20のいずれかのチェック)があるまで待機して、表示件数の入力があるとステップ28に進み、入力された件数に対応した送信宛先の選出を行う。この選出はCPU10が宛先選出手段として作動することにより行われ、CPU10がポイント記憶部24にアクセスして、合計ポイントにしたがって(多い順に)送信宛先の順位を決定し、決定した順位をポイント記憶部24(の順位24c)に記憶させる。そして、決定された順位にしたがって、入力された表示件数に応じた送信宛先を選出して、それを表示するように、CPU10が液晶表示部14に指示を行い、液晶表示部14が、その選出された送信宛先(選出送信宛先)を表示する。すると、液晶表示部14は図15に示すように、エリア14gに選出送信宛先を列挙して表示する。
続いて、ステップ29に進み、CPU10が、操作入力部13から確定ボタン(図示せず)の押下げがあるまで待機して、確定ボタンの押下げがあるとステップ30に進み、液晶表示部14に表示されている選出送信宛先を確定宛先に設定する。さらに、ステップ31に進み、CPU10が、送信ボタン14eの入力があるまで待機して、送信ボタン14eの入力があるとステップ32に進み、確定宛先を電子メールの送信宛先として、ステップ16で生成されている送信データを用いて電子メールを送信し、一連の処理が終了する。
このように、移動通信端末1では、電子メールの送信宛先を決定するにあたって、利用者の選択に応じて、宛先となる移動通信端末の利用者までの距離(区間距離)を求め、接続率を算出し、さらに必要に応じて発着回数を求め、それらの結果に応じて送信宛先を選出している。その区間距離による送信宛先の選出は、区間距離の短い順に、すなわち、移動通信端末1から近い距離にある送信宛先端末を優先するようにして行われる。そのため、移動通信端末1の利用者が会いたいとの意思をもって、電子メールを送信する場合に、その意思を効果的に反映させた形で送信宛先が選出されるから、そのような相手を優先して電子メールを送信することができる。
また、接続率に応じて送信宛先の選出を行うと、移動通信端末1の利用者自らが発信して通話ができた回数の多い相手先を優先する形で送信宛先が選出されるので、その選出にも利用者の意思が反映されるようになる。特に、上述のように各曜日の各時間帯ごとに接続率を算出しておき、現在日時に対応する接続率に応じて送信宛先の選出を行うと、利用者が電子メールを送りたいと考えたときの曜日と、時間帯に通話が行いやすい(通話可能になる確率が高い)送信宛先端末を優先するようになるから、より利用者の意思が反映されやすくなる。さらに、区間距離または接続率に発着回数を加味した送信宛先の選出も可能である。
本発明の実施の形態に係る移動通信端末と、送信宛先端末とを含んで構成される移動通信システムの構成図である。 移動通信端末の構成図である。 基地局の構成図である。 図2に示す移動通信端末のデータ記憶部内に設けられる各部を示す図である。 移動通信端末に設けられる現在地記憶部とそのデータ項目とを示す図である。 移動通信端末に設けられる接続率記憶部とそのデータ項目とを示す図である。 移動通信端末に設けられるポイント換算テーブルとそのデータ項目とを示す図である。 基地局に設けられる現在地記憶部とそのデータ項目とを示す図である。 移動通信端末に設けられるポイント換算テーブルとそのデータ項目とを示す図である。 図2に示す移動通信端末における操作者の操作手順を示すフローチャートである。 図10に対応して行われる移動通信端末の動作手順を示すフローチャートである。 図2に示す移動通信端末の外観を示す正面図である。 図2に示す移動通信端末の液晶表示部の表示画面の一例を示す図である。 同じく、別の表示画面を示す図である。 同じく、さらに別の表示画面を示す図である。
符号の説明
1,2,3,4,5…移動通信端末
10,31…CPU、11,32…ROM
12,33…RAM,13…操作入力部
14…液晶表示部、15、34…データ記憶部
15a…アドレス登録部、16…位置情報検出部
18、36…無線通信部、20…現在地記憶部
30…基地局

Claims (6)

  1. 無線通信を行う無線通信手段と、現在地を測位し、該現在地を示す現在地情報を生成する測位手段と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段とを有する移動通信端末であって、
    前記アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末の現在地を示す宛先現在地情報を前記無線通信手段に受信させる受信制御手段と、
    前記無線通信手段により受信した前記宛先現在地情報と、前記測位手段により生成された前記現在地情報とにより、前記送信宛先端末までの区間距離を算出する手段と、
    該手段により算出された区間距離の短い順に電子メールの送信宛先を選出する宛先選出手段とを有することを特徴とする移動通信端末。
  2. 前記測位手段により生成された前記現在地情報と、前記宛先現在地情報とをそれぞれに対応する前記区間距離とともに記憶する手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. 無線通信を行う無線通信手段と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段とを有する移動通信端末であって、
    前記アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末との通信履歴に基づく接続率を含む接続率情報を前記無線通信手段に受信させる受信制御手段と、
    前記無線通信手段により受信した前記接続率情報に基づき、前記接続率の高い順に電子メールの送信宛先を選出する宛先選出手段とを有することを特徴とする移動通信端末。
  4. 無線通信を行う無線通信手段と、電子メールの送信宛先を示すアドレス情報を登録するアドレス登録手段と、電話または電子メールによる通信履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段とを有する移動通信端末であって、
    前記履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報により、電話または電子メールの発信回数と通話回数とを、前記アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末毎に算出する回数算出手段と、
    該手段により算出された通話回数および電話の発信回数により、前記各送信宛先端末の接続率を算出する接続率算出手段と、
    該手段により算出された前記接続率の高い順に電子メールの送信宛先を選出する宛先選出手段とを有することを特徴とする移動通信端末。
  5. 前記接続率が、各曜日の各時間帯毎に算出されていることを特徴とする請求項3または4記載の移動通信端末。
  6. 前記履歴情報記憶手段に記憶されている履歴情報により、発着回数を前記アドレス登録手段に登録済みのアドレス情報に対応する送信宛先端末毎に算出する発着回数算出手段を更に有し、
    前記宛先選出手段が、前記発着回数算出手段により算出された前記発着回数を用いて前記送信宛先を選出することを特徴とする請求項4または5記載の移動通信端末。
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