JP2005034114A - 人工砂礫 - Google Patents
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Abstract
【課題】近年の植栽用土に求められる軽質化及び経年安定性に優れ且つ、保水性及び透水性を選択できる人工砂礫を提供すること。
【解決手段】乾燥したポリエチレン又は及びポリプロピレン等の高分子からなるプラスチックと乾燥した無機質成分として自然の砂等の粒を混合し、プラスチックが分解しない条件の中でプラスチックを溶融し、均等に分散させた砂粒の表面の一部、又は全部を溶融したプラスチックで被覆する。この溶融混合物を、例えば押し出し機能を持つ設備によって、例えば冷却設備の中に押し出して固化する。その後マルチング用の塊状や、砂の粒度に合わせるための、例えば破砕、粒調設備を経て製品の形状に仕上げる。
【選択図】なし
【解決手段】乾燥したポリエチレン又は及びポリプロピレン等の高分子からなるプラスチックと乾燥した無機質成分として自然の砂等の粒を混合し、プラスチックが分解しない条件の中でプラスチックを溶融し、均等に分散させた砂粒の表面の一部、又は全部を溶融したプラスチックで被覆する。この溶融混合物を、例えば押し出し機能を持つ設備によって、例えば冷却設備の中に押し出して固化する。その後マルチング用の塊状や、砂の粒度に合わせるための、例えば破砕、粒調設備を経て製品の形状に仕上げる。
【選択図】なし
Description
[発明の属する技術分野]
熱可塑性の高分子がらなるプラスチックを溶融状態において自然の砂礫等の鉱物質と混練し得られる粒子状又は塊状の固体であって表面をプラスチックによって被覆することで、改質した砂礫である。
[従来の技術]
[従来の技術]
人工的に作られる砂礫は、セメント等の石灰系の鉱物質と鉱物質の汚泥を混合固化した後、砂礫状に破砕処理し得られたもの、あるいは泥状物を脱水乾燥後高温で焼成又は燒結する方法でえられる鉱物質から製せられるものなど、あるいは多孔質の砂礫を得るために素材を火山性のシラスを主体とするするものにソーダ灰などの低温で溶融する成分を混合して焼成し無機性の多孔質塊状物から製されるものなどがある。
[発明が解決しょうとする課題]
[発明が解決しょうとする課題]
従来の技術による人工砂礫では、素材の成分に基づく性質が発現するので園芸用土、屋上緑化用土、マルチング資材としての適用に制約があった。自然の砂礫を核としてその表面の一部又は全部をプラスチックで被覆することによって、砂礫のもつ性質を調整することができる。更には、目的に適した性質の砂礫を選ぶことによって、透水性や保水性更には砂礫の比重などを調整し、用途に適した人工砂礫を製することができる。
[課題を解決するための手段]
[課題を解決するための手段]
乾燥したポリエチレン又は及びポリプロピレン等の高分子からなるプラスチックと乾燥した無機質成分として自然の砂粒等を混合し、プラスチックが分解しない条件の中でプラスチックを溶融し混合している砂粒を均等に分散させる。溶融混合物を押し出し機能を持つ設備によって、冷却設備の中に押し出し、塊状のマルチング用や砂の用途に適した粒度に調整する設備を経て製品の形状に仕上げる。
[発明の実施の形態]
[発明の実施の形態]
以上にのべた発明の実施の形態について説明する。発明の人工砂礫の核として使用する自然砂等の粒子は、プラスチック溶融物との混練において水蒸気を発生しないように十分に乾燥していることが必要である。自然砂等の粒子は摩耗損失の少ない建設骨材に相当する品質であり微粒子の少ない細粒である。プラスチック溶融物が砂粒の表面を被覆し安定な形状を保持する粒子の大きさは人工砂の製造にとって主要な条件の一つである。砂粒子の表面を被覆するためのプラスチック成分は容易に溶融できる素材が好ましく例えばポリエチレン又は及びポリプロピレンなどの高分子が適している。砂粒子を均一に混合したプラスチック溶融物を得るためには、プラスチックが溶融する以前に砂粒子と均一に混合していることが好ましく、溶融したプラスチックに砂粒子を均一に混練することは困難である。
砂粒子と混練するプラスチック原料は砂粒子への被覆を完成するためには水分のない乾燥したものである。そしてその大きさが150mm以下、好ましくは50mmから20mmに整えられたフィルム状のものが適している。粒子状の例えばペレットをプラスチックの原料とする場合は砂粒子との均一な混合が難しくなる。人工砂礫の核となる自然砂等の粒は細粒が好ましく、その大きさは5mm以下であり、微粉を除いた0.2mmから3mmの範囲の粒度のものが適している。
砂粒子の表面の一部、又は全部をプラスチックで被覆する場合は砂粒の量に対しプラスチックを重量比で0.2から1.0の混合が好ましい。プラスチックは溶融、混練の過程で熱分解のない方法であること。熱分解の発生はプラスチックの被覆効果を逸失し、発明の人工砂礫を製することはない。
[発明の効果]
[発明の効果]
園芸用の軽量植土や屋上緑化に適する軽質で経年変化の少ない形状の安定性を求められる砂及びマルチング材であって、材料の土質を植栽に適した品質に調整された人工砂礫を提供できる。更には被覆材であるプラスチックや鉱物質の核をイオン交換等の機能を有する成分とすることで土壌改質材としての土壌資源を提供できること。更にはプラスチック成分を調製することでバイオレメディエーションの資源を固定した機能材として提供できること。等、本発明に基づく人工砂礫の提供が生活環境の創成に資する効果は大きい。
Claims (2)
- 自然の砂等の鉱物質の粒の表面の一部又は全部をポリエチレン又は及びポリプロピレン等の高分子であるプラスチックの溶融物で被覆したもので構成される人工砂である。
- ポリエチレン又は及びポリプロピレン等の高分子であるプラスチックを溶融状態で自然の砂礫等の鉱物質と混練して製する塊状物であって、プラスチック成分が鉱物質を被覆していることを特徴とする人工砂礫である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003294727A JP2005034114A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 人工砂礫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003294727A JP2005034114A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 人工砂礫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005034114A true JP2005034114A (ja) | 2005-02-10 |
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ID=34213510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003294727A Pending JP2005034114A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 人工砂礫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005034114A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102550342A (zh) * | 2010-12-29 | 2012-07-11 | 宁夏大学 | 一种替代干旱地区压砂地的专用压板及其使用方法 |
KR20160019505A (ko) * | 2013-07-19 | 2016-02-19 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 링형 동기 네트워크 시스템 및 타임 슬레이브국 |
JP2020060013A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 東亜道路工業株式会社 | 芝床用土及び土壌 |
-
2003
- 2003-07-14 JP JP2003294727A patent/JP2005034114A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101717407B1 (ko) | 2013-07-19 | 2017-03-16 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 링형 동기 네트워크 시스템 및 타임 슬레이브국 |
JP2020060013A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 東亜道路工業株式会社 | 芝床用土及び土壌 |
JP7283839B2 (ja) | 2018-10-09 | 2023-05-30 | 東亜道路工業株式会社 | 芝床用土及び土壌 |
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