JP2005045712A - Monitor system - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、撮像装置を用いて港湾施設内を監視する監視システムに関する。 The present invention relates to a monitoring system that monitors a harbor facility using an imaging device.
従来、ビデオカメラで撮影した画像を無線にてモニタ側に送信する送信装置および受信装置と、人体感知レーダにて補足した人物の方向に、ビデオカメラ1のアングルを移動させる制御装置とで構成された監視システムが知られている。このシステムでは、全天候にて利用可能なミリ波帯域でセンシングを行う人体感知レーダが、スキャン対象エリア内の全領域に対しスキャンを行って人物の存在を検出することが記載されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, it is composed of a transmission device and a reception device that wirelessly transmit an image captured by a video camera to the monitor side, and a control device that moves the angle of the video camera 1 in the direction of a person captured by a human body sensing radar. Surveillance systems are known. In this system, it is described that a human body sensing radar that performs sensing in a millimeter wave band that can be used in all weathers detects the presence of a person by scanning the entire region within the scan target area (for example, Patent Document 1).
然るに、近年、港湾を舞台とする盗難車両の不正輸出や、コンテナを利用した密航事件が多発、増加および悪質化する傾向にあり、その対策として水際でこれを阻止することが重要な課題となっている。また、米国同時多発テロ事件により、港湾におけるセキュリティの充実を求める声が国際的にも大きくなり、国際海事機関(IMO)において、海上人命安全条約(SOLAS条約)が改正されている。これに伴い、港湾施設のセキュリティの確保が叫ばれている。 However, in recent years, illegal exports of stolen vehicles set in harbors and smuggling incidents using containers tend to occur frequently, increase, and become malicious, and it is an important issue to prevent them at the waterfront as a countermeasure. ing. In addition, due to the terrorist attacks in the United States, voices calling for enhanced security at ports have increased internationally, and the Maritime Life Safety Convention (SOLAS Convention) has been revised by the International Maritime Organization (IMO). Along with this, the security of port facilities has been called out.
上述した従来の監視システムは、壁面に囲まれた狭いオフィス内の防犯監視を対象としているため、港湾施設のような海に隣接した屋外の広い敷地内を監視するには不向きなシステムであった。 Since the conventional monitoring system described above is intended for crime prevention monitoring in a narrow office surrounded by walls, it is unsuitable for monitoring a large outdoor site adjacent to the sea such as a port facility. .
例えば、港湾施設には埠頭が設けられており、特に夜間において、埠頭の岸壁をよじ登って海から埠頭内に侵入する侵入者の存在を検知する必要がある。しかし、従来の監視システムを用いてこのような侵入者を検知するためには、人体感知レーダの所定のスキャン対象エリアを適宜繋いで、埠頭内の全域を包絡するように人体感知レーダを多数配置する必要があり、このことが監視システムの低価格化を妨げていた。 For example, a port facility has a wharf, and it is necessary to detect the presence of an intruder who climbs the wharf of the wharf and enters the wharf from the sea, especially at night. However, in order to detect such an intruder using a conventional monitoring system, a number of human body detection radars are arranged so as to envelope the entire area within the wharf by appropriately connecting predetermined scan target areas of the human body detection radar. It was necessary to do this, and this hindered the price reduction of the monitoring system.
また、人体感知レーダがスキャン対象エリアをスキャンする際、人体感知レーダが一往復スキャンする間に侵入者が埠頭内部に侵入してしまい、仮に侵入者を検知したとしても、検知した侵入者をビデオカメラの画像内に捉えることが出来ないという問題があった。 Also, when the human body detection radar scans the scan area, the intruder enters the pier during one round of the human body detection radar, and even if the intruder is detected, There was a problem that it could not be captured in the camera image.
この発明はこのような課題を解決するために為されたものであり、港湾施設のような海に隣接した広い敷地内を監視するシステムを、より低価格に実現することを目的とする。 This invention was made in order to solve such a subject, and it aims at implement | achieving the system which monitors the inside of a large site adjacent to the sea like a port facility at a lower price.
この発明に係る監視システムは、埠頭の岸壁に沿って送信ビームが放射されるように配置され、人体もしくは物体で反射された反射波に基いて距離を検出する距離センサと、上記距離センサの送信ビームが視野内を通過するように、視線を旋回可能に支持された撮像装置と、上記距離センサで検出された人体もしくは物体の存在方向に視線が向くように、上記撮像装置を旋回動作させる制御装置とを備えたものである。 A monitoring system according to the present invention is arranged such that a transmission beam is radiated along a quay of a wharf, detects a distance based on a reflected wave reflected by a human body or an object, and transmission of the distance sensor An imaging device supported so that the line of sight can be swung so that the beam passes through the field of view, and a control for turning the imaging device so that the line of sight is directed to the presence direction of the human body or object detected by the distance sensor. Device.
また、埠頭の岸壁に沿って送信ビームが放射されるように配置され、人体もしくは物体で反射された反射波を検出するミリ波センサと、上記ミリ波センサの送信ビームが視野内を通過するように、視線を旋回可能に支持された撮像装置と、 上記ミリ波センサで検出された人体もしくは物体の存在方向に視線が向くように、上記撮像装置を旋回動作させる制御装置とを備えたものであっても良い。 A millimeter wave sensor is arranged so that a transmission beam is radiated along the quay of the wharf and detects a reflected wave reflected by a human body or an object, and the transmission beam of the millimeter wave sensor passes through the field of view. In addition, an imaging device supported so as to be able to turn the line of sight, and a control device for turning the imaging device so that the line of sight is directed in the presence direction of the human body or the object detected by the millimeter wave sensor. There may be.
この発明は、埠頭の岸壁に沿って送信ビームが放射されるように距離センサを配置し、距離センサの送信ビームが視野内を通過するように、視線を旋回可能に支持された撮像装置を設けることにより、埠頭の岸壁をよじ登って埠頭内に侵入する人体もしくは物体を検出する監視システムを、より低価格に実現することができる。 In the present invention, a distance sensor is arranged so that a transmission beam is radiated along a quay of a wharf, and an imaging device is provided so that the line of sight can be pivoted so that the transmission beam of the distance sensor passes through the field of view. Thus, a monitoring system that detects a human body or an object that climbs the wharf of the wharf and enters the wharf can be realized at a lower price.
実施の形態1.
図1は、港湾施設に配置された、実施の形態1による監視システムの配置構成を示す外観図(斜視図)である。図に示した港湾施設は、2つの埠頭1a、埠頭1bが並列に配置されており、陸地2に接続される埠頭の根元部3にはフェンス4が設けられている。フェンス4は、埠頭1a、1bへの出入口を夫々コの字型に取り囲むように設置され、フェンス4の一部には、夫々埠頭1a、1bへ通ずる入退出門5a、5bが設けられている。埠頭根元部3におけるフェンス4によって囲まれた領域7a、7bは、入退出門5a、5bを介在させて陸地2に繋がっている。なお、埠頭1a、1bは、突堤と呼んでも良い。
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is an external view (perspective view) showing an arrangement configuration of a monitoring system according to Embodiment 1 arranged in a harbor facility. In the port facility shown in the figure, two
埠頭1a、1bは3方が海に囲まれており、埠頭1a、1bの長さは例えば200m〜600m程度、幅は例えば100m〜400m程度の大きさを有している。このように海に隣接した広大な埠頭のエリア内を監視するために、埠頭1a、1bの内部および周囲には、複数台の監視カメラ8a〜8e、および監視カメラ9a〜9cが適宜配置されている。また、領域7a、7bの周囲にも複数台の監視カメラ10a〜10gが適宜配置されている。監視カメラ10a〜10gは、監視カメラシステム40を構成する。
The
埠頭1a、1bには、コンテナ11や、倉庫12a、12bが設けられており、コンテナ11には、積荷されたまま放置され夜間に据え置かれたものと、積荷された後移送されて昼間にのみ配置されるものがある。従って、埠頭内に設置された監視カメラの位置によっては、コンテナや倉庫等の遮蔽物に遮られて、監視カメラからは見えなくなる死角が存在しており、その死角もコンテナの設置状況に応じて変化する。
The
一方、埠頭1a、1bは、上述したように海に囲まれているので、侵入者22が船舶を利用して海より埠頭に侵入し、埠頭の岸壁をよじ登って埠頭内に上陸するケースが想定される。例えば、特に夜間において、不審者が船舶を利用して埠頭1aに隣接した海に侵入する。この際、船舶として小船を利用し、小船にて岸壁に接岸してロープ掛け(鉄柱)にロープを掛けて、侵入者22が岸壁をよじ登るケースや、船舶として中型船を利用し、中型船を岸壁に横付して侵入者22が岸壁に下りるケースが想定される。いずれのケースであっても、埠頭周囲はフェンス4のような壁に囲まれていないので、埠頭周囲の全周を監視カメラで監視しないと、海からの侵入者22の侵入を検知することが極めて難しい。また、埠頭内に上陸した後、複数の侵入者22が埠頭内で離散したり、上陸後すぐにコンテナや倉庫の物陰に身を隠す場合も想定される。
On the other hand, since the
このため、埠頭に上陸した侵入者22の画像を即刻監視カメラで撮影し、撮影した画像から侵入者の存在を検出して、検出された侵入者を追跡しないと、その後の侵入者22の素早い移動によって、侵入者22の所在が掴めなくなってしまう。
Therefore, if an image of the
また、埠頭内に侵入した侵入者22は、コンテナ11や倉庫12a、12bの鍵を破り、コンテナ11や倉庫内12a、12bに毒物を混入したり、爆弾を取り付けたりするような挙動を取ることが想定される。また、侵入者22が停泊している船舶21に侵入して、毒物を混入したり、爆弾を取り付けたりするような挙動を取ることも想定される。
Further, the
この実施の形態1では、特に夜間において、このような侵入経路から埠頭内に入ってくる侵入者22を早く確実に、しかもセンサの設置台数をより少なくした構成で検出するための侵入監視システム50を構成する。侵入者22は海側から埠頭に侵入する際に、必ず埠頭周囲の岸壁に沿ったラインを通過して侵入する必要があり、埠頭1aの周囲には、並列したライン14a、14bと、ライン14aに直交するライン14cが存在し、埠頭1bには、並列したライン14d、14eと、ライン14dに直交するライン14fが存在する。そこで、これらのラインに特に注力して監視し、通過する侵入者22を検出することによって、素早く侵入者22を検知することができる。
In the first embodiment, particularly at night, an
この際、送信ビームの電波軸が埠頭1aのライン14aに沿うように、ミリ波センサ15aとミリ波センサ15bをライン14a際で(近傍で)直列に並べて設置する。また、送信ビームの電波軸がライン14bに沿うように、ミリ波センサ15dとミリ波センサ15eをライン14b際で(近傍で)直列に並べて設置する。また、送信ビームの電波軸がライン14cに沿うように、ミリ波センサ15cをライン14c際で(近傍で)設置する。
At this time, the
また、送信ビームの電波軸が埠頭1bのライン14dに沿うように、ミリ波センサ16aとミリ波センサ16bをライン14d際で(近傍で)直列に並べて設置する。また、送信ビームの電波軸がライン14eに沿うように、ミリ波センサ16dとミリ波センサ16eをライン14eに沿って直列に並べて設置する。また、送信ビームの電波軸がライン14fに沿うように、ミリ波センサ16cをライン14f際で(近傍で)設置する。埠頭の岸壁に沿った部分にはコンテナ11や倉庫12a、12bのような遮蔽物が存在しないので、このように配置することによってミリ波センサの送信ビームに対する、周辺物からの影響を低減することができる。
In addition, the millimeter wave sensor 16a and the
ここで、ミリ波センサとしては、20〜300GHzのミリ波帯域(例えば76GHz帯)のミリ波レーダを用いて構成する。近年、車両搭載用の衝突防止レーダとして開発されているミリ波レーダは、100m程度まで先の人体もしくは物体の存在を検出するのに十分な距離分解能を有している。このため、例えば100m〜120mの間隔(例えば100m間隔)で複数のミリ波レーダの電波軸を同一方向として直列に並べて、侵入監視システム50を構成することが好ましい。ミリ波レーダは、外部からの干渉妨害が比較的少なく、センシング精度が良く、光、雨、霧、砂塵、煙等による信号の減衰が少ないという特徴を持つ。特に、埠頭の岸壁付近は波浪によって海水が飛散することがあり、ミリ波レーダを利用することがより好適である。また、ミリ波レーダは、レーザレーダに比べてセンシングの信頼性が高く、またセンシング精度もより高くなる。超音波センサに比べて距離分解能が高く、センシングのための測定距離も延伸できる。
Here, the millimeter wave sensor is configured using a millimeter wave radar of a millimeter wave band (for example, 76 GHz band) of 20 to 300 GHz. In recent years, millimeter wave radars developed as anti-collision radars mounted on vehicles have sufficient distance resolution to detect the presence of a human body or an object up to about 100 m. For this reason, for example, it is preferable to configure the
ミリ波センサ15(15a〜15e)、およびミリ波センサ16(16a〜16e)は、送信ビームが人体もしくは物体で反射されて戻ってくる間の時間に基いて、その設置された位置から、人体もしくは物体の存在を検出した位置までの距離Lを計測する。ミリ波センサ15、16は、人体もしくは物体からの反射波の有するドップラー成分を計測し、人体もしくは物体の移動速度を検出しても良い。この場合、検出された移動速度に基いて人体もしくは物体の移動方向を検知する。 The millimeter wave sensor 15 (15a to 15e) and the millimeter wave sensor 16 (16a to 16e) are arranged based on the time during which the transmission beam is reflected by the human body or the object and returns from the position where the transmission beam is installed. Alternatively, the distance L to the position where the presence of the object is detected is measured. The millimeter wave sensors 15 and 16 may measure the Doppler component of the reflected wave from the human body or object and detect the moving speed of the human body or object. In this case, the moving direction of the human body or the object is detected based on the detected moving speed.
なお、ミリ波センサ15、16は、2つのミリ波センサを対向して配置しても良い。この場合は、2つのミリ波センサを100m〜200mの間隔で配置することができる。
勿論、ミリ波センサ15、16は、埠頭1a、1bの岸壁周縁に沿ってビームを放射するものであれば、走査型のミリ波レーダを用いても良い。例えば、岸壁に対して平行な方向もしくは数十度埠頭内側寄りの斜め方向など特定の一方向に送信ビームの電波軸を固定し、受信ビームを数十度(例えば±10°)の角度範囲で電子的に走査するマルチビーム型のミリ波レーダを用いても良い。この場合には、人体もしくは物体の移動方向をより正確に計測することが可能となる。
The millimeter wave sensors 15 and 16 may be arranged so that two millimeter wave sensors face each other. In this case, two millimeter wave sensors can be arranged at an interval of 100 m to 200 m.
Of course, the millimeter wave sensors 15 and 16 may use scanning millimeter wave radars as long as they emit a beam along the quay rims of the
また、海水の飛散の影響、センサの設置間隔が短いことを考慮する必要がなく、距離分解能が多少劣化しても良い場合には、人体もしくは物体の存在を検出した位置までの距離Lを計測するために、レーザレーダや超音波センサなどの他の距離センサを用いても良い。 In addition, when there is no need to consider the influence of seawater scattering and the short interval between sensors, and the distance resolution may be slightly degraded, the distance L to the position where the presence of a human body or object is detected is measured. Therefore, other distance sensors such as a laser radar and an ultrasonic sensor may be used.
ミリ波センサの配置に合わせて、監視カメラ8a〜8e、9a〜9cが配置されている。
監視カメラ8a、8b、8eは埠頭1aの先端に設けられた鉄柱500の上部に設置されている。監視カメラ8aは、ライン14aに沿って送信されるミリ波センサ15bの送信ビームを視野内に有するように配置される。監視カメラ8bは、ライン14bに沿って送信されるミリ波センサ15dの送信ビームを視野内に有するように配置される。監視カメラ8eは、ライン14cに沿って送信されるミリ波センサ15cの送信ビームを視野内に有するように配置される。
Monitoring cameras 8a to 8e and 9a to 9c are arranged in accordance with the arrangement of the millimeter wave sensors.
The
監視カメラ8cは、ライン14bに沿って送信されるミリ波センサ15eの送信ビームを視野内に有するように、ライン14b側で倉庫12aの屋根に配置される。監視カメラ8dは、コンテナ11を吊上げ吊降ろしするための、トランスファークレーンの上部に設置される。監視カメラ8dは、ライン14bに沿って送信されるミリ波センサ15eの送信ビームを視野内に有するように配置される。
The
監視カメラ9aは、倉庫12bの屋根におけるライン14d側に設置され、ミリ波センサ16aおよびミリ波センサ16bの送信ビームを視野内に有するように配置される。監視カメラ9bは、倉庫12bの屋根におけるライン14e側に設置され、ミリ波センサ16dおよびミリ波センサ16eの送信ビームを視野内に有するように配置される。監視カメラ9cは、倉庫12bの屋根におけるライン14f側に設置され、ミリ波センサ16cの送信ビームを視野内に有するように配置される。
なお、監視カメラ8a〜8eおよび監視カメラ9a〜9cは、岸壁を登ってくる侵入者の顔を撮影できるように、カメラの視線が海を向くように配置されている。
The
The monitoring cameras 8a to 8e and the
埠頭の根元部3における、埠頭1a、1bと領域7a、7bとの接続部分には、光センサ18、全方位画像センサ付光センサ19が適宜設けられている。この光センサ18と全方位画像センサ付光センサ19は、昼間に下降した状態となり、夜間に上昇した状態となって、接続部分を通過する侵入者を検知する。また、全方位画像センサ付光センサ19は、水平方向全周(360°)の画像を撮影することができ、これによって、侵入者の画像を取得する。
A
また、埠頭1a、1bにおいて、倉庫12a、12bの周囲や、コンテナ11の周囲には、全方位画像センサ付光センサ20が適宜設けられている。例えば、全方位画像センサ付光センサ20は、倉庫もしくはコンテナの周囲において四角形状を成すように、当該四角形状の四隅に4本のセンサを配置する。これによって、倉庫やコンテナの遮蔽による周囲の死角をなくすようにして、監視システムの死角をカバーすることができる。
Further, in the
水域監視カメラ25は、埠頭近辺の水域の画像を撮影し、船舶の存在を検知する。投光器30aと受光器30bから成るビームセンサは、両者の間を通過する船舶の侵入を検出する。埠頭内水域監視カメラ26は、埠頭1aと埠頭1bの間の海を通過して、埠頭内に侵入してきた船舶の画像を撮影する。これによって、埠頭内へ侵入する船舶の存在を検知するとともに、埠頭近辺の水域を監視することが出来る。水域監視カメラ25、埠頭内水域監視カメラ26、および投光器30a、30bは、水域監視システム60を構成する。
The water area monitoring camera 25 captures an image of the water area near the wharf and detects the presence of the ship. The beam sensor composed of the
図2は、この実施の形態1による監視システムの構成を示すブロック図である。図において、この実施の形態1による監視システムは、監視カメラシステム40、侵入監視システム50、水域監視システム60、統合管理システム70、入退出管理システム80、および表示システム90で構成される。また、侵入監視システム50は、ミリ波センサ監視システム110と、光センサ監視システム120から構成される。以下、各構成システムについて夫々詳述する。
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the monitoring system according to the first embodiment. In the figure, the monitoring system according to the first embodiment includes a
図3は、この発明による監視カメラシステム40の構成を示す図である。図において、監視カメラ10a〜10gの出力画像は、侵入検知センサー100に入力されて、撮影された画像の変化が抽出され、画像内の侵入者の存在が検知される。また、侵入検知センサー100の検知の結果、監視カメラの出力画像は統合管理システム70を経由して表示システム90へ出力される。監視カメラ10a〜10gは、広角から望遠までのズームレンズが設けられており、通常は侵入者を検知するために広角側で侵入者の広角画像を取得し、侵入検知センサー100による当該取得画像からの侵入者の検知に応じて、望遠側でズーミングを実施し、侵入者のズーム画像を取得する。同時に、侵入検知センサー100は、画像が取得され認知された侵入者の画像追跡を行う。この画像追跡は、侵入者の画像の移動を画像処理によって画像内で自動的に追跡するか、もしくは手動で追跡して行う。自動追跡の場合は、侵入者の画像の輪郭をテンプレート化し、所定時間毎に当該テンプレートと合致する画像を捜索することによって、移動する一致画像の重心位置を自動的に追跡する。
FIG. 3 is a diagram showing the configuration of the
また、手動追跡の場合は、画像を監視するセキュリティ監視員が、図示しないモニタもしくは表示システム90のディスプレイ画面で侵入者の画像を観察しながら、当該侵入者の画像を追跡する。統合管理システム70に設けられたマウスやキーボードなどの入力手段810(図15で後述する)を介して手動操作を行うことによって、画面内に表示されるポインターやカーソルを、侵入者の画像の表示位置へ漸次移動させることによって、侵入者の画像追跡を行う。
In the case of manual tracking, a security supervisor who monitors the image tracks the image of the intruder while observing the image of the intruder on a monitor (not shown) or a display screen of the
この画像追跡によって得られた侵入者の画像追跡情報は、統合管理システム70の情報処理装置820(図15で後述する)に送信される。情報処理装置820は、受信した侵入者の画像追尾情報に基いて、侵入者の移動経路を算出する。例えば、監視カメラ10の取得画像内での侵入者画像の移動位置を計測し、その移動位置を所定時間毎にプロットして、侵入者の移動経路の軌跡を求める。この移動経路の軌跡を求めるための具体的な方法は各種あるが、ここではその詳細な説明は割愛する。
The image tracking information of the intruder obtained by this image tracking is transmitted to the information processing device 820 (described later in FIG. 15) of the
監視カメラ10a〜10gとしては、夜間の監視用に高感度カメラや赤外線カメラが用いられ、昼間の監視用に可視光のカメラが用いられる。監視カメラ10a〜10gは、図1に示したように、埠頭の根元部3の周辺、およびフェンス4の内外を監視することによって、昼間は埠頭内の作業者やコンテナなどを監視し、夜間は不審人物や不審物体の監視を行う。また、監視カメラ10a〜10gとして、左右方向指向角(パン)および上下方向指向角(チルト)を変化させて回動するものであっても良い。この場合、監視カメラ10a〜10gの視野内に侵入者の像が位置するように、監視カメラ10a〜10gを回動させることによって画像追跡を行っても良い。
As the
図1の例では、監視カメラ10a〜10gが埠頭の根元部3に配置されている例を示したが、勿論、この種の監視カメラは埠頭1a、1b内に配置されても良く、また、埠頭外部に設けられた高所に監視カメラを設置して、当該監視カメラによって埠頭内を監視しても良い。この高所への設置によって、コンテナや倉庫からの死角がなくなる。
In the example of FIG. 1, an example in which the
図4は、この実施の形態1によるミリ波センサ監視システム110の構成を示す図である。図において、ミリ波センサ16cは、設定された時刻もしくは夜間になると、埠頭の岸壁(ライン14e)に沿って送信ビーム160を出力する。また、ミリ波センサ16dは、電波の放射方向がミリ波センサ16cと直交する方向に配置され、ライン14eと直交する埠頭の他の岸壁(ライン14f)に沿って送信ビーム161を出力する。
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of the millimeter wave
また、監視カメラ9bは、倉庫12bの屋根に設置されており、旋回可能に支持されている。監視カメラ9bは、その旋回面内にミリ波センサ16cの送信ビーム160の電波軸を有するように配置される。これによって、常にライン14eと平行に、ミリ波センサ16cの電波軸に沿って、監視カメラ9bの視線を移動することができる。
なお、同様にしてビーム方向と視野とを関連付けて配置される他のミリ波センサ15、16および他の監視カメラ8、9についても、同様にして動作するので、ここでは説明を割愛する。
Moreover, the
Similarly, the other millimeter wave sensors 15 and 16 and the other monitoring cameras 8 and 9 that are arranged in association with the beam direction and the field of view operate in the same manner, and the description thereof is omitted here.
図5は、ミリ波センサ監視システム110の構成を示す図である。図において、ミリ波センサ監視システム110は、ミリ波センサ15、16と、監視カメラ8、9と、雲台600と、制御装置である侵入検知センサ610とから構成される。
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of the millimeter wave
ここで、図4、図5について動作を説明する。ここでは、ミリ波センサ15、16の一例としてミリ波センサ16c、監視カメラ8、9の一例として監視カメラ9bについて説明する。侵入者22が埠頭の岸壁からよじ登って埠頭内に上陸する際に、侵入者22がビーム160を通過することによって、ミリ波センサ16cが侵入者22の存在を検出する。同時に、ミリ波センサ16cから侵入者22の存在位置までの距離Lが出力される。ミリ波センサ16cから出力された距離Lの情報(距離情報)は、侵入検知センサ610に入力される。侵入検知センサ610では、予めミリ波センサ16cから出力される距離Lに対応した監視カメラ9bの旋回角θが算出されており、この算出された旋回角θの情報がデータベース(図示せず)に格納されている。
Here, the operation will be described with reference to FIGS. Here, the millimeter wave sensor 16c as an example of the millimeter wave sensors 15 and 16, and the
侵入検知センサ610は、ミリ波センサ610から出力された距離Lに基いて、データベースを参照して旋回角θを出力する。侵入検知センサ610から出力された旋回角θは雲台600に入力され、雲台600は当該入力された旋回角θに基いて、監視カメラ9bの位置が旋回角θで規定される所定の旋回角度になるように旋回駆動する。これによって、監視カメラ9bは、ミリ波センサ16cで検出された侵入者22の存在位置までの距離Lに基いて、侵入者22の存在する方向にカメラの視線を向ける。
The
なお、監視カメラ9bの視線とミリ波センサ16cの電波軸と、カメラ設置高さとカメラ設置位置からの距離方向のずれとにより決定された、幾何学的な位置関係によって規定される数式に基いて、距離Lと旋回角θの関係を設定しても良い。また、監視カメラ9bの雲台600は、所定の旋回角度を得るように、監視カメラ9bを左右方向指向角(パン)および上下方向指向角(チルト)を変化させるように回転駆動(パンニングおよびチルティング)するものであっても良い。
In addition, based on the mathematical expression defined by the geometric positional relationship determined by the line of sight of the
また、侵入検知センサ610は、ミリ波センサ16cから出力された距離Lに基いて、データベースを参照して監視カメラ9bにズーム比を出力する。監視カメラ9bは、このズーム比に基いてズームレンズのズーミングを行った後、侵入者22の画像を取得する。なお、侵入検知センサ610では、予めミリ波センサ16cから出力される距離Lに対応した監視カメラ9bのズーム比が算出されており、この算出されたズーム比の情報がデータベース(図示せず)に格納されている。あるいは、距離に対応したズーム比を算出し、侵入者22を検知した箇所での画角幅の大きさを一定にするものであっても良い。
The
監視カメラ9bの取得画像は、侵入検知センサ610と統合管理システム70に出力される。侵入検知センサ610では、監視カメラ9bの取得画像を、予め設定された特徴量と比較する。この比較の結果、取得画像と特徴量との相関性があった場合は、侵入検知センサ610は人体を検出したと判定し、その判定結果を統合管理システム70の情報処理装置820(図15で後述する)に出力する。
The acquired image of the
ここで、特徴量として、例えば画素の量の範囲、像の高さの範囲、像の色彩などが設定されており、取得画像の画素の量、あるいは像の高さ、像の色彩などがこの特徴量の範囲内である場合に、人体であると判定する。また、監視カメラ9bに赤外線カメラを用いている場合は、像の輝度範囲を特徴量として用いても良い。
Here, as the feature amount, for example, a pixel amount range, an image height range, an image color, and the like are set, and an acquired image pixel amount, an image height, an image color, and the like are set. When it is within the range of the feature amount, it is determined that the human body. Further, when an infrared camera is used as the
また、侵入検知センサ610が人体を検出したと判定すると、監視カメラ8、9に対して、検出した人体(侵入者)を自動的に追跡して侵入者の画像追跡を行う。例えば、侵入者を常にカメラ画像の視野内に捉えるように、雲台600を駆動制御するとともに、監視カメラ8、9のズーム比を制御する。この画像追跡によって得られた侵入者の画像追跡情報は、統合管理システム70の情報処理装置820(図15で後述する)に送信される。
When the
統合管理システム70の情報処理装置820は、受信した侵入者の画像追跡情報に基いて、侵入者の移動経路を算出する。例えば、侵入検知センサ610は、雲台600および監視カメラ8、9の制御によって監視カメラ8、9の視線方向の移動位置を計測し、その移動位置を所定時間毎にプロットして、侵入者の移動経路の軌跡を求める。この移動経路の軌跡を求めるための具体的な方法は各種あるが、ここではその詳細な説明は割愛する。
The
図6(a)、(b)は、光センサ監視システム120の配置構成を示す図であり、図7は光センサ監視システム120の構成を示す図である。以下の説明では、光センサ18、全方位画像センサ付光センサ19を例として説明するが、全方位画像センサ付光センサ20についても、同様な構成と動作をすることは言うまでもない。
FIGS. 6A and 6B are diagrams illustrating an arrangement configuration of the optical
図6(a)において、光センサ監視システム120は、上述した昇降式の光センサ18と、全方位画像センサ付光センサ19と、固定型の光センサ17(17a、17b、17c)で構成される。図6(b)に示すように、光センサ18は、棒状部材の上部、中部、下部に投光器150、受光器160が設けられている。投光器150と受光器160は、間に棒状部材を挟むように適宜配置される。
In FIG. 6A, the optical
また、隣接する光センサ18は、投光器150と受光器160が対向するように所定の間隔を空けて配置される。これによって、通常は投光器150から出力された光ビームが受光器160で受光される状態となる。一方、投光器150と受光器160の間を侵入者22が通過した場合には、投光器150から出力された光ビームが受光器160で受光されない状態となり、この状態を検出することによって侵入者22の存在を検知することができる。全方位画像センサ付光センサ19は、光センサ18を構成する棒状部材の上面に全方位画像センサ170が設けられて構成される。
Further, the adjacent
光センサ17aは投光器150が上部、中部、下部の3箇所に設けられ、光センサ17bは受光器160が上部、中部、下部の3箇所に設けられている。光センサ17a、17bは、いずれも光センサ18とは異なって、昼夜を問わず昇降することがない。図1に示した例では、光センサ17a、17b、17cをフェンスの隅に設けている。これによって、フェンスの隅と埠頭との間の隙間を介して海側から回りこんで、例えば図6の矢印K1、K2のようなルートで埠頭内に侵入する侵入者が存在しても、その侵入者を検出することができる。
In the
なお、図1に示したように、光センサ17aと光センサ17bの間に、光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19が配置され、光センサ18が2本隣接して配置されるとともに、全方位画像センサ付光センサ19の両側に光センサ18が配置されて、各センサが一列に並べられる。同様に、光センサ17bと光センサ17cの間に、光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19が配置され、光センサ18が2本隣接して配置されるとともに、全方位画像センサ付光センサ19の両側に光センサ18が配置されて、各センサが一列に並べられる。
As shown in FIG. 1, the
図7において、光センサ監視システム120は、光センサ18と、全方位画像センサ170と、侵入検知センサ210と、昼夜センサ200とから構成される。昼夜センサ200は、受光器が内蔵されていて、受光器で受光した光量に基いて昼間と夜間とを識別する。昼夜センサ200で識別された昼夜の識別結果は、光センサ18に出力される。光センサ18は、受光器160の受光量Pを侵入検知センサ210に出力する。侵入検知センサ210は、受光器160から出力された受光量Pが所定量以下であった場合に、侵入者が存在することを検知したことを示す信号を出力する。
In FIG. 7, the optical
また、全方位画像センサ170から出力された画像は、侵入検知センサ210に出力される。侵入検知センサ210は、全方位画像センサ170の出力画像に変化があった場合に、その変化のあった方位を検出する。この際、全方位画像センサ付光センサ19で取得された画像中で、画像の変化のあった方位に存在する光センサ18から、侵入者の存在を検知したことを示す信号が出力されていた場合に、侵入検知センサ210は侵入者が存在すると判断して、侵入者が存在することを示す信号を出力する。この出力信号は、統合管理システム70の情報処理装置820に出力される。これによって、侵入者の概ねの存在位置(光センサ18を通過した場所)が判明する。また、全方位画像センサ付光センサ19の取得画像の状態変化に基いて、侵入者の移動方向を判別することもできる。
The image output from the
なお、この例では昼夜センサ200の検出結果に応じて、光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19を昇降動作させる点について記載したが、所定の時刻になったら光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19を昇降動作させるものであれば、他の構成を用いても良い。
In this example, the point that the
例えば、タイマーを設置して、所定の時刻である上昇時刻T1になったら光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19を上昇させ、所定の時刻である下降時刻T2(下降時間T2<上昇時間T1)になったら、光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19を下降させるものであったも良い。
また、上昇時刻T1や下降時刻T2は、必ずしも夜間や昼間である必要はなく、監視を行う必要のある必要時に上昇して、監視を行う必要がない不要時に下降するような構成であっても良い。
For example, a timer is installed, and when the rising time T1, which is a predetermined time, is reached, the
Further, the rising time T1 and the falling time T2 do not necessarily have to be at night or during the day, but may rise when necessary to perform monitoring and descend when not necessary to perform monitoring. good.
あるいは、表示システム90のディスプレイ画面を監視する監視員が、光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19の操作ボタンを押下する操作を行うことによって、光センサ18および全方位画像センサ付光センサ19を昇降動作させても良いことは言うまでもない。
また、上述したミリ波センサについても、光センサ18と同様にして、所定の時刻もしくは夜間になるのに応じて、センサが動作を開始するように設定することができる。
Alternatively, the monitoring person who monitors the display screen of the
In addition, the above-described millimeter wave sensor can be set so that the sensor starts to operate at a predetermined time or at night, similarly to the
図8は、光センサ18の構造を示す概略図であり、図8(a)は光センサ18が地面下に降下した状態、図8(b)は光センサ18が地上に上昇した状態を示す。光センサ18は、棒状部材180と、棒状部材180を昇降させる油圧シリンダ220と、油圧シリンダ220に油圧力を供給する油圧システム230と、昼夜センサ200とで構成される。昼夜センサ200は夜間であることを検出すると、油圧システム230に電気信号を供給して、油圧システム230を駆動させる。例えば、油圧システム230は、内蔵する油圧ポンプを回転させて、油圧シリンダ220に油圧力を供給する。これに伴なって、油圧シリンダ220はシリンダ内のピストンが油圧力を受けて棒状部材180を上昇させ、投光器150(受光器160)が地上に露出する。他方、昼夜センサ200は昼間であることを検出すると、油圧システム230に電気信号を供給して、油圧システム230を駆動させる。例えば、内蔵するバルブを開いて油圧シリンダ220から油圧タンクに油が流出するように調整し、油圧力を下げる。これに伴なって、油圧シリンダ220は棒状部材180を下降させ、投光器150(受光器160)が地面下に下がる。
8A and 8B are schematic views showing the structure of the
光センサ監視システム120は、昼間存在しなかった侵入者検知用の光センサ18、20(投光器150、受光器160)、全方位画像センサ19が夜間に露出するため、トラップセンサとして機能する。例えば、昼間に埠頭内の状況を把握していた侵入者であっても、夜間に埠頭内に侵入した際にセンサの存在に気づく可能性を低減することができるので、侵入者の検知のために十分な効果を発揮する。また、埠頭の根元部に光センサ監視システム120を、複数本列を成して配置することによって、当該センサをあたかも電子的な門柱のように利用することができる。
The optical
なお、倉庫の周辺やコンテナの周囲を囲むように光センサ20を配置し、倉庫やコンテナに特定の物資(例えば、貴重価値の高い物品や、危険性の高い物品など)が搬入され、監視を強化する場合(あるいは監視を強化すべき期間)などのみ、当該光センサを上昇させることによって、監視対象の有無や、監視目的に合わせた特別な監視を行うことができる。
In addition, the
図9は、この実施の形態1による水域監視システム60の構成図である。図において、ビームセンサ400は、埠頭内に侵入する船舶を検出したときに、検知センサ710に検出結果を出力する。検知センサ710は、ビームセンサ400の検出結果に基いて雲台700を駆動する。これによって、監視カメラ26が左右方向方位角(パン)および上下方向方位角(チルト)を変化させて回転動作し、監視カメラ26の視線方向がビームセンサ400の配置された位置に向けられる。同時に、監視カメラ26はビームセンサ400の位置する方向で船舶が画面一杯に撮影できるようにズーミングする。監視カメラ26の画像は統合管理システム70に出力される。同時に、表示システム90に対しても、船舶が侵入したので、警戒を強める旨の表示を行う。例えば“船舶がXX時XX分に、埠頭1aと埠頭1bの間に進入したので、注意されたし”のように表示する。
FIG. 9 is a configuration diagram of the water
図10は、この実施の形態1によるビームセンサ400の構成を示す図である。埠頭1aには、投光器30aが設置され、埠頭1aから離間した対岸の埠頭1bには受光器30bが設置される。船舶210が投光器30aと受光器30bの間(監視線)を通過すると、受光器30bの受光量が減少し、これによって船舶210の通過を検出することができる。なお、ビームセンサ400は、上述したミリ波センサや光センサと同様に、夜間もしくは所定時刻になってから動作を開始するものである。
FIG. 10 is a diagram showing a configuration of the
図11は、入退出管理システムの構成を示す図である。図において、入口ゲート501および出口ゲート550は、入退出門5a、5bに設置されている。以下の説明では、入退出門5aを例にとって説明する。
FIG. 11 is a diagram showing the configuration of the entry / exit management system. In the figure, an entrance gate 501 and an exit gate 550 are installed at entrance /
入口ゲート501は、人の背丈程度の高さ(1m〜1.5m)において、支柱510の上部にICカードリーダ520が設置されている。ICカードリーダ520の下部には、進入許可表示部530が設けられている。入退出門5には、入退場する通行者220が通過できるように構成された2本の出入口通路540、541が設けられている。この出入口通路の一方(出入口通路540)は、隣接して設置された2本の入口ゲート501a、501bの間を通過するように設けられ、他方(出入口通路541)は、入口ゲート501bと、入口ゲート501bに隣接して立設された支柱515との間を通過するように設けられている。
In the entrance gate 501, an
出入口通路540、541の退出側には、出口ゲート550a、550bと支柱515が立設されている。出口ゲート550aおよび550bは、入口ゲート501a、501bと同様に、ICカードリーダ520と、進入許可表示部530が設けられて構成される。出口ゲート550側には、入出側(入口側)から進入する通行者220を撮影するように、進入者検出カメラ560が設置されている。入口ゲート501a、501bに進入する通行者220は、ICカードリーダ520に対して所持するICカード580を近接させることによって、通行の許可不許可が判断される。出口ゲート550a、550bに進入する通行者220も、同様にして通行の許可不許可が判断される。
On the exit side of the entrance /
出入口通路540、541には、赤外線センサ570が設けられている。赤外線センサ570は、出入口通路540、541を横断する赤外光ビームを出力しており、通路の通行によって、当該赤外光ビームが遮蔽されたか否かを検知することによって、通行者の通過有無を検出することができる。
An
図12は、入退出管理システムの構成を示すブロック図である。図において、ICカードリーダ520は、ICカード580との無線通信によって取得した読取情報を、統合管理システム70へ送信する。統合管理システム70では、内部に設けられたデータベース830(図15で後述する)に、通行を許可された通行者のICカード580の情報(ICカード情報)が格納されている。この通行を許可された通行者は、例えば港湾施設内の労働者や、港湾の施設への立入を許可された業者などが、事前に利用申請を行うことによって、利用が許可される。また、港湾施設内の見学者や施設内への臨時の立入が必要となったビジターなどの一時利用者については、一時利用を申請することによって一時利用可能なICカード580が発行される。なお、ICカード580の利用申請時には、ICカード利用者の顔写真も撮影され、この顔写真の情報はデータベース830に登録されている。
FIG. 12 is a block diagram showing the configuration of the entry / exit management system. In the figure, an
統合管理システム70に送信されたICカード580の読取情報は、統合管理システム70の情報処理装置820(図15で後述する)に伝送されて一致比較が実施される。情報処理装置820では、統合管理システム70のデータベース830に格納されたICカード情報との一致を比較し、通行を許可された通行者であるか否かが判断される。判断の結果、通行不許可であれば、進入許可表示部530に、進入不許可を示す×印が点灯される。また、通行許可であれば、進入許可表示部530に、進入許可を示す○印が点灯される。
The read information of the
赤外線センサ570は、側方を通過する通行者220の存在を検知し、検知結果を統合管理システム70に送出する。統合管理システム70は、ICカードリーダ520によるICカード580の読取時に、通行者220が通行を許可された通行者であるか否かによって、通行者220が不正進入であるか否かの判断を実施する。判断の結果、ICカードリーダ520によるICカード580の読取時に、通行者220が通行を許可された通行者である場合には、正常な通行者であると判断する。また、ICカードリーダ520によるICカード580の読取時に、通行者220が通行を許可された通行者でない場合には、統合管理システム70の情報処理装置820は、通行者220が不正な通行者であると判断して、内部に有する警報器から警告音を発したり、警告灯を点滅させたりする。同時に、統合管理システム7は、表示システム90に対しても、不正な通行者が出入口に侵入した旨の表示を行う。例えば“不正通行者がXX時XX分に、1番入口ゲートを進入した”のように表示する。
The
進入者検出カメラ560は、通行者220が赤外線センサ570を通過したときに、通行者220の顔を撮影する。この際、統合管理システム70の情報処理装置820は、進入者検出カメラ560からの撮影画像と、ICカード580のICカード情報としてデータベース830に登録された通行者の顔写真との、一致比較を実施し、比較の結果一致した場合は正常な通行者であると判断する。また、一致比較の結果不一致であれば、通行者220が不正な通行者であると判断して、入退出門5に隣接した管理室内の表示ディスプレイ(図示せず)に、異常がある旨を表示し、セキュリティ管理者に不正通行者が通過したことを通報する。同時に、統合管理システム7は、表示システム90に対しても、不正な通行者が出入口に侵入した旨の表示を行う。例えば“不正通行者がXX時XX分に、1番入口ゲートを進入した可能性有”のように表示する。
The
また、港湾施設は、入退出門の出入時間が規定されており、所定の開門時間(例えば午前中の8時)に開門し、所定の閉門時間(例えば午後の5時)に閉門するように設定されている。これを利用して、統合管理システム70の情報処理装置820は、入口ゲート501aまたは501bに正常に進入した通行者が、所定の閉門時間内に出口ゲート550aまたは550bから退出したか否かを測定する。入口ゲート501a、501bを通過した通行者が、所定の閉門時間までの間に、出口ゲート550a、550bから退出していない場合、当該通行者は不正に滞在していると判断する。不正に滞在している通行者が検出された場合、統合管理システム70の情報処理装置820は、表示システム90へ不正滞在者が存在している旨の警告表示を行う。また、統合管理システム70は、内部のデータベース830に格納されたICカード利用者の顔写真の情報を、表示システム90へ表示する。
In addition, the entrance and exit times of the port facilities are regulated, so that the gate facility opens at a predetermined opening time (for example, 8:00 in the morning) and closes at a predetermined closing time (for example, at 5 pm). Is set. By using this, the
図13は、この発明の実施の形態1による表示システム90の表示例を示す図である。この表示例は、表示システム90を構成するディスプレイ画面に表示される。図において、画面901は港湾施設内の平面図を模式的に示した表示画像であり、画面902は特定した監視カメラの撮影画像を示す。丸数字1、2、3は検出された侵入者を表示する図、三角数字1、2、3は埠頭内に配備された警備員を示す図、四角数字1は埠頭内に進入した船舶を示す図である。図中の右下の画面902は、侵入者を検出した監視カメラ(8、9、10)または全方位画像センサ170の画像を示している。また、図中の矢印910、911、912は、監視カメラ(8、9、10)で追跡した侵入者の侵入経路を示す。また、図中の黒丸印は、港湾施設内に配置された各センサの所在を示している。
FIG. 13 is a diagram showing a display example of the
表示システム90の表示画像901において、丸数字、三角数字、四角数字の表示情報は、統合管理システム70の情報処理装置820から送信されてくるものである。また、同表示画像において、矢印910、911、912は統合管理システム70の情報処理装置820から送信されてくるものであり、監視カメラ(8、9、10)による侵入者の画像追尾情報に基いて生成された、侵入者の移動経路の軌跡を示すものである。また、表示システム90の表示画像901中における、警備員の位置情報は、警備員の常備する携帯端末950から送信された位置情報に基いて、統合管理システム70の情報処理装置820から生成されたものである。表示システム90は、これら統合管理システム70で生成された侵入者の移動経路の軌跡情報、警備員の位置情報を、ディスプレイ中の表示画像901内に表示する。また、表示システム90の表示画像902は、監視カメラ(8、9、10)または全方位画像センサ170で撮影され、統合管理システム70を介して伝送された撮影画像を示している。
In the
このように、表示システム90は侵入者を検出した位置のみならず、警備員の配備状況も同時に表示することが出来る。これによって、表示システム90のディスプレイ画面を監視する監視員が、侵入者が検出された位置から一番近い位置にいる警備員の位置を把握することができる。かくして、例えば、監視員が統合管理システム70の無線通信装置840を用いて携帯端末950の無線機901との通信を行い、侵入者が検出された位置から一番近い位置にいる警備員に対して、侵入者の発生位置を通報することができる。なお、図の例では、監視カメラの画像として一部しか表示していないが、複数画面を使って表示してもいいことはいうまでもない。
As described above, the
図14は、警備員の常備する携帯端末950の構成を示す図である。図に示すように、この携帯端末950は、統合管理システム70に設けられた無線通信装置840との無線通信を行うための無線機901と、携帯端末の存在位置(自己位置)を示すGPS受信機902と、GPS受信機902で測位された位置や、侵入者の存在位置を示す表示部903とを備えている。
FIG. 14 is a diagram illustrating a configuration of a mobile terminal 950 that is always provided by a security guard. As shown in the figure, this portable terminal 950 includes a
統合管理システム70は無線通信装置840を介して、監視カメラ(8、9、10)で撮影した侵入者の画像を、携帯端末に配信する。また、同時に、検出された侵入者の位置を、表示部903に伝送する。この際、GPS受信機902で測位された自己位置も表示部903に表示されている。これによって、警備員は自分がどこに向かえば、一番至近位置にいる侵入者のところへ急行することができるのかを知ることができる。また、GPS受信機902で測位された自己位置は、無線機901を通じて統合管理システム70の無線通信装置840に送信される。統合管理システム70では、この送信された自己位置情報を表示システム90に伝送する。なお、統合管理システム70の無線通信装置840は、表示システム90の近くに設置されることは言うまでもない。
The
統合管理システム70は、無線通信装置840を介して携帯端末950の無線機901へ画像情報を伝送することも出来る。例えば、監視カメラ8、9、10で撮影された侵入者の撮影画像は、統合管理システム70を介して携帯端末950へ配信される。これによって、携帯端末950は、表示部903の画面内にこの侵入者の撮影画像を伝送することができる。
The
図15は、統合管理システム70のシステム構成を示す図である。図において、統合管理システム70は、入力手段810、情報処理装置820、データベース830、無線通信装置840で構成される。
FIG. 15 is a diagram showing a system configuration of the
各センサシステム(監視カメラシステム40、侵入監視システム50、水域監視システム60)で取得された侵入者の画像は、上述したように情報処理装置820に伝送される。情報処理装置820では、この伝送された侵入者の画像情報を、データベース830に、侵入者の検出時間とともに蓄積する。なお、これら検出時間は、各センサシステムにおける侵入者の検出に応じて内部に有する時計を用いて時刻が計測され、この時刻の計測データが情報処理装置820に伝送される。
The image of the intruder acquired by each sensor system (the
また、各センサシステムで測定された侵入者の画像追跡情報は情報処理装置820に伝送されて、情報処理装置820は上述したように、侵入者の移動軌跡情報を演算処理によって求める。また、情報処理装置820は、データベース830に格納されたICカード情報と、入退出管理システム80から伝送されたICカード情報との一致比較を実施する。 データベース830には、上述したように通行を許可された通行者のICカード情報が格納されている。また、ICカード情報には、顔写真の情報も合わせて登録されている。
In addition, the image tracking information of the intruder measured by each sensor system is transmitted to the
無線通信装置840は、警備員の所持する携帯端末950との間で無線通信を行う。これによって、警備員の携帯端末950から伝送される、警備員の自己位置情報を取得する。 なお、情報処理装置820の説明については、上述した各センサシステム(監視カメラシステム40、侵入監視システム50、水域監視システム60)、および携帯端末950の説明において既に述べたとおりであるので、ここでは詳細の説明は割愛する。
The
次に、図16を用いて、この実施の形態1による監視システムの監視動作フローの概略を説明する。図において、夜間や所定時刻になった場合に、各センサシステム40、50、60が動作を開始する(ステップS100)。
Next, the outline of the monitoring operation flow of the monitoring system according to the first embodiment will be described with reference to FIG. In the figure, each
まず、ステップS101において、ビームセンサ400で埠頭間を通航する船舶を検出する。ここで、船舶の検出が有った場合は、ステップS102において、監視カメラ26を広角にし、その視線をビームセンサ400の監視線方向に向ける。この画像に状態変化があった場合に、状態変化の検出された位置をズームアップし、船舶のズーム画像を取得する。ステップS103で、このズーム画像を表示システム90へ表示する。さらに、ステップS104で、船舶が埠頭間に進入したので、警戒を強める旨を、表示システム90で表示する。
First, in step S101, the
また、ステップS111において、ミリ波センサ監視システム110で、侵入者を検出する。侵入者が検出された場合、ステップS112において、監視カメラ8、9の視線を、ミリ波センサで侵入者が検出された位置に向け、侵入者のズーム画像を得る。さらに、ステップS113において、画像の取得された侵入者の画像追跡を実行し、侵入者の移動軌跡を表示システム90で表示する。
In step S111, the millimeter wave
また、ステップS121において、光センサ18で侵入者を検出する。ステップS122において、全方位画像センサ170により、侵入者の存在領域を特定する。ステップS123において、監視カメラ10によって侵入者の存在領域をズームアップし、侵入者を画像内に捉えて、画像追跡を実行する。取得された画像と、侵入者の移動軌跡を表示システム90で表示する。
In step S121, the
さらにまた、ステップS131において、入退出管理システムで通行者の入退出を監視し、通行者の異常の有無を検出する。異常の有った場合、ステップS132において、通行者が通行を許可されていない侵入者が通行していると判断して、表示システム90で通行者(侵入者)の画像を表示する。
Furthermore, in step S131, the entrance / exit management system monitors the entrance / exit of the passerby and detects the presence / absence of the passerby's abnormality. If there is an abnormality, it is determined in step S132 that an intruder that the passer is not allowed to pass is passing, and an image of the passer (intruder) is displayed on the
次に、ステップS140において、警備員の携帯端末950へ、侵入者の画像情報を配信し、携帯端末950の表示画面に、侵入者の画像を表示する。 Next, in step S <b> 140, the intruder image information is distributed to the security guard portable terminal 950, and the intruder image is displayed on the display screen of the portable terminal 950.
この実施の形態1では以上のように構成されているので、埠頭の岸壁に沿って送信ビームが放射されるようにミリ波センサを配置し、ミリ波センサの送信ビームが視野内を通過するように、視線を旋回可能に支持された撮像装置を設けることにより、埠頭の岸壁をよじ登って埠頭内に侵入する人体もしくは物体を確実に検出することができるとともに、センサ数を減らして、より低価格に監視システムを実現することができる。 Since the first embodiment is configured as described above, the millimeter wave sensor is arranged so that the transmission beam is radiated along the wharf of the wharf so that the transmission beam of the millimeter wave sensor passes through the field of view. In addition, by providing an imaging device supported so that the line of sight can be swiveled, it is possible to reliably detect a human body or an object that climbs the wharf of the wharf and enters the wharf, and reduces the number of sensors, thereby reducing the price. A monitoring system can be realized.
また、光センサ18、20、全方位画像センサ19を設けることによって、特定時間において特定の領域(埠頭と陸地との接続部分や遮蔽物の周辺)を監視することができ、侵入者を確実に検出することができるようになる。また、倉庫やコンテナなどの遮蔽物の周辺を監視することができるので、監視の死角をなくすとともに、昼間はセンサ周囲で作業する作業者や荷物の運搬の邪魔にならず、夜間は侵入者を監視できるトラップセンサとして機能させることができる。
In addition, by providing the
また、ビームセンサ400を用いて、海から埠頭に侵入する船舶を監視することができるので、船舶の侵入を検出した場合に、埠頭内の監視体制を強化するために警備員の数を補填したり、特定の埠頭に警備員の数を増強したりすることができるので、より確実な侵入者監視を行うことができる。
In addition, since it is possible to monitor the ship entering the pier from the sea using the
また、フェンスで囲まれた港湾施設内の、限られた出入口に入退出管理システム80を設置し、港湾施設内に出入する通行者をID管理することにより、ID管理されていない不正侵入者や、入出したものの退出していない不正滞在者を特別に監視することできる。これによって、より効果的な監視を実現することができる。さらに、昼間の不正侵入者の入退出を、効率的に監視することができる。
In addition, by installing an entrance /
例えば、船舶に潜んで密航し昼間に港湾施設内に侵入した密航者が、入退出管理システム80の設置された出入口から退出しようとするところを検知することができる。なお、この際、夜間に港湾施設内に侵入した侵入者については、侵入監視システム50(特に光センサ18)によって夜間に埠頭内から出入口に向かって移動しているところを検出すれば良い。
For example, it is possible to detect where a stowaway person who has storked in a ship and invaded the port facility during the day is about to leave the entrance / exit where the entrance /
さらにまた、監視システムで検出された侵入者の所在や、侵入者の画像情報を、警備員の携帯端末を通じて伝達することによって、侵入者の情報を早く確実に警備員へ伝達することができる。 Furthermore, by transmitting the location of the intruder detected by the monitoring system and the image information of the intruder through the guard's mobile terminal, the information on the intruder can be quickly and reliably transmitted to the guard.
1a、1b 埠頭、2 陸地、4 フェンス、5a、5b 入退出門、8、9 監視カメラ、10 監視カメラ、15、16 ミリ波センサ、18 光センサ、19 全方位画像センサ付光センサ、40 監視カメラシステム、50 侵入監視センサシステム、70 統合管理システム、80 入退出管理システム、90 表示システム、110 ミリ波センサ監視システム、120 光センサ監視システム、610 侵入検知センサ、170 全方位画像センサ、400 ビームセンサ。 1a, 1b Wharf, 2 Lands, 4 Fences, 5a, 5b Entrance / exit gates, 8, 9 Surveillance cameras, 10 Surveillance cameras, 15, 16 Millimeter wave sensors, 18 Optical sensors, 19 Optical sensors with omnidirectional image sensors, 40 Surveillance Camera system, 50 Intrusion monitoring sensor system, 70 Integrated management system, 80 Entrance / exit management system, 90 Display system, 110 Millimeter wave sensor monitoring system, 120 Optical sensor monitoring system, 610 Intrusion detection sensor, 170 Omni-directional image sensor, 400 beam Sensor.
Claims (12)
上記距離センサの送信ビームが視野内を通過するように、視線を旋回可能に支持された撮像装置と、
上記距離センサで検出された人体もしくは物体までの距離に基いて、当該人体もしくは物体の存在方向に視線が向くように、上記撮像装置を旋回動作させる制御装置と、
を備えた監視システム。 A distance sensor arranged so that a transmission beam is radiated along the wharf of the wharf, and detecting a distance based on a reflected wave reflected by a human body or an object;
An imaging device supported so as to be able to swivel the line of sight so that the transmission beam of the distance sensor passes through the field of view;
Based on the distance to the human body or object detected by the distance sensor, a control device that turns the imaging device so that the line of sight is directed in the direction of presence of the human body or object,
Monitoring system with.
上記ミリ波センサの送信ビームが視野内を通過するように、視線を旋回可能に支持された撮像装置と、
上記ミリ波センサで検出された人体もしくは物体の存在方向に視線が向くように、上記撮像装置を旋回動作させる制御装置と、
を備えた監視システム。 A millimeter wave sensor arranged to radiate a transmission beam along the wharf of the wharf and detecting a reflected wave reflected by a human body or an object;
An imaging device supported so as to be able to swivel the line of sight so that the transmission beam of the millimeter wave sensor passes through the field of view;
A control device for turning the imaging device so that the line of sight is directed in the direction of presence of the human body or object detected by the millimeter wave sensor;
Monitoring system with.
上記制御装置は、上記計測された距離情報に対応する位置を視野内に有するように、上記撮像装置を旋回動作させることを特徴とする請求項2記載の監視システム。 The millimeter wave sensor measures the distance information of the detected human body or object,
The monitoring system according to claim 2, wherein the control device turns the imaging device so as to have a position corresponding to the measured distance information in a visual field.
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